JP5262741B2 - 色分布分析装置及び色分布分析方法 - Google Patents

色分布分析装置及び色分布分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5262741B2
JP5262741B2 JP2009008591A JP2009008591A JP5262741B2 JP 5262741 B2 JP5262741 B2 JP 5262741B2 JP 2009008591 A JP2009008591 A JP 2009008591A JP 2009008591 A JP2009008591 A JP 2009008591A JP 5262741 B2 JP5262741 B2 JP 5262741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
color
color type
image data
basic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009008591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010165274A (ja
Inventor
輝之 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009008591A priority Critical patent/JP5262741B2/ja
Priority to US12/688,117 priority patent/US20100183219A1/en
Publication of JP2010165274A publication Critical patent/JP2010165274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5262741B2 publication Critical patent/JP5262741B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/90Determination of colour characteristics
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10004Still image; Photographic image
    • G06T2207/10008Still image; Photographic image from scanner, fax or copier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、原稿画像の色分布を解析する色分布分析装置及び色分布分析方法に関する。
画像読み取り装置は、読み取った画像データをより高品質なものへ補正したり、どのような内容の原稿なのかを画像データから判断したりするために、画像データの色分布を測定している。この色分布の測定は、画像データの1画素ごとに色種の出現頻度を計数することで行われる。
しかし、例えば、カラー画像のそれぞれの色種を表現する画像データが8ビット幅である場合には全色の出現頻度の計数には、256×256×256個(16777216個)のカウンタが必要となる。これでは膨大な数となってしまうため、例えば、色種が8ビットで表現されるところを上位5ビットのみにカウンタを割り当てるようにすれば、8色の色空間ごとに1つのカウンタが割り当てられることになるので、カウンタの数を削減することができる。このような色種の出現頻度を計数する技術について、例えば、特許文献1に記載されている。
(特許文献1)に記載の画像出力装置は、全色空間を複数個の色空間に分割した分割空間内の色種の出現頻度数を計数し、出現頻度数に基づきカラーパレットテーブルに色種を登録することで、適切な代表色を全色空間中に分散させることが可能とすると共に、局所的な特徴に対する追従性も向上するため、画質劣化の少ない限定色表示画像を得ることができるというものである。
特開平4−257984号公報
しかし、(特許文献1)に記載の画像出力装置は、色種の出現頻度数を分割空間ごとに計数することでカウンタの数の削減にはなっているが、まだ相当数が必要である。例えば、それぞれの色種が5ビットで表現される場合には、32×32×32個(32768個)のカウンタが必要あり、それぞれのカウンタは、最も出現頻度の高い色種をカウントすることができるビット幅に合わせる必要がある。
これは、原稿における色種の出現頻度には偏りがあるので、出現頻度の低い色種をカウントするカウンタは広いビット幅を必要としないが、原稿によって変わる色種の偏りに対応するためには、最も出現頻度の高い色種をカウントできる程度のビット幅に合わせる必要があるためである。従って、出現頻度の低い色種をカウントするカウンタには、無駄となる余分なビット幅が含まれているので、更なるカウンタに必要な容量の削減を図ることができる技術の開発が望まれている。
そこで本発明は、色の出現頻度を計数するためのカウンタに必要な容量を、削減することが可能な色分布分析装置及び色分布分析方法を提供することを目的とする。
本発明は、読み取られた画像データが示す色種の出現頻度を計数して画像データの色分布を分析する色分布分析装置であって、色種ごとに設けられた所定ビット幅の基本カウンタをインクリメントする基本カウンタ計数手段と、前記基本カウンタ計数手段が画像データの色種に応じた基本カウンタをインクリメントして桁上がりが発生した場合、前記基本カウンタに対応させた所定ビット幅の拡張カウンタを生成するカウンタ生成手段とを備え、前記カウンタ生成手段は、拡張カウンタを生成する際に、色種データが示す色種に隣接する1以上の他の色種の拡張カウンタを生成することを特徴とする。
また本発明は、読み取られた画像データが示す色種の出現頻度を計数して画像データの色分布を分析する色分布分析方法であって、色種ごとに設けられた所定ビット幅の基本カウンタをインクリメントするステップと、読み取った画像データの色種に応じた基本カウンタをインクリメントして桁上がりが発生した場合、前記基本カウンタに対応させた所定ビット幅の拡張カウンタを生成するステップと、前記拡張カウンタを生成する際に、色種データが示す色種に隣接する1以上の他の色種の拡張カウンタを生成するステップと、前記桁上がりにより前記拡張カウンタをインクリメントするステップとを含むことを特徴とする。
本発明は、色分布に偏りがあっても、最も出現頻度の高い色種に合わせてカウンタのビット幅を設ける必要がないので、色の出現頻度を計数ためのカウンタに必要な容量を、更に削減することが可能である。
本願の第1の発明は、読み取られた画像データが示す色種の出現頻度を計数して画像データの色分布を分析する色分布分析装置であって、色種ごとに設けられた所定ビット幅の基本カウンタをインクリメントする基本カウンタ計数手段と、基本カウンタ計数手段が画像データの色種に応じた基本カウンタをインクリメントして桁上がりが発生した場合、基本カウンタに対応させた所定ビット幅の拡張カウンタを生成するカウンタ生成手段とを備え、カウンタ生成手段は、拡張カウンタを生成する際に、色種データが示す色種に隣接する1以上の他の色種の拡張カウンタを生成することを特徴とする色分布分析装置。この発明によれば、ある色種について基本カウンタの桁上がりが発生して拡張カウンタが生成されるということは、その色種に隣接する他の色種についても出現頻度が高いと言えるので、色種データが示す色種に隣接する1以上の他の色種の拡張カウンタを予め生成しておけば、他の色種の基本カウンタが桁上がりが発生したときにあらためて拡張カウンタを生成する手間を省くことができる。
本願の第の発明は、カウンタ生成手段は、拡張カウンタ計数手段によるインクリメントでの桁上がりが発生する度に、順次、所定幅の追加拡張カウンタを生成すると共に、追加回数を示す情報を設定し、拡張カウンタ計数手段は、追加回数を示す情報に応じてインクリメントを行う色分布分析装置。この発明によれば、増設カウントでもインクリメントが不足する場合に、カウンタ生成手段により追加拡張カウンタが増設されるので、拡張カウンタのビット幅を大きくしなくてもよい。
本願の第の発明は、読み取られた画像データが示す色種の出現頻度を計数して画像データの色分布を分析する色分布分析方法であって、色種ごとに設けられた所定ビット幅の基本カウンタをインクリメントするステップと、読み取った画像データの色種に応じた基本カウンタをインクリメントして桁上がりが発生した場合、基本カウンタに対応させた所定ビット幅の拡張カウンタを生成するステップと、拡張カウンタを生成する際に、色種データが示す色種に隣接する1以上の他の色種の拡張カウンタを生成するステップと、桁上がりにより拡張カウンタをインクリメントするステップとを含むことを特徴とする色分布分析方法。この発明によれば、画像データの色種に応じてインクリメントされる基本カウンタが桁上がりをすれば、拡張カウンタが生成され、拡張カウンタがインクリメントされるので、基本カウンタのビット幅は少なくてよい。従って、色分布に偏りがあっても、最も出現頻度の高い色種に合わせてカウントのビット幅を設ける必要がないので、色の出現頻度を計数ためのカウンタに必要な容量を、更に削減することが可能である。
(実施の形態)
本発明の実施の形態に係る色分布分析装置を、スキャナ例に、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る色分析装置を用いた画像読み取りシステムの構成を示す図である。図1において、本発明の実施の形態における画像読み取りシステムは、画像読み取り装置としてのスキャナ1と、このスキャナ1が接続されるホストコンピュータとしてのパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す。)2とから構成される。
スキャナ1は、フルカラーで原稿の画像を主走査方向に所定ライン単位で読み取るラインイメージセンサ10と、ラインイメージセンサ10により読み取った画像データを一時格納する第1画像バッファメモリ11と、読み取った画像データから出現した色種の色分布を解析する色分布解析装置として機能する色種カウント手段12と、色種カウント手段12により計数された色の空間分布に基づいて色の補正を行う画像データ処理手段13と、画像データ処理手段13により処理された画像データをPC2へ転送するまでの間、一時格納する第2画像バッファメモリ14とを有する。
ラインイメージセンサ10は、光学縮小方式のCCD(Charge Coupled Device)や密着センサ方式のCIS(Contact Image Sensor)などの一般的な固体撮像素子により構成されたものである。
尚、スキャナ1がフラットベッド型の場合には、透明な原稿台上に原稿が固定されるので、ラインイメージセンサ10が副走査方向に移動しながら、原稿の画像を主走査方向に所定ライン単位で読み取る。また、スキャナ1がシートフィード型の場合には、ラインイメージセンサ10が固定されているので、原稿を搬送ローラにより副走査方向に移動させながらラインイメージセンサ10が原稿の画像を主走査方向に所定ライン単位で読み取る。尚、本実施の形態におけるラインイメージセンサ10では、主走査方向に1ライン単位で読み取るが、複数ライン単位、例えば3ライン単位で読み取る構成とすることも可能である。
第1画像バッファメモリ11は、このように原稿またはラインイメージセンサ10を副走査方向に移動しながらラインイメージセンサ10により読み取った1ラインごとの画像データを副走査方向の所定長さに相当する分だけ一時格納するものである。
色種カウント手段12は、CPU(Central Processing Unit)やCPUが実行するプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)、プログラムがワーク領域として使用するRAM(Random Access Memory)と、制御回路が含まれるASIC(Application Specific Integrated Circuit)などにより形成されている。色種カウント手段12は、色種データ生成手段121と、基本カウンタ計数手段122と、拡張カウンタ生成手段123と、拡張カウンタ計数手段124と、カウンタ手段125とを有する。
色種データ生成手段121は、画像データの所定の上位ビットを抜き出して、色種データとして出力する。
基本カウンタ計数手段122は、色種データ生成手段121により生成された色種データに基づいてカウンタ手段125の基本カウンタ125aをインクリメントする。この基本カウンタ125aについて、詳細は後述する。
拡張カウンタ生成手段123は、基本カウンタ計数手段122による基本カウンタ125aのインクリメントで桁上がりが発生し、かつ該当する代表色データの拡張カウンタ125cが生成されていない場合に、新たな拡張カウンタ125cを生成する。この拡張カウンタ125cについても、詳細は後述する。
拡張カウンタ生成手段123は、基本カウンタ計数手段122による基本カウンタ125aのインクリメントで桁上がりが発生した場合に、該当する色種データの拡張カウンタ125cをインクリメントする。
カウンタ手段125は、基本カウンタ125aと、タグ125bと、拡張カウンタ125cとを有する。基本カウンタ125aはASICに含めることができる。また、タグ125bや拡張カウンタ125cはRAM上に生成することができる。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係るスキャナ1の色分布分析方法について、図2に示すフローチャートと、図3から図8に示す図面とに基づいて説明する。
図2は図1に示すスキャナの動作を説明するためのフローチャートである。また、図3は色種データを説明するための図、図4は小色空間を説明するための図、図5は基本カウンタを説明するための図、図6は拡張カウンタを説明するための図、図7は色種データ格納エリアに格納される色種データを説明するための図、図8は生成された拡張カウンタが対象とする小色空間を示す図である。
図2において、PC2からスキャナ1のスキャン条件設定を行い、スキャン開始を指示すると、スキャナ1はスキャン処理を開始する。スキャナ1はラインイメージセンサ10で取り込んだ画像データを一旦第1画像バッファメモリ11に格納する。そして、格納された画像データは第1画像バッファメモリ11から色種カウント手段12へ出力される。
色種カウント手段12では、まず色種データ生成手段121が最初の画像データを読み込み、色(Y,Cb,Cr)を示す画像データの各8ビットのうち上位5ビットを図3に示すように取り出して色種データとして出力する(ステップS10)。
画像データから所定の上位ビットを取り出した色種データとすることで、それぞれの色が8ビットで表現された縦256(Y)×横256(Cb)×高さ256(Cr)の三次元色空間が、縦16(Y)×横16(Cb)×高さ16(Cr)の小色空間(図4参照)に区分される。これは、この小色空間に含まれる色種を同色と見なすもので、本実施の形態では、色分布の分析を8ビットのうち上位5ビットを取り出すことで、16777216種類から32768種類へ減じた状態で行っている。
次に、基本カウンタ計数手段122は、色種データに応じた基本カウンタ125aをインクリメントとする(ステップS20)。
ここで基本カウンタ125aについて、図5に基づいて説明する。基本カウンタ125aは2ビットのカウンタで、5ビットで示される各色種に対応している。従って、基本カウンタ125aは色種データごとに32768個が用意されている。
基本カウンタ計数委手段12bは色種データに応じて基本カウンタ125aをインクリメントする(ステップS30)。基本カウンタ125aがインクリメントされると、「00」から「01」、「01」から「10」、「10」から「11」となる。そして、基本カウンタ「11」からは「00」となり、桁上がりが発生する。
基本カウンタ計数手段122は桁上がりが発生しているか否かを判断する(ステップS30)。インクリメント前が「00」,「01」,「10」であれば桁上がりとならず、「11」であれば桁上がりとなる。桁上がりが発生してなければ、次の画像データを検査するためにステップS90へ移行する。
桁上がりが発生した場合には、2ビットの基本カウンタ125aでは計数しきれないことを示しているので、拡張カウンタ125cによる計数を行う。
この拡張カウンタ125cによる計数は、まず拡張カウンタ生成手段123によるタグ125bの読み込みから行われる(ステップS40)。ここで、タグ125b及び拡張カウンタ125cについて、図6に基づいて説明する。
タグ125bは12ビットの色種データ格納エリアと1ビットの上位レベル有無フラグと3ビットのレベル格納エリアとで構成されている。拡張カウンタ125cは8個の8ビットの拡張カウンタC1〜C8で構成されている。
色種データ格納エリアには拡張カウンタC1〜C8がカウントされる色種を示す色種データが格納される。図7に示すように、5ビットの色種データから上位4ビットとすることで全体で12ビットの色種データすると、この色種データは図8に示すような8つの小色空間に属する色種が含まれることになる。
つまり、8つの小色空間に含まれる色種が出現し、基本カウンタ125aに桁上がりが発生した場合には、8つの拡張カウンタC1〜C8のうちの一つの拡張カウンタがインクリメントされる。
上位レベル有無フラグは、上位の拡張カウンタ(追加拡張カウンタ)の有無を示すフラグである。8つの拡張カウンタC1〜C8のうちの一つの拡張カウンタがインクリメントにより桁上がりが発生した場合に、上位の拡張カウンタが生成され、上位レベル有無フラグが有効となる。2つ目の上位の拡張カウンタが生成されれば、全部で16ビットで表される拡張カウンタとなる。
レベル格納エリアは上位の拡張カウンタのレベルが格納される領域で、拡張カウンタの何段目かを示すものである。
拡張カウンタ生成手段123によるタグ125bの読み込み、該当する拡張カウンタ125cがあるか否かを、タグ125bの色種データ格納エリアに格納された色種データにより判定する(ステップS50)。
例えば、Yが「00010」で、Cbが「00101」で、Crが「00111」である場合は、12ビットの色種データはそれぞれの上位4ビットなので「000100100011」となる。
従って、色種データ格納エリアに、「000100100011」が格納されたタグ125bが有るか否かを判定し、有れば既に色種データ「000100100011」についての拡張カウンタ125cが生成されているので、ステップS70へ移行する。無ければ未だこの色種についての拡張カウンタ125cが生成されていないことを示している。
また、拡張カウンタ125cが生成されていれば、更に上位の拡張カウンタが生成されているか否かを検索する。この検索は、まず上位レベル有無フラグが有効か否かを判定する。無効であればこの拡張カウンタ125cより上位レベルの拡張カウンタが生成されていないので、このタグ125bに関連付けられた拡張カウンタ125cが現在では最も上位レベルの拡張カウンタである。従って、この拡張カウンタ125cをインクリメントとするために、ステップS70へ移行する。
上位レベル有無フラグが有効であれば、上位レベルの拡張カウンタが生成されていることを意味しているので、再度、タグ125bの色種データ格納エリアを順次読み込み、該当する色種データを検索する。
次に、見つかったタグ125bの上位レベル有無フラグが有効か否かを判定する。このように上位レベル有無フラグが有効であれば、拡張カウンタ125cを更に拡張する拡張カウンタ125cが設けられていることを示しているので、上位レベル有無フラグが無効で、かつ最も大きいレベルの値が格納されたタグ125bが検索されるまで繰り返すことで、インクリメントの対象となる拡張カウンタ125cを検索することができる。インクリメントの対象となる拡張カウンタ125cが検索できればステップS70へ移行する。
拡張カウンタ125cが生成されていなければ、拡張カウンタ生成手段123は、該当する色種のタグ125bと拡張カウンタを生成すると共に、この色種データが示す色種に隣接する7個の他の色種の拡張カウンタを生成する(ステップS60)。
ある色種について基本カウンタ125aの桁上がりが発生して拡張カウンタ125cが生成されるということは、その色種に隣接する他の小色空間に色種についても出現頻度が高いと言えるので、色種データが示す色種に隣接する小色空間に対応する7個の拡張カウンタを予め生成しておけば、他の色種の基本カウンタ125aが桁上がりが発生したときにあらためて拡張カウンタを生成する手間を省くことができる。
このようにして、上位レベル有無フラグとラベル格納エリアに格納されたラベルとにより、該当するタグ125b及び拡張カウンタ125cとを検索することにより、タグ125bや拡張カウンタ125cを固定アドレスで割り当てる必要がないので、拡張カウンタ125cの配置場所を可変とすることができる。従って、拡張カウンタ125cを無駄なく配置することが可能である。
タグ125b及び拡張カウンタ125cが生成されると、拡張カウンタ計数手段124は拡張カウンタ125cをインクリメントする(ステップS70)。
そして、桁上がりが発生したか否かを判定する(ステップS80)。この場合、拡張カウンタ125cが生成された直後であれば、桁上がりは発生してないので、ステップS90へ移行する。
ステップS90では、全部の画像データについて検査をしたか否かを判定する。全部の画像データについて検査していなければ、ステップS10へ戻る。
次に、ステップS80にてインクリメントした拡張カウンタ125cに桁上がりが発生した場合を説明する。インクリメントした拡張カウンタ125cに桁上がりが発生すると、ステップS50へ移行する。そして、ステップS50にて前述したようにタグ125bにより上位レベルの拡張カウンタ125cをタグ125bにより検索を行い、最上位の拡張カウンタ125cが検索されれば、ステップS70にて検索された最上位の拡張カウンタ125cをインクリメントとする。最上位の拡張カウンタ125cが検索されなければ、ステップS60にて最上位となる拡張カウンタ125cを生成する。
ステップS90にて、全部の画像データについて検査が終了したと判断されれば、色分布解析処理を終了する。
次に、画像データ処理手段13により画像データの補正を行う。例えば、原稿の背景が黄変してしまったために背景色の分布が黄系に偏っている場合には、この背景色を白色に補正する。このような画像データを高品質なものとする処理を行うと、画像データは第2画像バッファメモリ14へ順次転送され、最終的にPC2へ読み込まれる。
このように、本実施の形態に係るスキャナ1によれば、基本カウンタ計数手段122が画像データの色種に応じてインクリメントする基本カウンタ125aが桁上がりをすれば、拡張カウンタ生成手段123がタグ125b及び拡張カウンタ125cを生成して、拡張カウンタ計数手段124が拡張カウンタ125cをインクリメントするので、基本カウンタ125aのビット幅が2ビットと少なくてもよい。
従って、色分布に偏りがあっても、最も出現頻度の高い色種に合わせて基本カウンタ125aのビット幅を設ける必要がないので、色の出現頻度を計数のためカウンタに必要な容量を、更に削減することが可能である。また、基本カウンタ125aを、予め8ビットで表される画像データから上位の5ビットを取り出した色種データごとに設けているので、更に容量を削減することができる。
尚、本実施の形態では、拡張カウンタ125cのビット幅を8ビットとしたが更に大きいビット幅としてもよいし、少なくしてもよい。
また、拡張カウンタ125cを生成するときに、それぞれの色種データから上位4ビットを取り出して、8つの小色空間に含まれる画像データが対象となる拡張カウンタC1〜C8を生成しているが、Y方向のみとしたり、Cr方向のみとしたり、Cb方向のみとしたり、適宜これらの組み合わせとしたりすることができる。
実施の形態ではY・Cb・Crで色を表現した場合を例に記載したが、色表現としてはRGB、L*a*b*(Luminescence alpha beta)でも、1次元であっても構わない。
また、8ビットの入力色に対して小色空間を形成する色種データを5ビットとしたが、入力色のビット数に対する色種データのビット数を適宜変更してもよく、本発明を適用することが可能である。
本発明は、色の出現頻度を計数するためのカウンタに必要な容量を、削減することが可能なので、スキャナなどに用いられる原稿画像の色分布を解析する色分布分析装置及び色分布分析方法に好適である。
本発明の実施の形態に係る色分析装置を用いた画像読み取りシステムの構成を示す図 図1に示すスキャナの動作を説明するためのフローチャート 色種データを説明するための図 小色空間を説明するための図 基本カウンタを説明するための図 拡張カウンタを説明するための図 色種データ格納エリアに格納される色種データを説明するための図 生成された拡張カウンタが対象とする小色空間を示す図
1 スキャナ
2 PC
10 ラインイメージセンサ
11 第1画像バッファメモリ
12 色種カウント手段
121 色種データ生成手段
122 基本カウンタ計数手段
123 拡張カウンタ生成手段
124 拡張カウンタ計数手段
125 カウンタ手段
125a 基本カウンタ
125b タグ
125c,C1〜C8 拡張カウンタ
13 画像データ処理手段
14 第2画像バッファメモリ

Claims (3)

  1. 読み取られた画像データが示す色種の出現頻度を計数して画像データの色分布を分析する色分布分析装置であって、
    色種ごとに設けられた所定ビット幅の基本カウンタをインクリメントする基本カウンタ計数手段と、
    前記基本カウンタ計数手段が画像データの色種に応じた基本カウンタをインクリメントして桁上がりが発生した場合、前記基本カウンタに対応させた所定ビット幅の拡張カウンタを生成するカウンタ生成手段とを備え、
    前記カウンタ生成手段は、拡張カウンタを生成する際に、色種データが示す色種に隣接する1以上の他の色種の拡張カウンタを生成することを特徴とする色分布分析装置。
  2. 前記カウンタ生成手段は、前記拡張カウンタ計数手段によるインクリメントでの桁上がりが発生する度に、順次、所定幅の追加拡張カウンタを生成すると共に、追加回数を示す情報を設定し、
    前記拡張カウンタ計数手段は、前記追加回数を示す情報に応じてインクリメントを行う請求項1に記載の色分布分析装置。
  3. 読み取られた画像データが示す色種の出現頻度を計数して画像データの色分布を分析する色分布分析方法であって、
    色種ごとに設けられた所定ビット幅の基本カウンタをインクリメントするステップと、
    読み取った画像データの色種に応じた基本カウンタをインクリメントして桁上がりが発生した場合、前記基本カウンタに対応させた所定ビット幅の拡張カウンタを生成するステップと、
    前記拡張カウンタを生成する際に、色種データが示す色種に隣接する1以上の他の色種の拡張カウンタを生成するステップと、
    前記桁上がりにより前記拡張カウンタをインクリメントするステップとを含むことを特徴とする色分布分析方法。
JP2009008591A 2009-01-19 2009-01-19 色分布分析装置及び色分布分析方法 Expired - Fee Related JP5262741B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008591A JP5262741B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 色分布分析装置及び色分布分析方法
US12/688,117 US20100183219A1 (en) 2009-01-19 2010-01-15 Color distribution analysis apparatus for analyzing color distribution of image and color distribution analysis method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008591A JP5262741B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 色分布分析装置及び色分布分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010165274A JP2010165274A (ja) 2010-07-29
JP5262741B2 true JP5262741B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=42336988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009008591A Expired - Fee Related JP5262741B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 色分布分析装置及び色分布分析方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100183219A1 (ja)
JP (1) JP5262741B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101821239B (zh) * 2007-10-18 2014-01-01 组合化学工业株式会社 3-烷氧基-1-苯基吡唑衍生物及有害生物防除剂

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04257984A (ja) * 1991-02-13 1992-09-14 Canon Inc 画像出力装置
JP3814494B2 (ja) * 2001-04-27 2006-08-30 松下電器産業株式会社 色管理装置及び色管理システム
JP2004186808A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Toshiba Corp エンコード方法とデコード方法、及びこれらの装置と記録媒体
US7142186B2 (en) * 2003-03-24 2006-11-28 Hivix Co., Ltd Method and apparatus for converting gradation data in STN LCD
WO2004112250A1 (ja) * 2003-06-10 2004-12-23 Fujitsu Limited 統計カウンタ装置
JP4654857B2 (ja) * 2005-09-26 2011-03-23 ソニー株式会社 Da変換装置、ad変換装置、半導体装置
JP5615480B2 (ja) * 2007-05-10 2014-10-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 表示装置及び表示パネルドライバ
CN102292774B (zh) * 2008-06-30 2014-07-02 富士通半导体股份有限公司 存储器装置以及控制该存储器装置的存储器控制器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101821239B (zh) * 2007-10-18 2014-01-01 组合化学工业株式会社 3-烷氧基-1-苯基吡唑衍生物及有害生物防除剂
US8802713B2 (en) 2007-10-18 2014-08-12 Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. 3-alkoxy-1-phenylpyrazole derivatives and pesticides

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010165274A (ja) 2010-07-29
US20100183219A1 (en) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8417027B2 (en) Document color determining apparatus, image processing apparatus, document color determining method and computer readable medium stored document color determining program
US20060274940A1 (en) Image processing apparatus and method of image processing capable of effective labeling
US9129208B2 (en) Method and system for determining an object type from raster data in an image forming apparatus
JP2011193279A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP5262741B2 (ja) 色分布分析装置及び色分布分析方法
US10424066B2 (en) Image analyzing apparatus that corrects isolated pixels in target image data
WO2017004953A1 (zh) 数字图像转换方法、装置、存储介质及设备
US8237810B2 (en) Image processing apparatus and method
CN109671081B (zh) 一种基于fpga查找表的坏簇统计方法及装置
JP2019128839A (ja) 画像処理装置及びプログラム
US20130083377A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2019140538A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、及びプログラム
CN113628590A (zh) 一种对amoled面板进行数据补偿及压缩的控制方法和控制系统
JP5538996B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記憶媒体
CN1148055C (zh) 快速扫描器的影像处理电路及影像处理方法
US8078011B2 (en) Image processing circuit and multi-function apparatus
CN1604614A (zh) 图象处理装置
CN105096356A (zh) 手写字符加粗方法和手写字符加粗装置
JP2007312152A (ja) 画像処理システム
JP2015138417A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US20220332126A1 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
US10950164B2 (en) Method and device for determining compensation grayscale value of display panel, and display device
CN110505435B (zh) 图像传输方法及其系统与图像传送端装置
JP3512462B2 (ja) 黒孤立点除去装置
CN102096903A (zh) 一种页面光栅化文字平滑处理方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111130

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20111213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees