JP5340033B2 - Lubricating oil supply device - Google Patents
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Description
本発明は、コンプレッサに潤滑油を供給する装置に関する。 The present invention relates to an apparatus for supplying lubricating oil to a compressor.
例えば発電所では、所内の種々雑用に圧縮空気が使用され、そのために、コンプレッサが運転されている。このようなコンプレッサの運転中において、シリンダ等の摺動部には潤滑油を供給する必要がある。コンプレッサには専用の注油器が設けられており(例えば、特許文献1参照。)、外部の補給タンクから注油器に潤滑油が引き込まれるよう構成されている。潤滑油は、注油器を介してコンプレッサに注入され、注入された潤滑油はコンプレッサ内で少しずつ消費される。従って、常に潤滑油を供給し続ける必要がある。 For example, in a power plant, compressed air is used for various miscellaneous tasks in the plant, and a compressor is operated for that purpose. During the operation of such a compressor, it is necessary to supply lubricating oil to a sliding portion such as a cylinder. The compressor is provided with a dedicated lubricator (see, for example, Patent Document 1), and is configured such that lubricating oil is drawn into the lubricator from an external replenishment tank. Lubricating oil is injected into the compressor via the lubricator, and the injected lubricating oil is consumed little by little in the compressor. Therefore, it is necessary to always supply the lubricating oil.
上記のような構成では、補給タンクからコンプレッサまでの潤滑油供給系統に異常(例えば配管の詰まり)が発生すると、潤滑油が正常に流れなくなり、シリンダ等の摺動部が焼損する恐れがある。従って、コンプレッサに対して潤滑油が順調に供給されているかどうかを、定期的に監視する必要がある。 With the above configuration, if an abnormality (for example, clogging of piping) occurs in the lubricating oil supply system from the replenishing tank to the compressor, the lubricating oil may not flow normally, and the sliding portion such as the cylinder may be burned out. Therefore, it is necessary to periodically monitor whether the lubricating oil is being supplied smoothly to the compressor.
コンプレッサにどれだけの潤滑油を注入したかは、例えば注油器の流量計によってある程度は推定することができる。しかしながら、この流量計は極めて簡易なものであり、注入量を正確に読み取ることは困難である。
一方、補給タンク側で潤滑油の減り具合を見ることによりコンプレッサへの潤滑油の注入量を読むことは、理論的には可能であるが、補給タンクの容量が大きい割に注入量は微量であるため、短期間で注入量を正確に読み取ることは困難である。
また、注入量を正確に読み取ることができなければ、一定量の注入に要した時間も正確には知り得ない。
The amount of lubricating oil injected into the compressor can be estimated to some extent by, for example, a flow meter of the lubricator. However, this flow meter is extremely simple, and it is difficult to accurately read the injection amount.
On the other hand, it is theoretically possible to read the amount of lubricating oil injected into the compressor by looking at the amount of lubricating oil reduced on the replenishing tank side, but the amount of injected oil is very small even though the capacity of the replenishing tank is large. Therefore, it is difficult to accurately read the injection amount in a short period.
Further, if the injection amount cannot be read accurately, the time required for a fixed amount of injection cannot be accurately known.
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、コンプレッサへの潤滑油の注入量を正確に管理し、かつ、異常の有無を検出することができる潤滑油供給装置を提供することを目的とする。 In view of such conventional problems, an object of the present invention is to provide a lubricating oil supply apparatus that can accurately manage the amount of lubricating oil injected into a compressor and detect the presence or absence of an abnormality.
本発明は、コンプレッサに潤滑油を供給する潤滑油供給装置であって、潤滑油を貯留した補給タンクと、開閉弁と、前記開閉弁を介して前記補給タンクと連通し、前記補給タンクより小容量であって、予め前記補給タンクから小出しして張り込まれた潤滑油を前記コンプレッサに供給する中間容器であるとともに、張り込まれた潤滑油の量が高レベルにあること、及び、当該高レベルから一定量減じた再張り込みレベルにあること、をそれぞれ検出して信号を出力することが可能な計量タンクと、前記再張り込みレベルの検出により前記開閉弁を開き前記高レベルで閉じるという開閉制御を行う他、相対的に短期的及び長期的な2種類の監視期間を設定して2種類の監視を並行して進行させ、短期的には前記高レベルから前記再張り込みレベルまで潤滑油が減少する所要時間、及び、長期的には一定期間内に前記再張り込みが行われた回数、に基づいて、前記コンプレッサに潤滑油を供給する機能の異常の有無を検出する制御監視手段とを備えたものである。 The present invention is a lubricating oil supply device that supplies lubricating oil to a compressor, and is connected to the replenishing tank through which the lubricating oil is stored, an on-off valve, and the on-off valve, and is smaller than the replenishing tank. An intermediate container for supplying the compressor with the lubricating oil dispensed in advance from the replenishing tank, the amount of the lubricating oil being in a high level, and the high A metering tank capable of detecting and outputting a signal when it is at a re-entry level subtracted by a certain amount from the level, and opening / closing control of opening the on-off valve and closing at the high level upon detection of the re-entry level addition to performing, relatively short-term and long-term two sets the monitoring period allowed to proceed in parallel two monitoring, in the short term the re imposition from the high level level Time required lubricating oil is reduced to, and, in the long term on the basis of the number of times the re-imposition is performed to within a certain period, control and monitoring to detect the presence or absence of abnormality in the function of supplying lubricating oil to the compressor Means.
上記のように構成された潤滑油供給装置においては、補給タンクより小容量な小出し中間容器としての計量タンクにおいて液面のレベルを検出することにより、コンプレッサへの潤滑油の注入量を正確に管理することができる。また、レベル検出により、潤滑油が減少するペースを把握することができる。コンプレッサに潤滑油を供給する機能に異常があれば、潤滑油の減少ペースが変わるので、当該ペースに基づいて、コンプレッサに潤滑油を供給する機能に異常があるか否かを検出することができる。 In the lubricating oil supply device configured as described above, the amount of lubricating oil injected into the compressor is accurately controlled by detecting the level of the liquid level in a measuring tank as a dispensing intermediate container having a smaller capacity than the replenishing tank. can do. Further, the level detection can grasp the pace at which the lubricating oil decreases. If there is an abnormality in the function of supplying the lubricating oil to the compressor, the decreasing rate of the lubricating oil changes, so that it is possible to detect whether there is an abnormality in the function of supplying the lubricating oil to the compressor based on the pace. .
また、2種類の監視を並行して進行させることにより、まず、短期的には、1回の注入で異常の有無を判断することができるので、異常有無について比較的短期に診断をすることができる。 In addition, by proceeding in parallel with the two types of monitoring, it is possible to determine the presence or absence of an abnormality with a single injection in the short term. it can.
長期的には、再張り込みレベルに達した回数として、ある程度多くの回数を計測する必要があり、診断に比較的長期間を要するが、計量タンク内の潤滑油が減少するペースの増・減傾向を継続的に捉えて異常を検出するには好適である。 In the long term, it is necessary to measure a certain number of times as the number of times the re-entrapping level has been reached, and the diagnosis requires a relatively long time, but the trend of increasing / decreasing the pace at which the lubricating oil in the measuring tank decreases It is suitable for detecting abnormalities by continuously detecting the error.
本発明の潤滑油供給装置によれば、コンプレッサへの潤滑油の注入量を正確に管理し、かつ、異常の有無を検出することができる。 According to the lubricating oil supply apparatus of the present invention, it is possible to accurately manage the amount of lubricating oil injected into the compressor and detect the presence or absence of abnormality.
図1は、本発明の一実施形態に係る潤滑油供給装置の概略構成図である。図において、コンプレッサ1は注油器2を備えている。注油器2は、供給された潤滑油をシリンダ1a等の摺動部に行き渡るよう注油する。補給タンク3は、内部に潤滑油を貯留している。補給タンク3から吐出される潤滑油を導く吐出管4の途中には、開閉信号により開閉可能な開閉弁5が設けられている。この開閉弁5を介して、計量タンク6が補給タンク3と連通する。また、計量タンク6は、注油管7を介して注油器2と連通し、予め補給タンク3から小出しして張り込まれた(引き込まれた)潤滑油をコンプレッサ1に供給する中間容器としての機能を有する。なお、補給タンク3から注油器2への潤滑油の供給は、重力による自然滴下によって行われる。
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a lubricating oil supply apparatus according to an embodiment of the present invention. In the figure, the
上記計量タンク6は、補給タンク3に比べて小容量であり、補給タンク3から小出しにされた定量の潤滑油を、注油器2を介して少しずつ時間をかけてコンプレッサ1に注入する。また、計量タンク6は、縦(鉛直)に長いことによって、液量変化が検出し易い構造となっている。液面が所定の高さにあることは、例えば、図示しないフロート(マグネット内蔵)をセンサ6a,6b,6c(リードスイッチ)が検出することにより、検出可能である。
The
すなわち、計量タンク6の「満タン」に相当する「高レベル」は、センサ6aによって検出可能である。高レベルの状態から一定量の潤滑油をコンプレッサ1に注入したときのレベルすなわち「再張り込みレベル」は、センサ6bによって検出可能である。なお、再張り込みレベルとは、新たな潤滑油を補給タンク3から計量タンク6内に張り込むための起点となるレベルである。また、再張り込みレベルよりさらに減少した「低レベル」は、センサ6cによって検出可能である。
That is, the “high level” corresponding to “full tank” of the
各センサ6a,6b,6cは、センサ出力を制御部8に送る。制御部8はマイクロコンピュータを内蔵した装置であり、開閉弁5を開閉制御するとともに、警報出力部9に所定の警報信号を送ることができる。警報出力部9は、音声による警報のアナウンスや、表示灯若しくはディスプレイによる警報表示を行うことができる。これらの警報は、監視者が人為的にリセットするまで継続される。なお、以下の説明では、主として警報のアナウンスについてのみ述べるが、表示灯やディスプレイによる警報表示を併用できることは言うまでもない。
Each
また、コンプレッサ1の運転/停止を示す信号が、制御部8に送られている。制御部8及び警報出力部9は、開閉弁5の開閉制御を行う他、計量タンク6からコンプレッサ1に潤滑油を供給する機能に異常があるか否かを検出する制御監視手段10を構成している。異常の有無は、基本的には、高レベルから再張り込みレベルまで潤滑油が減少するときのペース(所要時間や回数)に基づいて判断される。以下、このような制御監視の動作について説明する。
なお、実際には図1の構成(コンプレッサ1及び潤滑油供給装置)は例えば3基用意されており、一定期間(例えば2週間)ごとに交代で運転される。従って、コンプレッサ1の起動・停止は、定期的に発生する。また、負荷が少なくてもコンプレッサ1は停止させず、連続運転される。
Further, a signal indicating operation / stop of the
In practice, for example, three units (
図2は、短期的異常監視に適した制御監視動作を示すフローチャートである。図において、制御部8は、コンプレッサ1から運転開始の信号を受け取ると、計量タンク6の液面のレベルが、高レベルか否かの判断を行う(ステップS1)。仮に、高レベルではないとすると、制御部8は開閉弁5を開き(ステップS10)、補給タンク3から計量タンク6に潤滑油を張り込む。潤滑油が貯まって高レベルに達し、このことを検出したセンサ6aからセンサ出力を受けると、制御部8は開閉弁5を閉じる(ステップS2)。ここで制御部8は、内部のタイマをスタートさせ(ステップS3)、以後、計量タンク6内の潤滑油は注油器2を介して少しずつコンプレッサ1に注入される。
FIG. 2 is a flowchart showing a control monitoring operation suitable for short-term abnormality monitoring. In the figure, when receiving the operation start signal from the
制御部8は次に、計量タンク6内の潤滑油の液面が再張り込みレベルか否かを判断する(ステップS4)。タイマスタートの直後は、まだ再張り込みレベルには程遠く、続いて、ステップS12において、タイマがスタートしてからの経過時間Tが13時間以上であるか否かの判断が行われる。ここでも、タイマスタートの直後は、まだ13時間には程遠く、ステップS4に戻ることになる。こうして、再張り込みレベルに到達するか、又は、13時間が経過するか、のいずれかの事象が成立するまでステップS4,S12が繰り返し実行される。
Next, the
図3は、一例としての経過時間Tの線図である。計量タンク6内で高レベルにあった潤滑油が再張り込みレベルまで減少したときの経過時間T(高レベルから再張り込みレベルまで減少する所要時間)は、正常であれば12時間前後であり、多少の誤差を見ても、11時間<T<13時間の範囲内にある。従って、この範囲内であれば正常であり、11時間以下や13時間以上は異常である。11時間以下であれば、時間不足すなわち、潤滑油の減少ペースが速いことになり、例えば注油管7や注油器2からの潤滑油の漏洩が想定される。逆に、13時間以上であれば、時間超過すなわち、潤滑油の減少ペースが遅いことになり、例えば注油管7の詰まりや、注油器2の故障が想定される。なお、24時間は便宜的に示した最大時間であり、24時間の時点で何らかの判断や制御を行うという意味ではない。実際には13時間を大きく超えるとコンプレッサ1の焼損も起こり得るため、停止させる、という運用も可能である。
FIG. 3 is a diagram of elapsed time T as an example. The elapsed time T (the time required to decrease from the high level to the re-entrapping level) when the lubricating oil that has been at a high level in the
図2に戻り、計量タンク6内の潤滑油の液面が再張り込みレベルに到達したときの経過時間Tが、11時間<T<13時間の正常範囲内であれば、制御部8は、ステップS4からステップS5,S11を実行し、異常を知らせるアナウンスは行わないか、若しくは正常である旨の表示を行う(ステップS11)。続いて、制御部8は、低レベルか否かの判断を行う(ステップS7)。通常、低レベルに達することはなく(以下、同様。)、制御部8はタイマリセットを行い(ステップS8)、ステップS1に戻る。従って、再び開閉弁5の開閉制御が行われ、新たな潤滑油が高レベルまで張り込まれる。以下、同様のステップ処理が行われる。
Returning to FIG. 2, if the elapsed time T when the level of the lubricating oil in the
一方、ステップS5において、経過時間Tが11時間以下で再張り込みレベルに到達した場合、制御部8はステップS6を実行し、警報出力部9に、時間不足である(潤滑油の減少ペースが速い。)旨のアナウンスを行わせる。そして、制御部8は、ステップS7の「No」を経て、タイマリセットを行い(ステップS8)、ステップS1に戻る。従って、再び開閉弁5の開閉制御が行われ、新たな潤滑油が高レベルまで張り込まれる。以下、同様のステップ処理が行われる。他方、経過時間Tが13時間以上となっても、まだ再張り込みレベルに到達しない場合、制御部8は、ステップS4からステップS12,S13を実行し、警報出力部9に、時間超過である(潤滑油の減少ペースが遅い。)旨のアナウンスを行わせる。
On the other hand, in step S5, when the elapsed time T reaches 11 hours or less and reaches the re-entry level, the
なお、13時間を超えてなお再張り込みレベルに到達しない場合は、コンプレッサ1が焼損する可能性もあるので、処理をステップS1に戻さず、ステップS13,S14で停滞させる。この場合は、操作者がコンプレッサ1を停止させることにより、図2の処理を停止させることができる。但し、操作者がコンプレッサ1を停止させる前に、液面が再張り込みレベルに到達すると(ステップS14の「Yes」)、制御部8は、タイマリセットを行い(ステップS8)、ステップS1に戻る。従って、再び開閉弁5の開閉制御が行われ、新たな潤滑油が高レベルまで張り込まれる。以下、同様のステップ処理が行われる。
If the re-entry level is not reached after 13 hours, the
以上のような図2の処理により、正常であれば12時間前後(前後1時間未満)ごとにタイマリセットが行われ、制御監視動作が自動継続される。また、時間不足の異常は11時間以内に検出され、時間超過の異常は13時間で検出される。 With the process of FIG. 2 as described above, if normal, a timer reset is performed every 12 hours (less than 1 hour before and after), and the control monitoring operation is automatically continued. In addition, the time shortage abnormality is detected within 11 hours, and the time overtime abnormality is detected in 13 hours.
上記のように構成された潤滑油供給装置においては、小出し中間容器としての計量タンク6において液面のレベルを検出することにより、コンプレッサ1への潤滑油の注入量を正確に管理することができる。また、レベル検出によって、潤滑油が減少するペースを把握することができる。コンプレッサ1に潤滑油を供給する機能に異常があれば、潤滑油の減少ペースが変わるので、当該ペースに基づいて、コンプレッサ1に潤滑油を供給する機能に異常があるか否かを検出することができる。従って、コンプレッサ1への潤滑油の注入量を正確に管理し、かつ、異常の有無を検出することができる潤滑油供給装置を提供することができる。
また、図2の処理によれば、1回の注入で異常の有無を判断することができ、しかも、遅くとも13時間で検出されるので、異常有無について比較的短期に診断をすることができる。また、アナウンスにより、確実に異常を知らせることができる。
In the lubricating oil supply apparatus configured as described above, the amount of lubricating oil injected into the
In addition, according to the process of FIG. 2, it is possible to determine the presence or absence of an abnormality with a single injection, and because it is detected at the latest in 13 hours, the presence or absence of an abnormality can be diagnosed in a relatively short time. Also, the announcement can surely notify the abnormality.
なお、再張り込みレベルになると、その後開閉弁5が開いて新しい潤滑油が張り込まれるので、前述のように、通常は計量タンク6内の液面が低レベルになることはない。しかしながら、油漏れや開閉弁5の故障等により新しい潤滑油が計量ポンプ6内に送り込まれない場合には、液面が低レベルに達することがあり得る(ステップS7の「Yes」)。このような場合には、ステップS9において、制御部8は、警報出力部9により警報を出力させる。
When the refilling level is reached, the on-off
次に、図4は、長期的異常監視に適した制御監視動作を示すフローチャートである。このフローチャートの動作は、図2のフローチャートの動作と並行して実行される。
図4において、制御部8は、コンプレッサ1から運転開始の信号を受け取ると、ステップS21において、内部のカウンタをリセットし、スタートさせる。また同時に、内部のタイマをリセットし、スタートさせる。そして制御部8は、再張り込みレベルとなった回数をカウンタに積算するとともに、現在のカウント回数を警報出力部9に表示させる(ステップS22)。当該カウント回数は、例えば、センサ6aの出力オンの状態からセンサ6bの出力オンの状態に至ったことを1回動作としてカウントすればよい。
Next, FIG. 4 is a flowchart showing a control monitoring operation suitable for long-term abnormality monitoring. The operation of this flowchart is executed in parallel with the operation of the flowchart of FIG.
In FIG. 4, when receiving the operation start signal from the
前述のように、正常であれば、再張り込みレベルとなるのは約12時間ごとであるから、再張り込みレベルとなるカウント回数は、例えば10日間に20回、が基準値となる。そこで、タイマのスタートから10日を経過するまで(ステップS23)、制御部8は、ステップS22を実行する。
As described above, if it is normal, the re-entrenchment level is about every 12 hours. Therefore, the count number of the re-entrenchment level is, for example, 20 times in 10 days, for example. Therefore, the
図5は、一例としての10日間のカウント回数の線図である。カウント回数は正常であれば20回前後であり、多少の誤差を見ても、19〜21回の範囲内にある。従って、この範囲内であれば正常であり、18回以下や22回以上は異常である。18回以下であれば、潤滑油の減少ペースが遅いことになり、例えば注油管7の詰まりや、注油器2の故障が想定される。逆に、22回異常であれば、潤滑油の減少ペースが速いことになり、例えば注油管7や注油器2からの潤滑油の漏洩が想定される。
FIG. 5 is a diagram of the number of counts for 10 days as an example. If the count is normal, it is around 20 times, and even if some errors are seen, it is within the range of 19 to 21 times. Therefore, it is normal if it is within this range, and is abnormal 18 times or less or 22 times or more. If it is 18 times or less, the decrease rate of the lubricating oil will be slow, and for example, clogging of the lubrication pipe 7 or failure of the
図4に戻り、制御部8は、10日経過した時点で(ステップS23の「Yes」)、カウント回数が18回以内であるか否かを判断する(ステップS24)。ここで、18回以内であれば、制御部8は、警報出力部9に、カウント回数不足である(潤滑油の減少ペースが遅い。)旨のアナウンスを行わせる(ステップS25)。また、19回以上であれば、制御部8は次に、カウント回数が22回以上であるか否かを判断する(ステップS26)。ここで、22回以上であれば、制御部8は、警報出力部9に、カウント回数超過である(潤滑油の減少ペースが早い。)旨のアナウンスを行わせる(ステップS27)。また、21回以下すなわち、19〜21回の範囲内であれば正常であるので、制御部8はアナウンスを行わないか若しくは正常である旨の表示を行う(ステップS28)。
Returning to FIG. 4, when 10 days have elapsed (“Yes” in step S <b> 23), the
上記各ステップS25,S27,S28のいずれかを実行後、制御部8は、ステップS21に戻り、カウンタ及びタイマを、リセットし、再スタートさせる。以下同様に、10日間ごとにリセットしつつ、カウント回数の監視が行われる。
以上のような図4の処理によれば、長期間(ここでは10日)の周期で、制御監視動作が自動継続される。このような長期的な監視は、短期的監視に比べて、診断に比較的長期間を要するが、計量タンク6内の潤滑油が減少するペースの増・減傾向を継続的に捉えて異常を検出するには好適である。例えば、図3において、12.9時間は短期的監視では正常範囲であるが、そのペースで10日(240時間)経過したときのカウント回数は240/12.9=18.6となり、19回に満たないので図5の長期的監視では異常となる。
After executing any of the above steps S25, S27, S28, the
According to the processing of FIG. 4 as described above, the control monitoring operation is automatically continued at a long period (here, 10 days). Such long-term monitoring requires a relatively long period of time for diagnosis compared to short-term monitoring. However, it is possible to detect abnormalities by continuously monitoring the increasing / decreasing trend of the lubricating oil in the
図6は、図2,図4のフローチャートの処理をプログラマブルコントローラによって具体的に実現する場合の回路例である。以下、各動作ごとに説明する。なお、低レベル検出に基づく警報は、ここでは省略している。
《開閉弁 閉》
開閉弁5の閉指令は、計量タンク6の高レベル検出のみによって与えられ、その他の条件は必要とされない。
《開閉弁 開》
NOT回路801、ワンショット回路802、AND回路803及びOR回路806の存在により、計量タンク6が高レベルでない状態において、コンプレッサ1が起動したことを示すワンショット信号が入ると、開閉弁5の開指令が与えられる。また、AND回路805及びOR回路806により、コンプレッサ1の運転中に計量タンク6が再張り込みレベルになると、開閉弁5の開指令が与えられる。
FIG. 6 is a circuit example in the case where the processing of the flowcharts of FIGS. 2 and 4 is specifically realized by a programmable controller. Hereinafter, each operation will be described. The alarm based on the low level detection is omitted here.
《Open / close valve closed》
The closing command of the on-off
<Open / close valve open>
When the one-shot signal indicating that the
《時間不足のアナウンス》
計量タンク6が一旦、高レベルになった後、コンプレッサ1への注油開始によって高レベルを割り込むと、その時点で、オフディレータイマ808の入力信号が失われる。このオフディレータイマ808は、入力オフの瞬間から11時間経過すると出力オフとなる。従って、高レベル後の注油開始から11時間以内すなわちオフディレータイマ808の出力が生きている間において、コンプレッサ1の運転中に計量タンク6が再張り込みレベルにあるという論理信号がAND回路805、OR回路806を経てAND回路810に与えられると、時間不足のアナウンスが行われる。
《Not enough time announcement》
If the high level is interrupted by the start of lubrication to the
《時間超過のアナウンス》
計量タンク6が高レベルになると、フリップフロップ回路809がセットされ、オンディレータイマ811に入力信号が与えられる。このオンディレータイマ811は13時間以後に出力がオンとなる。一方、フリップフロップ回路809は、コンプレッサ1の停止によりNOT回路804からOR回路807を経て信号が入力されると、リセットされる。また、コンプレッサ1が運転中であれば、計量タンク6が再張り込みレベルになったとき、AND回路805からOR回路807を経てフリップフロップ回路809に信号が入力され、リセットされる。すなわち、計量タンク6が高レベルになって注油開始されてから13時間が経過する前に、再張り込みレベルに達するか又はコンプレッサ1が停止されればフリップフロップ回路809はリセットされるが、リセットされることなく13時間が経過すると、時間超過のアナウンスが行われる。
《Overtime Announcement》
When the measuring
《回数表示》
コンプレッサ1の運転中に計量タンク6が再張り込みレベルになった、という事象が発生するたびに、AND回路805及びワンショット回路815を介して、カウンタ816にワンショット信号が与えられる。カウンタ816は、これをカウントする。現時点のカウント回数はそのまま回数表示の信号となる。
上記カウンタ816は、コンプレッサ1の運転信号を受けてオンとなり、コンプレッサ1の停止によりNOT回路814を介してオフとなる。また、コンプレッサ1の起動により、ワンショット回路812からOR回路813を経て、カウンタ816のリセットが行われる。
<Number of times display>
Each time an event occurs that the
The
《カウント回数超過/不足のアナウンス》
240時間経過後すなわち10日後のカウンタ816の出力(カウント回数)は、オンディレータイマ817によりハイ・ローモニタ818に与えられる。そして、カウント回数が22以上であればカウント回数超過のアナウンスが実行され、逆に、18以下であれば、カウント回数不足のアナウンスが行われる。また、240時間の経過により、OR回路813を介してカウンタ816はリセットされる。カウンタ816のリセットにより、オンディレータイマ817もリセットされる。
<< Announcement of over / undercount counts >>
The output (count count) of the
なお、上記実施形態に係る潤滑油供給装置では、計量タンク6のレベルが所定量下がるための所要時間に基づく短期的異常検出と、もっと長期間において、再張り込みレベルに達した回数に基づく長期的異常検出とを両方行うようにしたが、必要に応じて、いずれか一方のみを単独で行ってもよい。
また、図3,図5の数値は一例に過ぎず、計量タンク6の容量や注油量によって最適な数値を選択することができる。
In the lubricating oil supply apparatus according to the above-described embodiment, short-term abnormality detection based on the time required for the level of the measuring
3 and 5 are merely examples, and an optimum numerical value can be selected depending on the capacity of the measuring
1 コンプレッサ
3 補給タンク
5 開閉弁
6 計量タンク
8 制御部
9 警報出力部
10 制御監視手段
DESCRIPTION OF
Claims (1)
潤滑油を貯留した補給タンクと、
開閉弁と、
前記開閉弁を介して前記補給タンクと連通し、前記補給タンクより小容量であって、予め前記補給タンクから小出しして張り込まれた潤滑油を前記コンプレッサに供給する中間容器であるとともに、張り込まれた潤滑油の量が高レベルにあること、及び、当該高レベルから一定量減じた再張り込みレベルにあること、をそれぞれ検出して信号を出力することが可能な計量タンクと、
前記再張り込みレベルの検出により前記開閉弁を開き前記高レベルで閉じるという開閉制御を行う他、相対的に短期的及び長期的な2種類の監視期間を設定して2種類の監視を並行して進行させ、短期的には前記高レベルから前記再張り込みレベルまで潤滑油が減少する所要時間、及び、長期的には一定期間内に前記再張り込みが行われた回数、に基づいて、前記コンプレッサに潤滑油を供給する機能の異常の有無を検出する制御監視手段と
を備えたことを特徴とする潤滑油供給装置。 A lubricating oil supply device that supplies lubricating oil to a compressor,
A replenishment tank storing lubricating oil;
An on-off valve;
The intermediate tank communicates with the replenishing tank via the on-off valve, has a smaller capacity than the replenishing tank, and supplies the lubricating oil that has been dispensed from the replenishing tank in advance to the compressor. A measuring tank capable of detecting and outputting a signal indicating that the amount of lubricating oil introduced is at a high level and a re-entry level subtracted from the high level by a certain amount;
In addition to performing the opening and closing control of opening and closing the on-off valve and closing at the high level by detecting the re-entrapping level, two types of monitoring are set in parallel by setting two relatively short-term and long-term monitoring periods. Based on the time required for the lubricant to decrease from the high level to the refill level in the short term , and the number of times the refill has been performed within a certain period in the long term. A lubricating oil supply apparatus comprising: control monitoring means for detecting the presence or absence of abnormality in the function of supplying the lubricating oil.
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