JP5283678B2 - エネルギー管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、電力消費量等のエネルギー使用量を計測して管理するエネルギー管理システムに関するものである。
ビル等の建物におけるエネルギー管理業務においては、近年、企業等が所有ないし使用している複数の建物全体でのエネルギー使用量を管理することが必要になっている。具体的には、複数の建物を所有ないし使用している企業等は、これら複数の建物全体でのエネルギー使用量の目標と実績の管理、エネルギー使用量の削減、およびその定期的な報告が義務付けられている。また、定められているエネルギー使用量の削減を達成できなかった場合には罰則が課せられる。
このような背景事情から、エネルギー使用量を的確かつ効率良く計測できるエネルギー管理システムの必要性が高まっている。すなわち、エネルギー使用量の推移を正確に捕捉するためにはサンプリング周期を短く設定すれば良いが、常に頻繁にサンプリングしていると計測データが膨大になりデータ処理も煩雑化するため、高コストな管理システムになってしまう。また、エネルギー使用量がほぼ一定な時間帯も多いため、サンプリング周期を常に短く設定しておくことは非効率的でもある。
そこで従来、エネルギー使用量がある程度増大するとサンプリング周期を短くする等、エネルギー使用量の計測値に応じてサンプリング周期を変更できるようにしたエネルギー管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−305732号公報
しかしながら特許文献1に開示されている従来技術は、エネルギー使用量が所定のレベルまで変動した後にサンプリング周期を変更するというものなので、そのレベルに到達するまでの過渡期は計測されない可能性が高く、よってエネルギー使用量の変動過程を捕捉しにくいという問題があった。例えば、冷房運転中の空調機の電力消費量を計測する際に、電力消費量がある程度増大してからサンプリング周期を短くしても計測のタイミングが遅すぎるため、電力消費量の推移を正確に把握することは困難であると思われる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、エネルギー使用量の計測を的確かつ効率良く行えるエネルギー管理システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、複数の拠点の各建物内の複数のエリア毎に設けられてエネルギー使用量を計測するエネルギー計測器と、これら複数のエネルギー計測器の計測データを集計するエネルギー積算装置と、前記エリアの入退室用ドアの開閉動作を入退室指令信号に基づいて制御する入退室管理装置とを備えたエネルギー管理システムにおいて、前記入退室管理装置が、前記エリア毎に所定時間帯の前記ドアの開閉回数を計測するドア開閉回数計測手段を有すると共に、前記エネルギー積算装置が、前記エネルギー計測器の計測データを取り込むサンプリング周期を前記開閉回数に応じて切り替えるデータ取り込み指令手段を有することとした。
このように入退室管理装置を利用すれば、建物内の複数のエリア毎に所定時間帯の入退室用ドアの開閉回数を計測することによって、その時間帯における各エリア内の在室者の数を把握できる。電力消費量等のエネルギー使用量は在室者が多いほど顕著になると見込まれるため、在室者の数に応じてデータ取り込み指令手段がサンプリング周期を切り替えれば、エネルギー使用量が大きく変化する前に妥当なサンプリング周期に設定できて、エネルギー使用量の計測が的確かつ効率良く行えるようになる。例えば、エリア内の在室者の数が少ないときは電力消費量が比較的少ないので、サンプリング周期を長く設定して効率化を図ることができるが、在室者の数が増えると電力消費量の増大が見込まれるため、短いサンプリング周期に切り替えることで電力消費量の変動が的確に計測できるようになる。
上記のエネルギー管理システムにおいて、データ取り込み指令手段が、予め定めた複数種類のサンプリング周期を時間帯と在室者数とに関連付けて記憶している対照テーブルに基づき、現在時刻と在室者数とに応じて決定される1つのサンプリング周期を選択できるようにしてあると、時間帯によって異なる在室者のエネルギー消費動向も踏まえたサンプリング周期の設定が可能になるため、より的確かつ効率的にエネルギー使用量の計測が行えるようになる。この場合において、在室者が増減しない時間帯には長いサンプリング周期を別途設定できるようにしてあると、信頼性を損なわずに極めて効率良くエネルギー使用量の計測が行えるようになる。
本発明のエネルギー管理システムは、建物内の複数のエリア毎に所定時間帯の入退室用ドアの開閉回数を計測することによって、その時間帯における各エリア内の在室者の数を把握し、エネルギー計測器の計測データを取り込むサンプリング周期を在室者数に応じて切り替えるというものなので、エネルギー使用量が大きく変化する前に妥当なサンプリング周期に設定できる。それゆえ、このエネルギー管理システムを採用することにより、エリア毎にエネルギー使用量の計測が的確かつ効率良く行えるようになる。
本発明の実施形態例に係るエネルギー管理システムの全体構成を示すブロック図である。 該エネルギー管理システムで管理対象エリアの計測データを取り込む動作手順を示すフローチャートである。 図2のフローチャートにおいてサンプリング周期の選択時に用いる対照テーブルの一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態例に係るエネルギー管理システムについて図面を参照しながら説明する。図1に示すように、このエネルギー管理システムは、複数の拠点の各建物10に設けられた入退室管理装置5および電力積算装置7を一般回線3を介して入退室管理センター1および電力積算管理センター2と遠隔的に接続することによって、複数の建物10内で消費される電力量を計測して管理するというものである。
建物10内には、複数のエリア毎に入退室用の扉(ドア)6と電力計8とが設けられている。扉6の開閉動作は所定の入退室指令信号に基づき入退室管理装置5によって制御される。すなわち、入退室用の扉6の近傍には図示せぬカードリーダが設置されており、このカードリーダが読み取ったIDカード等の信号は、入退室管理装置5の入退室指令検出装置5aで検出されて扉6を開扉させるか否かが決定される。入退室指令検出装置5aが開扉を許可すると、入退室管理装置5のドア開閉制御装置5bが扉6に開扉信号を出力する。また、入退室管理装置5のドア開閉回数計測装置5cは、ドア開閉制御装置5bに接続されて扉6の所定時間帯における開閉回数を計測する。建物10内の各扉6は入退室管理装置5に接続されており、エリア毎に扉6の開閉回数を計測することによって、該当するエリアへの入室者数やそこからの退室者数、すなわち該当するエリア内の在室者数を把握できるようになっている。また、この入退室管理装置5には、一般回線3を介して入退室管理センター1とデータの送受信を行うための通信インターフェイス(I/F)5iが備えられている。
建物10内の各電力計8は電力積算装置7に接続されており、エリア毎に電力計8の電力消費量の計測データ(電力積算値)が所定のサンプリング周期で電力積算装置7に取り込まれて集計される。この電力積算装置7には、ドア開閉回数計測装置5cの計測した扉6の開閉回数に応じてサンプリング周期を設定するデータ読込指令装置7aと、該指令装置7aの設定したサンプリング周期で電力計8の電力積算値を取り込むデータ読込装置7bと、一般回線3を介して電力積算管理センター2とデータの送受信を行うための通信インターフェイス(I/F)7iとが備えられている。なお、データ読込指令装置7aは入退室管理装置5と接続されている。ここで、エリア内の在室者数は、ドア開閉回数計測装置5cで行うものとして説明したが、図示しないドア近傍に設けられた図示しないカメラの映像から画像処理にて計測しても良い。
また、建物10には、各電力計8の電力積算値等を格納するデータベース(DB)9が設置されている。データ読込装置7bが取り込んだ各電力計8の電力積算値は、このデータベース9に一旦格納されて、予め定めた期間毎(例えば1週間毎)に通信インターフェイス7iおよび一般回線3(専用回線やインターネットも可能)を介して電力積算管理センター2の記憶装置2cに格納されるようになっている。ここで、各電力計8の電力積算値は、データベース9に格納せずに、予め定めた期間毎に電力積算管理センター2の記憶装置2cに格納しても良い。
一方、入退室管理センター1には、一般回線3を介して入退室管理装置5とデータの送受信を行うための通信インターフェイス(I/F)1aと、該管理センター1の機器の制御や演算処理を行うための制御装置1bと、入退室管理装置5から送信されてくる入退室情報(例えば扉6の開閉時刻)等を記憶する記憶装置1cとが備えられている。
また、電力積算管理センター2には、一般回線3を介して電力積算装置7とデータの送受信を行うための通信インターフェイス(I/F)2aと、該管理センター2の機器の制御や演算処理を行うための制御装置2bと、電力積算装置7から送信されてくる電力積算値等を記憶する記憶装置2cとが備えられている。
次に、図2のフローチャートに基づき、本実施形態例において管理対象エリアの電力積算値を取り込む際の動作手順について説明する。
建物10に設けられている入退室管理装置5は、まず、管理対象エリアが機械警備による警戒中であるか否かを判定し(ステップS1)、警戒時と判定されたとき(Yesの場合)には、入退室管理装置5から電力積算装置7のデータ読込指令装置7aへ警戒中信号が送信される。データ読込指令装置7aは警戒中信号を受信すると、該当するエリアの電力計8の電力積算値を取り込むサンプリング周期を3時間に設定する。したがって、データ読込装置7bは、この電力計8の電力積算値の取り込みを3時間間隔で行い、取得した計測データをデータベース9に格納する(ステップS2)。
ステップS1で管理対象エリアが警戒時ではないと判定されたとき(Noの場合)は、ステップS3へ進んで現在時刻が予め定めた出社時間帯であるか否かを判定する。そして、出社時間帯と判定されたとき(Yesの場合)には、ステップS4へ進み、図3に示す対照テーブルAによって決定される所定のサンプリング周期をデータ読込指令装置7aが選択する。
ここで、図3の対照テーブルAについて説明する。この対照テーブルAには、予め定めた複数種類のサンプリング周期が時間帯と在室者数とに関連付けて記憶されている。図3において、時間帯の項目は縦並びに4つ記載されている。すなわち、現在時刻が、出社時間帯Aa1(7:00〜9:00)と、昼休み開始時間帯Aa2(11:55〜12:30)と、昼休み終了時間帯Aa3(12:30〜13:05)と、退勤時間帯Aa4(17:30〜19:30)という4項目の時間帯のいずれかに該当する場合、この対照テーブルAからサンプリング周期が選択される。ただし、現在時刻が出社時間帯と昼休み開始時間帯の間(9:00〜11:55)、あるいは昼休み終了時間帯と退勤時間帯の間(13:05〜17:30)である場合は、通常の勤務時間帯なのでサンプリング周期は長めの1時間に設定される。また、図3において、在室者数の項目は横並びに4つ記載されている。この在室者数はドア開閉回数計測装置5cの計測した扉6の開閉回数に基づいて把握された数字であり、図3に示すように、在室者数が10人未満の場合(Ab1)と、10〜19人の場合(Ab2)と、20〜29人の場合(Ab3)と、30人以上の場合(Ab4)とに、それぞれ異なるサンプリング周期が振り分けられている。したがって、現在時刻と在室者数のデータからサンプリング周期が一義的に選択できるようになっている。
例えば、ステップS4では現在時刻が出社時間帯Aa1なので、サンプリング周期は、計測された在室者(入室者)数が10人未満の場合は30分、10〜19人の場合は20分、20〜29人の場合は10分、30人以上の場合は5分にそれぞれ設定されている。このように出社時間帯Aa1には、入室者が増えるほど勤務時間中の電力消費量に近付いていくものと見込めるため、入室者数に応じて短縮される上記のようなサンプリング周期に設定しておくことにより、電力消費量の変動を的確に捉えることができる。なお、このステップS4において、選択したサンプリング周期で取り込んだ電力計8の電力積算値はデータベース9に格納されるようになっている。
また、現在時刻が出社時間帯Aa1を過ぎている場合、ステップS3の判定結果は「No」となるためステップS5へ進む。このステップS5では、現在時刻が予め定めた勤務時間帯(9:00〜11:55、または13:05〜17:30)であるか否かを判定する。ステップS5で勤務時間帯と判定された場合(Yesの場合)は、ステップS6へ進み、データ読込指令装置7aが前述したようにサンプリング周期を長めの1時間に設定する。つまり、勤務時間中は在室者数や電力消費量が大きく変動する可能性が低いため、電力計8の電力積算値を1時間間隔で取り込んでも信頼性は損なわれない。このステップS6においても、選択したサンプリング周期(1時間)で取り込んだ電力積算値はデータベース9に格納されるようになっている。
ステップS5の判定結果が「No」の場合は、ステップS7へ進んで現在時刻が予め定めた昼休み開始時間帯Aa2(11:55〜12:30)であるか否かを判定する。ステップS7で昼休み開始時間帯Aa2と判定された場合(Yesの場合)は、ステップS8へ進み、対照テーブルAによって決定される所定のサンプリング周期をデータ読込指令装置7aが選択する。図3に示すように、昼休み開始時間帯Aa2におけるサンプリング周期は、計測された在室者数が10人未満の場合は15分、10〜19人の場合は10分、20〜29人の場合は5分、30人以上の場合は2分にそれぞれ設定されている。このように昼休み開始時間帯Aa2には、退室せずに残っている在室者が多いうちは電力消費量はさほど減少しないが、退室者が増えると電力消費量は勤務時間中に比べて大きく減少するため、在室者数に応じて短縮される上記のようなサンプリング周期に設定しておくことにより、電力消費量の変動を的確に捉えることができる。このステップS8においても、選択したサンプリング周期で取り込んだ電力計8の電力積算値はデータベース9に格納されるようになっている。
現在時刻が昼休み開始時間帯Aa2を過ぎている場合は、ステップS7の判定結果が「No」となるためステップS9へ進む。このステップS9では、現在時刻が予め定めた昼休み終了時間帯Aa3(12:30〜13:05)であるか否かを判定する。ステップS9で昼休み終了時間帯Aa3と判定された場合(Yesの場合)は、ステップS10へ進み、対照テーブルAによって決定される所定のサンプリング周期をデータ読込指令装置7aが選択する。図3に示すように、昼休み終了時間帯Aa3におけるサンプリング周期は、計測された在室者数が10人未満の場合は30分、10〜19人の場合は20分、20〜29人の場合は10分、30人以上の場合は5分にそれぞれ設定されている。このように昼休み終了時間帯Aa3には、該当するエリアに戻ってくる入室者が増えるほど勤務時間中の電力消費量に近付いていくものと見込めるため、入室者数に応じて短縮される出勤時間帯Aa1と同様のサンプリング周期に設定しておくことにより、電力消費量の変動を的確に捉えることができる。このステップS10においても、選択したサンプリング周期で取り込んだ電力計8の電力積算値はデータベース9に格納されるようになっている。
また、ステップS9の判定結果が「No」の場合は、ステップS11へ進んで現在時刻が予め定めた退勤時間帯Aa4(17:30〜19:30)であるか否かを判定する。ステップS11で退勤時間帯Aa4と判定された場合(Yesの場合)は、ステップS12へ進み、対照テーブルAによって決定される所定のサンプリング周期をデータ読込指令装置7aが選択する。図3に示すように、退勤時間帯Aa4におけるサンプリング周期は、計測された在室者数が10人未満の場合は15分、10〜19人の場合は10分、20〜29人の場合は5分、30人以上の場合は2分にそれぞれ設定されている。このように退勤時間帯Aa4には、退勤せずに残っている在室者が多いうちは電力消費量はさほど減少しないが、退勤者が増えると電力消費量は勤務時間中に比べて大きく減少するため、在室者数に応じて短縮される昼休み開始時間帯Aa2と同様のサンプリング周期に設定しておくことにより、電力消費量の変動を的確に捉えることができる。このステップS12においても、選択したサンプリング周期で取り込んだ電力計8の電力積算値はデータベース9に格納されるようになっている。
また、ステップS11の判定結果が「No」の場合、つまり、現在時刻が午前7時以前または午後7時半以降である場合はステップS1へ戻る。なお、この時間帯は管理対象エリアが機械警備状態(警戒時)に設定されるため、ステップS1での判定結果は「Yes」となってステップS2へ進む。
本実施形態例に係るエネルギー管理システムでは、以上説明したような動作手順で管理対象エリアの電力計8の計測データ(電力積算値)を取り込むので、在室者数に応じて増減する照明器具やOA機器、空調装置などの電力消費量の変動を事前に予測して妥当なサンプリング周期を設定することができる。すなわち、このエネルギー管理システムは、建物10内の複数のエリア毎に入退室用の扉6の所定時間帯の開閉回数を計測することによって、その時間帯における各エリア内の在室者の数を把握し、該当するエリアの電力積算値を取り込むサンプリング周期を在室者数に応じて切り替えるというものなので、電力消費量が大きく変化する前に妥当なサンプリング周期に設定できる。それゆえ、このエネルギー管理システムを採用することにより、エリア毎に電力消費量の計測を的確かつ効率良く行えるようになる。
また、本実施形態例に係るエネルギー管理システムでは、機械警備中および勤務時間中を除く時間帯において、データ読込指令装置7aが、予め定めた複数種類のサンプリング周期を時間帯と在室者数とに関連付けて記憶している対照テーブルAに基づき、現在時刻と在室者数とに応じて決定される1つのサンプリング周期を選択するようにしている。それゆえ、時間帯によって異なる在室者の電力消費動向も踏まえたサンプリング周期の設定が可能で、より的確かつ効率的に電力消費量の計測が行えるようになっている。しかも、在室者が増減しない時間帯である機械警備中と勤務時間中にはそれぞれ長いサンプリング周期を別途設定しているため、信頼性を損なわずに極めて効率良く電力消費量の計測が行えるようになっている。
なお、上記の実施形態例では、電力消費量を計測して管理するエネルギー管理システムについて説明しているが、本発明は電力消費量以外のエネルギー使用量を計測して管理する際にも適用可能である。
1 入退室管理センター
2 電力積算管理センター
3 一般回線
5 入退室管理装置
5a 入退室指令検出装置
5b ドア開閉制御装置
5c ドア開閉回数計測装置(ドア開閉回数計測手段)
5i 通信インターフェイス
6 扉(入退室用ドア)
7 電力積算装置(エネルギー積算装置)
7a データ読込指令装置(データ取り込み指令手段)
7b データ読込装置
7i 通信インターフェイス
8 電力計(エネルギー計測器)
9 データベース
10 建物
A 対照テーブル

Claims (3)

  1. 複数の拠点の各建物内の複数のエリア毎に設けられてエネルギー使用量を計測するエネルギー計測器と、これら複数のエネルギー計測器の計測データを集計するエネルギー積算装置と、前記エリアの入退室用ドアの開閉動作を入退室指令信号に基づいて制御する入退室管理装置とを備えたエネルギー管理システムにおいて、
    前記入退室管理装置が、前記エリア毎に所定時間帯の前記ドアの開閉回数を計測するドア開閉回数計測手段を有すると共に、前記エネルギー積算装置が、前記エネルギー計測器の計測データを取り込むサンプリング周期を前記開閉回数に応じて切り替えるデータ取り込み指令手段を有することを特徴とするエネルギー管理システム。
  2. 請求項1の記載において、前記データ取り込み指令手段が、予め定めた複数種類のサンプリング周期を時間帯と在室者数とに関連付けて記憶している対照テーブルに基づき、現在時刻と在室者数とに応じて決定される1つのサンプリング周期を選択できるようにしてあることを特徴とするエネルギー管理システム。
  3. 請求項2の記載において、在室者が増減しない時間帯には長いサンプリング周期を別途設定できるようにしてあることを特徴とするエネルギー管理システム。
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