JP5314088B2 - 海塩粒子量推定装置および方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、前述した従来技術では、海岸からの距離をパラメータとして、推定点における海塩粒子量を推定しており、推定点における風向や平均風速など、海塩粒子量に大きな影響を与える気象データが推定値計算に反映されておらず、気象条件によって大きな測定誤差が発生するという問題点があった。
[海塩粒子量推定装置の構成]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる海塩粒子量推定装置10について説明する。図1は、海塩粒子量推定装置の構成を示すブロック図である。
この海塩粒子量推定装置10は、全体としてサーバ装置などのコンピュータからなり、入力された各種データに基づいて、海岸から任意の地点まで飛来する海塩粒子の量を推定する装置である。
また、解析関数では、任意の地点における風向および風速と、任意の地点から複数方位における海岸までの距離とから、各方位において海岸から飛来する海塩粒子量を求めて合計することにより、当該地点における推定海塩粒子量を算出するようにしたものである。
海塩粒子量推定装置10には、主な機能部として、データ入力部11、データ蓄積部12、表示部13、および演算処理部14が設けられている。
表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、演算処理部14からの指示に応じて、操作メニューや演算結果などの各種情報を画面表示する機能を有している。
演算処理部14で実現される主な処理部として、関数当てはめ部14Aと粒子量推定部14Bがある。
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかる海塩粒子量推定装置10の動作について説明する。図2は、海塩粒子量推定処理を示すフローチャートである。
海塩粒子量推定装置10は、推定点における海塩粒子量を推定する際、図2の海塩粒子量推定処理を実行する。
次に、数式を用いて、本実施の形態にかかる海塩粒子量推定処理の詳細について説明する。
本実施の形態では、事前に、一定期間の間、海塩粒子(以下、粒子と呼ぶ)量を専用の計測器を用いて解析し、計測期間中の気象条件、海岸から計測器までの距離を考慮したモデリングを行っている。計測器の1つとして、ウェットキャンドルが使用される(例えば、非特許文献3など参照)。気象条件については、粒子量が海面や海岸での波しぶきからの塩分を伴った微粒子が風に乗って内陸部へ飛来することを条件としている。そのため、風と粒子量との関係を事前に実験により解析している。
なお、計測器において、無数の飛来粒子量のうちの一部が補足されると仮定している。
任意の地点pc(推定点または実測点)から観測点psまでの距離をds(pc)とすると、地点pcの緯度la(pc)・経度lo(pc)と観測点の緯度la(ps)・経度lo(ps)との距離はds(pc)は、次の式(1)で与えられる。
任意の地点pcにおける気象に関する値を決定するために、その周辺にある観測所における気象データを用いる。複数の観測所があるが、最も単純には、最も近い観測所の気象データを用いることである。しかし、ある推定点との距離が同じ観測所が数ヶ所存在する場合がある。そのため、複数の観測所における気象データを同時に反映させるための客観的な評価基準が必要となる。これについては、ある推定点に近い距離にある観測所の気象データを重視し、遠い距離のものほど関わり合いが少ないと仮定した。これについては、距離の逆数を重み付けとすることで容易に表現できる。そこで、距離に関する加重平均の考え方を取り入れ、Nヶ所の観測所からの気象データの寄与度を緯度方向と経度方向について定義する。
次に、任意の地点pcにおける風の大きさについて述べる。これについては、Nヶ所の観測点における風の大きさを考慮した平均風速を求める。(B)で述べた最大風速観測時の風向と同様に、距離に関する加重平均を計算する。すなわち、任意の地点pcでの日付tにおける平均風速v(pc,t)は、地点pcに近い、例えば3ヶ所の観測点psでの日付tにおける平均風速v(ps,t)の加重平均として、次の式(5)で与えられる。
粒子量を推定するために、式(1)〜(4)を用いる。本発明では、粒子量が海岸からの距離に依存して指数関数的に変化するモデルを想定した。ここで、任意の地点pcと海岸線とがなす方向をkとしたとき、地点pcと海岸線との距離をdkと定義する。従って、粒子量を求めるための最も単純な近似表現として、距離dkを変数とした指数関数に対して、地点pcと海岸線とを結ぶ方向と、地点pcにおける風向とがなす相対角度による内積を重み係数とみなしたものが考えられる。
上述したような方法により、4つのパラメータを客観的にかつ、効率的に推定することができる。
式(9)より、4つのパラメータe’,f’,g’,h’が求めれた後、式(12)に代入することで、粒子量Sav(pc,t)を推定することができる。
このように、本実施の形態は、関数当てはめ部14Aで、任意の地点における推定海塩粒子量を算出する解析関数に対して、実測点と第1の観測点との距離に基づき第1の観測点における風向および風速を加重平均して求めた当該実測点における風向および風速と、当該実測点から複数方位における海岸までの距離と、当該実測点で計測した実測海塩粒子量とを適用することにより、パラメータとして実測海塩粒子量と推定海塩粒子量との誤差が最も少ない最適パラメータを特定し、粒子量推定部14Bで、推定点と第2の観測点との距離に基づき第2の観測点における風向および風速を加重平均して求めた当該推定点における風向および風速と、当該推定点から複数方位における海岸までの距離とから、最適パラメータを用いた解析関数に基づいて当該推定点における海塩粒子量を算出するようにしたものである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
Claims (8)
- 任意の地点に位置する実測点で実測した実測海塩粒子量と、前記実測点の周辺に位置する複数の第1の観測点における風向および風速からなる気象データと、海塩粒子量の推定を行う推定点の周辺に位置する複数の第2の観測点における風向および風速からなる気象データと、前記実測点と前記第1の観測点の位置関係を示す位置データと、前記推定点と前記第2の観測点の位置関係を示す位置データとを記憶するデータ蓄積部と、
任意の地点における風向および風速と、当該地点から複数方位における海岸までの距離とから、予め定められたパラメータを用いて、各方位において海岸から飛来する海塩粒子量を求めて合計することにより、当該地点における推定海塩粒子量を算出する解析関数に対して、前記実測点と前記第1の観測点との距離に基づき前記第1の観測点における風向および風速を加重平均して求めた当該実測点における風向および風速と、当該実測点から複数方位における海岸までの距離と、当該実測点で計測した実測海塩粒子量とを適用することにより、前記パラメータとして前記実測海塩粒子量と前記推定海塩粒子量との誤差が最も少ない最適パラメータを特定する関数当てはめ部と、
前記推定点と前記第2の観測点との距離に基づき前記第2の観測点における風向および風速を加重平均して求めた当該推定点における風向および風速と、当該推定点から複数方位における海岸までの距離とから、前記最適パラメータを用いた前記解析関数に基づいて当該推定点における海塩粒子量を算出する粒子量推定部と
を備えることを特徴とする海塩粒子量推定装置。 - 請求項1に記載の海塩粒子量推定装置において、
前記解析関数は、前記複数方位のうち前記地点から任意の方位における海岸までの距離を算出する際、当該実測点と当該海岸とを結ぶ方位と、当該地点における風向とがなす相対角度の余弦で、当該地点から任意の方位における海岸までの距離を補正することを特徴とする海塩粒子量推定装置。 - 請求項1に記載の海塩粒子量推定装置において、
任意の地点pcの任意の時点tにおける風向をw(pc,t)とし、当該地点pcにおける風速をv(pc,t)とし、K個の方位のうち方向kにおける当該地点pcから海岸までの距離をdk(pc)とし、前記パラメータをe,f,g,hとした場合、当該地点における海塩粒子量s(pc,t)を算出する前記解析関数として、次の式
- 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の海塩粒子量推定装置において、
前記関数当てはめ部は、前記解析関数に関する前記最適パラメータを特定する際、ロバスト関数を用いた非線形最小二乗法に基づいて、反復誤差がしきい値未満となるまで、前記各パラメータの値を変化させて前記海塩粒子量を反復計算するとともに、当該反復計算の回数に応じて、当該ロバスト関数内の係数を段階的に変化させることを特徴とする海塩粒子量推定装置。 - 任意の地点に位置する実測点で実測した実測海塩粒子量と、前記実測点の周辺に位置する複数の第1の観測点における風向および風速からなる気象データと、海塩粒子量の推定を行う推定点の周辺に位置する複数の第2の観測点における風向および風速からなる気象データと、前記実測点と前記第1の観測点の位置関係を示す位置データと、前記推定点と前記第2の観測点の位置関係を示す位置データとを記憶するデータ蓄積ステップと、
任意の地点における風向および風速と、当該地点から複数方位における海岸までの距離とから、予め定められたパラメータを用いて、前記各方位の海岸から飛来する海塩粒子量の合計から当該地点における推定海塩粒子量を算出する解析関数に対して、前記実測点と前記第1の観測点との距離に基づき前記第1の観測点における風向および風速を加重平均して求めた当該実測点における風向および風速と、当該実測点から複数方位における海岸までの距離と、当該実測点で計測した実測海塩粒子量とを適用することにより、前記パラメータとして前記実測海塩粒子量と前記推定海塩粒子量との誤差が最も少ない最適パラメータを特定する関数当てはめステップと、
前記推定点と前記第2の観測点との距離に基づき前記第2の観測点における風向および風速を加重平均して求めた当該推定点における風向および風速と、当該推定点から複数方位における海岸までの距離とから、前記最適パラメータを用いた前記解析関数に基づいて当該推定点における海塩粒子量を算出する粒子量推定ステップと
を備えることを特徴とする海塩粒子量推定方法。 - 請求項5に記載の海塩粒子量推定方法において、
前記解析関数は、前記複数方位のうち前記地点から任意の方位における海岸までの距離を算出する際、当該実測点と当該海岸とを結ぶ方位と、当該地点における風向とがなす相対角度の余弦で、当該地点から任意の方位における海岸までの距離を補正するステップを含むことを特徴とする海塩粒子量推定方法。 - 請求項5に記載の海塩粒子量推定方法において、
任意の地点pcの任意の時点tにおける風向をw(pc,t)とし、当該地点pcにおける風速をv(pc,t)とし、K個の方位のうち方向kにおける当該地点pcから海岸までの距離をdk(pc)とし、前記パラメータをe,f,g,hとした場合、当該地点における海塩粒子量s(pc,t)を算出する前記解析関数として、次の式
- 請求項5〜請求項7のいずれか1つに記載の海塩粒子量推定方法において、
前記関数当てはめステップは、前記解析関数に関する前記最適パラメータを特定する際、ロバスト関数を用いた非線形最小二乗法に基づいて、反復誤差がしきい値未満となるまで、前記各パラメータの値を変化させて前記海塩粒子量を反復計算するとともに、当該反復計算の回数に応じて、当該ロバスト関数内の係数を段階的に変化させるステップを含むことを特徴とする海塩粒子量推定方法。
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