JP5265575B2 - 多重化されたユニキャスト送信内容およびsfn送信内容を備えたパイロット構造 - Google Patents

多重化されたユニキャスト送信内容およびsfn送信内容を備えたパイロット構造 Download PDF

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Description

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この出願は、2007年1月10日に出願された「A METHOD AND APPARATUS FOR USING A PILOT STRUCTURE WITH MULTIPLEXED UNICAST AND SFN TRANSMISSIONS」と題する米国仮特許出願番号60/884,404の利益を要求する。この出願は、さらに、2007年2月6日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR USING、PILOT STRUCTURE WITH MULTIPLEXED UNICAST AND SFN TRANSMISSIONS」と題する米国仮特許出願番号60/888,485の利益を要求する。前述の出願の全体は、参照によって本明細書に組込まれる。
以下の記述は、通信システムに一般に関し、特に、多重化されたユニキャスト送信内容(transmission)および単一周波数ネットワーク送信内容におけるパイロット構造の提供に関する。
無線通信システムは、例えば音声、データなどのような様々なタイプの通信内容を提供するために広く展開されている。典型的な無線通信システムは、利用可能システム資源(例えば帯域幅、送信電力、…)の共有によって複数のユーザとの通信をサポート可能な多重アクセス・システムであり得る。そのような多重アクセス・システムの例は符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムなどを含み得る。
一般に、無線多重アクセス通信システムは、複数のモバイル機器のための通信を同時にサポートし得る。各モバイル機器は順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信によって1つ以上の基地局と通信し得る。順方向リンク(あるいは下りリンク)は基地局からモバイル機器までの通信リンクを指し、逆方向リンク(あるいは上りリンク)はモバイル機器から基地局への通信リンクを指す。さらに、モバイル機器と基地局との間の通信は、一入力一出力(SISO)システム、複数入力一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システムなどによって確立され得る。
MIMOシステムは、一般に、データ転送のために複数の(N個)送信アンテナおよび複数の(N個)受信アンテナを使用する。N 個の送信アンテナおよびN 個の送信アンテナによって形成されたMIMOチャネルは、N個の独立チャネル(これらは空間上のチャネルと称され得る)へ分解され得る。N≦{N,N}である。NS個の各独立チャネルは1次元に相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作成されたさらなる次元数が利用されると、MIMOシステムは改善された性能(例えば、より高いスペクトル効率、より高いスループット、および/またはより大きな信頼度)をもたらし得る。
MIMOシステムは、共通の物理媒体上の順方向および逆方向リンク通信を分割するために様々な二重化技術をサポートし得る。例えば、周波数分割二重(FDD)システムは、順方向および逆方向リンク通信のために、異なる周波数域を利用し得る。さらに、時分割二重(TDD)システムでは、順方向および逆方向リンク通信は共通の周波数域を使用し得る。しかしながら、従来の技術は、チャネル情報に関するフィードバックを少ししか、または全く提供しない。
下記は、1つ以上の実施形態についての基礎的な理解を提供するためにそのような実施形態の単純化された要約を提供する。この要約は、全ての熟考された実施形態の広範囲な概観でなく、また全ての実施形態の要点も重大な要素も特定せず且ついずれかまたは全ての実施形態の範囲を線引きしないことを意図されている。その唯一の目的は、後に提供される詳細な記述に対する前置きとして単純化された実施形態のいくつかの概念を提供することである。
一側面に従った、本明細書における、多重化されたユニキャスト送信内容およびマルチキャスト送信内容を備えたパイロット信号を送信する方法。本方法は、1つ以上の送信モードを分類することを備え得る。また、本方法は、前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのために長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択することを含み得る。本方法は、また、前記選択されたサイクリック・プリフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化することを備え得る。
別の側面は、1つ以上の送信モードを分類すること、前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択すること、前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化することに関する命令を保持するメモリを備える無線通信装置に関する。本無線通信装置は、また、前記メモリに接続され、前記メモリにおいて保持されている前記命令を実行するように構成されているプロセッサを含み得る。
また別の側面は、マルチキャスト送信内容とともに多重化されたパイロット信号を送信することを容易にする無線通信装置に関する。本装置は、1つ以上の送信モードを分類するための手段を含み得る。また、本装置は、前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択するための手段を含み得る。本装置は、前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化するための手段をさらに備え得る。
さらに別の側面は、1つ以上の送信モードを分類するための機械実行可能な命令を格納する機械読み取り可能媒体に関する。本機械読み取り可能媒体は、前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択するための命令をさらに備え得る。また、本機械読み取り可能媒体は、前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化するための命令を含み得る。
別の側面に従うと、無線通信システム内において、装置は集積回路を備え得る。本集積回路は、1つ以上の送信モードを分類するように構成されることが可能である。本集積回路は、さらに、前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択するように構成されることが可能である。また、本集積回路は、前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化するように構成されることが可能である。
上記した関連する目的を達成するために、1つ以上の実施形態は、以下に完全に記述され且つ特に請求項において指摘されている特徴を備える。次の記述および添付図面は、1つ以上の実施形態の1つの説明用の側面を詳細に示す。しかしながら、これらの側面は、様々な実施形態の原理が使用され得るとともに記述される実施形態がそのような側面およびそれらの等価物をすべて含むことを意図されている様々な方法の一部を示しているに過ぎない。
本明細書において示された様々な側面に従って無線通信システムの説明図。 主題開示内容の一側面に従ったワイヤレス通信システム内での運用のための通信装置例の説明図。 主題開示内容の一側面に従ったワイヤレス通信システムの説明図。 主題開示内容の一側面に従った資源マッピング例の説明図。 主題開示内容の一側面に従った資源マッピング例の説明図。 主題開示内容の一側面に従った資源マッピング例の説明図。 主題開示内容の一側面に従った資源マッピング例の説明図。 主題開示内容の一側面に従った資源マッピング例の説明図。 主題開示内容の一側面に従った資源マッピング例の説明図。 主題開示内容の一側面に従った資源マッピング例の説明図。 主題開示内容の一側面に従った、より長いサイクリック・プレフィックス時間を備えた、多重化されたユニキャスト送信内容およびマルチキャスト送信内容においてパイロット構造を提供することを容易にする方法体系例の説明図。 混合モード送信内容においてパイロット構造を使用することを容易にするモバイル機器の説明図。 主題開示内容の側面に従った、パイロット・パターンを構築することを容易にするシステム例の説明図。 本明細書において記述されている様々なシステムおよび方法と共に使用可能なワイヤレス・ネットワーク環境例の説明図。 多重化されたユニキャスト送信内容およびマルチキャスト送信内容においてパイロット・パターンを構築することを容易にするシステム例の説明図。
様々な実施形態が、次に図面を参照して記述される。図面において、参照数字が類似の要素を参照するために使用されている。以下の記述では、説明を目的として、多くの具体的な詳細は実施形態についての完全な理解を提供するために示されている。しかしながら、そのような実施形態が、これらの具体的な詳細事項無しで実行され得ることは明白である。他の事例では、よく知られている構造および装置は、実施形態について記述することを容易にするためにブロック図の形態で示されている。
本願で使用されているように、用語「要素」、「モジュール」、「システム」などは、コンピュータ関連の実体(entity)、ハードウェアまたはファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアを参照することを意図されている。例えば、要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、(プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得る(しかし、これらであることに限定されない)。説明用として、コンピュータ装置上で実行されるアプリケーションおよびコンピュータ装置の両方が1つの要素になり得る。要素はプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在してもよいし、1つの要素が1つのコンピュータに置かれ、また/または2つ以上のコンピュータ間で分散されてもよい。また、これらの要素は様々なデータ構造を格納する様々なコンピュータ読取り可能物理媒体から実行することが可能である。要素は、例えば1つ以上のデータ・パケットを有する信号(例えばローカル・システム内、分散システム内、および/または信号を用いてインターネットのようなネットワーク内の別のシステムの別の要素と対話する1つの要素)に従ってローカル・プロセスおよび/または遠隔プロセス経由で通信し得る。
さらに、様々な実施形態は、本明細書においてモバイル機器に関して記述されている。モバイル機器は、また、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ装置、またはユーザ設備(UE)と称され得る。モバイル機器は、携帯電話、コードレス電話機、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を有している携帯型装置、コンピュータ装置、または無線モデムに接続された他の演算装置であり得る。さらに、様々な実施形態は、本明細書において基地局に関して記述されている。基地局は、モバイル機器と通信するために利用され得、また、アクセス・ポイント、ノードB、または他の用語で称され得る。
さらに、本明細書において記述されている様々な側面または特徴は、方法、装置、または標準的なプログラミングおよび/または工学技術を使用する製造品(article of manufacture)として実現され得る。本明細書において使用される用語「製造品(article of manufacture)」は、任意のコンピュータ読み取り可能装置、キャリア、または物理的媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包含することを意図されている。例えば、コンピュータ読み取り可能な物理媒体は、磁気記憶装置(例えばハード・ディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えばコンパクト・ディスク(CD)、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)など)、スマート・カードおよびフラッシュ・メモリ装置(例えばEPROM、カード、スティック、キー・ドライブなど)を含み得る(しかし、これらに制限されない)。さらに、本明細書において記述されている様々な記憶媒体は、情報の格納のための1つ以上の装置および/または他の機械読み取り可能媒体を表わし得る。用語「機械読み取り可能媒体」は、無線チャネルおよび命令および/またはデータを格納、収容、および/または運搬可能な様々な他の物理的媒体を(限定されることなく)含み得る。
次に図1を参照すると、本明細書において提供されている様々な実施形態に従った無線通信システム100が図示されている。システム100は、複数のアンテナグループを含み得る基地局102を備える。例えば、1つのアンテナグループはアンテナ104および106を含み得、別のアンテナグループはアンテナ108および110を具備し得、さらなるアンテナグループはアンテナ112および114を含み得る。各アンテナグループについて2本のアンテナが図示されている。しかしながら、より多くのまたはより少ないアンテナが各グループについて利用されてもよい。基地局102はさらに送信器チェーンと受信器チェーンを含み得る。そして、送信器チェーンおよび受信器チェーンの各々は、当業者によって認識されるように、信号の送信および受信に関連した複数の要素(例えばプロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を具備し得る。
基地局102は、モバイル機器116およびモバイル機器122のような1つ以上のモバイル機器と通信し得る。しかしながら、基地局102がモバイル機器116および122に類似の実質的にあらゆる数のモバイル機器と通信し得ることが理解されるべきである。モバイル機器116および122は、例えば携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、携帯型通信装置、携帯型コンピュータ装置、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDAおよび/または他の無線通信システム100上で通信するための適切な装置であり得る。図示されているように、モバイル機器116はアンテナ112および114と通信している。アンテナ112および114は、順方向リンク118上でモバイル機器116に情報を送信し、逆方向リンク120上でモバイル機器116から情報を得る。さらに、モバイル機器122はアンテナ104および106と通信している。アンテナ104および106は、順方向リンク124上でモバイル機器122に情報を送信し、逆方向リンク126上でモバイル機器122から情報を得る。周波数分割二重(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は逆方向リンク120によって使用される周波数帯とは異なる周波数帯を利用し得、順方向リンク124は逆方向リンク126によって使用される周波数帯とは異なる周波数帯を使用し得る。さらに、時分割二重(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は共通の周波数帯を利用し得、順方向リンク124および逆方向リンク126は共通の周波数帯を利用し得る。
アンテナの組および/またはそれらが通信のために指定されている領域は、基地局102のセクタと称され得る。例えば、複数のアンテナが、基地局102によってカバーされている領域のセクタ内のモバイル機器と通信するように設計されているかもしれない。順方向リンク118および124上の通信では、基地局102の送信アンテナは、ビーム・フォーミングを利用してモバイル機器116および122用の順方向リンク118および124の信号対雑音比を改善し得る。また、基地局102はビーム・フォーミングを利用して関連する履域(coverage)内で無作為に散らばっているモバイル機器116および122に送信し、隣接セルのモバイル機器は、全てのモバイル機器に1つのアンテナで送信する基地局と比較して、受ける干渉がより少ない。
一例によれば、システム100は複数入力複数出力(MIMO)通信システムであり得る。さらに、システム100はFDD、TDDなどのような任意のタイプの二重化を利用し得る。一例に従えば、基地局102はモバイル機器116および122に順方向リンク118および124を通して送信し得る。さらに、モバイル機器116および122はそれぞれの順方向リンク・チャネルおよび逆方向リンク・チャネルを推定し、対応するフィードバックを生成し得る。このフィードバックは、逆方向リンクまたは上りリンク120および126によって基地局102へ提供され得る。
次に図2に移ると、無線通信環境内での使用のための通信装置200が図示されている。通信装置200は、基地局であるかもしれないし、その一部であるかもしれない。また、通信装置200は、モバイル機器であるかもしれないし、その一部であるかもしれない。通信装置200は、他の通信装置、基地局、モバイル機器などとの間でデータ送信内容を送受信できる。例えば、通信装置200は、ワイヤレス通信システム内で通信するように構成されている受信器および/または送信器システムを含み得る。通信装置200は、OFDMA、CDMA、TDMA、FDMA等(しかしこれらに限定されない)のような無線通信技術を使用することができる。通信装置200は、使用される送信内容タイプを決定する送信内容タイプ検出器202を含んでいる。送信内容は単一周波数ネットワーク(SFN)送信内容(例えばサイマルキャスト)であり得る。また、送信内容はユニキャスト送信内容であり得る。さらに、マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)送信が使用され得る。さらに、ユニキャスト、SFNおよび/またはMBSFN送信の組合せが利用され得る。例えば、ユニキャスト送信内容は同じ送信時間間隔でSFN送信内容と組み合わせられるか多重化されることが可能である。換言すると、通信装置200は、ユニキャスト送信内容およびSFN送信内容が時分割多重化されることを可能にする。主題開示内容の側面とともに上記されているもの以外のさらなる送信モードが利用されることが可能であることが理解されるべきである。
通信装置200は、送信内容のためのサイクリック・プレフィックスを決定するプレフィックス・セレクタ204を含み得る。OFDMのような多くの変調タイプは、サイクリック・プレフィックスをリンク構造内で利用することができる。一例に従えば、サイクリック・プレフィックスは、マルチパス・チャネル条件の下での送信内容の受信が改善されることを容易にする。マルチパスは、無線信号が2つ以上の経路によってアンテナに到着することに帰着する、無線通信での伝搬効果である。大気のダクティング、反射、および/または電離圏中の屈折、または建物または山脈からの反射は、マルチパス・チャネル条件を作成し得る。サイクリック・プレフィックスは、マルチパスが実際の送出データの受信に先立って落ち着くことを可能にする。典型的には、受信器システムは、信号が周波数が直交性を達成することを可能にするまでに落ち着いた後、信号を復号する。一側面によれば、サイクリック・プレフィックスはOFDMまたは他のモードのシンボルの繰り返される部分であり得る。例えば、シンボルの終端部がシンボルの初めに繰り返されることが可能である。一実施形態では、サイクリック・プレフィックスの長さはガード区間またはガード期間と等しい。
典型的には、サイクリック・プレフィックスの継続時間は、マルチパス・チャネル内で被る最大の遅延を超えているべきである。従って、様々なサイクリック・プレフィックス長さが使用されることが可能である。サイクリック・プレフィックスは、短いもの(例えば4.7マイクロ秒の継続時間)、長いもの(例えば16.66マイクロ秒)、またはより長いもの(例えば、33.33マイクロ秒の継続時間)であり得る。より長いサイクリック・プレフィックス(例えば33.33マイクロ秒)はリピータが大量に(extensive)使用されるSFNシナリオにおいて有益であり得る。より長いサイクリック・プレフィックスのための数秘学(numerology)はトーン間隔を7.5kHzへと減らすことによって構築されることが可能である。
通信装置200は、異なるタイプまたはモードの2つ以上の送信内容を組み合わせるか多重化することができるマルチプレクサ206をさらに含んでいる。説明用の事例では、マルチプレクサ206は、1対1(例えばユニキャスト)送信内容をSFNまたはMBSFNの送信内容と多重化し得る。ユニキャスト送信内容のためのサイクリック・プレフィックス挿入損を最小化するために、より長いサイクリック・プレフィックスを使用するユニキャストおよびSFN送信内容は時分割多重化されるべきである。換言すると、あるスロットがより長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容専用とされる。しかしながら、RAN1内での効率を上げるために、ユニキャスト参照シンボルおよびより長いサイクリック・プレフィックスSFNマルチキャスト送信内容は、同じ送信時間間隔で多重化されるべきである。一実施形態では、マルチプレクサ206は、より長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容およびユニキャスト送信内容を含んでいるスロット用の資源配分を変更する。一例に従えば、ユニキャスト参照シンボルはスロットの1番目と3番目のシンボルにおいて送信される。また、ユニキャスト参照シンボルに割り当てられている周波数またはトーンは、1番目と3番目のシンボルの間で互い違いに設定される(stagger)(例えば、異なる周波数が1番目のシンボルと3番目のシンボルにおいて利用される)。典型的には、ユニキャスト参照シンボルは6番目ごとのトーンを使用する。主題開示内容の一側面に従えば、マルチプレクサ206は、ユニキャスト参照シンボルが1番目と3番目シンボルにおいて12番目ごとのトーンを使用するように資源を組み立てる。割り当ての際のさらなる拡散は、ユニキャスト・チャネルのクリティカル・サンプリングを維持して、11マイクロ秒までの遅延広がりについての正確なチャネル推定を促進する。また、使われるトーンの数を減らすことによって、周波数領域のユニキャスト参照シンボルのオーバーヘッドも減じられる。しかしながら、クリティカル・サンプリングは7.5kHzと、より小さなトーン間隔によって維持されている。上記のメトリックは限定ではなく説明の目的のために提供されている。他のシンボル間隔、周波数間隔、ユニキャスト参照シンボルの互い違い配置のし方が使用されることが可能であることが認識されるべきである。
さらに、示されてはいないが、通信装置200が、データ・パケット送信内容を受け取ること、データ・パケット送信内容を組み合わせること、データ送信内容を復号すること、受取りメッセージを送ることなどに関する命令を保存するメモリを含み得ることが認識されるべきである。さらに、メモリは、復号に先立って、組合せのために、以前に受信されたデータ・パケットを保存することが可能である。さらに、通信装置200は、命令(例えばメモリ内に保存された命令、異なるソースから取得された命令、…)の実行との関連で利用され得るプロセッサを含み得る。
図3に目を向けると、多重化されたユニキャスト送信内容とマルチキャスト送信内容の利用を達成するワイヤレス通信システム300が示されている。システム300は、通信装置302および304を含んでいる。通信装置302および/または304は基地局またはその一部であり得る。また、通信装置302および/または304はモバイル機器またはその一部であり得る。一例に従えば、システム300は、1つ以上の基地局間、1つ以上のモバイル機器間(例えば、アド・ホック)、または基地局とモバイル機器の間での無線通信において利用されることが可能である。
システム300は、通信装置304(および/または任意の数の異なる装置(図示せず))と通信する通信装置302を含んでいる。通信装置302は順方向リンク・チャネルで装置304にデータを送信することが可能である。さらに、通信装置302は逆方向リンク・チャネルで装置304からデータを受け取ることが可能である。順方向リンクおよび逆方向リンク・チャネルは1対1送信モード(例えばユニキャスト)、1対多送信モード(例えばマルチキャスト)および/またはブロードキャスト送信モードを含み得る。さらに、システム300は複数入力複数出力(MIMO)システム)であり得る。
通信装置302は、送信内容タイプ検出器306、プレフィックス・セレクタ308、およびマルチプレクサ310を含んでいる。送信内容タイプ検出器306は、装置304への送信内容において使用される送信内容タイプまたはモードを割り出すことが可能である。例えば、送信内容は、ユニキャスト送信内容、SFN送信内容、MBSFN送信内容、および/またはブロードキャストであり得る。プレフィックス・セレクタ308は、送信内容のためのサイクリック・プレフィックスを決定することが可能である。説明用の事例では、サイクリック・プレフィックスは、短いもの、長いもの、または、より長いものであり得る。短いサイクリック・プレフィックスは継続時間が4.7マイクロ秒であり、長いサイクリック・プレフィックスは継続時間が16.66マイクロ秒であり、より長いあるいは非常に長いサイクリック・プレフィックスは継続時間が33.33マイクロ秒である。その決定は、チャネル条件、希望のオーバーヘッド閾値、送信モードなどに基づくことが可能である。
マルチプレクサ310は装置304への送信に先立ってシンボルを多重化する。マルチプレクサ310は、同じ送信時間間隔内でより長いサイクリック・プレフィックスを使用してユニキャスト参照シンボルおよびSFN送信内容を多重化することができる。説明用の事例では、ユニキャスト参照シンボルがスロットの1番目と3番目のシンボルにおいて送られるように、より長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容およびユニキャスト送信内容を含んでいるスロットがマルチプレクサ310によって組み立てられることが可能である。また、ユニキャスト参照シンボルのための周波数割り当ては1番目と3番目のシンボルとに互い違いに設定されることが可能である。さらに、ユニキャスト参照シンボルは1番目と3番目シンボルにおいて12番目ごとのトーンを使用することが可能である。トーン間隔が7.5kHzであるので、使われるトーン同士の間の追加スペースはユニキャスト・チャネルのクリティカル・サンプリングに影響することなくオーバーヘッドを減じる。より長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容を含んでいないスロットについては、従来の技術が利用されることが可能である。
通信装置304は、通信装置302によって送信内容またはその一部において使用されているサイクリック・プレフィックス継続時間を割り出すプレフィックス検出器312を含み得る。一例に従えば、通信装置304はモバイル機器であり得る。典型的には、モバイル機器は初期セルサーチ手順の間にサイクリック・プレフィックス継続時間を検知する。従来は、モバイル機器は2つの仮説を有する。短いサイクリック・プレフィックスおよび長いサイクリック・プレフィックスである。しかしながら、より長いサイクリック・プレフィックス(例えば33.33マイクロ秒)の導入によって、3番目の仮説が生じる。より長いサイクリック・プレフィックス数秘学を使用する送信内容では、1つのスロット当たり3つのシンボルがある。プライマリ同期コード(PSC)およびセカンダリ同期コード(SSC)のための時分割多重化された(TDM)構造は、スロット内の2つの別個のシンボル上で送信される。したがって、1つのスロット当たり1つのシンボルだけが、共通制御チャネル(CCCH)またはプライマリ報知チャネル(BCH)送信内容のために残っている。従って、一実施形態では、より長いサイクリック・プレフィックス数秘学はPSCおよび/またはSSC送信内容を含んだスロットにおいては使用されない。
次に、図4〜図10を参照すると、主題開示の一側面に従った典型的な資源マッピングが図示されている。説明の簡素を目的として、例は、時間および周波数の次元で資源ブロックを示している。継続時間は送信内容(例えば1ミリセカンド)の1つのサブフレームまたは2つのスロットに等しい。周波数軸に沿った各ブロックはトーンを表わしている。トーン同士の間隔は、利用されているサイクリック・プレフィックス継続時間に依存する。時間軸に沿った各ブロックはシンボルを表わしている。シンボルの継続時間および数も、使用されているサイクリック・プレフィックスに依存する。図4〜図10が説明用途であること、および開示の主題がこれらの例の範囲に限定されないことが認識されるべきである。当業者は、トーン間隔、サブフレーム継続時間などを変えて、異なる数のアンテナを含んだシステムまでどのように資源マッピングが拡張されることが可能であるかを認識するはずである。
一実施形態では、従来の参照シンボル構造は、長いサイクリック・プレフィックス継続時間(例えば16.66マイクロ秒)および短いサイクリック・プレフィックス継続時間(例えば4.7マイクロ秒)の両方について同一である。従来の構造を利用すると、遅延広がり(例えば第1のマルチパス要素と最後のマルチパス要素の間の時差)が、13マイクロ秒を超えている場合、あらゆるモバイル機器によって行なわれたチャネル推定は、エイリアシングを被り得る。長いサイクリック・プレフィックス継続時間またはより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を用いた場合であっても、ユニキャスト遅延広がりが閾値を越える場合、この数秘学が使用されることはできない。図4および図5は、プレフィックス継続時間およびチャネル推定精度の間の不適合を回避することを促進する長いサイクリック・プレフィックス継続時間送信内容とともに使用される2つのユニキャスト・パイロット構造を図示している。
図4では、ユニキャスト・パイロット・シンボルを含んでいる1つのサブフレーム(2つのスロット)が図示されている。長いサイクリック・プレフィックス継続時間の下では、各スロットは6つのシンボルを含んでいる。図示されている構造は、ドップラーが大きい場合に効果的な動作をもたらす。パイロットシンボルは、1番目のスロットの1番目と4番目のシンボル上、および2番目のスロットの1番目と4番目のシンボル上で送信される。両方のスロットの4番目のシンボルにおいて、全ての資源がアンテナにマッピングされるとは限らない。また、マッピングはダイバーシチをもたらすために変えられている。図5は、より少ないオーバーヘッドをもたらす別のパイロット・パターンを図示している。この構造は、両方のスロットの1番目と4番目シンボルにおいて1つおきのトーンを使うパイロットシンボルを図示している。この構造はオーバーヘッドを2分の1に減じる。図4に示されているパターンと同様に、ダイバーシチをもたらすためにマッピングが変えられている。
図6および図7は主題開示の一側面に従って多重化されたユニキャストとMBSFNの送信内容を図示している。説明用の事例では、図示されている例は、肯定応答チャネル(ACKCH)および物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上でのユニキャスト送信内容を含んでいる。ユニキャスト・データは送信されない。一実施形態では、ACKCHおよびPDCCH送信内容は2つのOFDMシンボルにまたがっている。図6は、図4に図示されている送信内容に類似のパイロット・パターンに基づいた多重化された送信内容を示している。図7は、図5に図示されている送信内容に類似のパイロット・パターンに基づいた多重化された送信内容を図示している。
図示されている多重化された資源ブロックでは、ユニキャスト参照シンボルは特定のアンテナにマッピングされていることが示されている。この典型的なシナリオでは、4アンテナMIMOシステムがもたらされる。ユニキャスト参照シンボルに加えて、ユニキャストACKCHおよびPDCCH送信内容がサブフレームの最初の2つのシンボル内で送られる。さらに、SFNデータおよびSFN参照シンボルも図示されているサブフレーム内のシンボル上で送られる。図6では、ユニキャスト参照シンボル構造は変更されていないが、オーバーヘッドは大きいままである。図7では、ユニキャスト参照シンボルはサブフレームの2番目のスロット内で送られない。図6および図7内のユニキャスト・データを有さない多重化された構造は、オーバーヘッドの減少を促進する。チャネル品質指標(CQI)精度は、図示の例に続くサブフレーム内のコヒーレントな復調と同様に影響を受ける。
次に、図9および図10に目を向けると、より長いサイクリック・プレフィックス継続時間を使用するユニキャスト・パイロット構造のためのユニキャスト参照シンボル・パターンが図示されている。例えば、より長いサイクリック・プレフィックス継続時間は33.33マイクロ秒であり、また15kHzから7.5kHzにトーン間隔を減らすことによって構築されている。より長いサイクリック・プレフィックス継続時間の下では、スロットはそれぞれ3個のシンボルを含んでいる。これは、6個とは対照的である。従って、1ミリ秒のサブフレームは、12個ではなく6個のシンボルを含んでいる。図9に図示されているパターンは4ストリームMIMOシステムとともに使用されることが可能である。図10に図示されているパターンは、利用可能な場合に他の物理アンテナからの循環遅延ダイバーシチ(CDD)を備えた2ストリームMIMOを使用するシステムでのより少ないオーバーヘッドをもたらす。
次に図8を参照すると、主題開示の一側面に従ってより長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容とともに多重化されているユニキャスト送信内容についてのユニキャスト参照シンボル・パターンが図示されている。図6および図7と同様に、図8に図示されている典型的なサブフレームは、ユニキャスト参照シンボル、SFN参照シンボル、ユニキャストACKCHおよびPDCCH送信内容、およびSFNデータを含んでいる。より長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容およびユニキャスト送信内容を含んでいるスロットでは、トーン間隔は7.5kHzであり、結果得る各スロットは3つのシンボルを含んでいる。ユニキャスト参照シンボルはスロットの1番目のシンボル内で送られる。また、周波数は、1ミリ秒のサブフレームの1番目のスロットの1番目のシンボル内の参照シンボルと、および2番目のスロットの1番目のシンボル内の参照シンボルとの間で互い違いに設定されている。互い違い設定が大きさで6つのトーンとして図示されているが、他の互い違い設定が利用されることが可能であることが認識されるべきである。さらに、ユニキャスト参照シンボルは、各スロットの最初のシンボルの12番目ごとのトーンを使う。例えば、アンテナ1はあるトーンで参照シンボルへとマッピングされることが可能である。アンテナ1の次のマッピングはこのトーンより12高いトーンか12低いトーンである。参照シンボルを12番目ごとのトーンへ拡散させることは、周波数領域のオーバーヘッドを減じながら、11マイクロ秒に迫る遅延広がりについてのユニキャスト・チャネルのクリティカル・サンプリングを維持する。より長い周期的な周波数SFN送信内容を含んでいないスロットについては、トーン間隔は15kHzであり、図6および図7において図示されているような公称的構造が使用されることが可能である。
図11を参照すると、十分なクリティカル・サンプリング特性を有するユニキャスト・パイロット構造を維持しながらユニキャスト送信内容およびSFN送信内容を多重化することを促進することに関する方法体系が図示されている。説明の簡素を目的として、方法体系が示され、一連の行為として記述される一方、1つ以上の実施形態に従って幾つかの行為が異なる順序でおよび/または本明細書において示され且つ記述されている他の行為と同時に生じ得るので、本方法体系が行為の順番で限定されないことが理解され認識されねばならない。例えば、当業者は、方法体系は、一連の互いに関係する(例えば状態図でのような)状態または出来事として代わりに表わされ得ることを理解し認識するであろう。さらに、全ての図示されている行為が、1つ以上の実施形態に従って方法体系を実現するのに必要ではないかもしれない。
図11に目を向けると、より長いサイクリック・プレフィックス継続時間でSFN送信内容とともに多重化されたユニキャスト送信内容におけるパイロット構造をもたらすことを促進する方法体系1100が示されている。方法1100は、オーバーヘッドを減じながらチャネル推定のための十分なクリティカル・サンプリングを提供する、多重化された状況においてパイロット・パターンを構築するためにとりわけ使用されることが可能である。一実施形態では、方法1100は無線通信システムにおいてモバイル機器および/または基地局上で実現されることが可能である。参照数字1102において、送信内容タイプが観察される。送信内容は、ユニキャスト送信内容、SFN送信内容、MBSFN送信内容、ブロードキャスト送信内容などであり得る。また、送信内容はそれらのあらゆる組合せであり得る。また、その送信内容は変化するサイクリック・プレフィックス長さを含み得る。例えば、サイクリック・プレフィックス継続時間は短いもの(例えば4.7マイクロ秒)、長いもの(16.66マイクロ秒)、またはより長いもの(33.33マイクロ秒)であり得る。参照数字1104において、送信内容がより長いかより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を使用するSFN送信内容を備えたスロットを含んでいるかどうかが判断される。いいえの場合、方法1100は参照数字1106に移り、従来の参照シンボル構造が利用される。より長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容が存在する場合、方法1100は参照数字1108に移る。1108において、ユニキャスト参照シンボルがスロットのシンボル内で送られる構造が作成される。参照数字1110において、スロットの1番目のシンボルのユニキャスト参照シンボルによって使われるトーン同士の間の間隔が増加される。例えば、参照シンボルはより長いサイクリック・プレフィックス送信内容内の最初のシンボルの12番目ごとのトーンを使うように一定間隔で配置されることが可能である。これは、長いおよび/または短いサイクリック・プレフィックス送信内容において典型的に利用される6番目ごとのトーンとは対照的である。参照数字1112において、周波数が、ユニキャスト参照シンボルを含んでいるあるスロットの1番目のシンボルと、ユニキャスト参照シンボルを含んでいる後続のスロットの1番目のシンボルと、の間で互い違いに設定される。両方のスロットが同じサブフレーム内にある場合、周波数は、サブフレームの1番目と4番目のシンボルとの間で互い違いに設定される。
本明細書において記述されている1つ以上の側面に従って、どの送信モードが使用されるか、どのサイクリック・プレフィックス継続時間が利用されるか、特別な多重化パターンが使用されるべきかなどに関して推論されることが可能であることが認識されるであろう。本明細書で使用されているように、用語「推論する」あるいは「推論」は、概して、出来事および/またはデータによって捉えられるような1組の観察によるシステム、環境および/またはユーザに関する論理的思考または状態の推論のプロセスを指す。推論は具体的な情況または行為を特定するために使用されることが可能であり、例えば状態に関する確率分布を生成することが可能である。推論は、確率論的、すなわち、対象の状態に関するデータと出来事の考察に基づいた確率分布の計算であり得る。推論は、また、1組の出来事および/またはデータによるより高レベルの出来事を構成するのに使用される技術も指し得る。そのような推論は、1組の観察された出来事および/または保存された出来事データによる新しい出来事または行為、出来事同士が一時的に関連しているか否か、または出来事およびデータが1つまたはいくつかの出来事およびデータ・ソースに由来しているか否かの解釈に帰着する。
一例によれば、上に提供されている1つ以上の方法が送信内容のモードの決定に関して推論することを含み得る。さらなる例として、スロットがより長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容およびユニキャスト送信内容を含むかどうか、高ドップラー構造が使用されるべきであるかどうか、また、オーバーヘッドの減少が主目標であるべきかどうかなどを判断することに関連する推論が行なわれ得る。前述の例が、本来説明用であること、および実行され得る推論の数または様々な実施形態および/またはそのような推論が本明細書において記述されている方法と共に実行されるやり方を制限するようことを意図されていないことが認識されるだろう。
図12は、より長いサイクリック・プレフィックス継続時間で多重化されたユニキャストおよびSFN送信内容を含んでいる送信内容を使用することを促進するモバイル機器1200の説明図である。モバイル機器1200は、例えば受信アンテナ(図示せず)から信号を受け取り、受信信号に対して典型的な行為(例えば、濾波、増幅、ダウンコンバートなど)を行なうとともにこの調整された信号ディジタル化してサンプルを取得する受信器1202を備える。受信器1202は、例えばMMSE受信器であり得、受信されたシンボルを復調可能であるとともにそれをチャネル推定などに向けてプロセッサ1206に供給可能な復調器1204を具備し得る。プロセッサ1206は、受信器1202によって受け取られた情報の分析および/または送信器1216による送信のための情報の生成専用のプロセッサ、モバイル機器1200の1つ以上の要素を制御するプロセッサ、および/または受信器1202によって受け取られた情報を分析し、送信器1216による送信のための情報を生成し、モバイル機器1200の1つ以上の要素を制御するプロセッサであり得る。
モバイル機器1200は、さらにメモリ1208を具備し得る。メモリ1208は、プロセッサ1206に動作可能に接続され、また、送信されるデータ、受信されたデータ、利用可能チャネルに関する情報、分析された信号および/または干渉の強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネル、電力、レートなどに関する情報、またチャネルの推定およびこのチャネルを通じた通信するのに適した他のあらゆる情報を格納し得る。メモリ1208は、さらに、プロトコルおよび/または(例えば性能に基づいて、容量に基づいて)チャネルの推定および/または利用に関するアルゴリズムを格納し得る。
本明細書において記述されているデータ・ストア(例えばメモリ1208)が揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれでもあり得、また揮発性・不揮発性メモリの両方を含み得ることが認識されるだろう。限定ではなく説明用として、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、EPROM(EPROM)、電気的消去・書込み可能PROM(EEPROM)またはフラッシュ・メモリを含み得る。揮発性メモリは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含み得、これは外部キャッシュ・メモリとして働く。限定ではなく説明用として、RAMは、同期型RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期型DRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)およびディレクト・ランバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。主題システムおよび方法のメモリ1208は、これらおよび他の適切なタイプのメモリを備える(これらに限定はされない)ことを意図されている。
プロセッサ1202は、さらに送信内容またはその一部において通信装置302によって使用されているサイクリック・プレフィックス継続時間を割り出すプレフィックス検出器1210に、動作可能に接続されている。一例に従えば、通信装置304はモバイル機器であり得る。典型的には、モバイル機器は初期のセルサーチ手順の間にサイクリック・プレフィックス継続時間を検知する。従来は、モバイル機器は2つの仮説を有していた。短いサイクリック・プレフィックスおよび長いサイクリック・プレフィックスである。しかしながら、より長いサイクリック・プレフィックス(例えば33.33マイクロ秒)の導入によって、3番目の仮説が生じる。より長いサイクリック・プレフィックス数秘学を使用する送信内容には、1つのスロット当たり3つのシンボルがある。使用されているサイクリック・プレフィックス数秘学を検出した後、送信内容が復号されることが可能であり、また、参照シンボルがユニキャスト・チャネル推定のために利用されることが可能である。モバイル機器1200は、さらに変調器1214、および例えば基地局、別のモバイル機器などへ信号(例えば受取りメッセージ)を送信する送信器1216を備える。プロセッサ1206と別々のものとして図示されているが、プレフィックス検出器1210および/または変調器1214がプロセッサ1206または多くのプロセッサ(図示せず)の一部であり得ることが認識されねばならない。
図13は、主題開示の一側面によるシステム1300の説明図である。システム1300は、1つ以上のモバイル機器1304から複数の受信アンテナ1306を介して信号を受け取る受信器1310、および複数の送信アンテナ1308を介して1つ以上のモバイル機器1304に送信する送信器1322を備える基地局1302(例えばアクセス・ポイント)を備える。一側面では、送信器1322は、応答があるまで、各パケットが順に送信されるようにデータ・パケットのシーケンスとして1つ以上のモバイル機器1304にデータ・ストリームを送信可能である。受信器1310は、受信アンテナ1306から情報を受け取ることが可能であり、受信された情報を復調する復調器1312と、動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、プロセッサ1314によって分析される。プロセッサ1314は、図12に関して上に記述されているプロセッサに類似のものであり得、メモリ1316に接続されている。メモリ1316は、信号(例えばパイロット)の強度および/または干渉の強度の推定に関連する情報、モバイル機器1304(あるいは異なる基地局(図示せず))との間で送受信されるデータ、および/または本明細書において示されている様々な動作および機能を行なうことに関連する他の適切な情報を格納する。
プロセッサ1314は、送信内容検出器1318にさらに接続され得る。送信内容検出器1318は、モバイル機器1304への送信内容において使用される送信モードを決定する。送信モードは、ユニキャスト・モード、SFNモード、MBSFNモード、放送モード、またはそれらの組合せのいずれかであり得る。基地局1302はさらにプレフィックス・セレクタ1320を含み得る。プレフィックス・セレクタ1320は、送信内容またはその一部で使用されるサイクリック・プレフィックス継続時間を選択する。例えば、変化するサイクリック・プレフィックス継続時間が、送信内容の別々のサブフレーム内で利用されることが可能である。送信される情報は変調器1322に提供され得る。変調器1322は、情報を、アンテナ1308を介したモバイル機器1304への送信器1326による送信のために、多重化することが可能である。プロセッサ1314と別々のものとして図示されているが、復調器1312、検出器1318、セレクタ1320、および/または変調器1322がプロセッサ1314または多くのプロセッサ(図示せず)の一部であり得ることが認識されるべきである。
図14は例示的無線通信システム1400を示している。無線通信システム1400は、簡潔さを目的として、1つの基地局1410と1モバイル機器1450を示している。しかしながら、システム1400が複数の基地局および/または複数のモバイル機器を含み得ることが認識されるべきである。この場合、さらなる基地局および/またはモバイル機器は、例示的基地局1410および下記に述べられているモバイル機器1450と実質的に類似していてもよいし、異なっていてもよい。また、基地局1410および/またはモバイル機器1450がシステム(図1〜図3および図12〜図13)および/または本明細書において記述されている方法(図11)を使用してそれらの間の無線通信を容易にし得ることが認識されるべきである。
基地局1410では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データはデータ・ソース1412から送信(TX)データ・プロセッサ1414に提供される。一例によれば、各データ・ストリームはそれぞれのアンテナを通して送信され得る。TXデータ・プロセッサ1414は、トラフィック・データ・ストリームを、そのデータ・ストリームについての符号化されたデータをもたらすために選ばれた具体的な符号化方式に基づいてフォーマットし、符号化し、インタリーブする。
各データ・ストリームのための符号化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を使用して、パイロット・データとともに多重化され得る。加えてまたはあるいは、パイロットシンボルは周波数分割多重化されるか(FDM)、時分割多重化されるか(TDM)、または符号分割多重化されることが可能である(CDM)。パイロット・データは、典型的には、既知のやり方で処理されるとともにチャネル応答を推定するためにモバイル機器1450で使用され得る既知のデータ・パターンである。各データ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、このデータ・ストリームについての変調シンボルをもたらすために選ばれた具体的な変調方式(例えば2相変位変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、M直交振幅変調など(M−QAM))に基づいて、変調され(例えばシンボル・マッピングされ)得る。各データ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1430によって行なわれるか、これによってもたらされる命令によって決定され得る。
データ・ストリームのための変調シンボルはTX MIMOプロセッサ1420に供給され得る。プロセッサ1420は変調シンボル(例えばOFDMのための変調シンボル)を処理し得る。次に、TX MIMOプロセッサ1420はNT送信器(TMTR)1422a〜1422tにNT変調シンボル・ストリームを供給する。様々な実施形態では、TX MIMOプロセッサ1420は、データ・ストリームのシンボル、およびシンボルが送信されているアンテナにビーム・フォーミング重みを適用する。
各送信器1422は、それぞれのシンボル・ストリームを受け取り、処理して1つ以上のアナログ信号を提供し、またアナログ信号を調整し(例えば、増幅し、濾波し、アップコンバートする)てMIMOチャネル上での送信に適する変調された信号を提供する。さらに、送信器1422a〜1422tからのNT変調された信号は、それぞれNTアンテナ1424a〜1424tから送信される。
モバイル機器1450では、送信された変調された信号は、NRアンテナ1452a〜1452rによって受け取られる。また、各アンテナ1452からの受信信号は、それぞれの受信器(RCVR)1454a〜1454rに提供される。各受信器1454はそれぞれの信号を調整し(例えば、濾波し、増幅し、ダウンコンバートする)、調整された信号をディジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1460は、具体的な受信器処理技術に基づいてN個の受信器1454からのN個の受信されたシンボル・ストリームを受け取り処理してN個の「検出された」シンボル・ストリームを提供し得る。RXデータ・プロセッサ1460は、各検出されたシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号してデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1460による処理は、基地局1410でのTX MIMOプロセッサ1420およびTXデータ・プロセッサ1414によって行なわれる処理と相補的である。
プロセッサ1470は、上に論じられているように、どの前符号化行列を利用するかを周期的に判断し得る。さらに、プロセッサ1470は、行列インデックス部分およびランク値部分を備える逆方向リンク・メッセージを手順に沿って作成し得る。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関する様々なタイプの情報を具備し得る。逆方向リンク・メッセージは、TXデータ・プロセッサ1438(これは、また、データ・ソース1436から多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを受け取る)によって処理され、変調器1480によって変調され、送信器1454a〜1454rによって調整され、基地局1410へ送信され得る。
基地局1410では、モバイル機器1450からの変調された信号は、アンテナ1424によって受け取られ、受信器1422によって調整され、復調器1440によって復調され、RXデータ・プロセッサ1442によって処理されてモバイル機器1450によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ1430は、抽出されたメッセージを処理して、ビーム・フォーミングの重みを割り出すためにどの前符号化行列マトリックスを用いるかを判断し得る。
プロセッサ1430および1470は、基地局1410およびモバイル機器1450で動作をそれぞれ指揮し(例えば、制御し、調整し、管理するなど)得る。それぞれのプロセッサ1430および1470は、プログラムコードとデータを格納するメモリ1432および1472と関連付けられることが可能である。プロセッサ1430および1470は、また、計算を行なって、それぞれ上りリンクと下りリンクのための周波数とインパルス応答の推定値を導出することが可能である。
本明細書において記述されている実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはこれらの組み合わせで実現され得ることが理解されるべきである。ハードウェアの実現については、処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書において記述されている機能を実現するように設計されている電子ユニット、またはこれらの組み合わせで実現され得る。
実施形態がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコード、プログラムコード、またはコード・セグメントで実現される場合、これらはメモリ要素のような機械読み出し可能な媒体に格納され得る。コード・セグメントは、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または命令、データ構造、またはプログラム文のあらゆる組み合わせを表し得る。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリの内容を渡す、また/または受け取ることにより、別のコード・セグメントまたはハードウェア回路と結合され得る。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ・パッシング、トークン・パッシング、ネットワーク送信などを含む適切な手段を用いることで、渡され、転送され、または送信され得る。
ソフトウェアでの実現については、本明細書において記述されている方法は、本明細書において記述されている機能を実行するモジュール(手順、関数等)で実現され得る。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットにおいて格納され、プロセッサによって実行され得る。メモリ・ユニットは、プロセッサ内に実装され得、またはプロセッサの外部で実装され得る。この場合、メモリ・ユニットは、当技術分野において既知の様々な手段によってプロセッサと通信可能に接続されることが可能である。
図15を参照すると、マルチキャスト送信内容とともに多重化された、パイロット信号を送信することを達成するシステム1500が図示されている。例えば、システム1500の少なくとも一部は、モバイル機器および/または基地局内に存在しているかもしれない。システム1500が、機能ブロックを含むものとして表現されていることが認識されるべきである。機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェアまたはその組合せ(例えばファームウェア)によって実現される機能を表わす機能ブロックであり得る。システム1500は、協働で動作可能な電気的要素の論理的グルーピング1502を含んでいる。例えば、論理的グルーピング1502は送信モードの分類のための電気的要素1504を含み得る。モードは、1対1送信(例えばユニキャスト)、1対多送信(例えばマルチキャスト)、ブロードキャストまたはその組合せであり得る。さらに、論理的グルーピング1502はサイクリック・プレフィックス継続時間1506の選択のための電気的要素1506を具備し得る。例えば、送信モード、チャネル条件、または効率関係事項は、利用されているサイクリック・プレフィックス継続時間に影響を及ぼし得る。また、論理的グルーピング1502はサブフレーム内のパイロット情報を多重化するための電気的な要素1506を含み得る。例えば、より長いサイクリック・プレフィックスSFN送信内容を含んでいるサブフレームでは、ユニキャスト・パイロット情報は、サブフレームの1番目と4番目のシンボル内で送られることが可能である。また、使用されている周波数は、1番目と4番目のシンボル間で互い違いに設定されることが可能である。さらに、システム1500は、電気的要素1504、1506、および1508に関連する関数を実行するための命令を保存するメモリ1510を含み得る。メモリ1510の外側にあることとして示されているが、電気的要素1504、1506、1508の1つ以上がメモリ1510内に存在し得ることを理解されたい。
ここまで記述されたことは、1つ以上の実施形態の例を含んでいる。もちろん、上記の実施形態を記述する目的で要素または手順の全ての考え得る組み合わせを説明することは不可能ではあるが、当業者は様々な実施形態の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識し得る。したがって、記述されている実施形態は、添付の請求項に含まれる全てのそのような修正体、変更体、および変形体を包含することを意図されている。さらに、実施の形態または請求項のいずれかにおいて、用語「含む」が使用される限りでは、当該用語は、請求項における移行句(transitional word)として使用される際の「備える」の解釈のされ方と同様に包括的であることを意図されている。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 1つ以上の送信モードを分類し、
前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択し、
前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化する、
ことを備える、多重化されたユニキャスト送信内容およびマルチキャスト送信内容を備えたパイロット信号を送信する方法。
[2] 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、[1]の方法。
[3] 前記より長い継続時間サイクリック・プレフィックスが33.33マイクロ秒である、[1]の方法。
[4] 前記より長い継続時間サイクリック・プレフィックスが、トーン間隔を減じることによって構築される、[1]の方法。
[5] 同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除することをさらに備える、[1]の方法。
[6] より長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択することが、大量のリピータの適用を含んでいる単一周波数ネットワーク送信内容内のより長い継続時間を選択することを備える、[1]の方法。
[7] パイロット情報を多重化することが、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容を含んでいない場合に従来の参照シンボル構造を使用することを備える、[1]の方法。
[8] パイロット情報を多重化することが、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容およびユニキャスト送信内容を含んでいる場合、前記サブフレーム内のスロットの第1シンボル内にユニキャスト参照シンボルを割り当てることを備える、[1]の方法。
[9] ユニキャスト参照シンボルによって使われている前記第1シンボルのトーン相互間の間隔を増加させることをさらに備える、[8]の方法。
[10] ユニキャスト参照シンボルが12番目ごとのトーンを使うように前記間隔が増加される、[9]の方法。
[11] 前記少なくとも1つのサブフレーム内の前記第1シンボルと後続のシンボルとの間のユニキャスト参照シンボル送信内容のために利用されている周波数を互い違いに設定することをさらに備える、[8]の方法。
[12] 前記後続のシンボルが前記少なくとも1つのサブフレーム内の4番目のシンボルである、[11]の方法。
[13] 1つ以上の送信モードを分類すること、前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択すること、前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化することに関する命令を保持するメモリと、
前記メモリに接続され、前記メモリにおいて保持されている前記命令を実行するように構成されているプロセッサと、
を備える無線通信装置。
[14] 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、[13]の無線通信装置。
[15] 前記メモリが、同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除することに関する命令をさらに保持する、[13]の無線通信装置。
[16] 長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択することに関する命令が、大量のリピータの適用を含んでいる単一周波数ネットワーク送信内容内のより長い継続時間を選択することに関する命令を備える、[13]の無線通信装置。
[17] パイロット情報を多重化することに関する命令が、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容を含んでいない場合に従来の参照シンボル構造を使用することに関する命令を備える、[13]の無線通信装置。
[18] パイロット情報を多重化することに関する命令が、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容およびユニキャスト送信内容を含んでいる場合、前記サブフレーム内のスロットの第1シンボル内にユニキャスト参照シンボルを割り当てることに関する命令を備える、[13]の無線通信装置。
[19] 前記メモリが、ユニキャスト参照シンボルによって使われている前記第1シンボルのトーン相互間の間隔を増加させることに関する命令をさらに保持する、[18]の無線通信装置。
[20] ユニキャスト参照シンボルが12番目ごとのトーンを使うように前記間隔が増加される、[19]の無線通信装置。
[21] 前記メモリが、前記少なくとも1つのサブフレーム内の前記第1シンボルと後続のシンボルとの間のユニキャスト参照シンボル送信内容のために利用されている周波数を互い違いに設定することに関する命令をさらに保持する、[18]の無線通信装置。
[22] 1つ以上の送信モードを分類するための手段と、
前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択するための手段と、
前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化するための手段と、
を備える、マルチキャスト送信内容とともに多重化されたパイロット信号を送信することを容易にする無線通信装置。
[23] 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、[22]の無線通信装置。
[24] 前記より長い継続時間サイクリック・プレフィックスが33.33マイクロ秒である、[22]の無線通信装置。
[25] 前記より長い継続時間サイクリック・プレフィックスが、トーン間隔を減じることによって構築される、[22]の無線通信装置。
[26] 同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除するための手段をさらに備える、[22]の無線通信装置。
[27] 長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択するための手段が、大量のリピータの適用を含んでいる単一周波数ネットワーク送信内容内のより長い継続時間を選択するための手段を備える、[22]の無線通信装置。
[28] パイロット情報を多重化するための手段が、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容を含んでいない場合に従来の参照シンボル構造を使用するための手段を備える、[22]の無線通信装置。
[29] パイロット情報を多重化するための手段が、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容およびユニキャスト送信内容を含んでいる場合、前記サブフレーム内のスロットの第1シンボル内にユニキャスト参照シンボルを割り当てるための手段を備える、[22]の無線通信装置。
[30] ユニキャスト参照シンボルによって使われている前記第1シンボルのトーン相互間の間隔を増加させるための手段をさらに備える、[29]の無線通信装置。
[31] ユニキャスト参照シンボルが12番目ごとのトーンを使うように前記間隔が増加される、[30]の無線通信装置。
[32] 前記少なくとも1つのサブフレーム内の前記第1シンボルと後続のシンボルとの間のユニキャスト参照シンボル送信内容のために利用されている周波数を互い違いに設定するための手段をさらに備える、[29]の無線通信装置。
[33] 前記後続のシンボルが前記少なくとも1つのサブフレーム内の4番目のシンボルである、[32]の無線通信装置。
[34] 1つ以上の送信モードを分類し、
前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択し、
前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化する、
ための機械実行可能な命令を格納する機械読み取り可能媒体。
[35] 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、[34]の機械読み取り可能媒体。
[36] 前記より長い継続時間サイクリック・プレフィックスが33.33マイクロ秒である、[34]の機械読み取り可能媒体。
[37] 前記より長い継続時間サイクリック・プレフィックスが、トーン間隔を減じることによって構築される、[36]の機械読み取り可能媒体。
[38] サイクリック・プレフィックス継続時間を選択することが、同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除することを備える、[34]の機械読み取り可能媒体。
[39] 長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択することが、大量のリピータの適用を含んでいる単一周波数ネットワーク送信内容内のより長い継続時間を選択することを備える、[34]の機械読み取り可能媒体。
[40] パイロット情報を多重化することが、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容を含んでいない場合に従来の参照シンボル構造を使用することを備える、[34]の機械読み取り可能媒体。
[41] パイロット情報を多重化することが、前記少なくとも1つのサブフレームがより長いサイクリック・プレフィックス単一周波数送信内容およびユニキャスト送信内容を含んでいる場合、前記サブフレーム内のスロットの第1シンボル内にユニキャスト参照シンボルを割り当てることを備える、[34]の機械読み取り可能媒体。
[42] ユニキャスト参照シンボルによって使われている前記第1シンボルのトーン相互間の間隔を増加させるための命令をさらに備える、[41]の機械読み取り可能媒体。
[43] ユニキャスト参照シンボルが12番目ごとのトーンを使うように前記間隔が増加される、[42]の機械読み取り可能媒体。
[44] 前記少なくとも1つのサブフレーム内の前記第1シンボルと後続のシンボルとの間のユニキャスト参照シンボル送信内容のために利用されている周波数を互い違いに設定するための命令をさらに備える、[41]の機械読み取り可能媒体。
[45] 前記後続のシンボルが前記少なくとも1つのサブフレーム内の4番目のシンボルである、[44]の機械読み取り可能媒体。
[46] 1つ以上の送信モードを分類し、
前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのためにより長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択し、
前記より長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内のパイロット情報およびユーザ・データを多重化する、
ように構成されている集積回路を備える、無線通信システム内の装置。

Claims (19)

  1. 1つ以上の送信モードを分類することと、
    前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのために長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択することと、
    前記長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内でユニキャスト参照シンボル、マルチキャスト参照シンボル、およびマルチキャスト・ユーザ・データを多重化することであって、前記少なくとも1つのサブフレームは第1スロットおよび前記第1スロットの後の第2スロットを含む、多重化することと、
    を備え、
    前記多重化することは、
    前記少なくとも1つのサブフレームが長いサイクリック・プレフィックス単一周波数ネットワーク送信内容を含んでいる場合、前記少なくとも1つのサブフレームの1番目のスロットにおいてのみユニキャスト参照シンボルを割り当てること、
    を含む、多重化されたユニキャスト送信内容およびマルチキャスト送信内容とともに複数のパイロット信号の組を送信する方法。
  2. 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、請求項1の方法。
  3. 同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除することをさらに備える、請求項1の方法。
  4. 前記割り当てることが、前記1番目のスロット中の複数のシンボルに前記ユニキャスト参照シンボルを割り当てることを備える、請求項1の方法。
  5. 1つ以上の送信モードを分類すること、前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのために長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択すること、前記長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内でユニキャスト参照シンボル、マルチキャスト参照シンボル、およびマルチキャスト・ユーザ・データを多重化することであって、前記少なくとも1つのサブフレームは第1スロットおよび前記第1スロットの後の第2スロットを含む、多重化すること、に関する命令を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリにおいて保持されている前記命令を実行するように構成されているプロセッサと、
    を備え、
    前記多重化することに関する命令は、
    前記少なくとも1つのサブフレームが長いサイクリック・プレフィックス単一周波数ネットワーク送信内容を含んでいる場合、前記少なくとも1つのサブフレームの1番目のスロットにおいてのみユニキャスト参照シンボルを割り当てることに関する命令、
    を含む、無線通信装置。
  6. 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、請求項5の無線通信装置。
  7. 前記メモリが、同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除することに関する命令をさらに保持する、請求項5の無線通信装置。
  8. 前記割り当てることが、前記1番目のスロット中の複数のシンボルに前記ユニキャスト参照シンボルを割り当てることを備える、請求項5の無線通信装置。
  9. 1つ以上の送信モードを分類するための手段と、
    前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのために長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択するための手段と、
    前記長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内でユニキャスト参照シンボル、マルチキャスト参照シンボル、およびマルチキャスト・ユーザ・データを多重化するための手段であって、前記少なくとも1つのサブフレームは第1スロットおよび前記第1スロットの後の第2スロットを含む、多重化するための手段と、
    を備え、
    前記多重化するための手段は、
    前記少なくとも1つのサブフレームが長いサイクリック・プレフィックス単一周波数ネットワーク送信内容を含んでいる場合、前記少なくとも1つのサブフレームの1番目のスロットにおいてのみユニキャスト参照シンボルを割り当てるための手段、
    を含む、マルチキャスト送信内容とともに多重化されたパイロット信号を送信することを容易にする無線通信装置。
  10. 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、請求項9の無線通信装置。
  11. 同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除するための手段をさらに備える、請求項9の無線通信装置。
  12. 前記割り当てるための手段が、前記1番目のスロット中の複数のシンボルに前記ユニキャスト参照シンボルを割り当てるための手段を備える、請求項9の無線通信装置。
  13. 1つ以上の送信モードを分類することと、
    前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのために長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択することと、
    前記長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内でユニキャスト参照シンボル、マルチキャスト参照シンボル、およびマルチキャスト・ユーザ・データを多重化することであって、前記少なくとも1つのサブフレームは第1スロットおよび前記第1スロットの後の第2スロットを含む、多重化することと、
    のための機械実行可能な命令を格納し、
    前記多重化することは、
    前記少なくとも1つのサブフレームが長いサイクリック・プレフィックス単一周波数ネットワーク送信内容を含んでいる場合、前記少なくとも1つのサブフレームの1番目のスロットにおいてのみユニキャスト参照シンボルを割り当てること、
    を含む、機械読み取り可能記憶媒体。
  14. 前記送信モードがユニキャスト送信、単一周波数ネットワーク送信、マルチキャスト送信、サイマルキャスト送信、ブロードキャスト送信の少なくとも1つを含んでいる、請求項13の機械読み取り可能記憶媒体。
  15. サイクリック・プレフィックス継続時間を選択することが、同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除することを備える、請求項13の機械読み取り可能記憶媒体。
  16. 前記割り当てることが、前記1番目のスロット中の複数のシンボルに前記ユニキャスト参照シンボルを割り当てることを備える、請求項13の機械読み取り可能記憶媒体。
  17. 1つ以上の送信モードを分類することと、
    前記分類された1つ以上のモードに従って少なくとも1つのサブフレームのために長いサイクリック・プレフィックス継続時間を選択することと、
    前記長いサイクリック・プレフィックス継続時間に少なくとも一部基づいて前記少なくとも1つのサブフレーム内でユニキャスト参照シンボル、マルチキャスト参照シンボル、およびマルチキャスト・ユーザ・データを多重化することであって、前記少なくとも1つのサブフレームは第1スロットおよび前記第1スロットの後の第2スロットを含む、多重化することと、
    を行うように構成されている集積回路を備え、
    前記多重化を行うように構成されている集積回路は、
    前記少なくとも1つのサブフレームが長いサイクリック・プレフィックス単一周波数ネットワーク送信内容を含んでいる場合、前記少なくとも1つのサブフレームの1番目のスロットにおいてのみユニキャスト参照シンボルを割り当てること、
    を行うようにさらに構成されている、無線通信システム内の装置。
  18. 前記集積回路が、同期コードを含んでいるサブフレーム内でのより長い継続時間の利用を排除することをさらに行うように構成されている、請求項17の装置。
  19. 前記割り当てることが、前記1番目のスロット中の複数のシンボルに前記ユニキャスト参照シンボルを割り当てることを備える、
    請求項17の装置。
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