JP5307774B2 - Beverage container locking mechanism and beverage container provided with the locking mechanism - Google Patents
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Description
本発明は、飲み口(あるいは注ぎ口)を開閉する蓋体を固定するロック機構を備える飲料容器に関する。 The present invention relates to a beverage container having a lock mechanism for fixing a lid that opens and closes a drinking mouth (or a spout).
近年、衛生意識の高まりとともに、水、お茶、あるいはジュース等の飲料を水筒に入れて幼稚園や学校、あるいは職場等に持参する姿が一般的になっており、水筒は、ほぼ毎日使用する生活必需品となっている。 In recent years, with the growing awareness of hygiene, it has become common to bring water, tea, or juice drinks into water bottles and bring them to kindergartens, schools, workplaces, etc. Water bottles are a daily necessities used almost every day. It has become.
このように学校等へ持参する水筒には、当然、中の飲料が不所望に漏れ出さないような密閉性が必要であり、その一方で、飲料を飲む際には、幼児であっても簡単な操作で素早く開け閉めできることが要求される。 In this way, the water bottle brought to the school or the like naturally needs to be sealed so that the beverage inside does not undesirably leak out. On the other hand, even if it is an infant, it is easy to drink. It is required to be able to open and close quickly with simple operation.
このような要求に応えるため、従来の水筒1(例えば、特許文献1)は、図6に示すように、飲料Lが収容される本体2と、本体2の天面開口2aを覆うとともに、円筒状の飲み口3を有する中蓋4と、中蓋4の天面においてその一方端部に設けられた軸5aを中心として回動可能に枢着された片開き蓋体5と、当該片開き蓋体5を閉じた状態で固定するロック機構6とで構成されており、片開き蓋体5の内側には、当該片開き蓋体5が閉じた状態で飲み口3の天面開口3aに当接して水筒1の内部を密閉するパッキン7が設けられている。
In order to meet such a demand, a conventional water bottle 1 (for example, Patent Document 1) covers a
ロック機構6は、大略、片開き蓋体5を閉じた状態で固定するレバー6aと、当該レバー6aの動きを規制するロック6bと、レバー6aを固定位置に戻す方向に常時付勢するばね6cとを備えており、レバー6aおよびロック6bは、それぞれ中蓋4の周縁部において、軸6a1、6b1で回動可能に枢着されている。
The
この水筒1によれば、片開き蓋体5がロック機構6によって閉じた状態で固定されているときは、パッキン7が飲み口3の天面開口3aに当接することによって水筒1の内部が密閉されている。飲料Lを飲む際には、ロック機構6におけるロック6bを、軸6b1を中心として反時計回りに回動させつつ、レバー6aの下端部をばね6cの付勢力に抗して押し込むことにより、レバー6aが軸6a1を中心にして反時計回りに回動して片開き蓋体5の固定が解除される。この解除状態で片開き蓋体5を時計回りに回動させて開くことにより、飲み口3が露出する。
According to this water bottle 1, when the single-open lid 5 is fixed in a closed state by the
しかしながら、水筒1のロック機構6では、片開き蓋体5を固定するレバー6aを固定位置まで復帰させるためのばね6cが不可欠であり、仮にロック6bを省いたとしても、最低限、レバー6aとばね6cとを設ける必要があることからこれ以上部品点数を簡略化してコストを下げることができなかった。
However, in the
また、レバー6aの内側にばね6cを配置すると、それだけ当該ばね6cにごみが溜まりやすく不衛生であり、かつ、ロック機構6が複雑であって隅にゴミや垢が溜まり易くしかもこれを分解清掃するのが非常に困難であった。
Further, when the spring 6c is arranged inside the
さらに、ロック機構6が中蓋4に取り付けられていることから、片開き蓋体5を開けて飲料を飲む際、ロック機構6が顎に当たって邪魔になったり、あるいは、飲み口3から垂れてきた飲料がロック機構6内に侵入することによって前述のように隅にゴミや垢が溜まり易くなってロック機構6が不衛生になっていた。
Further, since the
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、部品点数を極小化することにより、コストを下げられるとともに、分解清掃が容易で隅々まで洗浄でき、衛生的に使用することのできる飲料容器のロック機構、および当該ロック機構を備える飲料容器を提供することにある。 The present invention has been developed in view of such problems of the prior art. Therefore, the main problem of the present invention is to reduce the cost by minimizing the number of parts, while being easy to disassemble and clean, clean to every corner, and to be used hygienicly. It is providing the drink container provided with the said locking mechanism.
請求項1に記載した発明は、「飲料収容空間23を内部に備えるとともに飲み口34が形成された容器本体12にヒンジ部36を介して接続され、前記ヒンジ部36を中心に回動して前記飲み口34を開閉する蓋体40と、
前記蓋体40に設けられ、前記蓋体40を閉じたときに前記容器本体12の蓋体固定用突部38と係合する係合用突起62を有するロック部材42とを備えており、
前記蓋体40には、前記蓋体固定用突部38に対して前記係合用突起62が係脱可能に軸支されて前記ロック部材42が嵌め込まれるロック部材嵌込用切欠部46が設けられており、
前記ロック部材42の前記ロック部材嵌込用切欠部46に隣接する面には、摺動用突起58および傾斜面66のいずれか一方が設けられており、
前記ロック部材嵌込用切欠部46の対応する位置には、前記摺動用突起58および前記傾斜面66の他方が設けられており、
前記ロック部材嵌込用切欠部46に設けられた前記摺動用突起58あるいは前記傾斜面66は、前記ロック部材42に設けられた前記摺動用突起58あるいは前記傾斜面66に弾性を伴って摺接し、前記係合用突起62を前記蓋体固定用突部38に対して係合する方向に押圧付勢することを特徴とする飲料容器10のロック機構14」である。
According to the first aspect of the present invention, “the
A
The
One of a
The other of the
The
本発明のロック機構14によれば、ロック部材42は、蓋体40のロック部材嵌込用切欠部46に嵌め込まれるとともに軸支されており、当該ロック部材42のロック部材嵌込用切欠部46に隣接する面54には、摺動用突起58(あるいは傾斜面66)が設けられており、ロック部材嵌込用切欠部46の対応する位置には、傾斜面66(あるいは摺動用突起58)が設けられている。
According to the
以下、ロック部材42に摺動用突起58が設けられ、ロック部材嵌込用切欠部46に傾斜面66が設けられているものとして説明するが、この逆の場合(ロック部材42に傾斜面66、ロック部材嵌込用切欠部46に摺動用突起58が設けられている場合)であっても本発明の作用効果を奏し得ることは言うまでもない。
In the following description, it is assumed that the
ロック部材嵌込用切欠部46に設けられた傾斜面66は、ロック部材42に設けられた摺動用突起58に弾性を伴って摺接して、ロック部材42に設けられた係合用突起62を容器本体12の蓋体固定用突部38に対して係合する方向に押圧付勢するようになっている。
The
これにより、ヒンジ部36を中心に回動させた蓋体40で飲み口34を閉じた状態において、傾斜面66からの押圧付勢力により、係合用突起62は、蓋体固定用突部38と係合した状態を維持している。
Thus, in a state where the
蓋体40を開ける際には、外部からの力を付加することによって当該傾斜面66からの押圧付勢力に抗して係合用突起62が蓋体固定用突部38から外れる方向にロック部材42を回動させ、この状態でヒンジ部36を中心に蓋体40を回動させることにより、容器本体12の飲み口34が露出する。
When opening the
傾斜面66と摺動用突起58との関係は、弾性を伴う摺接状態にあるから、ロック部材42を回動させたとき、ロック部材嵌込用切欠部46はロック部材42の摺動用突起58によって外側に押し広げられた状態となっており、傾斜面66からの押圧付勢力にさらにロック部材嵌込用切欠部46が元の形状に戻ろうとする弾性力が加わっている。
Since the relationship between the
このため、外部から付加する力を緩めることにより、ロック部材42は直ちに元に戻る方向(すなわち、係合用突起62が蓋体固定用突部38に対して係合する方向)に回動する。
For this reason, by loosening the force applied from the outside, the
以上のように、本発明のロック機構14によれば、外部から力を付加することによって回動したロック部材42を、蓋体40自身の弾性力を利用して元の位置に戻すことができるので、ばね材あるいはその他の弾性部材を設ける必要がなくなり、部材を少なくすることが出来るだけでなく構造もシンプルになって分解しやすく、ゴミや垢が溜まり難くなる。
As described above, according to the
また、本発明のロック機構14では、ロック部材42が蓋体40に取り付けられていることから、蓋体40を開けて中の飲料Lを飲む際にロック部材42が邪魔になることがなく、さらに、飲み口34から飲料Lが垂れてきたとしても当該飲料Lがロック機構14内に侵入することがない。
Further, in the
なお、「飲み口34」とは、ユーザが直接口をつけて飲料Lを飲むためのやや小径の開口に限られず、ユーザが飲料Lをコップに注ぐためのやや大径の開口(注ぎ口)も当然に含む概念である。また、「飲料容器10」とは、水筒のように人が持ち運びする小型可搬式のものの他、より大型のもの、さらには据置式のものも含む概念である。これらのことは本明細書全体を通じて同じである。
The “
請求項2に記載した発明は、請求項1のロック機構14が蓋体40をヒンジ部36とロック部材42と容器本体12に固定しているのに対して、ヒンジ部36を用いることなく複数のロック部材42で蓋体40を固定するロック機構14に関し、「飲料収容空間23を内部に備える容器本体12に設けられた飲み口34に被せる蓋体40と、
前記蓋体40に設けられ、前記蓋体40を被せたときに前記容器本体12の蓋体固定用突部38と係合する係合用突起62を有する複数のロック部材42とを備えており、
前記蓋体40には、前記蓋体固定用突部38に対して前記係合用突起62が係脱可能に軸支されて前記ロック部材42がそれぞれ嵌め込まれる複数のロック部材嵌込用切欠部46が設けられており、
前記複数のロック部材42における前記ロック部材嵌込用切欠部46に隣接する面には、摺動用突起58および傾斜面66のいずれか一方がそれぞれ設けられており、
前記複数のロック部材嵌込用切欠部46の対応する位置には、前記摺動用突起58および前記傾斜面66の他方が設けられており、
前記ロック部材嵌込用切欠部46に設けられた前記摺動用突起58あるいは前記傾斜面66は、前記ロック部材42に設けられた前記摺動用突起58あるいは前記傾斜面66に弾性を伴って摺接し、前記係合用突起62を前記蓋体固定用突部38に対して係合する方向に押圧付勢することを特徴とする飲料容器10のロック機構14」である。
According to the second aspect of the present invention, the
A plurality of locking
A plurality of locking
One of a
The other of the
The
本発明のロック機構14によれば、蓋体40を容器本体12から外す際には、全てのロック部材42に外部からの力を付加して係合用突起62が蓋体固定用突部38から外れる方向にロック部材42を回動させ、この状態で蓋体40を容器本体12から引き外すことにより容器本体12の飲み口34が露出する。外部から付加した力を緩めることにより、個々のロック部材42が元の位置に戻る原理については請求項1の場合と同じである。
According to the
請求項3に記載した発明は、請求項1または2のロック機構14に関し、「前記ロック部材42あるいは前記蓋体40には、前記摺動用突起58が前記傾斜面66から離間するまで前記ロック部材42が回動するのを規制するストッパー64が設けられている」ことを特徴とする。
The invention described in
ロック部材42に外部からの力を勢いよく付加した場合、摺動用突起58が傾斜面66から離間して当該傾斜面66からの押圧付勢力を受けることができなくなってしまい、外部から付加する力を緩めてもロック部材42が元の位置に戻らなくなるおそれがあるが、本発明のロック機構14では、ストッパー64が設けられているので、摺動用突起58が傾斜面66から離間するのを回避でき、外部からの力を勢いよく付加した場合等であっても当該力を緩めてやれば、ロック部材42は必ず元の位置に戻る。
When the external force is applied to the
請求項4に記載した発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のロック機構14に関し、「前記ロック部材42あるいは前記蓋体40には、前記ロック部材42に外部から力が付加されていない状態において、前記係合用突起62を前記蓋体固定用突部38に対して係合する方向に前記ロック部材42が過度に回動するのを規制する逆回動規制ストッパー60が設けられている」ことを特徴とする。
The invention described in
ロック部材42に設けられた摺動用突起58は、ロック部材嵌込用切欠部46に設けられた傾斜面66から「係合用突起62を蓋体固定用突部38に対して係合する方向」に押圧付勢されていることから、ロック部材42に外部から力が付加されていない状態で、ロック部材42が同方向に過度に回動するおそれがあるが、本発明のロック機構14では逆回動規制ストッパー60が設けられているので、このような過度の回動を防止できる。
The sliding
加えて、ロック部材42に外部から力が付加されていないとき、傾斜面66からの押圧付勢力により、ロック部材42が逆回動規制ストッパー60を介してロック部材嵌込用切欠部46に押しつけられて保持された状態になっていることから、ロック機構14を振動させた場合であってもロック部材42が振動してカタカタと不快な音が発生するおそれがない。
In addition, when no external force is applied to the
請求項5に記載した発明は、「請求項1ないし4のいずれかに記載されたロック機構14を備える飲料容器10」である。
The invention described in claim 5 is “a
以上の通りであり、本発明によれば、部品点数を極小化することにより、コストを下げられるとともに、分解清掃が容易で衛生的に使用することのできる飲料容器のロック機構、および当該ロック機構を備える飲料容器を提供することができた。 As described above, according to the present invention, by minimizing the number of parts, the cost can be reduced, and the beverage container locking mechanism that can be easily disassembled and cleaned and used hygienically, and the locking mechanism. It was possible to provide a beverage container comprising:
以下、本発明が適用された飲料容器(水筒)10の実施例について図面を用いて説明する。図1に示すように、本実施例の飲料容器10は、大略、容器本体12と、ロック機構14と、必要に応じて設けられるコップ16およびベルト18とを備えている。
Hereinafter, an embodiment of a beverage container (water bottle) 10 to which the present invention is applied will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the
容器本体12は、有底筒状の容器筒20と、容器筒20の天面開口20aを閉じる中蓋22とで構成されている。中蓋22で閉じられた容器筒20の内部空間20bは、水、お茶、あるいはジュース等の飲料Lを収容する飲料収容空間23となる。もちろん、容器筒20および中蓋22の別体とせず、一体として容器本体12を形成してもよい。この場合、飲料Lの出し入れは、後述する飲み口34を通じて行うことになる。
The container
容器筒20は、ポリプロピレンに代表される樹脂で形成されており(もちろん、材質はこれに限定されるものではなく、樹脂の他、ステンレス等の金属といった水密材料を使用することができる。以下、ほかの部材の材質についても同じ。)、その上端外周部には、中蓋22を螺合するための雄ネジ24が形成されている。また、当該雄ネジ24よりもやや下方の中蓋22と干渉しない位置には、ベルト18を容器筒20に取り付けるための一対のベルト取付突部26が水平外向きに突設されている。
The
中蓋22は、容器筒20と同様に樹脂で形成されており、その下端部内側には、容器筒20の上端部を挿入螺着するための雌ネジ28が形成されている。また、雌ネジ28よりも奥側には、リング状のパッキン29が配設されており、当該雌ネジ28よりも上側の外面には、コップ16が螺着される雄ネジ30が形成されている。
The
また、中蓋22の天面22aには当該天面22aと平行な台面31aを有する台部31が形成されており、台面31aの中央部からやや周縁に寄った位置には、中蓋22の内側と外側とを連通する貫通孔32が形成されており、当該貫通孔32を囲繞するようにして、筒状の飲み口34が上方に突設されている。
Moreover, the
さらに、台面31aにおける、飲み口34が寄った方向よりも反対側の周縁には、ロック機構14の蓋体40(後述)を中蓋22に対して回動可能に取り付けるヒンジ部36を構成する部材であるヒンジ雌部36aが形成されている。また、飲み口34が寄った方向における飲み口34よりもさらに周縁側には、ロック機構14と係合する蓋体固定用突部38が台面31aから水平方向に突設されている。
Further, a
ロック機構14は、図2(a)に示すように、蓋体40と、ロック部材42と、必要に応じて設けられる弁体44とで構成されている。
As shown in FIG. 2A, the
蓋体40は、図2(a)〜(d)に示すように、容器本体12を構成する中蓋22に設けられた飲み口34を開閉するための部材であり、天面40aと、当該天面40aの周縁から下方に延びる側壁40bと、天面40aおよび側壁40bで囲まれた内部空間40cとを有している。また、蓋体40は、側方から見たときにおいて(図2(a)参照)、一方端側(図中左側)が低く、他方端側(図中右側)が高く形成されており、背の低い一方端には、中蓋22のヒンジ雌部36aとともにヒンジ部36を構成するヒンジ雄部36bが形成されている。さらに、背の高い他方端には、ロック部材42が嵌め込まれるロック部材嵌込用切欠部46が形成されている。
As shown in FIGS. 2A to 2D, the
なお、蓋体40は、本実施例のような「片開き」方式に限られず、ヒンジ部36に変えて別のロック部材42を取り付け、両方のロック部材42を一時に外すことによって蓋体40を中蓋22から分離するようにしてもよい。
The
また、蓋体40を開く方向に付勢するバネ等の弾性部材をヒンジ部36に取り付けてもよい。これにより、ロック部材42を操作するだけで、自動的に蓋体40を開けることができる。
Further, an elastic member such as a spring that urges the
ロック部材嵌込用切欠部46は、これを正面から見たとき(図2(c)参照)、下方(つまり、蓋体40を容器本体12に取り付けたときの容器本体12側)側が開口した逆U字状になっており、当該ロック部材嵌込用切欠部46の内側面46a(嵌め込まれたロック部材42に隣接する面)には、回動用凹部48および摺動用凹部50が形成されている。もちろん、ロック部材嵌込用切欠部46は、逆U字状に限られず、上方が開口したU字状でもよいし、ロック部材42を回動させるために要する外部からの力が大きくなるが開口の無いO字状であってもよい。なお、これら凹部48、50の詳細な説明は、以下、ロック部材42の説明とともに行う。
When the lock
ロック部材42は、ヒンジ部36と協働し、飲み口34を閉じた状態で蓋体40を容器本体12の中蓋22に固定するための樹脂製部材であり、図3に示すように、四隅が丸く形成された矩形板状の本体部材52と、当該本体部材52の両長辺側端から垂直方向に延出された一対のプレート54と、プレート54から外向きに突設する3組の突起(一対の回動用突起56、一対の摺動用突起58、および一対の逆回動規制ストッパー60)と、本体部材52における下側の短辺(摺動用突起58に近い容器本体12側の短辺)側端部から、プレート54と同様に本体部材52から垂直方向に突設された係合用突起62と、係合用突起62が突設された短辺とは反対側である上側の短辺(逆回動規制ストッパー60に近い側の短辺)側端部において、本体部材52から垂直方向に突設されたストッパー64とで一体的に形成されている。
The
回動用突起56は、ロック部材42の本体部材52における長手方向中央部においてプレート54から外向きに突設されており、ロック部材42を蓋体40のロック部材嵌込用切欠部46に嵌め込んだとき、当該ロック部材嵌込用切欠部46の回動用凹部48に対して蓋体40の内側から嵌るようになっている(なお、本実施例では、回動用突起56を回動用凹部48に嵌め込み易いように、回動用凹部48からロック部材嵌込用切欠部46の内側端にかけて、当該回動用凹部48よりも浅い回動用突起嵌込溝48aが形成されている。)。これにより、ロック部材42は、図4に示すように、ロック部材嵌込用切欠部46内で回動用突起56を中心として回動し、蓋体固定用突部38に対して係合用突起62が係脱可能に軸支された状態となる。なお、ロック部材42は、蓋体固定用突部38に対して係合用突起62が係脱可能に軸支されればよく、その軸支手段は、上述した回動用突起56および回動用凹部48に限定されない。
The
摺動用突起58は、回動用突起56よりも下短辺側(つまり、容器本体12の中蓋22側)においてプレート54から外向きに突設されており、ロック部材42をロック部材嵌込用切欠部46に嵌め込んだとき、当該ロック部材嵌込用切欠部46の摺動用凹部50に対して蓋体40の内側から嵌るようになっている。また、摺動用突起58の形状は、平面視において、下短辺側(容器本体12側)に底辺が位置する台形となっている。
The sliding
摺動用凹部50は、図5に示すように、蓋体40の内側から外側に向けて当該摺動用凹部50が浅くなるように形成された傾斜面66を有しており、摺動用凹部50に嵌め込まれた摺動用突起58の先端は、当該傾斜面66に当接するようになっている。本実施例において、傾斜面66は、摺動用凹部50の底に形成されているが、このような摺動用凹部50を設けず、ロック部材嵌込用切欠部46のロック部材42に隣接する面46aから傾斜面66を突設形成してもよい。
As shown in FIG. 5, the sliding
摺動用突起58と傾斜面66との関係は、図5に示すように、摺動用突起58の先端間の距離Yより傾斜面66が形成されているロック部材42に隣接する面46a間の距離Xが狭く且つロック部材嵌込用切欠部46が構成されている蓋体40が弾性を有する樹脂製(弾性変形可能な金属でも可)である処から、ロック部材42をロック解除方向に回動させた時、摺動用突起58によってロック部材嵌込用切欠部46が押し広げられ、その反力が摺動用突起58を傾斜面66に沿って押し戻し、ロック方向にロック部材42を押し戻す働きをする。ロック部材嵌込用切欠部46がU字状切欠形状の場合は上記ばね性が顕著に現れる。
As shown in FIG. 5, the relationship between the sliding
逆回動規制ストッパー60は、図3に示すように、回動用突起56よりも上短辺側(つまり、容器本体12側とは反対側の端部)においてプレート54から外向きに突設されており、ロック部材42をロック部材嵌込用切欠部46に嵌め込んで、ロック部材42における容器本体12側とは反対の端部(以下、「ロック解除端部A」という。)に押し込み力が付勢されていない状態(図4中に一点鎖線で示すように、ロック部材42における本体部材52の表面が、ロック部材嵌込用切欠部46と面一になっている状態。)において、蓋体40の内側(ロック部材嵌込用切欠部46の内側端)に当接するようになっている。もちろん、逆回動規制ストッパー60を蓋体40の内側に設け、ロック解除端部Aに押し込み力が付勢されていない状態で当該逆回転規制ストッパー60がロック部材42の回動を規制するようにしてもよい。
As shown in FIG. 3, the reverse
係合用突起62は(図3参照)、ヒンジ部36を中心として蓋体40を回動させて飲み口34を閉じたとき、中蓋22に設けられた蓋体固定用突部38と係合することによって蓋体40を中蓋22に対して固定する部分である。
The engaging protrusion 62 (see FIG. 3) engages with the
ストッパー64は、ロック部材42のロック解除端部Aを押し込んだとき、摺動用突起58が傾斜面66から離間する手前で蓋体40の内面に当接することにより、ロック部材42がそれ以上回動するのを規制する部材である。ストッパー64も逆回動規制ストッパー60と同様、蓋体40の内側に設け、摺動用突起58が傾斜面66から離間する手前でロック部材42に当接して当該ロック部材42の回動を規制するようにしてもよい。
When the lock release end A of the
本実施例の場合、ストッパー64は、上述のように、係合用突起62が突設された短辺とは反対側である上側の短辺(逆回動規制ストッパー60に近い側の短辺)側端部から、本体部材52に対して垂直方向に突設されており、図4に示すように、蓋体40の天面40aに形成された段差部分40dの内側面に当接することによってロック部材42の必要以上の回動を規制するようになっている。もちろん、ストッパー64による回動の規制手段は、これに限られるものではない。
In the case of the present embodiment, the
なお、本実施例では、摺動用突起58、逆回動規制ストッパー60、およびストッパー64がそれぞれ一対で形成されているが、これらを片方だけ形成するようにしても本発明の効果を奏することができる。
In the present embodiment, the sliding
弁体44は、図2(a)および図4に示すように、蓋体40等よりも軟質の弾性体(例えば、シリコン樹脂)で形成されており、蓋体40における天面40aの内側において、蓋体40を中蓋22に固定したときに飲み口34の先端開口を塞ぐ位置に取り付けられている。
As shown in FIGS. 2A and 4, the
本実施例の場合、弁体44は、内側空間68を有する椀状の本体部70と、本体部70の中央部分から外方に突設された突設部72とで構成されており、突設部72の内側空間74は、本体部70の内側空間68と連通しており、さらに、当該突設部72の先端には、例えばカッターナイフで切れ目を入れたような、細いスリット孔76が形成されている。
In the case of the present embodiment, the
また、本体部70は段状に形成されており、突設部72に近い方の段の内面には、内側空間68に向けて円筒状の内側突部77が突設されているとともに、弁体44が取り付けられる蓋体40の天面40aには、蓋体40の外側と、蓋体40の内面に取り付けられた弁体44の内側空間68とを連通するための蓋体連通孔78が形成されており、天面40aの内側には、当該蓋体連通孔78を囲繞する円筒体79が突設されている。
The
弁体44の内側突部77と、本体部70の段差部内壁70aとの間に当該円筒体79を嵌め込むことによって、弁体44が蓋体40に対して固定される。
The
ここで、内側空間68、74の圧力よりもスリット孔76近傍の外部圧力の方が高い場合、すなわち、外部の空気がスリット孔76を通って内側空間68、74に流れようとする場合、突設部72の先端部がしぼむことによってスリット孔76は閉じた状態となり、内側空間74と外部とは非連通状態になる(内側空間68、74の圧力と、スリット孔76近傍の外部圧力とが等しい場合も、スリット孔76が細いことからほぼ非連通状態である。)。
Here, when the external pressure in the vicinity of the
逆に、内側空間68、74の圧力よりもスリット孔76近傍の外部圧力の方が低い場合、すなわち、内側空間68、74の空気がスリット孔76を通って外部に流れようとする場合、突設部72の先端部が膨らむことによってスリット孔76は開いた状態となり、内側空間74と外部とが連通状態になる。
Conversely, when the external pressure in the vicinity of the
このため、図4に示したように、飲み口34の開口を弁体44が閉じている場合において、容器本体12の飲料収容空間23の内圧が低下していき(例えば、まだ熱いお茶を飲料収容空間23に注いですぐに弁体44で飲み口34を閉じた後、お茶が冷めていくにつれて飲料収容空間23内の空気が収縮したような場合。)、飲料収容空間23と外部(蓋体40に設けられた蓋体連通孔78を介して連通された弁体44の内側空間68、74)との圧力差がある程度まで大きくなると、弁体44における突設部72の先端部が膨らんでスリット孔76が開いた状態となる。これにより、外部から飲料収容空間23に空気が流入するので、飲料収容空間23内の圧力が不所望に低下することによって弁体44が飲み口34の開口に張り付いてしまい、蓋体40を開けた時に当該蓋体40から弁体44が外れ、弁体44を紛失するおそれを回避することができる。
Therefore, as shown in FIG. 4, when the
コップ16は、図1に示すように、その開口部内側に雌ネジ80が形成されており、当該開口を下向きにして、中蓋22に形成された雄ネジ30させることができるようになっている。また、必要に応じて取手82を設けてもよい。
As shown in FIG. 1, a
ベルト18は、飲料容器10を肩から掛けるような場合に使用されるもので、ポリエステル製のベルト本体84と、ベルト本体84の両端に取り付けられた吊り具86と、ベルト本体84の長さを調整する調整バックル88とで構成されている。ベルト18を使用する際には、容器筒20に形成されたベルト取付突部26に吊り具86を取り付ける。
The
本実施例の飲料容器10を組み立てる手順について簡単に説明すると、最初に、容器筒20にパッキン29を介して中蓋22を螺着する(容器筒20内に先に飲料Lを入れておくとよい。)。次に、蓋体40のロック部材嵌込用切欠部46にロック部材42を取り付けるとともに、蓋体40に弁体44を取り付け、然る後、蓋体40のヒンジ雄部36bを中蓋22に形成されたヒンジ雌部36aに係合させることによってヒンジ部36を形成して蓋体40を中蓋22に取り付ける。最後に、コップ16およびベルト18を必要に応じて取り付けることにより、飲料容器10が完成する。
The procedure for assembling the
飲料容器10内の飲料Lを飲むときには、コップ16を取り外し、然る後、ロック部材42のロック解除端部Aを押すことにより、ロック部材42が回動用突起56を中心として回動し、係合用突起62が中蓋22側の蓋体固定用突部38から外れて蓋体40の固定が解除される。蓋体40の固定を解除した後、ヒンジ部36を中心にして蓋体40を回動させると飲み口34が露出するので、飲料Lを飲むことができる(もちろん、取り外したコップ16に飲料Lを注いでもよい。)。
When drinking the beverage L in the
本実施例の飲料容器10に適用されたロック機構14によれば、ロック部材42のロック解除端部Aが押し込まれたとき、図4に示すように、係合用突起62が蓋体固定用突部38から外れるとともに、当該ロック部材42に設けられた摺動用突起58も回動するが、当該摺動用突起58が当接する傾斜面66は、図5に示すように、蓋体40の内側から外側に向けて浅くなるように形成されており、摺動用突起58に摺接して、係合用突起62を蓋体固定用突部38に対して係合する方向に押圧付勢していることから、摺動用突起58が傾斜面66の上を蓋体40の内側から外側に向けて摺動することにより、ロック部材嵌込用切欠部46の容器本体12側(開口している側)は外側に押し広げられる。
According to the
ロック部材嵌込用切欠部46が外側に押し広げられると、蓋体40には、樹脂製である(弾性変形可能な金属でも可)蓋体40自身の弾性力に基づいてロック部材嵌込用切欠部46を閉じようとする方向の応力が発生する。このため、ロック解除端部Aを押し込む力を緩めると、ロック部材嵌込用切欠部46の容器本体12側が閉じられていき、これと同時にロック部材42もその摺動用突起58が傾斜面66に押されて直ちに元に戻る方向(すなわち、係合用突起62が蓋体固定用突部38に対して係合する方向)に回動する。
When the
以上のように、本実施例のロック機構14によれば、ロック解除端部Aを押し込むことによって回動したロック部材42を、蓋体40自身の弾性力を利用して元の位置に戻すことができるので、ばね材あるいはその他の弾性部材を設ける必要がなくなる。
As described above, according to the
また、本実施例のロック機構14では、ロック部材42が蓋体40に取り付けられていることから、当該蓋体40を開けて中の飲料Lを飲む際にロック部材42が邪魔になることがなく、さらに、飲み口34から飲料Lが垂れてきたとしても当該飲料Lがロック機構14内に侵入することがない。
Further, in the
加えて、本実施例のロック機構14では、摺動用突起58が傾斜面66から離間するようなロック部材42の回動を規制するストッパー64が設けられている。このため、ロック部材42のロック解除端部Aを勢いよく押し込んだとしても、摺動用突起58が傾斜面66から離間することによって当該押し込み力を緩めてもロック部材42が元の位置に戻ることができなくなるといったおそれがなく、押し込む力を緩めてやれば、ロック部材42は必ず元の位置に戻るようになる。
In addition, the
さらに、ロック部材42におけるロック解除端部Aに押し込み力が付勢されていない状態においても、ロック部材嵌込用切欠部46の傾斜面66は、摺動用突起58に摺接し、係合用突起62を蓋体固定用突部38に対して係合する方向に押圧付勢しているが、ロック部材42のロック解除端部A側には蓋体40の内側に当接する逆回動規制ストッパー60が設けられていることから、ロック部材42が係合用突起62を蓋体固定用突部38に対して係合する方向に過度に回動するのを防止できる。
Further, even when the pushing force is not urged to the unlocking end A of the
加えて、ロック部材42に外部から力が付加されていないとき、傾斜面66からの押圧付勢力により、ロック部材42が逆回動規制ストッパー60を介してロック部材嵌込用切欠部46に押しつけられて保持された状態になっていることから、ロック機構14を振動させた場合であってもロック部材42が振動してカタカタと不快な音が発生するおそれがない。
In addition, when no external force is applied to the
なお、上記実施例では、ロック部材42に摺動用突起58が設けられ、ロック部材嵌込用切欠部46に傾斜面66が設けられているが、逆に、ロック部材42に傾斜面66を突出形成し、ロック部材嵌込用切欠部46に摺動用突起58を形成してもよい。
In the above embodiment, the locking
10…飲料容器
12…容器本体
14…ロック機構
16…コップ
18…ベルト
20…容器筒
22…中蓋
23…飲料収容空間
24…雄ネジ
26…ベルト取付突部
28…雌ネジ
29…パッキン
30…雄ネジ
31…台部
31a…台面
32…貫通孔
34…飲み口
36…ヒンジ部
36a…ヒンジ雌部
36b…ヒンジ雄部
38…蓋体固定用突部
40…蓋体
40a…天面
40b…側壁
40c…内部空間
40d…段差部分
42…ロック部材
44…弁体
46…ロック部材嵌込用切欠部
48…回動用凹部
50…摺動用凹部
52…本体部材
54…プレート
56…回動用突起
58…摺動用突起
60…逆回動規制ストッパー
62…係合用突起
64…ストッパー
66…傾斜面
68…内側空間
70…本体部
72…突設部
74…内側空間
76…スリット孔
77…内側突部
78…蓋体連通孔
79…円筒体
80…雌ネジ
82…取手
84…ベルト本体
86…吊り具
88…調整バックル
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記蓋体に設けられ、前記蓋体を閉じたときに前記容器本体の蓋体固定用突部と係合する係合用突起を有するロック部材とを備えており、
前記蓋体には、前記蓋体固定用突部に対して前記係合用突起が係脱可能に軸支されて前記ロック部材が嵌め込まれるロック部材嵌込用切欠部が設けられており、
前記ロック部材の前記ロック部材嵌込用切欠部に隣接する面には、摺動用突起および傾斜面のいずれか一方が設けられており、
前記ロック部材嵌込用切欠部の対応する位置には、前記摺動用突起および前記傾斜面の他方が設けられており、
前記ロック部材嵌込用切欠部に設けられた前記摺動用突起あるいは前記傾斜面は、前記ロック部材に設けられた前記摺動用突起あるいは前記傾斜面に弾性を伴って摺接し、前記係合用突起を前記蓋体固定用突部に対して係合する方向に押圧付勢することを特徴とする飲料容器のロック機構。 A lid body that is provided with a beverage storage space and is connected to a container main body formed with a drinking mouth via a hinge portion, and rotates around the hinge portion to open and close the drinking mouth,
A locking member provided on the lid body and having an engaging protrusion that engages with the lid fixing protrusion of the container body when the lid body is closed;
The lid body is provided with a lock member fitting notch portion in which the engagement protrusion is pivotably supported with respect to the lid fixing projection portion and the lock member is fitted.
On the surface adjacent to the lock member fitting notch portion of the lock member, either one of a sliding protrusion or an inclined surface is provided,
In the corresponding position of the locking member fitting notch, the other of the sliding protrusion and the inclined surface is provided,
The sliding protrusion or the inclined surface provided in the lock member fitting notch is in sliding contact with the sliding protrusion or the inclined surface provided in the lock member with elasticity, and the engaging protrusion is A beverage container locking mechanism characterized by pressing and urging in a direction to engage with the lid fixing protrusion.
前記蓋体に設けられ、前記蓋体を被せたときに前記容器本体の蓋体固定用突部と係合する係合用突起を有する複数のロック部材とを備えており、
前記蓋体には、前記蓋体固定用突部に対して前記係合用突起が係脱可能に軸支されて前記ロック部材がそれぞれ嵌め込まれる複数のロック部材嵌込用切欠部が設けられており、
前記複数のロック部材における前記ロック部材嵌込用切欠部に隣接する面には、摺動用突起および傾斜面のいずれか一方がそれぞれ設けられており、
前記複数のロック部材嵌込用切欠部の対応する位置には、前記摺動用突起および前記傾斜面の他方が設けられており、
前記ロック部材嵌込用切欠部に設けられた前記摺動用突起あるいは前記傾斜面は、前記ロック部材に設けられた前記摺動用突起あるいは前記傾斜面に弾性を伴って摺接し、前記係合用突起を前記蓋体固定用突部に対して係合する方向に押圧付勢することを特徴とする飲料容器のロック機構。 A lid that covers the drinking mouth provided in the container body with a beverage storage space inside;
A plurality of locking members provided on the lid body and having engaging protrusions that engage with the lid fixing protrusions of the container body when the lid body is covered;
The lid body is provided with a plurality of locking member fitting notches into which the locking members are fitted by pivotally supporting the engaging projections with respect to the lid fixing projections. ,
One of a sliding protrusion and an inclined surface is provided on a surface adjacent to the lock member fitting notch in the plurality of lock members,
At the corresponding position of the plurality of locking member fitting notches, the other of the sliding protrusion and the inclined surface is provided,
The sliding protrusion or the inclined surface provided in the lock member fitting notch is in sliding contact with the sliding protrusion or the inclined surface provided in the lock member with elasticity, and the engaging protrusion is A beverage container locking mechanism characterized by pressing and urging in a direction to engage with the lid fixing protrusion.
A beverage container comprising the locking mechanism according to any one of claims 1 to 4.
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