JP5269603B2 - 彫刻された宝石用ビューア - Google Patents

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Description

本発明は、表面に識別番号が刻まれた宝石を観察する装置に関する。
本出願は、2005年11月12日に出願された米国暫定出願第60/735,339、2006年3月17日出願された米国暫定出願第60/783,635、及び2006年9月25日に出願された米国暫定出願第60/847,040に基づいて優先権を主張する。
研磨された宝石やダイヤモンドの鑑定は、産業や消費者がこれらを独特で価値のあるものとして認識する限り重要なものである。多くの宝石は、精密に調べない限り、同じように見える。しかし、これらは類似していても、類似する宝石の価値は大きさによって変わる。歴史的には、同じ大きさと特徴を有するダイヤモンドと宝石は、顕微鏡を用いて鑑定、識別され、ダイヤモンド結晶又は宝石に埋められた欠陥の位置や大きさが決定される。残念なことに、これらのマーカは、通常、裸眼で見ることができず、ほとんどの状況下で、マーカをチェックしてダイヤモンドを正確に識別しうる顕微鏡を利用可能とすることは現実的ではない。製造者、販売者、商人、消費者が宝石を識別することは難しい。その結果、かなり異なる経済的価値を有する宝石であっても、感情的な価値はいずれとせよ、混同を生じる。間違いを気づいたときに、間違いが起こった場所を確定するのでは遅すぎる。結果的に、宝石を追跡することや様々な間違いを正すことは、難しく、実際には不可能な課題である。
さらに、宝石は、様々な理由により関係者間で移動する。販売者や小売り商人は、宝石を別の販売者や小売商に移動させ、彼らは、宝石を潜在的な飼い主に様々な店や様々な場所で見せる。移動は、宝石が宝飾品類に取り付けられるときにもなされて、販売後でさえ、宝飾品類が修理されるときに起こる。消費者は、これらの宝飾品類の宝玉を鑑定する知識や設備に乏しいため、特に、弱い立場にある。それにもかかわらず、ある関係者から返却された宝石が関係者に与えた宝石と同じであることを識別して確認するための経済的で、早い方法はない。その結果、会社や人々は、販売、小売りを通じて、販売経路の後においてもこれらの宝石を扱う他者を信頼しなければならない。信頼が必要とされるために、ある人が、ダイヤモンド又は宝石を別の人に貸すことは大変不安である。信頼には、その宝石が別の宝石と不注意に混ざったり、価値の低い別の宝石と不正に交換されてしまったりする機会をなくすことが必要である。
恒久的な手段でダイヤモンドや他の宝石に印をつけることは、過去10年間、一般的な慣行になっている。これには、印やシリアルナンバーを彫刻するレーザや集束イオンビームが含まれる。例えば、一般的なマーキング方法は、ダイヤモンドのガードルに銘を極端に小さく彫刻する方法である。ガードルには、ダイヤモンド本来の美しさを損なわないように印がつけられる。ガードルは、宝飾品類に取り付けられた後は、通常、見ることができない。この彫刻は、一般的に宝飾店やダイヤモンドの商人に用いられている標準の10X拡大鏡で見ることができる。この種の印は、宝石の販売や小売り販売中に役立つが、ガードルの銘は、宝飾品類に取り付けられてしまうとダイヤモンドの銘は通常見ることができないので、宝飾品類に取り付けられた状態では問題を有している。
研磨されたダイヤモンドに印を付ける新しい画期的な方法が、最近、オレゴン州ポートランド市のノーサムテクノロジーズによって開発されて、以前デビアス(DeBeers)として知られていたダイヤモンドトレーディングカンパニーにライセンスを与えている。この方法で、マイクロ又はナノサイズの銘が集束イオンビームによって、ダイヤモンドのテーブルに彫刻される。銘は、裸眼で見ることができないほどの小さなサイズである。熟練した宝石職人でさえも、宝石職人によって使用される一般の10X拡大鏡を用いて銘を読むことは、適切な視角を見つけることが難しく、倍率が不十分であるため、実際上不可能である。識別番号を形成する個々の文字(すなわち、文字および/または数字)は、約300乃至500ミクロンの高さを有する。銘は、深さ約20乃至80ナノメータで彫刻される。銘を見ることは、光が銘によって形成される粗面領域と周囲の滑らかな宝石のテーブルの両方を通過できるという、ダイヤモンド及び他の宝石の半透明性によって一層難しくなる。DTCやその他は、微視的な銘を見るための高65X拡大カメラや電子ディスプレイスクリーンを用いた観察システムを開発している。残念なことに、これらのシステムは、高価であり、使用するには扱いにくく複雑で、ほとんどの小売店や消費者は、必要とされる設備を有していないことから、銘を見ることができず、このことから銘の価値は損なわれてしまう。
本発明は、これらの問題や他の問題を解決することを意図している。
本発明は、識別番号などの銘をレーザで彫刻した宝石の平らで、滑らかな面を見るための彫刻された宝石用ビューアに関する。宝石は、宝石用ビューア内に置かれるか、宝石用ビューアによって別の方法で受け入れられている場合に、宝飾品類の一部に取り付けられているか、取り付けられていない状態でもよい。光源は、光線を反射コーティングで覆った拡大レンズへ向ける。光線は、拡大レンズによって反射して、銘を具える宝石の表面に軌道に沿って入射する。滑らかで平らな宝石面によって、光線は、軌道に沿って拡大レンズに戻るように分光反射し、銘を現す可視的な光の像を作り出す。銘は、光の像の暗い又はかなり明るさが減った領域として示される。
本発明の宝石ビューアの1つの利点は、宝石用ビューアによって示される光の像によって現される微視的な銘が明瞭になることにある。光の像は、宝石の面に彫刻された識別番号を形成する個々の文字をはっきりと現す。この宝石用ビューアは、カメラやデジタル処理などの複雑で高価な電子手段を使用することなく、単一の拡大レンズを使用して像を拡大する。
本発明の宝石ビューアの別の利点は、人の目で像を見ることができるということにある。光源は、ほぼ一方向の光線を作り出す発光ダイオード(LED)である。光源は、目を害するレーザではない。
宝石ビューアのさらなる利点は、ギフトボックス又はディスプレイボックスの形にすることができるということである。宝石用ビューアは、小型であり、比較的安価な部品を使用している。宝石用ビューアは、白色LEDなどの光源によって内側から照明される。宝石用ビューアの内側は、黒色塗料などの光吸収コーティングで覆われている。
本発明のその他の態様及び利点は、明細書、請求の範囲及び図面を参照することで、明らかにしうる。
本発明は、様々な形の実施例の余地があり、図面及び明細書は、本発明のいくつかの好適な実施例を詳細に記載している。図面及び明細書は、本発明の原理の例示として示されていると理解されるべきである。これらは、説明している実施例に本発明の広範な態様を限定する意図ではない。
ダイヤモンドなどの宝石5は、平らな又は平坦な上側面を具える。この上側面又は宝石5のテーブル6は、滑らかに研磨されている。宝石5を上から見ると、テーブル6が、中央に配置され、下方に角度を付けたファセット7に囲まれている。ファセット7は、宝石5の最大幅部又はガードル8に向けて傾斜している。図5のように上から見たときに、宝石5の形が中心9を規定する。宝石5の中心9は、通常、テーブル6の中心にあたる。一般の宝石5は、直径約2mm乃至12mm(ミリメートル)範囲のテーブル6を具える。混同を避けるために、テーブル6の滑らかな面には、テーブル6の識別番号11などの彫刻又は銘10を形成するマイクロ又はナノ彫刻がされている。リングやネックレス、ペンダントなどの宝飾品部15は、通常、ガードル8に連結されて宝石5を固定している。テーブル6は、遮る物がないので容易に観察することができる。宝石5又は宝飾品部15の製造時に、識別及び販売目的のために、名前やロゴ、スローガン、商標、又は個人的なメッセージか消費者の写真がテーブル6に彫刻される。彫刻処理及び銘10は、テーブル6の滑らかな面を破損するが、マイクロもしくはナノ彫刻の大きさ、性質、深さによって提供される銘10、識別番号11、印、又はロゴは、裸眼もしくはなんらかの補助なくしては人の目で実際に見ることができず、テーブル6を通して見るときの宝石5の全体の美しさ、輝き、閃光を妨げることはない。
本発明は、一般に、図1乃至4に全体として参照符号20で示された、彫刻された宝石用ビューアに関する。宝石ビューア20は、球形の外側シェル21から成る容器を具える。外側シェル21は、外側面22及び内側面23を具える。外側面22はほぼ滑らかであり、人が保持するか把持することを目的としている。内側面23は、黒色塗料などの光吸収コーティング24によって覆われている。外側シェル21は中空であり、宝石5又は宝飾品部15を受け入れ保持して封入する内部空間25を規定する。外側シェル又は球21は、中心軸27を有し、一般に、2つの片側シェル31と41とから形成される。各片側シェル31又は41は、半球形の一体成形されたプラスチックであることが好ましい。各片側シェルは、厚さ約1/16の壁を具える。外側シェル21の球の直径は、様々な幅の宝飾品部15に適応するように約4と1/2インチであることが好ましい。
下側シェル31は、宝石5又は宝飾品部15を受け入れ保持するように構成されている。下側シェル31は、円の中央開口32と、平面外側縁部33とを具える。中央開口32は、以下に記述するように、焦点アセンブリを受け入れる。下側シェル31の内側面23は、内方突出環状フランジ34を具える。この環状フランジ34は、中央開口32周辺に設けられている。一対の対向整列支柱35は、環状フランジ34から下側シェル31の内部空間5へさらに延在する。少なくとも1の整列支柱35は、その内側に向いた面に形成されている直線路又は溝36を具えている。中央開口32、環状フランジ34、及び整列支柱35は、連結して焦点アセンブリを受け入れ保持するための整列溝38を形成する。下側シェル31の基部は、平面フランジ39を形成する形をしている。この平面フランジ39は、平らな基部又は外側面を具える。
上側シェル又はドーム41は、宝石5又は宝飾品部15を受け入れ封入するように構成されており、下側シェル31に取り外し可能に取り付けられる。下側シェル31と同様に、上側シェル41は、円の中央開口42と、平面外側縁部43とを具える。中央開口又は観察ポータル42は、下側シェル31の中央開口32に対向して、軸を中心に整列する。両方の中央開口32及び42は、宝石用ビューア20の中心軸27上に設置されてこれを規定する。各片側シェル31及び41の縁部は、完全な球形の外側シェル21を形成するように他方の片側シェルの縁部を一致して受け入れるように形成されている。上側シェル41は、下側シェル31とスナップ式に一致するように設計されており、下側シェルの周りで回転して取り付けられる。上側シェル41は、内側に延在する同じ長さの4つの取付アーム45を具える。シェルは両方とも、これらの形を保持するために硬質プラスチック材で作られ、使用中、外側周辺の光が外側シェル21に入るのを遮るために不透明体である。
拡大ガラス又はレンズ50は、上側シェル41の中央開口42受け入れられる。この拡大レンズ50は、上側凸面52と下側凸面53とを具える。拡大レンズ50は、ガラスかプラスチックで作られた従来の凸レンズである。拡大レンズ50は、直径約20mm、光学倍率範囲14X乃至20Xである。倍率が18Xである場合、宝石5の銘10を読むための焦点距離は、約0.6インチである。拡大レンズ50の中心は、宝石用ビューア20の軸27上に設置される。拡大レンズ50の外側周囲は、中央開口42を満たして、中央開口を形成する上側シェル41の縁部によって、同一平面上に一致して受け入れられる。宝石用ビューア20は、片側シェル31と41とが互いに連結されているときに、通常、周辺の光が内部空間25に入ることを防ぐように設計されている。周囲の光の一部は、観察又は接眼用の拡大レンズ50を通って入ってしまうが、この光は、比較的少なく、内部の光吸収コーティング24、及び宝石用ビューア20の内部光源60が放つかなり多くの光に無視できるほどの影響しか与えない。反射コーティング55は、拡大レンズ50の下面53全体に使用されている。この反射コーティング55は、真空蒸着によってレンズに使用される従来の金属反射コーティングである。反射コーティング55は、一部の光を反射させて、一部の光は、反射コーティングと拡大レンズ50を通過させることができる。反射コーティング55は、約50/50ビームスプリットであるか、約50パーセント反射率50パーセント透過率である。拡大レンズ50は、光吸収コーティング24で覆われていない。
上側シェル又はドーム41は、宝石用ビューア20の内部光源60を具えている。光源60は、4つの発光ダイオード(LED)62を具える回路基板61から形成されている。図2、3に示されるように、ほとんどの光又は光子が有効距離にわたって光線の軌道にほぼ平行である懐中電灯と同じように、各LED62は、ほぼ一方向の光線65として白色光をその先端から放出する。各LED62は、直径約5mmの先端を有して、およそその直径の光線65を放出し、このLED62から離れて進むにつれて、光線直径はわずかに広がる。それぞれのほぼ一方向のLED62は、約3.7ボルトで作動して、最大光度約4,400ミリカンデラであり、円錐形に約10度発散する光線65を作り出す。LED62は、カリフォルニア州のミルピタス市のLite−On,Inc.によって製造され販売されているモデルナンバー LTL33BCWK5AT型の従来のLEDであることが好ましい。光線65の円錐発散は、以下に記述するように、光線が拡大レンズ50の凸面53に反射した後は、10度よりさらに大きくなる。LED62は、白色光として記載されているが、本発明の広い態様から外れることなく、特定の色にしたり、様々な手段でフィルターをかけたりできると理解されるべきである。
LED62は、回路基板61によってバッテリー66と電気的に連結されている。回路基板61は、動作又はG力スイッチ67と、タイミング回路68とを具える。動作スイッチ67は、上側シェル41の物理的な動きを感知すると、光源60を作動させる。タイミング回路68は、所望時間経過後に光源60を停止させる。従来のLED62、バッテリー66、スイッチ67、及びタイマー68は、回路基板61によって電気的に協働して連結されている。平面な回路基板61は、通常、上側シェル41の軸27にほぼ垂直であるように、位置決めポスト45やねじなどの締め付け具によって取り付けられる。回路基板61は、直径約1と3/4インチの円形の中央開口69を具える。中央開口6の中心は、宝石用ビューア20の中心軸27上に設置されており、中央開口69は、拡大レンズ50にほぼ平行に整列している。LED62は、中央開口69の周囲に等距離に間隔を空けて取付られる。各LED62は、拡大レンズ50に面するように向いた先端を具えることを意図しており、放出された光線は、図2及び3に示されるように、拡大レンズ50に向けられる。
図1乃至4に示された球形の宝石用ビューア実施例では、各LED62の先端は宝石用ビューア20の中心軸27から約3/4インチ離れて設置されており、光線65の中心線は、中心線が拡大レンズの下側凸53にぶつかる点から約1/2インチ離れたところにある。しかしながら、これらの寸法は、本発明の広い態様から外れることなく変えられることが理解されるべきである。さらに、宝石用ビューア20は、4つのLED62を具えて示されているが、宝石用ビューアは、単一の光を具えることができると理解されるべきである。複数のLED62を具える宝石用ビューアを使用することは、操作者が宝石のテーブル6の一の光線65を見つけて位置付けて、以下に記載するように、宝石用ビューア20の中心軸27に沿う焦点で鏡像を観察するのに有効であるのに対し、図5に示すように、操作者に見える鏡像を作り出すのに必要なのは単一のLED62のみであることが理解されるべきである。複数のLED62の宝石用ビューア20の欠点は、鏡像によって現される10又は識別番号11の明瞭さが減ってしまう傾向にあることである。
上側シェル41は、回路基板カバー70を具える。この回路基板カバー70は、外側面が上側シェル41の内側面23に対して同一平面上で連結して押圧することができるように形成された湾曲した外側部72を具える。回路基板カバー70は、また、回路基61の下側面に対して下に直接設置されて押圧するほぼ直線上の壁74を形成している。回路基板カバー70は、回路基板61の中央開口69と同じ直径を有して軸上に整列している円形の中央開口75を具える。LED62から放出される光は、拡大レンズ50に反射して、中央開口69及び75を通過する。回路基板61及び回路基板カバー70は、上側シェル41によって形成される内部空間25を、上側光放出チャンバ78と下側ダイヤモンドチャンバ79に分ける。この実施例では、LED62は、光線65が拡大レンズ50反射するまで、これらの光線65が中央開口69及び75を通ってダイヤモンドチャンバ79に直接入らないようにすることを意図している。シェル31及び41の内側面23と同様に、球形の宝石用ビューア20のその他の内部構成部品、回路基盤61、及び回路基板カバー70は、黒色塗料などの光吸収材24で覆われていることが好ましい。
彫刻された宝石用ビューア20は、図4、6及び7に最も良く示されている宝石把持アセンブリ80を受け入れるように構成されている。宝石把持アセンブリ80は、開いた中央部を具える下側取付ブラケット又はプレート81を具える。この下側取付ブラケット81は、一端部に近接して設置され上方に突出している2つのポスト82を具えるほぼ平らな上側面を具えている。下側取付ブラケット81のその他の端部は、押圧プレート82aを具える。下側取付ブラケット81は、一対の下側及び上側クランプ8393を保持する。下側クランプ83は、下側取付ブラケット81の上側面にスライド装着されている。下側クランプ83は、開いた中央部を具える一対の水平スライドバー84を具える。各スライドバー84は、細長い溝穴を具える。スライドバー84の一端部は、押圧プレート84aを具える。スライドバー84のその他の端部は、上側把持部86を具える上方に延在しているU字型把持アーム85を具える。上側クランプ93は、ポスト82を固定して受け入れるように構成された溝穴を具える下側プレート94を具える。上側クランプ93は、上側把持部96を具えて上方に延在しているU字型把持アーム95を具える。U字型把持アーム85及び95の上側把持部86及び96は、図3に示すように、単一の取り付けられていない宝石5又は図2に示すリングなどの宝飾品部15を把持するように構成されている。一組の2つのばね97は、図6のように、閉じた位置98へ宝石把持アセンブリ80を付勢している。各ばね97の一端は、下側クランプ83に固定され、各ばねの一端は、上側クランプ93に固定されている。押圧プレート82a及び84aを互いに押圧することによって、宝石把持アセンブリ80は、図2、3及び7のように開いた位置99へ動く。
宝石ビューア20は、図2乃至4に最良に示されている焦点アセンブリ100を具える。焦点アセンブリ100は、中央開口32及び下側シェル31の整列溝38によって受け入れられる。焦点アセンブリ100は、中央のハブと、容易に把持するために外側シェル21から離れて延在する外周突起縁部とを具えるほぼ平らな焦点ホイール101を具える。中央のハブは、下側シェル31の平坦フランジ39の平らな下側面に同一平面で回転可能に連結する平らな中央上側面を具える。焦点ホイール101は、焦点ねじ又はロッド105にねじ式で確実に取り付けられる。焦点ロッド105は、宝石用ビューア20の中心軸27と同軸で整列する。焦点ロッド105は、調節可能な焦点ナット111をねじ式で回転可能に受け入れる。焦点ナット111は、細い上側部112と、多くの凹部115を具える水平な突起部114を規定するための厚い下側部113とを具える。
調節可能な焦点アセンブリ100は、台又はキャリッジ121を具える。このキャリッジ121は、ナットをキャリッジに固定するために、焦点ナット111の凹部115内へ一致して受け入れられる下方に突出している固定スタブ122aを具える下側ウェブ122を具える。キャリッジ121は、下側シェル31の整列支柱35に連結するのに十分な直径を有する外側環状フランジ123を具える。外側環状フランジ123は、整列支柱35の36にスライドして受け入れられる回転止めキー123aを具える。回転止めキー123aが溝36内へキー連結することによって、キャリッジ121と焦点ナット111の両方を回転させないようにして、焦点ホイール101と焦点ロッド105の回転が、焦点ナット111又はキャリッジ121を回転させないようにする。その代わりに、焦点ナット111及びキャリッジ121は、焦点ロッド105に沿って、言い換えると、宝石用ビューア20の中心軸27と同軸の移動直線軌道に沿って、直線的に上方に又は下方に動く。キャリッジ121は、焦点ナット111の上側部112をぴったりと受け入れるために、中央開口を規定する内側フランジ124を具える。キャリッジ121は、また、宝石把持アセンブリ80の下側取付ブラケット81の下側面を同一平面で受け入れて支持するために、平らな上側面又は台128を具える外側フレーム127を具える。外側フレーム127は、焦点アセンブリ100を固定するときに宝石把持アセンブリ80を適所で保持するために、下側取付ブラケット81の側部をぴったりと受け入れる間隔の空いた4つのコーナーポスト129を具える。上に記載したように、宝石把持アセンブリ80及び焦点アセンブリ100は、黒色塗料などの光吸収材24で覆われていることが好ましい。
平らな上側面128は、図3に示すように中心軸27に対し垂直から約5度(5°)外れて傾斜し又は角度を成している。宝石把持アセンブリ80を平らな上側面128に置いたときに、選択された入射光線65の方向に向いて角度を成すように、宝石把持アセンブリ80も同じ角度で傾斜させ、宝石5のテーブル6も同じ角度で傾斜させる。宝石把持アセンブリ80が平らな上側面128上に設置されると、宝石5のテーブル6は、宝石用ビューア20の中心軸27に整列した状態である。平らな上側面128及び宝石テーブル6は、宝石用ビューア20の中心軸27に沿って焦点149で鏡像150を作り出すのに有用であるように傾斜するよう説明されているが、本発明の広い態様は、宝石用ビューアの中心軸に垂直な宝石テーブル6を設置している宝石用ビューアに利用できることを理解されるべきである。
光は、LED62から放出され、各光線65は、図2及び3に示されるように、軌道141に沿って拡大レンズ50に向かって伝わる。各光線65は、拡大レンズ50の下側凸面53の一部に当たって反射して、入射軌道142に沿って下へ伝わり、宝石把持アセンブリ80に保持された宝石5のテーブル6へ向かうか入射する。拡大レンズの下側凸面53が、高度に研磨されて滑らかであり、反射コーティング55を具えるとすると、光線65は、鏡面反射と類似の手段で拡大レンズの下側凸面53に反射するが、下側凸面53のわずかな曲率によって、光線65の一部は広がるか円錐形に発散する。さらに、多くの反射した光は入射軌道142に沿って伝わり、ほぼ一方向の光を有する実質的に規定された光線形状を維持する。宝石5のテーブル6は、かなり平らで、高度に研磨されて滑らかであり、光線65は、鏡面反射手段によって上方からテーブル6に当たり、鏡面反射軌道143に沿って伝わっているとすると、反射した一方向の光線65の完全性が維持される。
テーブル6の彫刻された領域又は銘10は、光線65を乱反射手段で反射する。光線65の一部は、入射軌道142に沿って伝わって宝石5の銘10に当たり、乱反射又は散乱性手段によって、軌道143から離れるように反射する。光線65の乱反射された部分は、光線65の鏡面反射された部分と同じ軌道143に沿って伝わらない。従って、光線65の乱反射された部分は、拡大レンズ50に向けられず、外側シェル21の内側面を覆う光吸収コーティング24で吸収される。光線65の鏡面反射された部分は、上へ反射して、軌道143に沿って拡大レンズ50に向けて戻る。光線65の総直径は、宝石テーブル6に当たって反射するときに、5mm以上であるが、鏡面反射によって、分光反射光の像150を作り出すために有効又は有用な光線の直径は、約5乃至6mmであると考えられる。
鏡面反射軌道143に沿って伝わる反射した光線65は、拡大レンズ50によって収集されて、移動焦点軌道144に沿うように方向付けられて、観察するための焦点149に向かう。焦点149は、拡大レンズ50から約2乃至3インチ上で軸に整列して配置される。焦点149で宝石用ビューア20を通して宝石5を観察するときに、宝石用ビューアは、図5のように白色光の照明領域152を含む光の像150を示す。宝石5のテーブル6に当たる一方向の光線65が、テーブル面全体を覆うのに十分なほど大きい場合に、光の像150は、観察される宝石のテーブル6の角度を成した周辺部を現す角度を成した周辺部153を具えてはっきりとした形態で照明領域152を示す。照明領域152は、光源60の分光反射した光によって形成される。照明領域152は、宝石5のテーブル6に彫刻された銘10又は識別番号11を表す個々の文字又は別々の構成要素領域156を包含する暗い領域155を含む。銘10によって、これがなければ平らで滑らかなテーブル6の面を破損することで、銘によって反射された光は分裂し、光のこの部分は、軌道143又は144に沿って焦点149へ伝わらない。従って、焦点149で観察される光の像150の銘の部分10は、照明領域152に光がないことによって形成される暗い文字156として示される。
宝石5のテーブル6は内側焦点148に配置されて、光の像150は、識別番号11の銘10を形成する個々の文字154の表示を外側焦点149で作り出す。拡大レンズ50及びLED62の幾何学的形状及び方向と、同様に銘10又は識別番号11を形成する文字154の大きさによって、内側焦点148の場所が決まる。この実施例では、内側点148は、拡大レンズから約1/2乃至3/4インチの所にあるが、本発明の広い態様から外れることなく他の実施例では異なるようにしてもよい。焦点ホイール101を回すことで、焦点ナット111及びキャリッジ121が、宝石把持アセンブリ80及び宝石5を宝石用ビューア20の中心軸27と同軸の移動直線軌道に沿って動かして、宝石は、拡大レンズ50に近づくかさらに離れて、望ましい内側点148へ動かすことができる。
彫刻された宝石用ビューア200の第2の実施例が、図8Aに示されている。宝石用ビューア200は、平らな基部231と、上側シェル又はドーム241とを組み込んでいる単一の片側シェル構造を具える。基部231は、宝石5を受け入れて固定的に取り付けられる平らで水平な上側面233を具える。また、基部231は、光源60を具える。宝石用ビューア200は、使用中、安定するように平らな支持面の上に設置されるように設計されている。このため、基部231の底部は平らである。宝石5は、宝石用ビューア200の中心軸27に沿って設置されている中央ノッチ235に配置される。中央ノッチ235は、テーブル6を具える宝石5を基部231の上側233に対してほぼ平らになるように配置するように形成されている。上側シェル241の中央部は、焦点で観察するために拡大レンズ50を宝石5に近づけるように凹んでいる。光源60は、宝石用ビューア20の光源と同様に、回路基板と、バッテリーと、動作スイッチと、中央開口とを具える。
262は、従来の多方向性の白熱電球であるが、一方向のLED62にすることもできる。光262は、宝石5の周りに均等に間隔を空けて配置され、テーブル6の下に設置されており、これらが放つ光は、テーブルに直接に当たることはない。宝石用ビューア200の内側には、光吸収コーティング24を具える。拡大レンズ50は、球形の宝石用ビューア20と同じ一般の種類のものであり、反射コーティング55を具える。この実施例を改良した変形例が図8Bに示されている。この変形例では、宝石5は、宝石用ビューア200の中心軸27に整列して外側に傾斜するか、角度をなしており、このテーブル6は、上側シェル241の上側部に固定されたLED62に向けて面している。LED62は、宝石5のテーブル6の上方に設置されており、一方向の光線65は、宝石のテーブル6に直接あたることを意図している。
光の軌道141乃至144は、上記記載と基本的に同じであり、宝石5のテーブル6の銘10を現す光源60の分光反射像150は、基本的に同じ手段で作り出される。拡大レンズ50は、宝石用ビューア200の中心軸27上に拡大レンズ50の中心を具えるように上側シェル241に固定される。しかしながら、拡大レンズ50は、角度を付けて取り付けられ、光学軸は、中心軸27から角度を成している。上側シェル又はドーム241は、基部231周りに回転して、宝石5のテーブル6を内側焦点148へ、光の像150及び銘10の文字を焦点へ動かす。
彫刻された宝石用ビューア300の第3の実施例が、図9に示されている。この宝石用ビューア300は、顕微鏡デバイス350を組み込んでいる。宝石用ビューア300は、宝石用ビューア200と同様に、平らな基部231を組み込んでいる単一の片側シェル構造と、顕微鏡デバイス350を保持する改良された上側シェル又はドーム341とを具える。基部231は、宝石5を固定的に取り付けて光源60を固定するための上側面223を具える。宝石用ビューア200の内側には、光吸収コーティング24を具える。
宝石用ビューア200と同様に、宝石5は、宝石用ビューア300の中心軸27に沿って設置されている中央ノッチ235に配置される。ノッチ235は、テーブル6を具える宝石5を基部231の上側面223に対してほぼ平らに配置するように形成されている。光源60は、宝石用ビューア20の光源と同様に、回路基板と、バッテリーと、中央開口とを具える。光源262は、従来の多方向性の白熱電球であり、一方向ではない。光源262は、宝石5の周りに均等に間隔を空けて配置され、テーブル6の下に設置されており、これらが放つ光は、テーブルに直接に当たることはない。光の軌道141乃至144は、宝石用ビューア20及び200と同様であるが、2つのレンズ351及び352に与える追加の軌道345を具える。宝石5のテーブル6の銘10を現す光源60の分光反射像150は、基本的に同じである。
顕微鏡デバイス350は、管353によって保持される2つの間隔を空けたレンズ351及び352を具える。レンズ351及び352は、球形の宝石用ビューア20の拡大レンズ50と同じ一般の種類である。レンズ351と352の間の距離は、宝石の銘10を焦点へ運ように調節可能である。下側面に反射コーティング55を具えるガラスプレート355は、顕微鏡デバイス350の下側端部に固定される。顕微鏡デバイス350のこの端部は、宝石用ビューア300のポータル42を通過しており、ガラスプレート355は、宝石用ビューアの内部空間25に設置される。顕微鏡デバイス350の中心線は、光学軸が宝石用ビューアの中心軸27と同軸に並んだ状態で、宝石用ビューア300の中心軸27に沿って設置される。顕微鏡デバイス350は、宝石5に対して回転できる。顕微鏡デバイス350は、上側シェル341に確実に固定される。上側シェル341及び顕微鏡デバイス350は、基部231に対して回転可能である。これによって、宝石5のテーブル6を内側点148へ、像150及び銘152を焦点へ動かすことができる。
彫刻された宝石用ビューア400の手持ち用の実施例が、図10及び11に示されている。宝石用ビューア400は、2つの端部を具える円錐シェル441を組み込んでいる円錐シェル構造を具える。円錐シェル441は、宝石用ビューア400の内部空間25を形成する。光源60は、円錐シェル441の内側面に固定されている。光源60は、宝石用ビューア20と一部が同じであり、円錐シェル441の内側面と同一平面的に固定されるように形成された円錐回路基板を具え、バッテリーを保持し、手押しボタンスイッチに連結されている。拡大レンズ50は、円錐シェル441の上側端部に固定される。拡大レンズ50は、球形の宝石用ビューア20と同じ一般の種類のものであり、反射コーティング55を具える。宝石用ビューア200の内側には、光吸収コーティング24を具える。宝石5又は宝飾品部15は、円錐シェル441によって形成される内部空間5へ受け入れられる。
宝石用ビューア400を改良した実施例が図11に示されている。宝石用ビューア400のこの変形例は、拡大レンズ50に対向する円錐シェル441の端部に固定されたガラスプレート454を具える。宝石5は、テーブル6をガラスプレート454の外側面に対して配置することによって、宝石用ビューア400によって受け入れられる。両方の変形例で、宝石5の中心9がわずかに中心軸27からLED62の方へわずかに離れて設置されるときに、宝石用ビューア400は、良好に機能する。このオフセットは、拡大レンズ50の中心を通る像150を方向付ける。内部の光源60は、球形の宝石用ビューア20の型の従来の一方向のLED62であることが好ましい。光源60は、円錐シェル441の内側周りに均等に間隔を空けて配置されたいくつかのLEDにしてもよい。LED62は、球形の宝石用ビューア20と同じ手段であることを意図している。宝石5のテーブル6の銘10を現す光源60の分光反射像150を作り出すための光の軌道141乃至144は、一般に上記記載と同じである。宝石5を手で動かして、宝石5のテーブル6を内側焦点148に、像150及び銘10又は識別番号11を焦点へ動かす。
本発明は、いくつかの実施例を参照して記載されているが、当業者が、本発明の広い態様から外れることなく、様々な変更を成すことができ、均等物に置き換えられることは明らかである。
図1は、宝石把持アセンブリと光源を示すために、上側シェルの一部を切断した彫刻された宝石用ビューアの1の実施例を示す斜視図である。 図2は、宝石用ビューアの側面断面図であり、焦点アセンブリによって設置されるダイヤモンドリングを保持している宝石把持アセンブリを示しており、各一方向LEDは光線を放ち、この光線は、LEDか拡大レンズまでの軌道に沿って伝わり、拡大レンズで下方へ反射してダイヤモンドのテーブルへ向かい、そしてダイヤモンドで上方へ反射して拡大レンズを通って人の目に届く。 図3は、取り付けられていないダイヤモンドを保持する宝石用ビューアの第2の側面断面図であり、光の軌道を示す。 図4は、彫刻された宝石用ビューアの分解図である。 図5は、一方向光線の有効直径が宝石用ビューアの内側に保持された宝石テーブルを満たした宝石ビューアによって作り出された光の像の拡大図であり、光の像は、灰色から明るい白色の範囲の光線の強度を示し、これは宝石のテーブルによって分光反射される光線部分であり、光の像は、光がないことで作り出される暗い領域として宝石のテーブルに彫刻された識別番号を形成する明確な文字を現す。 図6は、宝石用ビューア内側とダイヤモンド把持アセンブリを知見しやすいように上側シェルを取り除いた宝石ビューアの斜視図である。 図7は、上側シェルを取り除いて下側シェルから取り外した、宝石把持アセンブリによって保持されるダイヤモンドリングを固定するための宝石把持アセンブリと宝石ビューアの斜視図である。 図8Aは、半球構造と単一の拡大レンズを具える彫刻された宝石用ビューアの第2の実施例を示す側面図である。 図8Bは、宝石テーブルの上方に設置されて宝石テーブルへ直接光線を向けることを目的としたLEDを具える第2の実施例の改良型の側面図である。 図9は、半月構造と、2つの拡大レンズ及びスコープ端部にガラス板を具えるスコープとを具える彫刻された宝石用ビューアの第3の実施例を示す側面図である。 図10は、円錐ハウジングと単一の拡大レンズとを具え、宝石用ビューア内に保持されたダイヤモンドリングを具えと光がないことによって与えられる暗い文字として識別番号を示す光線の鏡像を得るために手で焦点を合わせる、彫刻された宝石用ビューアの第4の実施例を示す斜視図である。 図11は、第4の実施例の改良型の側面図であり、下側端部にガラス部を具える円錐シェル、及びテーブル及び識別番号の鏡像を得るために宝石用ビューアの焦点を合わせるのに役立つようにガラスに対して押し付けられたダイヤモンドのテーブルを示す。

Claims (15)

  1. 平らで滑らかな面を具える宝石を観察するための彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記平らで滑らかな面に彫刻又は食刻された識別番号などの銘を目で見えるようにし、前記銘が裸眼で見ることができないほどの小さなサイズである、前記彫刻された宝石用ビューアが、
    中央開口を有し、内部空間を規定する不透明な容器であって、前記容器の内側面は光吸収材で覆われており、前記容器の内側に取り外し可能な宝石把持アセンブリが設けられ、前記宝石が前記宝石把持アセンブリによって把持された場合に、外側の周辺光が、前記宝石の平らで滑らかな面に当たるのを実質的に防ぐように構成された容器と、
    焦点を具える拡大レンズであって、前記中央開口に受け入れられ、前記宝石が前記宝石把持アセンブリによって把持された場合に、前記宝石の平らで滑らかな面を観察しうる拡大レンズと、
    前記宝石の平らで滑らかな面に向かう入射軌道に沿って、前記容器の内部空間を通って伝わるように方向付けられる光を放出する光源であって、前記光は、前記平らで滑らかな面で分光反射して分光反射光を作り出し、前記入射軌道及び前記宝石の平らで滑らかな面は、前記分光反射光を分光反射軌道に沿って前記拡大レンズを通って焦点へ伝えるように配置され方向付けられており、前記入射軌道に沿って伝わる前記光の一部が、前記銘に乱反射して前記分光反射軌道から離れて伝わるようにする光源とを具え、
    前記分光反射光は、像の中の光の欠乏として前記銘を現す光の像を造り出し、前記像及び銘は、前記拡大レンズの前記焦点で見ることができることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  2. 請求項1に記載の彫刻された宝石用ビューアがさらに、前記内部空間に反射コーティングを有する透明な面を具え、前記光源が、前記容器の内部空間に設置されており、前記光は、前記透明な面に向かう最初の軌道に沿って伝わるように方向付けられており、前記透明な面及び反射コーティングは、前記入射軌道に沿って伝わるように前記光を反射するよう配置され方向付けられていることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  3. 請求項2に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記透明な面は前記拡大レンズの下面であり、前記拡大レンズは前記中央開口を満たすように前記容器に固定的かつ同一平面的に受け入れられており、前記宝石把持アセンブリは、前記宝石が宝飾品部に取り付けられた場合、前記宝飾品部を把持するように構成されており、前記銘が識別番号であることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  4. 請求項2に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記容器が、第1及び第2の部分を具え、当該第1及び第2の部分は、前記内部空間に前記宝石を挿入して受け入れるために選択的に分離するように構成されており、前記第1及び第2の部分は、さらに、前記宝石を実質的に囲んで、外側の周辺光が前記内部空間に入ることを妨げるように選択的に互いに連結するよう構成されていることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  5. 請求項4に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記第1及び第2の部分は、上側及び下側部分であり、前記上側部分に前記中央開口を有し、前記上側部分は、前記光の像及び銘を焦点に合わせるために前記下側部分の周りで回転可能であることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  6. 請求項5に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記中央開口は、顕微鏡デバイスを受け入れ、当該顕微鏡デバイスは、前記拡大レンズと、間隔を空けた第2の拡大レンズとを具え、前記透明な面は、前記顕微鏡デバイスの一端部に設置されて、前記容器の内部空間に配置されたガラスプレートであることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  7. 請求項4に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記第1及び第2の部分は、上側及び下側部分であり、前記拡大レンズは、前記中央開口を満たすように前記上側部分によって固定的かつ同一平面的に受け入れられることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  8. 請求項7に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記下側部分が、前記像及び銘を焦点に合わせるために、前記宝石を直線軌道に沿って前記拡大レンズへ向けて選択的に動かすように構成された焦点アセンブリを具えることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  9. 請求項8に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記容器が中心軸を具え、前記焦点アセンブリ及び宝石把持アセンブリは、前記宝石の平らで滑らかな面を前記中心軸に対する垂直方向から外れて傾けるように構成されることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  10. 請求項9に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記宝石が、宝飾品部に取り付けられ、前記宝石把持アセンブリは、前記宝飾品部を把持するように構成されていることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  11. 請求項2に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記光源によって作り出される光が一方向の光線であることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  12. 請求項11に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記光源がLEDであることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  13. 請求項9に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記平らで滑らかな面が、前記宝石のテーブルであり、前記一方向の光線の有効直径が、前記宝石のテーブルに当たるときに、5乃至6mmであることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  14. 請求項13に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記光源が複数のLEDを具えることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
  15. 請求項1に記載の彫刻された宝石用ビューアにおいて、前記宝石が半透明であることを特徴とする彫刻された宝石用ビューア。
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