JP5283258B2 - Shutter slats and shutter curtains - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数のスラットを上下方向に連結してシャッターカーテンを構成する技術に関するものであり、特に、各スラットの連結部における水密性、気密性、遮音性の向上を図る技術に関する。 The present invention relates to a technique for configuring a shutter curtain by connecting a plurality of slats in the vertical direction, and more particularly to a technique for improving water tightness, air tightness, and sound insulation at a connecting portion of each slat.
従来、複数のスラットを上下方向に連結してシャッターカーテンを構成する技術は周知となっており、これについて開示する文献も存在する(例えば、特許文献1、2参照。)。
Conventionally, a technique for constructing a shutter curtain by connecting a plurality of slats in the vertical direction is well known, and there are documents that disclose this (for example, refer to
特許文献1では、上側のスラットの屈曲部の上面にて下側のスラットの先端縁を係合させることで、連結部におけるスラット同士の接触箇所を少なくし、巻取り時におけるスラット同士の擦れ合いによる騒音の低減を図る技術が開示されている。
In
特許文献2では、上側のスラットの折り返し部を、下側のスラットの傾斜部に接触させることで、この接触によって雨水の浸入の防止を図る技術が開示されている。
シャッター装置のさらなる高機能化が求められる近年において、上下のスラット同士の連結部においては、外部からの雨水の浸入を防止するための水密性の向上が求められている。また、室内外の空気の流れを遮断して、室内温度を保つための気密性の向上が求められている。また、外部騒音の室内への到達を防ぐための遮音性の向上も求められている。 In recent years when further enhancement of the function of the shutter device is required, an improvement in water tightness is required at the connecting portion between the upper and lower slats to prevent rainwater from entering from the outside. There is also a need for improved airtightness to block indoor and outdoor air flow and maintain room temperature. There is also a need for improved sound insulation to prevent external noise from reaching the room.
しかし、従来技術では、上記の特許文献1、2も含め、上下のスラットの連結部における水密性、気密性、遮音性が十分でないものといえる。
However, in the prior art, including the above-described
例えば、特許文献1に開示される連結部においては、明細書中の記載からは明らかでないが、その水密性が確保されるとするならば、上側のスラットの屈曲部の上面と、下側のスラットの先端部の係合部(接触面)の一箇所のみとなる。
For example, in the connecting portion disclosed in
また、特許文献2に開示される連結部においては、上側のスラット折り返し部と、下側のスラットの傾斜部との接触箇所において水密性が確保されるが、この一箇所においてのみ水密性を積極的に確保しようとする内容となっている。なお、万が一、上下隣位のスラットの隙間から雨水が浸入した際には、室内側の空間を水切りとして機能させることを想定しており、このことからも、前述の一箇所においてのみ水密性を確保しているものと考えられる(特許文献2、段落0017参照。)。
Moreover, in the connection part disclosed by
そして、上記特許文献1、2のように一箇所においてのみ水密性が確保される構成では、多量の雨水が降りかかる状況や、室外の水嵩が増加した状況などにおいては、その水密性が十分に確保されず、室内側に雨水が浸入することが懸念される。また、気密性や遮音性についても、不十分であることが懸念される。特に、スラットは、一般的に長尺の金属部材で構成されるため、組立て時における変形や成形時に製作誤差によっては、連結部における必要な接触が実現されず、スラットの幅方向において、水密性などが不十分な箇所が局所的に発生してしまうことが懸念される。
And, in the configuration in which water tightness is ensured only at one place as in the above-mentioned
そこで、本発明は以上の問題に鑑み、上下のスラットの連結部における水密性、気密性、遮音性を確実に確保するとともに、さらに向上させることを可能とする新規な技術について提案する。 Therefore, in view of the above problems, the present invention proposes a novel technique that can ensure and further improve the water tightness, air tightness, and sound insulation at the connecting portions of the upper and lower slats.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1に記載のごとく、上側のスラットの下部係合部に下側のスラットの上部係合部を収容し、前記両係合部を係合させることで上下方向に連結される構成とするシャッターカーテンのスラットであって、前記スラット同士の連結部において、前記下部係合部と前記上部係合部が室外側において接触してなる第一の接触部と、前記下部係合部と前記上部係合部が室内側において接触してなる第二の接触部と、が形成され、前記第二の接触部は、前記下部係合部において前記上部係合部を収容する下部収容空間の天井面を構成する部位と、前記上部係合部の上部を構成する部位と、を接触させることで形成される、シャッターカーテンのスラットとする。
That is, as described in
また、請求項2に記載のごとく、前記上部係合部を吊り下げ保持するための前記下部係合部の下部吊り下げ部位と、前記下部吊り下げ部位に吊り下げられるための前記上部係合部の上部吊り下げ部位の間には、上側のスラットを逆反り可能とするための隙間を確保することとするものである。
In addition, as described in
また、請求項3に記載のごとく、請求項1又は請求項2に記載のシャッターカーテンのスラットを、複数連結して構成されるシャッターカーテンとするものである。
Further, as described in
また、請求項4に記載のごとく、請求項1又は請求項2に記載のシャッターカーテンのスラットを備えるシャッター装置とするものである。
Further, as described in
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
即ち、請求項1に記載の発明においては、第一の接触部、及び、第二の接触部の合計二箇所に接触部が構成され、二箇所において、水密性、気密性、遮音性を確保することができる。これにより、従来の一箇所にのみ接触部が形成されるものと比較して、水密性、気密性、遮音性を向上することが可能となる。また、高い位置に形成される第二の接触部において水密性を確保することができるため、この第二の接触部において、室内側への水の浸入を効果的に防止することができる。 That is, in the first aspect of the invention, the contact portions are configured in two places in total, that is, the first contact portion and the second contact portion, and water tightness, air tightness, and sound insulation are ensured in the two locations. can do. Thereby, it becomes possible to improve watertightness, airtightness, and sound insulation as compared with the conventional one in which the contact portion is formed only at one place. Moreover, since water tightness can be ensured in the second contact portion formed at a high position, water can be effectively prevented from entering the indoor side in the second contact portion.
また、請求項2に記載の発明においては、シャッター装置の室内側面からガイドレールまでの距離を縮小することが可能となり、シャッター装置全体としてコンパクト化を図ることが可能となる。 In the second aspect of the present invention, the distance from the indoor side surface of the shutter device to the guide rail can be reduced, and the overall size of the shutter device can be reduced.
また、請求項3に記載の発明においては、水密性等に優れたシャッターカーテンを構成することができる。
In the invention according to
また、請求項4に記載の発明においては、水密性等に優れたシャッター装置を構成することができる。
In the invention according to
本発明の実施形態として、
以下、図面を参照して各実施例について説明をする。
As an embodiment of the present invention,
Hereinafter, each embodiment will be described with reference to the drawings.
図1に示すごとく、巻取ケース1内に配置される巻取シャフト2に対し、本実施例のスラット10A・10B・・・を連結して構成されるシャッターカーテン3が巻回される。このシャッターカーテン3は、ガイドレール4・4によってガイドされつつ、手動又は電動によって昇降するように構成されている。また、図において、右側を室外側、左側を室内側とし、室内外の空間がシャッターカーテン3によって遮られるようになっている。
As shown in FIG. 1, a
また、図2は、スラット10Aの全体構造について示すものである。
このスラット10Aは、紙面と直交する方向に長い長尺の部材である。また、スラット10Aの上部には上部係合部11が設けられており、この上部係合部11が、上側で隣り合うスラット10Bの下部係合部12に係合される。また、スラット10Aの下部には下部係合部12が設けられており、この下部係合部12が、下側で隣り合うスラット10Cの上部係合部11に係合される。また、各スラット10A・10B・10Cは同一形状に構成されるものである。
FIG. 2 shows the overall structure of the slat 10A.
The slat 10A is a long member that is long in a direction orthogonal to the paper surface. Moreover, the upper
また、図2に示すごとく、スラット10Aにおいて、上部係合部11と下部係合部12の間は、上下方向に略垂直な遮蔽面構成部13にて構成されている。この遮蔽面構成部13において、図の右側となる室外側においては、外装面14が形成される。この外装面14は、上下方向に略垂直な面を構成するものであり、上下のスラット10B・10Aの外装面14・14とともに、略垂直な一連の外装面5を形成するようになっている。
Further, as shown in FIG. 2, in the
また、図2に示すごとく、スラット10Aの上部係合部11は、遮蔽面構成部13の上端部から室内側に略水平方向に伸びる上部水平面部11Aと、上部水平面部11Aから室内側に斜め上方に延びる上部第一傾斜部11Bと、上部第一傾斜部11Bの室内側端部から更に室内側に斜め上方に延び、上部第一傾斜部11Bよりも大きな傾斜角度を有する上部第二傾斜部11Cと、上部第二傾斜部11Cの室内側端部から下方に延びる上部第三傾斜部11Dと、を有している。
Further, as shown in FIG. 2, the upper
また、図2に示すごとく、スラット10Aの上部係合部11は、遮蔽面構成部13と上部水平面部11Aの間に、上部第一屈曲部11aを有している。また、上部係合部11は、上部水平面部11Aと上部第一傾斜部11Bの間に、上部第二屈曲部11bを有している。また、上部係合部11は、上部第一傾斜部11Bと上部第二傾斜部11Cの間に、上部第三屈曲部11cを有している。また、上部係合部11は、上部第二傾斜部11Cと上部第三傾斜部11Dの間に、上部第四屈曲部11dを有している。ここで、上部第四屈曲部11dは、上部第二傾斜部11Cと上部第三傾斜部11Dにより、略逆V字状に構成される。
As shown in FIG. 2, the upper
また、図2に示すごとく、スラット10Aの下部係合部12においては、遮蔽面構成部13の下端部から室内側に屈曲して略U字状に構成される下部第一屈曲部12aと、下部第一屈曲部12aから上方に延びる縦面部12Aと、縦面部12Aの上部から室内側に斜め上方に延びる下部第一傾斜部12Bと、下部第一傾斜部12Bの室内側の端部から室内側に斜め下方に延びる下部第二傾斜部12Cと、下部第二傾斜部12Cの室内側の端部から室外側に斜め下方に延びる下部第三傾斜部12Dと、下部第三傾斜部12Dの室外側の端部から室外側に斜め上方に延びる下部第四傾斜部12Eと、を有している。このように構成することで、スラット10Aの下側に配置されるスラット10Cの上部係合部11を収容するための下部収容空間12Mが形成されることとしている。
Further, as shown in FIG. 2, in the lower
また、図2に示すごとく、スラット10Aの下部係合部12は、縦面部12Aと下部第一傾斜部12Bの間に、下部第二屈曲部12bを有している。また、下部第一傾斜部12Bと下部第二傾斜部12Cの間に、下部第三屈曲部12cを有している。また、下部第二傾斜部12Cと下部第三傾斜部12Dの間に、下部第四屈曲部12dを有している。また、下部第三傾斜部12Dと下部第四傾斜部12Eの間に、下部第五屈曲部12eを有している。
Further, as shown in FIG. 2, the lower
また、図2に示すごとく、スラット10Aの上側に配置されるスラット10Bの下部には、同様に、下部係合部12が形成されており、このスラット10Bの下部係合部12の下部収容空間12Mに、スラット10Aの上部係合部11が収容される。同様に、スラット10Aの下側に配置されるスラット10Cの上部には、上部係合部11が形成されており、このスラット10Cの上部係合部11が、スラット10Aの下部係合部12の下部収容空間12Mに収容される。
Further, as shown in FIG. 2, a lower
また、図3は、スラット10Bの下部係合部12とスラット10Aの上部係合部11の連結部20を拡大したものである。また、図3は、シャッターカーテンの下降が完了し、シャッター装置の開口部が完全に閉鎖された際の連結部20の状態を示すものである。
そして、下部係合部12の下部第一屈曲部12aは、上部係合部11の上部水平面部11Aと接触される。このように、下部第一屈曲部12aと上部水平面部11Aが接触することで、連結部20の室外側に第一の接触部21が形成される。
さらに、下部係合部12の下部第三屈曲部12cは、上部係合部11の上部第四屈曲部11dと接触される。このように、下部第三屈曲部12cと上部第四屈曲部11dが接触することで、連結部20の室内側に第二の接触部22が形成される。
FIG. 3 is an enlarged view of the connecting
The lower first
Further, the lower third
また、図3に示すごとく、上部係合部11における上部水平面部11Aの上表面11Auから上部第四屈曲部11dの上表面11duまでの上下寸法H1と、下部係合部12における下部第一屈曲部12aの下表面12auから下部第三屈曲部12cの下表面12cuまでの上下寸法H2とは、略同一となるように設定されている。この構成により、シャッターカーテンの下降が完了し、シャッター装置の開口部が完全に閉鎖された際には、必ず、第一の接触部21、及び、第二の接触部22が形成されるようになる。
3, the vertical dimension H1 from the upper surface 11Au of the upper
以上のようにして、図3に示すごとく、スラット10A・10Bの連結部20においては、シャッターカーテンによりシャッター装置の開口部が完全に閉鎖された際には、第一の接触部21、及び、第二の接触部22の合計二箇所に接触部が同時に構成され、二箇所において、水密性、気密性、遮音性を確保することができる。これにより、従来の一箇所にのみ接触部が形成されるものと比較して、水密性、気密性、遮音性を向上することが可能となる。
As described above, as shown in FIG. 3, in the connecting
また、図3に示すごとく、第二の接触部22は、下部係合部12において下部収容空間12Mの天井面を構成する部位となる下部第三屈曲部12cの下表面12cuと、上部係合部11の上部を構成する部位となる上部第四屈曲部11dの上表面11duと、を接触させることで形成されるようになっている。
Further, as shown in FIG. 3, the
これにより、図4(a)に示すごとく、例えば、多量の降雨によって室外の水嵩が増加し、第一の接触部21から徐々に水が浸入してしまうような場合でも、下部係合部12における下部収容空間12Mにおいて、上部第四屈曲部11dが形成される位置までの高さh1までの水位h2については、室内側への水の浸入を効果的に防止することができる。換言すれば、上部第一傾斜部11Bと上部第二傾斜部11Cによって、上下方向に寸法の長い縦壁を構成することができることになる。また、仮に、水位h2が高さh1まで上昇したとしても、高い位置に形成される第二の接触部22において水密性を確保することができるため、この第二の接触部22において、室内側への水の浸入を効果的に防止することができる。つまり、二段階の水密性を確保することができ、連結部20の全体として優れた水密性を確保できることになる。なお、図4(a)に示されるような状況は、特に、シャッターカーテンにおいて、床面に近い位置(シャッターカーテンの座板に近い位置)に配置されるスラット同士の連結部において、発生することが想定される。
As a result, as shown in FIG. 4A, for example, even when a large amount of rain increases the outdoor water volume and water gradually enters from the
また、図3に示すごとく、上部係合部11における上部第四屈曲部11dの上表面11duから上部第三傾斜部11Dの下端11Dsまでの距離L1は、下部係合部12における下部第三屈曲部12cの下表面12cuから下部第五屈曲部12eまでの距離L2よりも小さく構成される。換言すれば、第二の接触部22から上部第三傾斜部11Dの下端11Dsまでの距離L1が、第二の接触部22から下部第五屈曲部12eの内側面12fまでの距離L2よりも小さく構成される。これにより、第一の接触部21、及び、第二の接触部22が形成された状態において、上部第三傾斜部11Dの下端11Dsと、下部第五屈曲部12eの内側面12fの間に、隙間S1が形成される。
Further, as shown in FIG. 3, the distance L1 from the upper surface 11du of the upper fourth
そして、図3に示される隙間S1の存在により、上部係合部11と下部係合部12の上下方向の相対移動が可能となる。これにより、図4(b)に示すごとく、シャッターカーテンが上昇する際においては、下部第五屈曲部12eの内側面12fに上部第三傾斜部11Dの下端11Dsが載置され、スラット10Bにスラット10Aが吊り下げられる状態となる。そして、この場合には、下部第一屈曲部12aと上部水平面部11Aの間に隙間S2を形成することができ、仮に、下部収容空間12Mに水が滞留していた場合については、この隙間S2から室外へと水を排出することができる。そして、シャッターカーテンの上昇の際に、下部収容空間12Mの水が排出できることとなるため、図1に示される巻取ケース1内への水の浸入を防止することができる。
The presence of the gap S1 shown in FIG. 3 allows the
また、図3に示される隙間S1の存在により、図5(a)に示すごとく、シャッターカーテンが上昇する際には、上部第四屈曲部11dと下部第三屈曲部12cとの間に隙間S3が形成される。また、図1に示されるように、シャッターカーテン3が巻取シャフト2に巻き取られる際において、図5(b)(c)に示すごとく、スラット10A・10Bが相対回転する際においても、上部第四屈曲部11dと下部第一傾斜部12Bの間に隙間S3が確保される。このように隙間S3が確保されることによって、上部係合部11と下部係合部12が擦れ合うことが無く、両スラット10A・10Bをスムーズに相対回転させることが可能となり、シャッターカーテンの巻上げに要するトルクを低減することが可能となる。また、隙間S3の確保によって、上部係合部11と下部係合部12が擦れ合うことがなくなるため、両者の擦れ合いに起因する金属音等の騒音の発生を防止することができる。
Further, due to the presence of the gap S1 shown in FIG. 3, when the shutter curtain is lifted as shown in FIG. 5A, the gap S3 is formed between the upper fourth
以上のように、実施例1においては、図3に示すごとく、
上側のスラット10Bの下部係合部12に下側のスラット10Aの上部係合部11を収容し、両係合部11・12を係合させることで上下方向に連結される構成とするシャッターカーテンのスラットであって、
スラット同士の連結部20において、
下部係合部12と上部係合部11が室外側において接触してなる第一の接触部21と、
下部係合部12と上部係合部11が室内側において接触してなる第二の接触部22と、
が形成される、シャッターカーテンのスラットとするものである。
As described above, in Example 1, as shown in FIG.
A shutter curtain configured to accommodate the upper engaging
In the connecting
A
A
A slat of a shutter curtain is formed.
これにより、第一の接触部21、及び、第二の接触部22の合計二箇所に接触部が同時に構成され、二箇所において、水密性、気密性、遮音性を確保することができる。これにより、従来の一箇所にのみ接触部が形成されるものと比較して、水密性、気密性、遮音性を向上することが可能となる。
Thereby, a contact part is comprised simultaneously in the total two places of the
また、図3に示すごとく、
前記第二の接触部22は、
前記下部係合部12において前記上部係合部11を収容する下部収容空間12Mの天井面を構成する部位となる下部第三屈曲部12cの下表面12cuと、上部係合部11の上部を構成する部位となる上部第四屈曲部11dの上表面11duと、を接触させることで形成されることとするものである。
Also, as shown in FIG.
The
A lower surface 12cu of the lower third
これにより、図4(a)に示すごとく、高い位置に形成される第二の接触部22において水密性を確保することができるため、この第二の接触部22において、室内側への水の浸入を効果的に防止することができる。
As a result, as shown in FIG. 4A, water tightness can be ensured in the
実施例2においては、図6(a)に示す構成の上部係合部61、下部係合部62により、連結部60を構成するものである。
この図6(a)に示すごとく、スラット40Aの上部係合部61は、遮蔽面構成部63の上端部から室内側に略水平方向に伸びる上部水平面部61Aと、上部水平面部61Aから室内側に斜め上方に延びる上部第一傾斜部61Bと、上部第一傾斜部61Bの室内側端部から上方に延びる上部第二傾斜部61Cと、上部第二傾斜部61Cの室内側端部から室内側下方に延びる上部第三傾斜部61Dと、上部第三傾斜部61Dの室内側端部から室内側に斜め下方に延びる上部第四傾斜部61Eと、上部第四傾斜部61Eの室内側端部から室内側に斜め下方に延びる上部第五傾斜部61Fと、を有している。
In the second embodiment, the upper engaging
As shown in FIG. 6A, the upper engaging
また、図6(a)に示すごとく、スラット40Aの上部係合部61は、遮蔽面構成部63と上部水平面部61Aの間に、上部第一屈曲部61aを有している。また、上部係合部61は、上部水平面部61Aと上部第一傾斜部61Bの間に、上部第二屈曲部61bを有している。また、上部係合部61は、上部第一傾斜部61Bと上部第二傾斜部61Cの間に、上部第三屈曲部61cを有している。また、上部係合部61は、上部第二傾斜部61Cと上部第三傾斜部61Dの間に、上部第四屈曲部61dを有している。また、上部係合部61は、上部第三傾斜部61Dと上部第四傾斜部61Eの間に、上部第五屈曲部61eを有している。また、上部係合部61は、上部第四傾斜部61Eと上部第五傾斜部61Fの間に、上部第六屈曲部61fを有している。ここで、上部第六屈曲部61fは、略直角に構成される。
Moreover, as shown to Fig.6 (a), the upper engaging
また、図6(a)に示すごとく、スラット40Bの下部係合部62においては、遮蔽面構成部63の下端部から室内側に略U字状に屈曲して構成される下部第一屈曲部62aと、下部第一屈曲部62aから上方に延びる下部第一縦面部62Aと、下部第一縦面部62Aの上部から室内側に斜め上方に延びる下部第一傾斜部62Bと、下部第一傾斜部62Bの室内側の端部から下部第三屈曲部62cを介して室内側に下方に延びる下部第二傾斜部62Cと、下部第二傾斜部62Cの下端部から室外側に水平方向に延びる下部水平部62Dと、下部水平部62Dの室外側の端部から上方に延びる下部第二縦面部62Eと、を有している。このように構成することで、スラット40Bの下側に配置されるスラット40Aの上部係合部61を収容するための下部収容空間62Mが形成されることとしている。
Further, as shown in FIG. 6A, in the lower engaging
また、図6(a)に示すごとく、スラット40Aの下部係合部62は、下部第一縦面部62Aと下部第一傾斜部62Bの間に、下部第二屈曲部62bを有している。また、下部係合部62は、下部第一傾斜部62Bと下部第二傾斜部62Cの間に、下部第三屈曲部62cを有している。また、下部第二傾斜部62Cと下部水平部62Dの間に、下部第四屈曲部62dを有している。また、下部水平部62Dと下部第二縦面部62Eの間に、下部第五屈曲部62eを有している。
As shown in FIG. 6A, the lower engaging
また、図6(a)は、シャッターカーテンの下降が完了し、シャッター装置の開口部が完全に閉鎖された際の連結部60の状態を示すものである。
そして、下部係合部62の下部第一屈曲部62aは、上部係合部61の上部水平面部61Aと接触される。このように、下部第一屈曲部62aと上部水平面部61Aが接触することで、連結部60の室外側に第一の接触部71が形成される。
さらに、下部係合部62の下部第一傾斜部62Bは、上部係合部61の上部第四屈曲部61dと接触される。このように、下部第一傾斜部62Bと上部第四屈曲部61dが接触することで、連結部60の室内側に第二の接触部72が形成される。
FIG. 6A shows the state of the connecting
The lower first
Further, the lower first
また、図6(a)に示すごとく、上部係合部61における上部水平面部61Aの上表面61Auから上部第四屈曲部61dの上表面61duまでの上下寸法H11と、下部係合部62における下部第一屈曲部62aの下表面62auから下部第一傾斜部62Bの下表面62Buまでの上下寸法H12とは、略同一となるように設定されている。この構成により、シャッターカーテンの下降が完了し、シャッター装置の開口部が完全に閉鎖された際には、必ず、第一の接触部71、及び、第二の接触部72が形成されるようになる。
6A, the vertical dimension H11 from the upper surface 61Au of the upper
以上のようにして、図6(a)に示すごとく、スラット40A・40Bの連結部60においては、シャッターカーテンによりシャッター装置の開口部が完全に閉鎖された際には、第一の接触部71、及び、第二の接触部72の合計二箇所に接触部が同時に構成され、二箇所において、水密性、気密性、遮音性を確保することができる。これにより、従来の一箇所にのみ接触部が形成されるものと比較して、水密性、気密性、遮音性を向上することが可能となる。
As described above, as shown in FIG. 6A, in the connecting
また、図6(a)に示すごとく、第二の接触部72は、下部係合部62において下部収容空間62Mの天井面を構成する部位となる下部第一傾斜部62Bの下表面62Buと、上部係合部61の上部を構成する部位となる上部第四屈曲部61dの上表面61duと、を接触させることで形成されるようになっている。
Further, as shown in FIG. 6A, the
これにより、図6(a)に示すごとく、例えば、多量の降雨によって室外における水嵩が増加し、第一の接触部71から徐々に水が浸入してしまうような場合でも、下部係合部62における下部収容空間62Mにおいて、上部第四屈曲部61dが形成される位置までの高さまでの水位については、室内側への水の浸入を効果的に防止することができる(実施例1の図4(a)に示す状況と同様)。換言すれば、上部第一傾斜部61Bと上部第二傾斜部61Cによって、上下方向に寸法の長い縦壁を構成することができることになる。また、仮に、水位が第二の接触部72まで上昇したとしても、第二の接触部72において水密性を確保することができるため、この第二の接触部72において、室内側への水の浸入を効果的に防止することができる。
Accordingly, as shown in FIG. 6A, for example, even when a large amount of rain increases the volume of water in the outdoor space and water gradually enters from the
また、図6(a)に示すごとく、上部係合部61における上部第五屈曲部61eから上部第五傾斜部61Fの下端61Fsまでの距離L11は、下部係合部62における下部第一傾斜部62Bから下部水平部62Dまでの距離L12よりも小さく構成される。これにより、第一の接触部71、及び、第二の接触部72が形成された状態において、上部第五傾斜部61Fの下端61Fsと、下部水平部62Dの内側面62fの間に、隙間S11が形成される。
6A, the distance L11 from the upper fifth
そして、図6(a)に示される隙間S11の存在により、上部係合部61と下部係合部62の上下方向の相対移動が可能となる。これにより、シャッターカーテンが上昇する際においては、下部第五屈曲部62eの内側面62fに上部第五傾斜部61Fの下端61Fsを載置することが可能となって、スラット40Bにスラット40Aを吊り下げることが可能となる。そして、この場合には、室外側において、下部第一屈曲部62aと上部水平面部61Aの間に隙間S13を形成することができ、仮に、下部収容空間62Mに水が滞留していた場合については、この隙間13から室外へと水を排出することができる(実施例1における図4(b)を参照)。そして、シャッターカーテンの上昇の際に、下部収容空間62Mの水が排出できることとなるため、図1に示される巻取ケース1内への水の浸入を防止することができる。
Then, due to the presence of the gap S11 shown in FIG. 6A, the
さらに、図6(a)(b)に示すごとく、下部係合部62においては、下部第二傾斜部62Cと、下部水平部62Dと、下部第二縦面部62Eで囲まれる空間を形成し、これにより、上部係合部61を吊り下げ保持するための下部吊り下げ部位60Mが構成される。また、上部係合部61においては、上部第六屈曲部61fと上部第五傾斜部61Fによって、前記吊り下げ部位60Mに係合し吊り下げられるための上部吊り下げ部位60Nが構成される。
Furthermore, as shown in FIGS. 6A and 6B, the
そして、図6(b)に示すごとく、下側のスラット40Aの上部吊り下げ部位60Nは、上側のスラット40Bの下部吊り下げ部位60Mを回動支点として室外方向(矢印R方向)へ回動可能となるように、図6(a)に示すごとく、下部吊り下げ部位60Mと上部吊り下げ部位60Nの間に隙間S11・S12を確保することとしている。なお、隙間S11については、上部第五傾斜部61Fの下端61Fsと、下部水平部62Dの内側面62fの間に確保されるものであり、また、隙間S12については、上部第六屈曲部61fと下部第二傾斜部62Cの間に確保されるものである。
As shown in FIG. 6B, the
そして、図6(b)に示す状態では、上側のスラット40Bが下側のスラット40Aに対して、いわゆる、逆反りの状態となることができる。これにより、図7に示すごとく、ガイドレール4・4により遮蔽面構成部63が略垂直になるように配置されるスラット40Aと、巻取シャフト2に巻き取られたスラット40Dの間において、スラット40Bの上部係合部61が室外側、下部係合部62が室内側に配置されることで、遮蔽面構成部63を傾けた状態とすることができる。すなわち、スラット40Bを逆反りさせることが可能となる。
In the state shown in FIG. 6B, the
そして、図7に示すように、スラット40Bのように逆反りを可能とすることで、ガイドレール4・4を、室内外方向において、巻取シャフト2の中心Cにより近い位置に配置することが可能となり、シャッター装置の室内側面Zからガイドレール4・4までの距離Wを縮小することが可能となる。例えば、図1の場合では、距離W+αがガイドレール4・4の室外側への突出寸法となるが、この寸法αの分だけ図7の構成では突出寸法が縮小されるため、シャッター装置全体としてコンパクト化を図ることが可能となる。
Then, as shown in FIG. 7, the
なお、この逆反りについては、上述した実施例1の構成についても可能であり、実施例1の場合では、例えば、図3に示す構成において、隙間S1を広く確保することで可能となる。なお、実施例1の場合、下部係合部12においては、下部第三傾斜部12Dと、下部第五屈曲部12eと、下部第四傾斜部12Eで囲まれる空間を形成し、これにより、上部係合部61を吊り下げ保持するための下部吊り下げ部位30Mが構成される。また、上部係合部61においては、上部第三傾斜部61Dの下端11Ds、前記下部吊り下げ部位30Mに係合し吊り下げられるための上部吊り下げ部位30Nが構成されることになる。
Note that this reverse warping is also possible in the configuration of the first embodiment described above, and in the case of the first embodiment, for example, in the configuration shown in FIG. In the case of the first embodiment, in the lower engaging
以上のように、実施例2においては、図6(a)に示すごとく、
上側のスラット40Bの下部係合部62に下側のスラット40Aの上部係合部61を収容し、両係合部61・62を係合させることで上下方向に連結される構成とするシャッターカーテンのスラットであって、
スラット同士の連結部60において、
下部係合部62と上部係合部61が室外側において接触してなる第一の接触部71と、
下部係合部62と上部係合部61が室内側において接触してなる第二の接触部72と、
が形成される、シャッターカーテンのスラットとするものである。
As described above, in Example 2, as shown in FIG.
A shutter curtain configured to house the upper engaging
In the connecting
A
A
A slat of a shutter curtain is formed.
これにより、第一の接触部71、及び、第二の接触部72の合計二箇所に接触部が構成され、二箇所において、水密性、気密性、遮音性を確保することができる。これにより、従来の一箇所にのみ接触部が形成されるものと比較して、水密性、気密性、遮音性を向上することが可能となる。
Thereby, a contact part is comprised in the total two places of the
また、図6(a)に示すごとく、
前記第二の接触部72は、
前記下部係合部62において前記上部係合部61を収容する下部収容空間62Mの天井面を構成する部位となる下部第一傾斜部62Bの下表面62Buと、上部係合部61の上部を構成する部位となる上部第四屈曲部61dの上表面61duと、を接触させることで形成されることとするものである。
In addition, as shown in FIG.
The
In the lower engaging
これにより、図6(a)に示すごとく、高い位置に形成される第二の接触部72において水密性を確保することができるため、この第二の接触部72において、室内側への水の浸入を効果的に防止することができる。
As a result, as shown in FIG. 6A, water tightness can be secured in the
また、図6(a)(b)に示すごとく、上部係合部61を吊り下げ保持するための下部係合部62の下部吊り下げ部位60Mと、下部吊り下げ部位60Mに吊り下げられるための上部係合部61の上部吊り下げ部位60Nの間には、上側のスラット40Bを逆反り可能とするための隙間S11・S12を確保することとするものである。
Further, as shown in FIGS. 6A and 6B, the
これにより、図7に示すごとく、シャッター装置の室内側面Zからガイドレール4・4までの距離Wを縮小することが可能となり、シャッター装置全体としてコンパクト化を図ることが可能となる。
As a result, as shown in FIG. 7, the distance W from the indoor side surface Z of the shutter device to the
本実施例3は、図8に示される構成である。
この実施例3は、図6(a)に示す実施例2の構成における直線状の上部第三傾斜部61Dについて、図8に示すごとく、円弧状の上部第三傾斜部81Dとするものであり、それ以外の構成については、実施例2と同様である。そして、このように円弧状の上部第三傾斜部81Dとすることにより、スラットを曲げ加工にて成形する場合には、直線状に構成する場合と比較して、上部第三傾斜部81Dの加工成形が容易となる。仮に、図6(a)に示されるように、直線状の上部第三傾斜部61Dとする場合には、上部第四屈曲部61dと上部第五屈曲部61eを形成する際に、上部第三傾斜部61Dを両側から保持した上での曲げ加工が必要となるが、図8に示す実施例3によれば、このような保持をしながらの加工を省略できることになる。
The third embodiment has the configuration shown in FIG.
In the third embodiment, the linear upper third
本発明の活用例として、電動シャッター装置や手動シャッター装置のスラットとして広く適用可能である。そして、以上に説明したスラットによりシャッターカーテンを構成することによれば、水密性等に優れたシャッター装置を構成することができる。 As an application example of the present invention, it can be widely applied as a slat of an electric shutter device or a manual shutter device. And according to comprising a shutter curtain with the slat demonstrated above, the shutter apparatus excellent in watertightness etc. can be comprised.
1 巻取ケース
2 巻取シャフト
3 シャッターカーテン
4 ガイドレール
5 外装面
10A スラット
10B スラット
11 上部係合部
12 下部係合部
13 遮蔽面構成部
14 外装面
20 連結部
21 第一の接触部
22 第二の接触部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記スラット同士の連結部において、
前記下部係合部と前記上部係合部が室外側において接触してなる第一の接触部と、
前記下部係合部と前記上部係合部が室内側において接触してなる第二の接触部と、
が形成され、
前記第二の接触部は、
前記下部係合部において前記上部係合部を収容する下部収容空間の天井面を構成する部位と、
前記上部係合部の上部を構成する部位と、を接触させることで形成される、
シャッターカーテンのスラット。 A shutter curtain slat configured to accommodate the upper engaging portion of the lower slat in the lower engaging portion of the upper slat and to be connected in the vertical direction by engaging both the engaging portions,
In the connecting part between the slats,
A first contact portion formed by contacting the lower engagement portion and the upper engagement portion on the outdoor side;
A second contact portion formed by contacting the lower engagement portion and the upper engagement portion on the indoor side;
Formed,
The second contact portion is
A portion constituting a ceiling surface of a lower housing space for housing the upper engaging portion in the lower engaging portion;
It is formed by bringing the part constituting the upper part of the upper engaging part into contact with the upper engaging part,
Shutter curtain slats.
前記下部吊り下げ部位に吊り下げられるための前記上部係合部の上部吊り下げ部位の間には、
上側のスラットを逆反り可能とするための隙間を確保することとする、
ことを特徴とする請求項1に記載のシャッターカーテンのスラット。 A lower suspension portion of the lower engagement portion for hanging and holding the upper engagement portion;
Between the upper suspension part of the upper engagement part to be suspended at the lower suspension part,
Securing a gap to enable the upper slat to be warped in reverse,
The shutter curtain slat according to claim 1 .
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