JP5255875B2 - 液晶装置 - Google Patents
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Description
このような液晶装置として、一画素に対応して複数本の柱状スペーサを用い、スペーサの高さを変えて、高い方のスペーサが外部荷重により収縮したときに、低い方のスペーサもともに外部荷重を受けるようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、各画素の表示色に対応した色フィルタの厚さを異ならせることにより、各画素の液晶層の厚さを異ならせる液晶装置において、スペーサの高さを、スペーサの設置位置の液晶層の厚さと略等しくしたもの、が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
このように、スペーサの高さが十分に確保できない状態で基板の外面を押す力(押圧力)が作用すると、柱状スペーサが弾性変形して圧縮され、基板の間隔を保持しきれなくなるという課題がある。基板間隔を保持しきれずに基板同士が接触すると、各基板が導通して輝点や液晶の配向の乱れが発生してしまう。
しかし、セルギャップが小さく、柱状スペーサの高さが十分に確保できない場合には、製造工程による制約や製造装置等の制約から、高さの異なる柱状スペーサを製造するのは困難である。
すなわち、所定値よりも小さい外力に対しては初期状態で双方の基板に接している第一領域の柱状スペーサのみによって反力を発生させ、所定値以上の外力に対しては初期状態で一方の基板のみに接していた第二領域、第三領域及び第四領域の柱状スペーサによっても補助的に反力を発生させることができる。
また、カラーフィルタ層において層厚の異なる第一ないし第三着色層形成領域を設けることにより柱状スペーサと素子基板または対向基板との間の間隔が調整されているので、すべての柱状スペーサの高さを異ならせる必要がない。したがって、柱状スペーサの製造を容易にすることができる。
したがって、本発明の液晶装置によれば、従来よりも基板間隔(セルギャップ)が小さい場合であっても、基板の間隔を保持し、かつ液晶層に真空気泡が発生することを防止できる。
また、本発明の液晶装置は、前記遮光部は、前記対向基板上に形成されて複数の前記画素を区画する遮光膜であるとする。
また、本発明の液晶装置は、前記遮光部は、前記素子基板上の前記表示素子であるか、または前記表示素子に接続された配線であるとする。
図1(a)は液晶装置を各構成要素とともに対向基板の側から見た平面図であり、図1(b)は図1(a)のH−H’線に沿う断面図である。本実施形態の液晶装置100は、TFTアレイ基板10の外側(液晶層50の反対側)から入射した光が、TFTアレイ基板10、液晶層50及び対向基板20を透過して対向基板20の外側(液晶層50の反対側)に射出される透過型の液晶装置である。
そして、走査線3aから供給された走査信号S1、S2、‥、Smにより、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけオン状態にすると、データ線6aから供給された画像信号V1、V2、‥、Vnが、各画素の液晶に所定のタイミングで書き込まれるようになっている。
これにより、液晶に入射した光が変調されて階調表示が可能となっている。
図3に示すように、液晶装置100の画像表示領域には、一画素を構成するサブ画素D1、サブ画素D2、サブ画素D3が、平面視でマトリクス状に複数配置されている。
図4(a)に示すように、対向基板20には、サブ画素D1,D2,D3を区画する遮光膜(遮光部)22が格子状に形成され、液晶装置100の画像表示領域の各画素を平面視でマトリクス状に区画している。遮光膜22は、TFTアレイ基板10においてサブ画素D1,D2,D3の境界に沿って縦横に延びるデータ線6a、走査線3a、容量線3b等の配線及び表示素子であるTFT30と平面的に重なるように形成されている。なお、図4(a)及び図4(b)では、TFT30及び容量線3bの表示を省略している
すなわち、本実施形態では、データ線6a、走査線3a、容量線3b等の配線、TFT30及び遮光膜22が、TFTアレイ基板10の外側から入射した光を遮光する遮光部として機能している。
これら異なる色の着色層23R,23G,23Bが、対向基板20上に走査線3aの延在方向へ周期的に配置されて、カラーフィルタ層23が形成されている。そして、これら3つ異なる色の着色層23R,23G,23Bを備えたサブ画素D1,D2,D3により、液晶装置100の一つの画素A1が構成されている。
図4(b)に示すように、液晶装置100は、液晶層50を挟持して対向するTFTアレイ基板10と対向基板20とを備えている。
TFTアレイ基板10は、例えば、ガラスや石英、プラスチック等の透光性を有する材料により形成された基板本体10Aを備えている。図4(b)では図示を省略するが、基板本体10Aの液晶層50側には、酸化シリコン等からなる下地絶縁膜形成され、下地絶縁膜上には、上述のTFT30が形成されている。また、基板本体10A上には、走査線3a、容量線3b(図2参照)等の配線が形成され、層間絶縁膜11を介してデータ線6aが形成されている。
ここで、本実施形態では、複数の柱状スペーサ40の高さhは、配置された領域にかかわらず、略等しく均一に形成されている。
図5(a)に示すように、画素A2では、データ線6aに沿ってストライプ状に形成された赤(R)及び青(B)の着色層23R,23Bが部分的に形成されていない領域、すなわち着色層23R,23Bの非形成領域(第四領域)Nr,Nbと、着色層23Gが形成されている領域(第二領域)とを有している。
また、遮光部である走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なる領域には、柱状スペーサ40が配置されている。
図6(a)に示すように、画素A3では、データ線6aに沿ってストライプ状に形成された赤(R)及び緑(G)の着色層23R,23Gが部分的に形成されていない領域、すなわち着色層23R,23Gの非形成領域(第四領域)Nr,Ng、着色層23Bが形成されている領域(第三領域)とを有している。
また、遮光部である走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なる領域には、柱状スペーサ40が配置されている。
本実施形態の液晶装置100において、TFTアレイ基板10または対向基板20の外面(液晶層50と反対側の面)に押圧力が作用すると、まず、図4(b)に示す画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40が弾性変形して圧縮され、基板間隔C1〜C4が徐々に小さくなっていく。このとき、TFTアレイ基板10及び対向基板20の液晶層50側の面には、画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40により、基板間隔C1〜C4を維持しようとする反力が作用する。
押圧力がさらに大きくなると、着色層23G上の柱状スペーサ40が弾性変形して圧縮され、基板間隔C1〜C4が徐々に小さくなっていく。このとき、TFTアレイ基板10及び対向基板20の液晶層50側の面には、画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40と画素A2の着色層23G上に配置された柱状スペーサ40とにより、基板間隔C1〜C4を維持しようとする反力が作用する。
押圧力がさらに大きくなると、着色層23B上の柱状スペーサ40が弾性変形して圧縮され、基板間隔C1〜C4が徐々に小さくなっていく。このとき、TFTアレイ基板10及び対向基板20の液晶層50側の面には、画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40と、画素A2の着色層23G上に配置された柱状スペーサ40と、画素A3の着色層23B上に配置された柱状スペーサ40とにより、基板間隔C1〜C4を維持しようとする反力が作用する。
したがって、基板間隔C1〜C4が従来の液晶装置と比較して小さい場合であっても、柱状スペーサ40の製造を容易にすることができる。
例えば、一つの画素内で、緑(G)の着色層の形成領域を、その領域に配置された柱状スペーサが双方の基板に接する第一領域とし、赤(R)及び青(B)の着色層の非形成領域を、その領域に配置された柱状スペーサが素子基板と対向基板のいずれか一方に接する第四領域として、一つの画素内で基板間隔を2段階に調整してもよい。
この場合には、カラーフィルタ層(緑(G)の着色層)の形成領域(第一領域)に配置された柱状スペーサが圧縮され、カラーフィルタ層(赤(R)と青(B)の着色層)の非形成領域(第四領域)に配置された柱状スペーサが双方の基板に接触すると、双方の柱状スペーサにより基板間隔を維持することができる。したがって、同一画素内で基板間隔を2段階に調整した場合であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
同様に、青(B)の着色層の形成領域を第一領域とし、赤(R)、緑(G)の着色層の非形成領域を第四領域とすることもできる。
また、各基板の材料は、上述の材料に限られない。また、初期状態において一方の基板のみに接している柱状スペーサは、対向基板ではなく、素子基板であるTFTアレイ基板側に接していてもよい。
Claims (5)
- 表示素子を備えた複数の画素がマトリクス状に配置された素子基板と、前記画素の各々に対応するカラーフィルタ層を備えて前記素子基板に対向配置された対向基板と、前記素子基板と前記対向基板との間に挟持された液晶層と、前記素子基板と前記対向基板との基板間隔を規定する複数の柱状スペーサと、を備えた液晶装置であって、
前記柱状スペーサが前記素子基板及び前記対向基板の前記カラーフィルタ層における第一着色層形成領域の双方に接する第一領域と、
前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における前記第一着色層形成領域よりも層厚の小さい第二着色層形成領域に接する第二領域と、
前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における前記第二着色層形成領域よりも層厚の小さい第三着色層形成領域に接する第三領域と、
前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における着色層非形成領域に接する第四領域と、
を備えた液晶装置。 - 前記画素は、前記第一領域及び前記第四領域を有する第一画素と、前記第二領域及び前記第四領域を有する第二画素と、前記第三領域及び前記第四領域を有する第三画素とを有している請求項1記載の液晶装置。
- 前記素子基板と前記対向基板の少なくとも一方は複数の前記画素間に形成された遮光部を備え、前記柱状スペーサは前記遮光部の形成領域と平面的に重なる領域に配置されている請求項1記載の液晶装置。
- 前記遮光部は、前記対向基板上に形成されて複数の前記画素を区画する遮光膜である請求項3記載の液晶装置。
- 前記遮光部は、前記素子基板上の前記表示素子であるか、または前記表示素子に接続された配線である請求項3または請求項4に記載の液晶装置。
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