JP5334825B2 - 無線ネットワークにおいてビームを通信する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には無線ネットワークにおけるビーム形成に関し、より詳細には車両ネットワークにおけるビーム形成に関する。
車両通信及びWAVE標準規格
IEEE802.11pは、車両環境への無線アクセス(WAVE)を規定する。この標準規格は、高度道路交通システム(ITS)をサポートする。現在の標準規格は単一のアンテナを有する送受信機、及び物理層(PHY)における変調技法のための直交周波数分割多重(OFDM)を規定する。WAVE送受信機は、車両内の移動送受信機、及び固定路側器(RSUs)を含む。WAVEネットワークは、鉄道、航路のような他の移動環境において使用することもできる。
マルチアンテナ
通常、マルチアンテナ送受信機はスループット及び信頼性を高める。多くの無線標準規格がOFDM及び多入力多出力(MIMO)技術を規定している。これらの標準規格は、IEEE802.16、IEEE802.11n、及び3GPP LTE(ロングタームエボリューション)を含む。
しかしながら、MIMOは正確なチャネル状態情報(CSI)及び受信機における複雑なデジタル処理を必要とする。CSIを送信機に提供することは、WAVE送受信機が高速であることによって生じるチャネル時変性に起因して大きなオーバヘッドを必要とする可能性がある。
ビーム形成によって、有向ビームにおけるアレイパターンに焦点を合わせることの信頼性が高まる。すなわち、アンテナアレイは、信号を該信号の到来角に基づいて増幅する空間依存の利得を有する。非特許文献1を参照されたい。
Godara著「Applications of Antenna Arrays to Mobile Communications, Part I: Performance Improvement, Feasibility, and System Considerations」(Proceedings of the IEEE, Vol.85, No.7, pp.1031-1060, 1997)
本発明の目標は、複数本のアンテナを使用するWAVEネットワークにおいて信頼性を高めることである。
移動受信機及び固定受信機を含む無線ネットワークにおいて、ビームを使用して通信する。ネットワークは、車両環境への無線アクセス(WAVE)において、IEEE802.11pに従って動作する。
移動送受信機から固定受信機への方向は、該移動送受信機が利用可能な地理的情報を使用して予測される。移動送受信機において、固定送受信機から信号のセットを受信する。ここで、それらの信号はアンテナアレイによって受信され、それらの信号はビームのセットを使用して受信され、各ビームは実質的に固定受信機に方向付けられる。
ビーム毎に信号対雑音比(SNR)を測定し、最適SNRを有するビームを、移動送受信機と固定送受信機との間でデータを通信するための最適ビームとして選択する。
本発明の実施の形態によるWAVEネットワークの概略図である。 本発明の実施の形態によるアンテナアレイ及びビームの概略図である。 本発明の実施の形態による受信機のブロック図である。 本発明の実施の形態によるWAVE環境及び重みベクトルの概略図である。 本発明の実施の形態によって使用されるOFDM資源ブロックのブロック図である。 本発明の実施の形態による、頻繁に使用されるルートを求める方法のブロック図である。 本発明の実施の形態による、記憶されている角度方向を展開する方法のブロック図である。
図1は、本発明の実施の形態を使用するネットワークを示している。ネットワークは、直交周波数分割多重(OFDM)を使用すると共に、車両環境における無線アクセス(WAVE)を提供する。ネットワークは、移動送受信機のセット101と、固定路側ユニット(RSUs)のセット102とを含む。移動送受信機は車両内に搭載されると共に、アンテナアレイ201に接続される。RSUsと車両との間の通信111は、車両対インフラストラクチャ(V2I)と呼ばれ、複数の車両間の通信112は、車両対車両(V2V)と呼ばれる。
図2は、アンテナアレイ201、及びアレイに対して直交する角度φにおいて最大利得を有する主ビーム(ローブ)202と、はるかに低い利得を有する副ビーム203とを含む、送信機におけるビームパターンを示している。ビームは、信号が異なる複数本のアンテナによって受信される受信機において形成することもできる。様々なビームパターンを提供するために他のアンテナ設計が可能であることが理解される。好ましくは、コーリニアアレイアンテナは垂直に搭載されて、水平方向における総利得及び指向性を増大させる。
図3に示されているように、各アンテナ301において受信される各送信信号を重み付けする(302)。重み付けされた信号を合算して(303)、合成受信信号r304
Figure 0005334825
を求める。ここで、Nはアンテナ本数であり、wはn番目のアンテナによって受信される信号sに加えられる重みであり、w=[w,w,…,w]であり、s=[s,s,…,s]であり、Tは転置演算子であり、Hはエルミート演算子である。
受信(送信)信号のための重みベクトルwは、アンテナアレイのジオメトリの関数である。図1〜図3に示すようにアレイが線形且つ等間隔(uniform)である場合、重みは
Figure 0005334825
である。ここで、jは複素数√(−1)であり、nはアンテナ本数であり、kは波数であり、dはアンテナ間の距離である。通常、
Figure 0005334825
であり、ここで下付き文字はビームの方向及びパターンを示す。
式(2)は、図2に示すような等間隔のコーリニアアレイアンテナに適用することができる。アレイのジオメトリ及び配向は、異なる複数の車両に関して、車体設計、配線コスト、及び空気力学に応じて変化する場合があることが理解される。したがって、特定の角度方向においてビームを生成するための正確な重みベクトルは式(2)に従わない場合がある。しかしながら、特定のアンテナのためのビームパターンの特徴付けはアンテナアレイが設計されるときに決定することができ、可能性のあるビームに関して重みベクトルのセット
Figure 0005334825
を送受信機内に記憶することができる。ビームパターン及びビーム方向毎に1つのベクトルが存在する。したがって、送受信機は、可能性のあるビームパターン及びビーム方向を、走行中に容易に選択する。
たとえば、ベクトル{w,w90,w180,w270}は、{0,90,180,270}度の角度におけるビームのための重みを表す。ビーム幅はアンテナ素子の数に反比例する。最適には、固有ビームフォーマが、観測されるチャネルに従って重みを適応的に調節し、エネルギーを最適固有チャネル内に方向付ける重みを選択する。
しかしながら、移動環境では、これは受信機における正確且つ頻繁なチャネル推定を必要とし、該チャネル推定は送信機にフィードバックされなくてはならない。車両が高速で走行する場合、チャネルのコヒーレンス時間が短く、フィードバックのためのオーバヘッドが実際的でなくなる。
GPSを利用するビーム選択
図4に示しているように、車両は全地球測位システム(GPS)401を備えることができる。GPSは、車両の地理的位置、並びに走行方向及び走行速度に関する情報を有する。この情報を使用して、適切な重みベクトル402を求めることができる。車両内の送受信機101がRSU102と通信する(111)と、主ビーム202は最初にRSUに対する大まかな方向400に位置合わせされなくてはならない。初期ビームは比較的広くすることもできる。ビームの方向及び幅はRSUの位置がわかるのに応じて調節することができる。
RSUの方向400において指示しているものは、車両内の送受信機が最適ビーム方向を知らないときの初期探索しか参照していない。車両がビーム方向を精緻化すると、性能は劇的に改善することができる。したがって、任意の時点において最適ビームを求める方法を説明する。
具体的には、vがGPSによって求められる車両の速度ベクトルである場合、角度方向は、
Figure 0005334825
である。ここで、(x,y)はそれぞれ速度ベクトルの南北方向成分及び東西方向成分である。2つの場合を考えることができる。GPSがRSUの地理的位置に関するデータを有する場合、ビームを最も近いRSUに向かって実質的に方向付ける(400)ことができる(図4を参照されたい)。そうではなく、RSUの位置が知られていない場合、ビームは走行方向に直接沿うことができる。
この方向は、車両が接近するときにRSUが検出されることを確実にすると共に、道路沿い、建造物の近く、標識の上等に位置するRSUを見つける能力も提供する。十分に広いビームを用いる場合、ビームを前方に方向付けることによってRSUがカバーされる可能性が高い。しかしながら、ビームが直接RSUを指していない場合、性能は劇的に劣化する。この性能の問題は狭いビームの場合にさらに悪化する。
RSU102との通信が所望される場合、φに最も近いインデックスを有する重みベクトルが
Figure 0005334825
402から選択される。
代替的に、道路に沿ったRSUの配置は地理的に変化するため、受信機は可能性のある予め記憶されたビームを探索すると共に、そのビームを最適な信号対雑音比(SNR)通信データと共に使用することができる。この場合、このビーム探索を、小さな範囲の角度方向にわたるビームに制限するのが妥当である。
他の車両との通信112である場合、主ビームが走行方向に沿うように、φ又はφ±180に最も近接したインデックスを有する重みベクトルが選択される。
ビーム切り換えタイミングの決定
車両は走行すると、他のRSUの範囲内に入ることになる。GPSは、車両が方向を変えるときを指示することもできる。しかしながら、都市環境では、GPS信号は常に利用可能であるとは限らない場合があり、ビームステアリングの信頼性がなくなる。
OFDM資源ブロック
図5に示しているように、周波数領域502におけるサブキャリアを使用して、時間領域501において物理シンボル(データ)500が順次送信される。OFDMシンボルは時間領域において0からN−1までインデックス付けされ、サブキャリアは0からK−1までインデックス付けされる。
幾つかのサブキャリアは、チャネル推定及び本明細書で説明したビーム選択の目的のためのパイロットシンボル510を含む。各パイロットシンボルにおける受信信号は、
Figure 0005334825
である。ここで、pn,kはn番目のOFDMシンボル内に位置するk番目のパイロットシンボルであり、hn,kはサブキャリアkにおけるn番目のOFDMシンボルのためのチャネル係数であり、Δfはサブキャリア間隔であり、TはOFDMシンボル期間であり、g(n,k)は、OFDMシンボルインデックスn及びパイロットインデックスkの、(0,K−1)の範囲内にある物理サブキャリアインデックスへのマッピングである。
主ビームが受信機に向かって直接狙いを定めている場合、チャネル係数は、非ゼロ平均複素ガウス分布確率変数によって表すことができる。これはOFDMシンボル内の全てのサブキャリアに当てはまる。しかしながら、ビームは受信機に方向付けられておらず、したがってチャネル係数はゼロ平均ガウス分布となる。
ビーム方向の正確度は、サブチャネルフェージング係数の平均Tがゼロに近いか否かを判断することによって検証することができる。
Figure 0005334825
ここで、
Figure 0005334825
は雑音成分であり、適切な重みベクトルを選択することができる。
以前に走行したルートを使用する性能改善
個人用車両は、家、職場、学校、店等の間のルートの小規模なセットにわたって走行する頻度が最も高い。商用車両も同様に、反復的なルートを有する。RSUの配置が比較的一定であり続ける場合、適切なルートの地理及び該ルートに沿ったRSUに対する角度方向を求め、それらを後で使用するためにメモリ内に記憶すると共に、定期的に更新することができる。車両が走行している間に、角度方向をサンプリング、補間、及び展開することができる。それらの方向は信頼スコアを含むことができる。
頻繁に走行するルートの決定
ルートは開始位置から始まり、終了位置において終わるが、開始位置及び終了位置は多くの場合同じである。ルートは長さLの複数のセグメントに分割される。ルートは重なり合わない隣接した複数のセグメントを含むことができる。利用基準値は記憶されているメモリ内の各セグメントに関連付けられる。
図6は、基準値ψを求める方法を示す。車両がルートのセグメントを走行する(610)とき、本方法は、そのセグメントがメモリ内に記憶されているか否かを判断する(615)。真である場合、最大値に達していない限り基準値をインクリメントする(620)。
偽である場合、本方法は、メモリがフルであるか否かを判断する(625)。真である場合、最も小さい利用基準値を有するセグメントを削除する(630)。
セグメントがメモリ内になく、且つメモリがフルでない場合、セグメントをメモリ内に記憶する(640)。利用基準値を経時的に求めることができ、それによってあまり頻繁に走行していないルートの利用基準値は0となり、セグメントは削除され、それによって頻繁に走行するセグメントのみが保持される。
角度方向の記憶
各セグメントはサンプリングされた位置ρを含む。閾値より大きい利用基準値ψを有するサンプリングされた位置毎に、本法は、最適SNRを有する角度方向φ
Figure 0005334825
として記憶する。ここで、φRSUは車両からRSUまでの角度方向である。車両とRSUとの間に見通し線が存在する場合、通信チャネルは少数の強力なマルチパス成分を有する。したがって、2つの角度位置φ及びφRSUは類似しており、φdiffはゼロに近い。値φdiffを量子化して記憶を削減することができる。メモリをさらに削減するために、特に複数のサンプル位置ρが互いに近くにある場合、本方法はρ個のサンプリングされた位置のφdiffを合成すると共に、ローパスフィルタを実施して記憶のためのローパス係数を得ることができる。
RSU(x,y)の正確な位置が知られていない場合、その位置を、記憶されている角度方向φ,φ,…,φρ、及びサンプリングされた位置の対応する座標(x,y),(x,y),…,(xρ,yρ)から、Ax=bの形式の以下の連立方程式に関して最小二乗解を使用して推測することができる。
Figure 0005334825
最小二乗解は、ベクトルbの、アレイAの列空間上への投影であるbproj、及びAx=bprojを解くことによって求めることができる。推定を改善するために、本方法は、道路の複数のセグメントにおける同じRSUに対する角度方向を合成して該RSUの位置を推測することができる。車両は上記の手順を使用して、経時的に変化する可能性があるRSUの位置を更新することができる。
角度方向の更新
車両のメモリは、良好な信号対雑音比をもたらす角度方向を記憶する。しかしながら、記憶されている角度方向は最適でない場合がある。さらに、環境は、新たな建造物の構築、植生の成長、及び季節的天候変化に起因して、経時的に変化する可能性がある。
図7は、記憶されている角度方向を経時的に展開する方法を示している。車両が閾値ψより大きい利用基準値ψmemを有するセグメントに沿って走行しているとき、本方法は、メモリが特定の位置における角度方向φmem及び対応する信号対雑音比SNRmemを記憶しているか否かを判断する。記憶していない場合、車両は上述したように良好な角度方向を探索する。
真である場合、本方法の車両は、該車両のメモリからφmem、SNRmem、及びψmemを取得し(710)、φmemに摂動を与えて特定の位置において使用される試験的角度方向φtrialを取得する(715)。φtrialに対応する重み付け係数を使用して、ビームがRSUに対して形成されると、信号対雑音比SNRtrialが測定される。
SNRtrialが許容可能な閾値未満であると判断する(725)場合、記憶されている角度方向が最新でない場合があり、φmem、SNRmemが削除される。本方法は、この道路のセグメントの利用基準値をデクリメントしてメモリをリフレッシュすることもできる。
SNRtrial>SNRmem730である場合、試験的角度方向φtrialは潜在的にφmemより良好である可能性がある。本方法は、[0 1]の範囲内にある乱数Rを選択し、該乱数を関数F(Ψmem,SNRmem,SNRtrial)の結果と比較する(740)。この関数は、以下の性質を有する:
0<F(Ψmem,SNRmem,SNRtrial)<1;
F(Ψmem,SNRmem,SNRtrial)はΨmemに関して単調非減少である;
F(Ψmem,SNRmem,SNRtrial)はSNRmemに関して単調非減少である;
F(Ψmem,SNRmem,SNRtrial)はSNRtrialに関して単調非減少である。
たとえば、以下の式
Figure 0005334825
を考える。ここで、Cは定数である。F(Ψmem,SNRmem,SNRtrial)が乱数R以下である場合、新たなφtrial及びSNRtrialが記憶される。SNRtrial≦SNRmemである場合、又はF(Ψmem,SNRmem,SNRtrial)が乱数Rより大きい場合、φmem、SNRmemは保持される。このプロセスは、現在の解を近いランダム解と置き換える、シミュレートされたアニーリングと非常に類似している。しかしながら、本方法では、利用基準値Ψmemは、セグメントが走行されていない場合、経時的に減少する。
本発明を好ましい実施の形態の例として説明してきたが、本発明の精神及び範囲内で様々な他の適応及び変更を行うことができることは理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内に入るすべての変形及び変更を包含することである。

Claims (18)

  1. 無線ネットワークにおいてビームを通信する方法であって、前記無線ネットワークは移動送受信機及び固定受信機を含み、前記無線ネットワークは車両環境への無線アクセス(WAVE)においてIEEE802.11pに従って動作し、該方法は、
    前記移動送受信機から前記固定受信機への方向を、該移動送受信機が利用可能な地理的情報を使用して予測するステップと、
    前記移動送受信機において、前記固定受信機から信号のセットを受信するステップであって、該信号はアンテナアレイによって受信され、該信号はビームのセットを使用して受信され、各ビームは実質的に前記固定受信機に方向付けられる、ステップと、
    ビーム毎に信号対雑音比(SNR)を測定するステップと、
    最適SNRを有するビームを、前記移動送受信機と前記固定受信機との間でデータを通信するための最適ビームとして選択するステップと、
    を含む、無線ネットワークにおいてビームを通信する方法。
  2. ビーム毎に、
    Figure 0005334825
    に従って前記信号を合成することであって、合成受信信号を形成し、ここで、Nは前記アレイ内のアンテナ本数であり、w=[w,w,…,w]は重みベクトルであり、s=[s,s,…,s]は前記受信信号のベクトルであり、Tは転置演算子であり、Hはエルミート演算子である、合成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動送受信機は、前記地理的情報を入手するために全地球測位システム(GPS)に接続され、前記方法は、
    前記移動送受信機において、前記固定受信機の地理的位置を記憶すること、
    前記GPSを使用して前記移動送受信機の地理的位置を求めること、
    前記固定受信機の前記地理的位置及び前記移動送受信機の前記地理的位置に従って前記最適ビームを選択すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 重みベクトルのセットを記憶することにより、前記ビームのセットを形成する、ことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記地理的情報が利用可能でない場合、前記ビームのセットは実質的に走行方向に沿って方向付けられる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ビームのセットの初期幅は、前記データを通信するのに使用される前記ビームの場合よりも大幅に広い、請求項1に記載の方法。
  7. 前記重みベクトルwは、
    Figure 0005334825
    であり、ここで、kは対応するビームの重みのインデックスであり、φは対応するビームの方向であり、φは前記固定受信機に対する方向であり、前記方法は、前記最適ビームのために、φに最も近いインデックスを選択することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記固定受信機はパイロットシンボルを送信し、前記方法は、該パイロットシンボルに基づいて前記最適ビームを選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記最適ビームのサブチャネルフェージング係数の平均を求めることにより、前記最適ビームの方向の正確度を検証する、ことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 特定の移動送受信機において、頻繁に走行されるルートを前記地理的情報として記憶することであって、各ルートは複数のセグメントを有し、前記最適ビームは前記記憶されたルートに基づいて選択される、ことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ビームのセットの角度方向φは前記セグメントに関連付けられる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記固定受信機のアンテナは全方向性である、請求項1に記載の方法。
  13. 前記重みベクトルwは、前記アンテナアレイのジオメトリの関数であり、該アンテナアレイは線形且つ等間隔であり、前記重みベクトルw の各構成要素である重みw は、
    Figure 0005334825
    であり、ここでjは複素数√(−1)であり、nは1からNまでの整数であり、Nはアンテナ本数であり、kは波数であり、dは前記アンテナ間の距離である、請求項2に記載の方法。
  14. エネルギーを最適固有チャネル内に方向付けるように前記重みベクトルを選択することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  15. vは前記移動送受信機の速度ベクトルであり、
    Figure 0005334825
    であり、ここで、(x,y)はそれぞれ前記速度ベクトルの南北方向成分及び東西方向成分である、請求項6に記載の方法。
  16. 前記頻繁に走行されるルートを経時的に更新することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  17. 前記角度方向φにランダムに摂動を与えることであって、前記最適ビームを選択する、ことをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  18. 前記摂動を与えられた角度方向に関して前記SNRを測定することであって、該SNRが改善されると、前記記憶されている角度方向φを置き換える、ことをさらに含む、請求項17に記載の方法。
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