JP5341062B2 - データ・ストレージ・システムによって処理されたデータを識別するための方法及びシステム - Google Patents

データ・ストレージ・システムによって処理されたデータを識別するための方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明はデータ・ストレージ・システムに関し、より具体的には、所有アプリケーション(owning application)の書き込みI/Oに従って、ホストから提供されるデータをデータ・ストレージに書き込むように構成されたデータ・ストレージ・システムに関する。
データ・ストレージ・システムは、ホストからのデータの信頼性の高い格納を提供するこの信頼性によって、データはホストから削除できる。データ・ストレージの信頼性は、典型的には、一次ストレージと二次ストレージにおいてデータを複製することによって強化される。例えば、IBM(登録商標)DS8000は、米国特許第5734818号で検討されているような非同期データ複製機能をサポートしており、これは、一次データ・ストレージと二次データ・ストレージの両方に対してデータを提供するのに必要とされるデータ転送を含む。既知の時点のデータから以降、I/O整合性を有するデータを効果的に再現するために、データ転送をジャーナリングすることができる。幾つか又は全てのデータをバックアップ・バージョンによりカバーされた時間のうちのいずれかの時点まで復旧する能力を提供するために、ジャーナルをバックアップすることができる。
顧客にとっては、データ破損イベントの法廷証拠的(forensic)分析を実行すること、又はどのアプリケーションがどのデータをいつ更新したかについてのセキュリティ監査を実行することが、望ましい。
米国特許第5734818号明細書
この発明の目的は、例えばデータ破損イベントの法廷証拠的分析を実行するため又はセキュリティ監査等を実行するために使用することができる、ジャーナリングされた情報を提供するための方法及びコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明にかかる方法及びコンピュータ・プログラムは、例えばデータ破損イベントの法廷証拠的分析を実行するため又はセキュリティ監査等を実行するために使用することができる、ジャーナリングされた情報を提供する。データ・ストレージ・システムは、一次及び/又は二次データ・ストレージとして配置される1つ又は複数のデータ・ストレージ制御システム及びデバイスを含むことができる。
1つの実施形態においては、データ・ストレージ・システムは、所有アプリケーションの書き込みI/Oに従ってホストから供給されるデータをデータ・ストレージに書き込むように構成されており、所有アプリケーションの書き込みI/Oに従って供給されたデータの処理を指示するように構成され、書き込みI/Oを記述するためのサービス作業負荷識別子を提供するように構成された、作業負荷マネジャを含み、データについてのレコード・セット情報にサービス作業負荷識別子を追加するように構成された少なくとも1つのストレージ・サブシステムを含み、サービス作業負荷識別子を含むレコード・セット情報からの情報をジャーナル内に格納するように構成されたジャーナル管理システムを含む。
別の実施形態では、ストレージ・サブシステムは、リード・レコード・セット・プレフィックス内にサービス作業負荷識別子を追加するように構成され、ジャーナル管理システムは、リード・レコード・セット・プレフィックスからの情報をジャーナルに提供するように構成される。
さらなる実施形態では、作業負荷マネジャは、リード・レコード・セット・プレフィックスに対してサービス作業負荷識別子を提供する定義範囲CCWに対して、サービス作業負荷識別子を提供するように構成される。
別の実施形態では、作業負荷マネジャは、リード・レコード・セット・プレフィックスに対してサービス作業負荷識別子を提供するプレフィックスCCWに対して、サービス作業負荷識別子を提供するように構成される。
別の実施形態では、サービス作業負荷識別子は、ホストによって所有アプリケーションに対して定義されたサービス・クラスを含む。
さらなる実施形態では、サービス・クラスはI/O優先順位情報を含み、作業負荷マネジャは、サービス・クラスのI/O優先順位情報を選択するように構成される。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照して、以下説明するが、これは例示であり限定的なものではない。
本発明を実施することができる、データ・ストレージ・システム及びホスト・システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態によるサービス作業負荷識別子を有する、リード・レコード・セットのプレフィックス・ヘッダを示す、データ・フォーマット図である。 本発明の実施形態によるサービス作業負荷識別子を有する、リード・レコード・セットのフィールドを記述するデータ・フォーマット図である。 本発明を実施するためのデータ・ストレージ・システム及びホスト・システムの代替的な実施形態を示すブロック図である。 本発明を実施する機能を表すフロー・チャートである。
本発明は以下の説明において図面を参照して好ましい実施形態で説明され、同様の番号は同一又は類似の要素を表す。本発明は、本発明の目的を達成するための最良の形態に関して説明されるが、当業者には、これら教示を考慮して本発明の精神又は範囲から逸脱することなくバリエーションを達成することができることが認識されるであろう。
図1を参照すると、データ・ストレージ・システム10がホスト・システム12と共に図示される。典型的には、ホスト・システム12は、1つ又は複数のホスト・プロセッサを含むことができ、かつネットワークを含むことができ、データ・ストレージ・システム10により格納されるべきデータを生成するアプリケーション30を含む。データ・ストレージ・システムは、例えば、少なくとも1つのサブシステム制御部18を有するストレージ制御システム15と、例えばRAID(Redundant Array of Independent Disks)又はJBOD(Justa Bunch of Disks)の形態の、ディスク・ドライブのような、多数のドライブ・デバイス16とを含む。ストレージ制御システム15はまた、例えば自動データ・ストレージ・ライブラリの形態の、磁気テープ又は光ディスク17のような長期ストレージと通信することもできる。本発明に従って動作することができるストレージ制御システム15の例は、IBM(登録商標)DS8000を含む。
ストレージ・システム10は、格納のために供給されるデータの処理を指示するように構成された作業負荷マネジャ(WLM)20、20Aを組み込む。作業負荷マネジャ20、20Aは、ストレージ制御システム15内若しくはホスト・システム12内、又は両方に常駐することができる。ストレージ・システム10は、ストレージ・システムの動作中に使用されるデータ及び情報の中間的な格納のためのキャッシュ21を含む。キャッシュもまたディスク・ストレージを含むことができ、又はストレージ・サブシステム16の一部を含むこともできる。1つの実施形態において、作業負荷マネジャ20Aは、I/Oサブシステム(IOS)コンポーネント24と共に、ホスト・システム12のオペレーティング・システム(O/S)23のコンポーネントを含む。代替的な実施形態において、作業負荷マネジャ20は、I/Oサブシステム・コンポーネント44と共に、ストレージ制御システム15の少なくとも1つのプロセッサのオペレーティング・システム43のコンポーネントを含む。
作業負荷マネジャ20及びストレージ制御システムのサブシステム制御部18は、別々に又は一緒に、プログラム・コード及び任意の適切な論理、マイクロプロセッサ、及びプログラム・コードに応答するための関連付けられたメモリ及び/又はデータ・ストレージを含むことができ、関連付けられたメモリ及び/又はデータ・ストレージは、固定又は書き換え可能なメモリ又はデータ・ストレージ・デバイスを含むことができる。作業負荷マネジャ20は、ストレージ・システム10のプログラム・コード内のプログラム・コードを含むことができ、又はストレージ・システム10により使用されるアプリケーションを含むことができる。プログラム・コードは、例えばオペレータ・パネル22又はストレージ・システム10のドライブにおける例えば光ディスク又はフロッピ・ディスクからの入力により、又は、例えばドライブ・デバイス17における磁気テープ・カートリッジからの読み出しにより、又は、例えばホスト・システム12を経由してネットワークから、又は他の何らかの適切な手段により、データ・ストレージ・デバイス又はメモリから直接、ストレージ・システムに供給することができる。作業負荷マネジャ20は、ホスト・システム12、ストレージ制御システム15、又はデータ・ストレージ・システム10の中のいずれかのポイントに物理的に位置していてもよく、又はデータ・ストレージ・システム全体にわたって分散していてもよい。
データ・ストレージ・システム10は一次サイト及び二次サイトを含むことができ、例えば、ホスト・システム12と共に、ストレージ制御システム15がドライブ・デバイス16と共に一次サイトを構成し、ストレージ制御システム25がサブシステム制御部28及びドライブ・デバイス26と共に二次サイトを構成する。従って、データ・ストレージ・システムは、特許文献1に記載されているように、データを非同期的に転送し、整合性グループを形成するためにストレージ・データ・ムーバ29を使用して、一次サイトにおいてデータ・ストレージを提供し、二次サイトにおいてデータをシャドウイングすることができる。
特許文献1では、一次サイトにおけるアプリケーション30がレコード・アップデートを生成し、例えば一次サイトから離れた二次サイトがレコード・アップデートをシャドウイングする。データ・ストレージ・システム10は、時間依存プロセスを同期させるためのシスプレックス・タイマを一次サイト内に含む。一次ストレージ制御システム15は、レコード・アップデートのための書き込みI/O動作に応答し、各々のレコード・アップデートに対して一次ストレージ・サブシステム16への書き込みI/Oを実行し、この書き込みI/O動作はシスプレックス・タイマに同期している。従って、一次ストレージ・サブシステム16は、書き込みI/O動作を受け取り、データを格納する。
一次サブシステム制御部18は、書き込みI/O動作が二次サイトにも格納されるボリュームに向けられていることを認識して、特定のストレージ情報を有するリード・レコード・セット(Read Record Set)プレフィックスを自身のキャッシュ21内に構築する。サブシステム制御部は、このようにして、各々のレコード・アップデートについてレコード・セット情報を収集し、レコード・セット情報の所定のグループに対してプレフィックス・ヘッダを付加する。プレフィックス・ヘッダ及びレコード・セット情報の所定のグループは、データ・アップデートを含む自己記述性レコード・セットを形成する。
レコード・セット情報は、とりわけ、レコード・アップデート・シーケンス番号及びレコード・アップデート時間を含む。プレフィックス・ヘッダは、とりわけ、動作タイム・スタンプ、時間間隔グループ番号、及びレコード読み取り時間を含む。
ストレージ・データ・ムーバ29は、サブシステム制御部18からRRSを読み出し、例えばキャッシュ21内に格納されたジャーナルに書き込まれる整合性グループ(consistency group)を形成する。整合性グループは、短期間の全I/Oである。ボリューム間及びストレージ制御システム間のデータ整合性を維持することが重要である。レコード・セットは通信リンク35を通じて二次ストレージ制御システム25に伝送され、二次ストレージ制御システム25は、各々の整合性グループからのレコード・アップデートを一次ストレージ制御システム15にレコード・アップデートが書き込まれたシーケンスと整合する順序で二次ストレージ制御システム25に書き込むために順序づける。
特許文献1の1つの実施形態において、ストレージ・データ・ムーバ29は、各々の自己記述性レコードに対して、プレフィックス・ヘッダを含めたジャーナル・レコードを作成する。ジャーナル・レコードを二次ストレージ制御システム25に伝送することができ、この情報は、整合性グループを形成するため、及びレコード・アップデートの二次ストレージ・サブシステム26への書き込みを制御するために使用される。
図1、図2、及び図3を参照すると、本発明の1つの実施形態では、データ・ストレージ・システム10は、所有アプリケーション30の書き込みI/Oに従って、ホスト12から供給されたデータをデータ・ストレージに書き込むように構成される。アプリケーションの例は、会計、給与支払、情報管理及びデータベース・アプリケーション等を含むことができる。データ・ストレージは、単一デバイス、複数のストレージ・デバイスを備えた単一サイト、複数のストレージ・システムを備えた単一サイト、図1に示されるような一次及び二次サイト、又は一次及び多重二次サイトを含むことができる。
本発明は、ジャーナリングされた情報を提供するためのデータ・ストレージ・システム、方法及びコンピュータ・プログラムを含み、この情報は、I/Oの所有アプリケーションが識別される、例えば、データ破損イベントの法廷証拠的分析を実行するために、又はセキュリティ監査等を実行するために使用することができる。
作業負荷マネジャ20は、所有アプリケーション30の書き込みI/Oに従って、データ・ストレージ・システムに対して供給されるデータの処理を指示するように構成される。作業負荷マネジャ20は、ストレージ制御システム15内、ホスト12内(20Aとして図示)、又は両方に常駐することができ、ここではデータ・ストレージ・システム10のコンポーネントを構成すると見なされる。ここでは、作業負荷マネジャ20への言及は、20Aについてもまた言及し、又は代替的に20Aについて言及するものである。ストレージ制御システム15は、ストレージ・デバイス16に対してデータを格納するように構成され、ストレージ制御システム25は、ストレージ・デバイス26に対してデータを格納するように構成される。本発明は、完全にソフトウェアである実施形態、完全にハードウェアである実施形態、又はハードウェア要素とソフトウェア要素の両方を含む実施形態の形態を取ることができる。好ましい実施形態において、本発明はソフトウェアとして実施することでき、これは、常駐ソフトウェア、ファームウェア、マイクロコード等を含むがそれらに限定されるものではない。さらに本発明は、コンピュータ又は何らかの命令実行システムによって又はそれらに接続して使用されるためのプログラム・コードを提供する、コンピュータで使用可能な又はコンピュータ可読の媒体からアクセス可能な、コンピュータ・プログラムの形態をとることができる。この説明の目的に関して、コンピュータ使用可能又はコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより、又はそれらに接続して使用されるためのプログラムを、含む、格納する、通信する、伝搬する、又は移送することができる、任意の装置とすることができる。
媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線、又は半導体システム(又は装置若しくはデバイス)又は伝搬媒体とすることができる。コンピュータ可読媒体の例は、半導体又は固体メモリ、磁気テープ、取り外し可能コンピュータ・ディスケット、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、硬質磁気ディスク及び光ディスクを含む。光ディスクの現在の例は、コンパクトディスク−読み出し専用メモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク−読み取り/書き込み(CD−R/W)及びDVDを含む。
プログラム・コードを格納する及び/又は実行するのに適したデータ処理システムは、システム・バスを介してメモリ要素に直接的又は間接的に連結された少なくとも1つのプロセッサを含むことになる。メモリ要素は、プログラム・コードの実際の実行中に使用されるローカル・メモリ、大容量記憶装置、及び実行中に大容量記憶装置からコードを取得しなければならない回数を減らすために少なくとも一部のプログラム・コードの一時記憶を提供するキャッシュ・メモリを含むことができる。データ処理システムが他のデータ処理システムと、又は介在する私設又は公衆ネットワークを通じて遠隔デバイスと連結できるようにするために、ネットワーク・アダプタをシステムに連結することができる。モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット・カードは、現在使用可能なネットワーク・アダプタのうちのごく少数の例である。
顧客は、ホスト12を介して、どのアプリケーション(作業負荷)30をどのサービス.クラスに割り当てるかを定める。サービス・クラス指定は、I/O優先順位を含み、又はそれから構成することができる。例えば、IBM(登録商標)zOSコンピュータ・オペレーティング・システムは、顧客に最初に各アプリケーションについてのサービス・クラスを定義させ、これが作業負荷マネジャ20によって作業負荷に割り当てられる。現在のところ、各々の管理システム上で使用可能なおよそ100個の固有のクラスが存在する。サービス・クラスで定義されるのは、そのサービス・クラスのための各々のI/O動作に与えられるI/O優先順位である。サービス・クラスは、作業負荷基準で、顧客が定義した作業負荷に対する相対的な業務優先順位を反映することができる。ここで、サービス・クラス若しくはI/O優先順位、又は同様の指定のいずれも「サービス作業負荷識別子(service workload identification)」と呼ばれる。
作業負荷マネジャ20は、I/Oチェーンがその代表であるサービス・クラスを介して作業負荷を追跡及び管理するインフラストラクチュアを含み、その結果として、作業負荷に対してI/O優先順位を提供するのと同様の方法で、書き込みチェーンに情報を提供する。その結果得られた作業情報のユニットは、I/Oが実行されるときに顧客がその作業負荷に対して予め定めたI/O優先順位がI/Oと共に送信されるように、オペレーティング・システム機能/ミドルウェアによって保存される。
作業負荷マネジャ20は、I/Oサブシステム24、44による使用のための、書き込みI/Oを記述するサービス作業負荷識別子を提供するように構成される。作業負荷マネジャは、データ・ストレージ・システムに向けられるべき作業のユニットを代表する全てのI/Oに対してサービス作業負荷識別子を提供するように構成される。
I/Oサブシステム24、44は、(他の情報と共に)作業負荷マネジャからのサービス作業負荷識別子にアクセスし、チャネル指令ワード(CCW)又は均等物によって、ストレージ・サブシステム制御部18に対してサービス作業負荷識別子を提供する。CCWの例は、定義範囲(define extent)CCW又はプレフィックスCCWである。例えば、作成された定義範囲CCWは、サービス作業負荷識別子を含む幾つかの追加情報を提供するよう修正され、書き込みI/Oチェーンに追加される。或いは、プレフィックスCCWが生成され、これはサービス作業負荷識別子を含み、書き込みI/Oチェーンに追加される。ここでは、CCWは、CCWの初期ソースを問わず、作業負荷マネジャにより「提供された」と称することにする。
図2を参照すると、ストレージ・サブシステム制御部18は、参照されたI/Oが一次サイトと二次サイトの両方に格納された又は格納されることになるボリュームに向けられていること(「XRC」又は拡張遠隔コピーと称される)を認識し、上述のように、特定のストレージ情報を有するリード・レコード・セット・プレフィックス500を自身のキャッシュ21内に構築する。リード・レコード・セット・プレフィックスに含まれるのは、作業負荷マネジャ20により提供された、サービス作業負荷識別子100である。プレフィックス・ヘッダ500の残りの部分は、特許文献1で説明されており、各々の自己記述性レコード・セットについてのフォーマットに関する。プレフィックス・ヘッダは、プレフィックス・ヘッダ500の全長を記述するための全データ長501と、そのレコード・セットについての完全な一次レコード・セット情報とを含むことができる。動作タイム・スタンプ502は、現在処理されている動作セットについての開始時刻を示すタイム・スタンプである。時間間隔グループ番号503は、現在のレコード・セットが属する時間間隔(動作タイム・スタンプ502とレコード読み取り時間507で境界を定められる)を識別する。グループ内シーケンス番号504は、所与の時間間隔グループ503内の各レコード・セットについてのアプリケーション書込みI/Oの書き込みシーケンス順序の識別に基づいて派生する。一次サブストレージ識別子(SSID)505は、各レコード・セットに対して一次ストレージ制御システム15の特定のストレージ・コントローラを一意的に識別する。二次ターゲット・ボリューム506が割り当てられ、レコード読み取り時間507は、リード・レコード・セット・プロセスの現在の間隔についての終了時刻を示す動作タイム・スタンプを提供する。動作タイム・スタンプ502及びレコード読み取り時間507は、一次ストレージ制御システム15からのリード・レコード・セットの組をグループ分けするのに用いられる。
図3を参照すると、レコード・セット情報600は、ストレージ・データ・ムーバ29により、サブシステム制御部18から全てのリード・レコード・セット500を読み込むことによって収集され、データ・ムーバは整合性グループを形成する。レコード・セット情報は、リード・レコード・セット・プレフィックス・ヘッダ500からのサービス作業負荷識別子100を組み入れる。
レコード・セット情報600の残りの部分は特許文献1で説明されており、各々の自己記述性レコード・セットについてのフォーマットに関する。アップデート固有情報601−610は、そのレコード・アップデートが生じた実際のデータ・ストレージ・デバイス又はデバイスのセット(仮想でもよい)を示す、各レコードの一次デバイス・ユニット・アドレス601を含む。シリンダ番号/ヘッド番号(仮想でもよい)は、データ・ストレージ・デバイス又はデバイスのセット上の位置を示す。一次ストレージ・コントローラ・セッション識別子(SSID)603は、一次SSID505と同一である。ステータス・フラグ604はステータス情報を提供し、シーケンス番号605及び630は、ホスト・アプリケーションからレコード・セット全体が読み込まれたかどうかを示すために、各レコードに対して番号を割り当てる。書き込みI/Oタイプ606は、各レコード上で実行される書き込み動作のタイプのインジケータである。探索引数607は、第1のリード・レコード・セットのデータ・レコード620についての初期位置決め情報を示す。セクタ番号608は、レコードがアップデートされたセクタを識別し、カウント・フィールド609は、後続の特定レコード・データ・フィールド620の数を記述する。書き込みアップデートが生じたホスト・アプリケーション時刻は、アップデート時刻610に記録される。特定レコード・データ620は、各レコード・アップデートのカウント/キー/データ(CKD)フィールドを提供する。
収集された情報はジャーナル管理システムによってジャーナリングされ、このジャーナル管理システムは、ストレージ・データ・ムーバ29の一部又は作業負荷マネジャの一部を含むことができ、又はホスト・システム12の別個のアプリケーション30として実施されることができる。ジャーナル管理システムは、レコード・セット情報をジャーナル内に格納するように構成される。1つの実施形態において、ジャーナルは、最初はキャッシュ21内に格納される。ジャーナルは、ストレージ・システム10によって整合性グループを形成すること、及びこの整合性グループのデータをストレージ・デバイス26に格納するためにストレージ制御システム25を動作させることのための基準を形成する。この目的のために、ジャーナルを二次ストレージ制御システム25のキャッシュ41に転送することができる。ジャーナルは、データ・シャドーイング動作中の連続的なデータ保護動作のために使用することができる。ジャーナルは、例えばシフト又は日数分のデータにわたって成長し続け、ジャーナル管理システムは、このデータ・ストレージ・システムを利用して、テープ17のようなデータ・ストレージ・システムにジャーナルをオフロードすることにより情報を維持し、ジャーナルは、シフト又は日の特定の期間をカバーするための情報を提供する。データ管理システムは、代替的に又は付加的に、テープ47のようなストレージにジャーナルをオフロードすることができる。従って、既存のジャーナル・エントリは、特定の時点の整合性グループを作り上げる全ての書き込みI/Oについての全ての情報と共にジャーナリングされる。即ち、この情報は、特定の論理セッションにおいて定義された全てのストレージ・サブシステム上の全てのボリュームにわたる全ての書き込みI/Oについてのものであり、ジャーナルは、時間に基づく整合性グループの集積である。
図4を参照すると、代替的な実施形態であるデータ・ストレージ・システム400が図示され、ここでは、一次ホスト401は、二次ホスト411を通じて二次サイトに関する通信を提供する。2つのアプリケーション402、403が図示され、これらは潜在的に多数のアプリケーションを表す。データ・ストレージは、一次ホストのシスプレックス・クロック407と共に、データ・ムーバ404を介して一次サイト421で稼働し、データ・ムーバ414を介して二次サイト431で稼動する。これは、特許文献1で検討された配置であり、この場合、ホストは、少なくとも1つの一次プロセッサと少なくとも1つの二次プロセッサとを含む。プロセッサの一例は、データ・ムーバ・ソフトウェアを有するIBM(登録商標)ES/9000である。また、各サイトには、ストレージ・コントローラ405及び415、並びにハード・ディスク・ドライブのような直接アクセス・ストレージ・デバイスがある。ストレージ・コントローラの例は、IBM(登録商標)3990ストレージ・コントローラを含み、データ・ストレージ・ドライブの例は、IBM(登録商標)3390DASDを含む。
本発明によれば、作業負荷マネジャ300は、データ・ムーバ404に常駐することができる。作業負荷マネジャ300は、上述の定義範囲CCW又はプレフィックスCCWのようなチャネル・コマンド・ワード(CCW)又は均等物を通じてストレージ・サブシステムのストレージ・コントローラ405に提供されることになる、I/Oサブシステム310による使用のための図2のサービス作業負荷識別子100を提供するように構成される。ストレージ・サブシステム・コントローラ405は、XRCボリュームのためのリード・レコード・セット・プレフィックス・ヘッダ500を構築する。図3のレコード・セット情報600は、ストレージ制御システムによってデータ・ムーバ404に収集され、データ・ムーバは整合性グループを形成する。レコード・セット情報は、リード・レコード・セット・プレフィックス・ヘッダ500からのサービス作業負荷識別子100を組み入れる。ジャーナル管理システムは、作業負荷マネジャ300内に又はそれと共に常駐することができ、収集された情報は、ジャーナル管理システムによってジャーナリングされる。1つの実施形態において、ジャーナルは、最初はキャッシュ301内に格納される。ジャーナルは、サイト121におけるストレージ・システムによって整合性グループを形成するための基準を含み、この整合性グループのデータを二次DASD416に格納するために二次データ・ムーバ414を動作させる。この目的ために、ジャーナルを二次サイト431の制御情報DASD417に転送することができる。ジャーナルは、データ・シャドーイング動作中の連続的なデータ保護動作のために使用することができる。ジャーナルは、例えばシフト又は日数分のデータにわたって成長し続け、ジャーナル管理システムは、データ・ムーバ404又はデータ・ストレージ・システムの他の要素を経由して、ジャーナルをテープ317にオフロードし、ジャーナルは、上述のように、シフト又は日の特定の期間をカバーするための情報を提供する。
図5を参照すると、本発明を実施する機能が図示され、ステップ700において、顧客は、図1及び図4のホスト12、401を介して、アプリケーション30の各々に対して、或いはアプリケーションのための異なるI/O動作に対して、サービス・クラス又はI/O優先順位を割り当てている。上述のように、サービス・クラス指定は、I/O優先順位を含む又はそれから構成されることができる。サービス・クラスは、作業負荷基準で、顧客が定義した作業負荷に対する相対的な業務優先順位を反映することができる。上述のように、サービス・クラス若しくはI/O優先順位、又は同様の指定のいずれも「サービス作業負荷識別子」と呼ばれる。
やはり図5を参照すると、ステップ710において開始して、図1及び図4のデータ・ストレージ・システム10、400は、書き込みI/Oを記述するサービス作業負荷識別子を提供するように、及びサービス作業負荷識別子と共にレコード・セット情報をジャーナリングするように構成される。ステップ720において、作業負荷マネジャ20、300は、自身の制御ブロックにアクセスして、現在の書き込みI/Oについてのサービス・クラス又はI/O優先順位を確立し、このI/O動作に関連付けられたクラスを支配するためのI/O優先順位を勝ち取る。サービス作業負荷識別子は、ホストによって所有アプリケーションに対して定義されたサービス・クラスを含むことができ、サービス・クラスは、I/O優先順位情報を定義することができる。作業負荷マネジャは、I/O優先順位情報又はサービス・クラスを選択するように構成され、それにより、I/Oが属するアプリケーションを識別する。
ステップ730において、作業負荷マネジャ20、300は、定義範囲CCW若しくはプレフィックスCCW又は均等物に対してサービス作業負荷識別子を追加するために、サービス作業負荷識別子を提供し、データ・ストレージ・システムはCCWを生成する。CCWについては上述した。CCWは、各XRCのI/Oについて、ストレージ・サブシステムに対して作業負荷識別子を提供する。
ステップ740において、ストレージ・サブシステムは、I/OがXRCボリュームに向けられていることを確認し、ストレージ情報を有するリード・レコード・セット・プレフィックスをそのキャッシュ内に構築し、図2のサービス作業負荷識別子100をリード・レコード・セット・プレフィックス・ヘッダ500内に含める。
図5のステップ750において、データ・ストレージ・システムは、整合性グループについてリード・レコード・セットを収集し、ジャーナル管理システムは、例えば図1及び図4のキャッシュ21、301内のジャーナルにレコード・セット情報600を格納する。ジャーナルは、例えばシフト又は日数分のデータにわたって成長し続け、ジャーナル管理システムは、ステップ760において、データ・ムーバ404又はデータ・ストレージ・システムの他の部分を経由して、ジャーナルをテープ17、47、317のようなストレージにオフロードすることによって情報を維持し、ジャーナルは、上述のように、シフト又は日の特定の期間をカバーするための情報を提供する。ここで、ジャーナル・エントリの作成は、情報の特定の収集及び配置を実行する特定のアプリケーション(単数又は複数)も、ジャーナルがエントリする際の情報のフォーメーション及びストレージも問わず、ジャーナル管理システムによって行われるものとみなされる。
従って、ジャーナル・エントリは、整合性グループごとに一緒にジャーナリングされ、シフト又は日の期間にわたる全ての書き込みI/Oについての情報を形成し、各々が、I/Oを発生させたアプリケーションを識別するサービス作業負荷識別子を有する。ジャーナリングされた情報は、例えば、一次サイトにおけるオペレータ・パネル22のオペレータによって、又は二次サイトのオペレータ・パネル770において、或いは図1のホスト・システム12又は図4のシステム401若しくは411を通じて、データ破損イベントの法廷証拠的分析を実行するため又はセキュリティ監査等を実行するために使用されることができる。
サービス作業負荷識別子は、I/Oを提供した所有アプリケーションを識別し、どのアプリケーションがどのデータをいつ更新したかの判定を可能にする。ジャーナル・エントリはまた、整合性グループを通じて、その特定の時点並びに問題の特定の時点より以前の時点における、そのボリューム又は関連したボリュームに対する他の全ての書き込みI/Oを示す。この情報を用いて、どのアプリケーションがどのデータをどの特定時点で破損した書き込みI/Oを行ったかを判定することができる。さらに、以前のジャーナル・エントリと共にこの情報を用いることで、データ破損に導いた可能性のある1つのアプリケーション又は他のアプリケーションによる書き込みシーケンスの判定を可能にすることができる。それに加えて、後続のジャーナル・エントリもまた、第1の破損イベントの結果として発生した可能性のある他のデータ破損を示すことができる。必要であれば、将来の分析のためにテープをアーカイブすることもできる。1つの例において、連続的データ保護アプリケーションは、キャッシュ内又はテープからのジャーナルにアプリケーション・インターフェースを提供することができる。
当業者であれば、上述の方法に関して、ステップの順序の変更を含めた変更を行うことができることを理解するであろう。さらに、当業者であれば、ここで例示されたものとは異なる特定のコンポーネントの配置を用いることができることを理解するであろう。
本発明の好ましい実施形態を詳細に例示してきたが、当業者であれば、以下の特許請求の範囲に示される本発明の範囲を逸脱することなく、それら実施形態への修正及び改変を想起できることが明らかである。
10、400:データ・ストレージ・システム
16、26:ストレージ・デバイス又はストレージ・サブシステム
22、770:オペレータ・パネル
421:一次サイト
431:二次サイト

Claims (11)

  1. 複数の所有アプリケーションの書き込みI/Oに従ってホストから供給されたデータをデータ・ストレージに書き込むように構成されたデータ・ストレージ・システムによって処理されたデータを識別するための方法であって、
    前記所有アプリケーションの1つの書き込みI/Oに従って、前記供給されたデータの処理を指示するステップと、
    前記ホストによって前記所有アプリケーションに対して定義されたサービス・クラスを含む、前記書き込みI/Oを記述するためのサービス作業負荷識別子を提供するステップと、
    前記データについてのレコード・セット情報に前記サービス作業負荷識別子を追加するステップと、
    前記サービス作業負荷識別子を含む、前記レコード・セット情報からの情報をジャーナル内に格納するステップと
    を含む方法。
  2. 前記サービス作業負荷識別子を追加する前記ステップが、前記サービス作業負荷識別子をリード・レコード・セット・プレフィックス内に追加することを含み、前記レコード・セット情報をジャーナル内に格納する前記ステップが、前記情報を前記リード・レコード・セット・プレフィックスから前記ジャーナルに提供することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サービス作業負荷識別子を提供する前記ステップが、前記リード・レコード・セット・プレフィックスに対して前記サービス作業負荷識別子を提供する定義範囲チャネル・コマンド・ワード(CCW)に対して、前記サービス作業負荷識別子を提供することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記サービス作業負荷識別子を提供する前記ステップが、前記リード・レコード・セット・プレフィックスに対して前記サービス作業負荷識別子を提供するプレフィックス・チャネル・コマンド・ワード(CCW)に対して、前記サービス作業負荷識別子を提供することを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記サービス・クラスがI/O優先順位情報を含み、前記サービス作業負荷識別子を提供する前記ステップが、前記サービス・クラスの前記I/O優先順位情報を選択することを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法を実行するためのコンピュータ可読プログラム
  7. 複数の所有アプリケーションの書き込みI/Oに従って、ホストから供給されるデータをデータ・ストレージに書き込むように構成されたデータ・ストレージ・システムであって、
    前記所有アプリケーションの1つの書き込みI/Oに従って前記供給されるデータの処理を指示するように構成され、前記ホストによって前記所有アプリケーションに対して定義されたサービス・クラスを含む、前記書き込みI/Oを記述するためのサービス作業負荷識別子を提供するように構成された、作業負荷マネジャと、
    前記データについてのレコード・セット情報に前記サービス作業負荷識別子を追加するように構成された、少なくとも1つのストレージ・サブシステムと、
    前記サービス作業負荷識別子を含む、前記レコード・セット情報からの情報をジャーナル内に格納するように構成されたジャーナル管理システムと
    を含む、データ・ストレージ・システム。
  8. 前記少なくとも1つのストレージ・サブシステムが、前記サービス作業負荷識別子をリード・レコード・セット・プレフィックス内に追加するように構成され、前記ジャーナル管理システムが、前記情報を前記リード・レコード・セット・プレフィックスから前記ジャーナルに提供するように構成される、請求項に記載のデータ・ストレージ・システム。
  9. 前記作業負荷マネジャが、前記リード・レコード・セット・プレフィックスのために前記少なくとも1つのストレージ・サブシステムに前記サービス作業負荷識別子を提供する定義範囲チャネル・コマンド・ワード(CCW)に対して、前記サービス作業負荷識別子を提供するように構成される、請求項に記載のデータ・ストレージ・システム。
  10. 前記作業負荷マネジャが、前記リード・レコード・セット・プレフィックスのために前記少なくとも1つのストレージ・サブシステムに前記サービス作業負荷識別子を提供するプレフィックス・チャネル・コマンド・ワード(CCW)に対して、前記サービス作業負荷識別子を提供するように構成される、請求項に記載のデータ・ストレージ・システム。
  11. 前記サービス・クラスがI/O優先順位情報を含み、前記作業負荷マネジャが、前記サービス・クラスの前記I/O優先順位情報を選択するように構成される、請求項7〜10のいずれか1項に記載のデータ・ストレージ・システム。
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