JP5273615B2 - コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム - Google Patents

コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5273615B2
JP5273615B2 JP2009169434A JP2009169434A JP5273615B2 JP 5273615 B2 JP5273615 B2 JP 5273615B2 JP 2009169434 A JP2009169434 A JP 2009169434A JP 2009169434 A JP2009169434 A JP 2009169434A JP 5273615 B2 JP5273615 B2 JP 5273615B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cognitive
channel
cpc
acs
radio communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009169434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011024130A (ja
Inventor
チェン スン
ヨハネス アレムスグド デメシ
ハグエン チャン
博司 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Information and Communications Technology
Original Assignee
National Institute of Information and Communications Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Information and Communications Technology filed Critical National Institute of Information and Communications Technology
Priority to JP2009169434A priority Critical patent/JP5273615B2/ja
Priority to CN201080032452.8A priority patent/CN102577564B/zh
Priority to KR1020127001295A priority patent/KR20120039641A/ko
Priority to US13/384,453 priority patent/US8849338B2/en
Priority to PCT/JP2010/004618 priority patent/WO2011007581A1/ja
Priority to EP10799645.6A priority patent/EP2456274A4/en
Publication of JP2011024130A publication Critical patent/JP2011024130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5273615B2 publication Critical patent/JP5273615B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/541Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference

Description

本発明は,コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システムなどに関し,特に,コグニティブ無線通信におけるコグニティブパイロットチャネル(CPC)と,スペクトラムセンシング用の補助制御チャネル(ACS)とを調整するためのチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システムなどに関する。
無線通信の一例として,動的スペクトラムアクセス技術(DSA)を利用したコグニティブ無線通信がある。コグニティブ無線通信システム(CRS)におけるデータ通信のセットアップ手続きは以下のとおりである。まず,コグニティブ無線通信システムは,スペクトラムセンシングを特定の無線周波数領域にわたって行う。続いて,スペクトラムセンシング結果に基づいてスペクトラム利用状況を解析する。そして,解析の結果に基づいて,コグニティブ無線通信のデータ通信で利用可能な周波数領域(ホワイトスペース)を決定する。
上記セットアップ手続き中においては,コグニティブ無線通信システムの構成要素間で,さまざまなセンシング情報と,センシング制御情報とを交換することが不可欠となる。ここで,コグニティブ無線通信システムを構成する物理要素としては,コグニティブ端末(CT:cognitive terminal)と,コグニティブベースステーション(CRB:cognitive radio base station)と,スペクトラムセンサーとがある。コグニティブ端末(CT)やコグニティブベースステーション(CRB)は,無線ネットワークを介して情報を受信したり,情報を送信したりすることが可能である。
そして,無線ネットワーク(ネットワーク側)と,コグニティブ端末(CT)やコグニティブベースステーション(CRB)(端末側)とを接続するためのチャネルとして,コグニティブパイロットチャネル(CPC:cognitive pilot channel)が知られている(例えば,非特許文献1参照。)。コグニティブパイロットチャネル(CPC)は,低い周波数帯域を利用して,ネットワーク側と端末側とを広い受信可能エリアにわたって接続するためのチャネルである。
また,端末側(例えば,コグニティブ端末内の(すなわち,組み込みタイプの)スペクトラムセンサーとコグニティブエンジン(CE)との間)において,センシング情報とセンシング制御情報とを交換することが考えられる。さらには,センシング情報とセンシング制御情報との交換を,コグニティブ無線通信システムにおいて空間的に分配されたスタンドアローン型の(すなわち,独立して動作する)スペクトラムセンサーと,他のコグニティブ端末との間で行うことも考えられる。また,センシング情報とセンシング制御情報との交換は,コグニティブベースステーション(CRB)同士の間,コグニティブベースステーション(CRB)とコグニティブ端末(CT)との間,スペクトラムセンサー同士の間などでも行われる。本明細書では,コグニティブ端末同士の間(つまり,ネットワーク側にはない端末同士の間)で,センシング情報やセンシング制御情報を交換するために用いるチャネルを,スペクトラムセンシング用の補助制御チャネル(ACS:auxiliary control channel for spectrum sensing)ともいうこととする。
しかしながら,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の周波数領域とスペクトラムセンシング用の補助制御チャネル(ACS)の周波数領域とが重複する場合,隣接チャネル干渉が生じる。特に,スペクトラムセンシングを行っている期間にそのような干渉が生じると,動的スペクトラムアクセスに障害が発生することとなる。また,コグニティブパイロットチャネル(CPC)からのセンシング情報と,補助制御チャネル(ACS)からのセンシング情報とが同時に1つのコグニティブ端末(CT)に到達すると,競合が生じることとなる。
M.Inoueら,"NovelOut-of-Band Signaling for Seamless Interworking between Heterogeneous Networks",IEEE Wireless Commun.,第11巻,第2号,p.56−63,2004年4月
そこで,本発明は,コグニティブ無線通信において,コグニティブパイロットチャネル(CPC)と補助制御チャネル(ACS)とに干渉が生じるのを抑えることで,センシング情報やセンシング制御情報の交換を確実に行うことができるチャネル調整方法,並びにそのようなチャネル調整方法を実施可能なコグニティブ無線通信システムを提供することを第1の目的とする。
また,本発明は,コグニティブ無線通信において,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の利用と補助制御チャネル(ACS)の利用とに競合が生じるのを抑えることで,無線リソースを有効に利用して,センシング情報やセンシング制御情報の交換をスムーズに行うことができるチャネル調整方法,並びにそのようなチャネル調整方法を実施可能なコグニティブ無線通信システムを提供することを第2の目的とする。
本発明は,コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法に関する。このチャネル調整方法では,コグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続をセットアップするステップと,前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)をセットアップした後に,スペクトラムセンシング用のチャネル(補助制御チャネル:ACS)を利用するかどうかを判別するステップと,前記判別するステップにおける判別の結果,前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を利用する場合には,当該スペクトラムセンシング用のチャネ(ACS)と,前記セットアップされたコグニティブパイロットチャネル(CPC)とが干渉するかどうかを判別するステップとが実行される。
これにより,前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)と前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)とが互いに干渉しないように調整される。また,コグニティブパイロットチャネル(CPC)のセットアップと補助制御チャネル(ACS)のセットアップとが順次行われることになるので,コグニティブパイロットチャネル(CPC)と補助制御チャネル(ACS)との競合を回避することができる。これらの結果,センシング情報やセンシング制御情報の交換を確実に行うことができるだけでなく,無線リソースを有効に利用して,センシング情報やセンシング制御情報の交換をスムーズに行うこともできる。
本発明の他の側面では,上記セットアップするステップが,前記セットアップされるコグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報をデータベースに登録するステップを含む。この場合,前記チャネル調整方法は,さらに,利用するスペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)に関する情報を前記データベースに登録するステップを含む。これにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報と,補助制御チャネル(ACS)に関する情報とが確実に管理されるので,両者の競合を回避することができる。
また,本発明の他の側面では,前記コグニティブ無線通信を複数のコグニティブ端末(CT)の間で行うための無線通信システムが,前記コグニティブ端末(CT)を制御するためのコグニティブベースステーション(CRB)を含んでいる。ここで,前記コグニティブベースステーション(CRB)は,利用するスペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を管理するためのACSマネージャーを含み,前記複数のコグニティブ端末(CT)のうちの少なくとも1つのコグニティブ端末(CT)が,前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)を管理するためのコグニティブパイロットチャネル(CPC)を含んでいる。
そして,前記CPCマネージャーが,前記データベースに前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報を登録するステップと,前記データベースに前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)に関する情報を登録するステップとを実行する。また,前記ACSマネージャーが,前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を利用するかどうかを判別するステップと,前記干渉するかどうかを判別するステップとを実行する。この場合,前記チャネル調整方法は,さらに,前記ACSマネージャーが,前記CPCマネージャーによる前記データベースへの登録に必要な情報を提供するステップを含む。このようにすることで,CPCマネージャーとACSマネージャーとの間で情報交換が円滑になされるとともに,コグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報と補助制御チャネル(ACS)に関する情報とを確実に管理することができる。
さらに,本発明の他の側面では,前記複数のコグニティブ端末(CT)のうちの少なくとも1つのコグニティブ端末(CT)と,前記コグニティブベースステーション(CRB)とは,前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)を介して同じ位置特定情報を入手することが可能なサイズの区画に配置されている。これにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報が共有される。
また,本発明の別の側面は,コグニティブ無線通信システムに関する。このコグニティブ無線通信システムは,コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法を実施可能な無線通信システムである。したがって,上述した効果と同等の効果を奏することができる。
本発明によれば,コグニティブ無線通信において,コグニティブパイロットチャネル(CPC)と補助制御チャネル(ACS)とに干渉が生じるのを抑えることで,センシング情報やセンシング制御情報の交換を確実に行うことができるチャネル調整方法,並びにそのようなチャネル調整方法を利用したコグニティブ無線通信システムを提供することができる。
また,本発明によれば,コグニティブ無線通信において,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の利用と補助制御チャネル(ACS)の利用とに競合が生じるのを抑えることで,無線リソースを有効に利用して,センシング情報やセンシング制御情報の交換をスムーズに行うことができるチャネル調整方法,並びにそのようなチャネル調整方法を利用したコグニティブ無線通信システムを提供することができる。
図1は,本発明のコグニティブ無線通信システムの構成を概略的に示す図である。 図2は,図1におけるコグニティブパイロットチャネル(CPC)を模式的に説明するための図である。 図3(a)及び図3(b)は,図1におけるコグニティブベースステーション(CRB)20やコグニティブ端末(CT)30の構成をより詳細に示すブロック図であり,図3(a)は,コグニティブベースステーション(CRB)20の機能ブロックを示しており,図3(b)は,コグニティブ端末(CT)30の機能ブロックを示している。 図4(a)及び図4(b)は,図1のコグニティブ無線通信システムにおいて実施されるチャネル調整方法の処理手順を示すフローチャートであり,図4(a)は,コグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続をセットアップする段階を示し,図4(b)は,補助制御チャネル(ACS)をセットアップする段階を示している。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態を説明する。しかしながら,以下説明する形態はある例であって,当業者にとって自明な範囲で適宜修正することができる。
図1は,本発明の無線通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図1に示すコグニティブ無線通信システム100は,無線ネットワーク10を含み,さらに,物理要素として,2つのコグニティブベースステーション(CRB)20と,2つのコグニティブ端末(CT)30と,2つのスペクトラムセンサー(SS)40とを含んで構成されている。なお,コグニティブ無線通信システム100は,コグニティブベースステーション(CRB)20を複数含んでいてもよい。また,コグニティブ無線通信システム100は,コグニティブベースステーション(CRB)20や,コグニティブ端末(CT)30や,2つのスペクトラムセンサー(SS)40を,1つ以上含んでいればよいが,コグニティブ無線通信でのデータの送受信を行うためには,コグニティブ端末(CT)30を2つ以上含まれている必要がある。
無線ネットワーク10は,コグニティブベースステーション(CRB)20とコグニティブ端末(CT)30との間や,複数のコグニティブ端末(CT)の間に無線通信環境を与えるためのものである。
コグニティブベースステーション(CRB)20は,コグニティブ無線通信システム100におけるコグニティブ無線通信を制御する制御デバイスであり,具体的には,その近傍に位置するコグニティブ端末(CT)を制御するためのものである。コグニティブベースステーション(CRB)20は,他の無線通信デバイスとの間で無線通信可能に構成されている。そして,コグニティブベースステーション(CRB)20は,例えば,無線ネットワーク10を介して指示情報を受信したり,コグニティブ端末(CT)30からのスペクトラム情報を受信して解析を行ったり,コグニティブ端末(CT)30にスペクトラム制御情報などを送信したりする。
コグニティブ端末(CT)30は,無線通信可能な無線通信デバイスである。コグニティブ端末(CT)30は,コグニティブ無線通信システム100を構成するロジカル要素(コグニティブエンジン(CE),スペクトラムセンサー,及びデータアーカイブ(DA))のうちの少なくとも1つを搭載したデバイスである。コグニティブ端末(CT)30としては,具体的には,コグニティブエンジン(CE)のみを含むデバイス,コグニティブエンジン(CE)及びデータアーカイブ(DA)を含むデバイス,コグニティブエンジン(CE)及びスペクトラムセンサーを含むデバイス,並びに,コグニティブエンジン(CE),データアーカイブ(DA),及びスペクトラムセンサーを含むデバイスの4種類のデバイスが考えられる。同様に,コグニティブベースステーション(CRB)も4種類のデバイスが考えられる。
スペクトラムセンサー(SS)40は,図1に示す例では,スタンドアローン型のものである。なお,上述したように,スペクトラムセンサー(SS)40は,コグニティブ端末(CT)30に組み込まれたものであってもよいし,コグニティブベースステーション(CRB)20に組み込まれたものであってもよい。
そして,コグニティブ無線通信システム100では,コグニティブ無線通信をセットアップ(確立)する前に,コグニティブ無線通信システム100の物理要素は,互いに接続されるように,つまり,図1の一点鎖線に示すようにチャネルを形成する。具体的には,コグニティブパイロットチャネル(CPC:cognitive pilot channel)や,スペクトラムセンシング用の補助制御チャネル(ACS:auxiliary control channel for spectrum sensing)が形成される。そして,形成されたチャネルは,後述する図4の処理の際に用いられることとなる。
コグニティブパイロットチャネル(CPC)は,無線ネットワーク10とコグニティブベースステーション(CRB)20との間や,無線ネットワーク10とコグニティブ端末(CT)30との間などの比較的長距離にあるデバイス間に形成されるチャネルである。コグニティブパイロットチャネル(CPC)は,通常はデータレートが低く,基本情報のみを伝送するために用いられる。
ここで,コグニティブ無線通信システム100における通信可能な領域(地理的領域)は,図2に示すように,マトリックス状にすなわちメッシュ状に区画化されている。そして,本態様では,各区画(セル)を特定するための位置特定情報がメッシュ番号(♯)で表される。また,これらの位置情報には,スペクトラム利用に関連する情報を対応付けることが可能である。そして,各区画内に位置するコグニティブベースステーション(CRB)20やコグニティブ端末(CT)30には,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を介して,位置特定情報がスペクトラム利用に関連する情報として供給されるようになっている。言い換えると,コグニティブベースステーション(CRB)20やコグニティブ端末(CT)30は,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を利用することにより,スペクトラム利用に関連する情報を取得することができるようになっている。なお,1つの区画に,複数の無線通信デバイスが配置されていてもよく,この場合には,複数の無線通信デバイスは互いに近接していることとなる。図1に示す例では,コグニティブベースステーション(CRB)20とコグニティブ端末(CT)30とは,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の1つの区画(セル)内に配置されている。
また,補助制御チャネル(ACS)は,コグニティブベースステーション(CRB)20とコグニティブ端末(CT)30との間や,コグニティブ端末(CT)間などの比較的近距離にある物理要素間に形成されるチャネルである。この補助制御チャネル(ACS)は,センシング期間に形成され,主としてセンシング期間に用いられる。補助制御チャネル(ACS)の周波数帯域は,例えば,産業化学医療用の周波数帯域(ISMバンド:Industry−Science−Medical band)において予め定められている周波数スロット(無線チャネル)に設定される。この補助制御チャネル(ACS)を介することで,センシング情報やセンシング制御情報の交換が可能となっている。したがって,コグニティブ無線通信システム100では,コグニティブベースステーション(CRB)20やコグニティブ端末(CT)30は,互いに,センシング情報やセンシング制御情報を共有することが可能に構成されている。
ここで,コグニティブ無線通信システム100では,コグニティブパイロットチャネル(CPC)と補助制御チャネル(ACS)とが共存することとなる。そのため,上述したように,コグニティブパイロットチャネル(CPC)と補助制御チャネル(ACS)との間で,干渉や競合が生じる可能性がある。そのような干渉や競合を回避するためには,コグニティブパイロットチャネル(CPC)と補助制御チャネル(ACS)とに対して調整(コーディネート)を行うことが考えられる。
そこで,本態様では,コグニティブベースステーション(CRB)20には,機能ユニットとして,ACSマネージャー20aが設けられており,また,コグニティブ端末(CT)30には,機能ユニットとして,CPCマネージャー30aが設けられている。なお,詳細については,図3(a)及び図3(b)を用いて後述する。本態様では,ACSマネージャー20a及びCPCマネージャー30aを設けることにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)と補助制御チャネル(ACS)とに対して調整を行うことが可能となっている。
図3(a)及び図3(b)は,図1におけるコグニティブベースステーション(CRB)20やコグニティブ端末(CT)30の構成をより詳細に示すブロック図であり,図3(a)は,コグニティブベースステーション(CRB)20の機能ブロックを示しており,図3(b)は,コグニティブ端末(CT)30の機能ブロックを示している。
コグニティブベースステーション(CRB)20のACSマネージャー20aは,図3(a)に示すように,CPC特定部22と,ホワイトスペース特定部24と,ACSシグナリング部26とを機能ブロックとして含んでいる。また,ACSマネージャー20aは,CPCマネージャー30a(のデータベース(DB))に補助制御チャネル(ACS)に関する情報(周波数領域に関する情報,及び,その周波数領域のサービスエリアでの利用状況に関する情報)を提供する機能を有する。
ここで,CPC特定部22は,既存のコグニティブパイロットチャネル(CPC)を特定するためのセンシングを行うための機能ブロックである。ホワイトスペース特定部24は,補助制御チャネル(ACS)が利用可能な無線リソースの候補(ホワイトスペース)を特定するための機能ブロックである。ACSシグナリング部26は,ACSシグナリングを行うための機能ブロックである。ACSシグナリング部26は,ACSシグナリングを行うための機能ブロックである。
コグニティブ端末(CT)30のCPCマネージャー30aは,図3(b)に示すように,データベース(DB)32と,CPCシグナリング部34と,登録部36とを機能ブロックとして含んでいる。ここで,データベース(DB)32は,コグニティブパイロットチャネル(CPC)や補助制御チャネル(ACS)の複数の周波数領域と,各周波数領域のサービスエリアでの利用状況とを関連付けたデータベースである。これにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)や補助制御チャネル(ACS)に関する情報の提供(読み出し)が可能となる。また,CPCシグナリング部34は,CPCシグナリングを行うための機能ブロックである。登録部36は,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の新規ユーザー(ユーザー端末)に関する情報や,上記補助制御チャネル(ACS)に関する情報を登録する(書き込む)ための機能ブロックである。
なお,図3(a)に示す構成では,CPCマネージャー30a(コグニティブ端末(CT)30)がデータベース32を備えるとした。しかし,データベース32は,CPCマネージャー30a(コグニティブ端末(CT)30)内に設けられている必要はなく,ネットワーク上に配置されたデータベースであればいかなるものであってもよく,また,単体であってもよいし,複数であってもよい。ただし,書き込み(登録)と読み出しの早さを確保する点では,データベース32をCPCマネージャー30a内に設けることが最も好ましく,ACSマネージャー20a内に設けることが次善に好ましい。
次に,図1のコグニティブ無線通信システム100において,データ通信のセットアップに際して行われる処理について説明する。具体的には,この処理は,センシング情報とセンシング制御情報とを交換するための処理に相当する。
図4(a)及び図4(b)は,図1のコグニティブ無線通信システム100において実施されるチャネル調整方法の処理手順を示すフローチャートである。図4(a)及び図4(b)に示すチャネル調整を実施することによって,コグニティブパイロットチャネル(CPC)及び補助制御チャネル(ACS)の周波数帯域の管理が効率的にかつ効果的に行われることとなる。
図4(a)及び図4(b)に示すチャネル調整は,大きく分けて2つの段階に分けて考えることができ,1つは,図4(a)に示す,コグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続をセットアップする段階であり,もう1つは,図4(b)に示す,補助制御チャネル(ACS)をセットアップする段階である。以下,ACSマネージャー20aによって行われる処理を中心にして説明する。
まず,図4(a)を用いて,コグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続をセットアップする段階について説明する。
図4(a)において,まず,ステップS1では,ACSマネージャー20aは,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を検出して,CPCマネージャー30aにデータベース32に登録させる。なお,ステップS1がリターンして実行される場合には,データベース32内の中から,1つのコグニティブパイロットチャネル(CPC)が選択される。このようにしてコグニティブパイロットチャネル(CPC)を特定することにより,コグニティブベースステーション(CRB)20は,そのコグニティブパイロットチャネル(CPC)を介してポリシー情報やセンシング要求を受信することができるようになる。
続くステップS2では,データベース32のチェックが完了したかどうかを判別する。そして,ステップS2の判別の結果,データベース32のチェックが完了した場合には(ステップS2でYES),ACSマネージャー20aは,CPC特定部22を用いてセンシングを行う(ステップS3)。
続いて,CPCシグナリング部34によるCPCシグナリングが検出されたかどうかを判別する(ステップS4)。この判別の結果,CPCシグナリングが検出された場合には(ステップS4でYES),ステップS1のコグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続に関する情報がネットワーク上で登録される(ステップS5)。具体的には,このコグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報がCPCマネージャー30aのデータベース32に登録される。そして,この登録処理に成功したかどうかを判別する(ステップS6)。
ステップS5の登録処理に成功した後(ステップS6でYES),ACSマネージャー20aは,センシング情報を受信する(ステップS7)。センシング情報を受信した場合,補助制御チャネル(ACS)を利用するかどうかを判別する(ステップS8)。補助制御チャネル(ACS)を利用しない場合(ステップS8でNO),本処理を終了する。これにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続のセットアップが完了する。
図4(a)において,ステップS2の判別の結果,データベース32のチェックが完了した場合には,後述する図4(b)の処理を行う。また,ステップS8の判別の結果,補助制御チャネル(ACS)を利用する場合にも,図4(b)の処理を行う。
続いて,図4(b)を用いて,補助制御チャネル(ACS)をセットアップする段階について説明する。
図4(b)において,まず,ステップS11では,ACSマネージャー20aは,複数の候補の中から,利用予定の1つの補助制御チャネル(ACS)を決定する。
続くステップS12では,ACSマネージャー20aは,ホワイトスペース特定部24を用いてセンシングを行う。そして,センシングの結果,ホワイトスペースが見つかったかどうかを判別する(ステップS13)。ホワイトスペースが見つからない場合には(ステップS13でNO),ステップS11に戻り,ホワイトスペースが見つかるまでステップS11〜S13の処理を繰り返す。ホワイトスペースが見つかった場合(ステップS13でYES),ACSマネージャー20aは,当該ホワイトスペースにおいてプローブ信号としてのパイロットトーン(pilot tone)を報知する(ステップS14)。このプローブ信号は,CPCマネージャー30aによって感知されて,コグニティブパイロットチャネル(CPC)に対して干渉を生じさせるものであるかどうかについて解析される。干渉が生じる場合には,CPCマネージャー30aは,干渉アラートを発する。
続くステップS15では,CPCマネージャー30aからの干渉アラートがあるかどうかを判別する。CPCマネージャー30aからの干渉アラートがある場合には(ステップS15でYES),ステップS11に戻って,ステップS11〜S15の処理を繰り返す。
一方,CPCマネージャー30aからの干渉アラートがない場合(ステップS15でNO),続いて,補助制御チャネル(ACS)による接続に関する情報がネットワーク上で登録される(ステップS16)。具体的には,ステップS11の補助制御チャネル(ACS)に関する情報がCPCマネージャー30aのデータベース32に登録される。そして,この登録処理に成功したかどうかを判別する(ステップS17)。ステップS16の登録処理に成功せず,失敗した場合には,ステップS11に戻り,図4(b)の処理を繰り返す。
ステップS16の登録処理に成功した場合(ステップS17でYES),本処理を終了する。これにより,補助制御チャネル(ACS)のセットアップが完了して,補助制御チャネル(ACS)が利用可能な状態となる。
次に,上記態様(図4(a)及び図4(b)の処理)の具体例を説明する。
具体例では,レガシー無線リソースマネージャーにCPCマネージャー30aが設けられる。また,コグニティブベースステーション(CRB)20にACSマネージャー20aがインストールされる。
そして,コグニティブベースステーション(CRB)20のサービスが始まることで,コグニティブベースステーション(CRB)20におけるACSマネージャー20aは,まず,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を検出して,検出されたコグニティブパイロットチャネル(CPC)をCPCマネージャー30aに登録する。これにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を利用した無線リンクがセットアップされることとなる。
その後,コグニティブベースステーション(CRB)20は,ポリシー情報やセンシング要求を無線ネットワーク10から受信する。続いて,ACSマネージャー20aは,補助制御チャネル(ACS)を利用する必要があるかどうかを判別する。補助制御チャネル(ACS)を利用する必要がある場合の第1の例は,コグニティブパイロットチャネル(CPC)が到達できないコグニティブ端末(CT)30がいくつかある場合である。第2の例は,補助制御チャネル(ACS)を利用してセンシング情報の交換を行う場合である。
そして,ACSマネージャー20aは,補助制御チャネル(ACS)用のホワイトスペースの検出を開始する。その後,補助制御チャネル(ACS)が一旦セットアップされると,ACSマネージャー20aは,ACSシグナリングを報知するとともに,ポリシー情報やセンシング要求をコグニティブ端末(CT)30に送信する。最終的には,コグニティブ端末(CT)30は,センシング情報を交換するために,補助制御チャネル(ACS)を利用することとなる。
以上詳細に説明したように,上記態様によれば,以下の効果を奏することができる。
上記態様によれば,コグニティブ端末(CT)は,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を利用するタイミングと,補助制御チャネル(ACS)を利用するタイミングとが重複しないように,タイミング調整を適切に行うことができる。これにより,競合の発生を回避することができる。これにより,無線リソースの利用が効率的に行われる。その結果,センシング情報やセンシング制御情報の交換をスムーズに行うことができる。
また,上記態様によれば,データベースに登録するので,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の周波数領域と,補助制御チャネル(ACS)の周波数領域とが重複しないように,又は重複したとしても両者を利用するタイミングが互いにずれるように調整される。これにより,干渉の発生や競合の発生を確実に回避することができる。
特に,干渉アラートがある間は,補助制御チャネル(ACS)のセットアップが完了しないようになっているので,コグニティブパイロットチャネル(CPC)及び補助制御チャネル(ACS)の間で干渉や競合を回避することができる。
また,コグニティブベースステーション(CRB)20にACSマネージャー20aを設け,かつコグニティブ端末(CT)30にCPCマネージャー30aを設けることで,無線リソースの管理を,ネットワーク側とユーザー端末側とに分けて,広い範囲及び狭い範囲とに分けて,さらには,長期間及び短期間とに分けて行うことができる。これにより,分配された無線リソースを管理することが実現できるとともに,必要な決定を行うことができる。
また,分配された無線リソースの割り当てに関して,ネットワークと端末との間の調整が容易になる。
さらに,コグニティブパイロットチャネル(CPC)及び補助制御チャネル(ACS)を同時に利用することが可能となるので,コグニティブパイロットチャネル(CPC)や補助制御チャネル(ACS)を単独で用いた場合に比べて無線通信可能範囲を広げることができる。その結果,無線リソースを効率的にかつ効果的に活用することができる。
コグニティブベースステーション(CRB)20とコグニティブ端末(CT)30との間で同期をとるためのビーコンを提供することが可能となる。このため,補助制御チャネル(ACS)を利用するのがより容易となる。
ところで,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を用いる場合,コグニティブ端末(CT)側のコグニティブノードの間で調整を実現することは,通常,ノードの数が多すぎることに起因して,非常に困難である。一方,上記態様によれば,調整負荷を,ネットワーク側とユーザー側(コグニティブベースステーション(CRB)20,コグニティブ無線通信デバイス,及びスペクトラムセンサー)とに分配することが可能である。
また,上記態様によれば,ネットワーク側とユーザー側の双方における情報交換の組織化を効率的に行うことができる。
また,補助制御チャネル(ACS)を介して詳細な情報を取得することにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)に対する情報負荷を軽減させることができる。また,これにより,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の区画(セル)のサイズを大きくして,その数を少なくすることができる。これは,コグニティブパイロットチャネル(CPC)を介して提供される,互いに近い位置特定情報をもつ情報が関連付けられるためである。また,コグニティブパイロットチャネル(CPC)の数が少ないことを利用することで,同じ情報を広いエリアに伝達することができる。さらには,補助制御チャネル(ACS)を用いて,狭いエリアに対して特定の情報を伝達することにより,利用すべきコグニティブパイロットチャネル(CPC)の数を削減することができる。
コグニティブパイロットチャネル(CPC)は,長期間/広いエリアに対しても変化しないセンシング情報を利用することが可能であるし,一方,補助制御チャネル(ACS)は,狭いエリアに対して周波数変化情報を送信するために利用することが可能である。
また,ACSマネージャー20aは,スペクトラムセンサー用の同期情報を提供することが可能である。また,ACSマネージャー20aは,センシング情報やセンシング制御情報の送信がなされていない場合,他の構成要素がデータ通信用のチャネルを利用できるようにするために,補助制御チャネル(ACS)の利用を開放することが可能である。
コグニティブパイロットチャネル(CPC)を利用している場合には,情報を報知するためのオプションを多数のユーザーに与えることができ,また,補助制御チャネル(ACS)を利用している場合には,センシング情報を少数のユーザーに対して与えることができる。
本発明は,無線通信,特にコグニティブ無線通信などの分野で好適に利用されうる。
10 無線ネットワーク
20 コグニティブベースステーション(CRB)
20a ACSマネージャー
22 CPC特定部
25 ホワイトスペース特定部
26 ACSシグナリング部
30 コグニティブ端末(CT)
30a CPCマネージャー
32 CPCデータベース(DB)
34 CPCシグナリング部
36 登録部
40 スペクトラムセンサー(SS)
100 コグニティブ無線通信システム

Claims (5)

  1. コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法であって,
    コグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続をセットアップするステップと,
    前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)をセットアップした後に,スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を利用するかどうかを判別するステップと,
    前記判別するステップにおける判別の結果,前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を利用する場合には,当該スペクトラムセンシング用のチャネ(ACS)と,前記セットアップされたコグニティブパイロットチャネル(CPC)とが干渉するかどうかを判別するステップと
    を含み,
    これにより,前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)と前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)とが互いに干渉しないように調整される,
    チャネル調整方法。
  2. 前記セットアップするステップは,
    前記セットアップされるコグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報をデータベースに登録するステップを含み,
    前記チャネル調整方法は,さらに,
    利用するスペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)に関する情報を前記データベースに登録するステップを含む,
    請求項1に記載のチャネル調整方法。
  3. 前記コグニティブ無線通信を複数のコグニティブ端末(CT)の間で行うための無線通信システムが,
    前記コグニティブ端末(CT)を制御するためのコグニティブベースステーション(CRB)を含み,
    前記コグニティブベースステーション(CRB)は,
    利用するスペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を管理するためのACSマネージャーを含み,
    前記複数のコグニティブ端末(CT)のうちの少なくとも1つのコグニティブ端末(CT)は,
    前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)を管理するためのコグニティブパイロットチャネル(CPC)を含み,
    前記CPCマネージャーが,
    前記データベースに前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)に関する情報を登録するステップと,
    前記データベースに前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)に関する情報を登録するステップと,
    を実行し,
    前記ACSマネージャーが,
    前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を利用するかどうかを判別するステップと,
    前記干渉するかどうかを判別するステップと,
    を実行し,
    前記チャネル調整方法は,さらに,
    前記ACSマネージャーが,前記CPCマネージャーによる前記データベースへの登録に必要な情報を提供するステップを含む,
    請求項2に記載のチャネル調整方法。
  4. 前記複数のコグニティブ端末(CT)のうちの少なくとも1つのコグニティブ端末(CT)と,前記コグニティブベースステーション(CRB)とは,前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)を介して同じ位置特定情報を入手することが可能なサイズの区画に配置されている,
    請求項2又は請求項3に記載の調整方法。
  5. コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法を実施可能なコグニティブ無線通信システムであって,
    前記チャネル調整方法は,
    コグニティブパイロットチャネル(CPC)による接続をセットアップするステップと,
    前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)をセットアップした後に,スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を利用するかどうかを判別するステップと,
    前記判別するステップにおける判別の結果,前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)を利用する場合には,当該スペクトラムセンシング用のチャネ(ACS)と,前記セットアップされたコグニティブパイロットチャネル(CPC)とが干渉するかどうかを判別するステップと
    を含み,
    これにより,前記コグニティブパイロットチャネル(CPC)と前記スペクトラムセンシング用のチャネル(ACS)とが互いに干渉しないように調整される,
    コグニティブ無線通信システム。
JP2009169434A 2009-07-17 2009-07-17 コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム Expired - Fee Related JP5273615B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009169434A JP5273615B2 (ja) 2009-07-17 2009-07-17 コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム
CN201080032452.8A CN102577564B (zh) 2009-07-17 2010-07-16 认知无线通信中的信道调整方法以及能够实施该方法的认知无线通信系统
KR1020127001295A KR20120039641A (ko) 2009-07-17 2010-07-16 코그니티브 무선통신에 있어서의 채널 조절 방법, 및 그 방법을 실시 가능한 코그니티브 무선통신 시스템
US13/384,453 US8849338B2 (en) 2009-07-17 2010-07-16 Method for adjusting channels in cognitive wireless communication, and cognitive wireless communication system capable of implementing the method
PCT/JP2010/004618 WO2011007581A1 (ja) 2009-07-17 2010-07-16 コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム
EP10799645.6A EP2456274A4 (en) 2009-07-17 2010-07-16 Method for adjusting channels in cognitive wireless communication, and cognitive wireless communication system capable of implementing the method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009169434A JP5273615B2 (ja) 2009-07-17 2009-07-17 コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011024130A JP2011024130A (ja) 2011-02-03
JP5273615B2 true JP5273615B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=43449192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009169434A Expired - Fee Related JP5273615B2 (ja) 2009-07-17 2009-07-17 コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8849338B2 (ja)
EP (1) EP2456274A4 (ja)
JP (1) JP5273615B2 (ja)
KR (1) KR20120039641A (ja)
CN (1) CN102577564B (ja)
WO (1) WO2011007581A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9198188B2 (en) * 2011-03-01 2015-11-24 Broadcom Corporation Operating a wireless system in an unlicensed band
GB2504176A (en) 2012-05-14 2014-01-22 Thoratec Corp Collapsible impeller for catheter pump
US8721517B2 (en) 2012-05-14 2014-05-13 Thoratec Corporation Impeller for catheter pump
EP3804797A1 (en) 2015-01-22 2021-04-14 Tc1 Llc Motor assembly with heat exchanger for catheter pump

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101035358B (zh) * 2006-03-10 2011-11-16 华为技术有限公司 在无线通信系统中实现信道切换的方法及系统
US8687563B2 (en) * 2007-01-09 2014-04-01 Stmicroelectronics, Inc. Simultaneous sensing and data transmission
KR101367087B1 (ko) * 2007-03-30 2014-03-12 텔레콤 이탈리아 소시에떼 퍼 아찌오니 이동 통신 단말기의 무선 통신 네트워크로의 연결을 허용하기 위한 방법 및 시스템
CN101296499B (zh) * 2007-04-26 2012-06-27 华为技术有限公司 认知无线系统间实现共存的方法及装置
US7881726B2 (en) * 2007-07-31 2011-02-01 Motorola, Inc. Method and apparatus for spectrum sharing between an incumbent communications system and a cognitive radio system
KR101366534B1 (ko) * 2007-11-06 2014-02-25 삼성전자주식회사 파일럿 신호를 이용한 주파수 스펙트럼 센싱 방법 및 상기방법을 채용하는 인지 무선 시스템
US8472378B2 (en) 2007-12-28 2013-06-25 Nec Corporation Communication system, radio communication method, and radio apparatus
US8831519B2 (en) * 2008-04-09 2014-09-09 Core Wireless Licensing S.A.R.L. Distributed multi-channel cognitive MAC protocol
US8514789B2 (en) * 2008-10-10 2013-08-20 Microsoft Corporation Cognitive channel adaptation in wireless sensor networks

Also Published As

Publication number Publication date
US20120135770A1 (en) 2012-05-31
EP2456274A1 (en) 2012-05-23
US8849338B2 (en) 2014-09-30
EP2456274A4 (en) 2017-06-07
KR20120039641A (ko) 2012-04-25
CN102577564B (zh) 2015-08-05
CN102577564A (zh) 2012-07-11
WO2011007581A1 (ja) 2011-01-20
JP2011024130A (ja) 2011-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10638263B2 (en) Electronic device in wireless communication system and wireless communication method
US10284299B2 (en) Optimizing placement of a wireless range extender
KR101453521B1 (ko) 무선 액세스 포인트 장치 및 비인가 무선 랜 노드 탐지 방법
US20180234974A1 (en) Method and apparatus for directed adaptive control of dynamic channel selection in wireless networks
US8897788B2 (en) Techniques to provide measurement pilot transmission information in wireless networks
US20180270776A1 (en) User apparatus and synchronization method
EP3928469B1 (en) Method and system for detecting stations in wireless local area networks
US10313892B2 (en) Optimizing placement of a wireless range extender
US20100195590A1 (en) Method and apparatus for radio spectrum sensing or monitoring
US20180234977A1 (en) Control apparatus, user apparatus, radio resource allocation method and communication method
EP2456250A1 (en) Information sharing method in cognitive radio communication, cognitive radio communication device, and cognitive radio communication system
EP2803222A1 (en) Method and system for handling in-device co-existence interference in user equipment
KR20070106008A (ko) 무선 네트워크에서의 비콘 전송 방법
CN102334371A (zh) 用于既有信号检测的静默区中的静默期的调度和保护
CN106664721A (zh) 信息处理设备
CN105792226A (zh) 通信控制系统和方法、二次使用节点和信息处理装置
US20110007637A1 (en) Indicating Current Connection Status of a Wireless Device
EP2472969A1 (en) Wireless base station, mobile station and measurement method
JPWO2007083541A1 (ja) 通信システム及び情報管理方法
JP5273615B2 (ja) コグニティブ無線通信におけるチャネル調整方法,及び当該方法を実施可能なコグニティブ無線通信システム
US20210243726A1 (en) Communication apparatus
WO2016201771A1 (zh) 在非授权频段上识别运营商标识的方法、装置和终端
US20170339703A1 (en) Device-to-Device (D2D) Interference Coordination Method and Apparatus, Base Station and User Equipment (UE)
CN105530604A (zh) 基于位置信息的通信控制方法和系统
KR20090092431A (ko) 인지무선시스템에서 씨비피 전송을 위한 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5273615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees