JP5257703B2 - 隣接ノード間の情報共有方法、ノード及び情報共有プログラム - Google Patents

隣接ノード間の情報共有方法、ノード及び情報共有プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークの下位レイヤと上位レイヤとの両方で隣接ノードとの間で情報共有を行う情報共有方法に関し、特に、下位レイヤにおいてルーティングプロトコルが用いられるときに上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有を効率的に行う情報共有方法、ノード及び情報共有プログラムに関する。
この種の隣接ノード間の情報共有方法は、ネットワークの下位レイヤにおけるノード間の隣接状態やトポロジ変化の検出イベントをトリガとして、上位レイヤにおける隣接ノードとの情報共有を行うことにより、上位レイヤでのトポロジ変化および情報変化に対する追随性能を高めるとともに、上位レイヤにおける情報共有のためのメッセージ量を削減するために用いられている。
例えば、下位レイヤにおいてルーティングプロトコルを用いてトポロジ情報を交換しつつ、同時に上位レイヤでもノード情報、位置情報などの情報交換を行う場合について説明する。
それぞれのレイヤで独立にメッセージ交換を行う場合、一般的には、下位レイヤでは短い更新周期でメッセージ交換が行われるため、隣接状態やトポロジの変化に対する追随が速い。これに対し、上位レイヤでは、相対的に長い更新周期でメッセージ交換が行われるため、隣接状態やトポロジの変化に対する追随が相対的に遅くなる。
そこで、それぞれのレイヤで独立にメッセージ交換を行うのではなく、下位レイヤにおけるトポロジ変化の検出をトリガとして、上位レイヤにおける情報共有のためのメッセージ交換を行うことにより、上位レイヤでのトポロジ変化に対する追随を早めることが可能になる。
例えば、特許文献1には、下位レイヤ回線の障害または性能劣化を検出したことをトリガとして、その障害または性能劣化によって影響を受ける上位レイヤの回線に関して制御を行うネットワークの管理システムについて記載されている。具体的には、上位レイヤの対応するリンクを迂回するように制御を行う例などについて記載されている。
また、特許文献2には、レイヤ2におけるトポロジ情報を含むトポロジマップ情報の変化を検出して、レイヤ3におけるネイバ登録テーブルの更新を行い、ネイバ登録テーブルの更新の検出をトリガとして、レイヤ3におけるルーティングテーブルを再生成するネットワークノード装置について記載されている。
特開2002−354038号公報 特開2006−157716号公報
背景技術において述べた隣接ノード間の情報共有方法は、以下に挙げる問題点がある。
第1の問題点は、下位レイヤにおけるトポロジ変化に追随して、上位レイヤで更新することが不要な情報まで交換してしまうため、上位レイヤにおけるメッセージ交換量が増えることである。
下位レイヤでトポロジ変化が検出されると、上位レイヤでも必ず情報共有のためのメッセージ交換が行われるために、例えば前回までに情報共有のためのメッセージを送ったことにより自ノードの情報をもっている十分な数・割合の隣接ノードが存在する場合であっても、情報共有のためのメッセージ交換が毎度行われ、大きな負荷になってしまう。
第2の問題点は、下位レイヤにおけるトポロジ変化が頻繁な場合、上位レイヤにおける情報共有のためのメッセージ交換の負荷が非常に高くなることである。
下位レイヤでトポロジ変化が検出されると、上位レイヤでも必ず情報共有のためのメッセージ交換が行われるために、トポロジ変化が頻繁な場合は、更新頻度が高くないなどの理由で上位レイヤにおける頻繁に更新することが不要な情報であっても、情報共有のためのメッセージ交換が毎度行われ、大きな負荷になってしまう。
本発明の目的は、上位レイヤにおける情報共有のメッセージによる負荷を削減することが可能な隣接ノード間の情報共有方法、ノード及び情報共有プログラムを提供することである。
本発明による隣接ノード間の情報共有方法は、ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有のためのメッセージ交換を行い、各ノードが、下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、検出した隣接ノードの状態変化の内容に基づいて、上位レイヤにおける情報共有のためのメッセージを送信するかどうを判断する。
本発明によるノードは、ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うノードが、下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、検出した隣接ノードの状態変化の内容に基づいて、上位レイヤにおける情報共有のためのメッセージを送信するかどうを判断する手段を含む。
本発明による情報共有プログラムは、ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うコンピュータであるノードに、下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、検出した隣接ノードの状態変化の内容に基づいて、上位レイヤにおける情報共有のためのメッセージを送信するかどうを判断する処理を実行させる。
本発明によれば、上位レイヤプロトコルにおける情報共有のためのメッセージの負荷を削減することが可能となる。
その理由は、下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、検出した隣接ノードの状態変化の内容に基づいて、上位レイヤにおける情報共有のためのメッセージを送信するかどうを判断するためである。
本発明の第1の実施の形態におけるノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における無線アドホックネットワークの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるルーティングテーブルの例を示す図である。 第1の実施の形態によるノードのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における隣接状態が変化したときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における送信判断テーブルの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における隣接状態が変化したときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるタイマテーブルの例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における隣接状態が変化したときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態におけるノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態における隣接状態が変化したときの動作を説明するフローチャートである。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるネットワークを構成するノードの構成を示すブロック図である。
図1に示す第1の実施の形態によるノードA1は、単独で動作するものではなく、図2に示すような無線アドホックネットワークにおける1つのノードとして機能する。
図2に示す無線アドホックネットワークにおけるノードA2〜A4は、全てノードA1と同一の機能を備えている。図2において、各ノードを中心とした点線の円は、各ノードからの電波が届く範囲を示しており、あるノードを中心とした円の内部に存在する他のノードが隣接ノードとして認識される。
ノードA1は、下位レイヤプロトコル部A11と、上位レイヤプロトコル部A12とを含んでいる。
下位レイヤプロトコル部A11は、上位レイヤプロトコル部A12に対してネットワークにおける相対的に下位のレイヤにおける情報を交換するプロトコルである。
例えば、上位レイヤプロトコル部A12がアプリケーションレベルの情報を交換するプロトコルである場合、下位レイヤプロトコルの例としては、レイヤ3のプロトコルである、IPルーティングプロトコルなどが挙げられる。他の例として、上位レイヤプロトコル部A12がIPルーティングプロトコルであり、下位レイヤプロトコル部A11はデータリンクレイヤにおける隣接状態監視プロトコルであってもよい。
本実施の形態では、上位レイヤプロトコル部A12は、アプリケーションレベルの情報を交換し、下位レイヤプロトコル部A11はIPレベルの情報を交換するプロトコルであるものとし、また、無線ネットワーク上でこれらの情報が交換されるものとして説明する。
下位レイヤプロトコル部A11として、OLSR(Optimized
Link State Routing Protocol)やAODV(Ad Hoc On Demand Distance Vector Algorithm)などの無線アドホックネットワークにおけるルーティングプロトコルが用いられる。
下位レイヤプロトコル部A11は、ルーティング情報交換部A111とルーティングテーブルA112とを含む。
ルーティング情報交換部A111は、ノード情報、トポロジ情報などの情報を隣接ノードと交換し、交換した情報を基にルーティングエントリを作成し、作成したルーティングエントリによってルーティングテーブルA112を更新する。
ルーティングテーブルA112は、ルーティング情報交換部A111によって作成されたルーティングエントリを格納するテーブルである。
ルーティングテーブルA112の例を図3のルーティングテーブル101に示す。図3に示すルーティングテーブル101を参照すると、宛先IPアドレスごとに、次ホップとなるノードのIPアドレスが示されている。
どのノードが隣接ノードとして存在しているかは、このルーティングテーブルA112において次ホップIPアドレスが宛先IPアドレスと同一であるエントリを探すことにより、判断することができる。図3の例の場合、ノードA1の隣接ノードは、IPアドレスが「10.0.0.1」、「10.0.0.6」、「10.0.0.19」である3つのノードであると判別される。
上位レイヤプロトコル部A12は、下位レイヤプロトコル部A11に対して相対的にネットワークの上位レイヤにおける情報を交換するプロトコルである。
上位レイヤプロトコル部A12は、隣接状態変化検出部A121と、情報共有部A122と、タイマ管理部A123と、送信判断部A124と、情報データベースA125とを含んでいる。
隣接状態変化検出部A121は、ルーティングテーブルA112に定期的にアクセスし、前回情報共有メッセージを送信した際の隣接ノードと比べて、隣接ノードの状態が変化したかどうか(以下、「隣接状態の変化」と記すことにする)を確認する。隣接状態の変化を検出した場合、情報共有部A122における情報共有メッセージの送信をトリガする。
情報共有部A122は、上位レイヤにおける隣接ノードと様々な情報を共有し、分散システムとして動作させるための機能を備える。
上位レイヤプロトコル部A12がアプリケーションレベルの情報を交換するプロトコルである場合、共有する情報の例としては、ノードA1のノードID、ユーザID、位置情報、保持するコンテンツリスト、などが挙げられる。
情報共有部A122は、タイマ管理部A123によって管理されるタイマに従い、情報データベースA125に格納されている情報を情報共有メッセージとして定期的に隣接ノードへ送信する。
情報共有部A122は、隣接状態変化検出部A121によって情報共有メッセージ送信のトリガがかけられたときの他にも、定期的に情報共有メッセージを隣接ノードへ送信する。情報共有メッセージは、ブロードキャストにより送信され、図2に示すノードA1を中心とした点線の範囲内に存在するノード(すなわち隣接ノード)全てへ同報される。
タイマ管理部A123は、情報共有部A122が隣接ノードへ情報共有メッセージを定期的に送信する周期を管理するものである。
送信判断部A124は、隣接状態変化部A121がルーティングテーブルA112において隣接状態の変化を検出したときに、隣接状態の変化内容に基づいて情報共有部A122が隣接ノードへ情報共有メッセージを送信するかどうかを判断する。
すなわち、送信判断部A124は、隣接状態変化部A121が隣接状態の変化を検出したときに、無条件に鄰接ノードへ情報共有メッセージを送信するのではなく、以下に説明する隣接状態の変化内容に基づいて設定した送信条件が満たされた場合に、情報共有メッセージを送信すると判断し、送信条件が満たされない場合には、情報共有メッセージを送信しないと判断する。
送信判断部A124において情報共有メッセージを送信するかどうかを判断するアルゴリズム(送信条件)の例を以下に示す。
第1のアルゴリズムでは、前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードと比べて、新規に増えた隣接ノードの割合が予め設定した閾値以上の場合、情報共有メッセージを送信すると判断する。
ここで、新規に増えた隣接ノードの割合とは、(前回情報共有メッセージを送信してから新規に増えた隣接ノードの数)/(現時点での全ての隣接ノードの数)の計算式により求める。
反対に、前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードと比べて、新規に増えた隣接ノードの割合が閾値未満の場合は、情報共有メッセージを送信しない。
この閾値としては、情報共有メッセージを新たに送信しても、その効果が限定的であると判断できる割合が設定される。例えば、全隣接ノードに対して「0.2」等のように設定される。
この第1のアルゴリズムでは、前回送信した情報共有メッセージを受信しているノードと比べて新規に増えた隣接ノードの数の割合が所定割合未満の場合は、情報共有メッセージを新たに送信しても、その効果が限定的だと判断し、送信しないと判断する。このような判断によって情報共有メッセージの送信を制御することにより、不必要な情報共有メッセージ送信によるネットワーク負荷を削減する効果が期待できる。
第2のアルゴリズムでは、前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードと比べて、新規に増えた隣接ノードの数が予め設定した閾値以上の場合、情報共有メッセージを送信すると判断する。
反対に、前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードと比べて、新規に増えた隣接ノードの数が閾値未満の場合は、情報共有メッセージを送信しない。
この閾値としては、情報共有メッセージを新たに送信しても、その効果が限定的であると判断できるノードの数が設定され、全隣接ノードの数によってその閾値が変化することは容易に理解できる。
この第2のアルゴリズムでは、隣接状態が変化しても、前回送信した情報共有メッセージを受信しているノードと比べて一定数未満のノードが新規に隣接ノードとして増えた場合、第1のアルゴリズムと同様、情報共有メッセージを新たに送信しても、その効果が限定的だと判断し、送信しないと判断する。
このような判断によって情報共有メッセージの送信を制御することにより、第1のアルゴリズムと同様、不必要な情報共有メッセージ送信によるネットワーク負荷を削減する効果が期待できる。
第3のアルゴリズムでは、前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードのうち、依然として隣接状態が変わらずに残っている隣接ノードの数が予め設定した閾値未満の場合、情報共有メッセージを送信すると判断する。
反対に、前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードのうち、変わらずに残っている隣接ノードの数が閾値以上の場合は、情報共有メッセージを送信しない。
この閾値についても、情報共有メッセージを新たに送信しても、その効果が限定的であると判断できるノードの数が設定される。
この第3のアルゴリズムでは、隣接状態が変化しても、前回送信した情報共有メッセージを受信しているノードが一定数以上まだ隣接ノードとして存在している場合とは、一定数以上のノードが自ノードの情報を隣接ノードとして保持している状態であるため、情報共有メッセージを新たに送信する必要はないと判断する。
このような判断によって情報共有メッセージの送信を制御することにより、第1及び第2のアルゴリズムと同様、不必要な情報共有メッセージ送信によるネットワーク負荷を削減する効果が期待できる。
情報データベースA125は、情報共有部A122を通じて共有する情報を格納する記憶装置である。自ノードの情報および他ノードの情報の両方が格納される。
なお、図1に示すノードの構成においては、本発明の特徴的な構成要素のみを示し、その他の構成要素については説明を分かりやすくするために省略している。
ここで、ノードA1のハードウェア構成の説明をする。
図4は、第1の実施の形態によるノードA1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4を参照すると、ノードA1は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリであり、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部302を備えている。
また、無線ネットワーク上で情報の送受信を行う通信制御部303、液晶ディスプレイ、プリンタやスピーカ等の表示部304、キーボードやマウス等の入力部305、周辺機器と接続してデータの送受信を行うインタフェース部306、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置である補助記憶部307、本情報処理装置の上記各構成要素を相互に接続するシステムバス308等を備えている。
本発明によるノードA1は、その動作を、ノードA1内部に下位レイヤプロトコル部A11と上位レイヤプロトコル部A12のような機能を実現するプログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品からなる回路部品を実装してハードウェア的に実現することは勿論として、上記した各構成要素の各機能を提供するプログラムを、コンピュータ処理装置上のCPU301で実行することにより、ソフトウェア的に実現することができる。
すなわち、CPU301が、補助記憶部307に格納されているプログラム(下位レイヤプロトコル部A11と上位レイヤプロトコル部A12の機能を実現するプログラム)を、主記憶部302にロードして実行し、ノードA1の動作を制御することにより、上述した各機能をソフトウェア的に実現する。
次に、図5を参照して、本実施の形態において、ノードA1において隣接状態が変化したときの動作について詳細に説明する。
まず、ノードA1の隣接状態変化検出部A121は、ルーティングテーブルA112を参照して(図5のステップS101)、前回情報共有メッセージを送信した際の隣接ノードと比べて、隣接ノードが変化したかどうか(隣接状態の変化)の判定を行う(ステップS102)。ステップS102において、隣接状態に変化がない場合は、ステップS101に戻る。
ステップS102において、隣接状態が変化したと判定した場合、前回情報共有メッセージを送信してから新規に増えた隣接ノードの割合を計算し(ステップS103)、その割合の値が閾値以上であるかどうかをチェックする(ステップS104)。
ステップS104において、新規に増えた隣接ノードの割合が閾値以上である場合、情報共有メッセージを隣接ノードに対して送信する(ステップS105)。反対に閾値未満の場合は、情報共有メッセージを送信せずにステップS101に戻る。
ここでは、隣接状態が変化した際に情報共有メッセージ送信するかどうかの判断のアルゴリズムとして、上述した1番目のアルゴリズムが用いられるものとして説明したが、その他にも、上述した2番目または3番目のアルゴリズムが用いられた場合にも同様に考えることができる。
(第1の実施の形態による効果)
第1の実施の形態では、隣接状態変化検出部A121がルーティングテーブルA112における隣接ノードの変化を検出した際に、送信判断部A124が、前回情報共有メッセージを送信してから新規に増えた隣接ノードの割合に応じて、共有する情報を送信するかどうかを判断する。
すなわち、下位レイヤプロトコルにおける隣接状態の変化を検出した際に、上位レイヤにおいて隣接ノードへ情報共有メッセージを直ちに送信するのではなく、前回送信時から新規に増えた隣接ノードの割合が閾値未満の場合は、前回情報共有メッセージを送られて自ノードの情報をもっている隣接ノードが十分な割合で存在するとして、あえて情報共有メッセージを送信しない。
このように情報共有メッセージの送信を制御することにより、上位レイヤプロトコルにおける情報共有メッセージの負荷を極力削減することができる。
反対に、新規に増えた隣接ノードの割合が閾値以上の場合は、自ノードの情報を有している隣接ノードの割合が十分ではないとして、情報共有メッセージを送信することにより、隣接ノードへ自ノードの情報を配信し、効果的な情報共有を計ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態によるネットワークを構成するノードの構成を示すブロック図である。
図6を参照すると、本発明の第2の実施の形態によるノードA5は、第1の実施の形態におけるノードA1と同様、図2に示すような無線アドホックネットワークにおける1つのノードとして機能する。
このノードA5は、ノードA1と同様に、下位レイヤプロトコル部A51と上位レイヤプロトコル部A52とを含む。下位レイヤプロトコル部A51は、ノードA1における下位レイヤプロトコル部A11と同一の構成である。
上位レイヤプロトコル部A52は、ノードA1における上位レイヤプロトコル部A12に対応し、隣接状態変化検出部A521と、情報共有部A522と、タイマ管理部A523と、送信判断部A524と、情報データベースA525と、更新頻度計測部A526とを含んでいる。
このうち、隣接状態変化検出部A521と、情報共有部A522と、タイマ管理部A523と、送信判断部A524と、情報データベースA525については、それぞれ第1の実施の形態におけるノードA1の隣接状態変化検出部A121と、情報共有部A122と、タイマ管理部A123と、送信判断部A124と、情報データベースA125に対応しているため、詳細な説明は省略する。
更新頻度計測部A526は、情報データベースA525へ定期的にアクセスし、格納されている各情報の更新頻度を計測する。
ここで、更新頻度とは、所定の時間(単位時間)あたりに情報が更新される回数を意味している。更新頻度の値としては、直近の値を用いてもよいし、移動平均、加重移動平均などにより平滑化された値を用いてもよい。
情報データベースA525に格納されている情報の例としては、ノードA5のノードID、ユーザID、位置情報、保持するコンテンツリスト、などが挙げられる。ここで、ノードID、ユーザIDなどの情報は、変化することが非常にまれであるため、更新頻度が低く計測され、また、位置情報は高速で移動している場合は更新頻度が高く、反対に低速で移動している場合は低く計測される。このように、情報の種類によって観測される更新頻度が相違する。
送信判断部A524は、隣接状態変化部A521がルーティングテーブルA512において隣接状態の変化を検出したときに、隣接状態の変化内容に基づいて情報共有部A522から隣接ノードへ情報共有メッセージを送信するかどうかを判断する。
このとき、送信判断部A524は、前回、情報共有部A522が情報共有メッセージにより送信した際の隣接ノードに対し新規に増えた隣接ノードの割合が閾値以上であれば送信し、閾値未満であれば送信しないと判断する。
ここで、第2の実施の形態では、この閾値(送信条件)を、共有する情報の種類に応じて設定し直し(更新し)、更新頻度計測部A526が計測した各情報の更新頻度に基づいて更新した閾値によって送信するかどうかを判断するものである。
具体的には、情報の更新頻度が高ければ高いほど、新規に増えた隣接ノードの割合の閾値を小さく設定する。これは、更新頻度が高いほど、送信する情報が前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が高いからである。
反対に、情報の更新頻度が低ければ低いほど、新規に増えた隣接ノードの割合の閾値を大きく設定する。これは、更新頻度が低いほど、送信する情報が前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が低いからである。
送信判断部A524は、図7に示すような送信判断テーブル102を備え、各情報毎の閾値の更新を定期的に行う。
図7の送信判断テーブル102を参照すると、各情報の種類ごとに、更新頻度および、新規に増えた隣接ノードの割合の閾値が設定されている。この送信判断テーブル102から、新規隣接ノードの割合が閾値以上となる隣接状態の変化を検出したときは、その閾値に対応する情報を含む情報共有メッセージを隣接ノードへ送信する。
情報共有部A522は、隣接状態変化部A521が隣接状態の変化を検出した際に、送信判断部A524によって情報共有メッセージを送信すると判断した場合は、隣接ノードへ情報共有メッセージを送信するが、この際、全ての情報を送信するのではなく、新規に増えた隣接ノードの割合が閾値以上となった場合に、その閾値に対応する情報をだけを送信する。
例えば、送信判断テーブルが図7に示す送信判断テーブル102のようになっており、新規に増えた隣接ノードの割合が0.5であったとすると、対応する新規隣接ノード割合が閾値以上となる情報は、位置情報と保持コンテンツリストだけであるので、この2つの情報だけを情報共有メッセージに乗せて送信する。
このように情報共有メッセージの送信を制御することにより、新規に増えた隣接ノードの割合に合わせてメッセージ量を削減することができる。
このように、各情報の更新頻度に基づいて、新規隣接ノードの割合の閾値を各情報毎に設定することにより、情報の特性に応じて、情報共有メッセージの負荷削減を行いつつ、効果的な情報共有を図ることができる。
上記の説明では、情報共有メッセージを送信するかどうかを、新規に増えた隣接ノードの割合に基づいて判断する場合を説明したが、それ以外に、第1の実施の形態で説明したように、
(1)前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードと比べて新規に増えた隣接ノードの数
(2)前回情報共有メッセージを送信した際に隣接していたノードのうち、変わらずに残っている隣接ノードの数
によって情報共有メッセージを送信するかどうかを判断するようにしてもよい。
新規に増えた隣接ノードの数に基づいて送信の要不要を判断する場合、情報の更新頻度が高ければ高いほど、その閾値を小さく設定し、反対に、情報の更新頻度が低ければ低いほど、その閾値を大きく設定する。
変わらずに残っている隣接ノードの数に基づいて送信の要不要を判断する場合、情報の更新頻度が高ければ高いほど、その閾値を大きく設定し、反対に、情報の更新頻度が低ければ低いほど、その閾値を小さく設定する。
次に、図8を参照して、本実施の形態において、ノードA5において隣接状態が変化したときの動作について詳細に説明する。
ステップS201〜S203までは、第1の実施の形態で示した、図5におけるステップS101〜S103の動作と同様である。
ステップS203による処理の後に、送信判断部A524における送信判断テーブル102を参照し(ステップS204)、ステップS203で計算した新規隣接ノードの割合が、情報の種類毎に設定した閾値以上となるような情報が存在するかどうかを調べる(ステップS205)。
ステップS205において、新規隣接ノードの割合が閾値以上となる情報が存在する場合は、該当する情報だけを含めた情報共有メッセージを隣接ノードへ送信する(ステップS206)。もし存在しない場合は、情報共有メッセージを送信せずにステップS201に戻る。
ここでは、メッセージを送信するかどうかを、新規隣接ノードの割合に基づいて判断する場合について説明したが、この他にも、第1の実施の形態で説明したような他のアルゴリズムに基づいてメッセージを送信するかどうかを判断する場合にも同様に考えることができる。
(第2の実施の形態による効果)
第2の実施の形態では、上位レイヤプロトコル部A52は、更新頻度計測部A526を備え、共有する各情報の更新頻度を計測する。そして、送信判断部A524は隣接状態が変化した際に情報を送信するかどうかの判断の基準となる閾値を、計測された更新頻度に基づき各情報に対して設定する。隣接状態が変化した際は、新規に増えた隣接ノードの割合が該閾値以上である情報だけを、情報共有メッセージにのせて隣接ノードへ送信する。
特に、更新頻度が高い情報の閾値を小さく、反対に更新頻度が低い情報の閾値を大きく設定することにより、自ノードが前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が高い情報ほど、少ない隣接ノード数の変化で情報が送られ、自ノードが前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が低い情報ほど、新規に増えた隣接ノードの割合が大きくなければ情報が送られないようになる。こうすることにより、メッセージを削減する効果と、隣接ノードとできるだけ新しい情報を共有する性能とを両立させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態によるネットワークを構成するノードの構成を示すブロック図である。
図9を参照すると、本発明の第3の実施の形態によるノードA6は、第1の実施の形態におけるノードA1と同様、図2に示すような無線アドホックネットワークにおける1つのノードとして機能する。
ノードA6は、ノードA1と同様に、下位レイヤプロトコル部A61と、上位レイヤプロトコル部A62とを含んでいる。下位レイヤプロトコル部A61は、ノードA1における下位レイヤプロトコル部A11と同一の構成である。
上位レイヤプロトコル部A62は、第1の実施の形態のノードA1における上位レイヤプロトコル部A12に対応し、隣接状態変化検出部A621と、情報共有部A622と、タイマ管理部A623と、送信判断部A624と、情報データベースA625と、更新頻度計測部A626とを含んでいる。
このうち、隣接状態変化検出部A621と、情報共有部A622と、送信判断部A624と、情報データベースA625と、更新頻度計測部A626については、それぞれ第2の実施の形態で示したノードA5における隣接状態変化検出部A521と、情報共有部A522と、送信判断部A524と、情報データベースA525、更新頻度計測部A626に対応しているため、詳細な説明は省略する。
タイマ管理部A623は、共有する情報ごとにt1、t2の2つの時間のパラメータを管理する。ここで、t1<t2である。
(1)t1は、待機時間(最短更新間隔)であり、前回情報共有メッセージを送信してから、この待機時間t1の時間が経過するまでは、隣接状態に変化があったとしても情報共有メッセージを送信しないように制御する。
(2)t2は、最長更新間隔であり、前回情報共有メッセージを送信してから、最長更新間隔t2が経過した場合は隣接状態の変化の有無に関わらず無条件に情報共有メッセージを送信する。
タイマ管理部A623は、更新頻度計測部A626により計測された各情報の更新頻度に基づき、各情報に応じてt1、t2の値を設定する。
このとき、情報の更新頻度が高ければ高いほど、t1、t2の値を小さく設定し、情報の更新頻度が低ければ低いほど、t1、t2の値を大きく設定する。
タイマ管理部A623は、図10に示すようなタイマテーブル103を論理的に備えており、待機時間t1、最長更新間隔t2の更新を定期的に行う。図10のタイマテーブル103を参照すると、各情報の種類ごとに、更新頻度および、t1、t2の値が示されている。
送信判断部A624は、隣接状態変化部A621がルーティングテーブルA612において隣接状態の変化を検出したときに、隣接状態の変化内容に基づいて情報共有部A622が隣接ノードへ情報共有メッセージを送信するかどうかを判断する。このとき、タイマ管理部A623で管理されているタイマテーブル103を参照することにより、情報共有メッセージを送信するかどうかの判断を行う。
情報共有部A622は、隣接状態変化部A621が隣接状態の変化を検出した際に、送信判断部A624によって情報共有メッセージを送信すると判断した場合は、隣接ノードへ情報共有メッセージを送信するが、この際、全ての情報を送信するのではなく、タイマ管理部A623で管理されているタイマテーブル103に基づいて、送信する必要のある情報だけを送信する。
例えば、タイマテーブル103が図10に示すような状態であり、前回、「ノードID」は20秒前、「ユーザID」は80秒前、「位置情報」および「保持コンテンツリスト」は15秒前に情報共有メッセージにより隣接ノードへ送信しているものとする。
この場合、前回送信時からの経過時間が待機時間t1以上である、「ユーザID」および「位置情報」の情報だけを情報共有メッセージに含めて隣接ノードへ送信することになる。
次に、図11を参照して、本実施の形態において、ノードA6において隣接状態が変化したときの動作について詳細に説明する。
ステップS301〜S302までは、第1の実施の形態で示した、図5におけるステップS101〜S102の動作と同様である。
ステップS302において、隣接状態に変化があった場合は、タイマ管理部A626で管理されているタイマテーブル103を参照し(ステップS303)、前回送信時からの時間が待機時間t1以上である情報があるかどうかを調べる(ステップS304)。
また、ステップS302において、隣接状態に変化があった場合は、ステップS306へ移る。
ステップS304において、前回送信時からの時間が待機時間t1以上である情報が存在する場合、当該情報だけを含めた情報共有メッセージを隣接ノードへ送信する(ステップS305)。もし存在しない場合は、ステップS301へ戻る。
ステップS306では、前回送信時からの時間が最長更新間隔t2以上である情報が存在するかどうかを調べる。該当する情報が存在すれば、ステップS305へ移り、当該情報だけを含めた情報共有メッセージを隣接ノードへ送信する。
前回送信時からの時間が最長更新間隔t2以上である情報が存在しない場合には、ステップS301へ戻る。
(第3の実施の形態による効果)
第3の実施の形態では、上位レイヤプロトコル部A62におけるタイマ管理部A623は、更新頻度計測部A626により計測された共有する各情報の更新頻度に基づき、更新間隔の閾値である待機時間t1、最長更新間隔t2を設定する。そして、送信判断部A624は、隣接状態が変化した際に、前回送信時からの時間が待機時間t1以上である情報だけを、情報共有メッセージにのせて隣接ノードへ送信する。また、隣接状態が変化していなくても、前回送信時からの時間が最長更新間隔t2以上である情報についても、情報共有メッセージにのせて隣接ノードへ送信する。
特に、更新頻度が高い情報に対してt1、t2を小さく、反対に更新頻度が低い情報に対してt1、t2を大きく設定することにより、自ノードが前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が高い情報ほど、情報が送られる間隔が短くなり、反対に、自ノードが前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が低い情報ほど、情報が送られる間隔が長くなる。また、t1とt2の2つの閾値を用いることにより、情報をt2間隔で必ず送信しつつ、隣接状態に変化があった際はt1以上の間隔を空けて速やかに情報の送信を行う。
このように、情報共有メッセージの送信を制御することにより、メッセージを削減する効果と、隣接ノードとできるだけ新しい情報を共有する性能とを両立させることができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
第4の実施の形態は、上述した第2の実施の形態と第3の実施の形態との組み合わせ構成となっている。
図12は、本発明の第4の実施の形態によるネットワークを構成するノードの構成を示すブロック図である。
図12を参照すると、本発明の第4の実施の形態によるノードA7は、第1の実施の形態におけるノードA1と同様、図2に示すような無線アドホックネットワークにおける1つのノードとして機能する。
ノードA7の隣接状態変化検出部A721と、情報共有部A722と、情報データベースA725と、更新頻度計測部A726については、それぞれ第2の実施の形態で示したノードA5における隣接状態変化検出部A521と、情報共有部A522と、送信判断部A524と、情報データベースA525、更新頻度計測部A626と共通している。また、タイマ管理部A723については、第3の実施の形態におけるタイマ管理部A623と共通している。これらの構成要素の詳細は省略する。
ノードA7は、第3の実施の形態におけるノードA6と同様の構成であるが、ノードA6と異なり、送信判断部A724が、第2の実施の形態における送信判断部A524と同様に、ルーティングテーブルA712へアクセスし、隣接状態の変化内容を取得する機能を備えている点が異なっている。
すなわち、第4の実施の形態によるノードA7の送信判断部A724は、第2の実施の形態における送信判断部A524と同様に、図7に示すような送信判断テーブル102を備え、送信判断テーブル102から、新規隣接ノードの割合が閾値以上となる隣接状態の変化を検出したときは、その閾値に対応する情報を含む情報共有メッセージを隣接ノードへ送信すると判断する。
また、ノードA7の送信判断部A724は、第3の実施の形態における送信判断部A624と同様に、タイマ管理部A623で管理されているタイマテーブル103を参照することにより、情報共有メッセージを送信するかどうかの判断を行う。
次に、図13を参照して、本実施の形態において、ノードA7において隣接状態が変化したときの動作について詳細に説明する。
ステップS401〜S405までは、第2の実施の形態で示した図8のステップS201〜S205の動作と同様である。ただし、ステップS402、S405においては、それぞれ、隣接状態変化がなかった場合、新規に増えた隣接ノードの割合が閾値以上となる情報がなかった場合は、ステップS409へ移る。
また、ステップS405において新規の隣接ノードの割合が閾値以上となる情報が存在する場合は、ステップS406へ移る。
次に、ステップS406〜S408は、第3の実施の形態で示した、図11におけるステップS303〜S305の動作と同様である。ステップS407において、前回メッセージを送信してからの時間が待機時間t1以上経過している情報がなかった場合は、ステップS401へ移る。
ステップS409では、前回送信時からの時間が最長更新間隔t2以上である情報があれば、ステップS408へ移り、該情報だけを含めた情報共有メッセージを隣接ノードへ送信する。
なお、ステップ405では、新規隣接ノードの割合に基づいて判断する場合について説明したが、この他にも、第1の実施の形態で説明したような他のアルゴリズムに基づいた判断が可能であることは勿論である。
(第4の実施の形態による効果)
第4の実施の形態では、タイマ管理部A723は、更新頻度計測部A726により計測された共有する各情報の更新頻度に基づき、更新間隔の閾値であるt1、t2を設定する。さらに、送信判断部A724は、更新頻度計測部A726により計測された各情報の更新頻度に基づいて、隣接状態が変化した際に情報を送信するかどうかの判断の基準となる新規隣接ノード割合の閾値αを各情報に対して設定する。そして、送信判断部A724は、隣接状態が変化した際に、新規隣接ノード割合が、α以上であり、なおかつ、前回送信時からの時間がt1以上である情報だけを、情報共有メッセージにのせて隣接ノードへ送信する。また、この条件に当てはまらない場合も、前回送信時からの時間がt2以上である情報については、情報共有メッセージにのせて隣接ノードへ送信する。
特に、第2の実施の形態で述べた基準で新規の隣接ノードの割合の閾値を設定するとともに、第3の実施の形態で述べた基準でt1、t2を設定することで、自ノードが前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が高い情報ほど、隣接状態の変化時に情報が送られる可能性が自動的に高まり、反対に自ノードが前回までに送信した情報と比べて更新されている可能性が低い情報ほど、隣接状態の変化時に情報が送られる可能性が自動的に低くなる。
こうすることにより、メッセージを削減する効果と、隣接ノードとできるだけ新しい情報を共有する性能とを両立させることができる。
以上好ましい実施の形態と実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態及び実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
この出願は、2007年6月28日に出願された日本出願特願2007−170690を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (52)

  1. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有のためのメッセージ交換を行い、
    ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う各ノードの上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出し、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断し、
    前記上位レイヤプロトコル部は、
    前記下位レイヤにおける全隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの割合が予め設定した閾値以上である場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする隣接ノード間の情報共有方法
  2. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有のためのメッセージ交換を行い、
    ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う各ノードの上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出し、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断し、
    前記上位レイヤプロトコル部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの数が予め設定した閾値以上である場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする隣接ノード間の情報共有方法
  3. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有のためのメッセージ交換を行い、
    ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う各ノードの上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出し、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断し、
    前記上位レイヤプロトコル部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから状態が変化せずに残っている隣接ノードの数が予め設定した閾値以下の場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする隣接ノード間の情報共有方法
  4. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有のためのメッセージ交換を行い、
    ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う各ノードの上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出し、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した状態変化の閾値に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する
    ことを特徴とする隣接ノード間の情報共有方法
  5. 上位レイヤプロトコル部は、
    前記下位レイヤにおける全隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの割合が、前記情報毎に更新頻度に基づいて設定した閾値以上である場合に、当該閾値に対応する前記情報について前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項4に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  6. 前記上位レイヤプロトコル部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの数が、前記情報毎に更新頻度に基づいて設定した閾値以上である場合に、当該閾値に対応する前記情報について前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項4に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  7. 前記上位レイヤプロトコル部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから状態が変化せずに残っている隣接ノードの数が、前記情報毎に更新頻度に基づいて設定した閾値以下である場合に、当該閾値に対応する前記情報について前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項4に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  8. 前記閾値を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定することを特徴とする請求項5から請求項7の何れか1項に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  9. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有のためのメッセージ交換を行い、
    ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う各ノードの上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出し、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した待機時間に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する
    ことを特徴とする隣接ノード間の情報共有方法
  10. 上位レイヤプロトコル部は、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの変化を検出した際に、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記情報毎に設定した前記待機時間を経過している前記情報を、前記情報共有のためのメッセージに含めて送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項9に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  11. 上位レイヤプロトコル部は、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記下位レイヤにおける隣接ノードの変化を検出したかどうかに関わらず無条件に情報共有メッセージを送信する時間である最長更新間隔を、前記情報の更新頻度に基づいて設定し、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してからの時間が、前記最長更新間隔以上となる前記情報を前記情報共有のためのメッセージに含めて送信する
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  12. 前記待機時間を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項9から請求項11の何れか1項に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  13. 前記最長更新間隔を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  14. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間で情報共有のためのメッセージ交換を行い、
    ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う各ノードの上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出し、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、
    共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した状態変化の閾値と、前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した待機時間に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する
    ことを特徴とする隣接ノード間の情報共有方法
  15. 前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、隣接ノードの状態変化の内容が前記閾値以上又は以下であり、かつ
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記待機時間を経過している前記情報について、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項14に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  16. 前記閾値が、前記下位レイヤにおける全隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの割合又は数に対する閾値であり、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、新規に増えた隣接ノードの割合又は数が前記閾値以上であり、かつ
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記待機時間を経過している前記情報について、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項14に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  17. 前記閾値が、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから状態が変化せずに残っている隣接ノードの数に対する閾値であり、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、状態が変化せずに残っている隣接ノードの数が前記閾値以下であり、かつ
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記待機時間を経過している前記情報について、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項14に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  18. 上位レイヤプロトコル部は、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記下位レイヤにおける隣接ノードの変化を検出したかどうかに関わらず無条件に情報共有メッセージを送信する時間である最長更新間隔を、前記情報の更新頻度に基づいて設定し、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してからの時間が、前記最長更新間隔以上となる前記情報を前記情報共有のためのメッセージに含めて送信する
    ことを特徴とする請求項14から請求項17の何れか1項に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  19. 前記待機時間を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項14から請求項18の何れか1項に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  20. 前記最長更新間隔を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の隣接ノード間の情報共有方法
  21. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うノードの、ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出部と、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断部とを含み、
    前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける全隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの割合が予め設定した閾値以上である場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とするノード
  22. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うノードの、ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出部と、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断部とを含み、
    前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの数が予め設定した閾値以上である場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とするノード
  23. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うノードの、ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出部と、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断部とを含み、
    前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから状態が変化せずに残っている隣接ノードの数が予め設定した閾値以下の場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とするノード
  24. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うノードの、ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出部と、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した状態変化の閾値に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断部と
    を含むことを特徴とするノード
  25. 前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける全隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの割合が、前記情報毎に更新頻度に基づいて設定した閾値以上である場合に、当該閾値に対応する前記情報について前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項24に記載のノード
  26. 前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの数が、前記情報毎に更新頻度に基づいて設定した閾値以上である場合に、当該閾値に対応する前記情報について前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項24に記載のノード
  27. 前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから状態が変化せずに残っている隣接ノードの数が、前記情報毎に更新頻度に基づいて設定した閾値以下である場合に、当該閾値に対応する前記情報について前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項24に記載のノード
  28. 前記送信判断部は、
    前記情報毎に前記更新頻度と前記閾値を対応付けた送信判断テーブルを有することを特徴とする請求項25から請求項27の何れか1項に記載のノード
  29. 前記送信判断部は、前記閾値を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定することを特徴とする
    ことを特徴とする請求項25から請求項28の何れか1項に記載のノード
  30. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うノードの、ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出部と、
    前記情報毎に前記情報が更新される頻度を計測する更新頻度計測部と、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した待機時間に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断部と
    を含むことを特徴とするノード
  31. 前記更新頻度計測部により計測された前記情報の更新頻度に基づいて、前記情報ごとに前記待機時間を設定するタイマ管理部
    を備えることを特徴とする請求項30に記載のノード
  32. 前記送信判断部は、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの変化を検出した際に、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記情報毎に設定した前記待機時間を経過している前記情報を、前記情報共有のためのメッセージに含めて送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項30又は請求項31に記載のノード
  33. 前記タイマ管理部は、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記下位レイヤにおける隣接ノードの変化を検出したかどうかに関わらず無条件に情報共有メッセージを送信する時間である最長更新間隔を、前記情報の更新頻度に基づいて設定し、
    前記送信判断部は、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してからの時間が、前記最長更新間隔以上となる前記情報を前記情報共有のためのメッセージに含めて送信する
    ことを特徴とする請求項30から請求項32の何れか1項に記載のノード
  34. 前記タイマ管理部は、
    前記待機時間を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項30から請求項33の何れか1項に記載のノード
  35. 前記タイマ管理部は、
    前記最長更新間隔を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項33又は請求項34に記載のノード
  36. 前記タイマ管理部は、
    前記情報毎に、前記更新頻度と、前記待機時間と、前記最長更新間隔を対応付けたタイマテーブルを有することを特徴とする請求項33から請求項35の何れか1項に記載のノード
  37. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うノードの、ネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部が、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出部と、
    前記情報毎に前記情報が更新される頻度を計測する更新頻度計測部と、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した状態変化の閾値と、前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した待機時間に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断部と
    を含むことを特徴とするノード
  38. 前記更新頻度計測部により計測された前記情報の更新頻度に基づいて、前記情報ごとに前記待機時間を設定するタイマ管理部
    を備えることを特徴とする請求項37に記載のノード
  39. 前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、隣接ノードの状態変化の内容が前記閾値以上又は以下であり、かつ
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記待機時間を経過している前記情報について、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項37又は請求項38に記載のノード
  40. 前記閾値が、前記下位レイヤにおける全隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの割合又は数に対する閾値であり、
    前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、新規に増えた隣接ノードの割合又は数が前記閾値以上であり、かつ
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記待機時間を経過している前記情報について、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項37又は請求項38に記載のノード
  41. 前記閾値が、前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから状態が変化せずに残っている隣接ノードの数に対する閾値であり、
    前記送信判断部は、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、状態が変化せずに残っている隣接ノードの数が前記閾値以下であり、かつ
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記待機時間を経過している前記情報について、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする請求項37又は請求項38に記載のノード
  42. 前記タイマ管理部は、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから、前記下位レイヤにおける隣接ノードの変化を検出したかどうかに関わらず無条件に情報共有メッセージを送信する時間である最長更新間隔を、前記情報の更新頻度に基づいて設定し、
    前記送信判断部は、
    前記情報共有のためのメッセージを前回送信してからの時間が、前記最長更新間隔以上となる前記情報を前記情報共有のためのメッセージに含めて送信する
    ことを特徴とする請求項37から請求項41の何れか1項に記載のノード
  43. 前記タイマ管理部は、
    前記待機時間を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項37から請求項42の何れか1項に記載のノード
  44. 前記タイマ管理部は、
    前記最長更新間隔を、前記情報の更新頻度が高いほど小さな値に設定し、前記情報の更新頻度が低いほど大きな値に設定する
    ことを特徴とする請求項42又は請求項43に記載のノード
  45. 前記送信判断部は、
    前記情報毎に前記更新頻度と前記閾値を対応付けた送信判断テーブルを有することを特徴とする請求項38から請求項44の何れか1項に記載のノード
  46. 前記タイマ管理部は、
    前記情報毎に、前記更新頻度と、前記待機時間と、前記最長更新間隔を対応付けたタイマテーブルを有することを特徴とする請求項38から請求項45の何れか1項に記載のノード
  47. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うコンピュータであるノードの、前記ノードのネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部に、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出処理と、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断処理を実行させ、
    前記送信判断処理で、
    前記下位レイヤにおける全隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの割合が予め設定した閾値以上である場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする情報共有プログラム
  48. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うコンピュータであるノードの、前記ノードのネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部に、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出処理と、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断処理を実行させ、
    前記送信判断処理で、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから新規に増えた隣接ノードの数が予め設定した閾値以上である場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする情報共有プログラム
  49. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うコンピュータであるノードの、前記ノードのネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部に、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出処理と、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、前記隣接ノードの状態変化の内容に基づいて前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断処理を実行させ、
    前記送信判断処理で、
    前記下位レイヤにおける隣接ノード数のうち、前記情報共有のためのメッセージを前回送信してから状態が変化せずに残っている隣接ノードの数が予め設定した閾値以下の場合に、前記情報共有のためのメッセージを送信すると判断する
    ことを特徴とする情報共有プログラム
  50. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うコンピュータであるノードの、前記ノードのネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部に、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出処理と、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した状態変化の閾値に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断処理を実行させることを特徴とする情報共有プログラム
  51. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うコンピュータであるノードの、前記ノードのネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部に、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出処理と、
    前記情報毎に前記情報が更新される頻度を計測する更新頻度計測処理と、
    前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した待機時間に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断処理を実行させることを特徴とする情報共有プログラム
  52. ネットワークの下位レイヤと上位レイヤにおいて隣接ノード間でメッセージ交換を行うことにより情報共有を行うコンピュータであるノードの、前記ノードのネットワークの上位レイヤにおいて隣接ノードとの間で情報共有を行うためのメッセージ交換を行う上位レイヤプロトコル部に、
    ネットワークの下位レイヤにおいて隣接ノードとの間でトポロジ情報の交換を行う下位レイヤプロトコルにおけるルーティングテーブルを参照することにより、前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出する隣接状態変化検出処理と、
    前記情報毎に前記情報が更新される頻度を計測する更新頻度計測処理と、
    前記隣接状態変化検出部が前記下位レイヤにおける隣接ノードの状態変化を検出した際に、共有する各情報毎に計測した前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した状態変化の閾値と、前記情報の更新頻度に基づいて各情報毎に設定した待機時間に応じて、各情報毎に前記情報共有のためのメッセージを送信するかどうかを判断する送信判断処理を実行させることを特徴とする情報共有プログラム
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