JP5257976B2 - Control device and game machine - Google Patents
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Description
本発明は、たとえば遊技に係る制御を実行する制御基板を収容してなる制御装置、及び当該制御装置を備えてなる遊技機に関するものである。 The present invention relates to a control device that accommodates a control board that executes control related to a game, for example, and a gaming machine that includes the control device.
従来、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には、所謂「大当たり抽選」等の遊技に係る制御を実行する制御装置が内蔵されている。当該制御装置においては、制御基板を収容する収容ケースに、たとえばワンウェイタイプのネジを用いた締結部等の不正開放防止手段が一般的に設けられており、制御基板に対する不正行為(たとえば、改造されたROMへの差し替え等)を防止するようになっている。 Conventionally, a gaming machine such as a pachinko machine or a slot machine has a built-in control device that executes control related to a game such as a so-called “big hit lottery”. In the control device, the housing case for housing the control board is generally provided with an unauthorized opening prevention means such as a fastening portion using a one-way type screw, for example. It is designed to prevent replacement with a ROM.
そして、近年では、不正防止効果の更なる向上を図った制御装置が種々考案されており、たとえば特許文献1に記載の制御装置では、前ケースと後ケースとを組み付けてなる収容ケースの内部空間に制御基板を設置するとともに、収容ケースの内部空間で、且つ、制御基板の前面を覆うように内部カバーを設置することで、不正防止効果の更なる向上を図っている。
In recent years, various control devices have been devised to further improve the fraud prevention effect. For example, in the control device described in
しかしながら、特許文献1に記載の制御装置によれば、後ケースに穴が空けられると制御基板の後面(素子設置側の面)が露出してしまうという課題を抱えている。また、内部カバーを設けてはいるものの、内部カバーのみによって制御基板を囲っているわけではないため、組み付け状態にある前ケースと後ケースとが強引にこじ開けられてしまうと、制御基板が露出してしまうという問題もある。
However, according to the control device described in
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、ケースに穴を空けたり、ケースを強引にこじ開けるといった不正行為に対して、より防犯性に優れた制御装置、及び当該制御装置を備えてなる遊技機を提供しようとするものである。 Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and has a control device with better crime prevention against a fraudulent act such as making a hole in a case or forcing the case open, The game machine to be provided is to be provided.
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、遊技機に設置され、前記遊技機における動作を制御する基板を内蔵してなる制御装置であって、
第1ベース部材と第1カバー部材とを組み付けてなる第1ケースの内部空間内に、第2ベース部材と第2カバー部材とを組み付けてなる第2ケースを、前記第1ベース部材又は前記第1カバー部材へ固着する状態で収容し、更に前記第2ケースの内部空間内に前記基板を収容するとともに、前記第1ケース又は前記第2ケースの何れか一方を、ベース部材に対してカバー部材を上下又は左右にスライドさせて組み付けてなるケースとし、他方を、ベース部材に対してカバー部材を前後方向から組み付けてなるケースとしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1カバー部材に、前記第1ベース部材への組み付け状態において前記第2ケースの一部に当接するリブを設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第2ケースが、前記第2ベース部材と前記第2カバー部材との組み付け方向での両面を、前記第1ベース部材及び前記第1カバー部材の内面に当接させた状態で、前記第1ケースの内部空間内に収容されていることを特徴とする。
一方、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の制御装置が設置されていることを特徴とする遊技機である。
尚、請求項3における第2ケースの「第2ベース部材と第2カバー部材との組み付け方向での両面」とは、第2ケースにおける両部材の組み付け方向が前後方向である場合には前後面、上下方向である場合には上下面、左右方向である場合には左右側面となる。
In order to achieve the above object, the invention according to
A second case formed by assembling the second base member and the second cover member in the internal space of the first case formed by assembling the first base member and the first cover member is the first base member or the first case. 1 is accommodated in a state of being fixed to the cover member, and further, the substrate is accommodated in the internal space of the second case, and either the first case or the second case is covered with the base member. It is characterized in that a case is formed by sliding the cover up and down or left and right, and the other is a case in which a cover member is assembled to the base member from the front-rear direction .
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the first cover member is provided with a rib that comes into contact with a part of the second case in the assembled state to the first base member. It is characterized by.
The invention according to
On the other hand, in order to achieve the above object, the invention according to claim 4 of the present invention is a gaming machine in which the control device according to any one of
The “both surfaces in the direction of assembling the second base member and the second cover member” of the second case in
本発明によれば、第1ベース部材と第1カバー部材とを組み付けてなる第1ケースの内部空間内に、第2ベース部材と第2カバー部材とを組み付けてなる第2ケースを、第1ベース部材又は第1カバー部材へ固着する状態で収容し、更に第2ケースの内部空間内に基板を収容しているため、基板に対して不正行為を働くためには、第1ケース及び第2ケースといった2つのケースをこじ開けたり、穴を空けたりする必要があるため、当該基板に対して不正行為を働くことが極めて困難であり、優れた防犯性を発揮することができる。
また、第1ケース又は第2ケースの何れか一方を、ベース部材に対してカバー部材を上下又は左右にスライドさせて組み付けてなるケースとし、他方を、ベース部材に対してカバー部材を前後方向から組み付けてなるケースとしているため、両ケースを同時にこじ開けることが極めて困難となっており、非常に優れた防犯性を発揮することができる。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、第1カバー部材に、第1ベース部材への組み付け状態において第2ケースの一部に当接するリブを設けているため、第1ケースに穴を空けるといった不正行為や収容状態にある第2ケースの不正開放が一層困難となり、防犯性の更なる向上を図ることができる。
加えて、請求項3に記載の発明によれば、第2ケースが、第2ベース部材と第2カバー部材との組み付け方向での両面を、第1ベース部材及び第1カバー部材の内面に当接させた状態で、第1ケースの内部空間内に収容されているため、収容状態のままでの第2ケースの開放は不可能となっている。したがって、制御装置の不正開放を極めて確実に防止することができる。
一方、請求項4に記載の発明によれば、制御装置のROM等が不正に取り替えられたりしないため、遊技者が安心して遊技可能な遊技機とすることができる。
According to the present invention, the second case formed by assembling the second base member and the second cover member in the internal space of the first case formed by assembling the first base member and the first cover member is the first case. Since the base member or the first cover member is housed in a fixed state and the substrate is housed in the internal space of the second case, the first case and the second case can be used to act illegally against the substrate. Since it is necessary to pry two cases such as the case or to make a hole, it is extremely difficult to perform an illegal act against the substrate, and excellent crime prevention can be exhibited.
In addition , either the first case or the second case is a case that is assembled by sliding the cover member up and down or left and right with respect to the base member, and the other case is the case where the cover member is attached to the base member from the front-rear direction. Since it is an assembled case, it is extremely difficult to pry both cases at the same time, and a very good crime prevention property can be exhibited.
Furthermore, according to the invention described in
In addition, according to the invention described in
On the other hand, according to the fourth aspect of the present invention, since the ROM or the like of the control device is not illegally replaced, it is possible to provide a gaming machine in which the player can play with peace of mind.
以下、本発明の一実施形態となる制御装置、及び遊技機について、図面をもとに詳細に説明する。尚、本実施形態では、遊技機の一例となるパチンコ機について説明する。 Hereinafter, a control device and a gaming machine according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the present embodiment, a pachinko machine that is an example of a gaming machine will be described.
(パチンコ機の説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図であり、図2は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域2a内へ遊技球を打ち込み、遊技領域2a内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス扉を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域2aとされている。
(Description of pachinko machine)
FIG. 1 is an explanatory diagram showing the
The
当該遊技領域2aは、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール及び内レール(図示せず)等によって囲まれており、両レール間が遊技球を遊技領域2a内へ打ち込むための発射通路とされている。また、遊技領域2aの略中央には、「0」〜「9」の数字や絵柄等からなる「図柄」を表示するための図柄表示部6が設けられている。さらに、遊技領域2aには、図示しない多数の遊技釘、遊技球が通過可能なゲート部材、一対の爪片を開閉動作可能に備えたチューリップ式電動役物、開閉可能な扉部材を有する大入賞装置、風車等が設置されている。
The
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、遊技球を発射装置10へ供給するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が機枠3に対して夫々片開き可能に取り付けられている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させるための操作ハンドル9が回動操作可能に設置されている。
Further, on the front side of the
一方、機枠3の後面側には、供給皿5へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払い出し装置12、図柄表示部6に「図柄」を表示させるための液晶表示装置(図示せず)、払い出し装置12や液晶表示装置等の動作を統合的に制御するサブ統合基板を内蔵したサブ制御装置(図示せず)が取り付けられているとともに、遊技に係る制御(たとえば、所謂「大当たり抽選」等)を実行するためのメイン制御基板21を内蔵してなる制御装置20が取り付けられている。
On the other hand, on the rear side of the
以上のようなパチンコ機1では、遊技者によって操作ハンドル9が回動操作されると、発射装置10が作動して遊技球が遊技領域2a内へ打ち込まれる。そして、遊技領域2a内を流下する遊技球がチューリップ式電動役物へ入賞すると、メイン制御基板21にて「大当たり抽選」を行い、所謂「大当たり」である場合には、図柄表示部6に「図柄」を所定態様(たとえば、「7、7、7」等)で表示させた後、大入賞装置の扉部材を所定回数にわたって断続的に開成させるといった所謂「大当たり状態」を生起させる。
In the
(制御装置の説明)
次に、本発明の要部となる制御装置20について、図3〜図9をもとに説明する。
図3は、制御装置20を後面側から示した斜視説明図であり、図4は、制御装置20の後面を示した説明図である。図5は、制御装置20の断面説明図であって、(a)はA−A線断面図、(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断面図、(d)は(c)中の要部拡大図である。また、図6は、制御装置20を分解した状態を示した斜視説明図である。さらに、図7は、分解状態にある内ケース22と、メイン制御基板21とを拡大して示した斜視説明図である。また、図8は、ベース部材41を示した説明図であって、(a)は後方から示した説明図、(b)は斜視説明図である。さらに、図9は、かしめカバー部材42を示した説明図であって、(a)は上方から示した斜視説明図、(b)は下方から示した斜視説明図である。
(Description of control device)
Next, the
FIG. 3 is an explanatory perspective view showing the
制御装置20は、メイン制御基板21と、メイン制御基板21を収容可能な内ケース22と、当該内ケース22を収容可能な外ケース23とからなる。メイン制御基板21は、上述したように遊技に係る制御を実行するものであって、基板の後面には、遊技に係る制御を実行するための図示しないCPUやROM、RAM等の種々の制御素子が設置されている。また、メイン制御基板21の後面下部には、メイン制御基板21とサブ統合基板等とを接続するためのコネクタ部が設けられている。さらに、メイン制御基板21の左右側縁部には、メイン制御基板21を内ケース22内で固定(ネジ止め)するためのネジ孔21a、21a・・が設けられている。そして、当該メイン制御基板21は、制御素子が設置されている側の面を後方へ向け、コネクタ部が下方に位置するような姿勢で内ケース22内に収容され固定される。
The
内ケース22は、メイン制御基板21の前方を覆う前ケース部材31と、メイン制御基板21の後方を覆う後ケース部材32とを組み付けてなるもので、両ケース部材31、32を組み付けることで形成される内部空間にメイン制御基板21を収容可能となっている。前ケース部材31は、ポリカーボネート樹脂により成形されており、ポリカーボネート樹脂の特性によって、外力が加わった際に割れにくいようになっている。また、後ケース部材32は、AS樹脂(SAN)により成形されており、AS樹脂の特性によって、内ケース22を強引にこじ開けようとした場合等にドライバー等の先端によって表面に傷がつきやすく、不正行為の痕跡が残りやすいようにしている。
The
後ケース部材32は、略中央に後方へ膨出する膨出部を有し、前方側が開口した箱状体であって、後ケース部材32の下部には、メイン制御基板21のコネクタ部を露出するためのコネクタ窓33、33・・が開設されている。各コネクタ窓33の形状は、各コネクタ部の形状と略同じに形成されており、メイン制御基板21を収容した際にコネクタ部とコネクタ窓33縁との間に隙間が生じないようになっている。また、後ケース32の下部の左右両端には、係止凹部34、34が設けられており、ベース部材41への組み付け時にベース部材41に設けられた係止片43、43(図8に示す)が係止するようになっている。さらに、後ケース32の上部の左右両端には、ベース部材41へネジ止めするためのネジ孔を有する固定片35、35が突設されている。加えて、後ケース部材32の上端縁には、一対の鍔片36、36が上方へ突設されており、後ケース部材32の左右側縁には、一対の押止片37、37が左右夫々外方へ突設されている。尚、後ケース部材32の内面(前面側)には、前ケース部材31及びメイン制御基板21をネジ止めするためのネジ受け部(図示せず)が設けられている。
The
前ケース部材31は、後ケース部材32の開口と略同じ大きさに形成され、その開口内へ嵌め込むようにして後ケース部材32へ組み付け可能な板状体である。当該前ケース部材31の四隅には、後ケース部材32と一体化するためのネジ孔38、38・・が穿設されている。また、前ケース部材31の下縁には、後方へ突出する凸条部39が設けられており、後ケース部材32と一体化した後でコネクタ窓33、33・・周縁からの工具等の差し込み、メイン制御基板21に設置された各種素子への干渉を防止可能となっている。
The
一方、外ケース23は、後方に開口を有するベース部材41と、当該ベース部材41の開口を覆うように組み付けられるかしめカバー部材42とからなるもので、両部材41、42を組み付けることで形成される内部空間に内ケース22を収容可能となっている。そして、ベース部材41は、ポリカーボネート樹脂により成形されており、ポリカーボネート樹脂の特性によって、外力が加わった際に割れにくく、且つ、後述する不正防止用ビス44が食い込みやすいようになっている。また、かしめカバー部材42は、アクリル樹脂により成形されており、当該アクリル樹脂の特性によって、後ケース32同様、外ケース23を強引にこじ開けようとした場合等にドライバー等の先端によって表面に傷がつきやすく、不正行為の痕跡が残りやすいようにしている。尚、かしめカバー部材42に使用するアクリル樹脂にはゴム等の樹脂が添加されており、かしめカバー部材42は、後ケース部材32よりも若干傷がつきにくくなっており、運搬時等における傷つきや破損等を防止可能としている。
On the other hand, the
ベース部材41は、前板の上下左右縁に沿って上機能部45、側機能部46、46、及び下壁部47を夫々後方へ立設してなるもので、当該上機能部45、左右の両側機能部46、46、及び下壁部47に囲まれた空間41a内に内ケース22を収容可能としている。上機能部45には、一対のビス収納部48、48が凹設されており、各ビス収納部48には、ベース部材41とかしめカバー部材42とを組み付けるための予備の不正防止用ビス44が収納可能となっている。また、上機能部45の中央及び左右両端部には、上面に開口する凹状の嵌入凹部45a、45a・・が設けられており、かしめカバー部材42に設けられた嵌入突起52cが嵌入可能となっている(図5(a)、(b)に示す)。一方、各側機能部46には、4つの支持リブにより円筒部を支持してなる2つのビス受け部49、49が上下方向に連設されている。各ビス受け部49の円筒部は、固着前の不正防止用ビス44を挿通可能な径とされており、該円筒部の前方は、前板によって被覆状態とされている。また、ビス受け部49、49の下方には、下側のビス受け部49と下壁部47とを連結するように補強部50が設けられており、当該補強部50の左右方向内側には、内ケース22を組み付けた際に係止凹部34に係止する係止片43が一体的に形成されている。さらに、空間41aの上部位置には、内ケース22を収容状態でネジ止めするためのネジ止め部51、51が設けられている。加えて、80は、制御装置20を機枠3の後面側に設置する際に使用する取付部材である。尚、ビス収納部48内には、不正防止用ビス44の軸部を挟持する一対の挟持リブ48aが設けられており、穴を空けて予備の不正防止用ビス44を取り出すといった不正行為を一層確実に防止可能としている。また、各補強部50の前方と前板との間には空間が形成されており、後述するかしめカバー部材42の嵌合突起53dが嵌合可能となっている。
The
一方、かしめカバー部材42は、後板の上縁及び左右縁に沿って、前方へ突出する上機能部52、及び側機能部53、53をコ字状に連設してなるもので、ベース部材41の空間41aの後方を覆うように組み付け可能となっている。上機能部52は、ベース部材41の上機能部45の上面を被覆する上壁52aと、上壁52a及び後板と一体的に形成された押さえリブ52b及び嵌入突起52cとからなる。押さえリブ52bは、かしめカバー部材42の組み付け時に、空間41aに収容された内ケース22の鍔片36に当接して内ケース22の後ケース部材32を押さえる機能を果たすとともに、かしめカバー部材42上部の補強をも担っている。また、嵌入突起52cは、かしめカバー部材42をベース部材41に組み付けるにあたり、嵌入凹部45aへ上方から嵌入して、ベース部材41とかしめカバー部材42とをより強固に一体化可能としている。
On the other hand, the
また、かしめカバー部材42の各側機能部53は、不正防止用ビス44を挿通可能な六角形状の挿通孔を有するビス挿通部53a、53aと、収容状態にある内ケース22を押止する押止リブ53bと、格子状に形成された補強リブ53cとからなる。ビス挿通部53aは、ベース部材41のビス受け部49に対応して上下に2つ連設されている。各ビス挿通部53aは、ニッパ等により切断可能な切断リブ54、54・・を介して後板等と連結されており、切断リブ54、54・・を切断することによって、かしめカバー部材42とビス挿通部53aとは別体となる。また、押止リブ53bは、ビス挿通部53aや補強リブ53c等よりも前方へ突出しており、ベース部材41への組み付け時に、収容状態にある内ケース22の押止片37に当接し、上記押さえリブ52b同様、内ケース22の後ケース部材32を押止する機能を果たす。さらに、補強リブ53cは、後板等と一体的に形成されており、ベース部材41への組み付け時に、空間41aに収容された内ケース22の後ケース部材32表面や固定片35に当接して内ケース22を押さえる機能を果たす(図5(a)に示す)とともに、かしめカバー部材42側部の補強をも担っている。また、各側機能部53の下端部は、後板よりも下方へ突出しており、組み付け時に係止片43の後方を覆うようになっている。加えて、各側機能部53の下端部には、ベース部材41への組み付け時に補強部50の前方に嵌合する嵌合突起53dが設けられている。
Further, each
以上のように構成される内ケース22及び外ケース23の組み立てについて、図10及び図11をもとに説明する。図10は、内ケース22及び外ケース23のネジ止めの態様を示した説明図であって、図11は、ベース部材41へ内ケース22を組み付けた状態を示した説明図である。尚、図10において、メイン制御基板21は省略している。
まず、内ケース22については、前ケース部材31を、その後方にメイン制御基板21を介在させた状態で、前方からネジ24、24・・により後ケース部材32へネジ止めして組み立てる。このとき、メイン制御基板21も、同ネジ24、24・・により、内ケース22内部において後ケース部材32へネジ止めされることになる。このとき、前ケース部材31は、後ケース部材32の開口内へ嵌め込まれた状態となっており、強引にこじ開けようとした際にメイン制御基板21の表面(素子設置面)が露出しにくいようになっている。
The assembly of the
First, the
次に、上述の如く組み立てた内ケース22をベース部材41に組み付ける。当該組み付けに際しては、今回使用しない予備の不正防止用ビス44、44をベース部材41のビス収納部48へ収納した後、空間41a内へ内ケース22を嵌め込み、ネジ55、55により固定片35をネジ止め部51にネジ止めして組み付ける。このとき、内ケース22の鍔片36、36がビス収納部48の開口を覆った状態となっており、内ケース22の下部では、係止凹部34に係止片43が係止した状態となっている。また、内ケース22の前面は、ベース部材41の内面に当接した状態となっている。
Next, the
この後、固有のIDを記憶したICタグを有する識別シール56を、内ケース22の鍔片36後面とベース部材41の上機能部45の上面とに跨るように貼着する。このとき、ICタグ(すなわち、IDを記憶したチップ及び外部端末との間で無線通信を行うためのアンテナ部を含む)をベース部材41の上面側に位置するように識別シール56を貼着し、制御装置20の上方から外部端末を近接させることで、かしめカバー部材42越しにIDを読み取り可能とする。また、識別シール56の鍔片36側の表面には、IDとは異なる別の識別番号が記載されており、目視で識別番号の確認を可能としているとともに、IDと付き合わせることで偽造防止効果を高めることができるようにしている。さらに、同表面には、シールの剥離に使用するような溶液等が付着すると化学反応によって変色する反応部が設けられおり、識別シール56の不正剥離を防止している。
Thereafter, an
上述したように、ベース部材41に内ケース22を組み付け、識別シール56を貼着した後に、ベース部材41とかしめカバー部材42とを不正防止用ビス44、44を用いて一体化する。このとき、かしめカバー部材42は、ベース部材41の上方から下方へスライドさせ、各嵌入突起52cを嵌入凹部45a内へ嵌入させるとともに、嵌合突起53d、53dを補強部50の前方へ嵌合させる。そして、左右のビス挿通部53a、53aのうち夫々下側のビス挿通部53aへ不正防止用ビス44を後方(かしめカバー部材42側)から挿入し、不正防止用ビス44の先端をベース部材41のビス受け部49に係止及び食い込ませることにより、ベース部材41とかしめカバー部材42とが一体化され、外ケース23が組み立てられる。尚、かしめカバー部材42を組み付けた際、内ケース22の後面は、かしめカバー部材42の内面に当接した状態となっている。すなわち、内ケース22は、前ケース部材31と後ケース部材32との組み付け方向での両面となる前後面を、ベース部材41及びかしめカバー部材42の内面に当接させた状態で、外ケース23の内部空間内に収容されることになる。また、内ケース22を係止する係止片43、43は、かしめカバー部材42の各側機能部53の下端部により覆われるとともに、補強部50によって側方からの工具を用いた損傷・こじ開け等も防止されている。
As described above, after the
当該組み立て状態において、メイン制御基板21は、内ケース22及び外ケース23により二重に覆われた状態となっており、コネクタ部のみがコネクタ窓33、33・・から露出している。また、かしめカバー部材42の押さえリブ52bや押止リブ53b、53b、補強リブ53c、53c・・等が後ケース部材32の鍔片36、押止片37、37、固定片35や表面に当接しており、かしめカバー部材42を取り外さない限り、内ケース22を開放したり、固定片35をネジ止めしているネジ55を取り外したり、ビス収納部48から予備の不正防止用ビス44を取り出したり、識別シール56を剥離したりできない(すなわち、それらの不正行為を全て防止する)ようになっている。また、かしめカバー部材42の上壁52aにより上機能部45の上面も被覆されており、識別シール56のICタグを有する側の面に容易に触れることができないようになっている。
In the assembled state, the
以上のようにして、制御装置20は組み立てられ、取付部材80、80等によって機枠3の後面側に取り付けられる。また、メイン制御基板21の検査(たとえば、ROMのチェック)等のため、制御装置20を再び開放する際には、不正防止用ビス44により固着状態にあるビス挿通部53aの周縁の切断リブ54、54・・をニッパ等によって切断すればよい。すると、当該ビス挿通部53aとかしめカバー部材42とが別体となり、ビス挿通部53aをベース部材41側へ残したまま、かしめカバー部材42をベース部材41から取り外すことが可能となる。そのため、上記組み立てとは逆の順序でネジ55、55を取り外すとともに識別シール56を剥離して、内ケース22をベース部材41から取り出し、ネジ24、24・・を外すことでメイン制御基板21の検査を行うことができる。その後、再び組み立てる際には、上記手順と略同様の手順で組み立て、当初ビス収納部48へ収納していた予備の不正防止用ビス44、44を、当初使用しなかった上側のビス挿通部53aへ挿入し、上記同様、不正防止用ビス44の先端をベース部材41のビス受け部49に係止及び食い込ませれば組み立て完了となる。
As described above, the
(不正防止用ビスの説明)
ここで、不正防止用ビス44について、図12をもとに説明する。図12は、不正防止用ビス44を示した斜視説明図である。
不正防止用ビス44は、筒状に形成されたビス部材61と、ビス部材61へ挿入される芯部材62とからなる。ビス部材61は、六角形状のフランジを有する頭部61cと、当該頭部61cから前方へ一体的に突設された軸部とからなる。そして、軸部の先端部は、先端から径方向に沿って複数の切り込みが設けられてなる先割れ状に形成されており、各舌部61aの外周面には、やすり状の掛止面が設けられている。また、各舌部61aの内周面には、図示しないネジ溝が先端際まで形成されている(尚、ネジ溝は、先端に到達するまで形成されているわけではなく、ネジ溝と先端との間にネジ溝が設けられていない面が残されている)とともに、先割れ状部における径は、後述する芯部材62の雄ねじ部62aの径よりも小さく成形されており、芯部材62がねじ込まれることで先割れ状部の径が拡開するようになっている。さらに、各舌部61aの先端には係止突起61bが径方向へ突設されている。一方、芯部材62は、軸の先端部にのみ雄ねじ部62aが設けられたネジ部材であって、ねじ頭62bは、ねじ込み方向へのみトルクをかけることが可能なワンウェイタイプに成形されている。尚、芯部材62の雄ねじ部62aの山位置での径は、軸よりも大径とされているものの、谷位置での径は軸と同径とされており、後述の如く芯部材62をねじ込む際にビス部材61の先端が必要以上に拡開しないようになっている。
(Explanation of fraud prevention screw)
Here, the
The
以上のように構成される不正防止用ビス44の使用方法について説明する。
まず、ビス部材61を、その係止突起61b、61b・・がビス受け部49よりも前方まで突出するように、ビス挿通部53aを介して押し込む。次に、当該状態にあるビス部材61に対して、芯部材62を強引にねじ込み、該ねじ込む力によって雄ねじ部62aをビス部材61の先端から更に前方へ突出させる。すると、先割れ状部の径が拡開し、やすり状とされた各舌部61aの外周面がビス受け部49内周面に食い込むとともに、係止突起61bがビス受け部49の端縁に係止してビス部材61が抜け止めされ、ベース部材41とかしめカバー部材42とが一体化されることになる。
尚、芯部材62をねじ込む際には、六角形状の頭部61cとビス挿通部53aの挿通孔とが係合しており、芯部材62にトルクをかけやすくなっているとともに、トルクをかけることによるビス部材61の回転を防止している。また、雄ねじ部62aは、ネジ溝が設けられていない面を通過する際にねじ山が潰れるような強度とされており、一旦図12(b)に示す状態になると、ビス部材61内面のネジ溝に螺合しないようになっている。
A method of using the
First, the
In addition, when screwing the
(制御装置の効果)
上述したような制御装置20によれば、メイン制御基板21が、ベース部材41とかしめカバー部材42とを組み付けてなる外ケース23内に収容された内ケース22内に収容されている。したがって、メイン制御基板21に対して不正行為を働くためには、内ケース21及び外ケース23といった2つのケースをこじ開けたり、穴を空けたりする必要があるため、メイン制御基板21に対して不正行為を働くことが極めて困難であり、優れた防犯性を発揮することができる。
また、内ケース22は、前ケース部材31と後ケース部材32とを前後方向でネジ止めして組み立てるのに対し、当該内ケース22を収容する外ケース23は、ベース部材41に対してかしめカバー部材42を上下方向へスライドさせて組み立てる。このように内ケース22の組み立て方向と外ケース23の組み立て方向とを異ならせているため、外ケース23と内ケース22とを同時にこじ開けることが極めて困難となっており、非常に優れた防犯性を発揮することができる。
(Effect of control device)
According to the
In addition, the
さらに、かしめカバー部材42に押さえリブ52bや押止リブ53b、補強リブ53c等を設けており、それらの各種リブによってかしめカバー部材42そのものの強度向上を図り、穴を空ける等といった不正行為を困難にしている上、それらのリブが内ケースの22の表面や鍔片36、押止片37、37に当接するため、外ケース23に穴を空けるといった不正行為や収容状態にある内ケース22の不正開放を一層困難にしており、防犯性の格別な向上を図ることができる。また、かしめカバー部材42の側機能部53の下端部が組み付け状態にて係止片43、43を覆っており、さらに各係止片43の側方には、補強部50が設けられているため、かしめカバー部材42の組み付け後、係止片43を折る等の不正行為により係止片43と係止凹部34との係止を解除として、内ケース22を不正開放するといった行為を防止することができる。
さらにまた、内ケース22の前後面を、ベース部材41及びかしめカバー部材42の内面に当接させた状態で、外ケース23の内部空間内に収容しているため、内ケース22を完全に露出(すなわち外ケース23を開放)させない限り、内ケース22の開放は不可能となる。したがって、制御装置20の不正開放を極めて確実に防止することができる。
加えて、ベース部材41において、ビス受け部49、49・・を、前板から側方へ突出させることなく、すなわち前板によりビス受け部49、49・・の前方が閉塞されるように設けているため、固着状態にある不正防止用ビス44に対して先端を切断する等といった不正行為を働くことが困難であり、当該箇所における防犯性についても向上することができる。
Further, the
Furthermore, since the front and rear surfaces of the
In addition, in the
また、ベース部材41に予備の不正防止用ビス44を収納するビス収納部48を設けているため、不正防止用ビス44の管理等が簡易となり、使い勝手が良い。さらにまた、当該ビス収納部48の開口は、外ケース23内に収容される内ケース22によって覆われるため、不正防止用ビス44の不正な取り出しが困難であり、別の制御装置の封止に利用するといった二次利用等を防止することができる。
さらに、内ケース22の前ケース部材31の下縁に沿って後方へ突出する凸条部39を設けているため、コネクタ窓33、33・・周縁から内ケース22内部へ不正工具等を差し込みにくくなっており、内ケース22における防犯性の向上をも図ることができる。
Further, since the
Further, since the protruding
さらにまた、内ケース22と外ケース23とにわたって、詳しくは上記ビス収納部48の開口を覆う内ケース22の鍔片36と外ケース23の上機能部45の上面とに跨るように、固有のIDを記憶したICタグを有する識別シール56を貼着している。したがって、不正防止用ビス44を取り出すためには識別シール56の剥離をも行わなければならず、不正防止用ビス44の不正な取り出しが困難となり、防犯性の一層の向上を図ることができる。
また、識別シール56を貼着するにあたり、ICタグを有する側の面が外ケース23の上面に位置するようにしているため、外部携帯端末を利用することで制御装置20を開放することなくIDの確認が可能であって、使い勝手が良い。加えて、識別シール56に、溶液に反応する反応部を設けているため、溶液を用いた不正剥離を認識可能、ひいては不正行為の抑制を図ることができる。
Furthermore, the
Further, since the surface having the IC tag is positioned on the upper surface of the
また、上記制御装置20では、不正防止用ビス44を、先割れ形状のビス部材61と、当該ビス部材61に挿入可能で、その先端が軸よりも大径となる芯部材62とから構成している。そして、芯部材62を、先端がビス部材61よりも前方へ突出するまで押し込むことにより、ビス部材61の先端が拡開して、その外周面がビス受け部49内周面に食い込むとともに、係止突起61bがビス受け部49の端縁に係止してビス部材61が抜け止めされて、ベース部材41とかしめカバー部材42とを一体化するように構成している。したがって、当該不正防止用ビス44を用いて制御装置20の外ケース23を封止することで、ビス挿通部53a等を外ケース23から切り離さない限り、たとえ工具等を用いてもビス部材61を除去することは困難であるため、ただのネジ止め等のみによりケースを組み立ててなる制御装置と比較すると、極めて防犯性の高い制御装置20とすることができる。
さらに、各舌部61aの内周面に設けるネジ溝を先端際までしか形成していない上、雄ねじ部62aの強度を、ネジ溝が設けられていない面を通過する際にねじ山が潰れるような強度とされており、一旦図12(b)に示す状態になると、ビス部材61内面のネジ溝と芯部材62の雄ねじ部62aとが二度と螺合しないようになっている。したがって、更に高い不正開放防止効果を発揮することができる。
加えて、上述したような制御装置20をパチンコ機1に設置することで、ROM等が不正に取り替えられたりするおそれがなく、遊技者が安心して遊技可能なパチンコ機1を提供することができる。
Further, in the
Furthermore, the thread groove provided on the inner peripheral surface of each
In addition, by installing the
(本発明の変更例)
なお、本発明の制御装置及び遊技機に係る構成は、上記実施形態に記載の態様に何ら限定されるものではなく、外ケースや内ケース、固着手段、及び遊技機の種類等に係る構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
(Modification of the present invention)
The configuration related to the control device and the gaming machine of the present invention is not limited to the mode described in the above embodiment, and the configuration related to the outer case, the inner case, the fixing means, the type of the gaming machine, and the like. The present invention can be appropriately changed as necessary without departing from the spirit of the present invention.
たとえば、上記実施形態では、不正防止用ビスを用いた固着部を外ケースの左右に夫々2箇所ずつ設けているが、その数や設置位置等は適宜変更可能であるし、内ケースを同様の不正防止用ビスを用いて封止するように構成してもよい。
また、ビス収納部の位置や識別シールの貼着位置等についても上記実施形態の態様に何ら限定されることはない。
さらに、不正防止用ビスについて、上記実施形態ではビス部材にネジ溝を、芯部材の先端に雄ねじ部を夫々設けているが、そのようなねじ込み式を採用せず、ビス部材には溝等を設けず、芯部材としては先端が大径なピン部材を採用し、当該ピン部材を押し込むことでビス部材の先端が拡開する構成(押し込み式)としてもよい。また、ねじ込み式を採用するとしても、雄ねじ部が必ずしもつぶれるような構成とする必要はないし、雄ねじ部の基端側(頭部側)に、フランジ部をリング状に突設することで、雄ねじ部を突出させた際、当該フランジ部がビス部材の先端面に係止して、芯部材の引き抜きを阻止するように構成することも可能である。さらに、外ケースを一体化するための機構としては、前述したような芯部材とビス部材とを用いる機構に限らず、ワンウェイタイプのネジによる連結部や熱溶着部等、所謂「カシメ」と呼ばれる不可逆的な連結機構を採用可能である。
加えて、外ケースや内ケースを製造する樹脂等についても上記実施形態に何ら限定されることはない。また、本発明に係る制御装置をパチンコ機ではなく、スロットマシーン等の他の遊技機に設置可能であることや、メイン制御基板以外の遊技に係る基板を内蔵する制御装置(たとえば、サブ統合ボックス)にも適用可能であることは言うまでもない。
For example, in the above-described embodiment, two fixing portions using fraud prevention screws are provided on each of the left and right sides of the outer case, but the number, installation position, and the like can be changed as appropriate. You may comprise so that it may seal using a fraud prevention screw.
Further, the position of the screw storage part, the sticking position of the identification seal, and the like are not limited to the above embodiment.
Further, in the above-described embodiment, the screw member is provided with a thread groove and a male screw portion is provided at the tip of the core member. However, such a screw-in type is not employed, and the screw member is provided with a groove or the like. It is good also as a structure (push-in type) which employ | adopts a pin member with a large diameter as a core member, and expands the front-end | tip of a screw member by pushing in the said pin member, without providing. Further, even if a screw-in type is adopted, it is not always necessary that the male screw portion is crushed. When the portion is protruded, the flange portion can be engaged with the distal end surface of the screw member to prevent the core member from being pulled out. Further, the mechanism for integrating the outer case is not limited to the mechanism using the core member and the screw member as described above, but is called “caulking” such as a one-way type screw connection portion or a heat welding portion. An irreversible coupling mechanism can be employed.
In addition, the outer case and the resin for manufacturing the inner case are not limited to the above embodiment. In addition, the control device according to the present invention can be installed not in a pachinko machine but in other gaming machines such as slot machines, or a control device (for example, a sub-integrated box) containing a board related to a game other than the main control board Needless to say, this is also applicable.
1・・パチンコ機、20・・制御装置、21・・メイン制御基板、22・・内ケース(第2ケース)、23・・外ケース(第1ケース)、31・・前ケース部材(第2ベース部材)、32・・後ケース部材(第2カバー部材)、41・・ベース部材(第1ベース部材)、42・・かしめカバー部材(第1カバー部材)、44・・不正防止用ビス、49・・ビス受け部、52b・・押さえリブ(リブ)、53a・・ビス挿通部、53b・・押止リブ(リブ)、53c・・補強リブ(リブ)、61・・ビス部材、62・・芯部材。 1 ·· Pachinko machine, 20 · · Control device, 21 · · Main control board, 22 · · Inner case (second case), 23 · · Outer case (first case), 31 · · Front case member (second Base member), 32 .. rear case member (second cover member), 41 .. base member (first base member), 42 .. caulking cover member (first cover member), 44. ··· Screw receiving portion, 52b ··· Retaining rib (rib), 53a ··· Screw insertion portion, 53b ··· Retaining rib (rib), 53c ··· Reinforcing rib (rib), 61 · · Screw member, 62 · · -Core member.
Claims (4)
第1ベース部材と第1カバー部材とを組み付けてなる第1ケースの内部空間内に、第2ベース部材と第2カバー部材とを組み付けてなる第2ケースを、前記第1ベース部材又は前記第1カバー部材へ固着する状態で収容し、更に前記第2ケースの内部空間内に前記基板を収容するとともに、
前記第1ケース又は前記第2ケースの何れか一方を、ベース部材に対してカバー部材を上下又は左右にスライドさせて組み付けてなるケースとし、他方を、ベース部材に対してカバー部材を前後方向から組み付けてなるケースとしたことを特徴とする制御装置。 A control device installed in a gaming machine and having a built-in board for controlling operations in the gaming machine,
A second case formed by assembling the second base member and the second cover member in the internal space of the first case formed by assembling the first base member and the first cover member is the first base member or the first case. 1 in a state of being fixed to the cover member, and further accommodating the substrate in the internal space of the second case ;
Either the first case or the second case is a case that is assembled by sliding the cover member up and down or left and right with respect to the base member, and the other case is the cover member with respect to the base member from the front-rear direction. A control device characterized by being a case assembled .
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