JP5306542B2 - 無線ボディエリアネットワークにおける通信方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、近距離無線通信に関し、特に、無線ボディエリアネットワーク(Wireless Body Area Network:以下、“WBAN”と称する)環境で複数のピコネットの共存のための通信方法及び装置に関する。
WBANは、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.15.6 TG6 BANという国際標準で標準化進行中である近距離無線通信を意味し、約3メートル内のボディエリアでの通信ネットワークを通してリモートヘルスケアのような医療サービス及びウェアラブルコンピューティング(Wearable Computing)のための着用装備やモーションセンサーを使用するエンターテイメントサービスを提供しようとする。
WBANにおいて、個人が1つのネットワーク、すなわち、ピコネットを構成する。ピコネットは、1つのコーディネータノード(coordinator node)及び複数のデバイスノード(device node)で構成され得る。このコーディネータノードは、移動電話であり得、このデバイスノードは、ボディに取り付けられた様々なタイプの個人デバイス(Personal Devices)であり得る。このようなWBANは、センサーネットワークと類似した性能制約条件を要求し、そのために、様々な人が限定された空間に存在するか又は移動の間に複数のピコネット間の干渉による“衝突問題”を起こしやすい。したがって、WBANに対して特化されたメディアアクセス制御(MAC)プロトコルの設計が要求される。
WBANに対して特化されたMACプロトコルを設計するためには、キャリア検知多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access:CSMA)及び時分割多重アクセス(Time Division Multiple Access:TDMA)が考慮され得る。
CSMAは、ノード間の時間同期を必要とせず、低いコンテンション(low contention)環境で高いチャネル利用率及び低い遅延性能を示す。しかしながら、干渉範囲内のノードの数が増加してコンテンションが高い環境(high contention)では、衝突の増加及びバックオフによる予測できない遅延の増加などにより性能低下が発生する。したがって、複数のピコネットが狭い空間に存在し、リアルタイム応答を要求する際にCSMAをWBANに適用することが難しい。
TDMAは、高いチャネル利用率、衝突減少、及び予測できない遅延除去などの長所を有するが、時間同期によるオーバーヘッドの問題を有する。一般的に、TDMAは、時間同期のための基準ノード、すなわち、時間同期ルート(time synchronization root)及び新たなノードの進入及び移動の際に時間同期のために多くの時間及びエネルギーを消費する短所を有する。
したがって、WBANでは、上記した2つの方式の短所を克服することができるCSMA及びTDMAのコンバージェンス形態のMACプロトコルに関する研究が要求される。
そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、WBANの高いコンテンション環境で高いチャネル利用率を提供することができる通信方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、WBANにおいて、複数のピコネットが隣接した場合にデータ送信衝突を減少させることができる通信方法及び装置を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、WBANにおいて、複数のピコネットが隣接した場合にデータ送信遅延を低めることができる通信方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらなる他の目的は、WBANにおいて、複数のピコネットが隣接した環境でもTDMAデータ送信の間に時間同期によるオーバーヘッドを減少させることができる通信方法及び装置を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、無線ボディエリアネットワーク(WBAN)に含まれる第1のノードが隣接した少なくとも1つの第2のノードと通信を実行する通信方法は、時分割通信期間、時分割スケジュール案内メッセージ送信期間、及びコンテンションアクセス期間(CAP)が順次に配列されるスーパーフレームを用いて上記時分割通信期間の間に上記第1のノードに接続された少なくとも1つのデバイスノードにデータを送信するか又は受信するステップと、上記スーパーフレーム内の上記時分割スケジュール案内メッセージ送信期間で上記第1のノードの時分割スケジュール案内メッセージを上記少なくとも1つの第2のノードにブロードキャスティングするステップと、上記スーパーフレーム内の上記コンテンションアクセス期間の間に上記第2のノードから時分割スケジュール案内メッセージを受信する際に、上記受信された時分割スケジュール案内メッセージを用いて上記第1のノードに接続された少なくとも1つのデバイスノードに対するデータ送信又は受信時間を調整するステップとを有することを特徴とする。
本発明の実施形態によると、WBANの高いコンテンション環境で高いチャネル利用率を提供し、複数のピコネットが相互に隣接した場合にデータ送信衝突を減少させることができ、データ送信遅延を防止することができ、TDMAデータ送信の間に時間同期により発生するオーバーヘッドを減少させることができる。
本発明の一実施形態によるピコネット構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるネットワーク装置の構造を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるタイムテーブル更新過程を示す図である。 本発明の一実施形態によるADメッセージの構成を示す図である。 データ衝突の発生例を示す図である。 本発明の一実施形態によるフレーム構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるフレーム構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるフレーム構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるフレーム構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるフレーム構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるコーディネータノードの動作過程を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるコーディネータノードの動作過程を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の説明における具体的な特定事項は、本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたもので、これら特定事項によって本発明が限定されるものではないことは、当該技術分野における通常の知識を持つ者にとっては明らかであるだろう。そして、下記の説明において、関連する公知機能或いは構成についての具体的な説明は、本発明の簡潔さのために適宜省略するものとする。
本発明によると、無線ボディエリアネットワーク(Wireless Body Area Network:以下、“WBAN”と称する)は、移動性を有する複数の無線通信ノードで構成される。無線通信ノード(以下、“ノード”と称する)は、例えば、移動通信端末、ノート型パソコン、個人用デジタル補助装置(PDA)、又はセンサーノードであり得るが、これに限定されない。このセンサーノードは、物理的な現象を観測するために必要なセンシング及び通信機能を有する装置を意味する。このセンサーノードは、無線センサーネットワークを構成する基本要素であり、スマートダスト(smart dust)が1つの例である。また、このセンサーノードは、ボディに挿入される医療装置であり得る。無線通信ノードは、1つの独立したノードとして動作するか又はマスターノード及びこのマスターノードに対する1つ以上のスレーブ(slave)ノードで構成された極小規模ネットワーク、すなわち、ピコネット(piconet)でマスターノード又はスレーブノードとして含まれ得る。独立したノードは、スレーブノードを有しないマスターノードとして見なされ得るので、以下、マスターノードは、スレーブノードを有しない独立ノードを含むものとして解釈され得る。WBANは、独立ノード又はピコネットが移動しつつ分離、統合、又は変更を繰り返し得る。以下、マスターノードに対応するノードをコーディネータノードと呼び、スレーブノードに対応するノードをデバイスノードと呼ぶ。
コーディネータノードは、自身のスレーブノード又は任意の通信範囲内の他のコーディネータノードと直接に通信することができる。上述した2つの場合において、本発明の方法に従ってCSMA及びTDMA方式をすべて使用し得る。規則的に発生し、送信遅延に敏感なトラフィックに対してはTDMAを使用し、不規則的に発生し、送信遅延に敏感でないトラフィックに対してはCSMAを使用することが有利である。
本発明の一実施形態に従って、TDMA送信スケジューリングは、コーディネータノード間の情報交換により実行され得、スレーブノードが他のコーディネータノードに同期して1つのコーディネータノードの指示に従って動作することが望ましい。
スレーブノードがTDMA通信のためのタイムスロットを必要とする場合において、このスレーブノードがコーディネータノードにタイムスロットの割り当てを要請する場合に、このコーディネータノードは、隣接コーディネータノード又は独立ノードが使用するタイムスロットを考慮して要請されたタイムスロットを決定し、隣接した一定の範囲内のノードに通知し、このタイムスロットをスレーブノードに割り当てる。下記の説明において、ノードは、独立したノード又は1つのピコネットに属しているコーディネータノードを意味する。
ピコネットが占める物理的な空間が広くてコーディネータノードの干渉範囲とスレーブノードの干渉範囲間の大きな差がある場合には、このコーディネータノードがスロット予約を実行することができないので、スレーブノードは、1つの独立ノードと同様に動作し得る。
本発明は、ノードの移動性及びピコネット間の干渉回避をサポートするCSMA/TDMAコンバージェンス方式のMACプロトコルである分散(Distributed)TDMA MACプロトコルを提供する。このような分散TDMA方式は、時間同期が複数のピコネット間で設定されないとしても、制御メッセージの交換を通して干渉を回避し、通信を可能にする。すなわち、分散TDMA方式において、すべてのノードは、特定のノードのタイマーに基づいて常に時間同期を調整せず、各ノードは、自身の時間基準をそのまま維持しつつ、他のノードのタイムスロットスケジュールを把握する。
次に、各コーディネータノードは、自身のタイマーと他のコーディネータノードのタイマー間の時間差を計算し、隣接ピコネットのコーディネータノードから受信された時間値に計算された時間差を適用し、この受信された時間値を自身のタイマーに基づく時間値に変換することにより、単一の基準時間なしに他の時間に関する情報を正確に交換することができる。
言い換えれば、分散TDMA方式において、コーディネータノードは、隣接ピコネットのコーディネータノードから隣接コーディネータノードのタイムスロット情報を受信し、このタイムスロット情報を使用して自身のタイマーと隣接コーディネータノードのタイマー間の時間オフセットを計算し、この計算された時間オフセットを用いて隣接コーディネータノードにより予約されるか又は使用されるタイムスロットの時間値を自身のタイマーに基づく時間値に変更する。したがって、このコーディネータノードは、特定の基準時間に対する同期化過程なしに隣接コーディネータノードに指定されたタイムスロット期間を正確に把握することができ、自身が使用するタイムスロット期間を指定することができる。
このために、コーディネータノードは、自身のノード又は他のノードのタイムスロット情報を格納するタイムテーブルを含み、隣接コーディネータノードは、自身のタイムスロット情報を交換するためにTDMAスケジュール案内メッセージ(以下、TDMA Schedule Advertisement message:以下、“ADメッセージ”と称する)と呼ばれる制御メッセージを交換する。このようなADメッセージの交換を通してTDMA期間でのコーディネータノードの送信時間が隣接ピコネットの送信時間と重なると判定される場合に、このコーディネータノードは、データ送信期間をスーパーフレーム内の重ならない期間に変更することにより干渉を回避する。
図1は、このような分散TDMA方式が適用されるWBANで複数のピコネットの一例を示す図である。図1は、相互に隣接する第1のピコネット10及び第2のピコネット20を示す。第1のピコネット10は、コーディネータノード11及び複数のデバイスノード12、13、14、15、及び16で構成され、第2のピコネット20は、コーディネータノード21及び複数のデバイスノード22、23、24、及び25で構成される。
コーディネータノード11及び12のそれぞれに含まれるネットワーク装置の構成の一例を図2に示す。本発明の一実施形態によるネットワーク装置は、プロセッサ110、送受信部120、及びメモリ130を含む。
プロセッサ110は、WBANでノードの通信動作に従って送受信部120及びメモリ130を制御する。プロセッサ110は、時間をカウントするタイマーを含む。
送受信部120は、プロセッサ110の制御の下に、ノード間に形成される通信リンクを通してデータの送信又は受信を行い、この送信及び受信が行われたデータを処理する。
メモリ130は、WBANにおいてノードが通信を実行するのに必要な各種情報を格納し、TDMA通信のためのタイムスロット情報を格納する。このタイムスロット情報は、ノード自身のタイムスロットに関する情報と隣接ノードのそれぞれのタイムスロットに関する情報とを含む。本発明の一実施形態によると、このタイムスロット情報は、タイムテーブルの形態で格納される。
本発明の一実施形態によると、プロセッサ110は、メモリ130に格納されたタイムスロット情報を送受信部120を通してブロードキャスティングし、隣接ノードからタイムスロット情報を受信する際に、プロセッサ110は、この隣接ノードのタイムスロット情報を用いて自身のタイマーと隣接ノードのタイマー間の時間オフセットを計算する。その後に、プロセッサ110は、この計算された時間オフセットを用いて隣接ノードから受信されたタイムスロット情報に含まれた時間値を自身のタイマーに基づく時間値に補正する。この際に、タイムスロットの長さは、訂正されない。
このタイムスロット情報は、TDMA方式によりデータを送受信するためにノードにより割り当てられるか又は使用されているタイムスロットに関する情報を示す。対応するノードの識別情報及び1つのフレームで対応するノードに対応して指定された各タイムスロットの開始時間及び長さ情報を含む。このようなタイムスロット情報を示すタイムテーブルに格納されるエントリーは、下記の表1に示す。
タイムテーブルでの各エントリーは、任意のノードに指定されたタイムスロットに対応する。1つのノードが複数の分離されたタイムスロットを使用する場合には、同一のノードに対する複数のエントリーが1つのテーブルに含まれ得る。表1において、ノードアドレスは、対応するエントリーがどのノードに関する内容であるかを示すために対応するスロットを予約したノードのアドレスを示し、ノードの識別情報として使用され得る。ホップ数は、隣接ノードがノード自身から幾ホップ距離にあるかを示し、対応するノードのホップ数は、0である。時間オフセットは、ノード自身のタイマーと隣接ノードのタイマー間の時間差を示す。タイムスロット開始時間は、エントリーに対応するタイムスロットがフレームの開始点に基づいてどの時点から始まるかを示す。タイムスロットの長さは、対応するタイムスロットの長さ、すなわち、時間期間を示す。バージョン情報は、エントリーに含まれた情報の更新程度を示し、各エントリー情報がどのくらい最新の情報であるかを示す。コンテンションアクセス期間(Contention Access Period:以下、“CAP”と称する)情報は、対応するノードに設定されたCAPに関する情報を示し、開始時点及びCAPの長さを示す。
コーディネータノードが最初に起動された際に、上述したタイムテーブルは、何のエントリーも含まない。しかしながら、このコーディネータノードがブーティングの後に他のノードからタイムスロット情報を受信するか又は対応するノードで使用されるタイムスロットを予約する場合に、プロセッサ110は、これに対応するテーブルエントリーを生成する。すなわち、このタイムスロットテーブルの各エントリーは、対応するノードにより使用されるタイムスロットに関する情報を含む。このタイムスロットテーブルのエントリーが生成される場合に、プロセッサ110は、周期的に又はランダムに現在のタイムスロットテーブルの内容に対応するタイムスロット情報を反復してブロードキャストする。
このようなタイムスロットテーブルの構成、更新、及び格納過程に関する一例を図3及び図4を参照して説明する。図3において、3つのコーディネータノードA、B、及びCは、複数のピコネットのコーディネータノードである。スーパーフレーム310、320、及び330は、コーディネータノードA、B、及びCのそれぞれに対応する。
コーディネータノードA、B、及びCのそれぞれは、図2に示すネットワーク装置を含む。各コーディネータノードは、自身のスーパーフレーム内の任意の位置でTDMA送信期間を有する。このTDMA送信期間内で、各コーディネータノードは、各デバイスノードに対してデータ送信期間に対するスケジューリングを実行する。TDMA送信期間を除いた他の期間は、CSMAを使用する。コーディネータノードA、B、及びC は、1ホップにより相互に接続され得る。
図3において、スーパーフレーム310、320、及び330でコーディネータノードA、B、及びCにより占有されたタイムスロット期間は、コーディネータノードA、B、及びCを示すパターンと同一のパターンにより示される。スーパーフレーム310、320、及び330は、対応するノード間でスケジューリングされた時点での各ノードで開始される。言い換えれば、TDMA通信のためのスーパーフレームの期間は、すべてのノードで同一であり、スーパーフレームの開始時間も各ノードで同一である。例えば、スーパーフレームの期間が10秒である場合に、スーパーフレームの開始時間は、各ノードのタイマーに基づいて毎分の0秒、10秒、20秒、30秒、40秒、又は50秒であり得る。すべてのノードのタイマーが同一の時点に基づいてカウンティングを開始する場合に、ノード間の時間同期化を実行する必要がない。しかしながら、各ノードのタイマーが異なる時点に基づいてカウンティングを開始することができるので、ノードのタイマー間の時間差が発生し得る。すなわち、このスーパーフレームが定められた時間に開始されるとしても、各ノードのスーパーフレームの開始時点は、実質的に異なり得る。
図3において、コーディネータノードA、B、及びCに対応するスーパーフレーム310、320、及び330は、実質に異なる開始時点を有する。すなわち、コーディネータノードA、B、及びCの各タイマーは、相互に異なる時間基準を有する。各コーディネータノードでのタイムスロットの開始時間は、各スーパーフレームの開始時点に基づいてSTA、STB、STCであり、各タイムスロットの長さは、DA、DB、DCである。図3に示すスーパーフレーム構造は、タイムテーブルの構成を説明するための構造である。
上記の通りに構成される各コーディネータノードが起動した後に他のコーディネータノードからタイムスロット情報を受信するか又はコーディネータノード自身により使用されるタイムスロットを予約する場合に、このコーディネータノードは、タイムテーブルのエントリーを生成する。その後に、このコーディネータノードは、表1のエントリー情報を含むADメッセージを構成しブロードキャストすることによりタイムスロット情報をブロードキャストする。このADメッセージの一例を図4に示す。図4を参照すると、ADメッセージ200は、ノードアドレス210、ホップ数220、バージョン情報230、タイムスロット開始時間240、タイムスロット長さ250、ノード時間情報260、及びCAP情報270を含む。ADメッセージ200に含まれるCAP情報270は、ADメッセージ200の送信の後に最も早く設定されるCAPに関連した開始時点情報及び長さ情報を含む。タイムスロット開始時間240及びタイムスロット長さ250は、対応するノードで使用される時間期間に関する情報を示す。
ノード時間情報260は、ADメッセージ200を送信したノードで使用されるタイマー値に関する情報を示し、ノード間の時間オフセットを計算する際に使用される情報である。ノード時間情報260に含まれるタイマー値は、ADメッセージ200が送信される時点のタイマー値に基づいて決定される。ノード時間情報260がADメッセージ200に含まれて送信される場合を例を挙げて説明したが、ノード時間情報260は、付加のメッセージとしてブロードキャストされ得る。
図3を参照して、コーディネータノードB及びCのタイムスロットテーブルにおいて、コーディネータノードAに対する時間オフセットは、それぞれ−T1及び−T2である。このような時間オフセットは、ADメッセージ200に含まれたノードAに対するノード時間情報260を使用して計算される。
より詳細に、時間オフセットは、他のノードによりメッセージを受信する時点に基づいて導出されたタイマー値からメッセージを送信するノードのタイマー値を減算することにより得られた値である。例えば、ADメッセージ200の送信時点がノード時間情報として使用される場合に、ノードB及びノードCの時間オフセット値は、ノードB及びノードCによるADメッセージの受信時間からADメッセージの送信時間を減算することにより得られる。したがって、ノードBのタイムスロットテーブルにおいて、任意の時点でノードAに対する時間オフセット−T1をノードAのタイマー値に加算することにより得られる。
コーディネータノードA、B、及びCは、ADメッセージ200を送受信することにより表2、表3、及び表4に示すようなタイムテーブルを格納する。すなわち、表2、表3、及び表4は、コーディネータノードA、B、及びCのタイムテーブルをそれぞれ示す。
コーディネータノードがタイムテーブルを用いてTDMAタイムスロットをスケジューリングするために、タイムテーブルの構成及び更新は、ノード間通信で重要である。
このタイムテーブルの構成及び更新を行うために送受信されるADメッセージ200は、ビーコン(beacon)の一部として周期的にブロードキャストされるか又はランダムにブロードキャストされ得る。
ADメッセージがビーコンに含まれて送信される場合に、ピコネットのコーディネータノードは、常にアクティブ状態を保持しなければならない。したがって、このコーディネータノードの送受信部120は、常に受信待機状態にある。しかしながら、この受信待機状態がパケット送信の間に消耗されるものと類似した電力を消耗するために、このコーディネータノードの電力寿命は、非常に短縮される。このコーディネータノードがエネルギーの消耗によりターンオフ状態となる場合に、全ピコネットは、通信することができない。
さらに、認識されないピコネットグループがコーディネータノードにアクセスする場合に、初期衝突を回避できなければならない。分散TDMA方式は、TDMA期間が重なる場合に、ADメッセージ200の交換を通してTDMA期間を再配置することにより衝突を回避する。したがって、TDMA期間の再配置の前にTDMA期間が重なる場合に、衝突が発生し、再送信の必要性によりエネルギー浪費が発生し得る。
衝突が発生する場合の一例を図5に示す。図5において、参照符号410は、第1のピコネット10及び第2のピコネット20がビーコンモードで動作する状況を示す。状況410において、ADメッセージ200は、ビーコンの一部としてブロードキャストされる。ADメッセージ200は、第1のピコネット10及び第2のピコネット20のTDMA期間の間に送信される。その後に、衝突が発生し、失われたデータが復元されることができない。
参照符号420は、第1のピコネット10及び第2のピコネット20がノンビーコンモード(non-beacon mode)で動作する状況を示す。分散TDMA方式において、ADメッセージは、CSMA/衝突回避(CA)でCAPの間に送信される。CAPが隣接ピコネットのTDMA期間と重なる場合に、TDMA期間が終了するまでADメッセージを送信することができず、これにより、望ましくない遅延を引き起こす。
また、分散TDMA方式において、コーディネータノードが電力消費を減少させるためにインアクティブモードにスイッチングする場合に、このコーディネータノードは、隣接コーディネータノードのADメッセージ200を受信することができない。
したがって、必要であれば、コーディネータノードがアクティブ期間及びインアクティブ期間を設定することができるようにADメッセージの送受信を行うことが好ましい。また、スーパーフレームがIEEE802.15.6 BAN標準に提案された“ポーリングアクセス(polling access)”モードのようなノンビーコンモード(non-beaconmode)にある場合にも、適時にADメッセージの交換に成功するための方法が必要である。
本発明によると、上述したように、ピコネットは、アクティブ期間及びインアクティブ期間を含み、ビーコンモード又はノンビーコンモードが設定されるかに関係なくADメッセージの送受信に成功することにより衝突又は遅延なしにデータを送受信するために、下記の表5のように構成されるスーパーフレーム構造を提案する。
ピコネット間の衝突を感知するために提案したスーパーフレーム構造において、表5に示すように、最初の開始時点及び最後の終了時点にチャネル感知期間を配置し、TDMA期間の後に、ADメッセージをブロードキャスティングするADメッセージ送信期間を配置する。ADメッセージのブロードキャスティングの後には常にCAPを設定し、CAPの後にはチャネル感知期間を設定する。
チャネル感知期間は、通信チャネルを使用するピコネットがあるか否かを確認するための期間を意味する。チャネル感知期間の間に、コーディネータノードの送受信部120は、所定値以上の強度を有する信号がWBANにより使用される周波数帯域で受信されるか否かを確認する。この際に、受信される信号に対する符号化は実行されない。所定値以上の強度を有する信号が受信される場合に、これは、隣接した位置に他のピコネットが存在し、現在のデータを送受信していることを示す。上述した方式でチャネルを感知することが難しい場合に、衝突により損失されるパケットの数を感知することによりチャネル感知の役割を置き換え得る。本発明において、チャネル感知を説明したが、他の方法は、隣接ピコネットとの衝突が発生するか否かを確認するために使用され得る。例えば、チャネル感知期間の間にダミーパケットを用いて損失程度を確認することにより隣接チャネルが使用されるか否かが判定され得る。連続的なパケットエラーがダミーパケットの送信の間に検出されるか、又はプリアンブルエラーが検出される場合に、ピコネット衝突が予想されるものと判定される。あるいは、測定される信号対雑音比(SNR)に従ってチャネルが存在するか否かを決定し得る。すなわち、SNRが予め定められた基準値以上である場合に、データを送受信している隣接ピコネットが存在するものと判定され得る。
本発明で提案するスーパーフレーム構造は、コーディネータノード間の情報の交換のためにTDMA期間の後にADメッセージ送信期間を含み、ADメッセージ送信期間の後のCAPを含むことにより、衝突が感知された場合の問題点を解決する。このように、CAPの間にコーディネータノードがブロードキャスティングするADメッセージを受信した任意のコーディネータノードから任意のコーディネータノードのADメッセージを受信することができるようにするために、ADメッセージ期間は、TDMA期間とCAP間に存在する。すなわち、この任意のコーディネータノードは、ADメッセージを受信した後に、コーディネータノードのADメッセージに含まれたCAPを確認することができ、確認されたCAPの間に自身のADメッセージを送信することができる。この際に、本発明で提案するスーパーフレーム構造は、ADメッセージ送信期間の直後にCAPを含み、任意のコーディネータノードは、コーディネータノードのADメッセージを受信した後に同一の送信期間内で自身のADメッセージを送信することができる。
図5の状況410と同様に、ADメッセージがビーコンに含まれて送信される場合に、特定のコーディネータノードがADメッセージを送信した直後にTDMA期間の間にデータを送受信するために、この特定のコーディネータノードのADメッセージを受信した隣接コーディネータノードは、自身のADメッセージをこの特定のコーディネータノードのTDMA期間が終了した後に送信することができる。したがって、他のコーディネータノードは、次の送信期間の後に自身のADメッセージを送信するか、又は次の期間の間にも自身のADメッセージを送信しない場合がある。このように、複数のコーディネータノードは、円滑にADメッセージを送受信することができず、いずれか1つのコーディネータノードで送信遅延が発生するか、又は頻繁なデータ衝突が発生し得る。特に、WBANにおいて、データ送信期間がその特性により増加され得るために、重要な情報の損失を防止するためには、1つの期間内でADメッセージを送受信することが好ましい。
他の例として、図5の状況420と同様に、TDMA期間の完了後に、CAP期間を行い、CAPが完了した後にADメッセージを送信する場合にも、他のコーディネータノードからデータを受信することができる期間が存在しないために、状況410と類似した問題点が発生し得る。
しかしながら、本発明のスーパーフレーム構造において、TDMA期間の後にADメッセージ送信期間が続き、その後に、CAPが続くために、上述した問題点を解決することかできる。
ADメッセージ200は、一種のブロードキャスティングメッセージであるので、特定のノードを指定せず予め知られているブロードキャスティング認識コードで送信される。
表5は、基本的なスーパーフレーム構造を示す。このスーパーフレーム構造は、本発明の動作過程に従って変更され得る。例えば、このスーパーフレーム構造は、図6における状況430で示すように、チャネル感知期間なしに、TDMA期間、ADメッセージ送信期間、及びCAP期間で構成され得る。このようにスーパーフレームを構成する場合にも、従来の方法に比べて、ADメッセージは、隣接コーディネータノード間で円滑に送受信されることができ、したがって、チャネル衝突を効率的に防止することができる。しかしながら、ADメッセージを正確に送受信し、チャネル衝突の発生率をさらに減少させるためにチャネル感知間隔を付加し得る。
上述したスーパーフレームを使用してADメッセージを送信する過程は、図6乃至図12を参照して説明する。図6乃至図10は、本発明の一実施形態によるフレーム構造を示す。図11及び図12は、本発明の実施形態に従ってプロセッサ110により行われるコーディネータノードの動作過程を示す。
2つの隣接ピコネットがデータ送信の間に相互に異なる時間期間を使用する場合に、データ衝突は発生しない。この場合に、各ピコネットのコーディネータノードの動作過程は、次のようである。
図11及び図12を参照すると、コーディネータノードのプロセッサ110は、現在の時点が予め定められたスケジュールに従ってアクティブ期間開始時点であるか否かを確認する(ステップ501)。アクティブ期間開始時点である場合に、プロセッサ110は、予め定められたチャネル感知期間の間に送受信部120を通してチャネル感知を実行する(ステップ503)。2つの隣接ピコネットがデータ送信の間に相互に異なる時間期間を使用するために、チャネル感知期間の間にチャネルが感知されず、したがって、衝突が感知されない。その後に、コーディネータノードのプロセッサ110は、TDMA期間の間にデータを送信し、TDMA期間が完了する際にADメッセージ200をブロードキャスティングする(ステップ505及びステップ507)。次に、プロセッサ110は、CAPに進み(ステップ519)、CAPの間にADメッセージ200が受信されるか否かを確認する(ステップ521)。CAPの間にADメッセージ200が受信されない場合に、プロセッサ110は、インアクティブ期間に進む(ステップ527及びステップ529)。
2つの隣接ピコネットがデータ送信の間に重複する時間期間を共有する場合に、データ衝突が発生する。図6、図7、及び図8は、データ衝突が発生し、このようなデータ衝突の問題を解決するためのフレーム構造を示す。図6及び図7は、TDMA送信期間が重なる場合を示し、図8は、CAPがTDMA期間と重なる場合を示す。
図6において、状況430は、第1のピコネット10で送信したADメッセージ200が第2のピコネット20のTDMA期間と衝突が発生し、第2のピコネット20のコーディネータノード21が第1のピコネット10のTDMA期間を認識していない場合を示す。第1のピコネット10がすでにインアクティブ期間に進入したので、第2のピコネット20のADメッセージは送信されず、第1のピコネット10のコーディネータノード11は、第2のピコネット20のTDMA期間を認識することができない。
このような衝突は、図7の状況440のように解決され得る。まず、第1のピコネット10のコーディネータノード11がアクティブ期間に進入し、チャネル感知期間の間にチャネルが感知されないために、衝突が感知されないものと判定し、TDMA期間に進入することによりパケットを送信する(図11のステップ501、ステップ503、及びステップ505)。
一方、図11に戻って参照すると、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、アクティブ期間の開始時点に進入し(ステップ501)、衝突がチャネル感知期間の間に発生したか否かを判定する(ステップ503)。この際に、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、第1のピコネット10のコーディネータノード11のTDMAデータ送信によるチャネルの使用を感知することにより衝突を感知し(ステップ503)、受信待機状態に進入する。第2のピコネット20のコーディネータノード21は、既知のフォーマットのADメッセージ200が受信されることを待機する(ステップ509)。
第1のピコネット10でTDMA期間が終了するため、第1のピコネット10のコーディネータノード11は、ADメッセージ200をブロードキャストする(ステップ505及びステップ507)。
第2のピコネット20のコーディネータノード21は、受信待機期間の間にADメッセージを受信し、肯定確認(ACK)を第1のピコネット10のコーディネータノード11に送信し(ステップ511)、タイムテーブルを更新する(ステップ513)。この際に、ADメッセージ200が第1のピコネット10のCAP情報270を含むために、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、第1のピコネット10のCAPがいつ終了されるかを認識することができ、第2のピコネット20のCAP期間の間にADメッセージ200をブロードキャスティングする(ステップ515)。第1のピコネット10のコーディネータノード11からADメッセージ200に対するACKを受信する際に、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、ADメッセージの送信に成功したものと判定し(ステップ517)、CAPに進入する(ステップ519)。第2のピコネット20のコーディネータノード21がADメッセージ200をブロードキャスティングし、CAPに進入する理由は、ブロードキャストADメッセージ200を受信した第3のピコネットが自身のADメッセージを送信することができるためである。
また、ADメッセージ200が第1のピコネット10のタイムスロット開始時間240及びタイムスロット長さ250に関する情報を含むために、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、第1のピコネット10のデータ送信期間を認識することができ、ADメッセージ200の送信時点を認識することができる。したがって、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、第1のピコネット10のデータ送信期間の間にデータ送信を回避することができ、第1のピコネット10のADメッセージ200の送信時点にアクティブ状態を設定することによりADメッセージ200を受信することができる(ステップ531、ステップ533、及びステップ535)。
ADメッセージがCAPの間に受信されない場合に(ステップ521)、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、チャネル感知期間を設定することによりデータ衝突が発生するか否かを感知する(ステップ527)。データ衝突が感知されない場合に、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、インアクティブ期間に進入する(ステップ529)。
一方、第1のピコネット10のコーディネータノード11は、第2のピコネット20のコーディネータノード21からCAPの間にADメッセージを受信し(ステップ519及びステップ521)、タイムテーブルを更新する(ステップ523)。CAPが終了する場合に(ステップ525)、第1のピコネット10のコーディネータノード11は、チャネル感知期間を設定することによりデータ衝突が発生するか否かを感知する(ステップ527)。データ衝突が感知されない場合に、第1のピコネット10のコーディネータノード11は、インアクティブ期間に進入する(ステップ529)。
図7の例では、第1のピコネット10で第1のスーパーフレームが完了した後にインアクティブ期間に進入する場合を示すが、第1のピコネット10がインアクティブ期間に進入する前にチャネルが感知される場合を図8に示す。
図8において、状況450は、本発明を適用しなかった際に第1のピコネット10のCAPと第2のピコネット20のTDMA期間とが相互に衝突する場合を示す。この場合に、2つのピコネット間のADメッセージを交換することができない。
図8において、状況460は、本発明が状況450に適用される場合を示す。
第1のピコネット10のコーディネータノード11は、対応するスーパーフレーム期間が終了する際にチャネル感知を実行するか又はCAPの間のパケット損失状態に従って衝突が発生するか否かを判定する(次のステップ501、503、505、507、519、521、525、及び527)。第1のピコネット10の送受信に影響を与える要因があると判定される場合に、第1のピコネット10のコーディネータノード11は、インアクティブモードに直接に進入せず、その代わりに、この受信待機状態に進入して既知のフォーマットのADメッセージ200が受信されることを待機する(ステップ509)。次の動作は、図9の場合と同一である。
第2のピコネット20のTDMA期間が終了し(ステップ501、ステップ503、及びステップ505)、第2のピコネット20のコーディネータノード21がADメッセージをブロードキャストする(ステップ507)。
第1のピコネット10のコーディネータノード11は、ADメッセージ200を受信し、タイムテーブルを更新し(ステップ511及びステップ513)、第2のピコネット20のCAPの間に第1のピコネット10のADメッセージ200を送信する(ステップ515及びステップ517)。この際に、第1のピコネット10のコーディネータノード11が第2のピコネット20のADメッセージ200をすでに受信したので、第2のピコネット20のCAPが終了した際にADメッセージ200に含まれている情報を通して認識することができる。
図6、図7、及び図8におけるように、2つのピコネットが衝突する場合にADメッセージ200を受信することができる動作方法について説明した。ADメッセージ200を受信する場合に、ピコネットのTDMA期間を認識することができ、隣接ピコネットのTDMA期間の終了の後に送信されるADメッセージの送信時点がわかる。したがって、最新のADメッセージは、継続して受信されることができる。
本発明は、3つ以上のピコネットが衝突する場合にも動作が可能である。その理由は、ADメッセージが隣接ピコネットのCAPに送信され、したがって、ADメッセージは、コンテンション方式により自然に送信されるためである。まれに、複数のピコネットが同時に衝突する場合に、CAPの期間を適切に増加させる必要がある。図9は、状況470及び480で示すように、3つのピコネットが衝突し、衝突問題を解決する場合を示す。
また、本発明は、ピコネットがノンビーコンモードで動作し、TDMA期間が再送信により増加する場合にも何の問題なく動作が可能である。図10において、第2のピコネット20のコーディネータノード21は、第1のピコネット10のTDMA期間の終りでADメッセージ200を受信するようにスケジューリングされるが(ステップ531、ステップ533、及びステップ535に示すように)、ADメッセージ200は、第1のピコネット10のTDMA期間の可変的な増加により遅延される。この際に、ADメッセージ200がスケジューリングされた時点で受信されない場合に(ステップ535)、第2のピコネット20は、システムで予想が可能であるか又は予め定められた最大TDMA遅延時間まで待機しつつADメッセージ200が受信されることを待機する(ステップ539)。ADメッセージが受信されない場合に、第2のピコネット20は、第1のピコネット10が離れて衝突状況から外れていると判定する。タイムテーブル内の第1のピコネット10のTDMA期間情報を削除する(ステップ541)。ADメッセージ200が受信される場合には、上述した手順が行われる(ステップ537)。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、添付した特許請求の範囲によって規定されるような本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、様々な変更、付加、及び代替が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。例えば、ADメッセージを受信する際に、ADメッセージ200が対応するピコネットで最初に受信されるメッセージである場合に、このピコネットのコーディネータノードは、応答として自身のADメッセージを送信するが、そうでない場合に、このコーディネータノードは、自身のADメッセージを送信しないこともある。したがって、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるべきである。
10 第1のピコネット
11 コーディネータノード
12、13、14、15、16 デバイスノード
20 第2のピコネット
21 コーディネータノード
22、23、24、25 デバイスノード
110 プロセッサ
120 送受信部
130 メモリ

Claims (12)

  1. 無線ボディエリアネットワークに含まれる第1のノードが隣接した少なくとも1つの第2のノードと通信を実行する通信方法であって、
    時分割通信期間、時分割スケジュール案内メッセージ送信期間、及びコンテンションアクセス期間が順次に配列される1つのスーパーフレームで前記時分割通信期間に含まれるタイムスロットの中の少なくとも1つのタイムスロットを前記第1のノードに接続された少なくとも1つのデバイスノードに割り当てるステップと、
    前記スーパーフレームの前記時分割スケジュール案内メッセージ送信期間に挿入するための前記第1のノードの時分割スケジュール案内メッセージを生成するステップと、
    前記スーパーフレームの前記コンテンションアクセス期間の間に前記隣接した少なくとも1つの第2のノードから前記時分割スケジュール案内メッセージを受信するステップと
    を有することを特徴とする通信方法。
  2. 前記受信された時分割スケジュール案内メッセージを用いて前記第1のノードに接続された少なくとも1つのデバイスノードに対するデータ送信又は受信時間を調整するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記時分割スケジュール案内メッセージは、対応するノードが使用する時分割通信期間に関する情報及び前記対応するノードのコンテンションアクセス期間に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  4. 前記時分割通信期間の間に前記少なくとも1つのデバイスノードに割り当てられたタイムスロットを通して順次にデータを送信するか又は受信するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  5. 前記生成された時分割スケジュール案内メッセージを前記時分割スケジュール案内メッセージ送信期間の間に前記隣接した少なくとも1つの第2のノードにブロードキャスティングするステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  6. 前記タイムスロットに関連した時間情報が格納されるタイムテーブルを更新するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  7. 無線ボディエリアネットワークに含まれる隣接した少なくとも1つの第2のノードと通信を実行する第1のノードであって、
    送受信部と、
    メモリと、
    時分割通信期間、時分割スケジュール案内メッセージ送信期間、及びコンテンションアクセス期間が順次に配列される1つのスーパーフレームで前記時分割通信期間に含まれるタイムスロットの中の少なくとも1つのタイムスロットを前記第1のノードに接続された少なくとも1つのデバイスノードに割り当て、前記スーパーフレームの前記時分割スケジュール案内メッセージ送信期間に挿入するための前記第1のノードの時分割スケジュール案内メッセージを生成し、前記スーパーフレームの前記コンテンションアクセス期間の間に前記隣接した少なくとも1つの第2のノードから前記送受信部を介して前記時分割スケジュール案内メッセージを受信するプロセッサと
    を有することを特徴とする第1のノード。
  8. 前記プロセッサは、前記受信された時分割スケジュール案内メッセージを用いて前記第1のノードに接続された少なくとも1つのデバイスノードに対する送信時間又は受信時間を調整することを特徴とする請求項7に記載の第1のノード。
  9. 前記時分割スケジュール案内メッセージは、対応するノードが使用する時分割通信期間に関する情報及び前記対応するノードのコンテンションアクセス期間に関する情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の第1のノード。
  10. 前記プロセッサは、前記送受信部を介して前記時分割通信期間の間に前記少なくとも1つのデバイスノードに割り当てられるタイムスロットを通して順次にデータの送信又は受信を行うことを特徴とする請求項7に記載の第1のノード。
  11. 前記プロセッサは、前記生成した時分割スケジュール案内メッセージを前記時分割スケジュール案内メッセージ送信期間の間に前記少なくとも1つの第2のノードにブロードキャスティングすることを特徴とする請求項7に記載の第1のノード。
  12. 前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記タイムスロットに関連した時間情報を含むタイムテーブルを更新することを特徴とする請求項7に記載の第1のノード。
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