JP5307231B2 - 通信システム、情報分析装置および情報分析方法 - Google Patents
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Description
本発明は、人口分布の概算を行う情報分析装置および情報分析方法、並びに、情報分析装置を含んで構成される通信システムに関する。
従来、巨視的な人口分布に関するデータを収集する手法として、5年周期で全国的に実施される国勢調査があった。この調査は、対象者に対しアンケートを配布して回収し、多くの人手を使って集計するなどの非常に手間のかかる一連の作業が必要であり、調査結果を得るまでに時間がかかっていた。また、回答する対象者にとってもアンケートに記入して返送するといった負担を強いるものであった。
上記のように、従来は巨視的な人口分布に関するデータを収集するだけでも非常に面倒であり、かかるデータを簡易に且つ速やかに収集し、簡易に且つ速やかに調査結果を得ることは困難であった。
一方、携帯端末を利用して人口分布を得る試みとして例えば特許文献1には、GPS機能付き携帯端末を利用して人口の分布を求める点について記載されているが、この技術でも、対象とするユーザの全員に対して、ユーザ全員が一意に識別可能である識別子が付加されているGPS内蔵機器を配布する、及びGPSを用いて測位した情報を一人一人収集する等人口分布を求めるための処理負荷と時間を要する。そのため、より簡易且つ速やかに人口分布に関するデータを収集し、及び調査する技術が待望されていた。
本発明は、上記課題に鑑み、巨視的な人口分布に関するデータを簡易に且つ速やかに収集し、簡易に且つ速やかに調査結果を得ることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一側面に係る通信システムは、位置を登録する単位領域である位置登録エリアを構成するセクタを制御する基地局と、セクタに在圏する移動機と、基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と、無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続されている情報分析装置と、を含んで構成されている通信システムであって、無線ネットワーク制御装置は、移動機と基地局との間で送受信される信号の量を示す信号数を計測する信号数計測部を備え、情報分析装置は、信号数計測部が計測した信号数に基づいて人口分布を算出する人口分布算出部と、人口分布算出部が算出した人口分布を出力する出力部と、を備える。
このように構成された通信システムにより、移動機の発着信数等の信号数を簡易に且つ速やかに収集して、その情報に基づいて人口分布を出力することにより、巨視的な人口分布に関する調査結果を簡易に且つ速やかに得ることが可能となる。
また、信号数計測部は、セクタ内に在圏する移動機への音声着信及びパケット着信の少なくとも一方に基づいて信号数を計測してもよい。
人間の行動に直接は関係のない着信数に基づくことにより、発信数に基づいた場合に生じ得る人間の行動の傾向(例えば、発信は事務所から行うことが多い等)に起因する信号数の偏りを除去して、現実の人口分布をより適切に反映した人口分布を得ることが可能となる。
また、上記の通信システムは、位置登録エリアに登録している移動機の数である登録数を計測する位置登録信号処理部を備える交換機を更に含んで構成され、人口分布算出部は、位置登録エリアに在圏する移動機における信号数の合計である合計信号数と、位置登録信号処理部が計測した位置登録エリアにおける登録数と、の比率であるウエイトを算出するウエイト算出部と、ウエイト算出部が算出したウエイトとセクタ毎の信号数とに基づいてセクタ毎の人口分布を算出する演算部と、を備えてもよい。
上記の交換機は、位置登録エリアに在圏する移動機の実数を把握している。また、信号数計測部は、信号数を位置登録エリアよりも狭いセクタ毎に計測している。このため、これらの情報から位置登録エリア単位よりも細かいセクタ単位の人口分布を算出することが可能となる。
また、上記の交換機は、登録数と該登録数が計測された時刻である登録数計測時刻とを関連付けて記憶する記憶部、を更に備え、人口分布算出部は、人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻の直前に計測された登録数と、対象時刻の直後に計測された登録数とに基づいて、対象時刻において位置登録エリアに登録している移動機の数である対象時刻登録数を算出する対象時刻登録数算出部を更に備え、ウエイト算出部は、登録数として対象時刻登録数算出部が算出した対象時刻登録数を用いてもよい。
このように構成された通信システムによれば、例えば、位置登録信号処理部が所定の計測間隔(例えば1時間間隔)で登録数を計測する場合であって、計測時刻以外を対象時刻とする場合であっても、対象時刻登録数をその前後に計測された登録数に基づいて算出することが可能となる。
また、上記の人口分布算出部は、対象時刻を中心時刻とした、登録数の計測間隔と同じ時間を有する時間枠を設定し、当該設定された時間枠において信号数計測部により計測された信号数の積算である積算信号数を算出する積算信号数算出部を更に備え、ウエイト算出部は、位置登録エリアに属する全てのセクタにおける積算信号数を合計して得られた合計信号数を用いてもよい。
所定の時間に計測された信号数を積算することにより、短期的、かつ偶発的な原因による信号数の増減を希釈することが可能となる。また、信号数を積算する時間は、登録数が計測される時刻間隔と等しいため、統計的な誤差を吸収することができ、また、信号数を積算する所定の時間が必要以上に長くないため、処理に用いる資源を無駄にすることもない。そのため、信号数の計測精度と処理コストとの調和を計ることが可能となる。
上記課題を解決するため、本発明の一側面に係る情報分析装置は、位置を登録する単位領域である位置登録エリアを構成するセクタであり基地局によって制御されているセクタに在圏する移動機との間で、基地局を介して通信可能な状態で接続されている情報分析装置であって、移動機と基地局との間で送受信される信号の量を示す信号数に基づいて、人口分布を算出する人口分布算出部と、人口分布算出部が算出した人口分布を出力する出力部と、を備える。
このように構成された情報分析装置により、移動機の発着信数等の信号数を簡易に且つ速やかに収集して、その情報に基づいて人口分布を出力することにより、巨視的な人口分布に関する調査結果を簡易に且つ速やかに得ることが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明の一側面に係る情報分析方法は、位置を登録する単位領域である位置登録エリアを構成するセクタを制御する基地局と、セクタに在圏する移動機と、基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と、無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続されている情報分析装置と、を含んで構成されている通信システムで実行される情報分析方法であって、無線ネットワーク制御装置が、移動機と基地局との間で送受信される信号の量を示す信号数を計測する信号数計測ステップと、情報分析装置が、信号数計測ステップにおいて計測された信号数に基づいて人口分布を算出する人口分布算出ステップと、情報分析装置が、人口分布算出ステップにおいて算出された人口分布を出力する出力ステップと、を備える。
この方法により、移動機の発着信数等の信号数を簡易に且つ速やかに収集して、その情報に基づいて人口分布を出力することにより、巨視的な人口分布に関する調査結果を簡易に且つ速やかに得ることが可能となる。
本発明によれば、巨視的な人口分布に関するデータを簡易に且つ速やかに(準リアルタイムに)収集し、簡易に且つ速やかに調査結果を得ることができる。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の通信システム10のシステム構成を示す図である。図1に示すように、この通信システム10は、移動機100、BTS(基地局)200、RNC(無線ネットワーク制御装置)300、交換機400、および管理センタ500を含んで構成されている。また、この管理センタ500は、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィーユニット503、および可視化ソリューションユニット504から構成されている。
図1は、本発明の第1実施形態の通信システム10のシステム構成を示す図である。図1に示すように、この通信システム10は、移動機100、BTS(基地局)200、RNC(無線ネットワーク制御装置)300、交換機400、および管理センタ500を含んで構成されている。また、この管理センタ500は、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィーユニット503、および可視化ソリューションユニット504から構成されている。
RNC300は、BTS200を介して移動機100が送信したRRCコネクション要求信号を受信する。この時、RRCコネクション要求信号のパラメタとして音声着信、音声発信、パケット着信、及びパケット発信が設定されている信号の数をカウントできる。なお、標準仕様書「Radio Resource Control (RRC) Protocol Specification: 3GPP TS 25.331」には、RNC300におけるセクタ単位での信号数カウントについて規定されており、本方法はこれに準拠したものである。
交換機400は、BTS200、RNC300を介して、移動機100が送信した位置登録信号を収集する。交換機400は、位置登録エリア単位で移動機100等を管理しており、移動機100が送信した位置登録信号を収集することにより位置登録エリアに登録している移動機100の数(登録数)を位置登録エリア毎に把握及び記憶している。交換機400は記憶している位置登録エリアに登録している移動機100の数を、所定のタイミング、または管理センタ500からの要求に応じて管理センタ500に出力する。ここで、一般的に、RNC300は、約千個からなるものであり、日本全国に配置されている。一方で、交換機400は、300個程度日本国内に配置されている。
管理センタ500は、上述したとおり、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィーユニット503、および可視化ソリューションユニット504を含んで構成されており、各ユニットでは、移動機100が送信した位置登録信号及び発着信に関する情報を用いた統計処理を行う。
社会センサユニット501は、各交換機400から交換機400が記憶している位置登録エリアに登録している移動機100の数等を含んだデータを収集するサーバ装置である。この社会センサユニット501は、交換機400から定期的に出力されたデータを受信し、及び社会センサユニット501において予め定められたタイミングに従って交換機400からデータを取得するように構成されている。
ペタマイニングユニット502は、社会センサユニット501から受信したデータを所定のデータ形式に変換するサーバ装置である。例えば、ペタマイニングユニット502は、ユーザIDをキーに、或いはエリアごとにソーティング処理を行う。
モバイルデモグラフィーユニット503は、ペタマイニングユニット502において処理されたデータに対する集計処理、すなわち各項目のカウンティング処理を行うサーバ装置である。例えば、モバイルデモグラフィーユニット503は、あるエリアに在圏するユーザ数のカウント、或いは在圏分布の集計等をすることができる。
可視化ソリューションユニット504は、モバイルデモグラフィーユニット503において集計処理されたデータを可視可能に処理するサーバ装置である。例えば、可視化ソリューションユニット504は、集計されたデータを地図上にマッピング処理することができる。この可視化ソリューションユニット504にて処理されたデータは、企業、官公庁または個人等に提供され、店舗開発、道路交通調査、災害対策、環境対策などに利用される。なお、このように統計処理された情報は、当然にプライバシーを侵害しないように個人等は特定されないように加工されている。
なお、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィーユニット503および可視化ソリューションユニット504はいずれも、前述したようにサーバ装置により構成され、図示は省略するが、通常の情報処理装置の基本構成(即ち、CPU、RAM、ROM、キーボードやマウス等の入力デバイス、外部との通信を行う通信デバイス、情報を記憶する記憶デバイス、および、ディスプレイやプリンタ等の出力デバイス)を備えることは言うまでもない。
図2に通信システム10の機能構成を示す。図2に示すように通信システム10は、複数のBTS200と、複数のBTS200それぞれが制御するセクタに在圏する複数の移動機100と、BTS200を制御するRNC300と、交換機400と、情報分析装置600と、を含んで構成される。情報分析装置600は、前述した図1に示したモバイルデモグラフィーユニット503および可視化ソリューションユニット504に相当する。図1の社会センサユニット501およびペタマイニングユニット502に対応する機能に関しては、図2ではこれらの機能の表記を省略している。
RNC300は、RNC通信制御部302、位置登録信号受信部303、及び信号数計測部304を含んで構成されている。また、交換機400は、交換機通信制御部401、変換部402、記憶部403、及び位置登録信号処理部404を含んで構成されている。
情報分析装置600は、情報分析装置通信制御部601、保持部602、人口分布算出部603、及び出力部604を含んで構成されている。
まず、RNC300について説明する。RNC通信制御部302は、BTS200を介して移動機100と通信接続を行う部分であり、例えば、移動機100からの発信処理に基づいた通信接続処理および位置登録要求に基づいた通信接続処理を行う。本実施形態では、RNC通信制御部302は、通信接続処理に用いられるInitial UE Messageを交換機400に送信することができる。なお、このInitial UE Messageは、発着信の信号数を含んでいる。また、Initial UE Messageは、発信または位置登録要求を示す指示情報(位置登録信号)、移動機100を一意に特定するID、および位置情報を付加することも可能である。なお、ここでIDとは、例えば、移動機100がネットワークに接続した際に交換機400により払い出されたテンポラリIDとしてのID情報であってもよい。
図3は、BTS200とセクタとの関係を示す図である。円形で示されている領域の中心にBTS200が位置するものであり、それを中心に複数に分けられたものがセクタである。例えば図3では、BTS200の通信エリアは最大6セクタからなるものであり、それぞれのセクタごとに、セクタを一意に識別可能であるセクタ識別子が割り当てられており、RNC300は、該セクタ識別子を用いることにより移動機100が何れのセクタにいるかを、BTS200経由で把握可能となっている。
なお、RNC300は、さらにRRCコネクション要求の処理を行った際に得られる信号の遅延に基づいてセクタ内のどの位置に移動機100が位置するか、そのGAI(Geographical Area ID)を算出することができる。そのセクタ識別子とセクタ内の位置に基づいて移動機100の位置を特定することもできる。
位置登録信号受信部303は、移動機100が送信した位置登録信号をRNC通信制御部302を介して受信する部分である。
信号数計測部304は、セクタ内に在圏する移動機100が送受信する信号の量をセクタ毎に示す情報である信号数(信号数)を計測し、計測した信号数をRNC通信制御部302を介して管理センタ500へ送信する部分である。
ここで、信号の量とは例えば上述のRRCコネクション要求信号のパラメタを用いた方法によって判別した音声着信数、パケット着信数、音声発信数、パケット発信数などを用いることが可能である。但しこれに限定する意図はない。
信号の量は、音声着信数及びパケット着信数の少なくとも一方を合計する方法によって計測することが好適である。音声発信及びパケット発信を用いた場合、それら発信の数はユーザである人間の行動と関係があると考え得る。すなわち、ユーザが発信を行う場合は例えば事務所、家、駅、などの場所が多いと考えられる。
一方において着信に限った場合は、着信側移動機100のユーザである人間の行動には直接は無関係である。そのため、信号の量を、音声着信数及びパケット着信数を合計する方法によって計測することにより、現実の人口分布をより適切に反映した人口分布を得ることが可能となる。
但し、発信数から信号数を計測しても十分実用に耐え得ることは言うまでもない。
つぎに、交換機400について説明する。交換機通信制御部401は、RNC300から送信されるInitial UE Messageを受信し、このInitial UE Messageを用いて通信接続処理を行う部分である。また、記憶部403が記憶している登録数、及び信号数などの情報の情報分析装置600への送信を制御する部分である。
変換部402は、交換機通信制御部401により受信されたInitial UE Messageに含まれているテンポラリID等のIDを電話番号に変換する部分である。変換部402は、変換処理に際して、加入者プロファイル情報を記憶する加入者プロファイル情報記憶部(図示せず)から、テンポラリID等のIDに対応付けられている電話番号を抽出し、当該抽出した電話番号に変換する。なお、この加入者プロファイル情報記憶部は、例えば図示しないHLR(Home Location Register)に備えられているものであり、ここではテンポラリID等のIDと電話番号とを対応付けて管理及び記憶している。
位置登録信号処理部404は、位置登録信号を移動機100からBTS200を介して受信し、受信した位置登録信号に基づいて位置登録エリアに登録している移動機100の実数である登録数を計測する部分である。
本実施形態では移動機100は、移動機100が位置登録エリアを跨いで移動した場合に位置登録信号を送信している。それにより、位置登録信号処理部404は、位置登録エリア内に存在する移動機100の実数を把握できることとなる。なお、標準仕様書「Mobile Application Part(MAP) specification: 3GPP TS 29.002」には、交換機400が位置登録を管理する方法について記載されている。本実施形態の交換機400における処理は、この方法に準拠したものである。
記憶部403は、位置登録信号処理部404が計測した登録数、及び交換機通信制御部401を介してRNC300から受信した信号数を入力し、記憶する部分である。なお、変換部402で変換された電話番号とInitial UE Messageに含まれている移動機100の位置情報と当該位置情報が測位された時刻とを対応付けて記憶することもできる。この記憶部403に記憶されている登録数は、交換機通信制御部401による通信処理に従って、所定のタイミングまたは管理センタ500からの要求に応じて管理センタ500により収集される。
次に、情報分析装置600について説明する。情報分析装置通信制御部601は、情報分析装置600と交換機400との間の通信を制御する部分である。
保持部602は、交換機400の位置登録信号処理部404が計測した登録数、及びRNC300の信号数計測部304が計測した信号数を、情報分析装置通信制御部601を介して入力し、保持する部分である。
人口分布算出部603は、信号数を保持部602から入力し、入力した信号数に基づいてセクタ単位の人口分布を算出する部分である。
具体的には、人口分布算出部603は、ウエイト算出部6031及び演算部6032を含んで構成されている。
ウエイト算出部6031は、同一の位置登録エリアに在圏する移動機100における信号数の合計である合計信号数と、位置登録信号処理部404が計測した位置登録エリアにおける登録数と、の比率であるウエイトを算出する部分である。
図4〜6を用いて、ウエイト算出部6031がウエイトを算出する方法を具体的に説明する。
図4は、発明の説明のために用いるセクタの形状、及びセクタを一意に識別可能とするセクタ識別子を示す図である。
図4の3角形で示した一つの領域が一つのセクタを示す。図4の3角形の中央に記入した数字がセクタ識別子である。セクタ識別子が1〜6であるセクタは、同一の位置登録エリアに属している。また、セクタ識別子が7〜12であるセクタは、同一の(セクタ識別子が1〜6であるセクタが属している位置登録エリアとは別の)位置登録エリアに属している。
図5には、図4に示したセクタにおける信号数の例を示す。図5の「セクタ識別子」は図4に示されたセクタ識別子に対応している。図5の「位置登録エリア識別子」は、関連付けられた「セクタ識別子」によって示されるセクタ(以後、単に「セクタ」と称する)が形成している位置登録エリアを一意に識別可能とする識別子である。図5の「信号数」は、セクタに在圏する移動機100の単位時間における音声着信数、パケット着信数、音声発信数、パケット発信数の少なくとも一つを合計することにより計測される。なお、音声着信数、或いはパケット着信数を合計することによって計測されることが好適であることは上述の通りである。
ウエイト算出部6031は、情報分析装置通信制御部601を介して図5に示すセクタ識別子に関連付けられた信号数、及び図示しない対応記憶部からセクタが属する位置登録エリアを示す位置登録エリア識別子を入力すると、同一の位置登録エリアに属するセクタの信号数の合計である合計信号数を求める。具体的には、ウエイト算出部6031は、図5に示す位置登録エリア識別子が同一であるセクタ識別子と関連付けられた「信号数」を合計する。
図5に示す例では、位置登録エリア識別子が“1”であるセクタ(セクタ識別子が“1”〜“6”であるセクタ)における信号数を合計すると70となる。同様に位置登録エリア識別子が“2”であるセクタ(セクタ識別子が“7”〜“12”であるセクタ)における信号数を合計すると52となる。
図6は、このように求められた合計信号数とウエイトとの関係を説明するための図である。図6の「位置登録エリア識別子」は、図5の「位置登録エリア識別子」に対応している。図6の「合計信号数」は、ウエイト算出部6031が上述の方法によって算出した位置登録エリア毎の合計信号数である。図6の「登録数」とは、位置登録信号に基づいて交換機400が把握した位置登録エリア毎の登録数である。上述の通り、該登録数は現実に位置登録エリア内に存在している移動機100の実数である。
ウエイト算出部6031は、「登録数」を「合計信号数」で割ることにより「ウエイト」を算出する。それが図6の「ウエイト」である。
図2に戻り、演算部6032は、ウエイト算出部6031が算出したウエイトと、保持部602が保持するセクタ毎の信号数とに基づいてセクタ毎の人口分布を算出する部分である。
具体的には、演算部6032は、全てのセクタの信号数に対して、該当する位置登録エリアの「ウエイト」を乗算する。
それによって、同じ位置登録エリアを構成しているセクタに関して、信号数間の比率を変化させることなく、現実の人口分布をより適切に反映した人口分布を得ることが可能となる。
図7に、演算部6032による、人口分布の算出の例を示す。図7(a)において括弧内に記載されている数値は、セクタ毎の信号数を示し、図7(b)において括弧内に記載される数値は、人口分布を示す。図7において三角の中央に示す数字はセクタ識別子を示す。演算部6032は、位置登録エリア識別子が1である位置登録エリアを構成しているセクタ(セクタ識別子が1〜6であるセクタ)に対してはセクタ毎の信号数と、ウエイト“0.714286”とを乗算することにより人口分布を算出する。また、演算部6032は、位置登録エリア識別子が2である位置登録エリアを構成しているセクタ(セクタ識別子が7〜12であるセクタ)に対してはセクタ毎の信号数と、ウエイト“1.346154”とを乗算することにより人口分布を算出する。
出力部604は、人口分布算出部603が算出した人口分布を出力する部分である。
ここでの「出力」は、表示出力および印刷出力を広く含むことは言うまでもない。即ち、人口分布は、ディスプレイ等に表示出力されてもよいし、プリンタ等から印刷出力されてもよいし、表示と印刷の両方で出力されてもよい。
或いは、「出力」は、他のシステムで用いる場合などは数値情報としてファイルを出力しても良い。
出力方法は、具体的には、それぞれのセクタを人口分布に応じた色で塗ることによって人口分布を色で表現してもよい。または、数字を記入してもよい。
[通信システム10にて実行される処理の流れについて]
つぎに、通信システム10の処理について図8及び図9を参照して説明する。
つぎに、通信システム10の処理について図8及び図9を参照して説明する。
移動機100から発信要求または位置登録要求が出力され、RRCコネクション要求(RRC Connection Request)がRNC300のRNC通信制御部302にて受信されると、RNC通信制御部302により、その要求に対してRRCコネクションセットアップ(RRC Connection setup)が移動機100に送信される。そして、RRCコネクションセットアップの完了(RRC Connection setup Complete)信号が移動機100からRNC通信制御部302へ送信される(ステップS101)。
RNC300の信号数計測部304は、RRCコネクション要求信号のなかでパラメタ音声着信、パケット着信、音声発信、或いはパケット発信が設定されているものを合計することにより信号数を計測する(ステップS102:信号数計測ステップ)。
位置登録信号受信部303は、RNC通信制御部302を介して、位置登録信号を、Initial UE Messageに付加して、交換機400に送信する(ステップS103)。RNC通信制御部302は、計測された信号数を交換機400へ送信する(ステップS104)。
交換機400の位置登録信号処理部404は、移動機100が送信した位置登録信号に基づいて、位置登録エリアに登録している移動機100の実数である登録数を計測する(ステップS105)。
交換機400の記憶部403は、位置登録信号処理部404が計測した登録数、及び信号数を記憶する。記憶された登録数、及び信号数は一定間隔にて、或いは管理センタ500の要求に応じて交換機通信制御部401を介して管理センタ500へ送信される(ステップS106)。
情報分析装置600の人口分布算出部603は、RNC300が計測した信号数に基づいて、人口分布を算出する(ステップS107:人口分布算出ステップ)。
出力部604は、人口分布算出部603が算出した人口分布を出力する(ステップS108:出力ステップ)。
ここで、図9を参照し、信号数に基づいた人口分布の算出方法について説明する。図9に示す処理は、図8におけるステップS107の処理に該当する。
ウエイト算出部6031は、同一の位置登録エリアに在圏する移動機100における信号数の合計である合計信号数と、位置登録信号処理部404が計測した該位置登録エリアにおける登録数と、の比率であるウエイトを算出する(ステップS201)。
演算部6032は、全てのセクタについて信号数に対して、該当する位置登録エリアのウエイトを乗算して人口分布を算出する(ステップS202)。
[作用及び効果について]
次に、本実施形態の通信システム10の作用及び効果について説明する。
次に、本実施形態の通信システム10の作用及び効果について説明する。
本実施形態の通信システム10の人口分布算出部603は、セクタに在圏する移動機100の信号数と位置登録エリアに在圏する移動機100の登録数と、に基づくことで、人口分布を算出している。その為、情報を速やかに収集して、その情報に基づいて人口分布を出力することにより、巨視的な人口分布に関するデータ調査結果を簡易に且つ速やかに得ることが可能となる。
また、信号数計測部304は、セクタ内に在圏する移動機100への音声着信及びパケット着信の少なくとも一方に基づいて信号数を計測している。人間の行動に直接は関係のない着信数に基づくことにより、発信数に基づいた場合に生じ得る人間の行動の傾向(例えば、発信は事務所から行うことが多い等)に起因する信号数の偏りを除去して、現実の人口分布をより適切に反映した人口分布を得ることが可能となる。
また、本実施形態の通信システム10は、位置登録エリアに登録している移動機100の数である登録数を計測する位置登録信号処理部404を備える交換機400を更に含んで構成され、人口分布算出部603は、位置登録エリアに在圏する移動機100における信号数の合計である合計信号数と、位置登録信号処理部404が計測した位置登録エリアにおける登録数と、の比率であるウエイトを算出するウエイト算出部6031と、ウエイト算出部6031が算出したウエイトとセクタ毎の信号数とに基づいてセクタ毎の人口分布を算出する演算部6032と、を備える。本実施形態における交換機400は、位置登録エリアに在圏する移動機100の実数を把握している。また、信号数計測部304は、信号数を位置登録エリアよりも狭いセクタ毎に計測している。このため、これらの情報から位置登録エリア単位よりも細かいセクタ単位の人口分布を算出することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、図10〜17を用いて本発明の第2実施形態について説明する。但し、上記第1実施形態と同様である部分についてはここでは説明せず、ここでは、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、図10〜17を用いて本発明の第2実施形態について説明する。但し、上記第1実施形態と同様である部分についてはここでは説明せず、ここでは、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図10は、本実施形態における通信システム10bの機能構成を示す図である。図10に示すように、本実施形態の通信システム10bは、移動機100、BTS200、RNC300、交換機400、及び情報分析装置600を含んで構成されている。
このうち移動機100、BTS200、及びRNC300が有する機能については上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態の交換機400は、交換機通信制御部401b、変換部402、記憶部403b、及び位置登録信号処理部404を含んで構成されている。このうち変換部402及び位置登録信号処理部404が有する機能については、上記第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
交換機400における記憶部403bは、位置登録信号処理部404が計測した登録数、及び交換機通信制御部401bを介してRNC300から受信した信号数に加え、位置登録信号処理部404が登録数を計測した時刻である登録数計測時刻を入力し、記憶する部分である。記憶部403bは、登録数計測時刻を対応する登録数と関連付けて記憶している。
交換機通信制御部401bは、記憶部403bが記憶している登録数及び信号数などに加え登録数計測時刻を情報分析装置600へ送信する部分である。
次に、本実施形態の情報分析装置600について説明する。情報分析装置600は、情報分析装置通信制御部601、保持部602、人口分布算出部603b、出力部604、及び対象時刻入力部605を含んで構成されている。
このうち、情報分析装置通信制御部601、保持部602、及び出力部604が有する機能については、上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
人口分布算出部603bは、RNC300の信号数計測部304が計測した信号数を保持部602から入力し、入力した信号数に基づいてセクタ単位の人口分布を算出する部分である。人口分布算出部603bが有する機能の詳細については後述する。
対象時刻入力部605は、人口分布算出部603bが人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻の入力を受け付ける部分である。対象時刻入力部605は、物理的には図示しないキーボード、タッチパネルなどの入力装置によって実現される。対象時刻は、それらの物理的装置を介して通信システム10bの利用者によって手動で入力されても良い。或いは、図示しない他のシステムから受信しても良い。
次に、図11〜16を用いて人口分布算出部603bが有する機能の詳細について説明する。図11に示すように、人口分布算出部603bは、具体的には、ウエイト算出部6031b、演算部6032b、対象時刻登録数算出部6033、及び積算信号数算出部6034を含んで構成されている。
対象時刻登録数算出部6033は、人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻の直前に計測された登録数である直前登録数と、対象時刻の直後に計測された登録数である直後登録数と、直前登録数が計測された時刻及び直後登録数が計測された時刻の時間間隔における直前登録数が計測された時刻から対象時刻までの時間に対する時間比率と、に基づいて、対象時刻において位置登録エリアに登録している移動機100の数である対象時刻登録数を算出し、算出した対象時刻登録数をウエイト算出部6031bに出力する部分である。
具体的には、対象時刻登録数算出部6033は、対象時刻入力部605から対象時刻を入力する。また、対象時刻登録数算出部6033は、保持部602から登録数を入力する。
本実施形態において、交換機400の位置登録信号処理部404は、1時間間隔で登録数を計測している。今、位置登録信号処理部404が位置登録エリア識別子が“1”である登録エリアにおいて計測した登録数の例を図12に示す。
入力した対象時刻が17時30分であったとすると、図12の例の場合、対象時刻登録数算出部6033は、17時00分に計測された登録数(直前登録数)である100と、18時00分に計測された登録数(直後登録数)である150と、17時00分(直前登録数が計測された時刻)及び18時00分(直後登録数が計測された時刻)の時間間隔である1時間における17時00分(直前登録数が計測された時刻)から17時30分(対象時刻)までの時間である30分間に対する比率である2対1に基づいて対象時刻登録数を算出する。即ち、この例では、直後登録数である150から直前登録数である100を引いた50を2で割ることで算出した25を、直前登録数である100に足す。これによって得られた125を17時30分における対象時刻登録数として算出する。
これは、概念的には、図13に示すように位置登録信号処理部404が直前登録数を計測した時刻と直後登録数を計測した時刻との間は登録数が直線的に変化しているとした算出方法である。図13において点線で示した時刻が今回の対象時刻である17時30分を示す。
但し、対象時刻登録数の算出方法をこれに限定する必要はない。考え得る様々な算出方法を適用可能であることは言うまでもない。
図11に戻り、積算信号数算出部6034は、対象時刻を中心時刻とした、登録数の計測間隔と同じ時間を有する時間枠を設定し、当該設定された時間枠において信号数計測部304により計測された信号数を積算することにより積算信号数を算出する部分である。
例えば、図12に例示するように登録数の計測間隔が1時間であれば、時間枠の長さが1時間となる。対象時刻が17時30分である場合、時間枠は、17時30分を中心時刻とした1時間である17時00分〜18時00分である。従って、積算信号数算出部6034は、設定された時間枠である17時00分〜18時00分において信号数計測部304が計測した信号数を積算することとなる。
例えば、図14に概念的に示したように、対象時刻が図14における時刻C(17時30分)である場合は、積算信号数算出部6034は、時刻A(17時00分)〜時刻B(18時00分)の間に計測された信号数を積算する。
図15には、具体例を示した。図15は、セクタ識別子が“1”であるセクタにおいて、17時00分00秒から18時00分00秒までの1時間について、3分間隔で計測された信号数の例を示す。この例の場合、例えば17時00分00秒〜17時03分00秒の間に計測された信号数が10であることを示している。
この例の場合、積算信号数算出部6034は、図15に記載した全ての信号数を積算することによって積算信号数として282を算出する。
積算信号数算出部6034は、各セクタについて上記積算を繰り返す。それによって、積算信号数算出部6034は、図16に例示するデータを後述のウエイト算出部6031bに対して出力する。
本実施形態において、積算信号数算出部6034は、対象時刻を中心時刻とした、登録数の計測間隔と同じ時間を有する時間枠を設定し、当該設定された時間枠において信号数計測部304により計測された信号数を積算することにより積算信号数を算出しているが、この方法に限る必要はない。
図11に戻り、ウエイト算出部6031bは、対象時刻登録数と積算信号数とに基づいてウエイトを算出する部分である。
具体的には、ウエイト算出部6031bは、対象時刻登録数算出部6033から位置登録エリア毎の対象時刻登録数を入力し、積算信号数算出部6034からセクタ毎の積算信号数を入力する。
ウエイト算出部6031bは、積算信号数算出部6034から入力したセクタ毎の積算信号数について同一の位置登録エリアに属しているセクタの積算信号数を合計することにより位置登録エリア毎の合計信号数を算出する。
ウエイト算出部6031bは、対象時刻登録数算出部6033から入力した各対象時刻登録数を、該当する位置登録エリアについて算出した合計信号数で割ることにより位置登録エリア毎のウエイトを算出する。
演算部6032bは、積算信号数算出部6034が算出したセクタ毎の積算信号数と、ウエイト算出部6031bが算出した位置登録エリア毎のウエイトのうちセクタが構成する位置登録エリアのウエイトと、を乗算することによってセクタ毎の人口分布を算出する部分である。
[通信システム10bにて実行される処理の流れについて]
次に、図17及び18を用いて、通信システム10bにおける処理の流れについて説明する。
次に、図17及び18を用いて、通信システム10bにおける処理の流れについて説明する。
図17におけるステップS101〜S105については上述の第1実施形態において説明した処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
交換機400の記憶部403bは、位置登録信号処理部404が計測した登録数及び信号数に加え、位置登録信号処理部404が登録数を計測した時刻である登録数計測時刻を登録数と関連付けて記憶する。記憶された登録数、信号数、及び登録数計測時刻は一定間隔にて、或いは管理センタ500の要求に応じて交換機通信制御部401bを介して管理センタ500へ送信される(ステップS106b)。
対象時刻入力部605は、人口分布算出部603bが人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻の入力を受け付ける(ステップS301)。
人口分布算出部603bは、RNC300の信号数計測部304が計測した信号数を保持部602から入力し、入力した信号数に基づいてセクタ単位の人口分布を算出する(ステップS107b)。ステップS107bの処理の詳細については後述する。
図17におけるステップS108については上述の第1実施形態において説明したステップS108と同様であるためここでは説明を省略する。
次に、図18を用いて、信号数に基づいた人口分布の算出方法について詳細に説明する。図18に記載された処理は図17におけるステップS107bにおける処理を詳細に記載したものである。
対象時刻登録数算出部6033は、人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻の直前に計測された登録数と、対象時刻の直後に計測された登録数とに基づいて、対象時刻において位置登録エリアに登録している移動機100の数である対象時刻登録数を算出する(ステップS401)。
積算信号数算出部6034は、対象時刻を中心時刻とした、登録数の計測間隔と同じ時間を有する時間枠を設定し、当該設定された時間枠において信号数計測部304により計測された信号数を積算することにより積算信号数を算出する(ステップS402)。
ウエイト算出部6031bは、対象時刻登録数と積算信号数とに基づいてウエイトを算出する(ステップS403)。
演算部6032bは、各セクタの積算信号数に対して該当する位置登録エリアのウエイトを乗算して人口分布を算出する(ステップS404)。
[作用及び効果について]
次に、本実施形態の通信システム10bの作用及び効果について説明する。
次に、本実施形態の通信システム10bの作用及び効果について説明する。
本実施形態における通信システム10bの交換機400は、登録数を、該登録数が計測された時刻である登録数計測時刻と関連付けて記憶する記憶部403bを更に備え、情報分析装置600の人口分布算出部603bは、人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻の直前に計測された登録数と、対象時刻の直後に計測された登録数とに基づいて、対象時刻において位置登録エリアに登録している移動機100の数である対象時刻登録数を算出する対象時刻登録数算出部6033を更に備え、ウエイト算出部6031bは、登録数として対象時刻登録数算出部6033が算出した対象時刻登録数を用いている。
その為、例えば、位置登録信号処理部404が所定の計測間隔(例えば1時間間隔)で登録数を計測する場合であって、登録数計測時刻以外を対象時刻とする場合であっても、対象時刻登録数をその前後に計測された登録数に基づいて算出することが可能となる。
また、本実施形態の人口分布算出部603bは、対象時刻を中心時刻とした、登録数の計測間隔と同じ時間を有する時間枠を設定し、当該設定された時間枠において信号数計測部304により計測された信号数を積算することにより積算信号数を算出する積算信号数算出部6034を更に備え、ウエイト算出部6031bは、位置登録エリアに属する全てのセクタにおける積算信号数を合計して得られた合計信号数を用いている。
その為、短期的、かつ偶発的な原因による信号数の増減を希釈することが可能となる。また、信号数が積算される時間は、登録数の計測間隔と等しいため、統計的な誤差を吸収することができ、また、信号数が積算される時間が必要以上に長くないため、処理に用いる資源を無駄にすることもない。そのため、信号数の計測精度と処理コストとの調和を計ることが可能となる。
[第3実施形態]
図19は、第3実施形態の通信システム10aのシステム構成図である。図19に示すように、この通信システム10aは、新しい通信方式であるLTE(Long Term Evolution)に適用した場合のシステム構成であり、移動機100、eNB(Evolution Node B)250、交換機400、および管理センタ500を含んで構成されている。また、この管理センタ500は、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィーユニット503、および可視化ソリューションユニット504から構成されている。なお、eNB250は、BTS200およびRNC300の両方の機能を包含したものである。
図19は、第3実施形態の通信システム10aのシステム構成図である。図19に示すように、この通信システム10aは、新しい通信方式であるLTE(Long Term Evolution)に適用した場合のシステム構成であり、移動機100、eNB(Evolution Node B)250、交換機400、および管理センタ500を含んで構成されている。また、この管理センタ500は、社会センサユニット501、ペタマイニングユニット502、モバイルデモグラフィーユニット503、および可視化ソリューションユニット504から構成されている。なお、eNB250は、BTS200およびRNC300の両方の機能を包含したものである。
この第3実施形態は、LTEに適用した場合のシステム構成であって、その具体的な処理内容は、上述の第1、第2実施形態と同様であるため、その詳細説明は割愛する。なお、第1、第2実施形態において、そのプロトコルは、RANAP(Radio Access Network Application Part)であるが、第3実施形態においては、LTEで使用するS1AP(S1 Application protocol)が用いられており、Initial UE Messageについては、S1APにおいても同信号が用いられている。
また、第1〜第3実施形態においては、第三世代携帯電話(3G)システムを前提として説明していたが、GSM(Global System for Mobile Communications)においても適用可能である。
10、10a、10b…通信システム、100…移動機、200…BTS、250…eNB、300…RNC、302…RNC通信制御部、303…位置登録信号受信部、304…信号数計測部、400…交換機、401、401b…交換機通信制御部、402…変換部、403、403b…記憶部、404…位置登録信号処理部、500…管理センタ、501…社会センサユニット、502…ペタマイニングユニット、503…モバイルデモグラフィーユニット、504…可視化ソリューションユニット、600…情報分析装置、601…情報分析装置通信制御部、602…保持部、603、603b…人口分布算出部、6031、6031b…ウエイト算出部、6032、6032b…演算部、6033…対象時刻登録数算出部、6034…積算信号数算出部、604…出力部、605…対象時刻入力部。
Claims (6)
- 位置を登録する単位領域である位置登録エリアを構成するセクタを制御する基地局と、前記セクタに在圏する移動機と、前記基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と、前記無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続されている情報分析装置と、前記位置登録エリアに登録している移動機の数である登録数を計測する位置登録信号処理部を備える交換機と、を含んで構成されている通信システムであって、
前記無線ネットワーク制御装置は、
前記移動機と前記基地局との間で送受信される信号の量を示す信号数を計測する信号数計測部を備え、
前記情報分析装置は、
前記信号数計測部が計測した信号数に基づいて人口分布を算出する人口分布算出部と、
前記人口分布算出部が算出した人口分布を出力する出力部と、を備え、
前記人口分布算出部は、
前記信号数計測部が計測した、前記位置登録エリアを構成するセクタ毎の信号数の合計である合計信号数と、前記位置登録信号処理部が計測した前記位置登録エリアにおける登録数と、の比率であるウエイトを算出するウエイト算出部と、
前記信号数計測部が計測した、前記位置登録エリアを構成するセクタ毎の信号数と、前記ウエイト算出部が算出したウエイトとを乗算した値に基づいて、前記セクタ毎の人口分布を算出する演算部と、を備える
ことを特徴とする通信システム。 - 前記信号数計測部は、前記セクタ内に在圏する移動機への音声着信及びパケット着信の少なくとも一方に基づいて前記信号数を計測することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記交換機は、
前記登録数と、該登録数が計測された時刻である登録数計測時刻とを関連付けて記憶する記憶部、
を更に備え、
前記人口分布算出部は、
前記人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻の直前に計測された登録数と、前記対象時刻の直後に計測された登録数とに基づいて、前記対象時刻において前記位置登録エリアに登録している移動機の数である対象時刻登録数を算出する対象時刻登録数算出部、を更に備え、
前記ウエイト算出部は、前記登録数として前記対象時刻登録数算出部が算出した対象時刻登録数を用いる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。 - 前記人口分布算出部は、
前記人口分布を算出する対象の時刻である対象時刻を中心時刻とした、前記登録数の計測間隔と同じ時間を有する時間枠を設定し、当該設定された時間枠において前記信号数計測部により計測された信号数の積算である積算信号数を算出する積算信号数算出部、
を更に備え、
前記ウエイト算出部は、前記位置登録エリアに属する全てのセクタにおける前記積算信号数を合計して得られた合計信号数を用いる、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の通信システム。 - 位置登録エリアに登録している移動機の数である登録数を計測する位置登録信号処理部を備える交換機と接続されるとともに、位置を登録する単位領域である位置登録エリアを構成するセクタであり基地局によって制御されている前記セクタに在圏する移動機との間で、前記基地局を介して通信可能な状態で接続されている情報分析装置であって、
前記移動機と前記基地局との間で送受信される信号の量を示す信号数に基づいて、人口分布を算出する人口分布算出部と、
前記人口分布算出部が算出した人口分布を出力する出力部と、
を備え、
前記人口分布算出部は、
信号数計測部が計測した、前記位置登録エリアを構成する信号数の合計である合計信号数と、前記位置登録信号処理部が計測した前記位置登録エリアにおける登録数と、の比率であるウエイトを算出するウエイト算出部と、
前記信号数計測部が計測した、前記位置登録エリアを構成するセクタ毎の信号数と、前記ウエイト算出部が算出したウエイトとを乗算した値に基づいて前記セクタ毎の人口分布を算出する演算部とを備える情報分析装置。 - 位置を登録する単位領域である位置登録エリアを構成するセクタを制御する基地局と、前記セクタに在圏する移動機と、前記基地局を制御する無線ネットワーク制御装置と、前記無線ネットワーク制御装置と通信可能な状態で接続されている情報分析装置と、前記位置登録エリアに登録している移動機の数である登録数を計測する位置登録信号処理部を備える交換機と、を含んで構成されている通信システム、により実行される情報分析方法であって、
前記無線ネットワーク制御装置が、前記移動機と前記基地局との間で送受信される信号の量を示す信号数を計測する信号数計測ステップと、
前記情報分析装置が、前記信号数計測ステップにおいて計測された信号数に基づいて人口分布を算出する人口分布算出ステップと、
前記情報分析装置が、前記人口分布算出ステップにおいて算出された人口分布を出力する出力ステップと、
を備え、
前記人口分布算出ステップは、
前記信号数計測ステップが計測した、前記位置登録エリアを構成する信号数の合計である合計信号数と、前記位置登録信号処理部が計測した前記位置登録エリアにおける登録数と、の比率であるウエイトを算出するウエイト算出ステップと、
前記信号数計測ステップが計測した、前記位置登録エリアを構成するセクタ毎の信号数と、前記ウエイト算出ステップが算出したウエイトとを乗算した値に基づいて前記セクタ毎の人口分布を算出する演算ステップと、を備える情報分析方法。
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