JP5254704B2 - 中継局および無線通信中継方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信端末と基地局との無線通信を中継可能な中継局および無線通信中継方法に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)端末等に代表される無線通信端末が普及し、場所や時間を問わず通話や情報入手が可能となった。特に昨今では、入手可能な情報量も増加の一途を辿り、大容量のデータをダウンロードするため高速かつ高品質な無線通信方式が取り入れられるようになってきた。
このような高速デジタル無線通信方式の一つとして、IEEE802.11やWiMAX(例えば、非特許文献1)に代表されるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplex Access:直交周波数分割多元接続)方式が挙げられる。OFDMA方式は、データの多重化方式の一つに分類され、単位時間軸上で多数の搬送波を利用し、変調対象となる信号波の位相が隣り合う搬送波間で直交するように搬送波の帯域を一部重ね合わせて周波数帯域を有効利用する方式である。また、OFDMA方式は、個別のユーザ毎に時分割でサブチャネルを割り当てているOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式に対して、複数のユーザが全サブチャネルを共有し、各ユーザにとって最も伝送効率のよいサブチャネルを割り当てることを特徴としている。
上述したWiMAX等次世代の高速無線通信方式において2.5GHz帯またはそれ以上の高周波数帯を使用する場合、障害物が多い等、電波状態が悪い領域では基地局1つに対する通信可能範囲(カバレージ)が小さくなり、周囲をすべて賄うには多数の基地局を配設しなければならない。また、電波の回り込みも抑制されるため、屋内においては圏外となる可能性が高くなる。
そこで、基地局装置と無線通信端末とを中継する中継局を設置することで、ビル等の障害物による遮蔽から生じるシャドウイングの影響等により、サービスエリア内にも拘わらず基地局と通信を行うことができない範囲を減少させることが可能な技術が開示されている(例えば、特許文献1)。また、このような中継局でマルチホップする場合のフレームのスケジューリング技術も開示されている(例えば、特許文献2)。
また、中継局は、ビルや塔に固定設置したものに限らず、バスや電車等、人が乗降可能な移動体に設置することもできる。移動体に設置された中継局は、無線通信端末との相対的な位置関係を維持することが可能なので、無線通信端末の安定した通信を確保できる。
特開2006−74325号公報 特開2008−118659号公報 「Mobile WiMAX ? Part I:A Technical Overview and Performance Evaluation」Prepared on Behalf of the WiMAX Forum, February 21, 2006, http://www.intel.com/netcomms/technologies/wimax/WiMAX_Overview_v2.pdf
このような中継局は、基地局に対して無線通信端末と同じシーケンスで無線通信を実行するため、無線通信システム(ネットワーク)側では当該中継局を無線通信端末として認識することとなる。そのため、当該中継局と無線通信を実行した、即ち基地局と直接無線通信を実行していない無線通信端末を、無線通信システムに対し無線通信端末として認識させることができなかった。従って、中継局の配下にある無線通信端末を無線通信システムに認識させるため、中継局においては、特別な仕組み、例えば、中継局と無線通信システムの間で伝送される通信データのカプセル化等の実施が必要となる。このような特別な仕組みは、無線通信端末の接続数の迅速な把握を困難にすると共に、基地局は当該カプセルの内容を知ることができないので、無線通信システム内の処理が煩雑になるといった弊害を招いていた。
本発明は、このような問題に鑑み、中継局を介した無線通信端末であっても、直接通信する場合と同様に無線通信システムに認識させることで、中継局を管理する特別な仕組みを要することなく、無線通信端末との通信を適切に実行することが可能な、中継局および無線通信中継方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、無線通信端末と基地局との無線通信を中継可能な中継局であって、基地局との無線通信を実行する端末通信部と、1または複数の無線通信端末と無線通信を実行する基地局通信部と、無線通信端末に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを基地局に割り当てられた通信帯域に再配置し、基地局に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを無線通信端末に割り当てられた通信帯域に再配置するデータ再配置部と、基地局通信部と無線通信を実行している無線通信端末に基地局からハンドオーバ要求があった場合、ハンドオーバ要求の無線通信端末への伝達を止め、基地局にハンドオーバを遂行しない旨を返信する要求拒否部と、を備えることを特徴とする。
かかる構成により、無線通信端末からの通信データを、通信データの内容を変更しなくとも透過的に基地局に送信でき、また、基地局からの通信データを透過的に無線通信端末に送信できる。従って、中継局を介した無線通信端末であっても、直接通信する場合と同様に無線通信端末として無線通信システムに認識させることができ、中継局を管理する特別な仕組みを要することなく、無線通信端末との通信を適切に実行することが可能となる。また、中継局は、現行の基地局と移行先の基地局に同時に対応する必要がなくなり、処理負荷の増大および高価なRF回路を複数採用することによるハードウェアコストの増大を回避することが可能となる。
基地局との通信に割り当てられた通信帯域の伝送容量は、1または複数の無線通信端末との通信に割り当てられた通信帯域の伝送容量の和以上あってもよい。
少なくとも、基地局との通信に割り当てられた通信帯域として、無線通信端末との通信に割り当てられた通信帯域の伝送容量の和(積算分)と等しい伝送容量を確保することで、無線通信端末または基地局から中継局に伝送された通信データの内容を変更しなくとも、透過的に基地局または無線通信端末に伝送することが可能となる。
中継局は、無線通信端末に対して認証サーバとして機能し、基地局からの暗号化通信データを復号し無線通信端末に送信可能な通信データとして暗号化し、無線通信端末の暗号化通信データを復号し基地局に送信可能な通信データとして暗号化する認証機能部をさらに備えてもよい。
基地局と端末通信部、または基地局通信部と無線通信端末のそれぞれの通信経路では、その電波環境に応じた適切なQoS(Quality Of Service)が適用される。従って、上記2つの通信経路を跨いで通信データを送信する場合、異なるQoS間のデータ形式変換を実行しなければならない。無線通信システムに認証サーバが採用されている場合、中継局では、かかるデータ形式変換を実行するために当該通信データを一度復号しなければならない。本発明では、認証サーバとして機能する認証機能部を自局に設けることで、データ形式変換後の通信データに再暗号化を施すことができ、無線通信端末に特別な処理を実行させることなく、無線通信端末の通信を適切に実行することが可能となる。
無線通信端末と基地局との無線通信はOFDMA方式によって為される。基地局通信部が複数の無線通信端末と無線通信を実行した場合においても、無線通信がOFDMAであれば、端末通信部による基地局との無線通信に各通信帯域を適切に割り当てることができるので、1つのRF回路によって上述した発明を遂行することができ、処理負荷やハードウェアコストの削減を図ることができる。
本発明の代表的な他の構成は、無線通信端末と基地局との無線通信を中継する無線通信中継方法であって、基地局との無線通信を実行し、1または複数の無線通信端末と無線通信を実行し、無線通信端末に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを基地局に割り当てられた通信帯域に再配置し、基地局に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを無線通信端末に割り当てられた通信帯域に再配置し、無線通信を実行している無線通信端末に基地局からハンドオーバ要求があった場合、ハンドオーバ要求の無線通信端末への伝達を止め、基地局に該ハンドオーバを遂行しない旨を返信することを特徴とする。
上述した中継局の技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該無線通信中継方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、中継局を介した無線通信端末であっても、直接通信する場合と同様に無線通信システムに認識させることで、中継局を管理する特別な仕組みを要することなく、無線通信端末との通信を適切に実行することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
携帯電話やPHS端末等に代表される無線通信端末は、複数配された基地局と広帯域の無線通信システムを構築し、この無線通信システムを通じて他の無線通信端末や通信網上のサーバと通信を実行する。さらに、WiMAX等次世代の高速無線通信方式においては、通信可能範囲(カバレージ)の縮小化を回避するため、電波状態が悪い、ビルが密集しているところや、電波状態が著しく変化する移動体に、基地局として機能する中継局を設け無線通信システムの一部を担わせることができる。
ここでは、本実施形態の理解を容易にするため、まず中継局を含む無線通信システム全体の概略的な構成を説明し、その後で無線通信システムを構成する各装置の具体的な動作を説明する。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システム100の概略的な構成を示したブロック図である。当該無線通信システム100は、無線通信端末110(110A、110B)と、基地局120(120A、120B)と、中継局130と、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線、インターネット、専用回線等で構成される通信網140と、中継サーバ150と、認証サーバ160とを含んで構成される。
ここでは、無線通信端末110としては、携帯電話、PHS端末、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等無線通信可能な様々な電子機器を用いることもできる。
また、認証サーバ160は、無線通信端末110に対して認証・秘匿シーケンスによる認証(AAA:Authentication(認証)、Authorization(認可)、Accounting(アカウンティング))を実行するサーバである。かかる認証・秘匿シーケンスとしては、IEEE802.1xにおけるEAP−TTLS(Extensible Authentication Protocol-Tunneled Transport Layer Security )またはEAP−TLS(Extensible Authentication Protocol-Transport Layer Security )といった方式が用いられる。
上述した無線通信システム100において、ユーザが自身の無線通信端末110Aから他の無線通信端末110Bへの通信を実行する場合、無線通信端末110Aは、通信可能範囲内にある基地局120Aに無線接続要求を行う。無線接続要求を受信した基地局120Aは、通信網140を介して中継サーバ150に通信相手との通信接続を要求し、中継サーバ150は、他の無線通信端末110Bの位置登録情報を参照し、他の無線通信端末110Bの無線通信範囲内にある基地局120Bを抽出して基地局120Aと基地局120Bとの通信経路を確保し、無線通信端末110Aと無線通信端末110Bの通信を実行する。
ここで、ユーザが移動体170としての例えば電車に乗った場合、無線通信端末110Aは、基地局120Aと直接ではなく、中継局130を介した間接通信に切り換わる。かかる中継局130は、移動体170に固定され移動体170と共に移動し、カバレージを移動体内まで広げる役割を担う。かかる移動体170としては、自動車、バス、電車(列車)、船舶、航空機等、人が乗降可能な様々な乗り物を適用できる。
移動体内に乗ってきたユーザが有する無線通信端末110Aと中継局130とは、空き座席を探す等の動作が生じない限り互いの位置関係が変化することなく共に移動し、また両者の間を遮蔽する障壁も無いため、安定した無線通信を確保することが可能となる。従って、無線通信端末110Aは、移動体170の移動に拘わらず、中継局130を介して他の無線通信端末110Bとの通信を安定して維持することができる。
このとき、移動体170に設置された中継局130は、基地局120Aに対して無線通信端末110と同じシーケンスで通信確立を行うため、無線通信システム100では当該中継局130を無線通信端末110として認識する。しかし、当該中継局130と無線通信を実行している無線通信端末110Aは、基地局120と直接無線通信を実行していないので無線通信システム100に無線通信端末110Aとしては認識されない。本実施形態では、中継局130を介した無線通信端末110であっても、直接通信する場合と同様に無線通信システム100に認識させることで、中継局130を管理する特別な仕組みを要することなく、無線通信端末110との通信を適切に実行することを目的としている。
以下、無線通信システム100を構成する無線通信端末110、基地局120、中継局130について個々に説明する。
(無線通信端末110)
図2は、無線通信端末110のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図3は、無線通信端末110の外観を示した斜視図である。無線通信端末110は、端末制御部210と、端末メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入力部218と、音声出力部220と、端末無線通信部222とを含んで構成される。
端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により無線通信端末110全体を管理および制御する。端末制御部210は、端末メモリ212のプログラムを用いて、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も遂行する。端末メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。
表示部214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、端末メモリ212に記憶された、または通信網140を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebコンテンツやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
音声入力部218は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時等に入力されたユーザの音声を無線通信端末110内で処理可能な電気信号に変換する。音声出力部220は、スピーカで構成され、無線通信端末110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、音声出力部220は、着信音や、操作部216の操作音、アラーム音等も出力できる。端末無線通信部222は、通信網140における基地局120または中継局130との無線通信を実行する。端末無線通信部222には、OFDMA方式の他、OFDM方式、TDMA(時分割多重接続:Time Division Multiple Access)方式等様々な無線通信方式を適用することができる。
(基地局120)
図4は、基地局120の概略的な構成を示したブロック図である。基地局120は、基地局制御部250と、基地局メモリ252と、基地局無線通信部254と、基地局有線通信部256とを含んで構成される。
基地局制御部250は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により基地局120全体を管理および制御する。基地局メモリ252は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、基地局制御部250で処理されるプログラム等を記憶する。
基地局無線通信部254は、無線通信端末110または中継局130と、例えばOFDMA方式等による無線通信を実行し、無線通信端末110または中継局130との通信状態に応じて、QoSを適応的に変更することもできる(適応変調)。基地局有線通信部256は、通信網140を介して中継サーバ150を含む様々なサーバと接続することができる。
(中継局130)
図5は、中継局130の概略的な構成を示したブロック図である。中継局130は、中継局制御部310と、中継局メモリ312と、中継局無線通信部314とを含んで構成される。かかる中継局130は、ビルや塔に固定設置したものに限らず、移動体170に設置することもできる。
中継局制御部310は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により中継局130全体を管理および制御する。中継局メモリ312は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、中継局制御部310で処理されるプログラム等を記憶する。中継局無線通信部314は、無線通信端末110と基地局120との無線通信を実行し、無線通信端末110と基地局120とを中継する。また、中継局無線通信部314は、基地局通信部350と、接続制御部352と、端末通信部354と、データ再配置部356と、認証機能部358と、要求拒否部360として機能する。
基地局通信部350は、無線通信端末110に対する通信に関して基地局として機能し、OSI参照モデルにおける物理層(レイヤ1)およびデータリンク層(レイヤ2)を担う。基地局通信部350は、図5に示すように、基本的に中継局1つに対して1つだけ設けられる。また、船舶、航空機等のある程度広い空間に適用される場合、複数で構成することもできる。かかる基地局通信部350により、無線通信端末110は、基地局とではなく中継局130と無線通信を実行したとしても、あたかも基地局120と無線通信を実行しているかの如く動作する。
接続制御部352は、基地局通信部350に無線通信端末110が複数接続された場合、そのチャネル制御を行う(MACトレーサ機能)。また、接続制御部352は、基地局通信部350と無線通信を実行している無線通信端末110との通信状態に応じて、QoSを適応的に変更することもできる(適応変調)。
端末通信部354は、基地局120に対する通信に関して無線通信端末110として機能し、OSI参照モデルにおける物理層およびデータリンク層を担う。本実施形態では、基地局120との無線通信にOFDMA方式が用いられるため、上述した基地局通信部354が複数の無線通信端末110と無線通信を実行できる場合においても、単一の端末通信部354(RF回路)で基地局120との無線通信をすべて収容することができる。これは1つの端末通信部354のリソースで複数の無線通信端末110の通信を時間方向および帯域方向に分割して許容できるからである。
本実施形態では、OFDMA方式に基づいて端末通信部354を1つのみ設ける構成を説明しているが、かかる場合に限らず、OFDMA方式において、また、他の通信方式において端末通信部354を複数設けることも可能である。このように端末通信部354を複数設けた場合、それぞれを異なる基地局120に独立して通信を実行させることができる。
また、端末通信部354は、端末通信部354による基地局120との無線通信確立で確保された通信帯域と等しい量の通信帯域を分配するように、無線通信端末110と無線通信を実行する。
図6は、端末通信部354による通信帯域の確保を説明するための説明図である。例えば、3つの無線通信端末110A、110B、110Cが中継局130に順次通信要求してきた場合、中継局130の端末通信部354は無線通信システム100に対して通信帯域の割り当て要求を行う。そして、端末通信部354は、図中(a)のように無線通信端末110Aとしての通信帯域Aと、無線通信端末110Bとして通信帯域Bと、無線通信端末110Cとしての通信帯域Cとを同チャネル内で確保する。そして、基地局通信部350は、確保された通信帯域と伝送容量が等しくなるように各無線通信端末110A、110B、110Cとの通信帯域を図中(b)、(c)、(d)のように割り当てる。こうして、基地局120と無線通信端末110との透過転送(有効データの変更を伴わない転送)が可能となる。
ここで、図中(a)に示した基地局120に割り当てられた通信帯域A、B、Cの配置と、図中(b)、(c)、(d)に示した無線通信端末110A、110B、110Cに割り当てられた通信帯域A、B、Cの配置とが異なっているが、これは、基地局120と中継局130との間と、中継局130と無線通信端末110との間では、通信環境が相異するため最適な無線帯域の配置が異なるからである。
このように、少なくとも、基地局120との通信に割り当てられた通信帯域として、無線通信端末110との通信に割り当てられた通信帯域の伝送容量の和(積算分)と等しい伝送容量を確保することで、無線通信端末110または基地局120から中継局130に伝送された通信データ(有効データ)の内容を変更しなくとも、透過的に基地局120または無線通信端末110に伝送することが可能となる。従って、中継局130を介した無線通信端末110であっても、直接通信する場合と同様に無線通信端末110として無線通信システム100に認識させることができ、中継局130を管理する特別な仕組みを要することなく、無線通信端末110との通信を適切に実行することが可能となる。
データ再配置部356は、無線通信端末110に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを基地局120に割り当てられた通信帯域に再配置し、基地局120に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを無線通信端末110に割り当てられた通信帯域に再配置する。かかる構成により、無線通信端末110からの通信データを、通信データの内容を変更しなくとも透過的に基地局に送信でき、また、基地局120からの通信データを透過的に無線通信端末110に送信できる。
図7は、通信データの送受信の構成を概略的に説明するための説明図である。従来では、中継局130を無線通信端末110として認識させていたが、その配下の無線通信端末110を認識させることができなかったので、中継局130において無線通信端末110との通信データのカプセル化を行っていた。本実施形態のデータ再配置部356では、無線通信端末110と基地局通信部350との無線通信において抽出されるMACメッセージを、端末通信部354から基地局120にトンネリング(透過転送)する機能を有している。
従って、端末通信部354は無線通信端末110のオリジナルの端末IDに基づいて基地局120に位置登録を行うことが可能となる。詳細には、基地局通信部350が無線通信端末110との通信確立において流れるMACメッセージから無線通信端末110の端末情報(MACアドレス、IPアドレス、位置登録情報)を抽出し、端末通信部354は、そのオリジナル情報(例えば端末ID)を用いてあたかも当該無線通信端末110であるかのように基地局120(無線通信システム100)への位置登録を行う。特に無線通信システム100の中継サーバ150等に端末情報を送信する場合や、実際の通信データを送受信する場合に透過的にそのままデータを転送する。
ただし、上述したように、基地局120と中継局130との間と、中継局130と無線通信端末110との間では、通信環境が相異するため無線帯域の配置は等しくなるとは限らず、その時々の最適な無線帯域の配置が選択される。
認証機能部358は、無線通信端末110を認証するために必要なIDや証明書を有す認証サーバ160として機能し、EAP−TTLSまたはEAP−TLPのような方式を用いて、基地局120からの暗号化通信データを復号し無線通信端末110に送信可能な通信データとして暗号化し、無線通信端末110の暗号化通信データを復号し基地局120に送信可能な通信データとして暗号化する。また、かかる暗号化に用いられる暗号化鍵は、認証サーバ160同様、所定周期、例えば30秒毎に変更され、秘匿性が高められる。
基地局120と端末通信部354、または基地局通信部350と無線通信端末110のそれぞれの通信経路では、その電波環境に応じた適切なQoSが適用される。従って、上記2つの通信経路を跨いで通信データを送信する場合、異なるQoS間のデータ形式変換を実行しなければならない。変調方式、通信速度およびコーデックの異なるQoSとして、例えば、256QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM、16QAM、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、BPSK(Binary PSK)を採用した場合、各QoSはその通信速度に応じてパケット長が異なるので、データ形式の変換を要することとなる。
一方、無線通信システム100に認証サーバ160が採用されている場合、中継局130では、かかるデータ形式変換を実行するために当該通信データを一度復号しなければならない。例えば、上述した例では、各QoSのパケット長が異なるが、認証サーバ160による暗号化は基本的にパケット単位で実行されるので、復号後にパケット長を再編成して暗号化するといった処理が生じる。本実施形態では、認証サーバとして機能する認証機能部358を自局に設けることで、データ形式変換後の通信データに再暗号化を施すことができ、無線通信端末110に特別な処理を実行させることなく、無線通信端末110の通信を適切に実行することが可能となる。
要求拒否部360は、基地局通信部350と無線通信を実行している無線通信端末110に基地局120からハンドオーバ要求があった場合、ハンドオーバ要求の無線通信端末110への伝達を止め、基地局120にハンドオーバを遂行しない旨を返信する。
リソースに対して無線通信端末110の数が偏った場合等、基地局120から無線通信端末110に対してハンドオーバを促す場合がある(ハンドオーバ要求)。しかし、無線通信端末110は実際には中継局130の配下にあるので、単純にハンドオーバを受け入れるべきではなく、また、中継局130のカバレージの確保といった存在理由から、無線通信端末110と中継局130との通信は安定しているとみなすことができる。従って、本実施形態においては、中継局130の配下にある無線通信端末110は、ハンドオーバを敢えて回避する。
かかる構成により、中継局130は、現行の基地局120と移行先の基地局120に同時に対応する必要がなくなり、処理負荷の増大および高価なRF回路を複数採用することによるハードウェアコストの増大を回避することが可能となる。
以上、説明した中継局130によって、中継局130を介した無線通信端末110であっても、直接通信する場合と同様に無線通信システム100に認識させることで、中継局130を管理する特別な仕組みを要することなく、無線通信端末110との通信を適切に実行することが可能となる。
(無線通信中継方法)
次に、無線通信端末110と、基地局120と、中継局130とを用いて無線通信を実行する無線通信中継方法を詳細に説明する。
かかる無線通信中継方法では、通信要求(Ranging)やデータチャネル確立(Service Flow 確立)等、無線通信システム100における中継サーバ150等のコアネットワーク部へのアクセスが不要な処理については、基地局120と端末通信部354、基地局通信部350と無線通信端末110との通信経路がそれぞれ独立して(閉じた状態で)動作する。
しかし、端末能力の通知(SBC−REQ(Subscriber Station Basic Capability Request))や端末位置登録の通知(REG−REQ(Registration Request))等の、無線通信端末110の固有情報(MACアドレス等)を用いて無線通信システム100における中継サーバ150等のコアネットワーク部へのアクセスを要する処理については、基地局通信部350が無線通信中に無線通信端末110から受信したMACメッセージから端末情報を取得し、その情報を端末通信部354に透過転送する。以下に、基地局120と端末通信部354、基地局通信部350と無線通信端末110との通信経路がそれぞれ独立して動作する場合と、透過転送する場合との処理動作を詳述する。
図8は、無線通信端末110と中継局130との無線確立処理を説明するためのシーケンス図である。無線通信端末110は、キャリアセンスの結果に基づき中継局130に対して通信要求すると、基地局通信部350と無線通信端末110との間の閉じた通信経路で無線通信が開始される(S400)。
続いて、無線通信端末110が、中継サーバ150へのアクセスが必要な、端末能力通知(SBC−REQ)の通知を行う場合、無線通信端末110は、基地局通信部350に端末能力を通知し(S402)、基地局通信部350は、その端末能力を保持する(S404)と共に、端末通信部354にその情報を透過転送する(S406)。端末通信部354は、端末能力を受けて、基地局120との無線通信を開始し(S408)、かかる端末能力を基地局120に通知する(S410)。
また、端末通信部354は、無線通信システム100からの応答である端末能力の応答(SBC−RSP)を受けて(S412)、応答のあった端末能力を保持し(S414)、基地局通信部350にその端末能力を透過転送する(S416)。基地局通信部350は、無線通信端末110に対して端末能力を応答する(S418)。こうして、基地局120および無線通信端末110は、あたかも直接通信しているかの如く、端末能力の設定を実行できる。
続いて、認証サーバ160は送信相手である無線通信端末110を認証する。具体的に、認証サーバ160は無線通信端末110として中継局130の端末通信部354を認証し、それと連動して認証機能部358は無線通信端末110を認証する(S420)。
無線通信端末110が端末登録情報の通知(REG−REQ)を行う場合、無線通信端末110は、基地局通信部350に端末登録情報を通知し(S430)、基地局通信部は、その端末登録情報を保持する(S432)と共に、端末通信部354にその情報を透過転送する(S434)。端末通信部354は、かかる端末登録情報を基地局120に通知し(S436)、無線通信システム100からの端末登録情報の応答(REQ−RSP)を受けて(S438)、応答のあった端末登録情報を保持し(S440)、基地局通信部350にその情報を透過転送する(S442)。基地局通信部350は、無線通信端末110に端末登録情報を応答する(S444)。
こうして端末登録が為されると、基地局120と端末通信部354、基地局通信部350と無線通信端末110との通信経路においてそれぞれデータチャネルが確立される(S446)。
このとき、基地局通信部350は、端末通信部354から取得した通信データを透過的に無線通信端末110に送信しているが、基地局通信部350で対応していない機能、例えば高速ハンドオーバ、ビームフォーミング、QoSや、IDのようにそのまま透過的に使用できないものについては、基地局通信部350自体でその旨判断して適宜メッセージ内容を修正して無線通信端末110に送信する。
図9は、暗号化通信データによる通信データの流れを説明するためのシーケンス図である。図9における端末認証(S420)までの動作は、図8における動作と実質的に等しいので、同一の符号を付すことでかかる動作の説明を省略する。
端末認証(S420)が、基地局120と端末通信部354、基地局通信部350と無線通信端末110との通信経路それぞれにおいて完了すると、認証サーバ160および認証機能部358はそれぞれ暗号化鍵および復号鍵を生成し、端末通信部354および無線通信端末110に送信する(S450)、端末通信部354および無線通信端末110は、かかる暗号化鍵および復号鍵を取得し(S452)、その暗号化鍵および復号鍵を用いて以降の通信データを暗号化および復号する。同様に、認証サーバ160および認証機能部358は、それぞれ基地局120および基地局通信部350に、暗号化鍵および復号鍵を送信する(S454)、基地局120および基地局通信部350は、かかる暗号化鍵および復号鍵を取得し(S456)、その暗号化鍵および復号鍵を用いて以降の通信データを暗号化および復号する。
こうして設定された暗号化鍵および復号鍵によって、基地局120と端末通信部354、基地局通信部350と無線通信端末110との通信経路では、暗号化通信データが送受信されるが(S458)、端末通信部354および基地局通信部350で暗号化通信データを復号することができるので、端末通信部354と基地局通信部350間では非暗号化通信データが伝達され(S460)、容易にデータ形式を変換することができる。
かかる無線通信中継方法においても、中継局130を介した無線通信端末110であっても、直接通信する場合と同様に無線通信システム100に認識させることで、中継局130を管理する特別な仕組みを要することなく、無線通信端末110との通信を適切に実行することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の無線通信中継方法における各工程は、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、無線通信端末と基地局との無線通信を中継可能な中継局および無線通信中継方法に利用することができる。
無線通信システムの概略的な構成を示したブロック図である。 無線通信端末のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 無線通信端末の外観を示した斜視図である。 基地局の概略的な構成を示したブロック図である。 中継局の概略的な構成を示したブロック図である。 端末通信部による通信帯域の確保を説明するための説明図である。 通信データの送受信の構成を概略的に説明するための説明図である。 無線通信端末と中継局との無線確立処理を説明するためのシーケンス図である。 暗号化通信データによる通信データの流れを説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
100 …無線通信システム
110 …無線通信端末
120 …基地局
130 …中継局
160 …認証サーバ
350 …基地局通信部
352 …接続制御部
354 …端末通信部
356 …データ再配置部
358 …認証機能部
360 …要求拒否部

Claims (5)

  1. 無線通信端末と基地局との無線通信を中継可能な中継局であって、
    前記基地局との無線通信を実行する端末通信部と、
    1または複数の前記無線通信端末と無線通信を実行する基地局通信部と、
    前記無線通信端末に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを前記基地局に割り当てられた通信帯域に再配置し、前記基地局に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを前記無線通信端末に割り当てられた通信帯域に再配置するデータ再配置部と、
    前記基地局通信部と無線通信を実行している無線通信端末に前記基地局からハンドオーバ要求があった場合、該ハンドオーバ要求の該無線通信端末への伝達を止め、該基地局に該ハンドオーバを遂行しない旨を返信する要求拒否部と、を備えることを特徴とする中継局。
  2. 前記基地局との通信に割り当てられた通信帯域の伝送容量は、前記1または複数の無線通信端末との通信に割り当てられた通信帯域の伝送容量の和以上あることを特徴とする請求項1に記載の中継局。
  3. 前記無線通信端末に対して認証サーバとして機能し、前記基地局からの暗号化通信データを復号し前記無線通信端末に送信可能な通信データとして暗号化し、前記無線通信端末の暗号化通信データを復号し前記基地局に送信可能な通信データとして暗号化する認証機能部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の中継局。
  4. 前記無線通信端末と基地局との無線通信はOFDMA方式によって為されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の中継局。
  5. 無線通信端末と基地局との無線通信を中継する無線通信中継方法であって、
    前記基地局との無線通信を実行し、
    1または複数の前記無線通信端末と無線通信を実行し、
    前記無線通信端末に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを前記基地局に割り当てられた通信帯域に再配置し、
    前記基地局に割り当てられた通信帯域に含まれる通信データを前記無線通信端末に割り当てられた通信帯域に再配置し、
    無線通信を実行している無線通信端末に前記基地局からハンドオーバ要求があった場合、該ハンドオーバ要求の該無線通信端末への伝達を止め、該基地局に該ハンドオーバを遂行しない旨を返信することを特徴とする無線通信中継方法。
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