JP5277486B2 - コンテンツ再生システムおよび再生方法 - Google Patents

コンテンツ再生システムおよび再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5277486B2
JP5277486B2 JP2008007059A JP2008007059A JP5277486B2 JP 5277486 B2 JP5277486 B2 JP 5277486B2 JP 2008007059 A JP2008007059 A JP 2008007059A JP 2008007059 A JP2008007059 A JP 2008007059A JP 5277486 B2 JP5277486 B2 JP 5277486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
reproduction
data
playback
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008007059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009171230A (ja
Inventor
正樹 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008007059A priority Critical patent/JP5277486B2/ja
Publication of JP2009171230A publication Critical patent/JP2009171230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5277486B2 publication Critical patent/JP5277486B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、コンテンツ再生システム、携帯端末装置および再生方法に関し、特に、コンテンツの再生制御の処理を行なうコンテンツ再生システム、携帯端末装置および再生方法に関する。
近年、ネットワークに接続された複数の装置間で、映像等の複数のコンテンツを共有する場面が増えつつある。
特開2005−278106号公報(特許文献1)には、ネットワークに接続されたテレビにおいて、ネットワークに接続された他の装置に記憶されているコンテンツを、再生するための技術が(以下、第1の先行技術ともいう)が開示されている。
特開2005−278106号公報
ネットワークに接続された複数の装置において複数のコンテンツを共有する場合、または、コンテンツを再生する装置(以下、コンテンツ再生装置ともいう)が複数のコンテンツを記憶する場合において、所望のコンテンツを再生する場合には、コンテンツ再生装置において、複数のコンテンツの中から、再生対象のコンテンツを選択するといった手間をユーザにかけることになる。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、再生対象のコンテンツを容易に再生することを可能とするコンテンツ再生システム、携帯端末装置および再生方法を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従うコンテンツ再生システムは、コンテンツ再生装置と、携帯端末装置とを含む。コンテンツ再生装置は、コンテンツの再生を制御するための再生制御手段と、再生制御手段により再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を取得する取得手段と、再生情報を、携帯端末装置へ送信する第1送信手段とを備える。携帯端末装置は、コンテンツ再生装置から送信される再生情報を受信する第1受信手段と、受信した再生情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている再生情報を、コンテンツ再生装置へ送信する第2送信手段とを備える。コンテンツ再生装置は、さらに、携帯端末装置から送信される再生情報を受信する第2受信手段を備える。再生制御手段は、受信した再生情報を使用して、再生停止コンテンツを再生する。
好ましくは、第2送信手段は、再生制御手段にコンテンツを再生させるための再生指示と、再生情報とを、コンテンツ再生装置へ送信する。
好ましくは、再生情報は、コンテンツの所在を示す情報である所在情報を含み、コンテンツ再生装置は、さらに、所在情報によりコンテンツを取得するコンテンツ取得手段を備え、再生制御手段は、コンテンツ取得手段により取得されたコンテンツを再生する。
好ましくは、再生情報は、再生停止コンテンツにおける、再生制御手段により再生が停止された位置の情報である停止位置情報を含み、再生制御手段は、停止位置情報を使用して、再生停止コンテンツにおける、再生が停止された位置から、再生停止コンテンツを再生する。
好ましくは、再生情報は、コンテンツにおける、再生制御手段により再生が停止された時点の音量を示す音量情報を含み、再生制御手段は、音量情報が示す音量で、再生停止コンテンツを再生する。
この発明の他の局面に従う携帯端末装置は、再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を送信するコンテンツ再生装置と通信を行なう。コンテンツ再生装置は、再生情報を受信することにより、再生停止コンテンツを再生するものである。携帯端末装置は、コンテンツ再生装置から送信される再生情報を受信する受信手段と、受信した再生情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている再生情報を、コンテンツ再生装置へ送信する送信手段とを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、コンテンツ再生装置と、情報を記憶する記憶部を備える携帯端末装置とを含むコンテンツ再生システムにおいて、コンテンツを再生するための再生方法は、コンテンツ再生装置が、コンテンツ再生装置により再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を取得するステップと、コンテンツ再生装置が、再生情報を、携帯端末装置へ送信するステップと、携帯端末装置が、コンテンツ再生装置から送信される再生情報を受信するステップと、携帯端末装置が、受信した再生情報を記憶部に記憶させるステップと、携帯端末装置が、記憶部に記憶されている再生情報を、コンテンツ再生装置へ送信するステップと、コンテンツ再生装置が、携帯端末装置から送信される再生情報を受信するステップと、コンテンツ再生装置が、受信した再生情報を使用して、再生停止コンテンツを再生するステップとを備える。
本発明に係るコンテンツ再生システムは、コンテンツ再生装置と、携帯端末装置とを含む。コンテンツ再生装置は、再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を携帯端末装置へ送信する。携帯端末装置は、受信した再生情報を記憶する。携帯端末装置は、記憶している再生情報を、コンテンツ再生装置へ送信する。コンテンツ再生装置は、携帯端末装置から受信した再生情報を使用して、再生停止コンテンツを再生する。
したがって、再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を携帯端末装置に記憶するので、再生対象のコンテンツを容易に再生することを可能とすることができるという効果を奏する。
本発明に係る携帯端末装置は、コンテンツ再生装置から送信される、再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を受信する。携帯端末装置は、受信した再生情報を記憶する。携帯端末装置は、記憶されている再生情報を、コンテンツ再生装置へ送信する。コンテンツ再生装置は、再生情報を受信することにより、再生停止コンテンツを再生する。
したがって、再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を携帯端末装置に記憶するので、再生対象のコンテンツを容易に再生することを可能とすることができるという効果を奏する。
本発明に係る再生方法は、コンテンツ再生装置が、コンテンツ再生装置により再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を、携帯端末装置へ送信する。記憶部を備える携帯端末装置が、受信した再生情報を記憶部に記憶させる。携帯端末装置が、記憶部に記憶されている再生情報を、コンテンツ再生装置へ送信する。コンテンツ再生装置が、受信した再生情報を使用して、再生停止コンテンツを再生する。
したがって、再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を携帯端末装置に記憶するので、再生対象のコンテンツを容易に再生することを可能とすることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
(システムの構成)
図1は、本実施の形態におけるネットワークシステム1000の構成を示す図である。図1を参照して、ネットワークシステム1000は、ホームネットワーク501を含む。
ホームネットワーク501は、たとえば、宅内に設けられたネットワークである。宅内とは、たとえば、ユーザの自宅内、会社内等である。ホームネットワーク501は、携帯端末装置500と、コンテンツ再生装置600と、通信装置50とを含む。
携帯端末装置500は、携帯電話である。なお、携帯端末装置500は、携帯電話に限定されることなく、通信機能を備え、携帯可能な装置であればどのような装置であってもよい。携帯端末装置500は、たとえば、PDA(Personal Digital Assistance)、PC(Personal Computer)等であってもよい。
携帯端末装置500は、電話網60と、無線によりデータ通信可能である。電話網60は、たとえば、携帯電話のための電話網である。
コンテンツ再生装置600は、テレビジョン受信機である。なお、コンテンツ再生装置600は、テレビジョン受信機に限定されることなく、コンテンツを再生可能な装置であればどのような装置であってもよい。
通信装置50は、ルーターである。通信装置50は、有線技術または無線技術を利用して、外部装置とデータ通信を行なう機能を有する。なお、通信装置50は、ルーターに限定されることなく、有線技術または無線技術を利用して、外部装置とデータ通信を行なう機能を有する装置であればどのような装置であってもよい。有線技術は、たとえば、イーサネット(登録商標)に基づく技術である。なお、有線技術は、イーサネット(登録商標)に基づく技術に限定されることなく、PLC(Power line communication)に基づく技術、その他の有線技術であってもよい。無線技術は、たとえば、IEEE802.11gに基づく技術である。なお、無線技術は、IEEE802.11gに基づく技術に限定されることなく、その他の無線技術であってもよい。
通信装置50は、有線技術を利用する場合、たとえば、LAN(Local Area Network)ケーブルを介して、携帯端末装置500、コンテンツ再生装置600およびネットワーク70の各々とデータ通信を行なう。ネットワーク70は、インターネットなどの広域なネットワークである。
通信装置50は、無線技術を利用する場合、無線通信により、携帯端末装置500、コンテンツ再生装置600およびネットワーク70の各々とデータ通信を行なう。
携帯端末装置500は、無線または有線により、コンテンツ再生装置600とデータ通信を行なう。また、ネットワーク70は、無線または有線により、電話網60とデータ通信可能である。したがって、携帯端末装置500は、電話網60を介して、ネットワーク70とデータ通信可能である。
ホームネットワーク501は、さらに、録画装置600Aと、PC600Bとを含む。
録画装置600Aは、HDD(Hard Disk Drive)レコーダであるとする。なお、録画装置600Aは、HDDレコーダに限定されることなく、コンテンツを再生可能な装置であればどのような装置であってもよい。録画装置600Aは、HDMIケーブルにより、コンテンツ再生装置600と接続される。HDMIケーブルは、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格に準拠するケーブルである。したがって、録画装置600Aと、コンテンツ再生装置600とは、互いにデータ通信可能である。なお、録画装置600Aと、コンテンツ再生装置600とのデータ通信は、HDMI−CEC(Consumer Electronics Control)で規格化されている機器制御信号と制御プロトコルによって行なわれる。録画装置600Aと、コンテンツ再生装置600とを接続するケーブルは、HDMIケーブルに限定されることなく、データを伝送可能なケーブルであればどのようなケーブルであってもよい。
PC600Bは、PC(Personal Computer)である。PC600Bは、HDMIケーブルにより、コンテンツ再生装置600と接続される。したがって、PC600Bと、コンテンツ再生装置600とは、互いにデータ通信可能である。なお、PC600Bと、コンテンツ再生装置600とを接続するケーブルは、HDMIケーブルに限定されることなく、データを伝送可能なケーブルであればどのようなケーブルであってもよい。
ホームネットワーク501は、さらに、コンテンツ再生装置700Aと、コンテンツ再生装置700Bとを含む。コンテンツ再生装置700Aおよびコンテンツ再生装置700Bの各々は、コンテンツを再生可能な装置であればどのような装置であってもよい。コンテンツ再生装置700Aおよびコンテンツ再生装置700Bの各々は、たとえば、テレビジョン受信機、PC、録画機能を有するテレビジョン受信機、HDDレコーダ等である。
通信装置50は、有線技術または無線技術を利用して、コンテンツ再生装置700Aおよびコンテンツ再生装置700Bの各々とデータ通信を行なう。
ホームネットワーク501は、さらに、照明装置910と、照明装置910Aと、空気調整装置920とを含む。照明装置910は、照明の機能と、データ通信の機能とを有する装置である。照明装置910Aは、照明装置910と同様な機能を有する装置である。空気調整装置920は、エア・コンディショナーである。空気調整装置920は、宅内の温度、湿度等を、指定された値に調整する機能を有する。また、空気調整装置920は、データ通信の機能を有する。通信装置50は、有線技術または無線技術を利用して、照明装置910、照明装置910Aおよび空気調整装置920の各々とデータ通信を行なう。
また、照明装置910および空気調整装置920の各々は、無線により、携帯端末装置500とデータ通信を行なう。
通信装置50と通信を行なう複数の装置の各々は、通信装置50を介して、通信装置50と通信を行なう他の装置と通信可能である。
なお、携帯端末装置500、コンテンツ再生装置600、録画装置600A、PC600B、照明装置910および空気調整装置920は、同一の部屋にあるとする。照明装置910Aは、照明装置910が設置されている部屋とは別の部屋にあるとする。
ネットワークシステム1000は、さらに、サービスサーバ800を含む。サービスサーバ800は、PCである。サービスサーバ800は、コンテンツおよび、コンテンツに関連する情報等を提供するサーバである。コンテンツは、たとえば、動画像、静止画像、音楽データ等である。サービスサーバ800は、複数のコンテンツと、当該複数のコンテンツの各々の情報とを記憶している。サービスサーバ800は、外部の装置からの要求に応じて、コンテンツを、送信またはストリーミング配信する。なお、コンテンツの共有に関しては、DLNA(Digital Living Network Alliance)に基づく技術などでコンテンツを共有していてもよい。
サービスサーバ800は、ネットワーク70と、無線または有線でデータ通信を行なう。したがって、通信装置50と通信を行なう複数の装置の各々は、サービスサーバ800と通信可能である。
(携帯端末装置)
次に、携帯端末装置500について詳細に説明する。
図2は、携帯端末装置500の外観を正面から示した図である。図2を参照して、携帯端末装置500は、表示部530と、音声出力部570とを備える。
表示部530は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部530には、文字や画像等を表示する表示面が設けられる。表示部530は、LCDパネル(Liquid Crystal Display Panel)を使用した装置である。なお、表示部530は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。表示部530の表示面の解像度は、横480(ドット)×縦800(ドット)である。なお、表示部530の表示面の解像度は、横480(ドット)×縦800(ドット)に限定されることなく、他の解像度であってもよい。
また、表示部530は、ユーザが、表示面に直接触れることで、情報入力可能なタッチパネル機能を有する。表示部530は、ユーザが表示面にタッチした位置情報を、後述する制御部510へ送信する。制御部510は、受信した位置情報に基づいて、所定の処理を行なう。
音声出力部570は、電話の音声を出力するスピーカである。音声出力部570は、後述する制御部510から受信した音声データに基づく音声を出力する。
入力部540は、ボタン群541を含む。ボタン群541は、方向ボタン541A,541B,541C,541Dと、決定ボタン541Eとを含む。方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、ユーザによる短時間(たとえば、1秒未満)の押下操作(以下、短押操作ともいう)により、たとえば、表示部530に表示されている画像内の移動対象となる物(たとえば、カーソル等)を上下左右に移動させるためのボタンである。以下においては、ユーザによる長時間(たとえば、一秒以上)のボタンの押下操作を、長押操作ともいう。
決定ボタン541Eは、短押操作により、たとえば、方向ボタン541A,541B,541C,541Dの短押操作により選択された項目等を決定するためのボタンである。
入力部540は、さらに、機能ボタン542A,542B,543A,543Bを含む。機能ボタン542A,542B,543A,543Bの各々は、短押操作により、割り当てられた処理を行なうためのボタンである。
入力部540は、さらに、文字ボタン群546を含む。文字ボタン群546は、15個の文字ボタンを含む。文字ボタン群546に含まれる複数の文字ボタンの各々は、短押操作により、数字、文字または記号等を入力するためのボタンである。
入力部540は、入力部540に含まれる複数のボタンのうち、短押操作または長押操作されたボタンに対応するボタン信号を、後述する制御部510へ送信する。すなわち、入力部540は、ユーザが携帯端末装置500を操作するためのインターフェースである。以下においては、ユーザによる、入力部540の操作または表示部530に対するタッチ操作を、インターフェース操作Mともいう。
携帯端末装置500は、さらに、音声入力部574と、記録媒体挿入部550Aとを備える。音声入力部574は、音声を取得するマイクである。記録媒体挿入部550Aは、携帯端末装置500に後述する記録媒体を挿入する部分である。
図3は、携帯端末装置500の内部構成を示したブロック図である。なお、図3には、説明のために、記録媒体555も示している。記録媒体555には、後述するプログラム180が記録されている。すなわち、プログラム180は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555もプログラム製品として流通される。
図3を参照して、携帯端末装置500は、さらに、制御部510と、記憶部520とを備える。
記憶部520は、データを不揮発的に記憶するメモリである。記憶部520は、制御部510によってデータアクセスされる。記憶部520は、たとえば、フラッシュメモリである。記憶部520には、プログラム180、その他の各種データ等が記憶されている。なお、記憶部520は、データを揮発的に記憶するメモリであってもよい。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、携帯端末装置500内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部510は、CPU(Central Processing Unit)である。なお、制御部510は、CPUに限定されることなく、演算機能を有するその他の回路であってもよい。
制御部510は、表示部530とデータ通信を行なう。制御部510は、生成した画像を、表示部530に表示させる。
携帯端末装置500は、さらに、入力部540と、記録媒体アクセス部550とを備える。
制御部510は、入力部540に含まれる、前述した複数のボタンのうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を、入力部540から受信する。制御部510は、受信したボタン信号に応じた処理を行なう。
記録媒体アクセス部550は、記録媒体555が前述の記録媒体挿入部550Aから携帯端末装置500に挿入(装着)されると、記録媒体555にデータアクセス可能となる。これにより、記録媒体アクセス部550は、プログラム180が記録された記録媒体555から、プログラム180を読出すことが可能となる。
記録媒体555に記憶されているプログラム180は、制御部510のインストール処理により、記録媒体アクセス部550により読み出され、制御部510が、プログラム180を、記憶部520に記憶させる。記録媒体555には、さらに、コンテンツデータ等も記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。
記録媒体555は、SD(Secure Digital)メモリーカードである。なお、記録媒体555は、SDメモリーカードに限定されることなく、データを不揮発的に記録可能なその他の媒体であってもよい。
携帯端末装置500は、さらに、通信部560と、通信部562とを備える。
通信部560は、制御部510とデータ通信を行なう。また、通信部560は、コンテンツ再生装置600と有線または無線で、データ通信を行なう機能を有する。
通信部560は、USB(登録商標)(Universal Serial Bus)2.0の規格に基づく、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの機能を有する。なお、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの規格は、USB2.0に限定されることなく他の規格であってもよい。
また、通信部560は、さらに、Bluetooth(登録商標)の規格に基づく無線通信を行なう機能を有する。また、通信部560は、赤外線を使用した無線通信を行なう機能を有する。なお、無線通信は、Bluetooth(登録商標)の規格に基づく通信、赤外線を使用した通信に限定されることなく、他の方式の通信であってもよい。通信部560は、制御部510からの制御指示に応じて、コンテンツ再生装置600と無線でデータ通信を行なう。
また、通信部560は、照明装置910および空気調整装置920の各々と、無線によりデータ通信を行なう。
通信部562は、制御部510と、データ通信を行なう。通信部562は、通信装置50の有する、前述した有線技術または無線技術を利用して、通信装置50とデータ通信を行なう機能を有する。
携帯端末装置500は、さらに、アンテナ564と、通信部566とを備える。
アンテナ564は、通信部566と接続されている。通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信を行なう機能を有する。通信部566は、図示しない最寄の基地局と無線通信を行なう。最寄の基地局は、電話網60と通信を行なう。したがって、通信部566は、アンテナ564を利用して、最寄の基地局を介して、電話網60と通信を行なう。
携帯端末装置500は、制御部510および通信部566の処理により、電話網60を介して、ネットワーク70からプログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部520に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180である。制御部510は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180)に従って、所定の処理を行なう。
携帯端末装置500は、さらに、音声出力部572を備える。音声出力部572は、携帯端末装置500の外部に設けられるスピーカである。音声出力部572は、制御部510から受信した音声データに基づく音声を出力する。
制御部510は、前述した音声出力部570および音声入力部574の各々とデータ通信する。制御部510が、音声データを音声出力部570へ送信すると、音声出力部570は、制御部510から受信した音声データに基づく音声を出力する。ユーザが音声入力部574に対して音声を発すると、音声入力部574は、取得した音声を音声データに変換して、音声データを、制御部510へ送信する。
携帯端末装置500は、さらに、振動部579を備える。振動部579は、制御部510からの制御指示に基づいて、振動部579自身が振動することにより、携帯端末装置500を振動させる機能を有する。振動部579は、たとえば、電話の着信、電子メールの受信時に、制御部510からの制御指示に基づいて、携帯端末装置500を振動させる。
(コンテンツ再生装置)
次に、コンテンツ再生装置600について詳細に説明する。
図4は、コンテンツ再生装置600の内部構成を示したブロック図である。なお、図4には、説明のために、記録媒体555Aも示している。記録媒体555Aには、後述するプログラム180Aが記録されている。すなわち、プログラム180Aは、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555Aもプログラム製品として流通される。
図4を参照して、コンテンツ再生装置600は、表示部630を備える。表示部630には、文字や画像等を表示する表示面が設けられる。表示部630は、LCDパネル(Liquid Crystal Display Panel)を使用した装置である。なお、表示部630は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。
表示部630の表示面のサイズは、表示部530の表示面のサイズより大きい。また、表示部630の表示面の解像度は、表示部530の表示面の解像度より大きい。たとえば、表示部630の表示面の解像度は、横1920(ドット)×縦1080(ドット)の解像度である。なお、表示部630の表示面の解像度は、横1920(ドット)×縦1080(ドット)に限定されることなく、他の解像度であってもよい。
コンテンツ再生装置600は、さらに、制御部610と、記憶部620とを備える。
記憶部620は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部620は、制御部610によってデータアクセスされる。記憶部620は、ハードディスクである。なお、記憶部620は、ハードディスクに限定されることなく、データを不揮発的に記憶する機能を有するメモリであってもよい。記憶部620には、プログラム180A、後述する録画データ、その他の各種データ等が記憶されている。なお、記憶部620は、データを揮発的に記憶するメモリであってもよい。尚、録画データは記憶部620に記憶される以外にも、外付けのHDD、BD(Blu-ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、HDMI等で接続されたHDDレコーダー等の記憶容量を持った機器に録画されてもよい。
制御部610は、記憶部620に記憶されたプログラム180Aに従って、コンテンツ再生装置600内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部610は、前述の制御部510と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
コンテンツ再生装置600は、さらに、アンテナ602と、チューナ605と、データ処理部607とを備える。
アンテナ602は、チューナ605と接続されている。チューナ605は、制御部610により指示された周波数の放送信号を、アンテナ602を介して受信する。チューナ605は、ディジタル放送に基づく放送信号およびアナログ放送に基づく放送信号を受信する機能を有する。チューナ605は、受信した放送信号を、データ処理部607へ送信する。
データ処理部607は、制御部610から、表示部630に画像を表示させるための表示指示を受信すると、受信した放送信号から画像データを取得し、当該画像データを、表示部630へ送信する。表示部630は、画像データを受信すると、画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示する。以下においては、チューナ605が受信した放送信号に基づく画像であって、かつ、表示部630に表示される画像を、TV画像ともいう。
データ処理部607が受信した放送信号が、アナログ放送に基づく信号である場合であって、かつ、制御部610から、録画処理を行なうための録画指示を受信した場合、データ処理部607は、放送信号から取得した画像データおよび音声データを圧縮して、録画データとして、記憶部620に記憶させる。また、データ処理部607が受信した放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合であって、かつ、制御部610から、録画処理を行なうための録画指示を受信した場合、データ処理部607は、放送信号から取得した画像データおよび音声データを、録画データとして、記憶部620に記憶させる。
記憶部620に記憶される録画データは、MPEG2形式で圧縮されたデータである。なお、録画データは、MPEG2形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、H.264等の形式である。以下においては、記憶部620に記憶される録画データを、コンテンツともいう。
制御部610は、表示部630とデータ通信を行なう。制御部610は、生成した画像を、表示部630に表示させる。
コンテンツ再生装置600は、さらに、入力部640と、記録媒体アクセス部650とを備える。
入力部640は、図示されない複数のボタンを含む。複数のボタンは、コンテンツ再生装置600の外部に設けられている。複数のボタンのうち、いずれかのボタンがユーザにより押下操作されると、入力部640は、押下操作されたボタンに対応するボタン信号を、制御部610へ送信する。制御部610は、受信したボタン信号に基づいて、所定の処理を行なう。以下においては、ユーザによる、入力部640のボタン操作を、インターフェース操作Tともいう。
記録媒体アクセス部650は、プログラム180Aが記録された記録媒体555Aから、プログラム180Aを読出す機能を有する。記録媒体555Aに記憶されているプログラム180Aは、制御部610のインストール処理により、記録媒体アクセス部650により読み出され、制御部610が、プログラム180Aを、記憶部620に記憶させる。記録媒体555Aには、さらに、コンテンツデータ等も記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。
記録媒体555Aは、SDメモリーカードである。なお、記録媒体555は、SDメモリーカードに限定されることなく、データを不揮発的に記録可能なその他の媒体であってもよい。
コンテンツ再生装置600は、さらに、通信部660と、通信部662とを備える。
通信部660は、制御部610とデータ通信を行なう。また、通信部660は、携帯端末装置500と有線または無線で、データ通信を行なう機能を有する。なお、通信部660は、前述の通信部560と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。
通信部662は、制御部610と、データ通信を行なう。通信部662は、通信装置50の有する、前述した有線技術または無線技術を利用して、通信装置50とデータ通信を行なう機能を有する。
したがって、本実施の形態におけるコンテンツ再生装置600は、ネットワーク70から、通信装置50および通信部662を介して、プログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部620に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180Aである。制御部610は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180A)に従って、所定の処理を行なう。
コンテンツ再生装置600は、さらに、RC信号受信部680を備える。RC信号受信部680は、リモートコントローラー300から出力される、コンテンツ再生装置600を制御するためのリモートコントロール信号(以下、RC信号ともいう)を受信する機能を有する。RC信号受信部680は、受信したRC信号を制御部610へ送信する。制御部610は、受信したRC信号に応じて、対応する処理を行なう。尚、携帯端末装置500からRC信号を送信してもよい。
なお、以下においては、携帯端末装置500の通信部560から送信される、コンテンツ再生装置600を制御するためのリモートコントロール信号も、RC信号という。この場合、通信部660が、携帯端末装置500から送信されたRC信号を受信し、受信したRC信号を制御部610へ送信する。制御部610は、受信したRC信号に応じて、対応する処理を行なう。
また、以下においては、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600へ送信するRC信号により、コンテンツ再生装置600を制御可能となる携帯端末装置500の動作モードを、リモートコントロールモード(以下、RCモードともいう)という。また、RC信号により、コンテンツ再生装置600以外の装置(たとえば、録画装置、照明装置、空気調整装置)を制御可能となる携帯端末装置500の動作モードも、RCモードという。
コンテンツ再生装置600は、さらに、音声出力部670を備える。音声出力部670は、コンテンツ再生装置600の外部に設けられるスピーカである。音声出力部670は、制御部610から受信した音声データに基づく音声を出力する。
コンテンツ再生装置600は、さらに、通信部664を備える。通信部664は、制御部610と、データ通信を行なう。通信部664は、有線により、外部装置とデータ通信を行なう機能を有する。通信部664には、HDMIケーブルにより、録画装置600Aと、PC600Bとが接続される。したがって、制御部610は、通信部664を介して、録画装置600AおよびPC600Bの各々とデータ通信する。なお、通信部664と、録画装置600AおよびPC600Bの各々とを接続するケーブルは、HDMIケーブルに限定されることなく、データを伝送可能なケーブルであればどのようなケーブルであってもよい。尚、HDMIでは、CEC(Consumer Electronics Control)という機器制御信号、制御コマンドが用意されており、機器制御信号、制御コマンド等によりHDMIケーブルで接続された装置を制御可能である
ここで、コンテンツ再生装置600は、図示しない電源から、自装置が動作するための動作電圧の供給を受ける。コンテンツ再生装置600は、図示しない、主電源スイッチおよび画像表示電源スイッチを備える。主電源スイッチは、コンテンツ再生装置600がRC信号を受信するための各部と、コンテンツ再生装置600が外部装置と通信を行なうための各部とを少なくとも動作させるための動作電圧(以下、メイン電圧ともいう)の供給の有無を切換えるためのスイッチである。画像表示電源スイッチは、表示部630に画像を表示させるための各部を動作させるための動作電圧(以下、画像表示電圧ともいう)の供給の有無を切換えるためのスイッチである。
ここで、コンテンツ再生装置600の動作モードは、通常モードと、待機モードとを有する。主電源スイッチおよび画像表示電源スイッチがオンである場合、コンテンツ再生装置600の動作モードは、通常モードとなる。この場合、動作モードが通常モードであるコンテンツ再生装置600には、メイン電圧および画像表示電圧が供給される。主電源スイッチがオンであり、画像表示電源スイッチがオフである場合、コンテンツ再生装置600の動作モードは、待機モードとなる。動作モードが待機モードであるコンテンツ再生装置600には、画像表示電圧が供給されず、メイン電圧が供給される。したがって、動作モードが待機モードであるコンテンツ再生装置600は、表示部630に画像を表示できない状態となる。すなわち、動作モードが待機モードであるコンテンツ再生装置600は、表示部630に画像が表示されていない状態である。主電源スイッチおよび画像表示電源スイッチの各々のオン、オフの制御は、制御部610が行なう。
(コンテンツの再生)
次に、コンテンツ再生装置600において、コンテンツを再生させるための処理(以下、コンテンツ再生処理ともいう)について説明する。以下においては、コンテンツ再生処理において、携帯端末装置500で行なわれる処理を、コンテンツ再生処理Mともいう。また、コンテンツ再生処理において、コンテンツ再生装置600で行なわれる処理を、コンテンツ再生処理Tともいう。ここで、コンテンツ再生装置600は、待機モードであるとする。動作モードが待機モードであるコンテンツ再生装置600は、外部装置と、無線通信が可能であるとする。ここで、記憶部520に記憶されるプログラム180には、リモートコントロールプログラム(以下、RCプログラムともいう)が含まれるとする。RCプログラムは、制御部510により実行されることにより、携帯端末装置500の動作モードを、RCモードに設定するためのプログラムである。
図5は、コンテンツ再生処理Mおよびコンテンツ再生処理Tのフローチャートである。図5を参照して、コンテンツ再生処理Tでは、まず、ステップS141の処理が行なわれる。
ステップS141では、無線通信可能な装置が検出されたか否かが判定される。具体的には、制御部610が、無線通信により、データ通信可能な装置があるか否かを検出する。ここで、無線通信は、たとえば、Bluetooth(登録商標)の規格に基づく、近距離の無線通信である。ステップS141において、YESならば、ステップS142に進む。一方、ステップS141において、NOならば、再度、ステップS141の処理が行なわれる。ここでは、コンテンツ再生装置600と、無線通信が可能な位置に、携帯端末装置500があるとする。この場合、ステップS141において、YESと判定されて、ステップS142に進む。
ステップS142では、制御部610が、無線通信により、RCPG実行指示Tを、携帯端末装置500へ送信する。RCPG実行指示Tは、携帯端末装置500の制御部510にRCプログラムを実行させるための指示である。そして、ステップS142の処理は終了する。
コンテンツ再生処理Mでは、まず、ステップS111の処理が行なわれる。
ステップS111では、制御部510が、RCPG実行指示Tを受信したか否かを判定する。ステップS111において、YESならば、ステップS112に進む。一方、ステップS111において、NOならば、再度、ステップS111の処理が行なわれる。ここでは、RCPG実行指示Tを受信したとして、ステップS112に進む。
ステップS112では、制御部510が、以下の確認画像MG100を生成し、確認画像MG100を表示部530に表示させる。そして、ステップS112の処理は終了する。
図6は、一例としての確認画像MG100を示す図である。図6を参照して、確認画像MG100には、RCプログラムを実行するか否かを確認するためのメッセージが表示される。また、確認画像MG100には、RCプログラムの実行に伴い、コンテンツ再生装置600(テレビ)の動作モードが待機モードである場合、コンテンツ再生装置600(テレビ)の動作モードを通常モードにする(電源をオンする)旨のメッセージが表示される。また、確認画像MG100には、ボタン画像MBG110が配置される。ボタン画像MBG110は、押下処理されることにより、制御部510にRCプログラムを実行させるためのボタン画像である。
再び、図5を参照して、コンテンツ再生処理Mでは、ステップS112の処理の後、ステップS113に進む。
ステップS113では、制御部510が、実行操作Mがあるか否かを判定する。ここで、実行操作Mは、ボタン画像MBG110を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS113において、YESならば、ステップS114に進む。一方、ステップS113において、NOならば、再度、ステップS113の処理が行なわれる。ここでは、実行操作Mがあったとして、ステップS114に進む。
ステップS114では、RCモード設定処理Mが行なわれる。RCモード設定処理Mでは、制御部510が、RCプログラムを実行する。そして、制御部510は、携帯端末装置500の動作モードを、RCモードに設定する。そして、ステップS115に進む。
ステップS115では、制御部510が、電源オンRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。電源オンRC信号は、コンテンツ再生装置600の動作モードを、通常モードに設定するためのRC信号である。そして、ステップS115の処理は終了する。なお、電源オンRC信号の送信処理は、表示部530に、電源オンRC信号の送信を確認するための画像が表示され、電源オンRC信号を送信するためのインターフェース操作Mがあった場合に行なわれてもよい。
コンテンツ再生処理Tでは、ステップS142の処理の後、ステップS143に進む。
ステップS143では、制御部610が、電源オンRC信号を受信したか否かを判定する。ステップS143において、YESならば、ステップS144に進む。一方、ステップS143において、NOならば、再度、ステップS143の処理が行なわれる。ここでは、電源オンRC信号を受信したとして、ステップS144に進む。
ステップS144では、制御部610が、自装置であるコンテンツ再生装置600の動作モードが待機モードであるか否かを判定する。ステップS144において、YESならば、ステップS145に進む。一方、ステップS144において、NOならば、ステップS146に進む。ここでは、コンテンツ再生装置600の動作モードが待機モードであるとして、ステップS145に進む。なお、ステップS144において、NOと判定される場合は、コンテンツ再生装置600の動作モードが通常モードである場合である。
ステップS145では、制御部610が、前述の画像表示電源スイッチをオンにし、コンテンツ再生装置600の動作モードを通常モードに設定する。これにより、表示部630に画像が表示可能となる。そして、ステップS146に進む。
ステップS146では、コンテンツ情報取得処理Tが行なわれる。コンテンツ情報取得処理Tは、コンテンツの情報を示すデータ(以下、コンテンツ情報データともいう)を取得し、取得した複数のコンテンツ情報データから、コンテンツ情報データテーブルを生成するための処理である。
ここで、本実施の形態におけるコンテンツ情報データは、コンテンツ関連データを含む。コンテンツ関連データは、対応するコンテンツに関連する情報を示すデータである。
図7は、一例としてのコンテンツ関連データCTD100を示す図である。図7を参照して、コンテンツ関連データCTD100において、「コンテンツID(identification data)」とは、コンテンツを特定するためのIDである。「ファイル名」とは、コンテンツのファイル名である。「タイトル」とは、コンテンツのタイトルである。「ジャンル」は、コンテンツの属するジャンルである。「時間(分)」は、コンテンツの再生時間である。「内容」は、一例として、コンテンツのあらすじである。「許可再生制御」は、コンテンツに対して、許可されている再生制御を示す。「禁止再生制御」は、コンテンツに対して、禁止されている再生制御を示す。
また、本実施の形態におけるコンテンツ情報データは、さらに、環境データを含む。環境データは、対応するコンテンツを再生するために適した環境を生成するための環境情報を示すデータである。すなわち、環境データに示される環境情報は、コンテンツに応じた環境を生成するための情報である。環境情報は、温度、湿度、照度、音量、画面の明るさ等の情報を含む。
図8は、一例としての環境データEVD200を示す図である。図8を参照して、環境データEVD200において、「コンテンツID」とは、コンテンツを特定するためのIDである。「推奨温度」とは、対応するコンテンツを視聴するのに適した温度である。「推奨湿度」とは、対応するコンテンツを視聴するのに適した湿度である。「推奨照度」とは、対応するコンテンツを視聴するのに適した照度である。「推奨音量」とは、対応するコンテンツに適した音量である。「推奨画面明るさ」とは、対応するコンテンツを再生して表示するのに適した画面の明るさである。
環境データに示される環境情報は、たとえば、コンテンツの製作者が意図するように設定される。コンテンツが、たとえば、明るい部屋で視聴するのに適した映像(たとえば、スポーツの映像)である場合、環境データが示す「推奨照度」の値は、大きい値(たとえば、500ルクス)に設定される。また、コンテンツが、たとえば、暗い部屋で視聴するのに適した映像(たとえば、サスペンス映画)である場合、環境データが示す「推奨照度」の値は、小さい値(たとえば、100ルクス)に設定される。
また、本実施の形態では、放送信号により装置が受信するコンテンツ、ネットワークにより装置が受信するコンテンツ等には、コンテンツ関連データおよび環境データを含むコンテンツ情報データが付加されるとする。したがって、図1の録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700Bの各々が、コンテンツを記憶する場合、各装置は、コンテンツに対応づけて、当該コンテンツに付加されるコンテンツ情報データを記憶する。コンテンツ情報データは、コンテンツ関連データおよび環境データを含む。
また、サービスサーバ800は、複数のコンテンツの各々と、当該コンテンツに対応する、コンテンツ関連データおよび環境データを含むコンテンツ情報データとを対応づけて記憶しているとする。
ステップS146のコンテンツ情報取得処理Tでは、制御部610が、ホームネットワーク501内の複数の装置およびサービスサーバ800と通信することにより、各装置が記憶しているコンテンツ情報データを取得する。ここで、制御部610が通信する装置は、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、サービスサーバ800であるとする。
そして、制御部610は、取得した複数のコンテンツ情報データにそれぞれに含まれる複数のコンテンツ関連データと、コンテンツ情報データが取得された装置の情報とからコンテンツ情報データテーブルを生成する。そして、制御部610は、取得した複数のコンテンツ情報データと、生成したコンテンツ情報データテーブルとを、記憶部620に記憶させる。
なお、取得された複数のコンテンツ情報データのうちの1つのコンテンツ情報データに含まれるコンテンツ関連データおよび環境データは、それぞれ、図7のコンテンツ関連データCTD100および図8の環境データEVD200であるとする。そして、ステップS146の処理は終了する。ここで、生成されたコンテンツ情報データテーブルは、以下のコンテンツ情報データテーブルTD300であるとする。
図9は、一例としてのコンテンツ情報データテーブルTD300を示す図である。コンテンツ情報データテーブルTD300は、複数のコンテンツ所在情報データを含む。図7を参照して、コンテンツ情報データテーブルTD300において、「番号」とは、コンテンツ所在情報データを特定するための番号である。「コンテンツID」とは、コンテンツを特定するためのIDである。「タイトル」とは、コンテンツのタイトルである。なお、「タイトル」が、“ネットアルバム”である場合、対応するコンテンツは、たとえば、写真の画像であるとする。
「コンテンツ形態」とは、対応するコンテンツの形態を示す。「コンテンツ形態」の項目が、「録画」である場合、対応するコンテンツは、録画されたコンテンツ(以下、録画コンテンツともいう)である。「コンテンツ形態」の項目が、「インターネット(VOD(Video On Demand))」である場合、対応するコンテンツは、後述する「所在情報」により通信可能な装置(たとえば、サービスサーバ800)から、ストリーミング配信されるコンテンツである。「コンテンツ形態」の項目が、「インターネット(DLMV)」である場合、対応するコンテンツは、「所在情報」により通信可能な装置から、ダウンロード可能な映像コンテンツである。なお、「コンテンツ形態」の項目が、「インターネット(DLMV)」である場合、対応するコンテンツは、「所在情報」により通信可能な装置から、ダウンロードされた映像コンテンツであってもよい。「コンテンツ形態」の項目が、「インターネット(DL)」である場合、対応するコンテンツは、「所在情報」により通信可能な装置から、ダウンロード可能なコンテンツである。
「装置型名」とは、対応するコンテンツを記憶している装置の型名である。装置型名“HDREC−1”は、たとえば、録画装置600Aの型名である。装置型名“PC−1”は、たとえば、コンテンツ再生装置700Aの型名である。「所在情報」とは、対応するコンテンツが記憶されている場所を特定するための情報である。「所在情報」が「HDMI−1」である場合、対応するコンテンツは、たとえば、コンテンツ再生装置600にHDMIケーブルで接続されている録画装置600Aに記憶されていることを示す。「所在情報」がURL(Uniform Resource Locator)“http://111.222.33.02/”である場合、対応するコンテンツは、たとえば、コンテンツ再生装置700Aに記憶されていることを示す。「所在情報」がURL“http://www.bb7.com/”である場合、対応するコンテンツは、たとえば、サービスサーバ800に記憶されていることを示す。「所在情報」がURL“http://www.pic7.com/”である場合、対応するコンテンツは、たとえば、サービスサーバ800に記憶されていることを示す。すなわち、サービスサーバ800は、2つの異なるWebサイトを提供するサーバであるとする。この場合、所在情報としてのURL“http://www.bb7.com/”または“http://www.pic7.com/”により、サービスサーバ800と通信することが可能となる。
再び、図5を参照して、コンテンツ再生処理Tでは、ステップS146の処理の後、ステップS147に進む。
ステップS147では、制御部610が、リスト選択データを、携帯端末装置500へ送信する。ここで、リスト選択データは、制御部610が、コンテンツ情報取得処理Tにより生成したコンテンツ情報データテーブルに示される全ての種類のコンテンツ形態に基づいて生成するデータである。ここで、生成されたコンテンツ情報データテーブルは、図9のコンテンツ情報データテーブルTD300であるとする。この場合、送信されるリスト選択データは、以下のリスト選択データTD305となる。そして、ステップS147の処理は終了する。
図10は、一例としてのリスト選択データTD305を示す図である。図10を参照して、リスト選択データTD305において、「コンテンツ形態」は、図9で説明したので詳細な説明は繰り返さない。
再び、図5を参照して、コンテンツ再生処理Mでは、ステップS115の処理の後、ステップS116に進む。
ステップS116では、制御部510が、リスト選択データを受信したか否かを判定する。ステップS116において、YESならば、ステップS117に進む。一方、ステップS116において、NOならば、再度、ステップS116の処理が行なわれる。ここでは、図10のリスト選択データTD305を受信したとして、ステップS117に進む。
ステップS117では、選択画像表示処理Mが行なわれる。選択画像表示処理Mでは、制御部510が、受信したリスト選択データに基づいて、選択画像を生成し、表示部530に選択画像を表示させる。ここで、受信したリスト選択データは、図10のリスト選択データTD305であるとする。この場合、表示部530には、以下の選択画像MG200が表示されるとする。
図11は、一例としての選択画像MG200を示す図である。図11を参照して、選択画像MG200には、ボタン画像MBG210,MBG220,MBG230が配置される。
ボタン画像MBG210は、受信したリスト選択データに「録画」が表示されている場合に生成されるボタン画像である。ボタン画像MBG210は、押下処理されることにより、録画コンテンツのタイトルのリストを取得するためのボタン画像である。ボタン画像MBG220は、受信したリスト選択データに「インターネット(VOD)」および「インターネット(DLMV)」の少なくとも一方が表示されている場合に生成されるボタン画像である。ボタン画像MBG220は、押下処理されることにより、ストリーミング再生可能なコンテンツ(以下、ストリーミングコンテンツともいう)のタイトルのリストを取得するためのボタン画像である。ボタン画像MBG230は、受信したリスト選択データに「インターネット(DL)」が表示されている場合に生成されるボタン画像である。ボタン画像MBG230は、押下処理されることにより、ダウンロード可能なコンテンツのタイトルのリストを取得するためのボタン画像である。
なお、選択画像MG200には、動作モードが通常モードのコンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードにするためのボタン画像が配置されていてもよい。
再び、図5を参照して、ステップS117の処理の後、ステップS118に進む。
ステップS118では、制御部510が、選択操作Mがあるか否かを判定する。選択操作Mは、ボタン画像MBG210,MBG220,MBG230のいずれかを押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS118において、YESならば、ステップS119に進む。一方、ステップS118において、NOならば、再度、ステップS118の処理が行なわれる。ここでは、選択操作Mがあったとして、ステップS119に進む。なお、行なわれた選択操作Mは、ボタン画像MBG220を押下処理するためのインターフェース操作Mであるとする。
ステップS119では、リスト要求処理Mが行なわれる。リスト要求処理Mでは、制御部510が、行なわれた選択操作Mに対応するリスト要求指示を、コンテンツ再生装置600へ送信する。ここで、行なわれた選択操作Mが、ボタン画像MBG220を押下処理するためのインターフェース操作Mである場合、制御部510は、ストリーミングコンテンツのタイトルのリスト要求指示を、コンテンツ再生装置600へ送信する。
コンテンツ再生処理Tでは、ステップS147の処理の後、ステップS148に進む。
ステップS148では、リスト要求対応処理Tが行なわれる。リスト要求対応処理Tでは、制御部610が、携帯端末装置500から受信した、リスト要求指示に対応したコンテンツリストデータを、携帯端末装置500へ送信する。
ここで、受信したリスト要求指示は、ストリーミングコンテンツのタイトルのリスト要求指示であるとする。この場合、制御部610が送信するコンテンツリストデータは、図9のコンテンツ情報データテーブルTD300において、「コンテンツ形態」の項目が、「インターネット(VOD)」および「インターネット(DLMV)」であるタイトルを示すデータとなる。すなわち、送信されるコンテンツリストデータは、以下のコンテンツリストデータTD310となる。そして、ステップS148の処理は終了する。
図12は、一例としてのコンテンツリストデータTD310を示す図である。図12を参照して、コンテンツリストデータTD310における各項目は、図9で説明した項目と同じなので詳細な説明は繰り返さない。
再び、図5を参照して、リスト要求処理Mでは、制御部510が、コンテンツリストデータを受信すると、制御部510が、受信したコンテンツリストデータに基づいたコンテンツリスト画像を生成し、生成したコンテンツリスト画像を表示部530に表示させる。ここで、受信したコンテンツリストデータは、図12のコンテンツリストデータTD310であるとする。この場合、表示部530には、以下のコンテンツリスト画像MG200Aが表示される。そして、ステップS119の処理は終了する。
図13は、一例としてのコンテンツリスト画像MG200Aを示す図である。図13を参照して、コンテンツリスト画像MG200Aには、コンテンツリストデータTD310に示される複数のタイトルが表示される。
なお、行なわれた選択操作Mが、図11のボタン画像MBG210またはボタン画像MBG230を押下処理するためのインターフェース操作Mである場合においても、前述したのと同様に、リスト要求処理Mおよびリスト要求対応処理Tが行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。
再び、図5を参照して、ステップS119の処理の後、ステップS121に進む。
ステップS121では、制御部510が、選択確定操作Mがあるか否かを判定する。選択確定操作Mは、コンテンツリスト画像MG200Aに表示される複数のタイトルのいずれかを選択し、当該選択を確定するためのインターフェース操作Mである。選択確定操作Mは、方向ボタン541A,541B等の操作により、1つのタイトルを選択状態にした後、決定ボタン541Eを押下する操作である。ステップS121において、YESならば、ステップS122に進む。一方、ステップS121において、NOならば、再度、ステップS121の処理が行なわれる。ここでは、選択確定操作があったとして、ステップS122に進む。
ステップS122では、制御部510が、再生RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。再生RC信号は、コンテンツを再生するためのRC信号である。なお、送信される再生RC信号には、選択確定操作Mにより選択されたタイトルに対応するコンテンツIDが含まれる。ここで、選択確定操作Mにより選択されたタイトルは、“AB物語”であるとする。この場合、図12のコンテンツリストデータTD310より、送信される再生RC信号には、コンテンツID“MV201”が含まれる。そして、ステップS122の処理は終了する。
コンテンツ再生処理Tでは、ステップS148の処理の後、ステップS151に進む。
ステップS151では、制御部610が、再生RC信号を受信したか否かを判定する。ステップS151において、YESならば、ステップS152に進む。一方、ステップS151において、NOならば、再度、ステップS151の処理が行なわれる。ここでは、コンテンツID“MV201”を含む再生RC信号を受信したとして、ステップS152に進む。
ここで、本実施の形態における照明装置910は、携帯端末装置500から送信されるRC信号により制御可能であるとする。照明装置910は、以下の照明データテーブルLD400に示すように、照明の照度を5段階で変更可能である。なお、照明装置910が変更可能な照明の照度は、5段階に限定されない。照明データテーブルLD400は、記憶部620に予め記憶されている。
図14は、一例としての照明データテーブルLD400を示す図である。図14を参照して、照明データテーブルLD400において、「照明レベル」とは、照明装置910において設定可能な照明の照度のレベルである。照明レベルは、L1〜L5まであり、照明レベルL5が最も明るい。
以下においては、コンテンツ再生装置600に表示される映像を視聴するのに適した位置を最適視聴位置ともいう。最適視聴位置は、コンテンツ再生装置600の表示部630の表示面に対向する位置であって、かつ、表示部630の表示面から、所定距離、離れた位置である。ここで、所定距離は、一例として、2メートルであるとする。本実施の形態においては、ユーザは、最適視聴位置において、コンテンツ再生装置600の表示部630の表示面に表示される映像を視聴するとする。
照明データテーブルLD400において、「照度(ルクス)」とは、照度“0”の部屋に照明装置910が設置された場合であって、かつ、対応する照明レベルに設定された照明装置910が照射する照明の、最適視聴位置における照度である。たとえば、照度“0”の部屋において、照明レベルがL3に設定された照明装置910が照射する照明の照度は、最適視聴位置において、300ルクスとなる。
携帯端末装置500が、RC信号により、照明装置910を制御するための画像は、以下の制御画像MG300Aとなる。ここで、照明装置910は、動作モードとして、通常モードと、待機モードとを有する。動作モードが通常モードである照明装置910は、照明を発する。動作モードが待機モードである照明装置910は、照明を発しない。なお、照明装置910は、動作モードが、通常モードおよび待機モードのいずれであっても、RC信号を受信可能であり、かつ、外部の装置と通信可能である。また、照明装置910は、通信により、自装置の動作モード(通常モードまたは待機モード)と、照明レベルとを、外部の装置に通知することが可能である。
図15は、一例としての制御画像MG300Aを示す図である。図15を参照して、制御画像MG300Aには、スライドバーSG305Aが示される。スライドバーSG305Aは、照明レベルを示す文字列L1,L2,L3,L4,L5のいずれかの下部に表示される。スライドバーSG305Aが、文字列L3の下部に表示されている場合、照明レベルが、L3に設定されていることを示す。
制御画像MG300Aには、さらに、ボタン画像MBG310A,MBG320Aが配置される。ボタン画像MBG310Aは、押下処理されることにより、設定されている照明レベルを、1段階下げるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。たとえば、照明レベルがL3に設定されてる場合に、ボタン画像MBG310Aが押下処理されると、照明レベルは、L2に設定される。ボタン画像MBG320Aは、押下処理されることにより、設定されている照明レベルを、1段階上げるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。たとえば、照明レベルがL3に設定されてる場合に、ボタン画像MBG320Aが押下処理されると、照明レベルは、L4に設定される。
制御画像MG300Aには、さらに、ボタン画像MBG390A,MBG395Aが配置される。ボタン画像MBG390Aは、押下処理されることにより、照明装置910の動作モードを、待機モードまたは通常モードに切換えるためのRC信号(以下、LT電源RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。動作モードが通常モードである照明装置910が、LT電源RC信号を受信すると、動作モードは、待機モードに設定される。また、動作モードが待機モードである照明装置910が、LT電源RC信号を受信すると、動作モードは、通常モードに設定される。
ボタン画像MBG395Aは、押下処理されることにより、照明装置910の制御を終了するためのボタン画像である。
ここで、以下においては、照明装置の設定データを、照明設定データともいう。制御画像MG300Aに示されるように照明レベルが設定されている場合、照明装置910の照明設定データは、以下の照明設定データLD510となる。
図16は、一例としての照明設定データLD510を示す図である。
また、本実施の形態における空気調整装置920は、携帯端末装置500から送信されるRC信号により制御可能であるとする。携帯端末装置500が、RC信号により、空気調整装置920を制御するための画像は、以下の制御画像MG300Bとなる。ここで、空気調整装置920は、動作モードとして、通常モードと、待機モードとを有する。動作モードが通常モードである空気調整装置920は、空気調節を行なうための動作を行なう。動作モードが待機モードである空気調整装置920は、空気調節を行なうための動作を行なわない。なお、空気調整装置920は、動作モードが、通常モードおよび待機モードのいずれであっても、RC信号を受信可能であり、かつ、外部の装置と通信可能である。また、空気調整装置920は、通信により、自装置の動作モード(通常モードまたは待機モード)と、各種設定情報とを、外部の装置に通知することが可能である。
図17は、一例としての制御画像MG300Bを示す図である。図17を参照して、制御画像MG300Bには、設定状態表示画像MG310Bが配置される。設定状態表示画像MG310Bは、設定温度と、設定湿度とが表示される。
制御画像MG300Bには、さらに、ボタン画像MBG320B,MBG332B,MBG334B,MBG342B,MBG344B,MBG350Bが配置される。ボタン画像MBG320Bは、押下処理されることにより、空気調整装置920の運転モードを切換えるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。運転モードは、一例として、自動、冷房、ドライ、送風、暖房の5種類あるとする。制御画像MG300Bでは、文字列“自動”,“冷房”,“ドライ”,“送風”,“暖房”のうち、四角で囲まれている文字列が、設定されている運転モードである。
ボタン画像MBG332B,MBG334Bは、押下処理されることにより、設定温度を変更するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG332Bは、押下処理されることにより、設定温度を、1度上げるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG334Bは、押下処理されることにより、設定温度を、1度下げるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。
ボタン画像MBG342B,MBG344Bは、押下処理されることにより、設定湿度を変更するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG342Bは、押下処理されることにより、設定湿度を、1%上げるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG344Bは、押下処理されることにより、設定湿度を、1%下げるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG350Bは、押下処理されることにより、風量モードを切換えるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。風量モードは、自動、強風、弱風の3種類あるとする。制御画像MG300Bでは、文字列“自動”,“強風”,“弱風” のうち、四角で囲まれている文字列が、設定されている風量モードである。
制御画像MG300Bには、さらに、ボタン画像MBG390B,MBG395Bが配置される。ボタン画像MBG390Bは、押下処理されることにより、空気調整装置920の動作モードを、待機モードまたは通常モードに切換えるためのRC信号(以下、AR電源RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。動作モードが通常モードである空気調整装置920が、AR電源RC信号を受信すると、動作モードは、待機モードに設定される。また、動作モードが待機モードである空気調整装置920が、AR電源RC信号を受信すると、動作モードは、通常モードに設定される。
ボタン画像MBG395Bは、押下処理されることにより、空気調整装置920の制御を終了するためのボタン画像である。
ここで、以下においては、空気調整装置の設定データを、空気調整設定データともいう。制御画像MG300Bに示されるよう各項目が設定されている場合、空気調整装置920の空気調整設定データは、以下の空気調整設定データACD520となる。
図18は、一例としての空気調整設定データACD520を示す図である。
また、本実施の形態におけるコンテンツ再生装置600は、以下の音量データテーブルVTD410に示すように、音声出力部670から出力する音声の音量を51段階で変更可能であるとする。なお、変更可能な音声の音量は、51段階に限定されない。音量データテーブルVTD410は、記憶部620に予め記憶されている。
図19は、一例としての音量データテーブルVTD410を示す図である。図19を参照して、音量データテーブルVTD410において、「音量値」とは、制御部610の制御により、音声出力部670から出力される音声の音量を数値化したものである。コンテンツ再生装置600において、「音量値」は0〜50の範囲で設定される。
音量データテーブルVTD410において、「音量(デシベル)」とは、音声出力部670から出力される音声の、前述した最適視聴位置における音量である。たとえば、音量値が“15”に設定されたコンテンツ再生装置600の音声出力部670が出力する音声の音量は、最適視聴位置において、40デシベルとなる。
また、本実施の形態におけるコンテンツ再生装置600は、以下の画面明るさデータテーブルLTD420に示すように、表示部630の表示面に表示される画像の明るさを5段階で変更可能であるとする。なお、変更可能な画面の明るさは、5段階に限定されない。画面明るさデータテーブルLTD420は、記憶部620に予め記憶されている。
図20は、一例としての画面明るさデータテーブルLTD420を示す図である。図20を参照して、画面明るさデータテーブルLTD420において、「画面明るさ」とは、コンテンツ再生装置600において設定可能な画面の明るさを示す。画面明るさデータテーブルLTD420において、「照度(ルクス)」とは、照度“0”の部屋にコンテンツ再生装置600が設置された場合であって、かつ、対応する「画面明るさ」に設定されたコンテンツ再生装置600の表示部630の表示面全体に白の画像が表示された場合において、最適視聴位置における照度である。たとえば、照度“0”の部屋において、「画面明るさ」が「標準」に設定されたコンテンツ再生装置600の表示部630の表示面全体に白の画像が表示された場合、最適視聴位置における照度は400ルクスとなる。
携帯端末装置500が、RC信号により、コンテンツ再生装置600における「音量値」および「画面明るさ」を制御するための画像は、以下の制御画像MG300Cとなる。
図21は、一例としての制御画像MG300Cを示す図である。図21を参照して、制御画像MG300Cには、設定音量値表示画像MG310Cと、ボタン画像MBG322C,MBG324Cとが配置される。設定音量値表示画像MG310Cは、設定されている音量値を示す画像である。設定音量値表示画像MG310Cは、一例として、音量値が、“16”に設定されていることを示す。ボタン画像MBG322Cは、押下処理されることにより、設定されている音量値を“1”デクリメントさせるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG324Cは、押下処理されることにより、設定されている音量値を“1”インクリメントさせるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。たとえば、音量値が“16”に設定されている場合に、ボタン画像MBG324Cが押下処理されると、音量値は“17”に設定される。
制御画像MG300Cには、さらに、ボタン画像MBG331C,MBG332C,MBG333C,MBG334C,MBG335Cが配置される。ボタン画像MBG331Cは、押下処理されることにより、「画面明るさ」を「とても暗い」に設定するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG332Cは、押下処理されることにより、「画面明るさ」を「暗い」に設定するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG333Cは、押下処理されることにより、「画面明るさ」を「標準」に設定するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。
ボタン画像MBG334Cは、押下処理されることにより、「画面明るさ」を「明るい」に設定するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG335Cは、押下処理されることにより、「画面明るさ」を「とても明るい」に設定するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。なお、設定されている「画面明るさ」は、ボタン画像MBG331C,MBG332C,MBG333C,MBG334C,MBG335Cのいずれかを点線枠で囲むことにより示される。制御画像MG300Cでは、設定されている「画面明るさ」が「明るい」であることを示す。
制御画像MG300Cには、さらに、ボタン画像MBG395Cが配置される。ボタン画像MBG395Cは、押下処理されることにより、コンテンツ再生装置600の制御を終了するためのボタン画像である。
ここで、以下においては、コンテンツ再生装置600における、音量値および画面明るさの設定データを、再生装置設定データともいう。再生装置設定データは、記憶部620に記憶されている。制御画像MG300Cに示されるように、音量値および画面明るさが設定されている場合、再生装置設定データは、以下の再生装置設定データVLTD530となる。
図22は、一例としての再生装置設定データVLTD530を示す図である。
再び、図5を参照して、ステップS152では、環境設定データ取得処理Tが行なわれる。環境設定データ取得処理Tでは、制御部610が、ホームネットワーク501内の照明装置910と、空気調整装置920と通信することにより、照明装置910の照明レベルと、空気調整装置920の各種設定情報とを取得する。そして、制御部610は、取得した照明レベルを示す照明設定データと、取得した、空気調整装置920の各種設定情報を示す空気調整設定データを、記憶部620に記憶させる。
ここで、取得された照明レベルを示す照明設定データおよび取得された空気調整装置920の各種設定情報を示す空気調整設定データは、それぞれ、図16の照明設定データLD510および図18の空気調整設定データACD520であるとする。この場合、記憶部620には、照明設定データLD510および空気調整設定データACD520が記憶される。
また、制御部610は、記憶部620に記憶されている再生装置設定データを読出し、読み出した再生装置設定データを複製したデータを、変更前再生装置設定データとして、記憶部620に記憶させる。ここで、読み出された再生装置設定データは、図22の再生装置設定データVLTD530であるとする。この場合、記憶部620には、再生装置設定データVLTD530を複製したデータである変更前再生装置設定データが記憶される。この場合は、変更前再生装置設定データが示す設定情報は、再生装置設定データVLTD530が示す設定情報と同じである。そして、ステップS153に進む。
ステップS153では、制御部610が、再生対象コンテンツのコンテンツIDを示す、後述する再生環境データが記憶部620に記憶されているか否かを判定する。ここで、再生対象コンテンツは、受信した再生RC信号に含まれるコンテンツIDにより特定されるコンテンツである。ステップS153において、YESならば、後述するステップS155に進む。一方、ステップS153において、NOならば、ステップS154に進む。ここでは、再生対象コンテンツのコンテンツIDを示す、再生環境データが記憶部620に記憶されていないとして、ステップS154に進む。
ステップS154では、再生環境データ生成処理Tが行なわれる。再生環境データ生成処理Tでは、制御部610が、受信した再生RC信号に含まれるコンテンツIDを示すコンテンツ関連データおよび環境データを、記憶部620から読み出す。そして、制御部610は、読み出したコンテンツ関連データおよび環境データの各々が示す情報から、再生環境データを生成する。そして、制御部610は、生成した再生環境データを、記憶部620に記憶させる。そして、ステップS154の処理は終了する。
ここで、受信した再生RC信号に含まれるコンテンツIDは、“MV201”であるとする。この場合、読み出されるコンテンツ関連データおよび環境データは、それぞれ、図7のコンテンツ関連データCTD100および図8の環境データEVD200であるとする。この場合、制御部610は、コンテンツ関連データCTD100および環境データEVD200の各々が示す情報から、以下の再生環境データTD600を生成する。再生環境データTD600の生成方法を、以下に説明する。
図23は、一例としての再生環境データTD600を示す図である。図23を参照して、再生環境データTD600において、「再生制御」とは、コンテンツIDにより特定されるコンテンツに対して、許可されている再生制御を示す。制御部610は、コンテンツ関連データCTD100に示される「許可再生制御」の項目に示される制御を、再生環境データTD600の「再生制御」の項目に記載する。
再生環境データTD600において、「音量制御」とは、コンテンツ再生装置600において設定する音量値である。制御部610は、環境データEVD200が示す推奨音量に対応する音量値を、記憶部620に記憶されている、図19の音量データテーブルVTD410から選択する。そして、制御部610は、選択した音量値を、「音量制御」の項目に記載する。
環境データEVD200が示す推奨音量は、60デシベルであるので、選択される音量値は“20”となる。なお、音量データテーブルVTD410において、推奨音量の値(たとえば、59デシベル)がない場合は、音量データテーブルVTD410において、推奨音量の値に最も近い音量に対応する音量値が選択される。
再生環境データTD600において、「画面明るさ制御」とは、コンテンツ再生装置600において設定する画面の明るさである。制御部610は、環境データEVD200が示す推奨画面明るさに対応する「画面明るさ」を、記憶部620に記憶されている、図20の画面明るさデータテーブルLTD420から選択する。そして、制御部610は、選択した「画面明るさ」を、「画面明るさ制御」の項目に記載する。
環境データEVD200が示す推奨画面明るさは、400ルクスであるので、選択される「画面明るさ」は、「標準」となる。なお、画面明るさデータテーブルLTD420において、推奨画面明るさの値(たとえば、399ルクス)がない場合は、画面明るさデータテーブルLTD420において、推奨画面明るさの値(たとえば、399ルクス)に最も近い照度(たとえば、400ルクス)に対応する「画面明るさ」(たとえば、「標準」)が選択される。
再生環境データTD600において、「照明装置制御」とは、照明装置910において設定する照明レベルである。制御部610は、環境データEVD200が示す推奨照度に対応する照明レベルを、記憶部620に記憶されている、図14の照明データテーブルLD400から選択する。そして、制御部610は、選択した照明レベルを、「照明装置制御」の項目に記載する。
環境データEVD200が示す推奨照度は、400ルクスであるので、選択される照明レベルは、L4となる。なお、照明データテーブルLD400において、推奨照度の値(たとえば、399ルクス)がない場合は、照明データテーブルLD400において、推奨照度の値(たとえば、399ルクス)に最も近い照度(たとえば、400ルクス)に対応する照明レベル(たとえば、L4)が選択される。
再生環境データTD600において、「空気調節装置制御」とは、空気調整装置920に対して設定する情報である。「空気調節装置制御」の項目では、上から順に、設定温度、設定湿度、運転モード、風量モードとなる。制御部610は、環境データEVD200が示す推奨温度(たとえば、26度)を、「空気調節装置制御」の項目の設定温度に対応する欄に記載する。また、制御部610は、環境データEVD200が示す推奨湿度(たとえば、40%)を、「空気調節装置制御」の項目の設定湿度に対応する欄に記載する。また、制御部610は、「空気調節装置制御」の項目の運転モードおよび風量モードの各々の欄には、「自動」を記載する。以上説明したようにして、再生環境データTD600は生成される。
再び、図5を参照して、ステップS154の処理の後、ステップS155に進む。
ステップS155では、制御画像生成処理が行なわれる。制御画像生成処理では、制御部610が、受信した再生RC信号に含まれるコンテンツIDにより特定される再生対象コンテンツのタイトルと、再生対象コンテンツIDを示す再生環境データとを使用して、再生対象コンテンツの再生を制御するための画像を生成する。以下においては、受信した再生RC信号に含まれるコンテンツIDを、再生対象コンテンツIDともいう。また、制御部610は、実行されることにより、生成した画像が表示されるリモートコントロールプログラムを生成する。
ここで、再生対象コンテンツのタイトルは、“AB物語”であるとする。また、再生対象コンテンツIDは、“MV201”であるとする。また、再生対象コンテンツIDを示す再生環境データは、図23の再生環境データTD600であるとする。この場合、以下の制御画像MG300Dが生成される。制御画像MG300Dの生成方法を、以下に説明する。生成される制御画像MG300Dは、携帯端末装置500の表示部530に表示するための画像である。
図24は、一例としての制御画像MG300Dを示す図である。図24を参照して、制御部610は、再生対象コンテンツのタイトル(“AB物語”)を、制御画像MG300Dに表示させる。
また、制御部610は、再生環境データTD600に示される「再生制御」の項目の制御情報から、ボタン画像MBG311D,MBG312D,MBG313D,MBG314Dを、制御画像MG300Dに配置する。
ボタン画像MBG311Dは、押下処理されることにより、再生されている再生対象コンテンツを、一時停止させるためのRC信号を送信するためのボタン画像である。なお、ボタン画像MBG311Dに表示される文字列“一時停止”は、再生されている再生対象コンテンツが一時停止されると、文字列“再生”に変化する。文字列“再生”が表示されている状態のボタン画像MBG311Dは、一時停止されている再生対象コンテンツを、再生させるためのRC信号を送信するためのボタン画像となる。
ボタン画像MBG312Dは、押下処理されることにより、再生されている再生対象コンテンツを、早戻しするためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG313Dは、押下処理されることにより、再生されている再生対象コンテンツを、早送りするためのRC信号を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG314Dは、押下処理されることにより、再生されている再生対象コンテンツを、停止するためのRC信号を送信するためのボタン画像である。
また、制御部610は、再生環境データTD600に「音量制御」および「画面明るさ制御」の少なくとも一方の項目に情報の記載がある場合、ボタン画像MBG321D,MBG322Dを、制御画像MG300Dに配置する。
ボタン画像MBG321Dは、押下処理されることにより、コンテンツ再生装置600における音量値を、再生環境データTD600に示される「音量制御」の項目に示される音量値“20”に設定するためのRC信号(以下、音量制御RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。また、ボタン画像MBG321Dは、さらに、コンテンツ再生装置600において設定する画面の明るさを、再生環境データTD600に示される「画面明るさ制御」の項目に示される「標準」に設定するためのRC信号(以下、明るさ制御RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。すなわち、ボタン画像MBG321Dは、押下処理されることにより、音量制御RC信号および明るさ制御RC信号を送信するためのボタン画像である。
ボタン画像MBG322Dは、押下処理されることにより、図21の制御画像MG300Cを表示部530に表示させるためのボタン画像である。すなわち、ボタン画像MBG322Dは、携帯端末装置500の操作により、音量値および画面の明るさを変更可能なようにするためのボタン画像である。
また、制御部610は、再生環境データTD600に「照明装置制御」の項目に情報の記載がある場合、ボタン画像MBG331D,MBG332Dを、制御画像MG300Dに配置する。ボタン画像MBG331Dは、押下処理されることにより、照明装置910の照明レベルを、再生環境データTD600に示される「照明装置制御」の項目に示される照明レベルL4に設定するためのRC信号(以下、照明制御RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。ボタン画像MBG332Dは、押下処理されることにより、図15の制御画像MG300Aを表示部530に表示させるためのボタン画像である。すなわち、ボタン画像MBG332Dは、携帯端末装置500が、照明装置910に対し詳細な制御行なうことを可能とするためのボタン画像である。
また、制御部610は、再生環境データTD600に「空気調節装置制御」の項目に情報の記載がある場合、ボタン画像MBG341D,MBG342Dを、制御画像MG300Dに配置する。ボタン画像MBG341Dは、押下処理されることにより、空気調整装置920の設定温度を、再生環境データTD600に示される「空気調節装置制御」の項目に示される設定温度(26℃)に設定するためのRC信号(以下、温度設定RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。また、ボタン画像MBG341Dは、押下処理されることにより、空気調整装置920の設定湿度を、再生環境データTD600に示される「空気調節装置制御」の項目に示される設定湿度(40%)に設定するためのRC信号(以下、湿度設定RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。
また、ボタン画像MBG341Dは、押下処理されることにより、空気調整装置920の運転モードを、再生環境データTD600に示される「空気調節装置制御」の項目に示される「自動」に設定するためのRC信号(以下、運転モード設定RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。また、ボタン画像MBG341Dは、押下処理されることにより、空気調整装置920の風量モードを、再生環境データTD600に示される「空気調節装置制御」の項目に示される「自動」に設定するためのRC信号(以下、風量モード設定RC信号ともいう)を送信するためのボタン画像である。すなわち、ボタン画像MBG341Dは、押下処理されることにより、温度設定RC信号、湿度設定RC信号、運転モード設定RC信号および風量モード設定RC信号を送信するためのボタン画像である。
また、ボタン画像MBG342Dは、押下処理されることにより、図17の制御画像MG300Bを表示部530に表示させるためのボタン画像である。すなわち、ボタン画像MBG342Dは、携帯端末装置500が、空気調整装置920に対し詳細な制御行なうことを可能とするためのボタン画像である。以上説明したようにして、制御画像MG300Dは生成される。
再び、図5を参照して、ステップS155の制御画像生成処理では、制御部610は、実行されることにより、制御画像MG300Dが表示されるリモートコントロールプログラム(以下、コンテンツ再生制御RCプログラムともいう)を生成する。なお、コンテンツ再生制御RCプログラムには、制御画像MG300Dに配置される前述した複数のボタン画像の各々が押下処理されることにより使用されるRC信号のデータも含まれる。制御部610は、生成したコンテンツ再生制御RCプログラムを、記憶部620に記憶させる。そして、ステップS156に進む。
ここで、記憶部620には、予め、照明制御リモートコントロールプログラム(以下、照明制御RCプログラムともいう)と、空気調節リモートコントロールプログラム(以下、空気調節RCプログラムともいう)と、再生装置制御リモートコントロールプログラム(以下、再生装置制御RCプログラムともいう)とが記憶されているとする。
照明制御RCプログラムは、照明装置910を制御するためのプログラムである。照明制御RCプログラムが実行されると、図15の制御画像MG300Aが表示される。照明制御RCプログラムには、制御画像MG300Aに配置される複数のボタン画像の各々が押下処理されることにより使用されるRC信号のデータも含まれる。
空気調節RCプログラムは、空気調整装置920を制御するためのプログラムである。空気調節RCプログラムが実行されると、図17の制御画像MG300Bが表示される。空気調節RCプログラムには、制御画像MG300Bに配置される複数のボタン画像の各々が押下処理されることにより使用されるRC信号のデータも含まれる。
再生装置制御RCプログラムは、コンテンツ再生装置600における「音量値」および「画面明るさ」を制御するためのプログラムである。再生装置制御RCプログラムが実行されると、図21の制御画像MG300Cが表示される。再生装置制御RCプログラムには、制御画像MG300Cに配置される複数のボタン画像の各々が押下処理されることにより使用されるRC信号のデータも含まれる。
ステップS156では、制御部610が、通信部660を利用した近距離の無線通信により、環境生成制御データTを、携帯端末装置500へ送信する。送信される環境生成制御データTには、再生対象コンテンツIDを示す再生環境データおよびコンテンツ再生制御RCプログラムと、照明制御RCプログラムと、空気調節RCプログラムと、再生装置制御RCプログラムとが含まれる。ここで、再生対象コンテンツIDを示す再生環境データは、図23の再生環境データTD600であるとする。
なお、照明制御RCプログラム、空気調節RCプログラムおよび再生装置制御RCプログラムは、携帯端末装置500の記憶部520に予め記憶されていてもよい。この場合、送信される環境生成制御データTは、再生対象コンテンツIDを示す再生環境データおよびコンテンツ再生制御RCプログラムを含むデータとなる。そして、ステップS157に進む。
ステップS157では、制御部610が、制御信号対応処理Tを実行する。制御信号対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS157の処理は終了する。
制御信号対応処理Tでは、制御部610が、受信した制御信号としてのRC信号に対応する処理を行なう。
コンテンツ再生処理Mでは、ステップS122の処理の後、ステップS123に進む。
ステップS123では、制御部510が、環境生成制御データTを受信したか否かを判定する。ステップS123において、YESならば、制御部510が、受信した環境生成制御データTを記憶部520に記憶させて、ステップS124に進む。一方、ステップS123において、NOならば、再度、ステップS123の処理が行なわれる。
ここでは、再生対象コンテンツIDを示す再生環境データおよびコンテンツ再生制御RCプログラムと、照明制御RCプログラムと、空気調節RCプログラムと、再生装置制御RCプログラムとを含む環境生成制御データTを受信したとする。この場合、制御部510が、受信した環境生成制御データTに含まれる再生環境データおよびコンテンツ再生制御RCプログラムと、照明制御RCプログラムと、空気調節RCプログラムと、再生装置制御RCプログラムとを記憶部520に記憶させて、ステップS124に進む。なお、記憶部520に再生環境データおよびコンテンツ再生制御RCプログラムが既に記憶されている場合、制御部510は、受信した最新の再生環境データおよびコンテンツ再生制御RCプログラムを記憶部520に上書き記憶させる。
ステップS124では、再生環境生成処理Mが行なわれる。再生環境生成処理Mでは、制御部510が、コンテンツ再生制御RCプログラムを実行する。コンテンツ再生制御RCプログラムの実行により、制御部510は、コンテンツ再生制御RCプログラムに対応する制御画像を表示部530に表示させる。そして、制御部510は、表示部530に表示された制御画像に対応する再生環境データに対応するRC信号を、対応する装置へ送信する。
ここで、コンテンツ再生制御RCプログラムに対応する制御画像は、図24の制御画像MG300Dであるとする。また、制御画像MG300Dに対応する再生環境データは、図23の再生環境データTD600であるとする。この場合、制御部510は、音量制御RC信号と、明るさ制御RC信号とを、コンテンツ再生装置600へ送信する。
送信される音量制御RC信号は、前述したように、コンテンツ再生装置600における音量値を、“20”に設定するためのRC信号である。また、送信される明るさ制御RC信号は、前述したように、コンテンツ再生装置600の画面の明るさを、「標準」に設定するためのRC信号である。
また、制御部510は、照明制御RC信号を、照明装置910へ送信する。照明制御RC信号は、前述したように、照明装置910の照明レベルを、L4に設定するためのRC信号である。また、制御部510は、前述した温度設定RC信号、湿度設定RC信号、運転モード設定RC信号および風量モード設定RC信号を、空気調整装置920へ送信する。
なお、表示部530に表示された制御画像に対応するRC信号を送信する処理は、制御画像に配置された、RC信号に対応するボタン画像が押下処理された場合に行なわれてもよい。そして、ステップS124の処理は終了する。
コンテンツ再生装置600では、音量制御RC信号および明るさ制御RC信号を受信すると、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、制御部610が、コンテンツ再生装置600における音量値を“20”に設定する。また、制御部610は、コンテンツ再生装置600の画面の明るさを、「標準」に設定する。
照明装置910は、照明制御RC信号を受信することにより、照明装置910の照明レベルを、L4に設定する。この場合、照明装置910は、照明レベルL4に対応する照度の照明を出力する。
空気調整装置920は、温度設定RC信号を受信することにより、空気調整装置920の設定温度を、26℃に設定する。また、空気調整装置920は、湿度設定RC信号を受信することにより、空気調整装置920の設定湿度を、40%に設定する。また、空気調整装置920は、運転モード設定RC信号を受信することにより、空気調整装置920の運転モードを、「自動」に設定する。また、空気調整装置920は、風量モード設定RC信号を受信することにより、空気調整装置920の風量モードを、「自動」に設定する。この場合、空気調整装置920は、空気調整装置920が設置されている部屋内の温度および湿度をそれぞれ26℃および40%にする。
以上のように、コンテンツ再生装置600、照明装置910および空気調整装置920の各々において、受信したRC信号に対応する処理が行なわれることにより、前述した最適視聴位置において、ユーザが再生対象コンテンツを視聴する環境が、再生対象コンテンツを視聴するのに適した環境に設定される。
コンテンツ再生処理Tでは、ステップS157の処理の後、ステップS161に進む。
ステップS161では、再生処理T実行処理が行なわれる。再生処理T実行処理では、制御部610が再生処理Tを実行する。再生処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS161の処理は終了する。
再生処理Tでは、制御部610が、ステップS146のコンテンツ情報取得処理Tにより生成したコンテンツ情報データテーブルに示される所在情報により、再生対象コンテンツを、当該再生対象コンテンツを記憶している装置へ要求する。再生対象コンテンツを要求された装置は、コンテンツ再生装置600へ再生対象コンテンツを送信する。制御部610は、再生対象コンテンツを受信しながら再生し、再生している再生対象コンテンツの画像を、表示部630に表示させる。また、制御部610は、再生している再生対象コンテンツの音声を、設定された音量値の音量で、音声出力部670から出力する。なお、再生処理Tは、再生対象コンテンツの再生の終了に伴い、終了する。
ここで、コンテンツ情報データテーブルは、図9のコンテンツ情報データテーブルTD300であるとする。また、再生対象コンテンツは、コンテンツIDが“MV201”のコンテンツであるとする。この場合、制御部610は、再生対象コンテンツを、サービスサーバ800に要求する。サービスサーバ800は、再生対象コンテンツの要求に応じて、再生対象コンテンツを、コンテンツ再生装置600へストリーミング配信する。制御部610は、再生対象コンテンツを受信しながら再生し、再生している再生対象コンテンツの画像を、表示部630に表示させる。なお、表示部630に表示される再生対象コンテンツの画像の明るさは、前述した処理により設定された「標準」である。また、制御部610は、再生している再生対象コンテンツの音声を、前述した処理により設定された音量値“20”の音量で、音声出力部670から出力する。
コンテンツ再生処理Mでは、ステップS124の処理の後、ステップS125に進む。 ステップS125では、制御部510が、操作対応処理Mを実行する。操作対応処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS125の処理は終了する。
操作対応処理Mでは、制御部510が、携帯端末装置500において行なわれた操作に対応する処理を行なう。具体的には、制御部510が、表示部530に表示されている制御画像に配置されたボタン画像の押下処理が行なれたか否かを判定する。制御部510は、押下処理が行なわれた場合、押下処理されたボタン画像に割り当てられた処理を行なう。
ここで、表示部530に表示されている制御画像は、図24の制御画像MG300Dであるとする。この場合、たとえば、ボタン画像MBG311Dを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、コンテンツ再生装置600において再生されている再生対象コンテンツを、一時停止させるためのRC信号(以下、一時停止RC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信する。コンテンツ再生装置600では、一時停止RC信号を受信すると、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、制御部610が、再生されている再生対象コンテンツを、一時停止させる。
また、たとえば、ボタン画像MBG322Dを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、再生装置制御RCプログラムを実行することにより、図21の制御画像MG300Cを表示部530に表示させる。そして、たとえば、ボタン画像MBG322Cを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、設定されている音量値を“1”デクリメントさせるためのRC信号(以下、音量値ダウンRC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信する。コンテンツ再生装置600では、音量値ダウンRC信号を受信すると、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、制御部610が、再生されている再生対象コンテンツの音声の音量値を“1”デクリメントさせる。なお、ボタン画像MBG395Cを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、再生装置制御RCプログラムを終了させ、図24の制御画像MG300Dを、表示部530に表示させる。
また、たとえば、ボタン画像MBG332Dを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、照明制御RCプログラムを実行することにより、図15の制御画像MG300Aを表示部530に表示させる。そして、たとえば、ボタン画像MBG320Aを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、照明レベルを、1段階上げるためのRC信号(以下、照明レベルアップRC信号ともいう)を、照明装置910へ送信する。照明装置910は、照明レベルアップRC信号を受信すると、設定されている照明レベルを、1段階上げる。なお、ボタン画像MBG395Aを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、照明制御RCプログラムを終了させ、図24の制御画像MG300Dを、表示部530に表示させる。
また、たとえば、ボタン画像MBG342Dを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、空気調節RCプログラムを実行することにより、図17の制御画像MG300Bを表示部530に表示させる。そして、たとえば、ボタン画像MBG332Bを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、設定温度を、1度上げるためのRC信号(以下、設定温度アップRC信号ともいう)を、空気調整装置920へ送信する。空気調整装置920は、設定温度アップRC信号を受信すると、設定されている設定温度を1度上げる。なお、ボタン画像MBG395Bを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御部510は、空気調節RCプログラムを終了させ、図24の制御画像MG300Dを、表示部530に表示させる。
再び、図5を参照して、ステップS125の処理の後、ステップS126に進む。
ステップS126では、環境変更があったか否かが判定される。具体的には、制御部510が、ステップS124の再生環境生成処理Mにより生成された環境が変更されたか否かを判定する。操作対応処理Mにおいて、RC信号が送信された場合、制御部510は、再生環境生成処理Mにより生成された環境が変更されたと判定する。ステップS126において、YESならば、ステップS127に進む。一方、ステップS126において、NOならば、ステップS131に進む。ここでは、環境変更がなかったとする。この場合、後述するステップS131に進む。
コンテンツ再生処理Tでは、ステップS161の処理の後、ステップS162に進む。
ステップS162では、制御部610が、後述する変更再生環境データを受信したか否かを判定する。ステップS162において、YESならば、ステップS163に進む。一方、ステップS162において、NOならば、ステップS164に進む。ここでは、変更再生環境データを受信してないとして、ステップS164に進む。
ステップS164では、制御部610が、再生対象コンテンツの再生が終了したか否かを判定する。なお、制御部610が、再生対象コンテンツの再生を停止させるためのRC信号を携帯端末装置500から受信することにより、制御部610が再生対象コンテンツの再生を停止させた場合も、再生対象コンテンツの再生が終了したと判定される。ステップS164において、YESならば、ステップS168に進む。一方、ステップS164において、NOならば、再度、ステップS162の処理が行なわれる。
ステップS168では、環境復元処理Tが行なわれる。環境復元処理Tは、再生対象コンテンツを再生していた環境における、コンテンツ再生装置600の設定を、再生対象コンテンツの再生によりコンテンツ再生装置600の設定が変更される前の設定に戻すための処理である。環境復元処理Tでは、制御部610が、記憶部620に記憶されている、変更前再生装置設定データを利用して、コンテンツ再生装置600における設定を変更する。ここで、変更前再生装置設定データが示す設定情報は、図22の再生装置設定データVLTD530が示す設定情報と同じである。この場合、制御部610は、コンテンツ再生装置600における音量値を、“16”に設定する。また、制御部610は、コンテンツ再生装置600の画面の明るさを、「明るい」に設定する。当該設定により、コンテンツ再生装置600における、音量値および画面の明るさの設定は、再生対象コンテンツを再生する前の設定となる。
また、環境復元処理Tでは、制御部610が、記憶部620に記憶されている、照明設定データおよび空気調整設定データを含む変更前環境データTを、携帯端末装置500へ送信する。ここで、照明設定データおよび空気調整設定データは、それぞれ、図16の照明設定データLD510および図18の空気調整設定データACD520であるとする。この場合、制御部610は、照明設定データLD510および空気調整設定データACD520を含む変更前環境データTを、携帯端末装置500へ送信する。そして、ステップS168の処理は終了し、このコンテンツ再生処理Tは終了する。
コンテンツ再生処理MのステップS131では、制御部510が、変更前環境データTを受信したか否かを判定する。ステップS131において、YESならば、ステップS132に進む。一方、ステップS131において、NOならば、再度、ステップS126の処理が行なわれる。ここでは、照明設定データLD510および空気調整設定データACD520を含む変更前環境データTを受信したとして、ステップS132に進む。
ステップS132では、環境復元処理Mが行なわれる。環境復元処理Mは、再生対象コンテンツを再生していた環境における、外部装置(たとえば、照明装置910、空気調整装置920)の設定を、再生対象コンテンツの再生により外部装置の設定が変更される前の設定に戻すための処理である。環境復元処理Mでは、制御部510が、受信した変更前環境データTに含まれる照明設定データおよび空気調整設定データを利用して、外部装置の設定を戻すための処理を行なう。
具体的には、制御部510は、照明設定データが示す情報から照明設定復元RC信号を生成し、照明設定復元RC信号を照明装置910へ送信する。
また、制御部510は、空気調整設定データが示す情報から、設定温度復元RC信号、設定湿度復元RC信号、設定運転モード復元RC信号および設定風量モード復元RC信号を生成し、生成した設定温度復元RC信号、設定湿度復元RC信号、設定運転モード復元RC信号および設定風量モード復元RC信号を、空気調整装置920へ送信する。
ここで、受信した変更前環境データTに含まれる照明設定データは、照明設定データLD510であるとする。この場合、照明装置910へ送信される照明設定復元RC信号は、照明装置910の照明レベルを、L3に設定するためのRC信号となる。照明装置910は、照明復元RC信号を受信することにより、照明装置910の照明レベルを、L3に設定する。この場合、照明装置910は、照明レベルL3に対応する照度の照明を出力する。
また、受信した変更前環境データTに含まれる空気調整設定データは、空気調整設定データACD520であるとする。この場合、空気調整装置920へ送信される設定温度復元RC信号は、空気調整装置920の設定温度を24℃に設定するためのRC信号となる。また、空気調整装置920へ送信される設定湿度復元RC信号は、空気調整装置920の設定湿度を40%に設定するためのRC信号となる。また、空気調整装置920へ送信される設定運転モード復元RC信号は、空気調整装置920の運転モードを、「冷房」に設定するためのRC信号となる。また、空気調整装置920へ送信される設定風量モード復元RC信号は、空気調整装置920の風量モードを、「弱風」に設定するためのRC信号となる。
空気調整装置920は、設定温度復元RC信号を受信することにより、空気調整装置920の設定温度を、24℃に設定する。また、空気調整装置920は、設定湿度復元RC信号を受信することにより、空気調整装置920の設定湿度を、40%に設定する。また、空気調整装置920は、設定運転モード復元RC信号を受信することにより、空気調整装置920の運転モードを、「冷房」に設定する。また、空気調整装置920は、設定風量モード復元RC信号を受信することにより、空気調整装置920の風量モードを、「弱風」に設定する。そして、ステップS132の処理は終了し、このコンテンツ再生処理Mは終了する。
以上の処理により、外部装置としての、照明装置910、空気調整装置920の設定が、再生対象コンテンツの再生により設定が変更される前の設定に戻される。すなわち、コンテンツ再生装置600で行なわれる環境復元処理Tおよび携帯端末装置500で行なわれる環境復元処理Mにより、再生対象コンテンツを再生していた環境が、再生対象コンテンツの再生により環境が変更される前の環境に戻される。
次に、コンテンツ再生装置600において、一度再生されたコンテンツを再生する場合の処理について説明する。ここで、再生対象コンテンツは、コンテンツIDが、“MV201”のコンテンツであるとする。また、コンテンツID“MV201”のコンテンツは、コンテンツ再生装置600において、一度再生されたコンテンツであるとする。この場合、コンテンツ再生装置600の記憶部620には、ステップS154の処理により、図23の再生環境データTD600が記憶されているとする。
また、コンテンツ再生処理Mにおいて、ステップS111〜ステップS122の処理が前述したのと同様に行なわれたとする。また、コンテンツ再生処理Tにおいて、ステップS141〜S152の処理が前述したのと同様に行なわれたとする。
ステップS153では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、コンテンツ再生装置600の記憶部620には、再生環境データTD600が記憶されているとする。すなわち、再生対象コンテンツのコンテンツID“MV201”を示す再生環境データTD600が記憶部620に記憶されている。この場合、ステップS153において、YESと判定され、ステップS155に進む。
ステップS155では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。そして、コンテンツ再生処理Tにおいて、前述したのと同様に、ステップS155以降の処理が行なわれる。また、コンテンツ再生処理Mにおいて、前述したのと同様に、ステップS123以降の処理が行なわれる。
したがって、一度再生されたコンテンツを再生する場合は、再生環境データを生成する処理が不要となる。
なお、ステップS154の再生環境データ生成処理Tにより生成される再生環境データには、コンテンツ関連データが示す「ジャンル」の情報も示されてもよい。この場合、ステップS153の処理において、再生対象コンテンツの「ジャンル」を示す再生環境データが記憶部620に記憶されているか否かを判定してもよい。この場合、再生対象コンテンツのジャンルと同じジャンルを示す再生環境データが、携帯端末装置500へ送信されることになる。その結果、前述した処理が行なわれることにより、同じジャンルのコンテンツを再生する場合には、同じ、コンテンツの再生環境が生成されることになる。
次に、図5のステップS124の再生環境生成処理Mにより生成された環境が変更された場合の処理について説明する。
ここで、再生対象コンテンツの再生中に、携帯端末装置500において、再生環境生成処理Mにより生成された環境を変更するための操作が行なわれたとする。
この場合、図5のステップS126では、再生環境生成処理Mにより生成された環境が変更されたと判定され、ステップS127に進む。
ステップS127では、再生環境データ変更処理Mが行なわれる。再生環境データ変更処理Mでは、制御部510が、再生環境生成処理Mにより生成された環境を変更するために行なわれた操作に応じて、再生環境データの各情報を変更する。そして、制御部510は、変更した再生環境データ(以下、変更再生環境データともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信する。
ここで、ステップS123の処理により、記憶部520には、図23の再生環境データTD600が記憶されているとする。また、再生環境生成処理Mにより生成された環境を変更するための操作は、以下の操作MA,MB,MCであるとする。操作MAは、表示部530に、以下の制御画像MG300CSが表示されている状態で、ボタン画像MBG322Cを押下処理するためのインターフェース操作Mであるとする。制御画像MG300CSは、図21の制御画像MG300Cにおいて、設定音量値表示画像MG310Cが示す、設定されている音量値が“20”を示す制御画像であるとする。この場合、制御部510は、再生環境データTD600が示す音量値を“1”デクリメントさせ、“19”とする。
操作MBは、表示部530に、以下の制御画像MG300ASが表示されている状態で、ボタン画像MBG310Aを押下処理するためのインターフェース操作Mであるとする。制御画像MG300ASは、図15の制御画像MG300Aにおいて、スライドバーSG305Aが、文字列L4の下部に表示されている制御画像であるとする。この場合、制御部510は、再生環境データTD600が示す照明レベルを、1段階下げることにより、L3とする。
操作MCは、表示部530に、以下の制御画像MG300BSが表示されている状態で、ボタン画像MBG332Bを押下処理するためのインターフェース操作Mであるとする。制御画像MG300BSは、図17の制御画像MG300Bにおいて、設定状態表示画像MG310Bが示す設定温度が26℃を示す制御画像であるとする。この場合、制御部510は、再生環境データTD600が示す設定温度を1度上げ、27℃とする。
以上の処理により、再生環境データTD600は、以下の変更再生環境データTD600Aとなる。
図25は、一例としての変更再生環境データTD600Aを示す図である。
再び、図5を参照して、ステップS127の再生環境データ変更処理Mでは、変更再生環境データTD600Aが、コンテンツ再生装置600へ送信される。そして、ステップS127の処理は終了し、前述したステップS131に進む。
コンテンツ再生処理TのステップS162では、前述したように、制御部610が、変更再生環境データを受信したか否かを判定する。ここでは、図25の変更再生環境データTD600Aを受信したとして、ステップS163に進む。
ステップS163では、データ記憶処理Tが行なわれる。データ記憶処理Tでは、制御部610が、受信した変更再生環境データを、再生環境データとして、記憶部620に記憶させる。なお、変更再生環境データが示すコンテンツIDと同じコンテンツIDを示す再生環境データが記憶部620に記憶されている場合、制御部610は、変更再生環境データを、新たな再生環境データとして、上書き記憶させる。ここでは、データ記憶処理Tにより、再生環境データとしての図25の変更再生環境データTD600Aが記憶部620に記憶されるとする。そして、前述したのと同様に、ステップS164以降の処理が行なわれ、コンテンツ再生処理Tが終了するとする。また、前述したのと同様に、ステップS131以降の処理が行なわ、コンテンツ再生処理Mが終了するとする。
そして、変更再生環境データが示すコンテンツIDと同じコンテンツIDにより特定されるコンテンツを再生するための処理が行なわれるとする。
ここで、図5のコンテンツ再生処理Mにおいて、ステップS111〜ステップS122の処理が前述したのと同様に行なわれたとする。また、コンテンツ再生処理Tにおいて、ステップS141〜S152の処理が前述したのと同様に行なわれたとする。
ここで、再生対象コンテンツは、コンテンツIDが、“MV201”のコンテンツであるとする。また、コンテンツ再生装置600の記憶部620には、再生環境データとしての図25の変更再生環境データTD600Aが記憶されているとする。この場合、ステップS153において、YESと判定され、ステップS155に進む。
そして、コンテンツ再生処理Tにおいて、前述したのと同様に、ステップS155以降の処理が行なわれる。また、コンテンツ再生処理Mにおいて、前述したのと同様に、ステップS123以降の処理が行なわれる。これらの処理により、再生対象コンテンツの再生中に、再生環境生成処理Mにより生成された環境が変更された場合、再度、同じ再生対象コンテンツを再生する場合には、変更された環境が生成される。
したがって、再生対象コンテンツの再生中に環境を変更した場合であって、かつ、再生中に環境を変更した再生対象コンテンツを再生する場合、変更された環境で、再生対象コンテンツを視聴することを可能とすることができるという効果を奏する。
以上説明したように、本実施の形態では、コンテンツ毎に、環境データが対応付けられる。環境データは、対行するコンテンツに適した、温度、湿度、照度、音量、画面の明るさ等を示す。コンテンツ再生装置600は、再生するコンテンツに対応する環境データが示す情報から、コンテンツを生成するのに適した再生環境を生成するための照明装置910、空気調整装置920、コンテンツ再生装置600等を制御するためのデータ(環境生成制御データT)を生成する。コンテンツ再生装置600は、環境生成制御データTを、携帯端末装置500へ送信する。
携帯端末装置500は、受信した環境生成制御データTに基づいて、照明装置910、空気調整装置920、コンテンツ再生装置600等を制御することにより、コンテンツ再生装置600において再生されるコンテンツに適した再生環境が生成される。
したがって、コンテンツの種類に応じた環境を生成することを可能とすることができるという効果を奏する。
また、本実施の形態では、再生対象コンテンツの再生中には、再生対象コンテンツに適した環境が生成され、再生対象コンテンツの再生が停止または終了した場合、再生対象コンテンツの再生により環境が変更される前の環境に戻される。したがって、ユーザは、再生対象コンテンツが再生される前の環境に戻すための操作を行なう必要がない。そのため、再生対象コンテンツを視聴するユーザの利便性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本実施の形態では、再生対象コンテンツの再生中に環境を変更した場合であって、かつ、再生中に環境を変更した再生対象コンテンツを再生する場合、変更された環境で、再生対象コンテンツを視聴することを可能とすることができるという効果を奏する。
<第2の実施の形態>
次に、コンテンツの再生の停止時の情報を利用する処理について説明する。
本実施の形態におけるネットワークシステムは、図1のネットワークシステム1000と比較して、照明装置910と、照明装置910Aと、空気調整装置920とを含まない点が異なる。それ以外は、ネットワークシステム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。携帯端末装置500およびコンテンツ再生装置600の各々の構成は、第1の実施の形態において、説明した構成と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
(コンテンツの停止時の処理)
次に、コンテンツ再生装置600において、再生されているコンテンツを停止させるための処理について説明する。ここで、コンテンツ再生装置600では、コンテンツが再生されているとする。以下においては、コンテンツ再生装置600において再生されるコンテンツを、再生コンテンツTともいう。ここで、再生コンテンツTは、音声を伴う映像コンテンツであるとする。この場合、コンテンツ再生装置600の表示部630には、再生コンテンツTの画像(以下、コンテンツ画像Tともいう)が表示されているとする。また、音声出力部670からは、再生コンテンツTの音声(以下、再生音声Tともい)が出力されているとする。
また、携帯端末装置500は、RCモードに設定されているとする。また、RCモードの携帯端末装置500の表示部530には、以下の制御画像MG400が表示されているとする。
図26は、一例としての制御画像MG400を示す図である。以下においては、携帯端末装置500の動作モードがRCモードであって、かつ、表示部530に制御画像MG400が表示されている状態を、状態MCTCともいう。
図26を参照して、制御画像MG400には、決定ボタン541Eに対応する決定ボタン画像541EGが表示される。
状態MCTCにおいて、決定ボタン画像541EGに対応する決定ボタン541Eは、コンテンツ再生装置600でコンテンツが再生されてない場合またはコンテンツの再生が一時停止されている場合、押下されることにより、コンテンツを再生させるためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。状態MCTCにおいて、決定ボタン画像541EGに対応する決定ボタン541Eは、コンテンツ再生装置600でコンテンツが再生されている場合、押下されることにより、再生されているコンテンツを一時停止するためのRC信号(以下、一時停止RC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
制御画像MG400には、さらに、方向ボタン541A,541B,541C,541Dにそれぞれ対応する方向ボタン画像541AG,541BG,541CG,541DGが表示される。
状態MCTCにおいて、方向ボタン画像541AGに対応する方向ボタン541Aは、押下されることにより、再生音声Tの音量を大きくするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。状態MCTCにおいて、方向ボタン画像541BGに対応する方向ボタン541Bは、押下されることにより、再生音声Tの音量を小さくするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
状態MCTCにおいて、方向ボタン画像541CGに対応する方向ボタン541Cは、押下されることにより、再生コンテンツTを、早戻しするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。状態MCTCにおいて、方向ボタン画像541DGに対応する方向ボタン541Dは、押下されることにより、再生コンテンツTを、早送りするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
制御画像MG400には、さらに、文字ボタン画像1BG,2BG,3BG,4BG,5BG,6BG,7BG,8BG,9BG,KBG,0BG,#BGが表示される。文字ボタン画像1BG,2BG,3BG,4BG,5BG,6BG,7BG,8BG,9BG,KBG,0BG,#BGの各々は、文字ボタン群546に含まれる複数の文字ボタンのいずれかに対応する。たとえば、文字ボタン画像2BGは、数字“2”を入力するための文字ボタンに対応する。たとえば、文字ボタン画像5BGは、数字“5”を入力するための文字ボタンに対応する。
状態MCTCにおいて、文字ボタン画像2BGに対応する文字ボタンは、押下されることにより、再生音声Tの音量値を“0”にするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。文字ボタン画像5BGに対応する文字ボタンは、押下されることにより、再生コンテンツTの再生を停止させるためのRC信号(以下、停止RC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
ここで、状態MCTCにおいて、文字ボタン画像1BG,3BG,4BG,6BG,7BG,8BG,9BG,KBG,0BG,#BGの各々に対応する文字ボタンは、無効ボタンとなる。無効ボタンは、押下されても処理が行なわれないボタンである。
ここで、状態MCTCの携帯端末装置500において、停止操作Mがあったとする。停止操作Mは、再生されている再生コンテンツTを、停止させるための操作である。すなわち、停止操作Mは、状態MCTCの携帯端末装置500において、文字ボタン画像5BGに対応する文字ボタンを押下する操作である。この場合、携帯端末装置500では、停止制御処理Mが行なわれる。また、コンテンツ再生装置600では、停止制御対応処理Tが行なわれるとする。停止制御対応処理Tは、コンテンツ再生装置600において再生コンテンツTが再生されている場合に行なわれる処理である。なお、停止制御対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。
なお、コンテンツ再生装置600の記憶部620には、再生コンテンツTに対応するコンテンツ関連データが記憶されているとする。コンテンツ関連データは、第1の実施の形態で説明した、図5のステップS146と同様な処理により、記憶部620に記憶されるとする。再生コンテンツTに対応するコンテンツ関連データは、図7のコンテンツ関連データCTD100が示す複数の項目の各々に対応する情報を示す情報であるとする。
また、記憶部620には、再生コンテンツTを記憶している装置型名の情報(以下、型名情報ともいう)、再生コンテンツTの所在情報が記憶されているとする。型名情報および所在情報は、それぞれ、図9において説明した「装置型名」および「所在情報」と同様なので詳細な説明は繰り返さない。再生コンテンツTに対応する型名情報および所在情報は、コンテンツ再生装置600が、再生コンテンツTを記憶している装置から、再生コンテンツTを受信する際に取得され、取得された型名情報および所在情報が、記憶部620に記憶されるとする。また、記憶部620には、再生音声Tの音量値を示す音量データが記憶されているとする。音量値を変更するための処理が行なわれる毎に、制御部610は、音量データが示す音量値を、変更された音量値に変更するとする。
また、コンテンツ再生装置600の制御部610は、現在の日時を管理する日時管理処理Tを行なうとする。日時管理処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。また、制御部610は、再生位置管理処理Tを行なうとする。再生位置管理処理Tは、コンテンツ再生装置600において再生コンテンツTが再生されている場合に行なわれる処理である。再生位置管理処理Tは、再生されている再生コンテンツTにおいて、現時点の位置を示す時間(以下、再生位置時間ともいう)を管理するための処理である。再生位置時間は、再生コンテンツTの最初からの経過時間であるとする。そのため、再生コンテンツTが再生されている場合、時間の経過にともなって、再生位置時間は変化する。再生位置管理処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。
図27は、停止制御処理Mおよび停止制御対応処理Tのフローチャートである。停止制御処理Mでは、まず、ステップS231の処理が行なわれる。
ステップS231では、制御部510が、停止制御指示としての停止RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。そして、ステップS231の処理は終了する。
停止制御対応処理Tでは、まず、ステップS261の処理が行なわれる。
ステップS261では、制御部610が、停止制御指示としての停止RC信号を受信したか否かを判定する。ステップS261において、YESならば、ステップS262に進む。一方、ステップS261において、NOならば、再度、ステップS261の処理が行なわれる。ここでは、停止制御指示としての停止RC信号を受信したとして、ステップS262に進む。
ステップS262では、制御部610が、再生コンテンツTの再生の途中に、停止制御指示としての停止RC信号を受信したか否かを判定する。ステップS262において、YESならば、ステップS263に進む。一方、ステップS262において、NOならば、再度、ステップS261の処理が行なわれる。ここでは、再生コンテンツTの再生の途中に、停止制御指示としての停止RC信号を受信したとして、ステップS263に進む。
ステップS263では、レジューム情報取得処理Tが行なわれる。レジューム情報取得処理Tでは、制御部610が、日時管理処理Tで管理されている日時を取得する。以下においては、レジューム情報取得処理Tにおいて取得された日時を取得日時ともいう。また、制御部610は、再生位置管理処理Tで管理されている再生位置時間を取得する。以下においては、レジューム情報取得処理Tにおいて取得された再生位置時間を取得再生位置時間ともいう。
また、制御部610は、再生コンテンツTに対応する、コンテンツ関連データ、音量データ、型名情報および所在情報を記憶部620から読出すことにより、再生コンテンツTに対応する、コンテンツ関連データ、音量データ、型名情報および所在情報を取得する。そして、ステップS264に進む。
ステップS264では、レジュームデータ生成処理Tが行なわれる。レジュームデータ生成処理Tでは、制御部610が、取得したコンテンツ関連データ、音量データ、型名情報および所在情報と、取得日時および取得再生位置時間とから、レジュームデータを生成する。ここで、音量データが示す音量値は、一例として、“20”であるとする。取得日時は、一例として、“2008年1月10日19時20分30秒”であるとする。また、取得再生位置時間は、一例として、“20分10秒”であるとする。この場合、生成されるレジュームデータは、以下のレジュームデータTD700であるとする。そして、ステップS264の処理は終了する。
図28は、一例としてのレジュームデータTD700を示す図である。図28を参照して、レジュームデータTD700において、「再生停止日時」とは、再生コンテンツTの再生が停止された日時である。すなわち、「再生停止日時」は、取得日時を示す。「コンテンツID」、「タイトル」、「時間」、「コンテンツ形態」の項目については、図7および図9において説明したので詳細な説明は繰り返さない。「音量値」は、再生コンテンツTの再生が停止された時点の音量値である。すなわち、「音量値」は、読み出された音量データが示す音量値を示す。「停止時間」とは、再生が停止された再生コンテンツTにおいて、再生が停止された位置を示す時間である。すなわち、「停止時間」は、取得再生位置時間を示す。
レジュームデータTD700において、「装置型名」および「所在情報」の項目については、図9において説明したので詳細な説明は繰り返さない。装置型名“PC−1”は、たとえば、コンテンツ再生装置700Aの型名である。「所在情報」の項目が“http://111.222.33.02/mv131.mpg”である場合、対応するコンテンツは、たとえば、コンテンツ再生装置700Aに記憶されていることを示す。なお、“mv131.mpg”は、対応する再生コンテンツTのファイル名である。
再び、図27を参照して、ステップS264の処理の後、ステップS265に進む。
ステップS265では、制御部610が、生成したレジュームデータを、携帯端末装置500へ送信する。そして、再度、ステップS261の処理が行なわれる。ここで、送信されるレジュームデータは、図28のレジュームデータTD700であるとする。
停止制御処理Mでは、ステップS231の処理の後、ステップS232に進む。
ステップS232では、制御部510が、レジュームデータを受信したか否かを判定する。ステップS232において、YESならば、ステップS233に進む。一方、ステップS232において、NOならば、再度、ステップS232の処理が行なわれる。ここでは、レジュームデータTD700を受信したとして、ステップS233に進む。
ステップS233では、レジュームデータ記憶処理Mが行なわれる。レジュームデータ記憶処理Mでは、制御部510が、受信したレジュームデータ(以下、受信レジュームデータともいう)を、記憶部520に記憶させる。以下においては、記憶部520に記憶されたレジュームデータを、レジュームデータテーブルともいう。記憶部520に1つのレジュームデータが記憶されている場合、レジュームデータテーブルは、1つのレジュームデータを含むデータとなる。
なお、既に、レジュームデータテーブルが記憶部520に記憶されている場合、制御部510は、記憶されているレジュームデータテーブルに、受信レジュームデータを付加する。この場合、レジュームデータテーブルは、複数のレジュームデータを含むデータとなる。
また、記憶部520にレジュームデータテーブルが記憶されている場合であって、かつ、受信レジュームデータが、レジュームデータテーブルに含まれる1以上のレジュームデータのいずれかが示すコンテンツIDと同じコンテンツIDを示す場合、以下の更新処理Mが行なわれる。以下においては、レジュームデータテーブルに含まれる1以上のレジュームデータのうち、受信レジュームデータが示すコンテンツIDを示すレジュームデータを、更新対象レジュームデータともいう。
更新処理Mでは、制御部510が、レジュームデータテーブルに含まれる1以上のレジュームデータのうち、更新対象レジュームデータを消去して、レジュームデータテーブルに、受信レジュームデータを付加する。すなわち、更新対象レジュームデータが更新されることになる。
また、制御部510は、記憶部520に記憶されているレジュームデータテーブルが、複数のレジュームデータを含む場合、当該複数のレジュームデータのうち、最新の再生停止日時を示すレジュームデータが、レジュームデータテーブルにおいて、最も上の位置になるように、すなわち、時間順にならぶように、複数のレジュームデータの並び替えを行なう。そして、この停止制御処理Mは終了する。
そして、異なる複数の再生コンテンツTの各々に対して、前述した図27の停止制御処理Mおよび停止制御対応処理Tの処理が行なわれることにより、記憶部520には、以下のレジュームデータテーブルが記憶されるとする。
図29は、一例としてのレジュームデータテーブルTD700Aを示す図である。レジュームデータテーブルTD700Aは、複数のレジュームデータを含む。図29を参照して、レジュームデータテーブルTD700Aにおいて、「番号」とは、レジュームデータを特定するための番号である。レジュームデータテーブルTD700Aの各項目は、図28で説明したので詳細な説明は繰り返さない。なお、装置型名“HDREC−B”は、たとえば、図1のコンテンツ再生装置700Bの型名である。「所在情報」がURL“http://111.222.33.11/mv101.mpg”である場合、ファイル名が“mv101.mpg”のコンテンツが、たとえば、コンテンツ再生装置700Bに記憶されていることを示す。すなわち、所在情報としてのURL“http://111.222.33.11/mv101.mpg”は、コンテンツ再生装置700Bを特定するための情報である。「所在情報」がURL“http://www.bb7.com/vod/mv201.mpg”である場合、ファイル名が“mv201.mpg”のコンテンツが、たとえば、サービスサーバ800に記憶されていることを示す。
また、所在情報としてのURL“http://111.222.33.11/mv101.mpg”は、ファイル名が“mv101.mpg”のコンテンツの所在を特定する情報でもある。
(再生が停止されたコンテンツの再生)
次に、コンテンツ再生装置600において、途中で再生が停止されたコンテンツ(以下、途中停止コンテンツともいう)において、途中で再生が停止された位置から、途中停止コンテンツを再生させるための処理(以下、続き再生処理ともいう)について説明する。続き再生処理において、携帯端末装置500で行なわれる処理を、続き再生処理Mともいう。また、続き再生処理において、コンテンツ再生装置600で行なわれる処理を、続き再生処理Tともいう。ここで、携帯端末装置500の記憶部520には、図29のレジュームデータテーブルTD700Aが記憶されているとする。なお、コンテンツ再生装置600の制御部610は、前述した日時管理処理Tを行なっているとする。
図30は、続き再生処理Mおよび続き再生処理Tのフローチャートである。図30において、図5と同じステップ番号の処理は、図5で説明した処理と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。以下においては、図5の処理と異なる処理を主に説明する。
図30を参照して、続き再生処理Tでは、ステップS141,S142の処理が行なわれる。ステップS141,ステップS142の処理は、第1の実施の形態で説明した処理と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。これらの処理により、RCPG実行指示Tが、携帯端末装置500へ送信される。
続き再生処理Mでは、ステップS111,S112,S113,S114の処理が行なわれる。ステップS111,S112,S113,S114の処理第1の実施の形態で説明した処理と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。これらの処理により、携帯端末装置500の動作モードは、RCモードに設定される。そして、ステップS211に進む。
なお、続き再生処理Mでは、ステップS111〜S114の処理が行なわれなくてもよい。すなわち、動作モードがRCモードである携帯端末装置500の制御部510が、続き再生処理Mにおいて、ステップS211以降の処理を行なってもよい。この場合、続き再生処理Tにおいて、ステップS141,S142の処理は行なわれなくてもよい。
ステップS211では、制御部510が、記憶部520にレジュームデータテーブルが記憶されているか否かを判定する。ステップS211において、YESならば、ステップS212に進む。一方、ステップS211において、NOならば、この続き再生処理Mは終了する。ここでは、記憶部520に、図29のレジュームデータテーブルTD700Aが記憶されているとして、ステップS212に進む。
ステップS212では、レジュームデータテーブル送信処理Mが行なわれる。レジュームデータテーブル送信処理Mでは、制御部510が、記憶部520に記憶されているレジュームデータテーブルを、コンテンツ再生装置600へ送信する。ここで、送信されたレジュームデータテーブルは、レジュームデータテーブルTD700Aであるとする。そして、ステップS212の処理は終了する。
続き再生処理Tでは、ステップS142の処理の後、ステップS241に進む。
ステップS241では、制御部610が、レジュームデータテーブルを受信したか否かを判定する。ステップS241において、YESならば、制御部610は、受信したレジュームデータテーブルを、記憶部620に記憶させて、ステップS242に進む。一方、ステップS241において、NOならば、再度、ステップS241の処理が行なわれる。ここで、レジュームデータテーブルTD700Aを受信したとして、ステップS242に進む。なお、制御部610が受信したレジュームデータテーブルは、一時的に使用されるレジュームデータテーブルである。以下においては、制御部610が受信したレジュームデータテーブルを、一時使用レジュームデータテーブルともいう。
ステップS242では、通信判定処理Tが行なわれる。通信判定処理Tでは、制御部610が、記憶部620に記憶されている一時使用レジュームデータテーブルに含まれる1以上のレジュームデータの各々が示す所在情報により特定される装置と通信可能か否かを判定する。また、制御部610は、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる1以上のレジュームデータの各々が示す所在情報により所在が特定されるコンテンツにアクセス可能か否かを判定する。
以下においては、通信不能な装置を特定する所在情報を、通信不能所在情報ともいう。また、以下においては、アクセス不能なコンテンツの所在を特定する所在情報を、アクセス不能所在情報ともいう。
なお、制御部610が、少なくとも1台の装置と通信可能であり、かつ、当該通信可能な装置に記憶されているコンテンツにアクセス可能な場合、制御部610は、再生可能な途中停止コンテンツ(以下、再生可能途中停止コンテンツともいう)があると判定する。一方、通信可能な装置がなかった場合またはアクセス可能なコンテンツがなかった場合、制御部610は、再生可能途中停止コンテンツはなしと判定する。
そして、制御部610は、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる1以上のレジュームデータがそれぞれ示す1以上の所在情報のうち、通信不能所在情報がある場合、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる、通信不能所在情報を示すレジュームデータに、文字列“(通信不能)”を追記することにより、一時使用レジュームデータテーブルを更新する。また、制御部610は、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる1以上のレジュームデータがそれぞれ示す1以上の所在情報のうち、アクセス不能所在情報がある場合、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる、アクセス不能所在情報を示すレジュームデータに、文字列“(コンテンツなし)”を追記することにより、一時使用レジュームデータテーブルを更新する。
なお、一時使用レジュームデータテーブルが、1つのレジュームデータを含むデータであり、かつ、当該1つのレジュームデータが通信不能所在情報またはアクセス不能所在情報を示す場合、制御部610は、記憶部620に記憶されている一時使用レジュームデータテーブルを削除する。なお、記憶部620に記憶されている一時使用レジュームデータテーブルが削除されたとしても、携帯端末装置500の記憶部520には、オリジナルのレジュームデータテーブルが記憶されている。
ここで、一時使用レジュームデータテーブルは、レジュームデータテーブルTD700Aであるとする。この場合、制御部610は、レジュームデータテーブルTD700Aに含まれる複数のレジュームデータの各々が示す所在情報により特定される装置と通信可能か否かを判定する。また、制御部610は、レジュームデータテーブルTD700Aに含まれる複数のレジュームデータの各々が示す所在情報により所在が特定されるコンテンツにアクセス可能か否かを判定する。
ここで、制御部610が、レジュームデータテーブルTD700Aにおいて、番号“4”のレジュームデータが示す、所在情報としてのURL“http://111.222.33.02/mv131.mpg”により特定される装置(たとえば、コンテンツ再生装置700A)のみと通信不能であるとする。この場合、制御部610が、レジュームデータテーブルTD700Aに含まれる、番号“4”のレジュームデータの「所在情報」の項目に文字列“(通信不能)”を追記する。
また、制御部610が、レジュームデータテーブルTD700Aにおいて、番号“2”のレジュームデータが示す、所在情報としてのURL“http://111.222.33.11/mv121.mpg”により所在が特定されるコンテンツにアクセス不能であるとする。この場合、制御部610が、レジュームデータテーブルTD700Aに含まれる、番号“2”のレジュームデータの「所在情報」の項目に文字列“(コンテンツなし)”を追記する。以上の処理により、レジュームデータテーブルTD700Aは、以下のレジュームデータテーブルTD700Bとなる。
なお、番号“4”のレジュームデータが示す、URL“http://111.222.33.02/mv131.mpg”により特定される装置(コンテンツ再生装置700A)と通信不能である場合、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置700Aと通信不能な状態であることが特定される。コンテンツ再生装置700Aと通信不能な状態は、たとえば、コンテンツ再生装置700Aの主電源がオフである状態である。また、番号“2”のレジュームデータが示す、URL“http://111.222.33.11/mv121.mpg”により所在が特定されるコンテンツにアクセス不能である場合、ファイル名が“mv121.mpg”のコンテンツが、URL“http://111.222.33.11/mv121.mpg”により特定される装置(コンテンツ再生装置700B)から削除されている状態が特定される。そして、ステップS242の処理は終了する。
図31は、一例としてのレジュームデータテーブルTD700Bを示す図である。
再び、図30を参照して、ステップS242の処理の後、ステップS243に進む。
ステップS243では、再生可能途中停止コンテンツがあるか否かが判定される。具体的には、通信判定処理Tにおいて、少なくとも1台の装置と通信可能であり、かつ、当該通信可能な装置に記憶されているコンテンツにアクセス可能な場合、制御部610は、再生可能途中停止コンテンツがあると判定する。また、通信判定処理Tにおいて、通信可能な装置がなかった場合またはアクセス可能なコンテンツがなかった場合、制御部610は、再生可能途中停止コンテンツはなしと判定する。ステップS243において、YESならば、ステップS244に進む。一方、ステップS243において、NOならば、後述するステップS259に進む。ここでは、再生可能途中停止コンテンツがあったとして、ステップS244に進む。
ステップS244では、一時使用レジュームデータテーブル送信処理Tが行なわれる。一時使用レジュームデータテーブル送信処理Tでは、制御部610が、記憶部620に記憶されている一時使用レジュームデータテーブルを、携帯端末装置500へ送信する。ここで、送信される一時使用レジュームデータテーブルは、図31のレジュームデータテーブルTD700Bであるとする。そして、ステップS244の処理は終了する。
続き再生処理Mでは、ステップS212の処理の後、ステップS213に進む。
ステップS213では、制御部510が、一時使用レジュームデータテーブルを受信したか否かを判定する。ステップS213において、YESならば、ステップS214に進む。一方、ステップS213において、NOならば、後述するステップS237に進む。ここでは、一時使用レジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Bを受信したとして、ステップS214に進む。なお、制御部510は、コンテンツ再生装置600から受信した一時使用レジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Bを記憶部520に記憶させる処理は行なわれない。したがって、記憶部520には、レジュームデータテーブルTD700Aが記憶されていることになる。
すなわち、続き再生処理Mが行なわれる前に、携帯端末装置500の記憶部520に記憶されていたレジュームデータテーブル(たとえば、レジュームデータテーブルTD700A)が、オリジナルのレジュームデータテーブルである。以下においては、続き再生処理Mが行なわれる前に、記憶部520に記憶されていたレジュームデータテーブルを、オリジナルレジュームデータテーブルともいう。
ステップS214では、リスト表示処理Mが行なわれる。リスト表示処理Mでは、制御部510が、受信した一時使用レジュームデータテーブルが示す情報を表示したリスト画像を生成し、生成したリスト画像を、表示部530に表示させる。生成されるリスト画像には、再生停止日付、コンテンツのタイトルおよび残り時間が表示される。なお、再生停止日付、コンテンツのタイトルおよび残り時間の各々についての詳細は後述する。
また、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、「所在情報」の項目に文字列“(通信不能)”を示すレジュームデータがある場合、制御部510は、生成したリスト画像において、当該レジュームデータが示すタイトルの右側に、文字列“(通信不能)”を表示する。また、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、「所在情報」の項目に文字列“(コンテンツなし)”を示すレジュームデータがある場合、制御部510は、生成したリスト画像において、当該レジュームデータが示すタイトルの右側に、文字列“(コンテンツなし)”を表示する。以下においては、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、「所在情報」の項目に文字列“(コンテンツなし)”を示すレジュームデータを、削除通知レジュームデータともいう。
また、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、「所在情報」の項目に文字列“(通信不能)”または文字列“(コンテンツなし)”を示すレジュームデータがある場合、制御部510は、生成したリスト画像において、当該レジュームデータが示すタイトルの背景をグレーで表示する。背景がグレーで表示されるタイトルは、選択できないタイトルである。
また、一時使用レジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、削除通知レジュームデータがある場合、制御部510は、記憶部520に記憶されているオリジナルレジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、削除通知レジュームデータに対応するレジュームデータを削除することにより、オリジナルレジュームデータテーブルを更新する。この処理により、オリジナルレジュームデータテーブルは、現時点でのコンテンツの有無を反映したレジュームデータテーブルとなる。そして、ステップS214の処理は終了する。
ここで、一時使用レジュームデータテーブルは、レジュームデータテーブルTD700Bであるとする。また、オリジナルレジュームデータテーブルは、レジュームデータテーブルTD700Aであるとする。この場合、リスト表示処理Mにおいて、生成されるリスト画像は、以下のリスト画像MG450となる。
また、一時使用レジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Bには、削除通知レジュームデータ(番号“2”のレジュームデータ)が含まれる。そのため、前述した処理により、オリジナルレジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Aに含まれる番号“2”のレジュームデータが削除される。この処理により、オリジナルレジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Aは更新される。この処理により、レジュームデータテーブルTD700Aは、現時点でのコンテンツの有無を反映したレジュームデータテーブルとなる。
図32は、一例としてのリスト画像MG450を示す図である。図32を参照して、リスト画像MG450には、一時使用レジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Bに示される、複数のタイトルが表示される。また、各タイトルの左側および右側には、それぞれ、再生停止日付および残り時間が表示される。
再生停止日付は、レジュームデータテーブルTD700Bが示す再生停止日時のうちの日付である。残り時間は、対応するコンテンツの再生が停止された位置から、当該コンテンツの最後までの時間である。残り時間は、制御部510が、レジュームデータテーブルTD700Bが示す「時間」から、レジュームデータテーブルTD700Bが示す「停止時間」を減算することにより算出する。
また、レジュームデータテーブルTD700Bに含まれる複数のレジュームデータのうち、「所在情報」の項目に文字列“(通信不能)”を示す番号“4”のレジュームデータが示すタイトルの右側には、文字列“(通信不能)”が表示され、当該タイトルの背景はグレーで表示される。また、レジュームデータテーブルTD700Bに含まれる複数のレジュームデータのうち、「所在情報」の項目に文字列“(コンテンツなし)”を示す番号“2”のレジュームデータが示すタイトルの右側には、文字列“(コンテンツなし)”が表示され、当該タイトルの背景はグレーで表示される。背景がグレーで表示されるタイトルは、選択できないタイトルである。
タイトルの右側に文字列“(通信不能)”が表示されている場合、コンテンツ再生装置600が、当該タイトルのコンテンツを記憶している装置と通信不能であったことを示す。タイトルの右側に文字列“(コンテンツなし)”が表示されている場合、当該タイトルのコンテンツが装置において削除されていることを示す。
表示部530に表示されるリスト画像に、文字列“(通信不能)”が表示されることにより、ユーザは、対応するコンテンツを記憶している装置と通信不能であったことを容易に知ることができる。また、表示部530に表示されるリスト画像に、文字列“(コンテンツなし)”が表示されることにより、ユーザは、対応するコンテンツが削除されていることを容易に知ることができる。
再び、図30を参照して、続き再生処理Mでは、ステップS214の処理の後、ステップS215に進む。
ステップS215では、制御部510が、選択確定操作MAがあるか否かを判定する。選択確定操作MAは、表示部530に表示されるリスト画像に表示される複数のタイトルのいずれかを選択し、当該選択を確定するためのインターフェース操作Mである。なお、リスト画像において、背景がグレーで表示されるタイトルがある場合、当該タイトルは選択できない。ここで、表示部530に表示されるリスト画像は、リスト画像MG450であるとする。選択確定操作MAは、方向ボタン541A,541B等の操作により、1つのタイトルを選択状態にした後、決定ボタン541Eを押下する操作である。
ステップS215において、YESならば、ステップS216に進む。一方、ステップS215において、NOならば、再度、ステップS215の処理が行なわれる。ここでは、選択確定操作MAがあったとして、ステップS216に進む。
ステップS216では、制御部510が、続き再生RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。続き再生RC信号は、途中で再生が停止されたコンテンツを再生するためのRC信号である。なお、送信される続き再生RC信号には、選択確定操作MAにより選択されたタイトルに対応するコンテンツIDが含まれる。ここで、選択確定操作MAにより選択されたタイトルは、“ドラマAA”であるとする。この場合、一時使用レジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Bより、送信される続き再生RC信号には、コンテンツID“MV101”が含まれる。そして、ステップS216の処理は終了する。
続き再生処理Tでは、ステップS244の処理の後、ステップS245に進む。
ステップS245では、制御部610が、続き再生RC信号を受信したか否かを判定する。ステップS245において、YESならば、ステップS246に進む。一方、ステップS245において、NOならば、再度、ステップS245の処理が行なわれる。ここでは、コンテンツID“MV101”を含む続き再生RC信号を受信したとして、ステップS246に進む。以下においては、記憶部620に記憶される一時使用レジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、続き再生RC信号に含まれるコンテンツIDを示すレジュームデータを、続き再生使用レジュームデータともいう。
ステップS246では、図5のステップS157と同様に、制御部610が、制御信号対応処理Tを実行する。制御信号対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS247に進む。
制御信号対応処理Tでは、制御部610が、受信した制御信号としてのRC信号に対応する処理を行なう。
ステップS247では、制御部610が再生処理TAを実行する。再生処理TAは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。また、再生処理TAの実行と同時に、制御部610は、前述した再生位置管理処理Tを実行する。前述したように、再生位置管理処理Tは、再生されている再生コンテンツTにおいて、現時点の位置を示す再生位置時間を管理するための処理である。前述したように、再生位置管理処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS247の処理は終了する。
再生処理TAでは、制御部610が、続き再生使用レジュームデータが示すコンテンツIDにより特定される再生可能途中停止コンテンツにおいて、続き再生使用レジュームデータが示す停止時間の位置から最後までの再生可能途中停止コンテンツのデータを、続き再生使用レジュームデータが示す所在情報により特定される装置へ要求する。
ここで、続き再生使用レジュームデータは、図31のレジュームデータテーブルTD700Bに含まれる、番号“1”のレジュームデータであるとする。また、当該番号“1”のレジュームデータに示される、所在情報としてのURL“http://111.222.33.11/mv101.mpg”により特定される装置は、コンテンツ再生装置700Bであるとする。この場合、制御部610は、コンテンツID“MV101”の再生可能途中停止コンテンツにおいて、最初から15分45秒経過した位置から最後までの再生可能途中停止コンテンツのデータを、コンテンツ再生装置700Bへ要求する。
コンテンツ再生装置700Bは、要求されたコンテンツのデータを、コンテンツ再生装置600へ送信する。制御部610は、要求したコンテンツのデータを受信しながら再生し、再生しているコンテンツの画像を、表示部630に表示させる。この処理により、コンテンツ再生装置600では、再生可能途中停止コンテンツにおいて、途中で再生が停止された位置から、再生可能途中停止コンテンツを再生することが可能となる。
また、再生処理TAでは、制御部610が、再生している再生可能途中停止コンテンツの音声を、続き再生使用レジュームデータが示す音量値(“20”)の音量で、音声出力部670から出力する。ここで、続き再生使用レジュームデータが示す音量値は、再生可能途中停止コンテンツの再生が停止された時点の音量値である。なお、再生処理TAは、再生可能途中停止コンテンツの再生の終了に伴い、終了する。
ステップS247の処理の後、ステップS248に進む。
ステップS248では、制御部610が、前述した図27の停止制御対応処理Tを実行する。前述したように、停止制御対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS248の処理は終了する。
続き再生処理Mでは、ステップS216の処理の後、ステップS217に進む。
ステップS217では、制御部510が、図26の制御画像MG400を、表示部530に表示させる。すなわち、動作モードがRCモードである携帯端末装置500の表示部530に制御画像MG400が表示される。そして、ステップS218に進む。
ステップS218では、制御部510が、操作対応処理MAを実行する。操作対応処理MAは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS218の処理は終了する。
操作対応処理MAでは、制御部510が、携帯端末装置500において行なわれた操作に対応する処理を行なう。具体的には、制御部510が、表示部530に表示されている制御画像MG400に配置されたボタン画像に対応するボタンの押下操作があった場合、押下操作されたボタンに割り当てられた処理を行なう。
たとえば、携帯端末装置500において、決定ボタン画像541EGに対応する決定ボタン541Eが押下された場合、操作対応処理MAにより、制御部510は、再生処理TAにより再生されている再生可能途中停止コンテンツを、一時停止させるためのRC信号(以下、一時停止RC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信する。コンテンツ再生装置600では、一時停止RC信号を受信すると、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、制御部610が、再生されている再生対象コンテンツを、一時停止させる。
ステップS218の処理の後、ステップS221に進む。
ステップS221では、制御部510が、前述した停止操作Mがあるか否かを判定する。停止操作Mは、再生されている再生可能途中停止コンテンツを、停止させるための操作である。すなわち、停止操作Mは、前述した状態MCTCの携帯端末装置500において、文字ボタン画像5BGに対応する文字ボタンを押下する操作である。ステップS221において、YESならば、ステップS230に進む。一方、ステップS221において、NOならば、後述するステップS235に進む。ここでは、停止操作Mがあったとして、ステップS230に進む。
ステップS230では、前述した図27の停止制御処理Mが行なわれる。
再び、図27を参照して、ステップS231では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、停止制御指示としての停止RC信号が、コンテンツ再生装置600へ送信される。
停止制御対応処理TのステップS261では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、停止制御指示としての停止RC信号を受信したとして、ステップS262に進む。
ステップS262では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、再生可能途中停止コンテンツの再生の途中に、停止制御指示としての停止RC信号を受信したとして、ステップS263に進む。
ステップS263では、前述したレジューム情報取得処理Tの説明において、再生コンテンツTを再生可能途中停止コンテンツと置き換えた処理と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。
ステップS264では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、再生可能途中停止コンテンツに対応するレジュームデータが生成される。
そして、前述したステップS264により、生成されたレジュームデータが、携帯端末装置500へ送信される。
停止制御処理MのステップS232では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、再生可能途中停止コンテンツに対応するレジュームデータを受信したとして、ステップS233に進む。ここで、受信されたレジュームデータは、コンテンツID“MV101”を示すとする。
ステップS233では、前述したのと同様に、レジュームデータ記憶処理Mが行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここで、記憶部520には、オリジナルレジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルTD700Aが記憶されているとする。この場合、前述した更新対象レジュームデータは、レジュームデータテーブルTD700Aに含まれる複数のレジュームデータのうち、受信レジュームデータが示すコンテンツID“MV101”を示す、番号“1”のレジュームデータとなる。
この場合、レジュームデータ記憶処理Mでは、制御部510が、レジュームデータテーブルTD700Aに含まれる複数のレジュームデータのうち、更新対象レジュームデータを消去して、レジュームデータテーブルTD700Aに、受信レジュームデータを付加する。すなわち、更新対象レジュームデータが更新されることになる。
そして、この停止制御処理Mは終了し、図30の続き再生処理Mに戻り、後述するステップS235に進む。
再び、図30を参照して、続き再生処理Tでは、ステップS248の処理の後、ステップS251に進む。
ステップS251では、制御部610が、再生処理TAにより再生されている再生可能途中停止コンテンツの最後まで、再生可能途中停止コンテンツの再生が終了したか否かを判定する。ステップS251において、YESならば、ステップS252に進む。一方、ステップS251において、NOならば、再度、ステップS251の処理が行なわれる。ここでは、再生可能途中停止コンテンツの再生が終了したとして、ステップS252に進む。
ステップS252では、制御部610が、データ削除指示を、携帯端末装置500へ送信する。データ削除指示は、再生が終了した再生可能途中停止コンテンツに対応するレジュームデータを削除するための指示である。送信されるデータ削除指示には、再生が終了した再生可能途中停止コンテンツのコンテンツIDが含まれる。そして、この続き再生処理Tは終了する。
続き再生処理Mでは、前述した停止制御処理Mが終了すると、ステップS235に進む。
ステップS235では、制御部510が、データ削除指示を受信したか否かを判定する。ステップS235において、YESならば、ステップS236に進む。一方、ステップS235において、NOならば、再度、ステップS221の処理が行なわれる。ここでは、データ削除指示を受信したとして、ステップS236に進む。
ステップS236では、データ削除処理Mが行なわれる。データ削除処理Mでは、制御部510が、記憶部520に記憶されるオリジナルレジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルに含まれる複数のレジュームデータのうち、受信したデータ削除指示に含まれるコンテンツIDを示すレジュームデータを削除する。
ここで、記憶部520に記憶されるオリジナルレジュームデータテーブルとしてのレジュームデータテーブルは、図29のレジュームデータテーブルTD700Aであるとする。また、データ削除指示に含まれるコンテンツIDは、“MV101”であるとする。この場合、制御部510は、レジュームデータテーブルTD700Aに含まれる、番号“1”のレジュームデータを削除する。そして、この停止制御処理Mは終了する。
次に、図30のステップS242の通信判定処理Tにおいて、通信可能な装置がないと判定された場合またはアクセス可能なコンテンツがないと判定された場合の処理について説明する。この場合、ステップS243において、NOと判定され、ステップS259に進む。
ステップS259では、メッセージ送信処理Tが行なわれる。メッセージ送信処理Tでは、制御部610が、通知メッセージを、携帯端末装置500へ送信する。ここで、送信される通知メッセージは、たとえば、「現在の状態は、再生対象のコンテンツを再生できない状態です。」というメッセージである。そして、この続き再生処理Tは終了する。
続き再生処理Mでは、ステップS213において、NOならば、ステップS237に進む。
ステップS237では、制御部510が、通知メッセージを受信したか否かを判定する。ステップS237において、YESならば、ステップS238に進む。一方、ステップS237において、NOならば、再度、ステップS213の処理が行なわれる。ここでは、通知メッセージを受信したとして、ステップS238に進む。
ステップS238では、メッセージ表示処理Mが行なわれる。メッセージ表示処理Mでは、制御部510が、受信した通知メッセージを、所定時間(たとえば、5秒)、表示部530に表示させる。そして、この続き再生処理Mは終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、途中で再生が停止された途中停止コンテンツを、再生が停止された位置から再生させるためのデータであるレジュームデータを、携帯端末装置500の記憶部520に記憶させる。そして、記憶部520に記憶されたレジュームデータを使用することにより、コンテンツ再生装置600において、途中停止コンテンツにおいて、再生が停止された位置から途中停止コンテンツを再生することができる。
また、途中停止コンテンツの再生時には、レジュームデータが示す、再生が停止された時点の音量値の音量で、途中停止コンテンツの音声を出力する。そのため、途中停止コンテンツの再生時に、ユーザは、音量値の調整の操作を行なう手間が不要となる。すなわち、ユーザの利便性を向上させることができる。
本実施の形態では、途中停止コンテンツに対応するレジュームデータを、携帯端末装置500に記憶させる。レジュームデータが特定するコンテンツは、再生対象となる途中停止コンテンツである。そして、レジュームデータを、コンテンツ再生装置600へ送信することにより、再生対象となる途中停止コンテンツを再生する。
したがって、再生対象のコンテンツを容易に再生することを可能とすることができるという効果を奏する。
本実施の形態では、途中停止コンテンツに対応するレジュームデータを、携帯端末装置500に記憶させる。そのため、複数のユーザがそれぞれ異なる複数の携帯端末装置500を所有する場合、1台のコンテンツ再生装置600で、各携帯端末装置500に記憶されたレジュームデータに応じた、途中停止コンテンツの再生を行なうことができる。すなわち、複数の携帯端末装置500の装置ID等を、コンテンツ再生装置600で管理することなく、容易に、ユーザ毎のコンテンツの管理を行なうことを可能とすることができるという効果を奏する。
また、本実施の形態では、途中停止コンテンツに対応するレジュームデータを、携帯端末装置500に記憶させる。そのため、ある部屋に設置されたコンテンツ再生装置600でコンテンツの再生を停止した場合、別の部屋に設置されたコンテンツ再生装置600で、再生が停止された位置から、コンテンツを再生することができる。すなわち、携帯端末装置500を所有するユーザのコンテンツの視聴場所の自由度を高めることができるという効果を奏する。
<第3の実施の形態>
次に、ネットワークに接続された装置を制御するための処理について説明する。
本実施の形態におけるネットワークシステムは、図1のネットワークシステム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。携帯端末装置500およびコンテンツ再生装置600の各々の構成は、第1の実施の形態において、説明した構成と同様なので詳細な説明は繰り返さない。また、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々の機能は、第1の実施の形態において説明したので詳細な説明は繰り返さない。
照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々は、動作モードとして、通常モードと、待機モードとを有する。なお、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々は、動作モードが、通常モードおよび待機モードのいずれであっても、RC信号を受信可能であり、かつ、外部の装置と通信可能である。また、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々は、通信により、自装置の動作モード(通常モードまたは待機モード)を、外部の装置に通知することが可能である。
本実施の形態において、コンテンツ再生装置700Aおよびコンテンツ再生装置700Bは、それぞれ、テレビジョン受信機およびHDDレコーダであるとする。コンテンツ再生装置700Aは、コンテンツ再生装置600と同様に、動作モードとして、通常モードと、待機モードとを有する。
また、録画装置600A、コンテンツ再生装置700B、PC600Bの各々は、動作モードとして、通常モードと、待機モードとを有する。録画装置600A、コンテンツ再生装置700B、PC600Bの各々は、動作モードが、通常モードおよび待機モードのいずれであっても、RC信号を受信可能であり、かつ、外部の装置と通信可能である。また、録画装置600A、コンテンツ再生装置700B、PC600Bの各々は、通信により、自装置の動作モード(通常モードまたは待機モード)を、外部の装置に通知することが可能である。
また、録画装置600Aは、さらに、録画予約により、動作モードが通常モードである場合、通信により、「予約録画中」という状態を、外部の装置に通知することが可能である。なお、録画装置600Aは、録画予約により、動作モードが通常モードである場合、録画予約による録画処理が終了すると、自動的に、録画装置600Aの動作モードは、待機モードとなる。
また、コンテンツ再生装置600は、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々と通信可能である。コンテンツ再生装置600は、通信により、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々の状態を取得することができる。
また、コンテンツ再生装置600、録画装置600A、PC600B、照明装置910、照明装置910Aは、一例として、リビングルーム内に設置されているとする。コンテンツ再生装置700Aは、一例として、寝室内に設置されているとする。照明装置910Aは、一例として、廊下に設置されているとする。
コンテンツ再生装置600、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の装置型名は、それぞれ、“TV−1”、“HDREC−1”、“PC−1”、“TV−A”、“HDREC−B”、“LIGHT−1”、“LIGHT−2”、“AIR−CNT−1”であるとする。
(時間帯における制御頻度の高い装置の特定)
次に、動作モードがRCモードである携帯端末装置500において、RC信号により、複数種類の装置を制御する場合に行なわれる、制御装置特定処理Mについて説明する。制御装置特定処理Mは、予め設定された複数の時間帯の各々において、動作モードがRCモードである携帯端末装置500により制御される頻度の最も高い装置を特定するための処理である。制御装置特定処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。動作モードがRCモードである携帯端末装置500は、インターフェース操作Mにより、コンテンツ再生装置600、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、照明装置910、照明装置910Aおよび空気調整装置920のいずれかを制御可能な状態になる。
なお、動作モードがRCモードである携帯端末装置500の制御部510は、現在の日時を管理する日時管理処理Mを行なうとする。日時管理処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。
制御装置特定処理Mでは、時間帯別制御装置カウントテーブルが使用される。時間帯別制御装置カウントテーブルは、予め設定された複数の時間帯の各々において、動作モードがRCモードである携帯端末装置500により制御された装置をカウントするためのテーブルである。時間帯別制御装置カウントテーブルは、予め記憶部520に記憶されている。なお、制御装置特定処理Mが一度も行なわれてない場合の時間帯別制御装置カウントテーブルは、以下の時間帯別制御装置カウントテーブルMT800である。
図33は、一例としての時間帯別制御装置カウントテーブルMT800を示す図である。図33を参照して、「時間帯」とは、予め設定された時間帯である。たとえば、時間帯“7:00-11:59”は、午前7時0分から午前11時59分までの時間帯を示す。なお、“TV−1”、“HDREC−1”、“TV−A”・・・は、装置型名を示す。時間帯別制御装置カウントテーブルMT800において、装置型名と、時間帯とにより特定される全てのセルには、カウント値が示される。
時間帯別制御装置カウントテーブルMT800において、たとえば、装置型名“TV−1”と、時間帯“7:00-11:59”とにより特定されるセルに表示されるカウント値“0”は、装置型名“TV−1”のコンテンツ再生装置600が、RC信号により制御された回数が0回であることを示す。なお、制御装置特定処理Mが一度も行なわれてない場合は、時間帯別制御装置カウントテーブルMT800において、装置型名と、時間帯とにより特定される全てのセルには、カウント値“0”が表示される。
図34は、制御装置特定処理Mのフローチャートを示す図である。図34を参照して、制御装置特定処理Mでは、まず、ステップS311の処理が行なわれる。
ステップS311では、制御部510が、RC信号を送信したか否かを判定する。ステップS311において、YESならば、ステップS312に進む。一方、ステップS311において、NOならば、再度、ステップS311の処理が行なわれる。
ここでは、動作モードがRCモードである携帯端末装置500が、一例として、コンテンツ再生装置600を制御可能な状態となっているとする。そして、携帯端末装置500において、インターフェース操作Mが行なわれることにより、制御部510が、コンテンツ再生装置600の動作モードを通常モードに設定するためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信したとする。この場合、ステップS311において、YESと判定され、ステップS312に進む。
ステップS312では、カウント処理Mが行なわれる。カウント処理Mでは、制御部510が、時間帯別制御装置カウントテーブルが示す複数の時間帯のうち、日時管理処理Mにより管理されている現在の日時のうちの時間が含まれる時間帯を特定する。そして、制御部510は、記憶部520に記憶されている時間帯別制御装置カウントテーブルにおいて、特定した時間帯と、送信されたRC信号の送信先の装置の装置型名とにより特定される、セルのカウント値を1インクリメントする。
ここで、時間帯別制御装置カウントテーブルは、図33の時間帯別制御装置カウントテーブルMT800であるとする。また、現在の日時は、一例として、2008年1月14日19時20分であるとする。また、コンテンツ再生装置600の動作モードを通常モードに設定するためのRC信号が、コンテンツ再生装置600へ送信されたとする。
この場合、制御部510が特定する時間帯は、時間帯“19:00-19:59”である。この場合、制御部510は、時間帯別制御装置カウントテーブルMT800において、時間帯“19:00-19:59”と、コンテンツ再生装置600の装置型名“TV−1”とにより特定されるセルのカウント値を、1インクリメントする。そして、ステップS312の処理は終了する。
ここで、ステップS311,S312の処理が複数回行なわれたとする。この場合、記憶部520に記憶される時間帯別制御装置カウントテーブルは、以下の時間帯別制御装置カウントテーブルMT800Aであるとする。
図35は、一例としての時間帯別制御装置カウントテーブルMT800Aを示す図である。図35を参照して、時間帯別制御装置カウントテーブルMT800Aの各項目は、図33の時間帯別制御装置カウントテーブルMT800の各項目と同様なので詳細な説明は繰り返さない。時間帯別制御装置カウントテーブルMT800Aにおいて、たとえば、装置型名“TV−1”と、時間帯“7:00-11:59”とにより特定されるセルに表示されるカウント値“64”は、装置型名“TV−1”のコンテンツ再生装置600が、RC信号により制御された回数が64回であることを示す。
再び、図34を参照して、ステップS312の処理の後、ステップS313に進む。ここで、記憶部520には、予め時間帯別制御装置データテーブルが記憶されているとする。時間帯別制御装置データテーブルは、予め設定された複数の時間帯の各々において、制御された回数が最も多い装置を示すデータテーブルである。
ステップS313では、制御装置データテーブル更新処理Mが行なわれる。制御装置データテーブル更新処理Mでは、制御部510が、時間帯別制御装置カウントテーブルに基づいて、時間帯別制御装置データテーブルを更新する。時間帯別制御装置データテーブルの更新方法は後述する。ここで、時間帯別制御装置カウントテーブルは、時間帯別制御装置カウントテーブルMT800Aであるとする。この場合、制御装置データテーブル更新処理Mにより更新された後の時間帯別制御装置データテーブルは、以下の時間帯別制御装置データテーブルMD810となる。そして、再度、ステップS311の処理が行なわれる。
図36は、一例としての時間帯別制御装置データテーブルMD810を示す図である。図36を参照して、時間帯別制御装置データテーブルMD810において、「時間帯」は、図33において説明したので詳細な説明は繰り返さない。「装置型名」とは、対応する「時間帯」において、最も制御された回数が多い装置の装置型名である。「場所名」とは、対応する「装置型名」の装置が設置されている場所の名称である。なお、記憶部520には、予め、コンテンツ再生装置600、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々の装置型名に対応づけて場所名が記憶されているとする。たとえば、装置型名“TV−1”のコンテンツ再生装置600は、リビングルーム内に設置されているとする。この場合、記憶部520には、装置型名“TV−1”に対応づけて、場所名“リビングルーム”が記憶されている。
なお、一度も制御装置データテーブル更新処理Mが行なわれていない場合の時間帯別制御装置データテーブルは、時間帯別制御装置データテーブルMD810において、「装置型名」および「場所名」の情報が記載されてないデータテーブルである。
次に、制御部510が、時間帯別制御装置カウントテーブルMT800Aに基づいて、時間帯別制御装置データテーブルを更新する処理について説明する。
制御装置データテーブル更新処理Mでは、制御部510が、時間帯別制御装置カウントテーブルMT800Aに示される時間帯“6:00-6:59”において、最もカウント値の大きい装置型名“TV−A”を、時間帯別制御装置データテーブルに示される時間帯“6:00-6:59”に対応づけて記載する。また、制御部510は、記憶部520に記憶されている、装置型名“TV−A”に対応する場所名“寝室”を、時間帯別制御装置データテーブルに示される時間帯“6:00-6:59”に対応づけて記載する。
なお、時間帯別制御装置カウントテーブルにおいて、最もカウント値の大きい装置型名が複数ある場合、制御部510は、時間帯別制御装置カウントテーブルにおいて、たとえば、最も左に記載されている装置型名を、時間帯別制御装置データテーブルへ記載する。なお、時間帯別制御装置カウントテーブルにおいて、左に記載されている装置型名の装置ほど、たとえば、携帯端末装置500で行なわれる検索処理により、先に検出された装置である。
以上の処理が、他の時間帯についても同様に行なわれることで、時間帯別制御装置データテーブルが更新される。
時間帯別制御装置データテーブルMD810は、たとえば、時間帯“6:00-6:59”において、動作モードがRCモードである携帯端末装置500により最も制御された回数が多い装置は、寝室に設定された、装置型名“TV−A”のコンテンツ再生装置700Aであることを示す。
制御装置特定処理Mでは、動作モードがRCモードである携帯端末装置500が、装置を制御するためのRC信号を送信する毎に、前述したように、時間帯別制御装置カウントテーブル、時間帯別制御装置データテーブルが更新される。
(待機モード移行時の処理)
次に、コンテンツ再生装置600の動作モードを、通常モードから待機モードに移行させる際に行なわれる処理について説明する。ここで、コンテンツ再生装置600の表示部630には、放送信号に基づくTV画像が表示されているとする。また、音声出力部670からは、TV画像の音声(以下、TV音声Tともい)が出力されているとする。
ここで、携帯端末装置500の動作モードは、RCモードに設定されているとする。また、動作モードがRCモードである携帯端末装置500の表示部530には、以下の制御画像MG400Aが表示されているとする。
図37は、一例としての制御画像MG400Aを示す図である。以下においては、携帯端末装置500の動作モードがRCモードであって、かつ、表示部530に制御画像MG400Aが表示されている状態を、状態MCTAともいう。
図37を参照して、制御画像MG400Aには、機能ボタン542Aに対応するボタン画像542AGAが表示される。
状態MCTAにおいて、ボタン画像542AGAに対応する機能ボタン542Aは、押下されることにより、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定するためのRC信号(以下、TV電源オフRC信号ともいう)を送信するためのボタンとなる。
制御画像MG400Aには、さらに、方向ボタン541A,541B,541C,541D,決定ボタン541Eにそれぞれ対応する方向ボタン画像541AG,541BG,541CGA,541DGA,決定ボタン画像541EGNが表示される。
状態MCTAにおいて、方向ボタン画像541AGに対応する方向ボタン541Aは、押下されることにより、TV音声Tの音量を大きくするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。状態MCTAにおいて、方向ボタン画像541BGに対応する方向ボタン541Bは、押下されることにより、再生音声Tの音量を小さくするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
状態MCTAにおいて、方向ボタン画像541CGAに対応する方向ボタン541Cは、押下されることにより、コンテンツ再生装置600の表示部630で表示されるTV画像のチャンネル番号を“1”デクリメントするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。状態MCTAにおいて、方向ボタン画像541DGAに対応する方向ボタン541Dは、押下されることにより、コンテンツ再生装置600の表示部630で表示されるTV画像のチャンネル番号を“1”インクリメントするためのRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
状態MCTAにおいて、決定ボタン画像541EGNに対応する決定ボタン541Eは、無効ボタンとなる。無効ボタンは、押下されても処理が行なわれないボタンである。
制御画像MG400Aには、さらに、文字ボタン画像1BGA,2BGA,3BGA,4BGA,5BGA,6BGA,7BGA,8BGA,9BGA,KBGA,0BGA,#BGAが表示される。文字ボタン画像1BGA,2BGA,3BGA,4BGA,5BGA,6BGA,7BGA,8BGA,9BGA,KBGA,0BGA,#BGAの各々は、文字ボタン群546に含まれる複数の文字ボタンのいずれかに対応する。たとえば、文字ボタン画像2BGAは、数字“2”を入力するための文字ボタンに対応する。たとえば、文字ボタン画像#BGAは、文字“#”を入力するための文字ボタンに対応する。
文字ボタン画像1BGA,2BGA,3BGA,4BGA,5BGA,6BGA,7BGA,8BGA,9BGA,KBGA,0BGA,#BGAの各々に対応する文字ボタンは、押下されることにより、TV画像のチャンネル番号を、対応するチャンネル番号に設定するためのRC信号(以下、チャンネルRC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。たとえば、文字ボタン画像0BGAに対応する文字ボタンは、押下されることにより、TV画像のチャンネル番号を、“11”に設定するためのチャンネルRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
ここで、コンテンツ再生装置600の動作モードは、通常モードであるとする。動作モードが通常モードであるコンテンツ再生装置600は、動作モードが待機モードである場合にできない処理を行なうことが可能な動作状態である。なお、動作モードが待機モードであるコンテンツ再生装置600の消費電力は、動作モードが通常モードであるコンテンツ再生装置600の消費電力より低い。
また、状態MCTAの携帯端末装置500において、電源オフ操作Mがあったとする。電源オフ操作Mは、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定するための操作である。すなわち、電源オフ操作Mは、状態MCTCAの携帯端末装置500において、ボタン画像542AGAに対応する機能ボタン542Aを押下する操作である。この場合、状態MCTCAの携帯端末装置500では、電源オフ制御処理Mの実行が開始される。また、コンテンツ再生装置600では、電源オフ制御対応処理Tが行なわれるとする。電源オフ制御対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。なお、携帯端末装置500の制御部510は、現在の日時を管理する日時管理処理Mを行なうとする。日時管理処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。
また、携帯端末装置500の制御部510は、図34の制御装置特定処理Mを行なっているとする。制御装置特定処理Mは、他の処理とは、独立して行なわれる。制御装置特定処理Mにより、記憶部520に記憶されている時間帯別制御装置データテーブルは、RC信号が送信される毎に更新される。
図38は、電源オフ制御処理Mおよび電源オフ制御対応処理Tのフローチャートである。図38を参照して、電源オフ制御処理Mでは、まず、ステップS411の処理が行なわれる。
ステップS411では、制御部510が、電源オフ指示としてのTV電源オフRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。そして、ステップS411の処理は終了する。
電源オフ制御対応処理Tでは、まず、ステップS441の処理が行なわれる。
ステップS441では、制御部610が、電源オフ指示としてのTV電源オフRC信号を受信したか否かを判定する。ステップS441において、YESならば、ステップS442に進む。一方、ステップS441において、NOならば、再度、ステップS441の処理が行なわれる。ここでは、電源オフ指示としてのTV電源オフRC信号を受信したとして、ステップS442に進む。
ステップS442では、他の装置による制御があるか否かが判定される。具体的には、制御部610が、TV電源オフRC信号を送信した携帯端末装置500以外の他の装置がコンテンツ再生装置600と通信することによりコンテンツ再生装置600を制御しているか否かを判定する。他の装置によるコンテンツ再生装置600の制御は、たとえば、コンテンツ再生装置600が記憶している映像コンテンツを、当該他の装置が受信するための制御である。ステップS442において、YESならば、後述するステップS443に進む。一方、ステップS443において、NOならば、ステップS444に進む。ここでは、他の装置による制御がないとして、ステップS444に進む。
ステップS444では、制御部610が、前述の画像表示電源スイッチをオフにし、コンテンツ再生装置600の動作モードを待機モードに設定する。これにより、表示部630に表示されていた画像が消去される。そして、ステップS445に進む。
ステップS445では、状態データ取得処理Tが行なわれる。状態データ取得処理Tでは、制御部610が、通信により、ホームネットワーク501内の複数の装置の各々へ、装置の状態を示す状態データを要求するための状態要求指示を送信する。以下においては、制御部610により、状態要求指示が送信された装置を、状態データ取得対象装置ともいう。ここで、状態データ取得対象装置は、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920であるとする。
状態データ取得対象装置は、状態要求指示を受信すると、自装置の動作モードに基づく電源状態と、コンテンツ再生装置600との通信状態とを示す状態データを、コンテンツ再生装置600へ送信する。なお、たとえば、主電源がオフであるため、コンテンツ再生装置600と通信できない状態データ取得対象装置(以下、状態提供不可装置ともいう)は、状態データを、コンテンツ再生装置600へ送信できない。
制御部610は、状態要求指示を、複数の状態データ取得対象装置へ送信することにより、状態提供不可装置を除いた複数の状態データ取得対象装置から、それぞれ、複数の状態データを受信する。そして、制御部610は、受信した複数の状態データを、記憶部620に記憶させる。そして、ステップS445の処理は終了する。
ここで、状態データ取得対象装置が、たとえば、コンテンツ再生装置700Bである場合、状態データ取得対象装置としてのコンテンツ再生装置700Bがコンテンツ再生装置600へ送信する状態データは、以下の状態データD850となる。
図39は、一例としての状態データD850を示す図である。図39を参照して、状態データD850において、「装置型名」とは、状態データ取得対象装置の装置型名である。「電源状態」とは、状態データ取得対象装置の電源状態である。状態データ取得対象装置の動作モードが通常モードである場合、「電源状態」の項目には、「オン」と記載される。一方、状態データ取得対象装置の動作モードが待機モードである場合、「電源状態」の項目には、「オフ」と記載される。なお、状態データ取得対象装置が、録画予約により、動作モードが通常モードである場合、「電源状態」の項目は、さらに、「(予約録画中)」と記載される。
状態データD850において、「通信状態」とは、状態データ取得対象装置とコンテンツ再生装置600との通信状態を示す。状態データ取得対象装置とコンテンツ再生装置600とが通信可能である場合、「通信状態」の項目には、「オンライン」と記載される。
また、状態データ取得対象装置が、たとえば、照明装置910である場合、状態データ取得対象装置としての照明装置910がコンテンツ再生装置600へ送信する状態データは、以下の状態データD850Aとなる。
図40は、一例としての状態データD850Aを示す図である。図40を参照して、状態データD850Aの各項目は、図39の状態データD850の各項目と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
また、状態データ取得対象装置が、たとえば、照明装置910Aである場合、状態データ取得対象装置としての照明装置910Aがコンテンツ再生装置600へ送信する状態データは、以下の状態データD850Bとなる。
図41は、一例としての状態データD850Bを示す図である。図41を参照して、状態データD850Bの各項目は、図39の状態データD850の各項目と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
また、状態データ取得対象装置が、たとえば、空気調整装置920である場合、状態データ取得対象装置としての空気調整装置920がコンテンツ再生装置600へ送信する状態データは、以下の状態データD850Cとなる。
図42は、一例としての状態データD850Cを示す図である。図42を参照して、状態データD850Cの各項目は、図39の状態データD850の各項目と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
再び、図38を参照して、ステップS445の処理の後、ステップS446に進む。
ステップS446では、電源オンの装置があるか否かが判定される。具体的には、制御部610が、記憶部620に記憶されている複数の状態データのうち、「電源状態」が「オン」を示す状態データが1以上あるか否かを判定する。ステップS446において、YESならば、ステップS447に進む。一方、ステップS446において、NOならば、後述するステップS446Bに進む。ここでは、「電源状態」が「オン」を示す状態データが1以上あるとして、ステップS447に進む。
ステップS447では、状態通知データ生成処理Tが行なわれる。状態通知データ生成処理Tでは、制御部610が、記憶部620に記憶されている、「電源状態」が「オン」を示す1以上の状態データから、状態通知データを生成する。制御部610は、生成した状態通知データを記憶部620に記憶させる。なお、状態通知データの生成方法は後述する。そして、ステップS447の処理は終了する。
ここで、記憶部620に記憶されている、「電源状態」が「オン」を示す状態データは、一例として、図39の状態データD850、図40の状態データD850A、図41の状態データD850Bであるとする。この場合、状態通知データ生成処理Tにより生成される状態通知データは、以下の状態通知データTD860であるとする。
図43は、一例としての状態通知データTD860を示す図である。図43を参照して、状態通知データTD860において、「装置型名」とは、「電源状態」が「オン」を示す状態データが示す装置型名である。「装置名」とは、対応する「装置型名」の装置の名称である。なお、記憶部620には、予め、複数の装置型名の各々に対応づけて装置名が記憶されているとする。たとえば、装置型名“HDREC−1”の装置名は、“HDDレコーダ”であるとする。この場合、記憶部620には、装置型名“HDREC−1”に対応づけて、装置名“HDDレコーダ”が記憶されている。
状態通知データTD860において、「電源状態」および「通信状態」の項目は、図39の状態データD850の「電源状態」および「通信状態」の項目と同様なので詳細な説明は繰り返さない。「場所名」の項目は、対応する「装置型名」の装置が設置されている場所の名称である。なお、前述した記憶部520と同様に、記憶部620には、予め、コンテンツ再生装置600、録画装置600A、PC600B、コンテンツ再生装置700A、コンテンツ再生装置700B、照明装置910、照明装置910A、空気調整装置920の各々の装置型名に対応づけて場所名が記憶されているとする。
次に、制御部610が、一例として、状態データD850、状態データD850Aおよび状態データD850Bを使用して、状態通知データを生成する方法について説明する。
状態通知データ生成処理Tでは、制御部610が、状態データD850の「装置型名」、「電源状態」、「通信状態」の項目がそれぞれ示す複数の情報を対応づけて、状態通知データに記載する。また、制御部610は、記憶部620に記憶されている、装置型名“HDREC−1”に対応する装置名“HDDレコーダ”を、装置型名“HDREC−1”に対応づけて、状態通知データに記載する。また、制御部610は、記憶部620に記憶されている、装置型名“HDREC−1”に対応する場所名“リビングルーム”を、装置型名“HDREC−1”に対応づけて、状態通知データに記載する。
以上の処理が、状態データD850Aおよび状態データD850Bについても行なわれることで、状態通知データTD860が生成される。
再び、図38を参照して、ステップS447の処理の後、ステップS448に進む。
ステップS448では、制御部610が、通信部660を利用した近距離の無線通信により、生成した状態通知データを、携帯端末装置500へ送信する。ここでは、送信された状態通知データは、図43の状態通知データTD860であるとする。そして、ステップS448の処理は終了する。
電源オフ制御処理Mでは、ステップS411の処理の後、ステップS412に進む。
ステップS412では、制御部510が、後述する通知メッセージBを受信したか否かを判定する。ステップS412において、YESならば、ステップS413に進む。一方、ステップS412において、NOならば、ステップS414に進む。ここでは、通知メッセージBを受信してないとして、ステップS414に進む。
ステップS414では、制御部510が、後述する装置オフ通知Tを受信したか否かを判定する。ステップS414において、YESならば、ステップS415に進む。一方、ステップS414において、NOならば、ステップS421に進む。ここでは、装置オフ通知Tを受信してないとして、ステップS421に進む。
ステップS421では、制御部510が、状態通知データを受信したか否かを判定する。ステップS421において、YESならば、ステップS422に進む。一方、ステップS421において、NOならば、再度、ステップS412の処理が行なわれる。ここでは、図43の状態通知データTD860を受信したとして、ステップS422に進む。
ステップS422では、制御部510が、受信した状態通知データを、記憶部520に記憶させる。そして、ステップS423に進む。
ステップS423では、確認画像表示処理Mが行なわれる。確認画像表示処理Mでは、制御部510が、受信した状態通知データに基づいて、確認画像を生成し、生成した確認画像を表示部530に表示させる。確認画像には、確認メッセージAが表示される。確認メッセージAは、電源オンの装置の台数を示すメッセージである。ここで、受信した状態通知データは、状態通知データTD860であるとする。この場合、状態通知データTD860には、電源状態が「オン」を示す装置型名が3つあるので、確認メッセージAは、たとえば、「電源オンの装置が3台あります。確認しますか?」というメッセージとなる。この場合、生成される確認画像は、確認メッセージAを表示した、以下の確認画像MG500である。確認画像が表示されると、ステップS423の処理は終了する。
図44は、一例としての確認画像MG500を示す図である。図44を参照して、確認画像MG500には、前述した確認メッセージAが表示される。また、確認画像MG500には、ボタン画像MBG510,MBG550が配置される。
ボタン画像MBG510は、押下処理されることにより、電源オンの装置の一覧を表示するためのボタン画像である。
ボタン画像MBG550は、押下処理されることにより、携帯端末装置500を、現在の時間帯において使用頻度の高い装置を制御可能な状態にするためのボタン画像である。
再び、図38を参照して、電源オフ制御処理Mでは、ステップS423の処理の後、ステップS424に進む。
ステップS424では、制御部510が、確認操作Mがあるか否かを判定する。ここで、確認操作Mは、ボタン画像MBG510を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS424において、YESならば、ステップS425に進む。一方、ステップS424において、NOならば、後述するステップS424Bに進む。ここでは、確認操作Mがあったとして、ステップS425に進む。
ステップS425では、一覧画像表示処理Mが行なわれる。一覧画像表示処理Mでは、制御部510が、受信した状態通知データに基づいて、一覧画像を生成し、生成した一覧画像を、表示部530に表示させる。生成される一覧画像は、状態通知データに示される装置名を示す。なお、状態通知データに示される電源状態の項目に「(予約録画中)」と表示されている場合、生成される一覧画像には、対応する装置名に対応づけて、文字列“(予約録画中)”が表示される。
ここで、受信した状態通知データは、状態通知データTD860であるとする。この場合、生成される一覧画像は、以下の一覧画像MG500Aである。一覧画像が表示されると、ステップS425の処理は終了する。
図45は、一例としての一覧画像MG500Aを示す図である。図45を参照して、一覧画像MG500Aには、状態通知データTD860に示される、複数の装置名が表示される。一覧画像MG500Aに表示される装置名の文字列は、インターフェース操作Mにより選択可能な文字列である。
なお、状態通知データTD860に示される電源状態の項目には、「(予約録画中)」と表示されているので、対応する装置名“HDDレコーダ”の横には、文字列“(予約録画中)”が表示される。なお、“(予約録画中)”に対応する装置名“HDDレコーダ”の装置は、所定時間になると、自動的に、動作モードが通常モードから待機モードになる装置である。すなわち、装置名“HDDレコーダ”の装置は、所定時間になると、自動的に、電源がオフとなる装置である。以下においては、所定時間になると、自動的に、動作モードが通常モードから待機モードになる装置を、自動電源オフ装置ともいう。
一覧画像MG500Aには、ボタン画像MBG550Aが配置される。ボタン画像MBG550Aは、押下処理されることにより、一覧画像MG500Aに表示されている複数の装置名の装置のうち、自動電源オフ装置以外の装置の動作モードを、待機モードに設定するためのボタン画像である。
ステップS425の処理の後、ステップS426に進む。
ステップS426では、制御部510が、装置選択確定操作Mがあるか否かを判定する。装置選択確定操作Mは、一覧画像MG500Aに表示される複数の装置名のいずれかを選択し、当該選択を確定するためのインターフェース操作Mである。ステップS426において、YESならば、後述するステップS427に進む。一方、ステップS426において、NOならば、ステップS428に進む。ここでは、装置選択確定操作Mがないとして、ステップS428に進む。
ステップS428では、制御部510が、電源オフ操作MBがあるか否かを判定する。電源オフ操作MBは、ボタン画像MBG550Aを押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS428において、YESならば、ステップS429に進む。一方、ステップS428において、NOならば、再度、ステップS426の処理が行なわれる。ここでは、電源オフ操作MBがあったとして、ステップS429に進む。
ステップS429では、コンテンツ再生装置600の近傍に携帯端末装置500があるか否かを判定する。具体的には、制御部510が、コンテンツ再生装置600と直接、無線通信可能であるか否かを判定する。ステップS429において、YESならば、ステップS430に進む。一方、ステップS429において、NOならば、後述するステップS435に進む。ここでは、コンテンツ再生装置600と直接、無線通信可能であるとして、ステップS430に進む。
ステップS430では、制御部510が、通信部560を使用して、直接、電源オフ指示Bを、コンテンツ再生装置600へ送信する。電源オフ指示Bは、一覧画像に表示されている複数の装置名の装置のうち、自動電源オフ装置以外の装置の動作モードを、待機モードに設定するための指示である。ここで、一覧画像は、図45の一覧画像MG500Aであるとする。この場合、電源オフ指示Bは、装置名が“リビング照明”および“廊下照明”の装置の動作モードを、待機モードに設定するための指示となる。そして、ステップS430の処理は終了する。
電源オフ制御対応処理Tでは、ステップS448の処理の後、ステップS451に進む。
ステップS451では、制御部610が、電源オフ指示Bを受信したか否かを判定する。ステップS451において、YESならば、ステップS452に進む。一方、ステップS451において、NOならば、再度、ステップS451の処理が行なわれる。ここでは、電源オフ指示Bを受信したとして、ステップS452に進む。
ステップS452では、制御部610が、電源オフ指示Bに基づいた処理を実行する。
ここで、受信した電源オフ指示Bは、装置名が“リビング照明”および“廊下照明”の装置の動作モードを、待機モードに設定するための指示であるとする。この場合、制御部610は、装置名が“リビング照明”の照明装置910の動作モードを、待機モードに設定するための指示(以下、待機モード設定指示Aともいう)を、照明装置910へ送信する。また、制御部610は、装置名が“廊下照明”の照明装置910Aの動作モードを、待機モードに設定するための指示以下、待機モード設定指示Bともいう)を、照明装置910Aへ送信する。そして、ステップS452の処理は終了する。
照明装置910は、待機モード設定指示Aを受信すると、自装置の動作モードを、待機モードに設定する。また、照明装置910Aは、待機モード設定指示Bを受信すると、自装置の動作モードを、待機モードに設定する。
以上の処理により、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定させるのに伴い、ホームネットワーク501に含まれる、自動電源オフ装置を除いた、動作モードが通常モードである複数の装置を、待機モードに設定することができる。そのため、待機モードに設定するのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の動作モードを待機モードに設定することができる。すなわち、ユーザが電源をオフにするのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の電源をオフにすることができる。
ステップS452の処理の後、ステップS453に進む。
ステップS453では、電源オンの装置がないか否かが判定される。具体的には、制御部610が、記憶部620に記憶されている状態通知データが示す装置名の装置全てに、動作モードを、待機モードに設定するための待機モード設定指示を送信したか否かを判定する。ステップS453において、YESならば、この電源オフ制御対応処理Tは終了する。一方、ステップS453において、NOならば、再度、ステップS451の処理が行なわれる。
ここで、記憶部620に記憶されている状態通知データは、図43の状態通知データTD860であるとする。また、状態通知データTD860に示される装置名の装置全てに、待機モード設定指示を送信したとする。この場合、ステップS453において、YESと判定され、この電源オフ制御対応処理Tは終了する。
電源オフ制御処理Mでは、ステップS430の処理の後、ステップS431に進む。
ステップS431では、後述する時間帯別制御画像表示処理Mが行なわれる。時間帯別制御画像表示処理Mが終了すると、この電源オフ制御処理Mは終了する。
次に、ステップS422の処理が行なわれた後、携帯端末装置500を所有するユーザが移動して、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600と直接、無線通信できなくなった場合の処理について説明する。
ここで、制御装置特定処理Mでは、前述したステップS423,S424,S425,S426,S428,S429の処理が行なわるとする。この場合、ステップS429において、NOと判定され、ステップS435に進む。
ステップS435では、電源オフ指示送信処理MBが行なわれる。電源オフ指示送信処理MBでは、制御部510が、遠隔制御メッセージを、所定時間(たとえば、2秒)、表示部530に表示させる。遠隔制御メッセージは、たとえば、「遠隔制御により、装置の電源をオフします。」というメッセージである。
そして、制御部510が、通信部566を使用して、電話網60、ネットワーク70、通信装置50を介して、前述した電源オフ指示Bを、コンテンツ再生装置600へ送信する。送信する電源オフ指示Bは、装置名が“リビング照明”および“廊下照明”の装置の動作モードを、待機モードに設定するための指示であるとする。そして、ステップS431に進む。
そして、電源オフ制御対応処理Tでは、前述したステップS451,S452,S453の処理が行なわれる。
以上の処理により、携帯端末装置500が状態通知データを受信し記憶した後、携帯端末装置500を所有するユーザが移動して、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600と直接、無線通信できなくなった場合においても、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定させるのに伴い、ホームネットワーク501に含まれる、自動電源オフ装置を除いた、動作モードが通常モードである複数の装置を、待機モードに設定することができる。
そのため、携帯端末装置500を所有するユーザが移動して、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600と直接、無線通信できなくなった場合において、待機モードに設定するのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の動作モードを待機モードに設定することができる。すなわち、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600と直接、無線通信できなくなった場合において、ユーザが電源をオフにするのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の電源をオフにすることができる。
次に、表示部530に、図45の一覧画像MG500Aが表示されている場合に、装置選択確定操作Mがあった場合の処理について説明する。この場合、ステップS426において、YESと判定され、ステップS427に進む。
ステップS427では、電源制御画像表示処理Mが行なわれる。電源制御画像表示処理Mでは、制御部510が、電源制御画像を生成し、電源制御画像を表示部530に表示させる。電源制御画像は、装置選択確定操作Mにより選択された装置名の装置の動作モードを、待機モードに設定するための画像である。すなわち、電源制御画像は、装置毎に、動作モードを、待機モードに設定する画像である。
そして、制御部510は、電源制御画像に表示されたボタン画像を押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、後述するオフ指示送信処理MBを行なう。オフ指示送信処理MBが行なわれると、再度、ステップS426の処理が行なわれる。
ここで、装置選択確定操作Mにより選択された装置名は、一例として、“リビング照明”であるとする。この場合、表示部530には、装置名が“リビング照明”である照明装置910の動作モードを待機モードに設定するための電源制御画像が表示される。当該電源制御画像には、たとえば、「照明装置の電源をオフにしますか?」というメッセージと、ボタン画像とが表示された画像となる。当該ボタン画像は、押下処理されることにより、電源オフ指示Bを、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタン画像である。この場合の電源オフ指示Bは、装置名が“リビング照明”の装置の動作モードを、待機モードに設定するための指示であるとする。
ここで、電源制御画像に表示されたボタン画像を押下処理するためのインターフェース操作Mがあったとする。この場合、オフ指示送信処理MBが行なわれる。
オフ指示送信処理MBでは、制御部510が、電源オフ指示Bを、コンテンツ再生装置600へ送信する。送信される電源オフ指示Bは、前述したように、装置名が“リビング照明”の装置の動作モードを、待機モードに設定するための指示であるとする。
そして、制御部510は、一覧画像MG500Aに表示されている複数の装置名のうち、装置名“リビング照明”を消去した一覧画像を、表示部530に表示させる。そして、再度、ステップS426の処理が行なわれる。
コンテンツ再生装置600では、前述したステップS451,S452,S453の処理が行なわれる。これらの処理により、装置名が“リビング照明”の照明装置910の動作モードを、待機モードに設定することができる。
したがって、ステップS427の処理が行なわれることにより、装置毎に電源をオフすることができる。
次に、ステップS424において、NOと判定され、ステップS424Bに進む場合について説明する。ここで、表示部530には、図44の確認画像MG500が表示されているとする。
ステップS424Bでは、制御部510が、時間帯別操作Mがあるか否かを判定する。ここで、時間帯別操作Mは、ボタン画像MBG550を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS424Bにおいて、YESならば、ステップS431に進む。一方、ステップS424Bにおいて、NOならば、再度、ステップS424の処理が行なわれる。ここでは、時間帯別操作Mがあったとして、ステップS431に進む。
ステップS431では、時間帯別制御画像表示処理Mが行なわれる。時間帯別制御画像表示処理Mでは、制御部510が、記憶部520に記憶されている時間帯別制御装置データテーブルが示す複数の時間帯のうち、日時管理処理Mにより管理されている現在の日時のうちの時間が含まれる時間帯を特定する。そして、制御部510は、時間帯別制御装置データテーブルにおいて、特定した時間帯に対応する装置型名の装置を、携帯端末装置500が制御可能な状態にする。
ここで、時間帯別制御画像表示処理Mで使用される時間帯別制御装置データテーブルは、図36の時間帯別制御装置データテーブルMD810であるとする。また、現在の日時は、一例として、2008年1月14日23時20分であるとする。この場合、制御部510が特定する時間帯は、時間帯“22:00-23:59”である。そのため、制御部510は、時間帯“22:00-23:59” に対応する装置型名が“TV−A”のコンテンツ再生装置700Aを携帯端末装置500が制御可能な状態にする。
たとえば、制御部510は、コンテンツ再生装置700Aを制御するための制御画像を、表示部530に表示させる。この場合、表示部530に表示される制御画像は、たとえば、図37の制御画像MG400Aにおいて、ボタン画像542AGAの上部に、文字列“POWER ON/POWER OFF”が表示された制御画像である。この場合、ボタン画像542AGAに対応する機能ボタン542Aは、押下されることにより、コンテンツ再生装置700Aの動作モードを、待機モードまたは通常モードに設定するためのRC信号(以下、電源RC信号ともいう)を送信するためのボタンとなる。この処理により、携帯端末装置500は、コンテンツ再生装置700Aを制御可能な状態になる。そして、この電源オフ制御処理Mは終了する。
この時間帯別制御画像表示処理Mにより、携帯端末装置500は、現在の時間帯において使用頻度の高い装置を制御可能な状態になる。たとえば、ユーザが寝るために、リビングルームから寝室へ移動する場合、時間帯別制御画像表示処理Mにより、ユーザが所有する携帯端末装置500が、寝室に設置されているテレビを制御可能な状態になる。そのため、ユーザは、寝室に設定されているリモコンを持つ必要がなくなる。その結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
次に、電源オフ制御対応処理TのステップS442において、YESと判定され、ステップS443に進む場合について説明する。
ステップS443では、メッセージ送信処理TBが行なわれる。メッセージ送信処理TBでは、制御部610が、通知メッセージBを、携帯端末装置500へ送信する。ここで、送信される通知メッセージBは、たとえば、「他の装置が利用中です。電源オフできません。」というメッセージである。そして、再度、ステップS441の処理が行なわれる。
電源オフ制御処理Mでは、ステップS411の処理の後、ステップS412に進む。
ステップS412では、制御部510が、通知メッセージBを受信したか否かを判定する。ステップS412において、YESならば、ステップS413に進む。一方、ステップS412において、NOならば、ステップS414に進む。ここでは、通知メッセージBを受信したとして、ステップS413に進む。
ステップS413では、メッセージ表示処理Mが行なわれる。メッセージ表示処理Mでは、制御部510が、受信した通知メッセージBを表示した通知画像を、表示部530に表示させる。通知画像には、たとえば、前述した「他の装置が利用中です。電源オフできません。」というメッセージが表示される。そして、この電源オフ制御処理Mは終了する。
次に、電源オフ制御対応処理TのステップS446において、NOと判定され、ステップS446Bに進む場合について説明する。
ステップS446Bでは、制御部610が、装置オフ通知Tを、携帯端末装置500へ送信する。装置オフ通知Tは、自動電源オフ装置以外の装置において、電源オンの装置がないことを示す通知である。すなわち、装置オフ通知Tは、自動電源オフ装置以外の装置において、動作モードが通常モードである装置がないことを示す通知である。そして、この電源オフ制御対応処理Tは終了する。
電源オフ制御処理Mでは、ステップS414において、前述したように、制御部510が、装置オフ通知Tを受信したか否かを判定する。ここでは、装置オフ通知Tを受信したとして、ステップS415に進む。なお、表示部530には、制御画像MG400Aが表示されているとする。
ステップS415では、RC信号設定変更処理Mが行なわれる。RC信号設定変更処理Mでは、制御部510が、表示部530に表示される制御画像MG400Aに表示されるボタン画像542AGAの上部の文字“POWER OFF”を、“POWER ON”に変更する。また、制御部510が、ボタン画像542AGAに対応する機能ボタン542Aを、押下されることにより、コンテンツ再生装置600の動作モードを、通常モードに設定するためのRC信号(以下、TV電源オンRC信号ともいう)を送信するためのボタンに設定する。そして、この電源オフ制御処理Mは終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、コンテンツ再生装置600が、携帯端末装置500から送信された電源オフ指示としてのTV電源オフRC信号を受信すると、ネットワーク内の複数の装置から、それぞれ、複数の状態データを受信する。コンテンツ再生装置600は、「電源状態」が「オン」を示す1以上の状態データから、状態通知データを生成し、生成した状態通知データを、携帯端末装置500へ送信する。
携帯端末装置500は、状態通知データを受信することにより、電源状態が「オン」を示す装置型名を表示する。携帯端末装置500において、確認操作Mおよび電源オフ操作Mがあると、電源オフ指示Bを、コンテンツ再生装置600へ送信する。電源オフ指示Bは、表示されている複数の装置名の装置のうち、自動電源オフ装置以外の装置の動作モードを、待機モードに設定するための指示である。コンテンツ再生装置600は、電源オフ指示Bを受信すると、電源オフ指示Bに基づく処理を実行する。
したがって、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定させるのに伴い、ホームネットワーク501に含まれる、自動電源オフ装置を除いた、動作モードが通常モードである複数の装置を、待機モードに設定することができる。そのため、待機モードに設定するのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の動作モードを待機モードに設定することができる。すなわち、ユーザが電源をオフにするのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の電源をオフにすることができる。
また、待機モードに設定する装置は、状態データが取得された装置、すなわち、状態データを提供した装置である。すなわち、状態を示す状態情報を提供した装置を制御することを可能とすることができるという効果を奏する。
また、本実施の形態では、携帯端末装置500が状態通知データを受信し記憶した後、携帯端末装置500を所有するユーザが移動して、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600と直接、無線通信できなくなった場合においても、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定させるのに伴い、ホームネットワーク501に含まれる、自動電源オフ装置を除いた、動作モードが通常モードである複数の装置を、待機モードに設定することができる。
そのため、携帯端末装置500を所有するユーザが移動して、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600と直接、無線通信できなくなった場合において、待機モードに設定するのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の動作モードを待機モードに設定することができる。すなわち、携帯端末装置500がコンテンツ再生装置600と直接、無線通信できなくなった場合において、ユーザが電源をオフにするのを忘れていた装置があっても、容易に、当該装置の電源をオフにすることができる。
また、本実施の形態では、ステップS431の時間帯別制御画像表示処理Mにより、携帯端末装置500は、現在の時間帯において使用頻度の高い装置を制御可能な状態になる。たとえば、ユーザが寝るために、リビングルームから寝室へ移動する場合、時間帯別制御画像表示処理Mにより、ユーザが所有する携帯端末装置500が、寝室に設置されているテレビを制御可能な状態になる。そのため、ユーザは、寝室に設定されているリモコンを持つ必要がなくなる。その結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定させるのに伴い、動作モードが通常モードである他の装置の動作モードを待機モードに設定していたが、これに限定されることはない。たとえば、コンテンツ再生装置600の動作モードを、待機モードに設定させるのに伴い、動作モードが待機モードである他の装置の動作モードを通常モードに設定してもよい。また、たとえば、動作モードが待機モードであるコンテンツ再生装置600の動作モードを、通常モードに設定させるのに伴い、動作モードが待機モードである他の装置の動作モードを通常モードに設定してもよい。
<第4の実施の形態>
次に、装置の接続状態に応じた処理につてい説明する。
本実施の形態におけるネットワークシステムは、図1のネットワークシステム1000と比較して、照明装置910と、照明装置910Aと、空気調整装置920とを含まない点が異なる。それ以外は、ネットワークシステム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。携帯端末装置500およびコンテンツ再生装置600の各々の構成は、第1の実施の形態において、説明した構成と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
(接続状態の変化時の処理)
次に、コンテンツ再生装置600に、装置、媒体等が接続された場合、すなわち、コンテンツ再生装置600の接続状態が変化した場合の処理(以下、接続状態変化対応処理Tともいう)について説明する。また、携帯端末装置500では、受信データ対応処理Mが行なわれるとする。受信データ対応処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。ここで、携帯端末装置500の動作モードは、RCモードに設定されているとする。
図46は、受信データ対応処理Mおよび接続状態変化対応処理Tのフローチャートである。図46を参照して、接続状態変化対応処理Tでは、まず、ステップS541の処理が行なわれる。
ステップS541では、制御部610が、コンテンツ再生装置600の接続状態の変化があるか否かを判定する。コンテンツ再生装置600に接続されるものは、装置、媒体等である。たとえば、記録媒体が接続されていないコンテンツ再生装置600に記録媒体が接続されると、制御部610は、コンテンツ再生装置600の接続状態が変化したと判定する。ステップS541において、YESならば、ステップS542に進む。一方、ステップS541において、NOならば、再度、ステップS541の処理が行なわれる。
なお、コンテンツ再生装置600の接続状態は、物理的な接続状態だけではなく、無線通信または有線通信による、他の装置と通信状態も含まれる。コンテンツ再生装置600には、図示しない記録媒体挿入部Tが設けられる。記録媒体挿入部Tは、コンテンツ再生装置600に記録媒体を挿入(接続)する部分である。
ここで、記録媒体が接続されていないコンテンツ再生装置600に、図示しない記録媒体挿入部Tを利用して、記録媒体が接続されたとする。この場合、記録媒体アクセス部650は、接続された記録媒体にデータアクセス可能となる。これにより、制御部610は、記録媒体が接続されたことを検知する。すなわち、制御部610は、コンテンツ再生装置600の接続状態の変化があると判定する。この場合、ステップS542に進む。
なお、接続された記録媒体は、データを記録可能な媒体であればどのような媒体であってもよい。接続された記録媒体は、たとえば、USB(登録商標)メモリ、メモリーカード、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)等である。
ステップS542では、制御部610が、自装置であるコンテンツ再生装置600の動作モードが待機モードであるか否かを判定する。ステップS542において、YESならば、ステップS543に進む。一方、ステップS542において、NOならば、ステップS544に進む。ここでは、コンテンツ再生装置600の動作モードが待機モードであるとして、ステップS543に進む。なお、ステップS542において、NOと判定される場合は、コンテンツ再生装置600の動作モードが通常モードである場合である。
ステップS543では、制御部610が、前述の画像表示電源スイッチをオンにし、コンテンツ再生装置600の動作モードを通常モードに設定する。これにより、表示部630に画像が表示可能となる。そして、ステップS544に進む。
ステップS544では、制御部610が、無線通信により、携帯端末装置500と通信可能であるか否かを判定する。ステップS544において、YESならば、ステップS545に進む。一方、ステップS544において、NOならば、再度、ステップS541の処理が行なわれる。ステップS544において、NOと判定される場合は、コンテンツ再生装置600と、無線通信が可能な位置に、携帯端末装置500がない場合である。ここでは、携帯端末装置500と通信可能であるとして、ステップS545に進む。
ステップS545では、接続状態解析処理Tが行なわれる。接続状態解析処理Tは、制御部610が、変化後のコンテンツ再生装置600の接続状態(以下、単に、変化後の接続状態ともいう)を解析する処理である。なお、接続状態解析処理Tにおいて、制御部610が行なう処理は、当該変化後の接続状態に応じて変化する。
ここで、変化後の接続状態は、コンテンツ再生装置600に記録媒体が接続された状態であるとする。以下においては、コンテンツ再生装置600に接続された記録媒体を、接続記録媒体ともいう。ここで、接続された接続記録媒体には、暗号化されたコンテンツ(以下、暗号化コンテンツともいう)が記憶されているとする。暗号化コンテンツは、一例として、4桁の数字を入力することにより、復号できるコンテンツであるとする。
この場合、接続状態解析処理Tでは、制御部610は、接続記録媒体にデータアクセスし、接続記録媒体に暗号化コンテンツが記録されていることを認識する。また、制御部610は、暗号化コンテンツを復号するために、4桁の数字の入力が必要であると認識する。この場合、制御部610は、以下の数字入力画像TG600および端末用報知画像MG700を生成し、生成した数字入力画像TG600のみを表示部630に表示させる。
図47は、一例としての数字入力画像TG600を示す図である。図47を参照して、数字入力画像TG600には、入力枠IW610が配置される。入力枠IW610は、数字を入力するための枠である。
図48は、一例としての端末用報知画像MG700を示す図である。端末用報知画像MG700は、携帯端末装置500の表示部530に表示させるための画像である。
図48を参照して、端末用報知画像MG700には、ボタン画像MBG750が配置される。ボタン画像MBG750は、押下処理されることにより、後述する制御画像MG400Cを表示部530に表示させるためのボタン画像である。
再び、図46を参照して、接続状態解析処理Tでは、制御部610が、変化後の接続状態に応じた制御データTCを生成する。変化後の接続状態が、コンテンツ再生装置600に記録媒体が接続された状態であり、かつ、数字を入力する必要がある場合、生成される制御データTCは、図48の端末用報知画像MG700と、以下の制御画像MG400Cとを携帯端末装置500の表示部530に順に表示させるためのデータであるとする。また、この場合、制御データTCは、表示部530に端末用報知画像MG700が表示されている状態で、ボタン画像MBG750を押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合に、以下の制御画像MG400Cを表示部530に表示させるデータであるとする。そして、コンテンツ再生装置600に記録媒体が接続された状態における接続状態解析処理Tは終了する。
図49は、一例としての制御画像MG400Cを示す図である。以下においては、携帯端末装置500の動作モードがRCモードであって、かつ、表示部530に制御画像MG400Cが表示されている状態を、状態MCTCCともいう。
図49を参照して、制御画像MG400Cには、方向ボタン541A,541B,541C,541D,決定ボタン541Eにそれぞれ対応する方向ボタン画像541AGC,541BGC,541CGC,541DGC,決定ボタン画像541EGCが表示される。
状態MCTCCにおいて、方向ボタン画像541AGCに対応する方向ボタン541Aは、押下されることにより、UP−RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンである。UP−RC信号は、たとえば、表示部630に表示されているカーソル等を、上に移動させるためのRC信号である。
状態MCTCCにおいて、方向ボタン画像541BGCに対応する方向ボタン541Bは、押下されることにより、DOWN−RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンである。DOWN−RC信号は、たとえば、表示部630に表示されているカーソル等を、下に移動させるためのRC信号である。
状態MCTCCにおいて、方向ボタン画像541CGCに対応する方向ボタン541Cは、押下されることにより、LEFT−RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンである。LEFT−RC信号は、たとえば、表示部630に表示されているカーソル等を、左に移動させるためのRC信号である。
状態MCTCCにおいて、方向ボタン画像541DGCに対応する方向ボタン541Dは、押下されることにより、RIGHT−RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンである。RIGHT−RC信号は、たとえば、表示部630に表示されているカーソル等を、右に移動させるためのRC信号である。
状態MCTCCにおいて、決定ボタン画像541EGCに対応する決定ボタン541Eは、押下されることにより、ENTER−RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンである。ENTER−RC信号は、たとえば、表示部630の入力枠に入力された情報を決定状態にするためのRC信号である。
制御画像MG400Cには、さらに、文字ボタン画像1BGC,2BGC,3BGC,4BGC,5BGC,6BGC,7BGC,8BGC,9BGC,KBG,0BGC,#BGが表示される。文字ボタン画像1BGC,2BGC,3BGC,4BGC,5BGC,6BGC,7BGC,8BGC,9BGC,KBG,0BGC,#BGの各々は、文字ボタン群546に含まれる複数の文字ボタンのいずれかに対応する。たとえば、文字ボタン画像2BGCは、数字“2”を入力するための文字ボタンに対応する。たとえば、文字ボタン画像#BGは、文字“#”を入力するための文字ボタンに対応する。
状態MCTCCにおいて、文字ボタン画像KBG,#BGは、無効ボタンとなる。無効ボタンは、押下されても処理が行なわれないボタンである。
状態MCTCCにおいて、文字ボタン画像1BGC,2BGC,3BGC,4BGC,5BGC,6BGC,7BGC,8BGC,9BGC,0BGCの各々に対応する文字ボタンは、押下されることにより、数字を入力するためのRC信号(以下、数字RC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。たとえば、文字ボタン画像5BGCに対応する文字ボタンは、押下されることにより、数字“5”を入力するための数字RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのボタンとなる。
なお、変化後の接続状態が、コンテンツ再生装置600に記録媒体が接続された状態であり、かつ、数字を入力する必要がある場合、制御データTCには、制御画像MG400Cに表示される複数のボタン画像と、携帯端末装置500に設けられるボタンとの対応関係を示すデータと、状態MCTCCにおいて、携帯端末装置500に設けられるボタンが押下されることにより使用されるRC信号のデータも含まれる。
再び、図46を参照して、ステップS545の処理の後、ステップS546に進む。
ステップS546では、制御部610が、通信部660を使用した近距離の無線通信により、生成した制御データTCを、携帯端末装置500へ送信する。そして、この接続状態解析処理Tは終了する。
ステップS547では、制御部610が、制御信号対応処理Tを実行する。制御信号対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。
制御信号対応処理Tでは、制御部610が、受信した制御信号としてのRC信号に対応する処理を行なう。
受信データ対応処理Mでは、まず、ステップS511の処理が行なわれる。
ステップS511では、制御部510が、制御データTCを受信したか否かを判定する。ステップS511において、YESならば、ステップS512に進む。一方、ステップS511において、NOならば、再度、ステップS511の処理が行なわれる。ここでは、制御データTCを受信したとして、ステップS512に進む。
ステップS512では、報知処理Mが行なわれる。報知処理Mは、コンテンツ再生装置600の接続状態の変化を報知するための処理である。報知処理Mでは、振動発生処理が行なわれる。振動発生処理では、制御部510が、振動部579へ、振動部579を振動させるための制御指示(以下、振動制御指示ともいう)を送信する。振動部579は、振動制御指示を受信すると、振動部579自身が所定時間(たとえば、2秒)振動することにより、携帯端末装置500を振動させる。
なお、報知処理Mでは、振動発生処理の代わりに音発生処理が行なわれてもよい。音発生処理では、制御部510が、コンテンツ再生装置600の接続状態の変化を報知するための音声データを、音声出力部572へ送信する。音声出力部572は、受信した音声データに基づく音声(たとえば、ビープ音)を、スピーカから出力する。そして、ステップS512の処理は終了する。
以上の報知処理Mにより、ユーザは、コンテンツ再生装置600の接続状態が変化したことを容易に気づくことができる。
ステップS512の処理の後、ステップS513に進む。
ステップS513では、データ対応処理Mが行なわれる。データ対応処理Mでは、制御部510が、受信した制御データTCに基づく処理を行なう。
ここで、制御データTCは、変化後の接続状態が、コンテンツ再生装置600に記録媒体が接続された状態であり、かつ、数字を入力する必要がある場合に、接続状態解析処理Tにより生成されたデータであるとする。この場合、制御部510は、制御データTCを使用して、図48の端末用報知画像MG700を表示部530に表示させる。
そして、制御部510は、ボタン画像MBG750を押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御データTCを使用して、図49の制御画像MG400Cを表示部530に表示させる。この場合、携帯端末装置500の状態は、状態MCTCCとなる。すなわち、携帯端末装置500は、コンテンツ再生装置600を制御可能な状態になる。すわなち、携帯端末装置500は、コンテンツ再生装置600を制御することにより数字を入力できる状態となる。そして、ステップS514に進む。
ステップS514では、制御部510が、操作対応処理MCを実行する。操作対応処理MCは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、この受信データ対応処理Mは終了する。
操作対応処理MCでは、制御部510が、携帯端末装置500において行なわれた操作に対応する処理を行なう。具体的には、制御部510が、表示部530に表示されている制御画像に配置されたボタン画像に対応するボタンの押下操作があったか否かを判定する。制御部510は、ボタンが押下された場合、当該ボタンに割り当てられた処理を行なう。
ここで、表示部530に表示されている制御画像は、図49の制御画像MG400Cであるとする。また、表示部630には、数字入力画像TG600が表示されているとする。この場合、たとえば、文字ボタン画像5BGCに対応する文字ボタンが押下された場合、制御部510は、数字“5”を入力するための数字RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。
コンテンツ再生装置600では、数字“5”を入力するための数字RC信号を受信すると、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、制御部610が、入力枠IW610に数字“5”を表示する。なお、暗号化コンテンツを復号するための4桁の数字が入力枠IW610に入力されると、制御部610は、暗号化コンテンツを復号し、復号したコンテンツを、表示部630に表示させる。復号されたコンテンツは、たとえば、動画像、静止画像等である。
以上の処理により、携帯端末装置500は、変化後の接続状態に応じたコンテンツ再生装置600を制御可能な状態になることができる。すなわち、他の装置としての携帯端末装置500が、コンテンツ再生装置600の接続状態に応じた装置を制御可能な状態になることを実現することができるという効果を奏する。
次に、コンテンツ再生装置600の接続状態が変化した場合の他の例について説明する。ここで、記録媒体が接続されていないコンテンツ再生装置600に、図示しない記録媒体挿入部Tを利用して、記録媒体が接続されたとする。
この場合、ステップS541において、YESと判定され、ステップS542に進む。
そして、ステップS542の処理が行なわれ、必要ならば、ステップS543の処理が行なわれ、ステップS544に進む。
また、ステップS544で、YESと判定され、ステップS545に進む。
ステップS545では、前述したように接続状態解析処理Tが行なわれる。ここで、コンテンツ再生装置600に接続された接続記録媒体には、動画コンテンツが記録されているとする。
この場合、接続状態解析処理Tでは、制御部610は、接続記録媒体にデータアクセスし、接続記録媒体に動画コンテンツが記録されていることを認識する。この場合、制御部610は、報知画像TAおよび端末用報知画像MAを生成し、生成した報知画像TAのみを表示部630に表示させる。報知画像TAには、メッセージTAが表示される。メッセージTAは、たとえば、「記録媒体が接続されました。記録媒体には、動画コンテンツが記録されています。」というメッセージである。
端末用報知画像MAは、携帯端末装置500の表示部530に表示させるための画像である。端末用報知画像MAには、メッセージMAが表示される。メッセージMAは、たとえば、「記録媒体が接続されました。記録媒体には、動画コンテンツが記録されています。動画コンテンツを再生しますか?」というメッセージである。また、端末用報知画像MAには、ボタン画像MAが配置される。ボタン画像MAは、押下処理されることにより、図26の制御画像MG400を表示部530に表示させるためのボタン画像である。
また、接続状態解析処理Tでは、制御部610が、変化後の接続状態に応じた制御データTCを生成する。変化後の接続状態が、コンテンツ再生装置600に記録媒体が接続された状態であり、かつ、当該記録媒体に動画コンテンツが記録されている場合、生成される制御データTCは、前述した端末用報知画像MAと、図26の制御画像MG400とを携帯端末装置500の表示部530に順に表示させるためのデータであるとする。また、この場合、制御データTCは、表示部530に端末用報知画像MAが表示されている状態で、ボタン画像MAを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合に、制御画像MG400を表示部530に表示させるデータであるとする。また、この場合、制御データTCは、ボタン画像MAを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合に、動画コンテンツを再生させるためのRC信号(以下、再生RC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信するためのデータであるとする。
また、この場合、生成される制御データTCには、制御画像MG400に表示される複数のボタン画像と、携帯端末装置500に設けられるボタンとの対応関係を示すデータと、前述の状態MCTCにおいて、携帯端末装置500に設けられるボタンが押下されることにより使用されるRC信号のデータも含まれる。
ステップS546では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、生成された制御データTCが、携帯端末装置500へ送信される。
ステップS547では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。
受信データ対応処理Mでは、前述したのと同様に、ステップS511,S512の処理が行なわれる。そして、ステップS513では、前述したのと同様にデータ対応処理Mが行なわれる。
受信データ対応処理Mでは、制御部510は、制御データTCを使用して、端末用報知画像MAを表示部530に表示させる。そして、制御部510は、ボタン画像MAを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御データTCを使用して、図26の制御画像MG400を表示部530に表示させる。この場合、携帯端末装置500の状態は、状態MCTCとなる。すなわち、携帯端末装置500は、コンテンツ再生装置600を制御可能な状態になる。すわなち、携帯端末装置500は、コンテンツ再生装置600を制御することにより、記録媒体に記録されている動画コンテンツの再生制御ができるようになる。
また、制御部510は、動画コンテンツを再生させるための再生RC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。コンテンツ再生装置600では、再生RC信号を受信すると、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、制御部610が、動画コンテンツを再生し、動画コンテンツの再生画像を、表示部630に表示させる。
ステップS514では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、操作対応処理MCが実行される。
操作対応処理MCでは、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。
ここで、表示部530に表示されている制御画像は、図26の制御画像MG400であるとする。また、コンテンツ再生装置600では、動画コンテンツが再生されており、表示部630には、動画コンテンツの再生画像が表示されているとする。
この場合、たとえば、決定ボタン画像541EGに対応する決定ボタン541Eが押下された場合、制御部510は、再生されているコンテンツを一時停止するためのRC信号(以下、一時停止RC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信する。コンテンツ再生装置600では、一時停止RC信号を受信すると、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、制御部610が、再生されている動画コンテンツを、一時停止させる。
以上の処理により、携帯端末装置500は、変化後の接続状態に応じたコンテンツ再生装置600を制御可能な状態になることができる。すなわち、他の装置としての携帯端末装置500が、コンテンツ再生装置600の接続状態に応じた装置を制御可能な状態になることを実現することができるという効果を奏する。
次に、コンテンツ再生装置600の接続状態が変化した場合の他の例について説明する。ここで、録画装置600Aの主電源がオフであるとする。この場合、録画装置600Aは、コンテンツ再生装置600と通信できない状態であるとする。この状態において、録画装置600Aの主電源がオンにされ、録画装置600Aの動作モードが通常モードとなり、コンテンツ再生装置600が、録画装置600Aと通信可能となったとする。すなわち、コンテンツ再生装置600における、他の装置との通信状態が変化したとする。
この場合、ステップS541において、制御部610は、コンテンツ再生装置600の通信の接続状態が変化したと判定し、ステップS542に進む。
そして、ステップS542の処理が行なわれ、必要ならば、ステップS543の処理が行なわれ、ステップS544に進む。
また、ステップS544で、YESと判定され、ステップS545に進む。
ステップS545では、前述したように接続状態解析処理Tが行なわれる。ここで、録画装置600Aには、動画コンテンツが記録されているとする。
この場合、接続状態解析処理Tでは、制御部610は、報知画像TBおよび端末用報知画像MBを生成し、生成した報知画像TBのみを表示部630に表示させる。報知画像TBには、メッセージTBが表示される。メッセージTBは、たとえば、「録画装置が接続されました。録画装置には、動画コンテンツが記録されています。」というメッセージである。なお、接続状態解析処理Tでは、表示部630に報知画像TBが表示される代わりに、以下の処理TCが行なわれてもよい。
処理TCは、たとえば、コンテンツ再生装置600が、外部装置である録画装置600Aの画面を表示するための入力切換えを行なうという処理である。また、処理TCは、たとえば、表示部630に表示されている画像(たとえば、TV画像)内の一部に、報知画像TBが表示される処理である。また、処理TCは、たとえば、表示部630に、テロップとしてメッセージTBを表示させる処理である。また、処理TCは、たとえば、表示部630に、録画装置が接続された旨を示すアイコンを表示する処理である。
端末用報知画像MBは、携帯端末装置500の表示部530に表示させるための画像である。端末用報知画像MBには、メッセージMBが表示される。メッセージMBは、たとえば、「録画装置が接続されました。録画装置には、動画コンテンツが記録されています。記録媒体には、動画コンテンツが記録されています。動画コンテンツを再生しますか?」というメッセージである。また、端末用報知画像MBには、ボタン画像MBが配置される。ボタン画像MBは、押下処理されることにより、図26の制御画像MG400を表示部530に表示させるためのボタン画像である。
接続状態解析処理Tでは、制御部610が、変化後の接続状態に応じた制御データTCを生成する。変化後の接続状態が、コンテンツ再生装置600に録画装置600Aが接続された状態である場合、生成される制御データTCは、前述した端末用報知画像MBと、図26の制御画像MG400とを携帯端末装置500の表示部530に順に表示させるためのデータであるとする。ここで、制御画像MG400は、録画装置600Aを制御するための制御画像であるとする。
また、この場合、制御データTCは、表示部530に端末用報知画像MBが表示されている状態で、ボタン画像MBを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合に、制御画像MG400を表示部530に表示させるデータであるとする。また、この場合、制御データTCは、ボタン画像MBを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合に、録画装置600Aの画面を表示するための入力切換えを行なうためのRC信号(以下、入力切換えRC信号ともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信し、かつ、動画コンテンツを再生させるための再生RC信号を、録画装置600Aへ送信するためのデータであるとする。
また、この場合、生成される制御データTCには、制御画像MG400に表示される複数のボタン画像と、携帯端末装置500に設けられるボタンとの対応関係を示すデータと、状態MCTCにおいて、携帯端末装置500に設けられるボタンが押下されることにより使用されるRC信号のデータも含まれる。なお、状態MCTCの携帯端末装置500に設けられるボタンが押下されることにより使用されるRC信号は、録画装置600Aにおける動画コンテンツの再生制御を行なうためのRC信号であるとする。すなわち、生成される制御データTCは、録画装置600Aを制御するためのデータでもある。
ステップS546では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、生成された制御データTCが、携帯端末装置500へ送信される。
ステップS547では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。
受信データ対応処理Mでは、前述したのと同様に、ステップS511,S512の処理が行なわれる。そして、ステップS513では、前述したのと同様にデータ対応処理Mが行なわれる。
受信データ対応処理Mでは、制御部510は、制御データTCを使用して、端末用報知画像MBを表示部530に表示させる。そして、制御部510は、ボタン画像MBを押下処理するためのインターフェース操作Mがあった場合、制御データTCを使用して、図26の制御画像MG400を表示部530に表示させる。この場合、携帯端末装置500の状態は、状態MCTCとなる。すなわち、携帯端末装置500は、録画装置600Aを制御可能な状態になる。すなわち、携帯端末装置500は、録画装置600Aに記録されている動画コンテンツの再生制御ができるようになる。
また、制御部510は、入力切換えRC信号を、コンテンツ再生装置600へ送信する。また、制御部510は、再生RC信号を、録画装置600Aへ送信する。
コンテンツ再生装置600では、他の処理とは独立して行なわれる制御信号対応処理Tにおいて、入力切換えRC信号を受信すると、外部装置である録画装置600Aの画面を表示するための入力切換えを行なう。
録画装置600Aは、再生RC信号を受信すると、動画コンテンツを再生し、動画コンテンツの再生画像のデータ(以下、再生データともいう)を、コンテンツ再生装置600へ送信する。コンテンツ再生装置600の制御部610は、受信した再生データに基づく画像を表示部630に表示させる。
ステップS514では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、操作対応処理MCが実行される。
操作対応処理MCでは、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。
ここで、表示部530に表示されている制御画像は、図26の制御画像MG400であるとする。前述したように、制御画像MG400は、録画装置600Aを制御するための制御画像であるとする。また、コンテンツ再生装置600の表示部630には、録画装置600Aにおいて再生されている動画コンテンツの再生画像が表示されているとする。
この場合、操作対応処理MCでは、たとえば、決定ボタン画像541EGに対応する決定ボタン541Eが押下された場合、制御部510は、再生されているコンテンツを一時停止するための一時停止RC信号を、録画装置600Aへ送信する。録画装置600Aでは、一時停止RC信号を受信すると、再生している動画コンテンツを、一時停止させる。
以上の処理により、携帯端末装置500は、変化後の接続状態に応じた録画装置600Aを制御可能な状態になることができる。すなわち、他の装置としての携帯端末装置500が、コンテンツ再生装置600の接続状態に応じた装置を制御可能な状態になることを実現することができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、撮像装置(たとえば、デジタルビデオカメラ)が、コンテンツ再生装置600に設けられた図示しない映像端子と、映像ケーブルとを利用して、コンテンツ再生装置600に接続されてもよい。この場合、前述したのと同様に、受信データ対応処理Mおよび接続状態変化対応処理Tが行なわれる。これらの処理により、携帯端末装置500の表示部530には、撮像装置を制御するための制御画像が表示されるとする。したがって、携帯端末装置500は、たとえば、撮像装置に記録されている動画コンテンツの再生制御が可能になる。また、たとえば、コンテンツ再生装置600に接続されているHDDレコーダーの電源がオンされた場合に、携帯端末装置500にその操作メニューが表示されてもよい。
なお、本実施の形態では、コンテンツを記録した携帯可能な端末装置(以下、携帯端末装置MCともいう)が、コンテンツ再生装置600に設けられた図示しない通信端子と、通信ケーブルとを利用して、コンテンツ再生装置600に接続されてもよい。携帯端末装置MCは、たとえば、音楽プレーヤー、携帯電話等である。携帯端末装置MCに記録されているコンテンツは、たとえば、音楽コンテンツ、動画コンテンツ、静止画像である。
この場合、前述したのと同様に、受信データ対応処理Mおよび接続状態変化対応処理Tが行なわれる。これらの処理により、携帯端末装置500の表示部530には、携帯端末装置MCを制御するための制御画像が表示されるとする。したがって、携帯端末装置500は、たとえば、携帯端末装置MCに記録されているコンテンツの再生制御が可能になる。
以上説明したように、本実施の形態では、コンテンツ再生装置600が、コンテンツ再生装置600の接続状態の変化があるか否かを判定する。接続状態の変化があった場合、コンテンツ再生装置600は、接続状態に応じた装置を制御するための制御データTCを生成し、制御データTCを、携帯端末装置500へ送信する。携帯端末装置500は、受信した制御データTCに基づく処理を行なう。この処理により、他の装置としての携帯端末装置500が、コンテンツ再生装置600の接続状態に応じた装置を制御可能な状態になることを実現することができるという効果を奏する。
(機能ブロック図)
図50は、第1の実施の形態における、制御部610の機能ブロック図である。図50を参照して、制御部610は、再生部611と、送信部612とを含む。
ここで、記憶部630は、コンテンツと、コンテンツに応じた環境情報とを記憶する。再生部611は、コンテンツを再生する。送信部612は、再生部611によりコンテンツが再生される場合に、コンテンツに応じた環境情報に基づく再生環境を生成するための環境生成制御情報を、携帯端末装置500へ送信する。
制御部610は、さらに、取得部613を含む。取得部613は、コンテンツと、コンテンツに応じた環境情報とを取得する。
制御部610は、さらに、情報取得部614を含む。情報取得部614は、携帯端末装置500により外部装置の制御が行なわれてない状態における、コンテンツ再生装置600の再生環境を生成するための環境生成制御情報を取得する。
なお、制御部610に含まれる、再生部611、送信部612、取得部613および情報取得部614の全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、再生部611、送信部612、取得部613および情報取得部614の全てまたは一部は、制御部610により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
図51は、第2の実施の形態における、制御部510および制御部610の機能ブロック図である。図51を参照して、制御部510は、第1受信部511Aと、第2送信部512Aとを含む。制御部610は、再生制御部611Aと、取得部612Aと、第1送信部613Aと、第2受信部614Aとを含む。
再生制御部611Aは、コンテンツの再生を制御する。取得部612Aは、再生制御部611Aにより再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を取得する。第1送信部613Aは、再生情報を、携帯端末装置500へ送信する。
第1受信部511Aは、コンテンツ再生装置600から送信される再生情報を受信する。記憶部520は、受信した再生情報を記憶する。第2送信部512Aは、記憶部520に記憶されている再生情報を、コンテンツ再生装置600へ送信する。
第2受信部614Aは、携帯端末装置500から送信される再生情報を受信する。再生制御部611Aは、受信した再生情報を使用して、再生停止コンテンツを再生する。
制御部610は、さらに、コンテンツ取得部615Aを含む。再生情報は、コンテンツの所在を示す情報である所在情報を含む。コンテンツ取得部615Aは、所在情報によりコンテンツを取得する。
なお、制御部510に含まれる、第1受信部511Aおよび第2送信部512Aの全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、第1受信部511Aおよび第2送信部512Aの全てまたは一部は、制御部510により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
また、制御部610に含まれる、再生制御部611A、取得部612A、第1送信部613A、第2受信部614Aおよびコンテンツ取得部615Aの全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、再生制御部611A、取得部612A、第1送信部613A、第2受信部614Aおよびコンテンツ取得部615Aの全てまたは一部は、制御部610により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
図52は、第3の実施の形態における、制御部610の機能ブロック図である。図52を参照して、制御部610は、設定部611Bと、取得部612Bと、送信部613Bと、受信部614Bと、実行部615Bとを含む。
設定部611Bは、コンテンツ再生装置600の状態を、動作状態または、動作状態より消費電力の低い待機状態に設定する。取得部612Bは、コンテンツ再生装置の近傍の装置の状態を示す状態情報を取得する。送信部613Bは、設定部611Bによる、コンテンツ再生装置600の状態の設定に応じて、取得された状態情報を、携帯端末装置500へ送信する。
携帯端末装置500は、受信した状態情報に基づいて、該状態情報を提供した装置を制御するための制御指示をコンテンツ再生装置600へ送信する。
受信部614Bは、状態情報を受信した携帯端末装置500から送信される制御指示を受信する。実行部615Bは、受信した制御指示に応じた処理を行なう。
なお、制御部610に含まれる、設定部611B、取得部612B、送信部613B、受信部614Bおよび実行部615Bの全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、設定部611B、取得部612B、送信部613B、受信部614Bおよび実行部615Bの全てまたは一部は、制御部610により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
図53は、第4の実施の形態における、制御部610の機能ブロック図である。図53を参照して、制御部610は、判定部611Cと、送信部612Cとを含む。
判定部611Cは、コンテンツ再生装置600の接続状態の変化があるか否かを判定する。送信部612Cは、判定部611Cにより、接続状態の変化があると判定された場合、変化後の接続状態に応じた装置を制御するための制御情報を、携帯端末装置500へ送信する。
なお、制御部610に含まれる、判定部611Cおよび送信部612Cの全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、判定部611Cおよび送信部612Cの全てまたは一部は、制御部610により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態におけるネットワークシステムの構成を示す図である。 携帯端末装置の外観を正面から示した図である。 携帯端末装置の内部構成を示したブロック図である。 コンテンツ再生装置の内部構成を示したブロック図である。 コンテンツ再生処理Mおよびコンテンツ再生処理Tのフローチャートである。 一例としての確認画像を示す図である。 一例としてのコンテンツ関連データを示す図である。 一例としての環境データを示す図である。 一例としてのコンテンツ情報データテーブルを示す図である。 一例としてのリスト選択データを示す図である。 一例としての選択画像を示す図である。 一例としてのコンテンツリストデータを示す図である。 一例としてのコンテンツリスト画像を示す図である。 一例としての照明データテーブルを示す図である。 一例としての制御画像を示す図である。 一例としての照明設定データを示す図である。 一例としての制御画像を示す図である。 一例としての空気調整設定データを示す図である。 一例としての音量データテーブルを示す図である。 一例としての画面明るさデータテーブルを示す図である。 一例としての制御画像を示す図である。 一例としての再生装置設定データを示す図である。 一例としての再生環境データを示す図である。 一例としての制御画像を示す図である。 一例としての変更再生環境データを示す図である。 一例としての制御画像を示す図である。 停止制御処理Mおよび停止制御対応処理Tのフローチャートである。 一例としてのレジュームデータを示す図である。 一例としてのレジュームデータテーブルを示す図である。 続き再生処理Mおよび続き再生処理Tのフローチャートである。 一例としてのレジュームデータテーブルを示す図である。 一例としてのリスト画像を示す図である。 一例としての時間帯別制御装置カウントテーブルを示す図である。 制御装置特定処理Mのフローチャートを示す図である。 一例としての時間帯別制御装置カウントテーブルを示す図である。 一例としての時間帯別制御装置データテーブルを示す図である。 一例としての制御画像を示す図である。 電源オフ制御処理Mおよび電源オフ制御対応処理Tのフローチャートである。 一例としての状態データを示す図である。 一例としての状態データを示す図である。 一例としての状態データを示す図である。 一例としての状態データを示す図である。 一例としての状態通知データを示す図である。 一例としての確認画像を示す図である。 一例としての一覧画像を示す図である。 受信データ対応処理Mおよび接続状態変化対応処理Tのフローチャートである。 一例としての数字入力画像を示す図である。 一例としての端末用報知画像を示す図である。 一例としての制御画像を示す図である。 第1の実施の形態における、制御部の機能ブロック図である。 第2の実施の形態における、異なる2つの制御部の機能ブロック図である。 第3の実施の形態における、制御部の機能ブロック図である。 第4の実施の形態における、制御部の機能ブロック図である。
符号の説明
50 通信装置、70 ネットワーク、180,180A プログラム、500 携帯端末装置、510,610 制御部、520,620 記憶部、530、630 表示部、540 入力部、555,555A 記録媒体、600,700A,700B コンテンツ再生装置、600A 録画装置、910,910A 照明装置、920 空気調整装置、1000 ネットワークシステム。

Claims (2)

  1. コンテンツ再生装置と、携帯端末装置とを含むコンテンツ再生システムであって、
    前記コンテンツ再生装置は、
    コンテンツの再生を制御するための再生制御手段と、
    前記再生制御手段により再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を取得する取得手段と、
    前記再生情報を、前記携帯端末装置へ送信する第1送信手段とを備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記コンテンツ再生装置から送信される前記再生情報を受信する第1受信手段と、
    受信した前記再生情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記再生情報を、前記コンテンツ再生装置へ送信する第2送信手段とを備え、
    前記コンテンツ再生装置は、さらに、
    前記携帯端末装置から送信される前記再生情報を受信する第2受信手段を備え、
    前記再生制御手段は、受信した前記再生情報を使用して、前記再生停止コンテンツを再生し、
    前記第2送信手段は、前記再生制御手段にコンテンツを再生させるための再生指示と、前記再生情報とを、前記コンテンツ再生装置へ送信し、
    前記再生情報は、前記コンテンツの所在を示す情報である所在情報と、前記再生停止コンテンツにおける、前記再生制御手段により再生が停止された位置の情報である停止位置情報と、前記コンテンツにおける、前記再生制御手段により再生が停止された時点の音量を示す音量情報とを含み、
    前記コンテンツ再生装置は、さらに、前記所在情報により前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段を備え、
    前記再生制御手段は、
    前記コンテンツ取得手段により取得された前記コンテンツを再生し、
    前記停止位置情報を使用して、前記再生停止コンテンツにおける、前記再生が停止された位置から、前記再生停止コンテンツを再生し、
    前記音量情報が示す音量で、前記再生停止コンテンツを再生し、
    前記携帯端末装置は、1つ以上の前記再生情報が含まれた再生情報テーブルを前記コンテンツ再生装置に送信し、
    前記コンテンツ再生装置は、受信した再生情報テーブルに含まれる各再生情報によって特定されるコンテンツが再生可能かを判断し、当該コンテンツが再生可能か否かを示した情報を含めた再生情報からなる一時使用再生情報テーブルを、携帯端末装置に送信し、
    前記携帯端末装置は、
    前記一時使用再生情報テーブルに基づき、前記再生停止コンテンツをリスト表示し、
    前記リスト表示において選択確定操作を受け付け、当該操作に基づくリモート信号を、前記コンテンツ再生装置に送信する、コンテンツ再生システム。
  2. コンテンツ再生装置と、情報を記憶する記憶部を備える携帯端末装置とを含むコンテン
    ツ再生システムにおいて、コンテンツを再生するための再生方法であって、
    前記コンテンツ再生装置が、前記コンテンツ再生装置により再生が停止されたコンテンツである再生停止コンテンツを再生するための情報である再生情報を取得するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、前記再生情報を、前記携帯端末装置へ送信するステップと、
    前記携帯端末装置が、前記コンテンツ再生装置から送信される前記再生情報を受信するステップと、
    前記携帯端末装置が、受信した前記再生情報を前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記携帯端末装置が、前記記憶部に記憶されている前記再生情報を、前記コンテンツ再生装置へ送信するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、前記携帯端末装置から送信される前記再生情報を受信するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、受信した前記再生情報を使用して、前記再生停止コンテンツを再生するステップと
    前記携帯端末装置が、前記コンテンツ再生装置にコンテンツを再生させるための再生指示と、前記再生情報とを、前記コンテンツ再生装置へ送信するステップとを備え、
    前記再生情報は、前記コンテンツの所在を示す情報である所在情報と、前記再生停止コンテンツにおける、前記コンテンツ再生装置により再生が停止された位置の情報である停止位置情報と、前記コンテンツにおける、前記コンテンツ再生装置により再生が停止された時点の音量を示す音量情報とを含み、
    前記再生方法は、
    前記コンテンツ再生装置が、前記所在情報により前記コンテンツを取得するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、前記コンテンツ取得手段により取得された前記コンテンツを再生するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、前記停止位置情報を使用して、前記再生停止コンテンツにおける、前記再生が停止された位置から、前記再生停止コンテンツを再生するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、前記音量情報が示す音量で、前記再生停止コンテンツを再生するステップと、
    前記携帯端末装置が、1つ以上の前記再生情報が含まれた再生情報テーブルを前記コンテンツ再生装置に送信するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、受信した再生情報テーブルに含まれる各再生情報によって特定されるコンテンツが再生可能かを判断し、当該コンテンツが再生可能か否かを示した情報を含めた再生情報からなる一時使用再生情報テーブルを、携帯端末装置に送信するステップと、
    前記携帯端末装置が、前記一時使用再生情報テーブルに基づき、前記再生停止コンテンツをリスト表示するステップと、
    前記携帯端末装置が、前記リスト表示において選択確定操作を受け付け、当該操作に基づくリモート信号を、前記コンテンツ再生装置に送信するステップとをさらに備える、再生方法。
JP2008007059A 2008-01-16 2008-01-16 コンテンツ再生システムおよび再生方法 Expired - Fee Related JP5277486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007059A JP5277486B2 (ja) 2008-01-16 2008-01-16 コンテンツ再生システムおよび再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007059A JP5277486B2 (ja) 2008-01-16 2008-01-16 コンテンツ再生システムおよび再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009171230A JP2009171230A (ja) 2009-07-30
JP5277486B2 true JP5277486B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=40971922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008007059A Expired - Fee Related JP5277486B2 (ja) 2008-01-16 2008-01-16 コンテンツ再生システムおよび再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5277486B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6861058B2 (ja) * 2017-03-14 2021-04-21 日本放送協会 端末装置及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301777A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Sony Corp コンテンツ再生システム、コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法
JP4708128B2 (ja) * 2005-09-08 2011-06-22 三菱電機株式会社 携帯端末及びコンテンツ継続視聴システム
JP2007219647A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Toshiba Corp 携帯端末
JP2007259343A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Toshiba Corp 再生制御装置および再生制御方法
JP2007288300A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Victor Co Of Japan Ltd 映像音声再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009171230A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009090906A1 (ja) コンテンツ再生装置、制御方法、およびネットワークシステム
US10785539B2 (en) System and method for saving and recalling state data for media and home appliances
US10382510B2 (en) Home automation system and method including remote media access
US9691273B2 (en) Automatic updates to a remote control device
JP2012029019A (ja) コンテンツ再生装置
JP2010028791A (ja) 操作制御装置、コンテンツリストの表示方法、およびコンテンツ表示再生システム
JP5398991B2 (ja) コンテンツ再生装置および制御方法
JP5277486B2 (ja) コンテンツ再生システムおよび再生方法
JP2009194416A (ja) 再生システム、制御装置および制御方法、再生装置および再生方法、並びにプログラム
JP2009171231A (ja) コンテンツ再生装置および制御方法
JP5981383B2 (ja) ホームネットワークのコンテンツ再生制御システム
JP4264720B2 (ja) コンテンツ再生システムおよびコンテンツ再生方法
JP2009253749A (ja) 画像処理システム、コンテンツ再生装置および画像処理方法
KR100668924B1 (ko) 피브이알 시스템 및 그 제어 방법
KR100763358B1 (ko) 다수 사용자 디지털 비디오 레코더 시스템을 위한 자동삭제 스케쥴링
WO2013136567A1 (ja) コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、制御プログラム、記録媒体、およびテレビジョン受像機
JP2006323461A (ja) 電子機器システムおよびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees