JP5295184B2 - Personal information browsing method, personal information terminal, personal information management server, and electronic address book - Google Patents
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Description
本発明は、ネットワークに接続された個人情報端末を利用した個人情報の閲覧方法および電子アドレス帳に関するものである。 The present invention relates to a personal information browsing method and an electronic address book using a personal information terminal connected to a network.
現在、アドレス帳に代表される殆どの個人情報管理方式は、その所持者個人個人が知人の住所、電話番号などの情報をアドレス帳に記入しておき、必要に応じてそれらの情報を開き見るようになっている。また、電子アドレス帳も同様に、各人がデータを予め入力しておき、必要とする度に、当該データにアクセスし閲覧している。このような個人情報管理方法では、情報量が多くなるに従って、記入または入力作業が煩雑となる。また、電子メールアドレス、勤務先電話番号といった個人情報は一般に変わり易く、特に近年における携帯電話の出現や、転職等の自由意識の普及に伴い、個人情報の陳腐化は著しい。また、従来より日本的習慣として存在する、会社名を印刷した名刺などの管理方法も同様の課題を有している。 At present, most personal information management methods represented by address books are such that each individual owner enters information such as the address and phone number of an acquaintance in the address book and opens the information as necessary. It is like that. Similarly, in the electronic address book, each person inputs data in advance and accesses and browses the data whenever necessary. In such a personal information management method, the entry or input operation becomes complicated as the amount of information increases. In addition, personal information such as an e-mail address and a work phone number is generally easy to change. In particular, with the advent of mobile phones in recent years and the spread of free consciousness such as job changes, personal information has become obsolete. In addition, a management method for business cards printed with a company name, which has traditionally existed as a Japanese custom, has a similar problem.
特開平10−49466号公報(特許文献1)には、所属する会員のIDに対応して会員のアドレスデータを格納する会員管理DBを備えて会員の通信を管理するセンターにおいて、通信する第1の会員のIDに対応させて通信相手の第2の会員のIDを格納するセンターアドレス帳DBと、上記センターアドレス帳DBの第2の会員のIDに基づき上記会員管理DBを検索して対応するアドレスデータを収集するアドレスデータ収集手段とを備えたアドレスデータ自動収集システムが開示されている。このシステムによれば、通信相手の最新のアドレスデータを自動的に収集することができるものの、端末機中にデータベースを持つのでアドレス帳の登録人数がメモリーの大きさに制約される。また、センターサーバーに接続しなくともアドレス帳が閲覧可能であり、古いデータを表示しているにも拘らずそれに気付かないという弊害を有している。 Japanese Patent Laid-Open No. 10-49466 (Patent Document 1) discloses a first communication performed in a center that manages a member communication by providing a member management DB that stores member address data corresponding to the ID of the member to which the member belongs. The center address book DB that stores the ID of the second member of the communication partner in association with the ID of the other member and the member management DB based on the ID of the second member of the center address book DB An address data automatic collecting system including address data collecting means for collecting address data is disclosed. According to this system, the latest address data of the communication partner can be automatically collected, but since the terminal has a database, the number of registered address books is limited by the size of the memory. Further, the address book can be browsed without connecting to the center server, and there is a disadvantage that the user is not aware of it even though old data is displayed.
本発明は、煩雑な入力作業を繰り返したり、誤登録の心配がなく、最新の個人情報がネットワークを通じて入手することのできる、個人情報の閲覧方法およびそのような電子アドレス帳を提供しようとするものである。 The present invention is intended to provide a personal information browsing method and such an electronic address book, in which the latest personal information can be obtained through a network without having to repeat complicated input operations or worry about erroneous registration. It is.
即ち、本発明は、アドレス帳データ等の個人情報を、個人情報と関連付けられた識別子以外は各人の情報端末に保持することなく、即ち、ダウンロードすることなく、該個人情報をセンターサーバーにて一元的に更新、管理し、前記識別子を基にしてその個人情報を前記端末で直接閲覧できるようにすることにより前記課題を解決するものである。なお、センターサーバーに蓄積された個人情報は当該個人によってのみ更新され、当該情報は本人が許諾した情報端末に本人が許諾した項目を表示させるものである。 That is, according to the present invention, personal information such as address book data is not stored in each person's information terminal other than an identifier associated with the personal information, that is, the personal information is not downloaded at the center server. The object is solved by centrally updating and managing the personal information so that the personal information can be directly viewed on the terminal based on the identifier. The personal information stored in the center server is updated only by the individual, and the information is displayed on the information terminal authorized by the principal to display the item authorized by the principal.
本発明において個人情報とは、住所、氏名、電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレス等の属性情報をいう。また、識別子とは、任意の長さの文字、記号等からなる組合せ列をいう。 In the present invention, personal information refers to attribute information such as an address, name, telephone number, facsimile number, and e-mail address. An identifier refers to a combination string composed of characters, symbols, and the like having an arbitrary length.
本発明に係る個人情報の閲覧方法および電子アドレス帳によれば、個人情報をわざわざ入力することがないから煩雑な入力作業を繰り返したり、誤登録の心配をする必要がない。また、個人情報の閲覧毎にセンターサーバーにアクセスして蓄積データを表示させるので、常に最新データを閲覧することができる。
According to the method for browsing personal information and the electronic address book according to the present invention, there is no need to bother inputting complicated personal information or worrying about wrong registration because there is no need to bother personal information. Further, since the stored data is displayed by accessing the center server every time personal information is browsed, the latest data can always be browsed.
10 センターサーバー10
20 メールサーバー
30、30a 情報端末
60、60a パソコン端末
1015 ID発行部
1017 CCID発行部
1019 画像ファイル名発行部
1023 個人情報蓄積部
1024 メール生成部
1026 メーラー部
1211 表記言語ファイル生成部
1213 個人情報開示管理部
1215 アドレス情報管理部
10
20
以下、図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態を説明する。図1は、本発明方法の全体説明図であり、図面上部には個人情報を蓄積、管理するセンターサーバー10と、このセンターサーバー10と外部間の通信機能を担うメールサーバー20とが示されている。メールサーバー20は、センターサーバー10内に存在しても構わないが、物理的に分離されている方が好ましい。センターサーバー10の右側には、前記個人情報を蓄積する記憶媒体11を取り出して示している。図1下部には、携帯電話等に代表される情報端末30と、これらの情報端末30と電波42により結ばれ、これらを管理運営するサーバー40が示されている。運営サーバー40は、前記センターサーバー10やメールサーバー20と共に、インターネット等のネットワーク50により結ばれている。符号60はネットワーク50に接続されたパソコン端末である。
Hereinafter, preferred embodiments according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an overall explanatory view of the method of the present invention, and a
先ず、本発明方法の基本原理を図2によって概説する。センターサーバー10には、先ず、情報端末30(またはパソコン端末60)の所有者により、その個人情報が登録されなければならない(201)。この登録時には個人情報に対する識別子が発行され、情報端末30の所有者は該識別子を知人である情報端末30a(またはパソコン端末60a)の所有者に知らせる(202)。勿論、この情報端末30aの所有者は当サービスに加入している必要がある。
First, the basic principle of the method of the present invention will be outlined with reference to FIG. First, the personal information must be registered in the
この知人はその情報端末30aからセンターサーバー10に対して、告知された識別子に対応する個人情報の開示を請求する(203)。このとき、センターサーバー10は、前記請求があったことを情報端末30の所有者に通知し、開示許諾を求める(205)。そして個人情報の開示許諾を受けた情報端末30aの所有者は、以後、センターサーバー10のサービスメニューを介して、識別子を基に情報端末30の所有者の個人情報を見ることが可能となる(204)。当該個人情報は、情報端末30aのデータエリアに書き込まれるのではなく、要求毎にセンターサーバー10の記憶媒体11から個人情報データそのものを引き出すものであるから、本人管理による最新の個人情報が情報端末30aのアドレス帳にその都度表示されることになる。
This acquaintance requests the disclosure of personal information corresponding to the notified identifier from the
前記流れを図1に戻って説明すると、アドレス帳の閲覧サービスを受けようとする場合、サービス希望者は情報端末30(またはパソコン端末60)よりセンターサーバー10に接続し、サービス加入手続きと自己の個人情報の登録を行う。この際、情報端末30を使用する場合の送信経路は、加入する携帯電話事業者の電波42を経て、ネットワーク50へ接続する為の信号変換サーバーである運営サーバー40を経由する。センターサーバー10は、前記サービス希望者の登録を受け付けると、その個人情報を記憶媒体11に記録すると共に、固有の識別子を発行する。また、サービス希望者の顔写真等、画像データを登録するためのファイルネームを同時に発行するようにしてもよい。この時点より、自己の個人識別子を有するサービス希望者は、このサービスの会員として、該識別子を他人に自由に告知(202)可能となる。
Referring back to FIG. 1, when the address book browsing service is to be received, the service applicant connects to the
前記告知を受けた本サービスの会員である情報端末30a(またはパソコン端末60)の所有者は、該識別子を自己のアドレス帳に登録するために、センターサーバー10にアクセスする。センターサーバー10は、該識別子を記録媒体11に保存すると共に、該識別子の所有者に対しメールサーバー20を介して「開示請求」があったことを知らせるメールを送信する。該識別子の所有者は該メールにより何処の誰がアドレス帳に自己の識別子を登録希望したか知り得るので、これを許可または不本意な場合には不許可とすることができる。
The owner of the
上記登録作業が完了すると、情報端末30aの所有者はアドレス帳の閲覧サービスを受けることができ、個人識別子を基に自己のアドレス帳で個人情報を閲覧することができるようになる。従って、表示された電話番号を選択して直接架電することができ、架け間違いの心配がなくなる。また、電子メールアドレスを選択すれば、送信宛先欄にそのアドレスが入力されたメーラーが起動し、これもまた入力ミスを防げる一方、面倒な入力作業が無くなり、送信が容易となる。
When the registration operation is completed, the owner of the
上記本発明に係るアドレス帳の閲覧サービスを、情報端末30の表示画面を中心として説明すれば、次の通りである。図4は、情報端末30において自己の個人情報を登録する際の入力例を示しており、入力画面400の右側にはそのスクロール画面401と、次頁入力画面402が図示されている。スクロール画面401には、属性情報入力欄が設けられ、次頁入力画面402には希望する識別子の第一候補、第二候補、第三候補の入力欄が設けられている。個人情報の登録に際し、どのような属性情報を入力項目とするかは、サービス提供者の任意である。
The address book browsing service according to the present invention will be described with reference to the display screen of the
図5は情報端末30aにおいて、告示された識別子を基に、知人の個人情報を開示請求する際の、識別子入力画面である。アドレス帳申請の入力画面500には、識別子の入力欄501が設けられており、個人情報の開示請求者は入力欄501に希望する識別子を入力することにより、当該識別子に対応する個人情報の開示を受けることができる。勿論、相手方の同意が開示の条件となる。
FIG. 5 shows an identifier input screen for requesting disclosure of personal information of an acquaintance based on the notified identifier in the
図6は情報端末30aにおける、自己のアドレス帳の先頭画面600であり、図の右側には、識別子を入力することによって該当する個人情報の閲覧が可能となった登録者の一覧氏名がスクロール画面601に示されている。
FIG. 6 is a
図7は、情報端末30aに表示された個人情報の詳細画面700を示す一例であり、前記図6のスクロール画面601で特定した個人情報が表示されるようになっている。図の右側に、詳細画面700のスクロール画面701を示す。
FIG. 7 is an example showing a
次に、識別子の取得方法について図10を参照しながら説明する。図10には、識別子の発行手順を記載した操作ブロック1000と、識別子の発行に関係するセンターサーバー10の構成部が記載されている。即ち、センターサーバー10は、各種データに対する処理、入出力、送受信を行うために通常備えるべき構成部として、センターサーバー10全体の動作を制御する制御部1010と、データ処理を行う処理部1011と、各種入出力装置及びネットワーク50等に接続される入出力インターフェース1012と、該入出力インターフェース1012からデータを受け取る入力部1003と、データを出力する出力部1004と、データ処理の際に一時的にデータを記憶する記憶部1005と、各種データを受信する受信部1006と、各種データを送信する送信部1007と、を備えている。
Next, an identifier acquisition method will be described with reference to FIG. FIG. 10 shows an
センターサーバー10は、前記通常備えるべき構成部に加えて更に、新規IDの発行とIDの管理を行うID発行部1015と、発行したIDを蓄積しておくID蓄積部1016と、新規CCIDの発行とCCIDの管理を行うCCID発行部1017と、発行したCCIDを蓄積しておくCCID蓄積部1018と、新規画像ファイル名の発行と画像ファイル名の管理を行う画像ファイル名発行部1019と、発行した画像ファイル名を蓄積しておく画像ファイル名蓄積部1020と、情報端末30からメールアップされた画像データを蓄積する画像データ蓄積部1021と、情報端末30から入力された個人情報をCCIDに関連付けて蓄積しておく個人情報蓄積部1023と、情報端末30宛のメールを生成するメール生成部1024と、各種メールテンプレートを蓄積しておくメールテンプレート部1025と、電子メールの送受信・転送機能を有するメーラー部1026とを備えている。
The
自分の識別子を取得しようとする者1001は、先ず、前記図4に示す情報端末30(またはパソコン端末60など)の登録画面401から、登録画面401記載の個人情報を入力する。個人情報とは、住所、氏名、電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレス等の属性情報であって、これらは後述する個人情報蓄積部1023に蓄積される。また、個人情報蓄積部1023に既に登録された個人情報は、本人である希望者1001によって随時、変更、更新される。前記希望者1001は自己の個人属性情報の入力と一緒に、任意の識別子を創作し、第一希望から第三希望までの3語を入力し、センターサーバー10に送信する。
A
識別子は、文字、記号等から構成される任意の組合せであって、文字、記号の数も自由である。識別子は、個人情報と対応させることができるものであって、端末からの入力が可能なものであれば格別の制限はなく、例えば、姓名をローマ字表記、漢字表記することにより、または、文字数を少なくすることにより覚えやすいものとすることができる。なお、以下の説明では、識別子を Calling Card I.D.の頭文字を採ってCCIDと言うこともある。図3は、名刺300にCCID301を印刷した例であり、口頭によって告知する場合よりも相手に確実に伝達することができる。
An identifier is an arbitrary combination of characters, symbols, etc., and the number of characters and symbols is also arbitrary. An identifier can be associated with personal information and is not particularly limited as long as it can be input from a terminal. For example, the first and last names are expressed in Roman letters and Kanji characters, or the number of characters is By making it less, it can be made easier to remember. In the following description, the identifier may be referred to as CCID with the initial of Calling Card I.D. FIG. 3 is an example in which the
前記CCIDを含む登録信号は、入出力インターフェース1012を経て、受信部1006に入る。この信号に対し、制御部1010の指示を受けた処理部1011は、記憶部1005に該信号を転送する。この記憶部1005内の登録信号に対し、処理部1011は、ID発行部1015に指示し、新たなIDを発行させるとともに個人情報と関連付けた後、ID蓄積部1016に蓄積させる。次に、処理部1011はCCID発行部1017に指示し、送られて来たCCID候補の3語をCCID蓄積部1018に照合させ、既に蓄積されているものと同じ語以外を報告させる。この同じ語以外の語が複数ある場合には、希望順に1語を選択し、処理部1011に報告させる。
The registration signal including the CCID enters the
処理部1011は、更に、画像ファイル名発行部1019に指示し、前記記憶部1005内の登録信号に対し、新たな画像ファイル名を生成するよう指示し、新たな画像ファイル名を発行させるとともに個人情報と関連付けた後、画像ファイル名蓄積部1020に蓄積させる。次に、処理部1313は、メール生成部1024に希望者1001に対するメールの生成を指示し、メール生成部1024は、新規に発行されたID、CCID、画像ファイル名、メールテンプレート部1025より引き出したメールテンプレート、記憶部1005内の登録信号中のメールアドレス等を合成し、メーラー部1026に送信依頼すると同時に記憶部1005内の登録信号を個人情報蓄積部1023に保存する。上記メールは、メールサーバー20を経由し、CCID発行書として希望者1001に送信される。なお、前記CCID候補の3語全てが既に登録済の場合には、このメールにより新たな3語を受け入れる旨送信する。
The
次に、図11と図12を用いて、CCIDの告知から、センターサーバー10における個人情報の開示準備作業までの流れを説明する。図11の左端部には、センターサーバー10から発信される「開示請求」通知メール1101が例示され、メールの末尾には、リンク情報先を示すURL1102が記載されている。このメール1101は情報端末30に受信され、前記URL1102を選択すれば、自己のCCIDを申請した相手の個人情報1103を参照することができるようになっている。符号1104は個人情報1103をスクロール表示させた全体画面であり、その末尾には相手に自己の個人情報の開示を許可するための許可ボタン1105と不許可とするための不許可ボタン1106が設けられている。また、許可・自己登録ボタン1108は許可と同時に、自分からも相手のCCIDに基づく個人情報の開示請求を行うものである。また、悪意や悪戯等と判断される相手に対しては、調査依頼ボタン1107により、センターにクレーム調査を依頼することができる。図11の右端部には、許可された場合のみセンター10から発信される開示通知メール1109の一例を記載している。
Next, with reference to FIGS. 11 and 12, the flow from CCID notification to personal information disclosure preparation work in the
図12は、上記開示請求手続が完了する迄の手順を、センターサーバー10のブロック構成図と共に示している。図12の左半部の操作ブロック1200には、CCIDを有するA氏とA氏所有の情報端末30、および該CCIDをA氏から告知され自己のアドレス帳に登録しようとするB女史とB女史所有の情報端末30aが示されている。また、開示請求通知メール(確認メール)と開示通知メールを送信するメールサーバー20が示されている。図12の右半部には、センターサーバー10側の構成のうち、ここでの説明に必要な構成部のみを記載し、前記図10に記載した構成部については図10と同一符号を付してその説明を省略する。
FIG. 12 shows a procedure until the above disclosure request procedure is completed, together with a block configuration diagram of the
センターサーバー10は前記構成部に加えて、情報端末30aに表示する個人情報詳細ファイルを生成する表記言語ファイル生成部1211と、前記生成された個人情報詳細ファイルを蓄積する表記言語ファイル蓄積部1212と、情報端末30aからのCCIDに基づく個人情報の閲覧要求に先立ち予め該CCIDを登録し、以後これを管理するアドレス情報管理部1215と、個人情報蓄積部1023に蓄積された個人情報について開示許否を設定し、これを管理する個人情報開示管理部1213と、個人情報蓄積部1023から抽出され、調査対象となった個人情報を蓄積する調査依頼データ蓄積部1216と、を備えている。
In addition to the components, the
A氏からA氏のCCIDを告知されたB女史は、先ず、情報端末30aからセンターサーバー10にアクセスする。センターサーバー10では、入出力インターフェース1012を経て、受信部1006に受信されたB女史のアクセス信号は、制御部1010の指示を受けた処理部1011によって記憶部1005へと転送される。転送されたアクセス信号は処理部1011によってID発行部1015にID確認の処理を委託される。その委託を受けたID発行部1015は、記憶部1005内のアクセス信号に対しIDの解析処理を行い、解析されたIDが登録されたものかどうかID蓄積部1016に照会し、登録されたものであることを確認後、その旨を処理部1011に報告する。その報告を受けた処理部1011は、記憶部1005内のアクセス信号のCCIDが登録されたものであるかどうか、CCID発行部1017に確認の処理を委託する。その委託を受けたCCID発行部1017は、記憶部1005内のアクセス信号に対しCCIDの解析処理を行い、解析されたCCIDが登録されたものかどうかCCID蓄積部1018に照会し、登録されたものであることを確認後、その旨を処理部1011に報告する。
Mr. B, who has been notified of Mr. A's CCID by Mr. A, first accesses the
予め登録されたCCIDであると報告を受けた処理部1013は、メール生成部1024に対し、A氏に対しB女史からCCIDの申請によるA氏の個人情報の開示要求がなされたことを知らせるメールの作成を委託する。メール生成部1024は、メールテンプレート部1025より「開示請求通知メール」用テンプレートを引き出すと同時に、申請及び情報開示要求を出しているのが誰であるかという個人情報詳細ファイルの生成を表記言語ファイル生成部1211に生成委託し、表記言語ファイル生成部1211はそのファイルを表記言語ファイル蓄積部1212に蓄積し、その保存場所であるURLをメール生成部1024へと戻す。さらに、メール生成部1024は、該CCIDのメールアドレスをCCID蓄積部1018より取得し、これら全てを合成してメーラー部1026に送信委託する。
The processing unit 1013 that has received a report that the CCID has been registered in advance notifies the
メーラー部1026は、前記メールを送信部1007、入出力インターフェース1012を経てメールサーバー20へと送り、メールサーバー20は、前記メールアドレス宛に開示請求通知メール1101を発信する。このメールを情報端末30に受信したA氏が、メール本文末尾のリンク情報先を示すURL1102を指定すると、情報端末30は指定URLにアクセスを開始し、前記表記言語ファイル蓄積部1212に蓄積された表記言語ファイルを情報端末30に取り込む。取り込まれた表記言語ファイルは情報端末30の画面上に、個人情報の詳細画面1103(1104)として表示される。表示されたB女史の個人情報1104を見たA氏は、個人情報を開示しても良い場合は許可ボタン1105を、開示すると同時に、自分からも相手のCCIDに基づく個人情報の開示請求を行う場合には許可・自己登録ボタン1108を、開示したくない場合は不許可ボタン1106を、明らかに故意の悪戯と判断される相手に対しそのクレームをセンターに調査依頼として送信する場合には調査依頼ボタン1107を、夫々選択することができる。
The
A氏が許可ボタン1105を選択すると、A氏の情報端末30は許可信号をセンターサーバー10に送信し、この許可信号は入出力インターフェース1012を経て受信部1006に受信される。受信部1006に入った信号は、制御部1010の指示を受けた処理部1011によって記憶部1005へと転送される。転送された許可信号は、処理部1011によってアドレス情報管理部1215に登録され、後述するB女史のアドレス帳テーブル1305を作成すると共に、個人情報開示管理部1213に登録され、後述するA氏の個人情報開示テーブル1310を作成する。
When Mr. A selects the
処理部1113は上記許可信号の登録と同時に、メール生成部1024に開示通知メール1109の生成を指示し、メール生成部1109は、メールテンプレート部1025から「開示通知メール」用テンプレートを引き出し、該CCIDのメールアドレスをCCID蓄積部1018より取得し、これら全てを合成し、メーラー部1026に送信委託する。この合成されたメールはメーラー部1126から、メールサーバー20へと送られ、開示通知メール1109としてB女史の情報端末30aに送信される。
Simultaneously with the registration of the permission signal, the processing unit 1113 instructs the
A氏が不許可ボタン1106を選択した場合は、その信号が前項同様に送信され、メール生成部1024が同様の手段によって「不開示」を通知するメールを作成した後、これをメールサーバー20がB女史の情報端末30aに送信する。この場合、不許可信号によってテンプレートの選択が異なるだけである。一方、A氏が調査依頼ボタン1107を選択した場合、制御部1010は処理部1011に指示し、B女史の個人情報を個人情報蓄積部1023から抽出し、調査依頼データ蓄積部1216に蓄積処理をする。該データは、調査対象データとして扱われる。
When Mr. A selects the
次に、自己のアドレス帳に登録したCCIDを基にした個人情報の表示方法を、図13に示すシーケンス説明図を用いて説明する。個人情報の閲覧希望者1301が知人のCCIDを基にその個人情報を入手する場合、センターサーバー10にアクセスし、自己のアドレス帳を要求する(1302)。センターサーバー10では、前記アドレス情報管理部1215がアドレス帳テーブル1305に照会して、閲覧希望者のアドレス帳データの存在を確認する(1304)。アドレス帳テーブル1305を照会した結果(1306)、データが無い場合は不在通知を行い、在る場合はその旨通知する。存在通知を受けたセンターサーバー10は、閲覧希望者のアドレス帳データを一覧化し、閲覧希望者に送信する(1307)。前記図6は、情報端末30aにおけるアドレス帳データの一覧表示画面例である。
Next, a method of displaying personal information based on the CCID registered in its own address book will be described with reference to the sequence explanatory diagram shown in FIG. When the person who wants to browse
次いで、閲覧希望者1301は一覧化されたアドレス帳の中から特定の個人を選択し、センターサーバー10に対してその個人情報を要求する(1308)。この要求信号を受けたセンターサーバー10では、個人情報開示管理部1213に対して個人情報の開示を要求し(1309)、個人情報開示管理部1213は個人情報開示テーブル1310に照会し、その個人情報が開示許可されているかどうかを判断する(1311)。
Next, the
図8に、個人情報開示テーブル1310の一例を示す。本テーブル1310には、個人情報を閲覧可能な氏名一覧群801(登録者1〜登録者n)を縦行配置して許可設定項800を設けると共に、個人情報の属性となる設定項目群802が横列配置されている。なお、符号803は、自己都合による情報開示の一斉一時停止設定欄である。任意の登録者nの任意の許可設定項800を“Yes”または“No”に設定することにより、その特定項は情報開示を許可または不許可とすることができる。当該設定は随時可能であり、当初、全項目の閲覧を許可した相手に対し、後日不許可設定とすることも可能である。なお、本テーブルはパソコン画面上での設定をイメージしているが、テーブルを分割することにより携帯端末上からの設定も可能となる。
FIG. 8 shows an example of the personal information disclosure table 1310. In this table 1310, a name list group 801 (
上記照合の結果、許可されていないと判断された場合、センターサーバー10は閲覧希望者1301に不許可の通知を送信する(1312)。他方、許可されているとの判断結果が得られた場合には、設定許可項目の通知(1313)に基づき、センターサーバー10は前記図7に示すような画面構成を行い、許可項目に係る個人情報を閲覧希望者に送信する(1314)。勿論、この通知が全許可の場合は全項目を送信し、全不許可の場合は全項目を送信しないものとする。
As a result of the above collation, when it is determined that it is not permitted, the
閲覧希望者の側でも、センターサーバー10から送信されるアドレス帳データを選択してその情報端末に表示させることができる。これを図9に示す表示設定テーブルにより説明する。本テーブルには、個人情報を閲覧可能な氏名一覧群901(登録者1〜登録者n)を縦行配置して表示設定項900を設けると共に、個人情報の属性となる設定項目群902が横列配置されている。設定項目群902は更に、個人的色彩の強いAグループ属性項目群903、ビジネス的色彩の強いBグループ属性項目群904とに大別され、上記各設定項目群を一括表示する設定欄905、906、907が設けられている。
Even the browsing applicant can select address book data transmitted from the
本テーブルにおいて、任意の登録者nの任意の表示設定項900を“Yes”または“No”に設定することにより、その特定項は個人情報を表示し、または非表示とすることができる。この設定は随時可能であるが、本人の開示設定が優先する為、閲覧希望者が本操作によって表示設定した場合でも、相手が不許可設定している項目は表示されない。また、全表示907、Aグループのみ表示906、Bグループのみ表示905の各設定欄を“Yes”または“No”に設定することにより表示、非表示を切り換えることができる。上記表示設定により、情報端末に転送されるデータ量を調節したり、特定人の表示不要項目を非表示とすることができる。
In this table, by setting an arbitrary
次に、画像データをセンターサーバー10にアップロードする方法を図14を用いて説明する。図14においても、センターサーバー10中には画像データのアップロードに関連する構成部のみが示されており、前記図10に記載した構成部については図10と同一符号を付してその説明を省略する。ネットワークに接続されたパソコン端末60から、メールサーバー20の所定のアドレスに画像ファイルを送信する。当該アップロードは、メールの題名欄に前項で発行された画像ファイル名を記入し、画像ファイルを添付することにより完了する。当該送信は、画像ファイルを添付してメール送信可能な情報端末30によっても、行うことができる。メールサーバー20は受信したメールを、前記メールアドレスで指定された受信フォルダ102に格納する。
Next, a method for uploading image data to the
センターサーバー10では、受信フォルダ監視部1411により受信フォルダ102を常時監視する。受信フォルダ監視部1411の監視報告によって、受信フォルダ102にメールを受信したことを認識した制御部1010は、処理部1011に解析を指示し、指示を受けた処理部1011は、メーラー部1026にメール信号の転送を委託する。委託を受けたメーラー部1026は、入出力インターフェース1012を介して、メール信号を入力部1003に転送する。転送の報告を受けた処理部1011は、メール信号を入力部1003から記憶部1005に転送する。記憶部1005内において、該メール信号中のデータは、処理部1011の指示を受けたデータ解析部1413によって、登録済の個人情報との適合関係を解析され、関連付けられてそれぞれの関連先のデータとして保存される。即ち、解析されたデータは、添付データ分離部1414によって画像ファイル名と画像データに分離され、画像ファイル名蓄積部1020と画像データ蓄積部1021に保存される。
In the
最後に、前記センターサーバー10に登録された個人情報の別の利用方法を説明する。図15は、個人情報の所有者が当該個人情報を利用して、年賀状の宛名印刷やポケット手帳の印刷に利用するものである。インターネットに接続可能なパソコン端末60には、市販の年賀状作成ソフトまたはポケット手帳印刷ソフトなどがインストールされている場合が多い。しかも、通常それらのソフトウェアには、外部データを吸い上げるインポート機能が付属する。従って、センターサーバー10では、利用者の求めに応じ、オンライン上で個人情報の検索絞り込み、ファイルフォーマットの指定、必要項目の指定、項目の並び替え、レコードのソート等を行った後に、使い慣れたソフトウェア様に指定された形でダウンロード可能な状態にすることが、最もユーザーフレンドリーである。本機能は、それを実現するサービスである。
Finally, another method for using the personal information registered in the
例えば、年賀状の宛名印刷において自己のアドレス帳の個人情報をダウンロードしたいと希望する登録者は、インターネットに接続可能なパソコン60端末によりセンターサーバー10にアクセスする。センターサーバー10がサービス登録者であることを確認すると、要求信号解析部1511によってパソコン端末60のモニターに要求事項が表示される。表示内容は、個人情報の検索絞り込み、ファイルフォーマットの指定、必要項目の指定、項目の並び替え、レコードのソート等で構成される。サービス登録者がモニター上から上記要求事項を指定すると、要求データ生成部1512によって、個人情報蓄積部1515及び/または画像データ蓄積部1021からデータが検索抽出され、これらがフォーマット変換部1513によって指定フォーマットに変換され、モニターに表示される。この表示画面より、登録者は通常のダウンロード方法によって、パソコン端末60内に所望のデータを取り込むことができるので、パソコン端末60に接続されたプリンタ1521を用いて年賀状1522の宛名印刷を行うことができる。符号1523は宛名印刷済の年賀状である。なお、インターネット接続時間及び料金等を考慮して、生成されたデータを添付メールによって受信する方法も考えられる。上述したセンターサーバー10における各処理機能は、CD−ROM、DVDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に処理プログラムとして記録しておくことができる。
For example, a registrant who wishes to download personal information in his / her address book in the address printing of New Year's cards accesses the
Claims (13)
前記識別子の告知を受けた知人が該識別子を、前記サーバーに保持されかつ自己の情報端末に表示されるアドレス帳に登録した後、この識別子を基に前記サーバーに該識別子と関連付けられた個人情報の開示をサーバーに請求し、この請求をサーバーが本人に通知した後、本人による開示許諾があった後、前記個人情報が前記アドレス帳に表示可能となる個人情報の閲覧方法。 Personal information stored in the server and updated by the principal only as needed, is an identifier issued by the server to the principal, and is associated with the personal information and is a combination string consisting of characters, symbols, etc. of arbitrary length Based on an identifier that identifies itself and others and can be freely notified to acquaintances, it is called from an information terminal connected to the server via a network, and the personal information is displayed on the terminal without always holding the personal information. A browsing method,
An acquaintance who has received the notification of the identifier registers the identifier in an address book held in the server and displayed on its own information terminal, and then personal information associated with the identifier on the server based on the identifier The personal information browsing method in which the personal information can be displayed in the address book after the server notifies the principal of the request, and after the server gives the consent of disclosure.
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