JP5320866B2 - 接合組立品の製造方法および接合組立品の製造装置 - Google Patents
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Description
この工程は、前記サイドフレームアウタパネル10と前記センタピラーインナパネル20との間に前記接着剤4を配置するとともに、この接着剤4が配置された領域を複数の領域に熱的に分割する工程である。
この工程は、前記第1領域A1に配置された接着剤4を硬化させて、前記第1領域A1において前記サイドフレームアウタパネル10と前記センタピラーインナパネル20とを接合する工程である。この工程は、前記硬化前作業ステーションS1の下流に設けられた前記1次硬化ステーションS2にて実施される。
この工程は、前記第2領域A2に配置された接着剤4を硬化させて、前記第2領域A2において前記サイドフレームアウタパネル10と前記センタピラーインナパネル20とを接合する工程である。この工程は、前記1次硬化ステーションS2の下流に設けられた前記2次硬化ステーションS3にて実施される。
10 サイドフレームアウタパネル(接着部材)
14 アウタフランジ
14a アウタフランジの車体内側表面(内側面)
14A1 第1接着部
14A2 第2接着部
14b アウタフランジの車体外側表面(外側面)
16 アウタ突出部(第1エネルギー付与部)
20 センタピラーインナパネル(被接着部材)
24 インナフランジ
24a インナフランジの車体外側表面(内側面)
24A1 第1被接着部
24A2 第2被接着部
24b インナフランジの車体内側表面(外側面)
26 インナ突出部(第2エネルギー付与部)
100 製造装置
110 接着剤塗布装置(接着剤配置手段)
120 クランプ(規制手段)
130 UV照射装置(第1硬化手段、第2硬化手段)
Claims (12)
- 接着部材の内側面と被接着部材の内側面との間に接着剤を介在させ、前記接着剤の硬化によって前記接着部材と被接着部材とを接合する接合組立品の製造方法であって、
前記接着部材は、特定方向に沿って並ぶ複数の第1接着部と、当該第1接着部の間に設けられる第2接着部と、前記各第1接着部にそれぞれ形成されてこの接着部材の内側面と外側面とを貫通する第1エネルギー付与部とを有し、
前記被接着部材は、前記各第1接着部にそれぞれ接合される第1被接着部と、前記第2接着部に接合される第2被接着部と、前記第2被接着部に形成されてこの被接着部材の内側面と外側面とを貫通する第2エネルギー付与部とを有し、
前記接着剤として、外部から一部に照射されたエネルギー線によって硬化反応熱を自己発生させつつ硬化するとともに、当該硬化反応熱が自己発生した部位に隣接する部分がこの硬化反応熱を受けてさらに硬化反応熱を自己発生させつつ硬化反応を起こすことにより連鎖的に硬化していく連鎖反応型の接着剤を用い、
前記接着剤を、前記接着部材の内側面と被接着部材の内側面との間に配置する硬化前工程と、
前記硬化前工程の後に実施されて、前記接着部材の外側面にエネルギー線を照射して当該エネルギー線を前記各第1エネルギー付与部を介して前記接着剤に照射することで、前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間に配置された接着剤をそれぞれ硬化させる第1硬化工程と、
前記第1硬化工程の後に実施されて、前記被接着部材の外側面にエネルギー線を照射して当該エネルギー線を前記第2エネルギー付与部を介して前記接着剤に照射することで、前記第2接着部と前記第2被接着部との間に配置された接着剤を硬化させる第2硬化工程とを備え、
前記硬化前工程は、前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間にそれぞれ配置される接着剤と、前記第2接着部と前記第2被接着部との間に配置される接着剤とを熱的に分断する工程を含み、
前記硬化前工程では、前記各第1エネルギー付与部において前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間の接着剤の前記接着部材の外側面側への露出を許容しつつ前記第1被接着部によって当該第1被接着部と前記第1接着部との間の接着剤の前記被接着部材の外側面側への露出を規制するとともに、前記第2エネルギー付与部において前記第2接着部と前記第2被接着部との間の接着剤の前記被接着部材の外側面側への露出を許容しつつ前記第2接着部によって当該第2接着部と前記第2被接着部との間の接着剤の前記接着部材の外側面側への露出を規制することを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1に記載の接合組立品の製造方法であって、
前記硬化前工程は、前記接着剤の一部を、前記第1エネルギー付与部において前記接着部材の内側面から外側面側に膨出させる工程を含むことを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1または2に記載の接合組立品の製造方法であって、
前記硬化前工程は、前記接着剤の一部を、前記第2エネルギー付与部において前記被接着部材の内側面から外側面側に膨出させる工程を含むことを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の接合組立品の製造方法であって、
前記各第1エネルギー付与部が、前記各第1接着部の前記特定方向の中央にそれぞれ設けられていることを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の接合組立品の製造方法であって、
前記第2エネルギー付与部が、前記第2被接着部の前記特定方向の中央に設けられていることを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の接合組立品の製造方法であって、
前記第2接着部が、前記接着部材に複数設けられており、
前記第2被接着部が、前記被接着部材に複数設けられていることを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の接合組立品の製造方法であって、
前記接着部材と前記被接着部材とを搬送する搬送ラインを用い、この搬送ラインに沿って設けられた第1作業ステーションにて前記第1硬化工程を実施し、前記搬送ラインに沿って前記第1作業ステーションより下流に設けられた第2作業ステーションにて前記第2硬化工程を実施することを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の接合組立品の製造方法であって、
前記第1硬化工程では、前記エネルギー線として前記接着部材の外側面に光を照射することを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の接合組立品の製造方法であって、
前記第2硬化工程では、前記エネルギー線として前記被接着部材の外側面に光を照射することを特徴とする接合組立品の製造方法。 - 接着部材の内側面と被接着部材の内側面との間に接着剤を介在させ、前記接着剤の硬化によって前記接着部材と被接着部材とを接合する接合組立品の製造装置であって、
前記接着部材は、特定方向に沿って並ぶ複数の第1接着部と、当該第1接着部の間に設けられる第2接着部と、前記各第1接着部にそれぞれ形成されてこの接着部材の内側面と外側面とを貫通する第1エネルギー付与部とを有し、
前記被接着部材は、前記各第1接着部にそれぞれ接合される第1被接着部と、前記第2接着部に接合される第2被接着部と、前記第2被接着部に形成されてこの被接着部材の内側面と外側面とを貫通する第2エネルギー付与部とを有し、
外部から一部に照射されたエネルギー線によって硬化反応熱を自己発生させつつ硬化するとともに、当該硬化反応熱が自己発生した部位に隣接する部分がこの硬化反応熱を受けてさらに硬化反応熱を自己発生させつつ硬化反応を起こすことにより連鎖的に硬化していく連鎖反応型の接着剤を、前記各第1エネルギー付与部において前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間の接着剤の前記接着部材の外側面側への露出を許容しつつ前記第1被接着部によって当該第1被接着部と前記第1接着部との間の接着剤の前記被接着部材の外側面側への露出を規制するとともに、前記第2エネルギー付与部において前記第2接着部と前記第2被接着部との間の接着剤の前記被接着部材の外側面側への露出を許容しつつ前記第2接着部によって当該第2接着部と前記第2被接着部との間の接着剤の前記接着部材の外側面側への露出を規制した状態で、前記接着部材の内側面と被接着部材の内側面との間に配置する接着剤配置手段と、
前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間にそれぞれ配置される接着剤と、前記第2接着部と前記第2被接着部との間に配置される接着剤とを熱的に分断して、前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間にそれぞれ配置される接着剤の各硬化反応と、前記第2接着部と前記第2被接着部との間に配置される接着剤の硬化反応とが連鎖するのを規制する規制手段と、
前記接着部材の外側面にエネルギー線を照射して当該エネルギー線を前記各第1エネルギー付与部を介して前記接着剤に照射することで、前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間に配置された接着剤をそれぞれ硬化させる第1硬化手段と、
前記被接着部材の外側面にエネルギー線を照射して当該エネルギー線を前記第2エネルギー付与部を介して前記接着剤に照射することで、前記第2接着部と前記第2被接着部との間に配置された接着剤を硬化させる第2硬化手段とを備えることを特徴とする接合組立品の製造装置。 - 請求項10に記載の接合組立品の製造装置であって、
前記接着部材と前記被接着部材とを搬送する搬送ラインと、
前記搬送ラインに沿って設けられるとともに、前記第1硬化手段が配置されて当該第1硬化手段による前記第1エネルギー付与部へのエネルギー線照射が実施される第1作業ステーションと、
前記搬送ラインに沿って設けられるとともに、前記第2硬化手段が配置されて当該第2硬化手段による前記第2エネルギー付与部へのエネルギー線照射が実施される第2作業ステーションとを備え、
前記第2作業ステーションが前記第1作業ステーションより下流に設けられていることを特徴とする接合組立品の製造装置。 - 請求項10または11に記載の接合組立品の製造装置であって、
前記第1硬化手段は、前記各第1接着部と前記各第1被接着部との間にそれぞれ配置される接着剤をそれぞれ硬化可能な光を前記接着部材の外側面に照射し、
前記第2硬化手段は、前記第2接着部と前記第2被接着部との間に配置される接着剤を硬化可能な光を前記被接着部材の外側面に照射することを特徴とする接合組立品の製造装置。
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