JP5269394B2 - データベース振分装置、データベース振分方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Description
例えばサービス事業者の一例として証券関連事業者のサーバは、ユーザの要求に応じて、データベースに格納している株価情報、資産管理情報、登録情報、ログ情報等の参照や登録等の処理を行う。
また、ログ情報格納領域が満杯になってしまう問題に対し、格納されたログ情報を解析し、重要度の低いものは編集し統計情報ログとして別ファイルに移して格納し、重要度の高いものはそのまま残すことにより、効率良くファイル領域にログ情報を格納するログ情報格納方式がある(例えば[特許文献2]参照。)。
データベースに対する処理要求とは、データベースに格納される情報に対する照会や検索、データベースへの情報の登録や登録済み情報の更新・変更処理等の要求である。
処理要求の振分条件には、処理要求の内容に適するデータベースに、処理要求を振り分けるための条件が設定される。
振分先データベース決定手段は、取得された処理要求から処理種別または処理対象を検出して振分先データベースを決定してもよい。
振分先データベース決定手段は、時間帯、データベース負荷、検索範囲、処理要求を行ったユーザの属性または端末装置の属性に関する情報を取得して、振分先データベースを決定してもよい。
個別データベース振分装置の振分定義情報保持手段は、それぞれ異なる振分定義情報を保持してもよい。
尚、上記のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
最初に、図1を参照しながら、サービス提供システム1の構成について説明する。
図1は、サービス提供システム1の構成図である。
サービス提供システム1は、サービス提供事業者3に属するWEBサーバ11と複数のユーザ5に属するそれぞれの端末装置9とがネットワーク7に接続されて構成される。ネットワーク7は、インターネットやイントラネット等である。
サービス提供事業者3は、ネットワーク7を介してユーザ5に所定の情報提供を行う事業者である。
サービス提供事業者3は、WEBサーバ11とアプリケーションサーバ13とデータベース振分装置15とデータベースA17とデータベースB19等を有する。WEBサーバ11は、ネットワーク7を介してユーザ5の端末装置9や他のサーバ等(図示せず。)と各種情報の送受信を行う。アプリケーションサーバ13は、サービス提供に関する各種情報処理を行う。
データベースA17とデータベースB19は、サービス提供に関する各種情報を保持する。データベースA17とデータベースB19の詳細については後述する。尚、図1に示すデータベースA17は格納情報がリアルタイムに更新されるものとし、データベースA17の格納情報は、所定のタイミングでデータベースB19に複製されるものとする。
データベース振分装置15は、アプリケーションサーバ13からデータベースへの処理要求を取得すると、適切なデータベースに処理要求を振り分ける。従って、アプリケーションサーバ13は、適切なデータベースを選択する処理を行う必要はない。
振分手段22は、振分先決定手段21が決定したデータベースに、処理要求を振り分ける。
振分定義情報23は、アプリケーションサーバ13から取得する処理要求の振分条件と、振分先データベースとを対応付ける情報である。振分定義情報23は、データベース振分装置15の記憶部205に格納される。
サービス提供事象者3は、複数のデータベースを有する。図1には、格納情報がリアルタイムに更新されるデータベースA17と、データベースA17に格納される情報の少なくとも1部が所定のタイミングで複製されるデータベースB19とを示す。データベースA17は、マスタデータを格納する元データベースであり、データベースB19は、データベースA17を元に派生的に作成される派生データベースである。
データベースB19の更新や複製については、トランザクションレベルでデータベースA17とデータベースB19とを同時更新してもよいし(同時更新)、データベースが備えるレプリケーション機能を利用してデータベースA17の更新と同時にデータベースA17を複製してデータベースB19を作成してもよいし(レプリケーション)、所定のタイミングでバッチ処理によりデータベースA17を複製してデータベースB19を作成してもよい(定点コピー)。所定のタイミングは、例えば1日3回のタイミング、サービス提供事業者3の業務終了直後のタイミング等、それぞれの情報の種類に適したタイミングに設定される。尚、データベースA17の全ての格納情報を複製してもよいし、一部分の格納情報を複製してもよい。
時価情報33は、証券取引時間内の株式銘柄の時価情報が随時更新される。証券取引終了後の時価情報33は、次の証券取引が開始され更新されるまで保持される。
資産情報37は、ユーザ5毎の保有資産に関する情報である。サービス提供事業者3の実働時間内では、保有資産の状況が変化すると資産情報37は随時更新される。
登録情報41は、ユーザ3や端末装置9の登録に関する情報が格納される。登録情報41には、例えばユーザ3の氏名、住所、メールアドレス、取引口座番号等が含まれる。サービス提供事業者3の実働時間内では、登録情報41は更新される。
次に、図2を参照しながら、データベース振分装置15のハードウェア構成について説明する。
図2は、データベース振分装置15のハードウェア構成図である。尚、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
システムバス215は、各装置間の制御信号、データ信号などの授受を媒介する経路である。
尚、ユーザ5に属する端末装置9、WEBサーバ11およびアプリケーションサーバ13のハードウェア構成も、データベース振分装置15のハードウェア構成と同等であるので説明を省略する。
(3−1.振分条件:処理対象53及び処理種別55による振分処理)
次に、図3及び図4を参照しながら、データベース振分装置15の動作について説明する。
振分定義情報23には、処理要求の振分条件である処理対象53及び処理種別55の組み合わせに対して、それぞれに対応する振分先データベース57が設定される。処理対象53は、データベースに格納される情報の種別であり、「時価情報」、「認証情報」、「資産情報」等である。処理種別55は、データベースに格納される情報に対する処理の内容であり、「参照」、「更新」、「検索」等である。
データベース振分装置15は、データベースB19に格納される処理対象53(「時価情報43」)に対してデータベース処理を行い(ステップ1006)、データベース処理結果をアプリケーションサーバ13に返す(ステップ1007)。即ち、データベース振分装置15は、端末装置9から指定された所定の株式銘柄の時価情報43(処理対象53)を参照(処理種別55)し、結果をアプリケーションサーバ13に返す。
このように、データベース振分装置15は、自動的に、データベースに対する処理要求の振分条件に適する振分先データベース57を決定することができる。
また、処理要求に応じた振分先データベースの振分条件の追加や変更は、振分定義情報23の振分条件の追加や変更という作業で簡単に実現することができる。
次に、図5及び図6を参照しながら、振分条件に時間帯61が追加された場合のデータベース振分装置15の動作について説明する。
図5は、振分定義情報59を示す図、図6は振分先データベース57の決定処理を示すフローチャートの一部である。データベース振分装置15は、フローチャート(図4)のステップ1004に代えて、図6に示すフローチャートを実行する。
振分先決定手段21は、時間帯取得手段25が取得する時間帯61と上記振分定義情報59に基づいて、処理要求を振り分ける振分先データベース57を決定する。
次にデータベース振分装置15の時間帯取得手段25は、現在時刻から時間帯61を取得する(ステップ2001)。現在時刻が、「10:00」であるとする。
以降の処理は、図4のステップ1005に戻るので、説明を省略する。
このように、データベース振分装置15は、時間帯61を振分条件に追加することにより、リアルタイムな情報の要不要を区別し、適切なデータベースへ効率的に処理要求を振り分けることができる。例えば、データベース振分装置15は、リアルタイム性の不要なデータベース処理要求をデータベースB19に振り分けることで、リアルタイム性の高いデータベースA17への過剰なアクセス負荷を軽減することができる。従って、データベース振分装置15は、データベースへ処理要求に対する全体的な処理効率を向上させることができる。
次に、図7及び図8を参照しながら、振分条件にデータベース負荷情報65が追加された場合のデータベース振分装置15の動作について説明する。
図7は、振分定義情報63を示す図、図8は振分先データベース57の決定処理を示すフローチャートの一部である。データベース振分装置15は、フローチャート(図4)のステップ1004に代えて、図8に示すフローチャートを実行する。
以降の処理は、図4のステップ1005に戻るので、説明を省略する。
このように、データベース振分装置15は、データベース負荷情報65を振分条件に追加し、データベースの負荷情報を監視することにより、特定のデータベースへのアクセスの集中、及びアクセス負荷を軽減することができる。
次に、図9及び図10を参照しながら、振分条件にユーザ属性69が追加された場合のデータベース振分装置15の動作について説明する。
図9は、振分定義情報67を示す図、図10は振分先データベース57の決定処理を示すフローチャートの一部である。データベース振分装置15は、フローチャート(図4)のステップ1004に代えて、図10に示すフローチャートを実行する。
以降の処理は、図4のステップ1005に戻るので、説明を省略する。
このように、データベース振分装置15は、ユーザ属性69を振分条件に追加することにより、特定のユーザ5を判別してデータベースへのアクセスを優先させることができる。従って、ユーザ5の満足度の向上を図ることができる。
次に、図11及び図12を参照しながら、振分条件に端末装置属性73が追加された場合のデータベース振分装置15の動作について説明する。
図11は、振分定義情報71を示す図、図12は振分先データベース57の決定処理を示すフローチャートの一部である。データベース振分装置15は、フローチャート(図4)のステップ1004に代えて、図12に示すフローチャートを実行する。
尚、端末装置属性73として、端末装置IDに代えて、MAC(Media Access Control)アドレスを識別用IDとして用いてもよい。
以降の処理は、図4のステップ1005に戻るので、説明を省略する。
このように、データベース振分装置15は、端末装置属性73を振分条件に追加することにより、特定の端末装置9を判別してデータベースへのアクセスを優先させることができる。従って、データベースへのアクセスが集中した場合でも、サービス提供事業者3の店頭や支店の業務効率の低下を軽減することができる。
次に、図13乃至図15を参照しながら、振分条件によりユーザ5に選択権がある場合のデータベース振分装置15の動作について説明する。
図13は、振分定義情報74を示す図、図14は振分先データベース57の決定処理を示すフローチャートの一部である。
図15は、ユーザ5の端末装置9に表示される画面75を示す図である。
尚、図13の振分定義情報74は、振分定義情報23(図3)の振分条件にデータベース負荷情報65が追加された場合を示したが、振分条件の追加の有無や振分条件の追加項目の種類は数は限定されない。
次にデータベース振分装置15のデータベース負荷情報取得手段27は、データベースA17及びデータベースB19からデータベース負荷情報65を取得する(ステップ6001)。
以降の処理は、図4のステップ1005に戻るので、説明を省略する。
このように、データベース振分装置15は、ユーザ5による振分先データベース57の選択を可能にすることで、ユーザ満足度の向上を可能とする。
次に、図16乃至図17を参照しながら、振分条件に検索範囲78が追加された場合のデータベース振分装置15の動作について説明する。
図16は、振分定義情報76を示す図、図17は振分先データベース57の決定処理を示すフローチャートの一部である。データベース振分装置15は、フローチャート(図4)のステップ1004に代えて、図17に示すフローチャートを実行する。
以降の処理は、図4のステップ1005に戻るので、説明を省略する。
このように、データベース振分装置15は、検索範囲78を振分条件に追加することにより、迅速に適切なデータベースへ処理要求を振り分けることができる。
次に、図18乃至図20を参照しながら、サービス提供事業者3が有する複数のデータベースの構成について説明する。
図18は、複数の派生データベース83を示す図である。
サービス提供事業者3−1は、WEBサーバ11−1、アプリケーションサーバ13−1、データベース振分装置15−1及び元データベース81と、元データベース81を元にして派生する派生データベース83−1〜83−4等を有する。元データベース81に格納される情報と同一の情報が派生データベース83−1〜83−4に複製される(複製処理は点線で示す。)。
図19は、格納情報種別の異なる複数の派生データベース87を示す図である。
サービス提供事業者3−2は、WEBサーバ11−2、アプリケーションサーバ13−2、データベース振分装置15−2及び元データベース85と、元データベース85を元にして派生する派生データベース87−1〜87−4等を有する。元データベース85に格納される情報は、格納情報の種別毎にそれぞれ派生データベース87−1〜87−4に複製される(複製処理は点線で示す。)。例えば派生データベース87−1には「時価情報」、派生データベース87−2には「認証情報」、派生データベース87−3には「資産情報」、派生データベース87−4には「ログ情報」が格納される。
図20は、時間的に階層構造をなす派生データベース91を示す図である。
サービス提供事業者3−3は、WEBサーバ11−3、アプリケーションサーバ13−3、データベース振分装置15−3及び元データベース89と、元データベース89を元にして時間的に段階的に派生する派生データベース91−1〜91−3等を有する(複製処理は点線で示す。)。また、元データベース89を元にして時間的に同時に派生データベース91−1と派生データベース93を作成または更新してもよい。
尚、サービス提供事業者3は、上記図18乃至図20で説明した複数の様態の派生データベースを適宜組み合わせて備えてもよい。
例えば、格納情報種別の異なる複数の派生データベース87−1〜87−3(図19)に、更にそれぞれ時間的階層構造を成す複数の派生データベースを備えるようにしてもよい。
次に、図21及び図22を参照しながら、サービス提供事業者3が有するデータベース振分装置15の構成について説明する。
図21は、複数の個別データベース振分装置97から成るデータベース振分装置15−4を示す図である。
サービス提供事業者3−4は、WEBサーバ11−4、アプリケーションサーバ13−4、データベース振分装置15−4、データベースA17−1及びデータベースB19−1を有する(複製処理は点線で示す。)。
図22は、異なる振分定義情報を有する複数の個別データベース振分装置97から成るデータベース振分装置15−4を示す図である。図21に示すデータベース振分装置15−4と構成要素が同一であるので、同一の符号を付し、説明を省略する。
データベース振分装置15は、サービス提供事業者3に属するサーバコンピュータと、複数のデータベースとの間に配置されれば、任意の装置構成が可能である。
例えば、図1に示すWEBサーバ11とアプリケーションサーバ13とデータベース振分装置15を、1つのサーバコンピュータとして構成してもよい。
また、データベース振分装置15の機能を実現する処理プログラムを、WEBサーバ11またはアプリケーションサーバ13に組み込むようにしてもよい。
以上詳細に説明したように、本発明の実施の形態に係るデータベース振分装置15は、自動的に、データベースに対する処理要求の振分条件に適する振分先データベース57を決定するので、業務処理効率を向上させることができる。
また、アプリケーションサーバ13は、データベースの振分先に左右されない処理プログラムを実行することができるので、アプリケーションサーバ13の処理プログラミングの作成や修正の作業負荷を軽減することができる。
また、サービス提供事業者3が、上位データベースとその他のデータベースとを備える場合、データベース振分装置15は、特定のユーザ5からのデータベース処理要求を優先的に上位データベースに振り分けることで、特定のユーザ5の満足度の向上を図ることができる。
また、サービス提供事業者3が複数のデータベースを備え、データベース振分装置15がデータベースの特徴(リアルタイム性、格納情報種類、階層構造など)に合わせて適切にデータベース処理要求を振り分けることで、処理効率の低下を軽減することができる。
3、3−1〜3−4………サービス提供事業者
5………ユーザ
7………ネットワーク
9………端末装置
11、11−1〜11−4………WEBサーバ
13、13−1〜13−4………アプリケーションサーバ
15、15−1〜15−4………データベース振分装置
17、17−1………データベースA(元データベース)
19、19−1………データベースB(派生データベース)
21………振分先決定手段
22、99−1〜99−3………振分手段
23、59、63、67、71、74、76、101−1〜101−3………振分定義情報
25………時間帯取得手段
27………データベース負荷情報取得手段
29………ユーザ属性取得手段
31………端末装置属性取得手段
33、43………時価情報
35、45………認証情報
37、47………資産情報
39、49………ログ情報
41、51………登録情報
53………処理対象
55………処理種別
57………振分先データベース
61………時間帯
65………データベース負荷情報
67………ユーザ属性
73………端末装置属性
75………画面
77………データベース選択画面
78………検索範囲
79………OKボタン
81、85、89………元データベース
83−1〜83−4、87−1〜87−4、91−1〜91−3、93………派生データベース
95−1………ロードバランサ
97−1〜97−3………個別データベース振分装置
201………CPU
203………メモリ
205………記憶部
207………表示部
209………入力部
211………出力部
213………通信部
215………システムバス
Claims (11)
- 複数のデータベースに接続され、前記データベースに対する処理要求を取得して前記複数のデータベースの少なくともいずれかに振り分けるデータベース振分装置であって、
少なくとも時間帯およびデータベース負荷情報に関する前記処理要求の振分条件と振分先データベースとを対応付ける振分定義情報を保持する振分定義情報保持手段と、
現在時刻から時間帯を取得し、前記複数のデータベースからデータベース負荷情報を取得し、前記振分定義情報を参照し、前記取得された処理要求と前記取得された時間帯と前記取得されたデータベース負荷情報に基づいて前記複数のデータベースの中から前記振分先データベースを決定する振分先決定手段と、
前記決定された振分先データベースに前記取得された処理要求を振り分ける振分手段と、
を具備し、
前記振分定義情報保持手段は、さらに、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置による前記振分先データベースの選択可否を対応付けて保持し、
前記振分先決定手段は、前記決定された振分先データベースの選択可否を判定し、選択可能の場合のみ、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置に前記振分先データベースを選択させることを特徴とするデータベース振分装置。 - 前記処理要求の振分条件は、前記処理要求の処理種別または処理対象の少なくともいずれかに関する振分条件を含み、
前記振分先決定手段は、前記取得された処理要求から前記処理種別または前記処理対象の少なくともいずれかを検出して前記振分先データベースを決定することを特徴とする請求項1に記載のデータベース振分装置。 - 前記処理要求の振分条件は、データベース障害状況、検索範囲、前記処理要求を行ったユーザ属性または端末装置属性の少なくともいずれかに関する振分条件を含み、
前記振分先決定手段は、前記処理要求を行ったユーザの属性または端末装置の属性の少なくともいずれかに関する情報を取得して、前記振分先データベースを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータベース振分装置。 - 前記複数のデータベースには、元データベースと、前記元データベースに格納される少なくともいずれかの情報から派生的に作成される派生データベースとを含むことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のデータベース振分装置。
- 前記派生データベースは、前記元データベースと同時更新され、または、前記元データベースの更新と同時に前記元データベースを複製して作成され、または、所定のタイミングで前記元データベースを複製して作成されることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のデータベース振分装置。
- 前記複数のデータベースは、前記データベースの作成時点または前記データベースの情報種別(時価、認証、…)に基づいて階層構造をなすことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のデータベース振分装置。
- 前記振分定義情報保持手段及び前記振分先決定手段及び前記振分手段を備える複数の個別データベース振分装置を備え、
前記個別データベース振分装置の負荷または前記処理要求を行ったユーザの属性または端末装置の属性の少なくともいずれかに関する情報に基づいて、前記個別データベース振分装置に前記処理要求を振り分けることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載のデータベース振分装置。 - 前記複数の個別データベース振分装置の振分定義情報保持手段は、それぞれ異なる前記振分定義情報を保持することを特徴とする請求項7に記載のデータベース振分装置。
- 複数のデータベースに接続され、前記データベースに対する処理要求を取得して前記複数のデータベースの少なくともいずれかに振り分けるデータベース振分装置におけるデータベース振分方法であって、
少なくとも時間帯およびデータベース負荷情報に関する前記処理要求の振分条件と振分先データベースとを対応付ける振分定義情報を保持する振分定義情報保持ステップと、
現在時刻から時間帯を取得し、前記複数のデータベースからデータベース負荷情報を取得し、前記振分定義情報を参照し、前記取得された処理要求と前記取得された時間帯と前記取得されたデータベース負荷情報に基づいて前記複数のデータベースの中から前記振分先データベースを決定する振分先決定ステップと、
前記決定された振分先データベースに前記取得された処理要求を振り分ける振分ステップと、
を具備し、
前記振分定義情報保持ステップは、さらに、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置による前記振分先データベースの選択可否を対応付けて保持し、
前記振分先決定ステップは、前記振分先決定手段は、前記決定された振分先データベースの選択可否を判定し、選択可能の場合のみ、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置に前記振分先データベースを選択させることを特徴とするデータベース振分方法。 - 複数のデータベースに接続され、前記データベースに対する処理要求を取得して前記複数のデータベースの少なくともいずれかに振り分けるデータベース振分装置において実行可能なプログラムであって、
前記データベース振分装置を、
少なくとも時間帯およびデータベース負荷情報に関する前記処理要求の振分条件と振分先データベースとを対応付ける振分定義情報を保持する振分定義情報保持手段、
現在時刻から時間帯を取得し、前記複数のデータベースからデータベース負荷情報を取得し、前記振分定義情報を参照し、前記取得された処理要求と前記取得された時間帯と前記取得されたデータベース負荷情報に基づいて前記複数のデータベースの中から前記振分先データベースを決定する振分先決定手段、
前記決定された振分先データベースに前記取得された処理要求を振り分ける振分手段、
として機能させ、
前記振分定義情報保持手段は、さらに、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置による前記振分先データベースの選択可否を対応付けて保持し、
前記振分先決定手段は、前記決定された振分先データベースの選択可否を判定し、選択可能の場合のみ、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置に前記振分先データベースを選択させるためのプログラム。 - 複数のデータベースに接続され、前記データベースに対する処理要求を取得して前記複数のデータベースの少なくともいずれかに振り分けるデータベース振分装置において実行可能なプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
前記データベース振分装置を、
少なくとも時間帯およびデータベース負荷情報に関する前記処理要求の振分条件と振分先データベースとを対応付ける振分定義情報を保持する振分定義情報保持手段、
現在時刻から時間帯を取得し、前記複数のデータベースからデータベース負荷情報を取得し、前記振分定義情報を参照し、前記取得された処理要求と前記取得された時間帯と前記取得されたデータベース負荷情報に基づいて前記複数のデータベースの中から前記振分先データベースを決定する振分先決定手段、
前記決定された振分先データベースに前記取得された処理要求を振り分ける振分手段、
として機能させ、
前記振分定義情報保持手段は、さらに、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置による前記振分先データベースの選択可否を対応付けて保持し、
前記振分先決定手段は、前記決定された振分先データベースの選択可否を判定し、選択可能の場合のみ、前記処理要求を行ったユーザまたは端末装置に前記振分先データベースを選択させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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JP2009122966A (ja) | 2009-06-04 |
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