JP5295694B2 - 燃料電池システムとその運転方法 - Google Patents
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Description
図2は、本発明による燃料電池システムの第1の実施形態を示し、図1の出力設定手段106で、複数時刻において発電出力、起動又は停止の運転計画に基づいて出力設定を行う際の手続を表したフロー図である。
ここで、f(p)は出力pに対する発電効率、g(p)は排熱回収効率であり、それぞれ単位時間当たりの燃料消費量h(p)[Wh/h]、排熱回収量j(p)[ Wh/h]を用いて、(2),(3)式で定義されている。
g(p)=j(p)/ h(p)*100 ……(3)
(1)式はj(p)をi(p)として、(2),(3)式からpについて解いた式である。
ここで、上記の記号Max{A,B}は、AとBに対し小さくない方の値、Min{A,B}は、AとBに対し大きくない方の値を表している。
図3は、本発明による燃料電池システムの第2の実施形態を示すフロー図で、図2と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
図4は、本発明による燃料電池システムの第3の実施形態を示すフロー図で、図3と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
なお、湯余りのリスクを避けるため、目標蓄熱量決定手段4’で目標蓄熱量を定めるときに用いる熱需要の時間長は、第2の実施形態よりも短くすることが望ましい。第2の実施形態では、熱需要が50MJ/日のように多い家庭では、10時間先までの熱需要予測量の合算値を目標蓄熱量とする例を述べたが、本実施形態では例えば7時間とすればよい。
図5は、本発明による燃料電池システムの第4の実施形態を示すフロー図で、図2と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
次に本発明による燃料電池システムの第5の実施形態を説明する。
f1(k)=(k*1)/j*100 ……(5)
g1(k)=(l*1)/j*100 ……(6)
を求める。表1の記載において、kを超えない最大の発電出力p1と、kを下回らない最小のp2に対し、f1(k)と表1を用いて求めたf(k)の差の1/3だけf(p1)とf(p2)をシフトさせることで補正を行う。kが表1に記載の発電出力の場合は、k=p1=p2である。f(p)を補正した後の値をfnew(p)として式で表すと、
fnew(p1)=f(p1)+(f1(k)−f(k))/3 ……(7)
fnew(p2)=f(p2)+(f1(k)−f(k))/3 ……(8)
となる。同様の方法で排熱回収効率g(p1)とg(p2)で補正したgnew(p1)とgnew(p2)を求める。その後、表1のf(p1)とf(p2)、g(p1)とg(p2)をそれぞれfnew(p1)とfnew(p2)、gnew(p1)とgnew(p2)に書換え、次回以降の運転計画を立てる際に用いる。
Claims (8)
- 水素と酸素とを電気化学的に反応させて発電出力を得る燃料電池と、この燃料電池から回収した熱を湯として蓄える貯湯槽と、単位時間毎に熱需要量を計測する熱需要量計測手段と、前記燃料電池の発電出力、起動又は停止を制御する運転制御手段と、この運転制御手段に対して1日あたり複数時刻において発電出力、起動又は停止の運転計画に基づく出力設定を行う出力設定手段とを備え、
前記出力設定手段は、前記熱需要量計測手段により計測された過去の所定期間分の熱需要量を用いて未来の第一の所定時間毎の熱需要を予測し、当該熱需要予測量に基づいて第二の所定時間先までの熱需要の予測積算値である目標蓄熱量を算出し、前記算出した目標蓄熱量から、現時点での蓄熱量を差し引いた値を算出し、当該値の熱量を前記第二の所定時間より短い所定時間で前記貯湯槽に回収するための発電出力を定めることを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、
前記出力設定手段は、予め定められた時刻又は外部から入力した時刻に前記貯湯槽に所定の熱量を超える湯が貯まっていることを条件に前記運転制御手段に対して発電停止の出力設定を行うことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1又は請求項2記載の燃料電池システムにおいて、
前記運転制御手段は、前記出力設定手段の運転計画により指示された発電出力に対し、プラントの最低出力から最高出力の範囲で、且つ需要家の電力需要を超えることのないよう、リアルタイムに発電出力を制御する機能を持つことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、
前記出力設定手段で求められる目標蓄熱量は、1日の熱需要量が多いほど、熱需要予測の対象とする時間長を長くし、この変更された時間先までの熱需要予測量を合算したものであることを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、
前記出力設定手段は、プラントが持つ最低出力とは別にベース出力を設定する機能を持ち、前記ベース出力は熱需要の特徴で定め、電力需要が発電出力を下回ることを回避する場合以外はベース出力より低い出力で発電を行わないように出力制御することを特徴とする燃料電池システム。 - 水素と酸素とを電気化学的に反応させて発電出力を得る燃料電池と、この燃料電池から回収した熱を湯として蓄える貯湯槽と、単位時間毎に熱需要量を計測する熱需要量計測手段と、前記燃料電池の発電出力、起動又は停止を制御する運転制御手段と、この運転制御手段に対して1日あたり複数時刻において発電出力、起動、または停止の運転計画に基づく出力設定を行う出力設定手段とを備え、
前記出力設定手段は、前記熱需要量計測手段により計測された過去の所定期間分の熱需要量を用いて未来の所定時間毎の熱需要予測量を求める熱需要予測機能およびこの熱需要予測機能により求められた各時刻の熱需要予測量を熱需要の所定の複数パターンのいずれかに分類する需要パターン判別機能を有し、現在時刻が、この需要パターン判別機能により分類されたパターンにおける熱需要ピークが生じる前であると予測される時間帯を含む所定の時間帯に属するときは、前記熱需要ピークが生じた後であると予測される時間帯を含む所定の時間帯の熱需要の予測積算値を計算し、この予測積算値に基づく目標蓄熱量から、現時点での蓄熱量を差し引いた値を算出し、当該値の熱量を所定時間で前記貯湯槽に回収するための発電出力を定めることを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の燃料電池システムの運転方法において、
前記出力設定手段により、発電効率や排熱回収効率、または待機電力などの特性データを考慮して運転計画を立てるに際して、
現時点で計算に使っている前記特性データと、プラントの過去の実績データから予測される前記特性データとの間に、第二の特性データを設け、次に運転計画を立てる際に前記第二の特性データを新しい前記特性データとして用いることを特徴とする燃料電池システムの運転方法。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の燃料電池システムの運転方法において、
前記出力設定手段により、発電効率や排熱回収効率、または待機電力などの特性データを考慮して運転計画を立てるに際して、
前記特性データをプラントの積算運用時間に依存する関数で変化させながら運転計画を立て、該運転計画に基づいて前記燃料電池システムを運転することを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
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