JP5335566B2 - 高精細映像信号処理装置 - Google Patents

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本発明は、撮像素子から出力される映像信号の処理装置に係り、特に、複数の出力を有する撮像素子又は複数貼り合わせによる撮像素子を用いて高精細画像を得るようにしたシステムにおける映像信号処理装置に関する。
従来、HDTV(High Definition Television:ハイビジョン)の画素数を超える画素数を持つテレビジョンカメラ等が実用化されている(例えば、特許文献1〜5を参照)。
このようなカメラ等では、撮像素子からの映像信号の読み出し速度や、読み出し後の信号処理の速度に限度があることから、複数の出力を有する撮像素子又は複数貼り合わせによる撮像素子を用いて高精細画像を得るようにしたり、映像信号を複数に分割したりして並列処理するようにしている。
すなわち、撮像素子の画素領域を略一定間隔に複数のエリアに分割し、その複数のエリアを略同一のタイミングにて駆動して並列読み出し動作を行い、読み出した映像信号を並列状態のまま処理する。
図10は、高精細画像に対応した信号処理の一例として考えられたブロック図である。縦長に領域分割された並列出力撮像素子の各出力信号に白/黒補正、収差補正、シェーディング補正、ニー(Knee)補正、γ補正、ディテール(DTL)補正など各種の補正処理を行なう。
撮像素子の出力信号は、分割領域毎やRGB色チャネル毎に、夫々分割されているので、領域の境界で補正量が不連続になると、視覚でも認識可能な劣化が画像に生じるため、本例では、収差やシェーディング補正を行な際は、隣の領域の信号も入力するようにしており、のりしろ処理と呼ばれる。
4K2K或いは8K4Kと呼ばれる超高精細映像を扱う場合、このための処理は処理量が莫大となるため、高速シリアル伝送で互いに接続された複数の基板で構成することが多い。システムの開発過程において、システムの開発者は開発過程において、ハードウェア規模、および並列処理によるオーバヘッドの増大を抑えるように、信号の分割の仕方や、各種処理の順序などの方式検討をする必要があるが、各方式ごとに回路基板を起こすのは、大変な労力となる。
ここで、近年、FPGA(Field Programmable Gate Array)と呼ばれるプログラミングが可能なLSIデバイスが市場に提供されるようになり、このFPGAによれば、それに内蔵のSRAM型メモリセルに、必要な論理情報と配線情報をローディングするだけで、設計どおりの回路として動作させることができる。
すなわち、FPGAを必要に応じて複数個、実装したボードを用意しておけば、それだけで、別途、個々の回路について多数の基板を起こすこと無く、システムの試作、検証や評価が簡便且つ短時間で行えるようになり、高精細映像信号処理装置の性能向上とコスト低減に大きく寄与できることになる。
特開2005‐130331号公報 特開2003‐143562号公報 特開2000‐312311号公報 特開2005‐269163号公報 特開2005‐333526号公報
ところで、高精細映像信号の処理においては、その前提となる信号形式(領域や色でどのように分割するかなど)や、全体としての画像処理方式について、配慮がされなければならず、FPGAを用いただけでは簡単に補正処理を共用化できるわけではない。
全体としての画像処理方式としては、大別して、単色画像処理(単色画像のまま個々に処理する方式。領域分割数が少なくて済む)やRGB画像処理(RGB画像に一括して処理する方式。色に関する補正が容易)、或いは専用画像処理(ユーザなどから要望された画像処理)がある。
異なる画像処理方式の回路基板との接続を可能にするためには、該回路基板に入力される撮像素子の並列信号、或いは前段の回路基板からの並列信号を全て束ね直す必要がある。
そして、この束ね直しには、個々のFPGAが全ての結線の組合せに備えて前段の全ての回路基板と接続を用意する必要があるが、現時点ではそのような多数の高速シリアル信号インタフェースを備えたデバイスは入手できない。
このため、配線の切り替えは、信号処理回路の中ではなく外部で行なう必要があり、たとえ信号処理回路がFPGAによるものであっても、論理情報と配線情報のローディングによっては対処できない。
従って、従来技術では、画像処理方式の変更には、例えば単色画像処理ユニット用とRGB画像処理ユニット用、それに専用画像処理ユニット用に夫々別の回路基板を起こす必要があり、従って、FPGAによる補正処理の共用化に問題が生じてしまうのである。
本発明の目的は、画像処理方式の変更にもFPGAによる補正処理の共用化が可能な、高精細映像信号処理装置を提供することにある。
上記目的は、撮像素子から並列読み出しして得た複数のシリアル映像信号を、複数の信号処理基板を用いて処理する方式の高精細映像信号処理装置において、前記複数の信号処理基板のそれぞれは、少なくとも1カラーチャネル当りの並列読み出し数に対応するN本以上のシリアル映像入力信号を外部と接続する第1コネクタと、前記N本以上と同数のシリアル映像出力信号を外部と接続する第2コネクタと、前記N本以上のシリアル映像入力信号を、任意に選択して、複数であるM本のシリアル映像信号として出力する第1クロスポイントスイッチと、前記第1クロスポイントスイッチから入力された前記M本のシリアル映像信号に、分担して映像信号処理を施して出力する複数のプログラマブルデバイスと、前記複数のプログラマブルデバイスから入力された複数のシリアル映像信号を、任意に選択して、前記N本以上と同数のシリアル映像出力信号として前記第2コネクタへ出力する第2クロスポイントスイッチと、を備え、前記複数の信号処理基板をケーブルにより直列或いは並列に接続して、画像処理を該複数の信号処理基板で並列に行うように構成し、前記複数のプログラマブルデバイスは、処理する映像信号を単色とし映像の領域分割数を少なくする単色処理方式と、カラーチャネル間の演算を伴い映像の領域分割数を前記単色処理方式より多くするカラー処理方式と、を切替可能とし、前記第1或いは第2クロスポイントスイッチは、前記信号処理基板の前記複数のプログラマブルデバイスの処理方式に対応して映像信号を束ね直し、該プログラマブルデバイスが単色処理方式で動作するときは、該複数のプログラマブルデバイスの数以下である前記領域分割数に応じて、各分割領域に対応するシリアル映像入力信号或いはシリアル映像出力信号を、対応するプログラマブルデバイスに接続し、更に前記第1クロスポイントスイッチは、隣接する分割領域のシリアル映像信号の一部を冗長にプログラマブルデバイスに入力することで、該プログラマブルデバイスが該冗長な入力をのりしろに利用して領域分割間を横断する処理が行えるように構成して達成される。
このとき、前記クロスポイントスイッチのクロスポイントの選択が、前記信号処理回路のFPGAに対する論理情報のローディングにより与えられるようにしても良い。
本発明によれば、クロスポイントスイッチのクロスポイントを選択するだけでユニット全体としての画像処理方式の切り替えが得られるので、画像処理方式が異なっても別の回路基板を起こす必要がないので、システムの開発過程において画像処理方式の切り替えについても簡単に対応でき、試験項目の多様化によるシステムの信頼性向上に大きく貢献する。
本発明に係る高精細映像信号処理装置の処理ユニットのブロック図である。 本発明に係る高精細映像信号処理装置の処理ユニットのブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるクロスポイントスイッチの一例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態におけるクロスポイントスイッチの他の一例を示す第1の説明図である。 本発明の一実施の形態におけるクロスポイントスイッチの他の一例を示す第2の説明図である。 本発明の一実施の形態におけるクロスポイントスイッチの他の一例を示す第3の説明図である。 本発明の一実施の形態におけるクロスポイントスイッチの他の一例を示す第4の説明図である。 本発明の一実施の形態におけるクロスポイントスイッチの他の一例を示す第5の説明図である。 本発明の一実施の形態におけるクロスポイントスイッチの他の一例を示す第6の説明図である。 高精細画像に対応した信号処理の一例を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る高精細映像信号処理装置の構成図である。
以下、本発明に係る高精細映像信号処理装置について、実施の形態により詳細に説明する。
まず、図1は、本発明の一実施の形態による処理ユニット7のブロック図であり、単色画像処理した場合の動作も模式的に示してある。
本例の処理ユニット7は、主要部品として、入力側の高速クロスポイントスイッチ8と、6個の信号処理回路10〜15と、出力側の高速クロスポイントスイッチ16と、を1枚の基板に実装したものである。
R(赤)センサ1とB(青)センサ2それにG(緑)センサ3は夫々、例えば、図10に示したような並列出力撮像素子のセンサ(いわゆる3板カメラ)であり、ここでは、各センサは撮像領域が8分割され、それをLVDSのような高速シリアルインターフェース8本(N=8)で出力するものとする。
高速シリアルインターフェースから出力される8本の高速シリアル映像信号の夫々は、読み出した分割領域内の画素値(例えば14ビット)を所定の形式でシリアル化したものであり、領域の並びに応じて1〜8チャンネルと呼ぶことにする。
これらRセンサ1、Bセンサ2、Gセンサ3の各々から8本ずつ出力される高速シリアル映像信号は、夫々の入力側コネクタ4、5、6を介して処理ユニット7の中に取り込まれ、入力側のN×M(N=8)構成の高速クロスポイントスイッチ8に供給される。
このとき高速クロスポイントスイッチ8は、3N×6M(M=6)構成のスイッチであり、FPGA1〜FPGAn(n=6)の夫々からなる信号処理回路10〜15の各FPGAからの制御信号によってクロスポイントの選択が制御される。
すなわち、高速クロスポイントスイッチ8は、1画面を構成する全部(24チャンネル)の高速シリアル映像信号の個々を、36本の出力信号に対して任意に接続できるものであり、6チャンネル毎に束ね直された高速シリアル映像信号が、FPGA1〜FPGAnの夫々からなる信号処理回路10〜15に入力される。ただし本例では、6チャンネル毎の出力信号のうち使用されるのは5チャンネルのみのため、図1では5本の線で図示してある。
このとき、FPGA1〜FPGAnは、夫々、このときに要求されている単色画像処理ユニットとしての信号処理に必要な論理情報と配線情報のほか、高速クロスポイントスイッチ8に与える制御信号を発生するための情報がローディングされている。
ここで、まず、信号処理回路10には、Rチャネルの映像信号の1チャネルから5チャネルまでの5チャネル分が入力され、信号処理回路11には、Rチャネルの映像信号の4チャネルから5チャネルまでの5チャネル分が入力される。そして、これら信号処理回路10のFPGA1と信号処理回路11のFPGA2の双方により、R映像信号について各種補正処理が施される。
次に、信号処理回路12には、Gチャネルの映像信号の1チャネルから5チャネルまでの5チャネル分が入力され、信号処理回路13には、Gチャネルの映像信号の1チャネルから5チャネルまでの5チャネル分が入力される。そして、これら信号処理回路12のFPGA3と信号処理回路13のFPGA4の双方により、G映像信号についての各種補正処理が施される。
また、信号処理回路14には、Bチャネルの映像信号の1チャネルから5チャネルまでの5チャネル分が入力され、信号処理回路15には、Bチャネルの映像信号の1チャネルから5チャネルまでの5チャネル分が入力され、これら信号処理回路14のFPGA5と信号処理回路15のFPGAnの双方によりB映像信号についての各種補正処理が施される。
各色とも、5チャネルが冗長に入力され、のりしろとして利用されるので、領域分割間を横断するような処理(シェーディング補正等)が可能になる。
このように、信号処理回路10〜15により、RGBの各色の映像信号毎に別個に(独立に)補正処理が施されることになり、この結果、各信号処理回路10〜15から夫々5本の高速シリアルI/Fによる補正処理済の映像信号が出力されることになる。
各信号処理回路10〜15から出力された補正処理済の映像信号は、出力側の高速クロスポイントスイッチ16に供給される。
ここで、この高速クロスポイントスイッチ16は、6M×3N構成のスイッチであり、これも入力側の高速クロスポイントスイッチ8と同様、信号処理回路10〜15の各FPGAから与えられる制御信号によってクロスポイントの選択が制御される。本例では、入力側と同じ方式の信号に戻すため、出力側の高速クロスポイントスイッチ16内の接続の様態は、入力側の高速クロスポイントスイッチ8とちょうど逆になる。
すなわち、信号処理回路10と信号処理回路11から出力される各々5チャネルの補正処理済Rチャネル映像信号は、高速シリアルインターフェースI/Fによる8チャネルのRチャネル映像信号として、高速クロスポイントスイッチ16により選択され、出力側コネクタ17に取り出される。
次に、信号処理回路12と信号処理回路13から出力される各々5チャネルの補正処理済Gチャネル映像信号は、高速シリアルインターフェースI/Fによる8チャネルのGチャネル映像信号として、高速クロスポイントスイッチ16により選択され、出力側コネクタ18に取り出される。
そして、信号処理回路14と信号処理回路15から出力される各々5チャネルの補正処理済Bチャネル映像信号は、高速シリアルインターフェースI/Fによる8チャネルのBチャネル映像信号として、高速クロスポイントスイッチ16により選択され、出力側コネクタ19に取り出される。
従って、この図1に示すように、高速クロスポイントスイッチ8と高速クロスポイントスイッチ16のクロスポイントを選択することにより、処理ユニット7を単色画像処理ユニットとして機能させることができる。
次に、図2は、本発明の一実施の形態による処理ユニット7をRGB画像処理ユニット用に切換えた場合の一例で、この場合、高速クロスポイントスイッチ8と高速クロスポイントスイッチ16の夫々によるクロスポイントの選択位置が図1の場合と異なるだけで、処理ユニット7自体の構成は、図1の場合と変りなく、その他の構成も図1の場合と同じである。
そして、RGB各8チャネルの映像信号は、高速クロスポイントスイッチ8の制御により、6チャネル毎の映像信号4組として選択され、FPGA1〜FPGA4の夫々からなる信号処理回路10〜13に入カされる。
このとき、FPGA1〜FPGA4は、夫々、このときに要求されているRGB画像処理ユニットとしての信号処理に対応して、必要な論理情報と配線情報がローディングされている。
そこで、まず、信号処理回路10には、RチャネルとGチャネル及びBチャネルの各映像信号の1チャネルと2チャネルの2チャネル分が入力される。そして、これらR映像信号とG映像信号及びB映像信号の1チャネルと2チャネルの2チャネル分について、信号処理回路10のFPGA1により、RGB画像に必要な各種補正処理が施される。
次に、信号処理回路11には、RチャネルとGチャネル及びBチャネルの各映像信号の3チャネルと4チャネルの2チャネル分が入カされる。
そして、これらR映像信号とG映像信号及びB映像信号の3チャネルと4チャネルの2チャネル分について、信号処理回路11のFPGA2により、RGB画像に必要な各種補正処理が施される。
また、信号処理回路12には、RチャネルとGチャネル及びBチャネルの各映像信号の5チャネルと6チャネルの2チャネル分が入力される。
そして、これらR映像信号とG映像信号及びB映像信号の5チャネルと6チャネルの2チャネル分について、信号処理回路12のFPGA3により、RGB画像に必要な各種補正処理が施される。
更に、信号処理回路13には、RチャネルとGチャネル及びBチャネルの各映像信号の7チャネルと8チャネルの2チャネル分が入カされる。そして、これらR映像信号とG映像信号及びB映像信号の7チャネルと8チャネルの2チャネル分について、信号処理回路13のFPGA4により、RGB画像に必要な各種補正処理が施される。
従って、RGB画像処理に必要な各種補正処理が、信号処理回路10〜13により、全てのチャネルについて施されることになり、この結果、各信号処理回路10〜13から、夫々6チャネルの補正処理済映像信号が出力される。
各信号処理回路10〜13から出力された補正処理済の映像信号は、出力側の高速クロスポイントスイッチ16に供給される。
そして、これら信号処理回路10〜13から出力される各々2チャネル分の補正処理済RGB映像信号は、高速シリアルI/Fによる8チャネルのRGB映像信号として、高速クロスポイントスイッチ16により選択され、R映像信号は出力側コネクタ17に供給され、G映像信号は出力側コネクタ18に供給され、そしてB映像信号は出力側コネクタ19に供給されることになる。
従って、この図2に示すように、高速クロスポイントスイッチ8と高速クロスポイントスイッチ16のクロスポイントを選択することにより、処理ユニット7をRGB画像処理ユニットとして機能させることができ、カラーマスキングのような、色に関する処理が効率的に並列処理できる。また、固定パターン補正のような、分割領域間の連続性を要しない処理も可能である。
このとき、これら図1の単色画像処理ユニットと図2のRGB画像処理ユニットは、いずれも同じ処理ユニット7を切換えることにより得られるものであり、しかも、この切換えは、FPGAに対する論理情報のローディングにより与えることができ、別の回路基板を起こす必要がない。
ここで、上記実施形態における高速クロスポイントスイッチ8、16について、更に具体的に説明する。
まず、図3は、例えば米国アナログデバイセス(Analog Devises)社の商品名AD8152によるクロスポイントスイッチを入力側の高速クロスポイントスイッチ8として用いた場合のクロスポイントの選択状態を示したもので、図の上側が高速クロスポイントスイッチ8の入力端子の信号を表わし、同右側は出力端子の信号(各信号処理回路のFPGAに接続される)を表わしている。
信号線の交差部分の×記号は、単色画像処理もしくはRGB画像処理のどちらかにおいて接続が必要な箇所を示しており、R1〜R2チャンネルとFPGA1−I1〜I2は固定であることを利用し、信号線数が36本であっても、34×34のクロスポイントスイッチで実現することができる。
次に、図4〜図6は、6個の8×8クロスポイントスイッチFS1〜FS6と、同じく6個の8×8クロスポイントスイッチSS1〜SS6とを用い、クロスポイントスイッチFS1〜FS6とクロスポイントスイッチSS1〜SS6を縦接続して、図1の単色処理ユニットにおける入力側の高速クロスポイントスイッチ8とした場合のクロスポイントの選択状態を示したもので、ここでは便宜的に入力端子と出力端子を線で接続して図示することにより、クロスポイントの選択状態を表わしている。
また、図7〜図9は、6個の8×8クロスポイントスイッチFS1〜FS6と、同じく6個の8×8クロスポイントスイッチSS1〜SS6とを用い、クロスポイントスイッチFS1〜FS6とクロスポイントスイッチSS1〜SS6を縦接続して、図2のRGB画像処理ユニットにおける入力側の高速クロスポイントスイッチ8 とした場合のクロスポイントの選択状態を示したものである。
図11は、本発明の他の実施形態に係る高精細映像信号処理装置の構成図である。
図11において、角が丸い枠で図示したものは、前述の処理ユニット7に相当し、30個の処理ユニットを用いて高精細映像信号処理装置を構成してある。
本例においても3板カメラを想定しており、Bayer配列に伴う色分離補間等が不要なため、単色画像処理を基本している。ただし、ほとんどの処理ユニットは原則、夫々1色しか処理しない点で先の実施形態と異なる。
具体的には、撮像素子の画素毎に生じるようなFPN(Fixed Pattern Noise)や白きずを補正するユニットと、フレア(強い入射光が撮像系ないで散乱されて結像せずに白濁する現象)やシェーディング(感度のむら)の補正、デジタルゲイン処理、テストパターンとの切り替え処理をするユニットと、色チャネル間の画像の位置ずれ(主に色収差が原因)を補正するレジ色収差補正ユニットと、レンズの分解能に応じた適切な高域強調(鮮鋭化)を行なうアパーチャ補正アンシャープユニットと、R、G、B、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の6色毎に別個に彩度、色相を調整可能な6色独立カラーマスキングユニットと、主に輪郭強調のためのディテール補正や、主に高輝度の諧調再現性を良くするニー補正や、主に中間調の明るさの調整するためのガンマ補正を行なうユニットとを、直列接続(縦続接続)して補正処理を実現している。
カラーチャネル間の演算が必須となるカラーマスキングでは、4ユニットを用い、4分割した領域毎に、RGB全チャネルを入力して処理するが、それより上流では、RGB毎にユニットを3個並列に設けて処理する。また、強い非線形性のあるガンマ処理(トーンカーブ画像補正)は最後に行なうことが望ましいため、カラーマスキング処理後に行なっている。
1 Rセンサ(撮像素子の赤色センサ部分)
2 Gセンサ(撮像素子の青色センサ部分)
3 Bセンサ(撮像素子の緑色センサ部分)
4〜6 入力側のコネクタ
7 処理ユニット
8 入力側の高速クロスポイントスイッチ
10〜15 信号処理回路(FPGA1〜FPGAn(n=6)を用いた
信号処理回路)
16 出力側の高速クロスポイントスイッチ
17〜19 出力側のコネクタ

Claims (2)

  1. 撮像素子から並列読み出しして得た複数のシリアル映像信号を、複数の信号処理基板を用いて処理する方式の高精細映像信号処理装置において、
    前記複数の信号処理基板のそれぞれは、
    少なくとも1カラーチャネル当りの並列読み出し数に対応するN本以上のシリアル映像入力信号を外部と接続する第1コネクタと、
    前記N本以上と同数のシリアル映像出力信号を外部と接続する第2コネクタと、
    前記N本以上のシリアル映像入力信号を、任意に選択して、複数であるM本のシリアル映像信号として出力する第1クロスポイントスイッチと、
    前記第1クロスポイントスイッチから入力された前記M本のシリアル映像信号に、分担して映像信号処理を施して出力する複数のプログラマブルデバイスと、
    前記複数のプログラマブルデバイスから入力された複数のシリアル映像信号を、任意に選択して、前記N本以上と同数のシリアル映像出力信号として前記第2コネクタへ出力する第2クロスポイントスイッチと、を備え、
    前記複数の信号処理基板をケーブルにより直列或いは並列に接続して、画像処理を該複数の信号処理基板で並列に行うように構成し、
    前記複数のプログラマブルデバイスは、処理する映像信号を単色とし映像の領域分割数を少なくする単色処理方式と、カラーチャネル間の演算を伴い映像の領域分割数を前記単色処理方式より多くするカラー処理方式と、を切替可能とし、
    前記第1或いは第2クロスポイントスイッチは、前記信号処理基板の前記複数のプログラマブルデバイスの処理方式に対応して映像信号を束ね直し、該プログラマブルデバイスが単色処理方式で動作するときは、該複数のプログラマブルデバイスの数以下である前記領域分割数に応じて、各分割領域に対応するシリアル映像入力信号或いはシリアル映像出力信号を、対応するプログラマブルデバイスに接続し、更に前記第1クロスポイントスイッチは、隣接する分割領域のシリアル映像信号の一部を冗長にプログラマブルデバイスに入力することで、該プログラマブルデバイスが該冗長な入力をのりしろに利用して領域分割間を横断する処理が行えるように構成したことを特徴とする高精細映像信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の高精細映像信号処理装置において、
    前記第1或いは第2クロスポイントスイッチのクロスポイントの選択が、前記プログラマブルデバイスに対する論理情報のローディングにより与えられるように構成され、
    前記N本以上のシリアル映像入力信号及びシリアル映像出力信号は、1画面を構成する高速シリアル映像信号の全部であり、
    前記複数の信号処理基板の夫々において、前記N本以上のシリアル映像出力信号は、シリアル映像入力信号と同じ方式となるように前記第2クロスポイントスイッチによって束ね直されて前記第2コネクタから出力され、
    前記複数の信号処理基板は、FPN補正と、シェーディング補正と、収差補正と、アパーチャ補正とを、前記単色処理方式により個別の信号処理基板により行い、カラーマスキングと、ディテール補正とを、少なくとも一部において前記カラー処理方式により個別の信号処理基板により行うことを特徴とする高精細映像信号処理装置。
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