JP5257357B2 - 鍵生成装置、暗号化装置及び復号装置 - Google Patents
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Description
e(gα,gβ)=e(g,g)αβ
が成り立つことである。また、非縮退であるとは、gがGの生成元であるとき、e(g,g)が、GTの生成元となるということである。また、a^bとabは同じ意味とする。
D[i]=g[2]f(i)T(i)r[i],d[i]=gr[i]
を生成する。
同じ位数の群G,GTで、群Gに属する2つの要素から群GTへの双線形写像が存在する2つの群G,GTの計算手段を有し、公開鍵、マスター鍵、属性値番号、ユーザ番号及び乱数が入力され、属性値秘密鍵を生成して出力する鍵生成装置であって、
前記属性値番号によって示される属性値と前記マスター鍵の1つの要素との和をとり、その逆数である属性値秘密を生成する属性値秘密部と、
前記ユーザ番号及び乱数を用いてユーザ固有の乱数を生成し、該ユーザ固有の乱数と前記公開鍵とからユーザ固有の秘密を生成するユーザ秘密部と、
前記ユーザ秘密部にて生成されたユーザ固有の秘密に、前記属性値秘密部にて生成された属性値秘密をべき乗してユーザ固有の属性値秘密鍵を生成するユーザ毎属性秘密鍵生成部とを有する。
前記乱数からランダム要素を生成するランダム要素生成部と、
前記ランダム要素生成部にて生成されたランダム要素と前記公開鍵とから前記共有鍵を生成する共有鍵生成部と、
前記ランダム要素生成部にて生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記属性値集合とから前記主暗号文を生成する主暗号文生成部と、
前記ランダム要素生成部にて生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記閾値と前記誤差修正データを生成する誤差修正データ生成部とを有する。
前記属性値秘密鍵集合の要素の中から、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素の1つに一致するものを選択し、選択した属性値集合の要素から部分復号鍵を生成する部分復号鍵生成部と、
前記部分復号鍵生成部にて生成された部分復号鍵と前記主暗号文とから誤差付共通鍵を生成する暗号文部分復号部と、
前記誤差修正データと前記属性値集合とから、前記属性値秘密鍵集合が前記属性値集合全ての要素に対する秘密鍵に対して不足していた秘密鍵に対応するデータである誤差修正鍵を生成する誤差修正鍵生成部と、
前記暗号文部分復号部にて生成された誤差付共有鍵と前記誤差修正鍵生成部にて生成された誤差修正鍵とから前記共有鍵を生成する誤差修正部とを有する。
pを素数、GとGTを位数qの巡回群、eをG掛けるGからGTへの非縮退な双線形写像であるとする。ここで双線形であるとは、すべてのα,β∈Z/qZ及びg∈Gに対して、
e(gα,gβ)=e(g,g)αβ
が成り立つことである。また、非縮退であるとは、gがGの生成元となるということである。また、a^bとabは同じ意味とする。
図4は、本発明の鍵生成装置の実施の一形態を示す図である。
skey(i,j)g=(di,di、j)
=(gφ[i],g(ωφ[i]-δ)/(χ+θ[j]))
を生成し、ユーザ固有の、属性値秘密鍵106として出力部130を介して出力する。
図5は、本発明の暗号化装置の実施の一形態を示す図である。
g^(ρΠj∈S(χ+θ[j])=Πj=0 mg[j]ρa[j]
と計算できる。
図6は、本発明の復号装置の実施の一形態を示す図である。
Claims (18)
- 同じ位数の群G,GTで、群Gに属する2つの要素から群GTへの双線形写像が存在する2つの群G,GTの計算手段を有し、公開鍵、マスター鍵、属性値番号、ユーザ番号及び乱数が入力され、属性値秘密鍵を生成して出力する鍵生成装置であって、
前記属性値番号によって示される属性値と前記マスター鍵の1つの要素との和をとり、その逆数である属性値秘密を生成する属性値秘密部と、
前記ユーザ番号及び乱数を用いてユーザ固有の乱数を生成し、該ユーザ固有の乱数と前記公開鍵とからユーザ固有の秘密を生成するユーザ秘密部と、
前記ユーザ秘密部にて生成されたユーザ固有の秘密に、前記属性値秘密部にて生成された属性値秘密をべき乗してユーザ固有の属性値秘密鍵を生成するユーザ毎属性秘密鍵生成部とを有する鍵生成装置。 - 請求項1に記載の鍵生成装置において、
前記ユーザ秘密部は、前記公開鍵の1つの要素に前記ユーザ固有の乱数をべき乗した要素と、前記公開鍵の他の要素に前記ユーザ固有の乱数の一次関数の出力をべき乗した要素とからなるユーザ固有の秘密を生成することを特徴とする鍵生成装置。 - 同じ位数の群G,GTで、群Gと群Gの積から群GTへの双線形写像が存在する二つの群G,GTの計算手段を有し、公開鍵、属性値集合、閾値及び乱数が入力され、主暗号文、誤差修正データ及び属性値集合からなる共有鍵の暗号文と、共有鍵とを出力する暗号化装置であって、
前記乱数からランダム要素を生成するランダム要素生成部と、
前記ランダム要素生成部にて生成されたランダム要素と前記公開鍵とから前記共有鍵を生成する共有鍵生成部と、
前記ランダム要素生成部にて生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記属性値集合とから前記主暗号文を生成する主暗号文生成部と、
前記ランダム要素生成部にて生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記閾値と前記誤差修正データを生成する誤差修正データ生成部とを有する暗号化装置。 - 請求項3に記載の暗号化装置において、
前記主暗号文生成部は、前記属性値集合の要素から積と和を用いて生成できるデータの集合の各要素を、それぞれ異なる公開鍵の要素の1つにべき乗し、これらの積を取ることで、マスター鍵の1つの要素と前記属性値集合の1つの要素との和を、それぞれの属性値集合の各要素に対して生成し、これら全てと前記ランダム要素生成部にて生成されたランダム要素の積をとったものを、前記公開鍵の所定の要素に乗じた値として生成し、
前記誤差修正データ生成部は、前記属性値集合の要素の数から閾値を引いた数の要素を前記誤差修正データとして生成し、前記誤差修正データの各要素は、前記公開鍵の所定の要素に前記ランダム要素をべき乗したものであることを特徴とする暗号化装置。 - 同じ位数の群G、GTで、群Gと群Gの積から群GTへの双線形写像が存在する2つの群G,GTの計算手段を有し、主暗号文、誤差修正データ及び属性値集合からなる共有鍵の暗号文と、公開鍵と、属性値秘密鍵集合とが入力され、共有鍵を出力する復号装置であって、
前記属性値秘密鍵集合の要素の中から、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素の1つに一致するものを選択し、選択した属性値集合の要素から部分復号鍵を生成する部分復号鍵生成部と、
前記部分復号鍵生成部にて生成された部分復号鍵と前記主暗号文とから誤差付共通鍵を生成する暗号文部分復号部と、
前記誤差修正データと前記属性値集合とから、前記属性値秘密鍵集合が前記属性値集合全ての要素に対する秘密鍵に対して不足していた秘密鍵に対応するデータである誤差修正鍵を生成する誤差修正鍵生成部と、
前記暗号文部分復号部にて生成された誤差付共有鍵と前記誤差修正鍵生成部にて生成された誤差修正鍵とから前記共有鍵を生成する誤差修正部とを有する復号装置。 - 請求項5に記載の復号装置において、
前記部分復号鍵生成部は、前記属性値秘密鍵集合の要素の中から、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素の1つに一致する属性値秘密鍵を閾値以上の個数選択し、選択した要素に属性値から決まる定数をべき乗した上で、べき乗した要素の積をとることで前記部分復号鍵を生成し、
前記誤差修正鍵生成部は、前記誤差修正データと前記属性値集合とから、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素で、対応する属性値秘密鍵がないものを全て選択し、選択した要素に属性値から決まる定数をそれぞれ誤差修正データのべき乗した上で、べき乗した要素の積をとることで前記誤差修正鍵を生成することを特徴とする復号装置。 - 同じ位数の群G,GTで、群Gに属する2つの要素から群GTへの双線形写像が存在する2つの群G,GTを計算し、公開鍵、マスター鍵、属性値番号、ユーザ番号及び乱数が与えられ、属性値秘密鍵を生成して出力する鍵生成方法であって、
属性値秘密部が、前記属性値番号によって示される属性値と前記マスター鍵の1つの要素との和をとり、その逆数である属性値秘密を生成する処理と、
ユーザ秘密部が、前記ユーザ番号及び乱数を用いてユーザ固有の乱数を生成し、該ユーザ固有の乱数と前記公開鍵とからユーザ固有の秘密を生成する処理と、
ユーザ毎属性秘密鍵生成部が、前記ユーザ固有の秘密に、前記属性値秘密をべき乗してユーザ固有の属性値秘密鍵を生成する処理とを有する鍵生成方法。 - 請求項7に記載の鍵生成方法において、
前記ユーザ秘密部が、前記公開鍵の1つの要素に前記ユーザ固有の乱数をべき乗した要素と、前記公開鍵の他の要素に前記ユーザ固有の乱数の一次関数の出力をべき乗した要素とからなるユーザ固有の秘密を生成することを特徴とする鍵生成方法。 - 同じ位数の群G,GTで、群Gと群Gの積から群GTへの双線形写像が存在する二つの群G,GTを計算し、公開鍵、属性値集合、閾値及び乱数が与えられ、主暗号文、誤差修正データ及び属性値集合からなる共有鍵の暗号文と、共有鍵とを出力する暗号化方法であって、
ランダム要素生成部が、前記乱数からランダム要素を生成する処理と、
共有鍵生成部が、前記生成されたランダム要素と前記公開鍵とから前記共有鍵を生成する処理と、
主暗号文生成部が、前記生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記属性値集合とから前記主暗号文を生成する処理と、
誤差修正データ生成部が、前記生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記閾値と前記誤差修正データを生成する処理とを有する暗号化方法。 - 請求項9に記載の暗号化方法において、
前記主暗号文生成部が、前記属性値集合の要素から積と和を用いて生成できるデータの集合の各要素を、それぞれ異なる公開鍵の要素の1つにべき乗し、これらの積を取ることで、マスター鍵の1つの要素と前記属性値集合の1つの要素との和を、それぞれの属性値集合の各要素に対して生成し、これら全てと前記生成されたランダム要素の積をとったものを、前記公開鍵の所定の要素に乗じた値として生成し、
前記誤差修正データ生成部が、前記属性値集合の要素の数から閾値を引いた数の要素を前記誤差修正データとして生成し、前記誤差修正データの各要素は、前記公開鍵の所定の要素に前記ランダム要素をべき乗したものであることを特徴とする暗号化方法。 - 同じ位数の群G、GTで、群Gと群Gの積から群GTへの双線形写像が存在する2つの群G,GTを計算し、主暗号文、誤差修正データ及び属性値集合からなる共有鍵の暗号文と、公開鍵と、属性値秘密鍵集合とが与えられ、共有鍵を出力する復号方法であって、
部分復号鍵生成部が、前記属性値秘密鍵集合の要素の中から、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素の1つに一致するものを選択し、選択した属性値集合の要素から部分復号鍵を生成する処理と、
暗号文部分復号部が、前記生成された部分復号鍵と前記主暗号文とから誤差付共通鍵を生成する処理と、
誤差修正鍵生成部が、前記誤差修正データと前記属性値集合とから、前記属性値秘密鍵集合が前記属性値集合全ての要素に対する秘密鍵に対して不足していた秘密鍵に対応するデータである誤差修正鍵を生成する処理と、
誤差修正部が、前記生成された誤差付共有鍵と前記生成された誤差修正鍵とから前記共有鍵を生成する処理とを有する復号方法。 - 請求項11に記載の復号方法において、
前記部分復号鍵生成部が、前記属性値秘密鍵集合の要素の中から、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素の1つに一致する属性値秘密鍵を閾値以上の個数選択し、選択した要素に属性値から決まる定数をべき乗した上で、べき乗した要素の積をとることで前記部分復号鍵を生成し、
前記誤差修正鍵生成部が、前記誤差修正データと前記属性値集合とから、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素で、対応する属性値秘密鍵がないものを全て選択し、選択した要素に属性値から決まる定数をそれぞれ誤差修正データのべき乗した上で、べき乗した要素の積をとることで前記誤差修正鍵を生成することを特徴とする復号方法。 - 同じ位数の群G,GTで、群Gに属する2つの要素から群GTへの双線形写像が存在する2つの群G,GTの計算手段を有し、公開鍵、マスター鍵、属性値番号、ユーザ番号及び乱数が入力され、属性値秘密鍵を生成して出力する鍵生成装置に、
属性値秘密部が、前記属性値番号によって示される属性値と前記マスター鍵の1つの要素との和をとり、その逆数である属性値秘密を生成する手順と、
ユーザ秘密部が、前記ユーザ番号及び乱数を用いてユーザ固有の乱数を生成し、該ユーザ固有の乱数と前記公開鍵とからユーザ固有の秘密を生成する手順と、
ユーザ毎属性秘密鍵生成部が、前記ユーザ固有の秘密に、前記属性値秘密をべき乗してユーザ固有の属性値秘密鍵を生成する手順とを有する実行させるためのプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムにおいて、
前記ユーザ秘密部が、前記公開鍵の1つの要素に前記ユーザ固有の乱数をべき乗した要素と、前記公開鍵の他の要素に前記ユーザ固有の乱数の一次関数の出力をべき乗した要素とからなるユーザ固有の秘密を生成する手順を実行させるためのプログラム。 - 同じ位数の群G,GTで、群Gと群Gの積から群GTへの双線形写像が存在する二つの群G,GTの計算手段を有し、公開鍵、属性値集合、閾値及び乱数が入力され、主暗号文、誤差修正データ及び属性値集合からなる共有鍵の暗号文と、共有鍵とを出力する暗号化装置に、
ランダム要素生成部が、前記乱数からランダム要素を生成する手順と、
共有鍵生成部が、前記生成されたランダム要素と前記公開鍵とから前記共有鍵を生成する手順と、
主暗号文生成部が、前記生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記属性値集合とから前記主暗号文を生成する手順と、
誤差修正データ生成部が、前記生成されたランダム要素と前記公開鍵と前記閾値と前記誤差修正データを生成する手順とを実行させるためのプログラム。 - 請求項15に記載のプログラムにおいて、
前記主暗号文生成部が、前記属性値集合の要素から積と和を用いて生成できるデータの集合の各要素を、それぞれ異なる公開鍵の要素の1つにべき乗し、これらの積を取ることで、マスター鍵の1つの要素と前記属性値集合の1つの要素との和を、それぞれの属性値集合の各要素に対して生成し、これら全てと前記生成されたランダム要素の積をとったものを、前記公開鍵の所定の要素に乗じた値として生成する手順を実行させ、
前記誤差修正データ生成部が、前記属性値集合の要素の数から閾値を引いた数の要素を前記誤差修正データとして生成し、前記誤差修正データの各要素は、前記公開鍵の所定の要素に前記ランダム要素をべき乗したものとすることを特徴とするプログラム。 - 同じ位数の群G、GTで、群Gと群Gの積から群GTへの双線形写像が存在する2つの群G,GTの計算手段を有し、主暗号文、誤差修正データ及び属性値集合からなる共有鍵の暗号文と、公開鍵と、属性値秘密鍵集合とが入力され、共有鍵を出力する復号装置に、
部分復号鍵生成部が、前記属性値秘密鍵集合の要素の中から、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素の1つに一致するものを選択し、選択した属性値集合の要素から部分復号鍵を生成する手順と、
暗号文部分復号部が、前記生成された部分復号鍵と前記主暗号文とから誤差付共通鍵を生成する手順と、
誤差修正鍵生成部が、前記誤差修正データと前記属性値集合とから、前記属性値秘密鍵集合が前記属性値集合全ての要素に対する秘密鍵に対して不足していた秘密鍵に対応するデータである誤差修正鍵を生成する手順と、
誤差修正部が、前記生成された誤差付共有鍵と前記生成された誤差修正鍵とから前記共有鍵を生成する手順とを実行させるためのプログラム。 - 請求項17に記載のプログラムにおいて、
前記部分復号鍵生成部が、前記属性値秘密鍵集合の要素の中から、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素の1つに一致する属性値秘密鍵を閾値以上の個数選択し、選択した要素に属性値から決まる定数をべき乗した上で、べき乗した要素の積をとることで前記部分復号鍵を生成する手順と、
前記誤差修正鍵生成部が、前記誤差修正データと前記属性値集合とから、前記共有鍵の暗号文に含まれる属性値集合の要素で、対応する属性値秘密鍵がないものを全て選択し、選択した要素に属性値から決まる定数をそれぞれ誤差修正データのべき乗した上で、べき乗した要素の積をとることで前記誤差修正鍵を生成する手順とを実行させるためのプログラム。
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JPN6013001914; 境 隆一 等: '効率の良い新しい放送用暗号' 2007 年 暗号と情報セキュリティシンポジウム 論文集CD-ROM , 20070123, 3C3-1, (社)電子情報通信学会 * |
JPN6013001915; Jun Furukawa: 'Short Anonymous, Hierarchical Identity-Based Encryption and Hierarchical Identity-Coupled Broadcast' 2008 年 暗号と情報セキュリティシンポジウム論文集CD-ROM , 20080122, 4D2-5, (社)電子情報通信学会 * |
JPN7013000166; Joonsang Baek et al: 'New constructions of fuzzy identity-based encryption' SIACCS '07 Proceedings of the 2nd ACM symposium on Information, computer and communications security , 200703, p.368-370, ACM * |
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