JP5335587B2 - 空調機のドレン機能試験方法及びこれに用いるドレン機能試験装置 - Google Patents

空調機のドレン機能試験方法及びこれに用いるドレン機能試験装置 Download PDF

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本発明は、ドレンアップ機能を備えた高所設置型のパッケージ形空調機を新規に据え付けたとき、ドレン管の通水試験とドレンアップ機能の確認試験とを1回の試験で同時に行えるようにした空調機のドレン機能試験方法及びこれに用いるドレン機能試験装置に関する。
従来より、天井埋込型などの高所設置型のパッケージ形空調機には、冷却コイルに生じる結露水を一時貯留しておくドレンパンと、このドレンパンに溜まったドレンを排水管に排水するため、排水管に向けて下降勾配を設けたドレン管とが備えられている。また、前記ドレン管に下降勾配を設けることによって天井高さが低くなるのを回避するため、ドレンアップポンプによってドレンパンの水位より高い位置に設置されたドレン管に揚水するドレンアップ機能を備えたものが知られている。
かかる空調機を新規に据え付ける場合、ドレン管の漏水の有無や下降勾配による排水管までの通水が可能か否かを確認するドレン管の通水試験と、前記ドレンアップポンプの漏水の有無やドレンアップポンプによる揚水が可能か否かを確認するドレンアップ機能の確認試験とを行う必要があった。従来の確認試験では、図9に示されるように、空調機を設置しドレン管を配管した後、天井などの内装を汚さないように、内装工事が行われる前に前記ドレン管の通水試験を行い、その後の受電によって空調機が運転できる状態になってから前記ドレンアップ機能の確認試験を行うというように、確認試験を2回の時期に分けて行うのが一般的であった。
ところで、前記ドレン管の通水試験において、例えば下記特許文献1では、ドレン管への注水時に水をこぼさないようにするため、空調機から突設された管状の排水接続口に開口を穿孔し、該開口を密閉する栓を該開口に着脱自在に設けるとともに、該栓を外した際前記開口に装着できるロート状の給水口を備えた空調機ドレン管試験装置が開示され、下記特許文献2では、ドレン管が接続されているドレンパンを備えた空調機に、そのドレンパンに臨む給水口を設け、この給水口に給水管の先端を接続するとともに、前記給水管の基端に給水源を接続した空調機のドレン排出機構の試験装置が開示されている。
特開平5−79652号公報 実開平5−79318号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の空調機ドレン管試験装置では、ロート状の給水口が備えられるため、ドレン管への注水時に水をこぼすおそれが無くなるものの、脚立を使用しての高所作業が必要となるため危険を伴うとともに、ドレン管に漏水箇所や通水不良箇所があったとしても、目視で確認作業を行わなければならないため試験時間が長期化する問題があった。
一方、上記特許文献2記載のドレン排出機構の試験装置では、ドレンパンに揚水する揚水ポンプが備えられるため高所作業が低減できるが、ドレンアップ機能を備えた空調機の場合、受電後にドレンアップ機能の確認試験を再度行う必要があった。
受電後にドレンアップ機能の確認試験を行う場合、内装工事との関係で、内装工事が完了した後であることが多いため、内装仕上げ材を汚染したり、損傷したりする場合があるが、受電時期との関係からこの時期に行わざるを得なかった。
また、従来の確認試験では、空調機を1台ずつしか行うことができないため時間がかかり、複数台同時に行うには多くの人手が掛かるという問題があった。
そこで本発明の主たる課題は、ドレンアップ機能を備えた空調機を新規に据え付けるとき、内装及び空調機への給電工事前に、ドレン管の通水試験とドレンアップ機能の確認試験とを1回の試験で同時に行えるようにすることにより、試験時間の短縮を図るとともに、内装仕上げ材の汚染や損傷を防止した空調機のドレン機能試験方法及びこれに用いるドレン機能試験装置を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、車輪が設けられ移動可能とされる本体フレーム内に、仮設電源から供給される1次側電圧を2次側電圧に変換する変圧トランスと、水を貯留する給水タンクと、前記給水タンク内の水を圧送する給水ポンプとを備えるとともに、前記給水ポンプの吐出側流路を複数に分岐した各分岐路の先端に設けられ、前記ドレンパンへ給水を行うための給水ホースが接続される接続プラグと、前記各分岐路のそれぞれに流量を計測する流量計とを備えたドレン機能試験装置と、前記ドレンパンの水をドレン管を通じて排水管にて回収する排水回収容器とを使用して、内装及び空調機への給電工事前に、ドレンアップ機能を備えた空調機のドレン機能を確認する空調機のドレン機能試験方法であって、
前記空調機を設置し、ドレンパンに溜まった水を排水管に送るドレン管を配管した後、各接続プラグに給水ホースの一端を接続するとともに他端を空調機のドレンパンに仮設配管し、前記1次側の電源コンセントを仮設電源に接続するとともに前記2次側の電源コンセントを各空調機に接続して前記試験装置を設置した上で、前記空調機の運転及び前記ドレンパンへの給水を行い、前記流量計による各ドレンパンへの積算給水量と前記排水回収容器に回収された排水量との比較して、前記給水量と排水量とがほぼ同量ならばドレン管の通水状態及びドレンアップ状態が良好に作用していると判断し、給水量より排水量の方が少ない場合は、ドレン管の漏水、排水管までの通水不良、ドレンアップポンプの漏れ、ドレンアップポンプの不良など機器の改修が必要と判断することによりドレン機能を判定することを特徴とする空調機のドレン機能試験方法が提供される。
上記請求項1記載の発明は、車輪が設けられ移動可能とされる本体フレーム内に、仮設電源から供給される1次側電圧を2次側電圧に変換する変圧トランスと、水を貯留する給水タンクと、前記給水タンク内の水を圧送する給水ポンプとを備えるとともに、前記給水ポンプの吐出側流路を複数に分岐した各分岐路の先端に設けられ、前記ドレンパンへ給水する給水ホースが接続される接続プラグと、前記各分岐路のそれぞれに流量を計測する流量計とを備えたドレン機能の試験装置と、前記ドレンパンの水をドレン管を通じて排水管にて回収する排水回収容器とを使用して、内装及び空調機への給電工事前に、ドレン機能の試験を行うことにより、次に列記するような効果を奏することができる。
(1)前記車輪が設けられることにより、試験装置が容易に移動でき、床面の損傷を防止することができる。
(2)仮設電源から供給される1次側電圧を2次側電圧に変換する変圧トランスが設けられることにより、100Vの仮設電源を空調機の運転時に必要な200Vの電圧に昇圧でき、受電前においても空調機を稼働させることができ、ドレン管の通水試験と同時にドレンアップポンプの稼働によるドレンアップ機能の確認試験を行うことができる。このように、天井などの内装工事完了前に前記2つの試験を同時に終わらせることができるため、ドレン機能の確認試験に伴う内装材の汚染や損傷を無くすことができる。
(3)前記給水ポンプの吐出側を複数に分岐した各分岐路の先端に、ドレンパンへ給水を行うための給水ホースが接続される接続プラグが設けられているため、ドレン機能の確認試験を複数台の空調機に対して同時に行うことができ、試験時間の短縮化を図ることができる。
(4)上記試験装置の各分岐路に流量を計測する流量計を設けるとともに、前記ドレンパンの水をドレン管を通じて排水管にて回収する排水回収容器を設け、空調機の運転及びドレンパンへの給水を行い、前記流量計による給水量と前記排水回収容器に回収された排水量との比較によりドレン機能を判定するようにしているため、ドレン管の漏水の有無やドレンアップポンプの漏水の有無を容易に判定することができ、試験時間の短縮化を図ることができる。
以上のように、本発明に係る試験方法では、ドレンアップ機能を備えた空調機を新規に据え付けたとき、内装及び空調機への給電工事前に、ドレンの連続排水の確認が容易且つ迅速にできるため、空調機の漏水に対する品質向上が可能となる。
請求項に係る本発明として、前記分岐路は、3乃至8本に分岐して形成されている請求項1記載の空調機のドレン機能試験方法が提供される。
上記請求項記載の発明では、1台の試験装置に付き、同時に確認試験が可能な空調機の台数を規定するものであり、前記給水ポンプの吐出側を3乃至8本に分岐する分岐路を形成するようにしたものである。
請求項に係る本発明として、請求項1記載の空調機のドレン機能試験方法に用いるドレン機能の試験装置であって、
車輪が設けられた本体フレーム内に、仮設電源から供給される1次側電圧を2次側電圧に変換する変圧トランスと、水を貯留する給水タンクと、前記給水タンク内の水を圧送する給水ポンプとを備えるとともに、前記給水ポンプの吐出側流路を複数に分岐した各分岐路の先端に設けられ、前記ドレンパンへ給水を行うための給水ホースが接続される接続プラグと、前記各分岐路のそれぞれに流量を計測する流量計とを備えたことを特徴とするドレン機能試験装置が提供される。
以上詳説のとおり本発明によれば、ドレンアップ機能を備えた空調機を新規に据え付けるとき、内装及び空調機への給電工事前に、ドレン管の通水試験とドレンアップ機能の確認試験とを1回の試験で同時に行えるため、試験時間の短縮を図るとともに、内装仕上げ材の汚染や損傷を防止した空調機のドレン機能試験方法及びこれに用いるドレン機能試験装置が提供できるようになる。
ドレン機能の確認試験のための試験装置の設置要領図である。 試験装置1を示す平面図である。 その正面図である。 図3の側面図である。 図3の背面図である。 試験装置1の配管系統図である。 他の形態例に係る試験装置1の配管系統図である。 ドレン機能の確認試験の流れ図である。 従来のドレン機能の確認試験の流れ図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明に係るドレン機能の試験方法の対象となる空調機2は、図1に示されるように、天吊型などの高所設置型のパッケージ形空調機2(以下「空調機2」という。)であり、図示例ではこの空調機2が室内に複数台(2台)設置されている。また、前記空調機2は、冷却コイルに生じる結露水を一時貯留しておくドレンパン3と、このドレンパン3に溜まった水を排水管4に排水するため、排水管4に向けて下降勾配を設けたドレン管5と、前記ドレンパン3の水位より高い位置に設置された前記ドレン管5に揚水するドレンアップポンプ(図示せず)(所謂、ドレンアップ機能)とが備えられている。
〔試験装置1について〕
先ずはじめに、本発明に係るドレン機能の試験方法に用いられる試験装置1について、図2〜図7に基づいて詳述する。
本試験装置1は、図2〜図6に示されるように、4つの車輪11、11…と前後に手押し用把手12、12が設けられ、移動可能とされる本体フレーム10内に、1次側電源コンセント14によって仮設電源から供給される1次側電圧(100V)を空調機2の稼働に必要な2次側電圧(単相200V)に変換し2次側電源コネクタ15、15…に供給する変圧トランス13と、水を貯留する給水タンク16と、前記給水タンク16内の水を空調機2のドレンパン3へ圧送する給水ポンプ17とを備えるとともに、前記給水ポンプ17の吐出側流路を複数に分岐した各分岐路の先端に設けられ、前記ドレンパン3へ給水を行う給水ホース30が接続される接続プラグ18、18…と、各分岐路の流量を計測する流量計19、19…とを備えている。前記本体フレーム10は、略直方体に組んだ骨組の外側に外板を取り付けたものであり、試験装置1の軽量化を考慮してアルミニウム製とすることが好ましい。
以下、更に具体的に詳述する。
前記変圧トランス13は、工事用の仮設電源から供給された100Vの1次側電源を、空調機2(ドレンアップポンプ)の稼働に必要な200Vの2次側電源に昇圧するためのものである。前記1次側電源の供給は、試験装置1の背面から外部に延出するアース付の100V用の電源コンセント14によって行われ、前記2次側電源の供給は、前記変圧トランス13の2次側に並列的に複数本(図示例では3本)接続するケーブルの先端に、前記本体フレーム10内に収容されている雌型の2次側電源コネクタ15によって行われる。ここで、前記2次側電源コネクタ15に空調機2に接続する電源コンセント31を接続するときは、開閉扉10aを開いて接続するようにする。なお、その背面側にもメンテナンス用の開閉扉10bが備えられている。
前記給水タンク16は、ポリプロピレンやポリエチレンなどからなるポリ容器であり、その側部には目視にて水量が確認できるように前記給水タンク16内と連通し、垂直管部に水面位置に対して内容量が表示される目盛りを備えた水位計16aが配設されている。また、下部側面には前記給水ポンプ17へ給水する給水路が接続されるとともに、上面には前記給水ポンプ17の吐出水を一部戻すバイパス路が接続されている。また、上面には給水タンク16内への給水時に蓋16cを取り外して給水する開口16bが設けられている。他方、タンク内の水量を正確に計測するため、上面開口部からタンク内に電極棒16dが挿入され、デジタル信号として出力可能とされている。この電極棒16dは、タンク内が所定水量以下になった時点でタンク内への給水を促す通報装置と電送可能に接続されるとともに、給水ポンプ17の空転防止を図るため所定水量以下の場合に給水ポンプ17の運転を停止するように給水ポンプ17の制御装置と電送可能に接続されている。
前記給水タンク16は、複数台の空調機について同時に確認試験が行えるように、2リットル〜200リットル、好ましくは20リットル〜100リットルの容量のものが好適に使用できる。
前記給水ポンプ17は、マグネットポンプ、渦巻きポンプ、軸流ポンプなど公知の各種ポンプを使用できるが、液漏れが生じにくいマグネットポンプを使用することが好ましい。
前記給水ポンプ17の吐出側流路は、複数の分岐路に分岐され、各先端部にはドレンパン3まで延びる給水ホース30が接続される接続プラグ18が備えられている。この接続プラグ18は、雄雌関係にある前記給水ホース30の一端に設けられた接続プラグとワンタッチで着脱自在とされるいわゆるクイックジョイントであり、給水ホース30の装着時にのみ通水可能とされ、脱着時には通水されないようになっている。
前記流量計19は、面積式、差圧式、スクリュー式など公知の流量計を用いることができる。
前記試験装置1の外面には、操作盤20が設けられ、試験装置1の主電源、各2次側電源コネクタ15、15…への電源供給のON/OFFが制御可能なスイッチが備えられている。
上記試験装置1の配管系統は、図6に示されるように、給水タンク16から給水ポンプ17の給水側に導入される給水路17aが設けられ、給水ポンプ17の吐出側に吐出路17bが設けられる。この吐出路17bはその後、図示例では3本の分岐路17c、17d、17eに分岐され、各分岐路17c、17d、17eにそれぞれ流量計19及び接続プラグ18が設けられている。また、前記吐出路17bには、この吐出路17bを流通する水の一部を前記給水タンク16に返送するためのバイパス路17f及びその流路途中のバイパス弁17gが設けられている。
図6に示される例では、吐出路17bが3本の分岐路に分岐して形成されるようにしていたが、図7に示されるように、6本の分岐路に分岐して形成されるようにしてもよい。この分岐路は、3乃至8本に分岐して形成されるようにすることが好ましい。なお、前記分岐路を分岐する本数を変更する場合、前記2次側電源コネクタ15も同じ個数設けるようにする。
〔空調機2のドレン機能の試験方法〕
次に、上記試験装置1を用いた空調機2のドレン機能の試験方法について説明する。その手順は、図8に示されるように、空調機2を設置し、ドレンパン3に溜まった水を排水管4に送るドレン管5を配管した後であって、天井などの内装工事及び空調機への給電工事前に、上記試験装置1と、前記ドレンパン3の水をドレン管5を通じて排水管にて回収する排水回収容器6とを使用して行う。
具体的には、図1に示されるように、給水タンク16内に十分に給水した試験装置1を所定の位置まで移動し、各接続プラグ18に空調機2のドレンパン3に給水するための給水ホース30、30を仮設配管する。また、1次側電源コンセント14を仮設電源に接続して100V電源の供給を受けるとともに、2次側電源コネクタ15、15に空調機2の電源に接続する電源コンセント31、31を接続して試験装置1の設置を完了する。さらに、排水管4には、排水を回収する排水回収容器6を設けておく。
その後、試験装置1を稼働し、空調機2、2の運転及びドレンパン3、3への給水を所定時間連続的に行う。なお、前記空調機2の運転においては、少なくともドレンアップポンプを稼働するようにする。この間の流量計19、19による各ドレンパン3への積算給水量と、前記排水回収容器6に回収された排水量とを比較して、給水量と排水量とがほぼ同量ならばドレン管の通水状態及びドレンアップ状態が良好に作用していると判断され、給水量より排水量の方が少ない場合、ドレン管5の漏水、排水管4までの通水不良、ドレンアップポンプの漏れ、ドレンアップポンプの不良など機器の改修が必要と判断される。そして、所定の機器の改修後、同様に上記試験を行い再度ドレン機能を判断する。
このように、本発明に係る試験方法では、天井などの内装工事や空調機への給電工事(受電)前に、ドレン管5の通水試験及びドレンアップポンプによるドレンアップ機能の確認試験が同時に行えるため、試験時間の短縮化を図ることができるとともに、内装仕上げ材の汚染や損傷が防止できるようになる。
1…試験装置、2…空調機、3…ドレンパン、4…排水管、5…ドレン管、10…本体フレーム、13…変圧トランス、16…給水タンク、17…給水ポンプ、18…接続プラグ、19…流量計、30…給水ホース

Claims (3)

  1. 車輪が設けられ移動可能とされる本体フレーム内に、仮設電源から供給される1次側電圧を2次側電圧に変換する変圧トランスと、水を貯留する給水タンクと、前記給水タンク内の水を圧送する給水ポンプとを備えるとともに、前記給水ポンプの吐出側流路を複数に分岐した各分岐路の先端に設けられ、前記ドレンパンへ給水を行うための給水ホースが接続される接続プラグと、前記各分岐路のそれぞれに流量を計測する流量計とを備えたドレン機能試験装置と、前記ドレンパンの水をドレン管を通じて排水管にて回収する排水回収容器とを使用して、内装及び空調機への給電工事前に、ドレンアップ機能を備えた空調機のドレン機能を確認する空調機のドレン機能試験方法であって、
    前記空調機を設置し、ドレンパンに溜まった水を排水管に送るドレン管を配管した後、各接続プラグに給水ホースの一端を接続するとともに他端を空調機のドレンパンに仮設配管し、前記1次側の電源コンセントを仮設電源に接続するとともに前記2次側の電源コンセントを各空調機に接続して前記試験装置を設置した上で、前記空調機の運転及び前記ドレンパンへの給水を行い、前記流量計による各ドレンパンへの積算給水量と前記排水回収容器に回収された排水量との比較して、前記給水量と排水量とがほぼ同量ならばドレン管の通水状態及びドレンアップ状態が良好に作用していると判断し、給水量より排水量の方が少ない場合は、ドレン管の漏水、排水管までの通水不良、ドレンアップポンプの漏れ、ドレンアップポンプの不良など機器の改修が必要と判断することによりドレン機能を判定することを特徴とする空調機のドレン機能試験方法。
  2. 前記分岐路は、3乃至8本に分岐して形成されている請求項1記載の空調機のドレン機能試験方法。
  3. 請求項1記載の空調機のドレン機能試験方法に用いるドレン機能の試験装置であって、
    車輪が設けられた本体フレーム内に、仮設電源から供給される1次側電圧を2次側電圧に変換する変圧トランスと、水を貯留する給水タンクと、前記給水タンク内の水を圧送する給水ポンプとを備えるとともに、前記給水ポンプの吐出側流路を複数に分岐した各分岐路の先端に設けられ、前記ドレンパンへ給水を行うための給水ホースが接続される接続プラグと、前記各分岐路のそれぞれに流量を計測する流量計とを備えたことを特徴とするドレン機能試験装置。
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