JP5325637B2 - 情報処理プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)などの記憶装置を備えたコンピュータシステムの情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
一般に、ATA(AT Attachment)/ATAPI(Advanced Technology Attachment Packet Interface)のハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)の容量を変更する"SET MAX ADDRESS"コマンドを利用して、通常のユーザのOS(オペレーティングシステム)では、認識できない領域(以下、隠し領域と呼ぶ。)にリカバリデータ(または復旧プログラム等)を保存することが多く行なわれている。
また、PARTIES(URL:http://www.t13.org/Documents/MinutesDefault.aspx?DocumentType=4&DocumentStage=2)には、BIOSが隠し領域をプライマリフロッピディスクドライブとして見せかける方法が記載されている。当該方法では、通常利用するデータ領域をHDDとして、また、隠し領域をプライマリフロッピディスクとして認識し、個々独占メソッドによりアクセスされることが規定されている。その結果、実際には、1台のHDDであるものが、2台のドライブとして認識し、アクセスする手法を採用している。
また、特許文献1には、HDD等の記憶装置において、異なったパーティション上のソフトウェアモジュール間での情報の受け渡しを可能とするユーザデータのバックアップ方法について開示されている。
特許文献1記載のユーザデータのバックアップ方法においては、記憶装置の第1のパーティションに保存されているユーザデータのバックアップ方法であって、第1のパーティションのOSの上で動作するソフトウェアモジュールが、ユーザデータにおけるバックアップ対象ファイルのファイル名をSMBIOS(システムマネージメントBIOS)に格納するとともにバックアップ要求を示す情報を不揮発性メモリに格納し、BIOSがハイバーネーション機能によるシャットダウンに際して不揮発性メモリの情報をチェックし、バックアップ要求を示す情報が格納されている場合には、ユーザデータが保存されている第1のパーティションのOSから隠蔽された領域である第2のパーティションのスペシャルOSを起動(ブート)させ、ブートされたスペシャルOSの上で動作するソフトウェアモジュールが、不揮発性メモリに格納されたバックアップ要求を示す情報を認識し、認識された当該バックアップ要求を示す情報とSMBIOSに格納されたファイル名に基づいてファイルを検索し、検索された当該ファイルを第2のパーティションに保存するものである。
特許4066325号公報
一般的に記憶装置にデータをファイルとして保存する場合、パーティションやボリューム(以下、パーティション)と呼ばれる単位で記憶装置内のデータ記録領域を分割し、パーティションを論理フォーマットしてファイルシステムを構築する。
これらのパーティションは、パーティションテーブルなどと呼ばれるパーティション構成情報により管理され、このパーティション構成情報は、データ記憶領域一つにつき、一つ存在する。通常、パーティション構成情報は、データ記録領域の先頭アドレスに配置される。
したがって、隠し領域を設けて記憶装置を分割し、それぞれを独立して利用する場合、各領域を仮想的に異なる記憶装置として認識させ、各領域毎にパーティション構成情報を配置して管理する必要がある。
例えば、PC/AT(Personal Computer/Advanced Technology)互換機における記憶装置一台のパーティション構成情報は、実際には、1つの基本パーティションテーブル(管理情報)と、複数の拡張パーティションテーブル(管理情報)から作成される。これら複数の拡張パーティションテーブルの情報は、基本パーティションテーブルの情報と組み合わせてはじめて利用できるものである。
したがって、複数の拡張パーティションテーブル(管理情報)は、基本パーティションテーブル(管理情報)が存在して初めて利用可能となるものであり、拡張パーティションテーブル(管理情報)単体では利用できない。このため、隠し領域等の分割領域に拡張パーティションテーブル(管理情報)を配置しても、各分割領域を完全に独立して管理することはできない。
ここで、完全に独立して管理とは、任意の分割領域にある管理情報を削除しても、他の分割領域の利用に影響を与えずに管理できることを意味する。
例えば、記憶装置内に隠し領域を設けて利用する場合、通常利用可能な領域と隠し領域とを完全に独立して管理する場合には、それぞれの領域に、基本パーティションテーブルを配置する必要がある。
しかしながら、上記の手法を採用すると、1台の記憶装置を複数の記憶装置として管理しなければならず、複雑な処理または追加の処理が必要になる。
本発明の目的は、分割領域を容易に完全に独立して管理することを実現する情報処理プログラムおよび情報処理装置を提供することである。
本発明の他の目的は、各分割領域を低コストで、かつ容易に完全に独立して管理することを実現する情報処理プログラムおよび情報処理装置を提供することである。
(1)
本発明に係る情報処理プログラムは、データを記憶する記憶装置を主に制御するプログラムであって、記憶装置の記憶領域を、少なくともn(nは1を除く整数)個に分割する分割ステップと、分割ステップにより分割された一の記憶領域に記憶された第1管理情報を作成する第1作成ステップと、分割ステップにより分割された他の記憶領域に記憶された第n管理情報を作成する第n作成ステップと、第1管理情報から第n管理情報までの少なくとも複数を合成し、1個の管理情報のように見せかける擬似合成処理ステップと、を含むものである。
本発明に係る情報処理プログラムにおいては、分割ステップにより記憶装置の記憶領域が、少なくともn(nは1を除く整数)個に分割され、第1作成ステップにより分割された一の記憶領域に記憶された第1管理情報が作成され、第n作成ステップにより分割された他の記憶領域に記憶された第n管理情報が作成され、擬似合成処理ステップにより第1管理情報から第n管理情報までの少なくとも複数を合成し、1個の管理情報のように見せかけるものである。
この場合、複数の管理情報を1個の管理情報として扱えるので、複数の管理情報に基づいて管理を行なう場合と比較して、処理が容易となる。また、第1記憶領域が破損した場合であっても、他の第n記憶領域の第n管理情報に基づいて処理を行なうことができる。したがって、容易に複数の分割領域の利用を実現することができる。
(2)
一の記憶領域から第n記憶領域の少なくとも1または複数は、隠蔽された記憶領域であってもよい。
一の記憶領域から第n記憶領域の少なくとも1または複数は、隠蔽された記憶領域であるため、ユーザが隠蔽された記憶領域を消去することを防止することができる。その結果、隠蔽された記憶領域にオペレーティングシステムまたはウィルス対策ソフト等を記憶させることができる。
また、当該隠し領域にOS(オペレーションシステム)を記録し、隠し領域が有効な場合に、記録されたOSの起動や、起動したOSから記録装置の利用が容易となり、別途ROM(リードオンリーメモリー)等を設けて、OSを記録する必要がなくなるため、コストの削減を実現することができる。
(3)
擬似合成処理ステップは、P個(Pは2以上の整数)の接続部毎に第1管理情報から第n管理情報までの組合せを切り換える切り換えステップを有してもよい。
この場合、擬似合成処理ステップは、P個(Pは2以上の整数)の接続部毎に第1管理情報から第n管理情報までの組合せを切り換える切り換えステップを有するので、例えば、1の接続部が接続された場合に、第1管理情報から第Q管理情報(1≦Q<n)までの組合せを1個の管理情報に見せかけ、他の接続部が接続された場合に、第Q+1管理情報から第R管理情報(Q<R<n)までの組合せを1個の管理情報に見せかけ、さらに他の接続部が接続された場合に、第1管理情報から第n管理情報までの組合せを1個の管理情報に見せかけることができる。なお、当該例に限らず、組合せをランダムに設定してもよい。
(4)
情報処理プログラムは、第1処理ステップおよび第n処理ステップを備え、記憶装置の第1接続部に接続された場合に第1記憶領域から第m記憶領域のみを使用するように処理する第1処理ステップを動作させ、記憶装置の第2接続部に接続された場合に第1記憶領域から第n記憶領域を使用するように処理する第n処理ステップを動作させてもよい。
この場合、第1処理ステップが動作することにより第1記憶領域から第m記憶領域のみが使用され、第n処理ステップが動作することにより第1記憶領域から第n記憶領域までが使用される。したがって、容易に複数の分割領域の利用を実現することができる。なお、接続部は、2個に限定されず、その他の任意の数だけ設けてもよい。
(5)
本発明に係る情報処理装置は、データを記憶する記憶装置を備えた情報処理装置であって、記憶装置の少なくともn(nは1を除く整数)個に分割された記憶領域と、分割された一の記憶領域に記憶された第1管理情報と、分割された他の記憶領域に記憶された第n管理情報と、第1管理情報から第n管理情報までの少なくとも複数を合成し、1個の管理情報に見せかける擬似合成処理部と、を含むものである。
本発明に係る情報処理装置においては、記憶装置の記憶領域が、少なくともn(nは1を除く整数)個に分割され、第1管理情報が分割された一の記憶領域に記憶され、第n管理情報が分割された他の記憶領域に記憶される。擬似合成処理部により第1管理情報から第n管理情報までの少なくとも複数を合成し、1個の管理情報のように見せかけるものである。
この場合、複数の管理情報を1個の管理情報として扱えるので、複数の管理情報に基づいて管理を行なう場合と比較して、処理が容易となる。また、第1記憶領域が破損した場合であっても、第n記憶領域の第n管理情報に基づいて処理を行なうことができる。したがって、容易に複数の分割領域の利用を実現することができる。
(6)
一の記憶領域から第n記憶領域の少なくとも1または複数は、隠蔽された記憶領域であってもよい。
一の記憶領域から第n記憶領域の少なくとも1または複数は、隠蔽された記憶領域であるため、ユーザが隠蔽された記憶領域を消去することを防止することができる。その結果、隠蔽された記憶領域にオペレーティングシステムまたはウィルス対策ソフト等を記憶させることができる。
また、当該隠し領域にOS(オペレーションシステム)を記録し、隠し領域が有効な場合に、記録されたOSの起動や、起動したOSから記録装置の利用が容易となり、別途ROM(リードオンリーメモリー)等を設けて、OSを記録する必要がなくなるため、コストの削減を実現することができる。
(7)
情報処理装置は、外部との送受信が可能なP個の接続部をさらに備え、擬似合成処理部は、P個の接続部毎に第1管理情報から第n管理情報までの組合せを切り換える切り換え装置を有してもよい。
この場合、擬似合成処理部は、P個(Pは2以上の整数)の接続部毎に第1管理情報から第n管理情報までの組合せを切り換える切り換え装置を有するので、例えば、1の接続部が接続された場合に、第1管理情報から第Q管理情報(1≦Q<n)までの組合せを1個の管理情報に見せかけ、他の接続部が接続された場合に、第Q+1管理情報から第R管理情報(Q<R<n)までの組合せを1個の管理情報に見せかけ、さらに他の接続部が接続された場合に、第1管理情報から第n管理情報までの組合せを1個の管理情報に見せかけることができる。なお、当該例に限らず、組合せをランダムに設定してもよい。
(8)
情報処理装置は、第1処理部から第n処理部を備え、記憶装置は、第1接続部と第2接続部とを備え、記憶装置の第1接続部に接続された場合に第1記憶領域から第m記憶領域のみを使用するように処理する第1処理部を動作させ、記憶装置の第2接続部に接続された場合に第1記憶領域から第n記憶領域までを使用するように処理する第n処理部を動作させてもよい。
この場合、第1処理部が動作することにより第1記憶領域から第m記憶領域のみが使用され、第n処理部が動作することにより第1記憶領域から第n記憶領域が使用される。
(9)
情報処理装置は、着脱可能な外付け装置であってもよい。
この場合、情報処理装置は、他のパーソナルコンピュータでも使用することができ、移動させることもできる。なお、上記外付け装置は、記憶装置を含んでもよい。
本発明に係る情報処理装置の概要の一例を示す模式図 図1のHDDの仮想的分割構造の一例を示す模式図 図1のHDDのパーティション管理情報の構造の一例を示す模式図 図1のHDDのパーティション管理情報の構造の一例を示す模式図 ディスクドライバの動作の一例を説明するためのフローチャート ディスクドライバの動作の他の例を説明するためのフローチャート 上位レイヤーであるパーソナルコンピュータにUSB接続を行なった場合の画面の一例を示す模式図 上位レイヤーであるパーソナルコンピュータにLAN接続を行なった場合の内部システム情報の一例を示す模式図
以下、本発明に係る実施の形態について図面を用いて説明する。本実施の形態においては、USB(Universal Serial Bus)/LAN(Local Area Network)のような複数のインターフェイスを持つ情報処理装置について具体例を挙げて説明する。
(一実施の形態)
図1は、本発明に係る情報処理装置100の概要の一例を示す模式図であり、図2は、図1のHDD500の仮想的分割構造の一例を示す模式図であり、図3および図4は、図1のHDD500のパーティション管理情報の管理情報の構造の一例を示す模式図である。なお、図3は、HDD500の通常領域510における通常領域用パーティション管理情報512の例を示し、図4は、HDD500の隠し領域520における隠し領域用パーティション管理情報522の例を示す。
図1に示すように、本発明に係る情報処理装置100は、ファイルシステムドライバ200、パーティションマネージャ300、ディスクドライバ400およびハードディスクドライブ500を含む。なお、本実施の形態においては、パーティションマネージャ300もしくはディスクドライバ400、またはそれらの両方により情報処理プログラムが実施される。
図2に示すように、ハードディスクドライブ500は、SET MAX ADDRESSコマンドにより、通常領域510および隠し領域520の複数のパーティションに分割される。
このSET MAX ADDRESSコマンドでは、変更可能な容量が、READ NATIVE MAX ADDRESSコマンドで取得することができ、設定された容量を不揮発性メモリに保存しないので一時的な容量変更が可能であり、一時的な容量変更を行なった場合でも、リセットや電源再投入で不揮発性メモリに保存された容量に戻すことができるという特徴がある。
また、図2に示すように、通常領域510は、通常領域ユーザデータ511および通常領域用パーティション管理情報512からなり、隠し領域520は、隠し領域システムデータ521および隠し領域用パーティション管理情報522からなる。
上記の通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522は、いわゆるパーティションテーブルであり、通常領域用パーティション管理情報512には、通常領域ユーザデータ511における情報が記録されており、隠し領域用パーティション管理情報522には、隠し領域システムデータ521における情報が記録されている。
続いて、図3および図4を用いて、図2の通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522の構成について説明を行なう。なお、下記の例は、通常領域510および隠し領域520の両領域が有効な場合について説明を行なう。
例えば、図3に示すように、通常領域用パーティション管理情報512は、LBA(Logical Block Addressing)0の512バイトに記録されていると仮定した場合、HDD500の起動時に通常領域用パーティション管理情報512がディスクドライバ400により読み出される。
具体的には、図3に示すように、エントリA10、エントリB20、エントリC30、エントリD40が記録されており、また、データA11、データB21、データC31、データD41、データAS50が記録されている。
また、同様に、図4に示すように、隠し領域用パーティション管理情報522は、LBA(Logical Block Addressing)100の512バイトに記録されていると仮定した場合、HDD500の起動時に隠し領域用パーティション管理情報522がディスクドライバ400により読み出される。
具体的には、図4に示すように、エントリA´110、エントリB´120、エントリC´130、エントリD´140が記録されており、また、データA´111、データB´121、データC´131、データD´141、データAS´150が記録されている。
続いて、図5を用いて、図3の通常領域用パーティション管理情報512および図4の隠し領域用パーティション管理情報522の処理について説明を行なう。図5は、ディスクドライバ400の動作の一例を説明するためのフローチャートである。なお、本実施の形態においては、ディスクドライバ400において当該プログラムが実行される。
図5に示すように、ディスクドライバ400は、リード要求を受信する(ステップS1)。ここで、リード要求とは、上位レイヤーからデータリード要求がある状態をいう。
ディスクドライバ400は、リード要求が管理アドレスか否かを判定する(ステップS2)。当該判定は、LBA0であるかを判定する。ディスクドライバ400が管理アドレスであると判定した場合、ディスクドライバ400は、各分割領域のパーティションテーブルを取得する(ステップS3)。ここで、ディスクドライバ400は、通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522を取得する。
具体的に、図3の通常領域用パーティション管理情報512および図4の隠し領域用パーティション管理情報522の場合、通常領域用パーティション管理情報512のデータA11がP1、データB21がP2、データC31がP3、データD41がP4であり、隠し領域用パーティション管理情報522のデータA´111がP1´、データB´121がP2´、データC´131がP3´、データD´がP4´であることを取得する。
ディスクドライバ400は、通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522を1つのパーティションテーブルとして合成する(ステップS4)。
例えば、通常領域用パーティション管理情報512のうちエントリA10とエントリB20のデータを、隠し領域用パーティション管理情報522のうちエントリA´110とエントリB´120選択し、それらのデータを取得し、P1、P2、P1´、P2´から構成されたパーティションテーブルを作成する。
ここで、1つのパーティションテーブルとして合成する処理とは、通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522を1つのパーティションテーブルとして合成してメモリに記憶する場合、通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522を1つのパーティションテーブルとして合成してハードディスクドライブ(HDD)500に記憶する場合、または、上記のように、通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522を擬似的に1つのパーティションテーブルのように扱う場合も含む。
ディスクドライバ400は、要求に対してステップS4の処理で作成した1つのパーティションテーブルに基づいてデータを返送する(ステップS5)。
一方、ステップS2の処理において、ディスクドライバ400が管理アドレスでないと判定した場合、ディスクドライバ400は、要求に対してデータを返送する(ステップS6)。
なお、本実施の形態においては、ディスクドライバ400がパーティションテーブルの合成を行ったが、これに限定されず、パーティションマネージャ300が、通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522を取得し、パーティションマネージャ300が保持するデータ形式に変化し、合成したデータを保持するなどしてもよい。
続いて、図5に示した通常領域用パーティション管理情報512および隠し領域用パーティション管理情報522の他の処理について説明を行なう。図6は、ディスクドライバ400の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。なお、本実施の形態においては、ディスクドライバ400において当該プログラムが実行される。
ディスクドライバ400は、予め以下の処理を行なう。例えば、図6に示すように、各分割領域のパーティションテーブルを取得する(ステップS11)。そして、取得した各パーティションテーブルを元に構成情報を作成する(ステップS12)。
このステップS11およびステップS12の処理を予め行い、1つのパーティションテーブルとして合成する処理を記憶し、上位レイヤーから要求があるたびに合成したパーティションテーブルを上位レイヤーに返す。
なお、本実施の形態においては、パーティションテーブルを予め作成することとしたが、これに限定されず、上位レイヤーから要求があってからステップS11およびステップS12の処理を行い、1つのパーティションテーブルとして合成したものを上位レイヤーに返してもよい。
次に、上述したUSB(Universal Serial Bus)/LAN(Local Area Network)のような複数のインターフェイスを持つ情報処理装置のUSBを用いた場合と、LANを用いた場合とについて具体的に説明する。以下においては、複数のインターフェイスを持つ情報処理装置は、外付けハードディスクからなるものとし、USB接続部と、LAN接続部とを有する場合について説明を行なう。
USB接続部で接続された場合は、通常領域510のみが有効となり、LAN接続部で接続した場合には、通常領域510と隠し領域520とが有効となる。また、LAN接続部で接続した場合には、隠し領域520に記録されたOSが起動され、通常領域510と隠し領域520との2つの領域を一つの領域として管理する。
図7は、上位レイヤーであるパーソナルコンピュータにUSB接続を行なった場合の画面の一例を示す模式図であり、図8は、上位レイヤーであるパーソナルコンピュータにLAN接続を行った場合の内部システム情報の一例を示す模式図である。
図7に示すように、USB接続の場合、パーソナルコンピュータの表示画面900には、表示部USB1に、ディスク1で、HDLP_G(E;)は、通常領域510が、約459.85ギガバイト(GB)であることが表示される。
一方、図8に示すように、LAN接続の場合、情報処理装置100をLAN接続HDDとして扱うので、隠し領域から起動したOS内部のシステム情報を示す910には、通常領域510および隠し領域520の合計が約465.8ギガバイト(GB)あり、各領域のパーティション情報が合成され、一つの記憶領域に存在するパーティションとして認識されていることが示される。
なお、本実施の形態では、パーティションについて何ら規定をしていないが、例えばMBR(Master Boot Record)形式であってもよく、GPT(GUID Partition Table)形式のパーティション、その他任意のパーティションに適用することができる。
以上のように、本発明に係る情報処理装置100においては、通常領域用パーティション管理情報512、隠し領域用パーティション管理情報522を1個の管理情報として扱えるので、複数の管理情報に基づいて管理を行なう場合と比較して、処理が容易となる。
また、通常領域用パーティション管理情報512が破損した場合であっても、隠し領域用パーティション管理情報522に基づいて処理を行なうことができる。したがって、容易に通常領域510および隠し領域520の利用を実現することができる。
さらに、隠し領域520は、隠蔽された記憶領域であるため、ユーザが隠し領域520を消去することを防止できる。その結果、隠し領域520にオペレーティングシステムまたはウィルス対策ソフト等を記憶させることができる。
また、USB接続されることにより通常領域510のみが使用され、LAN接続されることにより通常領域510および隠し領域520の両方が容易に使用される。
なお、上記実施の形態においては、各分割領域のパーティション管理情報がHDDに記録された場合について説明したが、これに限定されず、他の任意の装置、例えば、ROM(リードオンリメモリ)等の他の記録装置に記録されていてもよい。
さらに、分割領域を1つのパーティションとして利用する場合には、記録するパーティション管理情報を省略することができる。この場合、仮想的に全領域が、1つのパーティションという情報となっているパーティション管理情報を該当領域が持っているものとして動作してもよい。
本発明に係る情報処理プログラムおよび情報処理装置においては、ハードディスクドライブ(HDD)500が記憶装置、外付け装置および記憶領域に相当し、パーティションマネージャ300、ディスクドライバ400が擬似合成処理ステップ、第1処理ステップから第n処理ステップまで、および情報処理プログラムに相当し、SET MAX ADDRESSコマンドが分割ステップ、第1作成ステップおよび第n作成ステップに相当し、通常領域510が一の記憶領域に相当し、通常領域用パーティション管理情報512が第1管理情報に相当し、隠し領域520が他の記憶領域に相当し、隠し領域用パーティション管理情報522が第n管理情報に相当し、隠し領域520が隠蔽された記憶領域に相当し、USB接続が記憶装置の第1接続部に相当し、LAN接続が記憶装置の第2接続部に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
200 ファイルシステムドライバ
300 パーティションマネージャ
400 ディスクドライバ
500 ハードディスクドライブ(HDD)
510 通常領域
512 通常領域用パーティション管理情報
520 隠し領域
522 隠し領域用パーティション管理情報

Claims (7)

  1. データを記憶する記憶装置を主に制御する情報処理プログラムであって、
    前記記憶装置の記憶領域を、少なくともn(nは1を除く整数)個に分割する分割ステップと、
    前記分割ステップにより分割された一の記憶領域に記憶された第1管理情報を作成する第1作成ステップと、
    前記分割ステップにより分割された他の記憶領域に記憶された第n管理情報を作成する第n作成ステップと、
    前記第1管理情報から前記第n管理情報までの少なくとも複数を合成し、1個の管理情報のように見せかける擬似合成処理ステップと、を含み、
    前記擬似合成処理ステップは、P個(Pは2以上の整数)の接続部毎に前記第1管理情報から前記第n管理情報までの組合せを切り換える切り換えステップを有することを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記一の記憶領域から第n記憶領域の少なくとも1または複数は、隠蔽された記憶領域であることを特徴とする請求項1記載の情報処理プログラム。
  3. 前記情報処理プログラムは、第1処理ステップから第n処理ステップを備え、
    前記記憶装置の第1接続部に接続された場合に前記第1記憶領域から第m記憶領域(1≦m<n:mは整数)のみを使用するように処理する第1処理ステップを動作させ、
    前記記憶装置の第2接続部に接続された場合に前記第1記憶領域から前記第n記憶領域を使用するように処理する第n処理ステップを動作させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
  4. データを記憶する記憶装置を備えた情報処理装置であって、
    前記記憶装置の少なくともn(nは1を除く整数)個に分割された記憶領域と、
    前記分割された一の記憶領域に記憶された第1管理情報と、
    前記分割された他の記憶領域に記憶された第n管理情報と、
    前記第1管理情報から前記第n管理情報までの少なくとも複数を合成し、1個の管理情報のように見せかける擬似合成処理部と、
    外部との送受信が可能なP個の接続部と、を含み、
    前記擬似合成処理部は、前記P個の接続部毎に前記第1管理情報から前記第n管理情報までの組合せを切り換える切り換え装置を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記一の記憶領域から前記第n記憶領域の少なくとも1または複数は、隠蔽された記憶領域であることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、第1処理部から第n処理部(nは1を除く整数)までを備え、
    前記記憶装置は、第1接続部および第2接続部とを備え、
    前記記憶装置の前記第1接続部に接続された場合に前記第1記憶領域から第m記憶領域(1≦m<n:mは整数)のみを使用するように処理する第1処理部を動作させ、
    前記記憶装置の前記第2接続部に接続された場合に前記第1記憶領域から前記第n記憶領域までを使用するように処理する第n処理部を動作させることを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、着脱可能な外付け装置であることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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