JP5289876B2 - ヒューズ継手 - Google Patents
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Description
「ハウジング内に、ガスの異常な流出によって発生する負圧で流路を遮断するヒューズ弁と、ソレノイドによってプランジャを介して駆動される弁体を有するガス遮断弁とを備えたヒューズコック付きガス遮断弁において、ガス流入通路によってガスが供給され、ガス流出通路によってガスが流出するガス室を前記ハウジング内に設け、このガス室のガス流出通路側内部には第1の弁座を設け、これを前記弁体で開閉可能に構成し、前記ガス室へのガス流入通路は、前記ガス遮断弁の動作方向に交差する方向に設け、前記ガス流入通路内の前記ガス室との接続部には第2の弁座を設け、この第2の弁座を開閉する前記ヒューズ弁は球状体として前記ガス流入通路内に設けると共に、この球状体は、前記ガス室内の負圧によって前記第2の弁座に着座した時に、その一部が前記弁体の動作軌跡内に突出するように形成し、前記ヒューズ弁が前記ガス室へのガス流入通路を遮断した状態で前記ガス遮断弁が遮断動作を行った時に、前記弁体が前記ヒューズ弁に当接して、前記ヒューズ弁を開弁させるように動作するヒューズコック付きガス遮断弁。」
b.前記ヒューズ継手は、前記流体導管に対してその両端の入側と出側がそれぞれ接続自在に形成された継手本体と、
c.前記継手本体間において、両継手本体を接続している外管と、
d.前記外管内において、前記外管の内径との間に両端側が閉塞された流路空間を形成すると共に両端はそれぞれ開口していて前記導管側に連通している内管と、
e.前記内管内の内管流路に形成された絞り部と、
f.前記絞り部の下流側に形成されたボールシート部と、
g.前記絞り部とボールシート部間において、前記内管の底部管壁に穿孔されていて、前記流路空間と内管流路とを連通するように形成された流体噴出孔と、
h.前記流体噴出孔に内管側から挿入され、かつ前記流体噴出孔の直径及び前記ボールシート部の内径よりも大径に形成されていて、規定流量の範囲では前記流体噴出孔内に落ち込んでいるヒューズボールと、
i.前記内管において、前記絞り部の位置よりも上流側であて、前記内管内に前記流路空間を連通するように形成された流体分岐孔と、から成り、
j.前記ヒューズ継手の下流側において規定流量以上の流量が流れる状況が発生すると、前記絞り部の作用により規定流量以上に流量分を前記流体分岐孔を経由して流路空間内に流入させ、この流体を前記流体噴出孔から内管内に噴出させることにより、この噴出エネルギーで、流体噴出孔内に静止していたヒューズボールを吹き上げて内管内を下流側に移動させ、前記ボールシート部に密着させることにより流体の流れを遮断することを特徴とするものである。
図1は、ヒューズ継手を導管の一部に挿入した事例の断面図、図2はA−A´線断面図、図3はB−B´線断面図、図4はC−C´線断面図であって、これら各図において、符号の1は都市ガス供給用の導管を示し、この導管1は、ポリエチレン管から成り、内部には中間圧である1500mmAqのガスが流れており、導管1の内径は33.6mmである。
流体噴出孔9≧流体分岐孔11(断面積総和)>絞り部7<ボールシート部8
流体噴出孔9>ヒューズボール10>ボールシート部8
基本設置は水平設置であるが、重機による損傷、施工ミス、地盤変動等により水平の設置角が変化しても遮断性能に影響が少ない。
イ.10m3/h以下の流量で遮断しない(マイコンガスメーター以上の流量であること)。
ロ.遮断流量が著しく大流量でない(二次災害防止)。
ハ.圧力損失が少ない(圧力損失が大きいと設置できない)。
ニ.設置角が遮断性能に与える影響が少ない。
・プロパンガスの供給導管。
・石油等の液体燃料の供給導管用ヒューズ継手。
・化学品、薬品等の供給導管用ヒューズ継手。
2 継手本体
3、3a ソケット
4 外管
5 内管
6 流路空間
7 絞り部
8 ボールシート部
9 流体噴出孔
10 ヒューズボール
11 流体分岐孔
12、12a 遮断
Claims (5)
- a.水平方向に向けられた流体の導管内を規定流量以上の流体が流れたときに作動して該流体を遮断するヒューズ継手であって、
b.前記ヒューズ継手は、前記流体導管に対してその両端の入側と出側がそれぞれ接続自在に形成された継手本体と、
c.前記継手本体間において、両継手本体を接続している外管と、
d.前記外管内において、前記外管の内径との間に両端側が閉塞された流路空間を形成すると共に両端はそれぞれ開口していて前記導管側に連通している内管と、
e.前記内管内の内管流路に形成された絞り部と、
f.前記絞り部の下流側に形成されたボールシート部と、
g.前記絞り部とボールシート部間において、前記内管の底部管壁に穿孔されていて、前記流路空間と内管流路とを連通するように形成された流体噴出孔と、
h.前記流体噴出孔に内管側から挿入され、かつ前記流体噴出孔の直径及び前記ボールシート部の内径よりも大径に形成されていて、規定流量の範囲では前記流体噴出孔内に落ち込んでいるヒューズボールと、
i.前記内管において、前記絞り部の位置よりも上流側であて、前記内管内に前記流路空間を連通するように形成された流体分岐孔と、から成り、
j.前記ヒューズ継手の下流側において規定流量以上の流量が流れる状況が発生すると、前記絞り部の作用により規定流量以上に流量分を前記流体分岐孔を経由して流路空間内に流入させ、この流体を前記流体噴出孔から内管内に噴出させることにより、この噴出エネルギーで、流体噴出孔内に静止していたヒューズボールを吹き上げて内管内を下流側に移動させ、前記ボールシート部に密着させることにより流体の流れを遮断することを特徴とするヒューズ継手。 - 前記導管は、都市ガスの供給用導管であることを特徴とする請求項1に記載のヒューズ継手。
- 前記導管は、樹脂管又は鋼管であることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒューズ継手。
- 前記導管内に流れる都市ガスの供給圧は、低圧から中圧であることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のヒューズ継手。
- 前記ヒューズボールは、ニトリルゴム製であることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のヒューズ継手。
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JP2008239410A JP5289876B2 (ja) | 2008-09-18 | 2008-09-18 | ヒューズ継手 |
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JP2010071385A JP2010071385A (ja) | 2010-04-02 |
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JP2001324039A (ja) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Sankoo Gas Seiki Kk | ガスヒューズ |
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2008
- 2008-09-18 JP JP2008239410A patent/JP5289876B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010071385A (ja) | 2010-04-02 |
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