JP5289386B2 - 映像伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の復号化装置から同一タイミングで出力すべきフレームを同一タイミングで出力することが可能な映像伝送システムに関するものである。
従来にあっては、映像を立体的に見せるための映像伝送システムが開示されている(特許文献1を参照)。
図3は、従来の映像伝送システムの構成を示す図である。
時刻値発生器100は、内部のタイマー(不図示)で計時される最新の時刻値Sを継続的に出力する。つまり、時刻値Sは段階的に大きくなり、最大値まで到達すると0に戻り、再び段階的に大きくなり、出力される。
符号化装置10Lは、左映像を構成する各フレームLを順次に符号化する。符号化装置10Lは、符号化後のフレームL’に、符号化時の時刻値Sに等しい再生時刻値PTSを付与し出力する。
符号化装置10Rは、右映像を構成する各フレームRを順次に符号化する。符号化装置10Rは、符号化後のフレームR’に、符号化時の時刻値Sに等しい再生時刻値PTSを付与し出力する。
左映像と右映像は同期しており、同一タイミングで再生すべきフレームL、Rは同一タイミングで符号化装置10L、10Rに入力される。よって、これらのフレームL、Rを符号化したもの、つまり同一タイミングで再生すべきフレームL’、R’には同一の再生時刻値PTSが付与される。
多重化装置20は、符号化後の左映像と右映像を多重化する。同一タイミングで再生すべきフレームL’、R’を多重化したものを多重化フレームST中に含めて出力する。また、多重化ストリームSTは、符号化側と復号化側における時刻出力のための参照時刻値PCRを示すパケットを決められた周期間隔で含む。すなわち、参照時刻値PCRは、時刻値SL、SR、を符号化側の時刻値Sにあわせるために使用される。多重化ストリームSTは、通信路(不図示)を経由して伝達され、復号化部302L、302Rに送信される。復号化部302L、302Rは、多重化ストリームSTから自身が行う処理に必要なフレーム等を取り出す。
復号化装置30Lの時刻値発生器301Lは、内部のタイマー(不図示)で計時される最新の時刻値SLを継続的に出力する。つまり、時刻値SLは段階的に大きくなり、最大値まで到達すると0に戻り、再び段階的に大きくなり、出力される。
時刻値発生器301Lは、参照時刻値PCRが取り出された際、発生する時刻値SLが、その参照時刻値PCRに等しくなるように時刻値SLを変更する。なお、時刻値SLは、直ちに参照時刻値PCRに等しくはならず、参照時刻値PCRに等しくなるまでには、時間がかかる。
復号化装置30Lの復号化部302Lは、左映像を構成する各フレームL’を順次に復号化する。復号化部302Lは、時刻値SLがフレームL’内の再生時刻値PTSに一致したら、復号化後のフレームLを出力する。
同期信号発生器40は、定期的に同期信号Gを出力する。
復号化装置30Lの出力部303Lは、同期信号Gが出力されたら、フレームLを表示装置50に出力し、これを表示装置50が表示する。
復号化装置30Rの時刻値発生器301Rは、内部のタイマー(不図示)で発生する時刻値SRを定期的に出力する。各時刻値SRは、段階的に大きくなり、最大値まで到達すると0に戻り、再び段階的に大きくなり、出力される。
時刻値発生器301Rは、参照時刻値PCRが取り出された際、発生する時刻値SRが、その参照時刻値PCRに等しくなるように時刻値SRを変更する。なお、時刻値SRは、直ちに参照時刻値PCRに等しくはならず、参照時刻値PCRに等しくなるまでには、時間がかかる。
復号化装置30Rの復号化部302Rは、右映像を構成する各フレームR’を順次に復号化する。復号化部302Rは、時刻値SRがフレームR’内の再生時刻値PTSに一致したら、復号化後のフレームRを出力する。
復号化装置30Rの出力部303Rは、同期信号Gが出力されたら、フレームRを表示装置50に出力し、これを表示装置50が表示する。
フレームLの表示映像と、フレームRの表示映像とを、特殊な眼鏡で見ると、例えば、立体的な映像を見ることができる。
特開2000−092519号公報
上記の映像伝送システムでは、復号化装置30L、30Rを構成する部品の特性バラツキになど起因して時刻値SL、SRにはズレが生じることがある。また、時刻値SL、SRは温度などの外乱によって変化し、互いに一致しないことがある。
時刻値SL、SRは参照時刻値PCRに等しくされるので、やがては、時刻値SL、SRは一致するが、時刻値SL、SRが参照時刻値PCRに等しくなるまでには、複数回の時刻値の変更が必要となるので、それまでの間は、時刻値SL、SRにはズレが生じることがある。
このズレに起因して、上記の映像伝送システムでは、同一タイミングで表示すべきフレームL、Rが異なるタイミングで表示されることがある。
図4は、右画像、左画像のフレームの出力タイミングを示すタイミングチャートである。
復号化装置30Lの復号化部302Lは、例えば、あるフレームLを時刻t1に出力開始する。これにより、フレームLは、表示装置50へ出力可能となる。
復号化装置30Rの復号化部302Rは、このフレームLと同一タイミングで表示すべきフレームRを時刻t2に出力開始する。これにより、フレームRは、表示装置50へ出力可能となる。
時刻t2は、例えば、時刻t1より遅れた時刻である。この遅れは、時刻値SL、SRが、同期していない、つまり、同一タイミングで同じ値になっていないことに起因する。
同期信号発生器40は、例えば、時刻t3に同期信号Gを出力する。時刻t3は、例えば、時刻t1、t2の間の時刻である。
復号化装置30Lの出力部303Lは、復号化部302Lから時刻t1に出力開始されたフレームLを、時刻t3に出力する。
一方、復号化装置30Rの出力部303Rは、復号化部302Rから時刻t2に出力開始されたフレームRを、次の同期信号Gの出力時刻t3’に出力する。
よって、同一タイミングで表示すべきフレームL、Rが異なるタイミングで表示される。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の符号化装置において映像のフレームに再生時刻値を付与し、複数の復号化装置において時刻値が再生時刻値に一致したら、復号化後のフレームを出力可能とし、同期信号が出力されたら復号化装置からフレームを出力し、しかも、複数の復号化装置から同一タイミングで出力すべきフレームを同一タイミングで出力することが可能な映像伝送システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る映像伝送システムは、時刻値を出力する時刻値発生器と、表示対象映像のフレームを符号化し、符号化時の当該時刻値に等しい再生時刻値をフレームに付与する表示対象映像符号化装置からなる複数の表示対象映像符号化装置と、参照映像のフレームを符号化し、符号化時の当該時刻値に予め定められた値を加算し、加算後の時刻値に等しい再生時刻値をフレームに付与する参照映像符号化装置と、前記表示対象映像および参照映像の符号化後のフレームを多重化した多重化ストリームを生成する多重化装置と、前記多重化ストリームから表示対象映像のフレームを取り出して復号化する表示対象映像復号化装置からなる複数の表示対象映像復号化装置と、前記多重化ストリームから参照映像を取り出し、当該参照映像を使用して同期信号を発生させる同期信号発生装置とを備え、前記各表示対象映像復号化装置は、時刻値を出力する時刻値発生器と、取り出された表示対象映像のフレームを復号化し、当該時刻値がフレーム内の再生時刻値に一致したら、復号化後のフレームを出力する復号化部と、前記同期信号発生装置から同期信号が出力されたら、当該復号化後のフレームを外部に出力する出力部とを備え、前記同期信号発生装置は、時刻値を出力する時刻値発生器と、当該時刻値が、取り出された参照映像のフレーム内の再生時刻値に一致したら、前記各表示対象映像復号化装置に同期信号を出力する同期信号発生器とを備えることを特徴とする。
本発明に係る映像伝送システムによれば、参照映像のフレームを符号化し、符号化時の時刻値に予め定められた値を加算し、加算後の時刻値に等しい再生時刻値をフレームに付与する参照映像符号化装置と、時刻値発生器から出力された時刻値が参照映像のフレーム内の再生時刻値に一致したら、各表示対象映像復号化装置に同期信号を出力する同期信号発生器とを備える同期信号発生装置とを設けたので、複数の表示対象映像復号化装置から同一タイミングで出力すべきフレームを同一タイミングで出力することができる。
本実施の形態に係る映像伝送システムの構成を示す図である。 図1のシステムにおける右画像、左画像のフレームの出力タイミングを示すタイミングチャートである。 従来の映像伝送システムの構成を示す図である。 図3のシステムにおける右画像、左画像のフレームの出力タイミングを示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る映像伝送システムの構成を示す図である。
本実施の形態に係る映像伝送システム(以下、単に映像伝送システムという)は、時刻値Sを出力する時刻値発生器100と、映像を立体的に見せるための左目用の左映像、右目用の右映像を符号化する符号化装置10L、10Rと、参照映像を符号化する符号化装置10Bと、符号化後の左映像、右映像、参照映像のストリームを多重化して多重化ストリームSTとする多重化装置20と、多重化ストリームSTの中から左映像、右映像、参照映像を取り出して復号化する復号化装置30L、30R、30Bと、復号化後の左映像、右映像を表示する表示装置50とを備える。
各左映像、右映像は表示対象であり、表示対象映像ともいう。参照映像は、復号化後の左映像、右映像の同期出力のために参照されるものでもあり、例えば、映像は符号化後の情報量が少なくなるような黒や白の画面映像である。
各符号化装置10L、10Rは、表示対象映像を符号化するものであり、表示対象映像符号化装置ともいう。符号化装置10Bは、参照映像を符号化するものであり、参照映像符号化装置ともいう。
各復号化装置30L、30Rは、表示対象映像を復号化するものであり、表示対象映像復号化装置ともいう。復号化装置30Bは、参照映像を使用して同期信号を発生させるものであり、同期信号発生装置ともいう。
復号化装置30Lは、時刻値SLを出力する時刻値発生器301Lと、左映像を復号化する復号化部302Lと、復号化後の左映像を表示装置50に出力する出力部303Lとを備える。
復号化装置30Rは、時刻値SRを出力する時刻値発生器301Rと、右映像を復号化する復号化部302Rと、復号化後の右映像を表示装置50に出力する出力部303Rとを備える。
復号化装置30Bは、時刻値SBを出力する時刻値発生器301Bと、参照映像を復号化する復号化部302Bと、復号化装置30L、30Rの出力部303L、303Rに同期信号Eを出力する同期信号発生器304とを備える。
(映像伝送システムの動作)
時刻値発生器100は、内部のタイマー(不図示)で計時される最新の時刻値Sを継続的に出力する。つまり、時刻値Sは段階的に大きくなって出力され、最大値に到達すると、0に戻り、再び段階的に大きくなり、出力される。
符号化装置10Lは、左映像を構成する各フレームLを順次に符号化する。符号化とは、圧縮処理であり、その出力はストリームになる。以下、符号化において同様である。
符号化装置10Lは、符号化後のフレームL’に、符号化時の時刻値Sに等しい再生時刻値(プレゼンテーションタイムスタンプ)PTSを付与し出力する。
符号化装置10Rは、右映像を構成する各フレームRを順次に符号化する。符号化装置10Rは、符号化後のフレームR’に、符号化時の時刻値Sに等しい再生時刻値PTSを付与し出力する。
符号化装置10Bは、黒い画像のみからなる参照映像を構成する各フレームBを順次に符号化する。符号化装置10Bは、入力映像なしで、黒い画像を符号化してもよい。
符号化装置10Bは、符号化の際、そのときの時刻値Sに予め定められた値Δを加算し、加算後の時刻値に等しい再生時刻値PTSを、符号化後のフレームB’に付与し出力する。値Δは、映像伝送システムの特性を計測した結果に基づいて求めた値であり、詳しくは後で述べる。
左映像と右映像と参照映像は同期しており、同一タイミングで再生すべきフレームL、R、Bは同一タイミングで符号化装置10L、10R、10Bに入力される。よって、これらのフレームL、Rを符号化したもの、つまり同一タイミングで再生すべきフレームL’、R’には同一の再生時刻値PTSが付与される。
一方、フレームB’には、上記のように値Δを加算しなければ、同一の再生時刻値PTSが付与されるが、実際には、値Δを加算した時刻値に等しい再生時刻値PTSが付与される。
多重化装置20は、符号化後の左映像と右映像と参照映像のストリームを多重化して1つの多重化ストリームSTにする。多重化ストリームSTは、同一タイミングで再生すべきフレームL’、R’、B’、および多重化時の時刻値Sに等しい参照時刻値(プログラムクロックリファレンスという)PCRを示すパケットを決められた周期間隔で含む。
参照時刻値PCRは、後に時刻値SL、SR、SBをこの参照時刻値PCRに等しくする処理で使用される。
多重化ストリームSTは、通信路(不図示)を経由して伝達され、復号化装置30L、30R、30Bは、多重化ストリームSTを受信し、多重化ストリームSTから参照時刻値PCRを取り出し、それぞれ多重化ストリームSTからフレームL’、R’、B’を取り出す。フレームL’、R’、B’には再生時刻値PTSが付与されている。
復号化装置30Lの時刻値発生器301Lは、内部のタイマー(不図示)で計時される最新の時刻値SLを継続的に出力する。つまり、時刻値SLは段階的に大きくなって出力され、最大値に到達すると0に戻り、再び段階的に大きくなり、出力される。
時刻値発生器301Lは、参照時刻値PCRが取り出された際、発生する時刻値SLが、その参照時刻値PCRに等しくなるように時刻値SLを変更する。なお、時刻値SLは、直ちに参照時刻値PCRに等しくはならず、参照時刻値PCRに等しくなり、安定化するまでには時間がかかる。
復号化装置30Lの復号化部302Lは、左映像を構成する各フレームL’を順次に復号化する。復号化とは、圧縮処理に対応する伸張処理である。以下、復号化において同様である。復号化部302Lは、時刻値SLがフレームL’内の再生時刻値PTSに一致したら、復号化後のフレームLを出力する。
復号化装置30Rの時刻値発生器301Rは、内部のタイマー(不図示)で計時される最新の時刻値SRを継続的に出力する。つまり、時刻値SRは段階的に大きくなって出力され、最大値まで到達すると0に戻り、再び段階的に大きくなり、出力される。
時刻値発生器301Rは、参照時刻値PCRが取り出された際、発生する時刻値SRが、その参照時刻値PCRに等しくなるように時刻値SRを変更する。なお、時刻値SRは、直ちに参照時刻値PCRに等しくはならず、参照時刻値PCRに等しくなり、安定化するまでには時間がかかる。
復号化装置30Rの復号化部302Rは、右映像を構成する各フレームR’を順次に復号化する。復号化部302Rは、時刻値SRがフレームR’内の再生時刻値PTSに一致したら、復号化後のフレームRを出力する。
復号化装置30Bの時刻値発生器301Bは、内部のタイマー(不図示)で計時される最新の時刻値SBを継続的に出力する。つまり、時刻値SBは段階的に大きくなって出力され、最大値まで到達すると0に戻り、再び段階的に大きくなり、出力される。
時刻値発生器301Bは、参照時刻値PCRが取り出された際、発生する時刻値SBが、その参照時刻値PCRに等しくなるように時刻値SBを変更する。なお、時刻値SBは、直ちに参照時刻値PCRに等しくはならず、参照時刻値PCRに等しくなり、安定化するまでには時間がかかる。
復号化装置30Bの復号化部302Bは、参照映像を構成する各フレームB’を順次に復号化する。
復号化部302Bは、時刻値SBがフレームB’内の再生時刻値PTSに一致したら、復号化後のフレームBを出力する。
復号化装置30Bの同期信号発生器304は、フレームBが出力されるごとに、同期信号Eを出力する。つまり、同期信号発生器304は、時刻値SBがフレームB’内の再生時刻値PTSに一致したら、同期信号Eを出力する。
復号化装置30Lの出力部303Lは、同期信号発生器304から同期信号Eが出力されたら、フレームLを表示装置50に出力し、これを表示装置50が表示する。
復号化装置30Rの出力部303Rは、同期信号発生器304から同期信号Eが出力されたら、フレームRを表示装置50に出力し、これを表示装置50が表示する。
フレームLの表示映像と、フレームRの表示映像とを、特殊な眼鏡で見ると、例えば、立体的な映像を見ることができる。
また、映像伝送システムでは、同一タイミングで表示すべきフレームL、Rは同一タイミングで表示される。
図2は、右画像、左画像のフレームの出力タイミングを示すタイミングチャートである。
復号化装置30Lの復号化部302Lは、例えば、あるフレームLを時刻t1に出力開始する。これにより、フレームLは、表示装置50へ出力可能となる。
復号化装置30Rの復号化部302Rは、このフレームLと同一タイミングで表示すべきフレームRを時刻t2に出力開始する。これにより、フレームRは、表示装置50へ出力可能となる。
時刻t2は、例えば、時刻t1より遅れた時刻である。この遅れは、時刻値SL、SRが、同期していない、つまり、同一タイミングで同じ値になっていないことに起因する。
映像伝送システムでは、復号化装置30L、30Rを構成する部品の特性バラツキになど起因して時刻値SL、SRにはズレが生じることがある。また、時刻値SL、SRは温度などの外乱によって変化し、互いに一致しないことがある。
時刻値SL、SRは参照時刻値PCRに等しくされるので、やがては、時刻値SL、SRは一致するが、時刻値SL、SRが参照時刻値PCRに等しくなるまでには、時間を要するので、それまでの間は、時刻値SL、SRにはズレが生じることがあるのである。
さて、復号化装置30Bの同期信号発生器304は、例えば、時刻t3に同期信号Eを出力する。
時刻t3は、時刻t2と次のフレームLの出力開始時刻t4の間の時刻である。
映像伝送システムでは、時刻t1から時刻t2までの期間の長さが予め計測され、符号化装置10Bで使用される値Δは、時刻t3が当該期間に含まれないように予め計算され、符号化装置10Bは、時刻値Sに当該値Δを加算し、加算後の時刻値に等しい再生時刻値PTSをフレームB’に付与する。
時刻t1から時刻t4までの期間(フレーム期間などという)をT(秒)とすると、時刻t1から時刻t2までの期間は、通常は、T/2より短いので、T/2秒が値Δに換算され、この値Δが使用される。これにより、同期信号Eは、時刻t1などのT/2秒後に、つまり、時刻t1から時刻t2までの期間を避けて、出力される。
復号化装置30Lの出力部303Lは、復号化部302Lから時刻t1に出力開始されたフレームLを、時刻t3に出力する。
復号化装置30Rの出力部303Rは、復号化部302Rから時刻t2に出力開始されたフレームRを、時刻t3に出力する。
すなわち、同一タイミングで表示すべきフレームL、Rは同一タイミングで出力されるのである。
したがって、本実施の形態に係る映像伝送システムによれば、参照映像のフレームを符号化し、符号化時の当該時刻値に予め定められた値Δを加算し、加算後の時刻値に等しい再生時刻値PTSをフレームに付与する参照映像符号化装置(10B)と、時刻値発生器301Bから出力された時刻値SBが参照映像のフレーム内の再生時刻値PTSに一致したら、各表示対象映像復号化装置(30L、30R)に同期信号を出力する同期信号発生器304とを備える同期信号発生装置(30B)とを設けたので、複数の表示対象映像復号化装置(30L、30R)から同一タイミングで出力すべきフレームを同一タイミングで出力することができる。
なお、本実施の形態では、右映像、左映像を例に説明したが、これに限らず、2以上の任意の表示対象映像を表示させる映像伝送システムにおいて上記構成を採用し、これにより、同一タイミングで出力すべきフレームを同一タイミングで出力するようにしてもよい。
例えば、水平画素数と垂直画素数をそれぞれハイビジョンの2倍、面積にして4倍にした「4K×2K」映像の伝送をハイビジョン4チャンネルで同期させて伝送する場合にも適用できる。
また、本実施の形態では、例として、フレーム期間の1/2の換算値を値Δとしたが、0より大きく、フレーム期間を換算した値より小さい値なら、値Δは適宜実験的に求めた値でよい。
10B、10L、10R…符号化装置
20…多重化装置
30B、30L、30R…復号化装置
40…同期信号発生器
50…表示装置
100、301R、301L、301B…時刻値発生器
302L、302R、302B…復号化部
303L、303R…出力部
304…同期信号発生器
PCR…参照時刻値
PTS…再生時刻値
S、SB、SL、SR…時刻値
ST…多重化ストリーム

Claims (1)

  1. 時刻値を出力する時刻値発生器と、
    表示対象映像のフレームを符号化し、符号化時の当該時刻値に等しい再生時刻値をフレームに付与する表示対象映像符号化装置からなる複数の表示対象映像符号化装置と、
    参照映像のフレームを符号化し、符号化時の当該時刻値に予め定められた値を加算し、加算後の時刻値に等しい再生時刻値をフレームに付与する参照映像符号化装置と、
    前記表示対象映像および参照映像の符号化後のフレームを多重化した多重化ストリームを生成する多重化装置と、
    前記多重化ストリームから表示対象映像のフレームを取り出して復号化する表示対象映像復号化装置からなる複数の表示対象映像復号化装置と、
    前記多重化ストリームから参照映像を取り出し、当該参照映像を使用して同期信号を発生させる同期信号発生装置とを備え、
    前記各表示対象映像復号化装置は、
    時刻値を出力する時刻値発生器と、
    取り出された表示対象映像のフレームを復号化し、当該時刻値がフレーム内の再生時刻値に一致したら、復号化後のフレームを出力する復号化部と、
    前記同期信号発生装置から同期信号が出力されたら、当該復号化後のフレームを外部に出力する出力部とを備え、
    前記同期信号発生装置は、
    時刻値を出力する時刻値発生器と、
    当該時刻値が、取り出された参照映像のフレーム内の再生時刻値に一致したら、前記各表示対象映像復号化装置に同期信号を出力する同期信号発生器とを備える
    ことを特徴とする映像伝送システム。
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