JP5263540B2 - プロジェクターおよびミュート制御方法 - Google Patents

プロジェクターおよびミュート制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、プロジェクターおよびミュート制御方法に関する。
画像ミュート(画像の非表示)と音声ミュート(消音)を行う機能を有するプロジェクターが提案されている。例えば、特開2003−280087号公報では、A/Vミュートの選択入力が行われた場合に、画像ミュート、音声ミュート等を行う処理、音声ミュートを行わずに画像ミュート等を行う処理等を実行することが記載されている。
特開2003−280087号公報
しかし、当該公報では、音声ミュートの手法については具体的に記載されていない。例えば、複数の音声入力部(例えば、マイク入力端子とライン入力端子等)を有する場合であっても、プロジェクターは、ミュート有効化またはミュート解除を一括して行うことしかできなかった。
このため、ユーザーは、マイクに搭載されたスイッチでマイクのみのミュートを行う必要がある上、マイク自体にスイッチがない場合はミュートを行うことができなかった。また、マイクのスイッチがON状態で使用されていない状態でミュート解除が行われることにより、ハウリングやノイズが発生することがあった。
また、家庭用プロジェクターと業務用プロジェクターではマイクの使用状況が異なるため、プロジェクターは、プロジェクターの種別に応じて適切な音声出力制御を行うことが必要である。例えば、プロジェクターに接続されるマイクは、家庭用ではカラオケとして使用され、業務用では拡声器として使用されるため、プロジェクターの種別によってマイクの使用目的が異なる。
本発明にかかるいくつかの態様は、上記課題を解決することにより、複数の音声入力部がある場合であっても独立して音声ミュート等を行うことが可能なプロジェクターおよびミュート制御方法を提供するものである。
本発明の態様の1つであるプロジェクターは、第1の音声信号が入力される第1の音声入力部と、第2の音声信号が入力される第2の音声入力部と、前記第1の音声信号および前記第2の音声信号の少なくとも一方に対応する音声を出力する処理を実行する音声出力部と、少なくとも1つのボタンの操作による操作情報が入力される操作情報入力部と、前記ボタンと指示内容との対応付けを示す指示データを記憶する記憶部と、前記操作情報と、前記指示データとに基づき、前記第1の音声信号に対応する第1の音声に対する消音指示、前記第2の音声信号に対応する第2の音声に対する消音指示または前記第1の音声および前記第2の音声に対する消音指示を示す消音指示情報を生成する情報生成部と、前記消音指示情報に基づき、消音制御を行う制御部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の態様の1つであるミュート制御方法は、第1の音声信号が入力される第1の音声入力部と、第2の音声信号が入力される第2の音声入力部と、前記第1の音声信号および前記第2の音声信号の少なくとも一方に対応する音声を出力する処理を実行する音声出力部と、少なくとも1つのボタンの操作による操作情報が入力される操作情報入力部と、前記ボタンと指示内容との対応付けを示す指示データを記憶する記憶部とを含むプロジェクターの有するコンピューターが、前記操作情報と、前記指示データとに基づき、前記第1の音声信号に対応する第1の音声に対する消音指示、前記第2の音声信号に対応する第2の音声に対する消音指示または前記第1の音声および前記第2の音声に対する消音指示を示す消音指示情報を生成し、前記消音指示情報に基づき、消音制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクターは、指示データを記憶しておき、操作に応じて消音制御を行うことにより、複数の音声入力部がある場合であっても独立して音声ミュート等を行うことができる。
また、前記指示データは、前記プロジェクターの種別ごとに設けられ、前記情報生成部は、前記プロジェクターの種別と、前記操作情報と、前記指示データとに基づき、前記消音指示情報を生成してもよい。
これによれば、プロジェクターは、プロジェクターの種別によって消音制御内容が異なる場合であっても、プロジェクターの種別に応じて適切な消音制御を行うことができる。
また、前記プロジェクターは、前記第1の音声入力部からの前記第1の音声信号のゲインを調整することにより、前記第1の音声の音量を調整する第1のゲイン調整部と、前記第2の音声入力部からの前記第2の音声信号のゲインを調整することにより、前記第2の音声の音量を調整する第2のゲイン調整部と、前記第1のゲイン調整部からの前記第1の音声信号および前記第2のゲイン調整部からの前記第2の音声信号の少なくとも一方を増幅する音声増幅部と、を含み、前記制御部は、前記第1の音声に対する消音指示を行う場合は前記第1のゲイン調整部に対して前記消音制御を行い、前記第2の音声に対する消音指示を行う場合は前記第2のゲイン調整部に対して前記消音制御を行い、前記第1の音声および前記第2の音声に対する消音指示を行う場合は前記第1のゲイン調整部および前記第2のゲイン調整部に対して前記消音制御を行うか、あるいは、前記音声増幅部に対して前記消音制御を行ってもよい。
これによれば、プロジェクターは、複数の音声入力部から音声信号が入力される状況でっても、各音声に対して適切な消音制御を行うことができる。
また、前記第1の音声信号は、マイク音声信号であって、前記第2の音声信号は、マイク音声信号以外の音声信号であって、前記制御部は、前記第1の音声入力部にマイク端子が接続されたことを示すマイク検出信号に基づき、前記消音制御を行ってもよい。
これによれば、プロジェクターは、マイク音声とマイク音声以外の音声が同時に入力される状況であっても、操作に応じて適切な消音制御を行うことができる。
また、前記プロジェクターは、画像を生成する画像生成部と、前記画像を投写する投写部と、を含み、前記情報生成部は、前記操作情報と、前記指示データとに基づき、画像の非表示指示を示す非表示指示情報を生成し、前記制御部は、前記非表示指示情報に基づき、前記画像生成部を制御して前記非表示制御に応じた画像を生成させてもよい。
これによれば、プロジェクターは、音だけでなく画像に対しても適切な非表示制御を行うことができる。
第1の実施例におけるプロジェクターの外観図である。 図2(A)は、第1の実施例における家庭用プロジェクター向けのリモコンの外観図であり、図2(B)は、第1の実施例における業務用プロジェクター向けのリモコンの外観図である。 第1の実施例におけるプロジェクターの機能ブロック図である。 第1の実施例における家庭用プロジェクター向けの指示データの一例を示す図である。 第1の実施例における業務用プロジェクター向けの指示データの一例を示す図である。 第1の実施例におけるミュート制御手順を示すフローチャートである。 第2の実施例におけるプロジェクターの機能ブロック図である。 第2の実施例における指示データの一例を示す図である。 第2の実施例における指示データの設定手順を示すフローチャートである。 第2の実施例における指示画像の一例を示す図である。
以下、本発明をプロジェクターに適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例におけるプロジェクター100の外観図である。プロジェクター100は、DVDドライブユニットを内蔵した携帯型のプロジェクターである。プロジェクター100の背面にはマイク音声が入力されるマイク入力端子、オーディオ端子、ビデオ端子、コンポーネント端子、USB端子等が設けられている。プロジェクター100の種別には家庭用と業務用があり、それぞれの仕様が若干異なっている。
図2(A)は、第1の実施例における家庭用プロジェクター向けのリモコン(リモートコントローラー)200−1の外観図であり、図2(B)は、第1の実施例における業務用プロジェクター向けのリモコン200−2の外観図である。
例えば、家庭用プロジェクター向けのリモコン200−1には、画像の非表示とマイク音声およびライン音声の消音を行うためのブレイクボタン211、マイク音声およびライン音声の消音を行うためのミュートボタン220、マイク音声信号の入力レベルの調整等を行うためのマイク入力レベルボタン230、入力中の信号の検出等を行うための入力検出ボタン240等が設けられている。
これに対し、業務用プロジェクター向けのリモコン200−2は、リモコン200−1と同様の構成であるが、ブレイクボタン211の位置に画像の非表示とライン音声の消音を行うためのA/Vミュートボタン212が設けられている。すなわち、ブレイクボタン211が押された場合はマイク音声の消音も行われるが、A/Vミュートボタン212が押された場合はマイク音声の消音は行われない。
これは、例えば、家庭用のプロジェクター100の場合、比較的狭い空間で使用されるため、画像を非表示にした状態でマイクは使用されない可能性が高いのに対し、業務用のプロジェクター100の場合、広い空間で使用される可能性もあるため、画像を非表示にした状態でマイクも使用される可能性があるからである。
本実施例のプロジェクター100は、プロジェクター100の種別に応じてミュート制御(画像の非表示制御および音声の消音制御)を行う機能を有している。また、本実施例のプロジェクター100は、ユーザー指示に応じて多彩なミュート制御を行う機能を有している。
次に、このような機能を有するプロジェクター100の機能ブロックについて説明する。図3は、第1の実施例におけるプロジェクター100の機能ブロック図である。プロジェクター100は、マイクに接続されたマイク端子と接続されるマイク入力端子110と、マイク入力端子110からのマイク音声信号を増幅するマイクアンプ部112と、ライン入力端子114と、マイクアンプ部112からのマイク音声信号のレベルを検出するとともに、ライン入力端子120からのライン音声信号のレベルを検出するレベル検出部194を含んで構成されている。
また、プロジェクター100は、ゲイン(係数)を調整することによってマイク音声の音量等を調整する第1のゲイン調整部150と、ゲインを調整することによってライン音声の音量等を調整する第2のゲイン調整部152と、第1のゲイン調整部150からのマイク音声信号と第2のゲイン調整部152からのライン音声信号の合成(ミキシング)を行う混合部196と、混合部196からの音声信号を増幅する音声増幅部170と、音声増幅部170からの増幅音声信号に基づいて音声を出力する音声出力部172を含んで構成されている。
また、プロジェクター100は、リモコン200からの操作情報が入力される操作情報入力部120と、指示データ142等を記憶する記憶部140と、操作情報、指示データ142等に応じて指示情報を生成する情報生成部130と、指示情報に応じて第1のゲイン調整部150等を制御する制御部160と、画像信号が入力される画像入力端子192と、画像信号等に応じて画像を生成する画像生成部180と、画像を投写する投写部190を含んで構成されている。
なお、マイク入力端子110は、第1の音声信号であるマイク音声信号が入力される第1の音声入力部として機能し、ライン入力端子114は、第2の音声信号であるライン音声信号が入力される第2の音声入力部として機能する。また、音声増幅部170は、第1の音声信号および第2の音声信号が合成された音声信号を増幅して第3の増幅音声信号を生成する処理を実行する機能を有し、音声出力部172は、当該第3の増幅音声信号に基づき、第3の音声を出力する機能を有している。
また、ライン入力端子114には、例えば、外部装置(例えば、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、PC等)からの音声信号、内蔵DVDドライブユニットからの音声信号、USBメモリーからの音声信号等が入力される。
また、プロジェクター100は、以下のハードウェアを用いてこれらの各部として機能してもよい。例えば、プロジェクター100は、操作情報入力部120はリモコン200からの赤外線を受光する赤外線受光ユニット等、情報生成部130、制御部160はCPU等、記憶部140は不揮発性メモリー等、画像生成部180は画像処理回路等、投写部190はランプ、液晶パネル、液晶駆動回路、レンズ等、レベル検出部194、第1のゲイン調整部150、第2のゲイン調整部152はオーディオコントローラーとして機能するDSP(Digital Signal Processor)等を用いてもよい。その他の各部は、一般的な端子、アンプ、スピーカー等である。
ここで、指示データ142についてより詳細に説明する。図4は、第1の実施例における家庭用プロジェクター向けの指示データ142−1の一例を示す図である。また、図5は、第1の実施例における業務用プロジェクター向けの指示データ142−2の一例を示す図である。
指示データ142には、家庭用プロジェクター向けの指示データ142−1と、業務用プロジェクター向けの指示データ142−2が含まれている。指示データ142の項目としては、例えば、ミュートを有効にするボタン、ミュートを解除するボタン、ミュート指示対象(画像、ライン音声、マイク音声)等が該当する。プロジェクター100は、プロジェクター100の種別に応じて使用する指示データ142を決定する。
例えば、画像、ライン音声、マイク音声のすべてをミュートする場合、ユーザーは、家庭用プロジェクターであればブレイクボタン211を押し、業務用プロジェクターであればA/Vミュートボタン212を押してからマイク入力レベルボタン230を押す。また、例えば、マイク音声のみをミュートする場合、ユーザーは、プロジェクター100の種別に関わらず、ミュートボタン220を押してから入力検出ボタン240を押す。
このように、ユーザーは、リモコン200のボタン操作のみで多彩なミュート指示を行うことができる。
次に、第1の実施例におけるミュート制御手順について説明する。図6は、第1の実施例におけるミュート制御手順を示すフローチャートである。
情報生成部130は、操作情報入力部120からの操作情報に基づき、ミュート指示操作があったかどうかを判定する(ステップS1)。例えば、ブレイクボタン211とA/Vミュートボタン212は同じボタンIDであるため、情報生成部130は、2種類(ブレイクボタン211またはA/Vミュートボタン212とミュートボタン220)のボタンIDのボタン押下操作を判定することにより、ミュート指示操作があったかどうかを判定することができる。
なお、本実施例では、図4および図5に示すように、ミュート指示操作時に最初に押されるボタンは、ブレイクボタン211、A/Vミュートボタン212、ミュートボタン220のいずれかである。
また、情報生成部130は、ミュート指示操作があった場合、プロジェクター100の種別と、操作情報と、指示データ142に基づき、非表示指示情報および消音指示情報の少なくとも一方を生成する(ステップS2)。なお、プロジェクター100の種別を示すデータはフラグ等として記憶部140等に記憶されているものとする。
制御部160は、情報生成部130からの指示情報に基づき、画像ミュートであるかどうかを判定し(ステップS3)、画像ミュートである場合、画像生成部180に対して非表示制御を行う(ステップS4)。画像生成部180は、当該非表示制御に応じて黒色、白色等の単色画像等を生成する。
また、制御部160は、情報生成部130からの指示情報に基づき、マイク音声ミュートであるかどうかを判定し(ステップS5)、マイク音声ミュートである場合、ライン音声ミュートであるかどうかを判定する(ステップS6)。なお、制御部160は、マイク音声ミュートでない場合もライン音声ミュートであるかどうかを判定する(ステップS7)。
マイク音声ミュートであって、かつ、ライン音声ミュートである場合、制御部160は、音声増幅部170に対して消音制御(音声増幅部170の出力を停止)を行う(ステップS8)。また、マイク音声ミュートであって、かつ、ライン音声ミュートでない場合、制御部160は、第1のゲイン調整部150に対して消音制御(ゲインを0にする)を行う(ステップS9)。また、マイク音声ミュートでなく、かつ、ライン音声ミュートである場合、制御部160は、第2のゲイン調整部152に対して消音制御を行う(ステップS10)。
なお、図4、図5に示すように、ユーザーは、ミュート解除操作を行う場合、ミュート指示として最初に押したボタンと同じボタンを押す。例えば、情報生成部130は、ミュート操作指示があった場合、最初に押されたボタンのボタンIDを記憶しておき、ミュート状態で当該ボタンIDと一致するボタンIDのボタンが押された場合、ミュート解除指示情報を生成する。制御部160は、当該ミュート解除指示情報に応じて消音制御を終了する。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクター100は、指示データ142を記憶しておき、操作内容に応じて第1のゲイン調整部150、第2のゲイン調整部152または音声増幅部170に対して消音制御を行うことにより、マイク入力端子110、ライン入力端子114等の複数の音声入力部がある場合であっても独立して音声ミュート等を行うことができる。
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、プロジェクター100の種別ごとに指示データ142を設けておくことにより、プロジェクター100の種別によって消音制御内容が異なる場合であっても、プロジェクター100の種別に応じて適切な消音制御を行うことができる。
また、本実施例によれば、プロジェクター100は、音だけでなく画像に対しても適切な非表示制御を行うことができる。
さらに、本実施例によれば、プロジェクター100は、使用状況に応じて適切なミュートを行うことができる。例えば、ユーザーがパーティー会場でプロジェクター100を使用する場合、ユーザーは、画像とライン音声をミュートした状態でマイクを使用してパーティーを進行させることができ、画像とライン音声のミュートを解除してDVDを再生しながらカラオケを行うことができ、マイク音声とライン音声をミュートしてUSBメモリーに記憶された動画像データを再生することができる。
このように、本実施例によれば、ユーザーは、リモコン200のボタン操作だけで使用状況に応じてミュート有効化とミュート解除を行うことができる。これにより、プロジェクター100は、ユーザーによるプロジェクター100の使い易さを向上させることができる。
(第2の実施例)
プロジェクターは、ユーザーに指示データを編集させてもよい。次に、ユーザーに指示データを編集させる実施例について説明する。
図7は、第2の実施例におけるプロジェクター101の機能ブロック図である。プロジェクター101の記憶部141は、指示データ143に加えて指示データ143を編集するための指示画像等を生成するための画像データ144を記憶している。また、情報生成部131は、操作情報に応じて指示データ143を更新する機能を有し、画像生成部181は、画像データ144に基づいて画像を生成する機能を有している。これら以外の各部の機能は第1の実施例と同様であるため、説明を省略する。
図8は、第2の実施例における指示データ143の一例を示す図である。指示データ143は、リモコン200の数字ボタンを押すことにより、ミュートを有効にし、あるいは、ミュートを解除することができるように設定されている。例えば、通常の状態において、ユーザーは、リモコン200の「1」のボタンを押すことにより、画像、ライン音声およびマイク音声をミュートすることができる。
ここで、指示データ143の設定手順について説明する。図9は、第2の実施例における指示データ143の設定手順を示すフローチャートである。
情報生成部131は、操作情報入力部120からの操作情報に基づき、指示データ143の確認変更指示があるかどうかを判定する(ステップS11)。例えば、ユーザーは、環境設定メニュー等を表示させる指示を行うことにより、指示データ143の確認変更指示を行う。
指示データ143の確認変更指示があった場合、情報生成部131は、指示画像を生成させる指示情報を生成し、制御部160は、当該指示情報に応じて画像生成部181を制御する。画像生成部181は、当該制御に応じて指示データ143と、画像データ144に基づき、指示画像を生成し、投写部190は、当該指示画像を投写する(ステップS12)。
図10は、第2の実施例における指示画像300の一例を示す図である。ユーザーは、リモコン200の上下左右ボタンを押して指示画像300における斜線部分で示すカーソルを移動させ、リモコン200の所望の数字ボタンを押すことによりミュート指示操作を行うためのボタンの割り当てや変更を行う。
情報生成部131は、操作情報入力部120からの操作情報に基づき、ミュート指示操作を行うためのボタンの変更指示があるかどうかを判定する(ステップS13)。ボタンの変更指示があった場合、情報生成部131は、当該変更指示を示す操作情報(例えば、カーソルの位置情報、押された数字ボタンのボタンID等)に応じて指示データ143を更新する(ステップS14)。
また、情報生成部131は、操作情報入力部120からの操作情報に基づき、設定終了指示があるかどうかを判定する(ステップS15)。例えば、ユーザーは、リモコン200の決定ボタンを押すことにより、設定終了指示を行う。
プロジェクター101は、設定終了指示がない場合はステップS12〜S15の処理を続行し、設定終了指示がない場合は当該処理を終了する。ミュート制御手順は第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
以上のように、本実施例によっても、プロジェクター101は、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。また、本実施例によれば、ユーザーは、所望の操作を行うことにより、所望のミュート指示を行うことができる。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、混合部196は必須の構成ではなく、プロジェクター100、101は、第1のゲイン調整部150からの第1の音声信号を増幅して第1の増幅音声信号を生成する第1の音声増幅部と、第2の音声信号を増幅して第2の増幅音声信号を生成する第2の音声増幅部と、第1の増幅音声信号に基づき、第1の音声を出力するとともに、第2の増幅音声信号に基づき、第2の音声を出力する音声出力部を含んで構成されてもよい。
また、ミュート指示やミュート解除指示を行う操作は上述した実施例に限定されず、当該操作を行うための機器もリモコン200に限定されない。例えば、当該操作は、複数のボタンを同時に押す操作、タッチパネルやペンタブレットにおけるタッチ操作や移動操作、キーボード操作、マウス操作等であってもよい。また、業務用プロジェクターではA/Vミュートボタン212が押されたことを検出した場合、家庭用プロジェクターではブレイクボタン211が押されたことを検出した場合、プロジェクター100は、マイク入力レベルを低下させてマイク音声をミュートするようにしてもよい。このような構成によれば、ワンアクションでマイク音声をミュートすることができ、利便性が高まる。
また、制御部160は、第1のゲイン調整部150または第2のゲイン調整部152に対する消音制御時に元のゲイン値を記憶しておき、ミュート解除指示時に当該元のゲイン値でゲイン調整を行うように第1のゲイン調整部150および第2のゲイン調整部152を制御してもよい。また、制御部160は、マイク音声とライン音声の両方をミュートする際に音声増幅部170に代えて第1のゲイン調整部150および第2のゲイン調整部152に対して消音制御を行ってもよい。
また、画像生成部180、181は、画像のミュート指示時に画像データ144に基づいてユーザーによって設定された画像(例えば、ユーザーロゴ画像等)を生成してもよい。また、第1の音声と第2の音声の組合せはマイク音声とライン音声の組合せに限定されない。例えば、第1の音声が外部装置から入力される音声等で第2の音声が内部メモリーに記憶された音声データに基づく音声等であってもよい。また、プロジェクター100、101は、3つ以上の音声入力部を有している場合であっても各音声入力部からの音声信号を個別に消音制御することが可能である。
また、プロジェクター100は、情報記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取ることにより、上述したプロジェクター100の各部として機能してもよい。
また、プロジェクター100は、液晶プロジェクター(透過型、LCOS等の反射型)に限定されず、例えば、デジタルマイクロミラーデバイスを用いたプロジェクター等であってもよい。また、プロジェクター100の機能を複数の装置(例えば、PCとプロジェクター等)に分散してもよい。
100、101 プロジェクター、110 マイク入力端子(第1の音声入力部)、112 マイクアンプ部、114 ライン入力端子(第2の音声入力部)、120 操作情報入力部、130、131 情報生成部、140、141 記憶部、142、143 指示データ、144 画像データ、150 第1のゲイン調整部、152 第2のゲイン調整部、160 制御部、170 音声増幅部、172 音声出力部、180、181 画像生成部、190 投写部、200 リモコン、211 ブレイクボタン、212 A/Vミュートボタン、220 ミュートボタン、230 マイク入力レベルボタン、240 入力検出ボタン、300 指示画像

Claims (6)

  1. 第1の音声信号が入力される第1の音声入力部と、
    第2の音声信号が入力される第2の音声入力部と、
    前記第1の音声信号および前記第2の音声信号の少なくとも一方に対応する音声を出力する処理を実行する音声出力部と、
    少なくとも1つのボタンの操作による操作情報が入力される操作情報入力部と、
    前記ボタンと指示内容との対応付けを示す指示データを記憶する記憶部と、
    前記操作情報と、前記指示データとに基づき、前記第1の音声信号に対応する第1の音声に対する消音指示、前記第2の音声信号に対応する第2の音声に対する消音指示または前記第1の音声および前記第2の音声に対する消音指示を示す消音指示情報を生成する情報生成部と、
    前記消音指示情報に基づき、消音制御を行う制御部と、
    を含むプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記指示データは、前記プロジェクターの種別ごとに設けられ、
    前記情報生成部は、前記プロジェクターの種別と、前記操作情報と、前記指示データとに基づき、前記消音指示情報を生成する、
    プロジェクター。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1の音声入力部からの前記第1の音声信号のゲインを調整することにより、前記第1の音声の音量を調整する第1のゲイン調整部と、
    前記第2の音声入力部からの前記第2の音声信号のゲインを調整することにより、前記第2の音声の音量を調整する第2のゲイン調整部と、
    前記第1のゲイン調整部からの前記第1の音声信号および前記第2のゲイン調整部からの前記第2の音声信号の少なくとも一方を増幅する音声増幅部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記第1の音声に対する消音指示を行う場合は前記第1のゲイン調整部に対して前記消音制御を行い、前記第2の音声に対する消音指示を行う場合は前記第2のゲイン調整部に対して前記消音制御を行い、前記第1の音声および前記第2の音声に対する消音指示を行う場合は前記第1のゲイン調整部および前記第2のゲイン調整部に対して前記消音制御を行うか、あるいは、前記音声増幅部に対して前記消音制御を行う、
    プロジェクター。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1の音声信号は、マイク音声信号であって、
    前記第2の音声信号は、マイク音声信号以外の音声信号であって、
    前記制御部は、前記第1の音声入力部にマイク端子が接続されたことを示すマイク検出信号に基づき、前記消音制御を行う、
    プロジェクター。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    画像を生成する画像生成部と、
    前記画像を投写する投写部と、
    を含み、
    前記情報生成部は、前記操作情報と、前記指示データとに基づき、画像の非表示指示を示す非表示指示情報を生成し、
    前記制御部は、前記非表示指示情報に基づき、前記画像生成部を制御して前記非表示制御に応じた画像を生成させる、
    プロジェクター。
  6. 第1の音声信号が入力される第1の音声入力部と、第2の音声信号が入力される第2の音声入力部と、前記第1の音声信号および前記第2の音声信号の少なくとも一方に対応する音声を出力する処理を実行する音声出力部と、少なくとも1つのボタンの操作による操作情報が入力される操作情報入力部と、前記ボタンと指示内容との対応付けを示す指示データを記憶する記憶部とを含むプロジェクターの有するコンピューターが、
    前記操作情報と、前記指示データとに基づき、前記第1の音声信号に対応する第1の音声に対する消音指示、前記第2の音声信号に対応する第2の音声に対する消音指示または前記第1の音声および前記第2の音声に対する消音指示を示す消音指示情報を生成し、
    前記消音指示情報に基づき、消音制御を行う、
    ミュート制御方法。
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