JP5334625B2 - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、相互に関連する複数種類のデータを対応付けてデータベースに格納する技術に関し、特に、ログデータと当該ログデータに関連するデータを対応付けてデータベースに格納する技術に関する。
従来の統合ログ管理装置は、各種システムや機器から出力されるログと監視画像を収集して、それらを関連付ける識別情報(IDや記録日時等)をログと画像のそれぞれのデータに付加して、格納することにより、ログと画像を対応付けたデータの管理を行っていた(例えば特許文献1)。
一方、データ格納領域を連続する記憶領域の複数グループを単位として管理することにより、大量データに対する高速なデータアクセス、ロード及び効率的なデータ管理を実現する方法がある(例えば特許文献2)。
特開2007−86837号公報 特開2007−140821号公報
従来の統合ログ管理装置では、ログデータ(以下、ログともいう)と画像データ(以下、画像ともいう)の関連付けは識別情報で行われ、蓄積されるログデータ、画像データの管理については特に考慮されていない。
そのため、特許文献2のデータ管理方法に適用する場合には次のような課題が存在する。
特許文献2のデータ管理方法による追記型データベースでは、データの論理格納領域は連続する記憶領域の複数グループ(以降、保存区画と呼ぶ。特許文献2では範囲と呼ばれている)で構成され、データは最新の保存区画に対してのみ追記が可能であり、他の保存区画に対してはデータの書き込み(追加、更新、削除)を行うことができない。
このようなデータベースにおけるログと画像の管理では、ログデータと関連する画像データが格納される保存区画についても対応関係を有する状態であることが運用上望ましい。
図4はログと画像の格納方法の説明図である。
ログデータはデータベース201のログテーブル202に、画像データは画像テーブル204に格納される。ログテーブル202は保存区画203で構成され、画像テーブル204は保存区画205で構成される。
また、図中のデータ群206−1〜206−4は、それぞれ、関連するログデータ及び画像データの対応付けを示している。以下、データ群206−1の画像データは画像データ206−1とも表記し、同様に、データ群206−2の画像データは画像データ206−2とも表記し、データ群206−3の画像データは画像データ206−3とも表記し、データ群206−4の画像データは画像データ206−4とも表記する。
また、ログデータと画像データの出力元は異なっているので、ログデータと画像データの取得タイミングが一致しない場合がある。
ログと関連する画像データ206−1は保存区画203(m−2)と対応する保存区画205(n−2)に、206−2は保存区画203(m−1)と対応する保存区画205(n−1)に、206−3は保存区画203(m)と対応する保存区画205(n)に格納される。
ログテーブル202の保存区画203(m)と画像テーブル204の保存区画205(n)がそれぞれ最新の保存区画であり、データの追加は保存区画203(m)と保存区画205(n)に対してのみ可能となる。
新しい保存区画として保存区画203(m+1)と保存区画205(n+1)が追加された場合、保存区画203(m)と保存区画205(n)はデータの追加はできなくなり、新しいログと関連する画像データ206−4は、それぞれ保存区画203(m+1)と保存区画205(n+1)に追加される。
このとき、ログデータと画像データの収集時期にズレが生じた場合、一方のデータの格納を保留して双方のデータが揃った時点で格納する方式では取得済データの利用効率が落ち、また、取得済データの格納を先行で実行する場合、収集が遅れているデータの保存区画管理やログと画像の保存区画の対応付け処理が煩雑になるという課題がある。
図5はログに関連付いた画像の取得が遅れた場合の保存区画の状態の説明図である。
図4と同一符号の要素は図4と同等の内容を示す。
ログと関連する画像データ207−1において、画像データの取得が遅れたとき、ログデータは保存区画203(m−1)に格納されるが、保存区画205(n―1)には未格納の画像データが発生する。
ここで次の保存区画に格納すべきログと関連する画像データ207−2が到着した場合、ログテーブル202については新しい保存区画203(m)を追加してログデータを格納できる。
しかし、画像テーブル204では保存区画205(n−1)に本来格納されるべき画像データがまだ格納されておらず、保存区画nを追加すると保存区画205(n−1)にデータが追記できなくなるために保存区画を追加できない。そのため画像データ207−2を格納できない。
この発明は上記のような課題を鑑みたものであり、データが順序通りに取得できない場合にも、データを順序通りに保存区画に格納することができる仕組みを実現することを主な目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
データ書き込み順序が定められている複数のグループのうちのいずれかに属するデータを随時受信するデータ受信部と、
前記データ受信部によりデータが受信される度に受信されたデータを対応するグループに分類するグループ管理部と、
前記データ受信部によりデータが受信される度に、受信されたデータを、属するグループと対応付けて蓄積するデータ蓄積部と、
前記データ蓄積部に蓄積されているデータを記憶する記憶領域を有するデータ記憶部と、
データ書き込みのための論理区画である保存区画を前記データ記憶部の記憶領域に設定する保存区画設定部と、
データ書き込み順序に従ってデータ書き込み対象のグループを決定するとともに、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了するまでは他のグループのデータ書き込みを禁止し、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了した際に、書き込みが完了した書き込み完了保存区画に連続する記憶領域に新たな保存区画を前記保存区画設定部により設定して前記書き込み完了保存区画への書き込みを不能にし、現在のデータ書き込み対象のグループの次の順序のグループを新たなデータ書き込み対象とし、前記データ蓄積部に蓄積されているデータのうち前記新たなデータ書き込み対象のグループに属するデータを抽出するとともに、前記新たなデータ書き込み対象のグループよりも後の順序のグループに属するデータは、それぞれのグループがデータ書き込み対象となるまで前記データ蓄積部に蓄積させるデータ書き込み制御部と、
前記データ書き込み制御部により抽出されたデータを前記新たな保存区画に書き込むデータ書き込み部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、受信したデータをグループに分類するとともにデータ蓄積部に蓄積し、蓄積されているデータを対象となるグループのデータ書き込み順序通りに保存区画に書き込むようにしているので、データが順序通りに受信できない状況であっても、保存区画への書き込みは順序通りとすることができる。
実施の形態1に係る統合ログ管理装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係る未格納画像テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る画像保存区画管理テーブルの例を示す図。 従来技術における課題を説明する図。 従来技術における課題を説明する図。 実施の形態1に係る統合ログ管理装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る統合ログ蓄積処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る画像再取得処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る保存区画追加処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係る統合ログ管理装置の構成例を示す図。 実施の形態2に係る保存区画対応管理テーブルの例を示す図。 実施の形態2に係る統合ログ管理装置の動作の概要を示す図。 実施の形態2に係る統合ログ蓄積処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係る保存区画追加処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る位置情報テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る画像管理部の構成例を示す図。 実施の形態2に係る画像管理部の構成例を示す図。 実施の形態1に係る画像保存区画管理テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る統合ログ管理装置のハードウェア構成例を示す図。
実施の形態1.
本実施の形態では、ログデータと対応する画像データの収集時期が異なる場合においても、ログと画像の保存区画の対応関係の維持を可能にする統合ログ管理装置を説明する。
図1は、本実施の形態に係る統合ログ管理装置の構成例を示すシステム構成図である。
なお、統合ログ管理装置001は、情報処理装置の例である。
図1において、統合ログ管理装置001は、各種機器031が記録するログ032からログデータを入力して、ログデータに記録された事象と関連する画像データを映像機器033が記録する監視画像034から取得し、ログデータと画像データを関連付けた統合ログとして格納、蓄積し、管理PC035で実行する検索画面アプリケーションから蓄積したデータに対する検索を可能とするログ管理装置である。
各種機器031は、入退室管理装置やオフィスの事務機器など、稼動状況や利用者などを映像として撮影することが可能で、動作履歴をログとして記録する機器である。
統合ログ管理装置001に対して各種機器031は一般的に複数存在し、統合ログ管理装置001と各種機器031はネットワークにより接続される。
映像機器033は各種機器031に対して撮影された監視映像を保管し、問合せ要求に従って映像を取り出すことができる映像記録装置である。
統合ログ管理装置001と映像機器033はネットワークにより接続される。
管理PC035は統合ログ管理装置001とネットワークで接続された検索用PCである。
ここで、統合ログ管理装置001の各構成要素を説明する前に、統合ログ管理装置001においてログデータと画像データを対応付ける手順の概要を説明する。
画像DB002は、映像機器033から取得した画像データを連続する記憶領域の集合(保存区画)の単位で格納するデータベースである。
また、ログDB003は、各種機器031から入力したログデータを保存区画単位で格納するデータベースである。
保存区画は、データ書き込みのための論理区画である。
画像DB002及びログDB003は、それぞれデータ記憶部の例である。
画像DB002及びログDB003では、図4及び図5で説明したように、最新の保存区画のみデータの追記が可能であり、最新の保存区画へのデータの格納が完了すると次の保存区画が設定される。
ログDB003では、各保存区画は管理単位期間(例えば、1日)に対応しており、ログデータの時系列に沿って各保存区画には該当期間分(1日分)のログデータがまとめて格納される。
同様に、画像DB002でも、各保存区画は管理単位期間(例えば、1日)に対応しており、ログデータの時系列に沿って各保存区画には該当期間分(1日分)の画像データがまとめて格納される。同じ期間に撮影された画像データ群は1つのグループに属することになり、また、各グループの画像DB002へのデータ書き込み順序はログデータの時系列に従う。
以下では、1日分のログデータと画像データ群が1つの保存区画に格納される場合を例にして説明する。
なお、画像DB002、ログDB003ともに、保存区画は保存区画管理部006により設定される。保存区画管理部006は保存区画設定部の例である。
統合ログ管理装置001では、統合ログ収集部007が、各種機器031からのログデータを受信し、データ書き込み部005がログ管理部004を用いてログデータをログDB003の最新の保存区画に書き込む。統合ログ収集部007は、データ受信部の例である。
また、画像取得部009が、統合ログ収集部007が受信したログデータに対応する画像データ(統合ログ収集部007が受信したログデータと同じ日に撮影された画像データ)を映像機器033に要求し、映像機器033から画像データを受信し、データ蓄積部011が画像データを記憶する。
また、画像取得部009は、映像機器033に要求したが未受信の画像データが存在する場合は、映像機器033に再度画像データの送信を要求し、映像機器033から画像データを受信し、データ蓄積部011が画像データを記憶する。
画像取得部009は、データ受信部の例である。
画像管理部010は、画像取得部009が受信した画像データを同日のログデータと対応付けて(換言すると、画像取得部009が受信した画像データを日ごとのグループに分類して)データ蓄積部011に蓄積させる。より具体的には、画像取得部009が受信した画像データに対して、同日のログデータのログDB003内の保存区画と同じ順序に位置する画像DB002内の保存区画(例えば同日のログデータの保存区画と同じ番号の保存区画)を設定する。
また、データ蓄積部011は、画像データを、画像管理部010により分類されたグループごと(保存区画ごと)に分けて蓄積する。
更に、画像管理部010は、ログデータの時系列に従ってデータ書き込み対象の画像データのグループを決定するとともに、現在のデータ書き込み対象のグループについて画像DB002の保存区画への画像データの書き込みが完了するまでは他のグループのデータ書き込みを禁止し、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了した際に、書き込みが完了した書き込み完了保存区画に連続する記憶領域に新たな保存区画を保存区画管理部006により設定して書き込み完了保存区画への書き込みを不能にする。
そして、現在のデータ書き込み対象のグループの次の順序のグループを新たなデータ書き込み対象とし、データ蓄積部011に蓄積されている画像データのうち新たなデータ書き込み対象のグループに属する画像データを抽出するとともに、新たなデータ書き込み対象のグループよりも後の順序のグループに属する画像データは、それぞれのグループがデータ書き込み対象となるまでデータ蓄積部011に蓄積させておく。
画像管理部010は、画像データを、画像DB002内の保存区画の配列において、対応するログデータの保存区画と同じ位置の保存区画に書き込むように制御する。
そして、データ書き込み部005は画像管理部010により抽出された画像データを画像DB002の対象となる保存区画に書き込む。
また、画像管理部010は、現在のデータ書き込み対象のグループに属する画像データをデータ蓄積部011から抽出してデータ書き込み部005に保存区画への書き込みを行わせた後に、現在のデータ書き込み対象のグループに属する未受信の画像データが画像取得部009により新たに受信されデータ蓄積部011に蓄積された場合に、新たに蓄積された画像データをデータ蓄積部011から抽出してデータ書き込み部005に同じ保存区画への書き込みを行わせる。この結果、同じグループに属する画像データは同じ保存区画に集約されることになる。
また、画像管理部010は、現在のデータ書き込み対象のグループに属する画像データがすべて画像取得部009により受信されたことが確認され、現在のデータ書き込み対象のグループに属する画像データがデータ蓄積部011に残っていないことが確認された場合に、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了したと判断する。
なお、画像管理部010は、グループ管理部及びデータ書き込み制御部の例である。
このように動作することで、統合ログ管理装置001は、画像データをログデータの順序通りに収集できない場合にも、画像データをログデータの順序通りに画像DB002の保存区画に格納することができる。
次に、統合ログ管理装置001の各構成要素を説明する。
画像DB002は、前述のように、映像機器033から取得した画像データを連続する記憶領域の集合(保存区画)の単位で格納するデータベースである。
ログDB003は、各種機器031から入力したログデータを保存区画単位で格納するデータベースである。
ログ管理部004は、画像DB002、ログDB003に対する保存区画単位での追記型のデータ管理機能を提供する。
データ書き込み部005は、ログ管理部004を利用してデータをログDB003または画像DB002に格納する。
保存区画管理部006は、ログ管理部004を利用してログDB003、画像DB002を構成する保存区画の追加、バックアップなどを実行する。
検索処理部017は、ログ管理部004を利用してログDB003、画像DB002に対する検索処理を行う。
統合ログ収集部007は、各種機器031のログデータを入力して、属性抽出部008により関連画像データを特定する要求リストを生成すると共に、ログデータをデータ書き込み部005に渡してログDB003に格納する。
各種機器031からのログデータの入力は、各種機器031が提供するユーティリティを利用してログをファイルに出力し、ログファイルを統合ログ管理装置001に転送して、ログファイルを統合ログ収集部007が入力してもよいし、統合ログ収集部007が各種機器031と直接通信を行い、ネットワーク経由でログデータを入力してもよい。
属性抽出部008はログデータから機器や日時情報を抽出し、位置情報テーブル018から画像要求対象となる機器の識別情報を取得して要求リストを生成する。
画像取得部009は、属性抽出部008または画像管理部010から受け取った要求リストに基づいて、映像機器033から必要な画像データを取得する。
映像機器033からの画像の取得は、映像機器033に対応したユーティリティを利用して画像データをファイルとして取得してもよいし、画像取得部009が映像機器033と直接通信を行い、ネットワーク経由で画像データを入力して、ファイル出力してもよい。
画像管理部010は、画像取得部009から受け取った画像ファイル群を管理し、画像管理情報012の情報を基にデータ書き込み部005を利用した画像データの画像DB002への格納や、保存区画管理部006を利用した画像DB002への保存区画追加を行う。
画像管理情報012は、未格納画像テーブル013と画像保存区画管理テーブル014から成る。
未格納画像テーブル013と画像保存区画管理テーブル014の詳細は後述する。
画像再収集部015は、画像管理部010を利用して未取得画像データの再取得処理を行う。
保存区画追加部016は、保存区画管理部006を利用してログDB003、画像DB002の保存区画を追加する。
図2は、図1における未格納画像テーブル013の一例を示す概略図である。
未格納画像テーブル013において、ログID0131は、画像データと関連付けられたログデータの識別情報を示す。
機器ID0132は、画像データの取得対象の映像機器033の識別情報である。
撮影日時0133は、取得する画像データが撮影された日時であり、機器IDと撮影日時の組み合わせにより画像データが特定できる。
画像ファイル0134は、映像機器033から取得した画像データをデータ蓄積部011において一時保管する際のファイルの名前である。
保存区画ID0135は、画像DB002において画像データを格納する保存区画の識別子を示す。
取得フラグ0136は、画像データの取得状況を示し、値が0の場合は当該画像データが未取得(未受信)であることを表し、値が1の場合は画像ファイル0134で示されたファイル名においてデータ蓄積部011に画像データが記録されていることを表す。
図3は、図1における画像保存区画管理テーブル014の一例を示す概略図である。
画像保存区画管理テーブル014において、ログ区画ID0141は、ログDB003を構成する保存区画の識別子を示す。
画像区画ID0142は、画像DB002を構成する保存区画の識別子を示す。
保存区画状態0143は、現在収集しているログデータと保存区画の対応を示しており、値が1の保存区画が最新のログデータの格納先であることを表す(他は値が0となる)。
画像区画状態0144は、対応する画像区画IDの保存区画の状態を示しており、値が0のときは追記不可、値が1のときは追記可能(最新)、値が−1のときは保存区画が追加されていないことを表す。
画像区画状態0144の欄において、値が0のレコード及び値が−1のレコードは複数存在する場合があるが、値が1のレコードは必ず1つのみである。また、「0,0,1,−1」、「0,1,−1,−1」のように、0と−1の間には、必ず1が入る。
図3の例では、ログデータについては、ログ区画ID:35の保存区画状態0143が値1となっているので最新のログデータはログ区画ID:35の保存区画に書込まれることになるが、画像データについては、画像区画状態0144が値1となっているのが画像区画ID:34であるため、最新のログデータの1つ前のログデータに対応する画像データが画像DB002への書き込み対象である。図3の例では、図2に示されるように、画像区画ID:34に格納すべき画像データの少なくとも一部が未格納であるため、画像区画ID:34の画像区画状態0144が値1となっている。
図15は、図1における位置情報テーブル018の一例を示す概略図である。
位置情報テーブル018において、ログ種別はログを記録した各種機器031の種別を示す。
機器IDは、各種別において各種機器031の実体を区別するための識別情報を示す。
対象物IDは、各機器IDにおいて監視映像の対象となる機器や場所などを示す。
映像機器IDは、ログ種別、機器ID、対象物IDで特定される領域を撮影する映像機器の識別情報を示す。
図16は図1における画像管理部010の内容を示す構成図である。
図16において、図1と同一符号の構成要素は図1と同等の内容を示す。
画像データ保管部061は、図1のデータ蓄積部011の画像ファイル群の管理を行い、画像格納部062は図1のデータ書き込み部005による画像データの格納や保存区画管理部006による保存区画の追加を指示する。
要求リスト処理部063は、要求リストからの未取得画像の抽出や、未取得画像情報からの要求リストの作成を行う。
画像要求部064は、要求リストを基に画像取得部009に画像データの取得を指示する。
未格納画像更新部065は、未格納画像テーブル013の情報を更新する。
未格納画像検索部066は、未格納画像テーブル013と画像保存区画管理テーブル014から未格納画像や未取得画像の情報を検索する。
画像区画状態判定部067は、画像保存区画管理テーブル014を参照して保存区画の状態を取得する。
画像区画更新部068は、画像保存区画管理テーブル014の情報を更新する。
なお、実施の形態1ではログと関連するデータとして画像データを用いているが、ログデータに記録された事象により特定できるデータであれば画像データでなくとも良い。
図1の映像機器033を、代替のデータソースとなる機器やシステムに、監視画像034を代替データに置き換え、映像機器IDに関する情報については代替データソースの機器やシステムのIDを使用し、画像取得部009で代替データを取得して、画像DB002には代替データを格納するようにすることで対応可能である。
次に、統合ログ管理装置001の動作の詳細について説明する。
図6は、図1に示す統合ログ管理装置001における統合ログ蓄積処理全体の流れを表すフローチャートである。
統合ログ蓄積処理は通常のデータ蓄積・保存区画追加処理(S001〜S003)と、未取得の画像データの再取得処理(S004)の二つで構成される。
通常のデータ蓄積・保存区画追加処理(S001〜S003)では、データ蓄積処理の実行(S001)に加えて、予め設定した時間周期毎(例えば1日毎)に保存区画の追加処理(S003)を行う。
まず、ステップS001で各種機器031からログデータを入力し、ログデータを基に映像機器033から関連する画像データを取得して、それぞれログDB003、画像DB002に格納する。
ステップS002では、予め設定した保存区画の追加周期に該当するか評価し、追加周期に該当する場合はステップS003に、そうでない場合はステップS001に進む。
ステップS003ではログDB003、画像DB002に保存区画の追加処理を行い、ステップS001に戻る。
未取得の画像データの再取得処理は、通常のデータ蓄積・保存区画追加処理とは独立に実行される。
ステップS004では、未取得の画像データが存在する場合、画像の再取得処理を行い、ステップS004に戻る。
ステップS001、S004、S003の処理について、詳細を説明する。
まず、図6のステップS001での統合ログ蓄積処理について説明する。
図7は、図1に示す統合ログ管理装置001における統合ログ蓄積処理の流れを表すフローチャートである。
図7において、ステップS011では、統合ログ収集部007が各種機器031からのログデータを入力する。
ステップS012では、統合ログ収集部007は、入力したログデータをログ種別と共に属性抽出部008に渡す。
属性抽出部008では受け取ったログデータを一件毎に解析し、ログデータの記録日時とログに関係する機器の機器IDと対象物IDを抽出する。
次に、属性抽出部008は、位置情報テーブル018を参照して、機器ID、対象物IDとログ種別から映像機器IDを取得する。
属性抽出部008は、受け取ったログデータすべてに対して、ログの記録日時と映像機器IDの組を生成し、それぞれの組に対応するログIDと画像データの出力先となるファイル名を生成、追加して要求リストを作成、画像取得部009に渡す。
ステップS013では、統合ログ収集部007は入力したログデータをデータ書き込み部005に渡し、データ書き込み部005がログデータをログDB003に格納する。
ステップS014では、画像取得部009が、要求リストを基に映像機器033に画像データを問合せて、画像データ毎のファイルとして画像データを受け取る。
そして、画像管理部010において図16の画像データ保管部061が画像取得部009から画像ファイルと要求リストを受け取り、要求リストのファイル名に従い、受け取った画像ファイルをデータ蓄積部011の対応する画像ファイル群に加える。
次に、ステップS015では、画像区画状態判定部067が画像保存区画管理テーブル014の保存区画状態0143が1(現在の保存区画ID)のレコードの画像区画状態0144の値を検査して、値が1の場合はロード可能と判定し、ステップS016に進み、値が1でない場合はステップS018に進む。
例えば、画像保存区画管理テーブル014が図3の状態であれば、保存区画状態0143の値が1のレコード(ログ区画ID:35、画像区画ID:35のレコード)では、画像区画状態0144の値が−1であるため、ステップS018に進み、一方、例えば、画像保存区画管理テーブル014が図18の状態であれば、保存区画状態0143の値が1のレコード(ログ区画ID:35、画像区画ID:35のレコード)では、画像区画状態0144の値が1であるため、ステップS016に進む。
ステップS016では、要求リストを基にステップS014で画像データ保管部061が受け取りデータ蓄積部011に退避させた画像ファイルを、画像格納部062がデータ書き込み部005に渡し、データ書き込み部005が画像DB002に格納する。
画像DB002への格納が完了した画像ファイルは画像データ保管部061がデータ蓄積部011の画像ファイル群から削除し、要求リストの該当レコードを削除する。
ステップS017では、要求リスト処理部063が画像データ保管部061から要求リストを受け取り、要求リストにレコードが存在するか確認し、レコードが存在する場合はS018に、存在しない場合はS019に進む。
ステップS018では、要求リスト処理部063が要求リストとデータ蓄積部011の画像ファイル群を照合して画像データの取得有無を確認し、確認結果と要求リスト及び現在の画像保存区画IDを合わせて、未格納画像更新部065により未格納画像テーブル013に登録する。
要求リスト処理部063は、要求リストに記述されておりデータ蓄積部011に蓄積されている画像データは取得済・未格納の状態であるため、未格納画像テーブル013の取得フラグ0136には値1が書き込まれる。
一方、要求リストに記述されておりデータ蓄積部011に蓄積されていない画像データは未取得の状態であるため、未格納画像テーブル013の取得フラグ0136には値0が書き込まれる。
ステップS019では、未格納画像検索部066が未格納画像テーブル013で取得フラグ0136が1のレコードの有無を確認し、レコードが存在する(取得済・未格納の状態の画像データがデータ蓄積部011に存在する)場合はステップS020に、存在しない場合は処理を終了する。
ステップS020では、未格納画像検索部066は、画像保存区画管理テーブル014の画像区画状態0144が1のレコードにある画像区画ID0142と同じ値の保存区画ID0135を持つ、取得フラグ0136が1の未格納画像テーブル013のレコードを抽出する。
そして、該当するレコードが存在する場合はステップS021に、存在しない場合は処理を終了する。
たとえば、図3の例では、画像区画ID:34のレコードの画像区画状態0144の値が1であり、当該画像区画ID:34と同じ値である保存区画ID:34のレコード(図2)の取得フラグ0136の値は0のみであり、現時点で画像DB002に格納できる画像データがデータ蓄積部011に蓄積されていないので、処理を終了する。
一方、図2において保存区画ID:34のレコードの取得フラグ0136の値が1であれば、現時点で画像DB002に格納できる画像データがデータ蓄積部011に蓄積されているので、処理がステップS021に移る。
ステップS021では、ステップS020で抽出したレコードの画像ファイルを、画像格納部062がデータ書き込み部005に渡し、データ書き込み部005が画像DB002に格納する。
画像DB002への格納が完了した画像ファイルはデータ蓄積部011の画像ファイル群から画像データ保管部061が削除し、未格納画像更新部065により未格納画像テーブル013の該当レコードを削除する。
なお、ステップS021では、主に、図6のステップS004において取得された画像データを格納することになる。
ステップS022では、画像区画状態判定部067で画像保存区画管理テーブル014の保存区画状態0143が1のレコードの画像区画状態0144の値を確認し、値が1の場合は処理を終了する。例えば、図18の例では、処理を終了する。
値が1でない場合は、未格納画像検索部066が画像保存区画管理テーブル014の画像区画状態0144が1のレコードにある画像区画ID0142と同じ値の保存区画ID0135を持つ、取得フラグ0136が0の未格納画像テーブル013のレコードを抽出する。
該当するレコードが存在しない場合はステップS023に、該当するレコードが存在する場合は処理を終了する。
図3の例では、画像区画ID:34と同じ値である保存区画ID:34のレコードの取得フラグ0136の値は0のみであり、未取得の画像データが存在するため、処理を終了する。
一方、取得フラグ0136の値が0のレコードが存在しない場合は、その画像区画に格納すべき画像データはすべて取得済みかつ画像DB002に格納済みであるため、当該画像区画へのデータ格納が完了したとしてステップ023に進む。なお、S021の段階で、取得フラグ0136の値が1のレコードは画像DB002に格納されているので、S022の時点では、取得フラグ0136の値が1のレコードは残っていない。
ステップS023では、画像格納部062が保存区画管理部006により画像の保存区画を追加する。これにより、新たに追加された保存区画の前の保存区画へのデータ書き込みが不能となる。
画像区画更新部068は画像保存区画管理テーブル014について、現在画像区画状態0144が1のレコードの画像区画状態0144を0に、画像DB002に追加した保存区画に対応するレコード(画像DB002に追加した保存区画の番号と同じ値が画像区画ID0142の欄に示されているレコード)の画像区画状態0144を1に更新する。そしてステップS019に戻る。
例えば、図3に示す状態でステップS023が行われると、画像保存区画管理テーブル014は図18に示す状態となる。
以上によりログデータ、画像データをログDB003、画像DB002に格納できる。
次に、図6のステップS004での未取得画像データの取得処理について説明する。
図8は、図1に示す統合ログ管理装置001における未取得画像データの取得処理(S004)の流れを表すフローチャートである。
図8において、ステップS031では、画像再収集部015は未格納画像検索部066に未格納画像の有無を問合せる。
未格納画像検索部066は未格納画像テーブル013のレコードの有無を確認し、未格納画像テーブル013にレコードが存在する場合はステップS032に、存在しない場合は処理を終了する。
ステップS032では、未格納画像検索部066が未格納画像テーブル013で取得フラグ0136の値が0のレコードの有無を確認し、取得フラグ0136の値が0のレコードが存在する場合はステップS033に移行し、存在しない場合は処理を終了する。
ステップS033では、画像再収集部015はステップS032で抽出したレコードを要求リスト処理部063に渡して、要求リストを作成し、画像要求部064に渡す。
画像要求部064は、画像取得部009に画像取得を依頼する。
画像取得部009は、映像機器033に要求リストにある画像データの送信を要求し、映像機器033から該当する画像データを取得する。
ステップS034では、ステップS033の結果画像取得部009が取得した画像データと要求リストを画像データ保管部061が受け取る。
1個以上の画像ファイルが取得できている場合はステップS035に移行し、取得できていない場合は処理を終了する。
ステップS035では、画像データ保管部061が取得した画像データを要求リスト処理部063が要求リストと画像データ保管部061が保管する画像ファイルを照合して画像データの取得有無を確認する。
未格納画像更新部065では画像データが取得できたレコードについて未格納画像テーブル013の取得フラグ0136の値を1に更新する。
取得した画像データは、画像データ保管部061がデータ蓄積部011の対応する保存区画の画像ファイル群に追加して、処理を終了する。
以上により未取得の画像データの取得が行われる。
最後に、図6のステップS003でのログ、画像データの保存区画追加処理について説明する。
図9は、図1に示す統合ログ管理装置001における保存区画追加処理(S003)の流れを表すフローチャートである。
図9において、ステップS041では、保存区画追加部016は保存区画管理部006を使用してログDB003に対する保存区画の追加を行う。
ステップS042では、保存区画追加部016は画像管理部010に未格納画像がデータ蓄積部011に存在しているか問い合わせる。
画像管理部010の未格納画像検索部066は未格納画像テーブル013のレコードの有無を確認し、レコードが存在する場合はステップS043に、存在しない場合はステップS047に進む。
ステップS043では、未格納画像検索部066は、画像保存区画管理テーブル014の画像区画状態0144の値が1のレコードにある画像区画ID0142と同じ値の保存区画ID0135を持つ、取得フラグ0136が1の未格納画像テーブル013のレコードを抽出する。
該当するレコードが存在する場合はステップS044に、存在しない場合はステップS048に進む。
たとえば、図3の例では、画像区画ID:34のレコードの画像区画状態0144の値が1であり、当該画像区画ID:34と同じ値である保存区画ID:34のレコードの取得フラグ0136の値は0のみであり、現時点で画像DB002に格納できる画像データがデータ蓄積部011に蓄積されていないので、S048に移る。
一方、図2において保存区画ID:34のレコードの取得フラグ0136の値が1であれば、現時点で画像DB002に格納できる画像データがデータ蓄積部011に蓄積されているので、S044に移る。
ステップS044では、ステップS043で抽出したレコードの画像ファイルを、画像格納部062がデータ書き込み部005に渡し、データ書き込み部005が画像DB002に格納する。
画像DB002への格納が完了した画像ファイルはデータ蓄積部011の画像ファイル群から画像データ保管部061が削除し、未格納画像更新部065により未格納画像テーブル013の該当レコードを削除する。
ステップS045では、画像区画状態判定部067で画像保存区画管理テーブル014の保存区画状態0143の値が1のレコードにある画像区画状態0144の値を確認し、値が1の場合はステップS048に進む。例えば、図18の例では、S048に進む。
値が1でない場合は未格納画像検索部066が画像保存区画管理テーブル014の画像区画状態0144が1のレコードにある画像区画ID0142と同じ値の保存区画ID0135を持つ、取得フラグ0136が0の未格納画像テーブル013のレコードを抽出する。
該当するレコードが存在しない場合はステップS046に、該当するレコードが存在する場合はステップS048に進む。
図3の例では、画像区画ID:34と同じ値である保存区画ID:34のレコードの取得フラグ0136の値は0のみであり、未取得の画像データが存在するため、S048に進む。
一方、取得フラグ0136の値が0のレコードが存在しない場合は、その画像区画に格納すべき画像データはすべて取得済みかつ画像DB002に格納済みであるため、当該画像区画へのデータ格納が完了したとしてステップS046に進む。なお、S044の段階で、取得フラグ0136の値が1のレコードは画像DB002に格納されているので、S045の時点では、取得フラグ0136の値が1のレコードは残っていない。
ステップS046では、画像格納部062が保存区画管理部006により画像の保存区画を追加する。これにより、新たに追加された保存区画の前の保存区画へのデータ書き込みが不能となる。
画像区画更新部068は画像保存区画管理テーブル014について、現在画像区画状態0144が1のレコードの画像区画状態0144を0に、画像DB002に追加した保存区画に対応するレコード(画像DB002に追加した保存区画の番号と同じ値が画像区画ID0142の欄に示されているレコード)の画像区画状態0144を1に更新する。そしてステップS042に戻る。
例えば、図3に示す状態でステップS046が行われると、画像保存区画管理テーブル014は図18に示す状態となる。
ステップS047では、保存区画追加部016は保存区画管理部006を使用して画像DB002に対する保存区画の追加を行う。
これにより、新たに追加された保存区画の前の保存区画へのデータ書き込みが不能となる。
ステップS048では、画像管理部010の画像区画更新部068により画像保存区画管理テーブル014を更新する。
新規に追加したログの保存区画に対応するレコードの追加と、保存区画状態0143、画像区画状態0144の値をログDB003の状態に合った内容に更新する。
以上によりログDB003と画像DB002に対する保存区画の追加が行われる。
以上のように、ログデータと画像データの取得のタイミングにズレが生じた場合に、ログデータについては先行して格納及び保存区画追加を行うようにしているので、ログデータについては取得した最新のデータを検索することができる。
また、取得にズレが生じた画像データは、取得ができた段階で格納及び保存区画追加を行うようにしているので、ログデータと画像データの保存区画を1対1に対応付けて運用することができる。
さらに、取得にズレが生じた画像データの格納は、通常の統合ログ蓄積処理(S001〜S003)において格納及び保存区画追加を行うようにしているので、取得にズレが生じた画像データのためだけの処理が不要で、通常の統合ログ蓄積処理により格納、保存区画追加を行うことができる。
また、取得にズレが生じた画像データの再取得処理(S004)は、通常の統合ログ蓄積処理とは独立に実行できるようにしているので、任意の時点で任意の画像データ数毎に実行することができ、再取得処理の効率化を図ることができる。
さらに、取得にズレが生じた画像データは未格納画像テーブル013のレコードとして管理し、最終的に画像データが取得できない場合にはオペレータが該当レコードを削除することで、他の処理に影響を与えずに対応できるようにしているので、最初のログデータと画像データの格納時に画像データが取得できなかった場合、その原因が遅延や軽微なエラー(画像データ取得可能)なのか、重大なエラー(画像データ取得不可)なのか判断する必要がなく、どちらにも対応することができる。
以上、本実施の形態では、以下の手段を備えた統合ログ管理装置を説明した。
(a)連続する記憶領域の集合(保存区画)を1個以上有するデータの論理単位(テーブル)に関して、テーブルを構成する保存区画の新規追加が可能で、データの書き込みは最新の保存区画に対して追記のみが可能な構造を持つデータベースのデータ管理手段;
(b)(a)のデータベースのテーブルに対してデータを格納するデータ書き込み手段;
(c)(a)のデータベースのテーブルに対して保存区画を追加する保存区画追加手段;
(d)各種システムや機器からのログを入力して、ログデータから関連するデータを特定する識別情報を抽出する属性抽出手段;
(e)関連データの識別情報を基に、関連するデータのデータソースから対応するデータを取得する関連データ取得手段;
(f)ログの関連データに関する情報と取得した関連データを管理する関連データ管理手段。
また、前記(f)関連データ管理手段において、ログ識別情報、関連データ識別情報、格納先保存区画識別情報、データ取得状態情報で構成される未格納関連データ情報を参照して関連データの書き込み処理を制御することを説明した。
また、前記(b)データ書き込み手段において、ログと関連データをそれぞれ異なるテーブルに書き込むと共に、ログと対応する関連データが書き込まれる保存区画を1対1対応とすることを説明した。
また、前記(f)関連データ管理手段において、関連データのテーブルの保存区画識別情報と保存区画の状態情報で構成される保存区画情報を参照して、関連データの書き込み処理を制御することを説明した。
また、関連データとして監視映像などの画像データを使用することを説明した。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、画像データ格納と保存区画追加の実行のタイミングを調整することで、オペレータの介在不要でログと画像の保存区画を同期して格納できるようにしたものであるが、次に未取得画像データの再取得に大幅な時間を要するような場合に未取得画像データの格納の順序を入れ替えて取得済み画像データを先に格納する実施の形態を示す。
図12は、実施の形態2における統合ログ管理装置001の動作概要を説明する説明図である。
図12において図4と同一符号の要素は図4と同等の内容を示す。
また、図4と同様に、図中のデータ群208−1及び208―2は、それぞれ、関連するログデータ及び画像データの対応付けを示している。以下、データ群208−1の画像データは画像データ208−1とも表記し、同様に、データ群208−2の画像データは画像データ206−2とも表記する。
また、画像データ208−3は、未取得であったデータ群208−1の画像データである。
ログと関連する画像データ208−1において、画像データの取得が遅れたとき、ログデータは保存区画203(m−1)に格納されるが、保存区画205(n―1)には未格納の画像データが発生する。
ここで、次の保存区画に格納すべきログと関連する画像データ208−2が到着した場合、ログテーブル202は新しい保存区画203(m)を追加してログデータを格納する。
さらに画像テーブル204についても、保存区画205(n−1)に未格納画像データが残っている状態のまま、新しい保存区画205(n)を追加して画像データ208−2を格納する。
この後、データ群208−1で未取得であった画像データを画像データ208−3として取得できた段階で、画像テーブル204に保存区画205(n+1)を追加して、追加した保存区画205(n+1)に画像データ208−3を格納する。
そして、ログテーブル202の保存区画203と画像テーブル204の保存区画205の対応関係を管理し、ログの保存区画203(m−1)と画像の保存区画205(n―1)と205(n+1)を対応付けることで、取得済みの画像データの格納を可能にする。
図10は、このような場合の統合ログ管理装置001を示すシステム構成図である。
図10において、実施の形態1の図1と同一符号の構成要素は図1と同等の内容を示す。
保存区画対応管理テーブル051は、ログDB003の保存区画と画像DB002の保存区画の対応関係を管理する。
また、本実施の形態では、画像管理部010は、グループ管理部及びデータ書き込み制御部として機能するとともに、区画対応付け部としても機能する。
図11は、図10における保存区画対応管理テーブル051の一例を示す概略図である。
保存区画対応管理テーブル051において、ログ区画IDはログDB003を構成する保存区画の識別子を示す。
画像区画IDは、画像DB002を構成する保存区画の識別子を示す。
区画状態は保存区画が追記可能(最新)か否かを示しており、値が0のときは追記不可、値が1のときは追記可能を表す。画像区画番号はログ区画IDに対応する画像区画IDの順序数を示し、値が0のときはログ区画IDと画像区画IDは1対1対応、値がn(n≧1)のときはログ区画IDにn番目に対応付けられた画像区画IDであることを示す。
図17は、図10における画像管理部010の内容を示す構成図である。
図17において、実施の形態1の図16と同一符号の構成要素は図16と同等の内容を示し、図10と同一符号の構成要素は図10と同等の内容を示す。
画像区画参照部052は保存区画対応管理テーブル051を参照して保存区画の対応関係を取得する。
区画対応更新部053は保存区画対応管理テーブル051の情報を更新する。
なお、実施の形態2ではログと関連するデータとして画像データを用いているが、ログデータに記録された事象により特定できるデータであれば画像データでなくとも良い。
図10の映像機器033を代替のデータソースとなる機器やシステムに、監視画像034を代替データに置き換え、映像機器IDに関する情報については代替データソースの機器やシステムのIDを使用し、画像取得部009で代替データを取得して、画像DB002には代替データを格納するようにすることで対応可能である。
次に動作について説明する。
図10に示す統合ログ管理装置001における統合ログ蓄積処理全体の流れは、実施の形態1の図6と同様である。
実施の形態1との違いはステップS001での統合ログ蓄積処理と、ステップS003でのログ、画像データの保存区画追加処理となる。
まず図6のステップS001での統合ログ蓄積処理について説明する。
図13は、図10に示す統合ログ管理装置001における統合ログ蓄積処理(S001)の流れを表すフローチャートである。
図13において実施の形態1の図7と同一符号のステップは同一内容を示す。
ステップS011からステップS014までは図7の同一符号と同等である。
ステップS051では、画像管理部010において図17の画像データ保管部061が画像取得部009から画像ファイルと要求リストを受け取る。
要求リストを基に画像格納部062が受け取った画像ファイルをデータ書き込み部005に渡し、画像DB002に格納する。画像DB002への格納が完了した画像ファイルは削除し、要求リストの該当レコードを削除する。
ステップS017からステップS021までは図7の同一符号と同等である。
以上によりログデータ、画像データをログDB003、画像DB002に格納できる。
次に、図6のステップS003でのログ、画像データの保存区画追加処理について説明する。
図14は、図10に示す統合ログ管理装置における保存区画追加処理の流れを表すフローチャートである。
図14において実施の形態1の図9と同一符号のステップは同一内容を示す。
ステップS041は図9の同一符号と同等である。
ステップS061では、保存区画追加部016は画像管理部010に未格納画像が存在しているか問い合わせる。
画像管理部010の未格納画像検索部066は未格納画像テーブル013のレコードの有無を確認し、レコードが存在する場合はステップS061に、存在しない場合はステップS064に進む。
ステップS062では、未格納画像検索部066は保存区画対応管理テーブル051の画像区画状態が1のレコードにある画像区画IDと同じ値の保存区画IDを持つ未格納画像テーブル013のレコードを抽出する。
該当するレコードが存在する場合はステップS063に、存在しない場合はステップS064に進む。
ステップS063では、ステップS062で抽出したレコードの画像ファイルについて、画像格納部062がデータ書き込み部005に渡し、画像DB002に格納する。画像DB002への格納が完了した画像ファイルはデータ蓄積部011の画像ファイル群から画像データ保管部061が削除し、未格納画像更新部065により未格納画像テーブル013の該当レコードを削除する。
ステップS064では、保存区画追加部016は保存区画管理部006を使用して画像DB002に対する保存区画の追加を行う。
ステップS065では、保存区画追加部016は画像管理部010に未格納画像が存在しているか問い合わせる。
画像管理部010の未格納画像検索部066は未格納画像テーブル013のレコードの有無を確認し、存在しない場合はステップS068に進む。
存在する場合は未格納画像テーブル013を保存区画IDでグループ化して、あるグループのレコードを抽出して、ステップS066に進む。
ステップS066では、ステップS065で抽出したレコードの画像ファイルについて、画像格納部062がデータ書き込み部005に渡し、画像DB002に格納する。画像DB002への格納が完了した画像ファイルはデータ蓄積部011の画像ファイル群から画像データ保管部061が削除し、未格納画像更新部065により未格納画像テーブル013の該当レコードを削除する。
ステップS067では、区画対応更新部053により保存区画対応管理テーブル051にレコードを追加する。
まず保存区画対応管理テーブル051から画像区画IDがステップS066で格納した画像ファイルの保存区画IDと等しいレコードを抽出し、そのレコードのログ区画IDを記録する。
次に、記録したログ区画IDと同一のログ区画IDを持つレコードを抽出し、件数を記録する。
そして、ログ区画IDには記録したログ区画ID,画像区画IDには現在の画像の保存区画ID、区画状態は0、画像区画番号には記録したレコード件数を設定したレコードを保存区画対応管理テーブル051に追加する。
ステップS068では、保存区画追加部016は保存区画管理部006を使用して画像DB002に対する保存区画の追加を行い、ステップS065に戻る。
ステップS069では、区画対応更新部053により保存区画対応管理テーブル051を更新する。
まず、区画状態が1のレコードについて、区画状態を0にし、そのレコードの画像区画IDの値を持つ未格納画像が存在するか未格納画像検索部066に問い合わせ、存在する場合はそのレコードの画像区画番号に1を設定する。
次に、ログ区画ID、画像区画IDにはそれぞれ現在のログの保存区画ID、画像の保存区画IDを指定し、区画状態には1、画像区画番号には0を設定したレコードを保存区画対応管理テーブル051に追加する。
以上によりログDB003と画像DB002に対する保存区画の追加が行われる。
以上のように、ログデータと画像データの取得のタイミングにズレが生じた場合、ログデータと画像データ共に格納及び保存区画追加を行うようにしているので、ログデータと画像データの双方については取得した最新のデータを検索することができる。
また、取得にズレが生じ、格納先が現在の画像の保存区画ではなくなった画像データについては、取得ができた段階で単独の保存区画に格納し、対応するログデータの保存区画との対応関係を管理するようにしているので、ログデータと画像データの保存区画を1対nで対応付けて運用することができる。
さらに、取得にズレが生じた画像データ用の保存区画は、通常の保存区画追加処理の中で追加するようにしているので、保存区画の不要な分割を防止することができる。
また、取得にズレが生じた画像データの格納は、現在の画像の保存区画が格納先である場合は通常の統合ログ蓄積処理において、そうでない場合は保存区画追加処理において格納を行うようにしているので、取得にズレが生じた画像データのためだけの処理が不要で、通常の統合ログ蓄積、保存区画追加処理により格納を行うことができる。
さらに、取得にズレが生じた画像データの再取得処理は、通常の統合ログ蓄積処理とは独立に実行できるようにしているので、任意の時点で任意の画像データ数毎に実行することができ、再取得処理の効率化が図れる。
また、取得にズレが生じた画像データは未格納画像テーブル013のレコードとして管理し、最終的に画像データが取得できない場合にはオペレータが該当レコードを削除することで、他の処理に影響を与えずに対応できるようにしているので、最初のログデータと画像データの格納時に画像データが取得できなかった場合、その原因が遅延や軽微なエラー(画像データ取得可能)なのか、重大なエラー(画像データ取得不可)なのか判断する必要がなく、どちらにも対応することができる。
以上、本実施の形態では、(b)データ書き込み手段において、ログと関連データをそれぞれ異なるテーブルに書き込むと共に、ログと対応する関連データが書き込まれる保存区画を1対n対応とすることを説明した。
また、(f)関連データ管理手段において、ログのテーブルの保存区画識別情報と関連データのテーブルの保存区画識別情報、保存区画状態で構成される保存区画対応情報を参照して、関連データの蓄積処理と保存区画の追加処理を制御することを説明した。
また、関連データとして監視映像などの画像データを使用することを説明した。
最後に、実施の形態1、2に示した統合ログ管理装置001のハードウェア構成例について説明する。
図19は、実施の形態1、2に示す統合ログ管理装置001のハードウェア資源の一例を示す図である。
なお、図19の構成は、あくまでも統合ログ管理装置001のハードウェア構成の一例を示すものであり、統合ログ管理装置001のハードウェア構成は図19に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
図19において、統合ログ管理装置001は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
通信ボード915、キーボード902、マウス903、スキャナ装置907、FDD904などは、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
通信ボード915は、ネットワークに接続されている。例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。
プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
また、RAM914には、CPU911に実行させるオペレーティングシステム921のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。
また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
また、ROM913には、BIOS(Basic Input Output System)プログラムが格納され、磁気ディスク装置920にはブートプログラムが格納されている。
統合ログ管理装置001の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
上記プログラム群923には、実施の形態1、2の説明において「〜部」、「〜手段」として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、実施の形態1、2の説明において、「〜の判断」、「〜の計算」、「〜の比較」、「〜の更新」、「〜の抽出」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1、2で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、実施の形態1、2の説明において「〜部」、「〜手段」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」、「〜手段」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、実施の形態1、2の「〜部」、「〜手段」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1、2の「〜部」、「〜手段」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、実施の形態1、2に示す統合ログ管理装置001は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「〜部」、「〜手段」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
001 統合ログ管理装置、002 画像DB、003 ログDB、004 ログ管理部、005 データ書き込み部、006 保存区画管理部、007 統合ログ収集部、008 属性抽出部、009 画像取得部、010 画像管理部、011 データ蓄積部、012 画像管理情報、013 未格納画像テーブル、014 画像保存区画管理テーブル、015 画像再収集部、016 保存区画追加部、017 検索処理部、018 位置情報テーブル、031 各種機器、032 ログ、033 映像機器、034 監視画像、035 管理PC、036 検索画面、051 保存区画対応管理テーブル。

Claims (15)

  1. データ書き込み順序が定められている複数のグループのうちのいずれかに属するデータを随時受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部によりデータが受信される度に受信されたデータを対応するグループに分類するグループ管理部と、
    前記データ受信部によりデータが受信される度に、受信されたデータを、属するグループと対応付けて蓄積するデータ蓄積部と、
    前記データ蓄積部に蓄積されているデータを記憶する記憶領域を有するデータ記憶部と、
    データ書き込みのための論理区画である保存区画を前記データ記憶部の記憶領域に設定する保存区画設定部と、
    データ書き込み順序に従ってデータ書き込み対象のグループを決定するとともに、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了するまでは他のグループのデータ書き込みを禁止し、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了した際に、書き込みが完了した書き込み完了保存区画に連続する記憶領域に新たな保存区画を前記保存区画設定部により設定して前記書き込み完了保存区画への書き込みを不能にし、現在のデータ書き込み対象のグループの次の順序のグループを新たなデータ書き込み対象とし、前記データ蓄積部に蓄積されているデータのうち前記新たなデータ書き込み対象のグループに属するデータを抽出するとともに、前記新たなデータ書き込み対象のグループよりも後の順序のグループに属するデータは、それぞれのグループがデータ書き込み対象となるまで前記データ蓄積部に蓄積させるデータ書き込み制御部と、
    前記データ書き込み制御部により抽出されたデータを前記新たな保存区画に書き込むデータ書き込み部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記グループ管理部は、
    グループごとに、グループに属するデータを識別し、前記データ受信部によるデータ受信状況を解析して、グループごとに未受信データを特定し、
    前記データ受信部は、
    前記グループ管理部により特定された未受信データを、未受信データの送信元に要求し、要求した未受信データを受信し、
    前記データ書き込み制御部は、
    現在のデータ書き込み対象のグループに属するデータを前記データ蓄積部から抽出して前記データ書き込み部に保存区画への書き込みを行わせた後に、現在のデータ書き込み対象のグループに属するデータが新たに前記データ蓄積部に蓄積された場合に、新たに蓄積されたデータを前記データ蓄積部から抽出して前記データ書き込み部に同じ保存区画への書き込みを行わせることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ書き込み制御部は、
    同じグループに属する複数のデータが同じ保存区画に集約して書き込まれるよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データ書き込み制御部は、
    前記グループ管理部により現在のデータ書き込み対象のグループに属するデータがすべて受信されたことが確認され、現在のデータ書き込み対象のグループに属するデータが前記データ蓄積部に残っていないことが確認された場合に、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了したと判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記データ受信部は、
    ログデータに関連付けられる関連データを随時受信し、
    前記グループ管理部は、
    前記データ受信部により関連データが受信される度に、対象となるログデータが同じ関連データを同じグループに分類し、
    前記データ書き込み制御部は、
    ログデータの時系列に従ってデータ書き込み対象のグループを決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記データ受信部は、
    ログデータを受信し、
    前記データ記憶部は、
    ログデータを記憶するログデータ記憶領域と、関連データを記憶する関連データ記憶領域とを有し、
    前記保存区画設定部は、
    ログデータ書き込みのための論理区画である保存区画を前記データ記憶部のログデータ記憶領域に設定し、関連データ書き込みのための論理区画である保存区画を前記データ記憶部の関連データ記憶領域に設定し、
    前記データ書き込み部は、
    ログデータの時系列に従ってログデータ記憶領域の保存区画にログデータを書き込み、ログデータの時系列に従って関連データ記憶領域の保存区画に関連データを書き込み、
    前記データ書き込み制御部は、
    対応関係にあるログデータの保存区画と関連データの保存区画が1対1で対応するよう制御することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 複数のグループのうちのいずれかに属するデータを随時受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部によりデータが受信される度に、受信されたデータを対応するグループに分類するグループ管理部と、
    前記データ受信部によりデータが受信される度に、受信されたデータを、属するグループと対応付けて蓄積するデータ蓄積部と、
    前記データ蓄積部に蓄積されているデータを記憶する記憶領域を有するデータ記憶部と、
    データ書き込みのための論理区画である保存区画を前記データ記憶部の記憶領域に設定する保存区画設定部と、
    データ書き込み対象のグループを決定し、決定したデータ書き込み対象のグループに対する保存区画を前記保存区画設定部により設定し、前記データ蓄積部に保持されているデータのうちデータ書き込み対象のグループに属するデータを抽出するデータ書き込み制御部と、
    前記データ書き込み制御部により抽出されたデータを対象となる保存区画に書き込むデータ書き込み部と、
    同一のグループに属する複数のデータが複数の保存区画に分かれて書き込まれることになる場合に、同一のグループに属する複数のデータが分かれて書き込まれる同一グループ分離保存区画の各々を相互に対応付ける区画対応付け部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記区画対応付け部は、
    同一グループ分離保存区画ごとに、複数の同一グループ分離保存区画における順序を判断することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記グループ管理部は、
    グループごとに、グループに属するデータを識別し、前記データ受信部によるデータ受信状況を解析して、グループごとに未受信データを特定し、
    前記データ受信部は、
    前記グループ管理部により特定された未受信データを、未受信データの送信元に要求し、要求した未受信データを受信し、
    前記データ書き込み制御部は、
    いずれかのグループをデータ書き込み対象とし当該グループに属するデータを前記データ蓄積部から抽出して前記データ書き込み部に保存区画への書き込みを行わせて当該グループをデータ書き込み対象から解除した後に、当該グループに属するデータが新たに前記データ蓄積部に蓄積され当該グループを再度データ書き込み対象とした場合に、新たに蓄積されたデータを前記データ蓄積部から抽出して前記データ書き込み部に別の保存区画への書き込みを行わせることを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 前記データ受信部は、
    ログデータに関連付けられる関連データを随時受信し、
    前記グループ管理部は、
    前記データ受信部により関連データが受信される度に、対象となるログデータが同じ関連データを同じグループに分類することを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記データ受信部は、
    ログデータを受信し、
    前記データ記憶部は、
    ログデータを記憶するログデータ記憶領域と、関連データを記憶する関連データ記憶領域とを有し、
    前記保存区画設定部は、
    ログデータ書き込みのための論理区画である保存区画を前記データ記憶部のログデータ記憶領域に設定し、関連データ書き込みのための論理区画である保存区画を前記データ記憶部の関連データ記憶領域に設定し、
    前記データ書き込み部は、
    ログデータの時系列に従ってログデータ記憶領域の保存区画にログデータを書き込み、ログデータの時系列に従って関連データ記憶領域の保存区画に関連データを書き込み、
    前記データ書き込み制御部は、
    対応関係にあるログデータの保存区画と関連データの保存区画が1対n(nは1以上の任意の整数)で対応するよう制御することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが、データ書き込み順序が定められている複数のグループのうちのいずれかに属するデータを随時受信するデータ受信ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ受信ステップによりデータが受信される度に受信されたデータを対応するグループに分類するグループ管理ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ受信ステップによりデータが受信される度に、受信されたデータを、属するグループと対応付けてデータ蓄積領域に蓄積するデータ蓄積ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ蓄積領域に蓄積されているデータを記憶する記憶領域に、データ書き込みのための論理区画である保存区画を設定する保存区画設定ステップと、
    前記コンピュータが、データ書き込み順序に従ってデータ書き込み対象のグループを決定するとともに、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了するまでは他のグループのデータ書き込みを禁止し、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了した際に、書き込みが完了した書き込み完了保存区画に連続する記憶領域に新たな保存区画を前記保存区画設定ステップにより設定して前記書き込み完了保存区画への書き込みを不能にし、現在のデータ書き込み対象のグループの次の順序のグループを新たなデータ書き込み対象とし、前記データ蓄積領域に蓄積されているデータのうち前記新たなデータ書き込み対象のグループに属するデータを抽出するとともに、前記新たなデータ書き込み対象のグループよりも後の順序のグループに属するデータは、それぞれのグループがデータ書き込み対象となるまで前記データ蓄積領域に蓄積させるデータ書き込み制御ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ書き込み制御ステップにより抽出されたデータを前記新たな保存区画に書き込むデータ書き込みステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  13. コンピュータが、複数のグループのうちのいずれかに属するデータを随時受信するデータ受信ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ受信ステップによりデータが受信される度に、受信されたデータを対応するグループに分類するグループ管理ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ受信ステップによりデータが受信される度に、受信されたデータを、属するグループと対応付けてデータ蓄積領域に蓄積するデータ蓄積ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ蓄積領域に蓄積されているデータを記憶する記憶領域に、データ書き込みのための論理区画である保存区画を設定する保存区画設定ステップと、
    前記コンピュータが、データ書き込み対象のグループを決定し、決定したデータ書き込み対象のグループに対する保存区画を前記保存区画設定ステップにより設定し、前記データ蓄積領域に保持されているデータのうちデータ書き込み対象のグループに属するデータを抽出するデータ書き込み制御ステップと、
    前記コンピュータが、前記データ書き込み制御ステップにより抽出されたデータを対象となる保存区画に書き込むデータ書き込みステップと、
    同一のグループに属する複数のデータが複数の保存区画に分かれて書き込まれることになる場合に、前記コンピュータが、同一のグループに属する複数のデータが分かれて書き込まれる同一グループ分離保存区画の各々を相互に対応付ける区画対応付けステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  14. データ書き込み順序が定められている複数のグループのうちのいずれかに属するデータを随時受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理によりデータが受信される度に受信されたデータを対応するグループに分類するグループ管理処理と、
    前記データ受信処理によりデータが受信される度に、受信されたデータを、属するグループと対応付けてデータ蓄積領域に蓄積するデータ蓄積処理と、
    前記データ蓄積領域に蓄積されているデータを記憶する記憶領域に、データ書き込みのための論理区画である保存区画を設定する保存区画設定処理と、
    データ書き込み順序に従ってデータ書き込み対象のグループを決定するとともに、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了するまでは他のグループのデータ書き込みを禁止し、現在のデータ書き込み対象のグループについて保存区画へのデータ書き込みが完了した際に、書き込みが完了した書き込み完了保存区画に連続する記憶領域に新たな保存区画を前記保存区画設定処理により設定して前記書き込み完了保存区画への書き込みを不能にし、現在のデータ書き込み対象のグループの次の順序のグループを新たなデータ書き込み対象とし、前記データ蓄積領域に蓄積されているデータのうち前記新たなデータ書き込み対象のグループに属するデータを抽出するとともに、前記新たなデータ書き込み対象のグループよりも後の順序のグループに属するデータは、それぞれのグループがデータ書き込み対象となるまで前記データ蓄積領域に蓄積させるデータ書き込み制御処理と、
    前記データ書き込み制御処理により抽出されたデータを前記新たな保存区画に書き込むデータ書き込み処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 複数のグループのうちのいずれかに属するデータを随時受信するデータ受信処理と、
    前記データ受信処理によりデータが受信される度に、受信されたデータを対応するグループに分類するグループ管理処理と、
    前記データ受信処理によりデータが受信される度に、受信されたデータを、属するグループと対応付けてデータ蓄積領域に蓄積するデータ蓄積処理と、
    前記データ蓄積領域に蓄積されているデータを記憶する記憶領域に、データ書き込みのための論理区画である保存区画を設定する保存区画設定処理と、
    データ書き込み対象のグループを決定し、決定したデータ書き込み対象のグループに対する保存区画を前記保存区画設定処理により設定し、前記データ蓄積領域に保持されているデータのうちデータ書き込み対象のグループに属するデータを抽出するデータ書き込み制御処理と、
    前記データ書き込み制御処理により抽出されたデータを対象となる保存区画に書き込むデータ書き込み処理と、
    同一のグループに属する複数のデータが複数の保存区画に分かれて書き込まれることになる場合に、同一のグループに属する複数のデータが分かれて書き込まれる同一グループ分離保存区画の各々を相互に対応付ける区画対応付け処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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