JP5331986B2 - 流体圧機器の駆動検出回路及び駆動検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力流体の供給作用下に駆動する流体圧機器の駆動状態を検出するための流体圧機器の駆動検出回路及び駆動検出方法に関する。
従来から、例えば、ワーク等の搬送手段として、例えば、圧力流体の供給作用下に移動するピストンを有する流体圧シリンダが用いられている。このような流体圧シリンダでは、筒状のシリンダ本体の内部に画成されたシリンダ室にピストンが移動自在に設けられると共に、前記シリンダ本体の両端部にそれぞれヘッドカバー及びロッドカバーが装着され、前記シリンダ室を閉塞する構成としている。
また、このピストンの外周面には、環状溝を介してマグネットが設けられ、該マグネットの磁気を、シリンダ本体の外部に装着された磁気検出センサによって検出して電気信号として制御部へと出力することにより、前記ピストンのストローク位置を検出している。
特開2008−20032号公報
しかしながら、特許文献1に係る従来技術においては、流体圧シリンダを、例えば、防爆雰囲気環境で用いる場合や電気配線が困難な環境で用いる場合には磁気検出センサによるピストンの移動検出を行うことができないという問題がある。また、流体圧シリンダが大きく可動する場合に、磁気検出センサに接続された電気配線が引っ張られて断線することが懸念される。さらに、強磁界環境で使用した場合には、磁気検出センサの誤作動を招くことが懸念され、正確にピストンの位置検出を行うことが困難となる。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、流体圧機器の設置環境に関わらず、移動体の移動状態を確実に検出することが可能な流体圧機器の駆動検出回路及び駆動検出方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、流体の供給作用下に駆動する移動体を有した流体圧機器の駆動状態を検出するための流体圧機器の駆動検出回路であって、
流体を供給するための流体供給源と、
前記流体供給源と前記流体圧機器との間を接続し、前記流体が流通する一組の配管と、
前記配管を通じて前記流体供給源から前記流体圧機器へと供給される前記流体の供給状態を切り換える切換機構と、
前記配管に設けられ、該配管内を流通する前記流体の流量を検出する検出部と、
を備え、
前記検出部と前記切換機構とは第1空間部内に設けられ、
前記流体圧機器は前記第1空間とは独立した第2空間部内に設けられ
前記第1空間部内に配設された前記検出部と前記第2空間部内に配設された流体圧機器とは前記一組の配管によって連通されることを特徴とする。
本発明によれば、移動体を有する流体圧機器と流体供給源との間を、一組の配管で接続すると共に、検出部と切換機構とを第1空間部内に設け、流体圧機器を第1空間部とは独立した第2空間部内に設け、第1空間部内に配設された検出部と第2空間部内に配設された流体圧機器とは前記一組の配管によって連通されている。このため、流体供給源から一方の配管を通じて流体圧機器へと流体が供給され、移動体が前記流体の押圧作用下に移動する際、また、前記移動体の移動に伴って前記流体圧機器のポートから排出された流体が他方の配管へと流通する際、検出部によって前記流体の流量が検出できる。
従って、例えば、流体圧機器が、防爆雰囲気や強磁界である第2空間部内に設置された場合でも、検出部が、前記流体圧機器が設けられた第2空間部とは独立した第1空間部内に設けられているため、前記検出部によって流体の流量を安全に検出して出力することが可能となる。すなわち、流体圧機器を、防爆雰囲気環境等に設置する場合でも、検出部が前記防爆雰囲気環境とは独立した第1空間部内に設けられているため、電気信号を出力する検出部を用いた場合でも流体の流量を安全に検出し、その検出結果に基づいて前記流体圧機器における移動体の移動状態を確実に確認することができる。
また、検出部を、一組の配管の少なくともいずれか一方に設けることにより、前記配管を通じて流体圧機器へと供給される流体、又は、前記流体圧機器から排出される流体の流量を検出部によって検出することができるため、前記流量に基づいて移動体の移動状態を確実に確認することができる。
さらに、検出部を、一組の配管にそれぞれ設けることにより、前記配管を通じて流体圧機器へと供給される流体、又は、前記流体圧機器から排出される流体の流量を一組の検出部によってそれぞれ検出することができるため、前記流量に基づいて移動体の移動状態をより一層確実に確認することができる。
さらにまた、流体の流量を、検出部から検出信号として制御部へと出力することにより、前記制御部において前記検出信号から流体圧機器の移動体が移動状態にあるか停止状態にあるかを確認することができる。
またさらに、流体圧機器を、シリンダ本体と、前記シリンダ本体の内部に変位自在に設けられるピストンとを備え、前記流体の供給作用下に前記ピストンを軸線方向に沿って自在に変位させる流体圧シリンダとするとよい。
一方、本発明は、第1空間部と、前記第1空間部とは独立した第2空間部を備え、
前記第1空間部内に流体圧機器の駆動状態を検出するための検出部と、前記流体圧機器の駆動を制御する制御部を配置し、
一方、前記流体圧機器を前記第2空間部内に配置し、
前記第1空間部内の検出部と前記第2空間部内の流体圧機器とを一組の配管によって接続して流体の供給作用下に駆動する移動体を有した流体圧機器の駆動状態を検出するための流体圧機器の駆動検出方法であって、
前記一組の配管を通過して、前記流体圧機器に供給される流体、又は、該流体圧機器から排出される流体の少なくともいずれか一方の流量を前記検出部で検出する工程と、
前記検出部で検出された流体の流量を検出信号として前記制御部へと出力する工程と、
前記制御部において、前記検出信号に基づいて前記流体圧機器の移動体が移動又は停止した状態のいずれの状態にあるかを判断する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、流体供給源から配管を通じて流体圧機器へと流体が供給され、移動体が前記流体の押圧作用下に移動する際、また、前記移動体の移動に伴って前記流体圧機器のポートから排出された流体が他方の配管へと流通する際、検出部によって前記配管を流通する流体の流量が検出され、前記検出部で検出された流体の流量を検出信号として制御部へと出力した後、前記制御部において前記検出信号に基づいて前記移動体が移動状態にあるか停止した状態にあるかを判断している。
従って、検出部において検出した流体の流量に基づいて制御部で流体圧機器の移動体が移動状態にあるか停止した状態にあるかを判断し、該流体圧シリンダの駆動状態を確認することが可能となる。
また、検出信号が制御部に入力された後、該検出信号が予め設定された設定値を超えた場合に、外部に対して出力信号を出力するとよい。これにより、流体圧機器における移動体の移動状態に基づいて出力信号を出力して外部機器を連動して制御することができる。
さらに、制御部に入力される検出信号に基づいて流体の流量を積算して積算流量を算出する工程と、
予め設定された設定値を前記積算流量が超えた場合に、外部に対して出力信号を出力するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、移動体を有する流体圧機器のポートと流体供給源との間を、一組の配管で接続し、前記配管に対して流体の流量を検出可能な検出部を設けると共に、前記流体圧機器を、前記検出部の設置された第1空間とは独立した第2空間内に設けることにより、前記流体圧機器を、例えば、防爆雰囲気や強磁界である第2空間部内に設置した場合でも、検出部が前記流体圧機器が設けられた第2空間部とは独立した第1空間部内に設けられているため、電気信号を出力する検出部を用いた場合でも流体の流量を安全に検出し、その検出結果に基づいて前記流体圧機器における移動体の移動状態を確実に確認することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路の概略構成図である。 図1の駆動検出回路における第1及び第2フローセンサで検出された圧力流体の流量と、流体圧シリンダにおけるピストンの動作状態と時間との関係を示すタイムチャート図である。 図2に対してピストンの動作状態に対応して出力される出力信号を加えた場合を示すタイムチャート図である。 図3に対して第1及び第2フローセンサで検出された流量を積算した積算流量の関係を加えたタイムチャート図である。 本発明の第2の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路の概略構成図である。 図5の駆動検出回路におけるフローセンサで検出された圧力流体の流量と、流体圧シリンダにおけるピストンの動作状態と時間との関係を示すタイムチャート図である。 図6に対してフローセンサで検出された流量を積算した積算流量の関係を加えたタイムチャート図である。
本発明に係る流体圧機器の駆動検出回路及び駆動検出方法について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路を示す。なお、ここでは、流体圧機器として、圧力流体の供給作用下にストローク変位するピストン(移動体)26を有した流体圧シリンダ14を用いる場合について説明する。
この流体圧機器の駆動検出回路10は、圧力流体供給源(流体供給源)12と、該圧力流体供給源12から供給される圧力流体によって駆動する流体圧シリンダ14と、前記圧力流体供給源12と流体圧シリンダ14とを接続する配管16と、前記圧力流体供給源12と流体圧シリンダ14との間に設けられ、該流体圧シリンダ14に対する前記圧力流体の供給状態を切り換える切換弁(切換機構)18と、前記配管16内を流通する前記圧力流体の流量を検出する流量検出部(検出部)20と、前記流量検出部20で検出された流量が検出信号として入力される制御部22とを含む。
そして、流体圧機器の駆動検出回路10は、圧力流体供給源12、切換弁18、流量検出部20及び制御部22が、一般的な大気を有した環境である領域(第1空間)Aに設置され、一方、流体圧シリンダ14が、例えば、防爆雰囲気環境、強磁界環境下である領域(第2空間)Bに設置される。なお、圧力流体供給源12と流体圧シリンダ14とを接続する配管16は、領域Aと領域Bとに跨るように配置されている。
上述した防爆雰囲気環境とは、例えば、塗料の一部が気化した可燃性ガスの漂う製品の塗装ライン等であり、電気信号を出力する磁気センサを設置することができず、一方、強磁界環境とは、例えば、自動車用パネルの溶接ライン等であり、強い磁界が発生することによって該磁気センサによる検出結果の精度が低下してしまうことがある。すなわち、領域Bは、電気的に検出を行う磁気センサ等による流体圧機器の駆動検出が困難な環境である。
流体圧シリンダ14は、筒状のシリンダ本体24と、該シリンダ本体24の内部に移動自在に設けられたピストン26と、該ピストン26に連結されたピストンロッド28とを含み、前記シリンダ本体24の側面に設けられた第1及び第2ポート30、32にそれぞれ第1及び第2配管34、36(後述する)の一端部が接続される。そして、第1又は第2ポート30、32を通じて圧力流体供給源12から圧力流体が供給されることにより、シリンダ本体24内に導入された圧力流体によってピストン26が押圧されシリンダ本体24の軸線方向(矢印C、D方向)に沿って移動する。
配管16は、流体圧シリンダ14の第1ポート30に接続される第1配管34と、該流体圧シリンダ14の第2ポート32に接続される第2配管36と、圧力流体供給源12と切換弁18との間に接続される供給配管38とからなる。詳細には、第1配管34は、一端部側が第1ポート30に接続され、他端部側が切換弁18の第1接続ポート44(後述する)に接続される。また、第2配管36は、一端部側が第2ポート32に接続され、他端部側が切換弁18の第2接続ポート46(後述する)に接続される。さらに、供給配管38は、一端部側が圧力流体供給源12に接続され、他端部側が切換弁18の供給ポート42(後述する)に接続される。なお、供給配管38の途中には、圧力流体供給源12から供給される圧力流体の圧力を調整可能なレギュレータ39と、該圧力を確認可能な圧力計40が接続されている。
切換弁18は、例えば、図示しないコントローラからの制御信号(電流)によって駆動する電磁弁からなり、供給配管38を介して圧力流体供給源12に接続される供給ポート42と、第1配管34が接続される第1接続ポート44と、第2配管36が接続される第2接続ポート46とを有する。そして、切換弁18に制御信号が入力されていない非通電時には、供給ポート42と第1接続ポート44とが連通し、圧力流体供給源12からの圧力流体が第1配管34を通じて流体圧シリンダ14の第1ポート30へと供給され、一方、前記切換弁18に制御信号が入力された通電時には、ソレノイド部18aが励磁して供給ポート42と第2接続ポート46とが連通するように切り換えられ、前記圧力流体供給源12からの圧力流体が第2配管36を通じて流体圧シリンダ14の第2ポート32へと供給されることとなる。
すなわち、切換弁18は、制御信号によって第1接続ポート44又は第2接続ポート46と供給ポート42とを連通させ、圧力流体供給源12から供給される圧力流体を、流体圧シリンダ14の第1ポート30又は第2ポート32のいずれか一方へと流通させている。
流量検出部20は、第1配管34の途中に設けられ、該第1配管34内を流通する圧力流体の流量を検出可能な第1フローセンサ48と、第2配管36の途中に設けられ、該第2配管36内を流通する圧力流体の流量を検出可能な第2フローセンサ50とからなる。第1及び第2フローセンサ48、50は、それぞれリード線52を介して制御部22に対して電気的に接続され、検出した圧力流体の流量値を検出信号として制御部22へとそれぞれ出力する。
また、この流量検出部20は、領域Aに設置されているため、検出信号を制御部22に対して電気的に出力することが可能である。
制御部22は、流量検出部20で検出された流量値に基づいて流体圧シリンダ14におけるピストン26の移動位置、移動量を算出すると共に、図示しない外部機器に対して前記ピストン26の移動位置を出力する。
本発明の第1の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について図1及び図2を参照しながら説明する。なお、ここでは、図1に示されるように、流体圧シリンダ14のピストン26が第2ポート32側(矢印D方向)に移動した状態を初期状態として説明すると共に、前記ピストン26が、第1ポート30側(矢印C方向)に向かって移動する場合を前進といい、第2ポート32側(矢印D方向)に向かって移動する場合を後進という。
この初期状態では、切換弁18が非通電状態(OFF)にあり、圧力流体供給源12と第1ポート30とが前記切換弁18を通じて連通し、圧力流体が第1ポート30を通じてシリンダ本体24の内部に導入され、ピストン26を第2ポート32側(矢印D方向)へと押圧して移動させ、該ピストン26が初期位置で停止している(停止状態)。
先ず、切換弁18のソレノイド部18aに制御信号を入力して通電することにより(ON)、その励磁作用下に供給ポート42と第2接続ポート46とが連通し、圧力流体が切換弁18を通じて圧力流体供給源12から流体圧シリンダ14の第2ポート32へと流通する。なお、第1ポート30は、切換弁18を介して大気開放されている。そして、第2ポート32からシリンダ本体24の内部に導入された圧力流体によってピストン26が第1ポート30側(矢印C方向)へと押圧されて前進すると共に、前記ピストン26によって押圧されたシリンダ本体24内の空気が第1ポート30から第1配管34を通じて切換弁18側へと排出される。
この際、第2配管36を流通する圧力流体の流量が第2フローセンサ50で検出され、検出信号として制御部22に出力されると共に、第1配管34を流通して切換弁18から外部へと排出される排出空気の流量が第1フローセンサ48で検出されて検出信号として制御部22に出力される。詳細には、第1及び第2フローセンサ48、50で検出される流量は、ピストン26の移動が停止した初期状態と比較してそれぞれ増加している。
そして、図2に示されるように、制御部22において第2フローセンサ50の検出信号は、圧力流体が流体圧シリンダ14側(矢印C方向)に向かって流通する際の流量を検出したものであるため、その検出信号はプラス(+)で表され、反対に、第1フローセンサ48の検出信号は、排出空気が流体圧シリンダ14から切換弁18側に向かって流通する際の流量を検出したものであるため、その検出信号はマイナス(−)で表される。換言すれば、第1及び第2フローセンサ48、50で検出される検出信号(流量値)は、圧力流体が流体圧シリンダ14に供給される吸気側(正流側)をプラス(+)、該流体シリンダから排出される側(逆流側)をマイナス(−)となるように表し、第1及び第2ポート30、32のいずれのポートが圧力流体の供給側、排出側であるかを確認することにより、ピストン26の移動方向を検出することとしている。
この結果、第1及び第2フローセンサ48、50の検出結果から、流体圧シリンダ14の第2ポート32に圧力流体が供給され、且つ、前記流体圧シリンダ14の第1ポート30から空気が排出されていることが確認され、ピストン26が第1ポート30側(矢印C方向)に向かって移動している前進状態にあることが確認される。
次に、ピストン26が所定距離だけ前進した後に、その移動の停止した移動終端位置へと到達する。この場合、図2に示されるように、ピストン26が停止することによって流体圧シリンダ14の第2ポート32へと供給される圧力流体の流量が減少して一定となり、一方、第1ポート30から排出される排出空気の流量も減少して一定となる。すなわち、第1及び第2フローセンサ48、50によって検出される圧力流体、排出空気の流量が、ピストン26の前進時に対してそれぞれ減少して一定で推移することが制御部22で確認され、前記ピストン26の移動が停止した停止状態にあることが確認される。
一方、切換弁18に対する制御信号の入力を停止し非通電状態(OFF)とすることにより、ソレノイド部18aが非励磁状態となり、それに伴って、スプリング18b(図1参照)の弾発作用下に供給ポート42と第1接続ポート44とが連通するように切り換えられる。そして、圧力流体が切換弁18を通じて圧力流体供給源12から流体圧シリンダ14の第1ポート30へと流通すると共に、第2ポート32は切換弁18を介して大気開放される。
これにより、第1ポート30からシリンダ本体24の内部に導入された圧力流体によってピストン26が第2ポート32側(矢印D方向)へと押圧されて後退すると共に、前記ピストン26によって押圧されたシリンダ本体24内の空気が第2ポート32から第2配管36を通じて切換弁18へと排出される。
この際、第1配管34を流通する圧力流体の流量が、第1フローセンサ48で検出されて検出信号として制御部22に出力され、この圧力流体は、流体圧シリンダ14の供給される吸気側であるため前記検出信号はプラス(+)で表される。一方、第2配管36を流通して切換弁18から外部へと排出される排出空気の流量が、第2フローセンサ50で検出されて検出信号として制御部22に出力され、この空気は、前記流体圧シリンダ14から排出される側であるため、前記制御部22において前記検出信号がマイナス(−)で表される。
この結果、第1及び第2フローセンサ48、50の検出結果から、流体圧シリンダ14の第1ポート30に圧力流体が供給され、且つ、前記流体圧シリンダ14の第2ポート32から空気が排出されていることが確認され、ピストン26が第2ポート32側(矢印C方向)に向かって移動している後退状態にあることが確認される。
そして、ピストン26が所定距離だけ後進した後に、その移動が停止した移動終端位置へと到達する。この場合、図2に示されるように、流体圧シリンダ14の第1ポート30へと供給される圧力流体の流量が減少して一定となり、一方、第2ポート32から排出される排出空気の流量も減少して一定となる。すなわち、第1及び第2フローセンサ48、50によって検出される圧力流体、排出空気の流量が、ピストン26の前進、後進時に対してそれぞれ減少して一定で推移することが制御部22で確認され、前記ピストン26の移動が停止した停止状態にあることが確認される。
以上のように、第1の実施の形態では、流体圧シリンダ14が、例えば、防爆雰囲気環境、強磁界環境下である領域Bに設置された場合においても、一般的な大気環境下である領域Aに設けられた第1及び第2フローセンサ48、50で前記流体圧シリンダ14に供給・排気される圧力流体、空気の流量を検出することにより、前記流体圧シリンダ14におけるピストン26の移動状態を確実且つ高精度に確認することができる。その結果、ピストン26の移動状態を検知するための検出手段を領域Bに設置する必要がないため、検出手段によって流体圧シリンダ14の設置環境(領域B)が限定されることなく、ピストン26の移動位置を確実且つ高精度に検出することができる。
すなわち、この流体圧機器の駆動検出回路10では、領域Bに電気を利用したピストン26の移動検出手段(例えば、磁気検出センサ)を設けた場合に懸念される安全性の問題を回避することができ、前記ピストン26の移動位置を安全に検出することができる。
また、例えば、領域Bに磁気検出センサを設けた場合に必要となされる電気配線が不要となり、流体圧シリンダ14には、圧力流体を供給するための第1及び第2配管34、36のみを接続すればよいため、簡素な構成で、ピストン26の移動位置、移動量を検出することが可能となると共に、前記電気配線を接続する際に要していた作業時間を削減することができて好適である。
さらに、従来、磁気センサに接続されていた電気配線のためのスペースが不要となり、駆動検出回路10の小型化、省スペース化を図ることができる。
さらにまた、従来の磁気センサを用いていた流体圧シリンダにおいて、該流体圧シリンダが大きく可動した場合に懸念された電気配線の断線を防止することができ、該断線に起因した検出不具合が回避されて好適である。
一方、図3に示されるように、制御部22において、流体圧シリンダ14に供給される圧力流体の流量が、第1フローセンサ48によって検出された場合に出力信号を出力するための設定値Eを設定すると共に、前記流体圧シリンダ14に供給される圧力流体の流量が、第2フローセンサ50によって検出された場合に出力信号を出力するための設定値Fを設定するようにしてもよい。この設定値Eは、流体圧シリンダ14の停止状態において第1フローセンサ48で検出される流量(=0)に対してプラス(+)側となり、時間の経過によって変化することがなく略一定に設定される。一方、設定値Fも同様に、流体圧シリンダ14の停止状態において第2フローセンサ50で検出される流量(=0)に対してプラス(+)側となり、時間の経過によって変化することがなく略一定に設定される。
すなわち、ピストン26が前進状態にある場合には、第2フローセンサ50の検出信号が設定値Fを超え、制御部22から出力信号を出力する。なお、この出力信号は、制御部22から図示しない外部機器へと出力信号を出力することにより、流量検出部20の検出結果に基づいて得られたピストン26の移動位置(前進)を、外部機器に対して出力して連動させて制御することも可能となる。一方、ピストン26が後進状態にある場合には、第1フローセンサ48の検出信号が設定値Eを超え、制御部22から出力信号を出力する。なお、この出力信号は、制御部22から図示しない外部機器へと出力信号を出力することにより、流量検出部20の検出結果に基づいて得られたピストン26の移動位置(後進)を、外部機器に対して出力して連動させて制御することも可能となる。
なお、上述したように、設定値E、Fは、ピストン26が前進、後進状態にある場合に出力信号を出力する場合に限定されるものではなく、例えば、設定値E、Fを流体圧シリンダ14の停止状態における流量に対してマイナス(−)側にそれぞれ設定し、第1フローセンサ48の検出信号に基づいてピストン26の前進状態を検知し、第2フローセンサ50の検出信号に基づいてピストン26の後進状態を検知可能としてもよい。
さらに、図4に示されるように、第1及び第2フローセンサ48、50で検出された圧力流体、排出空気の流量を制御部22においてそれぞれ積算して積算流量Q1、Q2を算出すると共に、ピストン26の移動が停止した停止状態において、一旦、積算流量Q1、Q2をリセットして零とし、再び前記ピストン26が移動開始してから流量の積算を開始して新たに積算流量Q1、Q2を算出するようにしてもよい。また、圧力流体が供給された際に積算流量Q1、Q2が算出されるプラス(+)側に、設定値G、Hをそれぞれ設定することにより、該積算流量Q1、Q2が一定となったピストン26の停止状態で該積算流量Q1、Q2が前記設定値G、Hを超え、制御部22から図示しない外部機器へと出力信号が出力される。
すなわち、第1及び第2フローセンサ48、50で検出された圧力流体、排出空気の流量から積算流量Q1、Q2を算出し、予め設定された設定値G、Hを越えた際に出力信号を出力することにより、流体圧シリンダ14のピストン26が停止状態にあることを確認できると共に、外部機器を前記ピストン26の停止に連動させるように制御することも可能となる。
また、例えば、制御部22において積算流量Q1、Q2を監視することによって、何らかの原因でピストン26が初期位置と変位終端位置との間となる中間位置で停止してしまった場合でも、その移動位置を容易且つ確実に確認することが可能となる。
なお、上述した第1及び第2フローセンサ48、50を切換弁18の内部に対して一体的に設けるようにしてもよい。
さらに、タイマー機能を備える第1及び第2フローセンサ48、50を採用するようにしてもよいし、流量を積算可能な流量積算機能が備えられていてもよいし、瞬時流量に応じて出力信号を出力可能な信号出力機能が設けられていてもよいし、前記流量積算機能によって積算された積算流量に基づいた出力信号を出力可能な構成としてもよい。これらを第1及び第2フローセンサ48、50に備えることによって制御部22の構成を簡素化することが可能となり、該制御部22に要するコストを削減することができる。
また、第1及び第2フローセンサ48、50によって検出される圧力流体、排出空気の流量を常時監視することによって、流体圧シリンダ14におけるピストン26の移動速度を検出することも可能となる。
さらに、同様に、第1及び第2フローセンサ48、50によって検出される圧力流体、排出空気の流量を常時監視することによって、流体圧シリンダ14、配管16における流体の漏れを確認することができるため、この漏れを迅速に防止することによって省エネルギー化を促進できると共に、流体圧機器の駆動検出回路10の故障診断や故障予防診断の機能を持たせることも可能となる。これにより、例えば、流体の漏れを検知することによって流体圧シリンダ14や配管16の交換時期やメンテナンス時期を容易に判断することが可能となる。
次に、第2の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路100を図5に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路100では、流量検出部102が単一のフローセンサ104から設けられ、該フローセンサ104が第2ポート32に接続された第2配管36のみに設けられている点で、第1の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路10と相違している。
この流体圧機器の駆動検出回路100は、第2配管36を通じた流体シリンダの第2ポート32への圧力流体の供給と、該第2ポート32からの排出空気の排出とをフローセンサ104の流量を検出することによって確認可能な構成としている。
このような構成を採用することにより、流量検出部20を2つの第1及び第2フローセンサ48、50から構成し、第1及び第2ポート30、32に供給・排出される圧力流体の流量をそれぞれ検出していた第1の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路10と比較し、回路構成の簡素化を図ることができるため、コストを削減することが可能となる。また、単一のフローセンサ104であるため、そのメンテナンスも容易となる。なお、このフローセンサ104は、上述したように第2配管36に対して設けられる場合に限定されるものではなく、第1配管34に設け、第1ポート30に供給・排出される圧力流体及び排出空気の流量を検出するようにしてもよい。
また、第1の実施の形態に係る流体圧機器の駆動検出回路10と同様に、図6に示されるように、制御部22において、流体圧シリンダ14からの排気空気の流量がフローセンサ104によって検出された場合に出力信号を出力するための設定値Eを設定すると共に、前記流体圧シリンダ14に供給される圧力流体の流量が検出された場合に出力信号を出力するための設定値Fとを設定するようにしてもよい。この設定値Eは、流体圧シリンダ14の停止状態においてフローセンサ104で検出される流量(=0)に対してプラス(+)側となり、時間の経過によって変化することがなく略一定に設定される。一方、設定値Fは、流体圧シリンダ14の停止状態においてフローセンサ104で検出される流量(=0)に対してマイナス(−)側となり、時間の経過によって変化することがなく略一定に設定される。
そして、フローセンサ104からの検出信号が設定値E、Fを超えた場合に、制御部22からピストン26が前進又は後進状態にあることを図示しない外部機器に出力信号として出力してもよい。
さらに、図7に示されるように、単一のフローセンサ104で検出された圧力流体、排出空気の流量を制御部22においてそれぞれ積算して積算流量Qを算出すると共に、ピストン26の移動が停止した停止状態において、一旦、積算流量Qをリセットして零とし、再び前記ピストン26が移動開始してから積算し始めて新たに積算流量Qを算出するようにしてもよい。また、圧力流体が供給された際に積算流量Qが算出されるプラス(+)側に設定値J1を設定し、排気空気が排出された際に積算流量Qが算出されるマイナス(−)側に設定値J2をそれぞれ設定することにより、該積算流量Qが一定となったピストン26の停止状態で該積算流量Qが前記設定値J1、J2を超え、制御部22から図示しない外部機器へと出力信号が出力される。詳細には、図7から諒解されるように、積算流量Qは、ピストン26が前進状態から停止した際に設定値J1を上回り、反対に、前記ピストン26が後進状態から停止した際に設定値J2を下回り、それぞれ出力信号として出力されることとなる。
すなわち、フローセンサ104で検出された圧力流体、排出空気の流量から積算流量Qを算出し、予め設定された設定値J1、J2を越えた際に出力信号を出力することにより、流体圧シリンダ14のピストン26が停止状態にあることを確認できると共に、外部機器を前記ピストン26の停止に連動させるように制御することも可能となる。
また、例えば、制御部22において積算流量Qを監視することによって、何らかの原因でピストン26が初期位置と変位終端位置との間となる中間位置で停止してしまった場合でも、その移動位置を容易且つ確実に確認することが可能となる。
なお、本発明に係る流体圧機器の駆動検出回路及び駆動検出方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、100…流体圧機器の駆動検出回路
12…圧力流体供給源 14…流体圧シリンダ
16…配管 18…切換弁
20、102…流量検出部 22…制御部
24…シリンダ本体 26…ピストン
30…第1ポート 32…第2ポート
34…第1配管 36…第2配管
38…供給配管 48…第1フローセンサ
50…第2フローセンサ 104…フローセンサ

Claims (8)

  1. 流体の供給作用下に駆動する移動体を有した流体圧機器の駆動状態を検出するための流体圧機器の駆動検出回路であって、
    流体を供給するための流体供給源と、
    前記流体供給源と前記流体圧機器との間を接続し、前記流体が流通する一組の配管と、
    前記配管を通じて前記流体供給源から前記流体圧機器へと供給される前記流体の供給状態を切り換える切換機構と、
    前記配管に設けられ、該配管内を流通する前記流体の流量を検出する検出部と、
    を備え、
    前記検出部と前記切換機構とは第1空間部内に設けられ、
    前記流体圧機器は前記第1空間とは独立した第2空間部内に設けられ
    前記第1空間部内に配設された前記検出部と前記第2空間部内に配設された流体圧機器とは前記一組の配管によって連通されることを特徴とする流体圧機器の駆動検出回路。
  2. 請求項1記載の駆動検出回路において、
    前記検出部は、前記一組の配管の少なくともいずれか一方に設けられることを特徴とする流体圧機器の駆動検出回路。
  3. 請求項1記載の駆動検出回路において、
    前記検出部は、前記一組の配管にそれぞれ設けられることを特徴とする流体圧機器の駆動検出回路。
  4. 請求項1記載の駆動検出回路において、
    前記流体の流量が、前記検出部から検出信号として制御部へと出力されることを特徴とする流体圧機器の駆動検出回路。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の駆動検出回路において、
    前記流体圧機器は、シリンダ本体と、前記シリンダ本体の内部に変位自在に設けられるピストンとを備え、前記流体の供給作用下に前記ピストンを軸線方向に沿って自在に変位させる流体圧シリンダであることを特徴とする流体圧機器の駆動検出回路。
  6. 第1空間部と、前記第1空間部とは独立した第2空間部を備え、
    前記第1空間部内に流体圧機器の駆動状態を検出するための検出部と、前記流体圧機器の駆動を制御する制御部を配置し、
    一方、前記流体圧機器を前記第2空間部内に配置し、
    前記第1空間部内の検出部と前記第2空間部内の流体圧機器とを一組の配管によって接続して流体の供給作用下に駆動する移動体を有した流体圧機器の駆動状態を検出するための流体圧機器の駆動検出方法であって、
    前記一組の配管を通過して、前記流体圧機器に供給される流体、又は、該流体圧機器から排出される流体の少なくともいずれか一方の流量を前記検出部で検出する工程と、
    前記検出部で検出された流体の流量を検出信号として前記制御部へと出力する工程と、
    前記制御部において、前記検出信号に基づいて前記流体圧機器の移動体が移動又は停止した状態のいずれの状態にあるかを判断する工程と、
    を有することを特徴とする流体圧機器の駆動検出方法。
  7. 請求項6記載の駆動検出方法において、
    前記検出信号が前記制御部に入力された後、該検出信号が予め設定された設定値を超えた場合に、外部に対して出力信号を出力することを特徴とする流体圧機器の駆動検出方法。
  8. 請求項6記載の駆動検出方法において、
    前記制御部に入力される前記検出信号に基づいて前記流体の流量を積算して積算流量を算出する工程と、
    予め設定された設定値を前記積算流量が超えた場合に、外部に対して出力信号を出力することを特徴とする流体圧機器の駆動検出方法。
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