JP5320337B2 - 車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構 - Google Patents
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Description
特許文献1及び特許文献2には、前記パニック状態を防止するアンチパニック機構を備えたドアラッチ装置が開示されている。公知のアンチパニック機構は、外側開扉ハンドルの開扉操作によりアンロック操作が正常に完了しなくても、外側開扉ハンドルが非操作状態に戻されると、これに追従するようにアンロック状態への切替を完了させることで、再度のアンロック操作を不要にしている。
また、本発明は、ドアの開扉ハンドル28、29の開扉操作で変位するオープンレバー27と、前記ドアの内側ロックボタン32およびドアキーシリンダ33に関連的に連結されてアンロック位置Uとロック位置Lとに切り替るロックレバー30と、前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達できる係合位置に切り替わり前記ロック位置Lにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達しない非係合位置に切り替るオープンリンク40と、前記ロックレバー30に対してアンチパニックバネ36の弾力により連動するように連結されて前記ロックレバー30の前記ロック位置Lと前記アンロック位置Uとの切り替えを前記オープンリンク40に伝達する作動片35とを有し、前記オープンレバー27が前記開扉操作により変位した状態で前記ロックレバー30を前記ロック位置Lから前記アンロック位置Uに切り替えると、前記アンチパニックバネ36が弾力的に変位することで前記作動片35が動かないまま前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uに切り替るものにおいて、前記作動片35は前記ロックレバー30を軸止するロック軸31を中心に回転するように配置させ、前記ロックレバー30と前記内側ロックボタン32とが関連的に連結される前記ロックレバー30のボタン側連結部と前記ロック軸31との間に、前記ロックレバー30を前記ロック位置L又は前記アンロック位置Uのいずれか一方に弾力的に保持するオーバーセンターバネ34を配置し、前記ドアキーシリンダ33は前記ロック軸31を境として前記ボタン側連結部とは反対側に位置する前記ロックレバー30のシリンダ側連結部に関連的に連結した車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構としたものである。
また、本発明は、ドアの開扉ハンドル28、29の開扉操作で変位するオープンレバー27と、前記ドアの内側ロックボタン32およびドアキーシリンダ33に関連的に連結されてアンロック位置Uとロック位置Lとに切り替るロックレバー30と、前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達できる係合位置に切り替わり前記ロック位置Lにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達しない非係合位置に切り替るオープンリンク40と、前記ロックレバー30に対してアンチパニックバネ36の弾力により連動するように連結されて前記ロックレバー30の前記ロック位置Lと前記アンロック位置Uとの切り替えを前記オープンリンク40に伝達する作動片35とを有し、前記オープンレバー27が前記開扉操作により変位した状態で前記ロックレバー30を前記ロック位置Lから前記アンロック位置Uに切り替えると、前記アンチパニックバネ36が弾力的に変位することで前記作動片35が動かないまま前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uに切り替るものにおいて、前記作動片35は前記ロックレバー30を軸止するロック軸31を中心に回転するように配置させ、前記作動片35には前記ロックレバー30側に突出するピン部39を設けて前記オープンリンク40と前記作動片35とを連係させ、前記ロックレバー30と内側ロックボタン32とが関連的に連結される前記ロックレバー30のボタン側連結部と前記ロック軸31との間に、前記ロックレバー30を前記ロック位置L又は前記アンロック位置Uのいずれか一方に弾力的に保持するオーバーセンターバネ34を配置した車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構としたものである。
Claims (5)
- ドアの開扉ハンドル28、29の開扉操作で変位するオープンレバー27と、前記ドアの内側ロックボタン32に関連的に連結されてアンロック位置Uとロック位置Lとに切り替るロックレバー30と、前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達できる係合位置に切り替わり前記ロック位置Lにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達しない非係合位置に切り替るオープンリンク40と、前記ロックレバー30に対してアンチパニックバネ36の弾力により連動するように連結されて前記ロックレバー30の前記ロック位置Lと前記アンロック位置Uとの切り替えを前記オープンリンク40に伝達する作動片35とを有し、前記オープンレバー27が前記開扉操作により変位した状態で前記ロックレバー30を前記ロック位置Lから前記アンロック位置Uに切り替えると、前記アンチパニックバネ36が弾力的に変位することで前記作動片35が動かないまま前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uに切り替るものにおいて、前記作動片35は前記ロックレバー30を軸止するロック軸31を中心に回転するように配置させ、前記ロックレバー30と内側ロックボタン32とが関連的に連結される前記ロックレバー30のボタン側連結部と前記ロック軸31との間に、前記ロックレバー30を前記ロック位置L又は前記アンロック位置Uのいずれか一方に弾力的に保持するオーバーセンターバネ34を配置した車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構。
- 請求項1において、前記作動片35には前記ロックレバー30側に突出するピン部39を設けて前記オープンリンク40と前記作動片35とを連係させた車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構。
- ドアの開扉ハンドル28、29の開扉操作で変位するオープンレバー27と、前記ドアの内側ロックボタン32およびドアキーシリンダ33に関連的に連結されてアンロック位置Uとロック位置Lとに切り替るロックレバー30と、前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達できる係合位置に切り替わり前記ロック位置Lにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達しない非係合位置に切り替るオープンリンク40と、前記ロックレバー30に対してアンチパニックバネ36の弾力により連動するように連結されて前記ロックレバー30の前記ロック位置Lと前記アンロック位置Uとの切り替えを前記オープンリンク40に伝達する作動片35とを有し、前記オープンレバー27が前記開扉操作により変位した状態で前記ロックレバー30を前記ロック位置Lから前記アンロック位置Uに切り替えると、前記アンチパニックバネ36が弾力的に変位することで前記作動片35が動かないまま前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uに切り替るものにおいて、前記作動片35は前記ロックレバー30を軸止するロック軸31を中心に回転するように配置させ、前記ロックレバー30と前記内側ロックボタン32とが関連的に連結される前記ロックレバー30のボタン側連結部と前記ロック軸31との間に、前記ロックレバー30を前記ロック位置L又は前記アンロック位置Uのいずれか一方に弾力的に保持するオーバーセンターバネ34を配置し、前記ドアキーシリンダ33は前記ロック軸31を境として前記ボタン側連結部とは反対側に位置する前記ロックレバー30のシリンダ側連結部に関連的に連結した車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構。
- ドアの開扉ハンドル28、29の開扉操作で変位するオープンレバー27と、前記ドアの内側ロックボタン32およびドアキーシリンダ33に関連的に連結されてアンロック位置Uとロック位置Lとに切り替るロックレバー30と、前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達できる係合位置に切り替わり前記ロック位置Lにあると前記オープンレバー27の変位をラチェット13に伝達しない非係合位置に切り替るオープンリンク40と、前記ロックレバー30に対してアンチパニックバネ36の弾力により連動するように連結されて前記ロックレバー30の前記ロック位置Lと前記アンロック位置Uとの切り替えを前記オープンリンク40に伝達する作動片35とを有し、前記オープンレバー27が前記開扉操作により変位した状態で前記ロックレバー30を前記ロック位置Lから前記アンロック位置Uに切り替えると、前記アンチパニックバネ36が弾力的に変位することで前記作動片35が動かないまま前記ロックレバー30が前記アンロック位置Uに切り替るものにおいて、前記作動片35は前記ロックレバー30を軸止するロック軸31を中心に回転するように配置させ、前記作動片35には前記ロックレバー30側に突出するピン部39を設けて前記オープンリンク40と前記作動片35とを連係させ、前記ロックレバー30と内側ロックボタン32とが関連的に連結される前記ロックレバー30のボタン側連結部と前記ロック軸31との間に、前記ロックレバー30を前記ロック位置L又は前記アンロック位置Uのいずれか一方に弾力的に保持するオーバーセンターバネ34を配置した車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構。
- 請求項4において、前記ドアキーシリンダ33は前記ロック軸31を境として前記ボタン側連結部とは反対側に位置する前記ロックレバー30のシリンダ側連結部に関連的に連結した車両ドアラッチ装置のアンチパニック機構。
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