JP5265560B2 - 無線通信システムにおけるビーコンに基づくセル探索 - Google Patents

無線通信システムにおけるビーコンに基づくセル探索 Download PDF

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Description

優先権の主張
本出願は、2006年11月6日に出願され、本明細書の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれている、「OFDMシステムのためのセル探索の方法(METHOD OF CELL SEARCH FOR OFDM SYSTEM)」と題された米国仮出願第60/864,577号の優先権を主張する。
背景
[I.分野]
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、無線通信システムにおいてセルを探索する(searching)ための技法に関する。
[II.背景]
無線通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々な通信コンテンツを提供するために広く配備されている。これらの無線システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。かかる多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システムを含む。
無線通信システムは、任意の数のユーザ装置(UE)に対する通信をサポートすることが可能な任意の数の基地局を含み得る。UE(例えば、セルラ電話)は、任意の所与の時点でゼロ、1つ、または複数の基地局の受信可能範囲内に存在し得る。UEは電力がオンにされたばかりである場合があり、または受信可能範囲を失った場合もあり、したがって、どの基地局を受信することができるか知らない場合がある。UEは、基地局について検出するために、ならびに検出された基地局に関するタイミングおよびその他の情報を獲得するためにセル探索を実行することが可能である。UEは、1つまたは複数の基地局と通信中である可能性もあり、移動体であり得る。UEはUEにサービス提供するためのより良好な基地局について検出するためにセル探索を実行することが可能である。
それぞれの基地局は、UEがセル探索を実行するのを支援するために同期信号を送信することができる。通常、同期信号は、受信機が送信機について検出し、送信機の情報(例えば、タイミングおよび識別情報)を取得することを可能にする任意の信号であり得る。同期信号はオーバヘッドを表し、可能な限り効率的に送信されるべきである。さらに、同期信号はUEが可能な限り迅速かつ効率的にセル探索を実行することを可能にすべきである。
UEがセル探索を実行するのを支援するためにビーコン信号を送信するための技法が本明細書で説明される。ビーコン信号について検出するための技法も本明細書で説明される。一態様では、システム内のセルには、副搬送波の直交グルーピングに基づいて定められた(defined)ビーコンパターンを割り当てることが可能である。ビーコンに関して使用可能なU個の副搬送波は、それぞれのグループがS個の副搬送波を有する、G個の直交グループに構成可能である。P=S個の異なるビーコンパターンは、S個の副搬送波のG個のグループに基づいて定められることができる。それぞれのビーコンパターンは、ビーコン信号に関して使用するためのそれぞれのグループ内の特定の副搬送波と関連づけられることが可能である。セル向けの基地局は、そのセルに関するビーコンパターンに基づいてビーコン信号を生成することが可能である。UEは、ビーコンパターンに基づいてそのセルからのビーコン信号について検出することができる。
別の態様によれば、システム内のセルは、全電力の代わりに低減された電力レベルで自らのビーコン信号を送信することができる。それぞれのセルからのビーコン信号に関する送信電力は、目標検出確率、目標偽警報確率などに基づいて構成可能であり、これらに基づいて決定できる。異なるセルは、その他のセルに対する干渉を低減しながら所望される検出パフォーマンスを達成するために、自らのビーコン信号に関して異なる送信電力レベルを使用することができる。
さらに別の態様では、非同期システムにおける事例であり得る、UEのシンボルタイミングが検出されているセルのシンボルタイミングと整合しない場合、より多くの受信電力を捕捉するために、UEは重なりのある(overlapping)離散フーリエ変換(discrete Fourier transforms)(DFT)を実行することが可能である。UEは、複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1のDFTを実行することが可能である。UEはまた、複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行することも可能である。第2のシンボルタイミングはシンボル期間の固定部分または構成可能な部分だけ第1のシンボルタイミングからオフセットできる。複数の副搬送波の受信電力は、第1および第2の受信シンボルに基づいて決定でき、セルからのビーコン信号について検出するために使用可能である。
さらに別の態様では、UEは、最尤復号化(maximal likelihood decoding)を用いてビーコン検出を実行することが可能である。UEは、ビーコン信号に関して使用可能な複数の副搬送波の受信電力を決定することが可能であり、それぞれの可能なビーコンパターンに関する副搬送波の受信電力を組み合わせることが可能である。次いで、UEは、可能なビーコンパターンのそれぞれに関して組み合わされた受信電力に基づいてセルについて検出することができる。UEは、それぞれのビーコンパターンに関して組み合わされた受信電力をしきい値と比較することが可能であり、組み合わされた受信電力がしきい値を超えるそれぞれのビーコンパターンについて検出されたセルを宣言する(declare)ことができる。
本開示の様々な態様および特徴が以下にさらに詳細に説明される。
無線通信システムを示す図。 3つの同期信号の伝送を示す図。 ビーコン信号に関する副搬送波の直交グルーピングの使用を示す図。 1つのセルによるビーコン伝送を示す図。 3つの非同期セルによるビーコン伝送を示す図。 非同期システムにおけるOFDM復調を示す図。 重なりのあるDFTを用いたOFDM復調を示す図。 複数のセルからのビーコン信号に関する副搬送波候補を示す図。 ノードBおよびUEのブロック図を示す図。 ノードBにおけるビーコン信号ジェネレータのブロック図を示す図。 UEにおけるビーコンプロセッサのブロック図を示す図。 ビーコン信号を処理するためのプロセスを示す図。 ビーコン信号を処理するための装置を示す図。 構成可能な送信電力を用いてビーコンを送信するためのプロセスを示す図。 構成可能な送信電力を用いてビーコンを送信するための装置を示す図。 UEによるビーコン検出のためのプロセスを示す図。 UEによるビーコン検出のための装置を示す図。 最尤復号化を用いたビーコン検出のためのプロセスを示す図。 最尤復号化を用いたビーコン検出のための装置を示す図。
詳細な説明
本明細書で説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよびその他のシステムなど、様々な無線通信システムに関して使用することが可能である。「システム」および「ネットワーク」という用語は、多くの場合、交換可能に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実施することが可能である。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびその他のCDMA変形形態を含む。cdma2000は、IS−2000標準、IS−95標準およびIS−856標準をカバーする。TDMAシステムは、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)などの無線技術を実施することが可能である。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などの無線技術を実施することが可能である。UTRA、E−UTRAおよびGSMは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の一部である。3GPP長期的エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)は、ダウンリンク上でOFDMAを用いて、アップリンク上でSC−FDMAを用いる、E−UTRAを使用するUMTSの次回のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名づけられた組織からの文書で説明される。cdma2000およびUMBは「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名づけられた組織からの文書で説明される。これらの様々な無線技術および無線標準は当技術分野で知られている。分かりやすくするために、そうした技法のいくつかの態様は、下でLTEに関して説明され、下の説明の大部分においてLTE専門用語が使用される。
LTEは、ダウンリンク上で直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上でシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を使用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、通常、トーン、ビンなどと呼ばれる場合もある複数の(K個の)直交副搬送波に区分化する。隣接する副搬送波同士の間の間隔は固定であってよく、副搬送波の合計数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。それぞれの副搬送波はデータを用いて変調することが可能である。通常、変調シンボルはOFDMを用いて周波数領域内で送られ、SC−FDMを用いて時間領域内で送られる。OFDMシンボルを生成するために、非ゼロ値を有するシンボルを伝送のために使用される副搬送波にマップすることが可能であり、ゼロ値を有するシンボルを残りの副搬送波にマップすることが可能である。合計K個の副搬送波に関するK個のシンボルは、K個の時間領域サンプルを取得するために時間領域に転送することができる。最後のC個のサンプルは複製されて、K+C個のサンプルを含むOFDMシンボルを取得するためにK個のサンプルの前面に添付することができる。複製されたサンプルは、循環プレフィックス(cyclic prefix)と呼ばれ、Cは循環プレフィックス長である。
図1は、複数のノードB110を有する無線通信システム100を示す。ノードBは、UEとの通信のために使用される固定局であってよく、進化型ノードB(eNB)、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれる場合もある。それぞれのノードB110は、特定の地理的領域に対して通信受信可能範囲を提供する。それぞれのノードB110の受信可能範囲領域全体は、複数の(例えば、3つの)より小さな領域に区分化することが可能である。3GPPにおいて、「セル」という用語は、ノードBの最も小さな受信可能範囲領域および/またはこの受信可能範囲領域にサービス提供しているノードBサブシステムを指す場合がある。その他のシステムでは、「セクタ」という用語は、最も小さな受信可能範囲領域および/またはこの受信可能範囲領域にサービス提供しているサブシステムを指す場合がある。分かりやすくするために、セルの3GPP概念が下の説明において使用される。
UE120は、システムの全体にわたって分散してよい。UEは静的であってよく、または移動体であってもよく、または移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれる場合もある。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話などであり得る。UEは、ダウンリンク上およびアップリンク上で伝送を介して1つまたは複数のノードBと通信することが可能である。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)はノードBからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)はUEからノードBへの通信リンクを指す。図1では、2つの矢印を有する実線はノードBとUEの間の通信を示す。単一の矢印を有する破線は、UEがノードBからダウンリンク信号を受信していることを示す。UEは、ノードBによって送信されたダウンリンク信号に基づいてセル探索を実行することが可能である。
システム100において、ノードB110は、UE120がノードBについて検出することと、タイミング、周波数オフセット、セル識別子(ID)などの情報を取得することとを可能にするために同期信号を送信することができる。ノードBによって送信することが可能な3つのタイプの同期信号を列挙し、それぞれのタイプの同期信号に関する簡潔な説明を提供する。
Figure 0005265560
E−UTRA向けのPSCおよびSSCは、「物理チャネルおよび変調(Physical Channels and Modulation)」(2007年6月)と題された3GPP TS36.211で説明されている。UTRA向けのPSCおよびSSCは、「拡散および変調(Spreading and modulation)」(2007年5月)と題された3GPP TS25.213で説明されている。3GPP文書は一般に利用可能である。BSCは下で説明されるように生成することが可能である。図2は、一設計による、表1内の3つの同期信号の例示的な伝送を示す。ダウンリンク向けの伝送タイムラインは、無線フレームの単位に区分化することができる。それぞれの無線フレームは複数の(L個の)サブフレームにさらに区分化することが可能であり、それぞれのサブフレームは複数の(T個の)シンボル期間を含み得る。一設計では、それぞれの無線フレームは10ミリ秒(ms)の存続期間を有し、L=10個のサブフレームに区分化され、それぞれのサブフレームは1msの存続期間を有し、2個のスロットに区分化され、それぞれのスロットは、循環プレフィックス長に応じて6つまたは7つのシンボル期間をカバーする。無線フレームはその他の方式で区分化することも可能である。
一設計では、PSCは、無線フレームの初めおよび中間に存在するサブフレーム0および5のそれぞれの中の第1のスロットの最後のシンボル期間において送信される。SSCはサブフレーム0および5内のPSCの直前で送信される。BSCはサブフレーム0内および/またはサブフレーム5内の任意の残りのシンボル期間において送信可能である。通常、PSC、SSCおよびBSCは、それぞれ任意の速度で送信可能であり、同じ速度でまたは異なる速度で送信可能である。BSCは(図2に示すように)それぞれの無線フレーム内で2度送信可能であり、またはそれぞれの無線フレーム内で一度だけ送信することも可能である。通常、BSCは任意のビーコン間隔Tbeaconでかつ無線フレームの任意のシンボル期間において送信可能である。分かりやすくするために、下の説明の大部分は、BSCはそれぞれの無線フレームの1つのシンボル期間において送信され、その結果、ビーコン間隔Tbeaconは1つの無線フレームに等しいと仮定する。
セルは、UEがこれらのセルを検出および識別することを可能にするためにビーコン信号(すなわち、BSC)を送信することができる。ビーコン信号は、トラヒックデータ信号など、その他の信号と比較して電力がはるかに高い可能性がある高出力狭帯域信号成分(例えば、1つまたは少数の副搬送波)を含む。ビーコン信号は一続きのビーコンシンボル(beacon symbol)から構成可能である。一設計では、ビーコンシンボルは、総セル送信電力のすべての部分または大部分が、ビーコン副搬送波またはビーコントーンと呼ばれる1つの副搬送波のために使用されるOFDMシンボルである。その他の設計では、ビーコンシンボルは、少数の副搬送波上に総セル送信電力のすべてまたは大部分を有することが可能である。分かりやすくするために、以下の説明は、ビーコンシンボルが1個のビーコン副搬送波を使用する設計を仮定する。大量のエネルギーが1個の副搬送波上だけで送信されるため、ビーコン信号は、低い信号対雑音比(SNR)においてすら、確実に検出できる。セルIDなどの情報は、連続的なビーコンシンボル内のビーコン副搬送波の周波数位置を介して伝達することが可能である。
ビーコン信号は、これらのビーコン信号を送信しているセルがUEによって確実に検出および識別され得るように設計すべきである。さらに、UEはタイミング情報なしでビーコン信号を検出することが可能であるべきである。これは、それぞれのセルをそのタイミングに基づいて送信することが可能な非同期システムにおいて望ましい場合がある。それぞれのセルに関するビーコン信号は、セルが無線フレームの全域でビーコン副搬送波の位置に基づいて識別できるように設計することが可能である。
図3は、副搬送波の直交グルーピングに基づくビーコン信号の設計を示す。この設計では、U個の副搬送波がビーコンに関して使用可能であり、それぞれの使用可能な副搬送波が1つのグループだけに属すようにG個の直交グループに構成可能であり、この場合、UおよびGはそれぞれ任意の整数値であってよい。直交グループは、重なりのない(non-overlapping)グループ、互いに素の(disjoint)グループなどと呼ばれる場合もある。それぞれのグループは、U=G・S個の使用可能な副搬送波の中の連続的な副搬送波であってよく、またはそうでなくてもよいS個の副搬送波を含み得る。P=S個の異なるビーコンパターンは、S個の副搬送波のG個のグループに基づいて定められることができる。それぞれのビーコンパターンはG個の長さを有し、第1のグループ内の特定のビーコン副搬送波、第2のグループ内の特定のビーコン搬送波等々、および最後のグループの特定のビーコン副搬送波と関連づけられることが可能である。図3に示すように、異なるビーコンパターンは、G個のグループ内のビーコン副搬送波の異なる順序と関連づけられることが可能である。それぞれのビーコンパターンに関して、パターン内の第g番目のビーコンシンボルはグループg内のS個の副搬送波のうちの1個を占有することができ、この場合、g∈{0,...,G−1}である。それぞれのビーコンパターンは、G個の非2値シンボルから構成されていると考えることができる。それぞれの非2値シンボルは、U個の可能値のうちの1つを有し、ビーコンシンボルに関して使用するための特定の副搬送波を識別する。
P個の異なるビーコンパターンをP個のセルIDに関して使用することが可能であり、それぞれのセルIDは異なるビーコンパターンと関連づけられている。セル特定のビーコンパターンは、セルについて検出するため、および検出されたセルを識別するためにUEによって使用され得る。
一設計では、副搬送波同士の間に15KHzの間隔を空けた状態で、合計75個の副搬送波が1.25MHzの帯域幅に対して利用可能である。U=24個の副搬送波(すなわち、およそ3個ごとの副搬送波)がビーコンに関して利用可能であり、45KHz単位で間隔が空けられる。24個の利用可能な副搬送波はG=3個のグループに構成され、それぞれのグループはS=8個の副搬送波を含む。合計P=8=512個のビーコンパターンは、8個の副搬送波の3つのグループを用いて定められることができる。それぞれのビーコンパターンは、第1のグループ内の特定のビーコン副搬送波、第2のグループ内の特定の副搬送波、および第3のグループ内の特定の副搬送波と関連づけられる。
通常、グループの数(G)およびそれぞれのグループ内の副搬送波の数(S)は、副搬送波の合計数、利用可能な副搬送波同士の間の所望される間隔、ビーコンパターンの所望される数、所望されるビーコンパターン長など、様々な係数に基づいて選択できる。利用可能な副搬送波同士の間のより大きな間隔は、周波数オフセットが存在する場合、UEによるビーコン副搬送波のより正確な検出を可能にし得るが、利用可能な副搬送波はより少なくなる。ビーコンパターンの数は、システムによってサポートされるセルIDの数によって決定できる。ビーコンパターン長は、セルについて検出する必要があるビーコンシンボルの数である、所望されるビーコン検出時間によって決定できる。
副搬送波の直交グルーピングを使用することは、タイミングのあいまい性を伴ってさえも、セルからのビーコン信号の検出を可能にする。UEは検出されているセルに関するタイミング情報を有さない場合がある。これは、例えば、異なるセルのタイミングが同期されない非同期システムの場合であり得る。UEが所与のビーコンシンボルのグループg内にビーコン副搬送波を検出した場合、UEは次のビーコンシンボルのグループ(g+1)mod G内のビーコン副搬送波を探すべきであること、後続のビーコンシンボルのグループ(g+2)mod G内のビーコン副搬送波を探すべきであることなどを知り、この場合、「mod」はモジュロ演算を示す。UEは、ビーコン副搬送波が検出されたグループに基づいてビーコン信号のフレームタイミングを決定することが可能であり得る。したがって、副搬送波の直交グルーピングの使用に起因するタイムシフト(time shifts)においてあいまい性は存在しない。
もう1つの設計では、それぞれのセルには、それぞれのビーコンシンボル内のビーコン副搬送波に関してどの副搬送波を使用するかを示すセル特定のビーコン符号が割り当てられる。ビーコン符号は、リードソロモン符号またはいくつかのその他の最大距離分離可能(maximum distance separable)(MDS)符号であってよい。MDS符号は、符号語同士の間に最も可能性のある最小距離を有する符号語を生成することが可能であり、したがって、所与の量の冗長度に関して最大の誤り訂正能力を提供することが可能である。ビーコン符号は、符号語および符号語のすべての循環桁送りを同じセルIDにマップするコンマフリー符号であってもよい。例えば、符号語は3個の非2値シンボル{A,B,C}から構成可能である。コンマフリー符号は、符号語{A,B,C}ならびにその循環桁送りされたバージョン{B,C,A}および{C,A,B}を同じセルIDにマップすることになる。これは、UEが任意の3個の連続的な非2値シンボルに基づくタイミング情報なしにセルを識別することを当然可能にする。
1つの例示的なリードソロモン符号設計では、M個の副搬送波がビーコンに関して使用可能であり、0ないしM−1の指数が割り当てられ、この場合、Mは任意の適切な整数値であってよい。無線フレームt内で送信されるビーコンシンボルの場合、ビーコン副搬送波kは次のように表現できる。
Figure 0005265560
式中、pはフィールドZの原子要素および
Figure 0005265560
であり、
αおよびαは、セルIDによって決定される指数係数(exponent factors)であり、
Zはαに関する範囲の上限であり、
Figure 0005265560
はモジュロ加算(modulo addition)を示す。
フィールドZは、M個の要素0ないしM−1を含む。フィールドZの原子要素は、ZのすべてのM−1個の非ゼロ要素を生成するために使用できる、Zの要素である。例えば、フィールドZは7個の要素0ないし6を含み、5はZの原子要素であり、以下のようにZのすべての6個の非ゼロ要素を生成するために使用可能である。すなわち、5mod7=1、5mod7=5、5mod7=4、5mod7=6、5mod7=2、および5mod7=3である。kはフィールドZの要素である。
式(1)において、算術演算はフィールドZに関する。例えば、AおよびBの加算は(A+B)mod Mとして提示でき、BによるAの乗算は(A・B)mod Mとして提示でき、AのB乗はA mod Mとして提示できるなどである。指数内の加算はモジュロM整数加算である。
異なるビーコン符号は、ZおよびMの異なる値を用いて定められることができる。指数係数αおよびαは、ZおよびMに依存するか、またはより詳細には、0≦α<Zおよび0≦α<(M−1)である。式(1)に示されるビーコン符号は、Q=M/Zシンボルの期間により定期的である。したがって、任意の所与のtに関して、k=kt+Qである。
セルIDは以下のとおりαおよびαにマップ可能である。
Figure 0005265560
サポートされるセルIDの数はMおよびZの値に依存する。
式(1)に示されるビーコン符号は、すべての可能なセルIDに関するビーコンパターンを生成するために使用可能である。このビーコン符号の場合、UEはタイミング情報がない場合ですら、任意の2つの連続的なまたは非連続的なビーコンシンボルを用いて単一のセルを検出できることを示すことが可能である。UEは3つの連続的なビーコンシンボルを用いて2つのセルを検出することができる。
その他のビーコン符号をビーコンに関して使用することも可能である。通常、長さVのビーコン符号は、P個のセルIDに関してP個の符号語が存在するように、ガロア域(U)上で定められることができる。それぞれの符号語は、V個の非2値シンボルから構成可能である。それぞれの非2値シンボルは、ビーコン副搬送波に関して使用するためのU個の副搬送波のうちの1つを識別することができる。より長いVはUEにおけるより一層の複雑さを意味する場合があるが、より長い符号化利得を提供することが可能である。セルは符号語のB個の非2値シンボルに基づいて検出でき、この場合、2≦B≦Vである。これは、高いSNRで、符号語のサブセットだけを用いてセルが検出できることを確実にし、これはセルの探索時間を削減できる。
図4は、1個のセルからのビーコン信号の設計を示す。この設計では、ビーコン信号はそれぞれの無線フレーム内の1個のビーコンシンボルから構成される。それぞれのビーコンシンボルは、1個のビーコン副搬送波上に、そのセルに関するビーコンパターンによって決定される総セル送信電力のすべてまたは大部分を有する。ビーコンパターンは、副搬送波の直交グルーピング、ビーコン符号などに基づくことが可能である。図4に示すように、異なるビーコン副搬送波は異なるビーコンシンボルに関して使用可能であり、ビーコン副搬送波はビーコンシンボルによって異なり得る。図4に示す例では、副搬送波kt−1が無線フレームt−1内で送信されるビーコンシンボルに関して使用され、副搬送波kが無線フレームt内で送信されるビーコンシンボルに関して使用され、副搬送波kt+1が無線フレームt+1内で送信されるビーコンシンボルに関して使用されるなどである。
図5は、非同期システムにおける3個のセルA、BおよびCによる例示的なビーコン伝送を示す。この設計では、それぞれのセルはそれぞれの無線フレームの1つのシンボル期間において1個のビーコンシンボルを送信し、3個のセルは異なる時間に自らのビーコンシンボルを送信することができる。それぞれのセルは、そのセルに関するビーコンパターンに基づいて、それぞれのビーコンシンボルに関するビーコン副搬送波を決定することが可能である。
もう1つの態様では、システム内のセルは、全電力の代わりに低減された電力レベルで自らのビーコン信号を送信することができる。それぞれのセルからのビーコン信号に関する送信電力は、目標決定確率、目標偽警告確率など、様々な係数に基づいて決定することが可能である。異なるセルは、例えば、異なるセルサイズ、異なる領域などのために、所望される検出パフォーマンスを依然として達成しながら、自らのビーコン信号に関して異なる電力レベルを使用することが可能である。ビーコン信号向けの削減された電力レベルは、隣接セルに対する干渉を低減することが可能であり、これはシステムパフォーマンスを改善することができる。
UEはセルに関して探索するためにビーコン検出を実行することが可能である。ビーコン検出の場合、UEはそれぞれの受信ビーコンシンボルを処理して、U個の使用可能な副搬送波の受信電力を決定することが可能である。UEがビーコンシンボルの時間位置(time location)を知っている場合、UEは当該ビーコンシンボルだけを処理して、すべてのその他のOFDMシンボルを無視することができる。UEが(例えば、非同期システムにおいて)ビーコンシンボルの時間位置を知らない場合、UEはそれぞれの受信OFDMシンボルを処理することができる。いずれの場合も、UEは十分な数のビーコンシンボルに関して使用可能な副搬送波の受信電力に基づいてセルについて検出することができる。
第1の設計では、UEは以下のように、ビーコン検出に関してハード復号化(hard decoding)を実行することが可能である。
1.ビーコンに関するすべての使用可能な副搬送波の受信電力を決定し、
2.高い受信電力を有する副搬送波候補について検出し、
3.副搬送波候補に基づいてセルを識別する。
第2の設計では、UEは以下のように、ビーコン検出に関して最尤(ML)復号化を実行することが可能である。
1.ビーコンに関するすべての使用可能な副搬送波の受信電力を決定し、
2.それぞれのビーコンパターンにおけるビーコン副搬送波に関する受信電力を組み合わせ、
3.すべてのビーコンパターンに関して組み合わされた受信電力に基づいてセルを識別する。
両方の設計の場合、UEはまず使用可能な副搬送波の受信電力を決定することが可能である。セルが同期である場合、UEは当該セルのシンボルタイミングを決定して、知られているセルのシンボルタイミングに基づいてOFDM復調を実行し、使用可能な副搬送波の受信電力を決定することが可能である。セルが非同期である場合、UEはいくつかの方式で使用可能な副搬送波の受信電力を決定することが可能である。
図6は、非同期システムにおけるUEによるOFDM復調の設計を示す。図6に示す例では、3個のセル、すなわち、A、BおよびCは、異なるOFDMシンボルタイミングを有し、これらのセルからのビーコンシンボルはUEで時間的に整合され(time aligned)なくてよい。UEはそのOFDMシンボルタイミングをセルのうちの1つ、例えば、(図6に示されない)サービス提供しているセルまたは最強のセルと整合させることを試みることが可能である。UEはまた、(図6に示すように)そのOFDMシンボルタイミングを任意のセルと整合させることを試みずにOFDM復調を実行することも可能である。いずれの場合も、それぞれのOFDMシンボル期間nにおいて、UEは(i)K個の受信サンプルを捕捉して、循環プレフィックスのためにC個の受信サンプルを放棄することによって、および(ii)合計K個の副搬送波に関するK個の受信シンボルを取得するためにK個の受信サンプルに関してDFTを実行することによって、OFDM復調を実行することが可能である。DFTは高速フーリエ変換(FFT)またはいくつかのその他のタイプの変換をカバーすることができる。
UEは、以下のように、シンボル期間nにおけるそれぞれの使用可能な副搬送波kに関する受信シンボルRk,nに基づいて、その副搬送波の受信電力Pk,nを計算することができる。
Figure 0005265560
図6に示すように、UEにおけるOFDMシンボルタイミングは、1つまたは複数のセルのビーコンシンボルと整合されなくてよい。例えば、セルBからのビーコンシンボルのおよそ半分は、シンボル期間n+1においてDFTによって捕捉され、残りのビーコンシンボルはシンボル期間n+2においてDFTによって捕捉される。シンボル期間n+1またはn+2のいずれかに対する1つのDFTのみからの受信シンボルがビーコン検出のために使用される場合、最高で半分までのビーコンエネルギーが失われる場合がある。さらに、ビーコン副搬送波内の電力は隣接する使用可能な副搬送波に漏れる場合がある。これらの現象は両方とも、ビーコン検出パフォーマンスを低下させる可能性がある。
図7は、非同期セルからより多くの受信電力を捕捉するために重なりのあるDFTを用いるOFDM復調の設計を示す。図7に示す設計では、UEは第1のシンボルタイミングに基づいて、それぞれのOFDMシンボル期間に対してDFTを実行することができ、これは第1のDFTまたはベースDFTと呼ばれる場合がある。UEは、第2のシンボルタイミングに基づいて、それぞれのOFDMシンボル期間に対してDFTを実行することも可能であり、これは第2のDFTまたは追加のDFTと呼ばれる場合がある。第1のシンボルタイミングは任意であってよく、またはサービス提供しているセル、最強のセルなどのタイミングに基づいてもよい。第2のシンボルタイミングは、固定値であってよく、または構成可能な値であってもよいToffsetだけ第1のシンボルタイミングからオフセットできる。タイミングオフセットToffsetは、1つのOFDMシンボル期間Tsymの半分、4分の1、4分の3、またはある別の部分であってよい。
UEは、シンボル期間nに対する第1のDFTから受信シンボルRk,nを取得することができる。UEは、Tsym−Toffsetによる重なりのあるシンボル期間nであり得るシンボル期間n’に対する第2のDFTから受信シンボルRk,n’を取得することも可能である。UEは、以下のように、それぞれの使用可能な副搬送波kの受信電力Pk,nを決定することが可能である。
Figure 0005265560
UEは、以下のように、2つのDFTアウトプットの大きい方を取ることによって、それぞれの使用可能な副搬送波kの受信電力Pk,nを決定することも可能である。
Figure 0005265560
UEは、その他の方式でそれぞれの使用可能な副搬送波の受信電力を決定することも可能である。例えば、使用可能な副搬送波の受信電力を取得するために、使用可能な副搬送波および使用可能な副搬送波のそれぞれの側の1つまたは複数の副搬送波からの受信シンボルに窓関数を応答することが可能である。
図7に示すように、DFTのアウトプットを異なるシンボルタイミングと組み合わせることによって、UEはUEとセルの間のタイミングオフセットにかかわらず、任意のセルからのビーコンシンボルのすべてまたは大部分を捕捉することが可能であり得る。図7に示す例では、セルAからのビーコンシンボルのすべては、シンボル期間nおよびn’に対する重なりのあるDFTによって捕捉できる。
通常、任意の数の重なりのあるDFTのアウトプットは、使用可能な副搬送波の受信電力を取得するために非コヒーレントに(non-coherently)組み合わせることが可能である。重なりのあるDFTは任意の量だけ互いにオフセットできる。重なりのあるDFTアウトプットを非コヒーレントに組み合わせることは、ビーコン検出パフォーマンスを改善し、UEと検出されているセルの間の不十分なタイミング整合の影響を抑圧することが可能である。
UEは、計算の複雑さを減らす形で第2のシンボルタイミングに対して追加のDFTを実行することができる。ビーコンシンボルを捕捉する十分な可能性が存在する場合だけ、UEは追加のDFTを実行することができる。一設計では、UEは第1のシンボルタイミングに基づいてそれぞれのシンボル期間に対して第1のDFTを実行することができ、十分に強力な副搬送波を用いてそれぞれの第1のDFTに関する追加のDFTを実行することが可能である。もう1つの設計では、第1のDFTによって強力な副搬送波が検出されている場合、UEは後続の無線フレームにおいて追加のDFTを実行することができる。この設計は、UEでのバッファリング要件を低減することが可能である。さらに別の設計では、UEは、所与の無線フレーム内で強力な副搬送波が検出されたシンボル期間を識別することが可能であり、後続の無線フレームにおいて識別されたシンボル期間の周囲で追加のDFTを実行することができる。
ビーコン検出に関するハード復号化を用いる第1の設計の場合、UEはまず、例えば、式(3)、(4)または(5)に示すように、それぞれのシンボル期間においてそれぞれの使用可能な副搬送波の受信電力を決定することが可能である。次いで、UEはそれぞれの使用可能な副搬送波の受信電力をしきい値THDと比較することが可能であり、以下のように、受信電力がしきい値を超えた場合、その使用可能な副搬送波を副搬送波候補として宣言することができる。
Figure 0005265560
UEは、正規化された受信電力(normalized received power)を取得するために受信電力Pk,nを平均電力で除算することが可能であり、次いで、正規化された受信電力をしきい値THDと比較することが可能である。平均電力は、システム帯域幅のすべてまたは一部であり得る、ビーコンの帯域幅の全域で決定することが可能である。あるいは、UEは平均電力および/または、目標検出確率、目標偽警報確率など、その他の係数に基づいて、しきい値THDを決定することも可能である。
図8は、複数のセルからのビーコン信号に関してUEによって検出された副搬送波候補の例を示す。それぞれのセルは、それぞれの無線フレームの同じシンボル期間において1個のビーコンシンボルを送信することができる。次いで、UEは、図8に示すように、1個の無線フレーム単位で間隔が空けられたシンボル期間における副搬送波候補に基づいて、セルについて検出することができる。通常、UEはそれぞれのシンボル期間において任意の数の副搬送波候補を取得することが可能であり、それぞれの副搬送波候補は使用可能な副搬送波のうちの任意の1つであり得る。次いで、UEは副搬送波候補がP個の可能なビーコンパターンのうちのいずれかと一致するかどうかを決定することが可能である。副搬送波候補に基づくビーコンパターンの検出は、ビーコンパターンが定められる方式に依存する場合がある。
図3に示す設計では、それぞれのビーコンパターンは、3個の連続的な無線フレームにおける3つのグループ内に3個のビーコン副搬送波を有することが可能である。この場合、図8に示す例では、副搬送波候補k、kおよびkは、あるビーコンパターンに属することが可能であり、副搬送波候補k、kおよびkは、別の(循環桁送りされた)ビーコンパターンに属することが可能であるなどである。追加のビーコンパターンは、1つまたは複数の追加の無線フレームに関する副搬送波候補に基づいて検出できる。
式(1)に示す設計の場合、UEは、ビーコンパターンを定めるために使用されるビーコン符号に基づいて復号化を実行することができる。説明を簡単にするために、UEは、2個の無線フレームtおよびt+1において2個の副搬送波候補kおよびkだけを取得することができる。副搬送波候補は以下のように表現できる。
Figure 0005265560
式セット(7)は以下のように行列の形で表現できる。
Figure 0005265560
式中、
Figure 0005265560
および
Figure 0005265560
は、フィールドZの2つの特定要素(specific elements)に等しい。
UEは、以下のように、式(8)における項
Figure 0005265560
および
Figure 0005265560
について解くことができる。
Figure 0005265560
UEは、以下のように、
Figure 0005265560
の指数を取得することができる。
Figure 0005265560
式(10)における対数はフィールドZに関し、所与の値yは特定値zにマップする。指数係数αおよび時間指数tは、以下のように、式(10)から取得できる。
Figure 0005265560
Figure 0005265560
係数αは、式(11b)から取得されたtを
Figure 0005265560
に置換して、
Figure 0005265560
を取得し、次いで、
Figure 0005265560
に基づいて、αについて解くことによって決定できる。次いで、セルIDは、式(2)に示すように、係数αおよびαに基づいて決定できる。
UEは、3個以上の無線フレームに関する副搬送波候補に基づいて、複数のセルを検出することも可能である。図8に示す例では、UEは、無線フレームtおよびt+1における副搬送波候補kおよびkに関する係数αおよびαを決定することが可能であり、次いで、係数αおよびαに関するビーコンパターンを決定することが可能である。UEは、次に、次の無線フレームにおいて副搬送波候補kおよびkを使用して、このビーコンパターンが存在することを検証することができる。UEは、無線フレームtおよびt+1における副搬送波候補のそれぞれの可能な対に関してこのプロセスを繰り返すことができる。
ビーコン検出のために最尤復号化を用いる第2の設計の場合、UEはまず、例えば式(3)、(4)または(5)に示すように、それぞれのシンボル期間におけるそれぞれの使用可能な副搬送波の受信電力を決定することが可能である。それぞれの可能なビーコンパターンxについて、UEは、以下のように、そのビーコンパターンに関するビーコン副搬送波に対応する使用可能な副搬送波の受信電力を組み合わせることができる。
Figure 0005265560
式中、Pk,tは、無線フレームtにおける使用可能な副搬送波kの受信電力であり、
βk,tは、無線フレームtにおける使用可能な副搬送波kに関する倍率(scaling factor)であり、
Xは、ビーコンパターンxに関するビーコン副搬送波を識別する関数であり、
は、ビーコンパターンxに関して組み合わされた受信電力である。
UEは、十分な数の無線フレームの全域で使用可能な副搬送波の受信電力を組み合わせることができる。UEは、平均電力および/またはその他の係数に依存し得る倍率βk,tを用いて受信電力Pk,tをスケール変更(scale)ことが可能である。倍率βk,tは、1に設定することによって省略することも可能である。
UEは、P個の可能なビーコンパターンに関して組み合わされたP個の受信電力を取得することが可能である。UEは、それぞれの可能なビーコンパターンに関して組み合わされた受信電力をしきい値TMLと比較することが可能であり、以下のように、組み合わされた受信電力がしきい値を超える場合、検出されたビーコンパターンを宣言することができる。
Figure 0005265560
しきい値TMLは、目標検出確率、目標偽警告確率などを取得するために選択できる。TMLに関するより低い値はセルを検出する可能性を高めることができるが、実際に存在しないセルを誤って宣言する可能性を高める場合もある。
上で説明された最尤復号化は、強力な副搬送波が検出されたそれぞれのシンボル期間に対して実行可能である。式(12)において、異なる無線フレームの特定のシンボル期間nに関する受信電力Pk,tが組み合わされる。式(12)における組合せおよび式(13)におけるしきい値との比較は、異なるシンボルタイミングを有するビーコンパターンについて検出するためにそれぞれの追加のシンボル期間(例えば、n+1、n+2など)に対して繰り返すことが可能である。
式(13)に基づいて、所与のシンボル期間に対して2つ以上のビーコンパターンを検出できる。この場合、検出されたビーコンパターンに基づいて検出されたとして2個以上のセルを宣言することができる。あるいは、組み合わされた最大の受信電力を有する検出されたビーコンパターンを識別することが可能であり、このビーコンパターンに関連するセルだけを検出されたとして宣言することができる。
図9は、図1のノードBのうちの1つおよびUEのうちの1つである、ノードB110およびUE120の設計のブロック図を示す。ノードB110において、送信(TX)データプロセッサ914は、データソース912から1つまたは複数のUE向けのトラヒックデータを受信することができる。TXデータプロセッサ914は、符号化されたデータを取得するためにそのUEに関して選択された1つまたは複数の符号化方式に基づいて、それぞれのUE向けのトラヒックデータを処理(例えば、フォーマット、符号化、およびインタリーブ)することが可能である。次いで、TXデータプロセッサ914は、変調シンボルを取得するためにそのUEに関して選択された1つまたは複数の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、PSKまたはQAM)に基づいて、それぞれのUE向けの符号化されたデータを変調(すなわち、シンボルマップ)することが可能である。
TX MIMOプロセッサ920は、任意の多重化方式を使用して、パイロットシンボルを用いてすべてのUE向けの変調シンボルを多重化することが可能である。TX MIMOプロセッサ920は、多重化された変調シンボルおよびパイロットシンボルを処理(例えば、プリコード)して、T個の出力シンボルストリーム(output symbol stream)をT個の送信機(TMTR)922aないし922tに提供することができる。それぞれの送信機922は、(例えば、OFDMの場合)出力チップストリーム(output chip stream)を取得するためにそれぞれの出力シンボルストリームを処理することが可能である。それぞれの送信機922は、ダウンリンク信号を取得するために出力チップストリームをさらに処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)することができる。送信機922aないし922tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T本のアンテナ924aないし924tを介して送信可能である。
UE120において、アンテナ952aないし952rはノードB110からダウンリンク信号を受信して、それぞれ、受信機(RCVR)954aないし954rに受信信号を提供することができる。それぞれの受信機954は、サンプルを取得するためにそれぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)することが可能であり、(例えば、OFDMの場合)受信シンボルを取得するためにサンプルをさらに処理することができる。MIMO検出器960は、すべてのR個の受信機954aないし954rから受信シンボルを取得することが可能である。MIMO検出器960は、ノードB110によって送信された変調シンボルの推定である検出シンボルを取得するためのMIMO受信機処理技法に基づいて受信シンボルを処理することができる。次いで、受信(RX)データプロセッサ962は、検出シンボルを処理(例えば、復調、ディインタリーブ、および復号化)して、UE向けの復号化されたデータをデータシンク964に提供することが可能である。
アップリンク上で、UE120において、データソース976からのトラヒックデータおよびシグナリングは、TXデータプロセッサ978によって処理されて、変調器980によってさらに処理され、送信機954aないし954rによって調整されて、ノードB110に送信されることが可能である。ノードB110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ924によって受信され、受信機922によって調整され、復調器940によって復調されて、UE120によって送信されたトラヒックデータおよびシグナリングを取得するためにRXデータプロセッサ942によって処理されることが可能である。
コントローラ/プロセッサ930および970は、それぞれ、ノードB110およびUE120における動作を指令することができる。メモリ932および972は、それぞれ、ノードB110およびUE120に関するデータおよびプログラムコードを記憶することが可能である。同期(Sync)プロセッサ974はビーコン検出を実行して、検出されたセルに関するセルIDおよびその他の情報を提供することが可能である。スケジューラ934は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク伝送に関してUEをスケジュールすることができる。
図10は、ビーコンシンボルジェネレータ1010とOFDM変調器1030とを含むビーコン信号ジェネレータ1000の設計のブロック図を示す。ジェネレータ1010は、ノードB110におけるTXデータプロセッサ914の一部であり得、OFDM変調器1030はそれぞれの送信機922の一部であり得る。
ビーコンシンボルジェネレータ1010内で、ユニット1012はセルに関するビーコン電力設定を受信することが可能であり、ビーコン信号に関する利得Gを決定することが可能である。ユニット1014はセルIDおよび/またはその他の情報を受信して、受信された情報に基づいてビーコンパターンを決定することが可能である。それぞれのビーコンシンボルに関して、ユニット1016はビーコンパターンに基づいてビーコン副搬送波を決定することが可能である。それぞれのビーコンシンボルに関して、スケーリングユニット(scaling unit)1018は、利得Gに基づいて(非ゼロ信号値を有する)非ゼロシンボル(non-zero symbol)をスケール変更する(scale)ことができる。マッパ(mapper)1020は、スケール変更された非ゼロシンボル(scaled non-zero symbol)をビーコン副搬送波にマップすることが可能であり、(ゼロの信号値を有する)ゼロシンボルをビーコン信号帯域幅内の残りの副搬送波にマップすることが可能である。多重化装置(Mux)1022は、送信されることになるその他のシンボルを用いて、ジェネレータ1010からのシンボルを多重化することができる。
OFDM変調器1030内で、逆DFT(IDFT)ユニット1032は、それぞれのビーコンシンボル期間に対する多重化装置1022からのK個のシンボルに関してIDFTを実行して、K個の時間領域サンプルを提供することが可能である。循環プレフィックス挿入ユニット(cyclic prefix insertion unit)1034は、循環プレフィックスをK個の時間領域サンプルに添付して、ビーコンシンボルを提供することができる。
図11は、OFDM復調器1110とビーコン検出器1120とを含むビーコンプロセッサ1100の設計のブロック図を示す。OFDM復調器1110は、UE120におけるそれぞれの受信機954の一部であり得、ビーコン検出器1120は同期プロセッサ974の一部であり得る。
OFDM復調器1110内で、循環プレフィックス除去ユニット1112は、それぞれの受信OFDMシンボル内の循環プレフィックスを除去して、K個の受信サンプルを提供することが可能である。DFTユニット1114は、K個の受信サンプルに関してDFTを実行して、K個の受信シンボルを提供することが可能である。ユニット1112および1114は、(例えば、図6に示すように)重なりのないDFTまたは(例えば、図7に示すように)重なりのあるDFTを実行することが可能である。
ビーコン検出器1120内で、ユニット1122は、例えば、式(3)、(4)または(5)に示すように、それぞれの使用可能な副搬送波の受信電力を計算することができる。検出器1120は、ハード復号化および/または最尤復号化に基づいて、ビーコン検出を実行することが可能である。ハード復号化の場合、ユニット1124は、例えば、式(6)に示すように、利用可能な副搬送波の受信電力に基づいて、副搬送波候補を決定することができる。次いで、ビーコンパターン検出器1126は、副搬送波候補およびすべての可能なセルIDに関するビーコンパターンに基づいて、セルについて検出することができる。最尤復号化の場合、ユニット1128は、例えば、式(12)に示すように、それぞれの可能なビーコンパターンに関するビーコン副搬送波の受信電力を組み合わせることが可能である。次いで、検出器1126は、例えば、式(13)に示すように、それぞれの可能なビーコンパターンに関して組み合わされた受信電力に基づいて、セルについて検出することができる。
図12は、無線通信システムにおいてビーコン信号を処理するためのプロセス1200の設計を示す。セルに関するビーコンパターンを決定することが可能であり、ビーコンパターンは、複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別して、複数の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である(ブロック1212)。例えば、ビーコンパターンは第1のグループ内の第1の副搬送波、第2のグループ内の第2の副搬送波、第3のグループ内の第3の副搬送波などを識別することが可能である。副搬送波の複数のグループは、ビーコンに関して使用可能なすべての副搬送波の異なる重なりのないサブセットに対応し得る。副搬送波のG個のグループは、それぞれS個の副搬送波を含むことが可能であり、P個のビーコンパターンはS個の副搬送波のG個のグループに基づいて定められることができ、この場合、P=Sである。
ビーコンパターンに基づいて、ビーコン信号に関する処理を実行することが可能である(ブロック1214)。プロセス1200は、ノードBまたは送信機によって実行可能である。この場合、ブロック1214では、第1のビーコンシンボルは、第1のグループ内の第1の副搬送波に基づいて生成されて、第1のシンボル期間において送られることが可能である。第2のビーコンシンボルは、第2のグループ内の第2の副搬送波に基づいて生成されて、第2のシンボル期間において送られることが可能である。第3のビーコンシンボルは、第3のグループ内の第3の副搬送波に基づいて生成されて、第3のシンボル期間において送られることが可能である。
プロセス1200は、UEまたは受信機によって実行することも可能である。この場合、ブロック1214では、ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定できる。次いで、セルは使用可能な副搬送波の受信電力およびビーコンパターンに基づいて検出できる。ハード復号化の場合、副搬送波候補は使用可能な副搬送波の受信電力に基づいて決定でき、セルは副搬送波候補およびビーコンパターンに基づいて検出できる。最尤復号化の場合、ビーコンパターンに基づいて決定された副搬送波の受信電力を組み合わせることが可能であり、セルは組み合わされた受信電力に基づいて検出できる。
図13は、ビーコン信号を処理するための装置1300の設計を示す。装置1300は、セルに関するビーコンパターンを決定するための手段であって、ビーコンパターンが複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、複数の副搬送波のそれぞれが副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である手段(モジュール1312)と、ビーコンパターンに基づいてビーコン信号に関する処理を実行するための手段(モジュール1314)とを含む。
図14は、無線通信システムにおいてビーコンを送信するためのプロセス1400の設計を示す。セルからのビーコン信号に関する送信電力レベルを決定することが可能であり、送信電力レベルは、セルに関して構成可能であり、隣り合うセルからのビーコン信号に関する送信電力レベルとは潜在的に異なる(ブロック1412)。送信電力レベルは、目標検出確率、目標偽警告確率、および/またはその他の係数に基づいて決定できる。決定された送信電力レベルでの伝送のためにビーコン信号を生成できる(ブロック1414)。ブロック1414では、ビーコンシンボルは、ビーコン信号が送信されるそれぞれのシンボル期間に対して生成できる。ビーコンシンボルは1個の副搬送波に関して非ゼロシンボルを有し、残りの副搬送波に関してゼロシンボルを有することが可能であり、非ゼロシンボルは決定された送信電力レベルで送信されている。
図15は、無線通信システムにおいてビーコンを送信するための装置1500の設計を示す。装置1500は、セルからのビーコン信号に関する送信電力レベルを決定するための手段であって、送信電力レベルがセルに関して構成可能であり、隣り合うセルからのビーコン信号に関する送信電力レベルとは潜在的に異なる手段(モジュール1512)と、決定された送信電力レベルでの伝送のためにビーコン信号を生成するための手段(モジュール1514)とを含む。
図16は、UEまたは受信機によるビーコン検出のためのプロセス1600の設計を示す。第1のDFTは、複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて実行可能である(ブロック1612)。第2のDFTは、複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて実行可能である(ブロック1614)。第2のシンボルタイミングは、シンボル期間の所定の部分または構成可能な部分だけ第1のシンボルタイミングからオフセットすることが可能である。複数の副搬送波の受信電力は、第1および第2の受信シンボルに基づいて決定できる(ブロック1616)。セルからのビーコン信号は、複数の副搬送波の受信電力に基づいて検出できる(ブロック1618)。
ブロック1616では、それぞれの第1のDFTからの第1の受信シンボルの受信電力を決定することが可能であり、それぞれの第2のDFTからの第2の受信シンボルの受信電力を決定することも可能である。複数の副搬送波の受信電力は、重なりのある第1および第2のDFTからの第1の受信シンボルの受信電力と第2の受信シンボルの受信電力を組み合わせること(またはその大きい方を取ること)によって決定できる。ブロック1618では、ハード復号化または最尤復号化を実行することが可能である。ハード復号化の場合、副搬送波候補は複数の副搬送波の受信電力に基づいて決定でき、ビーコン信号は副搬送波候補およびセルに関するビーコンパターンに基づいて検出できる。最尤復号化の場合、それぞれの可能なビーコンパターンに関する副搬送波の受信電力を組み合わせることが可能であり、セルは複数のビーコンパターンのそれぞれに関して組み合わされた受信電力に基づいて検出できる。セルに関するビーコンパターンは、副搬送波の直交グループに基づいて、またはビーコン符号、リードソロモン符号、MDS符号、およびコンマフリー符号のうちの少なくとも1つに基づいて定められることができる。
DFTの数を削減するために、第1のDFTのアウトプットに基づいて、第2のDFTを実行するかどうかを決定することが可能である。第2のDFTは、強力な副搬送波が存在する可能性が高いシンボル期間に対して実行可能であり、そうでない場合、省略してよい。
図17は、ビーコン検出のための装置1700の設計を示す。装置1700は、複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1のDFTを実行するための手段(モジュール1712)と、複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行するための手段(モジュール1714)と、第1および第2の受信シンボルに基づいて複数の副搬送波の受信電力を決定するための手段(モジュール1716)と、複数の副搬送波の受信電力に基づいて、セルからのビーコン信号について検出するための手段(モジュール1718)とを含む。
図18は、最尤復号化を用いたビーコン検出のためのプロセス1800の設計を示す。ビーコン信号に関して使用可能な複数の副搬送波の受信電力を決定することが可能である(ブロック1812)。複数のビーコンパターンのそれぞれに関する副搬送波の受信電力を組み合わせることが可能である(ブロック1814)。セルは、複数のビーコンパターンのそれぞれに関して組み合わされた受信電力に基づいて検出できる(ブロック1816)。
ブロック1812では、第1のDFTは、複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて実行可能である。複数の副搬送波の受信電力は、例えば、式(3)に示すように、第1の受信シンボルに基づいて決定できる。第2のDFTも、複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて実行可能である。その場合、複数の副搬送波の受信電力は、例えば、式(4)または(5)に示すように、第2の受信シンボルにさらに基づいて決定できる。
ブロック1816では、それぞれのビーコンパターンに関して組み合わされた受信電力をしきい値と比較することが可能である。検出されたセルは、組み合わされた受信電力がしきい値を超えるそれぞれのビーコンパターンについて宣言できる。あるいは、すべてのビーコンパターンの中から組み合わされた最大の受信電力を決定できる。次いで、組み合わされた最大の受信電力がしきい値を超えた場合、検出されたセルを宣言することができる。
図19は、ビーコン検出のための装置1900の設計を示す。装置1900は、ビーコン信号に関して使用可能な複数の副搬送波の受信電力を決定するための手段(モジュール1912)と、複数のビーコンパターンのそれぞれに関する副搬送波の受信電力を組み合わせるための手段(モジュール1914)と、複数のビーコンパターンのそれぞれに関して組み合わされた受信電力に基づいてセルについて検出するための手段(モジュール1916)とを含む。
図13、15、17および19のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子成分、論理回路、メモリなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
当業者は、情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことが可能である点を理解されよう。例えば、上の説明の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表すことが可能である。
当業者は、本明細書の開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれら両方の組合せとして実施することが可能である点をさらに理解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの交換可能性を分かりやすく例示するために、様々な例示的な成分、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、概して、その機能性に関して上で説明されている。かかる機能性がハードウェアとして実施されるかソフトウェアとして実施されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明された機能性を様々な様式でそれぞれの特定のアプリケーションに関して実施することが可能であるが、かかる実施決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすとして解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理素子、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成部品、または本明細書で説明された機能を実行するために設計された、それらの任意の組合せを用いて実施あるいは実行することが可能である。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替では、プロセッサは任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと共に1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意のその他のかかる構成として実施することも可能である。
本明細書の開示に関して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアの形で直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールの形で、またはそれら2つの組合せの形で実施することが可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、着脱可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意のその他の形の記憶媒体の中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことが可能なように、プロセッサに結合される。代替では、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在し得る。ASICはユーザ端末内に存在し得る。代替では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート構成部品として存在することが可能である。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せの形で実施することが可能である。ソフトウェアの形で実施される場合、機能は1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体上で送信されることが可能である。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特殊コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく、例として、かかるコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくはその他の磁気記憶装置、あるいは所望されるプログラムコード手段を命令もしくはデータ構造の形で運ぶためまたは記憶するために使用されることが可能であり、かつ汎用コンピュータもしくは特殊コンピュータ、または汎用プロセッサもしくは特殊用途プロセッサによってアクセスされ得る任意のその他の媒体を備え得る。また、任意の接続は正確にはコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、もしくその他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術は、媒体の定義の中に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気によってデータを再生し、一方、ディスク(disc)はレーザーを用いて光学的にデータを再成する。上の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示のこれまでの説明は、当業者が本開示を作りまたは使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は当業者に容易に明らかであろう。また、本明細書で定義される包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなくその他の変形に適用されることが可能である。したがって、本開示は本明細書で説明された例および設計に限定されるようには意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴と整合する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信のための装置であって、
セルに関するビーコンパターンを決定し、前記ビーコンパターンに基づいてビーコン信号に関する処理を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、なお、前記ビーコンパターンは、複数のシンボル期間において前記ビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと;
を備える装置。
[C2]
前記ビーコンパターンは、第1のグループ内の第1の副搬送波および第2のグループ内の第2の副搬送波を識別し、そして、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のグループ内の前記第1の副搬送波に基づいて第1のビーコンシンボルを生成し、前記第2のグループ内の前記第2の副搬送波に基づいて第2のビーコンシンボルを生成し、第1のシンボル期間において前記第1のビーコンシンボルを送り、そして、第2のシンボル期間において前記第2のビーコンシンボルを送る、ように構成されている、C1に記載の装置。
[C3]
前記ビーコンパターンは、第3のグループ内の第3の副搬送波をさらに識別し、そして、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第3のグループ内の前記第3の副搬送波に基づいて第3のビーコンシンボルを生成し、そして、第3のシンボル期間において前記第3のビーコンシンボルを送る、ようにさらに構成されている、C2に記載の装置。
[C4]
前記少なくとも1つのプロセッサは、ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定し、そして、ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出する、ように構成されている、C1に記載の装置。
[C5]
前記少なくとも1つのプロセッサは、ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力に基づいて副搬送波候補を決定し、そして、前記副搬送波候補および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出する、ように構成されている、C4に記載の装置。
[C6]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコンパターンによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせ、そして、前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出する、ように構成されている、C4に記載の装置。
[C7]
副搬送波の前記複数の直交グループは、ビーコンに関して使用可能なすべての副搬送波の、異なる重なりのないサブセットに対応する、C1に記載の装置。
[C8]
副搬送波の前記複数の(G個の)直交グループは、それぞれ複数の(S個の)副搬送波を含み、そして、複数の(P個の)ビーコンパターンは、S個の副搬送波の前記G個の直交グループに基づいて定められ、PはSのG乗に等しい、C1に記載の装置。
[C9]
前記ビーコンパターンは、3つのシンボル期間において前記ビーコン信号に関して使用するための3個の副搬送波を識別し、前記3個の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の3つの直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である、C1に記載の装置。
[C10]
無線通信のための方法であって、
セルに関するビーコンパターンを決定することと、なお、前記ビーコンパターンは、複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
前記ビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号に関する処理を実行することと;
を備える方法。
[C11]
前記ビーコンパターンは、第1のグループ内の第1の副搬送波および第2のグループ内の第2の副搬送波を識別し、そして、前記ビーコン信号に関する処理を前記実行することは、
前記第1のグループ内の前記第1の副搬送波に基づいて、第1のビーコンシンボルを生成することと、
前記第2のグループ内の前記第2の副搬送波に基づいて、第2のビーコンシンボルを生成することと、
第1のシンボル期間において前記第1のビーコンシンボルを送ることと、
第2のシンボル期間において前記第2のビーコンシンボルを送ることと、
を備える、
C10に記載の方法。
[C12]
前記ビーコン信号に関する処理を前記実行することは、
ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定することと、
ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出することと、
を備える、
C10に記載の方法。
[C13]
無線通信のための装置であって、
セルに関するビーコンパターンを決定するための手段と、なお、前記ビーコンパターンは、複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
前記ビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号に関する処理を実行するための手段と;
を備える装置。
[C14]
前記ビーコンパターンは、第1のグループ内の第1の副搬送波および第2のグループ内の第2の副搬送波を識別し、そして、前記ビーコン信号に関する処理を前記実行するための手段は、
前記第1のグループ内の前記第1の副搬送波に基づいて、第1のビーコンシンボルを生成するための手段と、
前記第2のグループ内の前記第2の副搬送波に基づいて、第2のビーコンシンボルを生成するための手段と、
第1のシンボル期間において前記第1のビーコンシンボルを送るための手段と、
第2のシンボル期間において前記第2のビーコンシンボルを送るための手段と、
を備える、
C13に記載の装置。
[C15]
前記ビーコン信号に関する処理を前記実行するための手段は、
ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定するための手段と、
ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力および前記ビーコンパターンに基づいて、前記セルについて検出するための手段と、
を備える、
C13に記載の装置。
[C16]
機械によって実行されるときに、前記機械に、
セルに関するビーコンパターンを決定すること、なお、前記ビーコンパターンは複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
前記ビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号に関する処理を実行すること;
を含む動作を実行させる命令、
を備える機械可読媒体。
[C17]
無線通信のための装置であって、
セルからのビーコン信号に関する送信電力レベルを決定し、前記決定された送信電力レベルでの伝送のために前記ビーコン信号を生成する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、なお、前記送信電力レベルは、前記セルに関して構成可能であり、隣り合うセルからのビーコン信号に関する送信電力レベルとは潜在的に異なる;
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと;
を備える装置。
[C18]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコン信号が送信されるそれぞれのシンボル期間に対してビーコンシンボルを生成するように構成されており、前記ビーコンシンボルは、1個の副搬送波に関して非ゼロシンボルを有し、残りの副搬送波に関してゼロシンボルを有し、前記非ゼロシンボルは前記決定された送信電力レベルで送信されている、C17に記載の装置。
[C19]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコン信号に関する目標検出確率および目標偽警告確率に基づいて前記送信電力レベルを決定するように構成されている、C17に記載の装置。
[C20]
無線通信のための方法であって、
セルからのビーコン信号に関する送信電力レベルを決定することと、なお、前記送信電力レベルは、前記セルに関して構成可能であり、隣り合うセルからのビーコン信号に関する送信電力レベルとは潜在的に異なる;
前記決定された送信電力レベルでの伝送のために前記ビーコン信号を生成することと;
を備える方法。
[C21]
前記ビーコン信号を前記生成することは、前記ビーコン信号が送信されるそれぞれのシンボル期間に対してビーコンシンボルを生成すること、を備え、前記ビーコンシンボルは、1個の副搬送波に関して非ゼロシンボルを有し、残りの副搬送波に関してゼロシンボルを有し、前記非ゼロシンボルは前記決定された送信電力レベルで送信されている、C20に記載の方法。
[C22]
無線通信のための装置であって、
複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1の離散フーリエ変換(DFT)を実行し、前記複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行し、前記第1および第2の受信シンボルに基づいて前記複数の副搬送波の受信電力を決定し、前記複数の副搬送波の前記受信電力に基づいて、セルからのビーコン信号について検出する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
を備える装置。
[C23]
前記少なくとも1つのプロセッサは、それぞれの第1のDFTからの前記第1の受信シンボルの受信電力を決定し、それぞれの第2のDFTからの前記第2の受信シンボルの受信電力を決定し、そして、前記複数の副搬送波の前記受信電力を取得するための重なりのある第1および第2のDFTからの前記第1および第2の受信シンボルの前記受信電力を組み合わせる、ように構成されている、C22に記載の装置。
[C24]
前記少なくとも1つのプロセッサは、それぞれの第1のDFTからの前記第1の受信シンボルの受信電力を決定し、それぞれの第2のDFTからの前記第2の受信シンボルの受信電力を決定し、そして、前記複数の副搬送波の前記受信電力として、重なりのある第1および第2のDFTからの前記第1の受信シンボルの前記受信電力および前記第2の受信シンボルの前記受信電力の大きい方を使用する、ように構成されている、C22に記載の装置。
[C25]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の副搬送波の前記受信電力に基づいて副搬送波候補を決定し、そして、前記副搬送波候補および前記セルに関するビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号について検出する、ように構成されている、C22に記載の装置。
[C26]
前記セルに関する前記ビーコンパターンは、副搬送波の複数の直交グループに基づいて定められる、C25に記載の装置。
[C27]
前記セルに関する前記ビーコンパターンは、ビーコン符号、リードソロモン符号、最大距離分離可能(MDS)符号、およびコンマフリー符号のうちの少なくとも1つに基づいて定められる、C25に記載の装置。
[C28]
前記少なくとも1つのプロセッサは、複数のビーコンパターンのそれぞれに関する副搬送波の受信電力を組み合わせ、そして、前記複数のビーコンパターンのそれぞれに関して前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出する、ように構成されている、C22に記載の装置。
[C29]
前記第2のシンボルタイミングは、シンボル期間の構成可能な部分だけ前記第1のシンボルタイミングからオフセットされる、C22に記載の装置。
[C30]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のDFTのアウトプットに基づいて前記第2のDFTを実行するかどうかを決定するように構成されている、C22に記載の装置。
[C31]
前記少なくとも1つのプロセッサは、強力な副搬送波が存在する可能性の高いシンボル期間に対して前記第2のDFTを実行し、そして、強力な副搬送波が存在する可能性が低いシンボル期間に対して前記第2のDFTを省略する、ように構成されている、C22に記載の装置。
[C32]
無線通信のための方法であって、
複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1の離散フーリエ変換(DFT)を実行することと、
前記複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行することと、
前記第1および第2の受信シンボルに基づいて前記複数の副搬送波の受信電力を決定することと、
前記複数の副搬送波の前記受信電力に基づいてセルからのビーコン信号について検出することと、
を備える方法。
[C33]
前記複数の副搬送波の前記受信電力を前記決定することは、
それぞれの第1のDFTからの前記第1の受信シンボルの受信電力を決定することと、
それぞれの第2のDFTからの前記第2の受信シンボルの受信電力を決定することと、
前記複数の副搬送波の前記受信電力を取得するための重なりのある第1および第2のDFTからの前記第1および第2の受信シンボルの前記受信電力を組み合わせることと、
を備える、
C32に記載の方法。
[C34]
ビーコン信号について前記検出することは、
前記複数の副搬送波の前記受信電力に基づいて副搬送波候補を決定することと、
前記副搬送波候補および前記セルに関するビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号について検出することと、
を備える、
C32に記載の方法。
[C35]
前記ビーコン信号について前記検出することは、
複数のビーコンパターンのそれぞれによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせることと、
前記複数のビーコンパターンのそれぞれに関して前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出することと、
を備える、
C32に記載の方法。
[C36]
無線通信のための装置であって、
複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1の離散フーリエ変換(DFT)を実行するための手段と、
前記複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行するための手段と、
前記第1および第2の受信シンボルに基づいて前記複数の副搬送波の受信電力を決定するための手段と、
前記複数の副搬送波の前記受信電力に基づいてセルからのビーコン信号について検出するための手段と、
を備える装置。
[C37]
前記複数の副搬送波の前記受信電力を決定するための前記手段は、
それぞれの第1のDFTからの前記第1の受信シンボルの受信電力を決定するための手段と、
それぞれの第2のDFTからの前記第2の受信シンボルの受信電力を決定するための手段と、
前記複数の副搬送波の前記受信電力を取得するための重なりのある第1および第2のDFTからの前記第1および第2の受信シンボルの前記受信電力を組み合わせるための手段と、
を備える、
C36に記載の装置。
[C38]
ビーコン信号について前記検出するための前記手段は、
前記複数の副搬送波の前記受信電力に基づいて副搬送波候補を決定するための手段と、
前記副搬送波候補および前記セルに関するビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号について検出するための手段と、
を備える、
C36に記載の装置。
[C39]
ビーコン信号について検出するための前記手段は、
複数のビーコンパターンのそれぞれによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせるための手段と、
前記複数のビーコンパターンのそれぞれに関して前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出するための手段と、
を備える、
C36に記載の装置。
[C40]
機械によって実行されるときに、前記機械に、
複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1の離散フーリエ変換(DFT)を実行することと、
前記複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行することと、
前記第1および第2の受信シンボルに基づいて前記複数の副搬送波の受信電力を決定することと、
前記複数の副搬送波の前記受信電力に基づいて、セルからのビーコン信号について検出することと、
を含む動作を実行させる命令、
を備える機械可読媒体。
[C41]
無線通信のための装置であって、
ビーコン信号に関して使用可能な複数の副搬送波の受信電力を決定し、複数のビーコンパターンのそれぞれに関する副搬送波の受信電力を組み合わせ、前記複数のビーコンパターンのそれぞれに関して前記組み合わされた受信電力に基づいてセルについて検出する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
を備える装置。
[C42]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1の離散フーリエ変換(DFT)を実行し、そして、前記第1の受信シンボルに基づいて前記複数の副搬送波の前記受信電力を決定するように構成されている、C41に記載の装置。
[C43]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行し、そして、前記第2の受信シンボルにさらに基づいて前記複数の副搬送波の前記受信電力を決定する、ように構成されている、C42に記載の装置。
[C44]
前記少なくとも1つのプロセッサは、それぞれの第1のDFTからの前記第1の受信シンボルの受信電力を決定し、それぞれの第2のDFTからの前記第2の受信シンボルの受信電力を決定し、そして、前記複数の副搬送波の前記受信電力を取得するための重なりのある第1および第2のDFTからの前記第1および第2の受信シンボルの前記受信電力を組み合わせる、ように構成されている、C43に記載の装置。
[C45]
前記少なくとも1つのプロセッサは、それぞれのビーコンパターンに関して前記組み合わされた受信電力をしきい値と比較し、そして、組み合わされた受信電力が前記しきい値を超えるそれぞれのビーコンパターンに関して検出されたセルを宣言する、ように構成されている、C41に記載の装置。
[C46]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数のビーコンパターンの中から組み合わされた最大の受信電力を決定し、そして、前記組み合わされた最大の受信電力がしきい値を超えた場合、検出されたセルを宣言する、ように構成されている、C41に記載の装置。
[C47]
無線通信のための方法であって、
ビーコン信号に関して使用可能な複数の副搬送波の受信電力を決定することと、
複数のビーコンパターンのそれぞれによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせることと、
前記複数のビーコンパターンのそれぞれに関して前記組み合わされた受信電力に基づいてセルについて検出することと、
を備える方法。
[C48]
前記複数の副搬送波の前記受信電力を前記決定することは、
前記複数の副搬送波に関する第1の受信シンボルを取得するための第1のシンボルタイミングに基づいて第1の離散フーリエ変換(DFT)を実行することと、
前記第1の受信シンボルに基づいて前記複数の副搬送波の前記受信電力を決定することと、
を備える、
C47に記載の方法。
[C49]
前記複数の副搬送波の前記受信電力を前記決定することは、
前記複数の副搬送波に関する第2の受信シンボルを取得するための第2のシンボルタイミングに基づいて第2のDFTを実行することと、
前記第2の受信シンボルにさらに基づいて前記複数の副搬送波の前記受信電力を決定することと、
をさらに備える、
C48に記載の方法。
[C50]
セルについて前記検出することは、
それぞれのビーコンパターンに関して前記組み合わされた受信電力をしきい値と比較することと、
組み合わされた受信電力が前記しきい値を超えるそれぞれのビーコンパターンに関して検出されたセルを宣言することと、
を備える、
C47に記載の方法。

Claims (13)

  1. 無線通信のための装置であって、
    セルに関するビーコンパターンを決定し、前記ビーコンパターンに基づいてビーコン信号に関する処理を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、なお、前記ビーコンパターンは、複数のシンボル期間において前記ビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと;
    を備え
    前記少なくとも1つのプロセッサは、ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定し、そして、ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力に基づいて、副搬送波候補を決定し、そして、前記副搬送波候補および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出するように、または前記ビーコンパターンによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせ、そして、前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出するように構成される装置。
  2. 前記ビーコンパターンは、第1のグループ内の第1の副搬送波および第2のグループ内の第2の副搬送波を識別し、そして、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のグループ内の前記第1の副搬送波に基づいて第1のビーコンシンボルを生成し、前記第2のグループ内の前記第2の副搬送波に基づいて第2のビーコンシンボルを生成し、第1のシンボル期間において前記第1のビーコンシンボルを送り、そして、第2のシンボル期間において前記第2のビーコンシンボルを送る、ように構成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ビーコンパターンは、第3のグループ内の第3の副搬送波をさらに識別し、そして、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第3のグループ内の前記第3の副搬送波に基づいて第3のビーコンシンボルを生成し、そして、第3のシンボル期間において前記第3のビーコンシンボルを送る、ようにさらに構成されている、請求項2に記載の装置。
  4. 副搬送波の前記複数の直交グループは、ビーコンに関して使用可能なすべての副搬送波の、異なる重なりのないサブセットに対応する、請求項1に記載の装置。
  5. 副搬送波の前記複数の(G個の)直交グループは、それぞれ複数の(S個の)副搬送波を含み、そして、複数の(P個の)ビーコンパターンは、S個の副搬送波の前記G個の直交グループに基づいて定められ、PはSのG乗に等しい、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ビーコンパターンは、3つのシンボル期間において前記ビーコン信号に関して使用するための3個の副搬送波を識別し、前記3個の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の3つの直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である、請求項1に記載の装置。
  7. 無線通信のための方法であって、
    セルに関するビーコンパターンを決定することと、なお、前記ビーコンパターンは、複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
    前記ビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号に関する処理を実行することと;
    ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定し、ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出することと;
    ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力に基づいて、副搬送波候補を決定し、そして、前記副搬送波候補および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出するか、あるいは、前記ビーコンパターンによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせ、そして、前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出することと
    を備える方法。
  8. 前記ビーコンパターンは、第1のグループ内の第1の副搬送波および第2のグループ内の第2の副搬送波を識別し、そして、前記ビーコン信号に関する処理を前記実行することは、
    前記第1のグループ内の前記第1の副搬送波に基づいて、第1のビーコンシンボルを生成することと、
    前記第2のグループ内の前記第2の副搬送波に基づいて、第2のビーコンシンボルを生成することと、
    第1のシンボル期間において前記第1のビーコンシンボルを送ることと、
    第2のシンボル期間において前記第2のビーコンシンボルを送ることと、
    を備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. 無線通信のための装置であって、
    セルに関するビーコンパターンを決定するための手段と、なお、前記ビーコンパターンは、複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは、副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
    前記ビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号に関する処理を実行するための手段と;
    ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定し、ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力および前記ビーコンパターンに基づいて、前記セルについて検出するための手段と;
    ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力に基づいて、副搬送波候補を決定し、そして、前記副搬送波候補および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出するため、あるいは、前記ビーコンパターンによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせ、そして、前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出するための手段と;
    を備える装置。
  10. 前記ビーコンパターンは、第1のグループ内の第1の副搬送波および第2のグループ内の第2の副搬送波を識別し、そして、前記ビーコン信号に関する処理を前記実行するための手段は、
    前記第1のグループ内の前記第1の副搬送波に基づいて、第1のビーコンシンボルを生成するための手段と、
    前記第2のグループ内の前記第2の副搬送波に基づいて、第2のビーコンシンボルを生成するための手段と、
    第1のシンボル期間において前記第1のビーコンシンボルを送るための手段と、
    第2のシンボル期間において前記第2のビーコンシンボルを送るための手段と、
    を備える、
    請求項9に記載の装置。
  11. 機械によって実行されるときに、前記機械に、
    セルに関するビーコンパターンを決定すること、なお、前記ビーコンパターンは複数のシンボル期間においてビーコン信号に関して使用するための複数の副搬送波を識別し、前記複数の副搬送波のそれぞれは副搬送波の複数の直交グループのうちの異なるグループの副搬送波である;
    前記ビーコンパターンに基づいて前記ビーコン信号に関する処理を実行すること;
    ビーコンに関して使用可能な副搬送波の受信電力を決定し、ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力および前記ビーコンパターンに基づいて、前記セルについて検出すること;
    ビーコンに関して使用可能な前記副搬送波の前記受信電力に基づいて、副搬送波候補を決定し、そして、前記副搬送波候補および前記ビーコンパターンに基づいて前記セルについて検出するか、あるいは、前記ビーコンパターンによって識別された副搬送波の受信電力を組み合わせ、そして、前記組み合わされた受信電力に基づいて前記セルについて検出すること;
    を含む動作を実行させる命令、
    を備える機械可読媒体。
  12. コンピュータに、請求項7乃至8に記載の方法を実行させるプログラム。
  13. プログラムを記録しており、前記プログラムは、コンピュータに、請求項7乃至8に記載の方法を実行させる、コンピュータ読取可能記録媒体。
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