JP5306195B2 - Wig base - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、人毛又は人工毛が植設される網地状基布を備えたかつらベースに関する。 The present invention relates to a wig base provided with a net-like base fabric on which human hair or artificial hair is implanted.
従来、かつらを愛用する人々がいる。かつらは、おしゃれ用に用いる場合もあるが、多くの場合、薄毛に悩む人が外見上実際の頭髪が増えているように見せるために着用する。したがって、かつらに対しては、実際の頭髪であるような形状を有していることが要求される。 Traditionally, there are people who love wigs. Wigs are sometimes used for fashion, but in many cases they are worn by people suffering from thinning hair to make it appear that actual hair is increasing. Therefore, the wig is required to have a shape that is an actual hair.
特にかつらを使用したときの前頭部分、こめかみ部分、襟足部分などの生え際は、使用者がかつらを装着した際に目立ちやすい部分である。例えば、使用者が櫛などで梳かすことでかつらにゆがみが生じ、かつらの縁部分つまり生え際部分が外側に反り返えったりすると、見栄えを損なってしまう。 In particular, the hairline of the frontal portion, temple portion, neckline portion, etc. when using a wig is a conspicuous portion when the user wears the wig. For example, when a user combs with a comb or the like, the wig is distorted, and when the edge portion of the wig, that is, the hairline portion, warps outward, the appearance is impaired.
そこで、かつらベースのこめかみ部や襟足部に、頭部形状に合わせて湾曲させた金属材料からなる芯材を設けて、外側に反り返ることを防止させて頭部に密着させるものが提案されている(特許文献1参照)。 Therefore, a core material made of a metal material that is curved in accordance with the shape of the head is provided on the temple portion or neckline portion of the wig base so that it is prevented from warping outward and is closely attached to the head. (See Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1のかつらベースは、かつらベースのこめかみ部及び襟足部に有した金属材料からなる芯材が使用者の装着感に違和感を与えるという問題がある。特に夏場には、使用者の汗などに金属材料のイオンが溶け出して、使用者の頭部にアレルギーを生じさせるおそれが多分にある。 However, the wig base of Patent Document 1 has a problem that the core material made of the metal material provided in the temple portion and the neck portion of the wig base gives a feeling of discomfort to the user. Particularly in summer, there is a high possibility that ions of the metal material dissolve into the user's sweat and cause allergies to the user's head.
また、この芯材を有した部分は他の部分よりも厚みが生じてしまう。特に、この部分は生え際部分であるため、厚みを生じることは外観上目立つので好ましくない。
本発明の課題は、前記従来の実状に鑑み、金属材料の芯材を用いることなく縁部の反り返りが生じないかつらベースを提供することである。
本発明のかつらベースは、人毛又は人工毛が植設される網地状基布から成り、該網地状基布の縁部外周の少なくとも一部が内側へ湾曲して形成されているように構成される。In view of the above-described conventional situation, an object of the present invention is to provide a wig base that does not cause a curvature of an edge without using a metal core.
The wig base of the present invention is composed of a net-like base fabric on which human hair or artificial hair is implanted, and at least a part of the outer periphery of the edge of the net-like base fabric is formed to be curved inward. Configured.
上記湾曲して形成されている部分は、例えば、上記網地状基布の縁部外周の裏側に沿って当て付けた当付部材に対して上記網地状基布の縁部外周を寄せ込みながら縫い付けることにより形成されるようにしてもよく、また、例えば、上記網地状基布の縁部外周を裏側に1回以上折り返して該裏側の折り返し部分を寄せ込みながら表側縁部に縫い付けることにより形成されているようにしてもよい。 For example, the curved and formed portion draws the outer periphery of the edge of the mesh base fabric against the abutting member applied along the back side of the outer periphery of the edge of the mesh base fabric. For example, the outer periphery of the edge of the mesh-like base fabric is folded back to the back side at least once, and the folded portion on the back side is drawn into the front side edge while sewing. You may make it form by attaching.
また、上記湾曲して形成されている部分は、上記網地状基布に連結され該網地状基布の表面又は裏面に二重に配置される他の網地状基布を有し、上記裏側に配置された網地状基布を裏側に引き込むようにずらし、上記表側に配置された網地状基布の縁部を上記ずらし量に対応して裏側にずらし込むことにより形成されるようにしてもよい。 Further, the portion formed by bending has another mesh-like base fabric that is connected to the mesh-like base fabric and is double-arranged on the front or back surface of the mesh-like base fabric, It is formed by shifting the net-like base fabric arranged on the back side so as to be pulled into the back side, and shifting the edge of the net-like base fabric arranged on the front side to the back side in accordance with the amount of shifting. You may do it.
また、上記湾曲して形成されている部分は、例えば、上記網地状基布の前部装着部であってもよく、また、例えば、上記編地状基布の縁全周であってもよい。
また、上記網地状基布は、例えば、外周の一部が波形に形成されるように構成してもよく、また、全外周が波形に形成されるように構成してもよい。In addition, the curved portion may be, for example, a front mounting portion of the mesh base fabric, or may be, for example, the entire circumference of the knitted fabric base. Good.
Moreover, the said mesh-like base fabric may be comprised so that a part of outer periphery may be formed in a waveform, for example, and you may comprise so that the whole outer periphery may be formed in a waveform.
この場合、例えば、上記湾曲して形成されている部分は、上記波形に形成されている部分に形成されるのが好ましい。
本発明によれば、金属材料の芯材を用いることなく縁部の外側への反り返りが生じないかつらベースを提供することが可能となる。In this case, for example, the curved portion is preferably formed in the portion having the waveform.
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the wig base which does not warp to the outer side of an edge part, without using the core material of a metal material.
以下、本発明の実施の形態に係るかつらベースについて、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態におけるかつらベース10の全体構成を示す斜視図である。このかつらベース10は人毛及び人工毛が植設される網地状基布としての基部ネット部11及び分け目ネット部13(以下、2つ合わせて単にネット部11という)で形成されている。尚、図1に示すかつらベース10は、人毛又は人工毛を植設していない状態を示している。Hereinafter, a wig base according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(First embodiment)
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration of a
このかつらベース10は、円形で形成されたネット部11の周縁に環状のネット外周縁部12を設けている。このネット外周縁部12により、ネット部11が曲面状に湾曲され、使用者の頭部に沿うような椀形状を形成している。
The
このネット外周縁部12は、本例では、外周縁を折り返して形成する。尚、ネット外周縁部12の形成方法はこれに限ることなく、例えば、弾力性を有する樹脂シートを裁断して成る環状リボンをネット部11の周縁に縫着又は熱溶着して設けるようにしても良い。
In this example, the net outer
また、ネット外周縁部12の少なくとも一部は、内側に湾曲した湾曲部14が形成されている。これにより、例えば、この湾曲部14がかつらベース10の前頭部に形成されている場合には、このかつらベース10を使用者が装着し、櫛などで人毛及び人工毛を梳かしても、この湾曲部14が外側に反り返りにくい。
Further, at least a part of the outer
図2は、ネット外周縁部12を内側に湾曲して形成させる形成方法の一例を示した斜視図である。ネット外周縁部12の少なくとも一部に、適宜の当付部材15をネット外周縁部12の裏側に沿い付けて縫い合わせる。このとき、当付部材15に対し、ネット外周縁部12をいせこみながら縫い付ける。
FIG. 2 is a perspective view showing an example of a forming method in which the outer
尚、いせこみは、長い縫い代を、この長い縫い代よりも短い縫い代に対し、縫い取り方向へ少しずつ寄せ込むことを言い、このように、いせこみながら縫うことをいせこみ縫いと言う。 In the meantime, the term “sewing” means that a long seam allowance is gradually moved toward the sewing direction with respect to a seam allowance shorter than this long seam allowance.
これにより、このいせこみ縫い部分が内側への反り返り、つまり内側への湾曲を形成し、外側には反り返らないように形成される。すなわち、使用者が装着したときに櫛などで人毛及び人工毛を梳かしても湾曲部14が外側に反り返りにくいように形成されている。
As a result, the sew-on stitched portion is formed so as to bend inward, that is, to bend inward and not to be bent outward. That is, even when the user wears human hair and artificial hair with a comb or the like, the
つまり、かつらを装着した際に一番目立つ生え際部分に、いせこみ縫いを施して内側への反り返り癖をつけ、使用者の前頭部に常に密着するようにしている。これにより、外観的にも安定した装着態様となり、使用者にとって快適な外観を有するかつらとなる。 In other words, the hairline part that stands out when the wig is worn is subjected to sew-in stitches to give an inward warp so that it is always in close contact with the user's forehead. As a result, the appearance is stable in appearance, and the wig has a comfortable appearance for the user.
また、基部ネット部11の一部に形成されている分け目ネット部13がネット外周縁部12の一部となる場合には、同様にいせこみ縫いによる内側への反り返りを形成し、外側に反り返らないようにする。
Further, when the dividing
図3は、かつらベース10の断面を示した図である。上述したように、かつらベース10の前頭部には、不図示の当付部材に対するいせこみ縫いにより、内側への反り返りが形成されている(尚、同図は判りやすく説明するために反り返りをやや極端に示している)。このように縁部を内側に反り返えさせることで、頭部への縁部の密着感が良くなる。
FIG. 3 is a view showing a cross section of the
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態におけるかつらベース20の全体構成を示す斜視図である。このかつらベース20も人毛及び人工毛が植接される基部ネット部21及び分け目ネット部23(以下、2つ合わせて単にネット部21という)で形成されている。尚、図4においても、かつらベース20は、人毛又は人工毛を植設していない状態を示している。(Second Embodiment)
FIG. 4 is a perspective view showing the overall configuration of the
本実施の形態におけるかつらベース20は、ネット外周縁部22の少なくとも一部が波形に形成されている。この波形に形成された波形部26は、使用者の前頭部に当接する部分に形成される。このように形成することで、生え際がより目立ちにくくなる。
In the
また、この波形部26は、内側に湾曲して形成されている。これにより、例えば、この波形部26がかつらベース20の前頭部に形成されている場合には、このかつらベース20を使用者が装着し、櫛などで人毛及び人工毛を梳かしても、この波形部26が外側に反り返りにくい。
The
図5(a)は、波形部26を内側に湾曲して形成させる形成方法の一例を示した斜視図である。この波形部26には、一辺が波形で形成された当付部材25を裏から当てて、波形部26を当付部材25に対しいせこみ縫いをして、内側への反り返りが形成されるようにする。このように形成することで、波形部26は、使用者の前頭部の装着部分が外側に反り返らないので、縁部の装着感が良くなる。尚、この当付部材25は、図5(b)に示すように当付部材24の上辺も波形に形成させてもよい。
FIG. 5A is a perspective view showing an example of a forming method in which the
(第3の実施の形態)
図6は、第3の実施の形態におけるかつらベース30の全体構成を示す斜視図である。このかつらベース30も人毛及び人工毛が植設される基部ネット部31及び分け目ネット部33(以下、2つ合わせて単にネット部31という)で形成されている。尚、図6においても、かつらベース30は人毛又は人工毛を植設していない状態を示している。(Third embodiment)
FIG. 6 is a perspective view showing the overall configuration of the
図6に示すように、本例のかつらベース30は、ネット部31のネット外周縁部32の全周にわたって内側に湾曲して形成されている。このように形成することで、本例のかつらベース30は、ネット外周縁部32が全周にわたって外側に反り返りにくい。
As shown in FIG. 6, the
図7は、外周縁部32を内側に湾曲して形成させる形成方法の一例を示した斜視図である。図7に示すように、本例のかつらベース30には、前述してきたと同様に当付部材35を裏から当てて、ネット部31の縁全周にわたって、いせこみ縫いを施したことにより、内側への反り返りが形成されている。
FIG. 7 is a perspective view showing an example of a forming method in which the outer
このように形成することにより、使用者がこのかつらベース30で作製されたかつらを装着したとき、縁部が全周にわたって外側へは反り返りにくくなっているため、常に快適な装着感が得られる。
By forming the wig in this way, when the user wears the wig made of the
(第4の実施の形態)
図8は、第4の実施の形態におけるかつらベース40の全体構成を示す斜視図である。このかつらベース40も人毛及び人工毛が植設される基部ネット部41及び分け目ネット部43(以下、2つ合わせて単にネット部41という)で形成されている。尚、図8においても、かつらベース40は人毛又は人工毛を植設していない状態を示している。(Fourth embodiment)
FIG. 8 is a perspective view showing the overall configuration of the
図8に示すように、ネット部41の外周縁部42は、全周が波形に形成されている。このように形成することにより、全周にわたって生え際がより目立ちにくくなる。また、この場合も、波形に形成されたネット部41の外周縁部42には、前述してきたと同様のいせこみ縫いを施したことにより、内側への反り返りが形成されている。
As shown in FIG. 8, the outer
図9(a)は、外周縁部42を内側に湾曲して形成させる形成方法の一例を示した斜視図である。図9(a)に示すように、本例のかつらベース40にも、前述してきたと同様に当付部材45を裏から当てて、ネット部41の外周縁部42の全周にわたって、いせこみ縫いを施したことにより、内側への反り返りが形成されている。
FIG. 9A is a perspective view showing an example of a forming method in which the outer
このように形成することにより、使用者がこのかつらベース40で作製されたかつらを装着したとき、外周縁部42が全周にわたって外側へは反り返りにくくなっているため、常に快適な装着感が得られる。尚、この当付部材45は、図9(b)に示すように当付部材45の上辺も波形に形成させてもよい。
By forming the wig in this way, when the user wears a wig made of the
このように、上述したいずれの実施の形態においても、かつらベースの縁部の主要な一部又は全周に、縁部を当付部材に対していせこみながら縫い付けたいせこみ縫い部分を形成するので、生え際でかつらが外側に反り返ることなく常に頭部に密着し、快適な装着状態が得られる。 As described above, in any of the above-described embodiments, a sew-on portion to be sewn is formed on the main part or the entire circumference of the wig base edge while the edge is squeezed against the abutting member. As a result, the wig is always in close contact with the head without warping outward at the hairline, and a comfortable wearing state is obtained.
また、かつらベースの縁部は、いせこんで縫い付けるための例えば網地状基布等からなる当付部材を使用するだけで、金属材料を用いた芯材などは用いないので、金属材料が汗に溶け込んでイオン化して頭部にアレルギーを引き起こすおそれがない。 In addition, the edge of the wig base only uses an abutting member made of, for example, a net-like base fabric for sewing, and does not use a core material made of a metal material. There is no danger of allergy to the head by dissolving in sweat and ionizing.
また、かつらベースの縁部に、金属材料などの芯材を用いないので、縁部が厚く持ち上がって外観を損ねるおそれもない。
ところで、上記第1〜第4の実施の形態では、かつらベースの縁部を内側に湾曲させるために、網地状基布(基部ネット部及び分け目ネット部)の縁部外周の裏側に沿って当て付けた当付部材に対して網地状基布の縁部外周を寄せ込みながら縫い付けることにより湾曲部を形成しているが、湾曲部の形成はこれに限るものではない。以下、湾曲部の他の形成方法について、第5及び第6の実施形態として説明する。Further, since a core material such as a metal material is not used for the edge portion of the wig base, there is no possibility that the edge portion is lifted thick and the appearance is not impaired.
By the way, in the said 1st-4th embodiment, in order to curve the edge part of a wig base inward, along the back side of the edge part outer periphery of a mesh-like base fabric (a base net part and a division | segmentation net part). The curved portion is formed by sewing the edged outer periphery of the mesh base fabric against the abutting member applied, but the curved portion is not limited to this. Hereinafter, other forming methods of the curved portion will be described as fifth and sixth embodiments.
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態においては、特には図示しないが、湾曲部の形成は、網地状基布の縁部外周を裏側に1回以上折り返し、この裏側の折り返し部分を寄せ込みながら表側縁部に縫い付けることにより形成する。このようにして形成した湾曲部の形状は、上述した第1〜第4の実施の形態にも、そのまま適用できる。(Fifth embodiment)
In the fifth embodiment, although not particularly illustrated, the curved portion is formed by folding the outer periphery of the edge of the mesh-like base fabric once or more to the back side, and pulling the folded portion on the back side while bringing the front side edge portion It is formed by sewing. The shape of the curved portion thus formed can be applied as it is to the first to fourth embodiments described above.
(第6の実施の形態)
図10(a)は、第6の実施の形態におけるかつらベース60の断面を示した図である。(尚、同図は判りやすく説明するために反り返りをやや極端に示している)。このように縁部を内側に反り返えさせることで、頭部への縁部の密着感が良くなる。(Sixth embodiment)
FIG. 10A is a diagram showing a cross section of the
図10(b)、(c)は図10(a)における外周縁部Aを拡大して示した図である。図10(b)に示すように、このかつらベース60はネット部61の表面又は裏面に二重に配置される網地状基布66がネット部61に連結される場合のかつらベースが前提となる。尚、図10(b)、(c)では、網地状基布66がネット部61の裏面(内側)に配置されている。
10 (b) and 10 (c) are enlarged views of the outer peripheral edge A in FIG. 10 (a). As shown in FIG. 10 (b), the
図10(c)に示すように、外周縁部62の形成は、裏側に配置された網地状基布66を裏側に引き込むようにずらし、表側に配置されたネット部61の外周縁部62を、上記のずらし量に対応して裏側にずらし込むことにより形成することができる。このようにして形成した外周縁部62の形状も、上述した第1〜第4の実施の形態に、そのまま適用できる。
As shown in FIG. 10 (c), the outer
尚、第1〜第4の実施の形態においてはかつらベースの形状を、伏せた椀形の形状で示し、やや部分かつらのかつらベースの如くに示しているが、第1〜第4及び上記第5及び第6の実施の形態のかつらベースは、これに限るものではない。 In the first to fourth embodiments, the shape of the wig base is shown as an obscure hook shape, which is shown like a wig base of a partial wig. The wig bases of the fifth and sixth embodiments are not limited to this.
(第7の実施の形態)
図11(a)は、第7の実施の形態としての、もみ上げ部分まで覆う形の全頭用かつらのかつらベースの側面図であり、同図(b)はその上面図である。尚、同図(a)、(b)は、各部の輪郭のみを示す線図で示しており、人毛又は人工毛を植設していない状態を示している。(Seventh embodiment)
FIG. 11A is a side view of the wig base of the full-head wig that covers up to the raised portion as the seventh embodiment, and FIG. 11B is a top view thereof. In addition, the figure (a), (b) has shown with the diagram which shows only the outline of each part, and has shown the state which has not planted human hair or artificial hair.
図11(a)、(b)においても、第1〜第6の実施の形態で説明したように、かつらベースの縁部の一部又は全周に、いせこみ縫い又はその他の方法による湾曲部を形成することができる。また、前頭部又は全周の生え際の部分を波形に形成して、この部分に湾曲部を形成するようにしてもよい。 11 (a) and 11 (b), as described in the first to sixth embodiments, a curved portion obtained by sew or other methods on a part or the entire circumference of the edge portion of the wig base. Can be formed. Further, the hairline portion of the frontal head or the entire circumference may be formed in a waveform, and the curved portion may be formed in this portion.
(第7の実施の形態の変形例)
図12は、第7の実施の形態の変形例としての、もみ上げ部分を覆わない形の全頭用かつらのかつらベースの側面図である。尚、上面図は図示を割愛している。(Modification of the seventh embodiment)
FIG. 12 is a side view of a wig base of a full-head wig that does not cover the raised portion, as a modification of the seventh embodiment. Note that the top view is omitted.
図12のかつらベースにおいても、第1〜第6の実施の形態で説明したように、かつらベースの縁部の一部又は全周に、いせこみ縫い又はその他の方法による湾曲部を形成することができる。また、前頭部又は全周の生え際の部分を波形に形成して、この部分に湾曲部を形成するようにしてもよい。 In the wig base of FIG. 12 as well, as described in the first to sixth embodiments, a curved portion is formed by parting or the entire circumference of the edge portion of the wig base or by other methods. Can do. Further, the hairline portion of the frontal head or the entire circumference may be formed in a waveform, and the curved portion may be formed in this portion.
Claims (8)
該網地状基布の縁部外周の少なくとも一部が内側へ湾曲して形成され、
前記湾曲して形成されている部分は、前記網地状基布の縁部外周の裏側に沿って当て付けた当付部材に対して前記網地状基布の縁部外周を寄せ込みながら縫い付けることにより形成されている、ことを特徴とするかつらベース。 It consists of a net-like base fabric on which human hair or artificial hair is planted,
At least a part of the outer periphery of the edge of the mesh-like base fabric is curved inwardly,
The portion formed by bending is sewn while bringing the outer periphery of the edge of the mesh base cloth into the contact member applied along the back side of the outer periphery of the edge of the mesh base cloth. It is formed by attaching, features and to Luke bitterness based that.
該網地状基布の縁部外周の少なくとも一部が内側へ湾曲して形成され、
前記湾曲して形成されている部分は、前記網地状基布の縁部外周を裏側に1回以上折り返して該裏側の折り返し部分を寄せ込みながら表側縁部に縫い付けることにより形成されている、ことを特徴とするかつらベース。 It consists of a net-like base fabric on which human hair or artificial hair is planted,
At least a part of the outer periphery of the edge of the mesh-like base fabric is curved inwardly,
The curved portion is formed by folding the outer periphery of the mesh base fabric one or more times on the back side and sewing it to the front side edge portion while pulling the folded portion on the back side. , features and be Luke bitterness based on that.
該網地状基布の縁部外周の少なくとも一部が内側へ湾曲して形成され、
前記湾曲して形成されている部分は、前記網地状基布に連結され該網地状基布の表面又は裏面に二重に配置される他の網地状基布を有し、前記裏側に配置された網地状基布を裏側に引き込むようにずらし、前記表側に配置された網地状基布の縁部を前記ずらし量に対応して裏側にずらし込むことにより形成されている、ことを特徴とするかつらベース。 It consists of a net-like base fabric on which human hair or artificial hair is planted,
At least a part of the outer periphery of the edge of the mesh-like base fabric is curved inwardly,
The curved portion is connected to the mesh base fabric and has another mesh base fabric that is doubly arranged on the front or back surface of the mesh base fabric. It is formed by shifting the net-like base fabric arranged on the back side so as to be pulled in, and by shifting the edge of the net-like base fabric arranged on the front side to the back side corresponding to the shift amount. features and be Luke bitterness based on that.
The wig base according to claim 6, wherein the curved portion is formed in a portion formed in the corrugated shape.
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