JP5255875B2 - 液晶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶装置に関するものである。
従来から、表示素子を備えた複数の画素がマトリクス状に配置された素子基板と、これら複数の画素の各々に対応するカラーフィルタ層を備えてその素子基板に対向配置された対向基板と、これら素子基板と対向基板との間に挟持された液晶層と、素子基板と対向基板との基板間隔を規定する複数の柱状スペーサと、を備えた液晶装置が知られている。
このような液晶装置として、一画素に対応して複数本の柱状スペーサを用い、スペーサの高さを変えて、高い方のスペーサが外部荷重により収縮したときに、低い方のスペーサもともに外部荷重を受けるようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、各画素の表示色に対応した色フィルタの厚さを異ならせることにより、各画素の液晶層の厚さを異ならせる液晶装置において、スペーサの高さを、スペーサの設置位置の液晶層の厚さと略等しくしたもの、が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−84289号公報 特開2006−98870号公報
しかしながら、上記従来の液晶装置では、液晶の応答速度の向上等、液晶の表示特性向上の要求から、液晶を挟持して対向する一対の基板の基板間隔であるセルギャップを小さくした場合には、柱状スペーサの高さが十分に確保できなくなる。
このように、スペーサの高さが十分に確保できない状態で基板の外面を押す力(押圧力)が作用すると、柱状スペーサが弾性変形して圧縮され、基板の間隔を保持しきれなくなるという課題がある。基板間隔を保持しきれずに基板同士が接触すると、各基板が導通して輝点や液晶の配向の乱れが発生してしまう。
これを避けるために柱状スペーサの配置密度を増加させると、基板の外面に衝撃力を受けた場合に、液晶層に真空気泡が発生しやすくなるという課題がある。このような課題を解決するためには、特許文献1のように、柱状スペーサの配置密度を増加させるとともに、高さを異ならせることが有効である。
しかし、セルギャップが小さく、柱状スペーサの高さが十分に確保できない場合には、製造工程による制約や製造装置等の制約から、高さの異なる柱状スペーサを製造するのは困難である。
そこで、この発明は、従来よりもセルギャップが小さい場合であっても、基板の間隔を保持することができ、かつ液晶層に真空気泡が発生することを防止できる液晶装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の液晶装置は、表示素子を備えた複数の画素がマトリクス状に配置された素子基板と、前記画素の各々に対応するカラーフィルタ層を備えて前記素子基板に対向配置された対向基板と、前記素子基板と前記対向基板との間に挟持された液晶層と、前記素子基板と前記対向基板との基板間隔を規定する複数の柱状スペーサと、を備えた液晶装置であって、前記柱状スペーサが前記素子基板及び前記対向基板の前記カラーフィルタ層における第一着色層形成領域の双方に接する第一領域と、前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における前記第一着色層形成領域よりも層厚の小さい第二着色層形成領域に接する第二領域と、前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における前記第二着色層形成領域よりも層厚の小さい第三着色層形成領域に接する第三領域と、前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における着色層非形成領域に接する第四領域と、を備えている。
このように構成することで、複数の柱状スペーサを配置したときに、カラーフィルタ層により、第一領域に配置された柱状スペーサは素子基板及び対向基板の双方に接し、その他の第二ないし第四領域に配置された柱状スペーサは素子基板または対向基板の一方に接する。そのため、いずれかの基板の外面に押圧力が作用すると、まず、双方の基板に接した第一領域の柱状スペーサが弾性変形して圧縮されて基板間隔が徐々に小さくなっていく。そして、第領域、第三領域及び第四領域に配置された柱状スペーサと基板との間間隙が順次無くなって双方の基板に接すると、これらの柱状スペーサによって双方の基板の液晶層側に基板の外面への押圧力に対する反力が作用する。
すなわち、所定値よりも小さい外力に対しては初期状態で双方の基板に接している第一領域の柱状スペーサのみによって反力を発生させ、所定値以上の外力に対しては初期状態で一方の基板のみに接していた第二領域、第三領域及び第四領域の柱状スペーサによっても補助的に反力を発生させることができる。
また、カラーフィルタ層において層厚の異なる第一ないし第三着色層形成領域を設けることにより柱状スペーサと素子基板または対向基板との間の間隔が調整されているので、すべての柱状スペーサの高さを異ならせる必要がない。したがって、柱状スペーサの製造を容易にすることができる。
したがって、本発明の液晶装置によれば、従来よりも基板間隔(セルギャップ)が小さい場合であっても、基板の間隔を保持し、かつ液晶層に真空気泡が発生することを防止できる。
また、本発明の液晶装置は、前記素子基板と前記対向基板の少なくとも一方は複数の前記画素間に形成された遮光部を備え、前記柱状スペーサは前記遮光部の形成領域と平面的に重なる領域に配置されているとする。
また、本発明の液晶装置は、前記遮光部は、前記対向基板上に形成されて複数の前記画素を区画する遮光膜であるとする。
また、本発明の液晶装置は、前記遮光部は、前記素子基板上の前記表示素子であるか、または前記表示素子に接続された配線であるとする。
このように構成することで、柱状スペーサを画素間の遮光された領域に配置して表示に影響を与えることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図面では、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材ごとに縮尺を適宜変更している。
図1(a)は液晶装置を各構成要素とともに対向基板の側から見た平面図であり、図1(b)は図1(a)のH−H’線に沿う断面図である。本実施形態の液晶装置100は、TFTアレイ基板10の外側(液晶層50の反対側)から入射した光が、TFTアレイ基板10、液晶層50及び対向基板20を透過して対向基板20の外側(液晶層50の反対側)に射出される透過型の液晶装置である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態の液晶装置100では、TFTアレイ基板(素子基板)10と対向基板20とがシール材52を介して貼り合わされ、このシール材52によって区画された領域内に液晶層50が封入されている。シール材52の外側の周辺回路領域には、データ信号駆動回路101及び外部回路実装端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って形成されており、この一辺に隣接する2辺に沿って走査信号駆動回路104が形成されている。
液晶層50を挟んで対向するようにして、TFTアレイ基板10の液晶層50側に複数の画素電極9が形成され、対向基板20の液晶層50側に共通電極21が形成されている。対向基板20の角部においては、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的導通をとるための基板間導通材106が配設されている。
図2は、薄膜トランジスタ(以下、TFTという)を用いた液晶装置の等価回路図である。液晶装置の画像表示領域には、データ線6a及び走査線3aが格子状に配置され、両者の交点付近には、画像表示単位であるサブ画素が配置されている。マトリクス状に配置された複数のサブ画素には、それぞれ画素電極9が設けられている。画素電極9の側方には、画素電極9への通電制御を行うためのスイッチング素子であるTFT30が形成されている。このTFT30のソースには、データ線6aが電気的に接続されている。
各データ線6aには画像信号V1、V2、‥、Vnが供給される。TFT30のゲートには、走査線3aが電気的に接続されている。走査線3aには、所定のタイミングでパルス的に走査信号S1、S2、‥、Smが供給される。またTFT30のドレインには、画素電極9が電気的に接続されている。
そして、走査線3aから供給された走査信号S1、S2、‥、Smにより、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけオン状態にすると、データ線6aから供給された画像信号V1、V2、‥、Vnが、各画素の液晶に所定のタイミングで書き込まれるようになっている。
液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号V1、V2、‥、Vnは、画素電極9と後述する共通電極との間に形成される液晶容量で一定期間保持される。また保持された画像信号V1、V2、‥、Vnがリークするのを防止するため、画素電極9と容量線3bとの間に蓄積容量70が形成され、液晶容量と並列に配置されている。そして、上記のように液晶に電圧信号が印加されると、印加された電圧レベルにより液晶の配向状態が変化する。
これにより、液晶に入射した光が変調されて階調表示が可能となっている。
図3は、液晶装置100の画像表示領域におけるTFTアレイ基板10の一画素に相当する領域を対向基板20側から見た拡大平面図である。
図3に示すように、液晶装置100の画像表示領域には、一画素を構成するサブ画素D1、サブ画素D2、サブ画素D3が、平面視でマトリクス状に複数配置されている。
サブ画素D1,D2,D3の各々には、平面視で略矩形状の透明な画素電極9が形成されている。サブ画素D1,D2,D3の境界には、上述のように、TFT30に接続される配線であるデータ線(遮光部)6aと走査線(遮光部)3aとが、それぞれサブ画素D1,D2,D2の縦横の境界に沿って延びるように配置されている。そして、データ線6aと走査線3aとの交差部の近傍には、液晶装置100の表示素子の一部であるTFT(遮光部)30が形成されている。
図4(a)は、液晶装置100の画像表示領域における表示単位である画素A1を対向基板20の外側(液晶層50の反対側)から見た拡大平面図である。
図4(a)に示すように、対向基板20には、サブ画素D1,D2,D3を区画する遮光膜(遮光部)22が格子状に形成され、液晶装置100の画像表示領域の各画素を平面視でマトリクス状に区画している。遮光膜22は、TFTアレイ基板10においてサブ画素D1,D2,D3の境界に沿って縦横に延びるデータ線6a、走査線3a、容量線3b等の配線及び表示素子であるTFT30と平面的に重なるように形成されている。なお、図4(a)及び図4(b)では、TFT30及び容量線3bの表示を省略している
すなわち、本実施形態では、データ線6a、走査線3a、容量線3b等の配線、TFT30及び遮光膜22が、TFTアレイ基板10の外側から入射した光を遮光する遮光部として機能している。
対向基板20は、サブ画素D1,D2,D3のそれぞれに、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)等の異なる色の着色層23R,23G,23Bを備えている。着色層23R,23G,23Bは、TFTアレイ基板10上に配置されたデータ線6aの延在方向に沿って、対向基板20上に複数の画素A1,・・・に跨ってストライプ状に形成されている。
これら異なる色の着色層23R,23G,23Bが、対向基板20上に走査線3aの延在方向へ周期的に配置されて、カラーフィルタ層23が形成されている。そして、これら3つ異なる色の着色層23R,23G,23Bを備えたサブ画素D1,D2,D3により、液晶装置100の一つの画素A1が構成されている。
また、図4(a)に示す画素A1では、データ線6aに沿ってストライプ状に形成された着色層23Rが形成されている領域(第一領域)と、着色層23G,23Bが部分的に形成されていない領域、すなわち着色層23G,23Bの非形成領域(第領域)Ng,Nbを有している。これら着色層23G,23Bの非形成領域Ng,Nbは、それぞれ、遮光部である走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なるように形成され、対向基板20の外側から見て遮光膜22の形成領域の内側に完全に隠れるようになっている。また、走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なる領域には、柱状スペーサ40が配置されている。
図4(b)は、図4(a)のI−I’線に沿う部分断面図である。
図4(b)に示すように、液晶装置100は、液晶層50を挟持して対向するTFTアレイ基板10と対向基板20とを備えている。
TFTアレイ基板10は、例えば、ガラスや石英、プラスチック等の透光性を有する材料により形成された基板本体10Aを備えている。図4(b)では図示を省略するが、基板本体10Aの液晶層50側には、酸化シリコン等からなる下地絶縁膜形成され、下地絶縁膜上には、上述のTFT30が形成されている。また、基板本体10A上には、走査線3a、容量線3b(図2参照)等の配線が形成され、層間絶縁膜11を介してデータ線6aが形成されている。
層間絶縁膜11上には、データ線6aを覆うように層間絶縁膜12が形成されている。そして、層間絶縁膜12上には、上述の画素電極9(図3参照)が形成されている。またTFTアレイ基板10の液晶層50側の面には、画素電極9及び層間絶縁膜12を覆うように、液晶分子の配向を規定する配向膜13が形成されている。TFTアレイ基板10の外側(液晶層50の反対側)には、偏光板や位相差板等の光学フィルム17が接合されている。また、TFTアレイ基板10の外側には、LED等の光源61、導光板62、反射板63等を備えたバックライト装置60が配置されている。
対向基板20は、TFTアレイ基板10の基板本体10Aと同様の基板本体20Aを備えている。基板本体20A上には、例えば、クロム等、遮光性を有する材料によって上述の遮光膜22が形成されている。遮光膜22上には、各々のサブ画素D1,D2,D3に対応して赤(R)、緑(G)、青(G)のストライプ状の着色層23R,23G,23Bを有するカラーフィルタ層23が形成されている。
また、遮光膜22上には、カラーフィルタ層23を覆うように共通電極21が対向基板20の液晶層50側の面にベタ状に形成されている。共通電極21上には、対向基板20の液晶層50側の面に、液晶分子の配向を規定する配向膜24が形成されている。また、対向基板20の外側(液晶層50と反対側)には、偏光板や位相差板等の光学フィルム25が接合されている。
また、対向基板20の液晶層50側には、カラーフィルタ層23の形成領域である赤(R)の着色層23Rの形成領域(第一領域)と、カラーフィルタ層23の非形成領域(第領域)である緑(G)、青(B)の着色層23G,23Bの非形成領域Ng、Nbとによって段差が形成されている。すなわち、画素A1では、カラーフィルタ層23の形成領域における基板間隔C2が、カラーフィルタ層23の非形成領域Ng,Nbにおける基板間隔C1よりも小さくなっている。
そして、カラーフィルタ層23の形成領域である着色層23R上に配置された柱状スペーサ40は、TFTアレイ基板10と対向基板20との双方に接している。一方、カラーフィルタ層23の非形成領域Ng,Nbに配置された柱状スペーサ40は対向基板20のみに接し、TFTアレイ基板10との間には間隙G1が形成されている。
ここで、本実施形態では、複数の柱状スペーサ40の高さhは、配置された領域にかかわらず、略等しく均一に形成されている。
図5(a)は、液晶装置100の画像表示領域における画素A1とは別の画素A2を、対向基板20の外側(液晶層50と反対側)から見た拡大平面図である。図5(b)は、図5(a)のJ−J'線に沿う部分断面図である。
図5(a)に示すように、画素A2では、データ線6aに沿ってストライプ状に形成された赤(R)及び青(B)の着色層23R,23Bが部分的に形成されていない領域、すなわち着色層23R,23Bの非形成領域(第領域)Nr,Nbと、着色層23Gが形成されている領域(第二領域)とを有している。
これらカラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Nbは、それぞれ、遮光部である走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なるように形成され、対向基板20の外側(液晶層50と反対側)から見て遮光膜22の形成領域の内側に完全に隠れるようになっている。
また、遮光部である走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なる領域には、柱状スペーサ40が配置されている。
図5(b)に示すように、対向基板20の液晶層50側には、カラーフィルタ層23の形成領域である着色層23Gの形成領域(第二領域)と、カラーフィルタ層23の非形成領域Nr、Nbとの間に段差が形成されている。すなわち、画素A2では、カラーフィルタ層23の形成領域における基板間隔C3が、カラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Nbにおける基板間隔C1よりも小さくなっている。
ここで、図5(b)に示す緑(G)の着色層23Gの厚さTgは、図4(b)に示す画素A1の赤(R)の着色層23Rの厚さTrよりも小さくなっている。すなわち、着色層23Rと着色層23Gとの関係では、着色層23Rの形成領域が厚肉領域であり、着色層23Gの形成領域が薄肉領域となっている。そのため、カラーフィルタ層23において、画素A1の着色層23Rと画素A2の着色層23Gとの間には段差が形成される。このため、画素A2のカラーフィルタ層23の形成領域である着色層23G上に配置された柱状スペーサ40は対向基板20のみに接し、TFTアレイ基板10との間には間隙G2が形成されている。
また、カラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Nbに配置された柱状スペーサ40も対向基板20のみに接し、TFTアレイ基板10との間には間隙G1が形成されている。そして、この間隙G1は、着色層23G上に配置された柱状スペーサ40とTFTアレイ基板10との間の間隙G2よりも大きくなっている。
図6(a)は、液晶装置100の画像表示領域における画素A1,A2とは別の画素A3を、対向基板20の外側(液晶層50の反対側)から見た拡大平面図である。図6(b)は、図6(a)のK−K'線に沿う部分断面図である。
図6(a)に示すように、画素A3では、データ線6aに沿ってストライプ状に形成された赤(R)及び緑(G)の着色層23R,23Gが部分的に形成されていない領域、すなわち着色層23R,23Gの非形成領域(第領域)Nr,Ng、着色層23Bが形成されている領域(第三領域)とを有している。
これらカラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Ngは、それぞれ、遮光部である走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なるように形成され、対向基板20の外側から見て遮光膜22の形成領域の内側に完全に隠れるようになっている。
また、遮光部である走査線3a及び遮光膜22の形成領域と平面的に重なる領域には、柱状スペーサ40が配置されている。
図6(b)に示すように、対向基板20の液晶層50側には、カラーフィルタ層23の形成領域である着色層23Bの形成領域(第領域)と、カラーフィルタ層23の非形成領域Nr、Ngとによって段差が形成されている。すなわち、画素A3では、カラーフィルタ層23の形成領域における基板間隔C4が、カラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Ngにおける基板間隔C1よりも小さくなっている。
ここで、図6(b)に示す画素A3の青(B)の着色層23Bの厚さTbは、図4に示す画素A1の赤(R)の着色層23Rの厚さTr及び図5(b)に示す画素A2の緑(G)の着色層23Gの厚さTgよりも小さくなっている。すなわち、赤(R)及び緑(G)の着色層23R,23Gと、青(B)の着色層23Bとの関係では、赤(R)及び緑(G)の着色層23R,23Gの形成領域が厚肉領域であり、青(B)の着色層23Bの形成領域が薄肉領域となっている。そのため、カラーフィルタ層23において、画素A3の着色層23Bと、画素A1の着色層23Rとの間には段差が形成されている。また、画素A3の着色層23Bと、画素A2の着色層23Gとの間にも比較的小さな段差が形成されている。
このため、画素A3のカラーフィルタ層23の形成領域である着色層23B上に配置された柱状スペーサ40は対向基板20のみに接し、TFTアレイ基板10との間には間隙G3が形成されている。また、カラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Ngに配置された柱状スペーサ40も対向基板20のみに接し、TFTアレイ基板10との間には間隙G1が形成されている。そして、この間隙G1は、着色層23G上に配置された柱状スペーサ40とTFTアレイ基板10との間の間隙G3よりも大きくなっている。また、間隙G3は、図5(b)に示す画素A2において着色層23G上に配置された柱状スペーサ40とTFTアレイ基板10との間の間隙G2よりも大きくなっている。
すなわち、本実施形態の液晶装置100では、画像表示領域において、上述のように異なる画素A1,A2,A3がそれぞれ複数形成され、柱状スペーサ40が配置される遮光部(走査線3a及び遮光膜22の形成領域)にカラーフィルタ層23の形成領域(着色層23R,23G,23B)と非形成領域Nr,Ng,Nbとが形成されている。また、カラーフィルタ層23は赤(R)の着色層23Rの厚さTrが最も大きく形成され、次いで緑(G)の着色層23Rの厚さTgが大きく形成され、青(B)の着色層23Bの厚さTbが最も小さく形成されている。
そのため、最も厚さの大きい着色層23R上に配置された柱状スペーサ40はTFTアレイ基板10及び対向基板20の双方に接し、その他の領域に配置された柱状スペーサ40は対向基板20のみに接している。また、画素A1、A2,A3のカラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Ng,Nbに配置された柱状スペーサ40とTFTアレイ基板10との間の間隙G1が最も大きく、次いで画素A2の着色層23G上に配置された柱状スペーサ40とTFTアレイ基板10との間の間隙G2が大きく、画素A3の着色層23B上に配置された柱状スペーサ40とTFTアレイ基板10との間の間隙G3が最も小さくなっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の液晶装置100において、TFTアレイ基板10または対向基板20の外面(液晶層50と反対側の面)に押圧力が作用すると、まず、図4(b)に示す画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40が弾性変形して圧縮され、基板間隔C1〜C4が徐々に小さくなっていく。このとき、TFTアレイ基板10及び対向基板20の液晶層50側の面には、画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40により、基板間隔C1〜C4を維持しようとする反力が作用する。
押圧力が所定の値を超えると、図5(b)に示す画素A2において間隙G2が無くなり、着色層23G上の柱状スペーサ40がTFTアレイ基板10及び対向基板20の双方に接する。
押圧力がさらに大きくなると、着色層23G上の柱状スペーサ40が弾性変形して圧縮され、基板間隔C1〜C4が徐々に小さくなっていく。このとき、TFTアレイ基板10及び対向基板20の液晶層50側の面には、画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40と画素A2の着色層23G上に配置された柱状スペーサ40とにより、基板間隔C1〜C4を維持しようとする反力が作用する。
押圧力がさらに大きくなると、図6(b)に示す画素A3において間隙G3が無くなり、着色層23B上の柱状スペーサ40がTFTアレイ基板10及び対向基板20の双方に接する。
押圧力がさらに大きくなると、着色層23B上の柱状スペーサ40が弾性変形して圧縮され、基板間隔C1〜C4が徐々に小さくなっていく。このとき、TFTアレイ基板10及び対向基板20の液晶層50側の面には、画素A1の着色層23R上に配置された柱状スペーサ40と、画素A2の着色層23G上に配置された柱状スペーサ40と、画素A3の着色層23B上に配置された柱状スペーサ40とにより、基板間隔C1〜C4を維持しようとする反力が作用する。
押圧力がさらに大きくなると、画素A1〜A3において間隙G1が無くなり、カラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Ng,Nbに配置された柱状スペーサ40がTFTアレイ基板10及び対向基板20の双方に接する。これにより、TFTアレイ基板10及び対向基板20の液晶層50側の面には、液晶装置100の画像表示領域に配置されたすべての柱状スペーサ40により反力が作用する。
このように、本実施形態の液晶装置100は、TFTアレイ基板10または対向基板20の外面への押圧力が所定の値よりも小さい場合には、画素A1のカラーフィルタ層23の形成領域に配置された柱状スペーサ40のみによって反力を発生させることができる。そして、所定の値以上の力に対しては、画素A2のカラーフィルタ層23の形成領域に配置された柱状スペーサ40、画素A3のカラーフィルタ層23の形成領域に配置された柱状スペーサ40、画素A1〜A3のカラーフィルタ層23の非形成領域Nr,Ng,Nbによって、補助的な反力を段階的に発生させることができる。
したがって、本実施形態の液晶装置100によれば、画像表示領域における柱状スペーサ40の配置密度を増加させても、TFTアレイ基板10及び対向基板20の法線方向における剛性が必要以上に大きくなることが防止できる。そのため、TFTアレイ基板10または対向基板20の外面に衝撃力が作用した場合であっても、液晶層50に真空気泡が発生することを防止できる。
また、液晶層50に真空気泡が発生することを防止しつつ、画像表示領域における柱状スペーサ40の配置密度を増加させ、押圧力に対する反力を十分に発生させることができる。したがって、基板間隔C1〜C4が小さい場合であっても、TFTアレイ基板10または対向基板20の外面に押圧力が作用した場合に、TFTアレイ基板10と対向基板20とが接触することを防止して、輝点の発生の防止及び液晶の配向が乱れることを防止できる。
また、カラーフィルタ層23に設けられた着色層23R、着色層23G、着色層23B、及び非形成領域Nr,Ng,Nbにより段差が形成され、基板間隔C1〜C4がそれぞれ異なるように調整されているので、TFTアレイ基板10と対向基板20の双方に接する柱状スペーサ40の高さhと、対向基板20のみに接する柱状スペーサ40の高さhとを異ならせる必要がない。
したがって、基板間隔C1〜C4が従来の液晶装置と比較して小さい場合であっても、柱状スペーサ40の製造を容易にすることができる。
また、柱状スペーサ40が配置されている領域は、液晶装置100の遮光部である遮光膜22及び走査線3aの形成領域と平面的に重なっているので、柱状スペーサ40を画素A1,A2,A3間の遮光された領域に配置して、液晶装置100の表示に影響を与えることを防止できる。
以上説明したように、本実施形態の液晶装置100によれば、従来よりも基板間隔(セルギャップ)C1〜C4が小さい場合であっても、TFTアレイ基板10と対向基板20の間隔を保持して表示不良を防止することができ、かつ液晶層50に真空気泡が発生することを防止できる。
尚、この発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上述の実施形態では、一画素内のサブ画素の全てに対応して柱状スペーサを配置しているが、柱状スペーサを配置しない画素やサブ画素があってもよい。具体的には、膜厚の大きい赤(R)の着色層上には柱状スペーサを配置せず、緑(G)と青(B)の着色層上のいずれか一方または双方に柱状スペーサを配置しても良い。また、カラーフィルタ層の非形成領域を形成せず、着色層の厚さの差異を利用して双方の基板に接する柱状スペーサと一方の基板のみに接する柱状スペーサを形成しても良い。
また、上述の実施形態では、3つの異なる画素において赤(R)の着色層の形成領域を柱状スペーサが素子基板と対向基板の双方に接する第一領域、緑(G)、青(B)の着色層の形成領域および着色層の非形成領域を柱状スペーサが素子基板と対向基板のいずれか一方に接する第二乃至第四領域として、柱状スペーサと基板との間隔を4段階に調整した。しかし、第一領域は赤(R)の着色層の形成領域に限られない。また、基板間隔は一画素内で調整してもよい。
例えば、一つの画素内で、緑(G)の着色層の形成領域を、その領域に配置された柱状スペーサが双方の基板に接する第一領域とし、赤(R)及び青(B)の着色層の非形成領域を、その領域に配置された柱状スペーサが素子基板と対向基板のいずれか一方に接する第領域として、一つの画素内で基板間隔を2段階に調整してもよい。
この場合には、カラーフィルタ層(緑(G)の着色層)の形成領域(第一領域)に配置された柱状スペーサが圧縮され、カラーフィルタ層(赤(R)と青(B)の着色層)の非形成領域(第領域)に配置された柱状スペーサが双方の基板に接触すると、双方の柱状スペーサにより基板間隔を維持することができる。したがって、同一画素内で基板間隔を2段階に調整した場合であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
同様に、青(B)の着色層の形成領域を第一領域とし、赤(R)、緑(G)の着色層の非形成領域を第領域とすることもできる。
た、基板に作用する押圧力の大きさや範囲によっては、カラーフィルタ層の非形成領域は設けなくても良い。この場合には、カラーフィルタ層の薄肉領域と圧肉領域との厚さの差により段差を形成し、厚肉領域に配置された柱状スペーサが双方の基板に接し、薄肉領域に配置された柱状スペーサが一方の基板のみに接するようにすることで、上述の実施形態で説明した液晶装置と同様の効果を得ることができる。
また、柱状スペーサは、データ線、容量線、TFT等を遮光部として、これらと平面的に重なるように配置しても良い。
また、各基板の材料は、上述の材料に限られない。また、初期状態において一方の基板のみに接している柱状スペーサは、対向基板ではなく、素子基板であるTFTアレイ基板側に接していてもよい。
本発明の実施の形態における液晶装置を示す概略構成図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のH−H’線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態における液晶装置の等価回路図である。 本発明の実施の形態における液晶装置の一画素を示す拡大平面図である。 本発明の実施の形態における液晶装置の拡大図であり、(a)は画素の平面図、(b)はI−I’線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態における液晶装置の拡大図であり、(a)は画素の平面図、(b)はJ−J’線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態における液晶装置の拡大図であり、(a)は画素の平面図、(b)はK−K’線に沿う断面図である。
符号の説明
3a 走査線(遮光部、配線)、3b 容量線(遮光部、配線)、6a データ線(遮光部、配線)、9 画素電極(表示素子)、10 TFTアレイ基板(素子基板)、20 対向基板、22 遮光膜(遮光部)、23 カラーフィルタ層、30 TFT(表示素子、遮光部)、40 柱状スペーサ、50 液晶層、A1,A2,A3 画素、C1,C2,C3,C4 基板間隔、h 高さ、Nb,Ng,Nr 非形成領域(カラーフィルタ層が形成されていない領域)、Tr,Tg,Tb 厚さ(層厚)

Claims (5)

  1. 表示素子を備えた複数の画素がマトリクス状に配置された素子基板と、前記画素の各々に対応するカラーフィルタ層を備えて前記素子基板に対向配置された対向基板と、前記素子基板と前記対向基板との間に挟持された液晶層と、前記素子基板と前記対向基板との基板間隔を規定する複数の柱状スペーサと、を備えた液晶装置であって、
    記柱状スペーサが前記素子基板及び前記対向基板の前記カラーフィルタ層における第一着色層形成領域の双方に接する第一領域と、
    前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における前記第一着色層形成領域よりも層厚の小さい第二着色層形成領域に接する第二領域と
    前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における前記第二着色層形成領域よりも層厚の小さい第三着色層形成領域に接する第三領域と、
    前記柱状スペーサが前記素子基板または前記対向基板の前記カラーフィルタ層における着色層非形成領域に接する第四領域と、
    を備えた液晶装置。
  2. 前記画素は、前記第一領域及び前記第四領域を有する第一画素と、前記第二領域及び前記第四領域を有する第二画素と、前記第三領域及び前記第四領域を有する第三画素とを有している請求項1記載の液晶装置。
  3. 前記素子基板と前記対向基板の少なくとも一方は複数の前記画素間に形成された遮光部を備え、前記柱状スペーサは前記遮光部の形成領域と平面的に重なる領域に配置されている請求項1記載の液晶装置。
  4. 前記遮光部は、前記対向基板上に形成されて複数の前記画素を区画する遮光膜である請求項3記載の液晶装置。
  5. 前記遮光部は、前記素子基板上の前記表示素子であるか、または前記表示素子に接続された配線である請求項3または請求項4に記載の液晶装置。
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