JP5302983B2 - デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム - Google Patents

デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5302983B2
JP5302983B2 JP2011000882A JP2011000882A JP5302983B2 JP 5302983 B2 JP5302983 B2 JP 5302983B2 JP 2011000882 A JP2011000882 A JP 2011000882A JP 2011000882 A JP2011000882 A JP 2011000882A JP 5302983 B2 JP5302983 B2 JP 5302983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
debug
output data
data
communication method
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011000882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012141906A (ja
Inventor
雅晴 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC AccessTechnica Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2011000882A priority Critical patent/JP5302983B2/ja
Publication of JP2012141906A publication Critical patent/JP2012141906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5302983B2 publication Critical patent/JP5302983B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

本発明は、デバッグ情報を出力するデバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラムに関する。
デバッグ(debug)とは、コンピュータプログラムにおけるバグ(bug)を探して取り除くことをいう。デバッグ情報出力システムは、コンピュータプログラムが正しく動作していることを確認するために、プログラム内に文字情報を出力する命令を埋め込んで、外部の装置にデバッグ情報を出力するものである。デバッグ情報については、パーソナルコンピュータで用いられるUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)等の低速の通信インタフェースを用いてテキストデータを出力するのが通常である。
このようなデバッグ情報出力システムでは、テキストデータで通信するデバッグ情報の容量が大きくなると通信の不良等の不具合が発生し、デバッグを行うデバッグ対象装置の動作が遅くなる。そこでデバッグでは、比較的簡単な検査しか行うことができないという問題があった。
そこで実行時間の遅延を招かないようにデバッグ処理を行う手法が本発明の関連技術として提案されている(たとえば特許文献1参照)。この関連技術では、デバッグ用プログラムを実行するターゲット機と、このターゲット機と通信線で接続されたホスト機でデバッグ情報の管理を行う。ホスト機は、ターゲット機にメモリ読み出し等のコマンドを送り、その実行結果を受け取り表示したり、ターゲット機にプログラムを送って実行させる。この関連技術では、ターゲット機で実行されるデバッグ用プログラムの出力情報をホスト機に送信するため、デバッグに必要な情報を多量に得ることができる。
特開平10−301802号公報(第0019段落、第0021段落、第0062段落、図2)
しかしながら、この関連技術によればホスト機からターゲット機にプログラムを送信するための特別の通信線を必要とする他、ホスト機の存在も必要である。また、デバッグで取り扱う情報はテキストデータのために、情報量が多少増えてもハードウェアやソフトウェアのバグを取り除く作業が分かりづらく困難であるという問題は容易に解決しない。
そこで本発明の目的は、テキストデータに限定されない表現形態でデバッグ情報を取り扱うことのできるデバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成手段と、(ロ)このデバッグ出力データ作成手段の作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別手段と、(ハ)前記したデバッグ出力データ作成手段の作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別手段と、(ニ)前記した送信情報形式判別手段の判別した情報形式ならびにデータ量判別手段の判別したデータ量を基にして前記したデバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別手段と、(ホ)この通信方式判別手段の判別した通信方式で前記したモニタ側装置に前記したデバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信手段とをデバッグ対象装置が具備する。
また、本発明では、(イ)請求項1〜請求項5いずれかに記載のデバッグ対象装置と、(ロ)このデバッグ対象装置のデバッグ出力データ送信手段から送信されてきたデバッグ出力データを受信するデバッグ出力データ受信手段と、このデバッグ出力データ受信手段の受信した前記したデバッグ出力データの情報形式を判別する受信情報形式判別手段と、この受信情報形式判別手段の判別した情報形式に応じてデバッグ出力データの出力を行うデバッグ出力データ出力手段とを具備することを特徴とする前記したモニタ側装置としてのモニタ装置とをデバッグ情報出力システムが具備する。
更に本発明では、(イ)デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成ステップと、(ロ)このデバッグ出力データ作成ステップで作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別ステップと、(ハ)前記したデバッグ出力データ作成ステップで作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別ステップと、(ニ)前記した送信情報形式判別ステップで判別した情報形式ならびにデータ量判別ステップで判別したデータ量を基にして前記したデバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別ステップと、(ホ)この通信方式判別ステップで判別した通信方式で前記したモニタ側装置に前記したデバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信ステップとをデバッグ情報出力方法が具備する。
更にまた本発明では、コンピュータに、デバッグ情報出力プログラムとして、(イ)デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成処理と、(ロ)このデバッグ出力データ作成処理で作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別処理と、(ハ)前記したデバッグ出力データ作成処理で作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別処理と、(ニ)前記した送信情報形式判別処理で判別した情報形式ならびにデータ量判別処理で判別したデータ量を基にして前記したデバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別処理と、(ホ)この通信方式判別処理で判別した通信方式で前記したモニタ側装置に前記したデバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信処理とを実行させることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、デバッグ出力データとしてテキストデータ以外の出力データが含まれているときにこれに対応してその表現形態で出力することができる。これにより、たとえば画像データや音声データというその場その場に適切なデータ形式でデバッグ出力データをモニタすることができ、作業者の処理の効率化に寄与することができる。しかも本発明によれば、デバッグ出力データのデータ量を判別する等によって通信方式を選択できるので、データ量が多い場合にも通信時間を短縮することが可能である。
本発明のデバッグ対象装置のクレーム対応図である。 本発明のデバッグ情報出力システムのクレーム対応図である。 本発明のデバッグ情報出力方法のクレーム対応図である。 本発明のデバッグ情報出力プログラムのクレーム対応図である。 本発明の実施の形態におけるデバッグ情報出力システムの構成を表わしたブロック図である。 本実施の形態におけるデバッグ作業が行われるときのデバッグ対象装置側の処理の様子を表わした流れ図である。 本実施の形態におけるデバッグ作業が行われるときのモニタ装置側の処理の様子を表わした流れ図である。 本発明の変形例におけるデバッグ情報出力システムの構成を表わしたブロック図である。
図1は、本発明のデバッグ対象装置のクレーム対応図を示したものである。本発明のデバッグ対象装置10は、デバッグ出力データ作成手段11と、送信情報形式判別手段12と、データ量判別手段13と、通信方式判別手段14と、デバッグ出力データ送信手段15を備えている。ここで、デバッグ出力データ作成手段11は、デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成する。送信情報形式判別手段12は、デバッグ出力データ作成手段11の作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する。データ量判別手段13は、デバッグ出力データ作成手段11の作成したデバッグ出力データのデータ量を判別する。通信方式判別手段14は、送信情報形式判別手段12の判別した情報形式ならびにデータ量判別手段13の判別したデータ量を基にして前記したデバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する。デバッグ出力データ送信手段15は、通信方式判別手段14の判別した通信方式で前記したモニタ側装置に前記したデバッグ出力データを送信する。
図2は、本発明のデバッグ情報出力システムのクレーム対応図を示したものである。本発明のデバッグ情報出力システム20は、デバッグ対象装置21とモニタ装置22を備えている。ここで、デバッグ対象装置21は請求項1〜請求項5いずれかに記載の装置である。モニタ装置22は、デバッグ出力データ受信手段22aと、受信情報形式判別手段22bと、デバッグ出力データ出力手段22cを備たモニタ側装置としての装置である。ここでデバッグ出力データ受信手段22aは、デバッグ対象装置21のデバッグ出力データ送信手段から送信されてきたデバッグ出力データを受信する。受信情報形式判別手段22bは、デバッグ出力データ受信手段22aの受信した前記したデバッグ出力データの情報形式を判別する。デバッグ出力データ出力手段22cは、受信情報形式判別手段22bの判別した情報形式に応じてデバッグ出力データの出力を行う。
図3は、本発明のデバッグ情報出力方法のクレーム対応図を示したものである。本発明のデバッグ情報出力方法30は、デバッグ出力データ作成ステップ31と、送信情報形式判別ステップ32と、データ量判別ステップ33と、通信方式判別ステップ34と、デバッグ出力データ送信ステップ35を備えている。ここで、デバッグ出力データ作成ステップ31では、デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成する。送信情報形式判別ステップ32では、デバッグ出力データ作成ステップ31で作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する。データ量判別ステップ33では、デバッグ出力データ作成ステップ31で作成したデバッグ出力データのデータ量を判別する。通信方式判別ステップ34では、送信情報形式判別ステップ32で判別した情報形式ならびにデータ量判別ステップ33で判別したデータ量を基にして前記したデバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する。デバッグ出力データ送信ステップ35では、通信方式判別ステップ34で判別した通信方式で前記したモニタ側装置に前記したデバッグ出力データを送信する。
図4は、本発明のデバッグ情報出力プログラムのクレーム対応図を示したものである。本発明のデバッグ情報出力プログラム40は、コンピュータに、デバッグ出力データ作成処理41と、送信情報形式判別処理42と、データ量判別処理43と、通信方式判別処理44と、デバッグ出力データ送信処理45を実行させるようにしている。ここで、デバッグ出力データ作成処理41では、デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成する。送信情報形式判別処理42では、デバッグ出力データ作成処理41で作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する。データ量判別処理43では、デバッグ出力データ作成処理41で作成したデバッグ出力データのデータ量を判別する。通信方式判別処理44では、送信情報形式判別処理42で判別した情報形式ならびにデータ量判別処理43で判別したデータ量を基にして前記したデバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する。デバッグ出力データ送信処理45では、通信方式判別処理44で判別した通信方式で前記したモニタ側装置に前記したデバッグ出力データを送信する。
<発明の実施の形態>
次に本発明の実施の形態を説明する。
図5は、本発明の実施の形態におけるデバッグ情報出力システムの構成を表わしたものである。このデバッグ情報出力システム100は、デバッグの対象となるデバッグ対象装置101と、このデバッグ対象装置101を監視するモニタ装置102およびこれらの装置101、102を結ぶ第1〜第3の通信手段1031〜1033から構成されている。ここで第1の通信手段1031はUARTケーブルによって構成されており、第2の通信手段1032はLAN(Local Area Network)ケーブルによって構成されている。また、第3の通信手段1033はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルによって構成されている。
デバッグ対象装置101は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等のメモリおよびこれらと図示しないバスを介して接続されたUART用通信回路111、LAN用通信回路112およびUSB用通信回路113を備えたハードウェア部110を備えている。また、デバッグ対象装置101は、ハードウェアインタフェースドライバ部120と、デバッグライブラリ部130およびデバッグソフトウェア部140の3つのソフトウェア機能部を備えている。
ここでハードウェアインタフェースドライバ部120は、前記したメモリ内に格納されたドライバ用ソフトウェアを前記したCPUを用いて機能的に実現するUARTドライバ121、LANドライバ122およびUSBドライバ123から構成されている。UARTドライバ121はUART用通信回路111を制御する機能を有するソフトウェアであり、LANドライバ122はLAN用通信回路112を制御する機能を有するソフトウェアである。USBドライバ123は、USB用通信回路113を制御する機能を有するソフトウェアである。
デバッグライブラリ部130は、デバッグ関係のソフトウェアをCPUが実行することで機能するソフトウェア機能部で構成されている。これらのソフトウェア機能部は、デバッグソフトウェアインタフェース部131、出力フォーマット認識部132、出力インタフェース選択部133、UART出力部134、LAN出力部135およびUSB出力部136から構成されている。
ここでデバッグソフトウェアインタフェース部131は、デバッグソフトウェア部140に格納されたデバッグ用のソフトウェアを用いてデバッグ用のデータとしてのデバッグ出力データを取得するインタフェース部分である。出力フォーマット認識部132は、デバッグソフトウェアインタフェース部131からデバッグ出力データを受け取り、デバッグ出力データが文字(テキスト)、画像、音声のどのフォーマットであるかを判断する。出力インタフェース選択部133は、出力フォーマット認識部132からどのフォーマットであるかを表わした出力フォーマット情報と、出力に必要なデータ量としての容量情報を受け取り、ハードウェア部110に配置されたハードウェアの中から出力するのに最適なものを選択する。
出力インタフェース選択部133は、出力フォーマット認識部132の認識結果に基づいて、UART出力部134、LAN出力部135およびUSB出力部136の中から出力部を1つ選択する。ただし、デバッグ出力データによっては出力するフォーマットが文字、音声、画像のうちの複数を包含しているものがある。このような場合、出力インタフェース選択部133は該当するフォーマットに応じて出力部を切り替える。
UART出力部134は、UARTドライバ121にデバッグ出力データを送出する。LAN出力部135はLANドライバ122にデバッグ出力データを送出する。USB出力部136はUSBドライバ123にデバッグ出力データを送出する。
デバッグソフトウェア部140は、デバッグを行うためのソフトウェアで構成されている。デバッグソフトウェア部140を成すソフトウェア自体はハードウェア部110の前記したメモリに格納されている。
モニタ装置102は、ハードウェア部150として図示しないCPU、RAM等のメモリ、液晶や有機EL(Organic Electro-Luminescence)からなるディスプレイを備えた表示部、音声を出力するスピーカおよびこれらと図示しないバスを介して接続されたUART用通信回路151、LAN用通信回路152およびUSB用通信回路153を備えている。ここでUART用通信回路151は、デバッグ対象装置101側のUART用通信回路111と第1の通信手段1031によって接続されている。また、LAN用通信回路152はデバッグ対象装置101側のLAN用通信回路112と第2の通信手段1032によって接続されている。更に、USB用通信回路153は、デバッグ対象装置101側のUSB用通信回路113と第3の通信手段1033によって接続されている。また、モニタ装置102はハードウェアインタフェースドライバ部160と、モニタソフトウェア部170を備えている。
ここではハードウェアインタフェースドライバ部160は、モニタ装置102内の前記したメモリ内に格納されたドライバ用ソフトウェアを前記したCPUを用いて機能的に実現するUARTドライバ161、LANドライバ162およびUSBドライバ163から構成されている。UARTドライバ161はUART用通信回路151を制御する機能を有するソフトウェアであり、LANドライバ162はLAN用通信回路152を制御する機能を有するソフトウェアである。USBドライバ163は、USB用通信回路153を制御する機能を有するソフトウェアである。
モニタソフトウェア部170は、デバッグ関係の表示を行うソフトウェアの集合体である。モニタソフトウェア部170を成すソフトウェア自体はハードウェア部150の前記したメモリに格納されている。モニタソフトウェア部170は、ハードウェア部150内の前記したCPUが該当するソフトウェアを実行することで次の機能部をそれぞれ実現している。
全体制御部171は、全体制御用ソフトウェアから成り、これをCPUが実行することでモニタ装置102による監視のための制御を行う。監視(モニタ)のためのハードウェアは前記した表示部とスピーカを有しているので、全体制御部171はテキストや画像あるいは音声の出力のための制御を行うことになる。テキスト表示部172は、テキスト表示用ソフトウェアから成り、テキストデータを前記した表示部に表示する。画像表示部173は、画像表示用ソフトウェアから成り、画像データを前記した表示部に表示する。音声出力部174は音声出力用ソフトウェアから成り、音声を前記したスピーカから出力する。モニタフォーマット認識部175は、モニタフォーマット認識用ソフトウェアから成り、テキスト、画像および音声のいずれを使用して監視を行うかをモニタ用のフォーマットを認識することによって行う。モニタフォーマット認識部175は認識結果に基づいてテキストデータについてはテキスト表示部172に送って表示させ、画像データについては画像表示部173に送って表示させる。また、音声データについては音声出力部174に送って音声を再生させる。モニタドライバ制御部176は、ハードウェアインタフェースドライバ部160に格納されたUARTドライバ161、LANドライバ162およびUSBドライバ163からデバッグ出力データを受け取ってモニタフォーマット認識部175に送出するためのソフトウェアからなる。
以上のような構成のデバッグ情報出力システム100でバグを発見し修正するためのデバッグが行われる様子を次に説明する。
図6は、デバッグ作業が行われるときのデバッグ対象装置側の処理の様子を表わしたものである。図5と共に説明する。
デバッグ対象装置101のハードウェア部110内の前記したCPUが、実行中のデバッグ用プログラム内にデバッグデータ出力命令が埋め込まれていることを判別したとする(ステップS201:Y)。この場合、CPUはデバッグデータ出力命令を実行することで、デバッグソフトウェアインタフェース部131を用いてデバッグ出力データを取得する(ステップS202)。
CPUは次に、この取得したデバッグ出力データを出力フォーマット認識部132に送って、デバッグ出力データをモニタ装置102に送る際に適合するデータフォーマットを判定する(ステップS203)。本実施の形態ではデバッグ出力データをテキストデータだけでなく画像や音声でも出力可能にしているので、どのフォーマットに適合するかの判定を出力フォーマット認識部132で判定する。出力フォーマット認識部132による判定結果は出力インタフェース選択部133に送られる。
出力インタフェース選択部133では、デバッグ対象装置101からモニタ装置102にデバッグ出力データを送出する際の通信方法を考慮するために、デバッグ出力データ自体のデータ容量を算出する(ステップS204)。この算出したデータ容量と出力フォーマット認識部132の判定したテキスト、画像、音声の各フォーマットとの関係を基にして、出力インタフェース選択部133は通信インタフェースの選別を行う。この選別の論理は次のようになる。
まず、出力インタフェース選択部133はデバッグ出力データがテキストデータとして作成されているかどうかをチェックする(ステップS205)。テキストデータは、画像データや音声データと比較してデータ量が少ない。したがって、デバッグ出力データがテキストデータとして作成されていれば、従来のデバッグ出力データの通信のときに使用したUART用通信回路111、151を使用してUART通信を行っても特に問題は生じない。そこでデバッグ出力データがテキストデータとして作成されていると判別した場合(ステップS205:Y)、出力インタフェース選択部133はUART出力部134を出力するインタフェースとして決定する(ステップS206)。
この例の場合、UART出力部134は、UARTドライバ121にデバッグ出力データを送出する。UARTドライバ121はこのデバッグ出力データを対応するUART用通信回路111に出力する。この結果、UART用通信回路111から第1の通信手段1031を用いてデバッグ出力データがテキストデータとしてのフォーマットでモニタ装置102のUART用通信回路151に向けて送信されることになる。このようにしてデバッグ出力データがすべて出力されると(ステップS207)、デバッグ対象装置101のデバッグ作業が終了する(エンド)。
次にステップS205で出力インタフェース選択部133がデバッグ出力データをテキストデータとして判別しなかった場合を説明する。この場合、出力インタフェース選択部133はデバッグ出力データが画像データとして作成されたかを判別する(ステップS205:N、ステップS208)。画像データとして作成されたと判別した場合(ステップS208:Y)、出力インタフェース選択部133はデバッグ出力データのデータ量が予め定めた第1の閾値以下であるかをチェックする(ステップS209)。これはデータ量のサイズに応じてLAN出力部135とUSB出力部136の一方を選択するようにしているからである。
一般に、LANを用いると100Mbps(メガビット/秒)程度の通信速度でデータ通信を行うことができ、USBを用いると480Mbps程度の通信速度でデータ通信を行うことができる。画像データや音声データはテキストデータに比べてデータ容量が大きいのでUART通信は適さず、このため従来からデバッグ出力データはテキストデータに限定されている。本発明では、デバッグの対象となるデバッグ対象装置101となる装置の多くがUART通信だけでなく、LANを用いた通信やUSBを用いた通信が可能であることに着目している。すなわちLANを用いた通信やUSBを用いた通信を行うことで、デバッグ出力データを画像データや音声データとして出力可能にしている。
本発明では更にLANを用いた通信やUSBを用いた通信の速度が比較的大きく異なることに着目して、デバッグ出力データのデータ容量が比較的大きいときにはUSBを用いた通信を行うことにし、それ以外の画像データおよび音声データについてはLANを用いることにしている。これは、デバッグ出力データの通信がデバッグ対象装置101の動作速度に大きな影響を与えないようにするためである。本実施の形態で第1の閾値は、この観点からLANを用いてデバッグ出力データを1秒間で通信できる100Mbps程度に設定する。もちろん、第1の閾値がこの値に限定されるものでないことはもちろんである。
以上の説明から了解するように、本実施の形態ではデバッグ出力データが画像データのときはそのデータ量が第1の閾値以下のとき(ステップS209:Y)、出力インタフェース選択部133はLAN出力部135をインタフェースとして選択する(ステップS210)。そして、デバッグ出力データを対応するLAN用通信回路112に出力する。この結果、LAN用通信回路112から第2の通信手段1032を用いてデバッグ出力データが画像データとしてのフォーマットでモニタ装置102のLAN用通信回路152に向けて送信されることになる。このようにしてデバッグ出力データがすべて出力されると(ステップS207)、デバッグ対象装置101のデバッグ作業が終了する(エンド)。
一方、ステップS209で画像データのデータ量が第1の閾値を越えていれば(N)、出力インタフェース選択部133はUSB出力部136をインタフェースとして選択する(ステップS211)。そして、デバッグ出力データを対応するUSB用通信回路113に出力する。この結果、USB用通信回路113から第3の通信手段1033を用いてデバッグ出力データが画像データとしてのフォーマットでモニタ装置102のUSB用通信回路153に向けて送信されることになる。このようにしてデバッグ出力データがすべて出力されると(ステップS207)、デバッグ対象装置101のデバッグ作業が終了する(エンド)。
最後に、出力インタフェース選択部133がデバッグ出力データを音声データとして判別した場合を説明する。本実施の形態のデバッグ情報出力システム100で、デバッグ出力データがテキストデータと画像データと音声データの3種類のいずれかであると取り決められていたものとする。この場合には、出力インタフェース選択部133がステップS208で画像データでないと判別した場合(N)、これは音声データとなる。
この場合、出力インタフェース選択部133はその音声データのデータ量が第2の閾値以下であるかをチェックする(ステップS212)。そのデータ量が第2の閾値以下のとき(ステップS212:Y)、出力インタフェース選択部133はLAN出力部135をインタフェースとして選択する(ステップS210)。そして、デバッグ出力データを対応するLAN用通信回路112に出力する。この結果、LAN用通信回路112から第2の通信手段1032を用いてデバッグ出力データが音声データとしてのフォーマットでモニタ装置102のLAN用通信回路152に向けて送信されることになる。このようにしてデバッグ出力データがすべて出力されると(ステップS207)、デバッグ対象装置101のデバッグ作業が終了する(エンド)。
一方、ステップS212で音声データのデータ量が第2の閾値を越えていれば(N)、出力インタフェース選択部133はUSB出力部136をインタフェースとして選択する(ステップS211)。そして、デバッグ出力データを対応するUSB用通信回路113に出力する。この結果、USB用通信回路113から第3の通信手段1033を用いてデバッグ出力データが音声データとしてのフォーマットでモニタ装置102のUSB用通信回路153に向けて送信されることになる。このようにしてデバッグ出力データがすべて出力されると(ステップS207)、デバッグ対象装置101のデバッグ作業が終了する(エンド)。
ここでステップS209で比較する第1の閾値と、ステップS212で比較する第2の閾値の関係を説明する。第2の閾値は第1の閾値と同じ値であっても構わない。しかしながら、画像データと音声データはデータの種類が異なるのでこれらの圧縮形式も異なる。したがって、圧縮後のデータ量が画像データと音声データで仮に同一でもモニタ装置102でこれらの圧縮データを伸長して表示し再生する処理時間が異なることになる。そこで本実施の形態ではこれらの状況に対応できるようにデータの種類ごとに閾値を異なったものに設定できるようにしている。
図7は、デバッグ作業が行われるときのモニタ装置側の処理の様子を表わしたものである。図5と共に説明する。
モニタ装置102側では、ハードウェア部150のCPUが、UART用通信回路151、LAN用通信回路152およびUSB用通信回路153のいずれかでデバッグ出力データが受信されるのを待機している(ステップS221)。デバッグ対象装置101からデバッグ出力データが送られてくると(Y)、モニタソフトウェア部170のモニタドライバ制御部176を介してそのデバッグ出力データがモニタフォーマット認識部175に送られる。モニタフォーマット認識部175は送られてきたデバッグ出力データのフォーマットの形式を判別する(ステップS223)。
その結果としてデバッグ出力データがテキストデータであった場合には(ステップS224:Y)、テキスト表示部172が表示部のディスプレイにテキスト表示という形態でデバッグ情報を出力する(ステップS225)。そしてステップS221に戻って次のデバッグ出力データがモニタ装置102から送られてくるのを待機する(リターン)。
また、モニタ装置102から受信したデバッグ出力データが画像データのフォーマットであった場合(ステップS224:N、ステップS226:Y)、画像表示部173が表示部のディスプレイに画像の表示という形態でデバッグ情報を出力する(ステップS227)。そしてステップS221に戻って次のデバッグ出力データがモニタ装置102から送られてくるのを待機する(リターン)。
モニタ装置102から受信したデバッグ出力データがテキストデータあるいは画像データのフォーマットでなかった場合(ステップS224:N、ステップS226:N)、3種類のデータの残りとしての音声データのフォーマットであると判別される。そこで、このデバッグ出力データは音声出力部174に送られて前記したスピーカが音声でデバッグ情報を出力することになる(ステップS228)。そしてステップS221に戻って次のデバッグ出力データがモニタ装置102から送られてくるのを待機する(リターン)。
以上のようにしてデバッグ出力データがモニタ装置102から送られてくる間はモニタ装置102がこれをディスプレイあるいはスピーカを用いてテキスト、画像あるいは音声でその内容を出力することになる。したがって、デバッグ出力データがテキスト、画像および音声の含まれたデータの場合には、それぞれのフォーマットのデバッグ出力データが時分割的に送られてきてディスプレイおよびスピーカでテキスト、画像および音声によるデバッグ情報が出力されることになる。
以上説明したように本発明によれば、デバッグ対象装置101の出力フォーマット認識部132とモニタ装置102のモニタフォーマット認識部175の両者でデバッグ出力データの判別を行う。これにより、デバッグ情報としてテキストデータだけでなく、画像データや音声データを含めることができる。この結果、モニタ装置102側でデバッグ情報としてテキストデータ、画像データおよび音声データを自在に使用することができ、視覚、聴覚に訴える効果的なデバッグが可能になる。
<発明の変形可能性>
図8は、本発明の変形例におけるデバッグ情報出力システムの構成を表わしたものである。図8で図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この変形例のデバッグ情報出力システム100Aでは、デバッグ対象装置101Aを監視するモニタ装置102A側のモニタソフトウェア部170Aに、新たにキーボード入力部371と入力インタフェース要求部372を追加している。ここでキーボード入力部371は、デバッグ対象装置101A側に入力インタフェースの変更を要求する命令をオペレータが入力するためのデバイスである。入力インタフェース要求部372は、キーボード入力部371から入力インタフェースの変更を要求する命令が入力されると、その変更要求内容を表わしたインタフェース変更通知をモニタドライバ制御部176Aに送出するようになっている。
モニタドライバ制御部176Aはこのインタフェース変更通知を受け取ると、これをハードウェアインタフェースドライバ160を通じて、デバッグ対象装置102Aに通知することになる。この通知は、ハードウェアインタフェースドライバ部160に存在するUARTドライバ161、LANドライバ162およびUSBドライバ163のいずれかと、ハードウェア部150の対応する通信回路を用いて行われる。たとえばUARTドライバ161を使用してインタフェース変更通知をデバッグ対象装置101Aに送出する場合には、UART用通信回路151および第1の通信手段1031を用いてインタフェース変更通知をデバッグ対象装置101Aに送出する。モニタソフトウェア部170Aの全体制御部171Aは、入力インタフェースの変更要求を含めた全体的な制御を行う。
一方、モニタ装置102Aはそのデバッグライブラリ部130Aに新たに出力インタフェース変更部331と、UART入力部332、LAN入力部333およびUSB入力部334を備えている。出力インタフェース変更部331はモニタ装置102Aから送られてきたインタフェース変更通知を基にして出力インタフェース選択部133Aを制御して、デバッグ出力データを出力する出力インタフェースを変更する。UART入力部332、LAN入力部333およびUSB入力部334のいずれかは、モニタ装置102Aから送られてくるインタフェース変更通知を入力して出力インタフェース変更部331に通知する。
デバッグソフトウェア部140Aは、この変形例のインタフェース変更通知に対応したデバッグ用のソフトウェアを格納している。
このような構成のデバッグ情報出力システム100Aでは、モニタ装置102Aのオペレータがキーボード入力部371を使用してインタフェース変更要求を入力することで、デバッグ対象装置102Aからモニタ装置102Aに送られてくるデバッグ情報のインタフェースを自在に変更することができる。また、オペレータがキーボード入力部371を使用してインタフェース変更要求を入力する際にその通信方式を指定することで、第1〜第3の通信手段1031〜1033のうちからデバッグ情報出力システム100Aの運用に最も適したインタフェースを選択することができる。
なお、実施の形態ではデバッグ出力データとしてテキストデータ、画像データおよび音声データを選択できるようにしたが、これら3者のうちの任意の2者を選択できるようにしてもよい。
また、本発明の変形例ではモニタ装置102Aからデバッグ対象装置102Aに送られるインタフェース変更要求を第1〜第3の通信手段1031〜1033のいずれを用いて伝達してもよいことにしたが、たとえば第1の通信手段1031の使用に限定してもよい。これにより、インタフェース変更通知の伝達に要するシステムを簡素化することができる。
以上説明した実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成手段と、
このデバッグ出力データ作成手段の作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別手段と、
前記デバッグ出力データ作成手段の作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別手段と、
前記送信情報形式判別手段の判別した情報形式ならびにデータ量判別手段の判別したデータ量を基にして前記デバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別手段と、
この通信方式判別手段の判別した通信方式で前記モニタ側装置に前記デバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信手段
とを具備することを特徴とするデバッグ対象装置。
(付記2)
前記送信情報形式判別手段の判別する前記他出力データとは、画像データと音データの双方あるいはいずれか一方であることを特徴とする付記1記載のデバッグ対象装置。
(付記3)
前記通信方式判別手段は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)による通信方式、LAN(Local Area Network)による通信方式およびUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを用いた通信方式のうちの少なくとも2つの通信方式のうちのいずれか1つの通信方式を判別することを特徴とする付記1記載のデバッグ対象装置。
(付記4)
前記通信方式判別手段は、前記データ量判別手段の判別したデータ量を所定の閾値と比較することで通信方式の判別を行うことを特徴とする付記3記載のデバッグ対象装置。
(付記5)
前記デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式の変更をこのモニタ側装置から受け付ける通信方式変更受付手段と、前記デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式をこの通信方式変更受付手段で受け付けた通信方式に変更する通信方式変更手段を更に具備することを特徴とする付記1記載のデバッグ対象装置。
(付記6)
付記1〜付記5いずれかに記載のデバッグ対象装置と、
このデバッグ対象装置のデバッグ出力データ送信手段から送信されてきたデバッグ出力データを受信するデバッグ出力データ受信手段と、このデバッグ出力データ受信手段の受信した前記デバッグ出力データの情報形式を判別する受信情報形式判別手段と、この受信情報形式判別手段の判別した情報形式に応じてデバッグ出力データの出力を行うデバッグ出力データ出力手段とを具備することを特徴とする前記モニタ側装置としてのモニタ装置
とを具備することを特徴とするデバッグ情報出力システム。
(付記7)
通信方式の変更の指示を入力する通信方式変更指示入力手段と、この通信方式変更指示入力手段によって入力した通信方式の変更の指示を前記デバッグ対象装置に送信する通信方式変更指示送信手段とを具備することを特徴とする付記6記載のデバッグ情報出力システム。
(付記8)
前記通信方式変更指示入力手段は前記デバッグ対象装置に通信方式の変更の指示を行う通信方式を指定する通信方式指定手段を具備することを特徴とする付記7記載のデバッグ情報出力システム。
(付記9)
デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成ステップと、
このデバッグ出力データ作成ステップで作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別ステップと、
前記デバッグ出力データ作成ステップで作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別ステップと、
前記送信情報形式判別ステップで判別した情報形式ならびにデータ量判別ステップで判別したデータ量を基にして前記デバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別ステップと、
この通信方式判別ステップで判別した通信方式で前記モニタ側装置に前記デバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信ステップ
とを具備することを特徴とするデバッグ情報出力方法。
(付記10)
前記デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式の変更をこのモニタ側装置から受け付ける通信方式変更受付ステップと、デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式をこの通信方式変更受付ステップで受け付けた通信方式に変更する通信方式変更ステップとを更に具備することを特徴とする付記9記載のデバッグ情報出力方法。
(付記11)
コンピュータに、
デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成処理と、
このデバッグ出力データ作成処理で作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別処理と、
前記デバッグ出力データ作成処理で作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別処理と、
前記送信情報形式判別処理で判別した情報形式ならびにデータ量判別処理で判別したデータ量を基にして前記デバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別処理と、
この通信方式判別処理で判別した通信方式で前記モニタ側装置に前記デバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信処理
とを実行させることを特徴とするデバッグ情報出力プログラム。
(付記12)
前記デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式の変更をこのモニタ側装置から受け付ける通信方式変更受付処理と、デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式をこの通信方式変更受付処理で受け付けた通信方式に変更する通信方式変更処理とを前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする付記11記載のデバッグ情報出力プログラム。
10、21、101、101A デバッグ対象装置
11 デバッグ出力データ作成手段
12 送信情報形式判別手段
13 データ量判別手段
14 通信方式判別手段
15 デバッグ出力データ送信手段
20 デバッグ情報出力システム
22、102、102A モニタ装置
22a デバッグ出力データ受信手段
22b 受信情報形式判別手段
22c デバッグ出力データ出力手段
30 デバッグ情報出力方法
31 デバッグ出力データ作成ステップ
32 送信情報形式判別ステップ
33 データ量判別ステップ
34 通信方式判別ステップ
35 デバッグ出力データ送信ステップ
40 デバッグ情報出力プログラム
41 デバッグ出力データ作成処理
42 送信情報形式判別処理
43 データ量判別処理
44 通信方式判別処理
45 デバッグ出力データ送信処理
111、151 UART用通信回路
112、152 LAN用通信回路
113、153 USB用通信回路
121、161 UARTドライバ
122、162 LANドライバ
123、163 USBドライバ
131 デバッグソフトウェアインタフェース部
132 出力フォーマット認識部
133、133A 出力インタフェース選択部
134 UART出力部
135 LAN出力部
136 USB出力部
172 テキスト表示部
173 画像表示部
174 音声出力部
175 モニタフォーマット認識部
176、176A モニタドライバ制御部
331 出力インタフェース変更部
332 UART入力部
333 LAN入力部
334 USB入力部
371 キーボード入力部
372 入力インタフェース要求部

Claims (10)

  1. デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成手段と、
    このデバッグ出力データ作成手段の作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別手段と、
    前記デバッグ出力データ作成手段の作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別手段と、
    前記送信情報形式判別手段の判別した情報形式ならびにデータ量判別手段の判別したデータ量を基にして前記デバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別手段と、
    この通信方式判別手段の判別した通信方式で前記モニタ側装置に前記デバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信手段
    とを具備することを特徴とするデバッグ対象装置。
  2. 前記送信情報形式判別手段の判別する前記他出力データとは、画像データと音データの双方あるいはいずれか一方であることを特徴とする請求項1記載のデバッグ対象装置。
  3. 前記通信方式判別手段は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)による通信方式、LAN(Local Area Network)による通信方式およびUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを用いた通信方式のうちの少なくとも2つの通信方式のうちのいずれか1つの通信方式を判別することを特徴とする請求項1記載のデバッグ対象装置。
  4. 前記通信方式判別手段は、前記データ量判別手段の判別したデータ量を所定の閾値と比較することで通信方式の判別を行うことを特徴とする請求項3記載のデバッグ対象装置。
  5. 前記デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式の変更をこのモニタ側装置から受け付ける通信方式変更受付手段と、前記デバッグ出力データを前記モニタ側装置に送出する通信方式をこの通信方式変更受付手段で受け付けた通信方式に変更する通信方式変更手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載のデバッグ対象装置。
  6. 請求項1〜請求項5いずれかに記載のデバッグ対象装置と、
    このデバッグ対象装置のデバッグ出力データ送信手段から送信されてきたデバッグ出力データを受信するデバッグ出力データ受信手段と、このデバッグ出力データ受信手段の受信した前記デバッグ出力データの情報形式を判別する受信情報形式判別手段と、この受信情報形式判別手段の判別した情報形式に応じてデバッグ出力データの出力を行うデバッグ出力データ出力手段とを具備することを特徴とする前記モニタ側装置としてのモニタ装置
    とを具備することを特徴とするデバッグ情報出力システム。
  7. 通信方式の変更の指示を入力する通信方式変更指示入力手段と、この通信方式変更指示入力手段によって入力した通信方式の変更の指示を前記デバッグ対象装置に送信する通信方式変更指示送信手段とを具備することを特徴とする請求項6記載のデバッグ情報出力システム。
  8. 前記通信方式変更指示入力手段は前記デバッグ対象装置に通信方式の変更の指示を行う通信方式を指定する通信方式指定手段を具備することを特徴とする請求項7記載のデバッグ情報出力システム。
  9. デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成ステップと、
    このデバッグ出力データ作成ステップで作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別ステップと、
    前記デバッグ出力データ作成ステップで作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別ステップと、
    前記送信情報形式判別ステップで判別した情報形式ならびにデータ量判別ステップで判別したデータ量を基にして前記デバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別ステップと、
    この通信方式判別ステップで判別した通信方式で前記モニタ側装置に前記デバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信ステップ
    とを具備することを特徴とするデバッグ情報出力方法。
  10. コンピュータに、
    デバッグ用のプログラムを実行した結果を出力するためのデバッグ出力データを作成するデバッグ出力データ作成処理と、
    このデバッグ出力データ作成処理で作成したデバッグ出力データがテキストデータとそれ以外の出力データとしての他出力データのいずれの情報形式からなるかを判別する送信情報形式判別処理と、
    前記デバッグ出力データ作成処理で作成したデバッグ出力データのデータ量を判別するデータ量判別処理と、
    前記送信情報形式判別処理で判別した情報形式ならびにデータ量判別処理で判別したデータ量を基にして前記デバッグ出力データをモニタ側装置に送出する通信方式を判別する通信方式判別処理と、
    この通信方式判別処理で判別した通信方式で前記モニタ側装置に前記デバッグ出力データを送信するデバッグ出力データ送信処理
    とを実行させることを特徴とするデバッグ情報出力プログラム。
JP2011000882A 2011-01-06 2011-01-06 デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム Expired - Fee Related JP5302983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011000882A JP5302983B2 (ja) 2011-01-06 2011-01-06 デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011000882A JP5302983B2 (ja) 2011-01-06 2011-01-06 デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012141906A JP2012141906A (ja) 2012-07-26
JP5302983B2 true JP5302983B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=46678108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011000882A Expired - Fee Related JP5302983B2 (ja) 2011-01-06 2011-01-06 デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5302983B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111694704B (zh) * 2019-03-12 2023-10-10 杭州海康威视数字技术股份有限公司 调试信息输出方法、装置、电子设备及存储介质

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001051868A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Mitsubishi Electric Corp デバック機構内蔵のデータ処理装置、ホストマシン、及び記録媒体
JP2008523456A (ja) * 2004-05-12 2008-07-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ トレースコプロセッサを備えたデータ処理システム
JP2006004120A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Ricoh Co Ltd デバッグ用画像入出力装置及びデバッグ装置
JP2006279927A (ja) * 2005-03-01 2006-10-12 Omron Corp 監視制御装置、監視システム、監視方法、プログラムおよび記録媒体
JP2008282189A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Nec Corp デバッグシステムおよび情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012141906A (ja) 2012-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN114866424B (zh) 服务器管理方法、装置、系统、电子设备及可读存储介质
US20230410245A1 (en) Cloud desktop display method and system
EP2954401B1 (en) Transmitting hardware-rendered graphical data
CN113268303A (zh) 界面元素配置方法、装置、存储介质及电子设备
CN103873886A (zh) 一种处理图像信息的方法、装置及系统
JP5302983B2 (ja) デバッグ対象装置、デバッグ情報出力システム、デバッグ情報出力方法およびデバッグ情報出力プログラム
EP3699731B1 (en) Method and device for calling input method, and server and terminal
CN110765085A (zh) 日志信息写入方法、系统、存储介质及移动终端
CN113765712A (zh) 服务器管理方法、装置、电子设备及可读存储介质
WO2021043021A1 (zh) 内存的回写方法、装置、终端及存储介质
CN114902181A (zh) Gpu包聚合系统
CN113127079B (zh) 一种管理bmc的方法、系统及介质
CN107729136B (zh) 一种基于fpga的处理优先级配置方法及装置
CN111552572A (zh) 任务处理方法、可读存储介质和电子设备
CN112333045A (zh) 智能流量基线学习方法、设备和计算机可读存储介质
JP4794581B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
CN111813574A (zh) 图片压缩方法、装置、存储介质和电子设备
JP6379783B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム
CN110716908A (zh) 日志信息写入方法、系统、存储介质及移动终端
TWM486082U (zh) 週邊裝置管理系統、週邊裝置使用系統及其共享系統
CN113064570B (zh) 一种多显示器的显示方法、装置和设备及介质
CN113760215B (zh) 基于鸿蒙系统的多终端显示数据传输方法、设备及介质
JP2023028375A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及びシステム
KR20180071964A (ko) 제어 디바이스를 사용하여 통신 네트워크를 통한 전자 디바이스의 상이한 동작 상태들의 제어
US9953299B2 (en) Systems and methods for sharing image data

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees