JP5306365B2 - Ipネットワーク及びイーサネットoamを用いた稼働状況の監視 - Google Patents

Ipネットワーク及びイーサネットoamを用いた稼働状況の監視 Download PDF

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Description

本発明はリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに係り、そして、更に詳しくは、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークにおける運用、管理、及び保守(OAM)に関する。
<関連出願への相互参照>
本出願は、2007年10月12日に出願されたPLSB及びショートカットOAMと題する米国仮特許出願番号60/979,438号の優先権を主張し、その内容はここに参照される。
本出願は、ノーテル・ネットワークス社による、2008年10月12日に出願されたIPネットワーク及びイーサネットOAMを用いる稼働状況監視と題する同時継続米国特許出願番号12/249,941、2008年10月12日に出願されたリンク状態制御イーサネット・ネットワークにおける自動MEPプロビジョニングと題する同時継続米国特許出願番号12/249,944、及び同じくノーテル・ネットワークス社による、2008年10月12日に出願されたリンク状態制御イーサネット・ネットワークにおける疎通性チェック管理と題する同時継続米国特許出願番号12/249,946、同じくノーテル・ネットワークス社による2008年5月5日出願のリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに亘るIP転送と題する同時継続米国特許出願番号12/151,684に関連する。
データ通信ネットワークは互いに接続されてデータを互いに渡すように構成される種々のコンピュータ、サーバー、ノード、ルーター、スイッチ、ブリッジ、ハブ、プロキシー、及びその他のネットワーク・デバイスを含み得る。これらのデバイスをここでは「ネットワーク・エレメント」と称する。データは、ネットワーク・エレメント間の1つ或いは複数の通信リンクを利用してネットワーク・エレメント間を、インターネット・プロトコル・パケット、イーサネット・フレーム、データ・セル、セグメント、或いはその他のデータのビット或いはバイトの組合せのようなプロトコルを渡すことにより、交信される。特定のプロトコル・データ・ユニットが多様なネットワーク・エレメントで処理され、特定のプロトコル・データ・ユニットがネットワークを亘ってそのソースからその宛先までの間を進むに伴い多様な通信リンクを横切る。
通信ネットワーク上の種々のネットワーク・エレメントはここでプロトコルと呼ばれる予め定義されたルールのセットを用いて互いに通信する。異なるプロトコルは通信の異なる態様を制御し、例えば、データ通信ネットワーク・エレメント間の転送のためにどのように信号が形成されるべきか、何というプロトコル・データ・ユニットの種々の態様はどのように見えるべきか、プロトコル・データ・ユニットはネットワーク・エレメントによりどのように処理され或いはネットワークを通じてどのような経路で伝送されるべきか、及びルーティング情報のような情報がネットワーク・エレメント間でどのように交換されるべきかを制御する。
イーサネットはイーサット・ネットワーク・アーキテクチャーにおける標準規格802.1として電子電気技術学会(IEEE)により定義されたよく知られたプロトコルであり、ネットワークに接続されたデバイスは或る時間において同じ共通通信経路を利用する能力について競合する。複数のブリッジ或いはノードがネットワーク・セグメントを相互接続するために用いられる場合、同一宛先への複数の経路がしばしば存在し得る。このアーキテクチャーの利点はブリッジ間の経路の冗長性を有し追加のリンクの形態でネットワークに付加される許容能力を有することである。しかしながらループが形成されるのを避けるためネットワーク上でトラフィックがブロードキャストされ或いはフラッディングされる状態を抑制するためにスパニング・ツリーが一般的に用いられた。スパニング・ツリーの特徴はネットワーク内の宛先のどんなペア間にも唯一つの経路しか存在しないことであり、従ってパケットが何処から到来するかを観察することにより特定のスパニング・ツリーに関連する接続性を「学習」することが可能であった。しかしながらスパニング・ツリー自体に制約があり、スパニング・ツリー上のリンクに過使用をもたらし、スパニング・ツリーの一部でないリンクに未使用をもたらした。
スパニング・ツリーを実装するイーサネット・ネットワークに内在する制約の幾つかを解決するためリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークが2006年10月2日出願の出願番号11/537,775の「プロバイダー・リンク状態ブリッジ」と題する出願に開示され、その内容はここに参照される。前記出願でより詳しく記述されるように、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークでの透過ブリッジと組合わされた各ノードにおける学習したネットワーク・ビューを利用するよりも、ネットワーク・トポロジーの同期したビューを各ノードが持つことを可能にするメッシュ・ネットワーク交換リンク状態広告を形成するブリッジを利用する。これはリンク状態ルーティング・システムのよく知られている仕組みにより達成される。ネットワーク内のブリッジはネットワーク・トポロジーの同期されたビューを有し、必要なユニキャスト及びマルチキャストの接続性の知識を保有し、ネットワーク内のどのようなペアのブリッジ間の最短経路の接続性を計算出来、そして計算されたネットワークのビューに従ったそれらの転送情報ベース(FIB)を個々に留めることが出来る。
全てのノードが同期されたビューにおけるそれらの計算された役割及び留まっているそれらのFIBを計算した時は、ネットワークはピアー・ブリッジのセットから(如何なる理由であれそのブリッジへの通信を要求する)如何なるブリッジへのループ・フリー・ユニキャスト・ツリーを有することとなり、ブリッジにおいて提供されるサービス段階毎に如何なるブリッジからピアー・ブリッジの同一セット或いはサブセットからの調和し且つループ・フリーのポイント・ツー・マルチポイント(p2mp)のマルチキャスト・ツリーを有することとなる。もたらされる結果は、あるブリッジ間の経路がスパニング・ツリーのルート・ブリッジの通過に制約されないことであり、そして、全体としてもたらされる結果はメッシュの接続性の幅をより良く利用出来ることである。要するに全てのブリッジがそのブリッジへのユニキャストの接続性、及びそのブリッジからのマルチキャストの接続性を特定する1つ或いは複数のツリーのルートとなる。
カスタマー・トラフィックがプロバイダー・ネットワークに入るとき、カスタマーMACアドレス(C−MAC DA)はプロバイダーMACアドレス(B−MAC DA)へと解決され、そうしてプロバイダーMACアドレス空間を用いてトラフィックをプロバイダー・ネットワーク上に転送できる。更に、プロバイダー・ネットワーク上のネットワーク・エレメントはバーチャルLAN ID(VID)に基づいてトラフィックを転送するよう構成されており同じ宛先アドレスであるが異なるVIDを有する異なるフレームはネットワークの異なる経路を亘って転送され得る。運用中、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークは1つのVID範囲を最短経路転送に関連付ける事が出来、ユニキャスト及びマルチキャスト・トラフィックがその範囲からVIDを用いて転送される事が出来、そしてトラフィック形成経路が最短経路以外の経路上のネットワークを横切って形成される事が出来、そして第2のVID範囲を用いて転送される。
真のキャリア・クラス機能をリンク状態プロトコル制御イーサネットに加えるためには、特定の運用、管理、及び維持(OAM)機能が望ましい。IEEE標準802.1ag「到達性管理」として現在定義されている、イーサネットOAMは、イーサネット・ネットワーク内で用いられるための到達性管理プロトコルのセットを定義する。これらは到達性監視、リンク追跡、及びループバックを含む。802.1ag規格はメトリックス及びメッセージの監視の遂行を含むように拡張された。この標準はITU−T SG 13, Y.1731−「イーサネット・ネットワークにおけるOAMに関する要件」に反映されている。しかし、これらの標準に記述された仕組みはアドレッシング及びVLANセマンティクスの相違及び標準ネットワーク及びリンク状態プロトコル・イーサネット・ネットワーク間の使用の相違によりリンク状態プロトコル・イーサネット・ネットワークに直接的には適用出来ない。フォールト検出、隔離、トラブルシューティング、及び稼働状況監視目的に関するOAM機能をリンク状態プロトコル・イーサネット・ネットワーク中に取り入れることが望まれている。
本発明によれば、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上で動作する第1のネットワーク・レイヤー・ノードにおいてネットワーク監視する方法が提供される。本方法は第2のノードに向けられたネットワーク・レイヤー監視要求元からのネットワーク・レイヤー監視コマンドを第1のノードにより受取るステップ、ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに第1のノードにより解決するステップ、イーサネットOAMコマンドを第2のノードに送るステップ、第2のノードからイーサネットOAMコマンドの結果を受取るステップ、及びイーサネットOAMコマンドの結果をネットワーク・レイヤー応答の形式でネットワーク・レイヤー監視要求元に返信するステップを含む。ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに解決するステップは、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに関連するイーサネットMACノードIDに第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを関連付ける転送テーブルを調べる事により第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを解決するステップ、それらの宛先アドレスとして第2のノード・イーサネットMACノードIDを有する1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドを形成するステップ、及びリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに向けてOAMコマンドを転送するために転送テーブルを調べてリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の次のポップ・アドレスを見つけるステップを含む事が出来る。ネットワーク・レイヤーは都合よくIPでもよい。ネットワーク・レイヤー監視コマンドの例はIPのping及びIPのトレースルートであり、イーサネットOAMコマンドの例はLBM及びLTMである。
更には、ネットワーク・レイヤー監視コマンドは1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドは稼働状況監視コマンドでもよく、そしてイーサネットOAMコマンドはY.1731コマンドを含む事が出来る。ネットワーク・レイヤー監視の要求元に返されるネットワーク・レイヤー応答に応答して第1のノード及び第2のノード間で調節され得る。
また本発明によれば、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上で動作する第1のネットワーク・レイヤー・ノードにおいてネットワーク監視するのに有用なコンピュータ・プロクラムが提供される。本コンピュータ・プログラムは第2のノードに向けられたネットワーク・レイヤー監視要求元からのネットワーク・レイヤー監視コマンドを第1のノードにより受取るためのロジック、ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに第1のノードにより解決するためのロジック、イーサネットOAMコマンドを第2のノードに送るためのロジック、第2のノードからイーサネットOAMコマンドの結果を受取るためのロジック、及びイーサネットOAMコマンドの結果をネットワーク・レイヤー応答の形式でネットワーク・レイヤー監視要求元に返信するためのロジックを含む。
ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに解決するためのロジックは、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに関連するイーサネットMACノードIDに第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを関連付ける転送テーブルを調べる事により第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを解決するためのロジック、それらの宛先アドレスとして第2のノード・イーサネットMACノードIDを有する1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドを形成するためのロジック、及びリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに向けてOAMコマンドを転送するために転送テーブルを調べてリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の次のポップ・アドレスを見つけるためのロジックを含む事が出来る。ネットワーク・レイヤーはIPでもよい。
ネットワーク・レイヤー監視コマンドの例はIPのping及びIPのトレースルートであり、イーサネットOAMコマンドの例はLBM及びLTMである。
本発明の特徴は特に付属の請求項により表される。本発明は例示として以下の図面に示され、同様の参照符号は同様の要素を示す。以下の図面は本発明の種々の実施例を図示するだけのために示し、本発明の範囲を制限するためではない。分かり易くするために、全ての図面の全ての部分に符号が付されてはいない。
図1はリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークを実装するために用いられていたメッシュ・ネットワークの機能的ブロック図である。 図2はリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークにおいて用いられるように構成されたネットワーク・エレメント12の一実装例の模式図である。 図3はIS−ISのようなリンク状態プロトコルがディスカバリー・フェーズを実行して各ブリッジのSys−IDを用いてループ・フリー構成にブリッジを相互接続するようなリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク構成の模式図である。 図4は複数のサービスがディスカバリー・フェーズ・ツリーから離れたリーフとして配置されて示されるところの図3に似たリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク構成の模式図である。 図5は802.1ag規格により定義されたイーサネットOAM保守ドメインのブロック図である。 図6は802.1agOAMパケットのブロック図である。 図7は本発明によるリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードにおける基盤レベルOAMパケットの処理の流れ図である。 図8は本発明によるリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードにおいて遂行される基盤レベル到達性チェック・プロセスの流れ図である。 図9は本発明によるリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードにおけるサービス・レベルOAMパケットの処理の流れ図である。 図10は本発明によるリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードにおいて遂行されるサービス・レベル到達性チェック・プロセスの流れ図である。 図11は本発明の一実施例によるリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードによるMEP生成及び分配の流れ図である。 図12は本発明の一実施例によるリンク状態プロトコル・イーサネット・ネットワークのノードにおけるMEP受信及び転送テーブル更新の流れ図である。 図13は本発明の一実施例によるノードAからノードBへのOAMコマンドを送るためMEPルックアップを用いるプロセスのMEPの流れ図である。 図14はリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の2つのIPノード間で実行されるIP「Ping」コマンドの模式図である。 図15は本発明によるリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードにおけるIPレベル「Ping」コマンドの処理の流れ図である。 図16はリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の2つのIPノード間で実行されるIP「Ping」コマンドの模式図である。 図17はプロバイダーがIPフォンを有するカスタマー施設に接続され、全ての通信がリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークを通じて行われるようなネットワークのブロック図である。VOIPネットワークの稼働状況の監視は本発明によるイーサネットOAMコマンドを用いてIPにおいて行われる。 図18は本発明の一実施例によるリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードにおけるIPレベル稼働状況監視コマンドの処理の流れ図である。
リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークはイーサネットのブリッジされた接続性の等価物を提供するが、これをフラッディング及び学習ではなくネットワーク・エレメント転送情報ベース(FIB)の構成を通じて達成する。リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークの利用はループ・フリー最短経路転送を用いたネットワーク能力のより効率的な利用を提供することによりイーサネット・ネットワークがLAN空間からWAN或いはプロバイダー空間へと拡張される事を可能にする。透過ブリッジと組合わされるスパニング・ツリー・プロトコル(STP)アルゴリズムを用いる各ノードにおける学習されたネットワーク・ビューを用いるのではなく、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークにおいてメッシュ・ネットワークを形成するブリッジがリンク状態広告を交換して各ノードがネットワーク・トポロジーの同期したビューを持つ事が出来るようにする。これはリンク状態ルーティング・システムの利用を通じて達成される。
ネットワークのブリッジはネットワーク・トポロジーの同期されたビューを有し、必要なユニキャスト及びマルチキャスト接続性の知識を有し、ネットワークのブリッジの如何なるペア間の最短経路の接続性を計算出来、そして個々にネットワークの計算されたビューにより転送情報ベース(FIB)を保持出来る。全てのノードが同期されたビューにおける役割を計算しFIBを保持する時、ピアー・ブリッジのセットから如何なるブリッジへのループ・フリー・ユニキャスト・ツリーを有し、そしてピアー・ブリッジの同一のセットへの如何なるブリッジからの調和したループ・フリー・ポイント・ツー・マルチポイント(p2mp)マルチキャスト・ツリーを有する。その結果は如何なるブリッジ・ペア間の経路もスパニンク・ツリーのルート・ブリッジの通過に拘束されない事でありそして全体としての結果はメッシュの接続性の幅をより良く活用する事が出来る事である。
リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークは如何なる2つのブリッジ間の接続性が両方向について同一経路になるように同期経路メトリックスを用い、そしてマルチキャストされるパケットとユニキャストされるパケットとの間の転送の一致があるようにユニキャスト及びマルチキャストの接続性についての共通メトリクスを用いる。
MAC構成が透過LANサービスを利用出来るC−MAC(カスタマーMAC)レイヤー或いは他のレイヤーのネットワークに透過LANサービスを提供するためにブリッジ(僅かに変更されたブリッジ)のセット間に最短経路のループ・フリー接続(ユニキャスト目的及びマルチキャスト目的の両方について)を構築するために用いられてもよい。
これは関連するVLANについてのスパニング・ツリー・プロトコルのネットワーク内のリンク状態プロトコルの運用及びルーティング・システム広告のMAC情報のピギーバッキングを必要とする。
図1はリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークの一部分の一例の模式表現である。共用ネットワーク・トポロジーから各ノードは最短経路アルゴリズムを用いて他のプロバイダー・バックボーン・ブリッジ(PBB)或いはネットワーク内のノードへの最適最短経路を計算する。ネットワークに亘る最短経路アルゴリズムの適用の結果、そして対応するブリッジ内のFIBの保持は、各ブリッジからネットワークの同胞ブリッジへのメッシュを通じての唯一のツリーを提供する。
(ユニキャスト及びマルチキャストの)ブリッジに関連するMACアドレスはリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークの全域に亘り転送に基づく宛先のために用いられる。これはそれらがルーティング・システム広告で単にフラッディングされるだけでよくそして、ルーティング・システムのローカル集中の際には、ルーティング・システムにより指示されるようにローカル・ブリッジ転送データベースにすぐに準備される。こうしてレイヤー2の接続性の分散された計算はトポリジーの接続性に関連する特有の信号システムを要することなくイーサネット・ブリッジに適用出来る。この最も簡単なフォームでは、ブリッジが2つの与えられたブリッジ・ノード間の最短経路上にブリッジがあると計算した時、ブリッジはFIB内のこれらブリッジに関連するMACアドレス、対象の各ブリッジを示すユニキャストMACアドレス及び対象のブリッジから示されるマルチキャストMACアドレスを単にインストールする。
ブリッジ毎の単一のユニキャストMACアドレスが説明されたがより細かい微小体の利用を排除するものではなく、そしてユニキャストMACアドレスはライン・カード、仮想スイッチ・インスタンス(VSI)或いはUNIポートであってもよいことを理解されたい。これは宛先ブリッジでのフローの非多重化を簡略化するために望ましい。
不安定期間(トポロジー変化、トポロジー変化のルーティング・システムからネットワーク内の全てのブリッジへの広告、及び新しいトポロジーの共通ビュー及び転送情報の対応アップデートの再輻輳の間の期間)ループ抑制は(例え潜在的に低減される形態であっても)接続性を維持するためにネットワークにおいて望ましい。分散システムにおける不安定はしばしば、少なくとも一時的には、ネットワーク全体のビューが同期されないことを意味する。ネットワーク・エレメントがネットワークの同期されたビューを持たない場合、一時的なループが形成可能である。親出願でより詳細に述べられているようにPLSBネットワークはループを最小化するように逆経路転送確認を用いてもよい。RPFC確認はイーサネット・ブリッジのようなネットワーク・エレメントをしてパケットに含まれるソースMACアドレス及びパケットが到着するセグメントを転送データベース中に宛先としての同一のMACアドレスとして構成される値と比較することによりパケットを確認することにより遂行されてもよい。ソースMACアドレスについて学習されたセグメントが静的エントリーを変更し、或いは静的エントリーがない場合、パケットは破棄される。RPFC確認は望まれる特定のインスタンスでは選択的に無効化されてもよい。
リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークはサービス・インスタンスをサポート出来、サービス・インスタンスはポートのサブセット従ってネットワークのブリッジへの接続性を要するだけである。特定のサービス・インスタンスに関連するパケットを識別するために用いられ得る識別子の一例はIEEE802.1ah中に定義される拡張サービスIDフィールド(I−SID)である。自らが2つのブリッジ間の最短経路上にあることを見つけたブリッジは各ブリッジに関連するユニキャストMACアドレス、及び2つのブリッジに共通の全てのI−SIDについてのマルチキャストMACアドレスをインストールする。この結果は与えられたエッジ・ブリッジは全てのピアー・ブリッジへのユニキャスト接続性、及び各I−SIDにより識別される対象のコミュニティ特有のマルチキャスト接続性を有することとなる。これは各ピアーへのマルチポイント・ツー・ポイント(mp2p)ユニキャスト・ツリー上のリーフ、及び対象の各コミュニティについてのピアー・ノードのセットへの(S,G)ポイント・ツー・マルチポイント(p2mp)マルチキャスト・ツリーのルートの形態となり、ここで、SはソースのアドレスでありGはマルチキャスト・グループ・アドレスである。
更に、2008年5月5日に出願され、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークを横切るIP転送と題する、同時継続米国特許出願番号12/151,684にて述べられ、その全体がここに参照されるように、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークはネイティブIPをサポート出来る。従って、ノードがIPアドレスを学習する時、それはIPアドレスをそのリンク状態広告に挿入してIPアドレスの到達性をインターネット上の他のノードに広告する。各ノードはこのIPアドレスをリンク状態データベースに加える。パケットが入口ノードに到着すれば、入口ノードはIPアドレスを読み、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上のどのノードがIPアドレスを認識しているかを判断し、そしてパケットを正しいノードに転送するためのMACヘッダーを構成する。MACヘッダーのDA/VIDはIPアドレスを広告したノードの交点MACである。ユニキャスト及びマルチキャストIP転送が実装されてもよい。
図2はリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークにおいて用いられるように構成されたネットワーク・エレメント12の可能な実装例の模式的表現である。ネットワーク・エレメント12はルーティング・システム・モジュール80を含み、ルーティング・システム・モジュール80はリンク状態ルーティング・プロトコルを用いてネットワーク・トポロジーに関するルーティング及びその他の情報を含む制御メッセージをピアー12と交換するよう構成されている。ルーティング・システム・モジュールにより受信された情報はリンク状態データベース90にストアされ或いは他の方法でストアされ得る。
前述のように、情報交換はネットワーク上のノードにネットワーク・トポロジーの同期したビューを生成させ、そして次にはルーティング・システム・モジュール80にネットワーク上の他のノードへの最短の経路を計算させる。ルーティング・システム・モジュール80により計算された最短経路はFIB82内にプログラムされ、計算された最短経路、マルチキャスト・ツリー、トラフィック処理された経路、及び他のエントリーに基づいてネットワークを通じてトラフィックを方向づけるためのエントリーと伴に保持される。
ルーティング・システム・モジュール80はネットワーク・レイヤー到達性の情報を含むルート・アップデートを交換する。ネットワーク上のノードにより知られたネットワーク・レイヤー・アドレスはネットワーク・エレメント12上のリンク状態データベース90にストアされてネットワーク・レイヤー・パケットが到着したときに入口ノードをしてリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の正しい出口ノードを選択する。ネットワーク・レイヤー・アドレスの知識はまたマルチキャスト転送状態がネットワークで実行されることとしノードに同一IPマルチキャスト内の関心あるノードのペア間の転送状態をインストールさせることによりネットワーク・レイヤー・マルチキャストがノードにより処理されるようにする。
ネットワーク・エレメント12はまた逆経路転送確認(RPFC)モジュール84のような1つまたは複数のその他のモジュールを含んでよく、RPFCモジュール84は到来フレームを処理してFIB82中のルックアップを遂行してフレームを受取ったポートと特定のソースMACについてFIB82内に特定されたポートとが一致するかどうかを判断する。入力ポートがFIB内に特定された正しいポートと一致しない場合、RPFCモジュールはメッセージを破棄するようにする。
フレームがRPFC84を通過するとき、宛先ルークアップ86モジュールはFIB82からフレームが転送されるべきポートを決定する。FIBがDA/VIDについてのエントリーを持たないとき、フレームは破棄される。
記述されたモジュールは図示の目的のみのためのものであり当業者により理解されるようにノードのモジュール間で組合わされ或いは分散されてよいことを理解されるべきである。
図3を参照すると、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク300が示され、IS−ISのようなリンク状態制御プロトコルがディスカバリー・フェーズで実行されて各ブリッジのSys−ID、別名ノードMACアドレス304を用いてループ・フリー構成となるようにブリッジ302a−hを相互接続する。IS−ISのアップデートの異なるセットは送出されてISID10についてのマルチキャスト接続を形成する。ISIDが一旦作成されるとリンク状態ディスカバリーの間にSys−IDを用いて作成された経路を通じてマルチキャスト接続を形成する。図4を更に参照すると全てのサービスはこのベース・トポロジーのリーフである。2008年5月5日出願のリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに亘るIP転送と題する、同時継続米国特許出願番号12/151,684に述べられ参照されるようにIPサブネット306はSys−IDに直接的にマップする。2008年6月26日出願のリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに亘るVPNの実装と題する、同時継続米国特許出願番号12/215,350に述べられ参照されるようにVRF308はISIDを通じてマップする。
ここで参照されるIEEE802.1ag「到達性管理」に現在定義されているイーサネットOAMはイーサネット・ネットワークで用いられる到達性管理プロトコルのセットを定義している。これらは、疎通性確認、リンク追跡、及びループバック・プロトコルを含む。802.1ag規格はメトリクス及びメッセージの監視の遂行を含むように拡張された。この標準はITU−TSG13,Y.1731−「イーサネット・ネットワークにおけるAOM要件」に反映され、ここに参照される。しかし、これらの標準に記載の仕組みはリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークには直接的には適用できない。本発明によれば、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークは失敗識別、隔離、トラブルシューティング、目的監視の実行についてのOAM機能を取り入れる事。
802.1agCFMメッセージは以下のものを含む。
疎通性チェック − これらは管理エンドポイントから周期的に発信される「心拍」メッセージである。これらは管理エンドポインドをしてそれらの間のサービス無接続性のロスを検知させる。
リンク・トレース − これらはアドミニストレーターの要求に応じて管理エンドポイントにより発信され宛先管理エンドポイントへのパス(ポップ・バイ・ポップ)を追跡する。これらは発信ノードをしてパスについての接続性データを発見させる。リンク・トレースはUDPとトレースルートの概念に類似する。
ループバック − アドミニストレーターの要求に応じて管理エンドポイントにより発信され他の管理ポイントへの接続性を検証する。ルーフバックは宛先が到達可能であるか否かを示し、パスのポップ・バイ・ポップの発見はさせない。これはICMPエコー(Ping)と概念において似ている。
管理ドメイン
どのようなサービス・プロバイダー・ネットワーク内であっても、図5に示されるように、イーサネットCFMは階層化管理ドメインから成る機能的モデルに依存する。ドメインはアドミニストレーターにより(8つの可能性の中から)特有の管理レベルが割当てられ、ドメインの階層の関連性を定義するのに有用である。2つのドメインがネストするとき、外側ドメインは内側ドメインよりもより高い管理レベルを有さなければならない。図5に示されるのはプロバイダー・ドメイン404を含むカスタマー・ドメイン402であり、プロバイダー・ドメイン404は2つのオペレータ・ドメイン406を含む。管理エンドポイント(四角印)は管理ドメインの端に位置し、管理中継ポイント(丸印)はドメインの内部に位置する。従って、中継ポイントはCFMパケットを転送するが(ループバックでなく或いはその中継ポイントについての宛先リンク・トレースでないとき)、エンドポイントはCFMパケットをドメイン内に保持しなければならないのでエンドポイントはCFMパケットを転送しない。これに対する唯一の例外はエンドポイントがより高いレベルのドメインについての中間ポイントとして動作する時であり、この場合はより高いレベルのドメインの部分である限りCFMパケットを転送する。
図5はサービス・プロバイダーが2つのオペレータのネットワークを用いてサービスを提供する場合の例を示す。サービス・プロバイダー管理レベルは322として示される。オペレータA及びオペレータBについての管理レベルは324に示される。2つの特別な場合の管理レベルはカスタマー・レベル(320)と物理層レベル(326)である。カスタマー・レベルは(疎通性チェックを用いて)カスタマーをして接続性テストさせそして(ループバック及びリンク・トレースを用いて)問題を隔離させる。物理層レベルは、他方、可能な最も狭い管理ドメイン、シングル・リンク・ドメインを定義する。
本発明の第1の態様によれば、一般的なスパニング・ツリーに基づくイーサネットとリンク状態プロトコル制御イーサネットとの間の相違を調整するためにイーサネットOAM標準規格に対する変更がもたらされる。本発明の第2の態様によれば、新規なサービス・レベルOAM機能がリンク状態プロトコル制御イーサネットを上手く活用する。本発明の第3の態様によれば、イーサネットAOMが稼働状況監視及び制御のためにリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークを通じてIPサービスにより用いられる。
インフラストラクチャーOAM
本発明によれば、第1のI−SIDのセットアップ前に、リンク状態プロトコル制御イーサネットはインフラストラクチャー・レベルでCFMメッセージを実行できる。このようなCFMメッセージは図3及び4中のリンク・レイヤー及び図5中のリンクOAMレベルにより用いられる。この時点で、サービスをノード間に展開する以前に、診断OAMがノード間の接続性のテストに役立ち得る。
802.1agCMFメッセージ・フォーマットが図6に示されている。802.1ag規格に従う或るCFMメッセージ、即ち、LBMメッセージはユニキャスト宛先アドレスを採用する。これらCFMメッセージをリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのトポロジーを検証するよう診断目的で利用できるようにすることは有用である。そうするため、リンク状態トポロジー内のノードの適切な宛先アドレスが必要である。こうして、本発明及び図6に示されるところによれば、ユニキャスト宛先アドレスを採用するCFMメッセージ、即ち、LBM及びLBRメッセージについて、宛先ノードのSys−IDから導き出されるノードMACアドレスが用いられる(図7の400、402、404)。このノード・レベルMACアドレスはリンク状態プロトコル交換時にFIBにインストールされる。
或るCFMメッセージは、mLBM及びCCMのように、特有のブロードキャスト宛先アドレスを採用する。これらアドレスはリンク状態イーサネット・プロトコルと非互換性であり、RPFCは壊れてループを結果と生じる。従って、インフラストラクチャー・レベルでは、これらメッセージは使われない。
更に本発明によれば、インフラストラクチャー・レベルでLTM CFMメッセージがアドレスされる方法に変化が生じる。標準規格によれば、LTMメッセージはよく知られたグループ・マルチキャストMACアドレスを採用する。しかしながら、リンク状態制御イーサネット・ネットワークでは、第1のI−SIDが確立されるまで如何なるノードFIB中にもマルチキャスト・エントリーは存在しない。従って、この段階でリンク状態制御イーサネット・ネットワークにより受取られた標準LTMメッセージは破棄される。従って、本発明は標準規格の実装に対する変更を提供する。本発明によるLTMメッセージはターゲット宛先ノードについてのユニキャスト宛先アドレスを採用する(図7、400、406、408)。再び、採用される宛先アドレスはターゲット宛先ノードのSys−IDから導き出されるノードのMACアドレスである。リンク状態制御イーサネット・ネットワークは「フラッド及び学習」ではなく予め構築されているので、宛先への経路が分かっており、従ってユニキャストLTMメッセージはターゲット・ノードへの予め構築された経路に従うことが出来る。
ここで図8を参照すると、OAMを備えたリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークはインフラストラクチャー・レベルで接続性を二重チェックする機会を提供する。リンク状態制御イーサネット・ネットワーク内の或るノードについて、オペレータはリンク状態データベース自体をチェック出来てリンク状態プロトコルにより何の接続が形成されたか分かる(420、422)。そして、オペレータはノードから或いはノードのペア間にリンク・トレースを走らせる事が出来て(424)ノード間に存在する実際の経路がFIBにより反映されるように初期にセットアップされたリンク状態プロトコルに一致するかどうか分かるようにチェックする(426−430)。
サービス・レベルOAM
I−SIDがセットアップされた後、リンク状態プロトコル制御イーサネットはまたサービス・レベルでCFMを実行する。イーサネットOAMはI−SIDレベルで働くように設計されており、そして802.1ag及びY.1773が用いられてリンク状態プロトコル制御イーサネットのサービス・レベルOAMの機能を強化され得る。
mLT
典型的なフラッド及び逆経路学習イーサネット・ネットワークでは、全I−SIDは1つのマルチキャスト送信元アドレスにルートされた同一のマルチキャスト配信経路に従う。しかし、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークでは、各サービス・インスタンス、即ちISID、がマルチキャスト配信経路をルートする。それで、もしリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークにおけるサービス・インスタンス経路をトラブルシューティングしたいならユニキャストLTM或いは標準に準拠するISIDと不調和のマルチキャストLTMを用いるのではなく、新しい代替を用いる方が理に叶う。本発明の一態様によれば、新しいOAMリンク・トレース・メッセージが従ってサービス・レベルで提供される。リンク追跡は、図6のマルチキャスト標準イーサネットDAを用いる代わりに、そのDAとしてI−SIDマルチキャスト・アドレスを用いる(図9の456)。ISIDマルチキャストDAを用いることにより、リンク追跡は典型的なイーサネット・マルチキャスト・ツリーからではなく、追跡が発進されるためのノードからルートされる最適マルチキャスト経路に従う。
ディスカバリー
サービス・レベルOAMはリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのトポロジーを有効化するためにディスカバリー目的で用いられ得る。例えば、図9を参照し、「Show ISIDツリー」コマンドがISIDの付けられたノードから発進され得る(454)。1つの選択によれば、mLBMコマンド(ワイルドカードping)が、802.1ag規格のCFM mDAではなく、ISID mDAを用いて、ISIDノードから発進される(458)。或いは、各ISIDエンドポイントについて、ユニキャストLTM(トレースルート)がISID内で発進される(460)。他の選択では、前述のmLTM(ワイルドカード・トレースルート)コマンドISIDノードから発進され得て、マルチキャストISIDツリーの経路を追跡する(456)。
リンク状態プロトコルはネットワーク・トポロジーのビューとともにネットワーク内の全てのノードに在ることに注目されたい。それで、例えば、リンク状態データベースがIS−ISデータベースであるところの、図10のステップ500−506に示されるように、或るISIDに付いた全てのエンドノードについてのIS−ISデータベースにクエリー出来る。そして、上述のサービス・レベルOAMがデータプレーンを通じて走らされ得てデータ・プレーン・トポロジーが、制御プレーンがそうあるべきと示すように実際に構成されているかが分かる。
ディスカバリーはネットワーク内の経路を有効化するために用いられ得る。「Show ISID経路」コマンド(図9の462)はエンドポイント間の経路を検証出来る。例えば、ノードA及びB間のISID上の経路を示すため、LTM(トレースルート)をISID101上のノードAからノードBに発進する(464)。再び、LTM DAは宛先ノードのsys−ID(ノードB)のユニキャストDAであり、標準規格準拠CFM DAではない。
接続性
再び、リンク状態プロトコルはネットワーク・トポロジーのそれぞれのビューとともにネットワーク内の全てのノードに在る。そうして、例えば、図10のステップ508−512に示されるように、リンク状態データベースがIS−ISデータベースである場合、IS−ISデータベース内のどのノードからもノードA及びノードB間のI−SID経路につて照会出来る。或いは、他のエンドノードへの経路についてのI−SID上の如何なるから照会出来、例えば、エンドノードBへの経路を示すためにエンドノードAから照会出来る。そして、上述のサービス・レベルOAMリンク・トレースがデータ・プレーンを通じて走りデータ・プレーン・トポロジーは制御プレーンがそうあるべきであると示しているように実際に構成されているかが分かる。
サービスOAMは、I−SIDエンドポイント間及びI−SID内で、接続性検証及び失敗検出のためにも用いられ得る。CFM CCMに等価のOAMメッセージは接続性チェックの仕組みとしてI−SIDに付いたエンドノードから発行され得る(図10の514)。再び、これらCCMメッセージはCFM−DAとは反対に、I−SID mDA(Sys−IDに解かれる)に基づいてアドレスされる。更に、これらCCMメッセージは全てのサービス・レベルにて発行され得る。IP−VPN、VRF、その他はI−SIDを通じて解かれるが、IPサブネット・レベルCCMメッセージは直接的にSys−IDに解かれる。
MEP/MIP自動生成
本発明の態様によれば、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークはMEP及びMIPの自動生成を可能にする。
リンク・トレース・プロトコル・ディスカバリーの一部として、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク内の各ノードはデフォルトMDレベル802.1agロジックを自動的に例示するが、MACアドレスに翻訳されるSys−ID名を用いてそうする。本発明によれば、図11に示されるように、インフラストラクチャー・レベルで、各ノードはSys−IDをハッシュしてMEP及びまたはMIPを誘導し(600)、TLVにこの情報を保持させる(602)。TLVはリンク状態PDU(LSP)内をネットワークに伝えられる(604)。図12において、ノードがそのようなLSPを受取るとTLVの受取ったMEP情報はそこからLSAを受取ったエンドポイントに関連付けられる。受取りエンドポイントはエントリーをそのFIBに付加してMEPにそこからLSAを受取ったノードのノードMACに関連付けてMEPおよびSys−IDの結合を生成する。こうして各ノードはネットワーク内の他の全てのノードについて何のMIP及びMEPポイントかを知る。
こうして、オペレータは特定のノードの視点からインフラストラクチャー・レベルOAMコマンドを実行できる。例えば、図13のステップ620−626に示されるように、オペレータはノードA及びB間の疎通性チェックの遂行を選択する。そうすると、ノードAから、オペレータはイーサネットOAM LBM 即ち「ping」コマンドを実行する。本発明によれば、ノードAは、リンク状態構築最中に以前に保持された、ノードBのMEPについてそのリンク状態データベースをチェックする。一旦これが知れると、ノードBの宛先アドレスとLBMメッセージが造られる。ノードBのFIBは、ノードBへの途中において、LBMメッセージが次のポップMIPに送られるべき事を示す(もし実際にA及びB間にノードが存在するなら)。
図5に示されるように、異なる維持ドメインが異なるMEP及びMIP MDレベルに関連付けられる。こうして、サービス・レベルにおいて、MEP及びMIP MDレベルの異なるセットが特定される。リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークは種々のサービス・レベルにおいて必要によりMEP及びMIPのダイナミック自動構築を可能にする。インフラストラクチャー・レベルにて、リンクを監視するためのポートMEPが802.1ag規格に述べられているように「デフォルト」MAIDレベルにおいてMDレベル0とともに示され、そして常にオンである。種々のサービス・レベルはCCMのようなメッセージを運ぶための常時オンMEPをも有する事が出来る。これらMEPはサービス・レベル識別子I−SIDの機能としてMAID、そしてドメインに適したMDレベルとともに生成される。MIPはリンク状態プロトコル・ディスカバリーの最中は常にオンとして、ドメインに適したMDレベルとともに生成される。
リンク状態プロトコル・イーサネット・ネットワークのIP OAM
前述のように、2008年5月5日に出願されたリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに亘るIP転送と題する、ここで参照される、同時継続米国特許出願番号12/151,684に記載されるように、IPアドレスはリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークにおける転送に用いられるMACアドレスに直接的にマップできる。ここで説明されるように、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークのノードがIPアドレスを学習するとき、ノードはIPアドレスをリンク状態広告に挿入してIPアドレスの到達性をネットワークの他のノードに報せる。各ノードはこのLSPにリンク状態データベースに報せるIPアドレスを加える。パケットが入口ノードに到着すると入口ノードはIPアドレスを読み、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上のどのノードがIPアドレスに気付いているかを判断し、そしてパケットを正しいノードに送るためMACヘッダーを構築する。MACヘッダーのDA/VIDはIPアドレスを広告したノードのノードMACであり、例えば、これはSys−IDでもよい。
IPサブネットはリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに調和的にマップされ得るので、MEP及びMIPの自動生成及びリンク状態プロトコル制御イーサネットの強化されたOAMはPing及びイーサネットOAMに基づくトレースルート能力のような、IPについてのOAM機能を可能にする。
例えば、図14を参照すると、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークが再び示されており、ここではMEP及びMIPが前述のように自動的に構築されている。Sys−IDサンノゼのノードはIPアドレス10.20.0.16/24を有するよう示される。Sys−IDデンバーのノードはIPアドレス10.20.8.128/24を有するよう示される。図15を参照すると、ノード・サンノゼのオペレータはIPコマンド「Ping10.20.8.128」を入力する(720)。(或いは、DNSを通じて解決される等価IP名或いは名前変換される他のIPの手段であってもよい。)サンノゼのノードは10.20.8.128が付いている事を報せるLSAをデンバーから従前に受取っているので、サンノゼのデータベースは宛先IPアドレスをデンバーのMACに解決する(722)。IPのpingコマンドは宛先デンバーを伴うイーサネットOAM LBMとして解決される(724)。サンノゼ・ノードはそのFIBをチェックしてデンバーのMEPを見つける。LBMがDAデンバーに送られ、VID MIP(726)。デンバー及びサンノゼ間のインフラストラクチャー疎通性を考えると、LBRがサンノゼに返される。
同様に、図16を参照すると、ノード・サンノゼのオペレータはIPコマンド「トレースルート10.20.8.128」を入力できる(740)。(ここでも、等価IPネーム解決があってもよい。)サンノゼのノードは10.20.8.128が付いたことを報せるデンバーからのLSAを従前に受取っているので、サンノゼのデータベースは宛先IPアドレスをデンバーのMACに解決する(742)。IPのトレースルート・コマンドは宛先デンバーでイーサネットOAM LTコマンドとして解決される(744)。サンノゼ・ノードはそのFIBをチェックしてデンバーのMEPを見つける。LTMはDAデンバー、VID MIPに送られる(746)。
稼働状況監視
802.1ag規格はメトリクス及びメッセージの稼働状況の監視を含むように拡張された。この標準はITU−T SG13,Y.1731、イーサネット・ネットワークのOAMについての要件に反映されており、ここに参照される。以下の性能パラメータは適切なOAMメッセージにより測定される。
1)フレーム損失率(FLR)− FLRは、パーセントで表示され、時間間隔Tの間のサービス・フレームの総数で割った、届かなかったサービス・フレームの数であり、ここで届けられなかったサービス・フレームの数とは入口UNIに送られたサービス・フレームの数と出口UNIで受取られたサービス・フレームの数との差である。2つタイプのFLR測定が可能であり、デュアル・エンデドLM(損失測定)及びシングル・エンデドLMである。デュアル・エンデドLMは送り出されたフレーム及び受取ったフレームの適切な計数を含むCCM OAMフレームの交換により実現される。これら計数はMEP MEレベルのOAMフレームを含まない。デュアル・エンデドLMはMEG各エンドの近いエンド及び遠いエンドの両方の先取り測定を可能にする。シングル・エンデドLMはLMM及びLMRフレームのオン・デマンドな交換により実現される。これらのフレームは適切な計数の送り出されたフレーム及び受取られたフレームを含む。シングル・エンデドLMだけが近いエンド及び遠いエンドのFLRをLMリクエストを開始したエンドにおいて提供する。
2)フレーム遅延(FD)− FDはフレームの周り道として特定され、FDは、ループバックがフレームの宛先で遂行されるときには、ソース・ノードによるフレームの最初のビットの送出し開始から同一ソース・ノードによるループバックされたフレームの最後のビットまでの時間経過として定義される。
3)フレーム遅延変化(FDV)− FDVはサービス・フレームの対の間のFDの変化の尺度であり、サービス・フレームはポイント・ツー・ポイント・イーサネット接続上の同一CoS(サービスのクラス)に属する。
多くの場合のIPサブネットはリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに調和的にマップすることに再び注目されたい。ここで、MEP及びMIPの自動生成とリンク状態プロトコル制御イーサネットについての強化されたOAM及び稼働状況監視は今まで成し得なかったイーサネットに亘るIPについての木目細かくされた、精細された「SONET型」OAMを可能にする。
図17を参照すると、イーサネット稼働OAMがIPアプリケーションで有益な多数のアプリケーションの1つが示されている。示されているのはプロバイダー800sカスタマー施設802である。カトタマーはリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク808を通じてプロバイダー800にアクセス・ボックス806を介して接続されているIPフォン804を有している。プロバイダー800内ではアクセス・ボックス806に即ちIPフォン804にVOIPサービスを提供するサーバー812にネットワーク808を接続する種々のブリッジ810があってよい。図18の全てのデバイスはIPデバイスである。IPフォン、サーバー、及びブリッジ、示されていない他のブリッジ及びデバイスがリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークを造り上げる。そのようにして、それら各々は関連するSys−IDを有する。IS−ISのようなリンク状態プロトコルはネットワーク内の全てのエレメント間にユニキャスト・ループ・フリー通信経路を造る。IPフォン及びサーバーは、2008年5月5日に出願されたリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワークに亘るIP転送と題し、参照される、同時継続米国特許出願番号12/151,684に記載される方法に従って確立される。要するに、IPフォンIPサブネットがIPフォン・ノードにより学習されてリンク状態広告中に挿入されてIPサブネットの到達性をリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の他のノードに報らせる。同様に、サーバーのIPサブネットがサーバー・ノードにより学習されてリンク状態広告中に挿入されてそのIPサブネットの到達性をリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の他のノードに報らせる。パケットが入口ノードに到着すると入口ノードはIPアドレスを読み、リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上のどのノードがIPアドレスに気付いているかを判断し、そして正しいノードにパケットを転送するMACヘッダーを構築する。MACヘッダーのDA/VIDはIPアドレスを広告したノードのノードMACである。この場合、IPフォンからサーバーへのIPフロー(即ちVOIP)はIPフォンが取り付けられているノードのMACを解決する。サーバーからIPフォンへのIPフローはサーバーが取り付けられたノードのMACを解決する。
CFM OAMに関して既に述べたようにオペレータはリンク状態イーサネット・コマンドに直接マップされ得る「ping」及び「トレースルート」のようなIPレベル・コマンドを遂行できる。更に本発明によれば、IPレベル稼働状況監視機能がリンク状態イーサネット・コマンド及びフィードバックに基づいて提供される。
例えば、図18を参照し、サーバー812がIPフォンに関連する特定のVOIPストリームについての遅延及びジッターを監視する事は望ましい。本発明によれば、このタスクはVOIPストリームがリンク状態プロトコル制御イーサネットをキャリーオーバーされるという事実により可能となり、ここで述べられるOAM機能の利点となり得る。例えば、オペレータはサーバー・ノード812からコマンド「次の時間にわたって遅延、ジッターを監視」を発進できる(820)。IPレベルOAMコマンドはサーバー812において解決されてサーバー812及びIPフォン804間の一連のイーサネット・レベル・コマンドとなる。この例で用いられるようなOAMレベル・コマンドはFD及びFDVである。第1に、IPフォンが取り付けられたノード或いはIPフォン自身のMACアドレスはFIBを用いて解決される(822)。そしてOAM FD及びFDVコマンドが、サーバー812が取り付けられたノードからIPフォン804が取り付けられたノードへと特定の時間についてサーバー812のFIBに特定されたMIPブリッジ810転送経路を通じて転送され得る(826)。IPフローについての性能統計値はイーサネット・ネットワーク上のIPフローについてかつては出来なかったような非常に詳細な方法で制御され得る。必要なら、OAMコマンドからのフィードバックの結果に基づいて、VOIPフローがそして調節可能となる(828)。
IP稼働状況監視は本発明により、IP電話、IP TV/ビデオ、移動IP、データセンター、その他を含む多くのIP技術について実装できる。リンク状態プロトコル制御イーサネットは多くのまったく異なるタイプ及びレベルのIPドメイン及びデバイスを一体化するためにIP稼働状況監視及び制御を可能にする。本発明によるIPレベルでの直接的なイーサネットOAM稼働状況監視を用いる能力は詳細なLSAを容易に支える、音声、データ、及びビデオについてのIPトラフィック制御レベルを可能にする。
本発明は1つ或いは複数の製品上或いは中の1つ或いは複数のコンピュータ読み取り可能なソフトウェア・プログラムとして実装されてもよい。製品は、例えば、フロッピー・ディスク、ハードディスク、ハードドライブ、CD−ROM、フラッシュ・メモリー・カード、EEPROM、EPROM、PROM、RAM、ROM、或いは磁気テープの1つ或いは組合せでもり得る。一般に、どのような標準規格、ベンダー独自規格、プログラミング或いはインタープリター言語がコンピュータ読み出し可能ソフトウェア・プログラムの生成に用いられ得る。そのような言語はC、C++、JAVA、VisualBasic、VisualC++を含む。ソフトウェア・プログラムはソースコード、オブジェクト・コード、インタプリター・コード、或いは事項コードとして1つ或いは複数の製品にストアされてもよい。
本発明は特定の好ましい実施例を参照して示されそして述べられたが、以下の特許請求の範囲により特定される発明の真意及び範囲から外れることなく形式及び詳細においては種々の変更が可能であることが当業者には容易に理解できる。

Claims (14)

  1. リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上で動作する第1のネットワーク・レイヤー・ノードにおいてネットワークを監視する方法であって、前記方法は、
    第2のノードに向けられたネットワーク・レイヤー監視要求元からのネットワーク・レイヤー監視コマンドを第1のノードにより受取るステップ、
    ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに第1のノードにより解決するステップ、
    イーサネットOAMコマンドを第2のノードに送るステップ、
    第2のノードからイーサネットOAMコマンドの結果を受取るステップ、及び、
    イーサネットOAMコマンドの結果をネットワーク・レイヤー応答の形式でネットワーク・レイヤー監視要求元に返信するステップを含む、方法。
  2. ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに解決するステップは、
    リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに関連するイーサネットMACアドレスに第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを関連付ける転送テーブルを調べる事により第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを解決するステップ、
    先アドレスとして前記第2のノードに関連するイーサネットMACアドレスを有する1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドを形成するステップ、
    リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに向けて前記イーサネットOAMコマンドを転送するために前記転送テーブルを調べてリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の次のポップ・アドレスを見つけるステップ、
    を含む、請求項1の方法。
  3. ネットワーク・レイヤーはIPである、請求項2の方法。
  4. ネットワーク・レイヤー監視コマンドはIPのpingであり、イーサネットOAMコマンドはLBMである、請求項3の方法。
  5. ネットワーク・レイヤー監視コマンドはIPのトレースルートであり、イーサネットOAMコマンドはLTMである、請求項3の方法。
  6. ネットワーク・レイヤー監視コマンドは1つ或いは複数の稼働状況監視コマンドであり、イーサネットOAMコマンドはY.1731コマンドを含む、請求項3の方法。
  7. ネットワーク・レイヤー監視の要求元に返されるネットワーク・レイヤー応答に応答して第1のノード及び第2のノード間のIPフローを第1のノードにより調節するステップを更に含む、請求項4の方法。
  8. リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上で動作する第1のネットワーク・レイヤー・ノードにおけるネットワーク監視に有用なコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータ・プログラムは、
    第2のノードに向けられたネットワーク・レイヤー監視要求元からのネットワーク・レイヤー監視コマンドを第1のノードにより受取るためのロジック、
    ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに第1のノードにより解決するためのロジック、
    イーサネットOAMコマンドを第2のノードに送るためのロジック、
    第2のノードからイーサネットOAMコマンドの結果を受取るためのロジック、及び、 イーサネットOAMコマンドの結果をネットワーク・レイヤー応答の形式でネットワーク・レイヤー監視要求元に返信するためのロジックを含む、コンピュータ・プログラム。
  9. ネットワーク・レイヤー監視コマンドを1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドに解決するための前記ロジックは、
    リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに関連するイーサネットMACアドレスに第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを関連付ける転送テーブルを調べる事により第2のノードのネットワーク・レイヤー・アドレスを解決するためのロジック、
    先アドレスとして前記第2のノードに関連するイーサネットMACアドレスを有する1つ或いは複数のイーサネットOAMコマンドを形成するためのロジック、
    リンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の第2のノードに向けて前記イーサネットOAMコマンドを転送するために転送テーブルを調べてリンク状態プロトコル制御イーサネット・ネットワーク上の次のポップ・アドレスを見つけるためのロジック、
    を含む、請求項8のコンピュータ・プログラム。
  10. ネットワーク・レイヤーはIPである、請求項9のコンピュータ・プログラム。
  11. ネットワーク・レイヤー監視コマンドはIPのpingであり、イーサネットOAMコマンドはLBMである、請求項10のコンピュータ・プログラム。
  12. ネットワーク・レイヤー監視コマンドはIPのトレースルートであり、イーサネットOAMコマンドはLTMである、請求項10のコンピュータ・プログラム。
  13. ネットワーク・レイヤー監視コマンドは1つ或いは複数の稼働状況監視コマンドであり、イーサネットOAMコマンドはY.1731コマンドを含む、請求項10のコンピュータ・プログラム。
  14. ネットワーク・レイヤー監視の要求元に返されるネットワーク・レイヤー応答に応答して第1のノード及び第2のノード間のIPフローを第1のノードにより調節するためのロジックを更に含む、請求項11のコンピュータ・プログラム。
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