JP2008071189A - ディスクアレイ装置、raidコントローラおよびディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法 - Google Patents

ディスクアレイ装置、raidコントローラおよびディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域上のデータを保障しつつ新たなディスクアレイを当該余剰領域を組み込んで構築することを可能とする。
【解決手段】例えばHDD#0のディスク装置4上に存在する余剰領域を組み込んで(追加された)HDD#1との間で新たなディスクアレイを構築する場合、RAIDコントローラ3は、HDD#0のRAID情報を参照して、その余剰領域が有効とされているかどうかを調べ、有効であれば、構築するディスクアレイの種類に応じて、HDD#0の余剰領域に記録されているデータを、HDD#0,#1に再配置する。そして、この新たなディスクアレイの構築に伴い、RAIDコントローラ3は、HDD#0,#1それぞれのRAID情報を書き換える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ディスクアレイを構成するディスク装置上に存在する余剰領域を別途利用可能なディスクアレイ装置に適用して好適なディスクアレイ構築技術に関する。
近年、バッテリ駆動可能で携行容易なノートブックタイプのパーソナルコンピュータの高機能化が進んでおり、移動中や外出先などでも、オフィス在室時と遜色なく様々な作業が行えるようになってきている。このようなことから、最近では、パーソナルコンピュータに搭載されるデータ記憶装置に対する高応答性や耐障害性などの要求が非常に高まっている。
この要求に応える技術として、複数のディスク装置を並列に接続して、これらをあたかも1台のディスク装置のように連携して動作させるディスクアレイ(RAID:Redundant Array of Inexpensive Disks)機能が存在する。そのため、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータでも、必要に応じて2台目のディスク装置を増設するためのスロットを備えるものが多い。もちろん、増設した2台目のディスク装置は、1台目のディスク装置との間でディスクアレイを構成するほか、単体の2台目のディスク装置として利用することも可能である。
ディスクアレイは、特殊形態のデータ記憶装置であるため、その構築には専門的な知識が要求される。そのため、専門的な知識を持たない一般ユーザがディスクアレイを簡単に構築できるようにするための支援手法の提案がこれまで種々成されている(例えば特許文献1等参照)。
特開2000−20245号公報
ディスクアレイは、RAIDコントローラと称される制御装置の制御の下、複数のディスク装置を上位システムには1台のディスク装置に見せ掛けるが、RAIDコントローラの中には、ディスクアレイを構成する各ディスク装置の領域を、当該ディスクアレイとして利用する領域と、当該ディスクアレイとは別の単体のディスク装置の領域とに分けて管理できる機能を有するものが存在する。これは、例えば1台目のディスク装置のデータ記憶容量と2台目のディスク装置のデータ記憶容量とが異なる場合に、データ記憶容量の大きい方のディスク装置上に発生する余剰領域を有効利用するためである。
また、RAIDコントローラの中には、1台のディスク装置が複数のディスクアレイに組み込まれることを可能としているものが多い。例えば同じ組み合わせの2台のディスク装置を使って、ストライピングを行うRAID−0と、ミラーリングを行うRAID−1との2つのディスクアレイを構築すること等を可能としているわけである。
ここで、ディスクアレイを構築する機能を備えているが現在は1台のディスク装置のみが搭載されているパーソナルコンピュータを考える。また、ユーザは、2台目のディスク装置の増設を当初より予定しており、1台のディスク装置の半分の領域を使ってRAID−0を構築し、残りの半分の領域を単体のディスク装置の領域として利用を開始したものと想定する。この時点では、RAID−0としての効果はないが、2台目のディスク装置の増設時には、RAIDコントローラのデータ再配置機能を働かせることができる。
そして、2台目のディスク装置を増設する際、ユーザは、RAID−0に組み込まれていない余剰領域を使って、さらにRAID−1を構築したいと考えたと想定する。この場合には、単体のディスク装置の領域として利用していた時のデータを構築後のRAID−1に反映させることが好ましい。
しかしながら、これまでは、このような余剰領域を組み込んで新たなディスクアレイを作成する場合、この余剰領域を一旦削除して解放し、改めて新たなディスクアレイに組み込むという手順を取っていた。つまり、この余剰領域の削除時に、余剰領域に記録されていたデータは保障されなくなってしまっていた。
この発明は、このような事情を考慮したものであり、ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域上のデータを保障しつつ新たなディスクアレイを当該余剰領域を組み込んで構築することを可能とするディスクアレイ装置、RAIDコントローラおよびディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、この発明のディスクアレイ装置は、ディスクアレイを構成するディスク装置上の領域の一部で前記ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域を前記ディスクアレイとは別の単体のディスク装置の領域として利用可能なディスクアレイ装置において、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを判定する判定手段と、新たなディスクアレイを前記余剰領域を組み込んで構築する際、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを前記判定手段に判定させ、単体のディスク装置の領域として利用されていると判定された場合、当該余剰領域に記録されたデータを当該新たなディスクアレイ上に再配置するディスクアレイ構築手段と、を具備することを特徴とする。
また、この発明のRAIDコントローラは、並列に接続される複数のディスク装置を用いてRAIDを構成するRAIDコントローラにおいて、RAIDを構成するディスク装置上の領域の一部で前記RAIDに組み込まれていない余剰領域を前記RAIDとは別の単体のディスク装置の領域として利用可能に管理する管理手段と、新たなRAIDを前記余剰領域を組み込んで構築する際、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として管理されている場合、当該余剰領域に記録されたデータを当該新たなRAID上に再配置するRAID構築手段と、を具備することを特徴とする。
また、この発明のディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法は、ディスクアレイを構成するディスク装置上の領域の一部で前記ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域を前記ディスクアレイとは別の単体のディスク装置の領域として利用可能なディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法であって、新たなディスクアレイを前記余剰領域を組み込んで構築する際、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを判定し、単体のディスク装置の領域として利用されていると判定した場合、当該余剰領域に記録されたデータを当該新たなディスクアレイ上に再配置する、ことを特徴とする。
この発明によれば、ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域上のデータを保障しつつ新たなディスクアレイを当該余剰領域を組み込んで構築することを可能とするディスクアレイ装置、RAIDコントローラおよびディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係るディスクアレイ装置(RAID)を適用する情報処理装置の構成例を示す図である。この情報処理装置は、例えばノートブックタイプのパーソナルコンピュータとして実現されており、図1に示すように、CPU1、主メモリ2、RAIDコントローラ3、複数のディスク装置(HDD)4、表示コントローラ5、キーボードコントローラ6等を有している。また、この情報処理装置では、RAIDコントローラ3と複数のディスク装置4とでRAID7が構築される。
CPU1は、この情報処理装置の動作を制御するプロセッサであり、ディスク装置4から主メモリ2にロードされる、オペレーティングシステムやユーティリティを含む各種プログラムを実行する。
主メモリ2は、この情報処理装置の主記憶として用いられる高速小容量のメモリデバイスであり、一方、RAIDコントローラ3の制御下でRAID7を構成する複数のディスク装置4は、この情報処理装置の外部記憶として用いられる(主メモリ2と比較して)低速大容量のメモリデバイスである。
表示コントローラ5は、この情報処理装置が提供するユーザインタフェースのアウトプット側を担うデバイスであり、CPU1が作成した表示データを例えばLCD(liquid crystal display)等に表示する。一方、キーボードコントローラ6は、この情報処理装置が提供するユーザインタフェースのインプット側を担うデバイスであり、ユーザによる例えばキーボードやマウス等の操作を数値化してCPU1に伝達する。
RAIDコントローラ3は、ディスクアレイを作成すると、その種別(RAID−0,RAID−1等)や、どのディスク装置4を使って構築されているか等を示すディスクアレイ情報(RAID情報)を各ディスク装置4の所定領域に格納する。通常、RAIDコントローラ3は、各ディスク装置4の最終セクタからその前の数セクタ分の領域を当該RAID情報を格納するための所定領域として確保する。例えばHDD#0およびHDD#1の2つのディスク装置4を使ってRAID−0を構築した場合、HDD#0の所定領域には、HDD#1との間でRAID−0が構成されていることを示すRAID情報が格納される。
なお、RAIDコントローラ3は、1つのディスク装置4を2つのディスクアレイに組み込むことが可能である。例えばHDD#0およびHDD#1の2つのディスク装置4を使って(前述のRAID−0に加えて)さらにRAID−1を構築した場合、HDD#0の所定領域に格納されるRAID情報には、HDD#1との間でRAID−1が構成されていることを示す情報が追加されることになる。
また、RAIDコントローラ3は、ディスクアレイが構築されているディスク装置4の領域の一部でいずれのディスクアレイにも組み込まれていない領域(ここでは、これを余剰領域という)を有効活用するために、当該余剰領域をディスクアレイとは別の単体のディスク装置としてアクセスするインタフェースを提供する。そのために、RAIDコントローラ3は、余剰領域の有効(単体のディスク装置の領域として利用する)/無効(利用しない)を示す情報をRAID情報として管理する。例えばHDD#0およびHDD#1の2つのディスク装置4を使ってRAID−0を構築した場合であって、HDD#0の余剰領域を有効、HDD#1の余剰領域を無効とした場合、CPU1によって実行される上位システムからは、2つのディスク装置(ディスクアレイ,単体ディスク)が存在するように見えることになる。
そして、本実施形態のディスクアレイ装置は、有効利用されている余剰領域に記録されたデータを保障しつつ新たなディスクアレイを当該余剰領域を組み込んで構築することを可能としたものであり、以下、この点について詳述する。
図2には、RAIDコントローラ3の機能ブロックが示されている。図示のように、RAIDコントローラ3は、RAID情報管理部11、RAID構築部12およびアクセス制御部13を有している。
RAID情報管理部11は、ディスクアレイが構築された時にその構成要素となっている各ディスク装置4にRAID情報を記録したり、ディスクアレイの構成が変更された時にその変更内容をRAID情報に反映させるものである。RAID情報管理部11は、ディスクアレイを構築する各ディスク装置4の余剰領域の有効/無効を示す情報をRAID情報として記録する。
また、RAID構築部12は、RAID用の拡張BIOS(basic input/output system)と協働して、ディスクアレイの構築、構成の変更、故障したディスク装置4の交換時のデータ再配置などを実行するものである。そして、アクセス制御部13は、例えばHDD#0およびHDD#1によってRAID−0が構築されている場合、データをこれら2つのディスク装置4に分散させて並列に書き込んだり、データを2つのディスク装置4から並列に読み出すといった入出力制御を実行する。また、アクセス制御部13は、有効とされている余剰領域への書き込み/読み出しをディスクアレイとは別の単体のディスク装置として実行制御する。
いま、図3に示すように、(A)のHDD#0のディスク装置4が1台のみが搭載されていた状態から(B)のHDD#1のディスク装置4を追加して2台搭載された状態へと情報処理装置のシステム構成を変更する場合を考える。既存のHDD#0のディスク装置4には、RAID−0が構成されており、また、余剰領域が存在して有効に設定されているものとする。そして、HDD#1のディスク装置4を追加するにあたって、構築済みのRAID−0にHDD#1を組み込むと共に、有効利用中のHDD#0の余剰領域を使ってHDD#0,#1で新たにRAID−1を構築する場合を考える。
この指示を受けたRAIDコントローラ3は、第1に、追加したHDD#1のディスク装置4を構築済みのRAID−0に組み入れるための構成変更を行う。RAID構築部12は、この構成変更内容を示す情報をRAID情報として記録する。
また、RAIDコントローラ3は、第2に、HDD#0の余剰領域と、RAID−0への組み入れによって生じるHDD#1の余剰領域との間でRAID−1を構築する作業を行う。RAID構築部12は、まず、HDD#0の余剰領域に対応する領域をHDD#1に確保する。次に、RAID構築部12は、HDD#0のRAID情報を参照して、HDD#0の余剰領域が有効とされているかどうかを調べる。そして、有効であれば、RAID構築部12は、HDD#0の余剰領域を単体のディスク装置から(HDD#1との)RAID−1へと変更する内容を示す情報をRAID情報として記録する。なお、HDD#0の余剰領域が無効とされていた場合には、HDD#0,#1からRAID−1を新規に構築することを示す情報をRAID情報として記録する。
以上のようなRAID情報がRAID構築部12によって記録された後、システムがシャットダウンされて次回ブートされると、RAID用の拡張BIOSによって、HDD#0のみに記録されていたRAID−0上のデータをHDD#0,#1にストライピングすべくデータの再配置が実行され、また、HDD#0の余剰領域に記録されているデータをHDD#1へ複製しつつRAID−1の新規構築が実行される。そして、これに伴い、RAID情報管理部11によって、HDD#0のRAID情報の書き換えおよびHDD#1のRAID情報の書き込みが実行される。
つまり、本実施形態のディスクアレイ装置では、既存のディスク装置4の余剰領域を組み込んで新たなディスクアレイを構築する際、この余剰領域の削除・解放を一律に実行するのではなく、RAID情報によって当該余剰領域が有効利用されていることが示されている場合、この余剰領域に記録されているデータを保障しつつ当該新たなディスクアレイの構築を実現する。
図4は、本実施形態のディスクアレイ装置が新たなディスクアレイを余剰領域を組み込んで構築する場合の動作手順を示すフローチャートである。
新たなディスクアレイを余剰領域を組み込んで構築する場合、本実施形態のディスクアレイ装置では、余剰領域の削除を行うことなく、まず、RAID構築部12が、既存のディスク装置4の余剰領域に対応する領域を、新規のディスク装置4上に確保する(ステップA1)。次に、RAID構築部12は、既存のディスク装置4のRAID情報を参照して、その余剰領域が有効とされているかどうかを調べ(ステップA2)、もし、有効であれば(ステップA2のYES)、構築するディスクアレイの種類に応じて、既存のディスク装置4の余剰領域に記録されているデータを再配置するための(RAID情報の記録等の)処理を行う(ステップA3)。
そして、この新たなディスクアレイの構築に伴い、RAID情報管理部11は、既存のディスク装置4および新規のディスク装置4それぞれのRAID情報を書き換える(ステップA4)。
以上のように、本実施形態のディスクアレイ装置によれば、ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域上のデータを保障しつつ新たなディスクアレイを当該余剰領域を組み込んで構築することを可能とする。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明の一実施形態に係るディスクアレイ装置(RAID)を適用する情報処理装置の構成例を示す図 同実施形態のディスクアレイ装置が備えるRAIDコントローラの機能ブロックを示す図 同実施形態のディスクアレイ装置上で実施されるディスクアレイ構成の変更例を説明するための図 同実施形態のディスクアレイ装置が新たなディスクアレイを余剰領域を組み込んで構築する場合の動作手順を示すフローチャート
符号の説明
1…CPU、2…主メモリ、3…RAIDコントローラ、4…ディスク装置(HDD)、5…表示コントローラ、6…キーボードコントローラ、7…RAID、11…RAID情報管理部、12…RAID構築部、13…アクセス制御部。

Claims (9)

  1. ディスクアレイを構成するディスク装置上の領域の一部で前記ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域を前記ディスクアレイとは別の単体のディスク装置の領域として利用可能なディスクアレイ装置において、
    前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを判定する判定手段と、
    新たなディスクアレイを前記余剰領域を組み込んで構築する際、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを前記判定手段に判定させ、単体のディスク装置の領域として利用されていると判定された場合、当該余剰領域に記録されたデータを当該新たなディスクアレイ上に再配置するディスクアレイ構築手段と、
    を具備することを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 前記判定手段は、ディスクアレイを構成する各ディスク装置上に格納されるディスクアレイの構築状況を示すディスクアレイ情報を参照して、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置。
  3. 前記ディスクアレイ構築手段は、前記新たなディスクアレイがRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)−1である場合、前記余剰領域に記録されたデータを他のディスク装置上の対応領域に複製することを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置。
  4. 並列に接続される複数のディスク装置を用いてRAIDを構成するRAIDコントローラにおいて、
    RAIDを構成するディスク装置上の領域の一部で前記RAIDに組み込まれていない余剰領域を前記RAIDとは別の単体のディスク装置の領域として利用可能に管理する管理手段と、
    新たなRAIDを前記余剰領域を組み込んで構築する際、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として管理されている場合、当該余剰領域に記録されたデータを当該新たなRAID上に再配置するRAID構築手段と、
    を具備することを特徴とするRAIDコントローラ。
  5. 前記管理手段は、RAIDを構成する各ディスク装置上に格納するRAIDの構築状況を示すRAID情報として、前記余剰領域を単体のディスク装置の領域として利用するか否かを示す情報を管理することを特徴とする請求項4記載のRAIDコントローラ。
  6. 前記ディスクアレイ構築手段は、前記新たなRAIDがRAID−1である場合、前記余剰領域に記録されたデータを他のディスク装置上の対応領域に複製することを特徴とする請求項4記載のRAIDコントローラ。
  7. ディスクアレイを構成するディスク装置上の領域の一部で前記ディスクアレイに組み込まれていない余剰領域を前記ディスクアレイとは別の単体のディスク装置の領域として利用可能なディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法であって、
    新たなディスクアレイを前記余剰領域を組み込んで構築する際、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを判定し、
    単体のディスク装置の領域として利用されていると判定した場合、当該余剰領域に記録されたデータを当該新たなディスクアレイ上に再配置する、
    ことを特徴とするディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法。
  8. ディスクアレイを構成する各ディスク装置上に格納されるディスクアレイの構築状況を示すディスクアレイ情報を参照して、前記余剰領域が単体のディスク装置の領域として利用されているか否かを判定することを特徴とする請求項7記載のディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法。
  9. 前記新たなディスクアレイがRAID−1である場合、前記余剰領域に記録されたデータを他のディスク装置上の対応領域に複製することを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置のディスクアレイ構築方法。
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