JP5314025B2 - 整形外科インプラントシステム - Google Patents

整形外科インプラントシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5314025B2
JP5314025B2 JP2010525013A JP2010525013A JP5314025B2 JP 5314025 B2 JP5314025 B2 JP 5314025B2 JP 2010525013 A JP2010525013 A JP 2010525013A JP 2010525013 A JP2010525013 A JP 2010525013A JP 5314025 B2 JP5314025 B2 JP 5314025B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
receiving member
head portion
passage
bone implant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010525013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010538757A (ja
Inventor
リム,ロイ・ケイ
ブラール,ジャレダン・エム
紀明 川上
Original Assignee
ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド filed Critical ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド
Publication of JP2010538757A publication Critical patent/JP2010538757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5314025B2 publication Critical patent/JP5314025B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7035Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other
    • A61B17/7038Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other to a different extent in different directions, e.g. within one plane only
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7035Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other
    • A61B17/7037Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other wherein pivoting is blocked when the rod is clamped
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7041Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae with single longitudinal rod offset laterally from single row of screws or hooks

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

本開示は、整形外科的外科処置において使用されるデバイスおよびインプラントに関する。より詳細には、本開示は、骨インプラント部材に細長部材を連結するための整形外科インプラントシステムに関する。これらのシステムは、脊椎の損傷または変形を矯正するために有用であり得る。
整形外科手術の分野において、骨の位置を固定するためにインプラントを使用することがよく知られている。これにより、骨折した骨の治癒を促進することが可能であり、奇形または他の損傷を矯正することが可能である。例えば、脊椎外科手術の分野においては、(a)脊柱側湾を含む脊椎の異常湾曲の矯正、(b)適切なスペースを維持し、骨折したまたは他の理由から損傷した椎骨に対する支持を与えること、および、(c)脊柱に対して他の治療を施すことを含む、複数の理由から、これらのようなインプラントを椎骨中に配置することがよく知られている。
典型的なインプラントおよび連結システムは、複数の部材を含み、これらの部材は、一般的には、特定の他の部材のみに対して有用であり、関連付けされ得る。骨ねじ、フック、およびクランプは、固定デバイスとしてよく知られており、これらは、骨と、脊椎ロッドなどの支持部材および/または安定化部材を備え得る連結システムとの間の連結具として特定の骨に連結される、または接合される。このようなシステムにおいては、一連の2つ以上の骨ねじが、インプラント装着される2つ以上の椎骨中に挿入され得る。次いで、脊椎ロッドが、これらのねじ内に配置され、もしくはこれらのねじに結合され、または、ロッドおよびねじを連結する連結デバイス内に配置され、これらの連結具が、締め付けられる。ある状況においては、閉止デバイスが、チャネルの底部に対してロッドを定位置にクランプ締めするために、ロッドに対して締め付けられる。閉止デバイスは、骨ねじおよび骨ねじが固定される骨に対するロッドの回転移動または並進移動を防止するために、ロッドを定位置に確実に固定することができる。これにより、剛体的支持構造体は、椎骨に対して固定されて、ロッドは、ある特定の位置に椎骨を保持することによって、椎骨の奇形または損傷の矯正または治癒を促進させる支持を与える。
多数の脊椎固定システムが存在するが、これらのシステムは、組立て、位置決め、および固定が困難である可能性がある。したがって、改良された脊椎固定システムに対する必要性が存在する。
本開示によるシステムの一実施形態の斜視図である。 図1に図示される実施形態によるシステムの分解斜視図である。 図1に図示される実施形態によるシステムの正面図である。 図1に図示される実施形態によるシステムの正面断面図である。 本開示によるシステムの一実施形態の斜視図である。 図5に図示される実施形態によるシステムの分解斜視図である。 図5に図示される実施形態によるシステムの正面図である。 図5に図示される実施形態によるシステムの正面断面図である。
以下、本開示の原理の理解を促すために、図面において示される実施形態を参照し、同実施形態を説明するために特定の言葉を使用する。しかし、それによって特許請求の範囲を限定することは意図されず、本開示に関連する技術の当業者には通常思い当たるような、図示されるデバイスの変形および他の修正、ならびに本明細書において説明される本開示の原理の他の適用が予期されることが、理解されよう。
概して図1から図4を参照すると、整形外科インプラントシステム20の実施形態が、図示されている。システム20は、概して、受容部材22、開口上部骨インプラント部材24、および、ディスクまたはワッシャ28を備える。図示されるように、骨インプラント部材24は、概して受容部材22とワッシャ28との間に配置され得る。以下においてさらに説明されるように、受容部材22は、脊椎ロッドRなどの細長部材の少なくとも一部を収容するように設計される。図示される実施形態においては、骨インプラント部材24は、骨ねじである。しかし、システム20内において使用される骨インプラント部材は、フック、ボルト、または同様の固定デバイスなどの、他の適切な骨固定要素であってよいことが予期される。
一実施形態においては、受容部材22は、本体部分34および延在部分36を備える。細長通路38は、長手方向軸Lに沿って受容部材22を貫通して延び、脊椎ロッドRなどの細長部材の一部を収容するように寸法設定される。システム20と組み合わされて使用される細長部材は、ロッド、バー、連結具、または他の整形外科用構造物などの、任意の適切な細長部材が可能であることを、理解されたい。さらに、細長部材は、複数の所望の長さの中の1つを有してよい。開口または穴40が、ロッキング部材用に、本体部分34中に形成される。図示される実施形態においては、穴40は、閉止軸または高さ方向軸Hに沿って延びる。いくつかの実施形態においては、穴40は、ねじ山を付けられ、ねじ山を付けられた止めねじ43を収容するように適合化されて、通路38内の細長部材(例えばロッドR)中にねじ込まれ、ロックされる。図示されるように、止めねじ43は、ねじ回し工具の頭部を受けるための内部ねじ回し用プリント部を備えてよい。さらに、他の適切な閉止部材を使用し得ることを理解されたい。さらに、別の実施形態においては2つ以上の穴または開口を設け得ることが、理解されよう。
いくつかの実施形態においては、穴が、延在部分36中に形成されてよく、部分36は、実質的に中空円筒状の形状であってよい。いくつかの他の実施形態においては、延在部分36は、実質的に中実であり、穴が中を貫通して延びていない。さらに、延在部分36は、実質的に均一の直径を有してよく、または、図示される実施形態のように直径を狭められた部分を備えてもよい。延在部分36は、ねじ山を備えてよく、連結軸Cに沿って受容部材22およびワッシャ28を連結するために、ワッシャ28中に画成されたねじ穴に係合するように構成されてよい。図示されるように、穴40は、高さ方向軸Hが、連結軸Cに対して斜めになるように角度を付けられてよい。いくつかの他の実施形態においては、高さ方向軸Hは、連結軸Cに対して垂直であってよい。
骨インプラント部材24は、頭部部分50および骨係合部分52を備えてよい。骨係合部分52は、椎骨本体の海綿骨内における剛体的固定に容易に適合化される並目ねじ53を備えてよく、椎骨本体中へのねじの漸進的係合および推進を補助するように、テーパ状先端部にて終端してよい。頭部部分50は、第1の表面50aおよび対向側の第2の表面50bを備え、延在部分36の少なくとも一部分を収容するための、中を貫通する通路54を画成する。図示される実施形態においては、頭部部分50は、通路54が実質的にU字形状チャネルとなるように通路54を画成する、2つの枝部56および57を備える。適宜には、頭部部分50は、挿入工具と係合するための1つもしくは複数のくぼみ部またはポケット55を備えてよい。
図示されるように、受容部材22は、第1の表面50aに隣接して位置決め可能であり、ワッシャ28は、第2の表面50bに隣接して位置決め可能である。いくつかの実施形態においては、第1の表面50aは、その一部と、受容部材22の本体部分34上の面の一部分との間の同一平面内連結が可能となるように、平坦であってよく、第2の表面50bは、凹凸状外側部、またはワッシャ28との固定的連結を行なうように修正可能な他のそのような表面形状部を備えてよい。図示されるように、第2の表面50bは、ワッシャ28の上に配設されたスプラインに対合的に係合するように構成されたスプライン60を備えてよい。このような実施形態においては、スプライン60は、実質的に、通路54から第2の表面50bの外方端部まで延びてよい。
ワッシャ28は、第1の表面28aおよび第2の表面28bを備え、受容部材22の延在部分36の少なくとも一部分を受けるための、中を貫通する穴70を画成する。図示される実施形態においては、穴70は、ねじ山を付けられ、それにより、延在部分36にねじ式に係合するように構成される。このような実施形態においては、穴70内に延在部分36がねじ式に前進されると、受容部材22は、ワッシャ28に対して実質的に回転不能となる。いくつかの他の実施形態においては、穴70および延在部分36は、共に合わせられてよく、または、穴70および延在部分36は、受容部材22およびワッシャ28を共に取り付けることが容易になるように、および/または、互いに対する回転を限定もしくは防止するように、同様に寸法設定された正四方形、矩形、多角形、円形、テーパ形、あるいは他の形状を有してよい。図示される実施形態においては、穴70は、第1の表面28aから第2の表面28bまで延びる。いくつかの他の実施形態においては、穴70は、第1の表面28aからワッシャ28の幅の一部分にのみ延びる。
ワッシャ28は、実質的に平坦な端部部分を有する概してリング形状であってよいが、任意の様々な形状または構成からなるものであってよい。いくつかの実施形態においては、ワッシャ28の第1の表面28aは、頭部部分50の第2の表面50bの上のスプライン60に係合するように構成されたラジアル方向スプライン72などの、凹凸状表面形状部を備える。このような実施形態においては、スプライン72は、実質的に、穴70から第1の表面28aの外方端部まで延びてよい。さらに、ワッシャ28は、以下においてさらに説明されるように、延在部分36とワッシャ28との間の連結を強化するのを補助するために、ワッシャ28中に機械加工された凹部74を備えてよい。
概して図5から図8を参照すると、整形外科インプラントシステム120の実施形態が図示されている。システム120は、構成、組立て、および使用法において、システム20と類似のものであるが、システム120は、開口上部骨インプラント部材の代替として、閉鎖上部骨インプラント部材124を備える。さらに、システム120は、骨インプラント部材124の両側に位置決めされ得る、システム20に関連して上述されたような受容部材22およびワッシャ28を概して備える。
骨インプラント部材124は、頭部部分150および骨係合部分152を備える。骨係合部分152は、椎骨本体の海綿骨内における剛体的固定に容易に適合化される並目ねじ153を備えてよく、椎骨本体中へのねじの漸進的係合および推進を補助するように、テーパ状先端部にて終端してよい。頭部部分150は、第1の表面150aおよび対向側の第2の表面150bを有する本体部156を備える。頭部部分150の本体部156は、受容部材22の延在部分36の少なくとも一部分を収容するための、中を貫通する通路154を画成する。システム20と同様に、延在部分36は、通路154内に受容され、頭部部分150の第2の側部150bに隣接するワッシャ28にねじ式に係合するように構成される。図示される実施形態においては、本体部156は、通路154が閉鎖チャネルとなるように構成される。いくつかの実施形態においては、本体部156は、湾曲部分156aおよび実質的に平坦な端部部分156bを有する、実質的なリング形状のものである。適宜には、頭部部分150は、挿入工具と係合するための1つまたは複数のくぼみ部またはポケット155を備える。
図示されるように、受容部材22は、第1の表面150aに隣接して位置決め可能であり、ワッシャ28は、第2の表面150bに隣接して位置決め可能である。いくつかの実施形態においては、第1の表面150aは、その一部と、受容部材22の本体部分34上の面の一部分との間の同一平面内連結が可能となるように、平坦であってよく、第2の表面150bは、ワッシャ28の第1の表面28aの上に配設されたスプライン72と対合的に係合するように構成されたスプライン160を備える。そのような実施形態においては、スプライン160は、実質的に、通路154から第2の表面150bの外方端部まで延びてよい。
概して、システム20に関する図1から図4、およびシステム120に関する図5から図8を参照として、これらのシステムの組立て、作動、および使用法が、患者の脊椎の一部分を伴う外科処置に関連して説明される。本明細書において説明されるシステム20および/または120の他の使用、ならびに他の外科処置をなし得ることを理解されたい。
いくつかの実施形態においては、本明細書において説明されるシステムの部分的な組立ては、このシステムが迅速におよび容易に埋め込まれ得るように、患者内にこの特定のシステムを埋め込む前に行われてよい。システム20に関しては、受容部材22は、このシステムの埋め込み前にワッシャ28とねじ式係合されてよい。受容部材22およびワッシャ28が組み立てられると、以下においてさらに説明されるように、分解を妨げるまたは防ぐように、それらの連結が強化されてよい。その後に、受容部材22およびワッシャ28は、通路54内に延在部分36の一部を位置決めすることによって、骨インプラント部材24に係合されてよい。他の実施形態においては、本明細書において説明されるシステムの少なくとも部分的な組立てが、外科処置の際に、および/または、この特定のシステムの一部の埋め込みと実質的に同時に行われてよいことが、予期される。
患者の症状または負傷を治療するために、外科医は、例えば組織の切開および開創によってなど、任意の適切な態様において手術部位へのアクセスを確保する。本明細書において説明されるシステムは、脊椎部分が、極小切開、スリーブ、または、その部位に対する保護された通路を形成する1つもしくは複数の開創器を介してアクセスされる、最小限に侵襲性を抑えられた外科技法において使用され得ることが、予期される。さらに、本明細書において説明されるシステムは、皮膚および組織が切開され開創されて、手術部位が露出される、観血的外科技法において用途を有する。
例えば、組織が切除されることによる、もしくは他の外科処置による、罹患部位の上方の正中切開などの開口を介してなど、手術部位へのアクセスが確保されると、外科医は、症状を緩和または改善するために圧縮、伸延、および/または支持を要する脊椎部分の椎骨に隣接して1つまたは複数の骨インプラント部材を埋め込むことができる。いくつかの実施形態においては、椎骨中に案内孔が形成されてよく、骨インプラント部材のねじ山を付けられた骨係合部分が、椎骨本体中に挿入されてよい、または椎骨本体に連結されてよい。骨係合部分は、脊椎部分の長手方向軸に対して所望の深さおよび/または所望の配向で、椎骨中にねじ込まれてよい、あるいは挿入されてよい。骨インプラント部材24および124の係合部分52および152はそれぞれ、これらのような適切な態様において、椎骨中または椎骨上に固定されてよい。外科医または他の医療専門家は、椎骨中に骨係合部分をねじ込むために、ねじ回し工具または他の同様の器具を使用することが可能である。いくつかの実施形態においては、挿入工具は、骨中への骨係合部分52および/または152の挿入を補助するために、くぼみ部55および/または155がある場合にはそれらの中に受容され係合するように構成された部分を備えてよい。
いくつかの実施形態においては、受容部材22は、ワッシャ28および受容部材22がねじ式に係合する前に、初めに骨インプラント部材24および/または124に係合されてよい。このような実施形態においては、延在部分36は、延在部分36の一部がワッシャ28とのねじ式係合のために通路54および/または154を越えて延びるように、通路54および/または154内に受容される。受容部材22は、頭部部分50および/または150の第1の表面50aおよび/または150aに隣接して位置決めされる。延在部分36は、ワッシャ28の第1の表面28aが頭部部分50および/または150の第2の表面50bおよび/または150bに隣接して位置決めされるように、連結軸Cに沿ってワッシャ28中のねじ穴70内にねじ式に前進されてよい。図示されるように、頭部部分50および/または150のスプライン60および/または160、ならびにワッシャ28のスプライン72は、システムを組み立てると互いに対面する。受容部材22およびワッシャ28は、骨インプラント部材が骨中に挿入される前または後のいずれかにおいて、骨インプラント部材24および/または124に係合され得ることが予期される。
この時点において、受容部材22は、連結軸Cの周囲において、骨インプラント部材24および/または124に対して回転可能であってよい。これらのような実施形態においては、この時点において、骨インプラント部材24および/または124のスプライン60および/または160は、ワッシャ28のスプライン72に係合されない。したがって、ワッシャ28の第1の表面28aと、頭部部分50および/または150の第2の表面50bおよび/または150bとは、ワッシャ28がやはり骨インプラント部材24および/または124に対して回転することが可能となるのに十分なスペースだけ、離間可能である。いくつかの実施形態においては、これは、システム20および/または120の第1のロック解除構成または開構成として見なすことができる。したがって、受容部材22は、骨インプラント部材24および/または124に対して所望の角度位置にて位置決めされ得る。
いくつかの実施形態においては、システム20および/または120の組立てと同時に、延在部分36とワッシャ28との連結が、穴70に隣接するねじ山に対して延在部分36のねじ山をステーキングすることによって、強化されてよい。このような実施形態においては、延在部分36のねじ山は、押込み動作により変形され、延在部分36のねじ山部の材料がワッシャ28中の凹部74内に押込まれ、ワッシャ28が、延在部分36からねじ式に緩む、または係合解除されることが実質的に防止される。いくつかの他の実施形態においては、延在部分36とワッシャ28との連結は、例えばドリル加工、ピン止め、または溶接によってなど、他の適切な様式で強化されてよい。
脊椎ロッドRなどの細長部材が、長手方向軸Lに沿った受容部材22の通路38などの受容部材中の長手方向チャネル内に配置されてよい。脊椎ロッドRが、通路38内に位置決めされる前または後に、受容部材22は、システム20および/または120の構成要素間の所望の角度位置を実現するために、骨インプラント部材24および/または124に対して回転されてよい。いくつかの実施形態においては、脊椎ロッドは、脊椎部分の椎骨の一部を固定するために別の椎骨中に挿入される別の骨インプラント部材に係合される別の受容部材のチャネルまたは通路内に受容されてよい。脊椎手術の多数の例において、外科医は、細長部材もしくは脊椎ロッドを配向および/または屈曲し、それにより、これらの部材が、脊椎の一部分に対して実質的に平行に位置決めされる。椎骨本体、システム20および/または120の一部(もしくは複数部分)、あるいは、細長部材または骨固定部材の位置の調節など、外科医が所望する任意の最終調節が、行われてよい。いくつかの実施形態においては、適切かつ望ましい位置決めが実現されるようにあらゆる調節がなされると、細長部材を骨インプラント部材に対して固定することが可能となる。
止めねじ43などのロッキング部材が、高さ方向軸Hに沿って受容部材22中の穴40内に挿入されてよい。いくつかの実施形態においては、穴40は、ねじ山を付けられ、止めねじ43は、穴40内にねじ式に受容される。他のタイプの適切なロッキング部材が、システム20および120を固定およびロックするために使用され得ることが理解されよう。止めねじ43または他の適切なロッキング部材が、脊椎ロッドRなどの細長部材に対して締め付けられ、通路38の底部の方向に下方にこの細長部材を押しやる、および/または、システム20および/または120の頭部部分50および/または150の第1の表面50aおよび/または150aに対してこの細長部材を押圧する。いくつかの実施形態においては、図示されるように、高さ方向軸Hと連結軸Cとの間が斜角であることにより、細長部材は、頭部部分50および/または150の第1の表面50aおよび/または150aを十分に押圧することがさらに良好に可能になり得る。細長部材は、骨インプラント部材24および/または124の頭部部分50および/または150の第1の表面50aおよび/または150aに接触し、それにより、骨インプラント部材は、ワッシャ28の方向にワッシャ28に対接して押しやられる。したがって、第2の表面50bおよび/または150bの上に配設されるスプライン60および/または160は、ワッシャ28の第1の表面28aの上に配設されたスプライン72に回転不能に係合し、それにより、実質的に、骨インプラント部材24および/または124に対するワッシャ28および受容部材22の回転移動が防止され、骨インプラント部材に対する所望の角度位置にて受容部材がロックされる。したがって、システム20および/または120は、ロックされ、細長部材および骨インプラント部材または他の骨装着部材は、互いに対して不動になされる。いくつかの実施形態においては、これは、システム20および/または120の第2のロック構成として見なすことができる。
いくつかの実施形態においては、システム20および/または120は、脊椎ロッドが骨インプラント部材に対して中央に位置するように、患者内で配向されてよい。換言すれば、脊椎ロッドは、骨インプラント部材よりも棘突起に対してより近くに位置してよい。さらに、例えば小児患者などに関するようないくつかの状況においては、システム20および/または120は、隣接する骨もしくは組織の除去の必要性を軽減させ得る場合があり、および/または、隣接する骨もしくは組織に対する外傷および/または損傷の可能性を低減させ得る場合がある。
上述のシステム20および/または120の使用法の一例は、脊椎領域におけるものであるが、開示されるシステムは、多様な整形外科的外科処置において、および/または多様な整形外科的外科インプラントと共に使用され得ることが、理解されよう。当然ながら、システム20および/または120のいずれも、脊椎の1つまたは複数の部分(例えば頚椎、胸椎、腰椎、または仙椎など)中において使用されるように、あるいは、椎間ケージもしくは椎間スペーサ、ロッド連結具、骨プレート、骨成長促進物質などの脊椎インプラントと共に、または他のデバイスもしくは他の治療物質と共に使用されるように、寸法設定され得る、あるいは構成され得る。本明細書において説明される部品は、ステンレス鋼、チタン、特定の硬質プラスチック、形状記憶材料、および/または他の頑丈な材料などの、生体適合性材料から作製されてよい。さらに、本明細書においては、システムの別個の実施形態を説明したが、一実施形態の特徴、部品、または態様を別の実施形態に組み込むことが可能であることが理解される。
さらに、上述においては、システム20および/または120の埋込みを、その特定のシステムの埋込み後に受容部材中に細長部材(例えばロッド)を挿入するものとして説明したが、他の方法を使用することが可能であることを理解されたい。例えば、外科医は、体内にシステム20および/または120を挿入する前に、あるいは他のインプラントデバイスの上にまたはそれに対してそれらのシステムを配置する前に、ロッドまたは他の脊椎インプラントデバイスに対してそれらのシステムの1つまたは複数の構成要素を事前取付けしてよい。したがって、骨インプラント部材が、脊椎上もしくは脊椎中に、または別の手術部位に配置された後に、そのように事前取付けされた構成要素を有するロッドを手術部位中に配置して、事前取付された構成要素が、それぞれの骨インプラント部材に連結されるようにすることが可能である。同様に、このような事前取付けされた構成要素は、骨インプラント部材が事前連結され得る。手術部位が、適切に準備されると、このような事前取付けされた構成要素を有するロッドは、骨インプラント部材が椎骨または他の骨に連結された状態で挿入され、骨、受容部材、ロッド、および/または骨インプラント部材に対して適切な調節がなされ、それらの調節が完了すると、システムをロックすることが可能となる。
本明細書において説明されるあらゆるシステムは、必要な部品または多様な部品を外科医に供給するために、無菌パック中において供給され得る。例えば、1つもしくは複数の所定のタイプまたはサイズの受容部材、骨インプラント部材、ワッシャ、および/または止めねじが、単一の無菌パッケージもしくはキットにおいて供給されてよい。外科医は、手術の際に使用することを希望するシステムおよび/または構成要素のサイズあるいはタイプを選択することが可能である。代替としては、不要な部品の廃棄を制限または解消するために、単一の所定のサイズあるいはタイプの受容部材、骨インプラント部材、ワッシャ、および/または止めねじを収容する無菌キットが、供給されてよい。さらに、本明細書において説明される構造物のパッケージまたはキットは、脊椎ロッド、器具(例えば、ロッドベンダ、カッタ、プッシャ、レデューサ、もしくは他のロッド操作ツール;ねじ回し、もしくは他の埋込み工具;鉗子、グリッパ、もしくは他の保持ツール;ドリル、ビット、錐、リーマ、ガイド、タップ、もしくは他の穴作製工具;計器、もしくは他の測定もしくは寸法測定ツール;その他)、または、整形外科手術において有効な他のインプラントもしくはデバイスを含むことが可能である、あるいはそれらを備えることが可能である。
図面および前述の説明において本発明を詳細に図示し説明したが、その特徴は、例示のものであり、非限定的なものとして見なされるべきであり、好ましい実施形態が示され説明されているにすぎず、本発明の趣旨の範囲内に含まれるあらゆる変更および修正を保護することが望まれることが、理解されよう。
本発明は、以下の態様に関しうる。
(態様1)脊椎固定システムにおいて、本体部分および延在部分を有する受容部材であって、前記延在部分は連結軸に沿って延び、前記本体部分は細長部材の一部を受容するために長手方向軸に沿って延びる通路を画成し、前記連結軸は前記長手方向軸に対して横向きであり、前記本体部分は、前記通路内に細長部材をロックするために閉止部材を受容するための、前記通路に連絡する少なくとも1つの開口をさらに画成する、受容部材、骨係合部分と、第1の表面および第2の表面を有する頭部部分とを有する骨インプラント部材であって、前記頭部部分は前記延在部分の一部を受容するように構成された通路を画成し、前記頭部部分の前記第1の表面は、前記受容部材の前記通路内の細長部材に接触するために前記受容部材の前記本体部分に隣接して位置決めされ、前記頭部部分の前記第2の表面は前記受容部材の前記本体部分から離れる方向に向く、骨インプラント部材、ならびに第1の表面および第2の表面を有するワッシャであって、このワッシャの前記第1の表面は、前記頭部部分が、前記ワッシャと前記受容部材の前記本体部分との間に位置するように、前記骨インプラント部材の前記頭部部分の前記第2の表面に隣接して位置決めされる、ワッシャを備え、前記受容部材の前記延在部分は、前記骨インプラント部材の前記頭部部分の前記通路内に受容され、前記ワッシャに係合し、前記受容部材は、このシステムをロックする前には、前記連結軸に沿って前記骨インプラント部材に対して回転可能である、脊椎固定システム。
(態様2)前記頭部部分の前記第2の表面は粗くされており、前記ワッシャの前記第1の表面は粗くされており、前記頭部部分の前記第2の表面に係合するように構成される、態様1のシステム。
(態様3)前記頭部部分の前記第2の表面、および前記ワッシャの前記第1の表面はそれぞれ、放射状のスプラインを備える、態様2のシステム。
(態様4)前記ワッシャは前記第1の表面から前記第2の表面に向かって前記連結軸に沿って延びる穴を備え、前記穴はねじ山を備え且つ前記延在部分の一部を受容するように構成され、前記受容部材の前記延在部分は前記連結軸に沿って前記穴の前記ねじ山に係合するように構成された雄ねじを備える、態様1のシステム。
(態様5)前記受容部材中の前記開口は、閉止部材に係合するようにねじ山を備える、態様1のシステム。
(態様6)前記開口内に受容されるように構成された閉止部材を備える、態様1のシステム。
(態様7)前記閉止部材は前記頭部部分の前記第1の表面に対して細長部材を押すように構成され、それにより、前記ワッシャに対して前記頭部部分を押し、前記受容部材中の前記通路内に前記細長部材を実質的にロックし、所望の角度位置にて前記骨インプラント部材に対して前記受容部材を実質的にロックする、態様6のシステム
(態様8)前記閉止部材は止めねじである、態様6のシステム。
(態様9)前記骨インプラント部材の前記頭部部分は、前記頭部部分に前記通路を画成する2つの対向する枝部を備え、前記頭部部分の前記通路は、実質的にU字形状の溝である、態様1のシステム。
(態様10)前記骨インプラント部材の前記頭部部分は実質的にリング形状にされており、前記通路が前記連結軸に沿って延びる、態様1のシステム。
(態様11)前記開口は閉止軸に沿って延び、前記開口は、前記閉止軸が前記連結軸に対して斜めになるように角度を付けられる、態様1のシステム。
(態様12)前記骨インプラント部材は骨ねじであり、前記骨係合部分はねじ山を備える、態様1のシステム。
(態様13)脊椎固定システムにおいて、本体部分および延在部分を有する受容部材であって、前記延在部分は連結軸に沿って延び、前記本体部分は細長部材の一部を受容するために長手方向軸に沿って延びる通路を画成し、前記連結軸は前記長手方向軸に対して横向きであり、前記本体部分は前記通路内に細長部材をロックするために閉止部材を受容するための前記通路に連絡する少なくとも1つの開口をさらに画成する、受容部材、骨係合部分と、第1の表面および第2の表面を有する頭部部分とを有する骨インプラント部材であって、前記頭部部分は前記延在部分の一部を受容するように構成された通路を画成している、骨インプラント部材、第1の表面および第2の表面を有するワッシャであって、前記受容部材の前記延在部分に係合するように構成されたワッシャ、および前記受容部材の前記本体部分の前記開口内に受容されるように構成された閉止部材を備え、前記受容部材、前記骨インプラント部材、および前記ワッシャは、前記骨インプラント部材が前記ワッシャと前記受容部材の前記本体部分との間に位置する状態で組み立てられ、また、開いた第1の構成を形成し、前記第1の構成では、前記ワッシャの前記第1の表面は前記頭部部分の前記第2の表面に隣接して位置決めされ、前記頭部部分の前記第1の表面は前記受容部材の前記通路内の細長部材に接触するために前記受容部材の前記本体部分に隣接して位置決めされ、前記第1の構成では、前記延在部分は前記頭部部分の前記通路内に受容され、前記頭部部分の前記第2の表面を越えて延び、前記ワッシャに係合し、前記受容部材は、前記システムをロックする前には前記連結軸に沿って前記骨インプラント部材に対して回転可能であり、前記受容部材、前記骨インプラント部材、および前記ワッシャは、ロックされた第2の構成を形成するようにロック可能であり、前記第2の構成では、前記閉止部材は、前記受容部材の前記通路内に細長部材を実質的にロックし且つ前記骨インプラント部材に対して所望の角度位置で前記受容部材を実質的にロックするように、前記開口内に受容される、脊椎固定システム。
(態様14)前記頭部部分の前記第2の表面は放射状のスプラインを備え、前記ワッシャの前記第1の表面は放射状のスプラインを備え、前記頭部部分の前記放射状のスプラインは、前記頭部部分に対する前記ワッシャの回転を実質的に防止するように前記ワッシャの前記放射状スプラインに係合するように構成される、態様13のシステム。
(態様15)前記ワッシャは前記第1の表面から前記第2の表面に向かって延びる穴を備え、前記穴はねじ山を備え且つ前記延在部分の少なくとも一部を受容するように構成され、前記受容部材の前記延在部分は前記連結軸に沿って前記穴のねじに係合するように構成された雄ねじを備える、態様13に記載のシステム。
(態様16)前記閉止部材はねじ山を付けられた止めねじであり、前記開口は前記ねじ山を付けられた止めねじに係合するように構成された雌ねじを備える、態様13のシステム。

Claims (14)

  1. 脊椎固定システムにおいて、
    本体部分および延在部分を有する受容部材であって、前記延在部分は連結軸に沿って延び、前記本体部分は細長部材の一部を受容するために長手方向軸に沿って延びる通路を画成し、前記連結軸は前記長手方向軸に対して横向きであり、前記本体部分は、前記通路内に細長部材をロックするために閉止部材を受容するための、前記通路に連絡する少なくとも1つの開口をさらに画成する、受容部材、
    骨係合部分と、第1の表面および第2の表面を有する頭部部分とを有する骨インプラント部材であって、前記頭部部分は前記延在部分の一部を受容するように構成された通路を画成し、前記頭部部分の前記第1の表面は、前記受容部材の前記通路内の細長部材に接触するために前記受容部材の前記本体部分に隣接して位置決めされ、前記頭部部分の前記第2の表面は前記受容部材の前記本体部分から離れる方向に向く、骨インプラント部材、ならびに
    第1の表面および第2の表面を有するワッシャであって、このワッシャの前記第1の表面は、前記頭部部分が、前記ワッシャと前記受容部材の前記本体部分との間に位置するように、前記骨インプラント部材の前記頭部部分の前記第2の表面に隣接して位置決めされる、ワッシャ
    を備え、前記受容部材の前記延在部分は、前記骨インプラント部材の前記頭部部分の前記通路内に受容され、前記ワッシャに係合し、前記受容部材は、このシステムをロックする前には、前記連結軸に沿って前記骨インプラント部材に対して回転可能であり、
    前記ワッシャは前記第1の表面から前記第2の表面に向かって前記連結軸に沿って延びる穴を備え、前記穴はねじ山を備え且つ前記延在部分の一部を受容するように構成され、前記受容部材の前記延在部分は前記連結軸に沿って前記穴の前記ねじ山に係合するように構成された雄ねじを備える、脊椎固定システム。
  2. 前記頭部部分の前記第2の表面は粗くされており、
    前記ワッシャの前記第1の表面は粗くされており、前記頭部部分の前記第2の表面に係合するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記頭部部分の前記第2の表面、および前記ワッシャの前記第1の表面はそれぞれ、放射状のスプラインを備える、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記受容部材中の前記開口は、閉止部材に係合するようにねじ山を備える、請求項1〜3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記開口内に受容されるように構成された閉止部材を備える、請求項1〜4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記閉止部材は前記頭部部分の前記第1の表面に対して細長部材を押すように構成され、それにより、前記ワッシャに対して前記頭部部分を押し、前記受容部材中の前記通路内に前記細長部材を実質的にロックし、所望の角度位置にて前記骨インプラント部材に対して前記受容部材を実質的にロックする、請求項に記載のシステム
  7. 前記閉止部材は止めねじである、請求項5または6に記載のシステム。
  8. 前記骨インプラント部材の前記頭部部分は、前記頭部部分に前記通路を画成する2つの対向する枝部を備え、前記頭部部分の前記通路は、実質的にU字形状の溝である、請求項1〜7のいずれかに記載のシステム。
  9. 前記骨インプラント部材の前記頭部部分は実質的にリング形状にされており、前記通路が前記連結軸に沿って延びる、請求項1〜7のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記開口は閉止軸に沿って延び、前記開口は、前記閉止軸が前記連結軸に対して斜めになるように角度を付けられる、請求項1〜9のいずれかに記載のシステム。
  11. 前記骨インプラント部材は骨ねじであり、前記骨係合部分はねじ山を備える、請求項1〜10のいずれかに記載のシステム。
  12. 脊椎固定システムにおいて、
    本体部分および延在部分を有する受容部材であって、前記延在部分は連結軸に沿って延び、前記本体部分は細長部材の一部を受容するために長手方向軸に沿って延びる通路を画成し、前記連結軸は前記長手方向軸に対して横向きであり、前記本体部分は前記通路内に細長部材をロックするために閉止部材を受容するための前記通路に連絡する少なくとも1つの開口をさらに画成する、受容部材、
    骨係合部分と、第1の表面および第2の表面を有する頭部部分とを有する骨インプラント部材であって、前記頭部部分は前記延在部分の一部を受容するように構成された通路を画成している、骨インプラント部材、
    第1の表面および第2の表面を有するワッシャであって、前記受容部材の前記延在部分に係合するように構成されたワッシャ、および
    前記受容部材の前記本体部分の前記開口内に受容されるように構成された閉止部材
    を備え、
    前記受容部材、前記骨インプラント部材、および前記ワッシャは、前記骨インプラント部材が前記ワッシャと前記受容部材の前記本体部分との間に位置する状態で組み立てられ、また、開いた第1の構成を形成し、前記第1の構成では、前記ワッシャの前記第1の表面は前記頭部部分の前記第2の表面に隣接して位置決めされ、前記頭部部分の前記第1の表面は前記受容部材の前記通路内の細長部材に接触するために前記受容部材の前記本体部分に隣接して位置決めされ、前記第1の構成では、前記延在部分は前記頭部部分の前記通路内に受容され、前記頭部部分の前記第2の表面を越えて延び、前記ワッシャに係合し、前記受容部材は、前記システムをロックする前には前記連結軸に沿って前記骨インプラント部材に対して回転可能であり、
    前記受容部材、前記骨インプラント部材、および前記ワッシャは、ロックされた第2の構成を形成するようにロック可能であり、前記第2の構成では、前記閉止部材は、前記受容部材の前記通路内に細長部材を実質的にロックし且つ前記骨インプラント部材に対して所望の角度位置で前記受容部材を実質的にロックするように、前記開口内に受容され
    前記ワッシャは前記第1の表面から前記第2の表面に向かって前記連結軸に沿って延びる穴を備え、前記穴はねじ山を備え且つ前記延在部分の一部を受容するように構成され、前記受容部材の前記延在部分は前記連結軸に沿って前記穴の前記ねじ山に係合するように構成された雄ねじを備える、脊椎固定システム。
  13. 前記頭部部分の前記第2の表面は放射状のスプラインを備え、前記ワッシャの前記第1の表面は放射状のスプラインを備え、前記頭部部分の前記放射状のスプラインは、前記頭部部分に対する前記ワッシャの回転を実質的に防止するように前記ワッシャの前記放射状スプラインに係合するように構成される、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記閉止部材はねじ山を付けられた止めねじであり、前記開口は前記ねじ山を付けられた止めねじに係合するように構成された雌ねじを備える、請求項12または13に記載のシステム。
JP2010525013A 2007-09-17 2008-09-12 整形外科インプラントシステム Expired - Fee Related JP5314025B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/856,314 US20090076549A1 (en) 2007-09-17 2007-09-17 Orthopedic implant system
US11/856,314 2007-09-17
PCT/US2008/076107 WO2009039031A1 (en) 2007-09-17 2008-09-12 Orthopedic implant system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010538757A JP2010538757A (ja) 2010-12-16
JP5314025B2 true JP5314025B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=40070614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010525013A Expired - Fee Related JP5314025B2 (ja) 2007-09-17 2008-09-12 整形外科インプラントシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090076549A1 (ja)
JP (1) JP5314025B2 (ja)
WO (1) WO2009039031A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7799082B2 (en) 2003-08-05 2010-09-21 Flexuspine, Inc. Artificial functional spinal unit system and method for use
US7753958B2 (en) 2003-08-05 2010-07-13 Gordon Charles R Expandable intervertebral implant
WO2005092218A1 (en) 2004-02-27 2005-10-06 Jackson Roger P Orthopedic implant rod reduction tool set and method
US8118869B2 (en) 2006-03-08 2012-02-21 Flexuspine, Inc. Dynamic interbody device
US8597358B2 (en) 2007-01-19 2013-12-03 Flexuspine, Inc. Dynamic interbody devices
US8182514B2 (en) * 2007-10-22 2012-05-22 Flexuspine, Inc. Dampener system for a posterior stabilization system with a fixed length elongated member
US8157844B2 (en) 2007-10-22 2012-04-17 Flexuspine, Inc. Dampener system for a posterior stabilization system with a variable length elongated member
US8267965B2 (en) 2007-10-22 2012-09-18 Flexuspine, Inc. Spinal stabilization systems with dynamic interbody devices
US8187330B2 (en) 2007-10-22 2012-05-29 Flexuspine, Inc. Dampener system for a posterior stabilization system with a variable length elongated member
US8523912B2 (en) 2007-10-22 2013-09-03 Flexuspine, Inc. Posterior stabilization systems with shared, dual dampener systems
US8162994B2 (en) 2007-10-22 2012-04-24 Flexuspine, Inc. Posterior stabilization system with isolated, dual dampener systems
US20090264931A1 (en) * 2008-04-18 2009-10-22 Warsaw Orthopedic, Inc. Implantable Article for Use with an Anchor and a Non-Metal Rod
US20100049253A1 (en) * 2008-08-20 2010-02-25 Warsaw Orthopedic, Inc. Bottom loading connector for attaching a spinal rod to a vertebral member
US8066746B2 (en) 2008-12-23 2011-11-29 Globus Medical, Inc. Variable angle connection assembly
EP2429434B1 (en) * 2009-05-15 2021-12-15 Smith & Nephew, Inc. Polyaxial fastener systems
US9144447B2 (en) 2009-10-14 2015-09-29 K2M, Inc. Surgical rod scorer and method of use of the same
US8506603B2 (en) * 2009-10-14 2013-08-13 K2M, Inc. Surgical rod scorer and method of use of the same
US8070781B2 (en) 2010-01-12 2011-12-06 Globus Medical, Inc. Offset variable angle connection assembly
US8246658B2 (en) * 2010-10-29 2012-08-21 Warsaw Orthopedic, Inc. Spinal connector assembly
US8672978B2 (en) * 2011-03-04 2014-03-18 Zimmer Spine, Inc. Transverse connector
US8388687B2 (en) 2011-03-25 2013-03-05 Flexuspine, Inc. Interbody device insertion systems and methods
US8940032B2 (en) 2011-10-26 2015-01-27 Globus Medical, Inc. Connection assembly
US9526627B2 (en) 2011-11-17 2016-12-27 Exactech, Inc. Expandable interbody device system and method
US9492288B2 (en) 2013-02-20 2016-11-15 Flexuspine, Inc. Expandable fusion device for positioning between adjacent vertebral bodies
US9517144B2 (en) 2014-04-24 2016-12-13 Exactech, Inc. Limited profile intervertebral implant with incorporated fastening mechanism
US10398565B2 (en) 2014-04-24 2019-09-03 Choice Spine, Llc Limited profile intervertebral implant with incorporated fastening and locking mechanism
US9451994B1 (en) 2015-06-19 2016-09-27 Amendia, Inc. Spinal implant revision device
US10194949B2 (en) * 2016-02-22 2019-02-05 Nuvasive, Inc. Integral double rod spinal construct
EP3749231B1 (en) * 2017-03-08 2024-08-07 Medos International Sàrl Devices for providing surgical access

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH683963A5 (de) * 1988-06-10 1994-06-30 Synthes Ag Fixateur intern.
US4987892A (en) * 1989-04-04 1991-01-29 Krag Martin H Spinal fixation device
US5002542A (en) * 1989-10-30 1991-03-26 Synthes U.S.A. Pedicle screw clamp
SE9002569D0 (sv) * 1990-08-03 1990-08-03 Sven Olerud Spinalknut
US5261909A (en) * 1992-02-18 1993-11-16 Danek Medical, Inc. Variable angle screw for spinal implant system
US5624440A (en) * 1996-01-11 1997-04-29 Huebner; Randall J. Compact small bone fixator
US5352226A (en) * 1993-02-08 1994-10-04 Lin Chih I Side locking system rotatable in all directions for use in spinal surgery
US5282801A (en) * 1993-02-17 1994-02-01 Danek Medical, Inc. Top tightening clamp assembly for a spinal fixation system
US5634925A (en) * 1993-02-19 1997-06-03 Alphatec Manufacturing, Inc. Apparatus and method for spinal fixation system
FR2718944B1 (fr) * 1994-04-20 1996-08-30 Pierre Roussouly Dispositif de stabilisation d'ancrage orthopédique.
DE9409123U1 (de) * 1994-06-04 1994-09-01 Howmedica GmbH, 24232 Schönkirchen Vorrichtung zum Stabilisieren bzw. Komprimieren oder Distrahieren von Abschnitten der Wirbelsäule
US5620443A (en) * 1995-01-25 1997-04-15 Danek Medical, Inc. Anterior screw-rod connector
US5688272A (en) * 1995-03-30 1997-11-18 Danek Medical, Inc. Top-tightening transverse connector for a spinal fixation system
US5643263A (en) * 1995-08-14 1997-07-01 Simonson; Peter Melott Spinal implant connection assembly
US5643264A (en) * 1995-09-13 1997-07-01 Danek Medical, Inc. Iliac screw
US5645544A (en) * 1995-09-13 1997-07-08 Danek Medical, Inc. Variable angle extension rod
US6001098A (en) * 1997-01-17 1999-12-14 Howmedica Gmbh Connecting element for spinal stabilizing system
US5785711A (en) * 1997-05-15 1998-07-28 Third Millennium Engineering, Llc Polyaxial pedicle screw having a through bar clamp locking mechanism
US5947967A (en) * 1997-10-22 1999-09-07 Sdgt Holdings, Inc. Variable angle connector
US5976135A (en) * 1997-12-18 1999-11-02 Sdgi Holdings, Inc. Lateral connector assembly
US6183473B1 (en) * 1999-04-21 2001-02-06 Richard B Ashman Variable angle connection assembly for a spinal implant system
US6471703B1 (en) * 1999-04-21 2002-10-29 Sdgi Holdings, Inc. Variable angle connection assembly for a spinal implant system
US6210413B1 (en) * 1999-04-23 2001-04-03 Sdgi Holdings, Inc. Connecting apparatus using shape-memory technology
US6872209B2 (en) * 2000-03-15 2005-03-29 Sdgi Holdings, Inc. Spinal implant connection assembly
US6309391B1 (en) * 2000-03-15 2001-10-30 Sdgi Holding, Inc. Multidirectional pivoting bone screw and fixation system
US6562038B1 (en) * 2000-03-15 2003-05-13 Sdgi Holdings, Inc. Spinal implant connection assembly
JP2002102239A (ja) * 2000-10-02 2002-04-09 Showa Ika Kohgyo Co Ltd コネクタ
US6620164B2 (en) * 2000-09-22 2003-09-16 Showa Ika Kohgyo Co., Ltd. Rod for cervical vertebra and connecting system thereof
US6579292B2 (en) * 2001-06-18 2003-06-17 Sdgi Holdings, Inc. Connection assembly for spinal implant systems
US6648887B2 (en) * 2002-01-23 2003-11-18 Richard B. Ashman Variable angle spinal implant connection assembly
DE20209025U1 (de) * 2002-06-11 2002-08-14 Dierks, Michael, 42929 Wermelskirchen Vorrichtung zur Halterung eines Verbindungsstabes eines spinalen Fixiermittels
US7722650B2 (en) * 2003-11-14 2010-05-25 Ashman Richard B Variable angle spinal implant connection assembly
US7261715B2 (en) * 2003-11-24 2007-08-28 Sdgi Holdings, Inc. Grommet assembly
US7794481B2 (en) * 2005-04-22 2010-09-14 Warsaw Orthopedic, Inc. Force limiting coupling assemblies for spinal implants

Also Published As

Publication number Publication date
US20090076549A1 (en) 2009-03-19
WO2009039031A1 (en) 2009-03-26
JP2010538757A (ja) 2010-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5314025B2 (ja) 整形外科インプラントシステム
AU2022201443B2 (en) Vertebral displacement systems, devices and methods
US10426538B2 (en) Instruments and methods for adjusting separation distance of vertebral bodies with a minimally invasive spinal stabilization procedure
US9649133B2 (en) Supplemental fixation screw
JP5899284B2 (ja) 展開可能な係合アームを有する棘突起間インプラント
EP2187825B1 (en) Spinal crosslink apparatus for minimally invasive surgery
EP2618754B1 (en) Spinal surgical instrument support system
US7909855B2 (en) Orthopedic implant assembly
US20080086124A1 (en) Occipito-cervical stabilization system and method
US20090005815A1 (en) Dynamic stabilization system
JP2006507085A (ja) 可変角度適応プレート
KR20120082397A (ko) 골 플레이트 시스템 및 골 플레이트 시스템의 이용 방법
AU2007214917A1 (en) Adjustable interconnection device
US20160128734A1 (en) Threaded Setscrew Crosslink
WO2004110288A2 (en) Orthopedic clamps
US11571196B2 (en) Surgical system
US20230301665A1 (en) Bone fixation system for of sacroiliac joint and related methods

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121107

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130206

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5314025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees