JP2015000741A - Plug device of beverage container, and beverage container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、飲料容器の栓装置並びにこの栓装置が装着された飲料容器に関するものである。 The present invention relates to a beverage container stopper device and a beverage container equipped with the stopper device.
従来から、栓体に下部開口から上部注出口に至る液通路が設けられると共に、この液通路の下部開口に開閉弁が設けられて、この開閉弁で液通路が開閉される飲料容器の栓装置が実施されている。 Conventionally, a liquid passage from the lower opening to the upper spout is provided in the stopper, and an opening / closing valve is provided in the lower opening of the liquid passage, and the liquid passage is opened and closed by the opening / closing valve. Has been implemented.
また、この開閉弁による液通路の開閉が、注出口を開閉するレバー操作に連動して、注出口を開放するようにレバー操作すると液通路が開弁し、注出口を閉塞するようにレバー操作すると液通路が閉弁する構成の栓装置も従来から実施されている(例えば、特許文献1参照)。 In addition, the opening and closing of the liquid passage by this open / close valve is linked to the lever operation to open and close the spout, and when the lever is operated to open the spout, the liquid passage opens and the lever is operated to close the spout. Then, the stopper apparatus of the structure which a liquid path closes is also implemented conventionally (for example, refer patent document 1).
このような液通路の下部開口が開閉弁で開閉される構成の栓装置は、栓体から開閉弁を分離させることができない。そのため、開閉弁の内側や栓体の奥の方を洗浄することができず、この洗浄できない部分に徐々に汚れが付着して不衛生になるのではないかとの懸念があった。 The stopper device configured to open and close the lower opening of the liquid passage by the opening / closing valve cannot separate the opening / closing valve from the stopper body. For this reason, the inside of the on-off valve and the back of the plug cannot be cleaned, and there is a concern that dirt may gradually adhere to the uncleanable part and become unsanitary.
本発明は、このような開閉弁付の栓装置の問題点に注目し、これを解決しようとするもので、栓体に対し弁部材も開閉蓋も分離できて各部品を奥の方まで洗浄し清潔に保つことができる飲料容器の栓装置並びにこの栓装置を備えた飲料容器を提供するものである。 The present invention pays attention to the problems of such a plug device with an on-off valve, and intends to solve this problem. The valve member and the open / close lid can be separated from the plug body, and each part is washed to the back. A beverage container stopper device that can be kept clean and a beverage container equipped with the stopper device are provided.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
飲料容器1の上部開口部に着脱自在に装着可能な栓体2の上部に注出口3を設け、この注出口3と前記飲料容器1内とを連通する液通路4を前記栓体2に設け、この液通路4の下部開口部5を開閉する弁部材6を栓体2の下部に設け、この弁部材6に、前記栓体2を貫通して栓体2の上部に突出する操作杆7を設け、この栓体2上部に突出する操作杆7の上部に、前記注出口3を開閉自在に閉塞する開閉蓋10の基端部を起伏開閉回動自在に枢着し、この開閉蓋10で前記注出口3を閉塞した際に前記操作杆7を介して前記弁部材6を閉弁位置に移動せしめると共に、この閉塞状態の開閉蓋10を起動回動した際に前記操作杆7を介して前記弁部材6を開弁位置に移動せしめる開閉弁機構11を備えた飲料容器の栓装置Sにおいて、前記操作杆7は、前記弁部材6に設けられる弁側操作杆部8に、前記開閉蓋10の基端部を枢着する蓋側操作杆部9を着脱自在に連結した構成として、この弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とを分離することにより前記弁部材6と前記開閉蓋10とが前記栓体2から分離する構成とし、この弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9を連結した状態で前記弁部材6を前記栓体2に対し所定角度回転させると弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とが連結保持状態となり、この連結保持状態から弁部材6を前記栓体2に対し所定角度回転させると弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とが連結解除状態となる連結・解除手段12を備えたことを特徴とする飲料容器の栓装置に係るものである。
A
また、前記弁部材6の下部に、この弁部材6を前記栓体2に対し回転操作可能な操作部13を設けたことを特徴とする請求項1記載の飲料容器の栓装置に係るものである。 The beverage container stopper device according to claim 1, further comprising an operation portion (13) capable of rotating the valve member (6) relative to the stopper body (2) below the valve member (6). is there.
また、前記連結・解除手段12は、前記弁側操作杆部8若しくは前記蓋側操作杆部9に連結孔15を設け、この連結孔15に着脱自在に差し込み連結可能な差込部14を蓋側操作杆部9若しくは弁側操作杆部8に設け、この差込部14に係止突起16を設け、この差込部14を前記連結孔15に差し込み連結したまま前記弁部材6を前記栓体2に対し回転させた際に前記係止突起16が係止する係合部17を連結孔15に設けて、この係合部17に係止突起16が係止することで差込部14と連結孔15とが前記連結保持状態となり、この連結保持状態から弁部材6を栓体2に対し回転させると係合部17から係止突起16が係脱して前記連結解除状態となるように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の飲料容器の栓装置に係るものである。
Further, the connecting / releasing
また、飲料容器1の上部開口部に、前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料容器の栓装置Sを着脱自在に装着して成ることを特徴とする飲料容器に係るものである。 A beverage container comprising a beverage container stopper device S according to any one of claims 1 to 3 detachably attached to an upper opening of the beverage container 1. is there.
本発明は上述のように構成したから、栓体から弁部材と開閉蓋を分離させることができ、この分離した栓体と弁部材と開閉蓋とを奥の方まで洗浄して各部品を清潔に保つことができ、その上、栓体に対する弁部材と開閉蓋の着脱操作も、弁部材を栓体に対し所定角度回転させるだけの簡易操作で可能であるなど、極めて実用性に優れた飲料容器の栓装置並びにこの栓装置を具備する極めて実用性に優れた飲料用容器となる。 Since the present invention is configured as described above, the valve member and the opening / closing lid can be separated from the plug body, and the separated plug body, valve member, and opening / closing lid are washed to the back to clean each part. In addition, the valve member and the opening / closing lid can be attached to and detached from the plug body by a simple operation by rotating the valve member by a predetermined angle with respect to the plug body. The container stopper device and the beverage container having this stopper device are extremely practical.
また、請求項2記載の発明においては、操作部を例えば手で操作して弁部材を簡易に回転操作できる一層操作性・実用性に優れた構成の飲料容器の栓装置となる。
Further, in the invention according to
また、請求項3記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮する連結・解除手段を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成の飲料容器の栓装置となる。 According to a third aspect of the present invention, there is provided a stopper device for a beverage container having a more practical configuration that can be easily realized by designing the connecting / releasing means that reliably exhibits the functions and effects with a simple configuration. Become.
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 An embodiment of the present invention which is considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings showing the operation of the present invention.
飲料容器1の上部開口部に、本発明の栓装置Sを装着する。 The stopper device S of the present invention is attached to the upper opening of the beverage container 1.
開閉蓋10が注出口3を閉塞した状態では、開閉弁機構11を介して操作杆7が弁部材6を閉弁位置に移動させるので(弁部材6が液通路4の下部開口部5を閉塞しているので)、飲料容器1を傾けても飲料容器1内の飲料が漏出しない。
In a state where the opening /
閉塞状態の開閉蓋10を起動回動すると、注出口3が開放すると共に、開閉弁機構11を介して操作杆7が弁部材6を開弁位置に移動させるので(弁部材6が液通路4の下部開口部5を開放するので)、飲料容器1を傾けることによって飲料が液通路4から注出口3を通って注出することになり、従って、注出口3から飲料容器1内の飲料をグラスなどに注いだり、この注出口3に口を付けて飲料を飲んだりすることができる。
When the opening /
また、本発明の栓装置Sは、飲料容器1の上部開口部から取り外して洗浄できるが、更に栓体2から弁部材6と開閉蓋10を分離させて各々を洗浄できる。
The stopper device S of the present invention can be removed from the upper opening of the beverage container 1 and cleaned, but the
具体的には、弁部材6を前記栓体2に対し所定角度回転させると、連結・解除手段12を介して操作杆7の弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とが連結解除状態となるので、この弁側操作杆部8が設けられる弁部材6と、蓋側操作杆部9に枢着した開閉蓋10とを前記栓体2から分離することができる。
Specifically, when the
従って、弁部材6と開閉蓋10とが取り付けられた状態では洗浄が難しい栓体2や弁部材6や開閉蓋10の奥の方まで洗浄することが可能となり、これらの部品を清潔に保つことができる。
Accordingly, it is possible to clean the
分離した弁部材6と開閉蓋10とを栓体2に取り付ける場合は、弁部材6に設けられる弁側操作杆部8と、開閉蓋10の基端部を枢着した蓋側操作杆部9とを栓体2に貫通させて連結すると共に、この弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9を連結した状態で弁部材6を栓体2に対し所定角度回転させると、前記連結・解除手段12を介して弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とが連結保持状態となる(弁側操作杆部8が設けられる弁部材6と、蓋側操作杆部9に枢着した開閉蓋10とが、栓体2に取り付けられる。)。
When the
従って、弁部材6と開閉蓋10の栓体2に対する着脱操作(弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9との連結保持・連結解除操作)は、弁部材6を栓体2に対し所定角度回転させるだけの簡易な操作で行われる。
Accordingly, the attaching / detaching operation of the
また、例えば、前記弁部材6の下部に、この弁部材6を前記栓体2に対し回転操作可能な操作部13を設ければ、この操作部13を例えば手で操作して弁部材6を簡易に回転させることができる。
Further, for example, if an
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、図1に示すような携帯型の水筒に適用したもので、飲料容器1の上部開口部に、栓装置Sを着脱自在に設けている。 The present embodiment is applied to a portable water bottle as shown in FIG. 1, and a stopper device S is detachably provided at the upper opening of the beverage container 1.
具体的には、飲料容器1は、金属製であって上部開口型の円筒状容器を採用し、この飲料容器1の上部開口部に、合成樹脂製であって短円筒状の前記栓装置Sを着脱自在に装着している。 Specifically, the beverage container 1 is made of a metal and uses an upper opening type cylindrical container, and the stopper device S made of a synthetic resin and having a short cylindrical shape is formed in the upper opening of the beverage container 1. Is attached detachably.
また、この飲料容器1と栓装置Sの着脱構造は、飲料容器1の上部開口部付近の内周面に図示省略の雌螺子部を形成する一方、栓装置S下部の外周面に雄螺子部18を一体成形して、この雄螺子部18を前記雌螺子部に螺着することで飲料容器1の上部開口部に栓装置Sを取り付けする構造とし、栓装置Sの螺脱操作によって飲料容器1の上部開口部から栓装置Sを取り外しできる構造としている。
Moreover, this attachment / detachment structure of the beverage container 1 and the stopper device S forms a female screw portion (not shown) on the inner peripheral surface near the upper opening of the beverage container 1, while the male screw portion on the outer peripheral surface of the lower portion of the stopper device S. 18 is integrally formed, and the
以下、本実施例の栓装置Sについて更に具体的に説明する。 Hereinafter, the plug device S of the present embodiment will be described more specifically.
栓体2の上部に注出口3を設け、この注出口3を開閉する開閉蓋10を栓体2の上部に設け、この注出口3と前記飲料容器1内とを連通する液通路4を栓体2内に設け、この液通路4の下部開口部5を開閉する弁部材6を栓体2の下部に設けている。
A
本実施例の栓体2は、有天の短円筒状体であって筒内空間部を前記液通路4とし、この液通路4がその下部開口部5(栓体2の下部開口部5)を介して前記飲料容器1内と連通する構成としている。
The
また、この栓体2は、図2〜図6に示すように、天板部20の周縁部全周に上方へ突出する周壁部19を一体成形すると共に、この周壁部19は、栓体2の一方側が高く他方側が低くなる傾斜周壁部19に形成している。そして、一方側(高い方)の周壁部19の内側面の所定範囲を外方に凹む形状に成形することで他の部位より薄厚形状に成形すると共に、この薄厚部分の上縁を他の上縁より一段低く凹む形状に成形し、この凹み形状部分を飲み口部21としてこの飲み口部21に直接口を付けて飲料容器1内の飲料を飲むことができるように構成している。
In addition, as shown in FIGS. 2 to 6, the
また、この飲み口部21に連設する天板部20上面の一方側を、飲み口部21と同調する凹み形状に成形してこの部位を他の上面より一段低くなる液溜部22とすると共に、この液溜部22の中央部に、この液溜部22(天板部20の外部)と栓体2内の前記液通路4とを連通する前記注出口3を貫通形成している。
In addition, one side of the top surface of the
即ち、注出口3から注出された飲料は、凹状の液溜部22から飲み口部21を通って飲み口部21に付けた口へと流入案内される構成としている。
That is, the beverage poured out from the
また、この栓体2は、図2〜図7に示すように、天板部20の中心部に小径な貫通孔23を設けると共に、この貫通孔23と連通するようにして天板部20の下面中心部に、貫通孔23より径大且つ栓体2より径小な円筒型であって下部が開口するガイド筒部24を垂設状態に一体成形して、この貫通孔23とガイド筒部24とで、後述する操作杆7取付用の取付孔部25を構成している。
As shown in FIGS. 2 to 7, the
また、この天板部20上面の前記貫通孔23の周囲部分を、前記液溜部22と連設状態に下方へ凹設してこの凹設上面を後述するカム部27が当接するカム受面26とすると共に、この液溜部22とカム受面26との間の境界部をやや高く成形して、この高さのある境界部を液溜部22に溜まった飲料がカム受面26に流入することを阻止する堰部35としている。
Further, a cam receiving surface on which a peripheral portion of the top surface of the
また、この栓体2は、外周面の中ほどに前記飲料容器1上部の内周面に密着する止水パッキン28を設けると共に、前記下部開口部5の開口縁部に、前記栓部材6が密着する密閉パッキン36を設けている。
In addition, the
本実施例の弁部材6は、合成樹脂製であって、図7に示すように前記液通路4の下部開口部5の形状に略合致する円板状体に形成し、この弁部材6の周縁部全周の上面が、前記栓体2の下部開口部5の前記密閉パッキン36に当接密着することで前記液通路4を閉塞可能となり、この弁部材6を栓体2に対し下降させて密閉パッキン36から離間させることで、液通路4の下部開口部5が開放して飲料容器1内の飲料がこの液通路4を介して注出口3から注出可能となる構成としている。
The
また、この弁部材6の下部に、この弁部材6を前記栓体2に対し回転操作するための操作部13を設けている。更に詳しくは、図2〜図6に示すように、弁部材6の下面の、この弁部材6の中心部を境にした対向二箇所であって弁部材6の直径に沿う位置に薄板状の突片13を垂設状態に一体成形し、この二箇所の突片13を前記操作部13として、この操作部13に手の指を掛けて弁部材6を栓体2に対し容易に回転操作し得るように構成している。
Further, an
本実施例では、この弁部材6に、前記栓体2を貫通して栓体2の上部に突出する操作杆7を設け、この栓体2上部に突出する操作杆7の上部に、前記注出口3を開閉自在に閉塞する開閉蓋10の基端部を起伏開閉回動自在に枢着し、この開閉蓋10を伏動回動することで前記注出口3を閉塞した際に前記操作杆7を介して前記弁部材6を閉弁位置に移動させ、且つ開閉蓋10を起動回動することで前記注出口3を開放した際に前記操作杆7を介して前記弁部材6を開弁位置に移動させる開閉弁機構11を備えている。
In this embodiment, the
具体的には、弁部材6の上面の中心部に前記操作杆7を立設状態に設け、この操作杆7を前記栓体2の前記取付孔部25に挿入取付すると共に、この操作杆7が取付孔部25をガイドとして昇降移動可能な構成としている。
Specifically, the
また、操作杆7は、その下部側を前記取付孔部25のガイド筒部24の内径と略同径であってこのガイド筒部24に挿入してスライド摺動可能な円柱状の弁側操作杆部8に形成し、この弁側操作杆部8より上部側を、前記貫通孔23より径小でこの貫通孔23に挿入可能な下側円柱部14と、貫通孔23より径大でこの貫通孔23に挿入不能な上側角柱部37とから成る蓋側操作杆部9に形成した構成としている(図7参照)。
The
また、この操作杆7は、その弁側操作杆部8が取付孔部25のガイド筒部24をスライドガイドとして栓体2に対し昇降方向にスライド移動可能に設け、この操作杆7の昇降スライド移動に伴い弁部材6が栓体2に対し昇降移動して、前記液通路4の下部開口部5を開閉する構成とし、更にこの操作杆7は、その弁側操作杆部8がガイド筒部24を軸受けとして栓体2に対し回転可能に設け、この弁側操作杆部8の回転に伴い弁部材6が栓体2に対し回転する構成としている。図中符号29は弁側操作杆部8に設けた漏止パッキンであって、この漏止パッキン29により取付孔部25から貫通孔23への漏水を防止している。
The operating
また、蓋側操作杆部9は、その上側角柱部37の上端部に軸受部30としてのフック30を設け、このフック30に前記開閉蓋10の基端部に設けた枢着軸31を掛止することで、蓋側操作杆部9の上端部に開閉蓋10の基端部を起伏回動自在に枢着した構成としている。
In addition, the lid-side
本実施例の開閉蓋10は、合成樹脂製であって、図1〜図6に示すように、前記栓体2に連設される前記飲み口部21と液溜部22とカム受面26とに上方から被嵌合可能な平面視略扇形且つ側面視で略L字形の板状体に一体成形している。
The opening / closing
また、この開閉蓋10の先端部には、飲み口部21の先端外面に係脱自在に圧接係止してこの開閉蓋10が前記注出口3を閉塞した状態を保持する保持突起32を設け、反対側の基端部には、前記フック30に軸支可能な枢着軸31を一体成形している。
Further, a holding
また、この枢着軸31を有する開閉蓋10基端部の左右両側部を、他の部位より厚みのある形状に形成すると共に、前記枢着軸31を中心点としてこの中心点から外周までの距離が一定とならないカム形状に成形してこの両基端部をカム部27とし、前記枢着軸31を前記フック30に掛止することで開閉蓋10の基端部を蓋側操作杆部9の上端部に枢着すると、このカム部27が前記カム受面26に当接可能となる構成としている。即ち、このカム部27と前記弁部材6とで栓体2を挟み込むことにより、操作杆7を取付孔部25に抜止状態に設けている(栓体2に弁部材6と開閉蓋10が抜止状態で取り付けられる構成としている。)。
In addition, the left and right side portions of the base end portion of the opening / closing
また、このカム部27は、開閉蓋10下面側に存する外周縁(面)が前記枢着軸31に対し最も距離があり、この下面側外周面から開閉蓋10の基端側に存する外周縁(面)を介して開閉蓋10上面側に存する外周縁(面)に至るにつれて徐々に枢着軸31からの距離が短くなるカム形状に設定構成し、これによりこのカム部27を前記カム受面26に当接させながら開閉蓋10を伏動回動すると、前記注出口3を閉塞した際に前記操作杆7を介して前記弁部材6が閉弁位置に上昇移動(図2参照)し、且つこの閉塞状態の開閉蓋10を起動回動すると、前記注出口3を開放した際に前記操作杆7を介して前記弁部材6が開弁位置に下降移動(図3参照)することになる前記開閉弁機構11を構成している。
Further, the
また、このカム部27を常時カム受面26に当接するように付勢する付勢手段33を前記取付孔部25に設けている。
Further, the mounting
この付勢手段33は、抗縮弾性を有するコイルバネ33を採用し、このコイルバネ33を前記ガイド筒部24内に内装してこのコイルバネ33が常時弁部材6を開弁方向に付勢する構成とし、この付勢力により前記操作杆7を介してカム部27がカム受面26に当接する方向に付勢される構成としている。
The biasing means 33 employs a
また、本実施例の操作杆7は、前記弁部材6に設けられる前記弁側操作杆部8と、前記開閉蓋10の基端部を枢着する前記蓋側操作杆部9とを分割形成して、この弁側操作杆部8に蓋側操作杆部9を着脱自在に連結した構成とし、この弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とを分離することにより前記弁部材6と前記開閉蓋10とが前記栓体2から分離する構成とし、この弁部材6を前記栓体2に対し所定角度回転させると弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とが連結保持状態となり、この連結保持状態から弁部材6を前記栓体2に対し所定角度回転させると弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とが連結解除状態となる連結・解除手段12を備えている。
Further, the operating
具体的には、弁部材6に前記弁側操作杆部8を一体成形すると共に、この弁側操作杆部8の上端部に連結孔15を一体成形している。また、前記蓋側操作杆部9の前記下側円柱部14を、前記連結孔15に着脱自在に差し込み連結可能な差込部14とし、前記取付孔部25(のガイド筒部24)に下方から挿入した弁側操作杆部8の連結孔15に、取付孔部25(の貫通孔23)に上方から挿入した蓋側操作杆部9の差込部14を差し込み連結することで、弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とが前記操作杆7として機能する構成としている。即ち、この差し込み連結した差込部14と連結孔15とは、取付孔部25によって隠蔽されてこの連結構造部分が外部から見えず、体裁良好となる構成としている。
Specifically, the valve-side
また、前記差込部14には係止突起16を設け、一方、この差込部14を前記連結孔15に差し込み連結したまま前記弁部材6を前記栓体2に対し回転させることで差込部14と前記連結孔15とを所定角度相対回転させた際に前記付勢手段33の付勢力により前記係止突起16が係止する係合部17を連結孔15に設けて、この係合部17に係止突起16が係止することで差込部14と連結孔15とが連結保持状態となり、この連結保持状態から弁部材6を栓体2に対し回転させることで連結孔15と差込部14とを所定角度相対回転させると、係合部17から係止突起16が係脱して連結解除状態となる前記連結・解除手段12を構成している。
In addition, the
更に詳しくは、図6,図7に示すように、差込部14の外周面の対向二箇所に角形の前記係止突起16を設け、この二箇所の係止突起16が通過可能な突起用溝部34を連結孔15の孔内面の対向二箇所に設けると共に、この連結孔15の差込方向奥側(図面下側)であって、突起用溝部34の対向方向と直交する対向二箇所に、前記係止突起16が係止可能な係合部17を設けている。
More specifically, as shown in FIGS. 6 and 7, the
また、この係合部17は、図7に示すように、連結孔15内と弁側操作杆部8外とを連通するようにして対向二箇所に貫通切欠形成される切欠横孔の上側孔縁17(孔内面17)で構成している。
Further, as shown in FIG. 7, the engaging
即ち、係止突起16の位置を突起用溝部34に合せることで差込部14を連結孔15に差し込み連結したり、連結状態の差込部14を連結孔15から挿脱したりでき、差し込み連結後、弁部材6を操作杆7(弁側操作杆部8)を回転軸にして栓体2に対し回転させることで差込部14を連結孔15に対し所定角度(本実施例では約90度)回転させると、二箇所の係止突起16が夫々切欠横孔に位置して前記係合部17に係止し差込部14が連結孔15から抜止状態(蓋側操作杆部9と弁側操作杆部8とが連結保持状態)となる構成とし、更にこの連結保持状態から、弁部材6を操作杆7を軸に栓体2に対し回転させることで差込部14を連結孔15に対し所定角度(本実施例では約90度)回転させると、二箇所の係止突起16が係合部17から係脱して(切欠横孔から移動して)再び突起用溝部34に位置し、これにより図6,図7に示すような差込部14を連結孔15から挿脱可能な連結解除状態となる(弁側操作杆部8を有する弁部材6と蓋側操作杆部9に枢着した開閉蓋10とを栓体2から分離できる)構成としている。
That is, by aligning the position of the locking
また、図面の係合部17(切欠横孔の上側孔内面)は、段差面17に形成し、この段差面17の上段係合面38に前記付勢手段33の付勢力により前記係止突起16が係止することによって弁部材6が栓体2に対して回り止め状態となり、この回り止め状態から弁部材6を付勢手段33の付勢力に抗して上方へ押圧(図4参照)すると、上段係合面38から係止突起16が係脱してこの係止突起16が下段係合面39方向に移動する方向に弁部材6を回転操作できて係止突起16を前記突起用溝部34に位置させる連結解除状態(図5参照)にできる構成としている。
Further, the engaging portion 17 (the inner surface of the upper hole of the notch horizontal hole) is formed in the
また、上段係合面38に係止した係止突起16は、この上段係合面38から係脱させても下段係合面39方向と逆方向へは回転できないように連結孔15の孔形状を設定構成している。
In addition, the locking
尚、このような段差面17による係合部17とせず、平坦な切欠面による回り止め機能を有しない係合部17を構成しても良い。また、本実施例とは逆に、弁側操作杆部8に差込部14を設け、蓋側操作杆部9に連結孔15を設けて連結・解除手段12を構成しても良いし、他の構成の連結・解除手段12を構成しても良い。
Instead of the engaging
また、ここで前記貫通孔23について更に説明すると、図8に示すような角形孔に形成し、更にこの角形貫通孔23は、対向辺間の幅を、係止突起16部分の前記差込部14の最大径より小さい幅寸法に設定し、従ってこの貫通孔23に対しては、開閉蓋10を、蓋側操作杆部9を軸に回転させて係止突起16を貫通孔23の角部分に配した時にだけ差込部14を挿脱可能となる構成とし、これにより、例えば栓体2を一方の手で持ち、弁部材6の操作部13に他方の手の指をかけて弁部材6を回転操作することで弁側操作杆部8と蓋側操作杆部9とを分離した際に、開閉蓋10が支えなしでも簡単にバラけて落下しないようにしている。
Further, the through-
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 Note that the present invention is not limited to this embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1 飲料容器
2 栓体
3 注出口
4 液通路
5 下部開口部
6 弁部材
7 操作杆
8 弁側操作杆部
9 蓋側操作杆部
10 開閉蓋
11 開閉弁機構
12 連結・解除手段
13 操作部
14 差込部
15 連結孔
16 係止突起
17 係合部
S 栓装置
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
10 Open / close lid
11 On-off valve mechanism
12 Connection / release means
13 Operation unit
14 Insertion section
15 Connecting hole
16 Locking protrusion
17 Engagement part S stopper device
Claims (4)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013125817A JP2015000741A (en) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | Plug device of beverage container, and beverage container |
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Family Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200480924Y1 (en) * | 2015-07-06 | 2016-07-22 | 김현순 | Tumbler cap |
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USD830767S1 (en) | 2017-07-19 | 2018-10-16 | Camelbak Products, Llc | Beverage container cap |
JP7408106B1 (en) | 2022-09-02 | 2024-01-05 | 株式会社アトラス | beverage container |
-
2013
- 2013-06-14 JP JP2013125817A patent/JP2015000741A/en active Pending
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