JP5272200B2 - 無煙喫煙治具 - Google Patents

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本発明は、本願出願人が所有する特許4739433号や特許4753395号に示される無煙喫煙治具の、さらなる改良に関するものである。
本願出願の先出願治具(特許文献1及び特許文献2)や、特許文献3や、特許文献4に示す無煙喫煙治具は、煙草の葉に火をつけて喫煙する通常の喫煙方法が持つ、色々な弊害を改善するために提案されているものであり、一般に市販されている紙巻煙草やフィルター付き紙巻煙草を、そのままの形で使用しながら、該煙草の葉を燃焼させることなしに、吸引可能な適温で、該煙草の葉からニコチンを蒸発させ、それを吸引することが出来るようにしたものである。
特許4739433号公報 特許4753395号公報 特表2009−509521号公報 特開平6−114105号公報
図43に示す特許文献2で示された1例の無煙喫煙治具100の外観は、フィルター付き紙巻煙草とは、まったく違うものであり、喫煙者からは、市販されている紙巻煙草の円筒形の外観を有する無煙喫煙治具が望まれている。
さらに、本願出願の先出願治具(特許文献1及び特許文献2)を使用する場合、外部に電源を用意し、そこから無煙喫煙冶具のヒーターに電力を供給する為に、電源コードが必要であるが、喫煙者は、この電源コードが無いことを望んでいる。
さらに、通常、紙巻煙草や、フィルター付き紙巻き煙草を喫煙する人は、購入後、その箱にいれたまま該紙巻煙草や該フィルター付き紙巻煙草を持ち運んでいる。その理由は、該箱は、該紙巻煙草や該フィルター付き紙巻煙草を喫煙に適する条件で保管する役目を持っているからである。本願発明が解決しようとする課題は、特許文献1や、特許文献2に示される無煙喫煙治具は、いずれも、これらの箱に収まらず持ち運びが不便であるという点である。
さらに、特許文献4に示される無煙喫煙冶具は、喫煙者が吸引した場合、吸引される空気は、フィルター付き紙巻煙草の該フィルター部を、通過しないために、粉塵等が多い環境下で喫煙する場合、これらの冶具で喫煙すると、空気中の粉塵等が喫煙者の口の中に、取り込まれるという不具合があることがわかった。
さらに、本願出願の先出願治具(特許文献1及び特許文献2)を使用する場合、ヒーターへの電力供給を始めてから、該煙草部からニコチンが蒸発してくるまでに、1分近くの時間がかかり、すぐに喫煙してニコチンを摂取したいという願望を満足させられないという問題もあることが分かった。
本願出願の無煙喫煙治具を作る場合、構成部品を主として管状の材料を使うことにより、その外観を、円筒状にすると共に、安価に作る事が可能になった。
従来の無煙喫煙治具が持っている課題である、ヒーターへの電力供給のための電源コードが必要という問題に対して、外部からの電力を受取る手段と、充電回路と、再充電可能な充電池を持った電池部を考案し、該電池部と無煙喫煙治具を一体にする事により、電源コード無しの、持ち運び・使用に便利な無煙喫煙治具を考案した。
さらに、無煙喫煙治具の全長や、電池部の全長を、市販の紙巻煙草や市販のフィルター付き紙巻煙草の全長とほぼ同じ位の長さ、あるいは以下の長さにする事により、これらの箱や、これらに良く似た大きさ・形状の箱に収めることが可能となり、持ち運びが出来るようになった。
さらに、市販のフィルター付き紙巻煙草のフィルター部を、喫煙時の空気取り込み時に、フィルターとして使えるように無煙喫煙治具の構造を検討した。
さらに、無煙喫煙治具のヒーターへの電力供給方法を改善し、ヒーターへの電力供給を始めてから、該煙草部よりニコチンが蒸発してくるまでの時間を大幅に短縮した。
本願発明の無煙喫煙治具と一体にして使われる電池部は、DCジャック、充電回路部、および充電池を内蔵し、使用時は電源コードが無いようになり、より使い勝手のよい無煙喫煙治具を作ることが可能になった。
さらに、無煙喫煙治具の外観を円筒状にする事により、外観が紙巻煙草に似ると共に、それを構成する各部品を製作するときに、高価な金型が不要で、円筒形状の材料の旋盤加工や市販の管の切断のみで出来るので、製品原価を安価にする事が可能になった。
さらに、無煙喫煙治具及び電池部は、全長が市販の紙巻煙草や、フィルター付き紙巻煙草の長さとほぼ同じか、それ以下であるので、購入した市販の紙巻煙草や、市販のフィルター付き紙巻煙草が入っている箱や、ほぼ同じような形状の箱の中に、該煙草と共に、入れることが出来、持ち運びが便利になった。
さらに、市販のフィルター付き紙巻煙草のフィルター部から空気を取り込むようにしたことにより、喫煙場所の空気が汚れていても、喫煙時、ニコチンと共に、口に入る空気は、該フィルター部を通ることになり、喫煙者は、空気中の汚れが取り除かれたキレイな空気と蒸発してきたニコチンを、吸うことが可能になった。
さらに、無煙喫煙治具のヒーターへの、電力供給方法を改善する事により、該煙草部よりのニコチンの蒸発までの時間が大幅に短縮され、喫煙者は喫煙したい時に、比較的待ち時間が短くてニコチンが摂取でき、満足することが出来るようになった。
本願発明による実施例1の円筒状の無煙喫煙治具の外観図 前記実施例1の無煙喫煙治具の軸方向断面図 前記実施例1の無煙喫煙治具の内部にあるヒーター付き駆動回路部 前記実施例1の無煙喫煙治具のエンド部に図3Aのヒーター付き駆動回路部を固定した軸方向断面図 本願発明による実施例1−1の煙草導入管付きマウスピースの軸方向断面図 前記実施例1−1の煙草導入管付きマウスピースを構成する部品の断面図 前記実施例1−1の煙草導入管付きマウスピースを構成する煙草導入管及びフィルター部収納管の断面図 前記実施例1−1の煙草導入管付きマウスピースにフィルター付き紙巻煙草をセットした状態の軸方向断面図 前記実施例1−1の煙草導入管付きマウスピースにフィルター付き紙巻煙草をセットした状態の外観図 前記実施例1−1の煙草導入管付きマウスピースにフィルター付き紙巻煙草をセットした状態のものを、前記実施例1の無煙喫煙治具100に挿入した状態の軸方向断面図 本願発明による実施例1−2の煙草導入管付きマウスピース断面図 市販の煙草の箱、あるいは ほぼ同じ大きさの箱に、前記実施例1の無煙喫煙治具、前記実施例1−1あるいは前記実施例1−2の煙草導入管付きマウスピースを入れた図 本願発明による実施例2の円筒状の無煙喫煙治具の軸方向断面図 前記実施例2の無煙喫煙治具の全長を短くする一つの方策を実現した無煙喫煙治具の断面図 本願発明による実施例3の電池部の断面図 前記実施例1の無煙喫煙治具、前記実施例1−1の煙草導入管付きマウスピース、及び前記実施例3の電池部の使用状態を示す外観図 本願発明による実施例4の無煙喫煙治具の外観図 前記実施例4の無煙喫煙治具の筐体部分の断面図 前記実施例4の無煙喫煙冶具に使われる電池部の断面図 図19中に示す、A-A’における断面図 前記実施例4の無煙喫煙冶具の筐体部分と、電池部49を電池部連結部品B24で、固定した状態の断面図 前記実施例4のフタ23に、ヒーターを取り付けた断面図 前記実施例4の無煙喫煙冶具の断面図 市販の煙草の箱、あるいは ほぼ同じ大きさの箱に、前記実施例4の無煙喫煙冶具と市販のフィルター付き紙巻煙草を入れた図 本願発明による実施例5の無煙喫煙治具の断面図 前記実施例5の無煙喫煙治具のマウスピースに、ヒーター取り付けた断面図 前記実施例5の無煙喫煙治具の筐体部分の断面図 前記実施例5の無煙喫煙治具の筐体部分とヒーターを保持したマウスピースを組み合わせたときの断面図 前記実施例5の無煙喫煙治具のもう一つの電池部の断面図 本願発明による実施例6のパイプ型無煙喫煙治具を構成するパイプ部の外観図。 図30に示す左側部品312の正面図 図31中のA-A’切断線部の断面図 前記実施例6のパイプ型無煙喫煙冶具を構成するボール部の断面図 前記実施例6のパイプ型無煙喫煙冶具を構成するストッパー部品の外観図 前記実施例6のパイプ型無煙喫煙冶具の軸方向断面図 前記実施例6のパイプ型無煙喫煙冶具の軸方向断面図 本願発明の実施例5に香料入れを配置した断面図。 本願発明の実施例5にフィルターに香料等を入れてヒーターの根本に配置した図。 本願発明の電池部に使われた充電回路。 本願発明による無煙喫煙治具に使用されている駆動回路部の回路図。 前記駆動回路部のヒーターに印加される駆動電圧波形。 前記駆動回路部のヒーターの表面温度の時間経過を示す図。 特許文献2に開示された無煙喫煙治具の外観図。
以下、本願発明について、市販のフィルター付き紙巻煙草を例に挙げ、図面を参照しながら以下に詳細に説明するが、市販の紙巻煙草でも、手巻き煙草でも、葉巻でも、ほぼ同じようなことが言える。
図1は、本願発明による実施例1の円筒状の無煙喫煙治具100の外観図である。図2は、その軸方向断面図である。図中、101は挿入口103、外管嵌合部112、煙草導入管嵌合部121を有する先端部101、102は外管嵌合部113、DCジャック挿入口114、表示器収納部115を有するエンド部102、104は空気取入口141を有する外管104、105は内管105、107はヒーター付き駆動回路部107である。内管105は、先端部101の外管嵌合部112の内側で、嵌合されている。内管105の内径は、8mmΦから10mmΦに設計されている。外管104と内管105の肉厚は、外管104の内径の方が、内管105の外径より、0.1mm以上大きくなるように、設計されている。これらの外管104や内管105は、アルミ、銅、ステンレス、真鍮等の金属や、ABS,PP,PC等の樹脂で作られるが、少なくとも、内管105は、ヒーターの温度の影響を受けるので、高温に対して変形等のない金属製であることが望ましい。無煙喫煙治具100の全長L=80〜86mm、直径は8.5mmΦから15mmΦに設計されている。この全長L=80〜86mmは、多くの市販のフィルター付き紙巻煙草200の中心的長さである。
実施例1の無煙喫煙治具100のエンド部102は、ABS,PP,PC、シリコン等の樹脂で作られている。表示器収納部115は、エンド部102の樹脂の厚み以下に作られており、表示器が発光した場合、光は樹脂の外から認識できるが、喫煙時にここから空気が入らないようになっている。さらに、先端部101も、ABS,PP,PC、シリコン等の樹脂で作られている。外管嵌合部112、および外管嵌合部113は、外管104と嵌合した場合、喫煙時にここから空気が入らないように作られている。煙草導入管嵌合部121は、煙草導入管10(図5にその断面図を示している。)が挿入された場合、喫煙時にここから空気が入らないように作られている。挿入口103は、煙草導入管付きマウスピースに、フィルター付き紙巻煙草200をセットした状態で、無煙喫煙治具に挿入する場合、煙草部21が、ここから挿入される。
図2に示すように、先端部101、エンド部102の形状は、円筒状の材料を同心円状に加工してできるようになっており、本願出願の無煙喫煙治具を生産する場合、円筒の材料から作ることが出来るようになっている。エンド部102の表示器収納部115は、後から別加工するか、表示器がぶつからなければ、別加工しなくても良い。外管104、及び内管105は、樹脂や金属(アルミ、真鍮、銅、ステンレス管など)の市販の管を単に指定寸法で切断して使えるので、非常に安く作ることが出来る。さらに、先端部101、エンド部102の外管嵌合部112はテーパーをつけてあり、使用する外管104の径がばらついてもこのテーバー部分で調整され、内径のバラツキの大きい外管でも使うことが出来、結果として安価な材料が使えることになる。さらに、先端部101、エンド部102、外管104、及び内管105は、樹脂や金属なので、喫煙者が無煙喫煙治具100を誤って落下させても、ガラス管のように割れないので、非常に安全な無煙喫煙治具となる。
図3A、図3Bに示す駆動回路部106は、ヒーター131、IC1132,Tr1133、VR1134、IC2135、表示器136、プリント基板A137、DCジャック26、およびスリーブ部139から構成されている。駆動回路部106にヒーターを付けたものが、ヒーター付き駆動回路部107である。駆動回路部106の回路図は、図40に詳細に記されている。DCジャック挿入口114には、DCジャック26の突起部が挿入され、ここから空気が漏れないように嵌合している。(なお、図面では、角型のDCジャックの形状を図示しているが、図3Bに一例を示すような円形でも、どのような形状でもかまわないことは説明を要しない。以後の説明は、図3Aに基づいて行う。)
図4は、エンド部102に、ヒーター付き駆動回路部107を固定した状態の断面図である。(具体的には、DCジャック26の突起部がDCジャック挿入口114に接着樹脂で固定される。)このDCジャック26に、外部のDC電源に繋がっているDCプラグ47(図示せず)を挿入して、駆動回路に電力を供給する。ヒーターの温度設定は、図4に示す状態で、喫煙者がVR1134のツマミをドラーバー等でまわして設定する。図2からわかるように、使用状態では、VR1134のツマミの設定位置は外部からは見られないので、表示器136の、色と点滅回数で、喫煙者には知らせるように、ヒーター付き駆動回路部107のIC1132には、Softが書き込まれている。
図3A、図3Bに示す駆動回路部106は、DCジャック26から供給される電圧から、煙草の葉を適当な条件で加熱できるようにコントロールされた電圧波形をヒーター131に供給するものである。さらに、このヒーターの先端部には、加熱線が入っていないものも使われ、その長さによって、挿入された紙巻煙草の加熱状態を変えることができる。図中ヒーターは、ストレートな形状をしているが、特許文献2中で詳しく説明されている、コイル部を有するヒーターでもよい。以後の説明は、ストレートな形状のヒーターに絞って説明するが、コイル部を有するヒーターでも、同じように使える。 この駆動回路部106の詳細については、後述する。なを、ここでは、電気的なヒーターを使って説明しているが、電気化学的反応により発熱するヒーターを使っても、同様に使えることは説明を要しない。
図4は、図2に示す無煙喫煙治具100から、ヒーター付き駆動回路部107と一体となったエンド部102を引き抜いた状態の図である。喫煙者は、この状態で、無煙喫煙治具100から、引き抜き、ヒーター部分の汚れ等を掃除する事が出来る。
図5は、本願発明による実施例1と組み合わせて使われる煙草導入管付きマウスピース4の実施例1−1の煙草導入管付きマウスピース4の軸方向断面図である。煙草導入管付きマウスピース4は、マウスピースの1部1Aと、マウスピースの1部1Bからなるマウスピース部1と、ラッパ状の先端部11を持った煙草導入管10とフィルター収納管12によって作られている。穴7/13は、喫煙時に蒸発してきたニコチン等が、通る穴である。なを、煙草導入管付きマウスピース4の長さIは、フィルター付き紙巻煙草200の長さ以下になるように、作られている。これにより、市販のフィルター付き紙巻煙草の箱の中に、この状態で入れて持ち運ぶことが出来る。
図6は、マウスピース部1の詳細断面図である。マウスピース部1は、マウスピースの一部1Aとマウスピースの一部1Bからなっている。マウスピースの一部1Aには、空気が通る空洞2が有り、マウスピースの一部1Bには、空気が通る空洞3と、1A嵌合部5、フィルター部収納管嵌合部6、穴7、煙草導入管嵌合部8、及び底9から構成されている。これら三つの嵌合部は、それぞれ相手と嵌合した場合、喫煙時にここから空気が漏れないように設計されている。具体的には、少しテーパーを付けて、相手の管の内径がばらついても、キッチリ嵌合するようになっている。このマウスピースの一部1Bも、円筒状の材料より旋盤加工で作れるように設計がされている。
このようにマウスピース部1を二つの部品で構成する事により、他人がこの煙草導入管付きマウスピース4を使う場合、マウスピースの一部1Aのみ交換すれば、経口感染の恐れはなくなる。これらは、ABS,PP,PC、シリコン等の樹脂で作られている。マウスピースの一部1Aは、具体的には「セレクト25」なる商品名で売られているものであるが、マウスピースの一部1Bの1A嵌合部5と嵌合するものであれば、どのようなマウスピースでもよい。
図7は、先端部11を持った煙草導入管10と、穴13を持ったフィルター部収納管12の軸方向断面図である。これらは、PP樹脂で作られているが、管状であれば、材質は、金属でも、樹脂でもかまわない。フィルター部収納管12の穴13と、フィルターの一部1Bの穴7は、図5に示すように、組立てられた場合、その位置が合うように作られている。この穴径は、喫煙時の空気取り込み量を決めるもので、Φ=0.01mmからφ=2.0mm以下であるように設計される事が望ましい。
図8は、図5に示す煙草導入管付きマウスピース4に、市販のフィルター付き紙巻煙草200(煙草部21、フィルター部20)をセットした時の軸方向断面図である。フィルター部20がほぼフィルター部収納管12の長さとほぼ同じである。
図9は、図8に示す煙草導入管付きマウスピース4にフィルター付き紙巻煙草200をセットした状態の外観図である。ここで、図中のHの長さは、挿入されたフィルター付き紙巻煙草200の全長より長くなることは明らかである。
図10は、図8に示す煙草導入管付きマウスピース4にフィルター付き紙巻煙草200をセットした状態のものを、図1に示す本願発明による実施例1の無煙喫煙治具100に挿入した状態の軸方向断面図である。この状態における、喫煙時における動作を、図10を使用して説明する。煙草導入管付きマウスピース4にフィルター付き紙巻煙草をセットした状態のものを挿入した場合、煙草導入管10の先端部11は、図示するように少しラッパ状になっているので、スムーズに無煙喫煙治具100の煙草導入管嵌合部121の外側から嵌合し、ヒーター131は、煙草部21のほぼ中心に挿入される。この状態で、外部電源に繋がれたDCプラグ(図示せず)を、DCジャック26に挿入する事により、外部電源から電力を供給すると、ヒーターの温度が上昇し、ヒーターの周囲にある煙草部21の煙草の葉を加熱し、該煙草の葉よりニコチンが蒸発してくる。この状態で、喫煙者が、マウスピース1Aより吸引すると、無煙喫煙治具100の中、及び煙草導入管付きマウスピース4内部は、減圧になり、空気取入口141からのみ空気が無煙喫煙治具100内に取り込まれる。この取り込まれた空気は、外管104の内側と内管105の外側が作る空間を通り、内管105の表面と外管104の内面を冷却しながら内管105の先端部(図の右側先端部)に達し、内管105の内部、及び挿入されている煙草部21の内部を通り、蒸発したニコチンと共に、煙草部21の外側と煙草導入管10の内側が作る空間を通り、フィルター部収納管12と煙草導入管10の内側が作る空間を通り、穴7/13を通って、空間3及び空間2を通って、喫煙者の口に運ばれる。取り入れられた空気が内管105の表面と外管104の内側を冷却しながら内管105の先端部まで流れるので、外管104の表面温度は低く抑えられ、喫煙者が外管104の表面を手で持つことが出来るようになった。
この状態で、フィルターの一部1Bの底9に穴があけられている場合、一部の該ニコチンを含んだ空気は、フィルター部20の中を通り、この穴を通過して、喫煙者の口に運ばれる空気流が出来、蒸発した該ニコチンの一部は、フィルター部20に吸収される。このことより、底9に空ける穴の大きさにより、蒸発してきた該ニコチンの任意の割合を、該フィルター部20に吸収させられる。
図11は、本願発明による無煙喫煙治具100と組み合わせて使われる煙草導入管付きマウスピース4の実施例1−2で、煙草導入管付きマウスピース4に、フィルター付き紙巻き煙草をセットした、軸方向断面図である。図8に示す実施例1−1との差は、フィルター部収納管12と穴7/13が無い代わりに、針52が、マウスピースの一部1Bについている。この針の長さを、フィルター部20より、長さを長くする事により、蒸発してきたニコチンは100%喫煙者の口に運ばれるが、フィルター部20より、長さを短くする事により、発生してきたニコチンの一部をフィルター部に吸収させることが出来、針の長さによりその吸収割合を任意に変えることが可能である。さらに、この針を外部から動かす機構をマウスピースの一部1Bに付け加えることにより、ニコチンの吸収割合を外部からコントロールする事が可能である。図中長さTLは、フィルター付き紙巻煙草の長さと、同じである。
図12は、本願実施例1の無煙喫煙治具100 1本と、本願実施例1−1あるいは本願実施例1−2の煙草導入管付きマウスピース4 2本を、市販のフィルター付き紙巻煙草の箱とほぼ同じ大きさの箱202に、入れた状態を図示している。間仕切り201は、持ち運び中に、中に入れたものがバラバラに動かないように入れたものであっても、無くても、かまわない。図中長さLは、フィルター付き紙巻煙草とほぼ同じ長さである。
図13は、本願発明による実施例2の無煙喫煙治具100で、フィルター付き紙巻煙草をそのままの状態で、喫煙時にフィルター付き紙巻煙草のフィルター部20を吸引空気浄化用に使えるように改善された無煙喫煙治具100に、フィルター付き紙巻煙草を挿入した時の断面図である。この無煙喫煙治具100は、内管105を使用し、内管105と外管104が作る空間に、駆動回路部106が入れられている。この無煙喫煙治具100には、先端部101が有る。この先端部101は、通常、ABS,PP,PC,シリコン等の円筒状の樹脂製で、外管104や内管105と空気が漏れないように嵌合し、フィルター付き紙巻煙草の外径とほぼ同じ内径を有する挿入穴17が開けられている。喫煙者は、好みのフィルター付き紙巻煙草を挿入穴17から挿入する事により、ヒーター131が、煙草部21とフィルター部20の途中まで挿入される。通常フィルター部20に挿入されるヒーターの先端部分には、加熱線が入ってないヒーター131が使用され、フィルター部20を加熱する温度は、煙草部21を加熱する温度より、数十度以上低い温度になるように工夫されているが、発熱線が全長にわたって入っていてもかまわない。ヒーターリード線108は、駆動回路部106に半田付けされている。入力リード線109(入力リード線109を引出した所は、樹脂等で封止され空気がはいらないように加工されている。)に、電池や、DC電源や、自動車用のシガー用電源に繋ぐと、ヒーター131が加熱され、煙草部21の葉が加熱され、該葉からニコチンが蒸発して出てくる。さらに、フィルター部20にミント味等の香料が入れられている場合は、該香料も蒸発して出てくる。このとき、喫煙者が、マウスピース一部1Aから吸引すると、無煙喫煙治具100内が減圧され、フィルター部20の右側先端部より空気が取り込まれる。取り込まれる空気は、フィルター部20を通過するので、空気中のゴミ等が除去されたきれいな空気が煙草部21を通り、蒸発してきたニコチンや香料と、共に、マウスピースの一部1Bを通過して、マウスピースの一部1Aの内部を通過して喫煙者の口に運ばれる。このとき、挿入穴17の内径が、フィルター部20の外径+0.01mmから0.2mmにつくられ、挿入穴17の長さは、5mmから30mm位に設計されているので、喫煙時、挿入穴17とフィルター部の巻紙の間で作る空間はほとんど無いために、この部分から空気が入り込むことは無く、取り込まれる空気は、ほとんどフィルター部20を通過してくることになる。しかしながら、図13に示す無煙喫煙治具の全長Kは、フィルター付き紙巻煙草の全長Lよりも長いものになってしまっているので、市販のフィルター付き紙巻煙草の箱には収まらない。さらに、先端部101や、マウスピース1Bは、同心円状の加工ではなくなっているので、製作時高価になることは、欠点である。
図13に示す本願発明による実施例2の無煙喫煙治具100において、ヒーター131が、挿入されたフィルター付き紙巻煙草のフィルター部20まで挿入されるような長さになっていることにより、喫煙者が本無煙喫煙治具を使う時に、便利な事が起こることがわかった。すなわち、喫煙者が無煙喫煙治具を何度も使っていると、使用中にヒーターの先端部が、内管105のほぼ中央からずれる場合が有り、そのような場合、フィルター付き紙巻煙草を挿入する場合、上手く挿入されないという問題が発生していた。図10に示す本願発明による実施例1の無煙喫煙治具100の場合、ヒーター131の先端部は、フィルター付き紙巻煙草200を挿入する前に、挿入口103から見ると、ヒーター131の先端部分が、見え、その先端部分が内管105のほぼ中央にあることが確認できる。しかしながら、図13に示す本願実施例2の無煙喫煙治具で、煙草部21のみ加熱し、フィルター部20にまで届かない短いヒーターを使用していた場合、挿入穴17からのぞいても、ヒーターの先端部分が、内管105のほぼ中央にあるかどうか確認する事が出来ない。しかしながら、フィルター部まで挿入される長いヒーターの場合、先端部が挿入穴17から、見えるようになり、ヒーターの先端部が穴17のほぼ中央からずれた場合、直ちに修正する事が可能になるという利点が生まれた。
図14は、図13に示す実施例2の無煙喫煙治具100の改良型で、全長Lを、短くし、市販のフィルター付き紙巻き煙草の箱に収まるようにしたものである。全長を短くするために、持ち運びの場合、煙草導入管10は、外管104の中に、収められるようになっている。使用する場合、図示したように、煙草導入管10を引っ張り出す。この状態では、嵌合部品B51により、煙草導入管10と外管104の間は、空気が漏れないようになっている。且つ、煙草導入管先端部11の内径は、フィルター部20の外径+0.01mmから0.2mmに作られている。このような構造にする事により、持ち運びする場合は、煙草導入管10を、外管104の中に収納する事により、全長Lが、ほぼフィルター付き紙巻き煙草の長さと同じように作ることが出来、図12に示すような箱202の中に収めて持ち運ぶことが出来るようになった。
図15は、本願発明による実施例1の無煙喫煙治具100と組み合わせて使われる電池部49の内部構造を説明する図である。充電池29と、充電回路部を構成するIC343、DCジャック26、充電表示LED27、プリント基板、抵抗・コンデンサー(図示せず)と、DCプラグ47が、電池部外管22の中に組込まれている。充電池の+電極、充電回路部、DCプラグの順に並べることにより、これらの部品間の配線が、もっとも少なくなる。この充電池の使い方は、外部からDC電圧をDCジャック26に供給すると、充電表示LED27が点灯し、IC343によりコントロールされた電圧・電流が、充電池29に供給される。充電が完了すると、充電表示LED27が消灯する。
喫煙者は、図16に示すように、フィルター付き紙巻煙草をセットした煙草導入管付きマウスピース4を、無煙喫煙治具100に挿入した状態で、DCジャック26に、充電完了した電池部49のDCプラグ47を挿入する。図16は、この状態の外観図である。この状態で、駆動回路部106に、充電池部49から、電力が供給され、ヒーターが加熱され、煙草部21の煙草の葉からニコチンが蒸発し、喫煙者は、ニコチンの吸引が可能になる。喫煙後は、無煙喫煙治具100、煙草導入管付きマウスピース4、充電池部49のいずれの長さも、L あるいはそれ以下になり、図12に示す市販のフィルター付き紙巻煙草の箱、あるいは それと同じような箱の中に収納する事が可能である。
図1に示す本願実施例1の無煙喫煙冶具100は、図5に示す実施例1−1の煙草導入管付きマウスピース4を使わずに、使うことも可能である。すなわち、フィルター付き紙巻煙草を、挿入口103に、煙草部21から挿入して使うことができる。この場合、喫煙者の唇は、マウスピースの一部1Aではなく、フィルター付き紙巻煙草のフィルターをくわえることになる。このことにより、通常の火を点けての喫煙時と同じように喫煙者の唇はフィルターに接触するので、通常の喫煙時と同じような唇への感触が得られ、無煙喫煙冶具100で喫煙するときでも、喫煙者は通常喫煙時により近い感覚が得られる。
図17は、本願発明による実施例4の無煙喫煙治具100で、筐体部分401、電池部49、電池部連結部品B24、フタ23の4つの部分から構成されている。図18は、筐体部分401の断面図である。空気取入口142を持った内管105と、空気取入口141を持った外管104は、左側で先端部101と、右側は嵌合部品A50と嵌合されている。嵌合部品A50は、突起部48を持っている。プリント基板A137には、嵌合部品A50の先端部37が入るように穴があり、図に示すように、プリント基板A137は、垂直方向に伸びている。このプリント基板A137には、図40に示す駆動回路を構成する各種部品が実装されている。その主な物は、IC1132,VR1134,Tr1133,IC2135,表示器(D1)136、ソケット38である。ここで、ソケット38は、図22中に示す、ピン34と向き合った位置に実装されている。
図19は、電池部49の断面図を示している。電池部49の主な構成部品は、充電池29、電池部連結部品C25、充電回路部45、ラベル33である。充電回路部45は、図39に示す充電回路を構成する各種部品が実装されている。その主な物は、充電コントロールIC343、DCジャック(CN1)26、充電表示LED27、充電切り替えSW28である。図20は、図19中に示された、A-A’における断面図である。電池部連結部品C25の断面は、上に外管104が、下に充電池29が、入るようになっている。さらに、充電池29の配線を通す配線収納部46と、2個の穴35がある。この穴35は、図18に示す筐体部分401と電池部49を組み合わせるときに、この穴に、接着剤を多めに入れることにより、外管104、電池部連結部品C25、充電池29の3個を接着・固定することができる。さらに、充電池29と、電池部連結部品C25を固定するために、ラベル33が貼られている。このラベル33の表面には、商品名や、原産地や、製造密番や、注意書き等を記載することができる。このような構造にすることにより、電池部49の外形はほぼ充電池29の外形と同じくらいになり、コンパクトな電池部49を作ることができるようになった。図中では、充電池29と、充電回路部45の配線は省略されているが、実際は配線されている。
図21は、筐体部分401と電池部49を組み合わせた物に、電池部連結部品B24を図の左側よりはめ込み、スペーサー付きビス41を使用して、固定した断面図である。なを、スペーサー付きビス41は、嵌合部品A50についている突起部48にあるビス穴を利用して、電池部連結部品B24を固定している。また、嵌合部品A50は、ここからヒーターを挿入する穴53を持っている。
図22は、フタ23に、ヒーター131を固定した物である。具体的には、円形のプリント基板B30に、ヒーターリード線108が半田付けされ、2本のヒーターリード線108は、2本のピン34とつながっている。この円形のプリント基板B30は、ビスA39で、フタ23に固定されている。図21に示す、筐体部分401、充電池部49、電池部連結部品B24が一体になった物に、ヒーター付きフタ23を、嵌合させる。そのとき、2本のピン34は、2本のソケット38と嵌合し、ヒーターリード線108は、駆動回路を実装したプリント基板137と、結線され、電気的につながれる。ヒーター付きフタ23の固定は、ビスB40を使って、スペーサー付きビス41に固定される。
本願発明の実勢例4の無煙喫煙冶具を使っていると、ヒーター部分が汚れてくるので、ビスB40をはずし、図22に示すような状態で、実施例4の無煙喫煙治具100から、抜き出して、ヒーターの掃除を行なう。
図23は、図17に示す本願実施例4の無煙喫煙冶具100の断面図である。この図を使って、本願実施例4の無煙喫煙冶具100の使用方法を説明する。図の左側より、フィルター付き紙巻煙草を挿入すると、ほぼ煙草部21の中心に、ヒーター131が挿入される。この状態で、充電切り替えSW28を、喫煙の方にすると、図40に示す駆動回路が働き、ヒーター駆動用の電圧は、ソケット38から、ピン34をとおり、ヒーターリード線108を通って、ヒーター131に供給され、ヒーター131は加熱され、その動作状態は、表示器136の点滅および色の変化で、喫煙者に知らせられる。表示器136が、喫煙可能という表示が出ると、喫煙者は、挿入されたフィルター付き紙巻煙草のフィルター部から、吸引すると、先端部101の内径は、挿入されたフィルター付き紙巻煙草の径の+0.01mmから+0.2mm位に作られているので、内管105の内部は減圧状態になる。そこで、外部の空気は、外管104にも置けられた空気取入口141から入り、外管104と内管105が作る空間をとおり、空気取入口142から、内管105内部に入る。ここで、ヒーター131により加熱された煙草部の葉から蒸発してきたニコチン等と混ざりながら、煙草部・フィルター部を通過して、喫煙者の口に、蒸発してきたニコチン等を運ぶ。この動作中、空気取入口141から取り入れられた外気は、外管104と内管105が作る空間を流れるときに、内管105の外側、外管104の内側を冷やすことになり、喫煙者は、外管104の外側を熱いと感じない。煙草の葉の加熱が終わると、表示器136は、消灯するので、喫煙者は喫煙を止め、挿入していたフィルター付き紙巻煙草を、無煙喫煙冶具より、抜き出して、燃えるごみとして、廃棄する。
実施例4の無煙喫煙治具100の全長Lも、ほぼ市販のフィルター付き紙巻煙草の長さと同じなので、市販のフィルター付き紙巻煙草の箱に、入れて持ち運ぶことが可能になる。図24は、市販のフィルター付き紙巻煙草200 4本と、本願実施例4の無煙喫煙冶具100を、市販のフィルター付き紙巻煙草の箱、あるいは良く似た大きさの箱202に入れた状態を模式的に示した物である。
本願実施例4の無煙喫煙冶具100は、図9に示す本願実施例1−1の煙草導入管付きマウスピースにフィルター付き紙巻煙草をセットした状態のものを、先端部101から挿入して使用することができる。この場合、煙草の葉から蒸発してきたニコチン等は、フィルター部に吸収されることが無いために、蒸発してきたニコチン等はほとんど100%喫煙者の口に導かれる。
図25は、本願発明による実施例5の無煙喫煙治具100の軸方向断面図で、ヒーターを保持したマウスピースの一部1C、筐体部分150、電池部49、電池部連結部品B24、フタ23から構成されている。電池部連結部品B24は、スペーサー付きビス41で、筐体部分150に固定されている。挿入穴17を持ったフタ23は、ビスB40で、スペーサー付きビス41に固定されている。ここで、電池部49は、実施例4に使われた、図19に示す電池部49と同じ物である。
図26は、この無煙喫煙治具100の主な構成部分である ヒーターを保持したマウスピース部1Cを示している。ヒーター131の2本のリード線108は、円形のプリント基板B30に半田付けされている。円形のプリント基板B30は、ビス31で、マウスピースの一部1Cに固定されている。ピン34は、プリント基板B30に半田付けされており、電気的に、ヒーターリード線108と電気的に繋がっている。マウスピース1Cには、空気穴32があり、その直径は0.01から2mmになるように作られている。この穴径は、喫煙時の空気量に大きく影響されるために、この範囲内に作ることが必要であることが実験の結果得られている。無煙喫煙治具100からは、この状態で抜き出すことが出来るので、ヒーターに付着した汚れは、この状態で掃除する事が出来るようになっている。
図27は、図25に示す無煙喫煙治具100の主な構成部分である筐体部分150の断面図である。この筐体部分150は、嵌合部品B51、外管104、内管105、嵌合部品A50、プリント基板A137から構成されている。この筐体部分150の左端には、嵌合部品B51が有り、2本のソケット38を持っている。右端には2個の配線穴36と、突起部48を持った挿入部品A50が嵌合されている。嵌合部品B51と嵌合部品A50の採用により、外管104や内管105の径がばらついても、この部品で吸収する事が出来、安価な材料を使うことが可能になった。この嵌合部品A50には、先端部37があり、その中央には、挿入されるフィルター付き紙巻煙草200の外径の+0.01から0.2mmの挿入穴17が開けられ、その長さは、5mmから30mmに作られている。プリント基板A137には、嵌合部品A50の先端部37が入るように穴があり、図に示すように、プリント基板A137は、垂直方向に伸びている。このプリント基板A137には、図40に示す駆動回路を構成する各種部品が実装されている。その主な物はIC1132,VR1134,Tr1133,IC2135,表示器(D1)136である。2本のソケット38には細い線が半田付けされ、この2本の線(図示せず)は、外管104と内管105が作る空間をとおり、嵌合部品A50にもおけられた2本の配線穴36を通って、プリント基板A137の所定のところに、半田付けされている。
図28は、図26に示す、ヒーターを保持したマウスピース部1Cを、図27に示す筐体部分150に挿入した状態の断面図である。この挿入した状態では、ヒーターを保持したマウスピース部1Cの2本のピン34は、ソケット38と嵌合し、ヒーターの2本のリード線108は、電気的に、プリント基板A137の所定のところに結線される。
本願実施例5の無煙喫煙冶具100は、図25に図示されているように、図26に示す ヒーターを保持したマウスピースの一部1Cを、図27に示す筐体部分150に挿入したものに、図19に示す電池部49を組み合わせた物に、電池部連結部品B24をスペーサー付きビス41で固定し、さらに、フタ23をビスB40で、固定したものである。
図29は、もう一つの電池部49の内部の断面図を示している。プリント基板C60とプリント基板D61とは、複数のピン34で連結されている。これらのプリント基板上には、DC電源を受取るDCジャック26、充電状態を表示する充電表示LED27,充電時と喫煙時を切り替える充電切り替えSW28,充電池の充電状態をコントロールするIC343が実装されている。この電池部49は、これらの実装済みプリント基板と、前面の板42、電池部をカバーする電池部外管22、充電池29(通常は、単3型あるいは単4型が使われるが、円筒形の充電池であればどのようなものでもかまわない。あるいは、角型のものでもかまわない。)によって構成されている。なお、図中の55は、充電池の−電極をプリント基板のGNDと半田付けしているところ。なお、充電池の+電極もプリント基板に配線されているが、本図では省略している。この例では、IC343を、プリント基板D61上に実装する事により、充電池29のほぼ中央部に位置するようにおかれている。これは、万一充電地29が何らかの問題が発生した時に、充電池29の温度が上昇するので、IC343は、これを検知して、充電を止める機能を持たせるために、この位置につけられている。
図25に示す本願発明による実施例5の無煙喫煙治具100の使い方を説明する。喫煙者は、挿入穴17から、フィルター付き紙巻煙草200の煙草部21を先頭にして挿入する。すると、該煙草部21に、ヒーター131が、挿入される。さらに、ヒーターの先端部は、フィルター部20に挿入される。この状態で、充電切り替えSW28を喫煙側に切り替えると、該ヒーターにIC1132によりコントロールされた電圧が印加され、ヒーターの温度が上昇する。これにより、該煙草の葉が加熱され、ニコチンが蒸発してくる。さらに、フィルター部に香料等が含まれている場合は、香料等が蒸発してくる。喫煙者は、マウスピースの一部1Aから吸引する事により、該フィルター部20から空気は取り込まれ、該フィルターにより、吸引空気中の粉塵等が取り除かれた空気のみが、該煙草部に入り、蒸発してきたニコチンや香料等と共に、空気穴32を通って、喫煙者の口に運ばれる。
図30は、本願発明による実施例6のパイプ型無煙喫煙冶具100を構成するパイプ部301の外観図である。パイプ部301は、右側部品312、左側部品311、ボール部部品314、と図34にその外観図を示すストッパー部品313から構成されている。パイプ部301には、挿入穴321、SW用穴322、LED用穴323、DCジャック用穴324、ボール部部品314取り付け用ビス穴325、結束部品取り付け部326と、挿入穴327がある。
図31は、パイプ部301の右側部品312の断面図である。左側部品311は、図示していないが、右側部品312と対象になるように作られており、右側部品312と左側部品311を向かい合わせて張り合わせることにより、図30に示すパイプ部301が作られる。右側部品312と左側部品311の向かい合う部分には、お互いにかみ合うような凹凸が作られているが図面上では省略されている。右側部品312と、左側部品311には、プリント基板取り付け用の棚328があり、そこには、プリント基板を固定するためのビス穴330がある。図32は、プリント基板取り付け用の棚328の切断線A-A’における断面図が示されている。さらに、右側部品312と、左側部品311には、ストッパー部品313を、固定するために、ビス穴331が、ある。挿入穴327と、挿入穴321の中心は、図示したように、一直線になるように作られている。左側部品311と右側部品312は、組み立てる場合、向かい合う部分は、お互いが噛合うように凹凸が作られている(図面上では省略している。)が、さらに、左側部品311と右側部品312の組立を強固にするために、実装済みプリント基板335と、ストッパー部品313は、2本のビスで、左側部品311と右側部品312それぞれに固定される。さらに、結束部品取り付け部326には、熱収縮チューブやゴムリングや、テープをつけることにより強固に、右・左側部品を組み立てることができるように工夫されている。図中329は、図33に示すボール部部品314を入れる部分である。
図33A,B は、ボール部部品314の、軸方向断面図と、90度回転させた時の断面図を示している。このボール部部品314の底に、表示器用の穴333と、VR用の穴332が、あけられており、実装済みプリント基板335上の表示器とVRが、これらの穴に、入いり、表示器をパイプ部の外から見ることができるようになっている。さらに、VRの調整位置をパイプ部の外から変えることができるように作られている。図34Bには、ボール部部品314を、右側部品311に取り付けるための、ネジ部334が示されている。
図34は、ストッパー部品313の一例の外観図である。このストッパー部品313は、左壁344と、ミゾ342と、右側部343を持っている。
図35は、本願発明による実施例6のパイプ型無煙喫煙冶具100の軸方向断面図である。実施例6のパイプ型無煙喫煙冶具100は、図31に示す右側部品312に、図28に示す本願実施例5の無煙喫煙冶具のヒーターを保持したマウスピース部1Cと筐体部分150のうちプリント基板137を取り除いたものを組立てた筐体A339と、充電池29、および、図39に示す充電回路と図40に示す駆動回路を1枚のプリント基板上に実装した実装済みプリント基板335と、ストッパー部品313と、ボール部部品314から構成させている。実装済みプリント基板335には、充電切り替えSW28、DCジャック26、VR1134、表示器136等が実装されている。図中ヒーターのリード線と実装済みプリント基板335との結線、充電池29と実装済みプリント基板335との結線は、省略してある。煙草部21とフィルター部20を持ったフィルター付紙巻煙草は、挿入口321から、煙草部21を先にして挿入されている。この状態で、ヒーター131の先端は、フィルター部20の中まで挿入されている。そして、突起部48は、ストッパー部品313の右端部343のところにあるために、筐体A339は、図に示す位置から、動かないようになっている。
図35に示す状態でも、喫煙者は無煙喫煙ができるが、無煙喫煙冶具100を手に持った場合、少し飛び出しているフィルター部20が邪魔になる。そこで、喫煙者は、この状態から、筐体A339を、90度回転させ、突起部48が、ストッパー部品313の右端部343に引っかからないようにしてから、筐体A339を、左側に引っ張り、突起部が、ストッパー部313の左壁344にぶつかってそれ以上引き出せないようになったときに、90度元の方向に回転させることにより、突起部48が、ミゾ342にはまり込み、筐体A339は、この位置で固定される。図36は、この状態を図示している。図36からわかるように、フィルター部20の先端は、パイプ型無煙喫煙冶具100の内側に入り、喫煙者が喫煙するために、無煙喫煙冶具を手に持っても、フィルター部20が、指に引っかかることは無くなる。図34に図示したストッパー部品313は、一例であり、筐体A339を、2箇所以上の位置で固定する機能があれば他のいろいろな構造が考えられる。
図37は、メンソール味、ハッカ味、レモン味等の各種香料や、水や、グリセリン等を、脱脂綿のようなものに含ませたものを入れる香料入れ56を、ヒータースリーブ部139の周辺に置き、ヒーター131が高温になった時に、スリーブ部も加熱されるので、各種香料や、水蒸気や、グリセリンの蒸気等が蒸発してくるようにした無煙喫煙冶具である。図38は、もっと簡便な方法で、市販のフィルター57に各種香料や、水や、グリセリン等を、含浸させ、ヒーター131に煙草を挿入する前に、該フィルター57を先にヒーターに挿入する事により、これらの各種蒸気を発生させようとするものである。
図39は、電池部49に使用されている回路図である。図中CN1は、DCジャック26、SWは、充電切り替えSW28、D0は、入力電圧調整用ダイオード(又は抵抗でも良い)、LEDは、充電表示LED27、である。充電池29は、図中の + 、GND に結線される。Vout、GNDは、電池部49の出力で、プリント基板A137の所定の所に結線されている。ここで使われているIC3は、リチウム充電池の充電用ICとして市販されている、Linear Tech.社の LTC4054-4.2 である。SWにより、充電する場合は、1に、喫煙治具を使う場合は、2に、繋ぐように使う。なお、図15に示す充電池の回路には、このSW1はついていない。
次に、無煙喫煙治具100に使われている駆動回路の詳細を、図40に示す。図中、CNは、充電池(またはDC電源、またはシガー用電源)の電圧Voutを受取るDCジャック26。IC2は、VoutがDC3Vから13Vのいずれかの電圧の場合、IC1の電源電圧となるDC3.0VからDC2.5Vのある一定の電圧をVo端子より出力するIC2135である。IC1132は、8ビットマイコンで、以下の動作をするようにSoftが書き込まれている。

GP4端子の電圧を測定する。(Voutの電圧を測定する。)

GP0端子の電圧を測定する。(VR1の回転角度を測定する。)

上記2個の端子の電圧から、ヒーターに供給する電力を計算し、出力端子GP2に、時間経過とともに”H”/”L”の信号を出し、出力トランジスターTr1のゲートに供給する。

ゲートに供給された信号により、Tr1が、ON/OFF して、ヒーターに、VoutV/0V の電圧波形を印加する。

D1は、赤色と緑色2色の表示器で、GP1が“H”の場合、赤色。GP5が”H”の場合、緑色。GP1及びGP5が“H”の場合、橙色に点灯し、無煙喫煙治具の通電状態を喫煙者に知らせる。
図41は、ヒーターに印加される電圧の波形を示している。喫煙者が充電切り替えSW28を喫煙側にすると、充電池からDCジャック26にVoutが供給される。ここで、IC1132に組込まれているSoftの内容について以下に記述する。

図40に示す駆動回路に、CNから Vout電圧が供給されると、GP2の出力を“H”にして、Tr1をONする。その結果、ヒーターには、(Vout-(Tr1のON電圧))が印加される。通常、(Tr1のON電圧)は、0.1V〜0.2V位なので、以後の説明では、この電圧は無視して、ヒーターには、Vout電圧が印加されると説明する。

CNからVout電圧が供給されて、2秒後に、GP4の電圧を測定する。このようにする理由は、通常、充電池やDC電源やシガー用電源から、電流を取り出すと、その出力電圧は、低下するので、正確にヒーターに供給される電圧を測定するためである。

同時にGP0端子の電圧を測定し、GP0とGP4の測定結果より、事前に決められた時間の間、GP2の出力を”H”にし、Tr1をONにして、ヒーターには、Voutの電圧がこの間連続的に印加する。この事前に決められた時間は、実験で決められ、Voutが高い電圧であるほど、短い時間になるように決められ、この時間終了後には、ヒーターの表面温度が、160℃から240℃になるように設定されている。このように連続でVout電圧をヒーターに印加する事により、図42に示すように、温度上昇曲線1として示すように、ヒーターの表面温度の上昇が早く、喫煙者が喫煙可能になるまでの時間を短くする事が出来る。初期の連続ON時間が無い場合、温度上昇曲線2として示されるようになり、喫煙可能になる時間が、T1からT2と、非常に時間が掛かることになる。

GP0端子の測定結果より、VR1の回転角度を読み取り、VR1の回転角度を、D1の色と点滅回数で、喫煙者に、知らせる。通常は、VR1の回転角度をD1の色と点滅で、喫煙者に知らせた後でも、ヒーターへの連続通電は続いているので、この間喫煙者には、煙草を喫煙可能になるまで加熱中であることを、D1の色と連続点灯で表示する。

ヒーターへの連続通電終了後(図43に示す T1)、VR1の回転角度により、ヒーターの表面温度が、70℃から240℃になるように、図42中の n の値を決める。ここで、Tはある一定の周期を示している。nは1から256の整数でIC1132に書き込まれたSoftにより、決められている。

次に、図41に示す電圧波形をヒーターに供給する。その供給時間も n の値により 3分半から4分半になるように、IC1132にSoft が書き込まれている。この供給時間中も、D1の色と点滅で喫煙者に、喫煙可能であることを知らせる。

さらに、供給時間終了の30秒位に、5〜10秒間位Voutの電圧を連続して印加する事により、ヒーターの温度を上昇せしめ、煙草の葉に残っているニコチンの蒸発を促進させるように、Softは作られている。

上記供給時間終了後、供給されていた電源の電圧(Vout)のレベルを、D1の色と点滅回数で表示し、喫煙者に知らしめるように、IC1132にSoftが書き込まれている。
市販の紙巻煙草あるいは、フィルター付き紙巻煙草をそのまま使用し、該煙草部にヒーターを挿入する事により、該煙草の葉を加熱し、該葉から蒸発してくるニコチンを吸引するようにした無煙喫煙治具において、外径を円筒状にする事により、外観を紙巻煙草に似する事が出来、かつ、無煙喫煙治具の全長をほぼ該紙巻煙草あるいはフィルター付き紙巻煙草の長さ以下にする事により、市販の紙巻煙草あるいはフィルター付き紙巻煙草の箱に入れて、煙草と共に喫煙者は持ち運びが出来るようになった。さらに、フィルター付き紙巻煙草のフィルター部を、喫煙時に取り込む空気の浄化用に使えるようにした新規の無煙喫煙治具も出来るようになった。さらに、無煙喫煙治具と充電回路内蔵の電池部を一体にする事により、使い勝手の良い無煙喫煙治具が出来上がった。
20 フィルター部
21 煙草部
24 電池部連結部品B
26 DCジャック
29 充電池
45 充電回路部
47 DCプラグ
49 電池部
106 駆動回路部
131 ヒーター
136 表示器
200 フィルター付き紙巻煙草
339 筐体A
1C マウスピースの一部
23 フタ
150 筐体部分
313 ストッパー部品
104 外観
105 内管

Claims (9)

  1. フィルター付き紙巻煙草200、または、紙巻煙草を使用し、該煙草部21にヒーター131を挿入し、該ヒーターにより該煙草部の煙草の葉を加熱することにより該葉からニコチンを蒸発させる無煙喫煙冶具において、該煙草部を 挿入する内管と、その外側に外管を配置し、喫煙者が吸引したときに、外管にもおけられた小穴から取り入れられた外気が、外管の内側と内管の外側が造る空間を流れるようにしたことを特徴とする無煙喫煙冶具。
  2. 請求項1記載の無煙喫煙冶具と、電力を該無煙喫煙冶具に供給する手段を持った電池部を、直列に繋いで使用することを特徴とする無煙喫煙冶具
  3. 請求項1記載の無煙喫煙冶具と、電力を供給する電池部49を上下に配置し、一体として使用することを特徴とする無煙喫煙冶具。
  4. 請求項1、または、請求項3のいずれか1項に記載の無煙喫煙冶具において、その全長を、市販のフィルター付き紙巻煙草、あるいは、市販の紙巻煙草の全長と、ほぼ同じ長さにしたことを特徴とする無煙喫煙冶具。
  5. フィルター付き紙巻煙草を使用し、該煙草部21にヒーター131を挿入し、該ヒーターにより該煙草部の煙草の葉を加熱することにより該葉からニコチンを蒸発させる無煙喫煙冶具において、該ヒーター131のスリーブ部を、マウスピース側にもおけ、該ヒーターへの配線を、外管の内側と内管の外側が造る空間に入れたことを特徴とする無煙喫煙冶具。
  6. 請求項5に記載の無煙喫煙冶具を構成する筐体A339を、外観がパイプ形状をしたもの中に入れ、外観をパイプ形状にしたことを特徴とする無煙喫煙冶具。
  7. 請求項6に記載の無煙喫煙冶具において、筐体A339を、少なくとも2箇所以上の場所で止められるストッパー部品313を有することを特徴とする無煙喫煙冶具。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無煙喫煙冶具において、ヒーターへの電力供給の初期において、供給電圧を有る一定期間連続して行うことにより、喫煙可能になるまでの時間を短縮したことを特徴とする無煙喫煙冶具。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の無煙喫煙冶具において、各種香料やグリセリンや水等を入れた容器をヒーター131の近くに置き、煙草の葉の加熱により蒸発してきたニコチンと共に、該ヒーターの熱で、これらの蒸気を発生させ、それを吸引できるようにしたことを特徴とする無煙喫煙冶具。
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