JP5291288B2 - Intercom system - Google Patents
Intercom system Download PDFInfo
- Publication number
- JP5291288B2 JP5291288B2 JP2006320581A JP2006320581A JP5291288B2 JP 5291288 B2 JP5291288 B2 JP 5291288B2 JP 2006320581 A JP2006320581 A JP 2006320581A JP 2006320581 A JP2006320581 A JP 2006320581A JP 5291288 B2 JP5291288 B2 JP 5291288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- mobile phone
- call
- phone terminal
- intercom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、インターホンシステムに関するものである。 The present invention relates to an intercom system.
従来より、住戸の屋外に設置されるドアホン子器と、住戸の屋内に設置されるとともに信号線を介してドアホン子器と接続されるインターホン親機とを備え、信号線を介して音声信号を授受することによりインターホン親機とドアホン子器との間でインターホン通話が可能なインターホンシステムが種々提供されている。ここで、インターホン親機だけでなく、加入者電話回線に接続された一般の電話機でもドアホン子器との通話を可能としたインターホンシステムが既に提供されている(特許文献1参照)。 Conventionally, a door phone slave installed outdoors in a dwelling unit and an interphone master unit installed indoors in a dwelling unit and connected to the door phone slave via a signal line are provided, and an audio signal is transmitted via the signal line. There are various interphone systems that can perform interphone communication between an interphone master and a door phone slave by giving and receiving. Here, not only the interphone master unit but also a general telephone connected to a subscriber telephone line has already been provided with an interphone system that can make a call with a door phone slave unit (see Patent Document 1).
また、現在では一般の電話機にもワイヤレス子機を備えたものが広く普及しており、インターホン親機を介したドアホン子器との通話と電話機を介した外線通話の双方が可能なワイヤレス子機を備えたインターホンシステムも提供されている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、近年では携帯電話の契約数が加入者電話回線の契約数を追い越し、加入者電話回線を契約せずに携帯電話で自宅からの外線通話を行う家庭が増加してきている。すなわち、加入者電話回線に契約していない家庭では、一般の電話機並びにワイヤレス子機を使ってドアホン子器と通話することができず、使い勝手が悪いものであった。 By the way, in recent years, the number of mobile phone contracts has overtaken the number of subscriber telephone lines, and the number of households that make an external phone call from a home without using a subscriber telephone line is increasing. That is, in a home that does not have a contract for a subscriber telephone line, it is not easy to use a general telephone or a wireless handset to make a call with a door phone handset.
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、ドアホン子器との通話に関する使い勝手を向上したインターホンシステムを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an intercom system with improved usability regarding a call with a door phone cordless handset.
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、集合住宅の各住戸の屋外に設置されるドアホン子器と、住戸の屋内に設置されるとともに信号線を介して音声信号を授受することによりドアホン子器との間でインターホン通話が可能なインターホン親機と、集合住宅の共用玄関に設置されるとともに各々通信線を介して集合住宅の各住戸に設置された前記インターホン親機と接続され、通信線を介してインターホン親機との間で音声信号を授受するロビーインターホン装置と、携帯電話事業者の携帯電話網を介して通話する携帯電話機能並びに前記携帯電話網を介さずに無線通信する無線通信機能を有する携帯電話端末に対してインターホン親機と携帯電話端末の無線通信機能とをインタフェースする無線インタフェース手段とを備え、無線インタフェース手段を介して携帯電話端末とドアホン子器及びロビーインターホン装置との間で音声信号を授受してなり、携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話中にインターホン親機から無線インタフェース手段を介してドアホン子器又はロビーインターホン装置の呼出通知を受信した場合に当該通話を継続しながら前記呼出通知の受信を報知するとともに呼出元の種類に応じて前記報知音を異ならせてなることを特徴とする。
In order to achieve the above-mentioned object, the invention of
請求項2の発明は、請求項1の発明において、来訪者を撮像する撮像手段をドアホン子器又はロビーインターホン装置の少なくとも何れか一方に具備し、撮像手段で撮像された映像が信号線を介してインターホン親機に伝送され、ドアホン子器又はロビーインターホン装置から受け取った映像をインターホン親機が具備する表示手段に表示するとともに、無線インタフェース手段を介してインターホン親機から携帯電話端末へ前記映像を伝送してなり、携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話中にインターホン親機から無線インタフェース手段を介して前記映像を受信した場合に当該通話を継続しながら前記映像を表示することを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the image pickup means for picking up an image of a visitor is provided in at least one of the door phone slave unit or the lobby intercom device, and an image picked up by the image pickup means is transmitted via a signal line. Displayed on the display means of the interphone master unit and transmitted from the interphone master unit to the mobile phone terminal via the wireless interface unit. The mobile phone terminal transmits the video while continuing the call when the video is received from the intercom base unit via the wireless interface means during a call via the mobile phone network of the mobile phone carrier. It is characterized by displaying.
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、インターホン親機は、無線インタフェース手段を介して携帯電話端末から解錠指令を受信したときに住戸の玄関又は集合住宅の共用玄関に設置された電気錠を解錠する電気錠解錠手段を具備し、携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話を継続したまま無線インタフェース手段を介してインターホン親機へ前記解錠指令を送信可能であることを特徴とする。
The invention of
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、インターホン親機は、無線インタフェース手段を介して携帯電話端末からメッセージ応答指令を受信したときに所定の音声メッセージをドアホン子器又はロビーインターホン装置へ送信するメッセージ応答手段を具備し、携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話を継続したまま無線インタフェース手段を介してインターホン親機へ前記メッセージ応答指令を送信可能であることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, when the interphone master unit receives a message response command from the mobile phone terminal via the wireless interface means, A message response means for transmitting to the slave unit or the lobby intercom device, and the mobile phone terminal responds to the interphone master via the wireless interface means while continuing a call through the mobile phone network of the mobile phone operator; A command can be transmitted.
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、住戸の屋外又は屋内に設置されるとともに異常を検出したときにインターホン親機に異常発生を伝える1乃至複数のセンサ装置を備え、インターホン親機は、何れかのセンサ装置から異常発生が伝えられたときに警報音を鳴動するとともに、無線インタフェース手段を介して当該異常の発生並びに異常を検出したセンサ装置の種類を含む異常検出情報を携帯電話端末へ送信し、携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話中にインターホン親機から無線インタフェース手段を介して前記異常検出情報を受信した場合に当該通話を継続しながら前記異常検出情報を報知することを特徴とする。
The invention according to
請求項1の発明によれば、加入者電話回線に契約していなくても、インターホン親機だけでなく携帯電話端末を使ってドアホン子器及びロビーインターホン装置と通話ができるから使い勝手が向上し、しかも、携帯電話端末によるドアホン子器及びロビーインターホン装置との通話においては携帯電話事業者の携帯電話網を介さずに通話できるから、通話に要するコストを大幅に低減することが可能である。さらに、携帯電話端末において携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話(外線通話)を継続したままドアホン子器の呼出通知を受信して報知するので、外線通話を継続したままで来訪者が来たことを家人に知らせることができて使い勝手が向上する。しかも、携帯電話端末においては、外線通話を継続しながら呼出通知の受信を音で報知するとともに呼出元の種類に応じて前記報知音を異ならせているので、呼出元の種類に応じた応対方法が選択できて使い勝手が向上する。
According to the invention of
請求項2の発明によれば、携帯電話端末の表示デバイスにドアホン子器又はロビーインターホン装置の撮像手段で撮像された映像を表示することができるから、来訪者の映像を視認して通話することができ、しかも、映像を視認しながらも外線通話を継続することができて使い勝手が向上する。 According to the second aspect of the present invention, since the video imaged by the imaging means of the door phone slave unit or the lobby intercom device can be displayed on the display device of the mobile phone terminal, the user can make a call while viewing the video of the visitor. In addition, it is possible to continue the outside line call while visually recognizing the video, improving usability.
請求項3の発明によれば、携帯電話端末から無線インタフェース手段を介して解錠指令を送信すると、インターホン親機の電気錠解錠手段が電気錠を解錠するので、外線通話を継続したままで携帯電話端末によって電気錠を解錠することができて使い勝手が向上する。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、携帯電話端末から無線インタフェース手段を介してメッセージ応答指令を送信すると、インターホン親機のメッセージ応答手段が所定の音声メッセージをドアホン子器又はロビーインターホン装置に送信するので、ドアホン子器又はロビーインターホン装置から音声メッセージを鳴動させ、外線通話を継続したままで来訪者に応対することができて使い勝手が向上する。 According to the invention of claim 4 , when a message response command is transmitted from the mobile phone terminal via the wireless interface means, the message response means of the interphone base unit transmits a predetermined voice message to the door phone slave unit or the lobby intercom device. A voice message is sounded from the door phone sub-unit or the lobby intercom device, and it is possible to respond to the visitor while continuing the external line call, so that the usability is improved.
請求項5の発明によれば、センサ装置で異常が検出されたときに異常の発生並びに異常を検出したセンサ装置の種類を含む異常検出情報がインターホン親機から無線インタフェース手段を介して携帯電話端末に送信され、携帯電話端末では、外線通話中に前記異常検出情報を受信した場合に当該通話を継続しながら前記異常検出情報を報知するので、外線通話中に異常(例えば、火災やガス漏れあるいは不審者の侵入など)の発生が見過ごされるのを防ぐことができる。
According to the invention of
(実施形態1)
本実施形態は戸建て住宅向けのインターホンシステムに本発明の技術思想を適用したものであって、図1に示すように住戸の屋外(玄関)に設置されるドアホン子器2と、住戸の屋内に設置されるとともに信号線Lsを介してドアホン子器2と接続されるインターホン親機(以下、「親機」と略す。)1とを備えている。また、本実施形態における親機1は、後述する無線インタフェース手段を介して携帯電話端末3と無線通信することが可能である。
(Embodiment 1)
In this embodiment, the technical idea of the present invention is applied to an intercom system for a detached house. As shown in FIG. 1, the
携帯電話端末3は、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式の第3世代携帯電話端末であって、マイクロホン30並びにスピーカ31と、携帯電話事業者の基地局と無線通信するための第1無線部32と、無線LANに関する規格(例えば、IEEE 802.11諸規格)に準拠した無線通信を行うための第2無線部33と、液晶表示器などの表示デバイスを有するモニタ部34と、テンキー等の操作釦を具備して操作入力を受け付ける操作入力受付部35と、CPUを主構成要素とし各部の制御を行う端末制御部36とを具備し、第1無線部32により携帯電話事業者の携帯電話網を介して通話する携帯電話機能、並びに第2無線部33により携帯電話網を介さずに無線通信する無線通信機能(無線LAN機能)を有している。但し、携帯電話端末3の携帯電話機能並びにIEEE 802.11諸規格に準拠した無線LAN機能については従来周知であるから詳細な説明を省略する。
The
ドアホン子器2は、マイクロホン20並びにスピーカ21と、音声信号の2線4線変換処理や呼出釦(図示せず)の操作に伴う呼出信号の伝送処理を行う通話処理部22と、来訪者を撮像する撮像部23と、撮像部23から出力する映像信号を変調して通話処理部22から出力する音声信号と周波数分割多重するとともに信号線Lsを介して親機1から伝送されてくる音声信号を分離する多重分離処理部24とを具備している。但し、かかるドアホン子器2の構成は従来周知であるから、詳細な説明は省略する。
The
親機1は、信号線Lsを介してドアホン子器2より周波数分割多重伝送される映像信号と音声信号を分離するとともにドアホン子器2に対して信号線Lsを介して音声信号を伝送する多重分離処理部10と、液晶表示器やCRTなどの表示デバイスを有し多重分離処理部10で分離された映像信号を復調して表示するモニタ部11と、マイクロホン並びにスピーカ、マイクロホンの出力を増幅するマイクロホンアンプ、スピーカへの入力を増幅するスピーカアンプを有する音声入出力部12と、応答釦(図示せず)等の操作釦を具備して操作入力を受け付ける操作入力受付部13と、CPUを主構成要素とし各部の制御を行う親機制御部14と、親機1(親機制御部14)と携帯電話端末3の無線通信機能とをインタフェースする無線インタフェース(I/F)部15とを具備している。なお、無線I/F部15は、携帯電話端末3の第2無線部33と同様に無線LANに関する規格(例えば、IEEE 802.11諸規格)に準拠した無線通信を行うものである。
The
ここで、親機1や携帯電話端末3には各々固有のIPアドレス(プライベートアドレス)が割り当てられ、IPアドレスによって互いが認識可能となっている。但し、規格(例えば、IEEE 802.11諸規格)に準拠した無線通信の詳細については周知であるから説明を省略する。また、親機1の音声入出力部12が、各々エコーキャンセラ若しくは音声スイッチの少なくとも何れか一方を具備すれば、親機1で拡声通話(ハンズフリー通話)を行うことができる。
Here, a unique IP address (private address) is assigned to each of the
次に本実施形態の動作を説明する。まず、ドアホン子器2と親機1との間で通話するインターホンシステムの基本動作について簡単に説明する。
Next, the operation of this embodiment will be described. First, the basic operation of the intercom system for making a call between the
来訪者がドアホン子器2の呼出釦(図示せず)を押操作すると信号線Lsを介して親機1に呼出信号が伝送され、親機1においては親機制御部14により音声入出力部12のスピーカから呼出音を鳴動させるとともに信号線Lsを介して電源を供給することでドアホン子器2の撮像部23を起動し、撮像部23で撮像された映像(動画)をモニタ部11に表示させる。そして、モニタ部11に表示された映像で来訪者を確認した家人が親機1の操作入力受付部13に設けられた応答釦(図示せず)を押操作すれば、親機制御部14によりドアホン子器2との間に信号線Lsを介した通話路が形成されて親機1とドアホン子器2との間において通話が可能になるとともに、通話中においては親機1のモニタ部11にドアホン子器2から伝送される映像を表示させることが可能になる。但し、親機1とドアホン子器2との間の通話並びに映像伝送は、応答釦が押操作されてから所定時間が経過するか若しくは再度応答釦が押操作されたときに終了する。
When a visitor presses a call button (not shown) of the
続いて、図2のシーケンス図を参照しながらドアホン子器2と携帯電話端末3との通話に関する動作を説明する。
Next, an operation related to a call between the
呼出釦が押操作されてドアホン子器2から信号線Lsを介して呼出信号が送信されると、親機1の親機制御部14が無線I/F部15より携帯電話端末3に対して呼出通知を行うとともに音声入出力部12のスピーカから呼出音を鳴動させる。携帯電話端末3では、親機1から送信された呼出通知を第2無線部33で受信すると端末制御部36がスピーカ31から呼出音を鳴動させる。そして、呼出音を聞いた家人が携帯電話端末3の操作入力受付部35に設けられた応答釦(図示せず)を押操作すれば、端末制御部36が第2無線部33より親機1に対して応答通知を行う。親機1では、携帯電話端末3から送信された応答通知を無線I/F部15で受信すると、親機制御部14がドアホン子器2との間に信号線Lsを介した通話路を形成するとともに無線I/F部15より携帯電話端末3に対して通話許可通知を行い、さらに音声入出力部12のスピーカから鳴動させていた呼出音を停止する。携帯電話端末3では、親機1から送信された通話許可通知を第2無線部33で受信すると端末制御部36がスピーカ31から鳴動させていた呼出音を停止する。そして、ドアホン子器2から親機1に伝送された映像と音声(送話音声)が親機制御部14で各々映像データと音声データに変換されて無線I/F部15より携帯電話端末3へ送信され、携帯電話端末3においては、親機1から送信された映像データと音声データを第2無線部33で受信すると端末制御部36が映像データから元の映像を再構成してモニタ部34に表示させるとともに音声データをアナログの音声信号に変換してスピーカ31から音声(受話音声)を鳴動させる。また、マイクロホン30から入力した音声(送話音声)が端末制御部36で音声データに変換されて第2無線部33より親機1へ送信され、親機1においては、携帯電話端末3から送信された音声データを無線I/F部15で受信すると親機制御部14が音声データをアナログの音声信号に変換して多重分離処理部10よりドアホン子器2に送信し、ドアホン子器2のスピーカ21から音声(受話音声)が鳴動されてドアホン子器2と携帯電話端末3との間で通話が可能となる。但し、親機1を介した携帯電話端末3とドアホン子器2との間の通話並びに映像伝送は、携帯電話端末3で応答釦が押操作されてから所定時間が経過するか若しくは再度応答釦が押操作されたときに終了する。
When the call button is pressed and a call signal is transmitted from the
また、携帯電話端末3が第1無線部32により携帯電話事業者の携帯電話網を介して通話(以下、外線通話という。)しているときに親機1から呼出通知が送信された場合の動作を、図3のシーケンス図を参照しながら説明する。
Further, when a call notification is transmitted from the
外線通話中の携帯電話端末3では、親機1から送信された呼出通知を第2無線部33で受信すると、端末制御部36が外線通話の通話音声に重畳してスピーカ31から呼出音を鳴動させる。そして、呼出音を聞いた家人が携帯電話端末3の操作入力受付部35に設けられた応答釦(図示せず)を押操作すれば、端末制御部36が外線通話を継続したまま第2無線部33より親機1に対して応答通知を行うとともに、スピーカ31から鳴動させていた呼出音を停止する。但し、この応答通知には携帯電話端末3が外線通話中であることを示す情報(例えば、1ビットのデータ)が付加されている。親機1では、携帯電話端末3から送信された応答通知を無線I/F部15で受信すると、携帯電話端末3が外線通話中であることを知った親機制御部14がドアホン子器2の撮像部23を起動し撮像部23で撮像した来訪者の映像のみを伝送させるとともに音声入出力部12のスピーカから鳴動させていた呼出音を停止する。そして、ドアホン子器2から親機1に伝送された映像が親機制御部14で映像データに変換されて無線I/F部15より携帯電話端末3へ送信され、携帯電話端末3においては、親機1から送信された映像データを第2無線部33で受信すると端末制御部36が映像データから元の映像を再構成してモニタ部34に表示させる。ここで、来訪者の映像を見た家人が直接応対する必要がないと判断して操作入力受付部35に設けられた所定のキー(例えば、「1」と「*」)を押操作すれば、端末制御部36が第2無線部33より親機1に対してメッセージ応答指令を送信する。親機1では、無線I/F部15を介してメッセージ応答指令を受け取った親機制御部14が予めメモリ(図示せず)に圧縮して保存している音声メッセージ(例えば、「今、手が離せないので、お引き取り下さい。」という内容のメッセージ)のデータを読み出して伸長するとともに当該音声メッセージをアナログ信号に変換して信号線Lsを介してドアホン子器2に送信する。ドアホン子器2では信号線Lsを介して親機1から送信されてきた音声メッセージがスピーカ21から鳴動される。そして、家人が応答釦を押操作すると端末制御部36が第2無線部33より親機1に対して終了通知を送信し、引き続き外線通話を継続する。この終了通知を受信した親機1では、親機制御部14がドアホン子器2の撮像部23を停止して携帯電話端末3への映像送信を終了する。
In the
上述のように本実施形態によれば、加入者電話回線に契約していなくても、親機1だけでなく携帯電話端末3を使ってドアホン子器2と通話ができるから使い勝手が向上し、しかも、携帯電話端末3によるドアホン子器2との通話においては携帯電話事業者の携帯電話網を介さずに通話できるから、通話に要するコストを大幅に低減することが可能である。また、音声だけでなくドアホン子器2の撮像部23で撮像された映像も親機1から携帯電話端末3に中継され、携帯電話端末3のモニタ部34にドアホン子器2から受け取った映像を表示することができるから、携帯電話端末3を使って来訪者の映像を視認しながら通話することができる。さらに、携帯電話端末3では外線通話を継続したままドアホン子器2の呼出通知を受信して報知するので、外線通話を継続したままで来訪者が来たことを家人に知らせることができて使い勝手が向上する。またさらに、携帯電話端末3からメッセージ応答指令を送信すると、親機1のメッセージ応答手段(親機制御部14)が所定の音声メッセージをドアホン子器2に送信するので、ドアホン子器2から音声メッセージを鳴動させ、外線通話を継続したままで来訪者に応対することができる。
As described above, according to the present embodiment, even if the subscriber telephone line is not contracted, the user can improve the usability because it is possible to make a call with the door
(実施形態2)
本実施形態は、図4に示すように住戸の屋外又は屋内に設置されるとともに異常(例えば、火災やガス漏れ、不審者の侵入など)を検出したときに親機1に異常発生を伝える複数のセンサ装置5,6を備えた点に特徴がある。但し、本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明は適宜省略する。
(Embodiment 2)
In the present embodiment, as shown in FIG. 4, a plurality of units that are installed outdoors or indoors in a dwelling unit and that notify the
センサ装置5は、通信線Lzにより親機1と接続される有線タイプの火災感知器からなり、火災に伴う煙や温度上昇を検出するセンシング部50と、2線式の通信線Lzに接続された接点出力部51と、マイコンを主構成要素としセンシング部50の検出出力に基づいて火災を感知するとともに火災を感知したときに接点出力部51より無電圧接点信号を出力(発報)する感知器制御部52と、各部に電源を供給する電源部53とを具備している。また、センサ装置6は、電波を媒体とするワイヤレス信号で発報する無線タイプの火災感知器からなり、火災に伴う煙や温度上昇を検出するセンシング部60と、特定小電力無線の規格に準拠したワイヤレス信号を送信するワイヤレス信号送信部51と、マイコンを主構成要素としセンシング部50の検出出力に基づいて火災を感知するとともに火災を感知したときにワイヤレス信号送信部51より火災発生を知らせるワイヤレス信号を送信(発報)させる感知器制御部62と、各部に電源を供給する電源部63とを具備している。但し、かかるセンサ装置5,6の構成は従来周知であるから、詳細な説明は省略する。
The
一方、本実施形態における親機1は、センサ装置5から通信線Lzに出力される無電圧接点信号を入力する接点入力部16と、センサ装置6から送信されたワイヤレス信号を受信するワイヤレス信号受信部17とを具備している。
On the other hand, the
次に、図5のシーケンス図を参照しながら携帯電話端末3への異常発生通知に関する動作を説明する。
Next, an operation relating to an abnormality occurrence notification to the
異常発生(火災)を検知した何れかのセンサ装置5,6が親機1に発報すると、親機1の親機制御部14が無線I/F部15より携帯電話端末3に対して発報したセンサ装置5又は6の種類(例えば、火災感知器)を含む異常発生通知を行うとともに音声入出力部12のスピーカから異常発生を知らせる警報音を鳴動させ、さらにモニタ部11に警報メッセージや警報の印を表示させる。携帯電話端末3では、親機1から送信された異常発生通知を第2無線部33で受信すると端末制御部36がスピーカ31から警報音を鳴動させるとともに、モニタ部34に警報メッセージや警報の印とともに発報したセンサ装置5又は6の種類を示す文字や記号を表示させる。なお、警報音の鳴動等が行われる警報状態は、それぞれの操作入力受付部13,35で所定の警報解除操作入力が受け付けられたときに解除されて警報音の鳴動等が停止する。また、携帯電話端末3の端末制御部36においては、外線通話中に親機1から異常発生通知を受け取った場合、外線通話を継続したまま、音声入出力部12のスピーカから異常発生を知らせる警報音を鳴動させ、さらにモニタ部11に警報メッセージや警報の印を表示させる。
When any of the
上述のように本実施形態によれば、センサ装置5,6で異常が検出されたときに異常の発生並びに異常を検出したセンサ装置5,6の種類を含む異常検出情報が親機1から携帯電話端末3に送信され、携帯電話端末3では、外線通話中に異常検出情報を受信した場合に外線通話を継続しながら異常検出情報を報知するので、外線通話中に異常(例えば、火災やガス漏れあるいは不審者の侵入など)の発生が見過ごされるのを防ぐことができる。
As described above, according to the present embodiment, when abnormality is detected by the
(実施形態3)
本実施形態は集合住宅向けのインターホンシステムに本発明の技術思想を適用したものであって、図6に示すように集合住宅の各住戸の屋外(玄関)に設置されるドアホン子器2と、集合住宅の各住戸の屋内に設置されるとともに信号線Lsを介してドアホン子器2と接続される親機1と、集合住宅の共用玄関(ロビー)に設置されるとともに各々通信線Lx並びに制御線Lyを介して各住戸の親機1と接続されるロビーインターホン装置7とを備えている。但し、本実施形態における親機1の基本構成は実施形態2と共通であり、また、ドアホン子器2と携帯電話端末3は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を適宜省略する。
(Embodiment 3)
The present embodiment is an application of the technical idea of the present invention to an intercom system for an apartment house, as shown in FIG. 6, a
各住戸に設置される親機1は、信号線Lsを介してドアホン子器2に接続する多重分離処理部10、モニタ部11、音声入出力部12、操作入力受付部13、親機制御部14、無線I/F部15、接点入力部16、ワイヤレス信号受信部17に加えて、通信線Lxを介してロビーインターホン装置7より周波数分割多重伝送される映像信号と音声信号を分離するとともにロビーインターホン装置7に対して通信線Lxを介して音声信号を伝送する多重分離処理部18と、制御線Lyを介してロビーインターホン装置7との間で制御信号を送受信する制御信号送受信部19とを具備している。ここで、通信線Lxと制御線Lyは複数対のペア線をシース内に備える多対ツイストペアケーブルからなり、ロビーインターホン装置7に接続された通信線Lxと制御線Ly(これを幹線L1と呼ぶ。)からそれぞれ分岐された通信線Lxと制御線Ly(これを住戸別線L2と呼ぶ。)に各住戸の親機1が接続されている。但し、親機1においては、住戸別線L2のうちの制御線Lyとは常時接続されているが、通信線Lxとは常時は接続されずにロビーインターホン装置7によって呼び出されたときにだけ接続されるように親機制御部14が開閉制御している。
The
ロビーインターホン装置7は、マイクロホン並びにスピーカ、マイクロホンの出力を増幅するマイクロホンアンプ、スピーカへの入力を増幅するスピーカアンプを有する音声入出力部70と、来訪者を撮像する撮像部71と、住戸番号を指定するための番号キー並びに呼出釦(図示せず)を有して操作入力を受け付ける操作入力受付部72と、制御線Lyを介して制御信号を送受信する制御信号送受信部73と、CPUを主構成要素とし各部の制御を行うロビーインターホン制御部74とを具備している。ロビーインターホン制御部74は、撮像部71から出力する映像信号を変調して音声入出力部70から出力する音声信号と周波数分割多重するとともに通信線Lxを介して親機1から伝送されてくる音声信号を分離する機能を有している。ここで、親機1の親機制御部14には個別にアドレス(住戸番号)が設定されており、番号キーが操作されて操作入力受付部72で住戸番号の入力が受け付けられると、ロビーインターホン制御部74が入力された住戸番号を指定する制御信号(呼出コマンド)を生成し、生成した制御信号を制御信号送受信部73から制御線Lyを介して全ての親機1に送信する。なお、音声入出力部70が、各々エコーキャンセラ若しくは音声スイッチの少なくとも何れか一方を具備すれば、ロビーインターホン装置7で拡声通話(ハンズフリー通話)を行うことができる。
The
また、ロビーインターホン装置7のロビーインターホン制御部74は、共用玄関に設置された電気錠8が信号線Lwで接続され、信号線Lwを介して送信する制御信号によって電気錠8を施錠並びに解錠する機能を有している。但し、この種の電気錠8の構成や動作については従来周知であるから、詳細な説明は省略する。
The lobby
一方、親機1の親機制御部14は、制御信号に含まれる住戸番号が自己の住戸番号であれば住戸別線L2の通信線Lxを接続し、ロビーインターホン装置7の撮像部71において撮像され且つ通信線Lxを介して伝送される来訪者の映像をモニタ部11に表示させるとともに、音声入出力部12のスピーカから呼出音を鳴動する。そして、呼出音に応じて家人が操作入力受付部13の応答釦を押操作すれば、ロビーインターホン装置7と選択された親機1との間でのみ通話可能にすることができるとともに、選択された親機1でのみ撮像部71で撮像された来訪者をモニタ部11に表示することが可能になる。
On the other hand, if the dwelling unit number included in the control signal is the own dwelling unit number, the main
次に、ロビーインターホン装置7と携帯電話端末3との通話に関する動作を説明する。
Next, an operation related to a call between the
ロビーインターホン装置7から制御線Lyを介して送信される制御信号(呼出コマンド)を制御信号送受信部17で受信すると、親機1の親機制御部14が無線I/F部15より携帯電話端末3に対して呼出通知を行うとともに音声入出力部12のスピーカから呼出音を鳴動させる。携帯電話端末3では、親機1から送信された呼出通知を第2無線部33で受信すると端末制御部36がスピーカ31から呼出音を鳴動させる。このとき、端末制御部36ではドアホン子器2からの呼出時に鳴動する呼出音と異なる呼出音を鳴動することで呼出元がドアホン子器2とロビーインターホン装置7の何れであるかを判別しやすくしている。そして、呼出音を聞いた家人が携帯電話端末3の操作入力受付部35に設けられた応答釦を押操作すれば、端末制御部36が第2無線部33より親機1に対して応答通知を行う。親機1では、携帯電話端末3から送信された応答通知を無線I/F部15で受信すると、親機制御部14が無線I/F部15より携帯電話端末3に対して通話許可通知を行い、さらに音声入出力部12のスピーカから鳴動させていた呼出音を停止する。携帯電話端末3では、親機1から送信された通話許可通知を第2無線部33で受信すると端末制御部36がスピーカ31から鳴動させていた呼出音を停止する。そして、ロビーインターホン装置7から親機1に伝送された映像と音声(送話音声)が親機制御部14で各々映像データと音声データに変換されて無線I/F部15より携帯電話端末3へ送信され、携帯電話端末3においては、親機1から送信された映像データと音声データを第2無線部33で受信すると端末制御部36が映像データから元の映像を再構成してモニタ部34に表示させるとともに音声データをアナログの音声信号に変換してスピーカ31から音声(受話音声)を鳴動させる。また、マイクロホン30から入力した音声(送話音声)が端末制御部36で音声データに変換されて第2無線部33より親機1へ送信され、親機1においては、携帯電話端末3から送信された音声データを無線I/F部15で受信すると親機制御部14が音声データをアナログの音声信号に変換して多重分離処理部16よりロビーインターホン装置7に送信し、ロビーインターホン装置7の音声入出力部70のスピーカから音声(受話音声)が鳴動されてロビーインターホン装置7と携帯電話端末3との間で通話が可能となる。但し、親機1を介した携帯電話端末3とロビーインターホン装置7との間の通話並びに映像伝送は、携帯電話端末3で応答釦が押操作されてから所定時間が経過するか若しくは再度応答釦が押操作されたときに終了する。
When the control signal (calling command) transmitted from the
また、携帯電話端末3が外線通話中に親機1から呼出通知が送信された場合、外線通話中の携帯電話端末3では、親機1から送信された呼出通知を第2無線部33で受信すると、端末制御部36が外線通話の通話音声に重畳してスピーカ31から呼出音を鳴動させる。そして、呼出音を聞いた家人が携帯電話端末3の操作入力受付部35に設けられた応答釦(図示せず)を押操作すれば、端末制御部36が外線通話を継続したまま第2無線部33より親機1に対して応答通知を行うとともに、スピーカ31から鳴動させていた呼出音を停止する。但し、この応答通知には携帯電話端末3が外線通話中であることを示す情報(例えば、1ビットのデータ)が付加されている。親機1では、携帯電話端末3から送信された応答通知を無線I/F部15で受信すると、携帯電話端末3が外線通話中であることを知った親機制御部14がロビーインターホン装置7の撮像部71を起動し撮像部71で撮像した来訪者の映像のみを伝送させるとともに音声入出力部12のスピーカから鳴動させていた呼出音を停止する。そして、ロビーインターホン装置7から親機1に伝送された映像が親機制御部14で映像データに変換されて無線I/F部15より携帯電話端末3へ送信され、携帯電話端末3においては、親機1から送信された映像データを第2無線部33で受信すると端末制御部36が映像データから元の映像を再構成してモニタ部34に表示させる。
When the
ここで、来訪者の映像を見た家人が共用玄関内に招き入れる必要がないと判断して操作入力受付部35に設けられた所定のキー(例えば、「1」と「*」)を押操作すれば、端末制御部36が第2無線部33より親機1に対してメッセージ応答指令を送信する。親機1では、無線I/F部15を介してメッセージ応答指令を受け取った親機制御部14が予めメモリ(図示せず)に圧縮して保存している音声メッセージ(例えば、「今、手が離せないので、お引き取り下さい。」という内容のメッセージ)のデータを読み出して伸長するとともに当該音声メッセージをアナログ信号に変換して通信線Lxを介してロビーインターホン装置7に送信する。ロビーインターホン装置7では通信線Lxを介して親機1から送信されてきた音声メッセージが音声入出力部70のスピーカから鳴動される。
Here, it is determined that there is no need for a family member who has viewed the visitor's video to enter the common entrance, and a predetermined key (for example, “1” and “*”) provided on the operation input receiving unit 35 is pressed. Then, the
一方、来訪者の映像を見た家人が共用玄関内に招き入れる必要があると判断して操作入力受付部35に設けられた所定のキー(例えば、「♯」)を押操作すれば、端末制御部36が第2無線部33より親機1に対して電気錠解錠指令を送信する。親機1では、無線I/F部15を介して受け取った電気錠解錠指令に応じて、親機制御部14が制御線Lyを介してロビーインターホン装置7に電気錠解錠の制御信号を送信する。そして、ロビーインターホン装置7のロビーインターホン制御部74では、制御線Lyを介して前記制御信号を受け取ると、信号線Lwを介して制御信号を送信することで電気錠8を解錠する。また、家人が応答釦を押操作すると端末制御部36が第2無線部33より親機1に対して終了通知を送信し、引き続き外線通話を継続する。この終了通知を受信した親機1では、親機制御部14がロビーインターホン装置7に対し制御線Lyを介して制御信号を送信し、この制御信号を受けたロビーインターホン装置7のロビーインターホン制御部74が撮像部71を停止して携帯電話端末3への映像送信を終了する。
On the other hand, if it is determined that a householder who has viewed the video of the visitor needs to be invited into the common entrance and presses a predetermined key (for example, “#”) provided in the operation input receiving unit 35, terminal control is performed. The
上述のように本実施形態によれば、集合住宅用のインターホンシステムにおいても、親機1だけでなく携帯電話端末3を使ってロビーインターホン装置7と通話ができ、しかも、携帯電話端末3においては、外線通話を継続しながら呼出通知の受信を音で報知するとともに呼出元の種類(ドアホン子器2とロビーインターホン装置7)に応じて報知音(呼出音)を異ならせているので、呼出元の種類に応じた応対方法が選択できる。また、携帯電話端末3から解錠指令を送信して電気錠8を解錠することができて使い勝手が向上する。但し、本実施形態では共用玄関に電気錠8を設置した場合についてのみ例示したが、各住戸の玄関に設置された電気錠を携帯電話端末3から親機2を介して解錠することも同様に可能である。
As described above, according to the present embodiment, even in the intercom system for collective housing, it is possible to make a call with the
なお、実施形態1〜3では無線インタフェース手段たる無線I/F部15を親機1に内蔵する構成としたが、必ずしも親機1に内蔵する必要はなく、例えば、無線I/F部を親機1の横に並設可能な薄型のパネル形状のユニットとして構成すれば、親機1の美観を損ねることもなく、しかも、容易に後付が可能になるから使い勝手が向上するという利点がある。
In the first to third embodiments, the wireless I /
1 インターホン親機
2 ドアホン子器
3 携帯電話端末
15 無線インタフェース(I/F)部
32 第1無線部
33 第2無線部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話中にインターホン親機から無線インタフェース手段を介してドアホン子器又はロビーインターホン装置の呼出通知を受信した場合に当該通話を継続しながら前記呼出通知の受信を報知するとともに呼出元の種類に応じて前記報知音を異ならせてなることを特徴とするインターホンシステム。 An intercom parent installed outdoors in each dwelling unit of an apartment house, and an intercom parent that can be installed inside a dwelling unit and can communicate with the doorphone sub unit by sending and receiving audio signals via signal lines Is connected to the interphone master unit installed at the common entrance of the apartment house and at each dwelling unit of the apartment house via a communication line, and an audio signal is transmitted to the interphone master unit via the communication line. Interphone master unit for a lobby intercom device that transmits and receives a mobile phone terminal having a mobile phone function for making a call via a mobile phone network of a mobile phone operator and a wireless communication function for performing wireless communication without going through the mobile phone network Wireless interface means for interfacing the wireless communication function of the mobile phone terminal with the mobile phone terminal and the door via the wireless interface means We were exchanging speech signals between the Nko condenser and lobby intercom apparatus,
When a mobile phone terminal receives a call notification of a door phone slave unit or a lobby intercom device via a wireless interface means from an interphone master unit during a call via a mobile phone network of a mobile phone operator, the mobile phone terminal continues the call. An intercom system characterized by notifying the reception of the call notification and differentiating the notification sound according to the type of caller .
携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話中にインターホン親機から無線インタフェース手段を介して前記映像を受信した場合に当該通話を継続しながら前記映像を表示することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。 An image pickup means for picking up an image of a visitor is provided in at least one of the door phone sub-unit and the lobby intercom device, and an image picked up by the image pickup means is transmitted to the interphone main unit via the signal line, and the door phone sub-unit or the lobby interphone The video received from the device is displayed on the display means provided in the intercom base unit, and the video is transmitted from the intercom base unit to the mobile phone terminal via the wireless interface unit.
The mobile phone terminal displays the video while continuing the call when the video is received from the intercom base unit via the wireless interface means during a call via the mobile phone network of the mobile phone carrier. The intercom system according to claim 1.
携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話を継続したまま無線インタフェース手段を介してインターホン親機へ前記解錠指令を送信可能であることを特徴とする請求項1又は2記載のインターホンシステム。 The interphone master unit includes an electric unlocking means for unlocking an electric lock installed at the entrance of the dwelling unit or the common entrance of the apartment when receiving an unlocking instruction from the mobile phone terminal via the wireless interface means. ,
The mobile phone terminal is capable of transmitting the unlocking command to the interphone base unit through the wireless interface means while continuing the call through the mobile phone network of the mobile phone operator. The listed intercom system.
携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話を継続したまま無線インタフェース手段を介してインターホン親機へ前記メッセージ応答指令を送信可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインターホンシステム。 The interphone master unit includes message response means for transmitting a predetermined voice message to the door phone cordless handset or the lobby intercom device when a message response command is received from the mobile phone terminal via the wireless interface means.
The mobile phone terminal is capable of transmitting the message response command to the interphone base unit via the wireless interface means while continuing the call through the mobile phone network of the mobile phone operator. The intercom system according to any one of the above.
インターホン親機は、何れかのセンサ装置から異常発生が伝えられたときに警報音を鳴動するとともに、無線インタフェース手段を介して当該異常の発生並びに異常を検出したセンサ装置の種類を含む異常検出情報を携帯電話端末へ送信し、
携帯電話端末は、携帯電話事業者の携帯電話網を介した通話中にインターホン親機から無線インタフェース手段を介して前記異常検出情報を受信した場合に当該通話を継続しながら前記異常検出情報を報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のインターホンシステム。 One or more sensor devices that are installed outdoors or indoors in a dwelling unit and that inform the interphone master unit of the occurrence of an abnormality when an abnormality is detected,
The interphone base unit sounds an alarm sound when an abnormality occurrence is transmitted from any of the sensor devices, and also includes abnormality detection information including the type of the sensor device that has detected the occurrence of the abnormality and the abnormality via the wireless interface means. To your mobile phone
When the mobile phone terminal receives the abnormality detection information from the intercom base unit via the wireless interface means during a call via the mobile phone network of the mobile phone operator, the mobile phone terminal notifies the abnormality detection information while continuing the call. intercom system according to any one of claims 1 to 4, characterized in that.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006320581A JP5291288B2 (en) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | Intercom system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006320581A JP5291288B2 (en) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | Intercom system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008135976A JP2008135976A (en) | 2008-06-12 |
JP5291288B2 true JP5291288B2 (en) | 2013-09-18 |
Family
ID=39560507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006320581A Expired - Fee Related JP5291288B2 (en) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | Intercom system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5291288B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011217133A (en) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Nohmi Bosai Ltd | Interphone system and management room master unit used in the same |
CN106375881B (en) * | 2016-10-09 | 2024-02-20 | 来邦科技股份公司 | Full duplex window intercom system |
JP6519822B1 (en) * | 2017-11-06 | 2019-05-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Interior master unit, door phone system, and communication method |
JP6433612B1 (en) * | 2018-03-20 | 2018-12-05 | 株式会社テンフィートライト | Intercom system |
JP7213460B2 (en) * | 2018-09-05 | 2023-01-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Information terminals, alarm devices, and communication systems |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06205089A (en) * | 1993-01-08 | 1994-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | Digital cordless telephone set |
JPH0738629A (en) * | 1993-07-22 | 1995-02-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | Telephone set with incoming call reply function in busy state |
JPH0799546A (en) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Interphone system |
JPH08223304A (en) * | 1995-02-16 | 1996-08-30 | Aiphone Co Ltd | Doorphone system |
JPH11252262A (en) * | 1998-02-27 | 1999-09-17 | Aiphone Co Ltd | Interphone system |
JP3513852B2 (en) * | 1998-03-26 | 2004-03-31 | 松下電工株式会社 | Intercom master unit and intercom system using the same |
JPH11308349A (en) * | 1998-04-23 | 1999-11-05 | Matsushita Electric Works Ltd | Interphone system, interphone master unit and interphone sub master unit |
JP2004236083A (en) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Aiphone Co Ltd | Television intercom system |
JP2004336267A (en) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Calling reception device, intercom device and telephone system |
-
2006
- 2006-11-28 JP JP2006320581A patent/JP5291288B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008135976A (en) | 2008-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007274177A (en) | Interphone system | |
JP5291288B2 (en) | Intercom system | |
JP2004236083A (en) | Television intercom system | |
JP4858122B2 (en) | Intercom system | |
JP2006222885A (en) | Interphone system for multiple dwelling houses, and common space apparatus thereof | |
JP2008135880A (en) | Intercom system | |
JP2000299740A (en) | Interphone provided with transfer function | |
JP2002354133A (en) | Communication system for multiple dwelling house | |
JP2005278102A (en) | Collective housing intercom system | |
JP2007288288A (en) | Intercom system | |
JP2006222887A (en) | Dwelling machine of intercom system for multiple dwelling house and intercom system for multiple dwelling house | |
JP6399456B2 (en) | Intercom system | |
JP6403076B2 (en) | Intercom system | |
JP2010081122A (en) | Intercom system | |
JP2007288287A (en) | Intercom system | |
JP3726549B2 (en) | Door phone cordless handset adapter | |
JP2014116979A (en) | Intercom system and intercom master unit | |
JP2007312242A (en) | Intercom system | |
JP4161643B2 (en) | Intercom system | |
JP6399457B2 (en) | Intercom system and interphone master unit | |
KR20030026443A (en) | Web door phone system | |
JP3960358B2 (en) | Audio transmission system | |
JP2011097655A (en) | Intercom system | |
JP3960359B2 (en) | Audio transmission system | |
JP2009182642A (en) | Video intercom system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091007 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110912 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120306 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130607 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |