JP5303243B2 - 表示装置 - Google Patents

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この発明は、光の反射率が個別に変化する固定形状の複数のセグメント領域の組み合わせによって、文字、記号、絵柄等を可変表示する表示体、例えば電気泳動表示シート、反射型液晶表示パネル、磁気反転式表示器等を備えた表示装置に関する。
近年、情報機器の発達に伴い、低消費電力で且つ薄型の表示装置のニーズが増加しており、このニーズに合う表示装置の研究・開発が盛んに行なわれている。
例えば、表示体として電気泳動表示シート、反射型液晶表示パネル、磁気反転式表示器等を備えた表示装置は、外光を利用してその反射部と吸収部の組み合わせによって表示を行うので、明るい環境では照明光源が不要であり、照明のための電力を消費しない利点がある。
中でも、電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シート(電子ペーパーとも称される)による表示装置は、低消費電力の非発光型デバイスで極めて薄く、目に優しい高コントラスト表示が可能なため、好ましい表示装置として広範な利用が期待されている。
その電気泳動表示層の基本的な構造としては、電気泳動粒子が水平に移動するもの、垂直に移動するもの、電気泳動粒子と分散媒からなる電気泳動表示用分散液が内包されたマイクロカプセルを使用し、その内部の電気泳動粒子が垂直に移動するものなどがある。(例えば、特許文献1参照。)
この電気泳動表示層は、一度電界を与えて表示状態にすると、その後は電界を印加しなくてもその表示状態を維持する不揮発性(メモリ性)を有するので、最初の表示時と表示内容を変えたり消去する時だけ電界を印加すればよいので、大幅な省電力化が可能である。
また、特許文献2に見られるように、多数の電気泳動表示素子をドットマトリクス状に配列し、その各電気泳動表示素子の中央にLED(発光ダイオード)を配置して組み合わせ、日中は電気泳動表示素子によってデータを表示し、夜間はLEDの発光を利用して電気泳動表示素子の表示内容を照明するようにした表示装置も提案されている。
特開2006−293029号公報(段落0004、図2〜5) 実用新案登録第3124009号公報(要約書、図3、図4)
特許文献1に記載されているような電気泳動表示装置を含む従来の表示装置は、非発光型デバイスであるため、暗所では使用できない欠点を有している。そこで、このような表示装置を夜間などの暗所で使用できるようにする場合には、表示装置の外部から照明器具を用いて照明光をあてることが行なわれている。
しかし、このように照明器具を用いて照明するのでは、表示装置自体は薄型であっても全体として薄型のニーズに反することになってしまう。また、照明のためにかなりの電力を消費するため、低消費電力のニーズにも反してしまう。さらに、屋外で移動しながら表示するような場合には、表示装置の外部から照明するのは困難であり、仮に照明できたとしても、照明器具が目障りになって表示の視認性を損ねるという問題が生じる。
あるいは、表示装置の表示部全面にプリズムシートを配置し、そのプリズムシートの端部から照明光を照射して表示部全体を照明する、いわゆるフロントライトの構成も行われている。しかし、大型のフロントライトを形成するのは技術的にもコスト的にも難しく、また、フロントライトに使用したプリズムシートが表示部の真上に位置することによる視認性の低下、あるいは明るい場所におけるプリズムシート表面部での入射光の反射によるコントラストの低下等の問題がある。
また、特許文献2に記載されているような表示装置では、各電気泳動表示素子の中央に設けられたLEDが目障りであるばかりか、それが点灯したときには各電気泳動表示素子の中央部だけが明るく照明され、各電気泳動表示素子全体が均一に照明されないので、電気泳動表示素子に対する表示むらが大きく、一つの表示領域が大きいセグメント表示などには適さなかった。
この発明は、このような従来の表示装置の問題点に鑑みてなされたものであり、表示装置の外部に照明器具や表示部全面にプリズムシートや各電気泳動表示素子の中央にLEDを設けることなく、表示装置自体で表示に必要な部分だけを最小限の電力で効率よく均一に照明して、暗所でもコントラストのよい見栄えのよい表示を可能にすることを目的とする。
この発明による表示装置は、光の反射率が個別に変化する固定形状の複数のセグメント領域の組み合わせによって、文字、記号、絵柄等を可変表示する表示体を備えた表示装置であって、上記の目的を達成するため、上記表示体の各セグメント領域ごとにその表示面側の周縁の少なくとも一部に沿って、それぞれ該セグメント領域を個別に照明する複数のセグメント照明体を設けたことを特徴とする。
これらの表示装置において、上記表示体の複数の各セグメント領域と同一又は近似形状の独立した複数の開口を形成したマスク板を、上記表示体の表示面側に、該表示体の各セグメント領域以外の領域及び上記複数のセグメント照明体をマスクするように配設するとよい。それによって表示装置としての体裁が整い、見映えがよくなり、視認性も向上する。
そのマスク板の外表面は、上記表示体のセグメント領域以外の背景領域と同等の色又は反射率を有するのが、表示のコントラストを向上させるために望ましい。
また、そのマスク板は熱伝導性のよい金属で形成されているとよい。それによって、屋外で使用するような場合に、太陽光の熱を放熱したりケース本体に逃がしたりし易くなる。
上記複数のセグメント照明体およびその各配線を上記マスク板の裏面に配設すると、それらの取り付けや配線を容易且つ確実に行うことができ、作業性、耐久性、メンテナンス性の点でもよい。
上記表示体の各セグメント領域の近傍領域および上記マスク板の裏面における上記各開口と上記各セグメント照明体との間の領域に、反射層又は光拡散層を配置するとよい。それによって、各セグメント照明体による各セグメント領域の照明効率が向上する。
これらの表示装置において、各セグメント領域ごとにその表示面側に重なるように、上記セグメント照明体からの光を散乱させながら導く導光シートを配置することによって、各セグメント領域を一層均一な明るさで照明することができる。
その場合、各セグメント領域ごとにその対向する両側縁に沿ってそれぞれ上記セグメント照明体がその間に上記導光シートを介在させて設けると、さらに均一性と明るさが高まる。
上記複数のセグメント照明体がそれぞれ、発光色が異なる複数の発光源を有するようにすれば、その複数の発光源の点灯の組み合わせによって、上記セグメント領域を照明する光の色彩を変えることができる。それによって、表示内容や表示目的等に応じて任意に表示色を変えたり、部分的に色を変えて表示するようなこともできる。
また、上記複数のセグメント照明体をそれぞれ、発光源と、その発光光をガイドする導光板と、その導光板における上記セグメント領域を照明する光の出射面以外の外周面を覆う反射シートとによって構成するとよい。それによって、照明効率を高めるとともに照明光量を平均化することができる。
あるいは、上記複数のセグメント照明体をそれぞれ、白色光源と、その発光光をガイドする着色された導光板と、その導光板における上記セグメント領域を照明する光の出射面以外の外周面を覆う反射シートとによって構成してもよい。これによっても、照明効率を高めるとともに照明光量を平均化することができ、表示色を任意に設定することができる。特に、黄色に着色された導光板を使用することによって、表示色が黄色と黒になり視認性が向上する。
もしくは、上記複数のセグメント照明体がそれぞれ、白色光源と、その発光光を彩色する部材とを備えるようにしてもよい。それによっても、表示色を任意に設定することができ、発光光を黄色に彩色する部材を使用すれば、表示色が黄色と黒になり視認性が向上する。
これらの表示装置において、上記表示体の複数の各セグメント領域を個別に反射率が高い高反射率状態と反射率が低い低反射率状態とに二値的に変化させて可変表示をさせる表示駆動回路と、その表示駆動回路による各セグメント領域の反射率を変化させる動作と連動して上記複数の各セグメント照明体の発光を制御し、上記各セグメント領域のうち高反射率状態になったセグメント領域を照明するセグメント照明体のみを発光させる発光駆動回路とを設けるのが望ましい。
これによって、上記表示体の複数のセグメント領域のうち、高反射率状態になったセグメント領域はセグメント照明体によって照明されて明るく見え、低反射率状態になったセグメント領域は照明されないため黒さが損なわれず、極めてコントラストのよい表示がなされる。しかも、必要最小限のセグメント照明体だけを発光させるので、消費電力の節減にもなる。
また、上記複数のセグメント照明体の発光強度を変化させる手段を有するようにすれば、例えば周囲の明るさに応じて照明光量を変えて、同様な視認性を維持したり、表示装置の使用環境や使用目的などによって、表示の明るさを調整したりすることができる。
上記表示体の各セグメント領域の近傍領域に反射層又は光拡散層を配置すれば、各セグメント照明体による照明効率を高めることができる。
上記表示体が、電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シートであり、その複数の各セグメント領域はそれぞれ独立したセグメント電極によって形成されているのが望ましい。
それによって、最も薄型で低消費電力の表示装置を実現できる。
さらに、上記表示体が、支持板上に貼り付けられた電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シートであって、その複数の各セグメント領域はそれぞれ独立したセグメント電極によって形成されており、上記支持板上に上記マスク板がスペーサ部材を介して所定の間隙を形成して固定され、上記電気泳動表示シートと上記各セグメント照明体との間に空隙が形成されるように構成することができる。それによって、一層耐久性が向上すると共に、各セグメント領域全体を均一な明るさに照明し易くなる。
また、上記表示体が反射型液晶表示パネルであって、その複数の各セグメント領域がそれぞれ独立したセグメント電極によって形成されているようにしてもよい。その場合、メモリ性の液晶セルを使用するとよい。
上記各表示装置において、上記表示体の複数のセグメント領域が、数字を表示する7セグメントを構成する各セグメント領域であることができ、スコアボードや大型のデジタル時計、その他の数字情報表示用の表示装置に最適である。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明による表示装置の基本的な実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
図1及び図2はその第1の実施形態を示し、図1はその表示装置の平面図、図2はそのX−X線に沿う模式的な断面図である。
この表示装置は、光の反射率が個別に変化する固定形状の複数のセグメント領域の組み合わせによって、文字、記号、絵柄等を可変表示する平板状又はシート状の表示体1を備えている。この例では表示体1に数字を表示するための7セグメントを構成するセグメント領域1aから1gを設けており、それらの各セグメント領域1aから1gを選択的に、反射率が高い高反射率状態(白表示状態)と反射率が低い低反射率状態(黒表示状態)とに二値的に変化させることによって、0〜9の数字を表示することができる。
セグメント領域以外の領域は背景領域(または周囲領域)1Bであり、数字を白表示する場合は黒又はそれに近い色に、数字を黒表示する場合は白又はそれに近い色になっている。このような表示体は、時計や計算機をはじめ各種のデジタル表示に使用されており、反射型液晶表示パネルや、近年開発された電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シートなどが公知であるが、その詳細については後述する。
そして、この表示体1の各セグメント領域1a〜1gごとにその表示面側の周縁の少なくとも一部に沿って、それぞれ各セグメント領域1a〜1gを個別に照明する複数のセグメント照明体2a〜2gを設けている。その各セグメント照明体2a〜2gは、それぞれ各セグメント領域1a〜1gの表示面側の外側縁に沿って近接配置された細長い基板3上に、複数個の発光源4が間隔を置いて配設されている。その各発光源4としては消費電力が極めて少なく発光効率がよい白色LED(発光ダイオード)を使用するとよい。その各発光源4は発光面を対応するセグメント領域に向けており、点灯時にそのセグメント領域を照明する。各セグメント照明体2a〜2gの表面は、各発光源4の発光面を除いてすべて遮光し、表示体1の背景領域1Bと同等又はそれに近い色にする。
なお、各セグメント照明体2a〜2gの各発光源4を発光させるための電流を流す配線は、表示体1の背景領域1Bの部分に貫通孔を設けて、裏面側から導入される。
図2では、図1における断面線に近い左右両側1個ずつのセグメント照明体2e,2g以外のセグメント照明体は図示を省略している。表示体1はその内部構成は省略し、セグメント領域1eが黒表示状態で、セグメント領域1gが白表示状態であることを示している。表示体1の背景領域1Bおよび各セグメント照明体2a〜2gの表面を黒又はそれに近い色にしておけば、明るい環境では白表示状態のセグメント領域の組み合わせによって、数字が白表示される。
しかし、暗い環境では白表示状態のセグメント領域の明度が低下し、黒表示状態のセグメント領域とのコントラストが低下して、表示の視認性が悪くなり、ある程度以上暗くなると視認できなくなる。
しかし、この実施形態の表示装置では、セグメント照明体2a〜2gの発光源4を発光させて各セグメント領域1a〜1gを照明することによって、暗所でも表示が可能である。
さらに、図2に示すように、高反射率状態(白表示状態)になったセグメント領域(この例では1g)を照明するセグメント照明体(この例では2g)のみを発光させるようにすれば、そのセグメント領域のみがその照明光を反射して明るくなり、その他の部分は暗い(黒い)ままになるので、極めてコントラストが高い表示になる。しかも、必要最小限のセグメント照明体だけを発光させればよいので、消費電力の節減にもなる。
〔第2の実施形態〕
次に、この発明による表示装置の第2の実施形態を図3によって説明する。この実施形態において第1の実施形態と異なるのは、図1に相当する平面図は省略しているが、各セグメント領域1a〜1gごとに、その表示面側に重なるように、各セグメント照明体2a〜2gからの光を散乱させながら導く導光シート8を配置した点である。
図3は第1の実施形態の図2に相当する図であり、各セグメント領域1e,1gに対して、その表示面側に重なるように、各セグメント照明体2e,2gからの光を散乱させながら導く導光シート8をそれぞれ配設している。他の各セグメント領域1a,1b,1c,1d,1fに対しても同様に導光シート8を配置している。
この実施形態では、各セグメント照明体2a〜2gの発光源4が発光するとその光が対応する導光シート8に入射し、散乱しながら導光シート8全体に広がり、その下側のセグメント領域を均一な明るさで照明する。したがって、例えばそのセグメント領域が白表示状態になっていれば、均一な明るい白にセグメントとして見える。したがって、表示の明瞭性が大幅に向上する。なお、導光シート8の詳細については後述する。
〔第3の実施形態〕
次に、この発明による表示装置の第3の実施形態を図4及び図5によって説明する。図4はその表示装置の平面図、図5はそのX−X線に沿う模式的な断面図であり、図1及び図2と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この実施形態において前述した第1の実施形態と異なるのは、表示体1のセグメント領域1a〜1dで囲まれた四角い背景領域1Baとセグメント領域1d〜1gで囲まれた四角い背景領域1Bbにも、それぞれセグメント照明体ユニット5,6を配設し、図1におけるセグメント照明体2dを設けていない点だけである。
セグメント照明体ユニット5,6は、いずれも四角い基板上に、各セグメント領域の表示面側の内側縁(セグメント領域1dは両側縁)に沿って2個ずつの白色LED等の発光源4が、それぞれ矢印で示す方向に発光面を向けて設けられている。その2個ずつの発光源4が、それぞれ対向するセグメント照明体又は発光源4と組になって、その間のセグメント領域を照明するセグメント照明体を構成している。セグメント領域1dは、その両側縁に沿って配置された4個の発光源4によって照明される。
この実施形態によれば、図5に示すように、高反射率状態(白表示状態)になったセグメント領域(この例では1g)を、その両側の発光源4によって照明するので、そのセグメント領域全体がより均一に明るく照明されて白さが増し、視認性が向上する。
これらの実施形態における各セグメント照明体2a〜2gおよびセグメント照明体ユニット5,6に代えて、発光色が異なる複数の発光源を有するセグメント照明体を使用するようにすれば、その複数の発光源の点灯(発光)の組み合わせによって、各セグメント領域を照明する光の色彩を変えることができる。
図6はそのセグメント照明体の一例を示し、基板3上に発光色がそれぞれ赤、緑、青の3色の発光源4r、4g、4bを設けたセグメントカラー照明体2Cであり、各発光源4r、4g、4bとしては、赤色LED、緑色LED、および青色LEDを使用するとよい。
このセグメントカラー照明体2Cを使用すれば、表示内容や表示目的等に応じて任意に表示色を変えたり、部分的に色を変えて表示するようなこともできる。
上記各実施形態において、表示体1の各セグメント領域1a〜1gの近傍領域に反射層又は光拡散層を配置すれば、各セグメント照明体による照明効率を高めることができる。
〔第4の実施形態〕
次に、この発明による表示装置の第4の実施形態を図7および図8によって説明する。前述した第3の実施形態と同様に、図7はその表示装置の平面図、図8はそのX−X線に沿う模式的な断面図であり、図4及び図5と同じ部分には同一の符号を付してあり、それらの説明は省略する。この第4の実施形態において第3の実施形態と異なるのは、表示体1の各セグメント領域1a〜1gごとに、その対抗する側縁に沿って配設された各セグメント照明体間に、その表示面側に重なるように、各セグメント照明体からの光を散乱させながら導く導光シート8を配置した点である。したがって、各導光シート8は各セグメント領域1a〜1gごとに独立して設けられている。
この実施形態では、各セグメント照明体2a〜2g、および背景領域1Ba,1Bbの発光源4が発光すると、その光が対応する導光シート8に幅方向の両側からそれぞれ入射し、いずれも散乱しながら導光シート8全体に広がり、その下側のセグメント領域を均一な明るさで照明する。したがって、そのセグメント領域が白表示状態になっていれば、幅方向にも均一な明るさで白いセグメントとして見える。したがって、表示の明瞭性が大幅に向上する。なお、導光シート8の詳細については後述する。
〔第5の実施形態〕
次に、この発明による表示装置のより具体的な実施形態である第5の実施形態を、図9〜図15を参照して説明する。
図9はその表示装置の外観を示す平面図、図10はそのX−X線に沿う略断面図、図11はその表示装置を構成する表示体側ユニットの平面図、図12マスク板側ユニットの裏面図である。
この表示装置は、図11に示す表示体側ユニット10と、同一外形の図12に示すマスク板側ユニット20(図示の状態から表裏を反転して)とが、重ね合わされ、図10に示すようにねじ29によって結合されて構成されている。
その外観は図9に示すように、数字を表示するために7セグメントの各セグメント領域11a〜11gと同一又は近似形状の独立した7個の開口21a〜21gを形成したマスク板21に覆われている。このマスク板21は各開口間の8本の渡り部21wによって周辺部と島状部が接続されて一体になっている。各開口21a〜21g内には、後述する表示体11の7セグメントの各セグメント領域11a〜11gが一致した位置に配置されており、それによって0〜9の数字を表示することができる。
屋外で使用する場合には、このマスク板21をアルミニウム板、銅板、鉄板等の熱伝導性のよい金属板で形成するのが望ましい。それによって、太陽光の熱を放熱したりケース本体に逃がしたりし易くなる。また、大型の表示装置の場合でも充分な耐久性が得られる。しかし、屋内で使用する場合や小型の表示装置の場合などは、樹脂などで作製してもよい。
また、このマスク板21の外表面は、後述する表示体11のセグメント領域以外の領域である背景領域と同等の色又は反射率を有するようにするのが、表示のコントラストを向上させるために望ましい。
図11に示す表示体側ユニット10は、外形が横300mm×縦440mmの長方形の支持板12に、それと相似形の位置決め枠13が固設され、その中の全面に外形が横240mm×縦380mmの電気泳動表示シートによる表示体11が貼り付けられている。
その表示体11には、数字を表示するための7セグメントを構成するセグメント領域11a〜11gが、それぞれ前述したセグメント電極によって設けられており、それらの各セグメント領域11aから11gのセグメント電極と前面の透明電極(COM)との間に印加する電圧の極性によって選択的に、反射率が高い高反射率状態(白表示状態)と反射率が低い低反射率状態(黒表示状態)とに二値的に変化させることによって、0〜9の数字を表示することができる。
この実施形態では数字を白表示するので、各セグメント領域11a〜11g以外の領域である背景領域(または周囲領域)11Bは、前述した背景電極と前述した透明電極(COM)との間に印加する電圧の極性によって低反射率状態(黒表示状態)にする。背景領域(または周囲領域)11Bは、このように電極を形成して動作させてもよいし、マスク板21でカバーされて視認されないので、電極を形成しなくてもよい。
また、この例では、各セグメント領域11a〜11gの近傍領域には反射層(乱反射層が望ましい)又は光拡散層14を、塗料の塗付又はテープの貼り付け等によって設けており、それによって、後述する各セグメント照明体による各セグメント領域11a〜11gに対する照明効率を向上させるようにしている。このようにセグメント領域11a〜11gの近傍領域に反射層又は光拡散層14を配置すると、表示装置を斜め方向から見た際に、後述するセグメント照明体が見えて照明ムラが目立つのを防ぐ効果がある。
支持板12の周辺部の四隅付近と長手方向の中間部にそれぞれねじボスを兼ねたスペーサ部材としてスペーサ柱15を設けている。このスペーサ柱15の高さは、図10に示すように位置決め枠13より高くしてある。
なお、表示体11の透明電極(COM)および各セグメント電極と背景電極への配線は図示を省略している。
図12に示すマスク板側ユニット20は、マスク板21の裏面側から見た図である。
マスク板21は外周部が後方(図12では手前側)に折り曲って側縁部21iを形成しており、平面部には図9で説明したように、上述した表示体11の7セグメントの各セグメント領域11a〜11gと同一又は近似形状の独立した7個の開口21a〜21gが形成されている。そして、その各開口間の8本の渡り部21wによって周辺部と島状部が接続されて一体になっている。また、このマスク板21の周辺部の上述した支持板12のスペーサ柱15と対応する位置に、ねじ孔21hが形成されている。
そして、このマスク板21の裏面には、各開口21a〜21gの近傍領域に反射層(乱反射層が望ましい)又は光拡散層24を、塗料の塗付又はテープの貼り付け等によって設けている。さらに、各開口21a〜21gの両側にその各側縁に沿うように、細長く扁平なセグメント照明体22a〜22gがそれぞれ複数個ずつ配設されている。
2個のセグメント照明体22aはセグメント領域11aを、3個のセグメント照明体22bはセグメント領域11bを、3個のセグメント照明体22cはセグメント領域11cを、2個のセグメント照明体22dはセグメント領域11dを、2個のセグメント照明体22eはセグメント領域11eを、3個のセグメント照明体22fはセグメント領域11fを、3個のセグメント照明体22gはセグメント領域11gを、それぞれ個別に照明するように、いずれも発光面を対応する各開口21a〜21gに向けている。
これらの各セグメント照明体22a〜22gを共通に説明する場合はセグメント照明体22と称する。この実施形態ではその各セグメント照明体22として、後述する同じ構造で同じ寸法のものを18個使用する。それによって製造コストを節減することができる。
そして、同じセグメント領域を照明する複数のセグメント照明体22(例えば3個のセグメント照明体22b)を互いに直列に接続して、その配線26の一部を幅の狭い渡り部21wを通してマスク板21の裏面を這わせ、その各組の配線26の両端部をマスク板21の側縁部21iに取り付けた給電用のコネクタ27の各端子(図示されていない)に接続する。
このようにすれば、各セグメント照明体22の配線処理を容易に、且つ外部から全く見えないようにすることができる。なお、同じセグメント領域を照明する複数のセグメント照明体22を互いに並列に接続して給電するように配線してもよい。そうすれば、配線は増えるが、全てのセグメント照明体22に同じ電圧(例えば12V)を印加することができる。
このマスク板側ユニット20を図12に示す状態から表裏を反転して表側を上にし、図11に示した表示体側ユニット10上に重ね合わせて、ねじ29をマスク板21のねじ孔21hに挿入してスペーサ柱15の雌ねじ穴にねじ込んで固着すると、図9に示した外観および図10に示した断面の表示装置が完成する。この完成状態では、表示体側ユニット10の表示体11の各セグメント領域11a〜11g以外の部分はマスク板21によってすべてマスクされ、マスク板側ユニット20側の各セグメント照明体22a〜22g及びその配線や反射層又は光拡散層24もマスク板21の裏面に設けられているので、完全にマスクされており、すっきりとした見映えのよい外観となる。
また、この完成状態で、表示体側ユニット10の支持板12とマスク板側ユニット20のマスク板21とは、スペーサ柱15によって所定の間隙を形成し、セグメント照明体22が表示体11との間に若干隙間を有し、幾分上方から各セグメント領域11a〜11gを均等に照明しやすいようにしている。
図10における表示体11は模式的に示しており、セグメント領域11eは黒で黒表示状態であることを、セグメント領域11gは白で白表示状態であることをそれぞれ示し、それ以外の部分は背景領域であり実際には黒表示状態であるが、セグメント領域11eと区別できるように斜線を施して示している。なお、その背景領域は、マスク板21によってマスクされているため表側からは見えないので、白表示状態でも、あるいはその部分が動作しなくても、特に問題はない。
そして、白表示状態のセグメント領域11gを照明するセグメント照明体22gのみが発光して、セグメント領域11gを両側から照明しており、そのセグメント領域11gからの反射光がマスク板21の開口21gを通して明るい白に見える。セグメント照明体22gが黄色い光で照明する場合には、セグメント領域11gが明るい黄色に見える。
このように、セグメント領域11a〜11gを表示すべき数字に合わせて選択的に白表示状態および黒表示状態にして、白表示状態なったセグメント領域を照明するセグメント照明体のみを発光させることにより、暗所でもコントラストよく数字を表示することができる。
ここで、セグメント照明体22の構造を図13および図14によって説明する。
このセグメント照明体22は、発光源34と、その発光源34の発光光をガイドする導光板32と、その導光板32におけるセグメント領域を照明する光の出射面以外の外周面を覆う反射シート(フィルム)33とを備えている。
図13および図14に示す具体例では、絶縁性で薄く細長い基板31上に3個の発光源34が長手方向に間隔を置いて配設され、基板31上にパターン形成されたリード線36によって直列に接続されており、そのリード線36の両端部が、基板31の後方に突出した端子部31aの一対のハンダ部35に接続されている。その端子部31a上にツェナダイオード37と抵抗38とが設けられ、互いに並列に接続されて発光源34と直列に接続されている。なお、3個の発光源34を互いに並列に接続してもよい。
導光板32は細長いアクリル板で、両端部32eに比べてその間の部分は幅が狭くなっており、その光の出射面となる前面32aは両端部32eの前端より幾分引っ込んでおり、発光源34による発光光の入射面となる後面32bも両端部32eの後端より引っ込んでいる。両端部32eには、それぞれ透孔32cが形成されている。
そして、この導光板32の前面32a以外の外周面を覆うように内側の面が反射性を有する反射シート33を貼り付けて、その導光板32を各発光源34の発光面が後面32bに近接して対向するように配置して、反射シート33の下面を導光板32上に貼り付けて構成する。
発光源34として白色LEDを使用すれば白色光で照明することができる。各発光源34の発光光は導光板32の後面32bからその内部に入射し、導光板32に表面あるいは、反射シート33によって反射されることを繰り返すことによって、長さ方向の全体に略均一な明るさになって前面32aから出射して、表示体11の対応するセグメント領域を照明する。
ツェナダイオード37は直列に接続した3個の発光源34に印加する電圧を一定にするために、抵抗38は直列に接続した3個の発光源34に流れる電流を制限するために介挿している。
この実施形態の表示装置は、明るい環境においては、電気泳動表示シートによる表示体11の各セグメント領域11a〜11gの前述した白表示状態と黒表示状態を制御することにより、図15に示すように任意の数字を白表示することができる。
図15において、ハッチングを施したセグメント領域11a,11gは黒表示状態であり、それ以外のセグメント領域11b,11c,11d,11e,11fは白表示状態である。マスク板21の表面はセグメント領域11a,11gとは異なるハッチングを施して示しているが、実際にはそれと殆ど同じ黒色に塗装されており、白で示した白表示状態のセグメント領域11b,11c,11d,11e,11fによって数字の「2」をコントラストよく白表示している。
環境が暗くなると、白表示状態のセグメント領域によって反射すべき光量が少なくなって、明度が低下するため表示のコントラストが低下し、やがて視認が困難になる。しかし、各セグメント照明体22の発光源34を発光させ、そのセグメント照明体22によって各セグメント領域を白色光で照明すると、明所と同様に白表示状態のセグメント領域はその照明光を反射して、明るく(白く)見え、黒表示状態のセグメント領域は反射率が低いので、照明光が殆ど吸収されて暗く(黒く)見えるため、数字をコントラストよく白表示できる。
さらに、図12に示した各セグメント照明体22a〜22gの発光を、図11に示した表示体11の各セグメント領域11a〜11gの白表示状態と黒表示状態の制御に連動させて、白表示状態(高反射率状態)となったセグメント領域を照明するセグメント照明体22のみを発光させるようにすれば、黒表示状態(低反射率状態)になったセグメント領域は照明されないのでその黒さが増し、一層コントラストが高い白表示ができる。しかも、発光させるセグメント照明体22の数が減少するので、消費電力の一層の低減を図ることもできて望ましい。
また、各セグメント照明体22の発光源34に流す電流を調整してその発光強度を変化させることができるようにし、例えば環境の明るさが暗くなるのに応じてセグメント照明体22の発光量を増加して、表示のコントラストが略一定に保たれるようにすることも可能である。
なお、表示体11の各セグメント領域11a〜11gの近傍領域、およびマスク板21の裏面における上記各開口21a〜21gと各セグメント照明体22との間の領域に設けた反射層又は光拡散層14,24によって、各セグメント照明体22から出射される照明光によって各セグメント領域11a〜11gを効率よく照明させることができる。
さらに、この実施形態を種々に変更することが可能であり、セグメント照明体22における発光源34の種類や数、導光板32の形状や色も種々変更可能である。
例えば、発光源34として図6に示したセグメントカラー照明体2Cと同様に、発光色が異なる複数の発光源(赤色LED、緑色LED、および青色LED等)を使用し、その点灯すなわち発光の組み合わせによって、セグメント領域を照明する光の色彩を可変にすることもできる。それによって、表示する数字全体あるいはセグメントによって、表示色を各種の色に変えることができ、赤色LED、緑色LED、および青色LEDを全て発光させて白色表示をすることもできる。
また、発光源34は白色LEDのままで、導光板32として無色透明なアクリル板に代えて、任意の色付きの透明板にしたセグメント照明体22を使用して、任意の色の光でセグメント領域を照明して表示色を変えることもできる。例えば、セグメント照明体22の導光板32を黄色に着色した透明板にして、照明光を黄色にすると数字が黒地に黄色で視認性よく表示される。黄色は人間の目に感じ易く、しかも一般の表示環境内にはそれ程多く存在しないので、識別性がよい。
あるいは、導光板32を着色する代わりに、無色透明な導光板32の前面32aにカラーフィルムを貼り付けたり、白色の発光源34の発光面側にカラーフィルタ等の発光光を彩色する部材を配置することによって、セグメント照明体22による照明光を黄色その他の任意の色にして、その色で表示させるようにすることもできる。
発光源として、LEDに代えて超小型ランプや、有機EL発光体のような面発光体を使用することも可能であり、面発光体を使用する場合は導光板はなくてよい。表示体11として、電気泳動表示シートに代えて反射型液晶表示パネル等を使用してもよい。
表示体11の各セグメント領域11a〜11g以外の領域は、マスク板21で遮光されており、マスク板21によりセグメント照明体22は表示面側から見えることはない。そして、マスク板21の表示面側を黒塗料等で黒状態にしておくことで、明るい環境では白表示状態のセグメント領域の組み合わせによって、数字が黒背景に白表示される。
数字を黒表示する場合は、マスク板21の表示面側を白塗料で白くしておくことによって、同様に数字が白背景に黒表示され、表示タイプに合わせて、黒または白に塗装することが、表示のコントラストを向上させるために望ましい。
また、マスク板21と表示体11との隙間は、1〜10mm程度が好ましい。この隙間が広すぎると、表示装置を斜め方向から見た際に、セグメント照明体が見えて照明ムラが目立つ。一方、この隙間を狭くし過ぎると、各セグメント領域におけるセグメント照明体付近と、セグメント照明体から遠い部分との輝度ムラが目立つことになる。
〔第6の実施形態〕
次に、この発明による表示装置のより具体的な実施形態である第6の実施形態を、図16〜図18を参照して説明する。
図16はその表示装置の外観を示す平面図、図17はそのX−X線に沿う略断面図、図18はその一部拡大図である。
この実施形態において第5の実施形態と異なる点は、マスク板21の裏面における上記各開口21a〜21gと、表示体11の各セグメント領域11a〜11gとの間に、各セグメント領域ごとにその対向する両側縁に沿ってそれぞれ配設されたセグメント照明体(図17ではセグメント照明体22e22eと22g、22g)の間に、その各セグメント照明体からの光を散乱させながら導く導光シート8を介在させて設けている点だけである。
図16において、各セグメント領域11a〜11gに対応する導光シート8の輪郭線を破線で示している。このマスク板21の各開口21a〜21g外側の部分で各導光シート8をマスク板21の裏面に貼り付けることができる。
各導光シート8は、透明なポリカーボネート(PC)あるいはポリエチレンテレフタレート(PET)等で形成されたシートで、厚さはカバーするセグメント領域の大きさによって異なるが、0.25〜2.0mm程度とする。散乱方法としては内部に小ビーズを散乱させたり、表面に小粒子を散布したり、表面に点印刷を施したり、表面に凹凸を形成したりするなどがなされる。
散乱度は5ヘイズから40ヘイズの範囲で、用途や大きさなどに応じて適切に選定する。散乱度が高い方が明るさの均一性は増し、明るさも強く感じるが、黒表示の場合に黒レベル上がってしまうため、表示のコントラストが低下する恐れがある。
なお、従来から液晶表示装置の照明方法として、表示画面の前方の全面を覆うように導光板を配置しその側面から光源の光を導入するフロントライト方式があったが、この発明の実施形態では、表示体11の各セグメント領域ごとに独立してセグメント照明体と導光シートを設け、黒以外の表示状態になるセグメント領域を照明するセグメント照明体のみを発光させることができる。また、表示画面の前方の全面を覆う場合に比べ、導光シートを小さくすることができるので、導光シートの配置が容易となる。
〔表示体の具体例〕
ここで、この発明による表示装置に備える表示体の具体例について説明する。
この表示体(第1、第2の実施形態における表示体1)として、最も適しているのは電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シートであるので、その構成例および表示原理を、図19と図20によって説明する。
図19は電気泳動表示シートの一部を拡大して模式的に示す断面図、図20はその表示原理を説明するための電気泳動表示層の拡大断面図である。これはマイクロカプセルを使用した電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シートの例で、公知のものである。
図19に示す電気泳動表示シート210は、透明な樹脂基材211の裏面全体にITO(酸化インジューム錫)膜による透明電極212を形成し、その上に電子インクとも称される電気泳動表示層213を形成してフィルム状にしている。そのフィルムを、表面に複数のセグメント電極216Sとそれ以外の領域に一体に形成した背景電極216Bが僅かな間隙を設けて形成されたフレキシブルプリント基板215上に、接着剤層214によって接着して構成されている。
電気泳動表示層213はマイクロカプセル表示層とも称され、バインダや界面活性剤、増粘剤、純水等の混合体中に直径が数十μm程度の微小なマイクロカプセル220が多数分散している。そのマイクロカプセル220は、図20に示すように、透明なメタクリル樹脂等からなるカプセル殻221の内部に、酸化チタン等からなる白色粒子223とカーボンブラック等からなる黒色粒子224が、シリコーンオイル等の粘性の高い透明な分散媒222に分散された状態で封入されている。そして、白色粒子223は負に帯電され、黒色粒子224は正に帯電されている。
そこで、この電気泳動表示層213を挟むように配置された電極のうち、一方の全面一体の透明電極212を接地し、他方のフレキシブルプリント基板215上の電極216(図20では表示原理を説明するため最小単位の大きさで示している)に負電圧を印加した部分では、その電界によってマイクロカプセル220内の負に帯電した白色粒子223が透明電極212側へ、正に帯電した黒色粒子224は電極216側へ移動するので、視認側(図20の上方)から見ると白く見える「白表示状態」になる。一方、電極216に正電圧を印加した部分では、その逆向きの電界によってマイクロカプセル220内の正に帯電した黒色粒子224が透明電極212側へ、負に帯電した白色粒子223は電極216側へ移動するので、視認側から見ると黒く見える「黒表示状態」になる。
図20における中央のマイクロカプセル220のように、負電圧が印加された電極パターンと正電圧が印加された電極パターンとに跨った位置のマイクロカプセル220内では、白色粒子223の一部は透明電極212側へ、残りは電極216側へ移動し、黒色粒子224の一部は電極216側へ移動し、残りは透明電極212側へ移動するので、マイクロカプセルの直径よりも、細かい表示も可能である。
この電気泳動表示シート210はシート状で薄く、電圧を印加して表示状態を変化させた後、その電圧の印加を停止してもその表示状態を保持するメモリ性効果を持つので、消費電力が極めて僅かで済む。
図19に示すように、電極216を複数のセグメント電極216Sとそれ以外の領域に一体に形成した背景電極216Bとした場合は、各セグメント電極216Sのある領域がセグメント領域となり、背景電極216Bのある領域が背景領域となる。
そして、複数のセグメント電極216Sのうち、負電圧を印加したセグメント電極の領域は反射率が高くなって白表示状態になる。正電圧を印加したセグメント電極の領域と背景電極216Bの領域は反射率が低くなるので黒表示状態になる。それによって、数字等の文字や記号を白表示できる。印加電圧の極性を逆にすると表示の白黒が反転して黒表示になる。
次に、同様にこの発明による表示装置の表示体として使用できる反射型液晶表示パネルの例を図21によって説明する。図21はその反射型液晶表示パネルを模式的に示す断面図であり、厚さ方向寸法を大幅に拡大して示している。
この反射型液晶表示パネル40は、液晶層42を挟持した一対のガラス基板43a、43bを一定の間隔(約2μm)を保ってシール剤47で接着している。そのガラス基板43aの内面には全面電極44aが、ガラス基板43bの対向する内面には、複数のセグメント電極44sとそれ以外の領域に一体の背景電極44bとが透明導電膜(ITO)によって形成されており、その上にそれぞれ配向膜45a、45bが形成されて配向処理が成されている。
この各セグメント電極44sと全面電極44aとが液晶層42を挟んで対向する部分が、それぞれセグメント領域となり、背景電極44bと全面電極44aとが液晶層42を挟んで対向する部分が背景領域となる。
さらに、図21で上側のガラス基板43aの外側には、第1の偏光板41aが設置され、下側のガラス基板43bの外側には、第1の偏光板41aと偏光軸の方向を一致させて第2の偏光板41bが設置されている。そして、この第2の偏光板41bの外側に反射板46が配置されている。第1の偏光板41a及び第2の偏光板41bは、偏光方向が吸収軸に平行な直線偏光は吸収し、偏光方向が吸収軸と直交する直線偏光は透過する吸収型偏光板である。
液晶層42がツイストネマチック液晶層の場合、図21で上方の視認側から入射する光が第1の偏光板41aで直線偏光され、液晶層42の電圧が印加されていない領域を通過するとその偏光方向が90°旋回されるため、第2の偏光板41bを通過できず、吸収されるため、視認側に反射光が戻って来ないので反射率が低く暗く(黒く)見える。これに対して、第1の偏光板41aで直線偏光された入射光が、液晶層42の電圧が印加された領域を通過するとその偏光方向が旋回されなくなり、第2の偏光板41bを通過して反射板46で反射される。その光が上述と逆の経路で視認側に射出するので、反射率が高く明るく(白く)見える。
したがって、全面電極44aと各セグメント電極44sとの間に選択的に電圧を印加し、その他のセグメント電極及び背景電極44bと全面電極44aとの間には電圧を印加しないことによって、数字等の文字や記号を白表示できる。電圧の印加と無印加を逆にすると表示の白黒が反転して黒表示になる。
また、液晶層42に強誘電性液晶やコレステリック液晶などの2つの安定状態を持つメモリ性液晶を採用することによって、表示状態を変える時だけそのセグメント領域に電圧を印加すれば、その後は電圧無印加でも表示状態を維持することができ、消費電力を大幅に低減することが可能になる。
この発明による表示装置の表示体としては、これらの他に表裏面で色が異なる表示板を磁力で回転させて表示を行う磁気反転表示器なども使用可能であるが、それも公知であるので、その説明は省略する。
〔デジタル表示式電子時計の構成例〕
次に、この発明による表示装置を用いたデジタル表示式電子時計の構成例を、図22のブロック図によって説明する。
この電子時計は、時計駆動回路50と、それによって駆動される時刻表示ユニット7などによって構成されている。
その時刻表示ユニット7は、ケース70の全面パネルに形成された5つの窓内に4個の数字表示部71〜74とその2個ずつの間にコロン表示部75が配設されている。数字表示部71〜74は前述した図9の外観を示したような7セグメントで数字を表示する表示装置であり、数字表示部71,72は「時」を表示し、数字表示部73,74は「分」を表示する。コロン表示部75は、縦に並んだ2つの小さな円形のセグメント領域を有する同様な表示装置である。
そして、数字表示部71は9時から10時に変わる時と12時から1時に変わる時だけ、数字表示部72は1時間に1回、数字表示部73は10分間に1回、数字表示部74は1分間に1回、それぞれ必要なセグメント電極にのみ短時間(200〜800ms)電圧を印加するだけでよい。
各背景電極には一度正電圧を印加して背景を黒表示にすれば、当分電圧を印加する必要はないが、時々リフレッシュしてきれいな黒表示状態にするため、一旦負電圧を短時間印加した後正電圧を短時間印加するリフレッシュ処理を適当な時間間隔で行うとよい。
コロン表示部75の円形のセグメント電極には、1秒ごとに負電圧と正電圧を交互に短時間(200〜800ms)印加して、点滅表示させる。しかし、電力消費量を減らすために、コロン表示部75は、白表示に固定してもよい。
この時刻表示ユニット7を駆動する時計駆動回路50は、発光駆動回路55を除くと従来の液晶表示装置等を使用するデジタル表示の電子時計と同様に構成されている。すなわち、水晶振動子56を用いて基準周波数(例えば32.768kHz)のクロック信号を発振する発振回路51、そのクロック信号を分周する分周回路52、その分周信号をカウントして論理的に組み合わせ、時刻信号を生成する計時回路53、およびその時刻信号に応じて時刻表示ユニット7の各表示部71〜75を構成する表示装置における必要なセグメント電極に所要の極性の電圧を印加して、時刻をデジタル表示させる表示駆動回路54を備えている。
この時計駆動回路50は、表示部71〜75のセグメント領域に設けられた各セグメント電極への電圧印加に連動(あるいは同期)して、各表示部71〜75を構成する表示装置のセグメント照明体22を発光させる発光駆動回路を備えている。
表示駆動回路54は、各表示部71〜75の表示体の各セグメント領域を個別に反射率が高い高反射率状態と反射率が低い低反射率状態とに二値的に変化させるように、セグメント領域の表示状態を変化させる時だけそのセグメント電極に電圧を印加する。
発光駆動回路55は、表示駆動回路54による各セグメント領域の反射率を変化させる動作、すなわち電圧印加と連動して各セグメント照明体22の発光を制御し、各セグメント領域のうち高反射率状態になったセグメント領域を照明するセグメント照明体22のみを発光させる。但し、そのセグメント照明体22の発光は、セグメント領域のセグメント電極に電圧が印加されている間だけではなく、そのセグメント領域高反射率状態(白表示状態)になっている間は発光を継続させる。
また、この発光駆動回路55のフォトダイオードなどによる光電センサ59を接続して、周囲の明るさを検知できるようにし、所定値以上の明るさが検知されなくなったら自動的に各表示部71〜75のセグメント照明体の発光を開始するようにし、その後、光電センサ59によって検出される明るさが低下するのに伴って、セグメント照明体22の発光量を増加させるように制御することもできる。
この時計駆動回路50には、電源として電池57の電圧とそれを昇圧回路58によって昇圧した電圧とを印加する。なお、電池57に代えて、商用の交流電源から降圧トランスと整流平滑回路等を備えた電源アダプターを通して必要な直流電圧を供給するようにしてもよい。
また、計時回路53には、この例では2個の操作スイッチSW1,SW2が接続されており、これらの操作によって、モードを選択して、時刻合わせなどの操作を行えるようになっている。さらに、ストップウォッチ機能の選択によって、スタートスイッチをオンした時点からの経過時間を計測して表示したり、カウントダウン機能の選択によって、予め設定した時間になるまでの時間を表示することもできる。
この実施形態の電子時計は、明るい環境だけでなく、夜間などの暗い環境でも視認性よく時刻を表示することができるので、特に屋外に設置したり、移動しながら使用したりするデジタル表示式の電子時計として最適である。
また、時刻表示ユニット7の各表示部の桁数や表示単位等を適宜変更して、秒あるいはそれ以下の短い単位の時刻を表示したり、年月日等のカレンダーを表示したりすることもできる。前述したように、表示色を黄色にして視認性よく表示したり、種々に色を変化させて表示することもできる。
この発明による表示装置は、光の反射率が個別に変化する固定形状の複数のセグメント領域の組み合わせによって、文字、記号、絵柄等を可変表示する表示体、例えば電気泳動表示シート、反射型液晶表示パネル、磁気反転式表示器等を備えた各種の表示装置に適用できる。
特に、屋外で数字や記号等を表示するのに適し、デジタル表示式の電子時計を始め、経過時間表示、カウントダウン表示、温度、湿度、ガス濃度、スピード等の数値を表示する装置、スコアボード等の得点や勝敗を表示する表示器などに適している。数字や記号に限らず、アルファベットやカナ文字等の文字や図形などの表示にも利用可能である。
この発明による表示装置の基本的な第1の実施形態の平面図である。 図1のX−X線に沿う模式的な断面図である。 この発明による表示装置の第2の実施形態の図2と同様な断面図である。 この発明による表示装置の基本的な第3の実施形態の平面図である。 図4のX−X線に沿う模式的な断面図である。 R,G,B3色の発光源を設けたセグメントカラー照明体の例を示す正面図である。 この発明による表示装置の第4の実施形態の平面図である。 図7のX−X線に沿う模式的な断面図である。
この発明による表示装置の具体的な実施形態である第5の実施形態の平面図である。 図9のX−X線に沿う略断面図である。 その表示装置を構成する表示体側ユニットの平面図である。 その表示装置を構成するマスク板側ユニットの裏面図である。 その表示装置に使用するセグメント照明体の平面図である。 図13のY−Y線に沿う断面図である。
この表示装置による表示例を示す正面図である。 この発明による表示装置の第6の実施形態の平面図である。 図16のX−X線に沿う模式的な断面図である。 その一部拡大図である。 この発明による表示装置の表示体として使用可能な電気泳動表示シートの一部を拡大して模式的に示す断面図である。 その表示原理を説明するための電気泳動表示層の拡大断面図である。 この発明による表示装置の表示体として使用可能な反射型液晶表示パネルの一例を模式的に示す断面図である。 この発明による表示装置を用いて構成したデジタル表示式電子時計のブロック図である。
符号の説明
1:表示体 1B:背景領域 2a〜2g:セグメント照明体
2C:セグメントカラー照明体 3:基板 4:発光源
5,6:セグメント照明体ユニット 7:時刻表示ユニット
8:導光シート 10:表示体側ユニット
11:表示体(電気泳動表示シート)
11a〜11g:セグメント領域 11B:背景領域 12:支持板
13:位置決め枠 14:反射層又は光拡散層 15:スペーサ柱
20:マスク板側ユニット 21a〜21g:開口 21i:側縁部
21h:ねじ孔 21w:渡り部
22,22a〜22g:セグメント照明体 26:配線
24:反射層又は光拡散層 27:給電用のコネクタ
31:基板 31a:基板の端子部 32:導光板
33:反射シート 34:発光源 35:ハンダ部
36:リード線 37:ツェナダイオード 38:抵抗
40:反射型液晶表示パネル 42:液晶層 44a:全面電極
44s:セグメント電極 44b:背景電極
50:時計駆動回路 51:発振回路 52:分周回路
53:計時回路 54:表示駆動回路 55:発光駆動回路
56:水晶振動子 57:電池 58:昇圧回路
59:光電センサ 70:時刻表示ユニットのケース
71〜74:数字表示部 75:コロン表示部
210:電気泳動表示シート 212:透明電極
213:電気泳動表示層 216S:セグメント電極
216B:背景電極 220:マイクロカプセル

Claims (19)

  1. 光の反射率が個別に変化する固定形状の複数のセグメント領域の組み合わせによって、文字、記号、絵柄等を可変表示する表示体を備えた表示装置であって、
    前記表示体の各セグメント領域ごとにその表示面側の周縁の少なくとも一部に沿って、それぞれ該セグメント領域を個別に照明する複数のセグメント照明体を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記表示体の前記複数の各セグメント領域と同一又は近似形状の独立した複数の開口を形成したマスク板を、前記表示体の表示面側に、該表示体の前記各セグメント領域以外の領域及び前記複数のセグメント照明体をマスクするように配設したことを特徴とする表示装置。
  3. 前記マスク板の外表面が、前記表示体の前記セグメント領域以外の背景領域と同等の色又は反射率を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記マスク板が、熱伝導性のよい金属で形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の表示装置。
  5. 前記複数のセグメント照明体およびその各配線を前記マスク板の裏面に配設したことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記マスク板の裏面における前記各開口と前記各セグメント照明体との間の領域に、反射層又は光拡散層を配置したことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記各セグメント領域ごとにその表示面側に重なるように、前記セグメント照明体からの光を散乱させながら導く導光シートを配置したことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記各セグメント領域ごとにその対向する両側縁に沿ってそれぞれ前記セグメント照明体がその間に前記導光シートを介在させて設けられていることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記複数のセグメント照明体がそれぞれ、発光色が異なる複数の発光源を有し、その複数の発光源の点灯の組み合わせによって、前記セグメント領域を照明する光の色彩を可変にしたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の表示装置。
  10. 前記複数のセグメント照明体がそれぞれ、発光源と、該発光源の発光光をガイドする導光板と、該導光板における前記セグメント領域を照明する光の出射面以外の外周面を覆う反射シートとを備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置。
  11. 前記複数のセグメント照明体がそれぞれ、白色光源と、該白色光源の発光光をガイドする着色された導光板と、該導光板における前記セグメント領域を照明する光の出射面以外の外周面を覆う反射シートとを備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の表示装置。
  12. 前記複数のセグメント照明体がそれぞれ、白色光源と、該白色光源の発光光を彩色する部材とを備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の表示装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記表示体の前記複数の各セグメント領域を個別に反射率が高い高反射率状態と反射率が低い低反射率状態とに二値的に変化させて前記可変表示をさせる表示駆動回路と、
    該表示駆動回路による前記各セグメント領域の反射率を変化させる動作と連動して前記複数の各セグメント照明体の発光を制御し、前記各セグメント領域のうち前記高反射率状態になったセグメント領域を照明するセグメント照明体のみを発光させる発光駆動回路とを設けたことを特徴とする表示装置。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記複数のセグメント照明体の発光強度を変化させる手段を有することを特徴とする表示装置。
  15. 前記表示体の前記各セグメント領域の近傍領域に反射層又は光拡散層を配置したことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の表示装置。
  16. 前記表示体が、電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シートであり、前記複数の各セグメント領域はそれぞれ独立したセグメント電極によって形成されていることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の表示装置。
  17. 前記表示体が、支持板上に貼り付けられた電気泳動表示層を持つ電気泳動表示シートであって、前記複数の各セグメント領域はそれぞれ独立したセグメント電極によって形成されており、
    前記支持板上に前記マスク板がスペーサ部材を介して所定の間隙を形成して固定され、
    前記電気泳動表示シートと前記各セグメント照明体との間に空隙が形成されていることを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の表示装置。
  18. 前記表示体が、反射型液晶表示パネルであり、前記複数の各セグメント領域はそれぞれ独立したセグメント電極によって形成されていることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の表示装置。
  19. 前記表示体の前記複数のセグメント領域が、数字を表示する7セグメントを構成する各セグメント領域であることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の表示装置。

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