JP5310173B2 - Sliding device for vehicle seat - Google Patents
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Description
本発明は、車両用シートのスライド装置に関し、詳しくは、セーフティロックを備えた車両用シートのスライド装置に関する。 The present invention relates to a vehicle seat slide device, and more particularly to a vehicle seat slide device provided with a safety lock.
従来、シートのスライド位置(フロアに対するシートの前後方向の位置)を調節するため乗員がシートのスライドロックを解除しているときに、例えば、車両の急発進または急停止等によってシートに急激な加速度が作用した場合でも、その加速度によって乗員の意図しないスライドを防止するセーフティロックを備えた車両用シートのスライド装置が既に知られている。ここで、下記特許文献1には、シートのスライドに伴ってボールネジ(スクリューと、このスクリューに螺合されたナット)の相対的な回動が行われ、乗員がシートのスライドロックを解除しているときにシートに急激な加速度が作用した場合でも、ボールネジの相対的な回動を規制することでシートのスライドを防止するセーフティロックを備えた車両用シートのスライド装置が開示されている。これにより、乗員の意図しないシートのスライドを防止することができる。
Conventionally, when the occupant releases the seat slide lock to adjust the seat slide position (position in the front-rear direction of the seat), for example, sudden acceleration or sudden stop of the vehicle causes rapid acceleration of the seat. Even in the case of the action of the vehicle, a vehicle seat slide device having a safety lock that prevents the passenger from sliding unintentionally due to the acceleration is already known. Here, in
しかしながら、上述した従来技術では、シートに急激な加速度が作用していない通常時であっても、シートのスライドに伴ってボールネジの作動も行われる構造となっている。そのため、このボールネジに生ずる摺動抵抗によってシートをスライドさせる操作荷重が重くなるという問題が発生していた。 However, the above-described conventional technology has a structure in which the ball screw is also operated as the seat slides even during normal times when no rapid acceleration is applied to the seat. Therefore, there has been a problem that the operation load for sliding the seat becomes heavy due to the sliding resistance generated in the ball screw.
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、セーフティロックを備えていても、シートに急激な加速度が作用していない通常時には、軽い操作荷重でシートをスライドさせることができる車両用シートのスライド装置を提供することである。 The present invention is intended to solve such a problem, and its purpose is to slide the seat with a light operation load at normal times when a rapid lock is not applied to the seat even if a safety lock is provided. It is providing the vehicle seat slide device which can do.
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、車両フロア側に組み付けられるロアレールと、このロアレールに対してスライド可能に車両のシート側に組み付けられるアッパレールと、ロアレールに対するアッパレールのスライドを規制するスライドロックとを備え、スライドロックは、ロアレールの長手方向に沿って形成されている複数の係止孔のいずれかに差し込み可能にアッパレール側に組み付けられているロックアームから構成されている車両用シートのスライド装置であって、車両用シートのスライド方向に沿ってアッパレール側を移動可能なウェイトを備えており、係止孔に対してロックアームの差し込みが解除されているスライドロックのロック解除状態のときに、車両用シートに対してそのスライド方向に所定の大きさの加速度が作用すると、その作用した加速度によるウェイトの移動に伴ってロックアームが押し込まれ、その押し込まれたロックアームが係止孔に差し込まれてスライドロックがロック状態に切り替わり、ロックアームの抜き差し方向に移動可能にアッパレール側に組み付けられているロックベースと、このロックベースをロックアームの抜き方向へ移動させるレバーとを備えており、ロックアームは、自身を抜き方向へ付勢させる引っ張りばねを介してロックベースに組み付けられており、スライドロックがロック状態のときに、レバー操作をすると、ロックベースと共にロックアームもその抜き方向へ移動することでスライドロックがロック解除状態へと切り替わることを特徴とする。
この構成によれば、スライドロックがロック解除状態のときに、車両用シートに急激な加速度が作用した場合でも、乗員の意図しない車両用シートのスライドを防止することができる。また、この構成によれば、従来技術で説明したボールネジが不要であるため、車両用シートに急激な加速度が作用していない通常時には、軽い操作荷重で車両用シートをスライドさせることができる。また、この構成によれば、車両用シートに急激な加速度が作用していない通常時には、ロックベースに対してロックアームを一体的に作動させることができ、一方、車両用シートに急激な加速度が作用したときには、ロックベースに対してロックアームだけを移動させることができる。
The present invention is for achieving the above object, and is configured as follows.
The invention according to
According to this configuration, even when a sudden acceleration is applied to the vehicle seat when the slide lock is in the unlocked state, the vehicle seat can be prevented from sliding unintended by the occupant. Further, according to this configuration, since the ball screw described in the prior art is not necessary, the vehicle seat can be slid with a light operation load at normal times when a rapid acceleration is not applied to the vehicle seat. Further, according to this configuration, the lock arm can be integrally operated with respect to the lock base at a normal time when a sudden acceleration is not acting on the vehicle seat, while a sudden acceleration is applied to the vehicle seat. When acted, only the lock arm can be moved relative to the lock base.
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜7を参照して説明する。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した各図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シート1を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description, “up”, “down”, “front”, “back”, “left”, and “right” refer to the directions of “up”, “down”, “front”, “back”, “left”, and “right” described in the above-described drawings. It shows the direction of up, down, front, back, left, right when used as a reference.
はじめに、図1、2を参照して、本発明の実施例に係る車両用シート1のスライド装置4の概略構成を説明する。なお、車両用シート1のスライド装置4の例として、助手席のスライド装置4を例に説明することとする。スライド装置4は、車両フロアFの前後方向に沿って組み付けられた左右一対のロアレール10、10と、この両ロアレール10に対してそれぞれスライド可能に車両用シート1のシートクッション2に組み付けられた左右一対のアッパレール20、20と、この両アッパレール20にそれぞれ組み付けられ両ロアレール10に対する両アッパレール20のスライドをそれぞれ規制する左右のスライドロック30、30とを備えている。この両ロアレール10の底面12には、後述するロックアーム38の係止爪38aを差し込み可能な複数の係止孔12aがその長手方向に沿って形成されている。
First, with reference to FIGS. 1 and 2, a schematic configuration of a
次に、図3〜5を参照して、左右のスライドロック30、30の詳細な構成を説明する。左右のスライドロック30、30は、左右対称を成すようにそれぞれ構成されている。そのため、以下の説明にあたって、左のスライドロック30のみを説明することで、右のスライドロック30の説明を省略することとする。左のスライドロック30(以下、単に「スライドロック30」と記す)は、ロックベース32と、ウェイト34と、ロックアーム38と、ロックカバー42と、レバー48とから構成されている。以下に、このスライドロック30の各構成部材32、34、38、42、48を個別に説明していく。
Next, the detailed configuration of the left and
まず、ロックベース32から説明していく。ロックベース32は、上面32aと、その左右から下方に向けて折り曲げ成形された左右の壁面32b、32bとから構成されている略コ字状に形成されたカバー部材である。このロックベース32の内部には、後述するウェイト34が収納されている。このロックベース32の左の壁面32bには、後述するレバー48の突起48aを差し込み可能な長孔32cが形成されている。この長孔32cは、レバー48の回動に対応可能となるように、その長手方向が前後方向を成すように形成されている。
First, the
次に、ウェイト34を説明する。ウェイト34は、車両用シート1に作用する加速度を検出する球状の部材である。このウェイト34は、後述するロックアーム38の凹み部38bに載せられた状態で、上述したようにロックベース32の内部に収納されている。このとき、ウェイト34は、ロックベース32の上面32aによってその上方向への移動が規制された状態で(図5参照)、さらに、ロックベース32の両壁面32bによってその左右方向への移動も規制された状態でロックベース32の内部に収納されている。そのため、ウェイト34は、その前後方向である車両用シート1のスライド方向(以下、単に「スライド方向」と記す)にのみ移動可能となっている。
Next, the
次に、ロックアーム38を説明する。ロックアーム38は、ロアレール10に対するアッパレール20のスライドを規制するプレート状に形成された部材である。そのため、ロックアーム38の先端(図4において、下端)には、ロアレール10の底面12の複数の係止孔12aのうち、連続する2個の係止孔12aに同時に差し込み可能な2個の係止爪38aがそれぞれ形成されている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「ロアレールの長手方向に沿って形成されている複数の係止孔のいずれかに差し込み可能にアッパレール側に組み付けられているロックアーム」に相当する。
Next, the
また、ロックアーム38は、ロックベース32に対してその前後にそれぞれ引っ張りばね36、36を介して吊り下げられる格好で組み付けられている。このとき、ロックアーム38は、その上縁にロックベース32の内部に収納されているウェイト34が載せられる格好で組み付けられている。このロックアーム38の上縁は、その前後方向に対称を成すように略V字状の緩やかな傾斜面が形成された凹み状(以下、「凹み部38b」と記す)となっている。これにより、車両用シート1に急激な加速度が作用していない通常時、ウェイト34を引っ張りばね36の付勢力によってロックアーム38の凹み部38bに保持させることができる。
Further, the
また、ロックアーム38には、矩形状に形成された第1のピン40を差し込み可能な長孔38cが形成されている。これにより、ロックアーム38をその上下方向にのみ移動するように規制することができる。そのため、ロックアーム38の係止爪38aをロアレール10の係止孔12aに差し込ませるとき、その差し込みを容易に行うことができる。なお、このロックアーム38は、乗員が後述するノブを操作していない通常時、ロックベース32と共にその自重によって係止爪38aが係止孔12aに差し込まれた状態(以下、この状態を「スライドロック30のロック状態」と記す)となっている。
The
次に、ロックカバー42を説明する。ロックカバー42は、ウェイト34を内部に収納したロックベース32をアッパレール20に形成されている切欠20aに配置させるカバー部材である。そのため、このロックカバー42は、ロックベース32をその左右からそれぞれ挟み込む左ロックカバー44と右ロックカバー46とから構成されている。この左ロックカバー44の正面には、後述するレバー48の突起48aを貫通させる長孔44cが形成されている。この長孔44cは、レバー48の回動に対応可能となるように、その長手方向が上下方向を成すように形成されている。
Next, the
この左ロックカバー44の両端44aは、ロックベース32の左側の壁面32bを挟み込んだ状態で左のアッパレール20における壁面22の左側に接合されている。これと同様に、右ロックカバー46の両端46aも、ロックベース32の右側の壁面32bを挟み込んだ状態で左のアッパレール20における壁面22の右側に接合されている。これら両ロックカバー44、46には、その間に挟み込んだロックベース32をその上下方向にのみ移動するように規制するガイド44b、46bがそれぞれ形成されている。
Both ends 44a of the
最後に、レバー48を説明する。レバー48は、ロックベース32をその上方向へ移動させる操作部材である。そのため、レバー48は、その先端に形成された突起48aが左ロックカバー44の長孔44cを介してロックベース32の長孔32cに差し込まれた状態で第2のピン50によってロック左カバー44に枢着されている。また、レバー48は、操作ケーブル(図示しない)を介して乗員が操作可能なノブ(図示しない)と接続されている。これにより、乗員がノブを操作をすると、レバー48の回動が行われロックアーム38と共にロックベース32を上方へ移動させることができる。スライドロック30は、このように構成されている。
Finally, the
次に、図5〜7を参照して、上述した構成から成る車両用シート1のスライド装置4の作用を説明する。この説明をするにあたって、スライドロック30がロック状態にあるときから説明していく。
Next, with reference to FIGS. 5-7, the effect | action of the sliding
まず、車両用シート1のスライド位置を調節するため乗員がノブを操作すると、レバー48の回動(図5において、想像線に示す状態から実線に示す状態への回動)が行われロックアーム38と共にロックベース32が上方へ移動していく。これにより、ロックアーム38の係止爪38aがロアレール10の係止孔12aから引き抜かれるため、車両用シート1を自由にスライドさせることができる。なお、この状態をスライドロック30のロック解除状態と記す。
First, when the occupant operates the knob to adjust the slide position of the
そして、所望する位置まで車両用シート1をスライドさせノブの操作を解除すると、ロックアーム38と共にロックベース32は自身の自重によって下方へ移動していく。これにより、再度、ロックアーム38の係止爪38aをロアレール10の係止孔12aに差し込ませることができる。このようにして、車両用シート1のスライド位置を調節した状態でスライドロックをロック状態へと戻すことができる。
When the
ここで、乗員がノブを操作しているときに、例えば、車両の急発進によって車両用シート1に急激な加速度が作用すると、その作用した加速度によって車両用シート1は後方へスライドしていく。すなわち、乗員の意図しない後方へのスライドが行われていく。このとき、スライドロック30のウェイト34にも急激な加速度が作用するため、この作用した加速度によってウェイト34もロックアーム38の凹み部38bの傾斜面を登りながら後方へ移動していく。
Here, when the occupant is operating the knob, for example, when a sudden acceleration is applied to the
すると、既に説明したように、ウェイト34の上方向への移動はロックベース32の上面32aによって規制されているため、ウェイト34は、ロックアーム38を引っ張りばね36の付勢力に抗して押し下げながら後方へ移動していく。これにより、ロックアーム38の係止爪38aをロアレール10の係止孔12aに差し込ませスライドロック30をロック状態に切り替えることができる(図6参照)。そのため、セーフティロックが作動した状態となり、車両用シート1の後方へのスライドを防止することができる。
Then, as described above, since the upward movement of the
そして、車両用シート1に作用した急激な加速度が解消されると、後方へ移動したウェイト34もその自重によって傾斜面を下りながら凹み部38bへと戻される。これにより、引っ張りばね36の付勢力によってロックアーム38も押し下げられる前の位置へと戻される。そのため、ロックアーム38の係止爪38aもロアレール10の係止孔12aから引き抜かれスライドロック30もロック解除状態へと戻される(図5参照)。
When the rapid acceleration applied to the
なお、この車両用シート1のスライド装置4の作用の説明において、「乗員がノブを操作しているときに、例えば、車両の急発進によって車両用シート1に急激な加速度が作用すると」の記載が、特許請求の範囲に記載の「係止孔に対してロックアームの差し込みが解除されているスライドロックのロック解除状態のときに、車両用シートに対してそのスライド方向に所定の大きさの加速度が作用すると」に相当する。この所定の大きさの加速度とは、セーフティロックを作動させたいときの加速度であり、この実施例では、ロックアーム38の凹み部38bの傾斜角度および/または引っ張りばね36のばね定数等によって決められる設計的な事項である。
In the description of the operation of the sliding
一方、これとは逆に、乗員がノブを操作しているときに、例えば、車両の急停車によって車両用シート1に急激な加速度が作用した場合でも、上述した説明(乗員がノブを操作しているときに、例えば、車両の急発進によって車両用シート1に急激な加速度が作用した場合の説明)と同様に、セーフティロックを作動させ車両用シート1の前方へのスライドを防止することができる(図7参照)。
On the other hand, when the occupant is operating the knob, on the other hand, even if a sudden acceleration is applied to the
本発明の実施例に係る車両用シート1のスライド装置4は、上述したように構成されている。この構成によれば、スライドロック30がロック解除状態のときに、車両用シート1に急激な加速度が作用した場合でも、乗員の意図しない車両用シート1のスライドを防止することができる。また、この構成によれば、従来技術で説明したボールネジが不要であるため、車両用シート1に急激な加速度が作用していない通常時には、軽い操作荷重で車両用シート1をスライドさせることができる。
The sliding
また、この構成によれば、ロックアーム38は、その係止爪38aが抜き方向に付勢されている引っ張りばね36を介してロックベース32に組み付けられている。そのため、車両用シート1に急激な加速度が作用していない通常時には、ロックベース32に対してロックアーム38を一体的に作動させることができ、一方、車両用シート1に急激な加速度が作用したときには、ロックベース32に対してロックアーム38だけを下方に移動させることができる。
Further, according to this configuration, the
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、車両用シート1のスライド装置4の例として、助手席のスライド装置4を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、後部座席のスライド装置であっても構わない。
The contents described above are only related to one embodiment of the present invention, and do not mean that the present invention is limited to the above contents.
In the embodiment, as an example of the sliding
また、実施例では、スライドロック30がロック状態にあるとき、ロックアーム38と共にロックベース32は自身の自重によって下方へ移動する構成を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、ロックアーム38と共にロックベース32はばね(図示しない)の付勢力によって下方へ移動する構成であっても構わない。また、実施例では、左右一対のアッパレール20、20にそれぞれスライドロック30、30を組み付ける構成を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、左右一対のアッパレール20、20のいずれか一方のアッパレール20のみにスライドロック30を組み付ける構成であっても構わない。
In the embodiment, the configuration in which the
1 車両用シート
10 ロアレール
12a 係止孔
20 アッパレール
30 スライドロック
32 ロックベース
34 ウェイト
36 引っ張りばね
38 ロックアーム
48 レバー
DESCRIPTION OF
Claims (1)
スライドロックは、ロアレールの長手方向に沿って形成されている複数の係止孔のいずれかに差し込み可能にアッパレール側に組み付けられているロックアームから構成されている車両用シートのスライド装置であって、
車両用シートのスライド方向に沿ってアッパレール側を移動可能なウェイトを備えており、
係止孔に対してロックアームの差し込みが解除されているスライドロックのロック解除状態のときに、車両用シートに対してそのスライド方向に所定の大きさの加速度が作用すると、その作用した加速度によるウェイトの移動に伴ってロックアームが押し込まれ、その押し込まれたロックアームが係止孔に差し込まれてスライドロックがロック状態に切り替わり、
ロックアームの抜き差し方向に移動可能にアッパレール側に組み付けられているロックベースと、このロックベースをロックアームの抜き方向へ移動させるレバーとを備えており、
ロックアームは、自身を抜き方向へ付勢させる引っ張りばねを介してロックベースに組み付けられており、
スライドロックがロック状態のときに、レバー操作をすると、ロックベースと共にロックアームもその抜き方向へ移動することでスライドロックがロック解除状態へと切り替わることを特徴とする車両用シートのスライド装置。 A lower rail assembled on the vehicle floor side, an upper rail assembled on the vehicle seat side so as to be slidable with respect to the lower rail, and a slide lock that regulates sliding of the upper rail with respect to the lower rail,
The slide lock is a vehicle seat slide device composed of a lock arm assembled on the upper rail side so as to be inserted into any of a plurality of locking holes formed along the longitudinal direction of the lower rail. ,
It has a weight that can move on the upper rail side along the sliding direction of the vehicle seat,
When an acceleration of a predetermined magnitude acts on the vehicle seat in the sliding direction when the slide lock is unlocked and the lock arm is released from the locking hole, the acceleration depends on the applied acceleration. the lock arm is pushed along with the movement of the weight, the pushed-in locked arm slide lock is inserted into the locking hole switches to the locked state,
It has a lock base that is assembled on the upper rail side so that it can move in the direction of inserting and removing the lock arm, and a lever that moves this lock base in the direction of removing the lock arm.
The lock arm is assembled to the lock base via a tension spring that urges itself in the pulling direction,
When the slide lock is in a locked state, when the lever is operated, the lock arm and the lock arm move in the pulling direction, and the slide lock is switched to the unlocked state .
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