JP5321551B2 - Rotary compressor - Google Patents
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Description
本発明は、空気調和機等の冷凍サイクルに用いられるロータリ圧縮機に関する。 The present invention relates to a rotary compressor used in a refrigeration cycle such as an air conditioner.
従来、図6及び図7に示すように、ロータリ圧縮機筐体(図示せず)の側方上部に取付けられたアキュムレータ25の第1底部貫通孔257Sと、ロータリ圧縮機筐体の側方下部に設けられた第1の圧縮部の第1吸入部(図示せず)との間は、L字形の第1低圧連絡管31Sにより接続され、第2底部貫通孔257Tと第2の圧縮部の第2吸入部(図示せず)との間は、L字形の第2低圧連絡管31Tにより接続されている。
Conventionally, as shown in FIGS. 6 and 7, the first bottom through-
第1低圧連絡管31Sの屈曲部の曲率半径R1と第2低圧連絡管31Tの屈曲部の曲率半径R2とは、比較的小さい同一半径とするか(図6参照)、又は、図7に示すように、両者の曲率中心を同一位置に位置させ、第1低圧連絡管31Sの曲率半径R1を第2低圧連絡管31Tの曲率半径R2の3倍程度としていた。
The radius of curvature R1 of the bent portion of the first low-
しかしながら、図6に示す従来の第1、第2低圧連絡管31S、31Tの構造では、ロータリ圧縮機の高速運転時に、圧縮機筐体の振動が、第1、第2低圧連絡管31S、31Tを介してアキュムレータ25の下部へ伝播し、アキュムレータ25の下部から共振音が発生する、という問題があった。また、図7に示す従来の第1、第2低圧連絡管31S、31Tの構造では、ロータリ圧縮機の中速運転時に、同様に、共振音が発生する、という問題があった。
However, in the structure of the conventional first and second low-
これは、図6に示す従来の第1、第2低圧連絡管31S、31Tの構造では、第1低圧連絡管31Sの曲率半径R1が小さいので、第1低圧連絡管31Sの全体長さが長くなり、第1低圧連絡管31Sの剛性が小さくなる。第1低圧連絡管31Sの剛性が小さすぎると、高速回転の周波数で共振するためである。
This is because, in the structure of the conventional first and second low-
また、図7に示す従来の第1、第2低圧連絡管31S、31Tの構造では、第1低圧連絡管31Sの曲率半径R1が大きいので、第1低圧連絡管31Sの全体長さが短くなり、第1低圧連絡管31Sの剛性が大きくなる。第1低圧連絡管31Sの剛性が大きすぎると、中速回転の周波数で共振するためである。
Further, in the structure of the conventional first and second low-
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、低速運転から高速運転までの運転周波数において、アキュムレータの下部から発生する共振音の騒音レベルを小さくしたロータリ圧縮機を得ることを目定とする。 The present invention has been made in view of the above, and it is decided to obtain a rotary compressor in which the noise level of the resonance sound generated from the lower part of the accumulator is reduced at the operating frequency from low speed operation to high speed operation. To do.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上部に冷媒の吐出部が設けられ、側方下部に上下に第2、第1吸入部が設けられた密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体と、上部に冷媒の吸入部が設けられ、底部の外寄りと内寄りに第1、第2底部貫通孔が設けられ、前記圧縮機筐体の側方上部に取付けられたアキュムレータと、前記圧縮機筐体の下部に設置され、前記第1底部貫通孔と前記第1吸入部との間を接続するL字形の第1低圧連絡管を介して冷媒ガスを吸入し、前記圧縮機筐体内を通して前記吐出部から冷媒ガスを吐出する第1の圧縮部と、前記第1の圧縮部上に配置され、前記第2底部貫通孔と前記第2吸入部との間を接続し前記第1低圧連絡管の内側に配置されたL字形の第2低圧連絡管を介して冷媒ガスを吸入し、前記圧縮機筐体内を通して前記吐出部から冷媒ガスを吐出する第2の圧縮部と、を備えたロータリ圧縮機において、前記第1低圧連絡管の屈曲部の曲率半径R1を、前記第2低圧連絡管の屈曲部の曲率半径R2の1.5倍以上、2.5倍以下としたことを特徴とする。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, the present invention is a sealed vertical installation in which a refrigerant discharge part is provided at the upper part and second and first suction parts are provided at the upper and lower sides. A cylindrical compressor housing and a refrigerant suction portion are provided at the top, and first and second bottom through holes are provided on the outer and inner sides of the bottom, and are attached to the upper side portion of the compressor housing. The refrigerant gas is sucked in through the L-shaped first low-pressure connecting pipe that is installed in the lower part of the compressor housing and connects between the first bottom through hole and the first suction part. A first compression section that discharges refrigerant gas from the discharge section through the compressor housing, and the first compression section, and is disposed on the first compression section, between the second bottom through-hole and the second suction section. Refrigerant gas is sucked through an L-shaped second low-pressure connecting pipe connected and arranged inside the first low-pressure connecting pipe And a second compression section that discharges refrigerant gas from the discharge section through the compressor housing, wherein a curvature radius R1 of a bent portion of the first low-pressure connecting pipe is set to the second low-pressure connection pipe. It is characterized by being 1.5 times or more and 2.5 times or less of the radius of curvature R2 of the bent portion of the connecting pipe.
本発明によれば、低速運転から高速運転までの運転周波数において、アキュムレータの下部から発生する共振音の騒音レベルが小さくなる、という効果を奏する。 According to the present invention, there is an effect that the noise level of the resonance sound generated from the lower part of the accumulator is reduced at the operation frequency from the low speed operation to the high speed operation.
以下に、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。 Embodiments of a rotary compressor according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to the embodiments.
図1は、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施例1を示す縦断面図であり、図2は、第1、第2の圧縮部の横断面図であり、図3−1は、実施例1の第1、第2低圧連絡管を示す拡大縦断面図であり、図3−2は、実施例1の第1、第2低圧連絡管の他の形態を示す拡大縦断面図であり、図4−1は、第1低圧連絡管の曲率半径R1を第2低圧連絡管の曲率半径R2の1.5倍としたときの騒音レベルを示す図であり、図4−2は、第1低圧連絡管の曲率半径R1を第2低圧連絡管の曲率半径R2の2倍としたときの騒音レベルを示す図であり、図4−3は、第1低圧連絡管の曲率半径R1を第2低圧連絡管の曲率半径R2の2.5倍としたときの騒音レベルを示す図であり、図4−4は、実施例1のロータリ圧縮機の騒音レベルと従来のロータリ圧縮機の騒音レベルの比較図である。 1 is a longitudinal sectional view showing a first embodiment of a rotary compressor according to the present invention, FIG. 2 is a transverse sectional view of first and second compression sections, and FIG. FIG. 3-2 is an enlarged longitudinal sectional view showing another embodiment of the first and second low pressure connecting pipes of Example 1, and FIG. FIG. 4A is a diagram illustrating a noise level when the radius of curvature R1 of the first low-pressure connecting pipe is 1.5 times the radius of curvature R2 of the second low-pressure connecting pipe, and FIG. FIG. 4C is a diagram showing a noise level when the curvature radius R1 of the low-pressure connection pipe is twice the curvature radius R2 of the second low-pressure connection pipe. FIG. It is a figure which shows a noise level when it is set to 2.5 times the curvature radius R2 of a low voltage | pressure connecting pipe, FIG. 4-4 shows the noise level of the rotary compressor of Example 1, and conventional noise. It is a comparison diagram of the noise level of Tari compressor.
図1に示すように、実施例1のロータリ圧縮機1は、密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体10の下部に設置された圧縮部12と、圧縮機筐体10の上部に設置され、回転軸15を介して圧縮部12を駆動するモータ11と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the
モータ11のステータ111は、圧縮機筐体10の内周面に焼きばめされて固定されている。モータ11のロータ112は、ステータ111の中央部に配置され、モータ11と圧縮部12とを機械的に接続する回転軸15に焼きばめされて固定されている。
The
圧縮部12は、第1の圧縮部12Sと、第1の圧縮部12Sと並列に設置され第1の圧縮部12Sの上側に配置された第2の圧縮部12Tと、を備えている。第1、第2の圧縮部12S、12Tは、短円筒状の第1、第2シリンダ121S、121Tを備えている。
The
図2に示すように、第1、第2シリンダ121S、121Tには、モータ11と同心に、円形の第1、第2シリンダ内壁123S、123Tが形成されている。第1、第2シリンダ内壁123S、123T内には、シリンダ内径よりも小さい外径の環状の第1、第2環状ピストン125S、125Tが夫々配置され、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tと、第1、第2環状ピストン125S、125Tとの間に、冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する第1、第2作動室130S、130T(圧縮空間)が形成される。
As shown in FIG. 2, circular first and second cylinder inner walls 123 </ b> S and 123 </ b> T are formed concentrically with the
第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tから径方向に、シリンダ高さ全域に亘る第1、第2ベーン溝128S、128Tが形成され、第1、第2ベーン溝128S、128T内に、夫々平板状の第1、第2ベーン127S、127Tが嵌合されている。
First and
図示しないが、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部には、第1、第2スプリングが配置されている。常時は、この第1、第2スプリングの反発力により、第1、第2ベーン127S、127Tが、第1、第2ベーン溝128S、128T内から第1、第2作動室130S、130T内に突出し、その先端が、第1、第2環状ピストン125S、125Tの外周面に当接し、第1、第2ベーン127S、127Tにより、第1、第2作動室130S、130T(圧縮空間)が、第1、第2吸入室131S、131Tと、第1、第2圧縮室133S、133Tとに区画される。
Although not shown, first and second springs are disposed in the inner part of the first and
また、第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部と圧縮機筐体10内とを連通して、第1、第2ベーン127S、127Tに、圧縮された冷媒ガスの圧力により背圧をかける背圧導入路129S、129Tが形成されている。
In addition, the first and
第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2吸入室131S、131Tに外部から冷媒を吸入するために、第1、第2吸入室131S、131Tと外部とを連通させる第1、第2吸入孔135S、135Tが設けられている。
In the first and
また、図1に示すように、第1シリンダ121Sと第2シリンダ121Tの間には、中間仕切板140が設置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130Sと第2シリンダ121Tの第2作動室130Tとを区画している。第1シリンダ121Sの下端部には、下端板160Sが設置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130Sを閉塞している。また、第2シリンダ121Tの上端部には、上端板160Tが設置され、第2シリンダ121Tの第2作動室130Tを閉塞している。
Further, as shown in FIG. 1, an
下端板160Sには、下軸受部161Sが形成され、下軸受部161Sに、回転軸15の下軸受支持部151が回転自在に支持されている。上端板160Tには、上軸受部161Tが形成され、上軸受部161Tに、回転軸15の上軸受支持部153が回転自在に支持されている。
A
回転軸15は、互いに180°位相をずらして偏心させた第1偏芯部152Sと第2偏芯部152Tとを備え、第1偏芯部152Sは、第1の圧縮部12Sの第1環状ピストン125Sを回転自在に保持し、第2偏芯部152Tは、第2の圧縮部12Tの第2環状ピストン125Tを回転自在に保持している。
The rotating
回転軸15が回転すると、第1、第2環状ピストン125S、125Tが、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tに沿って第1、第2シリンダ121S、121T内を図2の時計回りに公転し、これに追随して第1、第2ベーン127S、127Tが往復運動する。この第1、第2環状ピストン125S、125T及び第1、第2ベーン127S、127Tの運動により、第1、第2吸入室131S、131T及び第1、第2圧縮室133S、133Tの容積が連続的に変化し、圧縮部12は、連続的に冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する。
When the
図1に示すように、下端板160Sの下側には、下マフラーカバー170Sが設置され、下端板160Sとの間に下マフラー室180Sを形成している。そして、第1の圧縮部12Sは、下マフラー室180Sに開口している。すなわち、下端板160Sの第1ベーン127S近傍には、第1シリンダ121Sの第1圧縮室133Sと下マフラー室180Sとを連通する第1吐出孔190S(図2参照)が設けられ、第1吐出孔190Sには、圧縮された冷媒ガスの逆流を防止する第1吐出弁200Sが設置されている。
As shown in FIG. 1, a
下マフラー室180Sは、環状に連通された1つの室であり、第1の圧縮部12Sの吐出側を、下端板160S、第1シリンダ121S、中間仕切板140、第2シリンダ121T及び上端板160Tを貫通する冷媒通路136(図2参照)を通して上マフラー室180T内に連通させる連通路の一部である。下マフラー室180Sは、吐出冷媒ガスの圧力脈動を低減させる。また、第1吐出弁200Sに重ねて、第1吐出弁200Sの撓み開弁量を制限するための第1吐出弁押さえ201Sが、第1吐出弁200Sとともにリベットにより固定されている。
The
図1に示すように、上端板160Tの上側には、上マフラーカバー170Tが設置され、上端板160Tとの間に上マフラー室180Tを形成している。上端板160Tの第2ベーン127T近傍には、第2シリンダ121Tの第2圧縮室133Tと上マフラー室180Tとを連通する第2吐出孔190T(図2参照)が設けられ、第2吐出孔190Tには、圧縮された冷媒ガスの逆流を防止する第2吐出弁200Tが設置されている。
As shown in FIG. 1, an
また、第2吐出弁200Tに重ねて、第2吐出弁200Tの撓み開弁量を制限するための第2吐出弁押さえ201Tが、第2吐出弁200Tとともにリベットにより固定されている。上マフラー室180Tは、吐出冷媒の圧力脈動を低減させる。
In addition, a second
第1シリンダ121S、下端板160S、下マフラーカバー170S、第2シリンダ121T、上端板160T、上マフラーカバー170T及び中間仕切板140は、ボルト175により一体に締結されている。ボルト175により一体に締結された圧縮部12のうち、上端板160Tの外周部が、圧縮機筐体10にスポット溶接により固着され、圧縮部12を圧縮機筐体10に固定している。
The
円筒状の圧縮機筐体10の側方下部には、軸方向に離間して下部から順に、第1、第2貫通孔103S、103Tが、夫々第1、第2吸入管105S、105Tを通すために設けられている。第1貫通孔103S及び第1吸入管105Sは、第1吸入部101Sを構成し、第2貫通孔103T及び第2吸入管105Tは、第2吸入部101Tを構成している。また、圧縮機筐体10の側方上部には、独立した円筒状の密閉容器からなるアキュムレータ25が、アキュムホルダー252及びアキュムバンド253により取付けられている。
First and second through-
アキュムレータ25の上部には、冷凍サイクルの低圧側と接続する冷媒の吸入部としてのシステム接続管255が設けられ、アキュムレータ25の底部の外寄りと内寄りには、夫々第1、第2底部貫通孔257S、257Tが設けられている。第1底部貫通孔257Sと第1吸入部101Sとの間は、L字形に屈曲した第1低圧連絡管31Sにより接続されている。第2底部貫通孔257Tと第2吸入部101Tとの間は、L字形に屈曲した第2低圧連絡管31Tにより接続されている。第1、第2低圧連絡管31S、31Tの一端は、アキュムレータ25の内部上方まで延設されている。
A
冷凍サイクルの低圧冷媒をアキュムレータ25を介して第1、第2の圧縮部12S、12Tに導く第1、第2低圧連絡管31S、31Tは、第1、第2吸入管105S、105Tを介して第1、第2シリンダ121S、121Tの第1、第2吸入孔135S、135T(図2参照)に接続されている。すなわち、第1、第2吸入孔135S、135Tは、冷凍サイクルの低圧側に並列に連通している。
The first and second low-
圧縮機筐体10の上部には、冷凍サイクルの高圧側と接続し高圧冷媒ガスを冷凍サイクルの高圧側に吐出する吐出部としての吐出管107が設けられている。すなわち、第1、第2吐出孔190S、190Tは、冷凍サイクルの高圧側に連通している。
A
圧縮機筐体10内には、およそ第2シリンダ121Tの高さまで潤滑油が封入されている。また、潤滑油は、回転軸15の下部に挿入された羽根ポンプ(図示せず)によって圧縮部12を循環し、摺動部品の潤滑及び微小隙間によって圧縮冷媒の圧縮空間を区画している箇所のシールをしている。
Lubricating oil is sealed in the
次に、図1及び図3−1を参照して、実施例1のロータリ圧縮機1の特徴的な構成について説明する。実施例1のロータリ圧縮機1においては、第1低圧連絡管31Sの屈曲部の曲率半径R1を、第2低圧連絡管31Tの屈曲部の曲率半径R2の1.5倍とし、曲率半径R1の曲率中心位置P1を曲率半径R2の曲率中心位置P2よりも下方の、第2底部貫通孔257Tの中心線上かそれより内寄りに位置させている。
Next, a characteristic configuration of the
図3−2に示す実施例1の他の形態においては、第1低圧連絡管31Sの屈曲部の曲率半径R1を、第2低圧連絡管31Tの屈曲部の曲率半径R2の2.5倍とし、曲率半径R1の曲率中心位置P1を曲率半径R2の曲率中心位置P2よりも下方に位置させている。
3-2, the curvature radius R1 of the bent portion of the first low-
実験によれば、図4−1〜図4−3に示すように、第1低圧連絡管31Sの屈曲部の曲率半径R1を、第2低圧連絡管31Tの屈曲部の曲率半径R2の1.5倍以上、2.5倍以下とすることにより、第1低圧連絡管31Sの剛性が小さすぎず大きすぎず適正なレベルとなり、ロータリ圧縮機1の低速運転から高速運転までの運転周波数において、アキュムレータ25の下部から発生する共振音の騒音レベルが小さくなる。
According to the experiment, as shown in FIGS. 4-1 to 4-3, the curvature radius R1 of the bent portion of the first low-
図4−4に示すように、図6に示す従来の第1、第2低圧連絡管31S、31Tの構造(R1<1.5R2)では、ロータリ圧縮機1の高速運転時に、圧縮機筐体10の振動が、第1、第2低圧連絡管31S、31Tを介してアキュムレータ25の下部へ伝播し、アキュムレータ25の下部から共振音が発生し、図7に示す従来の第1、第2低圧連絡管31S、31Tの構造(2.5R2<R1)では、ロータリ圧縮機の中速運転時に、同様に、共振音が発生しているが、図3−1及び図3−2に示す実施例1の第1、第2低圧連絡管31S、31Tの構造(1.5R2≦R1≦2.5R2)では、低速運転から高速運転までの運転周波数において、アキュムレータ25の下部から発生する共振音の騒音レベルが小さくなっている(図4−4に実線で示す騒音レベルは、図4−1〜図4−3に実線で示す騒音レベルの平均的な値である。また、図4−1〜図4−4のスケールは同一である。)。
As shown in FIG. 4-4, in the conventional first and second low-
図5は、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施例2を示す縦断面図である。図5に示すように、実施例2のロータリ圧縮機2は、アキュムレータ25の筐体内下部に環状の重り259を設置している。実施例2のロータリ圧縮機2の他の部分は、実施例1のロータリ圧縮機1と異なるところはない。
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a second embodiment of the rotary compressor according to the present invention. As shown in FIG. 5, the
実施例2のロータリ圧縮機2によれば、アキュムレータ25の筐体下部の重量が増え、アキュムレータ25の筐体下部の振動を低減することができ、共振音の騒音レベルをより小さくすることができる。
According to the
以上のように、本発明にかかるロータリ圧縮機は、空気調和機等の冷凍サイクルに用いられる低騒音型のロータリ圧縮機に適している。 As described above, the rotary compressor according to the present invention is suitable for a low-noise rotary compressor used in a refrigeration cycle such as an air conditioner.
1 ロータリ圧縮機
10 圧縮機筐体
11 モータ
12 圧縮部
15 回転軸
25 アキュムレータ
31S 第1低圧連絡管
31T 第2低圧連絡管
101S 第1吸入部
101T 第2吸入部
103S 第1貫通孔
103T 第2貫通孔
105S 第1吸入管
105T 第2吸入管
107 吐出管(吐出部)
111 ステータ
112 ロータ
12S 第1の圧縮部
12T 第2の圧縮部
121S 第1シリンダ
121T 第2シリンダ
123S 第1シリンダ内壁
123T 第2シリンダ内壁
125S 第1環状ピストン
125T 第2環状ピストン
127S 第1ベーン
127T 第2ベーン
128S 第1ベーン溝
128T 第2ベーン溝
129S,129T 背圧導入路
130S 第1作動室
130T 第2作動室
131S 第1吸入室
131T 第2吸入室
133S 第1圧縮室
133T 第2圧縮室
135S 第1吸入孔
135T 第2吸入孔
136 冷媒通路
140 中間仕切板
151 下軸受支持部
152S 第1偏芯部
152T 第2偏芯部
153 上軸受支持部
160S 下端板
160T 上端板
161S 下軸受部
161T 上軸受部
170S 下マフラーカバー
170T 上マフラーカバー
175 ボルト
180S 下マフラー室
180T 上マフラー室
190S 第1吐出孔
190T 第2吐出孔
200S 第1吐出弁
200T 第2吐出弁
201S 第1吐出弁押さえ
201T 第2吐出弁押さえ
252 アキュムホルダー
253 アキュムバンド
255 システム接続管(吸入部)
257S 第1底部貫通孔
257T 第2底部貫通孔
259 重り
DESCRIPTION OF
257S First bottom through
Claims (2)
上部に冷媒の吸入部が設けられ、底部の外側と内側に第1、第2底部貫通孔が設けられ、前記圧縮機筐体の側方上部に取付けられたアキュムレータと、
前記圧縮機筐体の下部に設置され、前記第1底部貫通孔と前記第1吸入部との間を接続するL字形の第1低圧連絡管を介して冷媒ガスを吸入し、前記圧縮機筐体内を通して前記吐出部から冷媒ガスを吐出する第1の圧縮部と、
前記第1の圧縮部上に配置され、前記第2底部貫通孔と前記第2吸入部との間を接続し前記第1低圧連絡管の内側に配置されたL字形の第2低圧連絡管を介して冷媒ガスを吸入し、前記圧縮機筐体内を通して前記吐出部から冷媒ガスを吐出する第2の圧縮部と、
を備えたロータリ圧縮機において、
前記第1低圧連絡管の屈曲部の曲率半径R1を、前記第2低圧連絡管の屈曲部の曲率半径R2の1.5倍以上、2.5倍以下としたことを特徴とするロータリ圧縮機。 A hermetically sealed cylindrical compressor housing that is provided with a refrigerant discharge part at the top and second and first suction parts at the top and bottom of the side;
An accumulator attached to the upper side portion of the compressor housing, provided with a refrigerant suction portion at the top, and provided with first and second bottom through holes on the outside and inside of the bottom;
Refrigerant gas is sucked through an L-shaped first low-pressure connecting pipe installed at the lower part of the compressor housing and connecting the first bottom through hole and the first suction portion, and the compressor housing A first compression section for discharging refrigerant gas from the discharge section through the body;
An L-shaped second low-pressure connecting pipe disposed on the first compression section, connected between the second bottom through-hole and the second suction section and disposed inside the first low-pressure connecting pipe; A second compression unit that sucks refrigerant gas through the compressor housing and discharges the refrigerant gas from the discharge unit through the compressor housing;
In a rotary compressor with
A rotary compressor characterized in that a curvature radius R1 of a bent portion of the first low-pressure connecting pipe is 1.5 times or more and 2.5 times or less of a curvature radius R2 of the bent portion of the second low-pressure connecting pipe. .
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