JP5326977B2 - 変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラム - Google Patents

変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5326977B2
JP5326977B2 JP2009230020A JP2009230020A JP5326977B2 JP 5326977 B2 JP5326977 B2 JP 5326977B2 JP 2009230020 A JP2009230020 A JP 2009230020A JP 2009230020 A JP2009230020 A JP 2009230020A JP 5326977 B2 JP5326977 B2 JP 5326977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locator
terminal
change notification
information
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009230020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011078030A (ja
Inventor
孝明 鈴木
一哉 鈴木
昌弘 地引
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009230020A priority Critical patent/JP5326977B2/ja
Publication of JP2011078030A publication Critical patent/JP2011078030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5326977B2 publication Critical patent/JP5326977B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/09Mapping addresses
    • H04L61/10Mapping addresses of different types
    • H04L61/103Mapping addresses of different types across network layers, e.g. resolution of network layer into physical layer addresses or address resolution protocol [ARP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5076Update or notification mechanisms, e.g. DynDNS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5084Providing for device mobility

Description

本発明は、端末の移動によるIDとロケータとの対応関係の変更通知を行う技術に関する。
近年、IPアドレス経路情報の増大を解決する手法として、エンド端末の識別子(ID)とエンド端末のネットワーク上の位置を示す値(ロケータ(Locator))とを分けることによってエンド端末のアドレスを扱うLoc(Locator)/ID分離ネットワークが注目されている。特に、Loc/ID分離ネットワークアーキテクチャを用いたMIP(Mobile IP)は、エンド端末の移動により生じる通信経路の変更がもたらす通信の切断を防ぐ技術として広く知られている(非特許文献1、非特許文献2)。MIPでは、エンド端末が本来所属するネットワークにおいて割り当てられたIPアドレスをホームアドレス(home address)と呼び、エンド端末の識別子の役割を与える。一方、移動先ネットワークにおいて割り当てられたIPアドレスを気付けアドレス(care of address)と呼び、ロケータとして扱う。これにより、エンド端末がネットワークを移動することで気付けアドレスが変更されても、ホームアドレスが変更されないため、通信の切断を防ぐことができる。
また、経路情報の増大を抑制するための方式として、LISP(Locator ID Separation Protocol)が提案されている(非特許文献3)。LISPでは、インターネットのバックボーン(inter-domain空間)において、IPアドレスをRLOC(Routing Locator)と呼ばれるロケータとして扱う。一方で、バックボーンに接続する各ネットワーク内で、IPアドレスをEID(Endpoint ID)と呼ばれる識別子として扱う。LISPでは、EIDはRLOCに制約されないため、例えばEID-1の通信端末はRLOC-aもRLOC-bも自身のロケータとして扱うことができる。言い換えると、RLOCもEIDに制約されないため、バックボーンのロケータであるRLOCを整理して管理できる(グループ化できる)。したがって、IPアドレスをグループ化する整理ができないことに起因する、現在のインターネットバックボーンの経路情報の増大問題が解決される。
上記Loc/ID分離ネットワークでは、エンド端末の移動だけではなく、IDの移動による通信経路の変更も考えられる。他ネットワークの端末にIDを移動することで、ネットワークを越えたプロセスマイグレーションやアプリケーションモビリティが可能となる。例えば、非特許文献4には、ネットワーク越しのアプリケーションモビリティのために、Loc/ID分離ネットワークを実現するアーキテクチャであるHIP(Host Identity Protocol)を用いてネットワーク越しのID移動を行う方式が開示されている。
一般的に、このようなLoc/ID分離ネットワークにおいて、通信の開始にあたり事前にネットワークを構成する中継装置の間で通信経路の開設処理を行う(例えば、特許文献1)。この開設処理では、エンド端末の識別子とエンド端末と通信を行う可能性のあるロケータとの対応関係が求められ、各中継装置はこの対応関係の情報を保持する。エンド端末が移動しても、中継装置は対応関係の情報に基づいて対応付けられたロケータにデータを送信することにより、切断のない通信が可能となる。
特開2008−312191号公報
"IP Mobility Support for IPv4", IETF RFC3344 (Aug 2002) "Mobility Support in IPv6", IETF RFC3775 (Jun 2004) "Locator/ID Separation Protocol (LISP)", IETF Internet Draft, draft-farinacci-lisp-12 (Mar 2009) "Application Mobility with HIP", In Proc. of NDSS Wireless and Security Workshop, San Diego, CA, USA, Feb. 2005. Internet Society.
しかしながら、通信経路の開設処理がおこなわれないネットワークにおいては、パケット送信先のエンド端末が移動したときに、送信先のエンド端末のIDと送信先のエンド端末の中継を行っている中継装置との対応関係を、ネットワークを構成する他の中継装置に通知するしくみがないことが課題である。さらに、通信経路の開設が行われないため、どの中継装置に通知をすればよいのかを判断することができないことが課題である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、Loc(Locator)/ID分離ネットワークにおいて、端末がロケータの異なるネットワークに移動した際に、変更通知を通知すべき中継装置を適切に決定し、決定した中継装置に対し端末の識別子と対応するロケータの変更通知を行う変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る変更通知方法は、
端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置が行う方法であって、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶工程と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶工程と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶工程と、
前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信工程と、
前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得工程と、
前記パケット情報取得工程で取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせであり、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせである場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断工程と、
前記対応判断工程で送出された送信元ロケータを宛先とし、前記パケット情報取得工程で送出された送信先IDに対応するロケータを新規ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせの情報から読み出し、当該送信先IDの情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成工程と、
前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信工程と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る変更通知方法は、
端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置が行う方法であって、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶工程と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶工程と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶工程と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子と、当該ロケータが変更された端末の識別子に対応付けられるロケータとの組み合わせを記憶する変更通知候補記憶工程と、
前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信工程と、
前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得工程と、
前記パケット情報取得工程で取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせであり、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせである場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断工程と、
前記対応判断工程で送出された、送信元IDと、送信先IDと、送信元ロケータとの組み合わせを前記変更通知候補記憶工程で記憶する組み合わせとして登録する変更通知ロケータ登録工程と、
前記変更通知候補記憶工程で記憶されるロケータから、所定の手法により、前記移動した端末の識別子に対応付けられる送信元ロケータを選択する変更通知ロケータ選択工程と、
前記変更通知ロケータ選択工程で選択された送信元ロケータを宛先とし、前記移動した端末の識別子に対応付けられるロケータを前記新規ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせの情報から読み出し、当該移動した端末の識別子の情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成工程と、
前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信工程と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る変更通知装置は、
端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置であって、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部と、
前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部と、
前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部と、
前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部と、
前記対応判断部が送出した送信元ロケータを宛先とし、前記パケット情報取得部が送出した送信先IDに対応するロケータを新規ロケータ記憶部から読み出し、当該送信先IDの情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部と、
前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る変更通知装置は、
端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置であって、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部と、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子と、当該ロケータが変更された端末の識別子に対応付けられるロケータとの組み合わせを記憶する変更通知候補記憶部と、
前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部と、
前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部と、
前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部と、
前記対応判断部が送出した、送信元IDと、送信先IDと、送信元ロケータとの組み合わせを前記変更通知候補記憶部に登録する変更通知ロケータ登録部と、
前記変更通知候補記憶部に記憶するロケータから、所定の手法により、前記移動した端末の識別子に対応付けられる送信元ロケータを選択する変更通知ロケータ選択部と、
前記変更通知ロケータ選択部が選択した送信元ロケータを宛先とし、前記移動した端末の識別子に対応付けられるロケータを前記新規ロケータ記憶部から読み出し、当該移動した端末の識別子の情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部と、
前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るプログラムは、
端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置を、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部、
前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部、
前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部、
前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部、
前記対応判断部が送出した送信元ロケータを宛先とし、前記パケット情報取得部が送出した送信先IDに対応するロケータを新規ロケータ記憶部から読み出し、当該送信先IDの情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部、
前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部、
として機能させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第6の観点に係るプログラムは、
端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置を、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部、
前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子と、当該ロケータが変更された端末の識別子に対応付けられるロケータとの組み合わせを記憶する変更通知候補記憶部、
前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部、
前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部、
前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部、
前記対応判断部が送出した、送信元IDと、送信先IDと、送信元ロケータとの組み合わせを前記変更通知候補記憶部に登録する変更通知ロケータ登録部、
前記変更通知候補記憶部に記憶するロケータから、所定の手法により、前記移動した端末の識別子に対応付けられる送信元ロケータを選択する変更通知ロケータ選択部、
前記変更通知ロケータ選択部が選択した送信元ロケータを宛先とし、前記移動した端末の識別子に対応付けられるロケータを前記新規ロケータ記憶部から読み出し、当該移動した端末の識別子の情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部、
前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、Loc/ID分離ネットワークにおける、エンド端末やIDの移動により生じるエンド端末と中継装置の対応関係の変更を適切な中継装置に通知することができる。
Loc/ID分離ネットワークの一例を示す図である。 Loc/ID分離ネットワークの一例を示す図である。 中継装置の物理構成を示す図である。 中継装置1A、1Dが有するマッピング情報を示す図である。 中継装置1B、1Cが有するマッピング情報を示す図である。 パケットヘッダ情報を示す図である。 エンド端末の物理構成を示す図である。 第1の実施形態に係る変更通知装置の機能構成を示す図である。 エンド端末が移動した場合の通信経路の変更を説明するための図である。 解析対称IDバッファが格納するデータを示す図である。 通信元locバッファが格納するデータを示す図である。 新規loc-ID対応DBが格納するデータを示す図である。 マッピング変更通知メッセージを説明するための図である。 マッピング変更通知メッセージの通知を説明するための図である。 第1の実施形態に係る変更通知装置の他の機能構成を示す図である。 変更通知処理を説明するためのフローチャート図である。 変更通知メッセージ通知後のマッピング情報を示す図である。 変更通知メッセージ通知後の通信経路の変更を説明するための図である。 第2の実施形態に係る変更通知装置の機能構成を示す図である。 マッピング変更通知可能リストを説明するための図である。 他のマッピング変更通知可能リストを説明するための図である。 中継装置1Bが有するマッピング情報を示す図である。 変更通知メッセージ通知後の通信経路の変更を説明するための図である。 第2の実施形態に係る変更通知装置の他の機能構成を示す図である。 Loc/ID分離ネットワークに接続されたエンド端末IDとロケータとの対応表を示す図である。 第2の実施形態に係る変更通知装置が行う変更通知処理を説明するためのフローチャート図である。 第3の実施形態に係る変更通知装置の機能構成を示す図である。 リスト追加メッセージを説明するための図である。 中継装置1Cが有するマッピング変更通知可能リストを説明するための図である。 第3の実施形態に係る変更通知装置が行う送信処理を説明するためのフローチャート図である。 第3の実施形態に係る変更通知装置が行う受信処理を説明するためのフローチャート図である。 リスト追加メッセージの通知を説明するための図である。 リスト追加メッセージ通知後のマッピング変更通知メッセージの通知を説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、エンド端末IDとロケータとの対応関係(マッピング情報)の変更を通知する機能を有する変更通知装置について説明する。第1の実施形態の変更通知装置1は、受け付けたパケットの送信先のIDを取得して解析することにより、マッピング情報の変更を通知する中継装置を決定することを特徴とする。
はじめに、本実施形態の変更通知装置1が適用されるネットワークの形態について、図1を用いて、説明する。
変更通知装置1は、一般的に、サーバやルータ等の中継装置1A、1B、1C、1Dにより実現される。中継装置1A、1B、1C、1Dはネットワーク4を形成し、このネットワークにはモバイルノートパソコンや携帯電話等のエンド端末2−1、2−2が接続される。エンド端末2−1、2−2はネットワーク4を介して、データの送受を行う。
以下、中継装置1A、1B、1C、1Dのロケータ(ネットワーク上の位置を示す値)をそれぞれ、“loc-a”、“loc-b”、“loc-c”、“loc-d”、エンド端末2−1、2−2のID(エンド端末の識別子)を“ID-1”、“ID-2”とする。
本実施形態では、中継装置1Aは、エンド端末2−1から受信したパケットを他の中継装置に送信するように設定され、中継装置1Dは、他の中継装置から送られてくるパケットを受け付けるように設定されているとする。また、中継装置1Bは、エンド端末2−2宛のパケットを受信し、また、エンド端末2−2から受信した他のエンド端末宛のパケットを送出する。すなわち、エンド端末2−1からエンド端末2−2宛に送信されたパケット3は図1の経路31〜33を通り、エンド端末2−2からエンド端末2−1宛に送信されたパケット6は図2の経路61〜63を通る。このように、エンド端末2−1からエンド端末2−2宛ての通信と、エンド端末2−2からエンド端末2−1宛ての通信はそれぞれ独立しているため、それぞれの通信経路が異なる場合がある。このように、1つのエンド端末に対して、パケットを送信する中継装置とパケットを受信する中継装置とが異なり、エンド端末がパケットを送信する通信経路と、エンド端末がパケットを受信する通信経路が異なることを“通信経路が非対称である”という。ここで、中継装置1Cは、エンド端末2−1、2−2とは直接通信は行わない。
中継装置1A、1B、1C、1Dは、図3に示す物理構成を有する。
中継装置1A、1B、1C、1Dは、制御部1001と、記憶部1002と、インターフェース1003と、から構成される。
制御部1001は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを備える。制御部1001は、ROM等に記憶されているソフトウェアプログラムに従って、後述する変更通知処理(図13)や中継装置1A、1B、1C、1D全体の制御を行う。また、制御部1001は、エンド端末から受け付けたバケットに、記憶部1002に記憶されたマッピング情報(図4)に基づいてロケータ情報を付与する処理や、マッピング情報を変更する処理を行う。
マッピング情報とは、エンド端末のIDと、当該エンド端末から送信されるパケットの中継を行う中継装置のロケータとの対応関係を記したものであり、本実施形態の中継装置1A、1B、1C、1Dはそれぞれ、図4に示すようなマッピング情報を有する。例えば、中継装置1A、1Dは図4Aのマッピング情報を有し、図4Aのマッピング情報は、エンド端末2−2(エンド端末ID:“ID-2”)宛のパケットは中継装置1B(ロケータ:“loc-b”)が受け付けることを示す。一方、中継装置1B、1Cは図4Bのマッピング情報を有し、図4Bのマッピング情報は、エンド端末2−1(エンド端末ID:“ID-1”)宛のパケットは中継装置1B(ロケータ:“loc-d”)が受け付けることを示す。このように、エンド端末2−1に対して、パケットを送出する中継装置1Aとパケットを受け付ける中継装置1Dがそれぞれ別に設定された場合、それらの中継装置と共にネットワーク4を形成する中継装置(中継装置1B、1C)は、エンド端末2−1に対応する中継装置はパケットを受け付ける中継装置1Dであるというマッピング情報(図4B)を有する。このようなマッピング情報を“非対称なマッピング情報”という。
以下、上記マッピング情報に基づいて中継装置1Aの制御部1001が行うロケータ情報の付与の処理について説明する。
例えば、エンド端末2−1がエンド端末2−2にパケット3を送信する処理をすると、まず、エンド端末2−1の中継装置1A(パケット送受信部13)がエンド端末2−1から送信されたパケット3を受け取る。エンド端末2−1から送信されたパケット3には、図5の3Aに示すように、パケットの送信元のエンド端末ID(送信元ID)、及び、パケットの送信先のエンド端末ID(送信先ID)、の情報のみが付与されている。中継装置1Aの制御部1001は、受け付けたパケットの送信先ID(“ID-2”)の情報(図5の3A)を取得し、図4Aのマッピング情報から、受け付けたパケットの送信先ID“ID-2”に対応する送信先ロケータ(“loc-b”)を求める。制御部1001は、受信したパケットに、送信先ロケータ(“loc-b”)と、中継装置1A自身のロケータ(送信元ロケータ:“loc-a”)との情報(図5の3B)を含むヘッダを付与する。その後、中継装置1Aの制御部1001は、インターフェース1003を経由して、ロケータ情報を付与したパケット3を、中継装置1Bに送信する。以下、パケットが有する送信元ID、送信先ID、送信元ロケータ、及び送信先ロケータを、パケットヘッダ情報という。
記憶部1002は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等による内部メモリ、外部記録メディアによって構成される。また、記憶部1002は、制御部1001の動作制御用プログラムのデータや図4に示すマッピング情報を記憶するとともに、制御部1001のワークメモリとしても機能する。
インターフェース1003は、シリアルインターフェース又はLAN(local Area Network)インターフェース等によって構成され、ネットワークを介して、他の情報処理装置とデータを送受信する。
また、上記中継装置1A、1Bに接続されるエンド端末2−1、2−2は図6に示す物理構成を有する。
エンド端末2−1、2−2は、制御部2001と、記憶部2002と、通信部2003と、から構成される。
制御部2001は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを備える。制御部2001は、ROM等に記憶されているソフトウェアプログラムに従って、エンド端末200全体の制御を行う。
記憶部2002は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等による内部メモリ、外部記録メディアによって構成される。また、記憶部2002は、制御部2001の動作制御用プログラムのデータを記憶するとともに、制御部2001のワークメモリとしても機能する。
通信部2003は、所定の通信方式により、ネットワーク4を介して、他の情報処理装置とデータを送受信する。
次に、上記中継装置1A、1B、1C、1Dにおいて実現される変更通知装置の機能構成について、図7を参照して説明する。
図1に示すようにエンド端末2−1とエンド端末2−2の通信が可能な場合、中継装置1Aが有するマッピング情報は、エンド端末2−2宛のパケットを中継装置1Bに送信するように設定されている。しかし、図8に示すように、エンド端末2−2が移動すると、エンド端末2−2は、中継装置1Bに対しエンド端末2−2が中継装置1Cに移動する旨を通知するメッセージを送信する。この場合、中継装置1Aは、エンド端末2−2が中継装置1−Cが移動したことを知らないので、図4Aのマッピング情報に基づいてエンド端末2−1から受け付けたパケットを中継装置1Bに送信してしまい、その結果エンド端末2−2宛のパケット3はエンド端末2−2に届かない。
以下、図8に示す状況下で、中継装置1Aからパケット3を受け付けた中継装置1Bにおける変更通知装置1の機能構成ついて、図7を用いて説明する。
変更通知装置1は、パケット解析部11と、マッピング変更通知部12と、パケット送受信部13と、外部接続インターフェース14と、変更対象IDバッファ15と、通知元locバッファ16とから構成される。
パケット解析部11は、機能的に、パケット分解部111と、loc-ID対応解析部112とから構成され、例えば、制御部1001により実現される。
パケット分解部111は、後述するパケット送受信部13のパケット受信部131から受け取ったパケットの情報を分解し、パケットヘッダ情報(送信元ID、送信先ID、送信元ロケータ、送信先ロケータ)を取り出す。パケット分解部111は、取り出したパケットヘッダ情報をloc-ID対応解析部112に送る。
例えば、中継装置1Aが図4Aのマッピング情報に基づいて送信したパケット3を中継装置1Bが受信したとする。パケット分解部111はパケット受信部131からパケット3を受け取り、パケット3を分解して、送信元ID“ID-1”、送信先ID“ID-2”、送信元ロケータ“loc-a”、送信先ロケータ“loc-b”のパケットヘッダ情報を取り出す。そして、取り出したパケットヘッダ情報をloc-ID対応解析部112に送る。
loc-ID対応解析部112は、パケット分解部111より受け取ったパケットヘッダ情報を解析する。まず、loc-ID対応解析部112は、パケットヘッダ情報の送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータ(図9A)に存在するか否かを調べる。変更対象IDバッファ15が格納するデータには、送信元IDが示すエンド端末と送信先IDが示すエンド端末との間でマッピング変更通知メッセージを送受する必要のある送信元ID及び送信先IDの組み合わせが記載されている。これにより、受信したパケットからマッピング変更通知メッセージを送信する必要があるか、すなわち、マッピング情報を変更する必要があるか否かを知ることができる。送信元IDと送信先IDの組み合わせが当該データに存在する場合、次に、送信先ID対応する送信先ロケータが、通知元locバッファ16が格納するデータ(図9B)に存在するか否かを調べる。通知元locバッファ16が格納するデータには、エンド端末の移動前に、当該エンド端末宛のパケットの中継を行っていた中継装置が記載されている。これにより、送信元IDが示すエンド端末と送信先IDが示すエンド端末との間で、どの中継装置が変更したかを特定することができる。送信先IDに対応する送信先ロケータが通知元locバッファ16に存在する場合、loc-ID対応解析部112は、パケットヘッダ情報をマッピング変更通知部12の変更通知メッセージ作成部121に送出する。パケットヘッダ情報の送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータに存在しない場合は、loc-ID対応解析部112は、パケットヘッダ情報を変更通知メッセージ作成部121に送出しない。
なお、変更対象IDバッファ15及び通知元locバッファ16が格納するデータ(図9A、9B)は、エンド端末が移動する前の通常時の動作の中で取得される。以下に、通常時の動作について説明する。
Loc-ID対応解析部112は、パケット分解部111より受け取ったパケットヘッダ情報を解析する。まず、loc-ID対応解析部112は、パケットヘッダ情報の送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータ(図9A)に存在するか否かを調べる。送信元IDと送信先IDの組み合わせが当該データに存在しない場合、送信元IDと送信先IDの組み合わせを、変更対象IDバッファ15に格納する。次に、送信先ID対応する送信先ロケータが、通知元locバッファ16が格納するデータ(図9B)に存在するか否かを調べる。送信先IDに対応する送信先ロケータが通知元locバッファ16に存在しない場合、loc-ID対応解析部112は、送信先IDとそれに対応する送信先ロケータの組み合わせを通知元Locバッファ16へと格納する。
マッピング変更通知部12は、変更通知メッセージ作成部121から構成され、例えば、制御部1001により実現される。変更通知メッセージ作成部121はloc-ID対応解析部112より受け取ったパケットヘッダ情報から、パケットを送信した中継装置が有するマッピング情報を変更するように通知するメッセージ(マッピング変更通知メッセージ)を作成する。また、変更通知メッセージ作成部121は、作成したマッピング変更通知メッセージを、パケット送受信部13のパケット送信部132に渡す。
マッピング変更通知メッセージの例を図10に示す。変更通知メッセージ作成部121は、まず、パケットヘッダ情報の送信元ロケータ“loc-a”を、マッピング変更通知メッセージの送信先ロケータ51、パケットヘッダ情報の送信先ロケータ“loc-b”を、マッピング変更通知メッセージの送信元ロケータ52とし、マッピング変更通知メッセージ5を作成する。そして、今回マッピング情報の変更対象であるエンド端末ID、すなわち、移動により中継装置が変わり、中継装置との対応関係が変更したエンド端末のエンド端末ID“ID-2”をマッピング変更ID53としてマッピング変更通知メッセージ5に付与する。さらに、マッピング変更通知メッセージ作成部121は、新規loc-ID対応DB17が格納するデータ(図9C)を参照し、マッピング変更ID“ID-2”と対応付けられる新たなロケータ(移動後ロケータ)54“loc-c”をマッピング変更通知メッセージ5に付与する。なお、送信元ロケータ52は、基本的には中継装置1Aのロケータが入るが、Loc/ID分離ネットワークのプロトコルによってはパケットヘッダ情報の送信先ロケータが入ってもよい。また、移動後ロケータは複数でもよい。
パケット送受信部13は、パケット受信部131と、パケット送信部132とから構成され、例えば、制御部1001により実現される。パケット受信部131は、外部接続インターフェース14を経由してパケットを受信し、パケット分解部111にパケットの情報を送出する。パケット送信部132は、変更通知メッセージ作成部121からマッピング変更通知メッセージのパケットを受け取り、外部接続インターフェース14を経由して、マッピング変更通知メッセージの送信先ロケータに基づいてパケットを送信する。例えば、図10のマッピング変更通知メッセージを受け取った場合、マッピング変更通知メッセージ5の送信先ロケータ51は“loc-a”なので、図11に示すように、中継装置1Aにマッピング変更通知メッセージ5のパケットを送信する。
外部接続インターフェース14は、例えば、インターフェース部1003により実現される。外部端末とのパケットの送受信を行うインターフェースの役割を成す。
変更対象IDバッファ15は、移動により中継装置が変更したエンド端末のエンド端末ID(送信先ID)と、当該エンド端末にデータを送信している他のエンド端末のエンド端末ID(送信元ID)との組み合わせのデータ(図9A)を格納し、例えば、記憶部1002により実現される。
通知元locバッファ16は、移動により中継装置が変更したエンド端末のエンド端末IDと、当該エンド端末と移動前の中継装置(移動前ロケータ)との組み合わせのデータ(図9B)を格納し、例えば、記憶部1002により実現される。
新規loc-ID対応DB17は、移動したエンド端末のエンド端末IDと、当該エンド端末IDの移動先の新たなロケータ(移動後ロケータ)の組み合わせのデータ(図9C)を格納し、例えば、記憶部1002により実現される。
上記、変更対象IDバッファ15、通知元locバッファ16、新規loc-ID対応DB17は、それぞれ変更通知装置1の外部に配置されてもよい。例えば、図12に示すように、変更対象IDバッファ15、通知元locバッファ16、及び新規loc-ID対応DB17のすべてが外部に配置されてもよい。
次に、中継装置1Bにおいて実現される変更通知装置1が行うエンド端末の移動による経路変更通知の動作について図13のフローチャートを用いて説明する。
図1に示すようにエンド端末2−1からパケットを受信していたエンド端末2−2が、図8に示すように移動し、中継装置1Bとの通信から中継装置1Cとの通信へ変更した場合を例にとり説明する。
まず、中継装置1Bが有する変更通知装置1のパケット受信部131は、パケットを受信したか否かを判断する(ステップS10)。パケット受信部131はパケットを受信したと判断した場合(ステップS10;Yes)、当該パケットをパケット分解部111に送出する。パケットを受信していないと判断した場合は(ステップS10;No)、受信待機とし、ステップS10に戻る。例えば、図8に示すように中継装置1Aが送信したパケット3を中継装置1Bが受信すると、パケット受信部131はパケット3を受信したと判断し、パケット3をパケット分解部111に送出する。
パケット分解部111は、パケット受信部131より受け取ったパケットの情報を分解し、パケットヘッダ情報を抽出し、当該パケットヘッダ情報をloc-ID対応解析部112へ送出する(ステップS11)。例えば、パケット分解部111は図5のパケットヘッダ情報を抽出し、当該パケットヘッダ情報をloc-ID対応解析部112へ送出する。
loc-ID対応解析部112は、パケット分解部111から受け付けたパケットヘッダ情報の送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータに存在するか否かを判断する(ステップS12)。
送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータに存在する場合(ステップS12;Yes)、loc-ID対応解析部112は、次に、抽出した送信先ロケータが、送信先IDのエンド端末が移動前の中継装置のロケータ(移動前ロケータ)であるか否かを調べる。具体的には、loc-ID対応解析部112は、通知元locバッファ16が格納するデータに、送信先IDと、送信先ロケータが移動前ロケータであるか否かを判断する(ステップS13)。一方、送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータに存在しない場合(ステップS12;No)、変更通知処理は終了する。
送信先ロケータが移動前ロケータの場合(ステップS13;Yes)、loc-ID対応解析部112はパケットヘッダ情報を変更通知メッセージ作成部121に送出し、変更通知メッセージ作成部121はマッピング変更通知メッセージを作成する(ステップS14)。一方、送信先ロケータが移動前ロケータでない場合(ステップS13;No)、変更通知処理は終了する。
例えば、図5のパケットヘッダ情報の送信元ID“ID-1”と送信先ID“ID-2”との組み合わせは、変更対象IDバッファ15が格納する図9Aのデータに存在し、送信先ID“ID-2”の送信先ロケータ“loc-b”は、通知元locバッファ16が格納する図9Bのデータに存在するので、loc-ID対応解析部112は、パケットヘッダ情報を変更通知メッセージ作成部121に送出する。変更通知メッセージ作成部121は、パケットヘッダ情報を参照して、図10に示すマッピング変更通知メッセージ5を作成し、作成したメッセージをパケット送信部132へ送出する。
パケット送信部132は、変更通知メッセージ作成部121から受け取ったマッピング変更通知メッセージのパケットを送信し、処理を終了する。(ステップS15)
中継装置1Aは、中継装置1B(変更通知装置1−1)からマッピング変更通知メッセージ5を受信すると、中継装置1Aが有する図4Aのマッピング情報を図14に示すマッピング情報に変更する。以降、エンド端末2−1(“ID-1”)からエンド端末2−2(“ID-2”)宛てのパケット3は、図15に示すように、中継装置1A(“loc-a”)を送信元ロケータ、中継装置1C(“loc-c”)を送信先ロケータとして、送信される。
なお、マッピングの変更の際に、古いマッピング情報を保持するか破棄するかは、Loc/ID分離ネットワークのプロトコルに従うか、各中継装置において設定することもできる。
ここで、図11ではマッピング変更通知メッセージの送信元を、パケットを受け付けた中継装置1B(変更通知装置1−21)としたが、中継装置1Bよりマッピング変更通知メッセージの情報を受け取った中継装置1Cが、中継装置1Bに代わってマッピング変更通知メッセージを中継装置1Aに送信してもよい。また、その際、マッピング変更通知メッセージ5の送信元ロケータ52は、基本的には“loc-c”(中継装置1C)となるが、Loc/ID分離ネットワークのプロトコルによっては、“loc-b”(中継装置1B)としてもよい。また、中継装置1Bがマッピング変更通知メッセージ5を送信する際に送信元ロケータ52を“loc-c”としてもよい。送信元ロケータ52は、プロトコルの仕様によって柔軟に扱われる。
本実施形態の変更通知装置によれば、マッピング情報の変更を通知するにあたって、ルータやサーバなどの中継装置が従来保持していたマッピング情報に基づいて行うのではなく、変更対象となるエンド端末間のパケットからマッピング情報の変更を通知する中継装置を判断することができる。これにより、Loc/ID分離ネットワークにおけるマッピング情報が非対称なネットワークにおいても、エンド端末の移動に伴う通信経路の変更を実現することができる。したがって、Loc/ID分離ネットワークにおけるエンド端末の移動に伴う、通信の遅延の減少、広帯域な通信帯域の確保又は通信帯域の有効活用、通信セッションの継続的な接続を可能とする。
また、本実施形態では、中継装置がマッピング情報を管理・制御するネットワークを想定して説明したが、変更通知装置1は、中継装置の機能を備えるエンド端末がマッピング情報を管理・制御するネットワークにおいて適用することも可能である。したがって、本発明は、中継装置がマッピング情報を管理・制御するネットワークにのみ限られるものでない。また、変更通知装置の機能は、ルータやサーバなどの中継装置に組み込まれてもよいし、あるいはそれとは異なる本発明のためのサーバなどの新たな装置によって実現されてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る変更通知装置1−21は、マッピング変更の通知を行う可能性のあるロケータのデータを作成し、データからマッピング変更通知先ロケータを、所定の手法(以下、選択ポリシーという)により選択する機能を備える。
以下、変更通知装置1−21は、中継装置1Bにおいて実現されているとする。
図16に変更通知装置1−21の機能構成を示す。第2の実施形態に係る変更通知装置1−21は、第1の実施形態に係る変更通知装置1−1の構成に加え、変更通知可能DB18を備える。また、マッピング変更通知部12は、第1の実施形態に係る変更通知装置1−1と異なる機能を有する。一方、変更通知装置1−21のパケット解析部11、パケット送受信部13、外部接続インターフェース14、変更対象IDバッファ15、通知元locバッファ16、新規loc-ID対応DB17の機能構成は、第1の実施形態に係る変更通知装置1−1と同様である。以下、異なる構成である変更通知可能DB18及び異なる機能を有するマッピング変更通知部12について説明する。
マッピング変更通知部12は、機能的に、変更通知メッセージ作成部121と、変更通知先ロケータ選択部122と、ロケータリストアップ部123と、から構成され、例えば、制御部1001により実現される。
ロケータリストアップ部123は、loc-ID対応解析部112より受け取ったパケットヘッダ情報の送信先IDをエンド端末の移動によりロケータが変更となったエンド端末ID(マッピング変更ID)、パケットヘッダ情報の送信元IDを移動したエンド端末の通信相手のID(通信先ID)、パケットヘッダ情報の送信元ロケータをその通信相手のロケータ(変更通知可能ロケータ)とし、これらを対応づけたデータ(マッピング変更通知可能リスト)を作成して、変更通知可能DB18に格納させる。例えば、変更通知装置1−21がエンド端末2−1からエンド端末2−2宛のパケット3(図8)を受信したとすると、ロケータリストアップ部123は、図5のパケットヘッダ情報に基づいて、送信先ID“ID-2”をマッピング変更ID、送信元ID“ID-1”を通信先ID、送信元ロケータ“loc-a”を変更通知可能ロケータとして、マッピング変更通知可能リスト71(図17)を作成する。同様に、変更通知装置1−21が、複数の中継装置を経由して、送信元ID“ID-1”、送信先ID“ID-2”、送信元ロケータ“loc-d”のパケットを受信すると、ロケータリストアップ部123は、送信元ロケータ“loc- d”を変更通知可能ロケータとして、マッピング変更通知可能リスト71を作成する。
変更通知先ロケータ選択部122は、変更通知装置1−21がエンド端末から移動した旨を通知するメッセージを含むパケットを受信したとき、又は、他の中継装置からパケットを受信したときに、所定の手法(後述する選択ポリシー)に従って、変更通知可能DB18から、マッピング変更IDと通信先IDに対応する0個以上のマッピング変更通知先ロケータを選択し、変更通知メッセージ作成部121にマッピング変更ID及び変更通知先ロケータの情報を送出する。
選択ポリシーには、(1)すべての変更通知先ロケータを選択、(2)FIFO(First In First Out)、LIFO(Last In First Out)、ランダムによるn個(n≧0)の変更通知先ロケータを選択、(3)トラヒック量に応じた変更通知先ロケータを選択、(4)一定時間、一定時刻に選択された変更通知先ロケータを選択、(5)選択回数に応じて変更通知先ロケータを選択、(6)拒否ロケータ情報に応じて変更通知先ロケータを選択、等がある。
(1)すべての変更通知先ロケータの選択とは、マッピング変更IDと通知先IDとに対応する変更通知可能ロケータのすべてを実際の変更通知先ロケータとして選択する手法である。(2)FIFOによるn個(n?0)の変更通知先ロケータの選択とは、リストアップされたタイミングが新しい順にn個の変更通知先ロケータを選択する手法で、LIFOは同様にリストアップされたタイミングが古い順に選択する手法、ランダムは同様にリストアップされた中からランダムに選択する手法である。(3)トラヒック量に応じた変更通知先ロケータの選択とは、変更通知可能ロケータ経由でどれだけのトラヒックが流れたかの情報を基に変更通知先ロケータを選択する手法である。例えば、最大、最小、又はそれらの中間程度のトラヒックを流した変更通知可能ロケータ、ある一定の閾値以上あるいは閾値以下のトラヒックを流した変更通知可能ロケータ、定められたトラヒック量の幅に該当するトラヒックを流した変更通知可能ロケータ、あるいは、トラヒック量の大きい順又は小さい順に所定個数の変更通知可能ロケータ、を選択する手法である。(4)一定時間、一定時刻に選択された変更通知先ロケータの選択とは、各変更通知可能ロケータが過去のどの時刻に変更通知先ロケータとして選択されたかの情報を基に変更通知先ロケータを選択する手法である。例えば、最近に選択された変更通知可能ロケータ、最も昔に選択された変更通知可能ロケータ、それらの中間時刻に選択された変更通知可能ロケータ、現在あるいは定められた時刻より一定時間前あるいは一定時間後に選択されたロケータ、を選択する手法である。(5)選択回数に応じた変更通知先ロケータの選択とは、各変更通知可能ロケータが過去何回、変更通知先ロケータとして選択されたかの情報を基に変更通知先ロケータを選択する手法である。例えば、最小、最大、又は、それらの中間の選択回数の変更通知可能ロケータ、ある一定の閾値以上あるいは閾値以下の選択回数の変更通知可能ロケータ、定められた選択回数の幅に該当する変更通知可能ロケータ、を選択する手法である。(6)拒否ロケータ情報に応じた変更通知先ロケータの選択とは、ネットワークを提供するプロバイダの運用ポリシーなどに基づいて定められた、ロケータに対するフィルタリング情報などを用いた選択手法である。例えば、フィルタリング情報に拒否するように記載された変更通知可能ロケータ(あるいは許可された変更通知可能ロケータ)以外の変更通知可能ロケータを変更通知先ロケータとして選択する手法である。
例えば、変更通知先ロケータ選択部122が、“(1)すべての変更通知先ロケータの選択”の選択ポリシー従う場合、変更通知先ロケータ選択部122は変更通知可能DB18が格納するマッピング変更通知可能リストから、マッピング変更ID“ID-2”と通信先ID“ID-1”に対応するマッピング変更通知先ロケータ“loc-a”と“loc-d”とを選択し、変更通知メッセージ作成部121にマッピング変更ID“ID-2”及び変更通知先ロケータ“loc-a”、“loc-d”の情報を送出する。
また、マッピング変更通知可能リスト71の各ロケータに対して、“ロケータの(変更通知可能DB15が格納する)データへの追加順番(以下、追加順番)”、“中継装置を経由したトラヒック量(以下、トラヒック量)”、“ロケータの選択時刻(以下、選択時刻)”、“ロケータの選択回数(以下、選択回数)”等の情報(付属情報)を追加して管理してもよい(図18の72)。“トラヒック量”は、変更対象のマッピング情報を有する中継装置から受信したパケットのデータ量であり、例えば、パケットを受信する度にロケータリストアップ部123がデータ量を加算してマッピング変更通知可能リスト72に登録する。また、“追加順番”は、ロケータリストアップ部123がロケータをマッピング変更通知可能リスト72に追加する際に登録し、“選択時刻”や“選択回数”は、変更通知先ロケータ選択部122がロケータを選択したと時に、ロケータリスタップ部123が登録する。なお、選択ポリシーによる判断に必要な付属情報だけをマッピング変更通知可能リスト72が有するようにすることも可能である。
選択ポリシーに従いロケータの選択を行った際に、選択ポリシーに適合するロケータが選択されない場合は、変更通知装置1−21はマッピング変更通知可能リスト71及び72の変更通知可能ロケータにマッピング変更通知を行わない。この場合、変更通知装置1−21は、移動したエンド端末が移動前に所属していたネットワークにおいて、移動したエンド端末の中継装置で、通信相手のエンド端末からのパケットを受け付ける入口としていた中継装置にマッピング変更を通知する。すなわち、図8に示すようにエンド端末2−2が移動する場合では、変更通知装置1−21は中継装置1Bにマッピング変更を通知する。中継装置1Bにおいて変更通知装置1−21が実現されている場合、変更通知装置1−21は、中継装置1Bのマッピング情報を図19に示すように変更する。これにより、中継装置1Bは、中継装置1Aから受信したエンド端末2−2宛のパケットを、中継装置1Cに送信するので、エンド端末2−1がエンド端末2−2宛に送信したパケット3は図20の経路34〜37を通る。すなわち、エンド端末2−1からパケット3を受信した中継装1Aは、図4Aのマッピング情報に基づきパケット3を中継装置1Bに送信する。パケット3を受信した中継装置1Bは、図19のマッピング情報に基づきパケット3を中継装置1Cに送信する。パケット3を受信した中継装置1Cは、パケットヘッダ情報を参照してエンド端末2−2にパケット3を送信する。図20に示すように、通信相手と対応付けられる中継装置以外を経由する冗長な通信経路を三角ルーティングという。
変更通知メッセージ作成部121は、変更通知先ロケータ選択部122から受け取ったマッピング変更IDに対応付けられる変更通知先ロケータを送信先ロケータとし、また、新規loc-ID対応DB17が格納するデータを参照して、マッピング変更IDの移動先のロケータを求め、マッピング変更通知メッセージを作成する。マッピング変更通知メッセージのフォーマットは、変更通知装置1と同様に、図10のマッピング変更通知メッセージ5に従う。このとき、変更通知先ロケータが複数存在する場合には、変更通知メッセージ作成部121は、マッピング変更通知メッセージを変更通知先ロケータの数だけ作成する。
変更可能通知DB18は、マッピング変更通知可能リスト71又は72を格納し、例えば、記憶部1002により実現される。
以上の変更通知装置1−21において、中継装置が通信のために本来持っているマッピング情報を格納するデータベース(以下、マッピング情報DB19という)を加えてもよい。変更通知装置1−21の構成に加えて、マッピング情報DB19を備える変更通知装置1−22の機能構成を図21に示す。
変更通知装置1−22のロケータリストアップ部123は、変更通知装置1−21のロケータリストアップ部123と異なる機能を有する。変更通知装置1−22のロケータリストアップ部123は、loc-ID対応解析部112より受け取ったパケットヘッダ情報から、マッピング情報DB19が格納するエンド端末IDとロケータとの対応関係の情報をマッピング変更通知可能リストに追加登録する。そして、作成されたマッピング変更通知可能リストを変更通知可能DB18に保存する。
マッピング情報DB19は、Loc/ID分離ネットワークに接続されたエンド端末IDとロケータとの対応表(図22)を格納し、例えば、記憶部1002により実現される。
変更通知装置1−22において、変更対象IDバッファ15、通知元locバッファ16、新規loc-ID対応DB17、変更可能通知DB18、及びマッピング情報DB19のいずれか複数が、変更通知装置の外に配置されてもよい。
次に、変更通知装置1−22が実行する変更通知処理について図23のフローチャートを用いて説明する。なお、ステップS21からステップS26までの処理は通常の処理、ステップS27からステップS29はエンド端末が実際に移動した後の処理である。
変更通知装置1−22の制御部1001は、エンド端末から、当該エンド端末が移動したことを通知するメッセージを含むパケットを受信しているかを判断する(ステップS20)。移動したことを通知するメッセージを含むパケットを受信した場合(ステップS20;Yes)、変更通知先ロケータ選択部122は送信処理を開始する(ステップS27〜ステップS29)。移動したことを通知するメッセージを含むパケットを受信してない場合は(ステップS20;No)、パケット受信部131は、パケットを受信したか否かを判断する(ステップS21)。
パケット受信部131がパケットを受信したと判断した場合(ステップ21;Yes)、当該パケットをパケット分解部111に送出する。一方、パケット受信部131が受信していないと判断した場合は(ステップ21;No)、移動したことを通知するメッセージの受信待機、及びパケットの受信待機とし、ステップS20に戻る。例えば、図8に示すように中継装置1Aが送信したパケット3を中継装置1Bが受信すると、パケット受信部131はパケット3を受信したと判断し、パケット3をパケット分解部111に送出する。
パケット分解部111は、パケット受信部131より受け取ったパケットの情報を分解し、パケットヘッダ情報を抽出し、loc-ID対応解析部112へ当該パケットヘッダ情報を送出する(ステップS22)。例えば、パケット分解部111は図5のパケットヘッダ情報を抽出し、当該パケットヘッダ情報をloc-ID対応解析部112へ送出する。
次に、loc-ID対応解析部112は、受け付けたパケットヘッダ情報の送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータに存在するか否かを判断する(ステップS23)。
送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータに存在する場合(ステップS23;Yes)、loc-ID対応解析部112は、抽出した送信先ロケータが送信先IDの移動前ロケータであるか否かを、通知元locバッファ16が格納するデータを参照して調べる(ステップS24)。一方、送信元ID及び送信先IDの組み合わせが、変更対象IDバッファ15が格納するデータに存在しない場合(ステップS23;No)、ステップS20に戻る。
送信先ロケータが送信先IDの移動前ロケータである場合(ステップS24;Yes)、ロケータリストアップ部123は、マッピング変更通知可能リストを作成し、変更通知可能DB18に保存する(ステップS25)。一方、送信先ロケータが送信先IDの移動前ロケータでない場合(ステップS24;No)、ステップS20に戻る。
次に、ロケータリストアップ部123は、マッピング情報DB19より、変更対象IDにおける通信に用いるマッピング情報を入手し、該当するロケータをステップS25で作成したデータに追記し、変更通知可能DB18に保存する(ステップS26)。
変更通知先ロケータ選択部122は、選択ポリシーに従って、変更通知可能DB18より、対象IDに対応するロケータ(複数可)を選択する(ステップS27)。例えば、“(1)すべての変更通知先ロケータの選択”の選択ポリシーに従う場合、マッピング変更通知可能リストに登録されている、マッピング変更IDと通知対象IDに対応する変更通知可能ロケータの全てを選択する。
変更通知メッセージ作成部121は、移動したエンド端末のエンド端末IDに対応する新たなロケータ(複数可能)を新規loc-ID対応DB17の情報から調べ、新たなロケータと移動したエンド端末のエンド端末IDとを含むマッピング変更通知メッセージ(図10)を作成する。また、変更通知メッセージ作成部121は、選択されたロケータを宛先とする。変更通知メッセージ作成部121は、パケット送信部132へマッピング変更通知メッセージを送出する(ステップS28)。例えば、図5のパケットヘッダ情報の送信元ID“ID-1”と送信先ID“ID-2”との組み合わせは、変更対象IDバッファ15が格納する図9Aのデータに存在し、送信先ID“ID-2”の送信先ロケータ“loc-b”は、通知元locバッファ16が格納する図9Bのデータに存在するので、loc-ID対応解析部112は、パケットヘッダ情報を変更通知メッセージ作成部121に送出する。変更通知メッセージ作成部121は、パケットヘッダ情報を参照して、図10に示すマッピング変更通知メッセージ5を作成し、作成したメッセージをパケット送信部132へ送出する。
パケット送信部132は、変更通知メッセージ作成部121から受け取ったマッピング変更通知メッセージのパケットを送信し、処理を終了する。(ステップS29)
以上のフローチャートにおいて、ステップS26は変更通知装置1−22にのみ存在する。したがって、変更通知装置1−21では、ステップS25からステップS20へ進み、待機状態となる。
本実施形態の変更通知装置によれば、エンド端末の移動により、エンド端末IDに対応するロケータ情報が変更した場合、マッピング情報及び変更対象となるエンド端末間のパケットを解析して得た情報をデータベースに保存し、選択ポリシーに従ってデータベースより適切なマッピング変更の通知先中継装置を判断し、マッピング変更を通知することができる。したがって、マッピング情報が非対称なネットワークにおいてエンド端末の移動が生じた場合に、ネットワークの運用ポリシーに応じた柔軟な通信経路の変更を実現することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る変更通知装置1−3は、変更通知装置1−22の機能に加え、他の変更通知装置とマッピング変更通知可能リストの情報を送受する機能を備える。
以下、中継装置1B及び中継装置1Cはそれぞれ変更通知装置1−3の機能を備え、中継装置1Bが中継装置1Cにマッピング変更通知可能リストの情報を送信する場合を例にとり説明する。
図24に変更通知装置1−3の機能構成を示す。第3の実施形態に係る変更通知装置1−3は、第2の実施形態に係る変更通知装置1−22の構成に加え、変更通知可能データ送受部101を備える。また、パケット送受信部13は、第2の実施形態に係る変更通知装置1−22と異なる機能を有する。一方、変更通知装置1−3のパケット解析部11、マッピング変更通知部12、外部接続インターフェース14、変更対象IDバッファ15、通知元locバッファ16、新規loc-ID対応DB17、変更通知可能DB18、マッピング情報DB19の機能構成は、第2の実施形態に係る変更通知装置1−22と同様である。以下、異なる構成である変更通知可能データ送受部101及び異なる機能を有するパケット送受信部13について説明する。
変更通知可能データ送受部101は、機能的に、リスト追加メッセージ作成部1011とリスト情報登録部1012とから構成され、例えば、制御部1001により実現される。
リスト追加メッセージ作成部1011は、変更通知可能DB18からマッピング変更通知可能リストの情報を読み込み、読み込んだ情報と、送信先ロケータと、送信元ロケータとから構成されるメッセージ(リスト追加メッセージ)を作成する。そして、パケット送信部132に、リスト追加メッセージの送信を指示する。例えば、中継装置1Bにおいて実現される変更通知装置1−3は、変更通知可能DB18が格納するマッピング変更通知可能リスト71を読み込み、送信先ロケータ“loc-c”と、送信元ロケータ“loc-b”と、マッピング変更通知可能リスト71から構成されるリスト追加メッセージ8(図25)を作成し、当該リスト追加メッセージを送信する指示をする。
リスト情報登録部1012は、パケット受信部131より受け取った、他の変更通知装置が送信したリスト追加メッセージから、変更通知可能DB18が格納するマッピング変更通知可能リストに追加登録する情報を所定の手法により選別し、選択した情報を変更通知可能DB18に登録する。例えば、中継装置1Cが図26に示すマッピング変更通知可能リスト73を有しているとし、また、中継装置1Cにおいて実現される変更通知装置1−3は、中継装置1Bからリスト追加メッセージ8を受信したとする。リスト情報登録部1012は、リスト追加メッセージ8に格納されるマッピング変更通知可能リスト71とマッピング変更通知可能リスト73とを比較し、マッピング変更通知可能リスト73に登録されていない“ID-1”と“loc-a”の組み合わせを選択し、それらをマッピング変更通知可能リスト73に登録する。
また、他の変更通知装置が送信したマッピング変更通知可能リストに係る情報を、新たなデータベースに保存することも可能である。このような形態をとる場合、変更通知装置1−3のマッピング変更通知部12における変更通知先ロケータ選択部122は、移動したエンド端末のエンド端末IDに対応するロケータの選択の際に、変更通知可能DB18と新たに用意したデータベースの両方を参照し、選択ポリシーに従って選択をする。
パケット送受信部13のパケット受信部131は、受け取ったパケットが、他の変更通知装置が送信したリスト追加メッセージを含む場合、リスト情報登録部1012へ当該情報を送出する。また、パケット送信部132は、リスト追加メッセージ作成部1011から、リスト追加メッセージ作成部1011が作成したメッセージを受け取り、当該メッセージを外部接続インターフェース14に送出する。
次に、変更通知装置1−3における、リスト追加メッセージの送受処理について図27及び図28のフローチャートを用いて説明する。図27及び図28に示すマッピング変更通知可能リスト情報の交換及び登録に関する処理は、図23に示すフローチャートの処理とは基本的に並列で行われる。しかしながら、図23に示すフローチャートのステップS20の処理の判断条件に、図25のフローチャートの終了の条件を与える処理形態も可能である。
例えば、移動したエンド端末2−2が中継装置1Bに、リスト追加メッセージの送信要求を送信すると、中継装置1Bの制御部1001は、図27のフローチャートに示す処理を開始する。
リスト追加メッセージ作成部1011は、変更通知可能DBからマッピング変更可能リストの情報を読み込み(ステップS31)、読み込んだ情報から、リスト追加メッセージを作成する(ステップS32)。そして、リスト追加メッセージ作成部1011は、パケット送受信部13のパケット送信部132にリスト追加メッセージの送信処理を指示する(ステップS33)。例えば、中継装置1Bにおいて実現される変更通知装置1−3は、図25に示すリスト追加メッセージ8を作成し、パケット送信部132にリスト追加メッセージ8の送信処理を指示する。これにより、リスト追加メッセージ8は、図29に示すように、中継装置1Cに送信される。
中継装置1Cのパケット受信部131がリスト追加メッセージを含むパケットを受信すると、図28のフローチャートに示す処理を開始する。変更通知可能データ送受部101のリスト情報登録部1012は、受信したリスト追加メッセージの中から変更通知可能DB18が格納するマッピングリスト変更通知可能リストに追加登録する情報を選択し(ステップS41)、選択した情報をマッピングリスト変更通知可能リストに追加登録する(ステップS42)。例えば、中継装置1Bからリスト追加メッセージを受信した中継装置1Cは、マッピングリスト変更通知可能リスト73に、通知先ID“ID-1”と変更通知可能ロケータ“loc-a”を登録する。
中継装置1Cは、追加登録されたマッピング変更通知可能リストの情報を基に、“loc-a”を宛先として、マッピング変更IDが“ID-2”、対応ロケータが“loc-c”のマッピング変更通知メッセージを作成し、送信する(図30)。マッピング変更通知メッセージを受信した中継装置1Aは、図4Aのマッピング情報から図14のマッピング情報に変更する。
本実施形態の変換通知装置によれば、変更通知装置間において、マッピング変更通知可能リストを交換することによって、単独では取得することができなかったマッピング情報を得ることができる。したがって、Loc/ID分離ネットワークでの、マッピング情報が非対称なネットワークにおけるエンド端末の移動が生じた場合に、より多くの情報を基にマッピング変更の通知をおこなえるため、該当ロケータへのマッピング変更を通知することの信頼性の向上、適切なマッピング変更通知方法の入手確率の向上が図れる。
なお、実施形態1乃至3の変更通知装置は、エンド端末の移動によりマッピング情報が変更し場合に限らず、例えば、IDの移動によりマッピング情報が変更した場合にも適用することができる。
本発明によれば、Loc/ID分離ネットワークにおける、エンド端末やIDの移動により生じるエンド端末と中継装置の対応関係の変更を適切な中継装置に通知することができる。
1A、1B、1C、1D 中継装置
1−1、1−21、1−22、1−3 変更通知装置
11 パケット解析部
111 パケット分解部
112 loc-ID対応解析部
12 マッピング変更通知部
121 変更通知メッセージ作成部
122 変更通知先ロケータ選択部
123 ロケータリストアップ部
13 パケット送受信部
131 パケット受信部
132 パケット送信部
14 外部接続インターフェース
15 変更対象IDバッファ
16 通知元locバッファ
17 新規loc-ID対応DB
18 変更通知可能DB
19 マッピング情報DB
101 変更通知可能データ送受部
1011 リスト追加メッセージ送受部
1012 リスト情報登録部
2−1、2−2 エンド端末
3、 6 パケット
31、32、33、61、62、63、64、65、66 経路
4 ネットワーク
5 マッピング変更通知メッセージ
51 送信先ロケータ
52 送信元ロケータ
53 マッピング変更ID
54 対応ロケータ
71、72、73 マッピング変更通知可能リスト
8 リスト追加メッセージ

Claims (34)

  1. 端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置が行う方法であって、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶工程と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶工程と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶工程と、
    前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信工程と、
    前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得工程と、
    前記パケット情報取得工程で取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせであり、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせである場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断工程と、
    前記対応判断工程で送出された送信元ロケータを宛先とし、前記パケット情報取得工程で送出された送信先IDに対応するロケータを新規ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせの情報から読み出し、当該送信先IDの情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成工程と、
    前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする変更通知方法。
  2. 端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置が行う方法であって、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶工程と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶工程と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶工程と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子と、当該ロケータが変更された端末の識別子に対応付けられるロケータとの組み合わせを記憶する変更通知候補記憶工程と、
    前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信工程と、
    前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得工程と、
    前記パケット情報取得工程で取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶工程で記憶された組み合わせであり、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせである場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断工程と、
    前記対応判断工程で送出された、送信元IDと、送信先IDと、送信元ロケータとの組み合わせを前記変更通知候補記憶工程で記憶する組み合わせとして登録する変更通知ロケータ登録工程と、
    前記変更通知候補記憶工程で記憶されるロケータから、所定の手法により、前記移動した端末の識別子に対応付けられる送信元ロケータを選択する変更通知ロケータ選択工程と、
    前記変更通知ロケータ選択工程で選択された送信元ロケータを宛先とし、前記移動した端末の識別子に対応付けられるロケータを前記新規ロケータ記憶工程で記憶された組み合わせの情報から読み出し、当該移動した端末の識別子の情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成工程と、
    前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする変更通知方法。
  3. 前記ネットワークに接続された端末の識別子と当該端末のロケータとの組み合わせを記憶するマッピング情報記憶工程と、をさらに備え
    変更通知ロケータ登録工程において、前記対応判断工程が送出した当該送信先ID及び送信元IDに対応付けられるロケータを、前記マッピング情報記憶工程で記憶された組み合わせの情報から求め、当該求めたロケータを前記対応判断工程で送出された送信元ロケータに付加して、前記変更通知候補記憶工程で記憶される組み合わせの情報に登録する
    ことを特徴とする請求項2に記載の変更通知方法。
  4. 前記変更通知ロケータ登録工程において、前記変更通知候補記憶工程で記憶されるロケータに対応するトラヒック量を、前記受信したパケットから求め、前記変更通知候補記憶工程で記憶されるロケータに対応付けて登録する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の変更通知方法。
  5. 前記変更通知ロケータ登録工程において、前記変更通知候補記憶工程で記憶されるロケータについて、ロケータを前記変更通知候補記憶工程において登録された順番、前記変更通知ロケータ選択工程において選択された時刻、又は前記変更通知ロケータ選択工程において選択された回数、を求め、前記変更通知候補記憶工程で記憶されるロケータに対応付けて登録する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の変更通知方法。
  6. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶工程において記憶されたトラヒック量を参照し、トラヒック量の大きい順に少なくとも1つのロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の変更通知方法。
  7. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶工程において記憶されたトラヒック量を参照し、トラヒック量の小さい順に少なくとも1つのロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の変更通知方法。
  8. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶工程において記憶されたトラヒック量を参照し、トラヒック量が所定の閾値以上又は所定の閾値以下、あるいはトラヒック量の所定の範囲内のロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の変更通知方法。
  9. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶工程において記憶された時刻を参照し、前記順番又は前記時刻に基づいてFIFO又はLIFOでロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項5に記載の変更通知方法。
  10. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶工程において記憶された時刻を参照し、前記時刻が所定の時刻の場合、又は所定の時間に含まれるロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項5に記載の変更通知方法。
  11. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶工程において記憶された回数を参照し、前記回数が所定の回数以上又は以下、或いは所定の回数の範囲内のロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項5に記載の変更通知方法。
  12. 前記所定の手法は、前記変更通知ロケータ選択工程において、前記ネットワークを提供するプロバイダが定めるロケータのフィルタリング情報を参照し、当該フィルタリング情報に拒否するように記載されたロケータ或いは許可されたロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項5に記載の変更通知方法。
  13. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶工程を参照し、すべてのロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の変更通知方法。
  14. 変更通知ロケータ選択工程において、前記所定の手法により選択された結果、該当するロケータがない場合、前記ロケータが変更された端末の変更前のロケータを選択する
    ことを特徴とする請求項4乃至13のいずれか1項に記載の変更通知方法。
  15. 前記変更通知候補記憶工程で記憶される組み合わせの情報と、前記変更後のロケータの情報と、を含む情報追加メッセージを作成する情報追加メッセージ作成工程と、を備え
    前記送信工程において、前記情報追加メッセージが含む前記変更後のロケータの情報に基づいて当該情報追加メッセージを送信する
    ことを特徴とする請求項2乃至14のいずれか1項に記載の変更通知方法。
  16. 前記情報追加メッセージを受信し、所定の手法により、当該情報追加メッセージが含む前記組み合わせの情報を、前記変更通知候補記憶工程で記憶される組み合わせの情報に登録する
    ことを特徴とする請求項2乃至15のいずれか1項に記載の変更通知方法。
  17. 端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置であって、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部と、
    前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部と、
    前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部と、
    前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部と、
    前記対応判断部が送出した送信元ロケータを宛先とし、前記パケット情報取得部が送出した送信先IDに対応するロケータを新規ロケータ記憶部から読み出し、当該送信先IDの情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部と、
    前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする変更通知装置。
  18. 端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置であって、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部と、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子と、当該ロケータが変更された端末の識別子に対応付けられるロケータとの組み合わせを記憶する変更通知候補記憶部と、
    前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部と、
    前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部と、
    前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部と、
    前記対応判断部が送出した、送信元IDと、送信先IDと、送信元ロケータとの組み合わせを前記変更通知候補記憶部に登録する変更通知ロケータ登録部と、
    前記変更通知候補記憶部に記憶するロケータから、所定の手法により、前記移動した端末の識別子に対応付けられる送信元ロケータを選択する変更通知ロケータ選択部と、
    前記変更通知ロケータ選択部が選択した送信元ロケータを宛先とし、前記移動した端末の識別子に対応付けられるロケータを前記新規ロケータ記憶部から読み出し、当該移動した端末の識別子の情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部と、
    前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする変更通知装置。
  19. 前記ネットワークに接続された端末の識別子と当該端末のロケータとの組み合わせを記憶するマッピング情報記憶部と、をさらに備え
    変更通知ロケータ登録部は、前記対応判断部が送出した当該送信先ID及び送信元IDに対応付けられるロケータを、前記マッピング情報記憶部から求め、当該求めたロケータを前記対応判断部が送出した送信元ロケータに付加して、前記変更通知候補記憶部に登録する
    ことを特徴とする請求項18に記載の変更通知装置。
  20. 前記変更通知ロケータ登録部は、前記変更通知候補記憶部が記憶するロケータに対応するトラヒック量を、前記受信したパケットから求め、前記変更通知候補記憶部が記憶するロケータに対応付けて登録する
    ことを特徴とする請求項18又は19に記載の変更通知装置。
  21. 前記変更通知ロケータ登録部は、前記変更通知候補記憶部が記憶するロケータについて、ロケータを前記変更通知候補記憶部に登録した順番、前記変更通知ロケータ選択部により選択された時刻、又は前記変更通知ロケータ選択部により選択された回数、を求め、前記変更通知候補記憶部が記憶するロケータに対応付けて登録する
    ことを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載の変更通知装置。
  22. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶部を参照し、トラヒック量の大きい順に少なくとも1つのロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項20又は21に記載の変更通知装置。
  23. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶部を参照し、トラヒック量の小さい順に少なくとも1つのロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項20又は21に記載の変更通知装置。
  24. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶部を参照し、トラヒック量が所定の閾値以上又は所定の閾値以下、あるいはトラヒック量の所定の範囲内のロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項20又は21に記載の変更通知装置。
  25. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶部を参照し、前記順番又は前記時刻に基づいてFIFO又はLIFOでロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項21に記載の変更通知装置。
  26. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶部を参照し、前記時刻が所定の時刻の場合、又は所定の時間に含まれるロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項21に記載の変更通知装置。
  27. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶部を参照し、前記回数が所定の回数以上又は以下、或いは所定の回数の範囲内のロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項21に記載の変更通知装置。
  28. 前記所定の手法は、前記変更通知ロケータ選択部が、前記ネットワークを提供するプロバイダが定めるロケータのフィルタリング情報を参照し、当該フィルタリング情報に拒否するように記載されたロケータ或いは許可されたロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項21に記載の変更通知装置。
  29. 前記所定の手法は、前記変更通知候補記憶部を参照し、すべてのロケータを選択する手法である
    ことを特徴とする請求項18乃至21のいずれか1項に記載の変更通知装置。
  30. 変更通知ロケータ選択部は、前記所定の手法により選択した結果、該当するロケータがない場合、前記ロケータが変更された端末の変更前のロケータを選択する
    ことを特徴とする請求項20乃至29のいずれか1項に記載の変更通知装置。
  31. 前記変更通知候補記憶部が記憶する組み合わせの情報と、前記変更後のロケータの情報と、を含む情報追加メッセージを作成する情報追加メッセージ作成部と、を備え
    前記送信部は、前記情報追加メッセージが含む前記変更後のロケータの情報に基づいて当該情報追加メッセージを送信する
    ことを特徴とする請求項18乃至30のいずれか1項に記載の変更通知装置。
  32. 前記情報追加メッセージを受信し、所定の手法により、当該情報追加メッセージが含む前記組み合わせの情報を、前記変更通知候補記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項18乃至31のいずれか1項に記載の変更通知装置。
  33. 端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置を、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末のロケータ変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部、
    前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部、
    前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部、
    前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部、
    前記対応判断部が送出した送信元ロケータを宛先とし、前記パケット情報取得部が送出した送信先IDに対応するロケータを新規ロケータ記憶部から読み出し、当該送信先IDの情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部、
    前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  34. 端末の識別子と当該端末のネットワーク上の位置を表すロケータとによりアドレスを表現するネットワークにおいて、端末間の通信経路を形成する中継装置を、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子との組み合わせを記憶する変更対象記憶部、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更前のロケータとの組み合わせを記憶する通信元ロケータ記憶部、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末の変更後のロケータとの組み合わせを記憶する新規ロケータ記憶部、
    前記ロケータが変更された端末の識別子と、当該端末と通信を行う他の端末の識別子と、当該ロケータが変更された端末の識別子に対応付けられるロケータとの組み合わせを記憶する変更通知候補記憶部、
    前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置からパケットを受信する受信部、
    前記受信したパケットから、当該パケットを送信した端末の識別子(送信元ID)の情報と、当該パケットの宛先とされる端末の識別子(送信先ID)の情報と、前記パケットを送信した端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信元ロケータ)の情報と、前記パケットの宛先とされる端末とパケットの送受を行う中継装置のロケータ(送信先ロケータ)の情報と、を取り出すパケット情報取得部、
    前記パケット情報取得部が取り出した送信元IDと送信先IDの組み合わせが、前記変更対象記憶部に格納されているか否かを判断し、前記送信先IDと前記送信先ロケータの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されているか否かを判断し、送信元IDと送信先IDの組み合わせが前記変更対象記憶部に記憶され、前記送信先IDと前記送信先ロケータとの組み合わせが前記通信元ロケータ記憶部に記憶されている場合、前記送信元IDの情報と、前記送信先IDの情報と、前記送信元ロケータの情報と、を送出する対応判断部、
    前記対応判断部が送出した、送信元IDと、送信先IDと、送信元ロケータとの組み合わせを前記変更通知候補記憶部に登録する変更通知ロケータ登録部、
    前記変更通知候補記憶部に記憶するロケータから、所定の手法により、前記移動した端末の識別子に対応付けられる送信元ロケータを選択する変更通知ロケータ選択部、
    前記変更通知ロケータ選択部が選択した送信元ロケータを宛先とし、前記移動した端末の識別子に対応付けられるロケータを前記新規ロケータ記憶部から読み出し、当該移動した端末の識別子の情報と、当該対応するロケータの情報と、を含むメッセージを作成する変更メッセージ作成部、
    前記メッセージを前記端末又は前記通信経路を形成する他の中継装置に送信する送信部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2009230020A 2009-10-01 2009-10-01 変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラム Expired - Fee Related JP5326977B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009230020A JP5326977B2 (ja) 2009-10-01 2009-10-01 変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009230020A JP5326977B2 (ja) 2009-10-01 2009-10-01 変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011078030A JP2011078030A (ja) 2011-04-14
JP5326977B2 true JP5326977B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=44021472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009230020A Expired - Fee Related JP5326977B2 (ja) 2009-10-01 2009-10-01 変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5326977B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5780648B2 (ja) * 2011-09-20 2015-09-16 国立研究開発法人情報通信研究機構 ホスト装置
JP5884658B2 (ja) * 2012-06-22 2016-03-15 富士通株式会社 通信方法、通信装置、および、通信プログラム
JP6007797B2 (ja) * 2013-01-11 2016-10-12 富士通株式会社 転送プログラム,転送装置,転送方法
JP2019080116A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社Nttドコモ ゲートウェイ装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298060B1 (en) * 1998-04-30 2001-10-02 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Layer 2 integrated access scheme
GB2366480A (en) * 2000-08-21 2002-03-06 Lucent Technologies Inc Method of operating a third generation mobile communication system
JP2004253914A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Ntt Docomo Inc 通信システム、アドレス管理方法、中継装置および管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011078030A (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10136363B2 (en) Facilitation of mobility management across various radio technologies
KR100460819B1 (ko) 이동 네트워크, ip 패킷 전송 방법, 위치 등록 서버, 및고정 단말
JP6371592B2 (ja) コンテンツ中心ネットワークにおけるノードの通信方法及びそのノード
JP2004048503A (ja) ノード探索方法、ノード、通信システム及びノード探索プログラム
JP6195014B2 (ja) 通信システム、通信方法、中継装置、および、通信プログラム
JP2007325190A (ja) プッシュゲートウェイ、在圏登録サーバ、携帯端末、プッシュシステム及びプッシュ方法
WO2018112759A1 (zh) 访问资源的方法、装置和系统
US20130336275A1 (en) Mobile data comunication
JP5326977B2 (ja) 変更通知方法、変更通知装置ならびにプログラム
WO2011041970A1 (zh) 一种支持数据报文主动推送能力的实现方法及系统
CN108512714B (zh) 一种报文传输方法、相关设备和系统
JP5517190B2 (ja) 通信システム、マッピング情報通知装置、マッピング情報通知方法及びプログラム
JP5034534B2 (ja) 通信システム
JP4911222B2 (ja) 通信システム、通信システムにおける通信方法、及び中継装置
WO2011041969A1 (zh) 一种支持数据报文主动推送能力的实现方法及系统
CN105100300B (zh) 网络地址转换nat的方法及装置
JP2006115362A (ja) パケット中継装置
US20170019845A1 (en) Communication terminal, communication method, and program-containing storage medium
CN102655473A (zh) 一种通信方法、设备及系统
CN114257544A (zh) 一种流量处理方法、装置和网络设备
CN1770780B (zh) 移动终端管理系统,移动终端,代理,和程序
JP2016034116A (ja) 経路設定装置、経路設定方法、経路設定プログラムおよび通信システム
JP5703111B2 (ja) 通信システムおよび装置
WO2011041971A1 (zh) 一种支持数据报文主动推送能力的实现方法及系统
JP6610907B2 (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5326977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees