JP5313152B2 - Mbsfnインアクティブ領域におけるブロードキャスト送信の強化のための方法および装置 - Google Patents

Mbsfnインアクティブ領域におけるブロードキャスト送信の強化のための方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2006年11月7日に出願され"A METHOD AND APPARATUS FOR REINFORCEMENT OF BROADCAST TRANSMISSIONS IN SFN INACTIVE AREAS"と題された米国仮特許出願60/864,779号の利益を主張する。前記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の説明は、一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、隣接するMBSFN送信に寄与するために、MBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用するメカニズムを提供することに関する。
無線通信システムは、例えば音声、データ等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力等)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの一例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP LTEシステム、直交周波数分割多重化(OFDM)システム、局所周波数分割多重化(LFDM)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含むことができる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。おのおのの端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクにおける送信によって1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。通信リンクは、単数入力単数出力システム、複数入力単数出力システム、または複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを用いる。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって構成されるMIMOチャネルは、N個の独立チャネルへ分解されうる。これらは、N≦min{N,N}である場合、空間チャネルとも称される。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される更なるディメンションが利用される場合、向上した性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を与えうる。
MIMOシステムは、時分割ニ重通信(TDD)システムおよび周波数分割ニ重通信(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルの推定が可能となるように、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とは、同じ周波数領域にある。複数のアンテナがアクセス・ポイントにおいて利用可能であれば、これによって、アクセス・ポイントは、送信ビーム・フォーミング利得を抽出することが可能となる。
無線通信システムでは、ノードB(または基地局)は、ダウンリンクでユーザ機器(UE)へデータを送信すること、および/または、アップリンクでUEからデータを受信することが可能である。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、ノードBからUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、UEからノードBへの通信リンクを称する。ノードBはまた、UEに制御情報(例えば、システム・リソースの割り当て)を送ることができる。同様に、UEは、ダウンリンクでのデータ送信をサポートするために、および/またはその他の目的のために、ノードBに制御情報を送ることができる。
マルチキャスト・サービスまたはブロードキャスト・サービス(例えば、MBMS)のマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)送信では、サービスの有効範囲が、MBSFN送信領域の端部において、干渉によって制限される。この問題を最小にするために、現在の設計は、MBSFN送信のために使用されるラジオ・リソースで送信しない領域の端部において、セルの「バッファ・ゾーン」を必要とする。このバッファ・ゾーン内のラジオ・リソースは、現在利用されている。
以下は、本実施形態の基本的理解を与えるために、1または複数の実施形態の簡略化された概要を提供する。この概要は、考慮された全ての実施形態の広範な概観ではなく、全ての実施形態の重要な要素や決定的な要素を特定するものでも、任意または全ての実施形態の範囲を線引きするものでもないと意図されている。その唯一の目的は、後に説明されるより詳細な記述に対する前置きとして、1または複数の実施形態の概念を、より簡単な形式で表すことである。
局面によれば、無線通信システムのための方法は、第1のMBSFN領域において第1のサービスが利用可能であり、第2のMBSFN領域内において第2のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを含む。この方法は、利用可能として示されていないサービスをサポートすることを含む。サポートすること、すなわち強化することは、「エコーすること(echoing)」、例えば、セルにおいて、エコーされなければ送信されないサービスのコンテンツを送信することによってなされうる。1つの局面において、エコーすることは、所有されたサービスとともにスケジュールされる。所有によって、サービスは、MBSFN領域に属し、MBSFN領域において利用可能であるとして宣伝されることが意味される。例えば、第1のサービスは第1のMBSFN領域によって所有され、この所有されたサービスが、第1のMBSFN領域の全てのセル内の加入者モバイル・デバイスへブロードキャストされる。第1のMBSFN領域はオプションとして、境界セルを含む。一方、第2のサービスは、第1のMBSFN領域内ではブロードキャストされない。本発明のこの局面では、境界セル内において、第2のサービスに関連するラジオ・リソースを無駄にするのではなく、境界セルは、第2のMBSFN領域の近傍セルにおいて、第2のサービスの送信を強化するために、第2のサービスをブロードキャストすることができる。MBSFNサービスのプロバイダは、2つの異なる企業であるか、あるいは2つの異なるネットワーク・エンティティでありうる。したがって、第1のサービスが第1のMBSFNにおいて利用可能であり、第2のサービスが第2のMBSFNにおいて利用可能であることを示すインジケーションが、別のパーティによって、および/または、別の時間において送信される。さらに、1つのサービスまたは両方のサービスは、境界セルにおいて利用可能であると示される必要はない。
局面によれば、プロセッサが、少なくとも2つの隣接するMBSFN送信領域間の境界領域を用いるために構成される。境界領域は、第1のMBSFN送信領域に属しており、このプロセッサは、別のMBSFNからの送信をサポートするように構成されている。送信は、例えばマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)サービスのようなサービスでありうる。サービスは、第1のMBSFNが、提供していると宣伝しないサービスでありうる。サポートは、例えば、人口統計、加入者の所在地、および/または、現在の加入者数のような加入者要因またはネットワーク条件に基づいて動的に変更または変化されうる。例えば、サポートは、利益を得る加入者しきい数を超える場合にのみ開始されうる。1つの局面では、方法は、MBSFNが、有していると宣伝しないサービスと、MBSFNが、有していると宣伝するサービスとの両方を送信することを含みうる。別の局面では、複数のセルを含む無線通信システムにおいて動作可能な装置は、隣接するMBSFN送信に寄与するために、MBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用する手段と、セルのおのおのにおいて、更なる送信を伝送する手段とを含む。また別の局面では、装置は、第1のMBSFN領域に属する境界領域から、第2のMBSFN領域で送信されているサービスをエコーする送信を受信するように構成されたプロセッサを含むモバイル・デバイスを含む。局面では、隣接するMBSFN送信に寄与するために、MBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用するためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品が提供される。
前述および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され特許請求の範囲において特に指摘される特徴を備えている。以下の説明および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる局面を詳細に述べている。しかしながら、これらの局面は、様々な実施形態の原理が適用され、かつ記載された実施形態が、そのような全ての局面およびそれらの等価物を含むことが意図されている様々な方法のうちの僅かを示すのみである。
図1は、本明細書に記載する様々な局面にしたがう無線通信システムを示す。 図2は、1または複数の局面にしたがう無線通信環境を備えた構成のための通信装置の例を示す。 図3は、雑音の多い環境を示す。 図4は、MBSFNインアクティブ領域によって第2のMBSFN領域(MBSFN領域2)と離された第1のMBSFN領域(MBSFN領域1)を備えた環境を示す。 図5は、1または複数の局面にしたがい、3重点において接触する、中間的に暗いセルAと、暗いセルBと、薄暗いセルCとを含む環境を示す。 図6は、1または複数の局面にしたがい、中央のドットが、隣接するMBSFN領域のデータの複製送信を示すセルのおのおのにおいて追加の送信を行う環境を示す。 図7は、1または複数の局面にしたがうセルのスケジューリングの環境を例示する。 図8は、1または複数の局面にしたがい、それぞれが9つのセルを有する第1のMBSFN、第2のMBSFN、第3のMBSFN、第4のMBSFN、第5のMBSFN、および第6のMBSFNを備えた環境を例示している。 図9は、1または複数の局面にしたがい、第1のサービスをブロードキャストすることが第1のMBSFNにおいて利用可能であることを含む方法論を例示する。 図10は、1または複数の局面にしたがい、第2のMBSFNによって第1のMBSFNのブロードキャストを強化することを含む方法論を例示する。 図11は、1または複数の局面にしたがい、第1のMBSFNがブロードキャストし、第2のMBSFNがブロードキャストする方法論を例示する。 図12は、1または複数の局面にしたがい、第1のMBSFNがブロードキャストし、第2のMBSFNがブロードキャストする環境を例示する。 図13は、1または複数の局面にしたがい、ネットワーク/バスを経由してクライアント・コンピュータと通信するサーバを備え、本発明が適用される典型的なネットワーク環境または分散環境を例示する。 図14は、1または複数の局面にしたがい、汎用コンピュータ・デバイスをコンピュータの形式で含む少なくとも1つの一般化され限定しない実施形態を実現する典型的な遠隔デバイスを例示する。 図15は、例えば1または複数の局面と連携して利用されうるような複数の基地局および複数の端末を備えた無線通信システムを例示する。 図16は、1または複数の局面にしたがい、アド・ホックまたは無計画/半計画された無線通信環境の例示である。 図17は、1または複数の局面にしたがい、通信ネットワークへフィードバックを提供することができる典型的なアクセス端末を例示する。
様々な局面が、全体を通じて同一符号が同一要素を参照するために使用される図面を参照して記載されている。以下の記載では、説明目的のために、1または複数の局面の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が説明される。しかしながら、そのような局面は、これら具体的詳細無しでも実現されうることが明らかでありうる。他の例では、1または複数の局面の説明を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
局面によれば、無線通信システムのための方法は、第1のMBSFNにおいて第1のサービスが利用可能であり、第2のMBSFNにおいて第2のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを含む。この方法は、利用可能なものとしてブロードキャストされないサービスをサポートすることを含む。例えば、第2のMBSFNとの第1のサービスをサポートすること、および/または、第1のMBSFNとの第2のサービスをサポートすること。サポートすること、すなわち強化することは、エコーすることによってなされうる。エコーすることは、所有されたサービスと共にスケジューリングされる。例えば、第1のサービスは、第1のMBSFNによって所有され、この所有されたサービスは、加入者モバイル・デバイスへブロードキャストされる。しかし、第2のMBSFNのサービスに加入しているデバイスが、第1のMBSFNの近くにある場合、境界セルを無駄にするのではなく、境界セルは、第2のサービスを強化するために、第1のサービスをブロードキャストするのみならず、第2のサービスをもブロードキャストしうる。もちろん、MBSFNのプロバイダは、2つの異なる企業でありうるので、第1のサービスが第1のMBSFNにおいて利用可能であり、第2のサービスが第2のMBSFNにおいて利用可能であるとブロードキャストすることは、別のパーティによって、および/または、別の時間においてなされうる。さらに、1つのサービスは、利用可能なものとしてブロードキャストされる必要はない。
さらに、本開示の様々な局面が以下に述べられる。本明細書における教示は、広範かつ様々な形式で具体化され、本明細書で開示された具体的な構成および/または機能は単なる代表例であることが明らかであるに違いない。本明細書における教示に基づいて、当業者であれば、本明細書で開示された局面は、その他任意の局面とは独立して実現されうること、および、これら局面のうちの2またはそれ以上が、様々な方式で組み合わされうることを理解すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の局面を用いて装置および/または方法が実現されうる。さらに、本明細書に記載された局面のうちの1または複数に加えて、あるいはそれとは異なる構成および/または機能を用いて、装置および/または方法が実現されうる。一例として、本明細書に記載の方法、デバイス、システム、および装置のうちの多くは、直交体系においてACKチャネルを反復することを提供するアド・ホックまたは無計画/半計画された無線通信環境のコンテクストで説明される。当業者であれば、同様な技術が他の通信環境にも当てはまることを認識するべきである。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「システム」等は、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、および/またはこれらの任意の組み合わせのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/または、コンピュータでありうる。1または複数の構成要素は、実行スレッドおよび/またはプロセス内に存在することができる。そして、構成要素は、1つのコンピュータに局在することも、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されることもできる。また、これらの構成要素は、格納された様々なデータ構成を有する様々なコンピュータ読取可能媒体から実行することができる。これら構成要素は、例えば1または複数のデータ(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ)のパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。さらに、本明細書に記載のシステムの構成要素は、当業者によって理解されるように、これらに関して記載された様々な局面、目的、利点等を達成することを容易にするために、再構成されたり、および/または、追加の構成要素も考慮され、与えられた図面に記載された正確な構成に限定されない。
さらに本明細書では、様々な局面が、加入者局に関して記載される。加入者局はまた、システム、加入者ユニット、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器(UE)とも称されうる。加入者局は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイス、あるいは、処理デバイスを用いた無線通信を容易にする類似のメカニズムでありうる。
さらに、本明細書に記載の様々な局面または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、またはメディアからアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載された様々な記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表しうる。用語「機械読取可能媒体」は、限定する訳ではないが、無線チャネルを含むのみならず、命令群および/またはデータを格納、包含および/または伝送することが可能なその他様々な媒体を含む。
さらに、「典型的な」という用語は、本明細書において、例、事例、または例示として役立つことを意味するために使用される。本明細書において「典型的な」と記載される任意の局面または設計は、他の局面または設計に対して必ずしも好適であるとか有利であると解釈される必要はない。むしろ、典型的なという用語を用いることは、概念を具体的な方法で表すことが意図されている。本願で使用されるように、用語「または」は、排他的な「または」ではなく包括的な「または」を意味することが意図される。すなわち、定義されていないか、あるいは、コンテクストから明らかであるのであれば、「XはAまたはBを適用する」とは、包括的な自然な置き換えの何れかを意味することが意図される。すなわち、XがAを適用するか、XがBを適用するか、XがAとBとの両方を適用するのであれば、「XはAまたはBを適用する」は、前述した事例のうちの何れかの下で満足される。さらに、本明細書および特許請求の範囲で使用される冠詞“a"および“an”は、単数形を示すことが定義されていないか、あるいは、コンテクストから明らかであれば、「1または複数」を意味するものと解釈されるべきである。
本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる用語は、一般に、イベントおよび/またはデータを通じて取得された観察のセットから、ユーザ、環境、および/またはシステムの状態を推論または理由付けするプロセスを称する。推測は例えば、具体的なコンテクストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、状態にわたる確率分布を生成することができる。推測は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づく興味のある状態の確率分布の計算でありうる。推測はまた、イベントおよび/またはデータのセットからより高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称する。そのような推測の結果、観察されたイベントが時間的に近接して関連付けられていようといまいと、そのようなイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、そのようなイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作が構築される。
本明細書に記載された送信強化技術は、例えばCDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、OFDMAシステム、およびSC−FDMAシステムのような様々な無線通信システムに使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、グローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施することができる。OFDMAシステムは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDMO等のようなラジオ技術を実施することができる。これら様々なラジオ技術および規格は、当該技術において知られている。
UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・エボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの近々公開されるリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画16」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。明確化のために、これら技術のある局面が、LTEにおけるアップリンク送信について後述されており、以下の記載のほとんどにおいて3GPP用語が使用されている。
LTEは、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンクにおいて単一キャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を複数(N個)の直交サブ・キャリアに分割する。それらは、一般にトーン、値域(bin)等とも称されている。おのおののサブ・キャリアは、データを用いて変調される。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で送られ、SC−FDMを用いて時間領域で送られる。LTEの場合、隣接するサブ・キャリア間の間隔は固定され、サブ・キャリアの総数(N個)は、システム帯域幅に依存しうる。1つの設計では、5MHzのシステム帯域幅の場合N=512、10MHzのシステム帯域幅の場合N=1024、および20MHzのシステム帯域幅の場合N=2048である。一般に、Nは任意の整数値でありうる。
システムは、周波数分割二重化(FDD)モードおよび/または時分割二重化(TDD)モードをサポートすることができる。FDDモードの場合、ダウンリンクおよびアップリンクのために個別の周波数チャネルが使用され、ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、それら個別の周波数チャネルで同時に送られうる。TDDモードの場合、ダウンリンクおよびアップリンクのために共通の周波数チャネルが使用され、ダウンリンク送信がある周期で送られ、アップリンク送信が別の周期で送られる。LTEダウンリンク送信スキームは、ラジオ・フレーム(例えば10ミリ秒のラジオ・フレーム)によって分割される。おのおののフレームは、周波数(例えば、サブ・キャリア)および時間(例えば、OFDMシンボル)からなるパターンを備える。10ミリ秒のラジオ・フレームは、複数の隣接する0.5ミリ秒のサブ・フレーム(サブ・フレームまたはタイムスロットと称され、以降置換可能に使用される)に分割される。おのおののサブ・フレームは、複数のリソース・ブロックを備える。おのおののリソース・ブロックは、1または複数のサブ・キャリアおよび1または複数のOFDMシンボルからなる。データ、制御情報、パイロット、またはこれらの任意の組み合わせのために、1または複数のリソース・ブロックが使用される。
単一周波数ネットワークまたはMBSFNは、幾つかの送信機が同じ周波数チャネルで同じ信号を同時に送るブロードキャスト・ネットワークである。アナログのFMおよびAMのラジオ・ブロードキャスト・ネットワークは、デジタル・ブロードキャスト・ネットワークと同様に、この方式で動作する。MBSFNは、同一信号のエコーによってゴーストが発生するので、アナログのテレビ送信は、より困難であることが分かっている。
MBSFNの簡略方式は、低電力共通チャネル・リピータ(low power co-channel repeater)、ブースタ、または、ギャップ・フィルタ送信機として利用されるブロードキャスト変換器によって達成される。MBSFNの目的は、ラジオ・スペクトルを効率的に利用することであり、従来のマルチ周波数ネットワーク(MFN)送信と比べて、はるかに多いラジオ番組およびテレビ番組が可能となる。MBSFNはまた、MFNと比べて、有効範囲領域を増やし、サービス停止確率を低減する。なぜなら、受信した信号強度の合計が、送信機間の中間位置に対して増加するからである。
MBSFNスキームは、例えば、セルラ・ネットワークや無線コンピュータ・ネットワークのような非ブロードキャスト無線通信において、送信機マクロ・ダイバーシティ、CDMAソフトハンドオフ、およびダイナミック・シングル周波数ネットワーク(DSFN)と呼ばれるものと幾分類似している。MBSFN送信は、マルチパス伝搬の特別な形態として見なすことができる。マルチパス伝播では、一般に、ラジオ受信機が、同じ信号の幾つかのエコーを受信し、これらエコーによる正または負の干渉(自己干渉としても知られている)によって、フェージングが生じる。これは、広帯域通信および高データ・レート・デジタル通信において特に問題となる。なぜなら、その場合、フェージングは(フラットなフェージングではなく)周波数選択的であり、エコーの時間広がりによって、シンボル間干渉(ISI)となるからである。フェージングおよびISIは、ダイバーシティ・スキームおよび等化フィルタによって回避されうる。MBSFN送信では、受信機が信号のエコーを揃える手段が提供され、これによって、正の干渉としてのみ機能し、高い信号対雑音比(SNR)となる。
広帯域デジタル・ブロードキャストでは、自己干渉キャンセルが、OFDM変調方式またはCOFDM変調方式によって容易となる。OFDMは、1つの高速広帯域変調器ではなく、多くの低速低帯域幅変調器を用いる。おのおのの変調器は、自身の周波数サブ・チャネルおよびサブ・キャリア周波数を有する。おのおのの変調器は非常に低速であるので、我々は、シンボル間にガード間隔を挿入し、もって、ISIを除去することができる。フェージングは、周波数チャネル全体にわたって周波数選択的であるが、狭帯域サブ・チャネル内ではフラットであると考えられうる。したがって、高度な等化フィルタを回避することができる。順方向誤り訂正符号(FEC)は、サブ・キャリアのある部分が、正しく復調されないほど多くのフェージングにさらされることを回避することができる。
OFDMは、例えばDVB−TおよびISDB−Tのような地上デジタルTVブロードキャスト・システムにおいて利用される。OFDMはまた、DAB、HDラジオ、およびT−DMBを含むデジタル・ラジオ・システムにおいて広く使用される。従って、これらのシステムは、MBSFN動作によく適している。デジタルTVのために北米で使用され、ATSC規格A/110で指定される8VSB変調もまた、おそらく、MBSFN送信を使用することを可能にする。
仮想的なチャネル・ナンバリングを用いることによって、マルチ周波数ネットワーク(MFN)は、ATSCの視聴者にMBSFNとして見える。MBSFN自己干渉キャンセルにおいてOFDM変調を利用することに対する代替は、CDMAレーキ受信機、MIMOチャネル(すはわち、フェーズド・アレイ・アンテナ)、ガード間隔と組み合わされた単一キャリア変調、および周波数領域等化であろう。マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワークでは、送信機と受信機は、通常、GPSや、基準クロックであるメイン・ステーションまたはネットワークからの信号を用いて、他との同期が図られる。例えば、中央配信ポイントにおいてビット・ストリーム内に挿入され、データ・ストリーム内のポイントがブロードキャストされる(GPS受信機から受信される)絶対時間をMBSFN送信機に対してシグナルするメガ・フレーム初期化パケット(MIP)のような特別なマーカの使用が適用される。
図1に示すように、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つはアンテナ104、106を含み、1つはアンテナ108、110を含み、1つはアンテナ112、114を含む複数のアンテナ・グループを含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナしか示されてないが、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナも利用されうる。アクセス端末116(AT)は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク120によってアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118によってアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106およびアンテナ108と通信している。ここで、アンテナ106およびアンテナ108は、順方向リンク126によってアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124によってアクセス端末122から情報を受信する。アクセス端末116およびアクセス端末122はUEになりえる。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のために異なる周波数を利用することができる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。
通信するように設計されたおのおのの領域および/またはアンテナのグループはしばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。実施形態では、アンテナ・グループはおのおの、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。
順方向リンク120および順方向リンク126による通信では、異なるアクセス端末116、124の順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、ビーム・フォーミングを利用する。また、アクセス・ポイントが、有効範囲内にランダムに分散したアクセス端末へビーム・フォーミングを用いて送信することによって、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣セル内のアクセス端末への干渉を低減する。
アクセス・ポイントは、端末との通信のために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、またはその他の用語によっても称される。アクセス端末はまた、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、あるいはその他の用語で称されうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントとも称される)および受信機システム250(アクセス端末とも称される)の実施形態のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214へ提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナによって送信される。TXデータ・プロセッサ214は、符号化データを提供するためにデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて、おのおののデータ・ストリームのためのトラフィック・データをフォーマットし、符号化し、インタリーブする。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、FORM技術を用いて、パイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは、一般に、既知の方式で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータはその後、変調シンボルを提供するためにデータ・ストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、BASK、ASK、M−PSF、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定されうる。
全てのデータ・ストリームのための変調シンボルはその後、TX MIMOプロセッサ220へ提供される。TX MIMOプロセッサ220は、さらに(例えば、OFDMのために)この変調シンボルを処理する。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個のシンボル・ストリームをN個の送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボルへ、および、このシンボルが送信されているアンテナに、ビーム・フォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、それぞれのシンボル・ストリームを受信し、このシンボル・ストリームを、1または複数のアナログ信号を提供するために処理し、さらに、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルによる送信に適した変調信号を提供する。送信機222a〜222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ222a〜224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号が、N個のアンテナ252a〜252rによって受信され、おのおののアンテナ252から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。さらに、このサンプルが処理され、対応する「受信された」シンボル・ストリームが提供される。
RXデータ・プロセッサ260はその後、N個の受信機254からシンボル・ストリームを受信し、受信したN個のシンボル・ストリームを、特定の処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを得る。RXデータ・プロセッサ260はその後、データ・ストリームのトラフィック・データを復元するために、検出されたおのおののデータ・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210において、TX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって行われる処理と相補的である。プロセッサ270は、どの事前符号化行列を使用するかを定期的に決定する。プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備える逆方向リンク・メッセージを定式化する。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信したデータ・ストリームに関する様々なタイプの情報を備える。逆方向リンク・メッセージはその後、データ・ソース236からの多くのデータ・ストリームについてのトラフィック・データをも受信するTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、送信機システム210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。その後、プロセッサ230が、ビーム・フォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するのかを決定し、その後、抽出されたメッセージを処理する。
局面では、論理チャネルが、制御チャンネルとトラフィック・チャンネルに分類される。論理制御チャンネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)、マルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジュールと、1または幾つかのMTCHのための制御情報とを送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)、を備える。一般に、ラジオ・リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMSを受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャンネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。局面では、論理トラフィック・チャンネルは、ユーザ情報の転送のために1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)、さらに、トラフィック・データを送信するポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)を備える。
局面では、輸送チャネルは、DLとULに分類される。DL輸送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。UE電力節約のサポートのためにPCH(DRXサイクルは、ネットワークによってUEへ示される)は、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうるPHYリソースへマップされる。UL輸送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、リクエスト・チャンネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルのセットを備える。
DL PHYチャネルは、
共通パイロット・チャネル(CPICH)、
同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、
共有DL制御チャネル(SDCCH)、
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、
共有UL割当チャネル(SUACH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、
UL電力制御チャネル(UPCCH)、
ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、
負荷インジケータ・チャネル(LICH)を備える。
UL PHYチャネルは、
物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、
チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、
共有リクエスト・チャネル(SREQCH)、
UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、
広帯域パイロット・チャネル(BPICH)を備える。
局面では、低い信号ピーク対平均(PAR)値を維持するチャネル構造が提供される。そして、任意の時間において、このチャネルは、単一のキャリア波形の所望の特性であるように、周波数において隣接または一様な間隔で配置されている。
マルチキャスト・サービスまたはブロードキャスト・サービス(例えば、MBMS)のマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)では、サービスの有効範囲が、MBSFN送信領域の端部における干渉によって制限される。この問題を最小化するために、現在設計は、サービスに割り当てられたラジオ・リソース中で送信しない領域端部におけるセルの「バッファ・ゾーン」を必要とする。本明細書に記述された、典型的な一般化された限定しない実施形態のうちのいくつかは、送信を強化するためにそれら「インアクティブ」なセルのラジオ・リソースを使用することを含む。
インアクティブなセルの「デッド・ゾーン」は、当該技術分野の状態であるように思われ、見たところ、他の技術は、明らかに浪費されるラジオ容量を使用する可能性に顕著に取り組んでいない。インアクティブ領域内のセルは、ストックしている近隣のMBSFN領域からの送信の強化コピーを送信するために適用されうる。2つのMBSFN領域がバッファ・ゾーンなしで出会うところで、おのおのの領域内の境界セルのラジオ・リソースが、他の領域における送信を強化するために割り当てられる。ストックでは、本明細書に記載の方法および装置は、これをサポートするためのラジオ・リソースのマッピングを含む。
本明細書では、同期されたセルのグループの端部におけるブロードキャスト送信を強化するための方法が記載される。ノミナル設定は、3GPP LTE環境におけるMBMSであるが、本方法の一般的な概要は、サービス領域の端部におけるセルからの干渉によって送信データ・レートが制限されうるMBSFNブロードキャスト送信のものと同じである。
3GPP LTE設定では、MBMSは、主として、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)における同期送信のセットとして実現されることが意図されている。MBSFN動作の原理は、地理的領域内の全てのセルが、同期ラジオ・リソースを用いてビットが同じ(bit-identical)データ・ストリームを送信することである。すなわち、特定のセルにおいてサービスを聞くUEの場合、近隣セルからの送信は、干渉ではなく、強化信号として現れる。
しかしながら、サービスの地理的な「フットプリント」は当然制限される(ヘルシンキにおける夕方のニュースは、北京にいる加入者にはほとんど興味がない)。さらに、ラジオ・リソースが単一のネットワーク・ノードによって調整される地理的領域が制限されうる。2つの異なるMBSFNサービス領域が出会う場所では、MBSFN送信の利点が、境界近傍のUEに対して大きく失われ、MBSFN領域1内では、MBSFN領域2からの送信が、干渉として見えるし、その逆もありうる。この状態は、雑音の多い環境300における図3に例示されている。ここでは、陰は、異なるMBSFN領域を表し、例示するUE301は、薄暗いセル302からの送信を聞いているが、他のMBSFN送信グループ内の暗いセル304に近接しているので、多くの干渉に直面している。
この干渉を最小化するために、RAN3では、いわゆる「MBSFNインアクティブ領域」をバッファ・ゾーンとして維持することが考えられる。このゾーン内のセルは、MBSFN送信のために確保されたラジオ・リソースを使用することが禁じられるだろう。これらラジオ・リソースの容量は、インアクティブなセルにおいては浪費されるだろうが、MBSFN領域自身内のセルの干渉は生成しないだろう。図4は、この環境400を示す。この環境400は、MBSFNインアクティブ領域406によって第2のMBSFN領域404(MBSFN領域2)と離された第1のMBSFN領域402(MBSFN領域1)を備える。
ここで、2つのMBSFN領域は、大きな干渉をもたらすことなく同じラジオ・リソースを用いることができる。なぜなら、インアクティブな領域内の「サイレント」なセルがそれらを分離するからである。この短所は明白であり、インアクティブな領域内のUEは、おそらく、どのサービスも高い信頼性で受けることはできない。
局面では、本明細書において、隣接するMBSFN送信に寄与するために、MBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用する方法が記載される。
図5において、中間的に暗いセルA、暗いセルB、および薄暗いセルCを含む異なる暗いセル500によって示すように、3つのMBSFN領域がポイント502において出会うケースについて検討する。中間的に暗いMBSFN領域内のセルAによってサービス提供される3重点502近くのUEの場合、期待されるSNRは、−3dB(セルAからの信号、およびセルBとセルCからの干渉とが、全てほぼ等しい強度)となるだろう。
局面では、干渉を緩和するために、図6に示すように、セルのおのおのにおいて、追加の送信を伝送する方法が記載される。中央のドットは、隣接するMBSFN領域のデータの複製送信を示す。すなわち、セルCは、それに属するサービスと、セルBからのサービスの複製とを送信する。セルBは、それに属するサービスと、セルCからのサービスの複製とを送信する。セルAは、それに属するサービスと、セルBからのサービスの複製とを送信する。例えば、セルAはロサンゼルス・ローカル・ニュースをブロードキャストし、セルBはサンディエゴ・ローカル・ニュースを送信し、セルAとセルBの両方は(ガード・セル、境界セル、またはバッファ・セルであるので)、互いの送信および/またはセルCの信号を送信する。
これは、個別のリソース・ブロックにおいてサービスがスケジュールされる必要があることを意味している。上記セルのスケジューリングの一例が、環境700として図7に示される。セルAの送信は702で例示される。セルBの送信は704で例示される。セルCの送信は706で例示される。「追加」の送信は、708においておのおののセルにおいて薄暗く示される一方、正規の送信は710において示される。これらのリソース・ブロックは、通常、それらを送信するセル内のどのUEによっても読まれず、他のセル内のUEの送信を強化するためにのみ提供される。
今、セルAによってサービス提供される図5の3重点502におけるUEを考える。そのUEは、セルAからの送信のみならず、セルCからの強化信号を見る。干渉はセルBのみから来る。完全なRF環境では、その他の寄与がなければ、SNRは、強化送信がない状況よりも6dBのゲインがあり、3dBになるであろう。
この6dBのゲインは、例えば、このシステムがより高いアプリケーション・データ・レートを生成するための変調および符号化に対する変化を適用するために利用されよう。正確なゲインは、変調仮定および要求される有効範囲レベルに依存する。しかしながら、分析は、(セルの端部の)データ・レートの制限は、3倍程度増えることを示しており、送信を強化することによって使用される追加のラジオ・リソースを補償するために必要なものよりもはるかに多い。
端部または3重点の何れかで出会うMBSFN領域を有し、合理的に良好に振舞う形状では、強化スキームが無限に拡張されうることが注目されるべきである。図8は、第1のMBSFN802、第2のMBSFN804、第3のMBSFN806、第4のMBSFN808、第5のMBSFN810、および第6のMBSFN812を備え、おのおののMBSFN領域が9つのセルを有する環境800を例示している。この図は、境界セルにおける強化送信のための1つの可能な構成を示し、このパターンが繰り返されることが明らかであるべきである。820では、セルは、隣接するMBSFNのサービスを送信している。それは1つの隣接するMBSFNまたは2またはそれ以上のMBSFNでありうる。822では、境界からの1つであるセルが例示されている。したがって、自身のサービスをブロードキャストし、別のMBSFNセルのサービスをエコーしているセルは、境界セルに限定されないと考えられる。これは、以下に示すフェムト・セル環境において特に役立つ。
(例えば、「4角」の状態が避けられない)MBSFN領域間のより複雑な相互作用は、より複雑な環境に適応するために、このタイリング・スキームに対する変化を要求しうる。ほとんどの場合、これらのチャレンジは、アド・ホック構成によって満足されうるが、MBSFN領域の端部における有効範囲を犠牲にしなければならない形状がありうる。したがって、幾つかの実施形態では、境界は、別のMBSFNの送信をエコーする幾つかのセルと、他のMBSFNの送信をエコーしない幾つかのセルとを含む。何れにせよ、SNRを制限することは、強化送信無しであるよりも常に高い。
説明の単純性の目的のために、この方法論は、一連の動作として示され説明されており、この方法論は、この動作順に限定されず、幾つかの動作は、特許請求された主題にしたがって、本明細書に示され記載されたものとは異なる順番および/または同時に起こりうることが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、方法論はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、特許請求された主題にしたがって方法論を実現するために、必ずしも例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。
多元接続システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMA等)の場合、複数の端末が、アップリンクで同時に送信しうる。そのようなシステムの場合、パイロット・サブ帯域は、異なる端末間で共有されうる。このチャネル推定技術は、おのおのの端末のパイロット・サブ帯域が、(恐らくは帯域端を除く)動作帯域全体におよぶ場合において使用されうる。そのようなパイロット・サブ帯域構造は、おのおのの端末のための周波数ダイバーシティを得るために望ましいだろう。本明細書に記載のこれら技術は、様々な手段によって実現されうる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、あるいはそれらの組み合わせによって実現されうる。デジタル、アナログ、あるいはデジタルとアナログの両方でありうるハードウェアで実現する場合、チャネル推定のために使用される処理ユニットは、1または複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計された他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせ内で実現されうる。ソフトウェアを用いた場合、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等によって実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。
本明細書に記載の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはこれら任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計された他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせ内で実現されうる。
図9は、902において、第1のMBSFNにおいて第1のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを含む方法論900を例示する。904は、第2のMBSFNにおいて第2のサービスが利用可能であることをブロードキャストする。906は、利用可能であるとブロードキャストされないサービスをサポートする。908では、このサポートすなわち強化906が、エコーによってなされる。910では、スケジューリングがなされる。例えば、セルAを含むMBSFN1は、ロサンゼルス・ローカル・ニュースと、ロサンゼルス・ローカル・ニュースとの両方が利用可能であることをブロードキャストすることができ、セルBを含むMBSFN2は、サン・ディエゴ・ローカル・ニュースと、サン・ディエゴ・ローカル・ニュースが利用可能であることとを送信することができる。セルAは、サン・ディエゴ・ローカル・ニュース・サービスが利用可能であると宣伝しない、また、セルBは、ロサンゼルス・ローカル・ニュース・サービスが利用可能であると宣伝しない、しかし、セルAおよびセルBともに(ガード・セルまたは境界セルまたはバッファ・セルであるので)、別のセルにおける受信機のために、強化信号として互いの送信を送信する。
実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、あるいはマイクロコード、プログラム・コードまたはコード・セグメントで実現される場合、例えば記憶装置のような機械読取可能媒体内に格納されうる。コード・セグメントは手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラム文の任意の組み合わせを表しうる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容を渡すことおよび/または取得することによって、別のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡し、ネットワーク送信を含む任意の適切な手段を用いて引き渡し、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載された技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内またはプロセッサ外に実装されうる。プロセッサ外に実装される場合、当該技術で周知の様々な手段によってプロセッサへ通信可能に接続されうる。
図10は、方法論1000を例示しており、これは、1002において、第2のMBSFNによって第1のMBSFNのブロードキャストを強化することを含む。1つの典型的な一般化された限定しない実施形態では、方法論1000は、1004において、第2のMBSFNによって第1のMBSFNのブロードキャストを強化するためにガード領域を適用することを含む。別の典型的な一般化された限定しない実施形態では、方法論1000は、1006において、モバイル・デバイスへブロードキャストすることを含む。モバイル・デバイスは、フェムト・セルまたはブーマ・セルから信号を受信することができる。フェムト・セルはもともと、アクセス・ポイント基地局と呼ばれており、スケール可能なマルチ・チャネル型の2方式通信デバイスであり、通信インフラストラクチャの主要な構成要素の全てを組み込むことによって、典型的な基地局を拡張している。代表例は、インターネットまたはイントラネットに対してイーサネット(登録商標)またはブロードバンド接続(あまり一般的ではないが、ATM/TDM)のみを備えたノードB、RNC、およびGSNを含むUMTSアクセス・ポイント基地局である。VoIPを応用することによって、そのようなユニットは、通常の基地局と同様に、しかしながら、Wi−Fiアクセス・ポイントの構成を単純にして、音声サービスおよびデータ・サービスを提供することが可能となる。他の例は、CDMA−2000およびWiMAX解決策を含んでいる。
アクセス・ポイント基地局の主な利点は、極めて廉価であり、スケール可能な構成を単純にすることである。設計の検討によって、アクセス・ポイント基地局は、そのようなユニットを、フル・スケールの基地局にすることによって、単純なホット・スポット有効範囲から大規模な基地局へとスケールするように設計されうる。セルラ・オペレータに求められる魅力は、これらデバイスは、capex(資本経費)とopex(運用経費)との両方を低減させながら、容量と有効範囲との両方を増やすことができることである。
アクセス・ポイント基地局は、ホット・スポット、ビルディング内、および家庭内において一般に配置されるスタンド・アロン・ユニットである。バリエーションは、Wi−Fiホット・スポットが、セルラ・ホットスポットの戻りとして、あるいはその逆として動作することを可能にするために、Wi−Fiルータを付けることを含む。フェムト・セルは、固定されたモバイルが集中する利点を伝える代替的方法である。その違いは、ほとんどのFMCアーキテクチャが新たな(デュアル・モード)ハンドセットを必要とする一方、フェムト・セル・ベースの構成は、既存のハンドセットで動作するであろうことである。
その結果、アクセス・ポイント基地局は、既存のRAN技術に準拠するハンドセットと動作できねばならない。既存のRANの技術の再使用(および、既存の周波数チャネルを潜在的に再使用すること)は、問題をもたらしうる。なぜなら、追加のフェムト・セル送信機は、極めて多くの干渉源となり、潜在的に、既存の構成に対する顕著な動作上のチャレンジとなるからである。これは、フェムト・セルが成功するには、克服しなければならない最も大きな課題のうちの一つである。
アクセス・ポイント基地局は一般に、接続のためにインターネットに依存する。これは、潜在的には、配備コストを低減するが、一般的なセルラ・システムには一般には存在しないセキュリティ・リスクを招く。ブーマ・セルは、州のサイズあるいはそれより大きな領域をカバーするであろう非常に大きなセルである。
図11は、方法論1100を例示する。ここでは、1102において、第1のMBSFNがブロードキャストしており、1103において第2のMBSFNがブロードキャストしている。1104において、第1のMBSFNは、例えばCNNフィードまたはMSNBCフィードのようなサービスをモバイル・デバイスへブロードキャストしている。モバイル・デバイスは、移動しており、第2のMBSFNからのサポートが役に立つ領域に接近している。1つの典型的な一般化された限定しない実施形態では、方法論1100は、1106においてセキュリティ・レイヤを使用することを含む。セキュリティ・レイヤは、ユーザがこのフィードを受信することを許可されているか否かを判定し、このサービスが許可されている場合、第2のMBSFNに対して、モバイル・デバイスへサービスを提供するように指示することができる。この判定は、AIレイヤを適用することによってなされうる。さらに、セキュリティ・レイヤを備えた、あるいは備えていない他の実施形態では、セルは、AI判定に少なくとも部分的に基づいて、動的に強化するか、または強化しない。センサは、その判定を支援するために、フィードバックを提供することができる。例えば、センサは、特定の時間においてネットワーク条件を判定し、強化セルの数および/または場所を変えることができる。
デバイス1104とMBSFNとの間の通信の少なくとも一部は無線であるので、1つの典型的な一般化された限定しない実施形態では、セキュリティ・レイヤ1106が提供される。セキュリティ・レイヤ1106は、データへのデジタル署名、セキュリティの向上のみならず、データおよび望まれない意図的な悪意のある開示の暗号保護(例えば、暗号化)のために使用されうる。動作中、セキュリティ構成要素すなわちセキュリティ・レイヤ1106は、MBSFNおよびモバイル・デバイス1104の両方とデータを通信することができる。
暗号化構成要素は、格納中のみならず、送信中も、データを暗号保護するために使用されうる。暗号化構成要素は、セキュリティ目的のために、データを符号化する暗号アルゴリズムを適用する。このアルゴリズムは本質的には、データを秘密符号に変換するために使用される方式である。おのおののアルゴリズムは、計算を実行するために、「鍵」として知られる一連のビットを使用する。鍵が大きくなる(例えば、鍵におけるビットが増える)と、潜在的なパターン数も増え、符号を解読し、データ・コンテンツを復元することがより困難になる。
ほとんどの暗号化アルゴリズムは、ブロック暗号方法を使用する。それは、一般に64ビット長から128ビット長である固定された入力ブロックを符号化する。解読構成要素は、暗号化されたデータを、そのオリジナルの形式に戻すために使用される。1つの局面では、データが記憶装置に送信されると、データを暗号化するために公開鍵が使用されうる。取得されると、データは、暗号化のために使用された公開鍵に対応する秘密鍵を用いて解読されうる。
署名構成要素は、データおよび文書を、デバイス1104から送信および/または取得する場合に、デジタル署名するために使用されうる。デジタル署名または証明書は、電子的にシールされたエンベロープで配信されているか否かと同様に、ファイルが変更されていないことを保証するということが理解されるべきである。「署名」は、データが真正であることを確認するために使用される暗号化されたダイジェスト(例えば、一方向ハッシュ関数)である。受取人は、データにアクセスすると、このダイジェストを解読し、このダイジェストを、受信したファイルまたはデータから再計算することもできる。ダイジェストが一致すると、ファイルは、完全であり、偽造されていないことが証明される。動作において、認証機関によって発行されたデジタル証明書が、デジタル署名の真正性を保証するために最も頻繁に使用される。
さらに、セキュリティ・レイヤ1106は、セキュリティを高めるために、コンテクスト上の状況認識(例えば、状況認識構成要素)を適用することができる。例えば、デバイス1104へ送信されデバイス1104から要求されるデータに関連する判定基準をモニタおよび検出するために状況認識構成要素が適用されうる。動作中、これら状況要因は、スパムのフィルタリング、検索(例えば、高機密データへの公衆ネットワーク・アクセス)の制御等のために使用されうる。局面では、状況認識構成要素は、外部の判定基準および要因にしたがい、データの送信および/または検索を規制するロジックを適用できることが理解されるだろう。状況認識の適用は、人工知能(AI)レイヤ1108に関して使用されうる。
AIレイヤまたはAI構成要素は、セキュリティ・レベルおよびエコーの量をいつ、どこで、どのようにして動的に変化させるかを推論および/または判定することを容易にするために適用されうる。そのような推論によって、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、これらイベントが時間的に近接して相関付けられていようといまいと、これらイベントおよびデータが、1または幾つかのイベントおよびデータ・ソースに由来していようといまいと、新たなイベントまたは動作が構築される。
AI構成要素はまた、本明細書に記載の発明の様々な局面を容易にすることに関連して、任意の様々な形態によるAIベース・スキームを適用することもできる。ユーザが自動的に実行されることを望む動作を予測または推論するために、分類に、確率論的および/または統計学ベースの(例えば、分析利用度およびコストを要因として含める)分析を適用することができる。AIレイヤは、転送されているデータにおける変化を推論し、セキュリティ・レイヤへ、どのレベルのセキュリティ・レベルを適用するかに関する推薦を行うために、セキュリティ・レイヤとともに使用されうる。
例えば、サポート・ベクトル機械(SVM)クラシファイヤを適用することができる。他の分類アプローチは、Bayesianネットワーク・モデル、判定ツリー・モデル、および、確率的分類モデルを含んでおり、適用されうる異なる独立パターンを提供する。また、本明細書で使用される分類は、優先度のモデルを開発するために利用される統計回帰を含む。
さらに、センサ1110は、セキュリティ・レイヤ1106と共に使用することができる。またさらに、センサ1110を用いてセキュリティを高めるために、人間認証要因を使用することができる。例えば、生体認証(例えば指紋、網膜パターン、顔認識、DNA塩基配列、筆跡鑑定、音声認識)は、保管金庫のアクセスを制御するための認証の強化のために適用されうる。実施形態は、ユーザのアイデンティティを認証する際に、複数の要因のテストを適用できることが理解されるだろう。
センサ1110はまた、例えば電磁場条件データまたは予測された天候データ等のような一般化された非人間数的指標データを用いるセキュリティ・レイヤ1106を提供するために使用されうる。例えば、考えられる任意の条件が感知され、感知された条件に応じてセキュリティ・レベルが調節または決定されうる。
図12は、1202において第1のMBSFNがブロードキャストしており、1203において第2のMBSFNがブロードキャストしている環境1200を例示する。第1のMBSFNは、1204において、例えばCNNフィードまたはMSBNフィードのようなサービスをモバイル・デバイスへブロードキャストしている。モバイル・デバイスは移動しており、第2のMBSFNからのサポートが役に立つ領域に接近している。1つの典型的な一般化された限定しない実施形態では、方法論1200は、1206において、オブティマイザを適用することを含む。オプティマイザ1206は、MBSFNとデバイス1204との間の通信を最適化するために適用されている。オプティマイザ1206は、セキュリティ・レイヤ1208からセキュリティ情報を受け取ることによって、MBSFNとデバイス1204との間の通信を最適化すなわち増加させる。例えば、セキュリティ・レイヤ1208が、オプティマイザ1206に、共に安全な環境にあることを伝える場合、オプティマイザ1206は、この情報を他の情報と比較して、セキュリティ・レイヤ1208に対して、トップ・スピードを達成するために全ての送信セキュリティをフリーにするように指示しうる。さらに、フィードバック・レイヤまたはフィードバック構成要素1210は、オプティマイザ1206にフィードバックを与えるために、失われたデータ・パケットまたはその他の情報に関するフィードバックを提供することができる。失われたパケットのフィードバックは、望まれる場合、さほど安全ではないが高いスループット・データ転送を可能とするために、所望のセキュリティ・レベルと比較されうる。
図13は、エコーが適用される典型的なネットワーク化されたまたは分散されたコンピュータ環境の概要を提供する。分散型コンピュータ環境は、コンピュータ・オブジェクト1310a、1310b等と、コンピュータ・オブジェクトまたはデバイス1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等とを備える。これらのオブジェクトは、プログラム、方法、データ記憶装置、プログラマブル・ロジック等を備えうる。これらオブジェクトは、例えばPDA、オーディオ/ビデオ・デバイス、MP3プレーヤ、パーソナル・コンピュータ等のような同じかまたは異なるデバイスの一部を備えうる。おのおののオブジェクトは、通信ネットワーク1340を経由して他のオブジェクトと通信することができる。このネットワークはそれ自身、図13のシステムにサービスを提供するコンピュータ・デバイスおよびその他のオブジェクトを備え、それ自身で、相互接続された複数のネットワークを表すことができる。少なくとも1つの一般化された限定しない実施形態では、おのおののオブジェクト1310a、1310b等または1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等は、少なくとも1つの一般化された限定しない実施形態にしたがって、設計フレームワークと使用するのに適したアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)、または他のオブジェクト、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを利用するアプリケーションを含みうる。
例えば1320cのようなオブジェクトは、他のコンピュータ・デバイス1310a、1310b等、あるいは1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等にホストされうることもまた認識されうる。したがって、示された物理環境は、接続されたデバイスをコンピュータとして示しうるが、そのような例は単に典型例であって、この物理環境は、代わりに、例えばPDA、テレビ、MP3プレーヤのように、そのうちの何れかが、インタフェース、COMオブジェクト等のような様々な有線サービスおよび無線サービス、ソフトウェア・オブジェクトを適用しうる様々なデジタル・デバイスを備えて示されるか、あるいは記載される。
分散型コンピュータ環境をサポートする様々なシステム、構成要素、およびネットワーク構成がある。例えば、コンピュータ・システムは、有線システムまたは無線システムによって、ローカル・ネットワークあるいは広域分散型ネットワークによってともに接続されうる。現在、ネットワークの多くが、インターネットに接続されている。インターネットは、広域分散型コンピュータ・ネットワークのためのインフラストラクチャを提供し、異なる多くのネットワークを含む。インフラストラクチャのうちの何れかは、本発明にしたがい、最適化アルゴリズムおよび最適化処理に付帯する典型的な通信のために使用されうる。
家庭ネットワーク環境では、例えば送電線、データ(無線および有線ともに)、音声(例えば電話)、および娯楽メディアのようなユニークなプロトコルをおのおのがサポートする4つの異種のネットワーク伝送メディアが存在する。例えば光スイッチや電気器具のようなほとんどの家庭制御デバイスは、接続のために送電線を使用することができる。データ・サービスは、ブロードバンド(例えば、DSLまたはケーブル・モデム)として家庭に入ることができ、無線接続(例えば、ホームRFまたは802.11A/B/G)または有線接続(例えば、ホームPNA、Cat 5、イーサネット(登録商標)、送電線)を用いて、家庭内でアクセスすることが可能である。音声トラフィックは、有線(例えば、Cat 3)または無線(例えば、セル電話)の何れかで家庭に入り、Cat 3配線を用いて家庭内に配信される。娯楽メディアまたはその他のグラフィック・データは、衛星またはケーブルで家庭に入り、一般に同軸ケーブルを用いて家庭内に配信される。IEEE 1394およびDVIはまた、メディア・デバイスのクラスタのためのデジタル相互接続でもある。例えばインターネットのような広域ネットワークによって外部の世界に接続されうる、例えばイントラネットのようなネットワークを形成するためにプロトコル規格が相互接続されうるので、これらネットワーク環境の全ておよびその他のものが現れうるか、すでに現れている。要するに、様々な異なるソースが、データの格納および送信のために存在するので、結果として、本発明のコンピュータ・デバイスの何れかは、既存の何れかの方法でデータを共有および通信し、本明細書の実施形態に記述した何れの方法も、限定されることは意図されていない。
インターネットは、一般に、コンピュータ・ネットワークの分野で周知のプロトコルのスイートである伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)を利用するネットワークおよびゲートウェイの集合と称される。インターネットは、ユーザがネットワークを介してインタラクトおよび情報共有することを可能にするネットワーク・プロトコルを実行しているコンピュータによって相互接続され、地理的に分散された遠隔コンピュータ・ネットワークのシステムとして説明されうる。そのような広範囲の情報共有によって、例えばインターネットのような遠隔ネットワークは、開発者が本質的に制限なく特別な演算やサービスを実行するためのソフトウェア・アプリケーションを設計することができるオープン・システムへと発展した。
このように、ネットワーク・インフラストラクチャは、例えばクライアント/サーバ、ピア・トゥ・ピア、またはハイブリッド・アーキテクチャのようなネットワーク・トポロジのホストを可能にする。「クライアント」は、関連していない他のクラスまたはグループのサービスを使用するクラスまたはグループのメンバである。したがって、計算中、クライアントは、他のプログラムによって提供されるサービスを要求する処理、すなわち、大雑把に言えば、命令またはタスクのセットである。このクライアント処理は、他のプログラムまたはサービス自身に関する如何なる動作詳細をも「知る」必要なく、要求されたサービスを利用する。クライアント/サーバ・アーキテクチャ、特にネットワーク・システムでは、クライアントは通常、例えばサーバのような他のコンピュータによって提供される共有ネットワーク・リソースにアクセスするコンピュータである。一例として、図13における例示では、コンピュータ1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等は、クライアントとして考えられ、コンピュータ1310a、1310b等は、サーバとして考えられる。ここでサーバ1310a、1310b等は、クライアント・コンピュータ1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等に複製されるデータを保持する。しかしながら、その環境に依存して、任意のコンピュータが、クライアント、サーバ、あるいはその両方として考えられうる。これらコンピュータ・デバイスのうちの何れかが、少なくとも1つの一般化された限定しない実施形態にしたがって、最適化アルゴリズムおよび処理を含むタスク、要求サービス、またはデータを処理することができる。
サーバは、一般に、例えばインターネットや無線ネットワーク・インフラストラクチャのような遠隔ネットワークまたはローカル・ネットワークによってアクセス可能な遠隔コンピュータ・ネットワークである。クライアント処理は、第1のコンピュータ・システムにおいてアクティブであり、サーバ処理は、第2のコンピュータ・システムにおいてアクティブであり、通信媒体を介して互いに通信する。これによって、分散機能を提供し、複数のクライアントが、サーバの情報収集機能を利用できるようになる。少なくとも1つの一般化された限定しない実施形態の最適化アルゴリズムおよび処理にしたがって利用されるあらゆるソフトウェア・アルゴリズムが、多数のコンピュータ・デバイスまたはオブジェクトにわたって分散されうる。
クライアントおよびサーバは、プロトコル・レイヤによって提供される機能を用いて互いに通信する。例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)は、ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)すなわち「ウェブ」と共に使用される共通のプロトコルである。一般に、例えばインターネット・プロトコル(IP)アドレスであるか、あるいはユニバーサル・リソース・ロケータ(URL)のような他の参照のようなコンピュータ・ネットワーク・アドレスが、サーバまたはクライアント・コンピュータを互いに識別するために使用されうる。ネットワーク・アドレスは、URLアドレスと称されうる。通信は、通信媒体を介して提供されうる。例えば、クライアントとサーバは、高容量通信のために、TCP/IP接続によって互いに接続されうる。
したがって、図13は、サーバがネットワーク/バスを介してクライアント・コンピュータと通信する典型的なネットワーク環境または分散環境を例示している。ここでは、本明細書で説明された、別のMBSFNを用いて1つのMBSFNをエコーまたはサポートすることが適用されうる。さらに詳しくは、多くのサーバ1310a、1310b等が、本発明にしたがって、例えばポータブル・コンピュータ、ハンドヘルド・コンピュータ、シン・クライアント、ネットワーク電気器具、あるいは、VCR、TV、オーブン、電灯、ヒータ等のようなその他のデバイスのような多くのクライアントまたは遠隔コンピュータ・デバイス1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等と、LAN、WAN、イントラネット、GSMネットワークでありうる通信ネットワーク/バス1340を介して相互接続される。したがって、本発明は、ネットワークを介してデータを通信することが望まれる接続中の任意のコンピュータ・デバイスに当てはまると考えられる。
通信ネットワーク/バス1340が例えばインターネットであるネットワーク環境において、サーバ1310a、1310b等は、クライアント1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等が例えばHTTPのような多くの周知のプロココルのうちの何れかによって通信するウェブ・サーバでありうる。サーバ1310a、1310b等はまた、分散型コンピュータ環境の特性であるように、クライアント1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等にもなりうる。
説明したように、通信は、有線または無線、あるいは適切な場合にはその組み合わせでなされる。クライアント・デバイス1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等は、通信ネットワーク/バス14によって通信できることもできないこともあり、独立した通信を持つことができる。例えば、TVまたはVCRの場合、その制御のためのネットワーク化された局面である場合も、ない場合もある。おのおののクライアント・コンピュータ1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等と、サーバ・コンピュータ1310a、1310b等は、様々なアプリケーション・プログラム・モジュールまたはオブジェクト1335a、1335b、1335c等が備えられ、様々なタイプの記憶素子またはオブジェクトへの接続又はアクセスを備えており、これらによって、ファイルまたはデータ・ストリームが格納され、ファイルまたはデータ・ストリームの一部がダウンロードされ、送信され、あるいは移動されうる。コンピュータ1310a、1310b、1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等のうちの任意の1つまたは複数は、少なくとも1つの一般化された限定しない実施形態にしたがって、処理または保存されたデータを格納する例えばデータベース1330や、データベースまたはメモリ1330のようなその他の記憶素子の維持および更新を担当しうる。したがって、本発明は、コンピュータ・ネットワーク/バス1340とアクセスおよびインタラクトするクライアント・コンピュータ1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等、クライアント・コンピュータ1320a、1320b、1320c、1320d、1320e等およびその他同一のデバイスとインタラクトするサーバ・コンピュータ1310a、1310b等およびデータベース1330を有するコンピュータ・ネットワーク環境において利用されうる。
(典型的なコンピュータ・デバイス)
前述したように、本発明は、例えばモバイル・デバイスへデータを通信することが望ましい任意のデバイスに適用できる。したがって、ハンドヘルドの、ポータブルの、およびその他のコンピュータ・デバイスや、あらゆる種類のコンピータ・オブジェクト、すなわち、デバイスがデータを通信したり、あるいは受信、処理または格納する本発明に関する使用のために考慮される。したがって、図11に示す汎用遠隔コンピュータは、単なる1つの例であり、本発明は、ネットワーク/バス相互運用およびインタラクションを備えて実現されうる。したがって、本発明は、非常に少数または最小限のクライアント・リソースしか含まれないネットワーク・ホスト・サービス環境において、例えば、クライアント・デバイスが単に電気機器内に配置されたオブジェクトのようなネットワーク/バスへのインタフェースとなるネットワーク環境において実現されうる。
必要とされないが、少なくとも1つの一般化された限定しない実施形態は、デバイスまたはオブジェクトのためのサービスの開発者による使用のために、オペレーティング・システムによって部分的に実現されるか、あるいは、またはそれに加えて、少なくとも1つの一般化された限定しない実施形態の構成要素と関連して動作するアプリケーション・ソフトウェア内に含まれうる。ソフトウェアは、例えばクライアント・ワークステーション、サーバ、またはその他のデバイスのような1または複数のコンピュータによって実行される例えばプログラム・モジュールのようなコンピュータ実行可能命令の一般的なコンテクストで説明されうる。当業者であれば、本発明は、その他のコンピュータ・システム構成およびプロトコルを用いて実現されうることを理解するだろう。
図14は、本発明が実現される適切なコンピュータ・システム環境1400aの一例を例示しているが、上記で明らかなように、このコンピュータ・システム環境1400aは、適切なコンピュータ環境の単なる一例であり、本発明の用途または機能の範囲に関するどのような限定をも議論する意図はない。このコンピュータ環境1400aは、典型的なオペレーティング環境1400aに例示される構成要素のうちの何れか1つまたは組み合わせに関するどの依存性も要件も持つものとして解釈されるべきではない。
図14に示すように、少なくとも1つの一般化された限定されない実施形態を実現するための典型的な遠隔デバイスは、コンピュータ1410aの形態で汎用コンピュータ・デバイスを含む。コンピュータ1410aの構成要素は、限定される訳ではないが、処理ユニット1420a、システム・メモリ1430a、および、システム・メモリを含む様々なシステム構成要素を処理ユニット1420aに接続するシステム・バス1425aを含みうる。システム・バス1425aは、メモリ・バスまたはメモリ・コントローラ、周辺バス、および、様々なバス・アークテクチャのうちの何れかを用いるローカル・バスを含む様々なタイプのバス構造のうちの何れかでありうる。
コンピュータ1410aは一般に、様々なコンピュータ読取可能媒体を含む。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ1410aによってアクセス可能な利用可能なあらゆる媒体でありうる。制限ではなく一例として、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、例えばコンピュータ読取可能な命令、データ構造、プログラム・モジュール、またはその他のデータのような情報の格納のための任意の方法または技術で実現される揮発性、不揮発性、リムーバブル、および非リムーバブルな媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、限定される訳ではないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリまたはその他のメモリ技術、CDROM、DVDまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは所望の情報を格納するために使用され、コンピュータ1410aによってアクセスされるその他の任意の媒体を含む。通信媒体は、一般に、例えば搬送波のような変調データ信号におけるコンピュータ読取可能命令、データ命令、プログラム・モジュール、またはその他のデータ、あるいはその他の伝送メカニズムを組み込んでおり、任意の情報配信媒体を含む。
システム・メモリ1430aは、例えば読取専用メモリ(ROM)および/またはランダム・アクセス・メモリ(RAM)のような揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含むことができる。例えば起動中に、コンピュータ1410a内の要素間での情報の転送を支援する基本ルーチンを含む基本入力/出力システム(BIOS)が、メモリ1430a内に格納されうる。メモリ1430aはまた一般に、処理ユニット1420aに直ちにアクセス可能な、および/または、処理ユニット1420a上で現在実行中のデータ・モジュールおよび/またはプログラム・モジュールをも含む。限定ではなく一例として、メモリ1430aはまた、オペレーティング・システム、アプリケーション・プログラム、その他のプログラム・モジュール、およびプログラム・データをも含みうる。
コンピュータ1410aはさらに、その他のリムーバブル/非リムーバブルな揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体をも含みうる。例えば、コンピュータ1410aは、非リムーバブルな不揮発性磁気媒体との読み書きを行うハード・ディスク・ドライブと、リムーバブルな不揮発性磁気ディスクとの読み書きを行う磁気ディスク・ドライブと、および/または、例えばCD−ROMまたはその他の光学媒体のようなリムーバブルな不揮発性光ディスクとの読み書きを行う光ディスク・ドライブとを含みうる。典型的なオペレーティング環境において使用されうるその他のリムーバブル/非リムーバブルな揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体は、限定される訳ではないが、磁気テープ・カセット、フラッシュ・メモリ・カード、DVD、デジタル・ビデオ・テープ、ソリッド・ステートRAM、ソリッド・ステートROM等を含む。ハード・ディスク・ドライブは一般に、例えばインタフェースのような非リムーバブル・メモリ・インタフェースによってシステム・バス1425aに接続され、磁気ディスク・ドライブまたは光ディスク・ドライブは一般に、例えばインタフェースのようなリムーバブル・メモリ・インタフェースによってシステム・バス1425aに接続される。
ユーザは、例えばキーボードや、一般にマウス、トラックボール、またはタッチパッドと呼ばれているポインティング・デバイスのような入力デバイスを用いてコンピュータ1410aに命令および情報を入力することができる。その他の入力デバイスは、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲーム・パッド、衛星放送アンテナ、スキャナ等を含みうる。これら入力デバイスおよびその他の入力デバイスはしばしば、ユーザ入力1440aおよび、システム・バス1425aに接続された関連するインタフェースによって、処理ユニット1420aに接続される。しかしながら、例えば、パラレル・ポート、ゲーム・ポート、またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)のようなその他のインタフェース構造およびバス構造によっても接続されうる。システム・バス1425aには、グラフィック・サブシステムも接続されうる。システム・バス1425aには、モニタあるいはその他のタイプのディスプレイ・デバイスも、例えば、ビデオ・メモリと通信可能な出力インタフェース1450aのようなインタフェースを介して接続される。モニタに加えて、コンピュータは、出力インタフェース1450aを介して接続されうる例えばスピーカやプリンタのようなその他の周辺出力デバイスをも含みうる。
コンピュータ1410aは、デバイス1410aとは異なるメディア機能を有しうる例えば遠隔コンピュータ1470aのような1または複数のその他の遠隔コンピュータに対する論理的な接続を用いて、ネットワーク環境あるいは分散環境において動作しうる。遠隔コンピュータ1470aは、パーソナル・コンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア・デバイスまたはその他の共通ネットワーク・コード、あるいは、その他任意の遠隔デバイスまたは送信デバイスであることができ、コンピュータ1410aに関連する上述した構成要素のうちの何れかあるいは全てを含みうる。図14に示す論理接続は、例えばローカル・エリア・ネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)のようなネットワーク1480aを含むが、その他のネットワーク/バスをも含みうる。そのようなネットワーク環境は、家庭、オフィス、企業に渡るコンピュータ・ネットワーク、イントラネット、およびインターネットで一般的である。
LANネットワーク環境で使用される場合、コンピュータ1410aは、ネットワーク・インタフェースまたはアダプタを介してLAN1480aに接続される。WANネットワーク環境で使用される場合、コンピュータ1410aは一般に、例えばモデムのような通信構成要素や、例えばインターネットのようなWANを介した通信を確立するためのその他の手段を含む。内部または外部にありうる例えばモデムのような通信構成要素は、入力1440aのユーザ入力インタフェースあるいはその他の適切なメカニズムを介してシステム・バス1425aに接続されうる。ネットワーク化された環境では、コンピュータ1410aまたはその一部に関連して示されたプログラム・モジュールは、遠隔メモリ記憶装置に格納されうる。図示され説明されたネットワーク接続は、典型例であり、コンピュータ間の通信リンクを確立するその他の手段も使用されうることが認識されるだろう。
図15は、本明細書に記載したエコーの1または複数の局面に関連して利用されるような、複数の基地局1510と複数の端末1520とを備える無線通信システム1500を例示する。基地局は一般に、端末と通信する固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、またはその他幾つかの用語でも称されうる。おのおのの基地局1510は、1502a、1502b、および1502cとラベルされた3つの地理的領域として例示されるような特定の地理的領域に、通信有効範囲を提供する。用語「セル」は、その用語が使用されるコンテクストに依存して、基地局および/またはその有効範囲領域を称しうる。システム容量を向上するために、基地局有効範囲領域は、複数のより小さな領域(例えば、図15におけるセル1502aによれば、3つのより小さな領域)1504a、1504b、および1504cに分割されうる。これら小さな領域はおのおの、それぞれの基地トランシーバ・サブシステム(BTS)によってサービス提供されうる。用語「セクタ」は、その用語が使用されるコンテクストに依存して、BTSおよび/またはその有効範囲領域を称することができる。セクタ化されたセルでは、そのセルの全てのセクタのBTSは一般に、そのセルの基地局内にともに存在する。本明細書で記載された送信技術は、セクタ化されていないセルを伴うシステムのみならず、セクタ化されたセルを伴うシステムのためにも使用されうる。簡略のために、以下の説明では、用語「基地局」は一般に、セルにサービス提供する固定局のみならず、セクタにサービス提供する固定局のためにも使用される。
端末1520は一般に、システム全体にわたって分布しており、おのおのの端末は固定式または移動式でありうる。端末はまた、移動局、ユーザ機器、ユーザ・デバイス、あるいは他の幾つか用語で称されうる。端末は、無線デバイス、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデムカード等でありうる。おのおのの端末1520は、任意の時間において、ダウンリンクおよびアップリンクで、0、1、または複数の基地局と通信することができる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。
集中型アーキテクチャの場合、システム・コントローラ1530が、基地局1510に接続しており、基地局1510のための調整および制御を提供する。分散型アーキテクチャの場合、基地局1510は、必要に応じて互いに通信することができる。順方向リンクによるデータ送信は、順方向リンクおよび/または通信システムによってサポートされうる最大データ・レートあるいはその近傍で、1つのアクセス・ポイントから1つのアクセス端末へ向けてなされる。順方向リンクの追加チャネル(例えば制御チャネル)は、複数のアクセス・ポイントから1つのアクセス端末へと送信されうる。逆方向リンク・データ通信は、1つのアクセス端末から1または複数のアクセス・ポイントへ向けてなされる。
図16は、本明細書に記載のエコーの様々な局面にしたがうアド・ホックまたは無計画/半計画無線通信環境1600の例示である。システム1600は、無線通信信号を受信し、互いに、および/または、1または複数のモバイル・デバイス1604へ送信し、それを繰り返す1または複数のセクタにおける1または複数の基地局1602を備えうる。例示されるように、それぞれの基地局1602は、1606a、1606b、1606c、および1606dと例示された特定の地理的領域に通信有効範囲を提供しうる。おのおのの基地局1602は、送信機チェーンおよび受信機チェーンを備えうる。これらのおのおのは、当業者によって理解されるように、信号送信および信号受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等を備えうる。モバイル・デバイス1604は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線ネットワーク1600を介して通信するのに適したその他任意のデバイスでありうる。システム1600は、1つのMBSFNが別のMBSFNを強化するために、本明細書で記載された様々な局面に関連して適用されうる。
図17は、本明細書に記載のエコーの1または複数の局面にしたがって、通信ネットワークにフィードバックを提供しうる典型的なアクセス端末1700を示す。アクセス端末1700は、信号を受信し、受信した信号に対して一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行する受信機1702(例えば、アンテナ)を備える。特に、受信機1702はまた、送信割当期間の1または複数のブロックに割り当てられたサービスを定義するサービス・スケジュールと、本明細書に記載されたようなフィードバック情報を提供するためにダウンリンク・リソースのブロックをアップリンク・リソースのブロックに関連付けるスケジュールと、それと同等なものとを受信する。受信機1702は、受信したシンボルを復調し、それらを、評価のためにプロセッサ1706へ提供する復調器1704を備えうる。プロセッサ1706は、受信機1702のよって受信された情報を分析すること、および/または、送信機1716による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサでありうる。さらに、プロセッサ1706は、アクセス端末1700のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサであるか、および/または、受信機1702によって受信された情報を分析し、送信機1716による送信のための情報を生成し、アクセス端末1700の1または複数の構成要素を制御するプロセッサでありうる。さらに、プロセッサ1706は、本明細書に記載したように、受信機1702によって受信されたアップリンク・リソースおよびダウンリンク・リソースの相関を解釈すること、受信されていないダウンリンク・ブロックを特定すること、または、例えばビットマップのように、受信されていない単数または複数のブロックにシグナルするのに適切なフィードバック・メッセージを生成することのための命令群、あるいは、複数のアップリンク・リソースの適切なアップリンク・リソースを決定するためにハッシュ関数を分析することのための命令群を実行することができる。
アクセス端末1700はさらに、プロセッサ1706と動作可能に接続されかつ送信、受信等されたデータを格納するメモリ1708を備えうる。メモリ1708は、判読不要な送信を判定するため、フィードバック・メッセージをアクセス・ポイントへ送信する等のために、ダウンリンク・リソース・スケジューリングに関する情報、これらを評価するプロトコル、送信のうちの受信されていない部分を特定するプロトコルを格納しうる。
本明細書に記載されたデータ記憶装置(例えば、メモリ1708)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかであるか、あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定するのではなく一例として、不非揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定するのではなく一例として、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、同期リンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ1708は、限定される訳ではないが、これらのタイプのメモリ、およびその他任意のタイプのメモリを備えることが意図される。
受信機1702はさらに、ダウンリンク送信リソースの1または複数の追加ブロックと、アップリンク送信リソースのブロックとの間のスケジュールされた相関を受信する多重化アンテナ1710に動作可能に接続される。多重プロセッサ1706は、マルチ・デジットを含むことができる。さらに、計算プロセッサ1712は、フィードバック確率関数を受信することができる。この関数は、本明細書に記載したように、ダウンリンク送信リソースのブロック、またはこれらに関連するデータが受信されない場合、フィードバック・メッセージがアクセス端末1700によって提供される確率を制限する。
アクセス端末1700はさらにまた、変調器1714と送信機1716とを備える。送信機1716は、信号を、例えば、基地局、アクセス・ポイント、他のアクセス端末、遠隔エージェント等に送信する。プロセッサ1706と分離して示されているが、信号生成器1710およびインジケータ評価部1712は、プロセッサ1706または(図示しない)多くのプロセッサの一部でありうることが認識されるべきである。
上述したものは、1または複数の局面の例を含んでいる。もちろん、上述した局面を説明する目的のための構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記載することは可能ではない。しかしながら、当業者であれば、様々な局面のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記述された局面は、特許請求の範囲に含まれる全ての変更、修正、および変形を含むことが意図されている。さらに、用語「含む」(includes)が、詳細な説明または特許請求の範囲の何れかで使用されている限り、そのような用語は、用語「備える」(comprising)が特許請求の範囲で遷移語として解釈されるように、用語「備える」(comprising)と同様に包括的であることが意図される。
以下に、出願時の特許請求の範囲に対応する発明を付記する。
[C1]
複数のセルを含む無線通信システムのための方法であって、
隣接するMBSFN送信に寄与するために、複数のセルを含むMBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用することと、
前記セルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することと
を備える方法。
[C2]
前記セルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないサービスを送信することを備えるC1に記載の方法。
[C3]
前記セルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないサービスと、有していると前記MBSFNが宣伝するサービスとの両方を送信することを備えるC1に記載の方法。
[C4]
前記セルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないが、有していると隣接MBSFNが宣伝するサービスを送信することを備えるC1に記載の方法。
[C5]
前記セルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないMBMSサービスを送信することを備えるC1に記載の方法。
[C6]
前記セルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないが、有していると隣接MBSFNが宣伝するMBMSサービスを送信することを備えるC1に記載の方法。
[C7]
第1のMBSFNから第1のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることと、
第2のMBSFNから第2のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることと、
前記第2のMBSFNを用いて前記第1のサービスを強化することと
を備える方法。
[C8]
前記第1のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることは、第1のMBMSサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを備えるC7に記載の方法。
[C9]
前記第1のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることは、第1のMBMSサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを備え、
前記第2のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることは、第2のMBMSサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを備えるC7に記載の方法。
[C10]
前記第2のMBSFNを用いて前記第1のサービスを強化することを動的に変えることをさらに備えるC7に記載の方法。
[C11]
前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、前記第2のMBSFNからの第2のサービスの送信とともに、動的にスケジュールすることをさらに備えるC7に記載の方法。
[C12]
前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、ネットワーク条件に基づいて動的に変えることさらに備えるC7に記載の方法。
[C13]
前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、ネットワーク条件に基づいて、前記第2のMBSFNからの第2のサービスの送信とともに、動的にスケジュールすることをさらに備えるC7に記載の方法。
[C14]
前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、加入者要因に基づいて動的に変えることさらに備えるC7に記載の方法。
[C15]
人口統計、現在の加入者数、および加入者の所在地を備える加入者要因に基づいて、前記第2のMBSFNを用いて前記第1のサービスを強化することを動的に変えることをさらに備えるC7に記載の方法。
[C16]
第3のMBSFNから第3のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることと、
前記第2のMBSFNを用いて前記第3のサービスを強化することと
をさらに備えるC7に記載の方法。
[C17]
ネットワーク条件に基づいて、前記第1のサービスと前記第2のサービスとを強化することを動的にスケジュールすることをさらに備えるC16に記載の方法。
[C18]
無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、
少なくとも2つの隣接するMBSFN送信領域の間の境界領域であって、第1のMBSFNに属する境界領域を用い、他のMBSFNからの送信をサポートするように構成されたプロセッサと、
前記プロセッサに接続され、データを格納するメモリと
を備える装置。
[C19]
前記プロセッサは、人口統計、現在の加入者数、および加入者の所在地を備える加入者要因に基づいて、前記第2のMBSFNを用いて前記第1のサービスを強化することを動的に変えるように構成されたC18に記載の装置。
[C20]
前記プロセッサは、前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、ネットワーク条件に基づいて、前記第2のMBSFNからの第2のサービスの送信とともに、動的にスケジュールするように構成されたC18に記載の装置。
[C21]
前記プロセッサは、有していると前記第1のMBSFNが宣伝しないサービスを送信するように構成されたC18に記載の装置。
[C22]
前記プロセッサは、有していると前記第1のMBSFNが宣伝しないが、有していると別のMBSFNが宣伝するMBMSサービスを送信するように構成されたC18に記載の装置。
[C23]
複数のセルを含む無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、
隣接MBSFN送信に寄与するためにMBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用する手段と、
前記セルのおのおのにおける追加の送信を伝送する手段と
を備える装置。
[C24]
第1のMBSFNに属する境界領域から、第2のMBSFNをエコーする送信を受信するように構成されたプロセッサを備えるモバイル・デバイスを備える装置。
[C25]
隣接MBSFN送信に寄与するために、MBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用するためのコードを備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。

Claims (25)

  1. 無線通信システムにおいてアイドルなラジオ・リソースを再使用する方法であって、
    複数のセルに隣接する領域におけるマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN送信に寄与するために、前記複数のセルを含むMBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用することと、
    前記複数のセルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することと
    を備える方法。
  2. 前記複数のセルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないサービスを送信することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のセルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないサービスと、有していると前記MBSFNが宣伝するサービスとの両方を送信することを備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数のセルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないが、有していると隣接MBSFNが宣伝するサービスを送信することを備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のセルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMSサービスを送信することを備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数のセルのうちの少なくとも1つにおいて、追加の送信を伝送することは、有していると前記MBSFNが宣伝しないが、有していると隣接MBSFNが宣伝するマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMSサービスを送信することを備える請求項1に記載の方法。
  7. 第1のマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFNから第1のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることと、
    第2のMBSFNから第2のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることと、
    前記第2のMBSFNを用い、前記第2のMBSFNのインアクティブ領域におけるラジオ・リソースを使用する前記第1のサービスを強化することと
    を備える方法。
  8. 前記第1のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることは、第1のMBMSサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを備える請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることは、第1のマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMSサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを備え、
    前記第2のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることは、第2のMBMSサービスが利用可能であることをブロードキャストすることを備える請求項7に記載の方法。
  10. 前記第2のMBSFNを用いて前記第1のサービスを強化することを動的に変えることをさらに備える請求項7に記載の方法。
  11. 前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、前記第2のMBSFNからの第2のサービスの送信とともに、動的にスケジュールすることをさらに備える請求項7に記載の方法。
  12. 前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、ネットワーク条件に基づいて動的に変えることさらに備える請求項7に記載の方法。
  13. 前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、ネットワーク条件に基づいて、前記第2のMBSFNからの第2のサービスの送信とともに、動的にスケジュールすることをさらに備える請求項7に記載の方法。
  14. 前記第2のMBSFNを用いて第1のサービスを強化することを、加入者要因に基づいて動的に変えることさらに備える請求項7に記載の方法。
  15. 人口統計、現在の加入者数、および加入者の所在地を備える加入者要因に基づいて、前記第2のMBSFNを用いて前記第1のサービスを強化することを動的に変えることをさらに備える請求項7に記載の方法。
  16. 第3のMBSFNから第3のサービスが利用可能であることをブロードキャストすることと、
    前記第2のMBSFNを用いて前記第3のサービスを強化することと
    をさらに備える請求項7に記載の方法。
  17. ネットワーク条件に基づいて、前記第1のサービスと前記第のサービスとを強化することを動的にスケジュールすることをさらに備える請求項16に記載の方法。
  18. 無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    少なくとも2つの隣接するマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN送信領域の間の境界領域であって、第1のMBSFNに属する境界領域を用い、前記境界領域に隣接する領域における第2のMBSFNからの送信を強化するために構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、データを格納するメモリと
    を備える装置。
  19. 前記プロセッサは、人口統計、現在の加入者数、および加入者の所在地を備える加入者要因に基づいて、前記第2のMBSFNからの送信を強化することを動的に変えるように構成された請求項18に記載の装置。
  20. 前記送信は第1のサービスの送信を備え、前記プロセッサは、前記第2のMBSFNからの送信を強化することを、ネットワーク条件に基づいて、前記第2のMBSFNからの第2のサービスの送信とともに、動的にスケジュールするように構成された請求項18に記載の装置。
  21. 前記プロセッサは、有していると前記第1のMBSFNが宣伝しないサービスを送信するように構成された請求項18に記載の装置。
  22. 前記プロセッサは、有していると前記第1のMBSFNが宣伝しないが、有していると前記第2のMBSFNが宣伝するマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMSサービスを送信するように構成された請求項18に記載の装置。
  23. 線通信システムにおいてアイドルなラジオ・リソースを再使用する装置であって、
    複数のセルに隣接する領域におけるMBSFN送信に寄与するために、前記複数のセルを含むマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用する手段と、
    前記複数のセルのおのおのにおける追加の送信を伝送する手段と
    を備える装置。
  24. 第1のマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFNに属する境界領域から、第2のMBSFNをエコーする送信を受信するように構成されたプロセッサを備えるモバイル・デバイスを備える装置。
  25. プロセッサによって実行された場合に、前記プロセッサに、無線通信システムにおいてアイドルなラジオ・リソースを再使用する方法を実行させるコードを記憶したコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記コードは、
    複数のセルに隣接する領域におけるマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN送信に寄与するために、前記複数のセルを含むMBSFNインアクティブ領域におけるアイドルなラジオ・リソースを再使用するためのコード
    を備えるコンピュータ読み取り可能媒体
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