JP5260414B2 - 通信システム及びゲートウェイ - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム及びゲートウェイに係り、特に、通信システムを用いたデータ伝送において、通信品質の保証が必要なデータ伝送を行う際の通信品質の制御を行う通信システム及びゲートウェイに関する。
ブロードバンドネットワークの拡大に伴い、大容量データのダウンロードやWeb閲覧等に代表される従来のデータ通信サービスに加え、音声、映像ストリーミング、ネットワークを介しての業務用アプリケーション等の新しいサービスへの需要が高まっている。これら新しいサービスでは、安定した品質でのサービスが実現されるために、通信速度やデータの伝送遅延及び当該遅延のジッタなどの、いわゆる通信品質を一定の品質に保証することが要求される。
通信品質を保証するためには、データ伝送に関与する全ての通信路において、当該データ通信のための帯域を確保する必要がある。したがって、通信品質を保証する通信を行う際には、例えば特許文献1で開示されているように、通信開始前に帯域の確保が可能か不可能かの判定を行い、可能な場合は通信を開始し、不可能な場合は通信を開始しない、との処理が行われる。
特開2003−51846号公報
前記の動作を、本発明が対象とするネットワークの構成(図15)に即して、従来のネットワーク動作フロー(図16)を用いて説明する。
図15でアクセスネットワーク1は端末の利用者がネットワークに接続するためのアクセスシステムとして利用され、例えば無線ネットワークや光ネットワークにより構成される。バックボーンネットワーク2は、アクセスネットワークとインターネット8やサービスの提供を行うサーバ9を接続し、例えばIPネットワークにより構成される。端末3、4、5は、各端末のユーザがアクセスネットワーク1に接続するための装置であり、例えばセルラ端末や無線LAN端末等で構成される。セッション管理サーバ6は、端末がサービスやアプリケーションを実行するために必要な、呼制御やシグナリング等の通信の管理や制御を行うサーバであり、例えばSIPサーバ等により構成される。ユーザ情報管理サーバ7は、アクセスネットワーク1に接続している端末ユーザの加入者情報等を保持、管理しており、例えばUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)におけるホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)に対応する。
以下では、端末5がアクセス網1、ゲートウェイ100、バックボーンネットワーク2を介して、サーバ9に接続し、通信品質(以下QoSと呼ぶ)の保証が必要なサービスを利用する場合のネットワークの動作フローを、図16を用いて説明する。
端末5は、セッション管理サーバ6に対して、QoS保証された通信の接続を要求する(図16のステップ900)。端末5からの要求を受けたセッション管理サーバ6は、ゲートウェイ100に対して、QoS保証通信の接続を要求する(図16のステップ901)。要求を受けたゲートウェイ100はユーザ情報管理サーバ7との間で、端末5が、前記セッション管理サーバ6から要求のあったQoS保証通信を接続することができるか否かを、例えば契約情報等を用いて確認する(図16のステップ902)。ここで、ゲートウェイ100の構成及び動作は後述する。確認の結果、端末5が前記QoS保証通信を接続することが可能な場合、ゲートウェイ100は端末5との間で、アクセスネットワーク1において、QoSが保証された通信を接続する(図16のステップ903)。ここで、QoS保証された通信の接続方法としては、アクセスネットワーク1の方式に応じて、予め標準仕様で定められた方法が用いられる。なお、図16では簡単のため省略しているが、ステップ902での確認の結果、端末5が前記QoS保証通信を接続することが不可能な場合、ゲートウェイ100はその旨をセッション管理サーバ6に回答し、処理は終了する。
次にゲートウェイ100は、バックボーンネットワーク2を介して、サーバ9との間でQoS保証通信が接続可能か否かの判定を行う(図16のステップ904)。ここで、判定の方法としては、例えば図17に示すような帯域幅を用いた判定が用いられる。図17で帯域800はゲートウェイ100がバックボーンネットワーク2を介してサーバ9との間で利用可能な全帯域を表し、帯域801は帯域800のうちベストエフォート通信用に割当てられた帯域を表し、帯域802は帯域800のうちQoS保証通信用に割当てられた帯域を表す。ここで端末3、端末4が、QoS保証通信用帯域幅802のうち、それぞれ帯域803と804を既に使用している場合を考える。この状態で端末5が新たにQoS保証通信用帯域として805を要求した場合、図17に示すように、帯域803、804、805の合計が帯域802を超える。すなわち、QoS保証通信用帯域が不足する。従ってこの場合、端末5をQoS保証通信用帯域に収容することができない判定が行われる。この場合、図16に示すように、ゲートウェイ100とサーバ9の間ではQoS保証通信の接続が失敗する。すなわち、端末5がステップ900で要求したQoS保証通信は、ゲートウェイ100とサーバ9の間では実現が不可能となる。
この場合ゲートウェイ100は、ステップ903で接続したアクセスネットワーク側のQoS保証通信を切断し(図16のステップ905)、セッション管理サーバ6に対して、QoSが保証された通信が接続不可能であったことを回答する(ステップ906)。回答を受けたセッション管理サーバ6は端末5に対して、要求されたQoS保証通信が接続不可能であったことを回答する(ステップ907)。
なお、図16では簡単化のため省略しているが、ステップ904においてゲートウェイ100とサーバ9の間でQoS保証通信が接続可能であった場合は、ゲートウェイ100はセッション管理サーバ6に、セッション管理サーバ6は端末5に、それぞれQoS保証通信が接続できたことを回答する。
上記のネットワークの動作フローを実現するゲートウェイ100の構成例及び動作を図18と図19を用いて説明する。
ゲートウェイ制御部103は、セッション管理サーバ6からの要求(図16のステップ901)に対応して、アクセスネットワーク接続制御部104に対して、端末5とゲートウェイ100の間のQoS保証通信の接続を指示する。アクセスネットワーク制御部104は、ユーザ情報管理サーバとの間でユーザ情報の確認を行う(図16のステップ902、図19のステップ200)。また、アクセスネットワーク接続制御部104はユーザ情報の確認結果に応じて、ゲートウェイ100と端末5の間で、アクセスネットワーク1を介したQoS保証通信の接続を行い(図16のステップ903、図19のステップ201)、ゲートウェイ制御部103に結果を報告する。
次にゲートウェイ制御部103は、バックボーンネットワーク接続制御部105に対して、ゲートウェイ100とサーバ9の間のQoS保証通信の接続を指示する。バックボーンネットワーク接続制御部105は、図17で説明した方法を用いて帯域の判定を行う(図19のステップ202)。更にバックボーンネットワーク接続制御部105は、前記判定結果に応じて、ゲートウェイ100とサーバ9の間で、バックボーンネットワーク2を介したQoS保証通信の接続を行い(図16のステップ904、図19のステップ203)、ゲートウェイ制御部103に結果を報告する。
バックボーンネットワーク2を介したQoS保証通信の接続が成功した場合(図16では簡単のため省略)、ゲートウェイ制御部103はセッション管理サーバ6に対して、QoS保証通信の接続が成功したことを回答する。更にゲートウェイ制御部103は、通信種別保持部106に、バックボーンネットワーク2における端末5の通信は、QoS保証通信であることを示すフラグを設定する。通信種別保持部106の構成の例を図20に示す。図20は端末の識別子であるID(UE0、UE1など)と、当該端末のバックボーンネットワークでの通信種別を表すフラグ(B0、B1など)で構成される。ここでIDとしては、端末固有の識別番号を用いても良いし、例えばIPアドレスやポート番号等の組み合わせを用いても良い。
一方、バックボーンネットワーク2を介したQoS保証通信の接続が失敗した場合(図16のステップ904)、ゲートウェイ制御部103はアクセスネットワーク接続制御部104に対して、アクセスネットワーク1を介して端末5とゲートウェイ100の間で接続されているQoS保証通信の切断を指示する。アクセスネットワーク接続制御部104は、前記指示に従って、端末5とのQoS保障通信を切断する(図16のステップ905、図19のステップ204)。ここで、QoS保証通信の切断方法としては、アクセスネットワーク1の方式に応じて、予め標準仕様で定められた方法が用いられる。次にゲートウェイ制御部103はセッション管理サーバ6に対して、QoS保証通信の接続が失敗したことを回答する(図16のステップ906)。
パケット転送部107は、アクセスネットワークインタフェース102を介して、アクセスネットワーク1から入力されてくる、各端末が送信したパケットを、通信種別106に記された通信種別に従って、バックボーンネットワーク2に転送する。また、パケット転送部107は、バックボーンネットワークインタフェース101を介してバックボーンネットワーク2から入力されるパケットを、アクセスネットワークインタフェース102を介してアクセスネットワーク1に転送する。
上述の方法では、アクセスネットワークでQoS保証通信が接続可能であっても、バックボーンネットワークでQoS保証通信が接続できない場合、ゲートウェイ100はアクセスネットワーク側のQoS保証通信を切断する(図19のステップ204)。このため、端末はサーバへ接続することができない。すなわち、従来の方法では、バックボーンネットワークでQoS保証通信用の帯域が不足する状況においては、端末はQoS保証された通信を必要とするサービスを全く受けられなくなる課題が存在する。
本発明は、以上の点に鑑み、バックボーンネットワークでQoS保証通信用の帯域が不足する状況においても、端末はQoS保証された通信を必要とするサービスを開始できる通信システム及びゲートウェイ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、端末からの要求と比較してバックボーンネットワークにおけるQoS保証通信用帯域が不足する場合、ゲートウェイは、当該端末を一時的にバックボーンネットワークのベストエフォート通信で収容し、QoS保証通信用帯域の不足が解消した時点で、当該端末をベストエフォート通信からQoS保証通信に収容しなおす制御を行う。
本発明の第1の解決手段によると、
端末がゲートウェイを介してサーバに接続する通信システムにおいて、
前記ゲートウェイと前記サーバ間での通信品質が保証された通信のための第1の帯域と、ベストエフォート通信のための第2の帯域が予め定められ、
前記端末が前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行う際に、前記ゲートウェイが前記サーバとの間の前記第1帯域が、該通信品質が保証された通信を行うのに不足する場合は、前記端末と前記サーバとの通信において前記ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信を行う通信システムが提供される。
また、他の解決手段では、上述の通信システムにおいて、
前記端末は基地局と無線通信し、該端末が該基地局と前記ゲートウェイを介して前記サーバに接続する通信システムであって、
前記ゲートウェイは前記サーバとの間でベストエフォート通信を行うと、前記ゲートウェイは前記端末と前記基地局の無線区間での優先度を上昇させる。
本発明の第2の解決手段によると、
端末がゲートウェイを介してサーバに接続し、前記ゲートウェイと前記サーバ間で通信品質が保証された通信のための第1の帯域と、ベストエフォート通信のための第2の帯域が予め定められた通信システムにおける前記ゲートウェイであって、
前記ゲートウェイは、
前記端末が前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行う際に、前記ゲートウェイと前記サーバとの間の前記第1帯域が、該通信品質が保証された通信を行うのに不足する場合は、前記端末と前記サーバとの通信において前記ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信を行う前記ゲートウェイが提供される。
また、他の解決手段では、上述のゲートウェイにおいて、
前記通信システムは、前記端末が基地局と無線通信し、該端末が該基地局と前記ゲートウェイを介してサーバに接続する通信システムであり、
前記ゲートウェイは前記サーバとの間でベストエフォート通信を行うと、前記ゲートウェイは前記端末と前記基地局の無線区間での優先度を上昇させる。
本発明により、バックボーンネットワークでQoS保証通信用の帯域が不足する状況においても、端末はQoS保証された通信を必要とするサービスを開始することができる。
本発明の第一の実施の形態のネットワーク動作フロー。 QoS保証通信接続の失敗事由の消滅の第一例の説明図。 QoS保証通信接続の失敗事由の消滅の第二例の説明図。 本発明の第一の実施の形態のゲートウェイの構成。 本発明の第一の実施の形態のゲートウェイの動作フロー。 接続状況管理部の例の説明図。 第一の実施の形態のゲートウェイによる帯域監視の動作フローの第一例の説明図。 第一の実施の形態のゲートウェイによる帯域監視の動作フローの第二例の説明図。 本発明の第二の実施の形態のネットワークの構成。 本発明の第二の実施の形態のネットワーク動作フロー。 本発明の第二の実施の形態のゲートウェイの構成。 本発明の第二の実施の形態のゲートウェイの動作フロー。 第二の実施の形態のゲートウェイによる帯域監視の動作フローの第一例の説明図。 第二の実施の形態のゲートウェイによる帯域監視の動作フローの第二例の説明図。 本発明が対象とするネットワークの構成。 従来のQoS保証通信開始時のネットワーク動作フロー。 帯域管理方法の一例の説明図。 従来のゲートウェイの構成。 従来のゲートウェイの動作フロー。 通信種別保持部の例の説明図。
1.第1の実施の形態
図15に、通信システムの構成図を示す。通信システムの構成は上述の通りである。
本発明の第一の実施の形態のネットワークの動作フローを、図1を用いて説明する。図1において、図16の上述の動作フローと同一のステップには同一の番号を付し、説明は省略する。ステップ904で、ゲートウェイ100とサーバ9の間のQoS保証通信の接続が失敗すると、ゲートウェイ100はサーバ9との間でベストエフォート通信を接続する(ステップ920)。次にゲートウェイ100はセッション管理サーバ6に対して、QoS保証通信が接続可能であったことを回答する。回答を受けたセッション管理サーバ6は端末5に対して、要求されたQoS保証通信が接続可能であったことを回答する。ここでは、接続可能と回答することで、従来のように通信が切断されることを防いでいるが、これ以外の方法でもよい。
一方、ゲートウェイ100は、ステップ904のQoS保証通信の接続が失敗した事由の消滅を監視する(ステップ923)。ここでステップ904のQoS保証通信の接続が失敗した事由の消滅の例としては、例えば図2に示す状況がある。図2で図17と同一の要素に対しては同一の符号を付している。図2では図17と比較して、端末4が使用中のQoS保証用帯域804が消滅している。これは端末4のQoS保証通信が終了したことにより、端末4が使用していた帯域804が開放されたことを意味する。この結果、QoS保証通信用帯域802には空きが発生する。この空きが、端末5が要求するQoS保証通信用帯域805より大きな場合は、端末5は当該帯域を使用してQoS保証通信を行うことができる。すなわち、これはステップ904でQoS保証通信の接続が失敗した事由が消滅したことを意味する。また、ステップ904でQoS保証通信の接続が失敗した事由の消滅の別な例としては、例えば図3に示す状況がある。図3で図17と同一の要素に対しては同一の符号を付している。図3では図17と比較して、QoS保証通信用帯域とベストエフォート通信用帯域の境界が810から820に変化し、QoS保証通信用帯域が拡大している。このように、使用されている帯域の状況に応じて、QoS保証通信用帯域とベストエフォート通信用帯域の配分を変更することにより、QoS保証通信用帯域812には空きが発生する。この空きが、端末5が要求するQoS保証通信用帯域805より大きな場合は、端末5は当該帯域を使用してQoS保証通信を行うことができる。すなわち、これはステップ904でQoS保証通信の接続が失敗した事由が消滅したことを意味する。
ここでQoS保証通信用帯域とベストエフォート通信用帯域の境界は、例えば各端末が要求するQoS保証通信用帯域の合計が、QoS保証通信用帯域を超えた際に、境界810から境界820に変化させれば良い。或いは、前記境界は、例えば各端末が要求するQoS保証通信用帯域の合計とQoS保証通信用帯域の差が予め定められた閾値を越えた際に、境界810から境界820に変化させれば良い。
また、QoS保証通信用帯域とベストエフォート通信用帯域の境界の変化分(すなわち境界820と境界810の差分)は、例えば予め定められた値とすればよい。或いは、前記変化分は、例えば、変化前のベストエフォート通信用帯域に予め定められた係数を乗じた値とすればよい。なお、各帯域の情報は、ゲートウェイ100に記憶されることができる。
上記のように、ステップ904でQoS保証通信の接続が失敗した事由が消滅した場合(ステップ923)、ゲートウェイ100はサーバ9との間でQoS保証通信を接続する(ステップ924)。また、ゲートウェイ100は、ステップ920においてサーバ9との間で接続したベストエフォート通信を切断する(ステップ925)。
以上のネットワークの動作により、ステップ904においてゲートウェイ100とサーバ9との間のQoS保証通信が接続不可能な場合においても、端末5は一時的にサーバ9との間で、アクセスネットワーク1でのQoS保証通信とバックボーンネットワーク2でのベストエフォート通信を接続することにより、サービスを開始することが可能となる。更に、ゲートウェイ100とサーバ9との間のQoS保証通信が接続不可能であった事由が消滅した場合は、バックボーンネットワーク2での通信がベストエフォート通信からQoS保証通信に移行される。これにより、端末5はサーバ9までの全区間においてQoS保証通信を接続することができ、QoS保証されたサービスを受けることが可能となる。
次に、前記のネットワーク動作フローを実現するゲートウェイ100の構成及び動作を図4と図5を用いて説明する。
図4及び図5において、それぞれ図18及び図19と同一の構成要素には同一の符号を付しており、説明は省略する。バックボーンネットワーク2を介したQoS保証通信の接続が失敗した場合(図1のステップ904、図5のステップ202)、ゲートウェイ制御部103はバックボーンネットワーク接続制御部110に対して、サーバ9との間でバックボーンネットワーク2を介したベストエフォート通信の接続を指示する。バックボーンネットワーク接続制御部110は、ゲートウェイ100とサーバ9の間で、バックボーンネットワーク2を介したベストエフォート通信の接続を行う(図1のステップ920、図5のステップ210)。
また、バックボーンネットワーク接続制御部110は接続状況管理部120に対して、端末5はQoS保証通信の接続待ちであることを登録する(図5のステップ220)。接続状況管理部120の例を図6に示す。図6に示すように、接続状況管理部120では、QoS保証通信の接続を待っている端末のID(UE0、UE1、UE2...)と、当該端末が要求する帯域幅(BW0、BW1、BW2...)が対応付けられて登録されている。なお、図6の例では示していないが、上記帯域幅の他に、QoS保証通信の接続待ちであることを示すフラグ、QoS保証通信の接続待ちとなった時刻、当該端末の優先度、サービスの優先度、アクセスネットワーク1で使用している帯域幅、などの情報も対応付けて登録しても良い。
また、バックボーンネットワーク接続制御部110は帯域監視部130に対して、バックボーンネットワーク側の帯域の監視の開始を指示する(図5のステップ230)。帯域監視部130の動作は後述する。
最後に、バックボーンネットワーク接続制御部110はゲートウェイ制御部103に対して、ゲートウェイ100とサーバ9の間で、バックボーンネットワーク2を介したベストエフォート通信の接続を行ったことを報告する。
ゲートウェイ制御部103は上記報告を受けた後、接続種別管理テーブル(通信種別保持部)106に、バックボーンネットワーク2における端末5の通信は、ベストエフォート通信であることを示すフラグ(又は情報)を、端末5のIDに対応して設定する。
バックボーンネットワーク接続制御部110と帯域監視部130による帯域監視の動作フローの第一例を図7に示す。
図7の例は図2で述べたQoS保証通信接続の失敗事由の消滅の第一例を実現するための動作フローである。帯域監視部120はバックボーンネットワーク2におけるQoS保証通信用帯域の使用状況を監視する。ここで監視の方法としては、例えば一定時間毎にQoS保証通信用帯域の使用状況を取得すればよい。また、帯域監視部130は、監視の結果、バックボーンネットワーク2におけるQoS保証通信用帯域の空きが増えた場合は、当該空いたQoS保証通信用帯域を用いて、新たな端末がQoS保証通信可能か否かの判定を行う(図7のステップ300)。空きが不十分であり、新たな端末をQoS保証通信に追加できない場合は、再度QoS保証通信用帯域の使用状況の監視を継続する。一方、空きが十分であり、新たな端末をQoS保証通信に追加可能な場合は、当該結果をバックボーンネットワーク接続制御部110に報告する。
バックボーンネットワーク接続制御部110は、帯域監視部130からの上記報告を受け、ベストエフォート通信からQoS保証通信へ移行する端末の決定を行う(図7のステップ301)。ここで移行する端末の決定方法としては、例えば接続状況管理部120に登録されている端末の中からランダムに選択すればよい。或いは接続状況管理部120に登録されている端末のうち、接続状況管理部120に登録された時刻が最も古い端末を選択してもよい。或いは接続状況管理部120に登録されている端末のうち、端末の優先度が最も高い端末を選択してもよい。優先度は、一例としてステップ902で契約情報に基づき設定されることができる。或いは接続状況管理部120に登録されている端末のうち、サービスの優先度が最も高い端末を選択してもよい。或いは接続状況管理部120に登録されている端末の中から、アクセスネットワーク1で使用している帯域幅に応じて選択しても良い。またバックボーンネットワーク接続制御部110は、選択された端末をベストエフォート通信からQoS保証通信へ移行する。
次にバックボーンネットワーク接続制御部110は、上記の方法で決定されたベストエフォート通信からQoS保証通信へ移行する端末を、ゲートウェイ制御部103へ報告する。報告を受けたゲートウェイ制御部103は、通信種別保持部106に記載されている当該端末の通信種別を、ベストエフォート通信からQoS保証通信に書き変える(図7のステップ302)。
また、バックボーンネットワーク接続制御部110は、ベストエフォート通信からQoS保証通信へ移行した端末を、接続状況管理部120から削除する(図7のステップ303)。
また、バックボーンネットワーク接続制御部110は、接続状況管理部120に、QoS保証通信の接続を待っている端末が存在するか否かの判定を行う。存在しない場合は、帯域監視を完了する。存在する場合は、バックボーンネットワーク接続制御部110は帯域監視部130に対して、バックボーンネットワーク側の帯域の監視の開始を再度指示し(図7のステップ230)、前記の帯域監視の動作フローを繰り返す。
バックボーンネットワーク接続制御部110と帯域監視部130による帯域監視の動作フローの第二例を図8に示す。
図8の例は図3で述べたQoS保証通信接続の失敗事由の消滅の第二例を実現する際の動作フローである。図8において、図7と同一のステップには同一の符号を付している。バックボーンネットワーク接続制御部110は、バックボーンネットワークのQoS保証通信用帯域の調整を行う(図8のステップ310)。ここでQoS保証通信用帯域の調整方法としては、例えばRSVPのような帯域予約プロトコルを用いて、図3に示したようにQoS保証通信用帯域を増やせばよい。また、図3の例ではQoS保証通信用帯域が増加した分だけ、ベストエフォート通信用帯域を減少させることにより、全帯域800を一定としているが、QoS保証通信用帯域のみを増加させ、その分だけ全帯域800が増加しても良い。図8のステップ300以外の動作フローは図7と同一であり、説明は省略する。
2.第2の実施の形態
本発明の第二の実施の形態が対象とするネットワークの構成を図9に示す。
図9において、図15のネットワーク構成と同一の構成要素には同一の番号を付し、説明は省略する。図9はアクセスネットワーク1がモバイルシステムの場合を示している。基地局21及び22と、端末23、24及び25の間は無線区間30で接続されている。ここで無線区間で使用される無線方式としては、例えばLTE(Long Term Evolution)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、無線LAN等を用いればよい。
本発明の第二の実施の形態のネットワークの動作フローを図10を用いて説明する。
図10において、図1の動作フローと同一のステップには同一の番号を付し、説明は省略する。以下では、端末25が基地局22、アクセスネットワーク1、ゲートウェイ150及びバックボーンネットワーク2を介して、サーバ9に接続する場合について説明する。ゲートウェイ150がサーバ9との間で、バックボーンネットワーク2を介してベストエフォート通信を接続(ステップ920)後、ゲートウェイ150は基地局22との間で、無線区間30における端末25の優先度を上昇させる処理を行う(ステップ950)。ここで優先度を上昇させる方法としては、アクセスネットワーク1がIPネットワークで構成されている場合は、例えばIPヘッダ内のTOSフィールド、或いはDSCPフィールドに格納されている値を、より優先度の高い値に書き変えることにより実現すればよい。
ここで、優先度の上昇量としては、例えば予め定められた値だけ優先度を上昇させれば良い。或いは、バックボーンネットワーク2におけるベストエフォート通信(ステップ920で接続した通信)で、端末25が実現している通信品質に基いて、優先度の上昇量を決めれば良い。具体的には例えば、前記通信品質が良い場合は優先度の上昇量を少なくし、逆に前記通信品質が低い場合は優先度の上昇量を多くする。
以下、ステップ921からステップ925までの動作は図1と同様である。ゲートウェイ150とサーバ9の間のベストエフォート通信が切断された(ステップ925)後、ゲートウェイ150は基地局22との間で、無線区間30における端末25の優先度を下降させる処理を行う(ステップ951)。ここで優先度を下降させる方法は、ステップ950で優先度を上昇させる際に用いる方法と同様の方法を用いればよい。また、下降後の優先度は、例えばステップ950で無線区間優先度を上昇させる前の優先度と同一にすればよい。
以上のネットワークの動作により、ゲートウェイ150とサーバ9の間がベストエフォート通信であっても、アクセスネットワーク1での端末5の優先度が上昇することにより、端末25とサーバ9の間の通信を可能な限りQoS保証通信に近づけることができる。また、ゲートウェイ150とサーバ9の間でQoS保証通信が接続された後は、アクセスネットワーク1での端末5の優先度を下降させることにより、端末25とサーバ9の間の通信をQoS保証通信としつつ、無線区間で端末5が使用する通信資源を削減することにより、無線区間の効率を向上させることができる。
次に、前記ネットワークの動作フローを実現するゲートウェイ150の構成及び動作を図11と図12を用いて説明する。図11及び図12において、それぞれ図4及び図5と同一の構成要素には同一の符号を付している。ゲートウェイ150は、優先度調整部141をさらに有する。図5のステップ200からステップ230までを実現するためのゲートウェイ150の構成及び動作は、図4及び図5と同一である。
ゲートウェイ150は、バックボーンネットワーク側の帯域監視を開始(ステップ230)後、無線区間の優先度を上昇させるステップ240(図10のステップ950に対応)を実施する。ステップ240実現のために、図11のアクセスネットワーク接続制御部140は優先度調整部141に、ゲートウェイ150から端末25に対して送信されるパケットを特定するための情報と、当該パケットに対する上昇後の無線区間での優先度を通知する。ここでゲートウェイ150から端末25に対して送信されるパケットを特定するための情報としては、アクセスネットワーク1がIPネットワークの場合、端末25のIPアドレス(宛先IPアドレス)、当該パケットの送信元のIPアドレス(送信元IPアドレス)等を用いればよい。また、無線区間での優先度としては、アクセスネットワーク1がIPネットワークの場合はTOSフィールド、或いはDSCPフィールドに格納する値を通知すればよい。
優先度調整部141は、パケット転送部107でバックボーンネットワークインタフェース101からアクセスネットワークインタフェース102へ転送されるパケットの中から、端末25に対して送信されるパケットを特定するための情報を用いて、端末25に送信されるパケットを選定する。次に優先度調整部141は当該選定されたパケットの無線区間の優先度を、前記アクセスネットワーク接続制御部140から通知され無線区間での優先度に書き変える。
次に、本実施の形態におけるバックボーンネットワーク接続制御部110と帯域監視部130による帯域監視の動作フローの第一例を図13に示す。図13で図7と同一のステップには同一の番号を付してあり、説明は省略する。図13と図7の違いは、無線区間の優先度の下降を行うステップ320が存在することである。
ステップ303において、バックボーンネットワーク接続制御部110は、ベストエフォート通信からQoS保証通信へ移行した端末を、接続状況管理部120から削除すると共に、バックボーンネットワーク接続制御部110はステップ303の処理が完了したことをゲートウェイ制御部103に通知する。通知を受けたゲートウェイ制御部103は、アクセスネットワーク接続制御部140に、端末25のバックボーンネットワークでの通信がQoS保証通信に移行したことを通知する。通知を受けたアクセスネットワーク制御部140は、優先度調整部141に、ゲートウェイ150から端末25に対して送信されるパケットを特定するための情報と、当該パケットに対する下降後の無線区間での優先度を通知する。以下、前記図12のステップ240を実現する際と同様の動作により、無線区間の優先度の下降を行うステップ320が実現される。
次に、本実施の形態におけるバックボーンネットワーク接続制御部110と帯域監視部130による帯域監視の動作フローの第二例を図14に示す。図14で図8と同一のステップには同一の番号を付してあり、説明は省略する。図14と図8の違いは、無線区間の優先度の下降を行うステップ320が存在することである。ステップ320の実現方法は、前記図13の説明と同様である。
本発明は、例えば、QoS通信を行う通信システムに利用可能である。
1…アクセスネットワーク
2…バックボーンネットワーク
3、4、5、23、24、25…端末
6…セッション管理サーバ
7…ユーザ情報管理サーバ
8…インターネット
9…サーバ
21、22…基地局
30…無線区間
100、150…ゲートウェイ
101…バックボーンネットワークインタフェース
102…アクセスネットワークインタフェース
103…ゲートウェイ制御部
104、140…アクセスネットワーク接続制御部
105、110…バックボーンネットワーク接続制御部
106…通信種別保持部
107…パケット転送部
120…接続状況管理部
130…帯域監視部
141…優先度調整部
200…ユーザ情報確認
201…アクセスネットワーク側QoS保証通信接続
202…QoS保証通信用帯域判定
203…バックボーンネットワーク側QoS保証通信接続
204…アクセスネットワーク側QoS保証通信切断
210…バックボーンネットワーク側ベストエフォート通信接続
220…接続状況管理部に追加
230…バックボーンネットワーク側帯域監視開始
240…無線区間の優先度上昇
300…QoS保証通信への端末追加可能判定
301…ベストエフォート通信からQoS保証通信へ移行する端末の決定
302…当該端末の通信をベストエフォート通信からQoS保証通信へ移行
303…当該端末を接続状況管理部から削除
304…接続状況管理部に端末が残っているか判定
310…バックボーンネットワークのQoS保証通信用帯域の調整
320…無線区間の優先度下降
800…全帯域
801、811…ベストエフォート通信用帯域
802、812…QoS保証通信用帯域
803、804、805…使用中のQoS保証通信用帯域
900…QoS保証通信接続要求
901…QoS保証通信要求
902…ユーザ情報確認
903…QoS保証アクセス通信接続
904…QoS保証通信接続→失敗
905…QoS保証アクセス通信切断
906…QoS保証通信回答(割当不可)
907…QoS保証通信接続回答(接続不可)
920…ベストエフォート通信接続
921…QoS保証通信回答(割当可能)
922…QoS保証通信接続回答(接続可能)
923…QoS保証通信接続の失敗事由消滅
924…QoS保証通信接続
925…ベストエフォート通信切断
950…無線区間優先度上昇
951…無線区間優先度下降

Claims (12)

  1. 端末がゲートウェイを介してサーバに接続し、通信品質が保証された通信の要求に対して前記ゲートウェイと前記サーバ間の通信品質が保証された通信の接続がされないと、前記端末と前記ゲートウェイ間の通信を切断する通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイと前記サーバ間での通信品質が保証された通信のための第1の帯域と、ベストエフォート通信のための第2の帯域が予め定められ、
    前記端末が前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行う際に、前記ゲートウェイが前記サーバとの間の前記第1の帯域が、該通信品質が保証された通信を行うのに不足する場合は、前記端末と前記サーバとの通信において前記ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信を行い、
    前記ゲートウェイは、前記端末と前記サーバとの通信において該ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信接続をすると、通信品質が保証された通信の接続可能であることを、通信品質が保証された通信の要求の送信元であるセッション管理サーバ又は前記端末に送信することで、前記端末と前記ゲートウェイ間の通信の切断を回避し、前記端末と前記サーバの通信を確保する通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記端末と前記サーバとの通信において該ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信接続をすると、該ゲートウェイと該サーバ間での通信品質が保証された他の通信の帯域を監視し、
    前記端末と前記サーバとの通信について、前記ゲートウェイと該サーバとの間で通信品質が保証された通信を行うための通信資源の不足が解消された場合は、前記ゲートウェイは、前記サーバとの間の前記ベストエフォート通信を終了し、前記端末と前記サーバとの通信において前記ゲートウェイと前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行うことを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行うための第1の帯域を増加することにより、前記ゲートウェイが前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行うための通信資源の不足を解消することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項2に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記端末と前記サーバとの通信において該ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信接続をすると、該端末の識別子と、通信品質が保証された通信をするための要求帯域幅とを対応して記憶し、
    該要求帯域幅と前記第1の帯域のうちの空き帯域とに基づいて前記ゲートウェイが前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行うための通信資源の不足が解消されたと判断した場合、前記ゲートウェイは、記憶された複数の端末の中のひとつを選択して、選択された端末と前記サーバとの通信についてゲートウェイと前記サーバ間のベストエフォート通信を通信品質が保証された通信に切り替える通信システム。
  5. 請求項に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記端末の識別子に対応して、要求帯域幅を記憶した時刻又はベストエフォート通信の接続をした時刻を記憶し、
    前記ゲートウェイは、記憶された複数の前記端末の中から、該時刻が最も古い前記端末を選択する通信システム。
  6. 請求項に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記端末の識別子に対応して、該端末の優先度又は該端末が利用するサービスの優先度を記憶し、
    前記ゲートウェイは、記憶された複数の前記端末の中から、該優先度に従い前記端末を選択する通信システム。
  7. 請求項に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記ゲートウェイと前記端末間の帯域幅を測定して、前記端末の識別子に対応して記憶し、
    前記ゲートウェイは、記憶された複数の前記端末の中から、該帯域幅に従い前記端末を選択する通信システム。
  8. 端末が基地局と無線通信し、該端末が該基地局とゲートウェイを介してサーバに接続する通信システムであって、
    前記ゲートウェイと前記サーバ間での通信品質が保証された通信のための第1の帯域と、ベストエフォート通信のための第2の帯域が予め定められ、
    前記端末が前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行う際に、前記ゲートウェイが前記サーバとの間の前記第1の帯域が、該通信品質が保証された通信を行うのに不足する場合は、前記端末と前記サーバとの通信において前記ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信を行い、
    前記ゲートウェイは前記サーバとの間でベストエフォート通信を行うと、前記ゲートウェイは前記端末と前記基地局の無線区間での優先度を上昇させる通信システム。
  9. 請求項に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記端末と前記サーバ間の通信に関するパケットを前記サーバから受信すると、該パケット内の無線区間での優先度情報を、上昇された優先度に従い書き換えて前記基地局へ出力する通信システム。
  10. 請求項に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記サーバとの間のベストエフォート通信を終了し、前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行うと、前記端末と前記基地局の無線通信の優先度を下降させることを特徴とする通信システム。
  11. 請求項に記載の通信システムにおいて、
    前記ゲートウェイは、前記端末の前記ベストエフォート通信の通信品質を示す値が予め定められた基準値より良い場合は、無線通信の優先度の上昇量を第1の上昇量にし、前記端末の前記ベストエフォート通信の通信品質を示す値が予め定められた基準値より悪い場合は、無線通信の優先度の上昇量を、前記第1の上昇量より大きい第2の上昇量にすることを特徴とする通信システム。
  12. 端末が基地局と無線通信し、該端末が該基地局とゲートウェイを介してサーバに接続し、前記ゲートウェイと前記サーバ間で通信品質が保証された通信のための第1の帯域と、ベストエフォート通信のための第2の帯域が予め定められた通信システムにおける前記ゲートウェイであって、
    前記ゲートウェイは、
    前記端末が前記サーバとの間で通信品質が保証された通信を行う際に、前記ゲートウェイと前記サーバとの間の前記第1の帯域が、該通信品質が保証された通信を行うのに不足する場合は、前記端末と前記サーバとの通信において前記ゲートウェイと前記サーバとの間でベストエフォート通信を行い、
    前記ゲートウェイは前記サーバとの間でベストエフォート通信を行うと、前記ゲートウェイは前記端末と前記基地局の無線区間での優先度を上昇させる前記ゲートウェイ。
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