JP5307207B2 - ネットワーク内の順序のずれたデータパケットの効率的な符号化 - Google Patents

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Description

本発明は、全般的にはデータ通信に関し、さらに詳細には、例えば無線通信ネットワークといったネットワーク内の順序がずれたデータパケットの効率的な符号化のための装置およびシステムに関する。
近年、2つの通信テクノロジーに対する要求が顕著に高まっている。インターネットは、そのサブセットのワールドワイドウェブ(WWW)とともに、利用が爆発的に増加しており、ネットワーク容量の問題およびしたがって伝統的な用途の性能低下さえ引き起こしている。セルラー電話としても知られる無線電話は、そのユーザに妥当な品質のサービスおよび便利な機能(features)を提供している。
伝統的な無線通信システムは音声通信のために設計されているため、例えばリアルタイム・インタラクティブ(interactive)オーディオ/ビデオ通信といった新たなインターネット用途は新たな難題(challenges)をもたらし、サービスパラメータの品質の改善が要求される。これらの難題の1つは、帯域幅の保存(conservation)、特に、データパケットとしても知られる、送信および受信のデータ単位の送信に関連付けられた大きいヘッダ・オーバーヘッドに関わるものである。
データパケットは、例えば基地局あるいはパケット・データ・サービング(serving)・ノード(PDSN)といったソースユニットに到達し、そのソースユニットと、例えば移動局のような、宛先ユニットとの間を、例えば無線(セルラー)リンク等の通信リンクを通って移動する。宛先ユニットへの送信の前に、各データパケット内に保存されるヘッダ情報は、例えば、RFC3095として成文化され(codified)、www.ietf.org/rfc/rfc3095.txtにおいて入手可能な、C.ボーマン(C.Borman)氏他による「ロバストなヘッダ圧縮(ROHC):フレームワークおよび4つのプロファイル:RTP、UDP、ESP、および非圧縮(Robust Header Compression(ROHC):Framework and four profiles:RTP,UDP,ESP,and uncompressed)」に詳述されているアルゴリズムのような、多くの既知の圧縮アルゴリズムのうちの1つを用いて、前記ソースユニットでさらに圧縮される。宛先において、前記ヘッダ情報は復元され(decompressed)、その対応するペイロードに添付されて前記元データパケットを再形成する(re-form)。
前記無線通信システム内における送信および/または受信の期間中、および前記ソースユニットでの到達前に、ある定ったデータパケットは失われ、および/または置き違えられる(misplaced)。前記置き違えられたデータパケットは最終的には、データストリームに再び入るが、それらのヘッダフィールド情報はそのストリーム内のデータパケットの残りと一致しない。その結果、前記ヘッダ情報の圧縮およびその後の復元の期間中に、そのような順序のずれたデータパケットを識別して前記宛先ユニットに送信するために追加の帯域幅が必要とされる。その代わりに、前記データパケットが前記ソースユニットと前記宛先ユニットとの間で置き違えられると、前記パケットは不一致および復号計算失敗(failure)のために欠落する(be dropped)可能性がある。
前記提案されたヘッダ圧縮アルゴリズムは、順序のずれたデータパケットを効率的に処理する(handle)ようには見えず、また、そのようなパケットの帯域幅消費の適切な低減を行うものでもないため、ネットワーク内においてこのような誤配列された(misordered)データパケットを処理することのできるロバストな(robust)ヘッダ圧縮アルゴリズムが必要とされている。
[発明の概要]
ネットワーク内の順序のずれたデータパケットを符号化するための装置およびシステムが開示される。ソースユニットにおいて、順序のずれたパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの順序ずれ幅最大値として選ばれる。シフトパラメータは、次に、前記選ばれた順序のずれたパラメータを用いて計算される。所定のヘッダフィールド値を有する受信された新たなデータパケットに対して、解析区間が、前記シフトパラメータと、以前に送信されたデータパケット内のヘッダフィールドの基準値との関数としてさらに計算される。符号化および圧縮アルゴリズムは、次に、前記計算された解析区間を用いて前記所定のヘッダフィールド値に適用され、前記圧縮された値は宛先ユニットまでさらに送信される。
例示的なデータ伝送ネットワークを示す概略図。 例示的な無線通信ネットワークを示す概略図。 本発明の一実施形態による前記データ伝送ネットワーク内の順序のずれたデータパケットを符号化するためのシステムを示す概略図。 本発明の他の一実施形態による前記データ伝送ネットワーク内の順序のずれたデータパケットを符号化するためのシステムを示す概略図。 本発明の一実施形態による前記データ伝送ネットワーク内において送信されるデータパケットを示す概略図。 本発明の一実施形態による前記データ伝送ネットワーク内の順序のずれたデータパケットを符号化する方法を示すフロー図。 本発明の他の一実施形態による前記データ伝送ネットワーク内の順序のずれたデータパケットを符号化する方法を示すフロー図。
[詳細な説明]
図1Aは、例示的なデータ伝送ネットワーク30を示し、ここでは順序のずれたデータパケットを符号化するためのシステムが用いられてもよく、かつ、それは一実施形態において、例えば、非同期転送モード(ATM)ネットワーク、フレームリレー(Relay)ネットワーク、あるいはインターネットプロトコル上音声(Voice over Internet Protocol)(VoIP)ネットワーク等の、パケットネットワークであってもよい。別の実施形態において、前記ネットワーク30は公衆交換電話網(PSTN)、単純旧式(Plain Old)電話サービス(POTS)ネットワーク、無線(セルラー)ネットワーク、衛星ネットワーク、統合サービス・ディジタル網(ISDN)、あるいは任意の他のタイプの公共あるいは個人ネットワークであってもよい。
前記ネットワーク30内において、1つまたはそれより多くのソースユニット10が通信リンク11、12を通して1つまたはそれより多くの宛先ユニット20と通信を行う。ネットワーク30のタイプに応じて、前記通信リンク11、12は、例えば有線電話リンクといった有線リンク、あるいは例えばセルラー電話リンクといった無線リンクであってもよい。通信リンク11、12が無線リンクである場合、以下でさらに詳細に記述するように、前記ソースユニット10および前記宛先ユニット20はそれぞれ、基地局あるいはパケットデータ・サービス・ノード(PDSN)および移動局に対応する。
図1Bは、順序のずれたデータパケットを符号化するためのシステムが用いられる例示的な無線通信ネットワーク100を示す。移動あるいは静止している可能性のある移動局110は、1つまたはそれより多くの基地局120と通信することができる。ここで「移動体(moboile)」とも呼ばれる移動局110は、基地局コントローラ130に接続される1つまたはそれより多くの基地局120を通して、音声またはデータ、あるいは両方を送信および受信する。基地局120および基地局コントローラ130は、アクセスネットワーク(Access Network)と呼ばれるネットワークの一部である。基地局コントローラ130はワイヤーライン・ネットワーク(wireline network)140に接続する。アクセスネットワークは基地局120へ、および基地局120との間で音声またはデータを移送する(transports)。前記アクセスネットワークはさらに、有線電話システム、企業内イントラネット、あるいはインターネットのような、その全てがワイヤーライン・ネットワーク140の一部を構成し得る、前記アクセスネットワーク外の追加のネットワークにさらに接続されてもよい。前記アクセスネットワークは各アクセス移動体110とこのような外部ネットワークとの間で音声およびデータを移送する場合もある。
1つまたはそれより多くの基地局120とのアクティブ(active)・トラヒックチャネル接続を確立している移動体110はアクティブ移動局と呼ばれ、トラヒック状態にあるといわれる。1つまたはそれより多くの基地局120とのアクティブ・トラヒックチャネル接続を確立中である移動体110は、接続セットアップ(setup)状態にあるといわれる。前記基地局120に信号を送るために前記移動体110が用いる前記通信リンクは、逆方向リンク160と呼ばれる。前記基地局120が移動体110に信号を送るために使用する通信リンクは順方向リンク150と呼ばれる。
ここに記載されている、順序のずれたデータパケットを適度に(moderately)符号化するためのシステムおよび装置は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDM)あるいは時分割多元接続(TDMA)といった種々の多元接続方式を用いる任意の無線通信システムに当てはまるが、それに限定されない。CDMA多元接続方式の例には、TIA/EIA/IS−95、TIA/EIA/IS−2000あるいはcdma2000、1xEV−DO、1xEV−DV、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、WIMAX、およびWCDMAが含まれるが、これらに限定されない。
図2は、前記ネットワーク30内の順序のずれたデータパケットを符号化するためのシステム200を示す。図2で示される一実施形態において、前記システム200はさらにソースユニット10と宛先ユニット20とを備える。ソースユニット10はさらに、例えばデータパケットといった情報を前記宛先ユニット20に送信するための送信機モジュール124に結合される圧縮モジュール122と、例えばデータパケットといった情報を前記宛先ユニット20から受信するための受信機モジュール126とを備える。同様に、前記宛先ユニット20はさらに、前記ソースユニット10からデータパケットを受信するための受信機モジュール112と、前記受信機ユニット112に結合される復元 (decompression)モジュール114と、前記ソースユニット10にデータパケットを送信するための送信機モジュール116とを備える。
一実施形態において、前記圧縮モジュール122と、前記送信機モジュール124と、前記受信機モジュール126とは前記ソースユニット10内のハードウェアおよび/またはソフトウェアモジュールである。その代わりに、前記圧縮モジュール122と、前記送信機モジュール124と、前記受信機モジュール126とは、前記宛先ユニット20と通信するネットワークインターフェースモジュール(図示されていない)の一部であり得る。同様に、一実施形態において、前記受信機モジュール114と、前記復元モジュール112と、前記送信機モジュール116とは、前記宛先ユニット20内のハードウェアおよび/またはソフトウェアモジュールである。その代わりに、前記受信機モジュール114と、前記復元モジュール112と、前記送信機モジュール116とは、前記ソースユニット10と通信するネットワークインターフェースモジュール(図示されていない)の一部であり得る。
図4に示されている一実施形態において、前記ソースユニット10で受信されるデータパケット400は、前記ネットワーク30内で送信されるべきデータを含むデータペイロード440と、前記ペイロード440に添付されて前記ネットワーク30内の前記データパケットの管理時に用いられるヘッダデータのマルチプルな(multiple)フィールドを含むヘッダ405とを含む。一実施形態において、前記データパケット400はリアルタイム・トランスファー・プロトコル(Real-Time Transfer Protocol)(RTP)を使用してネットワーク内において送信され、それは、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)/インターネットプロトコル(IP)に加えて、音声およびビデオパケットのリアルタイム送信をサポートするプロトコルである。
上述されたRTP/UDP/IP環境においては、ヘッダ405はさらに、少なくとも12バイトのデータを含むRTPヘッダ430と、少なくとも8バイトのデータを含むUDPヘッダ420と、少なくとも20バイトのデータを含むIPヘッダ410と、を含む。前記ヘッダ405は少なくとも40バイトのデータを含み、このようなヘッダデータのかなりの部分が静的で(static)あるため、前記ヘッダ405は、典型的に、宛先ユニット20に送信される前に、前記ソースユニット10の圧縮モジュール122内で圧縮される。静的ヘッダフィールドは、一連のデータパケット400を含む(encompasses)セッションの始めに送信される。例えばRTPタイムスタンプ(timestamp)(TS)フィールド、RTPシーケンス番号(SN)フィールドおよびIP識別(IP−ID)フィールドといった残りの動的ヘッダフィールドは、送信前に圧縮されなければならない。しかしながら、すべての動的ヘッダフィールドは最終的には前記RTP SNフィールドの値から推定される(inferred)てもよいため、ほとんどの場合、RTP SNは、各データパケット400と共に圧縮されて送信される必要のある唯一のフィールドである。
1つの既知の圧縮および符号化機構は、RFC3095として成文化され(codified)、www.ietf.org/rfc/rfc3095.txtで入手可能である、C.ボーマン(Borman)氏他による「ロバストなヘッダ圧縮(ROHC):フレームワークおよび4つのプロファイル:RTP、UDP、ESP、および非圧縮」で詳細に記述されている。前記ROHC標準は4つのプロファイルと、非圧縮プロファイルと、主RTP圧縮プロファイルと、RTP圧縮が適用できない場合の2つの代替プロファイルとを規定している。
図2に戻って参照すると、はじめに、前記圧縮モジュール122は初期化・リフレッシュ(Initialization and Refresh)(IR)状態であり、非圧縮フォーマットですべての静的および動的ヘッダフィールドを含む完全なヘッダ情報を送信する。圧縮モジュール122は、それが、宛先ユニット20内の復元モジュール112が静的ヘッダフィールド情報を正しく受信していて、データパケット400のフロー(flow)に関して適切なコンテクストを生成できることを確信しきるまで、この状態のままである。ファーストオーダー(first order)(FO)状態として知られる次の状態において、圧縮モジュール122は、例えば動的ヘッダフィールドの更新のような、コンテクスト情報に影響を与え得るデータパケット流における不規則性(irregularities)を伝達する。圧縮モジュール122は、RTP SNフィールド情報と他の動的ヘッダフィールドとの関連とが与えられたとすると、圧縮されることとなるヘッダ405が予測可能であるときに、セカンドオーダー(second order)(SO)として知られる最終状態に入る。したがって、前記SO状態で送られるデータパケット400の正確な復元は、前記RTP SN情報の正確な復元だけに依存する。
圧縮モジュール122において符号化されて圧縮されるSNフィールド値”v”を考慮すると、あるアルゴリズムが定義され、それは、以前に送信された基準値“v_ref”が圧縮モジュール122と復元モジュール112の両方にある場合に前記“v”値の前記 “k”最小桁のビット(least significant bits)の送信を容易にする。“v”が存在し(resides)、そして、そこにおいて“v”は送信されたものと全く同じ“k”を有する唯一の値である、解析区間あるいはシフトインターバルを、前記圧縮モジュール122および前記復元モジュール112の各々が用いる場合に、前記アルゴリズムが適用できる。
一実施形態において、“v”が変化すると予想される解析区間は、以下のように、関数f(v_ref、k)によって定められる:
f(v_ref,k)=[v_ref−p,v_ref+(2k−1)−p]
ここで、シフトパラメータ“p”は整数であり、以下のように、SNヘッダフィールドに関して特に選択される:
k≦4に対してp=l;およびk>4に対して、p=2k-5−1
圧縮モジュール122は、“v”がf(v_ref、k)によって定められる前記解析区間内であるように、“k”を最小値として選択する。この“k”関数は次のように表わし得る:
k=g(v_ref,v)
ソースユニット10と宛先ユニット20との間の通信における潜在的なデータパケット損失のために、圧縮モジュール122および復元モジュール112はv_refと解析区間の同期を失う可能性がある。したがって、スライディング(sliding)ウィンドウが導入され、それはすでに送信されている最後の値を含み、また、それは最小値“v_min”と最大値“v_max”とを含む。圧縮モジュール122が送信機モジュール124とリンク11とを通して復元モジュール112に新たな値“v_new”を送信すると、それは新たな値をスライディングウィンドウに同時に付加する。
スライディングウィンドウ符号化方式においては、圧縮されている各値“v”に関して、圧縮モジュール122は下記の式にしたがって“k”を選択する:
k=max(g(v_min,v),g(v_max,v))
ここで、gは上記で定められた関数である。
その結果、望まれるシーケンス番号値“v”を一意的に(uniquely)識別するために必要とされるビット“k”の数は、わずかに順序のずれた状態で到達しかつ変化するシーケンス番号を有するデータパケット400に関する、あるいはウィンドウ内における、値の数と共に増加する。“k”の選択に続いて、圧縮モジュール122は宛先ユニット20への送信のためのパケットタイプを選択し、それは、例えば、RTP SNヘッダフィールドのために確保される(reserved)所定数のビットを有する”タイプ0”パケットのような、シーケンス番号に必要とされる少なくとも“k”ビットを含む。RTP SNヘッダフィールドを符号化するために必要とされるビット“k”の数が増加すると、“タイプ1”または“タイプ2”のさらに大きいパケットが用いられる必要があり、これによって帯域幅消費が増加する。
上記のアルゴリズムの1例において、圧縮モジュール122が、表1に示されるようにSNヘッダフィールド値249、250、251、252、253をすでに送信していると仮定すれば、スライディングウィンドウは[249、250、251、252、253]となり、v_min=249とv_max=253とを含む。圧縮モジュール122および復元モジュール112の両方における基準値v_refは、送信された最後の値v_ref=253である。
表1
RTP SN 表現
249 000011111001
250 000011111010
251 000011111011
252 000011111100
253 000011111101
圧縮モジュール122が、“000011111110”として表現されるシーケンス番号フィールド値v=254を備える新しいデータパケット400を受信すると、最小桁ビット数“k”はk=max(g(249,254),g(253,254))=max(3,1)=3になる。したがって、“110”として表現される値254の最後の3つのビットは、送信機モジュール124とリンク11とを通って宛先ユニット20内の復元モジュール112に送信される。復元モジュールにおけるv_ref値は依然として253であり、解析区間は、表2に示されるように、f(253,3)=[253−1,253+7−1]=[252,259]であり、ここでk≦4に対してp=1である。
表2
RTP SN 表現
252 000011111100
253 000011111101
254 000011111110
255 000011111111
256 000100000000
257 000100000001
258 000100000010
259 000100000011
圧縮モジュール112は送信されたビット“110”を受信し、前記“110”シーケンスを、インターバル内の対応する単一の値の最後の3ビットと、特に、送信された最小桁3ビット“110”、すなわち圧縮モジュール122により送信されることを意図されたRTP SNフィールド値254を含む解析区間[252,259]内の唯一の値と一致させる。
圧縮モジュール122はさらに“000011111000”として表現される順序のずれたシーケンス番号フィールド値v=248を有する新しいデータパケット400を受信すると仮定する。圧縮モジュール122および復元モジュール112における新たな基準値v_refは送信された最後の値、すなわち254である。そうすると、解析区間は、表3に示されるように、f(254,3)=[254−1,254+7−1]=[253,260]になり、ここでk≦4に対してp=1である。
表3
RTP SN 表現
253 000011111101
254 000011111110
255 000011111111
256 000100000000
257 000100000001
258 000100000010
259 000100000011
260 000100000100
明らかに、SNフィールド値v=248は、上記の解析区間[253,260]の外にある。圧縮モジュール122が値248の最後の3つのビット、特に“000”、だけを送信する場合、復元モジュール112は結果を誤って解釈し、シーケンス番号値256を代わりに選択する可能性がある。それ故、圧縮モジュール122は、望まれるシーケンス番号値v=248を一意的に識別するために必要とされるビットの数“k”を増加させ、したがって帯域幅消費を増加させなくてはならない。
本発明の一実施形態において、順序のずれたデータパケット400に関する解析区間を再計算するために、パラメータ“p”は以下のようにRTP SNヘッダフィールドに関して特に定められる:
k≦4に対してp=K;およびk>4に対してp=2k-5+K
ここで、圧縮モジュール122は、最小ヘッダサイズで符号化されて圧縮される必要とされるデータパケット400の順序ずれ幅最大値として、≦K<8から順序のずれたパラメータ“K”を選択する。結果として、解析区間はその順序のずれたデータパケット400に合うようにシフトされ(shifted)、圧縮モジュール122は最小“タイプ0”パケットでデータパケット400を圧縮する。圧縮モジュール122と復元モジュール112は多数の既知の通信プロトコルのうちの1つを用いて情報を交換することができる、また、圧縮モジュール122と復元モジュール112の両者は解析区間の計算のために同じ“p”値を用いる、と仮定される。
上述された例においては、最小ヘッダサイズで符号化されて圧縮されるデータパケット400の順序ずれ幅最大値はK=6であると仮定し、圧縮モジュール122は順序のずれたシーケンス番号フィールド値v=248を有する新たなデータパケット400を受信すると仮定すると、共通のv_ref値v_ref=254について、復元モジュール112における解析区間は、表4に示されるように、f(254,3)=[254−6,254+7−6]=[248,255]であり、ここでp=K=6である。
表4
RTP SN 表現
248 000011111000
249 000011111001
250 000011111010
251 000011111011
252 000011111100
253 000011111101
254 000011111110
255 000011111111
結果として、v=248は依然として解析区間[248,255]内にある。最小数のビット“k”はk=max(g(249,248),g(254,248))=max(1,3)=3であり、値248は、この場合は”000”の、送信されたものと同じ最小桁ビット”k”の一意な数を有する唯一の値である。
図3は、本発明の他の一実施形態による、ネットワーク30内の順序のずれたデータパケットを符号化するためのシステムを示す。図3で示される別の実施形態において、ソースユニット10はさらに、圧縮モジュール122でさらに符号化および圧縮を行う前にデータパケット400を受信および保存するための、圧縮モジュール122に結合される、バッファモジュール128を備える。バッファモジュール128はその所定の容量まで、データパケット400を受信するように、および圧縮モジュール122への送信前に各データパケット400のRTP SNヘッダフィールド値に従ってパケットを再配列する(reorder)ように構成されるハードウェアおよび/またはソフトウェアである。
一実施形態において、バッファモジュール128は所定の容量”K”を有し、ここで“K”は、最小ヘッダサイズで圧縮または符号化されるデータパケット400の順序ずれ幅最大値として上記で定められている。受信されたデータパケットの再配列(reordering)および保存に続いて、バッファモジュール128は、例えばRFC3095として成文化されてwww.ietf.org/rfc/rfc3095.txtで入手可能なC.ボーマン(Borman)氏他による「ロバストなヘッダ圧縮(ROHC):フレームワークおよび4つのプロファイル:RTP、UDP、ESP、および非圧縮」で詳細に記述されているW−LSB符号化方式のような、多数の既知の圧縮アルゴリズムのうちの1つによる符号化および圧縮のために圧縮モジュール122に順序付けられた(ordered)データパケット400を供給する。
したがって、圧縮モジュール122と復元モジュール112との両方における基準値v_refの同期は維持され、圧縮モジュール122は、“タイプ0”パケットで送信されることのできる最小桁ビット数“k”でRTP SNヘッダフィールド値を符号化する。
図5は、本発明の一実施形態による、ネットワーク30内の順序のずれたデータパケットを符号化する方法を示す。図5に示されるように、処理ブロック510において、順序のずれたパラメータ“K”およびシフトパラメータ“p”が選択され、ここで、“K”は最小ヘッダサイズで圧縮されるデータパケット400の順序ずれ幅最大値であり、“p”はk≦4に対してp=K、およびk>4に対してp=2k-5+Kとして選択される。
処理ブロック520において、データパケット400が受信され、データパケット400は所定のシーケンス番号のヘッダフィールド値”v”を有する。処理ブロック530において、解析区間は、以前に送信された基準値“v_ref”に関して、関数f(v_ref,k)=[v_ref−p,v_ref+(2k−1)−p]にしたがって計算される。処理ブロック540において、符号化および圧縮方式は値“v”に適用される。最後に、処理ブロック550において、圧縮された値“v”は最小サイズパケットタイプで宛先ユニット20に送信される。処理ブロック520から550は、次に、ソースユニット10で受信される次のデータパケット400に関して繰り返される。
図6は、本発明の他の一実施形態による、ネットワーク30内の順序のずれたデータパケットを符号化するための方法を示す。図6に示されているように、処理ブロック610において、シフトパラメータ“p”は、k≦4に対してp=1、およびk>4対してp=2k-5−1として選択される。
処理ブロック620において、データパケット400のシーケンスが受信および保存され、各データパケット400は所定のシーケンス番号のヘッダフィールド値“v”を有する。処理ブロック630において、データパケット400はシーケンス番号ヘッダフィールド値“v”によって再配列される(reordered)。処理ブロック640において、解析区間は、以前に送信された基準値“v_ref”に関して、関数f(v_ref,k)=[v_ref−p,v_ref+(2k−1)−p]に従って計算される。処理ブロック650において、符号化および圧縮方式は、各順序付けられたデータパケット400の値“v”に適用される。最後に、処理ブロック660において、各データパケット400の圧縮された値”v”は最小サイズパケットタイプで宛先ユニット20に送信される。
当業者であれば、種々の異なるテクノロジーおよび技術の任意のものを用いて情報および信号が表示されるということを理解するであろう。例えば、上述の説明を通して言及されたデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは電圧、電流、電磁波、磁界あるいは粒子、光場または粒子、あるいはこれらの任意の組合せによって表されてもよい。
当業者であれば、さらに、ここで開示された実施形態に関連して記述された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは両方の組合せとして実装される場合もあることを認めるであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの相互交換性(interchangeability)を明らかに示すために、種々の例示された構成要素(components)、ブロック、モジュール、回路およびステップが、それらの機能性に関して上記で一般的に記載されてきた。このような機能性がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された設計制約および特定の用途に依存する。当業者は記述された機能性を各特定の用途に対していろいろな方法で実装し得るが、このような実装の決定は本発明の技術的範囲からの逸脱を生じさせるものと解釈されるべきではない。
ここで開示される実施形態に関連して記述される種々の例示した論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array)(FPGA)または他のプログラム可能論理装置、ディスクリート(discrete)ゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、あるいはここで記述される機能を行うように設計されたその任意の組合せを用いて実装または実施される場合もある。汎用プロセッサはマイクロプロセッサの場合もあるが、代替実施形態においては、プロセッサは任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態マシンであってもよい。プロセッサはまた、計算装置の組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連した1つまたはそれより多くのマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のこのような構成として実装される場合もある。
ここで開示される実施形態に関連して記述される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて、プロセッサにより実行されるソフトウェアにおいて、あるいは2つの組合せにおいて直接具現化される場合もある。これらの実施形態は、プロセッサまたは(コンピュータのCPUといった)処理コアのある形態で実行されるソフトウェアプログラムとして、あるいはそれをサポートするために用いられるか、もしくはその他の場合、機械あるいはコンピュータ可読媒体上に、あるいはその中で実装または実現されることが理解されるべきである。コンピュータ可読媒体は、機械(例えばコンピュータ)によって読取りできる形態で情報を保存または送信するための何らかのメカニズム(mechanism)を含む。例えば、機械可読媒体は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り出し可能ディスク、CD−ROM、あるいは技術的に公知の任意の他の形態の記憶媒体を含む。例示的な記憶媒体はプロセッサに結合され、これにより該プロセッサは記憶媒体から情報を読み取り、そこに情報を書き込むことができる。別の実施形態において、記憶媒体はプロセッサと一体化されている場合もある。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在していてもよい。ASICはユーザ端末内に位置していることもある。別の実施形態においては、プロセッサおよび記憶媒体はユーザ端末内のディスクリートな(discrete)構成要素として位置していてもよい。
開示された実施形態の上記の説明は、当業者が本発明の生成または利用を行うことを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する種々の改造は、当業者に容易に明らかになり、ここで定義された前記一般的な原理は、本発明の考え方または適用範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用される場合もある。これにより、本発明は、提示される実施形態に限定されるものではなく、ここに開示される原理および新しい特徴に一致する広い技術的範囲に従うものである。
以下に他の実施形態を示す。
[1]ネットワークからデータパケットを受信し、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて、前記データパケット内の所定のヘッダフィールド値を符号化する圧縮モジュールと、
前記データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信する、前記圧縮モジュールに結合されている送信機モジュールと、
を備える装置。
[2]前記圧縮モジュールは、送信された基準値を含む、以前に受信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて、前記所定のヘッダフィールド値を符号化する、[1]の装置。
[3]前記桁送りインターバルは、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に依存する桁送りパラメータと前記送信された基準値の関数として計算される、[2]の装置。
[4]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数が4以下である場合、前記桁送りパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい、[3]の装置。
[5]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータは2 k-5 +Kに等しい、[3]の装置。
[6]前記ネットワークが無線ネットワークである、[1]の装置。
[7]前記ネットワークがワイヤーライン・ネットワークである、[1]の装置。
[8]前記データパケットはリアルタイム・トランスファー・プロトコル(RTP)を介して前記ネットワーク内で送信される、ここにおいて前記所定のヘッダフィールド値はさらに前記データパケットと関連付けられたRTPシーケンス番号を具備する、[1]の装置。
[9]ネットワークからデータパケットを受信することと、
最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて、前記データパケット内で所定のヘッダフィールド値を符号化することと、 前記データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信することと、
を具備する方法。
[10]前記符号化することが、送信された基準値を含む、以前に受信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて、前記所定のヘッダフィールド値を符号化することをさらに具備する、[9]の方法。
[11]前記桁送りインターバルを、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に依存する桁送りパラメータと前記送信された基準値の関数として計算することをさらに具備する、[10]の方法。
[12]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数が4以下である場合、前記桁送りパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい、[11]の方法。
[13]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータは2 k-5 +Kに等しい、[11]の方法。
[14]前記データパケットがリアルタイム・トランスファー・プロトコル(RTP)を介して前記ネットワーク内で送信される、ここにおいて前記所定のヘッダフィールド値はさらに前記データパケットと関連付けられたRTPシーケンス番号を具備する、[9]の方法。
[15]ネットワークからデータパケットを受信するための手段と、
最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて、前記データパケット内ので所定のヘッダフィールド値を符号化するための手段と、
前記データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するための手段と、
を備える装置。
[16]送信された基準値を含む、以前に受信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて、前記所定のヘッダフィールド値を符号化するための手段をさらに備える、[15]の装置。
[17]前記桁送りインターバルを、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に依存する桁送りパラメータと前記送信された基準値の関数として計算するための手段をさらに備える、[16]の装置。
[18]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数が4以下である場合に、前記桁送りパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい、[17]の装置。
[19]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータは2 k-5 +Kに等しい、[17]の装置。
[20]前記データパケットはリアルタイム・トランスファー・プロトコル(RTP)を介して前記ネットワーク内で送信される、ここにおいて前記所定のヘッダフィールド値はさらに前記データパケットと関連付けられたRTPシーケンス番号を備える、[15]の装置。
[21]処理システム内で実行されると、前記処理システムにある方法を実施させる実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体であって、この方法が、
ネットワークからデータパケットを受信することと、
最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて、前記データパケット内で所定のヘッダフィールド値を符号化することと、 前記データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信することと、
を具備する、コンピュータ可読能媒体。
[22]前記符号化することが、送信された基準値を含む、以前に受信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて、前記所定のヘッダフィールド値を符号化することをさらに具備する、[21]のコンピュータ可読媒体。
[23]前記方法は、前記桁送りインターバルを、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に依存する桁送りパラメータと前記送信された基準値の関数として計算することをさらに具備する、[22]のコンピュータ可読媒体。
[24]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数が4以下である場合、前記桁送りパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい、[23]のコンピュータ可読媒体。
[25]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータは2 k-5 +Kに等しい、[23]のコンピュータ可読媒体。
[26]前記データパケットはリアルタイム・トランスファー・プロトコル(RTP)を介して前記ネットワーク内で送信される、ここにおいて前記所定のヘッダフィールド値は前記データパケットと関連付けられたRTPシーケンス番号をさらに具備する、[21]のコンピュータ可読媒体。
[27]ネットワーク内のソースユニットから符号化されたヘッダフィールド値を受信する受信機モジュール、前記符号化されたヘッダフィールド値は前記ソースユニットで受信されるデータパケットのヘッダフィールド値に関連付けられ、前記ヘッダフィールド値は最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて、前記ソースユニットで符号化される;
元のヘッダフィールド値を得るために前記符号化されたヘッダフィールド値を復号する、および前記ヘッダフィールド値を用いて前記データパケットを復元する、前記受信機モジュールに結合された、復元モジュール、
を備える装置。
[28]前記圧縮モジュールは、送信された基準値を含む、以前に送信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて、前記符号化されたヘッダフィールド値を復号する、[27]の装置。
[29]前記桁送りインターバルは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づく桁送りパラメータと前記送信された基準値の関数として計算される、[28]の装置。
[30]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数が4以下である場合、前記桁送りパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい、[29]の装置。
[31]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータは2 k-5 +Kに等しい、[29]の装置。
[32]前記ネットワークが無線ネットワークである、[27]の装置。
[33]前記ネットワークがワイヤーライン・ネットワークである、[27]に記載の装置。
[34]ネットワーク内のソースユニットから符号化されたヘッダフィールド値を受信する、前記符号化されたヘッダフィールド値は前記ソースユニットで受信されるデータパケットのヘッダフィールド値に関連付けられ、前記ヘッダフィールド値は最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて前記ソースユニットで符号化されることと、
元のヘッダフィールド値を得るために前記符号化されたヘッダフィールド値を復号することと、
前記ヘッダフィールド値を用いて前記データパケットを復元することと、
を具備する方法。
[35]前記復号を行うことが、送信された基準値を含む、以前に送信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて前記符号化されたヘッダフィールド値を復号することをさらに具備する、[34]の方法。
[36]前記桁送りインターバルを、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に依存する桁送りパラメータと前記送信された基準値の関数として計算することをさらに具備する、[35]の方法。
[37]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数が4以下である場合、前記桁送りパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい、[36]の方法。
[38]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータは2 k-5 +Kに等しい、[36]の方法。
[39]ネットワーク内のソースユニットから符号化されたヘッダフィールド値を受信するための手段と、前記符号化されたヘッダフィールド値は前記ソースユニットで受信されるデータパケットのヘッダフィールド値に関連付けられ、前記ヘッダフィールド値は最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて前記ソースユニットで符号化される、
元のヘッダフィールド値を得るために前記符号化されたヘッダフィールド値を復号するための手段と、
前記ヘッダフィールド値を用いて前記データパケットを復元するための手段と、
を備える装置。
[40]送信された基準値を含む、以前に送信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて、前記符号化されたヘッダフィールド値を復号するための手段をさらに備える、[39]の装置。
[41]前記桁送りインターバルを、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に依存する桁送りパラメータと前記送信された基準値の関数として計算するための手段をさらに備える、[40]の装置。
[42]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数が4以下である場合、前記桁送りパラメータは最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい、[41]の装置。
[43]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビット数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータが2 k−5 +Kに等しい、[41]の装置。
[44]処理システム内で実行されると、前記処理システムにある方法を実施させる実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体であって、この方法が、
ネットワーク内のソースユニットから符号化されたヘッダフィールド値を受信し、前記符号化されたヘッダフィールド値が前記ソースユニットで受信されるデータパケットのヘッダフィールド値に関連付けられ、前記ヘッダフィールド値が最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に基づいて、前記ソースユニットで符号化されることと、
前記符号化されたヘッダフィールド値を復号して、前記元ヘッダフィールド値を得ることと、
前記ヘッダフィールド値を用いて前記データパケットを復元することと、
を含むコンピュータ可読媒体。
[45]前記復号を行うことが、送信された基準値を含む、以前に送信されたデータパケットに関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルに基づいて、前記符号化されたヘッダフィールド値を復号することをさらに含む、[44]のコンピュータ可読媒体。
[46]前記方法が、前記桁送りインターバルを、前記送信された基準値と最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に依存する桁送りパラメータとの関数として、計算することをさらに含む、[45]のコンピュータ可読媒体。
[47]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビット数が4以下であるときに、前記桁送りパラメータが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しくなる、[46]のコンピュータ可読媒体。
[48]Kが最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値であり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビット数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータが2 k−5 +Kに等しい、[46]のコンピュータ可読媒体。
[49]ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信し、各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを配列するバッファモジュールと、
各配列されたデータパケットを受信し、前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して符号化されたヘッダフィールド値を得て、前記バッファ装置に結合される圧縮モジュールと、
前記各データパケットを復元するために宛先ユニットまで前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するための、前記圧縮モジュールに結合される送信機モジュールと、
を備える装置。
[50]前記バッファモジュールが、最小のヘッダサイズで符号化される受信されたデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しくなる所定の容量を有する、[49]の装置。
[51]前記バッファモジュールが、前記圧縮モジュールへの送信前に前記所定の容量まで前記各配列されたデータパケットをさらに保存する、[50]の装置。
[52]前記ネットワークが無線ネットワークである、[49]の装置。
[53]前記ネットワークがワイヤーライン・ネットワークである、[49]の装置。
[54]前記少なくとも1つのデータパケットがリアルタイム・トランスファー・プロトコル(RTP)を通して前記ネットワーク内で送信され、前記所定のヘッダフィールド値がさらに前記各データパケットと関連付けられたRTPシーケンス番号を含む、[49]の装置。
[55]ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信することと、
各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、バッファモジュール中の前記少なくとも1つのデータパケットを配列することと、
前記各データパケットの前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得ることと、
前記各データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信することと、
を含む方法。
[56]前記バッファモジュールが、最小のヘッダサイズで符号化される、受信されたデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しくなる所定の容量を有する、[55]の方法。
[57]前記各所定のヘッダフィールド値の符号化の前に、前記所定の容量まで前記バッファモジュール内の前記各配列されたデータパケットを保存することをさらに備える[56]の方法。
[58]ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信するための手段と、
各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを配列するための手段と、
前記各データパケットの前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得る手段と、
前記各データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するための手段と、
を備える装置。
[59]前記各所定のヘッダフィールド値の符号化の前に、最小ヘッダサイズで符号化される受信されたデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい所定の容量まで前記各配列されたデータパケットを保存するための手段をさらに含む[58]の方法。
[60]処理システム内で実行されると、前記処理システムにある方法を実施させる実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体であって、この方法が、
ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信することと、
各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、バッファモジュール中の前記少なくとも1つのデータパケットを配列することと、
前記各データパケットの前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得ることと、
前記各データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信することと、
を含むコンピュータ可読媒体。
[61]前記バッファモジュールが、最小のヘッダサイズで符号化される受信されたデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい所定の容量を有する、[60]のコンピュータ可読媒体。
[62]前記方法が、前記各所定のヘッダフィールド値の符号化の前に、前記所定の容量まで前記バッファモジュール内の前記各配列されたデータパケットを保存することをさらに含む、[61]のコンピュータ可読媒体。
[63]最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値として、アウト・オブ・オーダーパラメータを選定して前記アウト・オブ・オーダーパラメータに依存するパラメータを桁送りすることと、
前記送信された基準値および前記桁送りパラメータの関数として、送信された基準値を含む、以前に受信されたデータパケットと関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルを計算することと、
前記桁送りインターバルと、前記アウト・オブ・オーダーパラメータと、前記桁送りパラメータとに基づき、ネットワークから受信されたデータパケット内の所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得ることと、
前記データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信することと、
を含む方法。
[64]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビット数が4以下であるときに前記桁送りパラメータが前記アウト・オブ・オーダーパラメータと等しくなる、[63]の方法。
[65]Kが前記アウト・オブ・オーダーパラメータであり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビット数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータが2 k−5 +Kと等しい、[63]に記載の方法。
[66]前記ネットワークが無線ネットワークである、[63]の方法。
[67]前記ネットワークがワイヤーライン・ネットワークである、請求項63に記載の方法。
[68]前記データパケットがリアルタイム・トランスファー・プロトコル(RTP)を通して前記ネットワーク内で送信され、前記所定のヘッダフィールド値がさらに前記データパケットと関連付けられたRTPシーケンス番号を含む、[63]の方法。
[69]最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値として、アウト・オブ・オーダーパラメータを選定して、前記アウト・オブ・オーダーパラメータに依存するパラメータを桁送りする手段と、
前記送信された基準値および前記桁送りパラメータの関数として、送信された基準値を含む、以前に受信されたデータパケットと関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルを計算するための手段と、
前記桁送りインターバルと、前記アウト・オブ・オーダーパラメータと、前記桁送りパラメータとに基づいて、ネットワークから受信されたデータパケット内の所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得る手段と、
前記データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するための手段と、
を備える装置。
[70]前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビット数が4以下であるときに、前記桁送りパラメータが前記アウト・オブ・オーダーパラメータと等しくなる、[69]の装置。
[71]Kが前記アウト・オブ・オーダーパラメータであり、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビット数kが4より大きい場合に、前記桁送りパラメータが2 k−5 +Kと等しい、[69]の装置。

Claims (14)

  1. ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信し、各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを配列するバッファモジュールと、
    各配列されたデータパケットを受信し、前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して符号化されたヘッダフィールド値を得て、前記バッファモジュールに結合される圧縮モジュールと、
    を備える装置であって、前記符号化することは、以前に受信されたデータパケットと関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルを決定することを含み、前記桁送りインターバルは、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値(K)と、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数(k)とに依存する桁送りパラメータの関数として計算され、
    kが第1の値以下である場合、前記桁送りパラメータはKに等しく、
    kが前記第1の値より大きい場合、前記桁送りパラメータは2k−5+Kに等しく、
    前記装置は更に、
    前記各データパケットを復元するために宛先ユニットまで前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するための、前記圧縮モジュールに結合される送信機モジュール、
    を備える装置。
  2. 前記バッファモジュールが、最小のヘッダサイズで符号化される受信されたデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しくなる所定の容量を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記バッファモジュールが、前記圧縮モジュールへの送信前に前記所定の容量まで前記各配列されたデータパケットをさらに保存する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記ネットワークが無線ネットワークである、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ネットワークがワイヤーライン・ネットワークである、請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのデータパケットがリアルタイム・トランスファー・プロトコル(RTP)を通して前記ネットワーク内で送信され、前記所定のヘッダフィールド値がさらに前記各データパケットと関連付けられたRTPシーケンス番号を含む、請求項1に記載の装置。
  7. ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信することと、
    各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、バッファモジュール中の前記少なくとも1つのデータパケットを配列することと、
    前記各データパケットの前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得ることと、
    を備える方法であって、前記符号化することは、以前に受信されたデータパケットと関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルを決定することを含み、前記桁送りインターバルは、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値(K)と、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数(k)とに依存する桁送りパラメータの関数として計算され、
    kが第1の値以下である場合、前記桁送りパラメータはKに等しく、
    kが前記第1の値より大きい場合、前記桁送りパラメータは2k−5+Kに等しく、
    前記方法は更に、
    前記各データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信すること、
    を含む方法。
  8. 前記バッファモジュールが、最小のヘッダサイズで符号化される、受信されたデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しくなる所定の容量を有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記各所定のヘッダフィールド値の符号化の前に、前記所定の容量まで前記バッファモジュール内の前記各配列されたデータパケットを保存することをさらに備える請求項8に記載の方法。
  10. ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信するための手段と、
    各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを配列するための手段と、
    前記各データパケットの前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得る手段と、
    を備える装置であって、前記符号化することは、以前に受信されたデータパケットと関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルを決定することを含み、前記桁送りインターバルは、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値(K)と、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数(k)とに依存する桁送りパラメータの関数として計算され、
    kが第1の値以下である場合、前記桁送りパラメータはKに等しく、
    kが前記第1の値より大きい場合、前記桁送りパラメータは2k−5+Kに等しく、
    前記装置は更に、
    前記各データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するための手段、
    を備える装置。
  11. 前記各所定のヘッダフィールド値の符号化の前に、最小ヘッダサイズで符号化される受信されたデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい所定の容量まで前記各配列されたデータパケットを保存するための手段をさらに含む請求項10に記載の装置。
  12. 処理システム内で実行されると、前記処理システムにある方法を実施させる実行可能命令を含むコンピュータ可読記録媒体であって、この方法が、
    ネットワークから少なくとも1つのデータパケットを受信することと、
    各データパケットと関連付けられた所定のヘッダフィールド値に基づいて、バッファモジュール中の前記少なくとも1つのデータパケットを配列することと、
    前記各データパケットの前記各所定のヘッダフィールド値を符号化して、符号化されたヘッダフィールド値を得ることと、
    を備え、前記符号化することは、以前に受信されたデータパケットと関連付けられたヘッダフィールド値の桁送りインターバルを決定することを含み、前記桁送りインターバルは、最小ヘッダサイズで符号化されるデータパケットの最大アウト・オブ・オーダー距離値(K)と、前記符号化されたヘッダフィールド値を送信するために用いられる最小桁ビットの数(k)とに依存する桁送りパラメータの関数として計算され、
    kが第1の値以下である場合、前記桁送りパラメータはKに等しく、
    kが前記第1の値より大きい場合、前記桁送りパラメータは2k−5+Kに等しく、
    前記方法は更に、
    前記各データパケットを復元するために宛先ユニットに前記符号化されたヘッダフィールド値を送信すること、
    を含むコンピュータ可読記録媒体。
  13. 前記バッファモジュールが、最小のヘッダサイズで符号化される受信されたデータパケットの前記最大アウト・オブ・オーダー距離値に等しい所定の容量を有する、請求項12に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  14. 前記方法が、前記各所定のヘッダフィールド値の符号化の前に、前記所定の容量まで前記バッファモジュール内の前記各配列されたデータパケットを保存することをさらに含む、請求項13に記載のコンピュータ可読記録媒体。
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