JP5281404B2 - 鉱物誘導炭化水素生成物及びフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物のブレンド方法。 - Google Patents

鉱物誘導炭化水素生成物及びフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物のブレンド方法。 Download PDF

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Description

本発明は鉱物誘導炭化水素生成物及びフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物のブレンド方法に関する。
WO−A−03/087273には、鉱物誘導ガス油及びフィッシャー・トロプシュ誘導ガス油のブレンド方法が記載されている。この文献は、特定のセタン価を有するブレンド生成物を得るため、鉱物誘導ガス油は、製油所環境中でブレンドしてよいと説明している。
WO−A−03/087273 EP−A−776959 EP−A−668342 US−A−4943672 US−A−5059299 WO−A−99/34917 WO−A−99/20720 US−A−6309432 US−A−6296757 US−A−5689031 US−A−6420618 WO−A−02/070631 WO−A−02/070629 WO−A−02/070627 WO−A−02/064710 WO−A−02/070630 EP−A−0583836 WO−A−97/14768 WO−A−97/14769 WO−A−00/11116 WO−A−00/11117 WO−A−01/83406 WO−A−01/83648 WO−A−01/83647 WO−A−01/83641 WO−A−00/20535 WO−A−00/20534 EP−A−1101813 WO−A−03/070857 US−A−1101813 GB−A−960493 EP−A−0147240 EP−A−0482253 EP−A−0613938 EP−A−0557516 WO−A−98/42808
WO−A−03/087273は、特定の品質性能を有するブレンドを得る方法を提供しているが、ブレンド操作自体という点ではなお改良可能である。本発明方法はこのような解決法を提供する。
出願人は、本発明方法により充分にブレンドされた生成物が得られることを見出した。以下の方法は、例えば製油所環境において直接、使用するのに適したブレンド生成物を得ることができる。
したがって、本発明は、始めに鉱物誘導炭化水素生成物がフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物よりも実質的に上に位置するように、地上貯蔵タンク内に鉱物誘導炭化水素生成物及びフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物を所定量供給することにより、鉱物誘導炭化水素生成物とフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物とをブレンドする方法を提供する。
フィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物は、フィッシャー・トロプシュ操作条件下、好適なフィッシャー・トロプシュ触媒の存在下に一酸化炭素と水素との混合物を転化することにより好適に得られる。水素及び一酸化炭素を含有する混合物をフィッシャー・トロプシュ誘導パラフィン系炭化水素生成物に接触転化するのに使用される触媒は当該技術分野で知られている。この方法で使用される触媒は、触媒活性成分として、元素の周期律表第VIII族の金属を含有することが多い。特に、触媒的に活性な成分としては、ルテニウム、鉄、コバルト及びニッケルが挙げられる。コバルトは好ましい触媒活性金属である。
フィッシャー・トロプシュ合成法の例は、例えばいわゆる商用Sasol法、シェル中間蒸留物合成法又はAGC−21エクソンモービル法である。これらの方法及びその他の方法は、例えばEP−A−776959、EP−A−668342、US−A−4943672、US−A−5059299、WO−A−99/34917及びWO−A−99/20720に更に詳細に記載されている。このフィッシャー・トロプシュ法は、スラリー反応器、固定床反応器、特に多管式固定床反応器、又は3相流動床反応基で実施できる。
フィッシャー・トロプシュ法で使用される合成ガス、即ち、一酸化炭素と水素との混合物は、各種の炭化水素質供給源、例えばバイオマス、石炭、残留フラクションのような鉱物原油フラクション、及びメタン含有ガス、例えば天然ガス又は石炭床メタンガスから製造できる。
フィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物は、好適には0℃で液体である。この生成物が液体でなければ、生成物が液体となる条件の地上貯蔵タンクに保持することが好ましい。フィッシャー・トロプシュ誘導生成物は、フィッシャー・トロプシュ合成工程で直接、製造されるので、蝋である可能性がある。好適にはこのフィッシャー・トロプシュ誘導生成物は、まずマイルドな水素化異性化を行なって凝固点を低下させると共に、本発明方法で液体状態を一層保持し易くする。
フィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物は、沸点範囲が35〜300℃の蝋状フィッシャー・トロプシュ生成物から単離した低沸点液体フラクションであってもよい。ノーマルパラフィンを実質的に、即ち、80重量%より多く含有する、このような生成物は、炭化水素溶剤として、水蒸気分解器の供給原料として、或いは洗浄剤製造用の供給原料として輸送できる。
或いは蝋状生成物は、水素化分解/水素化異性化処理を行なえば、ナフサ、ケロシン及びガス油の沸点範囲を有する低沸点フラクションが得られる。こうして部分的に異性化された液体生成物は、航空機燃料、ディーゼル燃料、工業用ガス油、孔開け液、水蒸気分解器供給原料又は溶剤として使用するため、最終顧客に輸送できる。このような処理工程で得られる部分異性化蝋は、蝋状ラフィネートとも呼ばれるが、更に潤滑性基油を得るため溶剤脱蝋又は接触脱蝋により処理してもよいし、或いは中間生成物として使用されるよう最終ユーザーに近い基油製造場所に輸送してもよい。蝋状ラフィネートは蒸留物フラクションである。基油範囲の沸点を有する残留フラクションも使用できる。しかし、このような生成物をブレンド中、液体状態に保持するのは更に困難かも知れない。このような方法の例は、US−A−6309432、US−A−6296757、US−A−5689031、EP−A−0668342、EP−A−0683836、US−A−6420618、WO−A−02/070631,WO−A−02/070629、WO−A−02/070627、WO−A−02/064710及びWO−A−02/070630に更に詳細に記載されている。したがって、前述の水素化分解/水素化異性化工程及び任意の脱蝋工程は、フィッシャー・トロプシュ製造場所で行なわれ、また得られた前記液体生成物は、フィッシャー・トロプシュ炭化水素生成物として輸送するのに適している。
鉱物誘導炭化水素生成物とフィッシャー・トロプシュ誘導生成物との容量比は、例えば1:99〜99:1、更に好ましくは10:90〜90:10の範囲であってよい。鉱物誘導炭化水素生成物のT90容量%沸点は、ASTM D86で測定して、フィッシャー・トロプシュ誘導生成物のT90容量%沸点を超える。更に好ましくは、鉱物誘導炭化水素生成物の沸点範囲及びフィッシャー・トロプシュ誘導生成物の沸点範囲に対し50容量%を超え、なお更に好ましくは80容量%を超えて重複する。
この鉱物炭化水素生成物は、地下の自然環境又はその誘導体から抽出されるいかなる生成物であってもよい。このような生成物の例は、鉱物原油、ガス田凝縮物、プラント凝縮物、ナフサ、ケロシン、ガス油、真空蒸留物、脱アスファルト油又は原油の残留フラクションである。
本発明方法に有用な組合わせの例は、鉱物原油と合成原油(syncrude)とのブレンド、フィッシャー・トロプシュ誘導ナフサとガス田凝縮物とのブレンド、フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油と鉱物誘導ガス油とのブレンド、及びフィッシャー・トロプシュ誘導蝋状ラフィネートと鉱油誘導真空蒸留物及び/又は鉱油誘導脱アスファルト油とのブレンドである。
フィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物は、ガス油フラクション、好ましくは水素化異性化後に得られるガス油フラクションが好ましい。したがって、このガス油生成物は、このようなフィッシャー・トロプシュ合成生成物の分留により得られるか、或いは水素化転化(水素化分解/水素化異性化)したフィッシャー・トロプシュ合成生成物から得られる。ガス油は任意に接触脱蝋処理を行なったものでもよい。前記ガス油フラクションの混合物も、フィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物として使用してもよい。フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油生成物の例は、EP−A−0583836、WO−A−97/14768、WO−A−97/14769、WO−A−00/11116、WO−A−00/11117、WO−A−01/83406、WO−A−01/83648、WO−A−01/83647、WO−A−01/83641、WO−A−00/20535、WO−A−00/20534、EP−A−1101813、WO−A−03/070857及びUS−A−1101813に記載されている。
フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油は、好適には90重量%以上、更に好ましくは95重量%以上のイソ−及び線状-パラフィンで構成される。イソパラフィンとノーマルパラフィンとの重量比は、好適には0.3を超え、12以下であってよく、好適には2〜6である。この比の実用(actual)値は、フィッシャー・トロプシュ合成生成物からフィッシャー・トロプシュ誘導ガス油を製造するのに使用した水素化転化法により、一部、決定される。若干の環状パラフィンも存在してよい。フィッシャー・トロプシュ法によりフィッシャー・トロプシュ誘導燃料は硫黄及び窒素を全く含まない(含有しても検出不能な水準である)。これらのヘテロ原子を含む化合物は、フィッシャー・トロプシュ触媒の触媒毒となるので、フィッシャー・トロプシュ法の原料である合成ガスから除去される。更に、通常操作されるフィッシャー・トロプシュ法は、芳香族を殆ど生成しない。芳香族含有量は、ASTM D4629で測定して、通常、1重量%未満、好ましくは0.5重量%未満、更に好ましくは0.1重量%未満である。
フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油は、大部分は好適には150〜400℃の蒸留曲線を有する。フィッシャー・トロプシュガス油のT90重量%は320〜400℃、15℃での密度は0.76〜0.79g/cm、セタン価は70を超え、好適には60以上、74〜82、40℃での粘度は1.9〜4.5cStである。
フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油は、鉱物誘導ケロシン、鉱物誘導ガス油又はそれらの混合物とブレンドすることが好ましい。好ましい鉱物誘導ケロシン又は鉱物誘導ガス油は、鉱物原油供給源の生成及び任意に(水素化)処理で得られるガス油又はケロシン、或いはガス田凝縮物から単離されたガス油又はケロシンである。鉱物誘導ガス油は、このような製油所プロセスで得られる単一ガス油流であってもよいし、或いは製油所プロセスにおいて異なる処理法で得られる数種のガス油フラクションのブレンドであってもよい。製油所で製造されるこのような異なるガス油フラクションの例は、直留ガス油、真空ガス油、熱分解法で得られるようなガス油、流動接触分解ユニットで得られるような軽質及び重質のサイクル油、及び水素化分解ユニットから得られるようなガス油又は同等のケロシンフラクションである。
直留ガス油又はケロシンは、製油所鉱物原油供給原料の常圧蒸留で得られるフラクションである。これらのフラクションは、好適には初期沸点(IBP)が150〜280℃、最終沸点(FBP)が290〜380℃である。真空ガス油は、製油所鉱物原油供給原料の常圧蒸留で得られる残留物の真空蒸留で得られるガス油フラクションである。真空ガス油は、初期沸点が240〜300℃、最終沸点が340〜380℃である。熱分解法でも工程(a)で使用可能なガス油フラクションを生成する。このガス油フラクションの初期沸点は180〜280℃、最終沸点は320〜380℃である。流動接触分解法で得られる軽質サイクル油フラクションは、初期沸点が180〜260℃、最終沸点が320〜380℃である。流動接触分解法で得られる重質サイクル油フラクションは、初期沸点が240〜280℃、最終沸点が340〜380℃である。これらの供給原料の硫黄含有量は0.05重量%を超えてよい。最大含有量は約2重量%である。フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油は、殆ど硫黄を含有しないが、現在の厳しい硫黄規格に適合させるため、鉱物誘導ガス油の硫黄レベルを下げる必要があり得る。通常、これらのガス油フラクションを水素化脱硫(HDS)ユニット中で処理すれば、硫黄低下を達成できる。
燃料の水素化分解器で得られるガス油の初期沸点は、好適には150〜280℃、最終沸点は320〜380℃である。
前記鉱物誘導ガス油のセタン価は、好ましくは40を超え、かつ70未満である。例えば曇り点、常温フィルター目詰まり点(CFPP)、引火点、密度、ジ+芳香族含有量、ポリ芳香族及び/又は95%回収での蒸留温度のような他の特性も地域の規定と一致すれば、ディーゼル燃料成分としてブレンドを使用するのに有利かも知れない。
フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油と鉱物誘導ガス油との最終ブレンドガス油生成物は、硫黄含有量が2000ppmw(100万重量部当たり重量部)以下、好ましくは500ppmw以下、最も好ましくは50ppmw以下、更には10ppmw以下が好ましい。このようなブレンドの15℃での密度は、0.86g/cm未満、好ましくは0.845g/cm未満である。従来のガス油ブレンドに比べてこのように低密度のブレンドは、比較的低密度のフィッシャー・トロプシュ誘導ガス油で生じる。前記燃料組成物は、間接噴射式ディーゼルエンジン又は直接噴射式ディーゼルエンジン、例えばロータリーポンプ、インラインポンプ、ユニットポンプ、電子ユニット噴射器又は共同噴射式(common-rail)ディーゼルエンジンの燃料として適している。
最終のガス油ブレンドは添加剤を含有しても含有しなくてもよい。燃料油が添加剤含有油であれば、1種以上の添加剤を少量含有する。
洗浄剤含有ディーゼル燃料添加剤は公知で市販されている。このような添加剤は、エンジン沈着物の堆積を減少、除去又は遅らせるよう意図した水準でディーゼル燃料に添加してよい。この目的で燃料添加剤に使用するのに好適な洗浄剤の例としては、ポリオレフィン置換スクシンイミド又はポリアミンのスクシンアミド、例えばポリイソブチレンスクシンイミド又はポリイソブチレンアミンスクシンアミド、脂肪族アミン、マンニッヒ塩基又はアミン及びポリオレフィン(例えばポリイソブチレン)無水マレイン酸が挙げられる。スクシンイミド分散性添加剤は、例えばGB−A−960493、EP−A−0147240、EP−A−0482253、EP−A−0613938、EP−A−0557516及びWO−A−98/42808に記載されている。ポリイソブチレンスクシンイミドのようなポリオレフィン置換スクシンイミドが特に好ましい。
他の添加剤成分としては、エステル−及び酸-ベースの添加剤を含む潤滑性強化剤;曇り除去剤(dehazer)、例えばアルコキシル化フェノールホルムアルデヒドポリマー;消泡剤(例えばポリエーテル変性ポリシロキサン);点火改良剤(セタン改良剤)(例えば2−エチルヘキシルナイトレート(EHN)、シクロヘキシルナイトレート、ジ−tret−ブチルパーオキシド及びUS−A−4208190の第2欄27行〜第3欄21行に開示のもの);防錆剤(例えばテトラプロペニル琥珀酸のプロパン−1,2−ジオール半エステル、又は琥珀酸誘導体の多価アルコールエステル、α−炭素原子の少なくとも1つ上に炭素原子数20〜500の非置換又は置換脂肪族炭化水素基を有する琥珀酸誘導体、例えばポリイソブチレン置換琥珀酸のペンタエリスリトールジエステル);腐蝕防止剤;付香剤;摩耗防止添加剤;酸化防止剤(例えば2,6−ジ−tert−ブチルフェノールのようなフェノール類、又はN,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミンのようなフェニレンジアミン類);金属奪活剤;及び燃焼改良剤がある。
添加剤含有燃料組成物中のこれら各添加成分の添加剤濃度は、好ましくは1%w/w以下、更に好ましくは5〜1000ppmw、有利には75〜300ppmw、例えば95〜150ppmwの範囲である。
例えばWO−A−2000/035713に記載されるようなディーゼル燃料を得るため、最終ブレンドには前記ガス油成分の他、酸素化物型の燃料成分が比較的少量、存在してもよい。酸素化物燃料は、最終燃料組成物中で測定して、2〜20重量%、更に好ましくは2〜10重量%の含有量で存在してよい。酸素化物は酸素含有化合物で、好ましくは炭素、水素及び酸素のみを含有する化合物である。好適には、1つ以上のヒドロキシル基 −OH、及び/又は1つ以上のカルボニル基 C=O、及び/又は1つ以上のエーテル基 −O−、及び/又は1つ以上のエステル基 −C(O)O−を有する化合物であってよい。酸素化物の炭素原子数は、好ましくは1〜18、特定の場合は、1〜10である。酸素化物は、理想的には生分解性である。このような酸素化物は、現在入手できる植物油及びその誘導体のような“バイオ燃料”の場合のように、好適には有機材料から誘導される。
好ましい酸素化物は、エステル、例えば植物油のカルボン酸のアルキル(好ましくはメチル又はエチルのようなC〜C又はC〜C)エステルである。この場合のカルボン酸は、任意に置換された直鎖又は分岐鎖モノ−、ジ−又は多官能性C〜Cカルボン酸であり、通常、置換基としてはヒドロキシ、カルボニル、エーテル及びエステル基が挙げられる。好適な酸素化物(iii)の例としては、スクシネート及びレブリネートがある。
酸素化物(iii)としては、エーテル、例えばジブチルエーテル及びジメチルエーテルのようなジアルキル(通常、C〜C)エーテルも使用できる。
或いは酸素化物は、アルコールであってもよく、アルコールは、第一、第二又は第三アルコールであってよい。アルコールは、特に任意に置換した(好ましくは非置換の)直鎖又は分岐鎖C〜Cアルコールであってよく、好適な例は、メタノール、エタノール、n−プロパノール及びイソプロパノールである。置換基としては、通常、カルボニル、エーテル及びエステル基が挙げられる。成分(iii)としては、メタノール及び特にエタノールが使用できる。
酸素化物(iii)は、周囲温度で通常、沸点100〜360℃、好ましくは250〜290℃の液体である。密度(ASTM D4502/IP 365)は、15℃で好適には0.75〜1.2g/cm、好ましくは0.75〜0.9g/cm、引火点は、55℃を超える。
添加剤及び/又は酸素化物の添加は、本発明方法中で行なうことができる。更に好ましくは、貯蔵タンクからブレンド生成物を排出する際、添加剤及び/又は酸素化物の少なくとも一部を添加することである。添加は、いわゆるインラインブレンドで行なうことが好ましい。このような方法は、こうして得られたブレンドを自動車用ガス油(AGO)又は工業用ガス油(IGO)として使用される仕上げ燃料として直接、使用できるので有利である。
本発明方法において、“実質的に上に”とは、フィッシャー・トロプシュ誘導生成物の少なくとも50容量%、好ましくは少なくとも70容量%、更に好ましくは少なくとも90容量%が地上貯蔵タンクの下半分に存在することを意味する。底部充填装置を用いて地上貯蔵タンクを積載(load)した場合、まず鉱物炭化水素生成物を供給し、次にフィッシャー・トロプシュ誘導生成物を供給することが好ましい。
“ブレンド生成物”とは、液面下の液の高さ10%(d10という)の所で採取したサンプルと、液面下の液の高さ90%(d90という)の所で採取したサンプルとの密度差が少なく、好ましくは(d10−d90)/d90比が0.01未満、更に好ましくは0.001未満となるような密度差の混合物を意味する。
本発明において、“AST”ともいう“地上貯蔵タンク”とは、地面に固定した貯蔵設備のことである。地上貯蔵タンクは、いわゆるブレンド設備又はタンク設備場(tanker park)の一部であることが好ましい。地上貯蔵タンクの貯蔵容量は、好適には3000mを超え、更に好ましくは10000mを超える。単一地上貯蔵タンクの貯蔵能力の上限は、好適には100000mである。地上貯蔵タンクは、地上貯蔵タンク中に存在し得るような別の混合装置を備えてよい。本発明方法の利点は、低速度では、このような装置を省略しても、或いは使用してもよいことである。
また本発明は、本発明のブレンド法により製造されたブレンド生成物にも向けたものである。
更に本発明は、本発明方法で得られたブレンド生成物を燃料として、更に好ましくは自動車用ガス油又は工業用ガス油として直接、使用する方法に向けたものである。
以下に本発明を非限定的な実施例により説明する。
表1に示す特性を有する、通常の鉱物誘導ガス油(更にAGOという)及び通常のフィッシャー・トロプシュガス油(更にGTLという)を以下の実験に使用した。
本方法を評価するため、2種の燃料添加法を採用した。但し、両実験の本質部分は、同じとした。これらの方法は、ロート法及びビーカー法である。
各方法の目的は、2種の燃料の混合の大部分が接触時間の長さで起こるように、第二燃料の添加中、撹乱(したがって、撹拌)を最小化することである。両方法とも、2×2リットルビーカーを製造する工程を含む。一方のビーカーはAGOを800ml含有し、他方のビーカーは、GTLを800ml含有する。このAGOに、1リットルガラスシリンダーを用い、終了まで約2分間かけてGTL800mlを徐々に添加する(ブレンドA)。GTLにAGO(800ml)を添加するため、この方法を繰り返した(ブレンドB)。ブレンドの均一性を評価するため、所定時間後、ビーカー底部から400ml及び1200mlの所で燃料ブレンドの密度を測定して、各ブレンドの底部及び頂部の密度を評価した。燃料を添加するためのロート法は、ロート基部(ロートの口)をガラスビーカーの内壁と接触させた逆さまのガラスロートの外表面に添加燃料を注いで行なった。この方法は、燃料添加を広い表面積上で起こして、撹乱を最小化し、こうして第二燃料の添加中、2つの燃料層の混合を最小化するように意図した。
燃料を添加するためのビーカー法は、添加燃料をビーカーの内壁に直接、注下させて行なった。この方法は、ロート法よりも小さい表面積上で燃料添加を起こして、一層撹乱させ、こうして第二燃料の添加中、2つの燃料層を一層混合させた。
密度は直線的ブレンド法則(容量/容量)に従い、検討したAGOサンプルとGTLサンプルとの50:50均質ブレンドは813.3kg/mの理論密度を有する。したがって、ブレンドの密度測定値を用いて、各成分の存在量を計算できる。
表2は密度結果、並びに目盛り付きビーカーの400ml容量で表した深さ(底部)及び1200ml容量で表した深さ(頂部)の所でサンプル採取した各成分について計算した割合(%)を示す。ブレンドA“底部”(ロート法)について得られた密度結果841.8kg/mは、生のAGOの密度841.4kg/mよりも大きい。しかし、この結果は、IP365法の再現精度内に入り、したがって、この“底部”サンプルは100%AGOであることを示すものである。
各ブレンドの外観は24時間に亘って観察しても変化しなかったので、これらのブレンドが密度分析のため副試料採取された(sub sampled)時間は、同一にすべきであるとは考慮されなかった。
各方法についてブレンドA及びブレンドBのそれぞれのセットを考慮すると、撹拌なしで最適ブレンドを得るには、AGOはGTL上に添加する必要があり、その逆は成り立たないことは、各ブレンドにおける頂部、底部の両部分に存在する各成分の割合(%)によって明らかである。

Claims (6)

  1. 始めに鉱物誘導炭化水素生成物がフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物よりも実質的に上に位置するように、地上貯蔵タンク内に鉱物誘導炭化水素生成物及びフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物を所定量供給することにより、鉱物誘導炭化水素生成物とフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物とをブレンドする方法であって、
    始めにフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物の少なくとも50容量%が前記地上貯蔵タンクの下半部に存在し;
    前記地上貯蔵タンクはタンク設備場の一部であり、前記タンクは10000mを超える貯蔵容量を有し;および
    前記ブレンドされた生成物は製油所環境において直接使用するのに適する;
    前記方法。
  2. 鉱物誘導炭化水素生成物の沸点範囲及びフィッシャー・トロプシュ誘導炭化水素生成物の沸点範囲が50%より多く重複する請求項1に記載の方法。
  3. 鉱物誘導炭化水素生成物が鉱物原油、ガス田凝縮物、プラント凝縮物又はナフサ、ケロシン、ガス油、真空蒸留物、脱アスファルト油又は原油の残留フラクションを含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. ブレンド生成物が、鉱物原油とフィッシャー・トロプシュ合成原油とのブレンド、フィッシャー・トロプシュ誘導ナフサとガス田凝縮物とのブレンド、フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油と鉱物誘導ガス油とのブレンド、又はフィッシャー・トロプシュ誘導蝋状ラフィネートと鉱油誘導真空蒸留物及び/又は鉱油誘導脱アスファルト油とのブレンドである請求項3に記載の方法。
  5. フィッシャー・トロプシュ誘導ガス油と鉱物誘導ガス油とのブレンドが製造される請求項4に記載の方法。
  6. 地上貯蔵タンクからブレンド生成物を空にする間に、ブレンド添加剤が添加される請求項5に記載の方法。
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