JP5293433B2 - 通信中継装置、通信中継方法及び通信中継プログラム - Google Patents

通信中継装置、通信中継方法及び通信中継プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5293433B2
JP5293433B2 JP2009141107A JP2009141107A JP5293433B2 JP 5293433 B2 JP5293433 B2 JP 5293433B2 JP 2009141107 A JP2009141107 A JP 2009141107A JP 2009141107 A JP2009141107 A JP 2009141107A JP 5293433 B2 JP5293433 B2 JP 5293433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check
normal
channel
count
data signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009141107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010114876A (ja
Inventor
克彦 山津
幸樹 弥栄
和明 角
千草 宮原
英孝 西
秀毅 南木野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009141107A priority Critical patent/JP5293433B2/ja
Publication of JP2010114876A publication Critical patent/JP2010114876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5293433B2 publication Critical patent/JP5293433B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

本発明は、信号処理により通信を中継する通信中継装置において、特に、障害発生による信号処理の異常状態を効率的に事前検出する機能を有することにより、安定した装置稼動状態を確保する通信中継装置を提供する。
信号処理制御を行う通信中継装置は、通常、搭載するハードウェアの突発的な不良や故障の発生による信号処理制御機能の機能停止を未然に防止するために、周期的に信号処理制御に関わるハードウェアの正常確認チェックを行う。当該通信中継装置は、信号の処理量の増大とともに、当該正常確認チェックの精度の向上及び効率化が求められている。
従来の通信中継装置は、収集先アドレステーブルを備え、複数のユニットが実装された被監視装置から障害情報を収集する際、当該ユニットの未実装時には収集先アドレステーブル内の対応する領域の通過処理を行い、当該ユニットの実装時には当該収集先アドレステーブルを用いて障害情報を収集して正常確認チェックを行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−136056号公報
しかし、従来の通信中継装置は、収集先アドレステーブルに従い順次監視を行うために、例えば、最若番のユニットから正常確認チェックを開始し、前回実施したユニットの次に若い番号のユニットに対して正常確認チェックを行う選択方式の場合には、最老番やその近くのユニットに対して正常確認チェックが実施されるまでに時間を要するため、ハードウェア異常の検出に遅延を生じるという重大な課題を有する。
本発明は、前記課題を解消するためになされたもので、ハードウェアに対する正常確認チェックの効率化を図り、ハードウェア故障を従来よりも短時間で検出可能な通信中継装置の提供を目的とする。
本願に開示する通信中継装置は、通信媒体であるデータ信号の処理経路としてのデータ信号疎通用チャネルを備え、当該データ信号を中継する通信中継装置において、故障を診断するための正常確認チェックを実行する正常確認チェック実行手段と、前記データ信号疎通用チャネルの一定時間における使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出し、チャネル履歴情報として保持するチャネル履歴保持手段と、前記正常確認チェックの総実施回数を初期値からカウントし、当該カウントの値をチェック回数情報として保持するチェック回数保持手段とを備え、前記正常確認チェック実行手段が、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が低くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させるものである。
このように、本願に開示する通信中継装置は、チャネル履歴保持手段が前記データ信号疎通用チャネルの一定時間における使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出してチャネル履歴情報として保持し、チェック回数保持手段が前記正常確認チェックの総実施回数を初期値から一定の上限回数までカウントし、当該上限回数を超過した場合には、当該初期値から再度カウントを行い、当該カウントの値をチェック回数情報として保持し、正常確認チェック実行手段が故障を診断するための正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行し、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が低くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させることから、最若番チャネルから最老番チャネルまで順次選択方式により正常確認チェックを実施する場合ではこの実施が遅れる最老番チャネル及び当該最老番チャネルの近傍チャネルに対して優先的に正常確認チェックが行われることとなり、当該最老番チャネル近傍でのハードウェア故障を従来よりも短時間で効率的に検出することができる。
また、本願に開示する通信中継装置は必要に応じて、前記正常確認チェック実行手段が前記正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行するものとし、前記チェック回数保持手段のカウント回数が一定の上限回数を超過したか否かを判断する上限回数判断手段を備え、前記チェック回数保持手段が、前記カウント回数が上限回数を超過したと判断された場合に、前記正常確認チェックのカウントを初期値から再カウントし、前記正常確認チェック実行手段が、前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が高くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させるものである。このように、本願に開示する通信中継装置は、上限回数判断手段が前記チェック回数情報に基づいて、前記カウントされた総実施回数が前記上限回数に一致するかを判断し、前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が高くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させることから、使用頻度が高いチャネルに対する正常確認チェックの実施頻度が高まることとなり、使用頻度が高いチャネルで発生するデータ品質の低い状態でのデータ中継をより早く検出することができる。
また、本願に開示する通信中継装置は必要に応じて、前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する実運用チャネル使用率演算手段と、前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更するタイマー時間変更手段とを備えるものである。このように、本願に開示する通信中継装置は、実運用チャネル使用率演算手段が、前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算し、タイマー時間変更手段が前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更することから、ハードウェア全体の信号処理制御の輻輳状態に応じて、正常確認チェックの実施の可否及び実施周期を制御することとなり、正常確認チェックによる信号処理制御側の処理への影響を低減し、サービス・機能供給停止のリスクを低減することができる。
また、本願に開示する通信中継装置は必要に応じて、前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断手段を備えるものである。このように、本願に開示する通信中継装置は、チェック実施可否判断手段が前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断することから、実運用での使用頻度が高いチャネルを優先して正常確認チェックが実施されることとなり、実運用での使用頻度が高いチャネルにおいてデータ品質の信頼性の低下が生じ
た場合においても、当該状態をより迅速に検出することができる。
また、本願に開示する通信中継装置は必要に応じて、前記チャネル履歴保持手段が、正常確認チェック実施時刻を前記チャネル履歴情報として保持し、前記正常確認チェック実施時刻及び前記データ信号疎通用チャネルの使用を解放した時刻に基づいて正常確認チェック未実施時間を算出し、当該正常確認チェック未実施時間が閾値を越えた場合には、前記正常確認チェックを実施する解放時正常確認チェック手段とを備えるものである。このように、本願に開示する通信中継装置は、正常確認チェック未実施時間にも基づいて前記正常確認チェックを実施することから、前記データ信号疎通用チャネルが使用中のために周期的な前記正常確認チェックの対象外とされたチャネルに対しても正常確認チェックが実施されることとなり、正常確認チェックの網羅性を高めて正常確認チェックの信頼性を高めることができる。
また、本願に開示する通信中継装置は必要に応じて、前記解放時正常確認チェック手段が、前記閾値として一定幅を含むものである。このように、本願に開示する通信中継装置は、前記解放時正常確認チェック手段が前記閾値として一定幅を含むことから、前記閾値の近傍であるにも関わらず前記閾値と合致しなかった前記データ信号疎通用チャネルに対しても正常確認チェックが実施されることとなり、正常確認チェックの網羅性を高めて正常確認チェックの信頼性を高めることができる。
また、本願に開示する通信中継装置は必要に応じて、前記正常確認チェック未実施時間及び前記正常確認チェックの次の周期を合算した時間が閾値を越えた場合には、前記正常確認チェックを実施するものである。このように、本願に開示する通信中継装置は、次の周期を考慮することから、次の周期では正常確認チェックが必要となる前記データ信号疎通用チャネルに対して前倒しで正常確認チェックが実施されることとなり、正常確認チェックを迅速且つ確実に実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信中継装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る通信中継装置のデータレイアウト例 本発明の第1の実施形態に係る通信中継装置のデバイス構成図 本発明の第1の実施形態に係る通信中継装置の正常確認チェックの基礎データ収集のフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る通信中継装置の正常確認チェックのフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る通信中継装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態に係る通信中継装置の正常確認チェックのフローチャート 本発明の第3の実施形態に係る通信中継装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る通信中継装置のフローチャート 本発明の第3の実施形態に係る通信中継装置のタイミングチャート
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る通信中継装置を、図1から図5に基づいて説明する。
この図1は本発明の第1の実施形態に係る通信中継装置の構成を示すブロック図、図2は図1に記載された通信中継装置のデータレイアウト例、図3は図1に記載された通信中継装置のデバイス構成図、図4は図1に記載された通信中継装置の正常確認チェックの基礎データ収集のフローチャート、図5は図1に記載された通信中継装置の正常確認チェックのフローチャートを示す。
図1において、本実施形態に係る通信中継装置は、信号制御装置100にて信号処理されるデータ信号の処理経路としてのデータ疎通チャネルを管理するチャネル管理情報1aに基づいて、故障を診断するための正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行する正常確認チェック実行手段1と、このデータ疎通チャネルの一定時間における使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数であるデータ送受信数を検出し、チャネル履歴情報としてこのチャネル管理情報1aに保持するチャネル履歴保持手段2と、この正常確認チェックの総実施回数を初期値から一定の上限回数までカウントし、この上限回数を超過した場合には、この初期値から再度カウントを行い、このカウント値をチェック回数情報3aに保持するチェック回数保持手段3と、このチェック回数情報3aに基づいて、このカウントされた総実施回数がこの上限回数に一致するかを判断する上限回数判断手段4とを備える。
前記チャネル管理情報1aは、図2(a)に示すように、データ疎通チャネル番号項目と、使用回数項目と、正常確認チェック実施回数項目と、データ送受信数項目と、使用時間項目とを備えることができる。このデータ疎通チャネル番号項目は、前記データ疎通チャネルを一意に識別する番号を示す。この使用回数項目は、単位時間毎の前記データ疎通チャネルの使用回数を示す。この正常確認チェック実施回数項目は、単位時間毎の前記正常確認チェックの実施回数を示す。このデータ送受信数項目は、単位時間毎の前記データ疎通チャネルにおけるデータ送受信数を示す。この使用時間項目は、単位時間毎の前記データ疎通チャネルの使用時間を示す。
また、前記チェック回数情報3aは、同図(b)に示すように、正常確認チェック総実施回数項目を備えることができる。この正常確認チェック総実施回数項目は、正常確認チェックの総実施回数を示す。
通信中継装置は、図3に示すように、被検査対象である信号制御装置100をCPU10により統括的に制御してデータ信号の疎通試験が実行され、この信号制御装置100が、通信インターフェースプロセッサであるMedia Access Control;媒体アクセス制御(以下、MACという)101と、ネットワーク機器用に設計されたプログラマブルなプロセッサであるNetWork Processor;ネットワークプロセッサ(以下、NWPという)102と、プログラマブルなプロセッサであるFieldProgrammable Gate Array(以下、FPGAという)103と、
FPGA104と、デジタル信号処理に特化したプロセッサであるDigital Si
gnal Processor;デジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPという)1
05とを備え、前記CPU10がこの各プロセッサによる信号処理サービスを統括制御する。
このCPU10は、前記チャネル管理情報1aと、前記正常確認チェック実行手段1と、前記チャネル履歴保持手段2と、前記チェック回数情報3aと、前記チェック回数保持手段3と、前記上限回数判断手段4とを備える。
また、前記FPGA104は、上位層のデータに対してAsynchronous T
ransfer Mode;非同期転送モード(以下、ATMという)セル作成のための
演算を行うATM Adaptation Layer;ATM適合層(以下、AALという)処理部104aと、音声や動画などのデータストリームをリアルタイムに配送するためのデータ転送プロトコルであるReal―time Transport Protocol;リアルタイム トランスポート プロトコル(以下、RTPという)処理部104bとを備えることができる。また、前記DSP105は、デジタル信号処理の種類に応じて複数備えることができる。
以下、前記構成に基づく本実施形態の通信中継装置の動作について説明する。
本通信中継装置は、通常使用時において、装置外部から入力されたデータを、前記MAC101、前記NWP102、前記FPGA103、前記FPGA104、前記DSP105の各プロセッサを順番に疎通し、信号処理、例えばプロトコル変換やコーデック変換、を実施し、装置外部へ出力する。この各プロセッサは、データルート上を疎通する複数のデータをチャネル識別子で識別して前記データ疎通チャネルごとの信号処理制御を実施する。
また、本通信中継装置は、例えば、図3に示すように、このデータルート上において前記正常性確認チェックに使用する試験用データが疎通可能な○付き数字1、2、3の3つのループバックルートを確立することができる。前記CPU10は、信号処理制御に関するハードウェアの正常性確認チェックにおいて、前記データ疎通チャネルのうち、実運用で使用していないデータ疎通チャネルに対してループバックルートをまず確立する。次に、前記CPU10は、このループバックルート上でこの試験用データを疎通させる。
前記CPU10は、この試験用データの疎通結果に基づいて、信号処理制御に関わるハードウェアの正常又は故障を判定する。また、この試験用データは、Pseudo―random Noise;擬似ランダムノイズ(PN)パターンを用いることができる。
前記CPU10は、周期時間、例えば60分周期に、各データ疎通チャネルを対象として前記正常性確認チェックの基礎データを収集する。前記CPU10は、図4(a)に示すように、この周期時間に到達したかを判断する(S1)。
前記チャネル履歴保持手段2は、この周期時間に到達した場合には、前記チャネル使用回数(S2)、前記正常確認チェック実施回数(S3)、前記データ送受信数(S4)、前記チャネル使用時間(S5)を前記チャネル管理情報1aにデータ保持する。前記チャネル履歴保持手段2は、このS1にて、この周期時間に到達しない場合には、このデータ保持を行わない。また、前記チャネル履歴保持手段2は、このS5のデータ保持が完了次第、前記S1からの処理を繰り返す。
また、前記正常確認チェック実行手段1は、同図(b)に示すように、総ての前記データ疎通チャネルを対象として前記正常確認チェックを実施したかを判断する(S11)。前記チェック回数情報3は、この判断により、正常確認チェックが実施された場合には、総ての前記データ疎通チャネルを対象として前記正常確認チェック実施回数をカウントし、このカウント値を正常確認チェック総実施回数として前記チェック回数情報3aにデータ保持する(S12)。
前記チェック回数情報3は、このカウント値が一定の上限値、例えば0xFFまで到達
した場合には、初期値、例えば0x00からの巡回カウントを行う。また、前記チェック回数情報3は、前記S11の判断により前記正常確認チェックが実施されていない場合には、このデータ保持は行わない。また、前記正常確認チェック実行手段1は、前記S12のデータ保持が完了次第、前記S11からの処理を繰り返す。
次に、前記正常確認チェック実行手段1は、周期時間、例えば5分周期に、各データ疎通チャネルを対象として前記正常性確認チェックを実施する。前記CPU10は、図5に示すように、この周期時間に到達したかを判断する(S31)。前記上限回数判断手段4は、この周期時間に到達した場合には、前記正常確認チェック回数が前記上限値に到達したかを判断する(S32)。
前記正常確認チェック実行手段1は、このS32にて前記正常確認チェック回数が前記上限値に到達した場合には、前記チャネル使用回数及び前記正常確認チェック実施回数が各々閾値a1及び閾値a2以上、且つ、前記データ送受信数及び前記チャネル使用時間が各々閾値b1及び閾値b2以下のデータ疎通チャネルのうち最若番チャネルを正常確認チェック対象に選択する(S33)。この閾値a1及び閾値a2は、例えば、各々100回及び20回、の値を有することができる。また、この閾値b1及び閾値b2は、例えば、各々200回及び5分、の値を有することができる。前記正常確認チェック実行手段1は、この選択されたデータ疎通チャネルに対して前記正常確認チェックを実施する(S34)。前記正常確認チェック実行手段1は、前記S34における前記正常確認チェックの実施が完了次第、前記S31からの処理を繰り返す。
このように、前記正常確認チェック実行手段1は、前記正常確認チェック実施回数が上限値、例えば0xFFであれば、実運用での使用頻度が高い前記データ疎通チャネルを対象として前記正常確認チェックを実施することとなり、この使用頻度が高いデータ疎通チャネルに対する正常確認チェックの実施頻度が高まることとなり、この使用頻度が高いデータ疎通チャネルにてデータ品質の低い状態で行われるデータ処理をより早く検出することができる。
また、前記正常確認チェック実行手段1は、このS32にて前記正常確認チェック回数が前記上限値に未到達の場合には、前記チャネル使用回数及び前記正常確認チェック実施回数が最も少ない前記データ疎通チャネルのうち最若番チャネルを正常確認チェック対象に選択する(S35)。前記正常確認チェック実行手段1は、この選択されたデータ疎通チャネルに対して前記正常確認チェックを実施する(同S34)。前記正常確認チェック実行手段1は、前記S34における前記正常確認チェックの実施が完了次第、前記S31からの処理を繰り返す。
このように、前記正常確認チェック実行手段1は、前記正常確認チェック実施回数が上限値以外の間、例えば上限値が0xFFの場合には0x00〜0xFEの間、実運用での使用頻度が低い又は前記正常確認チェック実施回数が少ないデータ疎通チャネルに前記正常確認チェックを実施することとなり、最若番チャネルから最老番チャネルまでの順次選択方式により正常確認チェックを行う場合では前記正常確認チェックの実施が遅れてしまう最老番チャネル及び最老番チャネルの近傍チャネルに対して、優先的に前記正常確認チェックが実施されることとなり、最老番チャネル近傍でのハードウェア故障を従来よりも短時間で効率的に検出することができる。
また、前記閾値a1、a2、b1及びb2は、CPU10にて固定値として保持される。また、この閾値a1、a2、b1及びb2は、装置外部からの制御指示での変更可能なインタフェースを具備することにより、装置外部から制御されることも可能である。
(本発明の第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る通信中継装置を、図6及び図7に基づいて説明する。この図6は本発明の第2の通信中継装置の構成を示すブロック図、図7は図6に記載された通信中継装置の正常確認チェックのフローチャートを示す。
本実施形態に係る通信中継装置は、図6に示すように、前記第1の実施形態を記載した図1と同様に、前記チャネル管理情報1aと、前記正常確認チェック実行手段1と、前記チャネル履歴保持手段2と、前記チェック回数情報3aと、前記チェック回数保持手段3と、前記上限回数判断手段4とを備え、さらに、このチャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ疎通チャネルのうち実際に使用されている前記データ疎通チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算し、この実運用チャネル使用率をチャネル使用率情報5aに保持する実運用チャネル使用率演算手段5と、このチャネル使用率情報5aに基づいて、この実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記正常確認チェックの実施周期である前記タイマー時間を短縮化させるように、このタイマー時間を変更するタイマー時間変更手段6と、このチャネル使用率情報5aに基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断手段7とを追加で備える構成である。また、このチャネル使用率情報5aは、前記チャネル使用率を示すチャネル使用率項目を備えることができる。
また、前記図3に記載したCPU10は、前記第1の実施形態と同様に、前記チャネル管理情報1aと、前記正常確認チェック実行手段1と、前記チャネル履歴保持手段2と、前記チェック回数情報3aと、前記チェック回数保持手段3と、前記上限回数判断手段4とを備え、さらに、前記チャネル使用率情報5aと、前記実運用チャネル使用率演算手段5と、前記タイマー時間変更手段6と、前記チェック実施可否判断手段7とを追加で備える構成である。
以下、前記構成に基づく本実施形態の通信中継装置の動作を、前記第1の実施形態への追加処理に関して説明する。
まず、前記実運用チャネル使用率演算手段5は、周期時間、例えば5分周期に、総ての前記データ疎通チャネルに対して前記実運用チャネル使用率を演算する。前記CPU10は、図7(a)に示すように、この周期時間に到達したかを判断する(S41)。
前記実運用チャネル使用率演算手段5は、このS41にて一定の周期時間に到達した場合には、総てのデータ疎通チャネルのうち実際に使用されているデータ疎通チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する(S42)。前記実運用チャネル使用率演算手段5は、この実運用チャネル使用率を前記チャネル使用率情報5aに保持する(S43)。また、前記実運用チャネル使用率演算手段5は、このS41にて一定の周期時間に未到達の場合には、この実運用チャネル使用率の演算を行わない。また、前記実運用チャネル使用率演算手段5は、前記S43における前記実運用チャネル使用率の演算が完了次第、前記S41からの処理を繰り返す。
次に、前記正常確認チェック実行手段1は、周期時間、例えば5分周期に、各データ疎通チャネルを対象として前記正常性確認チェックを実施する。前記CPU10は、同図(b)に示すように、この周期時間に到達したかを判断する(S51)。前記実運用チャネル使用率演算手段5は、前記実運用チャネル使用率が閾値X、例えば80パーセント、以上かを判断する(S52)。
前記正常確認チェック実行手段1は、このS52にてこの実運用チャネル使用率が閾値X以上の場合には、前記正常確認チェックを実施しない(S53)。また、前記タイマー時間変更手段6は、この場合には、前記タイマー値をL、例えば10分に設定する(同S
53)。前記タイマー時間変更手段6は、このタイマー値にてタイマー発行を行う(S54)。以下、前記S51からの処理を繰り返す。
前記実運用チャネル使用率演算手段5は、前記S52にてこの実運用チャネル使用率が閾値X未満の場合には、前記実運用チャネル使用率が閾値Xより小さい値の閾値Y、例えば50パーセント、以上かを判断する(S55)。前記正常確認チェック実行手段1は、このS55にてこの実運用チャネル使用率が閾値Y以上の場合には、前記正常確認チェックを実施する(S56)。また、前記タイマー時間変更手段6は、前記タイマー値を前記S53と同様に前記Lに設定する(同S56)。前記タイマー時間変更手段6は、前記S54でこのタイマー値にてタイマー発行を行い、以下、前記S51からの処理を繰り返す。
前記正常確認チェック実行手段1は、前記S55にてこの実運用チャネル使用率が閾値Y未満の場合には、前記正常確認チェックを実施する(S57)。また、前記タイマー時間変更手段6は、この場合には、前記タイマー値を前記Lより小さい値のS、例えば5分、に設定する(同S57)。前記タイマー時間変更手段6は、前記S54でこのタイマー値にてタイマー発行を行い、以下、前記S51からの処理を繰り返す。
このように、前記タイマー時間変更手段6は、ハードウェア全体の信号処理制御の輻輳状態に応じて、正常確認チェックの実施の可否及び実施周期を制御することとなり、前記正常確認チェックによる前記信号処理制御100の通常実行処理への影響を低減し、サービス及び機能供給停止のリスクを低減することができる。
また、前記閾値X、Y、L及びSは、前記CPU10にて固定値として保持される。また、この閾値X、Y、L及びSは、装置外部からの制御指示での変更可能なインタフェースを具備することにより、装置外部から制御されることも可能である。また、前記CPU10は、前記タイマー時間変更手段6の稼働の有無を外部から設定可能なインタフェースを備えることも可能である。
また、上述の各実施形態では、チャネル履歴保持手段2が、前記チャネル使用回数、前記チャネル使用時間、前記チェック実施回数及び前記データ送受信数の総てを前記チャネル管理情報1aに保持したが、前記チャネル使用回数、前記チャネル使用時間、前記チェック実施回数及び前記データ送受信数のうちいずれか1つを前記チャネル管理情報1aに保持することでも十分に実施可能である。
(本発明の第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る通信中継装置を、図8から図10に基づいて説明する。この図8は本発明の第3の通信中継装置の構成を示すブロック図、図9は図8に記載された通信中継装置の正常確認チェックのフローチャート、図10は図8に記載された通信中継装置の正常確認チェックのタイミングチャートを示す。
本実施形態に係る通信中継装置は、図6に示すように、前記第2の実施形態を記載した図6と同様に、前記チャネル管理情報1aと、前記正常確認チェック実行手段1と、前記チャネル履歴保持手段2と、前記チェック回数情報3aと、前記チェック回数保持手段3と、前記上限回数判断手段4と、前記チャネル使用率情報5aと、前記実運用チャネル使用率演算手段5と、前記タイマー時間変更手段6と、前記チェック実施可否判断手段7とを備え、さらに、前記チャネル履歴保持手段2が、正常確認チェック実施時刻を前記チャネル管理情報1aとして保持し、正常確認チェック実施時刻及びデータ信号疎通用チャネルの使用を解放した時刻に基づいて正常確認チェック未実施時間を算出し、当該正常確認チェック未実施時間が閾値を越えた場合には、前記正常確認チェックを実施する解放時正常確認チェック手段8とを備える。
前記チャネル管理情報1aは、図2(a)で示した項目に加え、正常確認チェック実施時刻項目を追加する。この正常確認チェック実施時刻項目は、正常確認チェックを実施した時刻を示す。
以下、前記構成に基づく本実施形態の通信中継装置の動作を、前記第2の実施形態への追加処理に関して説明する。
まず、チャネル履歴保持手段2は、図9(a)に示すように、前記第2の実施形態で記載した図4(b)におけるS12の後続処理として、チャネル管理情報1aに正常確認チェック実施時刻を保持する処理を追加する(S13)。
次に、本通信中継装置の実運用チャネル解放時の動作を示す。前記正常確認チェック実行手段1は、図9(b)に示すように、実運用チャネルの解放処理の実施(S61)後、実運用チャネル使用率演算手段5により演算された前記実運用チャネル使用率と閾値Xを
比較する(S62)。
前記正常確認チェック実行手段1は、閾値X以上であれば正常確認チェックは行わない。
また、前記解放時正常確認チェック手段8は、閾値Xに達していない場合には、前記チャネル管理情報1aに保持されている正常確認チャネル実施時刻と、現在時刻より正常確認チェック無実施時間を算出する(S63)。前記解放時正常確認チェック手段8は、この正常確認チェック無実施時間が周期外正常確認チェック実施に関する閾値に達しているかを確認する(S64)。
前記解放時正常確認チェック手段8は、この正常確認チェック無実施時間が周期外正常確認チェック実施に関する閾値(周期外正常確認チェック実施閾値)に達している場合には、該当チャネルを用いて即時正常確認チェックを実施する(S65)。正常確認チェック実行時には前記第2の実施形態と同様に、前記チャネル履歴保持手段2は、正常確認チェック実施回数及び、正常確認チェック実施時刻をチャネル管理情報1aに保持する。このように、本通信中継装置は、正常確認チェック未実施時間にも基づいて前記正常確認チェックを実施することから、前記データ信号疎通用チャネルが使用中のために周期的な前記正常確認チェックの対象外とされたチャネルに対しても正常確認チェックが実施されることとなり、正常確認チェックの網羅性を高めて正常確認チェックの信頼性を高めることができる。
また、前記解放時正常確認チェック手段8は、図10(a)に示すように、周期外正常確認チェック実施閾値として一定幅Lを含むことも可能である。前記解放時正常確認チェック手段8は、この一定幅Lにより、X時点に対して、最大X1時点までを考慮することとなり、この閾値の近傍であるにも関わらず閾値と合致しなかったデータ信号疎通用チャネルに対しても正常確認チェックが実施されることとなり、正常確認チェックの網羅性を高めて正常確認チェックの信頼性を高めることができる。
また、前記解放時正常確認チェック手段8は、図10(b)に示すように、前記正常確認チェック未実施時間及び前記正常確認チェックの次の周期を合算した時間が閾値を越えた場合に前記正常確認チェックを実施することも可能である。前記解放時正常確認チェック手段8は、Y時点に対して、最大Y1時点までを考慮することとなり、次の周期では正常確認チェックが必要となるデータ信号疎通用チャネルを判断することができ、このようなデータ信号疎通用チャネルに対して前倒しで正常確認チェックが実施されることとなり、正常確認チェックを迅速且つ確実に実施することができる。
(本発明のその他の実施形態)
なお、前記各実施形態においては、正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行したが、このタイマー時間に限定されることはなく、例えば、クロック周期や送受信データ量に基づいてこの正常確認チェックの実行周期を決定することも可能である。なお、本通信中継装置の対象とする信号は、広くネットワーク通信で使用される信号に適用可能であり、例えば、既存キャリア網とIP網をインターワークするMedia Gateway;メディアゲートウェイ(MGW)装置の中のControl―Plane;制御プレーン(C―Plane)及びUser−Plane;ユーザプレーン(U―Plane)を含む信号処理に適用することができる。
[付記] 以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)通信媒体であるデータ信号の処理経路としてのデータ信号疎通用チャネルを備え、当該データ信号を中継する通信中継装置において、故障を診断するための正常確認チェックを実行する正常確認チェック実行手段と、前記データ信号疎通用チャネルの一定時間における使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出し、チャネル履歴情報として保持するチャネル履歴保持手段と、前記正常確認チェックの総実施回数を初期値からカウントし、当該カウントの値をチェック回数情報として保持するチェック回数保持手段とを備え、前記正常確認チェック実行手段が、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が低くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させる通信中継装置。
(付記2)前記正常確認チェック実行手段が前記正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行するものとし、前記チェック回数保持手段のカウント回数が一定の上限回数を超過したか否かを判断する上限回数判断手段を備え、前記チェック回数保持手段が、前記カウント回数が上限回数を超過したと判断された場合に、前記正常確認チェックのカウントを初期値から再カウントし、前記正常確認チェック実行手段が、前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が高くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させる通信中継装置。
(付記3)前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する実運用チャネル使用率演算手段と、前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更するタイマー時間変更手段とを備える付記1又は付記2記載の通信中継装置。
(付記4)前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断手段を備える付記3記載の通信中継装置。
(付記5)通信媒体であるデータ信号の処理経路としてのデータ信号疎通用チャネルを備え、当該データ信号を中継する通信中継方法において、故障を診断するための正常確認チェックを実行する正常確認チェック実行工程と、前記データ信号疎通用チャネルの一定時間における使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出し、チャネル履歴情報として保持するチャネル履歴保持工程と、前記正常確認チェックの総実施回数を初期値からカウントし、当該カウントの値をチェック回数情報として保持するチェック回数保持工程とを備え、前記正常確認チェック実行工程が、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が低くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させる通信中継方法。
(付記6)前記正常確認チェック実行工程が前記正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行するものとし、前記チェック回数保持工程のカウント回数が一定の上限回数を超過したか否かを判断する上限回数判断工程を備え、前記チェック回数保持工程が、前記カウント回数が上限回数を超過したと判断された場合に、前記正常確認チェックのカウントを初期値から再カウントし、前記正常確認チェック実行工程が、前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が高くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させる通信中継方法。
(付記7)前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する実運用チャネル使用率演算工程と、前記実運用チャネル使用率に基づいて、
前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更するタイマー時間変更工程とを備える付記5又は付記6記載の通信中継方法。
(付記8)前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断工程を備える付記7記載の通信中継方法。
(付記9)通信媒体であるデータ信号の処理経路としてのデータ信号疎通用チャネルを備え、当該データ信号を中継するようにコンピュータを機能させる通信中継装置プログラムにおいて、故障を診断するための正常確認チェックを実行する正常確認チェック実行手段、前記データ信号疎通用チャネルの一定時間における使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出し、チャネル履歴情報として保持するチャネル履歴保持手段、前記正常確認チェックの総実施回数を初期値からカウントし、当該カウントの値をチェック回数情報として保持するチェック回数保持手段としてコンピュータを機能させ、前記正常確認チェック実行手段が、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が低くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させる通信中継装置プログラム。
(付記10)前記正常確認チェック実行手段が前記正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行するものとし、前記チェック回数保持手段のカウント回数が一定の上限回数を超過したか否かを判断する上限回数判断手段としてコンピュータを機能させ、前記チェック回数保持手段が、前記カウント回数が上限回数を超過したと判断された場合に、前記正常確認チェックのカウントを初期値から再カウントし、前記正常確認チェック実行手段が、前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記データ信号疎通用チャネルの使用頻度が高くなるにつれて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させる付記9記載の通信中継プログラム。
(付記11)前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する実運用チャネル使用率演算手段、前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更するタイマー時間変更手段としてコンピュータを機能させる付記9又は付記10記載の通信中継プログラム。
(付記12)前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断手段としてコンピュータを機能させる付記11記載の通信中継プログラム。
1 正常確認チェック実行手段
1a チャネル管理情報
2 チャネル履歴保持手段
3 チェック回数保持手段
3a チェック回数情報
4 上限回数判断手段
5 実運用チャネル使用率演算手段
5a チャネル使用率情報
6 タイマー時間変更手段
7 チェック実施可否判断手段
8 解放時正常確認チェック手段
10 CPU
100 信号制御装置
101 MAC
102 NWP
103 FPGA
104 FPGA
104a AAL処理部
104b RTP処理部

Claims (4)

  1. 通信媒体であるデータ信号の処理経路としての複数のデータ信号疎通用チャネルを備え、当該データ信号を中継する通信中継装置において、
    総ての前記データ信号疎通用チャネルに対して、故障を診断するための正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行する正常確認チェック実行手段と、
    前記複数のデータ信号疎通用チャネルの一定時間における各々の使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出し、正常確認チェック実施時刻を含むチャネル履歴情報として保持するチャネル履歴保持手段と、
    前記正常確認チェックを実施した総実施回数カウント回数として初期値からカウントし、当該カウント回数をチェック回数情報として保持し、当該カウント回数が一定の上限回数を超過した場合に、前記カウント回数を初期値から再カウントするチェック回数保持手段と
    前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する実運用チャネル使用率演算手段と、
    前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更するタイマー時間変更手段と、
    前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断手段と、
    前記正常確認チェック実施時刻及び前記データ信号疎通用チャネルの使用を解放した時刻に基づいて正常確認チェック未実施時間を算出し、当該正常確認チェック未実施時間が一定幅を含む閾値を越えた場合には、前記正常確認チェックを実施する解放時正常確認チェック手段とを備え、
    前記正常確認チェック実行手段が、
    前記総実施回数が前記上限回数に未到達の場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記複数のデータ信号疎通用チャネルの中で使用頻度が低い順に応じて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させ、
    前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記複数のデータ信号疎通用チャネルの中で使用頻度が高い順に応じて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させることを特徴とする
    通信中継装置。
  2. 請求項1に記載の通信中継装置において、
    前記解放時正常確認チェック手段が、前記正常確認チェック未実施時間及び前記正常確認チェックの次の周期を合算した時間が閾値を越えた場合には、前記正常確認チェックを実施する
    通信中継装置。
  3. 通信媒体であるデータ信号の処理経路としての複数のデータ信号疎通用チャネルを備え、当該データ信号を中継する通信中継方法において、
    総ての前記データ信号疎通用チャネルに対して、故障を診断するための正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行する正常確認チェック実行工程と、
    前記複数のデータ信号疎通用チャネルの一定時間における各々の使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出し、正常確認チェック実施時刻を含むチャネル履歴情報として保持するチャネル履歴保持工程と、
    前記正常確認チェックを実施した総実施回数カウント回数として初期値からカウントし、当該カウント回数をチェック回数情報として保持し、当該カウント回数が一定の上限回数を超過した場合に、前記カウント回数を初期値から再カウントするチェック回数保持工程と
    前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する実運用チャネル使用率演算工程と、
    前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更するタイマー時間変更工程と、
    前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断工程と、
    前記正常確認チェック実施時刻及び前記データ信号疎通用チャネルの使用を解放した時刻に基づいて正常確認チェック未実施時間を算出し、当該正常確認チェック未実施時間が一定幅を含む閾値を越えた場合には、前記正常確認チェックを実施する解放時正常確認チェック工程とを含み、
    前記正常確認チェック実行工程が、
    前記総実施回数が前記上限回数に未到達の場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記複数のデータ信号疎通用チャネルの中で使用頻度が低い順に応じて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させ、
    前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記複数のデータ信号疎通用チャネルの中で使用頻度が高い順に応じて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させることを特徴とする
    通信中継方法。
  4. 通信媒体であるデータ信号の処理経路としての複数のデータ信号疎通用チャネルを備え、当該データ信号を中継するようにコンピュータを機能させる通信中継装置プログラムにおいて、
    総ての前記データ信号疎通用チャネルに対して、故障を診断するための正常確認チェックをタイマー時間に従い周期的に実行する正常確認チェック実行手段、
    前記複数のデータ信号疎通用チャネルの一定時間における各々の使用に関して、チャネル使用回数、チャネル使用時間、前記正常確認チェックのチェック実施回数及び前記データ信号の送受信数のうち少なくとも1つを検出し、正常確認チェック実施時刻を含むチャネル履歴情報として保持するチャネル履歴保持手段、
    前記正常確認チェックを実施した総実施回数カウント回数として初期値からカウントし、当該カウント回数をチェック回数情報として保持し、当該カウント回数が一定の上限回数を超過した場合に、前記カウント回数を初期値から再カウントするチェック回数保持手段
    前記チャネル履歴情報に基づいて、総ての前記データ信号疎通用チャネルのうち実際に使用されている前記データ信号疎通用チャネルの割合を実運用チャネル使用率として演算する実運用チャネル使用率演算手段、
    前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が低くなるにつれて前記タイマー時間を短縮化させ、前記タイマー時間を変更するタイマー時間変更手段、
    前記実運用チャネル使用率に基づいて、前記実運用チャネル使用率が高くなるにつれて、前記正常確認チェックを未実施と判断し、前記正常確認チェックの実施可否を判断するチェック実施可否判断手段、
    前記正常確認チェック実施時刻及び前記データ信号疎通用チャネルの使用を解放した時刻に基づいて正常確認チェック未実施時間を算出し、当該正常確認チェック未実施時間が一定幅を含む閾値を越えた場合には、前記正常確認チェックを実施する解放時正常確認チェック手段としてコンピュータを機能させ、
    前記正常確認チェック実行手段が、
    前記総実施回数が前記上限回数に未到達の場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記複数のデータ信号疎通用チャネルの中で使用頻度が低い順に応じて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させ、
    前記総実施回数が前記上限回数に一致する場合には、前記チャネル履歴情報及び/又は前記チェック回数情報に基づいて、前記複数のデータ信号疎通用チャネルの中で使用頻度が高い順に応じて、前記正常確認チェックの実行回数を増加させることを特徴とする
    通信中継プログラム。
JP2009141107A 2008-10-08 2009-06-12 通信中継装置、通信中継方法及び通信中継プログラム Expired - Fee Related JP5293433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009141107A JP5293433B2 (ja) 2008-10-08 2009-06-12 通信中継装置、通信中継方法及び通信中継プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008261827 2008-10-08
JP2008261827 2008-10-08
JP2009141107A JP5293433B2 (ja) 2008-10-08 2009-06-12 通信中継装置、通信中継方法及び通信中継プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010114876A JP2010114876A (ja) 2010-05-20
JP5293433B2 true JP5293433B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=42303039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009141107A Expired - Fee Related JP5293433B2 (ja) 2008-10-08 2009-06-12 通信中継装置、通信中継方法及び通信中継プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5293433B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2959383B2 (ja) * 1994-02-15 1999-10-06 日本電気株式会社 情報処理装置の自己診断方式
JP3674161B2 (ja) * 1996-07-05 2005-07-20 松下電器産業株式会社 テレメータ・テレコントロール装置
JPH1124956A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Nec Corp パトロール診断方式
JP2003115924A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Mitsubishi Electric Corp 試験方法、試験装置、被試験装置および保守運用監視制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010114876A (ja) 2010-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8576724B2 (en) Method, system, and computer program product, for correlating special service impacting events
US11381974B2 (en) Method and attack detection function for detection of a distributed attack in a wireless network
US20050243729A1 (en) Method and apparatus for automating and scaling active probing-based IP network performance monitoring and diagnosis
CN101257388A (zh) 非法外联检测方法、装置及系统
WO2008023570A1 (fr) Procédé d'estimation d'une partie à qualité dégradée sur un réseau dans un système de réseau de communication
JP6014932B2 (ja) ネットワーク装置、性能制御方法及びネットワークシステム
JP2008193482A (ja) ネットワーク品質監視装置及びネットワーク品質監視方法
WO2016182772A1 (en) Uplink performance management
CN102404170A (zh) 报文丢失检测方法、装置、及系统
Szilágyi et al. Network side lightweight and scalable YouTube QoE estimation
JP5293433B2 (ja) 通信中継装置、通信中継方法及び通信中継プログラム
JP4169725B2 (ja) パケット廃棄箇所探索方法及び装置
JP2013115603A (ja) パケット中継装置およびシステム、障害検出方法
JP5780553B2 (ja) 障害監視装置及び障害監視方法
JP5180247B2 (ja) パケットサンプリング装置と方法およびプログラム
CN115002009A (zh) 一种流量采样方法、装置、系统、电子设备及介质
JP2010041543A (ja) ネットワーク情報収集装置、ネットワーク情報提供装置、及びネットワーク計測システム
JP2014112779A (ja) データ送信制御装置、データ送信制御方法、および、コンピュータ・プログラム
JP2008079138A (ja) 通信監視システム、フロー収集装置、解析マネージャ装置及びプログラム
JP6237074B2 (ja) 通信装置および障害検出方法
KR101263218B1 (ko) 단일 세션 내 단일 패킷 집성 방법 및 장치
WO2011157108A2 (zh) 一种网络传输特性分析方法、装置及系统
JP2005117392A (ja) 輻輳監視システム
JP5601906B2 (ja) 通信装置およびパケット中継方法
JP6084581B2 (ja) パケット送信システムおよびパケット送信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees